(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-09
(45)【発行日】2023-06-19
(54)【発明の名称】販売関連情報提供方法およびこれを利用する電子装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0601 20230101AFI20230612BHJP
G06Q 30/012 20230101ALI20230612BHJP
【FI】
G06Q30/0601 312
G06Q30/012
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022018611
(22)【出願日】2022-02-09
(62)【分割の表示】P 2021019829の分割
【原出願日】2021-02-10
【審査請求日】2022-02-16
(31)【優先権主張番号】10-2020-0185868
(32)【優先日】2020-12-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】チンチン・バイ
(72)【発明者】
【氏名】シャオ・フェン
(72)【発明者】
【氏名】ソン・イル・キム
(72)【発明者】
【氏名】ヒョン・ギュ・ジャン
(72)【発明者】
【氏名】ス・ジン・キョン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・ミン・ユン
(72)【発明者】
【氏名】ウェイリ・リウ
(72)【発明者】
【氏名】プラカシュ・カデル
(72)【発明者】
【氏名】ク・カン
(72)【発明者】
【氏名】メンユアン・ペン
(72)【発明者】
【氏名】キ・ウン・ジャン
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-312658(JP,A)
【文献】特開2005-063023(JP,A)
【文献】特開2002-297954(JP,A)
【文献】国際公開第2018/230693(WO,A1)
【文献】特開2010-244234(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0159136(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置の注文関連情報提供方法であって、
購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得する段階と、
前記注文情報および前記顧客情報を補償販売を担当する外部装置に送信する段階と、
前記外部装置から提供される第2ページ内で入力される顧客の販売物品の識別情報、前記販売物品の最大補償金額情報、および販売申請完了情報のうち少なくとも一つを含む前記販売物品に対する販売申請情報を受信する段階と、
前記注文情報に基づいて、前記購入物品に対する購入関連情報を購入進行の過程に対応して確認する段階と、
前記外部装置から前記顧客の販売物品に対する販売関連情報を販売進行の過程に対応して受信する段階と、
前記購入関連情報および前記販売関連情報を第1ページに提供する段階を含み、
前記販売関連情報は前記販売物品の収去完了、前記販売物品の検収完了、および前記販売物品の販売完了のうち少なくとも一つの過程に対応する情報を含む、情報提供方法。
【請求項2】
前記外部装置にアクセスするためのリンク情報を提供する段階をさらに含み、
前記販売関連情報は前記リンク情報に対応する前記第2ページで入力される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記外部装置に送信する段階は
前記リンク情報に対応する認証情報を前記外部装置に送信する段階を含み、
前記リンク情報に対応する前記第2ページは前記認証情報に基づいてアクセス可能な、請求項2に記載の情報提供方法。
【請求項4】
前記第1ページおよび前記第2ページに前記電子装置の運営主体に関連したアイコンが表示される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記認証情報はあらかじめ設定された時間の間有効性を有する情報を含む、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記販売物品の状態および前記販売物品の販売予想時期による販売価格に関連したデータを受信して前記第1ページおよび前記第2ページで前記販売価格に関連したデータを提供する段階をさらに含む、請求項2に記載の情報提供方法。
【請求項7】
前記販売関連情報を受信する段階は
前記販売物品が携帯端末機である場合、前記携帯端末機の識別情報を確認する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項8】
前記注文情報は前記購入物品に対応する販売案内情報を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項9】
前記販売価格に関連したデータは前記外部装置から周期的に受信する、請求項6に記載の情報提供方法。
【請求項10】
電子装置であって、
トランシーバー;
データベース;および
プロセッサを含み、
前記プロセッサは
購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得し、
前記トランシーバーを通じて前記注文情報および前記顧客情報を補償販売を担当する外部装置に送信し、
前記外部装置から提供される第2ページ内で入力される顧客の販売物品の識別情報、前記販売物品の最大補償金額情報、および販売申請完了情報のうち少なくとも一つを含む前記販売物品に対する販売申請情報を前記トランシーバーを通じて受信し、
前記注文情報に基づいて、前記購入物品に対する購入関連情報を購入進行の過程に対応して確認し、
前記トランシーバーを通じて前記外部装置から前記顧客の販売物品に対する販売関連情報を販売進行の過程に対応して受信し、
前記購入関連情報および前記販売関連情報を第1ページに提供し、
前記販売関連情報は前記販売物品の収去完了、前記販売物品の検収完了、および前記販売物品の販売完了のうち少なくとも一つの過程に対応する情報を含む、電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態は物品の販売関連情報提供方法およびこれを利用する電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
家電用電子製品を含む多様な物品は一定期間使われてから中古品として販売される比重が増えている。個人間の取引が活発に行われるにつれて、携帯電話に対する販売を仲介する業者の数が増加している。例えば、パク・クァンチョルらの韓国公開特許第10-2014-0086783号でモバイル機器の下取り販売方法に関連したアプリケーションが参照され得る。
【0003】
下取り販売は、一定の基準によって新しい物品または中古品の価格を策定し、策定した価格で物品を販売することを意味し得る。顧客が物品を購入しながらその後の購入した物品に対する下取り販売の注文を一緒にするのであれば、物品を販売する業者において下取り販売に関連した情報を共に管理することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物品を購入する顧客の立場では、購入した物品を一定期間使ってから処分することは、購入者を探さなければならない点および所望の価格で販売できないという点で不便さが存在し得る。
【0005】
下取り販売を遂行する業者の立場では、一定期間使ってから処分しようとする物品を高く買い取ることになる点および落し物や盗品に対する危険で下取り販売物品に対して信頼性が低い点で、個人との直接取引に危険性が存在し得る。
【0006】
前述した問題点を解決するために、本開示は物品を購入および販売しようとする顧客および下取り販売を遂行する業者を仲介しつつ、統合して情報を管理する販売関連情報提供方法およびこれを利用する電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得する段階と、前記注文情報および前記顧客情報を外部装置に送信する段階と、前記外部装置から、前記購入物品に対応し、顧客が販売する販売物品に対する販売関連情報を受信する段階と、前記注文情報および前記販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページで提供する段階と、を含むことができる。
【0008】
多様な実施形態に係る電子装置は、トランシーバーと、データベースと、プロセッサとを含み、前記プロセッサは購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得し、前記注文情報および前記顧客情報を外部装置に送信し、前記外部装置から、前記購入物品に対応し、顧客が販売する販売物品に対する販売関連情報を受信し、前記注文情報および前記販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページで提供することができる。
【発明の効果】
【0009】
多様な実施形態に係る販売関連情報提供方法は、購入者の物品の購入と同時に購入した物品に対する下取り販売に対する申請を外部業者を通じて仲介して、顧客および下取り販売業者の不便さを減らすことができる。
【0010】
多様な実施形態に係る電子装置は、1回の注文または1回の注文以降の追加的な注文を通じて購入者の物品の購入および下取り販売の申請または購入者の物品の購入以降の下取り販売の申請を提供して信頼性のある取引を仲介することができる。また、電子装置は注文情報および購入者の情報、下取り販売に関連した外部業者の情報を一度に管理して購入および販売に関する情報を購入者および外部業者に効果的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】多様な実施形態に係る電子装置の内部構成要素を示すブロック図である。
【
図2】多様な実施形態に係るネットワーク環境内での電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
【
図3a】多様な実施形態に係る情報提供方法の検索ページまたは注文ページ内の販売案内の提供に関する例示図である。
【
図3b】多様な実施形態に係る情報提供方法の検索ページまたは注文ページ内の販売案内の提供に関する例示図である。
【
図3c】多様な実施形態に係る情報提供方法の検索ページまたは注文ページ内の販売案内の提供に関する例示図である。
【
図4a】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売価格に関連したデータに関連した例示図である。
【
図4b】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売価格に関連したデータに関連した例示図である。
【
図4c】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売価格に関連したデータに関連した例示図である。
【
図5a】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売の申請に関連した例示図である。
【
図5b】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売の申請に関連した例示図である。
【
図6a】多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【
図6b】多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【
図6c】多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【
図6d】多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【
図6e】多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【
図7】多様な実施形態に係る情報提供方法の販売関連情報に対する進行情報の提供に関連した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施形態で使われる用語は本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われている一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単にその用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般に亘った内容に基づいて定義されるべきである。
【0013】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」等の用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたりハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0014】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を含むことができる。
【0015】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であり、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0016】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態に対して本開示が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0017】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
実施形態の説明において、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関連がない技術内容については説明を省略する。これは、不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず、さらに明確に伝達するためである。
【0019】
同様の理由で、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略、概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0020】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0021】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートのブロック(ら)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定の方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートのブロック(ら)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行され、コンピュータで実行されるプロセスを生成してコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシングを実行するインストラクションは、フローチャートのブロック(ら)で説明された機能を遂行するための段階を提供することも可能である。
【0022】
また、各ブロックは特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を表すことができる。また、いくつかの代替実行例では各ブロックで言及された機能が順序をはずれて発生することも可能であることに注目しなければならない。例えば、続いて図示されている二つのブロックは実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0023】
図1は、多様な実施形態に係る電子装置の内部構成要素を示すブロック図である。
【0024】
図1を参照すると、電子装置100の内部構成要素は図示された構成要素のみに限定されない。電子装置100はプロセッサ110、トランシーバー120、およびデータベース130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0025】
プロセッサ110は、本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法を遂行するための一連の段階を処理することができる。プロセッサ110は電子装置100の他の構成要素を制御することができる。
【0026】
プロセッサ110は顧客の購入物品に対する注文情報および注文情報に対応する顧客情報を獲得することができる。例えば、プロセッサ120は注文ページを提供して、顧客が注文しようとする購入物品の注文完了に対応して注文情報を獲得することができる。顧客情報は顧客の氏名、顧客の連絡先、または配送先の住所などを含むことができる。
【0027】
プロセッサ110は注文情報および顧客情報を外部装置に送信することができる。例えば、外部装置は顧客が注文した物品を代わりに販売するサーバーを含むことができる。外部装置が顧客の代わりに物品を販売することは、購入した物品に対する下取り販売を含むことができる。本明細書では、外部装置を通じて顧客が購入した物品を販売することになる過程を下取り販売過程と混用して説明する。
【0028】
プロセッサ110は外部装置から購入物品に対応しつつ、顧客が販売しようとする販売物品に対する販売関連情報を受信することができる。例えば、顧客は購入物品を一定期間使ってから販売を所望し得る。電子装置100は顧客および外部装置間の販売を仲介する情報提供方法を遂行できる。
【0029】
プロセッサ110は、注文情報および販売関連情報のうち少なくとも一部を特定のページで顧客に提供することができる。例えば、プロセッサ110は注文完了を表示する注文内訳のウェブページに顧客が注文した注文情報および注文商品に対する今後の販売に関連した情報を提供することができる。販売関連情報は顧客が注文した物品に対する販売に関連した情報を含むことができる。
【0030】
トランシーバー120は電子装置100のデータベース130に保存された情報またはプロセッサ110によって処理された情報を他の装置に送信したり、他の装置から電子装置100に情報を受信する機能を遂行することができる。例えば、電子装置100はトランシーバー120を通じて、外部装置から顧客が販売しようとする物品に対する販売価格に関連したデータを受信することができる。他の例として、電子装置100はトランシーバー120を通じて、顧客が購入した物品に対する注文情報および顧客情報、または販売のための認証情報などを外部装置に送信することができる。
【0031】
データベース130は電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造であり、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を自由に遂行することができる。例えば、データベース130はデータの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を含むことができる。データベース130は電子装置100の情報提供方法の遂行に関連したデータを保存することができる。例えば、データベース130はプロセッサ110の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる。
【0032】
図2は、多様な実施形態に係るネットワーク環境内での電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
【0033】
図2を参照すると、電子装置220(例:
図1の電子装置100)は顧客210の注文申請に対応して購入物品を提供し、購入物品に対する販売注文が共に要請されると、外部装置230と連係する情報を提供することができる。顧客の注文申請情報内に物品の購入情報および購入した物品の販売情報が共に含まれ得、本明細書は物品の購入と同時に追って購入した物品の販売情報が共に注文申請されたことを基準として説明される。
【0034】
電子装置220、顧客210、および外部装置230は相互間のデータを送信または受信することができる。
図2で顧客210として例示されたものは、顧客210が所持している端末機(例:スマートフォン、コンピュータ)を含むことができる。
【0035】
電子装置220は段階201で顧客210が購入しようとする物品に対する注文申請の入力を受信することができる。例えば、電子装置220は顧客210に注文申請のページを提供し、注文ページで顧客210の携帯電話(例:携帯端末機)を購入物品として含む注文申請の入力を獲得することができる。電子装置220は顧客210の注文申請が注文完了に変更されると、購入物品に対する注文情報を獲得することができる。例えば、電子装置220はデータベース(例:
図1のデータベース130)に蓄積されて保存される顧客210の注文情報に関するデータを獲得したり、分散保存されるネットワーク環境の保存所から顧客210の注文情報に関するデータを獲得することができ、注文情報に関するデータ獲得の方式は制限されない。電子装置220は顧客210の注文情報に対応する顧客情報を注文情報とともに獲得することができる。
【0036】
電子装置220は段階202で獲得した注文情報および顧客情報を外部装置230に送信することができる。例えば、電子装置220は段階201の注文申請によって獲得することになる注文情報および注文情報に対応する顧客情報を外部装置230に送信することができる。電子装置220が送信する情報はデータで送信または受信可能な形態で具現され得る。実施形態で注文申請時に下取り販売情報を入力することができ、下取り販売情報は顧客が注文する有形商品に関連した無形商品のように管理され得る。ただし、無形商品は顧客が購入する有形商品の購入が取り消しになると、下取り販売に対応する無形商品も購入が取り消しとなり得る。実施形態で下取り販売の申請は有形商品に対する注文が完了した後にも可能であり得るが、有形商品に対する注文が存在しない場合には別途の申請が不可となり得る。また、実施形態で注文情報に含まれた購入物品が複数である場合、顧客の下取り販売の申請は1回に限って可能であり得る。例えば、顧客の購入物品が「第1携帯電話」および「第2携帯電話」(例:「第1携帯電話」と同一または異なる物品で下取り販売の申請が可能な物品)の場合、顧客は注文と共に、あるいは注文後に「第1携帯電話」のみに対して下取り販売の申請をしたり、「第2携帯電話」のみに対して下取り販売の申請をしたり、「第1携帯電話」および「第2携帯電話」に対して下取り販売の申請をすることができる。顧客が「第1携帯電話」のみに対して下取り販売の申請をした場合、追って「第2携帯電話」に対する下取り販売の申請をすることは不可となり得る。
【0037】
電子装置220は段階203で外部装置230に認証情報を送信することができる。例えば、電子装置220は外部装置230にアクセスするためのリンク情報を顧客210に提供することができる。電子装置220は、リンク情報を顧客210に送信する前に、リンク情報に対応する認証情報を外部装置230に送信することができる。認証情報は電子装置220および外部装置230間に送信され得、顧客210の購入物品に対する下取り販売を遂行する外部装置230で電子装置220の購入物品に対する販売要請に該当するかを確認するための情報を含むことができる。認証情報はあらかじめ設定された時間の間有効性を有する情報を含むことができる。例えば、電子装置220が認証情報を外部装置230に送信すると、外部装置230は認証情報があらかじめ設定された時間内に電子装置220から送信されたものであるかを判断することができる。あらかじめ設定された時間が経過した認証情報は電子装置220から送信された有効な情報に該当しないため破棄され、段階203が再び遂行され得る。認証情報はあらかじめ設定された時間の間特定の電子装置220から発行されたトークン(token)を外部装置230で受信して判断する情報を含むことができる。一方、実施形態で電子装置220および外部装置230は、顧客にリンク情報を提供するために認証情報を交換する手続きを本段階で遂行してもよい。このような認証情報を交換し、認証情報に基づいてリンクを生成して顧客に提供することによって、顧客が電子装置220を通じて獲得したリンク情報に基づいて外部装置230と連動され得るページにアクセスが可能である。実施形態で認証情報に関連した情報がリンク情報に含まれ得、このようなリンク情報によって顧客は第2ページにアクセスすることができる。
【0038】
電子装置220は、段階203で注文情報に下取り販売に対する申請情報が含まれた場合、外部装置230に認証情報を送信することができる。認証情報は両方向トークン認証技術を利用した情報を含むことができる。例えば、電子装置220は公開トークンを外部装置230に送信することができる。公開トークンを受信した外部装置230は、電子装置220の公開トークンが有効な時間内に秘密トークンを電子装置220に送信することができる。電子装置220は秘密トークンを受信して下取り販売に対して契約した外部業者に該当するかを確認することができる。他の例として、電子装置220は段階203で一方向トークン認証技術を利用した情報を送信することができる。電子装置220は一定の時間の間有効な公開トークンを外部装置230に送信し、一定の時間内に外部装置230から段階204に進行するための販売価格に関連したデータおよび下取り販売の申請のためのリンク情報送信の要請メッセージのうち少なくとも一つを受信することができる。一例として、電子装置220は、一定の時間内に外部装置230から販売価格に関連したデータおよび下取り販売の申請のためのリンク情報送信の要請メッセージのうち少なくとも一つを受信できない場合、段階204~段階207の遂行を省略できる。他の例として、電子装置220は、一定の時間内に外部装置230から販売価格に関連したデータおよび下取り販売の申請のためのリンク情報送信の要請メッセージのうち少なくとも一つを受信する場合、段階203以降の段階を遂行できる。
【0039】
電子装置220および外部装置230間に認証情報を送信または受信する段階はトークン認証技術を利用した方式に制限されず、多様な方式が活用され得る。
【0040】
電子装置220は段階204で外部装置230から顧客が販売しようとする販売物品に対する販売価格に関連したデータを受信することができる。例えば、電子装置220は顧客210から購入しようとする物品を注文しながら、同時に購入物品を追って販売する注文要請を受信することができる。電子装置220は顧客210に物品を購入および販売する注文要請ページおよびインターフェースのうち少なくとも一つを提供することができる。外部装置230は顧客210の販売物品に対する販売(例:下取り販売)を遂行できる外部業者(例:下取り販売業者)のサーバーを含むことができる。電子装置220は顧客210の販売物品に対する物品の状態および販売予想時期に対応する販売価格に関連したデータを外部装置230から受信することができる。販売価格に関連したデータは外部装置230から電子装置220に周期的に受信され得る。例えば、段階204は任意の時間(例:10分)を周期として繰り返し遂行され得る。電子装置220は販売価格に関連したデータを受信して顧客210に提供することができ、段階204での周期と同一の周期または異なる周期によってアップデートして提供することができる。
【0041】
電子装置220は段階205で顧客210にリンク情報を送信することができる。例えば、リンク情報は顧客210が外部装置230にアクセスするための情報を含むことができる。リンク情報は顧客210の販売物品を外部装置230を通じて販売するための情報入力ページ(例:第2ページ)にアクセスするための情報を含むことができる。本明細書で外部装置にアクセスするためのリンク情報またはリンク情報に対応する第2ページまたは認証情報に基づいてアクセスが可能な第2ページは、第2ページと混用されて説明され得る。
【0042】
電子装置220は段階205で提供したリンク情報に対する顧客210の情報入力を受信することができる。
図2を参照すると、段階206で提供された情報入力ページに顧客210の入力情報が獲得されると、ページ内の情報が外部装置230に提供され得る。電子装置220の情報提供方法は
図2に図示された例示に制限されず、電子装置220は段階206で第2ページに入力される顧客210の情報を受信して外部装置230に送信することができる。前記第2ページに入力される情報は、下取り販売のための商品の具体的な情報および下取り販売のためのピックアップ時間と場所設定情報を含むことができる。一方、第2ページに情報の入力によって顧客に提供される下取り販売に関連した情報がアップデートされ得る。第2ページに入力する下取り販売関連情報が電子装置220が直接獲得する情報に比べて詳細であり得、外部装置230の運営者が下取り販売対象物の状態を確認した後に下取り販売関連情報がアップデートされ得る。また、外部装置は下取り販売に対応して、顧客に入金を進行した情報を電子装置220に提供することができる。また、他の実施形態では下取り販売に対応した物品の収去と該当物品の価格に対する情報を電子装置220に提供し、電子装置220はこれと関連して下取り販売に対応する補償を顧客210に提供することができる。前記下取り販売に対応する補償は、現金の入金を通じて遂行されるか、電子装置220に関連した物品の購入に使われるポイントを顧客に伝送する方式で遂行され得る。
【0043】
電子装置220は段階207で外部装置230から販売関連情報に対する進行情報を受信することができる。例えば、販売関連情報は顧客210の販売物品に関する情報、購入物品に対応する販売案内情報、および販売物品に対する販売価格に関連したデータのうち少なくとも一つを含むことができる。また、段階206で外部装置230が獲得した情報のうち少なくとも一部が電子装置220に伝送され得る。
【0044】
電子装置220は段階208で顧客210に注文情報および販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページに提供することができる。電子装置220は顧客210に販売物品の状態および販売物品の販売予想時期による販売価格に関連したデータを第1ページに提供することができる。第1ページは注文完了ページ、注文目録ページ、および注文内容ページのうち少なくとも一つを含むことができ、購入物品に関する情報を提供するページを意味し得る。本明細書では第1ページに含まれ得るページの名称が第1ページと混用されて説明され得る。
【0045】
図3a~
図3cは、多様な実施形態に係る情報提供方法の検索ページまたは注文ページ内の販売案内情報提供に関する例示図である。
【0046】
図3aは、電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)が物品検索のために顧客(例:
図2の顧客210)に提供するページに関する例示図である。
【0047】
電子装置は物品検索ページに購入物品に対応する販売案内情報310を提供することができる。
図3aを参照すると、電子装置はデータベース(例:
図1のデータベース130)に保存された情報のうち少なくとも一部と顧客の物品検索情報とを比較して、検索した物品が下取り販売が可能な物品である場合、購入物品に対応する販売案内情報310を物品検索ページに提供することができる。例えば、電子装置は顧客の携帯電話に対する検索情報(例:「アイフォン12」に対する検索情報)を獲得して下取り販売が可能な物品の情報と一致するかを比較し、比較情報が一致すると判断されると、検索ページまたは検索結果ページに販売物品に対する販売案内情報310を提供することができる。販売物品に対する販売案内情報310は、比較情報が一致しないと判断される場合にも、検索ページまたは検索結果ページに提供され得る。
【0048】
図3bは、電子装置が物品注文のために顧客に提供する注文ページに関する例示図である。
【0049】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は注文ページに購入物品に対応する販売案内情報320(例:
図3aの購入物品に対応する販売案内情報310)を提供することができる。例えば、電子装置はデータベース(例:
図1のデータベース130)に保存された情報のうち少なくとも一部と顧客(例:
図2の顧客210)の注文情報とを比較して、注文中である物品が下取り販売が可能な物品である場合、購入物品に対応する販売案内情報320を物品注文ページに提供することができる。電子装置は携帯電話に対する注文情報を獲得して下取り販売が可能な物品の情報と一致するかを比較し、比較情報が一致すると判断されると、注文ページに販売物品に対する販売案内情報320を提供することができる。販売物品に対する販売案内情報320は、比較情報が一致しないと判断される場合にも、注文ページに提供され得る。
【0050】
図3cは、販売物品に対する販売情報(例:
図3aの購入物品に対応する販売案内情報310または
図3bの購入物品に対応する販売案内情報320)に含まれた内容に関する例示図である。
【0051】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は購入物品に対応する販売案内情報に含まれた内容に対するページを、ポップアップ形式あるいは検索ページまたは注文ページとは別途のページに提供することができる。購入物品に対応する販売案内情報は、下取り販売に対する説明情報、下取り販売に対する広報情報、下取り販売手続きに対する情報、および下取り販売に対する留意事項の情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
図3a~
図3cを参照すると、電子装置は購入物品に対応する販売案内情報310、320に対する選択入力を獲得すると、
図3cの例示のようなページをポップアップ形式あるいは検索ページまたは注文ページとは別途のページに提供することができる。
【0052】
図3a~
図3cで例示として挙げている購入物品に対応する販売案内情報310、320は携帯電話に対するものであるが、販売物品は携帯電話に制限されるものではない。例えば、エアコンに対する下取り販売業者、冷蔵庫に対する下取り販売業者、TVに対する下取り販売業者、またはコンピュータに対する下取り販売業者など、下取り販売が可能な物品または下取り販売業者が取り扱う物品についてのものであれば、購入物品に対応する販売案内情報が提供され得る。
【0053】
図4a~
図4cは、多様な実施形態に係る情報提供方法の販売価格に関連したデータに関連した例示図である。
【0054】
図4aは、
図3aおよび
図3bで提供される購入物品に対応する販売案内情報310、320または
図3cの例示のような情報に含まれて提供され得る情報に関連した例示図である。
【0055】
図4aを参照すると、電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は、下取り販売金額に対する相場照会情報を提供するための領域410を、購入物品に対応する販売案内情報が提供されるページの少なくとも一部に提供することができる。例えば、電子装置は購入物品に対応する販売案内情報を提供しながら、詳細情報を提供するための
図3cの詳細ページに
図4aの相場照会情報を提供するための領域410を共に提供することができる。
【0056】
図4bは、
図4aの相場照会情報を提供するための領域410に対する入力獲得に対応したページの例示図である。
【0057】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は相場照会情報を提供するための領域に対する入力が獲得されると、相場照会情報を提供することができる。例えば、電子装置は注文情報に基づいて購入物品に対応する相場照会情報を提供することができる。
図4bで例示するように、提供される相場照会情報は販売物品に関する情報、販売価格に関連したデータ、下取り販売に対する留意事項の情報、および販売物品変更情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0058】
図4bを参照すると、電子装置は販売物品変更情報の提供のための領域420の情報および販売価格に関連したデータの提供のための領域430の情報を、相場照会情報に対する詳細ページの少なくとも一部に提供することができる。例えば、電子装置は販売物品変更情報の提供のための領域420の情報に対する選択入力を獲得すると、販売物品変更情報をポップアップ形式で提供するか、別途のページで顧客に提供することができる。他の例として、電子装置は販売価格に関連したデータの提供のための領域430の情報に対する選択入力を獲得すると、販売価格に関連したデータをポップアップ形式で提供するか、別途のページで顧客に提供することができる。
【0059】
電子装置は販売物品変更情報の提供のための領域420の情報に対する選択入力を獲得すると、現在販売しようとする物品を含んだ物品に対する情報を提供することができる。例えば、
図4bに図示されたように、「フォン256G」を他の物品に変更して「フォン512G」に対する選択入力を獲得すると、電子装置は変更の選択入力に対応して相場照会情報を提供することができる。
【0060】
図4cは、
図4bの販売価格に関連したデータの提供のための領域430の情報に対する入力獲得に対応したページの例示図である。
【0061】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は販売価格に関連したデータの提供のための領域に対する入力を獲得すると、販売価格に関連したデータを提供することができる。例えば、電子装置は販売物品の販売価格に関連したデータを等級別相場表の形態で提供することができる。
図4bを参照すると、S等級、A等級、B等級、C等級、およびD等級に分類され得、等級別相場が一定の範囲で策定されて提供され得る。
図4cを参照すると、等級別相場を測定できる要素に関する情報が提供され得る。例えば、携帯電話の場合、液晶の状態、後板(側面)の状態、残像の有無、指紋認識の有無、羅針盤(例:地磁気センサ)の状態、LCDディスプレイの状態、音声録音の状態、カメラの状態、Wi-Fiの状態、または電源の状態などに対する情報を総合して等級が決定され得る。
図4cで例示として挙げるものは携帯電話に対する等級決定基準の要素であり得、他の物品に対しては等級決定基準の要素が異なり得る。販売価格に関するデータは等級決定基準の要素を含むことができ、
図4cで例示として挙げた等級決定基準の要素は販売物品の状態に代表されて指称され得、販売物品の販売予想時期も含むことができる。
【0062】
図5aおよび
図5bは、多様な実施形態に係る情報提供方法の販売の申請に関連した例示図である。
【0063】
図5aは、情報提供方法の第1ページに提供される情報に関する例示図である。
【0064】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は注文情報および販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページに提供することができる。
図5aを参照すると、第1ページには注文情報に含まれ得る購入完了の情報、物品価格の情報、決済金額の情報、および配送情報のうち少なくとも一つが提供され得る。第1ページには顧客情報のうち、顧客氏名情報および顧客の住所(または配送先の住所)情報のうち少なくとも一つが提供され得る。第1ページには販売関連情報のうち購入物品に対する下取り販売の申請案内情報が提供され得る。
【0065】
電子装置は第1ページに販売関連情報のうち購入物品に対する下取り販売の申請案内情報を少なくとも一部に提供し、購入物品に対する下取り販売の申請のための選択入力の部分510を少なくとも一部に提供することができる。
【0066】
図5bは、情報提供方法によって第1ページで獲得される選択入力に対応して提供される下取り販売の申請情報ページに関する例示図である。
【0067】
電子装置(例:
図1の電子装置100または
図2の電子装置220)は、
図5aの購入物品に対する下取り販売の申請のための選択入力の部分510の選択入力を獲得して下取り販売の申請情報ページを提供することができる。下取り販売の申請情報ページは、下取り販売の過程に関する情報および約款に関する情報を含むことができる。
図2および
図5bを参照すると、下取り販売の申請情報ページの約款に関する情報に同意の選択入力が獲得され、申請に対する選択入力が獲得されると、電子装置は
図2の段階203、段階205を遂行して顧客210に第2ページを提供することができる。
【0068】
図6a~
図6eは、多様な実施形態に係る情報提供方法のリンク情報に対応する情報の入力に関連した例示図である。
【0069】
図6aは、情報提供方法のリンク情報に対応する第2ページの相場確認ページの例示図である。
【0070】
図2を参照すると、リンク情報は段階205で電子装置220から顧客210に提供され、リンク情報に含まれたリンクを選択すると第2ページが提供され得る。
図6aを参照すると、第2ページはB社(例:
図2の外部装置230)で提供するページを含むことができる。例えば、B社は外部業者、下取り販売業者、および外部装置(例:
図2の外部装置230)のうち少なくとも一つを含むことができる。第2ページに提供される情報は第1ページに提供される情報を含むことができ、電子装置の運営主体に関連したアイコン情報を含むことができる。例えば、電子装置の運営主体に関連したアイコン情報は、
図6aのA社 X B社610に提供され得る。電子装置の運営主体はA社、下取り販売を遂行する外部業者はB社を意味し得る。
【0071】
外部装置は第2ページの相場確認ページに、電子装置の運営主体に関連したアイコン情報、販売価格に関連したデータ、予想下取り金額情報、販売物品変更情報の提供のための領域620の情報、販売価格に関連したデータの提供のための領域630の情報、下取り販売の申請段階の情報、および次の段階に移るための領域640の情報のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0072】
販売物品変更情報の提供のための領域620の情報は
図4bの販売物品変更情報の提供のための領域420の情報に対応し得、販売価格に関連したデータの提供のための領域630は
図4bの販売価格に関連したデータの提供のための領域430の情報に対応し得る。
【0073】
図6b~
図6dは、情報提供方法の第2ページのうち申請書作成ページに関する例示図である。
【0074】
外部装置(例:
図2の外部装置230)は第2ページの申請書作成ページに、
図6aの相場確認ページで提供される情報を少なくとも一部含んで提供することができる。例えば、第2ページの申請書作成ページに、電子装置の運営主体に関連したアイコン情報、販売価格に関連したデータ、予想下取り金額情報、下取り販売の申請段階の情報、および次の段階に移るための領域の情報のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0075】
外部装置は第2ページの申請書作成ページに、販売物品の識別情報の入力のための領域650の情報、顧客情報の入力のための領域660の情報、訪問収去住所の入力のための領域の情報、収去日時および要請事項の入力のための領域の情報、および下取り販売金額の入金口座番号の入力のための領域の情報のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0076】
物品の識別情報の入力のための領域650の情報は、例えば携帯電話である場合、IMEI番号を含むことができる。携帯電話のIMEIは、International Mobile Equipment Identityであり、携帯電話の固有シリアル番号を意味する。携帯電話のIMEI番号は携帯電話の所有者が変更されても変わらない固有な識別情報であるので、IMEI番号を検索して携帯電話の紛失の有無または中古品であるかどうかなどの情報の提供を受けることができる。
図6bを参照すると、第2ページの申請書作成ページに販売物品の識別情報の入力のための領域650にIMEI番号を入力すると、有効なIMEI番号に該当するかが確認され得る。この場合、外部のリンクを経由してIMEI番号照会サイトでIMEI番号の有効性を確認することができる。
図6bのIMEI番号は中古品であるかどうかまたは出庫時期に関する情報を提供して、下取り販売の申請時に販売価格に関連したデータと比較するのに役に立ち得る。
【0077】
顧客情報の入力のための領域660の情報は、
図2の段階202で電子装置220を通じて外部装置230に送信される情報と同じであり得る。
図6bの第2ページに提供される顧客情報の入力のための領域660の情報は、
図2の段階202で外部装置230が受信した顧客情報と比較するためのものであり得る。例えば、電子装置は物品を購入するとともに、下取り販売の申請を進行できる情報を獲得することができる。この時、電子装置が
図2の段階202で注文情報とともに外部装置230に送信する顧客情報は、
図6bで認証する顧客情報と同じであり得る。他の例として、電子装置は物品を購入する注文情報を獲得し、物品を購入した時点からそれ以上物品を使わない時点までの期間の間に下取り販売を申請する情報を獲得することができる。この時、電子装置が
図2の段階202で注文情報とともに外部装置230に送信する顧客情報は、
図6bで認証する顧客情報と同一または異なり得る。
図2の段階202での顧客情報と
図6bでの顧客情報とが異なる場合は、購入物品の所有者が変更されたケースに該当し得る。
図6bの顧客情報入力のための領域660は顧客情報が
図2の段階202での顧客情報と一致するかを判断するためのものではなく、本人認証のように有効な人であるかどうかを判断するためのものであり得る。
図6cは本人認証を遂行する例示であり、
図6bの顧客情報入力のための領域660は入力される顧客情報で本人認証のための認証番号を入力する領域を含むことができる。
【0078】
図6dを参照すると、第2ページのうち申請書作成ページは販売進行前同意事項情報および約款に関する情報のうち少なくとも一つを提供することができる。外部装置は第2ページのうち申請書作成ページに販売進行前同意事項情報のチェックおよび約款に関する情報のチェックの入力を獲得すると、申請完了領域の入力を活性化させることができる。
【0079】
図6eは、情報提供方法の第2ページのうち申請完了ページに関する例示図である。
【0080】
外部装置(例:
図2の外部装置230)は顧客の申請完了入力を獲得すると、
図6dで
図6eのページに切り替えて提供することができる。電子装置は第2ページのうち申請完了ページに電子装置の運営主体に関連したアイコン情報、販売価格に関連したデータ、下取り販売の申請段階の情報、下取り販売の申請日に関する情報、下取り販売顧客の情報、下取り販売物品の情報、および下取り販売の申請後の手続きに関する情報のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0081】
図6eを参照すると、外部装置は第2ページのうち申請完了ページの最下段の「申請の詳細を見る」領域に対する入力を獲得すると、第1ページにリダイレクティング(redirecting)され得る。他の例として、電子装置は第2ページのうち申請完了ページの最下段の「A社に戻る」領域に対する入力を獲得すると、電子装置を通じて運営中である販売ページにリダイレクティングされ得る。
【0082】
図6a~
図6eは第2ページに含まれて提供されるページに関する例示であり得、下取り販売の申請が進行されるにつれて
図6aから
図6eの順で提供されたり、一段階ずつ逆順に進行されると
図6eから
図6aの順で提供され得る。
【0083】
図7は、多様な実施形態に係る情報提供方法の販売関連情報に対する進行情報の提供に関連した例示図である。
【0084】
図7は、情報提供方法の第2ページのうち申請完了以降の販売関連情報に対する進行情報に関する例示図である。
【0085】
外部装置(例:
図2の外部装置230)は
図6a~
図6bの第2ページ上での顧客の下取り販売の申請完了の情報が獲得されると、販売関連情報に対する進行情報ページを提供することができる。販売関連情報に対する進行情報ページは、電子装置の運営主体に関連したアイコン情報、販売物品に関する情報、下取り販売の申請者および訪問収去情報、および下取り販売進行情報710のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0086】
図7の下取り販売進行情報710は下取り販売が進行している情報を順次提供することができる。例えば、外部装置(例:
図2の外部装置230)は下取り販売の申請完了の入力に対応して下取り販売進行情報710のうち「申請完了」の情報を提供することができる。他の例として、外部装置は8月13日(金)訪問収去予定の情報によって下取り販売が進行の情報を獲得すると、下取り販売進行情報710のうち「収去完了」、「検収完了」、および「販売完了」の情報を順次提供することができる。外部装置は8月13日(金)に物品に対する収去を完了した後、収去された物品に対して販売価格に関連したデータによって検収を進行して販売価格を策定することができる。外部装置は策定された販売価格に対する情報を物品の販売者(例:顧客)および電子装置のうち少なくとも一つに提供することができ、第三者に物品が販売されると販売完了の情報を提供することができる。外部装置は「収去完了」、「検収完了」、および「販売完了」の情報を個別の手続きを完了した後電子装置に送信することができ、これは
図2の段階207に含まれ得る。電子装置は外部装置から受信される「収去完了」、「検収完了」、および「販売完了」の情報を顧客に提供することができ、これは
図2の段階208に含まれ得る。
【0087】
図7で下取り販売進行情報710は第2ページに提供される例示であるが、下取り販売の申請が完了した後には第1ページにおいても提供され得る。また、
図6aで運営主体に関連したアイコン情報610は第2ページに提供される例示であるが、運営主体であるA社に関連したアイコン情報は第1ページにおいても提供され得る。
【0088】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得する段階、前記注文情報および前記顧客情報を外部装置に送信する段階、前記外部装置から前記購入物品に対応し、顧客が販売する販売物品に対する販売関連情報を受信する段階、および前記注文情報および前記販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページで提供する段階を含むことができる。
【0089】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、前記外部装置にアクセスするためのリンク情報を提供する段階をさらに含み、前記販売関連情報は前記リンク情報に対応する第2ページで入力され得る。
【0090】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法の前記外部装置に送信する段階は、前記リンク情報に対応する認証情報を前記外部装置に送信する段階を含み、前記リンク情報に対応する第2ページは前記認証情報に基づいてアクセス可能であり得る。
【0091】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、前記第1ページおよび前記第2ページに前記電子装置の運営主体に関連したアイコンが表示され得る。
【0092】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、前記販売関連情報に対する進行情報を前記外部装置から受信する段階および前記第1ページに前記進行情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0093】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法の前記認証情報は、あらかじめ設定された時間の間有効性を有する情報を含むことができる。
【0094】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法は、前記販売物品の状態および前記販売物品の販売予想時期による販売価格に関連したデータを受信して前記第1ページおよび前記第2ページで前記販売価格に関連したデータを提供する段階をさらに含むことができる。
【0095】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法の前記販売関連情報を受信する段階は、前記販売物品が携帯端末機である場合、前記携帯端末機の識別情報を確認する段階を含むことができる。
【0096】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法の前記注文情報は、前記購入物品に対応する販売案内情報を含むことができる。
【0097】
多様な実施形態に係る電子装置の注文関連情報提供方法の前記販売価格に関連したデータは、前記外部装置から周期的に受信することができる。
【0098】
多様な実施形態に係る電子装置は、トランシーバー、データベース、およびプロセッサを含み、前記プロセッサは購入物品に対する注文情報および前記注文情報に対応する顧客情報を獲得し、前記注文情報および前記顧客情報を外部装置に送信し、前記外部装置から前記購入物品に対応し、顧客が販売する販売物品に対する販売関連情報を受信し、前記注文情報および前記販売関連情報のうち少なくとも一部を第1ページで提供することができる。
【0099】
多様な実施形態に係る電子装置の前記プロセッサは、前記外部装置にアクセスするためのリンク情報を提供し、前記販売関連情報は前記リンク情報に対応する第2ページで入力され得る。
【0100】
多様な実施形態に係る電子装置の前記プロセッサは、前記リンク情報に対応する認証情報を前記外部装置に送信し、前記リンク情報に対応する第2ページは前記認証情報に基づいてアクセス可能であり得る。
【0101】
多様な実施形態に係る電子装置は、前記第1ページおよび前記第2ページに前記電子装置の運営主体に関連したアイコンが表示され得る。
【0102】
多様な実施形態に係る電子装置の前記プロセッサは、前記販売関連情報に対する進行情報を前記外部装置から受信し、前記第1ページに前記進行情報を提供することができる。
【0103】
多様な実施形態に係る電子装置の前記認証情報は、あらかじめ設定された時間の間有効性を有する情報を含むことができる。
【0104】
多様な実施形態に係る電子装置の前記プロセッサは、前記販売物品の状態および前記販売物品の販売予想時期による販売価格に関連したデータを受信して前記第1ページおよび前記第2ページで前記販売価格に関連したデータを提供することができる。
【0105】
多様な実施形態に係る電子装置の前記プロセッサは、前記販売物品が携帯端末機である場合、前記携帯端末機の識別情報を確認することができる。
【0106】
多様な実施形態に係る電子装置の前記注文情報は前記購入物品に対応する販売案内情報を含むことができる。
【0107】
多様な実施形態に係る電子装置の前記販売価格に関連したデータは前記外部装置から周期的に受信され得る。
【0108】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態について開示したし、たとえ特定の用語が使われていてもこれは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に土台を置いた他の変形例が実施可能であることは本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に自明である。
【0109】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0110】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を遂行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を遂行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)等のような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)等のようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成で限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0111】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。