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▶ 南本 利正の特許一覧

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  • 特許-遠心力、重力、磁力を利用した発電装置 図1
  • 特許-遠心力、重力、磁力を利用した発電装置 図2
  • 特許-遠心力、重力、磁力を利用した発電装置 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-08
(45)【発行日】2023-06-16
(54)【発明の名称】遠心力、重力、磁力を利用した発電装置
(51)【国際特許分類】
   H02K 99/00 20140101AFI20230609BHJP
   F03G 3/00 20060101ALI20230609BHJP
【FI】
H02K99/00
F03G3/00 D
F03G3/00 A
F03G3/00 E
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2022578806
(86)(22)【出願日】2022-12-16
(86)【国際出願番号】 JP2022046556
【審査請求日】2023-02-04
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】300077593
【氏名又は名称】南本 利正
(72)【発明者】
【氏名】南本 利正
【審査官】池田 匡利
(56)【参考文献】
【文献】特開昭63-134866(JP,A)
【文献】特開2003-003946(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 99/00
F03G 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯車を使った装置例として、水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2が半回転する時、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、遠心力と重力の作用のために垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速で移動するため遠心力、重力、磁力のエネルギーを誘導電流に効率よく連続して変換する発電方法。
【請求項2】
歯車を使った装置例として、水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2が半回転する時、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、遠心力と重力の作用のために垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速で移動するため遠心力、重力、磁力のエネルギーを誘導電流に効率よく連続して変換する発電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特許文献1に記載の推進力発生技術と重力、磁力を利用した発電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術において遠心力、重力、磁力を利用した発電装置は現在まで実現していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第7029743
【文献】特開2006-211884
【文献】特願2022-54539
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、地球温暖化の軽減に重要である二酸化炭素を減らすゼロエミッションの課題やSDGsの目標7、エネルギーの安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保し、目標13気候変動、気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策、などを解決するエネルギー革命を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
図3の装置例に示す様に特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2を半回転させ、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を、回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、遠心力と重力の作用のため垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速移動して誘導電流を発生させる。
【0006】
エネルギーの減衰が小さく変換効率の優れた磁力と重力に加えて、特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして遠心力と重力の作用のため垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速で移動する事で、遠心力、重力、磁力のエネルギーを誘導電流に変換する。
【0007】
誘導電流を大きくする方法は広く知られている様に3つある。1.磁石をより速く動かす。一定時間に磁界が変化する割合が大きくなるため、誘導電流も大きくなる。2.磁石を磁力の強いものに変える。磁界の変化が大きくなるので、誘導電流も大きくなる。3.ソレノイドの巻き数を多くする。巻き数を2倍にすると、生じる電圧も2倍になり誘導電流は大きくなる。
よって回転歯車A1、回転歯車B2の直径を大きくし回転速度を上げ、可動おもり磁石C3の磁力の大きさと重量を増し、発電用ソレノイド5の巻き数を多くして、回転歯車B2と可動おもり磁石C3を組み合わせたユニットの数量などを増やす事で、より大きな誘導電流を連続して発生させることが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
回転歯車A1、回転歯車B2の直径を大きくし回転速度を上げ、可動おもり磁石C3の磁力の大きさと重量を増し、発電用ソレノイド5の巻き数を多くし、回転歯車B2と可動おもり磁石C3を組み合わせたユニットの数量などを増やす事で
最大に連続して発生させた誘導電流を家庭で日常消費する電気や産業上の電力だけでなく孤立集落、被災地域、世界各地の未開発地域の電源として利用しながらゼロエミッションやSDGsの目標達成を推進する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1歯車を使った例で1個の可動おもり磁石C3の移動曲線を示した正面図
図2歯車を使った例で1個の可動おもり磁石C3が回転歯車A1上の最下点に位置した側面図
図3歯車を使った例で回転歯車A1に、回転歯車B2と可動おもり磁石C3を組み合わせたユニットを4個取り付けた装置例の正面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
図3に示す歯車を使った装置例では特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2を半回転させ、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を、回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、遠心力と重力の作用のため垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を移動し誘導電流を連続して発生させる。
【0011】
エネルギーの減衰が小さく変換効率の優れた磁力と重力に加えて、特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして遠心力と重力の作用のため垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速で移動する事で、誘導電流を発生させる。
【0012】
図3の装置例の回転歯車A1、回転歯車B2の直径を大きくし回転速度を上げ、可動おもり磁石C3の磁力の大きさと重量を増し、発電用ソレノイド5の巻き数を多くして、回転歯車B2と可動おもり磁石C3を組み合わせたユニットの数量などを増やす事で、特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして最大化した誘導電流を連続して発生させる。
【0013】
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。
また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
【実施例
【0014】
図3に示す装置例では特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2を半回転させ、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を、回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、エネルギーの減衰が小さく変換効率の優れた磁力と重力に加えて、 特許文献1に記載の推進力発生技術を活かした遠心力と重力の作用のため垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速で移動する事で誘導電流を連続して発生させる。
【0015】
回転歯車A1、回転歯車B2の直径を大きくし回転速度を上げ、可動おもり磁石C3の磁力の大きさと重量を増し、発電用ソレノイド5の巻き数を多くして、回転歯車B2と可動おもり磁石C3を組み合わせたユニットの数量などを増やす事で、特許文献1に記載の推進力発生技術を活かして、最大化した誘導電流を連続して発生させる。
【0016】
図3に示す装置例では可動おもり磁石C3が略渦巻運動をするため装置の振動が考えられるが、特許文献3に記載の技術を活用して、逆回転させた本発明装置と組み合わせることで振動や騒音を軽減する。
【産業上の利用可能性】
【0017】
オイルやガスの外部エネルギーを動力源とする発電機等に取って代わり、eV自動車やVTOLの電源として長距離、長時間使用を可能にすることや、孤立集落の電源、被災地域や世界各地の未開発地域の電源として利用しながらゼロエミッションやSDGsの目標達成を推進する。
【符号の説明】
【0018】
1 回転歯車A
2 回転歯車B
3 可動おもり磁石C
4 固定歯車D
5 発電用ソレノイド
6 可動おもり磁石Cの移動運動線
7 可動おもり磁石Cの移動方向
8 回転歯車Aと固定歯車Dの軸
9 回転歯車Bの軸
10 回転歯車Aの回転方向
11 回転歯車Bの回転方向
12 回転歯車Bの半径 2r
13 固定歯車Dの半径 r

【要約】
【課題】
遠心力、重力、磁力を用いた発電装置の提供を目的とする。
【解決手段】
歯車を使った装置例として、図3の装置例に示す様に水平軸を回転軸とする回転歯車A1に回転歯車B2を取り付け、回転歯車A1が1回転する間に、回転歯車B2が半回転する時、回転歯車B2に直線移動する可動おもり磁石C3を回転歯車B2の中心が回転歯車A1上の最下点で垂直下方に移動する様に取り付ける事で、遠心力と重力の作用のために垂直下方への移動エネルギーを最大化させた可動おもり磁石C3が発電用ソレノイド5の中を高速移動する事で、誘導電流を連続して発生させる発電装置を考案した。

【選択図】 図3
図1
図2
図3