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特許7293391通信方法、端末機器およびネットワーク機器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-09
(45)【発行日】2023-06-19
(54)【発明の名称】通信方法、端末機器およびネットワーク機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 28/04 20090101AFI20230612BHJP
   H04W 72/21 20230101ALI20230612BHJP
   H04W 72/1268 20230101ALI20230612BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20230612BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W72/21
H04W72/1268
H04W72/0446
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2021556927
(86)(22)【出願日】2019-03-26
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-13
(86)【国際出願番号】 CN2019079762
(87)【国際公開番号】W WO2020191636
(87)【国際公開日】2020-10-01
【審査請求日】2022-03-01
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(74)【代理人】
【識別番号】100120385
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 健之
(72)【発明者】
【氏名】リン、ヤナン
(72)【発明者】
【氏名】ウー、ズオミン
【審査官】鈴木 重幸
(56)【参考文献】
【文献】Samsung,HARQ enhancements for NR-U[online],3GPP TSG RAN WG1 #96 R1-1902259,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_96/Docs/R1-1902259.zip>,2019年02月15日
【文献】MediaTek Inc.,Enhancements on HARQ for NR-U operation[online],3GPP TSG RAN WG1 #95 R1-1812358,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_95/Docs/R1-1812358.zip>,2018年11月03日
【文献】Intel Corporation,Enhancements to HARQ for NR-unlicensed[online],3GPP TSG RAN WG1 #96 R1-1902473,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_96/Docs/R1-1902473.zip>,2019年02月16日
【文献】OPPO,HARQ enhancements for NR-U[online],3GPP TSG RAN WG1 #96b R1-1904896,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_96b/Docs/R1-1904896.zip>,2019年03月30日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
端末機器が、第1情報フィールドを含むダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用されることと、
前記第1情報フィールドがフィードバックコードブックをトリガするために使用されるか否かに従って、前記端末機器が、物理チャネルで前記フィードバックコードブックの伝送パラメータを送信すると決定することと、
前記伝送パラメータを使用して、前記端末機器が、前記物理チャネルで前記フィードバックコードブックを送信することと、を含み、
前記第1情報フィールドが、前記フィードバックコードブックをトリガするために使用される場合、前記伝送パラメータは、第1伝送パラメータセットに属し、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックコードブックをトリガするために使用されない場合、前記伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットに属し、前記第1伝送パラメータセットは、前記第2伝送パラメータセットと異なり、
前記第1伝送パラメータセットが、前記第2伝送パラメータセットのサブセットであることを特徴とする、前記通信方法。
【請求項2】
前記伝送パラメータは、前記DCIに含まれる第2情報フィールドに基づいて、前記第1伝送パラメータセットまたは前記第2伝送パラメータセットから選択されることを特徴とする、
請求項に記載の通信方法。
【請求項3】
前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットは、それぞれ、自動ハイブリッド再送要求(HARQ)フィードバックタイミングセットであることを特徴とする、
請求項ないしのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項4】
前記伝送パラメータは、
前記フィードバックコードブックの伝送に使用されるフィードバックタイミングを含むことを特徴とする、
請求項1ないしのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項5】
前記第1情報フィールドがトリガするフィードバックコードブックに対応する少なくとも1つのPDSCHは、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応する少なくとも1つのPDSCHであることを特徴とする、
請求項1ないしのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項6】
前記第2伝送パラメータセットは、一時的に決定されないフィードバックタイミングを指示する第1要素を含み、
前記第1伝送パラメータセットは、前記第2伝送パラメータセットに含まれる第1要素を除いて、他の要素を含む、ことを特徴とする、
請求項に記載の通信方法。
【請求項7】
通信方法であって、
ネットワーク機器が、第1情報フィールドを含むダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用されることと、
前記第1情報フィールドがフィードバックコードブックをトリガするために使用されるか否かに従って、前記ネットワーク機器が、物理チャネルで端末機器によって送信された前記フィードバックコードブックの伝送パラメータを受信すると決定することと、
前記伝送パラメータを使用して、前記ネットワーク機器が、前記物理チャネルで前記端末機器によって送信された前記フィードバックコードブックを受信することと、を含み、
前記第1情報フィールドが、前記フィードバックコードブックをトリガするために使用される場合、前記伝送パラメータは、第1伝送パラメータセットに属し、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックコードブックをトリガするために使用されない場合、前記伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットに属し、前記第1伝送パラメータセットは、前記第2伝送パラメータセットと異なり、
前記第1伝送パラメータセットが、前記第2伝送パラメータセットのサブセットであることを特徴とする、前記通信方法。
【請求項8】
前記伝送パラメータが、前記第1伝送パラメータセットまたは前記第2伝送パラメータセットにおける前記DCIに含まれる第2情報フィールドに対応する伝送パラメータであることを特徴とする、
請求項に記載の通信方法。
【請求項9】
前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットは、それぞれ、自動ハイブリッド再送要求(HARQ)フィードバックタイミングセットであることを特徴とする、
請求項ないしのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項10】
前記伝送パラメータは、前記フィードバックコードブックの伝送に使用されるフィードバックタイミングを含み、および
前記第1情報フィールドがトリガするフィードバックコードブックに対応する少なくとも1つのPDSCHは、前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応する少なくとも1つのPDSCHであることを特徴とする、
請求項ないしのいずれか一項に記載の通信方法。
【請求項11】
プロセッサを備える、端末機器であって、
前記端末機器に請求項1ないしのいずれか一項に記載の方法を実行させるために、前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成されることを特徴とする、前記端末機器。
【請求項12】
プロセッサを備える、ネットワーク機器であって、
前記ネットワーク機器に請求項ないし10のいずれか一項に記載の方法を実行させるために、前記プロセッサは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成されることを特徴とする、前記ネットワーク機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願実施例は、通信技術分野に関し、具体的には、通信方法、端末機器およびネットワーク機器に関する。
【背景技術】
【0002】
通信システムにおいて、ネットワーク機器は、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control information)を介して端末機器に物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)をスケジューリングすることができる。端末機器は、当該PDSCHを検出し、検出結果に基づいてフィードバック情報を送信する。
【0003】
通信システムの発展に伴い、通信の柔軟性に対する要求もますます高まれ、フィードバック情報の伝送における柔軟性をどのように改善するかは、解決すべき緊急の問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願実施例は、通信方法、端末機器およびネットワーク機器を提供し、フィードバック情報の伝送における柔軟性を改善して、通信パフォーマンスを向上させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1態様において、通信方法を提供し、前記方法は、端末機器が、第1情報フィールドを含むダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用されることと、前記第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、前記端末機器が、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信すると決定することと、前記伝送パラメータを使用して、前記端末機器が、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを送信することと、を含む。
【0006】
第2態様において、通信方法を提供し、前記方法は、ネットワーク機器が、ダウンリンク制御情報(DCI)を送信することであって、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用されることと、前記第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、前記ネットワーク機器が、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを受信すると決定することと、前記伝送パラメータを使用して、前記ネットワーク機器が、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを受信することと、を含む。
【0007】
第3態様において、前記第1態様における方法を実行するように構成される、端末機器を提供する。
【0008】
具体的には、当該端末機器は、前記第1態様における方法を実行するように構成される機能モジュールを備える。
【0009】
第4態様において、前記第2態様における方法を実行するように構成される、ネットワーク機器を提供する。
【0010】
具体的には、当該ネットワーク機器は、前記第2態様における方法を実行するように構成される機能モジュールを備える。
【0011】
第5態様において、プロセッサ、メモリおよびトランシーバを備える通信機器を提供する。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成され、トランシーバに基づいて上記の第1態様または第2態様における方法を実行する。
【0012】
第6態様において、上記の第1態様または第2態様における方法を実現するように構成される、チップを提供する。
【0013】
具体的には、当該チップを実装する機器にトランシーバに基づいて上記の第1態様または第2態様における方法を実行させるために、当該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するように構成されるプロセッサを備える。
【0014】
第7態様において、コンピュータプログラムを記憶するように構成される、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに上記の第1態様または第2態様における方法を実行させる。
【0015】
第8態様において、コンピュータプログラム命令を含む、コンピュータプログラム製品を提供し、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記の第1態様または第2態様における方法を実行させる。
【0016】
第9態様において、コンピュータで実行されるとき、コンピュータに上記の第1態様または第2態様における方法を実行させる、コンピュータプログラムを提供する。
【発明の効果】
【0017】
本願実施例において、DCIは、第1情報フィールドを含み得、当該第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用でき、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないこともでき、端末機器は、当該第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックシーケンスの送信を実行することができ、それにより、フィードバックシーケンスが第1情報フィールドによってトリガされるか否かによって、適切な伝送パラメータを柔軟に選択して、通信パフォーマンスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本願実施例による通信システムアーキテクチャの概略図である。
図2】本願実施例による通信方法の概略図である。
図3】本願実施例によるHARQフィードバックタイミングの開始時間ドメイン位置の概略図である。
図4】本願実施例による端末機器の例示的なブロック図である。
図5】本願実施例によるネットワーク機器の例示的なブロック図である。
図6】本願実施例による通信機器の例示的なブロック図である。
図7】本願実施例による通信装置の例示的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本願実施例における図面を参照しながら、本願実施例における技術的解決策を説明する。明らかに、説明される実施例は、本願実施例の一部であるが、全部ではない。本願実施例に基づいて、創造的な努力なしに当業者によって取得される他のすべての実施例は、本願の保護範囲に含まれるものとする。
【0020】
本願実施例の技術的解決策は、グローバルモバイル通信(GSM:Global System of Mobile communication)システム、コード分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域コード分離多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割二重化(TDD:Time Division Duplex)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、ワイマックス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システムまたは5Gシステムなどの、様々な通信システムに適用されることができる。
【0021】
例示的に、本願実施例に適用される通信システム100は、図1に示されたようである。当該通信システム100は、ネットワーク機器110を備えることができ、ネットワーク機器110は、端末機器120(または通信端末、端末と称する)と通信する機器であってもよい。ネットワーク機器110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供することができ、当該カバレッジエリア内に位置する端末機器と通信することができる。例示的に、当該ネットワーク機器110は、GSMシステムまたはCDMAシステムの基地局(BTS:Base Transceiver Station)、またはWCDMAシステムの基地局(NB:NodeB)、またはLTEシステムの進化型基地局(eNBまたはeNodeB:Evolutional Node B)、またはクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよく、または、当該ネットワーク機器は、モバイルスイッチングセンタ、リレーステーション、アクセスポイント、車載機器、ウェアラブル機器、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークのネットワーク側の機器、または将来進化する公衆陸上移動通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)のネットワーク機器などであってもよい。
【0022】
当該通信システム100は、ネットワーク機器110のカバレッジエリア内に位置する少なくとも1つの端末120をさらに備える。ここで使用される「端末機器」は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介した連続などの有線回線連続を介した、および/または別のデータ連続/ネットワークを介した、および/または、セルラーネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機などに対する無線インターフェースを介した、および/または別の端末の、通信信号を送受信するように設定された装置、および/または物事のインターネットシステム(IoT:Internet of Things)機器を含むが、これらに限定されない。無線インターフェースを介して通信するように設定された端末機器は、「無線通信端末」、「無線端末」または「モバイル端末」と称し得る。モバイル端末の例は、衛星または携帯電話、セルラー無線電話とデータ処理、ファックスおよびデータ通信能力を組み合わせることができるパーソナル通信システム(PCS: Personal Communications System)端末、無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダおよび/またはグローバルポジショニングシステム(GPS:Global Positioning System)受信器を含むことができるPDA、および従来のラップトップ型および/またはハンドヘルド型受信器または無線電話トランシーバを含む他の電子装置を含むが、これらに限定されない。端末機器は、アクセス端末、ユーザー機器(UE:User Equipment)、ユーザユニット、ユーザステーション、モバイルステーション、移動台、リモートステーション、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザデバイスを指すことができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイスまたは無線モデムに連続されたその他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイスおよび5Gネットワークの端末機器または将来進化するPLMNの端末機器などであり得る。
【0023】
例示的に、端末機器120間では、装置対装置(D2D:Device to Device)通信を実行できる。
【0024】
例示的に、5Gシステムまたは5Gネットワークは、ニューラジオ(NR:New Radio)システムまたはNRネットワークとも称し得る。
【0025】
図1は、1つのネットワーク機器および2つの端末機器を例示的に示し、例示的に、当該通信システム100は、複数のネットワーク機器を備えることができ、各ネットワーク機器のカバレッジエリアには、他の数の端末機器を含むことができるが、本願実施例はこれに限定されない。
【0026】
例示的に、当該通信システム100は、さらに、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティを備えることができるが、本願実施例はこれに限定されない。
【0027】
本願実施例では、ネットワーク/システムにおける通信機能を備えた機器を通信機器と称し得ることを理解されたい。図1に示された通信システム100を例とすると、通信機器は、通信機能を備えたネットワーク機器110および端末機器120を備えることができ、ネットワーク機器110および端末機器120は以上に記載の具体的な機器であってもよく、ここでは再び説明せず、通信機器は、さらに、通信システム100における、ネットワークコントローラ、モバイル管理エンティティなどの他のネットワークエンティティなどの、他の機器を備えることができ、本願実施例はこれらに限定されない。
【0028】
本明細書における「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書で常に互換的に使用されることを理解されたい。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられるオブジェクトを説明する単なる関連付け関係であり、3つの関係が存在できることを示し、例えば、Aおよび/またはBは、Aが独立で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが独立で存在する場合という3つの場合を表す。さらに、本明細書における記号「/」は、一般的に、前後の関連付けられるオブジェクトが、「または」という関係であることを示す。
【0029】
本願実施例の方法は、ライセンスのないスペクトラムの通信に適用されることができる。
【0030】
ライセンスのないスペクトラムは、国および地域で分割された、無線電子機器通信に使用できるスペクトラムであり、当該スペクトラムは、共有スペクトラムとして見なすことができ、即ち、異なる通信システム内の通信機器は、国または地域が当該スペクトラムで設定した規制要求を満たしている限り、政府から専用のスペクトラム認証を申請する必要なく、当該スペクトラムを使用できる。ライセンスのないスペクトラムを使用して無線通信を実行する各通信システムが、当該スペクトラムで友好的に共存できるようにするために、通信機器は、ライセンスのないスペクトラムで通信するとき、リッスンビフォアトーク(LBT:Listen Before Talk)の原則を準拠でき、即ち、通信機器は、ライセンスのないスペクトラムのチャネルで信号を送信する前に、チャネルセンシング(またはチャネル検出と称する)を実行する必要があり、チャネルセンシングの結果がチャネルアイドルである場合にのみ、通信機器は信号を送信でき、通信機器が、ライセンスのないスペクトラムでチャネルセンシングした結果がチャネルビージである場合、信号を送信できない。ライセンスのないスペクトラムでは、最大チャネル占有時間(MCOT:Maximum Channel Occupancy Time)は、LBTに成功した後ライセンスのないスペクトラムのチャネルを使用して信号を伝送することを許可する最大時間の長さを指すことができ、異なるチャネルアクセス方案には異なるMCOTがある。MCOTの最大値は、例えば10msであり得る。当該MCOTは、信号伝送の占有時間であることを理解されたい。チャネル占有時間(COT:Channel Occupancy Time)は、LBTに成功した後ライセンスのないスペクトラムのチャネルを使用して信号を伝送する時間の長さを指すことができ、当該時間の長さで信号占有チャネルは連続しなくてもよい。ここで、最長の一回のCOTは、例えば20msを超えることはできなく、当該COT内の信号伝送の占有時間の長さは、MCOTを超えない。
【0031】
ライセンスのないスペクトラムに適用される通信シナリオ以外に、本願実施例は、ライセンスされたスペクトラムの通信シナリオなどの、他の通信シナリオに適用できる。
【0032】
図2は、本願実施例による通信方法200の例示的なフローチャートである。当該方法200は、以下のコンテンツのうちの少なくとも一部を含む。
【0033】
210において、ネットワーク機器はDCIを送信し、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)をスケジューリングするために使用される。
【0034】
本願実施例におけるDCIは、PDSCHをスケジューリングするためのDCIであり得、当該の場合、当該DCIは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用できる。
【0035】
本願実施例は、これに限定されず、本願実施例におけるDCIは、PDSCHをスケジューリングするために使用されなくてもよく、この場合、当該DCIは、フィードバックシーケンスをトリガトリガするために使用でき、例えば、DCIが、特定のフォーマットのDCIである場合、当該DCIは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用できることを理解されたい。
【0036】
本願実施例で言及されたフィードバックシーケンスは、少なくとも1つのフィードバック情報をカスケードして取得できる。各フィードバック情報は、1つのPDSCHに対応して、対応するPDSCHの受信ステータスをフィードバックするために使用することができ、例えば、否定応答(NACK:Negative Acknowledgement)フィードバック情報は、ネットワーク機器に、対応するPDSCHが失われたかまたは正しく受信されていないことをフィードバックするために使用され、確認応答(ACK:Acknowledgement)フィードバック情報は、ネットワーク機器に、対応するPDSCHが正しく受信されたことをフィードバックするために使用される。
【0037】
本願実施例の送信または受信チャネル(例えば、PDSCH、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)など)は、当該チャネルで搬送された情報を送信または受信するなどを指すことができる。
【0038】
220において、端末機器は、ネットワーク機器からの当該DCIを受信する。
【0039】
本願実施例におけるDCIは、PDCCHで搬送でき、端末機器は、当該PDCCHの検索スペースを検出することを介して、当該DCIの受信を実現できる。
【0040】
230において、当該DCIに含まれる第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、端末機器が、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信すると決定する。
【0041】
本願実施例において、DCIは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用でき、DCIのフィードバックシーケンスをトリガする方式は、以下の2つの方式を介して実現できる。一実施形態において、フィードバックシーケンスは、第1情報フィールドを介してトリガでき(即ち、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される)、別の実施形態において、フィードバックシーケンスは、第1情報フィールドを介しなくトリガでき(即ち、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない)、即ち、非第1情報フィールドのトリガ方式を介してトリガでき、具体的には、当該DCIは、PDSCHのスケジューリングを介してトリガを実現できる。
【0042】
例示的に、本願実施例において、DCIに含まれる第1情報フィールドは、少なくとも1つのビットを含み、少なくとも1つのビットでの値が第1値(1つの値範囲内の値であり得る)である場合、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されることを表し、少なくとも1つのビットの値が第2値(別の1つの値範囲内の値であり得る)である場合、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないことを表す。この場合、フィードバックシーケンスに対するトリガは、当該DCIがPDSCHをスケジューリングすることを介してトリガを実現できる。
【0043】
例えば、DCIに含まれる第1情報フィールドが、1つのビットを含むと仮定すると、当該1つのビットの値が1である場合、当該第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されることを表し、当該1つのビットの値が0である場合、当該第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないことを表す。
【0044】
例えば、DCIに含まれる第1情報フィールドが、複数のビットを含むと仮定すると、当該複数のビットの値が一部だけ1である場合、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されることを表し、当該複数のビットの値がすべて0である場合、第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないことを表す。
【0045】
例示的に、本願実施例において、第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスと、非第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは同じでも、異なってもよい。
【0046】
一実施形態において、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、DCIがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、当該DCIがスケジューリングするPDSCHであってもよく、当該DCIがスケジューリングするPDSCHを基準として決定されてもよい。
【0047】
具体的には、当該DCIがスケジューリングするPDSCHを基準として、1つの時間ウィンドウを決定し、当該時間ウィンドウ内のPDSCHを、送信されるフィードバックシーケンスに対応するPDSCHとして使用する。
【0048】
例えば、当該DCIがスケジューリングするPDSCHが占有する時間ユニットをN個の時間ユニットだけ進められ、当該N個の時間ユニット内のPDSCHおよび当該DCIがスケジューリングするPDSCHを、フィードバックシーケンスに対応するPDSCHとして使用することができる。
【0049】
例えば、当該DCIがスケジューリングするPDSCHが占有する時間ユニットをN個の時間ユニットだけ押し戻され、当該N個の時間ユニット内のPDSCHおよび当該DCIがスケジューリングするPDSCHを、フィードバックシーケンスに対応するPDSCHとして使用することができる。
【0050】
例えば、当該PDSCHが占有する時間ユニットをS個の時間ユニットだけ進められ、およびM個の時間ユニットだけ押し戻されることに基づいて、当該S個の時間ユニット内のPDSCH、当該M個の時間ユニット内のPDSCHおよび当該DCIがスケジューリングするPDSCHを、フィードバックシーケンスが対するPDSCHとして使用することができる。
【0051】
本願実施例で言及された時間ユニットは、タイムスロット、ミニタイムスロットまたはシンボルなどであり得ることを理解されたい。
【0052】
または、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、DCIがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、当該DCIがスケジューリングするPDSCH、および当該DCIがスケジューリングするPDSCHを基準とする、前のL個のPDSCHおよび/または後のK個のPDSCHを含み得る。
【0053】
本願実施例において、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、当該第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスは、現在のDCIがスケジューリングするPDSCHを基準として決定される必要なくてもよく、もちろん、現在のDCIがスケジューリングするPDSCHを基準として決定されてもよい。
【0054】
例示的に、当該第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、以下のうちの少なくとも1つであり得る。
【0055】
1)前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCH。
【0056】
ここで、第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、端末機器がサポートするHARQプロセス番号のすべてまたは一部に対応するPDSCHであり得る。いくつかのプロセス番号がスケジューリングされていない場合、フィードバックシーケンスにプレースホルダ情報を追加してもよく、例えば、NACK情報をプレースホルダ情報として使用する。ここで、具体的にどのプロセス番号に対応するPDSCHのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0057】
2)前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH。
【0058】
ここで、第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、端末機器がサポートするHARQプロセス番号のすべてに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCHであり得る。ここで、具体的にどのプロセス番号に対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCHのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0059】
本願実施例による受信されるPDSCHは、端末機器が知られたネットワーク機器によってスケジューリングされたPDSCHを指すことができ、端末機器は、当該スケジューリングされたPDSCHに対して検出操作を実行し、当該PDSCHは、正しく受信されても、正しく受信されていなくてもよいことを理解されたい。
【0060】
3)前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCH。
【0061】
具体的には、端末機器がサポートするHARQプロセス番号に対してグループの分割を実行でき、端末機器は、HARQプロセス番号グループに対応するPDSCHのすべてまたは一部をフィードバックできる。いくつかのプロセス番号がスケジューリングされていない場合、フィードバックシーケンスにプレースホルダ情報を追加してもよく、例えば、NACK情報をプレースホルダ情報として使用する。ここで、具体的にどのプロセス番号グループに対応するPDSCHのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0062】
4)前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH。
【0063】
具体的には、端末機器がサポートするHARQプロセス番号に対してグループの分割を実行でき、端末機器は、HARQプロセス番号グループに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCHのすべてまたは一部をフィードバックできる。ここで、具体的にどのプロセス番号グループに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCHのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0064】
5)少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCH。
【0065】
具体的には、PDSCHに対してグループの分割を実行でき、端末機器は、少なくとも1つのPDSCHグループのPDSCHのすべてのフィードバック情報をフィードバックすることができる。いくつかのPDSCHがスケジューリングされていない場合、フィードバックシーケンスにプレースホルダ情報を追加してもよく、例えば、NACK情報をプレースホルダ情報として使用する。ここで、具体的にどのPDSCHグループのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0066】
6)少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCHのうちの受信されたPDSCH。
【0067】
具体的には、PDSCHに対してグループの分割を実行でき、端末機器は、少なくとも1つのPDSCHグループの受信されるPDSCHのフィードバック情報をフィードバックすることができる。ここで、具体的にどのPDSCHグループの受信されるPDSCHのフィードバック情報をフィードバックするかは、DCIで指示してもよい。
【0068】
7)前記DCIの前の特定の期間中に受信されたPDSCH。
【0069】
具体的には、DCIが占有する時間ユニットを基準として、当該時間ユニットの前の特定期間中に受信されたPDSCHは、第1情報フィールドによってフィードバック情報をトリガされることができる。
【0070】
8)前記DCIがスケジューリングするPDSCHの前の特定の期間中に受信されたPDSCH。
【0071】
具体的には、DCIがスケジューリングするPDSCHが占有する時間ユニットを基準として、当該時間ユニットの前の特定期間中に受信されたPDSCHは、第1情報フィールドによってフィードバック情報をトリガされることができる。
【0072】
9)フィードバック情報がリソースを伝送するように割り当てられていない、前記DCIの前に受信された第1PDSCH。
【0073】
具体的には、DCIの前に受信されたPDSCHが、フィードバック情報の伝送リソースを送信するように割り当てられていない場合、第1情報フィールドは、当該PDSCHに対するフィードバック情報をトリガすることができる。
【0074】
10)フィードバック情報が送信されていない、前記DCIの前に受信された第2PDSCH。
【0075】
例えば、現在のDCIの前に第2PDSCHを受信しており、当該第2PDSCHのフィードバック情報に対して伝送リソースを割り当てるが、特定の原因により当該第2PDSCHのフィードバック情報が送信されていないと、第1情報フィールドは、当該PDSCHに対するフィードバック情報をトリガすることができる。
【0076】
NRバージョン16(Rel-16)において、ライセンスのないスペクトラムのNR(NR-U:NR-based Access to Unlicensed Spectrum)システムに基づいて、DCIに1つのHARQフィードバックタイミングのスペシャル値を導入することをサポートでき、当該スペシャル値は、当該DCIがスケジューリングするPDSCHに対応するフィードバックタイミングおよびPUCCHリソースが一時的に決定されないことを示す。後続でネットワーク機器はトリガシグナリングを送信でき、端末機器は、シグナリングをトリガすることに基づいて前のPDSCHに対応するフィードバック情報を伝送すると決定することができる。当該の場合、独立したトリガシグナリングを使用して前のPDSCHに対応するフィードバック情報のトリガを実行する必要がある。そうすると、端末機器が、一タイムスロットで端末機器に対してデータスケジューリングを実行し、前のPDSCHに対応するフィードバック情報をトリガしようとする場合、ネットワーク機器は、2つのDCIを発行する必要があり、DCIの伝送效率を大幅に低下させる。本願実施例において、DCIの第1情報フィールドがフィードバック情報をトリガするか否かによってフィードバック情報を送信する必要があるPDSCHを決定することができ、それにより、1つのDCIを独立して発行してフィードバック情報を送信していないPDSCHのフィードバック情報をトリガすることを実現でき、それにより、シグナリングオーバーヘッドを削減することができる。
【0077】
第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、当該フィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、第1情報フィールドによって示されず、具体的には、端末機器内のプリセットのルールに従って決定されるか、またはネットワーク機器の他の構成シグナリングに従って決定できる。
【0078】
本願実施例において、第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、第1情報フィールドによって示されてもよい。
【0079】
例えば、第1情報フィールドが複数のビットを含むと仮定すると、当該複数のビットの各ビットは、それぞれ1つのPDSCHを表し、例えば、最初のビットは、現在のDCIがスケジューリングするPDSCHを表し、二番目のビットは、現在のDCIがスケジューリングするPDSCHを1つだけ進めるPDSCHを表し、三番目のビットは、現在のDCIがスケジューリングするPDSCHを2つだけ進めるPDSCHを表し、これによって類推する。ここで、1は、対応するPDSCHを送信する必要があるフィードバック情報を表し、0は、対応するPDSCHを送信する必要ないフィードバック情報を表し、つまり、ビットマッピングの方式を介してPDSCHに対応するフィードバック情報の送信をトリガすることができる。複数のビットがすべて0であると、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないことを表す。
【0080】
例えば、第1情報フィールドが複数のビットを含むと仮定すると、各ビットは、1つのPDSCHグループを表し、ビット値が1である場合、対応するPDSCHグループのフィードバック情報を送信する必要があることを表し、ビット値が0である場合、対応するPDSCHグループのフィードバック情報を送信する必要ないことを表し、つまり、ビットマッピングの方式を介してPDSCHグループに対応するフィードバック情報の送信をトリガすることができる。複数のビットがすべて0であると、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないことを表す。
【0081】
本願実施例のフィードバックシーケンスは、準静的HARQコードブックを採用して生成でき、この場合、1つのPUCCHで搬送されたフィードバック情報のビット数は、実際のスケジューリングステータスと関係なく、準静的の方式で決定できる。
【0082】
または、本願実施例のHARQフィードバックシーケンスは、ダイナミックHARQコードブックに基づいて生成でき、端末機器は、ネットワーク機器のスケジューリングステータスに従って、フィードバック情報のビット数を決定でき、これは、フィードバックオーバーヘッドを低下させることができる。当該方法では、端末機器は、DCIのダウンリンク割り当てインデックス(即ち、DAI:Downlink assignment index)に従って、実際にスケジューリングされたPDSCHの数を決定することができる。フォーマットが1_0であるDCIに対して、当該DAI情報フィールドは、常に存在でき、即ち、準静的HARQコードブック生成方式を採用してフィードバックシーケンスを生成するとき、当該情報フィールドは必要ないが、当該情報フィールドは、依然としてDCIにある。DCIフォーマット1_1に対して、ダイナミックHARQコードブック生成方式を採用してフィードバックシーケンスを生成することができ、この場合、DAI情報フィールドは存在でき、そうでない場合、DCIに、当該DAI情報フィールドを含まなくてもよい。
【0083】
以上は、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合とフィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、フィードバックシーケンスに対応するPDSCHの決定方式をそれぞれ紹介する。以下は、どのように第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするか否かに従って、フィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信すると決定するかを紹介する。
【0084】
どのようにフィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信すると決定するかを紹介する前に、まず、伝送パラメータを紹介する。
【0085】
本願実施例で言及された伝送パラメータは、端末機器が、物理チャネルでフィードバックシーケンスを送信するとき採用したパラメータを指すことができ、フィードバックシーケンスを送信するとき占有したフィードバック時間ユニット、HARQフィードバックタイミング、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)リソース、PUCCH送信電力のうちの少なくとも1つを含み得る。
【0086】
ここで、フィードバックシーケンスを送信するとき占有したフィードバック時間ユニットは、タイムスロット、ミニタイムスロット、シンボルなどであり得る。
【0087】
HARQフィードバックタイミングは、フィードバック時間ユニットと、特定の時間ユニット間の時間ユニット数を指すことができ、ここで、当該特定の時間ユニットは、DCIがスケジューリングするPDSCHが占有する時間ユニットであっても、当該DCIがスケジューリングするPDSCHと特定の時間ユニットだけ差がる時間ユニットであっても、当該DCIが占有する時間ユニットであってもよく、または当該DCIが占有する時間ユニットと特定の時間ユニットだけ差がある時間ユニットであるか、またはDCIまたはDCIがスケジューリングするPDSCHの後のダウンリンクリソースの終了位置、ダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置またはアップリンクリソース開始位置(具体的には、DCIまたはDCIがスケジューリングするPDSCHの後の最初のダウンリンクリソースの終了位置、最初のダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置または最初のアップリンクリソース開始位置であり得る)であってもよい。
【0088】
PUCCHリソースは、フィードバック時間ユニットで、PUCCHを使用してフィードバックシーケンスの伝送を実行するとき、占有した物理リソースを指すことができる。例えば、当該PUCCHリソースは、フィードバック時間ユニット(例えば、タイムスロットまたはミニタイムスロットなど)内のシンボルなどであり得る。本願実施例におけるPUCCHリソースは、時間ドメイン、周波数帯域およびコードドメインの少なくとも1つの次元に対するリソースであり得る。
【0089】
PUCCH送信電力は、PUCCHを採用してフィードバックシーケンスの伝送を実行するとき、端末機器が採用した送信電力を指すことができる。
【0090】
本願実施例における伝送パラメータは、フィードバック時間ユニット、PUCCHリソース、HARQフィードバックタイミングおよびPUCCH反射電力以外の伝送パラメータであり得、本願実施例は、これに対して具体的に限定しないことを理解されたい。
【0091】
本願実施例において、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されおよび第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、物理チャネルの伝送パラメータは、それぞれ、異なる伝送パラメータセットに属することができる。
【0092】
具体的には、同じタイプの伝送パラメータに対して、端末機器には、第1伝送パラメータセットと、第1伝送パラメータセットと異なる第2伝送パラメータセットをそれぞれ設置できる。第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、採用される伝送パラメータは、第1伝送パラメータセットから選択でき、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、採用される伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットから選択できる。
【0093】
本願実施例において、第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHが、DCIの前のPDSCHである場合、当該DCIと、フィードバックシーケンスのPUCCHを送信するための時間間隔は、非常に小さくてもよいが(例えば、これは、当該PDSCHは、既に復調されており、且つ、フィードバック情報が準備されているためであり得る)、フィードバックシーケンスが含む情報量は、比較的に大きくてもよい。第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されず、フィードバックシーケンスが、DCIがPDSCHをスケジューリングすることを介してトリガを実現する場合、フィードバックシーケンスは、当該DCIがスケジューリングするPDSCHを含み得、この場合、十分な復号化で遅延を受信することを保証する必要があり、これに基づいて分かるように、2つのフィードバックモードに対応する特徴は異なるために、伝送チャネルのパラメータも異なる。本願実施例は、パフォーマンスの最適化を保証するため、異なるフィードバックモードのニーズに従って、各伝送パラメータの値範囲をそれぞれ構成することができる。
【0094】
第1伝送パラメータセットおよび第2伝送パラメータセットは、両方ともプロトコルに基づいて端末機器にプリセットでき、両方ともネットワーク機器によって端末機器構成することもでき、または2つの伝送パラメータセットのうちの1つの伝送パラメータセットは、プロトコルに基づいて端末機器にプリセットされ、別の1つの伝送パラメータセットは、ネットワーク機器によって端末機器に構成することができる。
【0095】
第1伝送パラメータセットおよび第2伝送パラメータセットは、同じ伝送パラメータになくてもよいし、または、少なくとも1つの同じ伝送パラメータにあってもよい。
【0096】
例えば、第1伝送パラメータセットは、第2伝送パラメータセットのサブセットであり、または、第2伝送パラメータセットは、第1伝送パラメータセットのサブセットである。当該実施形態において、ネットワーク機器は、端機器に1つの伝送パラメータセットを構成し、端末機器に当該伝送パラメータセットのうちの別の伝送パラメータセットとして使用できる伝送パラメータを指示するためにのみ使用でき、それにより、ビットオーバーヘッドを削減することができる。
【0097】
以下は、第1伝送パラメータセットが第2伝送パラメータセットのサブセットであることを例として説明する。
【0098】
一実施形態において、第2伝送パラメータセットの伝送パラメータが、特定の選択順序を有する伝送パラメータ(即ち、第2伝送パラメータセットから伝送パラメータを選択するとき、適切な伝送パラメータを選択するまで、特定の選択順序に従って伝送パラメータを選択する)であると仮定すると、第1伝送パラメータセットの伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットのうちの前のA個の伝送パラメータであり得る。
【0099】
別の一実施形態において、第1伝送パラメータセットは、第2伝送パラメータセットの特定の範囲内の値の伝送パラメータによって構成でき、例えば、第1伝送パラメータセットは、第2伝送パラメータセットの特定の閾値より大きくない値の伝送パラメータによって構成される。
【0100】
図2に示された技術案は、DCIがフィードバックシーケンスをトリガすることを例として説明され、いくつかの実施例において、伝送パラメータセットは、1つの要素を含むこともでき、当該要素は、フィードバック情報を一時的に送信する必要ないことを指示するために使用されることを理解されたい。例えば、第2伝送パラメータセットに1つの要素を含み得、当該要素は、フィードバック情報を一時的に送信する必要ないことを指示し、端末機器が、当該伝送パラメータセットから当該要素を選択した場合、端末機器は、フィードバック情報を一時的に送信する必要なく、具体的には、DCIがスケジューリングするPDSCHのフィードバック情報を送信しなくてもよいが、他のフィードバック情報を送信できり、または、すべてのフィードバック情報を送信しないことがきる。
【0101】
本願実施例で言及された伝送パラメータセットは、HARQフィードバックタイミングセット、PUCCHリソースセットまたはPUCCH送信電力セットであり得る。
【0102】
以下は、伝送パラメータが、それぞれHARQフィードバックタイミングおよびPUCCHリソースであり、伝送パラメータセットが、それぞれHARQフィードバックタイミングセットおよびPUCCHリソースセットであることを例として説明する。
【0103】
一実施形態において、前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットは、それぞれHARQフィードバックタイミングセットであり、以下は、それぞれ、第1HARQフィードバックタイミングセットおよび第2フィードバックタイミングセットと称する。
【0104】
ここで、前記第1HARQフィードバックタイミングセットおよび前記第2HARQフィードバックタイミングセットは、含まれる時間ユニットの数および/またはサイズのうちの少なくとも1つにおいて異なる。
【0105】
具体的には、前記第1HARQフィードバックタイミングセットおよび前記第2HARQフィードバックタイミングセットに含まれる時間ユニットの粒度は異なる。
【0106】
ここで、本願実施例において、HARQフィードバックタイミングセットが含む時間ユニットの粒度は、時間ユニットの単位を指してもよい。例えば、時間ユニットの粒度は、タイムスロット、ミニタイムスロットまたはシンボルなどであり得る。
【0107】
例示的に、前記第2HARQフィードバックタイミングセットが含む時間ユニットの粒度は、前記第2HARQフィードバックタイミングセットが含む時間ユニットの粒度より大きい。
【0108】
具体的には、第1情報フィールドによってフィードバックシーケンスをトリガする場合、トリガされたフィードバックシーケンスは、通常、DCIの前のPDSCHのフィードバック情報であり、この場合、当該DCIおよびフィードバックシーケンスを送信するためのPUCCHの時間間隔は、非常に小さくてもよく、この第1HARQフィードバックタイミングセットが含む時間ユニットの粒度は、第2HARQフィードバックタイミングセットが含む時間ユニットの粒度より小さくてもよい。
【0109】
例えば、第2伝送パラメータセットが含む時間ユニットの粒度は、タイムスロットであり得、第1伝送パラメータセットが含む時間ユニットの粒度は、ミニタイムスロットまたはシンボルであり得る。
【0110】
または、第2伝送パラメータセットが含む時間ユニットの粒度は、タイムスロットであり、第1伝送パラメータセットが含む時間ユニットの粒度は、タイムスロットおよびシンボルである。
【0111】
例えば、第2HARQフィードバックタイミングセットの粒度は、タイムスロットであり得、具体的にな第2HARQフィードバックタイミングセットは、{1、2、3、4、5、6、7、8}であり、その単位は、タイムスロットである。第1HARQフィードバックタイミングセットが含む要素のうちの少なくとも1つの要素の単位は、タイムスロットではなく、具体的な第2HARQフィードバックタイミングセットは、{1シンボル、2シンボル、7シンボル、1タイムスロット、2タイムスロット、3タイムスロット}であるか、または第2HARQフィードバックタイミングセット{1、2、3、4、5、6、7、8}の単位は、サブタイムスロットである(例えばサブタイムスロットの長さが、1シンボル、2シンボル、7シンボルである)。
【0112】
例えば、第2HARQフィードバックタイミングセットの要素と、第1HARQフィードバックタイミングセットの要素の数は、異なるかおよび/または要素の値の少なくとも1つは異なる。例えば第2HARQフィードバックタイミングセットが{1、2、4、6、8、10、12、16}であり、単位がタイムスロットであり、第1HARQフィードバックタイミングセットは、{1シンボル、2シンボル、7シンボル、1タイムスロット}である。
【0113】
以下の表1では、第2伝送パラメータセットおよび第1伝送パラメータセットが含む要素を例を挙げて示す。
【表1】
【0114】
別の一実施形態において、第1伝送パラメータセットおよび第2伝送パラメータセットは、それぞれPUCCHリソースセットであり得る。ここで、第1伝送パラメータセットが、第1PUCCHリソースセットであり、第2伝送パラメータセットが、第2PUCCHリソースセットであると仮定する。
【0115】
第1PUCCHリソースセットは、第2PUCCHリソースセットのサブセットであり得る。
【0116】
具体的には、第2PUCCHリソースセットの前のB個の要素を第1PUCCHリソースセットに構成することができる。または、第2PUCCHリソースセットの特定のPUCCHフォーマットを有する要素を第1PUCCHリソースセットに構成することができる。
【0117】
本願実施例における第2PUCCHリソースセットは、以下の表2に示されたようであり得る。第1PUCCHリソースセットは、以下の表2に示された要素のうちの要素の一部であり得る。ここで、表2内の物理リソースブロック(PRB:Physical Resource Block)オフセットは、PUCCHリソースの帯域幅部分(Band Width Part、BWP)エッジに対するPRBオフセットである。
【表2】
【0118】
本願実施例において在端末機器が、第1伝送パラメータセットまたは第2伝送パラメータセットから伝送パラメータを選択するとき、DCIに含まれる第2情報フィールドに基づいて選択できる。
【0119】
伝送パラメータがPUCCHリソースであることを例として、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されると仮定する場合、第2情報フィールド内のビットが表すHARQフィードバックインジケータに従って、第1HARQフィードバックタイミングセットからHARQフィードバックタイミングを選択することができる。第2情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないと仮定する場合、第2情報フィールド内のビットが表すHARQフィードバックインジケータに従って、第2HARQフィードバックタイミングセットからHARQフィードバックタイミングを選択することができる。
【0120】
具体的には、端末機器がフィードバックシーケンスを送信するときに使用するPUCCHリソースは、DCIのPUCCHリソース指示情報フィールド(PUCCH resource indicator)を介して指示されることができる。端末は、PUCCHリソースセット(例えば、第1PUCCHリソースセットが第2PUCCHリソースセットでもある)を事前に決定でき、当該セットには、16個のPUCCHリソースを含むがまたは16個より少ないPUCCHリソースを含み得る。端末機器は、PUCCHリソース指示情報フィールド(第2情報フィールド)に従って、前記PUCCHリソースセットから1つのPUCCHリソースを決定して現在使用されるPUCCHリソースとして使用することができる。
【0121】
伝送パラメータがHARQフィードバックタイミングであることを例として、端末機器は、1つのHARQフィードバックタイミングセット(例えば、第1HARQフィードバックタイミングセットまたは第2HARQフィードバックタイミングセット)を決定でき、ネットワーク機器は、DCIを介してHARQフィードバックタイミングセットのうちの1つの数値をkとするように指示することができる。当該DCIがスケジューリングするPDSCHが、タイムスロットnで伝送されると、当該PDSCHのフィードバック情報は、タイムスロットn+kで伝送できる。ここで、上記で言及された第1HARQフィードバックタイミングセットまたは第2HARQフィードバックタイミングセットは、最大8つのフィードバックタイミング値を含み得、フォーマットが1_0であるDCIに対して、当該セットは、プロトコルに基づいて端末機器にプリセットされ、フォーマットが1_1であるDCIに対して、当該フィードバックタイミングセットは、ネットワーク機器によって構成されることができる。
【0122】
例えば、表1に示されたように、第1HARQフィードバックタイミングセットの実施形態が2-aであると仮定すると、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用され、第2情報フィールドのビット値が111である場合、フィードバックタイミングは、4タイムスロットである。
【0123】
本願実施例において、第1伝送パラメータセットおよび第2伝送パラメータセットが含む伝送パラメータの数は異なってもよいと、第2情報フィールドのビットの数は異なってもよい。
【0124】
例えば、第1伝送パラメータセットが、8つの伝送パラメータを含む場合、当該第2情報フィールドが占有するビット長は3であり得、第1伝送パラメータセットが10個の伝送パラメータを含む場合、当該第2情報フィールドが占有するビット長は4であり得る。
【0125】
第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合と、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合に、伝送パラメータを選択する伝送パラメータセットは異なるため、第2情報フィールドのビット長は、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするか否かに従って決定することができる。
【0126】
例えば、表1に示されたように、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、且つ、第1HARQフィードバックタイミングセットの実施形態が1-aであると、第2情報フィールドのビットの長さは2つのビットである。
【0127】
以上では、フィードバックシーケンスを送信するために、第1伝送パラメータセットまたは第2伝送パラメータセットから伝送パラメータを選択できることを紹介しているが、本願実施例において、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに基づいて、伝送パラメータを決定する方式は、これに限定されず、本願実施例は、他の実施形態を有し得る。
【0128】
一実施形態において、端末機器は、第3情報フィールドに基づいて伝送パラメータを決定でき、伝送パラメータを決定するとき、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするか否かに従って、第3情報フィールドに基づいて決定された伝送パラメータが、端末機器によって期待される伝送パラメータであるか否かを決定し、端末機器によって期待される伝送パラメータである場合、端末機器は、当該伝送パラメータを使用して、フィードバックシーケンスを送信することができ、そうでない場合、端末機器は、当該伝送パラメータを使用しなくフィードバックシーケンスを送信でき、例えば、当該フィードバックシーケンスを破棄するか、または後続のDCIの指示を待って当該フィードバックシーケンスのフィードバック情報を送信することができる。
【0129】
例えば、HARQフィードバックタイミングにとって、端末機器が使用できるフィードバックタイミングは、セット{1,2,3,4,5,6,7,8}のうちの8つのフィードバックタイミングであり、ここで、この8つのフィードバックタイミングのうち{1,2,3,4,5,6}は、第1情報フィールドによってトリガされたフィードバックシーケンスを送信するために使用され、{1,2,3,4,5,6,7,8}のすべては、第1情報フィールドによってトリガされていないフィードバックシーケンスを送信するために使用できる。第3情報フィールドは、HARQフィードバックタイミング情報フィールドとして使用され、当該情報フィールドの値が111であると、端末機器は、当該フィードバックタイミングセットから8番目のフィードバックタイミング、即ち、8を選択でき、この場合、端末機器は、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするか否かに従って、選択された当該フィードバックタイミングが、期待されるフィードバックタイミングであるか否かを認証することができる。例えば、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されると仮定すると、当該選択されたフィードバックタイミングが、期待されるフィードバックタイミングではないと見なし、そうすると、端末機器は、フィードバックシーケンスの送信を実行しなくてもよい。第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないと仮定すると、当該選択されたフィードバックタイミングは、期待されるフィードバックタイミングであるとみなし、端末機器は、当該フィードバックタイミングに基づいてフィードバックシーケンスの送信を実行することができる。
【0130】
別の一実施形態において、端末機器は、第1情報フィールドが前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックタイミングに基づいてフィードバック時間ユニットを決定するための開始時間ドメイン位置を決定し、前記開始時間ドメイン位置に基づいて、前記フィードバック時間ユニットを決定することができる。具体的には、端末機器は、当該開始時間ドメイン位置をフィードバックタイミングに加算して、時間単位を取得してフィードバック時間ユニットとして使用することができる。
【0131】
当該実施形態において、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、前記開始時間ドメイン位置は、前記DCIの後のダウンリンクリソース終了位置、ダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置またはアップリンクリソースの開始位置であり、ここで、例えば、ダウンリンクリソース終了位置、ダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置またはアップリンクリソースの開始位置は、端末機器が配置されているCOT内のダウンリンクリソース終了位置、ダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置またはアップリンクリソースの開始位置であり得る。
【0132】
ここで、前記開始時間ドメイン位置は、前記DCIが位置するCOT内の、前記DCIまたはDCIがスケジューリングするPDSCHの後の最初のダウンリンクリソースの終了位置、最初のダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置または最初のアップリンクリソースの開始位置である。
【0133】
具体的には、前記DCIまたはDCIがスケジューリングするPDSCHの後の最初のダウンリンクリソース終了位置、最初のダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置または最初のアップリンクリソース開始位置を、開始時間ドメイン位置として使用すると、開始時間ドメイン位置と、フィードバックシーケンスを送信するために占有する必要がある最も遠い時間ユニットとの間の時間ドメインの長さを短くすることができ、当該の場合、HARQフィードバックタイミングセット内のサイズが隣接する要素間の時間ドメイン差が比較的に小さくして、HARQフィードバックタイミングをより細かく指示することができる。第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、当該より洗練された指示は、フィードバックリソースの選択をより柔軟にし、且つ、DCIとより近いリソースを選択してフィードバックシーケンスの伝送を実行する機会が増える。
【0134】
例えば、図3に示されたように、前記端末機器は、タイムスロットmでDCIを受信し、当該DCIは、PDSCHをスケジューリングしてタイムスロットnで伝送させ、タイムスロットm在は、タイムスロットnの前にあるかまたはタイムスロットmがタイムスロットnであり、HARQフィードバックタイミングが指示する値はkである。第1情報フィールドが、前記端末機器をトリガしてフィードバックシーケンスを送信するために使用されないと指示する場合(即ち、図面内のステータスA))、前記端末は、前記DCIがスケジューリングするPDSCHに対応するフィードバック情報は、タイムスロットn+kで伝送されると決定する。第1情報フィールドが、前記端末をトリガしてフィードバックシーケンスを送信すると指示する場合(即ち、図面内のステータスB))、前記端末機器は、前記フィードバックシーケンスは、タイムスロットq+kで伝送されると決定し、qは、タイムスロットmの後の最初のダウンリンクリソースの終了位置、またはダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置、またはアップリンクリソース開始位置である。
【0135】
例示的に、本願実施例における第1情報フィールドは、DAI情報フィールドであり得る。
【0136】
具体的には、DAI情報フィールドは、PDSCHをカウントするために使用され、当該カウントは、ダイナミックHARQコードブックに基づいてフィードバックシーケンスを生成するために使用され、DCIのフォーマットが1_0であり、且つ、フィードバックシーケンスが、準静的HARQコードブックに基づいて生成される場合、当該DAI情報フィールドは役に立たない情報フィールドとして使用されると、当該DAI情報フィールドは、本願実施例における第1情報フィールドとして使用されることができる。
【0137】
例えば、DAI値が11である場合、前記端末機器をトリガしてフィードバックシーケンスを送信することを示し、他の値は、DAIが、前記端末機器をトリガしてフィードバックシーケンスを送信するために使用されないことを示す。
【0138】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドは、PUCCHリソース指示情報フィールドである。
【0139】
前記第1情報フィールドが、PUCCHリソース指示情報フィールドである場合、前記第1情報フィールドは、前記フィードバックシーケンスをフィードバックするように指示する場合に、前記フィードバックシーケンスのPUCCHリソースを送信するように指示する。
【0140】
PUCCHリソース指示情報フィールドの指示範囲が、N個の利用可能なリソースであると仮定し、PUCCHリソース指示情報フィールドが、前記N個のリソースのうちの特定のリソースを指示する場合、当該PUCCHリソース指示情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される。この場合、端末機器は、当該特定のリソースを介してフィードバックシーケンスを伝送することができる。
【0141】
例えば、以下の表3に示されたように、PUCCHリソース指示情報フィールドは、8つのPUCCHリソースを指示でき、PUCCHリソース指示情報フィールドの値が111である場合、当該PUCCHリソースは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されることを表し、当該PUCCHリソースを使用してフィードバックシーケンスを送信することができる。ここで、この場合、HARQフィードバックタイミングおよび/またはPUCCH送信電力は、対応する伝送パラメータセットから選択できる。
【表3】
【0142】
そのため、本願実施例において、DAI情報フィールドおよびPUCCHリソース情報フィールドを第1情報フィールドとして使用して、既存の情報フィールドを多重でき、それにより、大きいビットオーバーヘッドを回避できる。
【0143】
本願実施例において、第1情報フィールドさらに、HARQフィードバックタイミング情報フィールドまたはPUCCH送信電力情報フィールドを多重でき、本願実施例は、これに対して具体的に限定しない。
【0144】
240において、前記伝送パラメータを使用して、前記端末機器が、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを送信する。
【0145】
250において、DCIに含まれる第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、前記ネットワーク機器が、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを受信すると決定する。
【0146】
ここで、ネットワーク機器は、DCIに含まれる第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、伝送パラメータを決定する方式は、上述の端末機器が、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、伝送パラメータを決定することに関する説明を参照でき、簡潔のために、ここで再び説明しない。
【0147】
図2に示された方法は、本願実施例における1つの具体的な実施形態に過ぎず、本願実施例に対して特別な限定を構成してはならないことを理解されたい。
【0148】
例えば、図2に示された方法では、ネットワーク機器は、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックシーケンスを受信するための伝送パラメータを決定するが、本願実施例はこれに限定されない。具体的には、本願実施例において、ネットワーク機器は、まず、フィードバックシーケンスを伝送するための物理チャネルの伝送パラメータを決定し、当該伝送パラメータに従って、第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするか否かを決定することができる。
【0149】
260において、前記伝送パラメータを使用して、前記ネットワーク機器が、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを受信する。
【0150】
ネットワーク機器は、当該フィードバックシーケンスを受信した後、当該フィードバックシーケンスに基づいて、後続のデータのスケジューリングを実行することができ、例えば、フィードバックシーケンスに少なくとも1つのPDSCHがあるフィードバック情報がNACKであると、ネットワーク機器は、当該少なくとも1つのPDSCHを再スケジューリングできる。
【0151】
本願実施例において、DCIは、第1情報フィールドを含み得、当該第1情報フィールドは、フィードバックシーケンスをトリガするために使用でき、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されないこともでき、端末機器は、当該第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックシーケンスの送信を実行することができ、それにより、フィードバックシーケンスが第1情報フィールドによってトリガされるか否かを介して適切な伝送パラメータを柔軟に選択して、通信パフォーマンスを向上させることができる。
【0152】
図2に示された方法で説明された各ステップの番号サイズは、各ステップの実行の優先順位を表しないことを理解されたい。例えば、250は、220、230または240の前に実行できる。
【0153】
本願実施例において、フィードバックシーケンスのトリガ方式に従って、物理チャネルの伝送パラメータの決定を実行することができる。以上は、主に、DCIの第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、物理チャネルの伝送パラメータを決定することを紹介し、つまり、トリガ方式を第1情報フィールドによってトリガされるか、または第1情報フィールドによってトリガされないに区別できるが、本願実施例はこれに限定されない。本願実施例において、トリガ方式は、他のトリガ方式も含み得、フィードバックシーケンスのトリガ方式に従って、物理チャネルの伝送パラメータの決定を実行する技術的解決策である限り、すべて本願実施例の保護範囲に含まれる。
【0154】
または、本願実施例において、第1情報フィールドは、必ずしもフィードバックシーケンスをトリガできるが、第1情報フィールドが異なる値の場合、トリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは異なり、この場合、第1情報フィールドの値に従って、物理チャネルの伝送パラメータを決定し、具体的な決定方式は、上述の説明を参照できる。例えば、トリガされたフィードバックシーケンスに対応するPDSCHがPDSCH Aである場合、伝送パラメータの選択方式は、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合の伝送パラメータの選択方式を参照でき、トリガされたフィードバックシーケンスに対応するPDSCHがPDSCH Bである場合、伝送パラメータの選択方式は、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合の伝送パラメータの選択方式を参照できる。
【0155】
または、本願実施例において、第1情報フィールドではなく他の方式に従って、DCIがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHを決定することができ、この場合、フィードバックシーケンスに対応するPDSCHに従って、物理チャネルの伝送パラメータを決定することができ、具体的な決定方式は、上述の説明を参照できる。例えば、トリガされたフィードバックシーケンスに対応するPDSCHがPDSCH Aである場合、伝送パラメータの選択方式は、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合の伝送パラメータの選択方式を参照でき、トリガされたフィードバックシーケンスに対応するPDSCHがPDSCH Bである場合、伝送パラメータの選択方式は、第1情報フィールドが、フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合の伝送パラメータの選択方式を参照できる。
【0156】
図4は、本願実施例に係る端末機器300の例示的なブロック図である。当該端末機器300は、通信ユニット310と処理ユニット320とを備える。
【0157】
ここで、前記通信ユニット310は、第1情報フィールドを含むダウンリンク制御情報(DCI)を受信し、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用されるように構成され、
前記処理ユニット320は、前記第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信すると決定するように構成され、
前記通信ユニット310は、さらに、前記伝送パラメータを使用して、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを送信するように構成される。
【0158】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、前記伝送パラメータは、第1伝送パラメータセットに属し、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、前記伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットに属し、前記第1伝送パラメータセットは、前記第2伝送パラメータセットと異なる。
【0159】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットが、前記第2伝送パラメータセットのサブセットであり、または、前記第2伝送パラメータセットが、前記第1伝送パラメータセットのサブセットである。
【0160】
例示的に、本願実施例において、前記伝送パラメータは、前記DCIに含まれる第2情報フィールドに基づいて、前記第1伝送パラメータセットまたは前記第2伝送パラメータセットから選択される。
【0161】
例示的に、本願実施例において、前記第2情報フィールドのビット長は、前記第1情報フィールドの値に従って決定される。
【0162】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットは、それぞれ自動ハイブリッド再送要求(HARQ)フィードバックタイミングセットであり、
ここで、前記第1伝送パラメータセットと前記第2伝送パラメータセットは、含まれる時間ユニットの数および/またはサイズのうちの少なくとも1つにおいて異なる。
【0163】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットに含まれる時間ユニットの粒度は異なる。
【0164】
例示的に、本願実施例において、前記処理ユニット320は、さらに、
前記DCIに含まれる第3情報フィールドの値に従って、前記伝送パラメータを決定し、
前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、前記伝送パラメータが、前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを送信するために使用されるか否かを認証するように構成される。
【0165】
例示的に、本願実施例において、前記処理ユニット320は、さらに、
前記第1情報フィールドが前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックタイミングに基づいてフィードバック時間ユニットを決定するための開始時間ドメイン位置を決定し、
前記開始時間ドメイン位置に基づいて、前記フィードバック時間ユニットを決定するように構成される。
【0166】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、前記開始時間ドメイン位置は、前記DCIの後の最初のダウンリンクリソース終了位置、最初のダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置または最初のアップリンクリソースの開始位置である。
【0167】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドは、ダウンリンク割り当てインデックス(DAI)情報フィールドであり、または、
前記第1情報フィールドは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示情報フィールドである。
【0168】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、DAI情報フィールドである場合、前記フィードバックシーケンスは、準静的HARQコードブックの生成方式に基づいて生成され、且つ、前記DCIのフォーマットは、フォーマット1_0である。
【0169】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、PUCCHリソース指示情報フィールドである場合、前記第1情報フィールドは、前記フィードバックシーケンスをフィードバックするように指示する場合に、前記フィードバックシーケンスのPUCCHリソースを送信するように指示する。
【0170】
例示的に、本願実施例において、前記伝送パラメータは、
前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるフィードバック時間ユニット、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるPUCCHリソース、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるPUCCH送信電力、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるフィードバックタイミングのうちの少なくとも1つを含む。
【0171】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCH、
少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
前記DCIの前の特定の期間中に受信されたPDSCH、
前記DCIがスケジューリングするPDSCHの前の特定の期間中に受信されたPDSCH、
フィードバック情報がリソースを伝送するように割り当てられていない、前記DCIの前に受信された第1PDSCH、
フィードバック情報が送信されていない、前記DCIの前に受信された第2PDSCH、のうちの少なくとも1つである。
【0172】
当該端末機器300は、上記の方法200の端末機器によって実現される対応する操作を実現するために使用でき、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
【0173】
図5は、本願実施例に係るネットワーク機器400の例示的なブロック図である。当該ネットワーク機器400は、通信ユニット410と処理ユニット420とを備える。
【0174】
ここで、前記通信ユニット410は、第1情報フィールドを含むダウンリンク制御情報(DCI)を送信するように構成され、前記DCIは、少なくとも1つの物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をスケジューリングするために使用され、前記処理ユニット420は、前記第1情報フィールドがフィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、物理チャネルで前記フィードバックシーケンスの伝送パラメータを受信すると決定するように構成され、前記通信ユニット410は、さらに、前記伝送パラメータを使用して、前記物理チャネルで前記フィードバックシーケンスを受信するように構成される。
【0175】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、前記伝送パラメータは、第1伝送パラメータセットに属し、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されない場合、前記伝送パラメータは、第2伝送パラメータセットに属し、前記第1伝送パラメータセットは、前記第2伝送パラメータセットと異なる。
【0176】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットが、前記第2伝送パラメータセットのサブセットであり、または、前記第2伝送パラメータセットが、前記第1伝送パラメータセットのサブセットである。
【0177】
例示的に、本願実施例において、前記伝送パラメータが、前記第1伝送パラメータセットまたは前記第2伝送パラメータセットにおける前記DCIに含まれる第2情報フィールドに対応する伝送パラメータである。
【0178】
例示的に、本願実施例において、前記第2情報フィールドのビット長は、前記第1情報フィールドの値に従って決定される。
【0179】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットは、それぞれハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックタイミングセットであり、
ここで、前記第1伝送パラメータセットと前記第2伝送パラメータセットは、含まれる時間ユニットの数および/またはサイズのうちの少なくとも1つにおいて異なる。
【0180】
例示的に、本願実施例において、前記第1伝送パラメータセットおよび前記第2伝送パラメータセットに含まれる時間ユニットの粒度は異なる。
【0181】
例示的に、本願実施例において、前記処理ユニット420は、さらに、
前記第1情報フィールドが前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用されるか否かに従って、フィードバックタイミングに基づいてフィードバック時間ユニットを決定するための開始時間ドメイン位置を決定し、
前記開始時間ドメイン位置に基づいて、前記フィードバック時間ユニットを決定するように構成される。
【0182】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、前記フィードバックシーケンスをトリガするために使用される場合、前記開始時間ドメイン位置は、前記DCIの後の最初のダウンリンクリソース終了位置、最初のダウンリンクからアップリンクへの切り替え点位置または最初のアップリンクリソースの開始位置である。
【0183】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドは、ダウンリンク割り当てインデックス(DAI)情報フィールドであり、または、
前記第1情報フィールドは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース指示情報フィールドである。
【0184】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、DAI情報フィールドである場合、前記フィードバックシーケンスは、準静的HARQコードブックの生成方式に基づいて生成され、且つ、前記DCIのフォーマットは、フォーマット1_0である。
【0185】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドが、PUCCHリソース指示情報フィールドである場合、前記第1情報フィールドは、前記フィードバックシーケンスをフィードバックするように指示する場合に、前記フィードバックシーケンスのPUCCHリソースを送信するように指示する。
【0186】
例示的に、本願実施例において、前記伝送パラメータは、
前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるフィードバック時間ユニット、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるPUCCHリソース、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるPUCCH送信電力、前記フィードバックシーケンスの伝送に使用されるフィードバックタイミングのうちの少なくとも1つを含む。
【0187】
例示的に、本願実施例において、前記第1情報フィールドがトリガするフィードバックシーケンスに対応するPDSCHは、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号に対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCH、
前記端末機器がサポートする少なくとも1つのHARQプロセス番号グループに対応するPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCH、
少なくとも1つのPDSCHグループに含まれるPDSCHのうちの受信されたPDSCH、
前記DCIの前の特定の期間中に受信されたPDSCH、
前記DCIがスケジューリングするPDSCHの前の特定の期間中にスケジューリングされたPDSCH、
フィードバック情報がリソースを伝送するように割り当てられていない、前記DCIの前にスケジューリングされた第1PDSCH、
フィードバック情報が送信されていない、前記DCIの前にスケジューリングされた第2PDSCH、のうちの少なくとも1つである。
【0188】
当該ネットワーク機器400は、上記の方法200のネットワーク機器によって実現される対応する操作を実現するために使用でき、簡潔にするために、ここでは繰り返して説明しないことを理解されたい。
【0189】
図6は、本願の実施例による通信機器500の例示的な構造図である。図6に示される通信機器500は、プロセッサ510を備え、プロセッサ510は、本願実施例における方法を実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0190】
例示的に、図6に示されるように、通信機器500は、さらに、メモリ520を備えることができる。ここで、プロセッサ510は、本願実施例における方法を実現するために、メモリ520からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0191】
ここで、メモリ520は、プロセッサ510から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ510に統合されてもよい。
【0192】
例示的に、図6に示されるように、通信機器500は、さらに、トランシーバ530を備えることができ、プロセッサ510は、他の機器と通信するように前記トランシーバ530を制御することができ、具体的には、他の機器に情報またはデータを送信するか、または他の機器によって送信される情報またはデータを受信することができる。
【0193】
ここで、トランシーバ530は、送信機および受信機を備えることができる。トランシーバ530は、アンテナをさらに備えることもでき、アンテナの数は、1つまたは複数であり得る。
【0194】
例示的に、前記通信機器500は、具体的に、本願実施例におけるネットワーク機器であり得、前記通信機器500は、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0195】
例示的に、当該通信機器500は、具体的に、本願実施例のモバイル端末/端末機器であり得、当該通信機器500は、本願実施例の各方法のモバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実現でき、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0196】
図7は、本願実施例の通信装置600の例示的な構造図である。図7に示された通信装置600は、プロセッサ610を備え、プロセッサ610は、本願実施例における方法を実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0197】
例示的に、図7に示されるように、通信装置600は、さらに、メモリ620を備えることができる。ここで、プロセッサ610は、本願実施例における方法を実現するために、メモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0198】
ここで、メモリ620は、プロセッサ610から独立した別個のデバイスであってもよく、プロセッサ610に統合されてもよい。
【0199】
例示的に、通信装置600は、さらに、入力インターフェース630を備えることができる。ここで、プロセッサ610は、当該入力インターフェース630が、他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的には、他の機器またはチップによって送信される情報、またはデータを取得することができる。
【0200】
例示的に、通信装置600は、さらに、出力インターフェース640を備えることができる。ここで、プロセッサ610は、当該出力インターフェース640が、他の機器またはチップと通信するように制御することができ、具体的には、他の機器またはチップに、情報またはデータを出力することができる。
【0201】
例示的に、当該通信装置は、本願実施例のネットワーク機器に適用されることができ、当該通信装置は、本願実施例の各方法のネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実現することができ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0202】
例示的に、当該通信装置600は、本願実施例のモバイル端末/端末機器に適用されることができ、当該通信装置600は、本願実施例の各方法のモバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実現でき、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0203】
本願実施例で言及された通信装置600は、チップであり得、当該チップは、システムレベルのチップ、システムチップ、チップシステム、またはシステムオンチップと呼ばれることもできることを理解されたい。
【0204】
本願実施例におけるプロセッサは、信号の処理能力を有する集積回路チップであり得ることを理解されたい。実現プロセスにおいて、上記の方法の実施例における各ステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェアの形の命令を介して、完了することができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート、またはトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよく、本願の実施例で開示される各方法、ステップおよび論理ブロック図を実現または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得、または当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであり得る。本願実施例で開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行されてもよいし、復号化プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ、または電気的に消去可能なプログラマブルメモリ、レジスタなどの従来の記憶媒体に配置されることができる。当該記憶媒体は、メモリに配置され、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
【0205】
本願実施例におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得、または揮発性および不揮発性メモリの両方を含み得ることを理解されたい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)、またはフラッシュメモリであり得る。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用される、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であり得る。例示的であるが限定的ではない例示によれば、多くの形のRAM、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:Double Data Rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)、およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などが利用可能である。本明細書で説明されるシステムおよび方法のためのメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図することを留意されたい。
【0206】
前記メモリは、例示的であるが、限定的なものではないことを理解されたい。例えば、本願実施例におけるメモリは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM:dynamic RAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM:enhanced SDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM:synch link DRAM)、およびダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)などであってもよい。つまり、本願実施例におけるメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図する。
【0207】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラムを記憶するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0208】
例示的に、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0209】
例示的に、当該コンピュータ可読記憶媒体は、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0210】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0211】
例示的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるネットワーク機器に適用されてもよく、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0212】
例示的に、前記コンピュータプログラム製品は、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させるように構成され、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0213】
本願実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供する。
【0214】
例示的に、当該コンピュータプログラムは、本願実施例における、ネットワーク機器に適用され得、当該コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されるときに、コンピュータが、本願実施例の各方法における、ネットワーク機器によって実現される、対応するプロセスを実行するようにし、簡潔のために、ここでは再び説明しない。
【0215】
例示的に、前記コンピュータプログラムは、本願実施例におけるモバイル端末/端末機器に適用されてもよく、前記コンピュータプログラムが、コンピュータで実行されるときに、コンピュータに、本願実施例の各方法における、モバイル端末/端末機器によって実現される対応するプロセスを実行させ、簡潔のために、ここでは繰り返して説明しない。
【0216】
当業者なら自明であるが、本明細書で開示される実施例を参照して説明された各例のユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現できる。これらの機能がハードウェアの形で実行されるか、ソフトウェアの形で実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約条件によって決定される。専門技術者は、各特定の用途に応じて異なる方法を使用して、説明された機能を実現してもよいが、このような実現は、本願の保護範囲を超えると見なされるべきではない。
【0217】
当業者なら理解できるが、説明の便宜および簡潔のために、上記に説明されるシステム、装置およびユニットの具体的な作業プロセスは、上記の方法の実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここでは繰り返して説明しない。
【0218】
本願によるいくつかの実施例において、開示されたシステム、装置および方法は、他の方法で実現できることを理解されたい。例えば、上記で説明された装置の実施例は、例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際の実現時には別の分割方法があり、例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを別のシステムに統合または集積してもよく、一部の特徴を無視するか実行しなくてもよい。なお、表示または議論される相互結合、または直接結合、または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実現することができ、装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電気的または機械的な形であってもよく、他の形であってもよい。
【0219】
前記分離部品として説明されるユニットは、物理的に分離されていてもされなくてもよく、ユニットとして表示される部品は、物理的ユニットであってもなくてもよい。つまり、1箇所に配置されてもよく、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。実際のニーズに従って、その中の一部またはすべてのユニットを選択して、本実施例の技術案の目的を実現することができる。
【0220】
さらに、本願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットが、物理的に別々に存在してもよく、または2つまたは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
【0221】
前記機能が、ソフトウェア機能ユニットの形で実現され、かつ独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策の本質的な部分、または先行技術に寄与する部分、または当該技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形で具現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器等であり得る)に、本願の各実施例に記載の方法のステップの全部または一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスク等の、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
【0222】
上記のコンテンツは、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本願に開示される技術的範囲内で容易に考えられ得る変更または置換は、すべて本願の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の保護範囲を基準とするべきである。
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