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特許7292733ライト制御システム、ライト制御方法、及びライト制御プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-09
(45)【発行日】2023-06-19
(54)【発明の名称】ライト制御システム、ライト制御方法、及びライト制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   H05B 47/175 20200101AFI20230612BHJP
   F21L 4/00 20060101ALI20230612BHJP
   F21V 23/04 20060101ALI20230612BHJP
   H05B 47/105 20200101ALI20230612BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20230612BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20230612BHJP
【FI】
H05B47/175
F21L4/00 420
F21V23/04 500
H05B47/105
F21Y115:10
F21Y115:15
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020140091
(22)【出願日】2020-08-21
(65)【公開番号】P2022035628
(43)【公開日】2022-03-04
【審査請求日】2022-12-07
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】511166644
【氏名又は名称】株式会社ルイファン・ジャパン
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】都 茂樹
【審査官】野木 新治
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-004322(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2016-0089811(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/175
F21L 4/00
F21V 23/04
H05B 47/105
F21Y 115/10
F21Y 115/15
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、前記ユーザ端末に接続される演出部材と、を有するライト制御システムであって、
前記ユーザ端末は、
前記演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶部と、
前記識別情報を前記サーバへ送信する端末送信部と、
前記サーバから送信されたユーザに対する質問情報を前記演出部材へ送信する端末部材送信部と、
前記ユーザの有する金銭または物品の授受についての情報をギフト情報として登録するギフト情報登録部と、
前記ギフト情報の前記ユーザからの移転を許容するギフト情報移転部と、を備え、
前記演出部材は、
前記質問情報を受信する質問受信部と、
前記質問情報に対する前記ユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付部と、
前記質問情報に対する前記ユーザの前記回答情報を前記ユーザ端末へ送信する回答送信部と、
前記回答操作部を介して前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト移転受付部と、
前記ユーザ端末へ前記ギフト情報の移転を送信するギフト移転送信部と、を備え、
前記サーバは、
前記識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶部と、
前記質問情報を前記ユーザ端末に送信するサーバ送信部と、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ユーザの前記回答情報を受け付けるサーバ受付部と、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト情報移転受付部と、を備える
ことを特徴とするライト制御システム。
【請求項2】
前記ギフト情報登録部は、前記ギフト情報を前記識別情報とともに登録する請求項に記載のライト制御システム。
【請求項3】
前記演出部材はライト部材である請求項1または2に記載のライト制御システム。
【請求項4】
前記回答操作部はライト部材の操作ボタンである請求項に記載のライト制御システム。
【請求項5】
前記操作ボタンは前記ライト部材の発光色を変更する色変更ボタンを兼用する請求項に記載のライト制御システム。
【請求項6】
前記演出部材は、前記回答受付部への前記質問情報に対するユーザの回答の受け付けを遮断する遮断部を備えている請求項1ないしのいずれか1項に記載のライト制御システム。
【請求項7】
サーバと、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、前記ユーザ端末に接続される演出部材と、を有するライト制御システムにおけるライト制御方法であって、
前記ユーザ端末は、
前記演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶ステップと、
前記識別情報を前記サーバへ送信する端末送信ステップと、
前記サーバから送信されたユーザに対する質問情報を前記演出部材へ送信する端末部材送信ステップと、
前記ユーザの有する金銭または物品の授受についての情報をギフト情報として登録するギフト情報登録ステップと、
前記ギフト情報の前記ユーザからの移転を許容するギフト情報移転ステップと、を実行し、
前記演出部材は、
前記質問情報を受信する質問受信ステップと、
前記質問情報に対する前記ユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付ステップと、
前記質問情報に対する前記ユーザの前記回答情報を前記ユーザ端末へ送信する回答送信ステップと、
前記回答操作部を介して前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト移転受付ステップと、
前記ユーザ端末へ前記ギフト情報の移転を送信するギフト移転送信ステップと、を実行し、
前記サーバは、
前記識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶ステップと、
前記質問情報を前記ユーザ端末に送信するサーバ送信ステップと、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ユーザの前記回答情報を受け付けるサーバ受付ステップと、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト情報移転受付ステップと、を実行する
ことを特徴とするライト制御方法。
【請求項8】
サーバと、前記サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、前記ユーザ端末に接続される演出部材と、を有するライト制御システムにおけるライト制御プログラムであって、
前記ライト制御プログラムは、
前記ユーザ端末
前記演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶機能と、
前記識別情報を前記サーバへ送信する端末送信機能と、
前記サーバから送信されたユーザに対する質問情報を前記演出部材へ送信する端末部材送信機能と、
前記ユーザの有する金銭または物品の授受についての情報をギフト情報として登録するギフト情報登録機能と、
前記ギフト情報の前記ユーザからの移転を許容するギフト情報移転機能と、を発揮させ、
前記演出部材
前記質問情報を受信する質問受信機能と、
前記質問情報に対する前記ユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付機能と、
前記質問情報に対する前記ユーザの前記回答情報を前記ユーザ端末へ送信する回答送信機能と、
前記回答操作部を介して前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト移転受付機能と、
前記ユーザ端末へ前記ギフト情報の移転を送信するギフト移転送信機能と、を発揮させ、
前記サーバ
前記識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶機能と、
前記質問情報を前記ユーザ端末に送信するサーバ送信機能と、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ユーザの前記回答情報を受け付けるサーバ受付機能と、
前記演出部材から前記ユーザ端末を介して前記サーバに送信された前記ギフト情報の移転を受け付けるギフト情報移転受付機能と、を発揮させる
ことを特徴とするライト制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライト制御システム、ライト制御方法、及びライト制御プログラムに関し、ユーザがユーザ端末を介して演出部材を用いて遠隔のイベントに参加できるためのライト制御システムとその方法、プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
イベント、祝祭行事等において、観客はペンライト、各種照明を携帯して参加することがある。そこで、光の演出効果を高めるライト、光そのものにより興味が引き立てられるライトが流通している。例えば、コンサート等の夜間に行われるイベント、ホール内の照明を落としたイベント等において、ライトは点灯した状態で振りかざされ、会場を盛り上げるために用いられている。
【0003】
従前、ライト自体の発光色の選択は個々のライトの所有者により切り替えられていた。その後、イベントの主催者側から個々のライトの発光色を制御して会場の演出効果を高めた演出部材としてのライトが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
その後、イベント等の会場への直接参加により観客の間での一体感楽しむことに加え、ライブでの中継、インターネット中継等により、会場から離れた遠隔地の自宅においてもイベントを楽しむことも可能となった。
【0005】
自宅または貸し会場等の遠隔地からイベントを視聴して参加する場合、少人数でありイベント会場への直接参加に比べて参加者の盛り上がり方は欠けがちである。そこで、遠隔地からの参加において、イベントの他の視聴者との一体感を得る演出のため、発光色の変更に加えて視聴者側から積極的にイベントに参加する手段が模索されていた。
【0006】
また、イベント会場に直接参加している場合であっても、演出部材のライトを持ちながら、さらに他の機器を操作してイベント内の行事に参加することは煩雑である。操作に手間取ってしまうと折角のイベント内の行事への楽しみが失せてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】国際公開WO2016/035836号公報
【文献】国際公開WO2016/108287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、イベント会場において開催される行事への参加の楽しみ方を付与し、また、イベント会場から離れた場所においても開催される行事への参加による楽しみを得ることができるライト制御システム、その方法及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち、実施形態のライト制御システムは、サーバと、サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、ユーザ端末に接続される演出部材とを有し、ユーザ端末は、演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶部と、識別情報を前記サーバへ送信する端末送信部と、サーバから送信されたユーザに対する質問情報を演出部材へ送信する端末送信部とを備え、演出部材は、質問情報を受信する質問受信部と、質問情報に対するユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付部と、質問情報に対するユーザの回答情報をユーザ端末へ送信する回答送信部とを備え、サーバは、識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶部と、質問情報をユーザ端末に送信するサーバ送信部と、演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたユーザの回答情報を受け付けるサーバ受付部とを備えることを特徴とする。
【0010】
さらに、ライト制御システムでは、ユーザ端末は、ユーザの有する金銭または物品の授受について情報をギフト情報として登録するギフト情報登録部と、ギフト情報のユーザからの移転を許容するギフト情報移転部とを備え、演出部材は、回答操作部を介してギフト情報の移転を受け付けるギフト移転受付部と、ユーザ端末へギフト情報の移転を送信するギフト移転送信部とを備え、サーバは、演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたギフト情報の移転を受け付けるギフト情報移転受付部とを備えてもよい。
【0011】
さらに、ライト制御システムでは、ギフト情報登録部は、ギフト情報を識別情報とともに登録してもよい。
【0012】
さらに、ライト制御システムでは、演出部材はライト部材としてもよい。
【0013】
さらに、ライト制御システムでは、回答操作部はライト部材の操作ボタンとしてもよい。
【0014】
さらに、ライト制御システムでは、操作ボタンはライトの発光色を変更する色変更ボタンを兼用してもよい。
【0015】
さらに、ライト制御システムでは、演出部材は、回答受付部への質問情報に対するユーザの回答の受け付けを遮断する遮断部を備えていてもよい。
【0016】
また、実施形態のライト制御方法は、サーバと、サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、ユーザ端末に接続される演出部材とを有するライト制御システムにおけるライト制御方法であって、ユーザ端末は、演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶ステップと、識別情報を前記サーバへ送信する端末送信ステップと、サーバから送信されたユーザに対する質問情報を演出部材へ送信する端末送信ステップとを実行し、演出部材は、質問情報を受信する質問受信ステップと、質問情報に対する前記ユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付ステップと、質問情報に対するユーザの回答情報をユーザ端末へ送信する回答送信ステップとを実行し、サーバは、識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶ステップと、質問情報をユーザ端末に送信するサーバ送信ステップと、演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたユーザの回答情報を受け付けるサーバ受付ステップとを実行することを特徴とする。
【0017】
また、実施形態のライト制御プログラムは、サーバと、サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、ユーザ端末に接続される演出部材とを有するライト制御システムにおけるライト制御プログラムであって、ユーザ端末は、演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶機能と、識別情報を前記サーバへ送信する端末送信機能と、サーバから送信されたユーザに対する質問情報を演出部材へ送信する端末送信機能とを発揮させ、演出部材は、質問情報を受信する質問受信機能と、質問情報に対するユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付機能と、質問情報に対するユーザの回答情報をユーザ端末へ送信する回答送信機能とを発揮させ、サーバは、識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶機能と、質問情報をユーザ端末に送信するサーバ送信機能と、演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたユーザの回答情報を受け付けるサーバ受付機能とを発揮させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明のライト制御システムは、サーバと、サーバとネットワークを介して接続されたユーザ端末と、ユーザ端末に接続される演出部材とを有し、ユーザ端末は、演出部材を識別する識別情報を記憶する端末記憶部と、識別情報を前記サーバへ送信する端末送信部と、サーバから送信されたユーザに対する質問情報を演出部材へ送信する端末送信部とを備え、演出部材は、質問情報を受信する質問受信部と、質問情報に対するユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける回答受付部と、質問情報に対するユーザの回答情報をユーザ端末へ送信する回答送信部とを備え、サーバは、識別情報を受け付けて記憶するサーバ記憶部と、質問情報をユーザ端末に送信するサーバ送信部と、演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたユーザの回答情報を受け付けるサーバ受付部とを備えるため、イベント会場において開催される行事への参加の楽しみ方を付与し、また、イベント会場から離れた場所においても開催される行事への参加による楽しみを得ることができる。併せて、ライト制御方法及びライト制御プログラムにおいても同様に参加による楽しみを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】実施形態のライト制御システムの構成を示す模式図である。
図2】演出部材の外観を示す斜視図である。
図3】ユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。
図4】識別情報の記憶とサーバへの送信を示す概念図である。
図5】演出部材の機能構成例を示すブロック図である。
図6】質問情報のユーザ端末への送信を示す概念図である。
図7】回答情報の受け付けを示す概念図である。
図8】サーバの機能構成例を示すブロック図である。
図9】回答情報の集計結果の概念図である。
図10】ギフト情報の登録を示す概念図である。
図11】ギフト情報の転移を示す概念図である。
図12】ユーザ端末における主要な制御を示すフローチャートである。
図13】演出部材における主要な制御を示すフローチャートである。
図14】サーバにおける主要な制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1は実施形態のライト制御システム1の概要を示す模式図である。ユーザUは、コンサート、イベント等が開催される会場Eへの直接参加、または会場Eから離れた場所からの参加のいずれ形態においても、演出部材30を介してユーザUはイベント内の行事に参加して、イベントの演者、他のユーザ(図示せず)と一緒にイベントを楽しむことができるシステムである。
【0021】
ライト制御システム1は、サーバ10と、サーバ10とインターネット等のネットワークを介して接続されたユーザ端末20と、ユーザ端末20に接続される演出部材30を備えて構成される。
【0022】
サーバ10は、公知の専用機器、または公知のパーソナルコンピュータ(PC)等の演算実行可能な機器のいずれでもよく、会場Eにおいてイベントを開催する主催者の管理下、または主催者の指示を受けた外部事業者の機器としてもよい。サーバ10には、CPU、ROM、RAM等を実装したマイクロコンピュータ、HDD、SSD等の記憶手段、送受信用のインターフェース等が備えられる。
【0023】
ユーザ端末20は、公知のスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ、携帯電話、さらにはパーソナルコンピュータ(PC)であり、サーバ10との有線または無線接続が可能な機器である。ユーザ端末20は、ユーザUが常時携帯し得るスマートフォンであることが好ましい。実施形態の説明では、ユーザ端末20はスマートフォンであるものとして説明する。ユーザ端末20には、CPU、ROM、RAM等を実装したマイクロコンピュータ、SSD等の記憶手段、インターネット回線、ユーザ端末20と通信する通信回路が備えられる。
【0024】
演出部材30は、ユーザ端末20とBluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等により無線接続可能な機器であり、演出部材30からユーザ端末20経由でサーバ10へ信号送信が可能な機器である。本実施形態においては、演出部材30は、図2の斜視図の例として示されるライト部材(ペンライト)である。むろん、ライト部材はペンライトの形態にかかわらず、適宜の形態としてもよい。演出部材30(ペンライト)は、発光部31、接続部32、把持部33から構成される。
【0025】
発光部31は、それ自身による発光、または接続部32部分に発光体(図示せず)を設け、投射された光が、発光部31を透過するようにしてもよい。発光体としては、発光ダイオード(LED)、有機ELなどである。接続部32は、発光部31と把持部33を接続し、ねじ止め構造、係止部材等が採用される。
【0026】
把持部33は、ユーザが演出部材30の当該ライト部材を把持する部材である。把持部33は、ユーザが演出部材30を把持可能に構成されていればどのような形態をとってもよい。把持部33は接続部32と一体に成型されることとしてもよい。
【0027】
把持部33は、第1ボタン34と、第2ボタン35と、第3ボタン36を備える。また、紙面の反対側に電池収容部のカバー(図示せず)も備えられる。第1ボタン34と第2ボタン35は、演出部材30(ライト部材)の操作ボタンであり、回答操作部を担うとともに色変更ボタンを兼用する。さらに、後述するギフト移転受付部340も担う。
【0028】
第1ボタン34、第2ボタン35、第3ボタン36は、例えば、プラスチックなどの樹脂により構成され、押下可能に構成されている。実施形態の演出部材30(ライト部材)において、第1ボタン34は、電源投入(4秒程度の長押し)及び、発光色の規定の順に進める操作ボタンである。第2ボタン35は、発光色の規定の逆順に進める操作ボタンである。さらに、第3ボタン36は、ユーザの回答の受付を遮断する遮断部を担う。
【0029】
ここでは、各ボタンは、押下型のボタンであるとしているが、これはその限りではなく、各ボタンは、ユーザからの入力を受け付ける機能を有するものであればよい。例えば、各ボタンは、タッチセンサにより実現されてもよい。さらに加えて、第1、第2、及び第3ボタンに代えて、演出部材30(ライト部材)の把持部33の内部に公知の加速度センサ等を備えて、ユーザが演出部材30を振る際の回数により操作、信号を受け付けるようにしても良い。
【0030】
演出部材30(ライト部材)には、CPU、ROM、RAM等を実装したマイクロコンピュータ、ユーザ端末20との間で無線による信号を送受信する無線送受信回路等が組み込まれている。
【0031】
これより、ユーザ端末20、演出部材30、サーバ10のそれぞれの機能部における構成を説明する。図3はユーザ端末20の機能部の構成を示すブロック図である。ユーザ端末20には、端末記憶部210、端末送信部220、端末部材送信部230、さらに、ギフト情報登録部240、ギフト情報移転部250が備えられる。ギフト情報登録部240とギフト情報移転部250は後述する。
【0032】
端末記憶部210は、演出部材30(ライト部材)を識別する識別情報(D1)を記憶する。識別情報(D1)は、個々の演出部材30の一つ一つに付与された固有の情報である。どのユーザがどの演出部材30を所持しているのかが記憶される。
【0033】
端末送信部220は、識別情報(D1)をサーバ10へ送信する。そして、サーバ10側に、どのユーザがどの演出部材30を所持しているのかが送信される。これは、サーバ10側において、演出部材30の識別情報(D1)を介してユーザの把握が可能となる。
【0034】
図4は識別情報(D1)の流れを示す概念図である。演出部材30の識別情報(D1)は、個々の演出部材30(ライト部材)の一つ一つに付与された固有の記号(複数桁の数字、アルファベット等の文字)、バーコード、QRコード(登録商標)等の二次元バーコード等により表される。これらの1種または複数種は、ユーザ端末20のカメラによる撮影、またはユーザ端末20への直接入力により当該ユーザ端末20内に記憶される。そして、ユーザ端末20内に記憶された識別情報(D1)は、インターネット回線等を通じてサーバ10へ送信される。
【0035】
端末部材送信部230は、サーバ10から送信されたユーザに対する質問情報(D2)を演出部材30(ライト部材)へ送信する。質問情報とは、イベント等の主催者から演出部材30(ライト部材)を有するユーザ(図1参照)にへの問いかけ、呼びかけ等のであり、イベントを盛り上げて参加者の間での一体感を高める文言等である。
【0036】
図5は演出部材30(実施形態ではライト部材)の機能部の構成を示すブロック図である。演出部材30には、質問受信部310、回答受付部320、回答送信部330、さらに、ギフト移転受付部340、ギフト移転送信部350が備えられる。ギフト移転受付部340、ギフト移転送信部350は後述する。
【0037】
質問受信部310は、サーバ10から発せられユーザ端末20を経由して届く質問情報(D2)を受信する。実施形態の演出部材30はライト部材であり、しかも複数の発光色を切り替えて発光させることができるペンライトである。そこで、質問に対する複数の回答を選択肢形式に用意すると共に、個々の回答項目に発光色が割り当てられる。すなわち、質問情報(D2)は、質問の内容と、その質問に対する回答と、個々の回答のそれぞれに結びつけられた発光色が統合された情報である。
【0038】
回答受付部320は、質問情報(D2)に対するユーザの回答情報(D3)を回答操作部により受け付ける。実施形態における回答操作部は、第1ボタン34及び第2ボタン35である。ユーザは質問情報(D2)に含まれる質問の内容と、回答内容の選択肢を把握する。そして、ユーザは回答内容に対応する発光色に第1ボタン34または第2ボタン35を通じて選択する。この発光色が当該ユーザの回答内容であり、回答情報(D3)である。
【0039】
回答送信部330は、質問情報(D2)に対するユーザの回答情報(D3)をユーザ端末20へ送信する。演出部材30とユーザ端末20は無線接続されていて、相互間で信号の授受が可能である。演出部材30における回答の仕方は、ライト部材であるペンライトの発光色について、第1ボタン34または第2ボタン35を短押し(1秒程度の押下)により目的の発光色が選択される。そして、第1ボタン34及び第2ボタン35の同時の短押しにより、当該選択された発光色が回答情報(D3)として決定され、演出部材30からユーザ端末20への回答情報(D3)の送信となる。
【0040】
図6は、質問情報(D2)のサーバ10からユーザ端末20を経由して演出部材30に届くまでの流れの概念図である。図6の例では、質問情報(D2)として、イベントの「希望のアンコール曲はどれ?」の問いと、その曲目「1番目:X曲,2番目:Y曲,3番目:Z曲,4番目:W曲」の4種類の選択肢がサーバ10にて生成される。そして、当該質問情報(D2)はサーバ10からユーザ端末20と経由して、演出部材30(ライト部材)に届く。
【0041】
図7は、質問情報(D2)とその回答情報(D3)の関係を示す概念図である。前述のとおり、質問情報(D2)「希望のアンコール曲はどれ?」の問いと、その回答となる曲目「1番目:X曲,2番目:Y曲,3番目:Z曲,4番目:W曲」の4種類の選択肢が生成される。次に、4種類の選択肢に対応して演出部材30(ライト部材)側での発光色が割り当てられる。図示では、「1番目:X曲」に発光色「赤色」、「2番目:Y曲」に発光色「青色」、「3番目:Z曲」に発光色「黄色」、「4番目:W曲」に発光色「緑色」の4種類の発光色が割り当てられる。質問情報と回答情報は図示のテーブル状の形式にまとめられる。
【0042】
そこで、ライト部材であるペンライトを携帯しているユーザは、目的の曲目を回答するため、第1ボタン34または第2ボタン35を短押し(1秒程度の押下)して、回答に対応した発光色にライト部材の発光を合わせる。そして、第1ボタン34及び第2ボタン35の同時の短押しにより、当該選択された発光色が回答情報(D3)として決定され、演出部材30からユーザ端末20への回答情報(D3)の送信となる。つまり、ユーザはユーザ端末20を操作することなく、手で握っている演出部材30(ライト部材)を操作することのみで質問に対する回答を完結することができる。
【0043】
図8はサーバ10の機能部の構成を示すブロック図である。サーバ10には、サーバ記憶部110、サーバ送信部120、サーバ受付部130、さらに、ギフト情報移転受付部140が備えられる。ギフト情報移転受付部140は後述する。
【0044】
サーバ記憶部110は、識別情報(D1)を受け付けて記憶する。前述のとおり、演出部材30毎に固有の記号が付与されている。そこで、当該演出部材30の所有者が、現在開催中のイベント、コンサート等に参加していることの有無が、イベントの主催者側にて把握される(図4参照)。
【0045】
サーバ送信部120は、質問情報(D2)をユーザ端末20に送信する。イベントの主催者側が、質問内容とその回答(選択肢)、そして回答に対応した演出部材30の発光色の情報が、一つにまとめられて(パッケージ化されて)質問情報(D2)として生成される。この質問内容(D2)がサーバ10からユーザ端末20に送信(配信)される。そこで、ユーザは、イベントの主催者側からユーザ自身に対して質問が送られてきたことを認識する(図6参照)。
【0046】
サーバ受付部130は、演出部材30からユーザ端末20を介してサーバ10に送信されたユーザの回答情報(D3)を受け付ける。ユーザは、前述のとおり、演出部材30(ライト部材)の回答操作部である操作ボタン(第1ボタン34及び第2ボタン35)による発光色の選択を通じて回答を選択し(図7参照)。当該選択された回答は、ユーザ端末20を介してサーバ10に送信され、イベントの主催者側に連絡される。
【0047】
図9の概念図はユーザの回答情報(D3)がサーバ10に送信されてイベントの主催者側に連絡された際の集計結果である。演出部材30(ライト部材)の発光色の回答を通じて送信された回答情報(D3)の結果は、図7の例によると、「1番目のX曲-赤色は500人」、「2番目のY曲-青色は250人」、「3番目のZ曲-黄色は200人」、「4番目のW曲-緑色は50人」である。模式的に図9は円グラフの表示である。例えば、「1番目のX曲-赤色」を選択して回答したユーザは、自身の回答結果が最大数となり希望曲がアンコール曲に反映されるため、イベント参加への充実感、楽しみを得ることができる。また、「2番目のY曲-青色」を回答したユーザであっても、自身と同様の回答者が他にも多くいたことを認識でき、イベント参加への充実感、楽しみを得ることができる。
【0048】
さらに、実施形態のライト制御システム1では、ユーザからのイベントへの参加の楽しみを高める仕組みが備えられている。つまり、ユーザからイベントにおける演者またはイベントの主催者等に対して金銭、物品等を提供する仕組みである。より具体的には、演出部材30(ライト部材)を通じて、いわゆる「投げ銭」と称される金銭のやり取りが可能となる。
【0049】
そこで、ユーザ端末20には、ギフト情報登録部240、ギフト情報移転部250が備えられ(図3参照)、演出部材30には、ギフト移転受付部340が備えられ(図5参照)、サーバ10には、ギフト情報移転受付部140が備えられる(図8参照)。
【0050】
ギフト情報登録部240は、ユーザの有する金銭または物品の授受について情報をギフト情報(D4)として登録する。ギフト情報(D4)は、イベントに参加しているユーザのプリペイドカード等の情報、またはイベントの主催者から予め購入した物品の情報、さらには、ユーザが登録済みの電子商取引サイト(ECサイト)からの購入物品の情報がユーザ端末20に登録される。
【0051】
さらに、ギフト情報登録部240では、ギフト情報(D4)は識別情報(D1)とともに登録される。識別情報(D1)は演出部材30のそれぞれに付与された固有の番号等であり、前述のとおり、識別情報(D1)を通じて、演出部材30と当該演出部材を有するユーザとは紐付けされる。そこで、この識別情報(D1)にギフト情報(D4)も重ねられてユーザ同士の識別性、安全性が高められている。
【0052】
ギフト情報移転部250は、ギフト情報(D4)のユーザからの移転を許容する。ここでは、前出の種々のギフト情報(D4)について、ユーザからの指示に従って、ギフト情報(D4)の中から、金銭、物品、電子商取引サイトからの購入物品の全部または一部について、演出部材30の操作を通じてユーザからイベント主催者側への移転が許容される。
【0053】
次に、ギフト移転受付部340は、回答操作部を介してギフト情報(D4)の移転を受け付ける。回答操作部は前述のとおり演出部材30(ライト部材)の操作ボタンの第1ボタン34と第2ボタン35である。例えば、第1ボタン34と第2ボタン35を同時に2回長押し(4秒間)、2回短押しのようにして操作される。
【0054】
ギフト移転送信部350は、演出部材30(ライト部材)からユーザ端末20へギフト情報(D4)の移転を送信する。予めユーザはユーザ端末20に、ユーザからイベント主催者側へ移転を許容する額の金銭、対象となる物品を設定しておき、イベントの最中において演出部材30(ライト部材)の回答操作部である操作ボタンの操作のみで移転を実行することができる。つまり、イベントの最中に、ユーザ端末20を取り出して操作しなくても、演出部材30(ライト部材)の操作のみによりギフト情報(D4)の移転が完了する。
【0055】
ギフト情報移転受付部140は、演出部材30からユーザ端末20を介してサーバ10に送信されたギフト情報(D4)の移転を受け付ける。サーバ10は、ユーザ端末20へギフト情報(D4)の移転の送信を受けて、さらに、当該ギフト情報(D4)を受け付ける。こうして、イベントの主催者側において、どのユーザから、いくらの金額、どのような物品が送られて来たのかの情報把握が可能となる。
【0056】
図10の概念図は、ユーザがユーザ端末20においてギフト情報(D4)を登録している様子を示す。ギフト情報(D4)として、金銭P1、物品P2、電子商取引サイトからの購入情報、購入物品P3が挙げられる。このギフト情報(D4)に識別情報(D1)が組み合わせられて、ユーザ端末20に登録される。そして、ギフト情報(D4)と識別情報(D1)はユーザ端末20からサーバ10へ送信され、サーバ10において、当該ユーザに関するギフト情報(D4)と識別情報(D1)が受け付けられる。
【0057】
図11の概念図はユーザが演出部材30(ライト部材)の回答操作部の操作を通じて、ギフト情報(D4)の金銭P1、物品P2、電子商取引サイトからの購入物品P3がイベント主催者に移転する様子を示す。そして、ユーザが演出部材30(ライト部材)を操作した結果、この例では、ユーザ側から所定額の金銭P1がイベントの演者40にまで届いている。いわば、演出部材(ライト部材)を通じてイベントの演者への「投げ銭」が可能となっている。
【0058】
イベントの開催時間中、こまめにユーザ端末20を操作してギフト情報(D4)を移転することは容易ではない。しかし、実施形態の演出部材30は常にユーザに握られており、ボタン操作のみであるため、予めユーザ端末20にギフト情報(D4)が登録されていれば、ギフト情報(D4)の移転は容易である。よって、イベント時間中の機器操作の煩雑さから開放される。また、イベント中にお気に入りの演者への応援も容易である。
【0059】
これまでの説明にあるとおり、演出部材(ライト部材)を通じてイベント中の質問への回答、金銭または物品の移転は簡便かつ容易となった。しかし、このようなサービスを希望しないユーザも存在する。そこで、演出部材30(ライト部材)には遮断部360が備えられる。遮断部360は第3ボタン36により操作され、回答受付部320への質問情報(D2)に対するユーザの回答の受け付けを遮断する。
【0060】
例えば、ある質問には回答したいが、別の質問に回答したくない場合に第3ボタン36がずっと押下されたままとしても良い。そうすると、回答したくない質問への回答が遮断される。また、ギフト情報(D4)の移転までも望まない場合に使用しても良い。
【0061】
続いて、実施形態のライト制御方法をライト制御プログラムとともに説明する。実施形態のライト制御方法は、ライト制御プログラムに基づいて、ユーザ端末20、演出部材30、及びサーバ10により実行される。ライト制御プログラムは、ユーザ端末20に対して、端末記憶機能、端末送信機能、端末部材送信機能、さらにはギフト情報登録機能、ギフト情報移転機能を実行させ、演出部材30に対して、質問受信機能、回答受付機能、回答送信機能、さらにはギフト移転受付機能、ギフト移転送信機能を実行させ、サーバに対して、サーバ記憶機能、サーバ送信機能、サーバ受付機能、さらにはギフト情報移転受付機能を実行させる。各機能は前述のライト制御システム1の説明と重複するため、詳細は省略する。
【0062】
図12のフローチャートはユーザ端末20におけるライト制御方法の全体の流れであり、端末記憶ステップ(S210)、端末送信ステップ(S220)、端末部材送信ステップ(S230)、さらにはギフト情報登録ステップ(S240)、ギフト情報移転ステップ(S250)の各種ステップを備える。その他、ライト制御方法は、記憶、格納、呼び出し、演算、比較等の各種の図示しないステップも備える。
【0063】
ユーザ端末20において、端末記憶機能は演出部材を識別する識別情報を記憶する(S210;端末記憶ステップ)、端末送信機能は識別情報をサーバへ送信する(S220;端末送信ステップ)、端末部材送信機能はサーバから送信されたユーザに対する質問情報を前記演出部材へ送信する(S230;端末部材送信ステップ)。さらに、ギフト情報登録機能はユーザの有する金銭または物品の授受について情報をギフト情報として登録する(S240;ギフト情報登録ステップ)。ギフト情報移転機能はギフト情報の前記ユーザからの移転を許容する(S250;ギフト情報移転ステップ)。
【0064】
図13のフローチャートは演出部材30におけるライト制御方法の全体の流れであり、質問受信ステップ(S310)、回答受付ステップ(S320)、回答送信ステップ(S330)、さらにはギフト移転受付ステップ(S340)、ギフト移転送信ステップ(S350)、さらには遮断ステップ(S360)を備える。その他、ライト制御方法は、記憶、格納、呼び出し、演算、比較等の各種の図示しないステップも備える。
【0065】
演出部材30において、端末記憶機能は質問情報を受信する(S310;質問受信ステップ)、端末送信機能は質問情報に対するユーザの回答情報を回答操作部により受け付ける(S320;回答受付ステップ)。端末送信機能は質問情報に対するユーザの回答情報をユーザ端末へ送信する(S330;回答送信ステップ)、さらにギフト情報登録機能は回答操作部を介して前記ギフト情報の移転を受け付ける(S340;ギフト移転受付ステップ)。ギフト情報移転機能はユーザ端末へギフト情報の移転を送信する(S350;ギフト移転送信ステップ)。また、遮断機能は回答受付部への質問情報に対するユーザの回答の受け付けを遮断する(S360;遮断ステップ)。
【0066】
図14のフローチャートはサーバ10におけるライト制御方法の全体の流れであり、サーバ記憶ステップ(S110)、サーバ送信ステップ(S120)、サーバ受付ステップ(S130)、さらにはギフト情報移転受付ステップ(S140)を備える。その他、ライト制御方法は、記憶、格納、呼び出し、演算、比較等の各種の図示しないステップも備える。
【0067】
サーバ10において、サーバ記憶機能は識別情報を受け付けて記憶する(S110;サーバ記憶ステップ)、サーバ送信機能は質問情報をユーザ端末に送信する(S120;サーバ送信ステップ)、サーバ受付機能は演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたユーザの回答情報を受け付ける(S130;サーバ受付ステップ)、さらに、ギフト情報移転受付機能は演出部材からユーザ端末を介してサーバに送信されたギフト情報の移転を受け付ける(S140;ギフト情報移転受付ステップ)。
【符号の説明】
【0068】
1 ライト制御システム
10 サーバ
20 ユーザ端末
30 演出部材(ライト部材)
31 発光部
33 把持部
34 第1ボタン
35 第2ボタン
36 第3ボタン
40 演者
110 サーバ記憶部
120 サーバ送信部
130 サーバ受付部
140 ギフト情報移転受付部
210 端末記憶部
220 端末送信部
230 端末部材送信部
240 ギフト情報登録部
250 ギフト情報移転部
310 質問受付部
320 回答受付部
330 回答送信部
340 ギフト移転受付部
350 ギフト移転送信部
360 遮断部
E 会場
U ユーザ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14