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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-06
(45)【発行日】2023-06-14
(54)【発明の名称】コンテンツ提供方法及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20230607BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20230607BHJP
   H04N 21/258 20110101ALI20230607BHJP
   H04N 21/262 20110101ALI20230607BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06F13/00
H04N21/258
H04N21/262
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2020161466
(22)【出願日】2020-09-25
(65)【公開番号】P2022027374
(43)【公開日】2022-02-10
【審査請求日】2020-09-25
(31)【優先権主張番号】10-2020-0095643
(32)【優先日】2020-07-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2019年9月27日 次のウエッブサイトで公開 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nhn.android.webtoon&h1=en
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】520498343
【氏名又は名称】ネイバーウェブトゥーン リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ユン ジョンウン
(72)【発明者】
【氏名】ノ ジフン
(72)【発明者】
【氏名】パク エリー ジウン
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】アン ヒジェ
(72)【発明者】
【氏名】キム スンイク
(72)【発明者】
【氏名】パク ソンス
(72)【発明者】
【氏名】キム ヘンソン
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュヨン
【審査官】原 忠
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-529577(JP,A)
【文献】特開2005-235170(JP,A)
【文献】特開2002-117658(JP,A)
【文献】特開2003-331145(JP,A)
【文献】特開2002-074191(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
G06F 13/00
H04N 21/258
H04N 21/262
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器から、特定のコンテンツに対する閲覧要請を受信するステップと、
前記閲覧要請に応答し、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目を提供するステップと、
前記電子機器を介して、前記複数の項目のいずれかの項目が選択されることに応答し、特定の前記エピソードの商品タイプに応じて、前記特定のエピソードの提供に関する第1及び第2プロセスのいずれかのプロセスを行うステップとを含み、
前記特定のエピソードの商品タイプは、無料商品タイプ及び有料商品タイプのいずれかであり、
前記特定のエピソードの商品タイプが前記無料商品タイプである場合、前記第1プロセスが行われ、
前記第1プロセスは、
前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが、前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有しているか否かを判断せず、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程を含み、
前記特定のエピソードの商品タイプが前記有料商品タイプである場合、前記第2プロセスが行われ、
前記第2プロセスは、
前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有しているか否かを判断する過程を含み、
前記複数の項目のうち、有料エピソード閲覧券を使用可能な前記有料商品タイプのエピソードに対応する項目の一領域には、前記特定のユーザーアカウントに割り当てられた前記有料エピソード閲覧券が使用可能であることを知らせ、前記特定のエピソードを閲覧できる期限を含むグラフィック客体が含まれ、前記特定のユーザーアカウントには、前記有料商品タイプのエピソードを閲覧できるように、既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が割り当てられ、前記有料エピソード閲覧券には、前記既設定された周期の間のみ使用可能であるように使用期限が設定されており、前記特定のユーザーアカウントに対して前記既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる場合、直前の周期で割り当てられた未使用の有料エピソード閲覧券を消滅させ、新しい使用期限が設定された有料エピソード閲覧券を再度割り当てる、コンテンツ提供方法。
【請求項2】
前記第2プロセスは、
前記特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有している場合、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程をさらに含む、請求項1に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項3】
前記第2プロセスは、
前記特定のエピソードの提供に基づいて、前記特定のユーザーアカウントに割り当てられた前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引く過程をさらに含む、請求項2に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項4】
前記有料エピソード閲覧券は、既設定された条件に該当するコンテンツに対してのみ使用可能であり、
前記特定のコンテンツが前記既設定された条件に該当するコンテンツである場合、前記ユーザーアカウントに保有されている前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数を含む報知情報を提供するステップをさらに含み、
前記報知情報は、
前記複数の項目と共に、前記電子機器の一領域に出力される、請求項3に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項5】
前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれることに基づいて、前記電子機器の一領域に出力された前記報知情報がアップデートされるステップをさらに含む、請求項4に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項6】
前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれることに基づいて、前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数が存在していない場合、
前記報知情報は、
前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる時点に関する時間情報を含むようにアップデートされる、請求項5に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項7】
前記特定のユーザーアカウントに対して前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる場合、前記特定のユーザーアカウントがログインされた電子機器に前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられたことを知らせる報知情報を提供するステップをさらに含み、
前記報知情報は、
前記既設定された周期で前記電子機器上に提供される、請求項3に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項8】
前記報知情報は、
前記有料エピソード閲覧券で閲覧した履歴のあるエピソードを含むコンテンツの情報を含む、請求項7に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項9】
前記有料エピソード閲覧券は、既設定された条件に該当するコンテンツに対してのみ使用可能であり、
前記第2プロセスでは、
前記特定のコンテンツが前記既設定された条件に該当するコンテンツである場合、前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれ、
前記特定のコンテンツが前記既設定された条件に該当するコンテンツではない場合、前記特定のユーザーアカウントに保有されている電子マネーが支払い処理される、請求項3に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項10】
前記第2プロセスは、
前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引き、又は前記電子マネーを支払い処理する前に、
前記有料商品タイプに設定された前記特定のエピソードの商品タイプが、前記無料商品タイプに切り替えられる時点が既設定された期間以内である場合、前記特定のエピソードの商品タイプの切り替え時点に対する案内情報を提供する過程をさらに含む、請求項9に記載のコンテンツ提供方法。
【請求項11】
電子機器から特定のコンテンツに対する選択要請を受信する通信部と、
前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードを保存する保存部と、
前記選択要請に応答し、前記複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目が前記電子機器上に提供されるように前記通信部を制御する制御部とを含み、
前記制御部は、
前記電子機器を介して、前記複数の項目のいずれかの項目が選択されることに応答し、特定の前記エピソードの商品タイプに応じて、前記特定のエピソードの提供に関する第1及び第2プロセスのいずれかのプロセスを行い、
前記特定のエピソードの商品タイプは、無料商品タイプ及び有料商品タイプのいずれかであり、
前記特定のエピソードの商品タイプが前記無料商品タイプである場合、前記第1プロセスが行われ、
前記第1プロセスは、
前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが、前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有しているか否かを判断せず、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程を含み、
前記特定のエピソードの商品タイプが前記有料商品タイプである場合、前記第2プロセスが行われ、
前記第2プロセスは、
前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有しているか否かを判断する過程を含み、
前記複数の項目のうち、有料エピソード閲覧券を使用可能な前記有料商品タイプのエピソードに対応する項目の一領域には、前記特定のユーザーアカウントに割り当てられた前記有料エピソード閲覧券が使用可能であることを知らせ、前記特定のエピソードを閲覧できる期限を含むグラフィック客体が含まれ、前記特定のユーザーアカウントには、前記有料商品タイプのエピソードを閲覧できるように、既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が割り当てられ、前記有料エピソード閲覧券には、前記既設定された周期の間のみ使用可能であるように使用期限が設定されており、前記特定のユーザーアカウントに対して前記既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる場合、直前の周期で割り当てられた未使用の有料エピソード閲覧券を消滅させ、新しい使用期限が設定された有料エピソード閲覧券を再度割り当てる、コンテンツ提供システム。
【請求項12】
電子機器上で実行されるアプリケーションを用いたコンテンツ提供方法において、
前記電子機器上に出力される前記アプリケーションの実行画面を介して、特定のコンテンツが選択されるステップと、
前記特定のコンテンツの選択に基づいて、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目が出力されるステップと、を含み、
前記複数の項目が出力されるステップでは、
前記複数の項目と共に、
前記複数のエピソードのうち、有料エピソードに対して閲覧可能な有料エピソード閲覧券と関連した報知情報が共に出力され、
前記有料エピソード閲覧券に対する情報は、
前記電子機器にログインされたユーザーアカウントに保有されている前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数を含み、
前記複数の項目のうち、前記有料エピソード閲覧券を使用可能な前記有料エピソードに対応する項目の一領域には、前記ユーザーアカウントに割り当てられた前記有料エピソード閲覧券が使用可能であることを知らせ、前記有料エピソードを閲覧できる期限を含むグラフィック客体が含まれ、前記ユーザーアカウントには、前記有料エピソードを閲覧できるように、既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が割り当てられ、前記有料エピソード閲覧券には、前記既設定された周期の間のみ使用可能であるように使用期限が設定されており、前記ユーザーアカウントに対して前記既設定された周期ごとに前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる場合、直前の周期で割り当てられた未使用の有料エピソード閲覧券を消滅させ、新しい使用期限が設定された有料エピソード閲覧券を再度割り当てる、アプリケーションを用いたコンテンツ提供方法。
【請求項13】
前記複数の項目のうち、前記有料エピソードに対応する特定の項目が選択された場合、前記特定の項目に対応するエピソードが提供されるステップをさらに含み、
前記報知情報に含まれた前記残余使用可能回数は、
前記特定の項目に対応するエピソードが提供されることに基づいて、変更される、請求項12に記載のコンテンツ提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ提供方法、及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
技術が発展するに伴って、デジタルデバイスの活用度が高まっている。特に、電子機器(例えば、スマートフォン、タブレットPC等)は、電話やテキストメッセージのような通信機能はもちろん、インターネットを活用したウェブサーフィン、音楽鑑賞、映像コンテンツの視聴のように様々な機能を備えている。
【0003】
このような電子機器の大衆化に後押しされ、コンテンツに対する消費が急増しており、このようなコンテンツの代表的な例として、ウェブトゥーン(WEBTOON)が存在する。
【0004】
ここで、ウェブトゥーンは、インターネット通信網を介して連載して配布する漫画であって、ウェブ(web)とカートゥーン(cartoon)との合成語である。
【0005】
このようなウェブトゥーンに対する消費が増加し続けるにつれて、多様な事業者(又はウェブトゥーン関連のサービス事業者)は、自社のサービスを利用し続けるユーザー(又は消費者、購読者)を確保するために、様々なサービスを開発している。
【0006】
例えば、韓国特許出願公開第10-2018-0119005号(回して見る機能を用いたウェブトゥーン提供方法)では、オンライン上でウェブトゥーンを所有しているユーザーが、他のユーザーに回して見ることを許諾することによって、ウェブトゥーンの一部分を読んでみたユーザーが購入可否を選択できるようにすることによって、ユーザーは自分が望む内容のウェブトゥーンを購入することができる方法を提案している。
【0007】
しかし、このような方法は、新規なユーザーを誘致するのに効果的であるが、固定的に自社のサービスを利用することができるユーザーを確保するには限界がある。
【0008】
これによって、持続的にコンテンツを消費することができるユーザーを確保すると共に、コンテンツに対する消費を増加させることができるニーズが依然として存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】韓国特許出願公開第10-2018-0119005号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、持続的にコンテンツを消費するように誘導することが可能なコンテンツ提供方法及びシステムを提供する。
【0011】
さらに、本発明は、有料コンテンツに対して、ユーザーがより容易に接近できるようにするコンテンツ提供方法及びシステムを提供する。
【0012】
その際、本発明は、ユーザーが関心を持っている有料コンテンツを無料で利用できる方法を提供することによって、ユーザーがより経済的にコンテンツを消費することができるコンテンツ提供方法及びシステムを提供する。
【0013】
また、本発明は、有料コンテンツを利用するために、ユーザーが不要な財貨を費やすことを防止することができるコンテンツ提供方法及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前記課題を解決するために、本発明によるコンテンツ提供方法は、電子機器から、特定のコンテンツに対する選択要請を受信するステップと、前記選択要請に応答し、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目を提供するステップと、前記電子機器を介して、前記複数の項目のいずれかの項目が選択されることに応答し、前記いずれかの項目に対応する特定のエピソードの商品タイプを判断するステップと、前記特定のエピソードの商品タイプに応じて、前記特定のエピソードの提供に関する第1及び第2プロセスのいずれかのプロセスを行うステップとを含むことができる。
【0015】
ここで、前記第1プロセスは、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程を含み、前記第2プロセスは、前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する利用権限を保有しているか否かを判断する過程を含むことができる。
【0016】
前記特定のエピソードの商品タイプは、無料商品タイプ及び有料商品タイプのいずれかであり得る。
【0017】
本発明によるコンテンツ提供方法では、前記特定のエピソードの商品タイプが無料商品タイプである場合、前記第1プロセスが行われ得る。その際、前記第1プロセスは、前記特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する利用権限を保有しているか否かを判断せず、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供することができる。
【0018】
さらに、本発明によるコンテンツ提供方法では、前記特定のエピソードの商品タイプが有料商品タイプである場合、前記第2プロセスが行われ得る。その際、前記第2プロセスは、判断結果、前記特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する利用権限を保有している場合、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程をさらに含むことができる。
【0019】
一方、前記第2プロセスは、前記特定のエピソードの提供に基づいて、前記特定のユーザーアカウントに割り当てられた有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引く過程をさらに含むことができる。
【0020】
本発明によるコンテンツ提供システムは、電子機器から特定のコンテンツに対する選択要請を受信する通信部と、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードを保存する保存部と、前記選択要請に応答し、前記複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目が前記電子機器上に提供されるように前記通信部を制御する制御部とを含むことができる。ここで、前記制御部は、前記電子機器を介して、前記複数の項目のいずれかの項目が選択されることに応答し、前記いずれかの項目に対応する特定のエピソードの商品タイプを判断し、前記特定のエピソードの商品タイプに応じて、前記特定のエピソードの提供に関する第1及び第2プロセスのいずれかのプロセスを行うことができる。
【0021】
その際、前記第1プロセスは、前記電子機器上に前記特定のエピソードを提供する過程を含み、前記第2プロセスは、前記電子機器上にログインされた特定のユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する利用権限が存在するか判断する過程を含むことができる。
【0022】
一方、本発明による、電子機器上で実行されるアプリケーションを用いたコンテンツ提供方法は、前記電子機器上に出力される前記アプリケーションの実行画面を介して、特定のコンテンツが選択されるステップと、前記特定のコンテンツの選択に基づいて、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目が出力されるステップと、を含むことができる。
【0023】
その際、前記複数の項目が出力されるステップでは、前記複数の項目と共に、前記複数のエピソードのうち、有料エピソードに対して利用可能な有料エピソード閲覧券と関連した報知情報が共に出力されることができる。
【0024】
さらに、本発明による、電子機器上で実行されるアプリケーションを用いたコンテンツ提供方法で、前記有料エピソード閲覧券に対する情報は、前記電子機器にログインされたユーザーアカウントに保有されている前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数を含むことができる。
【発明の効果】
【0025】
以上、本発明によるコンテンツ提供方法は、ユーザーアカウントに対して、特定のコンテンツの特定のエピソードを提供することによって、持続的にコンテンツを消費するように誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムを説明するための概念図である。
図2】本発明によるコンテンツ提供方法を説明するためのフローチャートである。
図3a】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソード閲覧券を使用可能なコンテンツを特定する方法を説明するための概念図である。
図3b】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソード閲覧券を使用可能なコンテンツを特定する方法を説明するための概念図である。
図3c】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、閲覧券に対する報知情報を提供する方法を説明するための概念図である。
図4a】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図4b】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図4c】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図4d】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図5a】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図5b】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図5c】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図5d】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図5e】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図6】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図である。
図7a】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの無料切り替え時点に対する情報を案内する方法を説明するための概念図である。
図7b】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの無料切り替え時点に対する情報を案内する方法を説明するための概念図である。
図7c】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの無料切り替え時点に対する情報を案内する方法を説明するための概念図である。
図8a】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの購入時にユーザーがより経済的な消費をすることができるように誘導する方法を説明するための概念図である。
図8b】本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの購入時にユーザーがより経済的な消費をすることができるように誘導する方法を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、添付図を参照として本明細書に開示された実施例を詳細に説明するが、図面符号に関係なく、同一又は類似の構成要素には同一の参照番号を付与し、これに対する重複する説明は省略することとする。以下の説明で使用される構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、明細書の作成における容易さのみが考慮されて付与されたり混用されるものであって、それ自体で互いに区別される意味又は役割を有するわけではない。また、本明細書に開示された実施例を説明するにあたって、関連した公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の要旨をぼやかすことがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、添付図は、本明細書に開示された実施例を容易に理解できるようにするためのものであるだけで、添付図により本明細書に開示された技術的思想が制限されず、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。
【0028】
第1、第2などのように序数を含む用語は、様々な構成要素を説明するために使用され得るが、前記構成要素は前記用語により限定されない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ使用される。
【0029】
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか、「接続されて」いると言及された際には、その他の構成要素に直接的に連結されている、又は接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解されるべきである。反面、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、「直接接続されて」いると言及された際には、中間に他の構成要素が存在しないものと理解されるべきである。
【0030】
単数の表現は、文脈上明らかに異なる意味ではない限り、複数の表現を含む。
【0031】
本出願で、「含む」又は「有する」等の用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものが存在するということを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の異なる特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0032】
本発明は、コンテンツ提供方法及びこのためのシステムに関し、有料コンテンツに対してユーザーがより容易に接近することができ、持続的にコンテンツを利用することができるようにするユーザー環境を提供することができる。
【0033】
本発明で説明されるコンテンツ提供システムは、様々な種類のコンテンツのうち少なくとも一つを提供するシステムからなることができる。
【0034】
本発明が適用できるコンテンツの種類は非常に多様であり、例えば、ウェブトゥーン(WEBTOON)、音楽、電子書籍(E-BOOK)、動画、イメージ等のコンテンツのうち少なくとも一つが本発明を通じて提供できる。
【0035】
以下では、説明の便宜のために、ウェブトゥーンに該当するコンテンツを例に挙げて説明することとする。ここで、ウェブトゥーンとは、ウェブ(web)とカートゥーン(cartoon)の合成語であって、インターネット通信網を介して提供されるカートゥーン又は漫画を意味する。
【0036】
このようなウェブトゥーンに該当するコンテンツ(以下、「ウェブトゥーンコンテンツ」と名付ける)は、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムを介して、電子機器上に提供されることができる。従って、ユーザーは、電子機器を介して、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムを介して提供されるウェブトゥーンコンテンツを利用することができる。
【0037】
本発明におけるウェブトゥーンコンテンツは、複数のサブコンテンツで構成されることができる。このような複数のサブコンテンツは、ウェブトゥーンコンテンツのシリーズ(series)を構成することができる。
【0038】
ここで、シリーズは、連続的な企画物又はコンテンツを意味し得る。
【0039】
本発明では、ウェブトゥーンコンテンツとサブコンテンツとの間の用語の混同を避けるために、「サブコンテンツ」を「エピソード(episode)」と名付けることとする。
【0040】
以下では、前術の複数のエピソードで構成されたウェブトゥーンコンテンツを提供するコンテンツ提供方法及びシステムについて、添付する図面と共により具体的に見てみる。図1は、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムを説明するための概念図であり、図2は、本発明によるコンテンツ提供方法を説明するためのフローチャートである。
【0041】
図1に示すように、コンテンツ提供システム100は、通信部110、保存部120、及び制御部130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0042】
ここで、通信部110は、有線又は無線通信を介して、ウェブトゥーンコンテンツを電子機器上に提供(又は送信)する役割を行うことができる。
【0043】
ここで、電子機器は、ユーザーが利用する電子機器を意味するものであって、本発明によるコンテンツ提供システムを介して提供されるウェブトゥーンコンテンツを提供することが可能な電子機器であれば、その種類に特に制限をおかない。
【0044】
例えば、電子機器は、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノートパソコン(notebook computer)、ラップトップパソコン(laptop computer)、スレートPC(slate PC)、タブレットPC(tablet PC)、ウルトラブック(ultrabook)、デスクトップパソコン(desktop computer)、デジタル放送用端末機、PDA(personal digital assistants)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、ウェアラブルデバイス(wearable device、例えば、ウォッチ型端末機(smartwatch)、ガラス型端末機(smart glass)、HMD(head mounted display))等になり得る。
【0045】
次に、保存部120は、ウェブトゥーンコンテンツの提供に関する様々な情報を保存するようになされることができる。このような保存部120は、複数のウェブトゥーンコンテンツを含む少なくとも一つのコンテンツDB(data base)を含むことができる。
【0046】
さらに、保存部120は、本発明によるコンテンツ提供システムで提供されるサービス(例えば、ウェブトゥーンコンテンツ提供システム)に加入されたユーザー情報を含み得る。このようなユーザー情報は、ユーザーアカウント(例えば、ID(identification))に対する情報を含み得る。ユーザーは、ユーザーアカウントで本発明によるコンテンツ提供システムで提供されるサービスにログイン(login)することによって、ウェブトゥーンコンテンツを利用することができる。
【0047】
次に、制御部130は、電子機器上にウェブトゥーンコンテンツを提供するための一連の制御を行うことができる。
【0048】
まず、制御部130は、通信部110を介して、電子機器から特定のコンテンツ(例えば、特定のウェブトゥーンコンテンツ)に対する閲覧要請を受信すると、図1に示すように、選択された特定のコンテンツ110a(例えば、「Freaking Love」という題目を有するコンテンツ)に含まれた複数のエピソードに該当するリスト情報を電子機器に提供できる。
【0049】
より具体的に、通信部110は、制御部130の制御下に、前記リスト情報を電子機器へ送信できる。
【0050】
このように、本発明によるコンテンツ提供方法では、電子機器から、特定のコンテンツに対する閲覧要請を受信する過程(S210)が進行されることができる。
【0051】
前術のように、閲覧要請は、電子機器上で特定のコンテンツが選択される動作であると理解されることができる。
【0052】
次に、本発明によるコンテンツ提供方法では、前記閲覧要請に応答し、前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目を提供する過程(S220)が進行されることができる。
【0053】
図1に示すように、制御部130は、前記閲覧要請に基づいて、特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードに対応する複数の項目131a、132aを含むリスト130aを電子機器上に提供できる。
【0054】
従って、ユーザーの電子機器には、図1に示すように、複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目131a、132aを含むリスト(又はエピソードリスト130a)が出力できる。
【0055】
制御部130は、このようなリスト130aが、電子機器上に出力されるように、保存部120に保存された情報を、通信部110を介して電子機器へ送信できる。
【0056】
さらに、制御部130は、電子機器から、複数の項目のいずれかの項目が選択されると、選択された項目に対応するエピソード(以下、説明の便宜のために、選択されたいずれかの項目に対応するエピソードを「特定のエピソード」と名付ける)を電子機器上に提供するための一連のプロセスを進行することができる。
【0057】
ここで、「いずれかの項目が選択」されたというのは、電子機器から、前記いずれかの項目に対応する「特定のエピソードを閲覧するための要請」が受信されたと理解されることができる。
【0058】
制御部130は、いずれかの項目が選択されることに応答し、保存部120に保存された特定のエピソードに該当する情報が、通信部110を介して電子機器へ送信されるように、保存部120及び通信部110を制御することができる。
【0059】
一方、電子機器上に特定のエピソードを提供する過程で、制御部130は前記特定のエピソードの商品タイプに応じて、互いに異なるプロセスを進行することができる。
【0060】
より具体的に、本発明によるコンテンツ提供方法では、リストに含まれた複数の項目のいずれかの項目が選択されることに応答し、いずれかの項目に対応する特定のエピソードの商品タイプを判断する過程を進行することができる(S230)。
【0061】
ここで、エピソードの商品タイプは、「無料商品タイプ」及び「有料商品タイプ」のいずれかの商品タイプで構成されることができる。
【0062】
「無料商品タイプを有するエピソード」とは、ユーザーがエピソードを閲覧(又は利用)するために、電子マネー、クーポン又は閲覧券(又は利用券)等を支払うことなく、直ぐに利用できるエピソードを意味し得る。
【0063】
逆に、「有料商品タイプを有するエピソード」とは、ユーザーがエピソードを閲覧(又は利用)するために、電子マネー、クーポン又は閲覧券(又は利用券)等を支払う場合にのみ利用できるエピソードを意味し得る。
【0064】
このように、特定のエピソードの商品タイプが判断されると、本発明によるコンテンツ提供方法では、特定のエピソードの商品タイプに応じて、特定のエピソードの提供に関する複数のプロセスのいずれかのプロセスを行うことができる(S240)。
【0065】
例えば、制御部130は、特定のエピソードの商品タイプに応じて、i)別途の決済プロセスなしでエピソードを提供するか、又はii)決済のためのプロセスを提供することができる。
【0066】
例えば、制御部130は、特定のエピソードの商品タイプが、無料商品タイプである場合、特定のエピソードに対応する項目が電子機器上で選択されることに基づいて、特定のエピソードを電子機器上に提供することができる。
【0067】
即ち、制御部130は、特定のエピソードの商品タイプが、無料商品タイプである場合、ユーザーアカウントが前記特定のエピソードに対する閲覧権限を保有しているか判断せず、電子機器上に特定のエピソードを提供するプロセスを行うことができる(本発明では、このようなプロセスを「第1プロセス」と名付けることができる)。
【0068】
本発明で、「エピソードを電子機器上に提供する」というのは、エピソードに該当するコンテンツが電子機器上に出力されるように、エピソードに関する情報を電子機器に送信することを意味し得る。
【0069】
一方、無料商品タイプを有するエピソードの場合にも、制御部130は、本発明によるコンテンツ提供システムに既登録されたユーザーアカウントでログインされた電子機器に限って、特定のエピソードを提供することができる。
【0070】
例えば、無料商品タイプを有するエピソードに対する閲覧要請が電子機器から受信された場合、制御部130は、電子機器上にユーザーアカウントがログインされているか確認(又はチェック)できる。また、制御部130は、ユーザーアカウントに電子機器上にログインされていることが確認された後、無料商品タイプを有するエピソードを電子機器上に提供できる。その際、制御部130は、電子機器上にユーザーアカウントがログインされていない場合、ログインを進めるためのプロセスを進行することができる。
【0071】
一方、特定のエピソードの商品タイプが、有料商品タイプである場合、制御部130は、特定のエピソードに対応する項目が、電子機器上で選択されることに基づいて、電子機器上にログインされたユーザーアカウントの利用権限(又は閲覧権限)を判断するプロセスを行うことができる(本発明では、このようなプロセスを「第2プロセス」と名付けることができる)。
【0072】
ここで、利用権限又は閲覧権限を判断することは、電子機器にログインされた特定のユーザーアカウントが、前記特定のエピソードを利用(又は権限)できる権限を保有しているかを判断するものと理解されることができる。
【0073】
一方、「ユーザーアカウントがエピソードに対する利用権限又は閲覧権限を保有している」というのは、つまり、ユーザーアカウントが「エピソードを利用するために使用できる(又は支払うことができる)、電子マネー、クーポン又は閲覧券(又は利用券)」を保有しているものと理解されることができる。
【0074】
例えば、制御部130は、有料商品タイプの特定のエピソードが選択された場合、ユーザーアカウントに保有されているi)電子マネーを支払い処理するか、ii)クーポンを使用処理するか、又はiii)閲覧券を使用処理(又は差し引き処理)する決済プロセスを進行することができる。
【0075】
そして、制御部130は、このような決済プロセスを介して、有料エピソードを閲覧(又は利用)するための代価の支払いが完了したユーザーアカウントに対して、有料商品タイプの特定のエピソードを提供することができる。
【0076】
このように、本発明によるコンテンツ提供システムは、無料又は有料商品タイプの商品タイプに応じて、エピソードを提供するプロセスを異にして、ユーザーが閲覧要請したエピソードを提供することができる。
【0077】
一方、前述のように、有料商品タイプのエピソードをユーザーが利用するために、ユーザーは、電子マネーを支払うか、既保有しているクーポン又は閲覧券(又は利用券)が利用されるべきである。
【0078】
ユーザーは、有料エピソードを利用するために電子マネーを支払う場合、経済的又は心理的に負担を感じ得る。よって、本発明では、有料商品タイプのエピソードを閲覧することができる「閲覧券」を通じて、ユーザーが有料商品タイプのエピソードを自由に利用し、さらに、コンテンツを持続的に利用できるようにする方法を提案する。
【0079】
以下では、説明の便宜のために、「有料商品タイプのエピソード」を「有料エピソード」と名付けることとする。さらに、以下で説明される、「有料エピソードを閲覧するために利用できる閲覧券」を、「有料エピソード閲覧券」と名付けることとする。
【0080】
以下では、添付する図面と共に、有料エピソード閲覧券、及びこれを利用した有料エピソード提供方法についてより具体的に見てみる。図3a及び図3bは、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソード閲覧券を使用可能なコンテンツを特定する方法を説明するための概念図である。また、図3cは、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、閲覧券に対する報知情報を提供する方法を説明するための概念図である。
【0081】
本発明によるコンテンツ提供システムでは、ユーザーが有料エピソードを電子マネーを利用して購入しなくても、有料エピソードを利用(又は閲覧)することができる、有料エピソード閲覧券を提供することができる。
【0082】
制御部130は、ユーザーアカウントに対して、有料エピソード閲覧券を割り当てることができる。ユーザーは、自分のアカウントに割り当てられた有料エピソード閲覧券を通じて、有料エピソードを閲覧することが可能である。
【0083】
その際、制御部130はコンテンツに対する持続的な購読者を確保するために、既設定された時間周期ごとに、有料エピソード閲覧券を割り当てることができる。制御部130は、ユーザーアカウントに対して、既設定された時間周期ごとに有料エピソード閲覧券を割り当てることができる。
【0084】
例えば、制御部130は、24時間を周期として、有料エピソード閲覧券を割り当てることができる。この場合、ユーザーは、24時間を周期として有料エピソード閲覧券を支給されることができ、支給された有料エピソード閲覧券を利用し、有料エピソードを閲覧することが可能である。
【0085】
その際、有料エピソード閲覧券が割り当てられる時間周期は多様に設定されることができる。また、有料エピソード閲覧券が割り当てられる時点(例えば、午前9時ごとに支給、又は午前10時ごとに支給等)もまた多様に設定されることができる。
【0086】
制御部130は、ユーザーアカウントごとに、有料エピソード閲覧券が割り当てられる周期及び有料エピソード閲覧券が割り当てられる時点のうち少なくとも一つを異なって設定できる。
【0087】
例えば、制御部130はユーザーアカウントごとにコンテンツを主に利用する時間情報を利用し、有料エピソード閲覧券が割り当てられる周期及び有料エピソード閲覧券が割り当てられる時点のうち少なくとも一つを決定できる。
【0088】
より具体的に、制御部130はユーザーアカウントごとにコンテンツを主に利用する時間をモニタリングし、モニタリングされた時間情報に基づいて、有料エピソード閲覧券が割り当てられる周期及び有料エピソード閲覧券が割り当てられる時点のうち少なくとも一つを決定できる。
【0089】
即ち、制御部130は、ユーザーがコンテンツを主に利用する時間帯に、有料エピソード閲覧券を割り当てることによって、有料エピソード閲覧券の利用率を高めることができる。これは、究極的にコンテンツに対する消費を増加させることができるためである。
【0090】
これと異なり、制御部130は、全てのユーザーに対して、同一時間周期及び同一時間帯に有料エピソード閲覧券を割り当てることも可能である。
【0091】
一方、ユーザーアカウントに対して割り当てられる有料エピソード閲覧券の数は、多様に設定されることができる。例えば、制御部130はユーザーアカウントに対して、既設定された時間周期ごとに3つの有料エピソード閲覧券を支給(又は割り当て)することができる。
【0092】
また、制御部130は、有料エピソード閲覧券の使用頻度に応じて、有料エピソード閲覧券の支給数を異なって設定できる。
【0093】
制御部130は、ユーザーアカウントごとに、有料エピソード閲覧券の使用頻度情報をモニタリングすることができる。そして、モニタリングの結果に基づいて、有料エピソード閲覧券の使用頻度が高いユーザーアカウントに対して、有料エピソード閲覧券の使用頻度が低いユーザーアカウントよりさらに多くの数の有料エピソード閲覧券を支給することができる。
【0094】
一方、制御部130は、ユーザーアカウントに有料エピソード閲覧券が割り当てられる場合(又は、再度割り当てられる場合)、ユーザーアカウントでログインされた電子機器へ、有料エピソード閲覧券が割り当て(又は再度割り当て)られたことを知らせる報知情報を提供することができる。図3cに示すように、電子機器には、報知情報320が出力されることができる。このような報知情報320は様々な方式で出力されることができる。示すように、ポップアップウィンドウを介して出力されることができる。制御部130は、プッシュメッセージ(push message)の形式で、ユーザーアカウントでログインされた電子機器へ報知情報を出力することができる。このような報知情報320は、示すように、電子機器のロック画面310上に出力されることが可能である。
【0095】
このように、制御部130は、有料エピソード閲覧券が割り当てられる既設定された周期で前記電子機器上に報知情報を提供することができる。例えば、毎日午前10時ごとに有料エピソード閲覧券が割り当てられる場合、電子機器上には、毎日午前10時に有料エピソード閲覧券が割り当てられたことを知らせる報知情報が出力されることができる。
【0096】
一方、制御部130は、前記報知情報に、前記ユーザーアカウントで、有料エピソード閲覧券で閲覧した履歴のあるエピソードを含むコンテンツの情報を含ませることができる。示すように、報知情報には、コンテンツの情報であるコンテンツ題目「FREAKING LOVE」が含まれ得る。即ち、本発明では、ユーザーが有料エピソード閲覧券を通じて閲覧した履歴のあるコンテンツの情報を、報知情報上に一緒に提供することによって、ユーザーが有料エピソード閲覧券を該当コンテンツに対して利用し続けることを誘導することができる。つまり、本発明では、ユーザーが関心を持っているコンテンツ情報と共に報知情報を提供することによって、コンテンツに対する利用率を高めることができる。
【0097】
前術のように、有料エピソード閲覧券は、既設定された周期ごとにユーザーアカウントに対して支給(又は割り当て)されることができる。その際、本発明では、有料エピソード閲覧券の利用率を高めるために、既支給された有料エピソード閲覧券は、既設定された期間(又は時間)内でのみ利用可能なように設定できる。
【0098】
例えば、制御部130は、既設定された周期ごとに有料エピソード閲覧券が割り当てられる場合、前記既設定された周期の間、使用されていない有料エピソード閲覧券を消耗処理し得る。
【0099】
即ち、制御部130は、既設定された周期の間に使用されていない有料エピソード閲覧券に対して累積せず、既設定された周期ごとに有料エピソード閲覧券を再度割り当てることができる。
【0100】
例えば、24時間を周期として「3」つの有料エピソード閲覧券が割り当てられる場合、制御部130は、24時間の間のみ既に割り当てられた3つの有料エピソード閲覧券を使用可能にすることができる。制御部130は、前記3つの有料エピソード閲覧券が割り当てられた後、24時間が経過する場合、前記3つの有料エピソード閲覧券を累積せず、新たに3つの有料エピソード閲覧券をユーザーアカウントに対して割り当てることができる。
【0101】
従って、ユーザーアカウントには、3つ以上の有料エピソード閲覧券が保有されないことがある。ユーザーアカウントで、2020年4月27日午前10時に、3つの有料エピソード閲覧券が割り当てられた後、2つの有料エピソード閲覧券を使用した場合を仮定する。
【0102】
制御部130は、2020年4月28日午前10時に、ユーザーアカウントに対して、3つの有料エピソード閲覧券を割り当てる(又は再度割り当て)ことができる。この場合、ユーザーアカウントには、3つの有料エピソード閲覧券のみが存在し得る。即ち、2020年4月27日午前10時に使用されていない2つの有料エピソード閲覧券は消滅され得る。
【0103】
このように、制御部130は、有料エピソード閲覧券の使用期限(又は有効期間)を設定することができる。例えば、制御部130は、有料エピソード閲覧券の使用期限を、次回の有料エピソード閲覧券が支給される時点に設定できる。従って、制御部130は、既設定された周期ごとに、直前の周期で割り当てられた有料エピソード閲覧券を消滅させ、新しい有料エピソード閲覧券を割り当てることができる。
【0104】
これは、ユーザーが既設定された時間周期以内で、持続的にコンテンツを利用(又は購読)するように誘引するためである。これを通じて、ユーザーは、一定時間後に消滅される有料エピソード閲覧券に対しては、有料エピソード閲覧券が消滅される前に、有料エピソード閲覧券を利用してコンテンツを利用しようとする心理的な動機を有することができる。結果として、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムによると、既設定された周期の間にユーザーが持続的にコンテンツを消費することができるように誘導できる。
【0105】
一方、本発明による有料エピソード閲覧券を、有料エピソードを貸与する概念と理解されることができる。例えば、制御部130は、有料エピソード閲覧券を通じて閲覧された有料エピソードは、前記有料エピソード閲覧券を利用したユーザーアカウントで、一定期間(又は既設定された期間、例えば、15日)の間のみ利用可能にすることができる。
【0106】
即ち、ユーザーアカウントでは、有料エピソード閲覧券を通じて、貸与した有料エピソードに対しては、前記一定期間の間に、いつでも有料エピソードを利用することができる。
【0107】
これは、有料エピソードに対する利用期限(又は購読期限)が定められているとも理解されることができる。
【0108】
一方、前記一定期間後、前記ユーザーアカウントで、前記有料エピソード閲覧券で利用した有料エピソードを再度利用しようとする場合、制御部130は、電子マネー、クーポン又は閲覧券等が支払われるように決済プロセスを行うことができる。
【0109】
これを通じて、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムでは、一定期間内に、有料エピソードに対する実質的な購読が行われるようにすることができる。
【0110】
一方、有料エピソード閲覧券を通じて貸与した有料エピソードの利用期限(又は貸与期限)に対する情報は、該当有料エピソードに対する項目に共に表示され得、これについては後半部分で再度説明することとする。
【0111】
以上で見てみたように、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムでは、有料エピソード閲覧券を通じて、ユーザーが有料エピソードに対して容易に接近できるようにすることで、コンテンツに対する消費を増加させることができる。
【0112】
その際、本発明では、コンテンツDBに保有している様々なコンテンツのうち、既特定されたコンテンツに対してのみ、有料エピソード閲覧券を使用可能なようにすることができる。
【0113】
即ち、制御部130は、既設定された条件を満たす特定のコンテンツに対してのみ、有料エピソード閲覧券の使用を許容することができる。
【0114】
従って、制御部130は、閲覧要請が受信された特定のコンテンツが、前記有料エピソード閲覧券の使用が許容された既設定された条件に該当するコンテンツである場合、前記ユーザーアカウントに保有されている前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数を含む報知情報を提供することができる。このような報知情報は、電子機器上に出力されることができる。このような報知情報は、特定のコンテンツを構成する複数のエピソードに対応する複数の項目と共に、電子機器の一領域に出力されることができる。即ち、報知情報は、前記複数の項目を含むリストと共に、電子機器上に提供されることができる。
【0115】
一方、前述のように、有料エピソード閲覧券は、既設定された条件に該当するコンテンツに対してのみ使用可能であるため、制御部130は、前記特定のコンテンツが有料エピソード閲覧券の使用が許容されたコンテンツであるか否かに応じて、閲覧要請された有料エピソードに対する代価の支払い方法を異にすることができる。
【0116】
より具体的に、制御部130は、前記有料エピソードが、前記既設定された条件に該当する特定のコンテンツである場合、ユーザーアカウントに保有されている有料エピソード閲覧券を差し引き、有料エピソードを電子機器上に提供できる。一方、この場合は、ユーザーアカウントに有料エピソード閲覧券が保有されている状態であることを前提にすることができる。
【0117】
また、制御部130は、前記有料エピソードが前記既設定された条件に該当する特定のコンテンツではない場合、電子マネーが支払われるようにする決済プロセスを進行するか、又は他のクーポン等が使用されるようにするプロセスを進行することができる。
【0118】
一方、このように、有料エピソード閲覧券の使用が許容された特定のコンテンツは、既設定された条件を満たすコンテンツであって、本発明によるコンテンツ提供システムにより条件が設定できる。
【0119】
例えば、図3aに示すように、制御部130は、コンテンツごとに条件を設定するようにする条件設定画面310を提供することができる。
【0120】
このような条件設定画面310では、コンテンツに対する多様な条件を設定することができる。例えば、条件設定画面310では、i)コンテンツの有料販売開始日、ii)有料販売開始話(又は有料販売開始のエピソード)、iii)販売価格、iv)有料エピソード閲覧券の使用可否、v)有料エピソード閲覧券の使用可能開始日、vi)有料エピソード閲覧券の使用可能終了日、vii)有料エピソード閲覧券の使用可能回数(又は1日有料エピソード閲覧券の使用可能回数)、viii)有料エピソード閲覧券の支給時間のような、コンテンツ及び有料エピソード閲覧券に関する多様な条件を設定することが可能である。
【0121】
さらに、図3bに示すように、条件設定画面320は、有料エピソード閲覧券を通じて、複数のエピソードのうちどのエピソードに対して、有料エピソード閲覧券を使用可能にするかの選択を受けるためのユーザー環境を提供することができる。
【0122】
例えば、管理者等により、図3bに示すように、「Ep5」(5番目のエピソード)項目321が選択された場合、制御部130は、5番目のエピソード項目に対して有料エピソード閲覧券が使用可能なように制御できる。この場合、制御部130は、5番目のエピソードではない、他のエピソードが選択された場合、電子マネーが支払われるようにする決済プロセスを進行するか、又は他のクーポン等が使用されるようにするプロセスを進行することができる。
【0123】
従って、制御部130は、前述の条件設定画面310を通じて、有料エピソード閲覧券の使用を許容するように設定された特定のコンテンツに対してのみ、有料エピソード閲覧券が使用されるようにできる。
【0124】
一方、制御部130は、コンテンツDBに保有されている複数のコンテンツのうち、既設定された条件を満たすコンテンツに対してのみ、有料エピソード閲覧券が使用されるようにできる。この場合、前述の、条件設定画面310、320での有料エピソード閲覧券に関する設定は、既設定された条件を満たすコンテンツに対してのみなされることができる。
【0125】
ここで、既設定された条件は、コンテンツの販売量、購読回数、閲覧回数等のように、コンテンツの消費に関する定量的な情報に基づいて決定されることができる。
【0126】
制御部130は、既特定された定量的な条件を満たすコンテンツに対してのみ、有料エピソード閲覧券が使用されるようにコンテンツを制御することができる。
【0127】
以上のように、本発明によるコンテンツ提供システムでは、有料エピソードに関する多様なオプションを設定することができる。
【0128】
以下では、前述の「有料エピソード閲覧券」の使用が許容された特定のコンテンツに対して、有料エピソード閲覧券の使用に関する情報を提供する方法、及び有料エピソード閲覧券を使用する方法について、添付する図面と共により具体的に見てみる。図4a~4d、図5a~5e、及び図6は、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料エピソードに対して閲覧できる閲覧券を説明するための概念図であり、図7a~7cは、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの無料切り替え時点に対する情報を案内する方法を説明するための概念図である。
【0129】
以下で、有料エピソード閲覧券の使用が許容されたコンテンツを例に挙げて説明する。まず、本発明による制御部130は、図4aに示すような画面構成を提供することができる。
【0130】
制御部130は、ユーザーの要請により特定のコンテンツの閲覧要請が受信される場合、特定のコンテンツを構成する複数のエピソードのうち少なくとも一つが選択されるためのコンテンツ進入画面(又は「画面」と名付けることができる、410)を図4aに示すように提供することができる。
【0131】
図4aに示すように、コンテンツ進入画面410は、有料エピソード閲覧券に関する報知情報が出力される第1領域420、及び特定のコンテンツを構成する複数のエピソードに対するリストが含まれる第2領域430を含むことができる。
【0132】
リストは、複数のエピソードそれぞれに対応する複数の項目(item)を含むことができる。
【0133】
一方、コンテンツ進入画面410は、示すように、特定のコンテンツに関する情報(例えば、題目、あらすじ紹介等)が含まれる更なる領域をさらに含むことができる。
【0134】
このようなコンテンツ進入画面410は、アプリケーション(application)又はウェブブラウザ(web browser)等を通じて電子機器上に出力されることができる。アプリケーションを通じて、本発明によるコンテンツ提供システムによる一連の過程が行われる。この場合、アプリケーションは、前述のコンテンツ提供システム100で行われる機能の少なくとも一部を行うことができる。
【0135】
制御部130は、コンテンツ進入画面410に含まれた有料エピソード閲覧券に関する報知情報が出力される第1領域420についてより具体的に見てみる。
【0136】
まず、第1領域420の構成は一例示であるだけで、多様に変形可能である。第1領域420は、第2領域430のリストがスクロールされることに関係なく、固定されて電子機器上に出力されることができる。即ち、制御部130は、第1領域420の出力位置を変更せず、第2領域430に含まれたリストをスクロールすることができる。
【0137】
一方、第1領域420には、図4bに示すように、ユーザーアカウントに保有されている有料エピソード閲覧券に対する情報が出力されることができる。
【0138】
ここで、有料エピソード閲覧券に対する情報は、i)ユーザーアカウントが保有している有料エピソード閲覧券の数(又は有料エピソード閲覧券の使用可能回数)の情報421、ii)有料エピソード閲覧券の属性に対する情報422、及びiii)現在有料エピソード閲覧券の使用可能状態情報423(例えば、使用可能な場合、「available」と表示される)のうち少なくとも一つが含まれ得る。
【0139】
有料エピソード閲覧券の属性に対する情報422は、i)有料エピソード閲覧券の残余数の情報(又は有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数情報)、及びii)図4bの422に示された「free ep.every day」(毎日「n」個のエピソード無料)のように、既設定された周期(例えば、毎日(24時間))、いくつの有料エピソード閲覧券が支給されるかに対する情報のうち少なくとも一つを含み得る。
【0140】
一方、制御部130は、電子機器から、有料エピソードの閲覧要請が受信された場合、ユーザーアカウントに有料エピソード閲覧券が存在するか判断することができる。また、ユーザーアカウントに有料エピソード閲覧券が存在する場合、制御部130はユーザーアカウントに保有されている有料エピソード閲覧券を使用処理し、有料エピソードを電子機器に提供することができる。
【0141】
制御部130は、有料エピソードの提供に基づいて、前記ユーザーアカウントに割り当てられた有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引くことができる。この場合、制御部130は有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれることに基づいて、第1領域420に出力された報知情報をアップデートすることができる。
【0142】
即ち、ユーザーアカウントが保有している有料エピソード閲覧券に関する報知情報は、前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれることに基づいてアップデートされることができる。そして、有料エピソード閲覧券に関する報知情報が出力される第1領域もまた、前記報知情報のアップデートと連動してアップデートされることができる。
【0143】
例えば、図4bに示すように、従来3つの有料エピソード閲覧券を保有しているユーザーアカウントで、1つの有料エピソード閲覧券が使用される場合、制御部130は、前記ユーザーアカウントに対する有料エピソード閲覧券の使用可能回数を1回差し引くことができる。従って、図4cに示すように、ユーザーアカウントが保有している有料エピソード閲覧券に関する報知情報は、1回の有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれ、従来の使用可能回数「3」(421、図4b参照)から、「2」(441)に変更され得る。
【0144】
このように、制御部130は、ユーザーアカウントに保有されている有料エピソード閲覧券が使用されることに基づいて、残余の有料エピソード閲覧券の数(又は有料エピソード閲覧券の使用可能回数)を表示し得る。
【0145】
さらに、図4dに示すように、制御部130は、ユーザーアカウントに保有されている有料エピソード閲覧券が全て使用された場合、即ち、有料エピソード閲覧券の使用可能回数が「0」(451)である場合、次回の有料エピソード閲覧券の割り当て時点に対する情報453を提供することができる。
【0146】
制御部130は、現在の有料エピソード閲覧券の使用可能状態情報を出力することができ、現在の有料エピソード閲覧券が使用可能な場合、i)現在の有料エピソード閲覧券が使用可能であることを知らせる情報423、443(図4b、図4c参考、例えば、使用可能な場合、「available」と表示される)を出力することができる。そして、制御部130は、現在の有料エピソード閲覧券が使用できない場合、図4dに示すように、次回の有料エピソード閲覧券の割り当て時点に対する情報453を提供することができる。
【0147】
即ち、制御部130は、有料エピソード閲覧券の使用により、有料エピソード閲覧券の使用可能回数が差し引かれ、前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数が存在しない場合、前記有料エピソード閲覧券が再度割り当てられる時点に関する時間情報を提供することができる。即ち、ユーザーアカウントが保有している有料エピソード閲覧券に関する報知情報は、前記有料エピソード閲覧券の使用可能回数が全て差し引かれることに基づいて、アップデートされることができる。そして、有料エピソード閲覧券に関する報知情報が出力される第1領域もまた、前記報知情報のアップデートと連動してアップデートされることができる。
【0148】
これを通じて、ユーザーは、有料エピソード閲覧券に対する使用可能状態情報、及び次回の使用可能情報を直観的に把握できる。
【0149】
一方、本発明では、複数のエピソードにそれぞれ対応するエピソード項目を通じて、エピソードの現在状態に対する情報を提供することができる。
【0150】
ここで、エピソードの現在状態に対する情報は、i)エピソードの商品タイプ情報(有料商品タイプ又は無料商品タイプ)、ii)有料エピソード閲覧券を使用したエピソードである場合、有料エピソードの利用期限に対する情報、iii)有料エピソードの販売価格に対する情報、iv)有料エピソード閲覧券を使用した履歴が存在するかに対する情報、v)既に購入した有料エピソードであることを知らせる情報のうち少なくとも一つを含み得る。
【0151】
制御部130は、前術の多様なエピソードの現在状態に対する情報のうち、エピソードが有する現在状態に合わせて、それぞれのエピソードに対応する項目に現在状態情報を含ませることができる。即ち、制御部130は、エピソードに対応する項目それぞれに、該当エピソードの現在状態情報を含むグラフィック客体を出力させることができる。
【0152】
制御部130は、エピソードの商品タイプに応じて、それぞれのエピソード項目に互いに異なる情報を表示することによって、ユーザーにエピソードの商品タイプに対する情報を提供することができる。一例として、制御部130は、図5aに示すように、無料商品タイプのエピソードに対応する項目511には第1情報511a(「#」)を含み、有料商品タイプのエピソードであると共に、有料エピソード閲覧券を使用可能な項目512には、前記第1情報と異なる第2情報513(「unlock」ロック解除)を含ませることができる。
【0153】
このように、制御部130は、有料エピソードに対応する項目の一領域に、前記特定のユーザーアカウントに割り当てられた有料エピソード閲覧券が使用可能であることを知らせるグラフィック客体を含ませることができる。
【0154】
さらに、制御部130は、図5bに示すように、有料商品タイプのエピソードであると共に、有料エピソード閲覧券を使用できない項目551には、前記第1及び第2情報と異なる第3情報552を含ませることができる。ここで、第3情報は、該当有料エピソードを購入可能な金額情報(又は電子マネー情報、例えば、5coins)を含むことができる。
【0155】
さらに、制御部130は、ユーザーアカウントで、過去に購入するか、又は有料エピソード閲覧券を通じて、貸与した履歴のあるエピソードに対しては、ヒストリー情報を共に出力することができる。示すように、過去に購入又は貸与した履歴のあるエピソードに対応する項目541の一領域には、ヒストリー情報として、「used」542(使用済み)が表示され得る。
【0156】
このようなヒストリー情報は、多様に変形され得、例えば、電子マネーを通じて購入した履歴が存在するエピソードには、ヒストリー情報として、「purchased」が表示され得る。一方、制御部130は、過去に電子マネーを通じて購入したエピソードに対しては、再購入することなく、いつでも再度閲覧可能なようにすることができる。
【0157】
一方、本発明による有料エピソード閲覧券は、有料エピソードを貸与する概念と理解されることができる。例えば、制御部130は、有料エピソード閲覧券を通じて閲覧された有料エピソードは、前記有料エピソード閲覧券を利用したユーザーアカウントで、一定期間(又は既設定された期間、例えば、15日)の間のみ利用可能にすることができる。即ち、ユーザーアカウントでは、有料エピソード閲覧券を通じて貸与した有料エピソードに対しては、前記一定期間の間に、いつでも有料エピソードを利用することができる。
【0158】
これは、有料エピソードに対する利用期限(又は購読期限)が定められているとも理解されることができる。
【0159】
一方、前記一定期間後、前記ユーザーアカウントで、前記有料エピソード閲覧券で利用した有料エピソードを再利用しようとする場合、制御部130は、電子マネー、クーポン又は閲覧券等が支払われるように決済プロセスを行うことができる。
【0160】
これを通じて、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムでは、一定期間内に、有料エピソードに対する実質的な購読が行われるようにすることができる。
【0161】
一方、有料エピソード閲覧券を通じて貸与した有料エピソードの利用期限(又は貸与期限)に対する情報は、該当有料エピソードに対する項目に一緒に表示され得る。
【0162】
例えば、図5d及び図5eに示すように、有料エピソード閲覧券を通じて貸与した有料エピソードに対応する項目521(図5d)、531(図5e)には、有料エピソード閲覧券を通じて該当エピソードを利用可能な時間に対する情報が含まれ得る。
【0163】
即ち、有料エピソード閲覧券を通じて貸与した有料エピソードに対応する項目521(図5d)、531(図5e)には、グラフィック客体522(図5d)、532(図5e)が含まれ得る。このようなグラフィック客体は、前記有料エピソード閲覧券を通じて有料エピソードを閲覧(又は利用)できる期限(又は時点)をガイドするためのガイド情報を含み得る。
【0164】
例えば、図5dに示すように、有料エピソード閲覧券の利用期限が1日残っている場合、該当項目521には、「1day(s) left」という情報が出力されることができる。そして、図5eに示すように、有料エピソード閲覧券の利用期限が23時間59分残っている場合、該当項目531には、「23:59 left」という情報が出力されることができる。
【0165】
一方、制御部130は、有料エピソード閲覧券の利用期限に該当する残余時間によって、互いに異なる方式で時間情報を表示することができる。
【0166】
例えば、図6に示すように、制御部130は既設定された時間条件に基づいて、有料エピソード閲覧券の利用期限に対する情報を表示することができる。
【0167】
制御部130は、有料エピソード閲覧券の利用期限が24時間以上残っている場合、有料エピソード閲覧券の利用期限に対する情報として、「残余日数に対する情報」を提供することができる。この場合、図5dに示すように、有料エピソード閲覧券を利用したエピソードに該当する項目521には、残余日数に対する情報として、「1day(s) left(522、1日残っている)」という情報が出力されることができる。
【0168】
そして、制御部130は、有料エピソード閲覧券の利用期限が24時間未満残っている場合、有料エピソード閲覧券の利用期限に対する情報として、「残余時間に対する情報」を提供することができる。この場合、図5eに示すように、有料エピソード閲覧券を利用したエピソードに該当する項目531には、残余時間に対する情報として、「23:59 left(532、23時間59分残っている)」という情報が出力されることができる。
【0169】
一方、有料エピソード閲覧券の利用期限が満了する場合、該当有料エピソードに対応する項目には、図5a乃至図5cで見てみたように、i)有料エピソードの販売価格、ii)有料エピソード閲覧券を利用可能であることを知らせる情報、iii)過去に有料エピソード閲覧券を利用した履歴があることを知らせるヒストリー情報のうち少なくとも一つが表示され得る。制御部130は、該当有料エピソードの現在状態(例えば、有料エピソード閲覧券の使用可能可否等)に応じて、適切な情報を表示することができる。
【0170】
以上で見てみたように、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムでは、エピソードに対応する項目それぞれに、該当エピソードに対する状態情報を表示することができる。従って、ユーザーはエピソードに対応する項目に含まれた情報だけでも、該当エピソードを利用しようとする際、どのプロセスが行われるかに対して直観的な予測をすることができる。
【0171】
一方、本発明では、ユーザーが有料エピソードに対して、有料エピソード閲覧券を使用するか、電子マネーを支払おうとする際、該当有料エピソードの無料切り替え時点に対する情報を提供することができる。
【0172】
より具体的に、制御部130は、有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引き、又は前記電子マネーを支払い処理する前に、有料エピソードの商品タイプが、無料商品タイプに切り替えられる時点が既設定された期間以内である場合、電子機器に、前記特定のエピソードの商品タイプの切替時点に対する報知情報(又は案内情報)を提供することができる。
【0173】
即ち、本発明では、ユーザーが有料エピソードに対して不要な消費をしないように、報知情報を提供することができる。
【0174】
例えば、図7aの(a)に示すように、電子機器から、「有料エピソード閲覧券」を利用可能な有料エピソード項目711が選択された場合、制御部130は、図7aの(b)に示すように、該当有料エピソード項目711が、一定時間後(例えば、14日後)、無料商品タイプに切り替えられることを知らせる報知情報(例えば、「このエピソードは、14日後に無料に切り替えられます。それでも今読みますか」)を出力させることができる。
【0175】
さらに、制御部130は、ユーザーアカウントから(又は電子機器から)有料エピソード閲覧の要請が受信された場合(例えば、電子機器上で「unlock」のアイコンが選択される)、ユーザーアカウントに割り当てられた有料エピソード閲覧券の使用可能回数を差し引き、有料エピソードを提供することができる。
【0176】
この場合、図7aの(c)に示すように、有料エピソード閲覧券の現在状態情報で、有料エピソード閲覧券の使用可能回数情報が差し引かれたことが確認できる(有料エピソード閲覧券の使用前「3 free ep.」から、有料エピソード閲覧券の使用後、「2 free ep.」に変更される)。
【0177】
また、有料エピソード閲覧券が使用されたエピソードに対応する項目831には、有料エピソード閲覧券の利用期限情報732(「14 days left」(14日残っている))が一緒に出力されることができる。
【0178】
さらに、図7aの(b)に示すように、制御部130は報知情報721上に、残りのエピソードを閲覧するための方法に対する情報をさらに提供することができる。例えば、示すように、制御部130は、「残りのエピソード全体は、コイン決済でロック解除が可能です」のように、残りのエピソード全体を利用するためには、電子マネーを利用した決済が必要であることを知らせる情報をさらに提供できる。
【0179】
電子マネーを利用して有料エピソードを購入する場合にも、制御部130は前術の方法と類似する方式で、有料エピソードに対する無料切り替え時点に対する情報を提供することができる。
【0180】
例えば、図7bの(a)に示すように、電子機器から、電子マネーの支払いが必要な有料エピソード項目751が選択された場合、制御部130は、図7bの(b)に示すように、該当有料エピソード項目751が、一定時間後(例えば、明日の夕方6時以降)、無料商品タイプに切り替えられることを知らせる報知情報(例えば、「明日の夕方6時に無料閲覧が可能です!」)を出力させることができる。
【0181】
さらに、制御部130は、ユーザーアカウントから(又は電子機器から)有料エピソードの購入要請が受信された場合(例えば、電子機器上で「購入」のアイコンが選択される)、ユーザーアカウントに保有されている電子マネーを差し引き、有料エピソードを提供することができる。
【0182】
即ち、ユーザーアカウントに保有されている電子マネーは、前記有料エピソードの購入のために支払われることができる。一方、示してはいないが、制御部130は、ユーザーアカウントに保有されている電子マネーが、前記有料エピソードを購入するのに充分ではない場合、電子マネーを購入又はチャージするための更なるプロセスを進行することができる。
【0183】
さらに、図7cの(a)に示すように、ユーザーアカウントで、過去に購入したか、又は有料エピソード閲覧券を通じて貸与した履歴のあるエピソードを再購入又は閲覧しようとする要請が受信された場合、制御部130は、図7cの(b)に示すように、報知情報770を通じて、過去に購入又は貸与した履歴があることをユーザーに知らせることができる。
【0184】
図7cの(a)に示すように、電子機器上で、過去に購入又は貸与した履歴のあるエピソードに対応する項目761が選択された場合、制御部130は、図7cの(b)に示すように、報知情報770を提供することができる。
【0185】
このような報知情報770は、前記選択された項目761に対応するエピソードが、過去に購入又は貸与した履歴があることを知らせる情報(例えば、「2019年4月11日に既に閲覧しました。それでも閲覧しますか」)が含まれ得る。
【0186】
また、制御部130は電子機器から該当項目761に対する購入又は貸与要請が受信された場合、該当項目761に対するエピソードを購入処理又は貸与処理した後、電子機器上に該当項目761に対するエピソードを提供することができる。
【0187】
以上のように、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、ユーザーが有料コンテンツを購入しようとする場合、有料コンテンツが無料に切り替えられる時点に対する情報を提供することによって、ユーザーがコンテンツ購入のために不要な財貨を費やすことを防止することができる。
【0188】
一方、本発明によるコンテンツ提供システムでは、有料エピソードに対する購入を誘導するために、ユーザーが複数のエピソードを購入する場合、単一のエピソードを購入する場合よりもさらに安価に購入できるようにする販売方法を提供することができる。これについて、添付する図面と共に、より具体的に見てみる。図8a及び図8bは、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムで、有料コンテンツの購入時、ユーザーがより経済的な消費をすることができるように誘導する方法を説明するための概念図である。
【0189】
より具体的に、制御部130は、複数の有料エピソードをグループ化して、「セット」単位で販売するようにする決済プロセスを提供することができる。
【0190】
図8aに示すように、コンテンツに対する販売条件を設定することができる、条件設定画面810では、i)いくつかのエピソードをグループ化して販売するか(例えば、「セット単位」項目に対応)、ii)セット販売の際、割引率をどれだけ適用するか(例えば、「割引率」項目に対応)等のように、「セット」販売に関する多様なオプションを設定することができる。
【0191】
このようなオプションの設定は、管理者等により選択され、制御部130は、このような選択に基づいて、コンテンツのセット販売のオプションを設定することができる。
【0192】
このように、エピソードをセット単位で販売するオプションが設定された後、電子機器から該当コンテンツに対する購入要請が受信された場合、制御部130は図8bに示すように、既設定された販売条件(又はセット販売条件)に該当する販売情報822を出力することができる。
【0193】
示すように、制御部130はセット販売のオプションが既設定されたことにより、販売オプションをそれぞれ出力することができる。例えば、エピソード販売情報820は、それぞれのオプションに対する販売価格情報を含み得る。例えば、i)1個のエピソードは5coins(821)、ii)10個のエピソードは30%の割引きが適用された35coins、iii)50個のエピソードは40%の割引きが適用された150coinsの販売価格情報を有し得る。制御部130は、セット販売されるエピソードの数、価格情報及び割引率情報のうち少なくとも一つを販売情報に共に出力することができる。
【0194】
従って、ユーザーは、該当コンテンツを購読し続ける意思がある場合、セット購入を通じて、より経済的にコンテンツを利用することができる。
【0195】
制御部130は、前記販売情報920を通じて、いずれかの購入オプションが選択された場合、選択された購入オプションに該当する代価が支払われることができるように、決済プロセスを提供することができる。
【0196】
制御部130は、単一のエピソードに対する閲覧要請に基づいて、セット販売のオプションに対する情報をさらに提供することができる。例えば、図7bで、有料エピソードに対応する項目751が選択されることに基づいて、前記販売オプションに対する情報を含む報知情報を電子機器に提供することができる。
【0197】
このように、本発明では、ユーザーが複数のエピソードに対するセット販売のオプションの選択を通じて、経済的にエピソードを購入するように誘導できる。
【0198】
一方、以上のコンテンツ提供方法は、電子機器上に設置されたアプリケーションを介して提供されることができる。このようなアプリケーションは、図2で見てみたフローチャートに開示された一連のプロセスを行うことができる。
【0199】
例えば、電子機器上で実行されるアプリケーションは、前記電子機器上に出力される前記アプリケーションの実行画面を通じて、特定のコンテンツが選択され、前記特定のコンテンツの選択に基づいて、電子機器上に前記特定のコンテンツに含まれた複数のエピソードにそれぞれ対応する複数の項目を出力することができる。
【0200】
前述のように、前記複数の項目が出力されるステップでは、前記複数の項目と共に、前記複数のエピソードのうち、有料エピソードに対して閲覧可能な有料エピソード閲覧券に関する報知情報が一緒に出力されることができる。
【0201】
また、前述のように、前記有料エピソード閲覧券に対する情報は、前記電子機器にログインされたユーザーアカウントに保有されている前記有料エピソード閲覧券の残余使用可能回数を含み得る。
【0202】
さらに、アプリケーションは、前記複数の項目のうち、有料エピソードに対応する特定の項目が選択された場合、前記特定の項目に対応するエピソードを提供することができる。この場合、前記報知情報に含まれた前記残余使用可能回数は、前記特定の項目に対応するエピソードが提供されることに基づいて、変更され得ることは前述した。
【0203】
このような過程を行うアプリケーションは、図1で見てみたコンテンツ提供システム100の構成要素を少なくとも一つ含み得る。この場合、アプリケーションの制御部は、コンテンツ提供システム100との通信を介して、コンテンツに関する情報及びユーザー情報を受信することを介して、コンテンツ提供システム100の制御部130の役割を一部行うことができる。
【0204】
特に、アプリケーションの制御部は、アプリケーションが設置された電子機器で、前述のコンテンツ提供に関する多様な機能(例えば、有料エピソード閲覧券に関する機能等)による画面が提供されるように、電子機器を制御することができる。
【0205】
以上のように、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、ユーザーアカウントに対して、有料コンテンツを閲覧することができる閲覧券を割り当てることができる。このような閲覧券が割り当てられたユーザーは、閲覧券を通じて有料コンテンツを閲覧することによって、有料コンテンツに対して不要な財貨を費やすことを防止することができる。
【0206】
一方、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、閲覧券が割り当てられた時点を基準に既設定された時間の間のみ閲覧券を使用可能にすることによって、ユーザーが既設定された時間内に、閲覧券を通じて有料コンテンツを消費するように誘導することができる。
【0207】
その際、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、既設定された周期で閲覧券を再度割り当てることによって、ユーザーが既設定された時間内に有料コンテンツを消費するようにすると同時に、再度割り当てられる閲覧券を通じて、持続的に有料コンテンツに対する消費を誘導することができる。結果として、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、既設定された周期ごとに割り当てられ、既設定された時間の間のみ使用可能な閲覧券を通じて、固定的にコンテンツを消費することができるユーザーを確保することが可能である。
【0208】
さらに、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、閲覧券が再度割り当てられる場合、ユーザーが閲覧した履歴にあるコンテンツに対する情報をユーザーに一緒に提供することによって、ユーザーのコンテンツ消費を効果的に誘導することができる。
【0209】
一方、本発明によるコンテンツ提供方法及びシステムは、ユーザーが有料コンテンツを購入しようとする場合、有料コンテンツが無料に切り替えられる時点に対する情報を提供することによって、ユーザーがコンテンツの購入のために不要な財貨を費やすことを防止することができる。
図1
図2
図3a
図3b
図3c
図4a
図4b
図4c
図4d
図5a
図5b
図5c
図5d
図5e
図6
図7a
図7b
図7c
図8a
図8b