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  • 特許-雪庇防止装置及び屋根 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-14
(45)【発行日】2023-06-22
(54)【発明の名称】雪庇防止装置及び屋根
(51)【国際特許分類】
   E04H 9/16 20060101AFI20230615BHJP
   E04D 13/00 20060101ALI20230615BHJP
【FI】
E04H9/16 B
E04D13/00 A
E04H9/16 H
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2019055576
(22)【出願日】2019-03-22
(65)【公開番号】P2020153205
(43)【公開日】2020-09-24
【審査請求日】2022-03-03
(73)【特許権者】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088580
【弁理士】
【氏名又は名称】秋山 敦
(74)【代理人】
【氏名又は名称】城田 百合子
(72)【発明者】
【氏名】水口 浩
(72)【発明者】
【氏名】林 秀樹
【審査官】齋藤 卓司
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-293345(JP,A)
【文献】特開2005-146506(JP,A)
【文献】登録実用新案第3202626(JP,U)
【文献】特開2002-322771(JP,A)
【文献】特開2015-081412(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 9/16
E04D 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
主面が互いに離間して正対して配置される第一網目状部及び第二網目状部を有する雪庇切部と、
前記雪庇切部を立設姿勢に支持する支柱と、を備え、
前記雪庇切部において前記第一網目状部の網目と、前記第二網目状部の網目とが前記主面が互いに正対する方向と直交する方向にずれて配置されることを特徴とする雪庇防止装置。
【請求項2】
前記雪庇切部は、所定の厚みを有するフレームを備え、
前記第一網目状部及び前記第二網目状部は、互いに離間するよう前記フレームに支持され、
前記フレームは、前記支柱により立設姿勢により支持されることを特徴とする請求項1に記載の雪庇防止装置。
【請求項3】
前記第一網目状部及び前記第二網目状部は、前記フレームに、網目状部材が巻回されることにより形成されることを特徴とする請求項2に記載の雪庇防止装置。
【請求項4】
前記フレームの厚みは、10mm~90mmの範囲内で設定されることを特徴とする請求項2又は3に記載の雪庇防止装置。
【請求項5】
前記第一網目状部及び前記第二網目状部の網目それぞれの網目形状が六角形であることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の雪庇防止装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の雪庇防止装置と、パラペットとを備え、前記雪庇防止装置は、前記パラペットよりも内側に、前記パラペットから所定距離、離間して設置されることを特徴とする屋根。
【請求項7】
前記パラペットは上部に笠木を有し、前記笠木の内部空間にヒータ及びグラファイトシートが配置されることを特徴とする請求項6に記載の屋根。
【請求項8】
前記パラペットの中心軸と前記雪庇防止装置の前記支柱の中心軸との間の前記所定距離は、130mm以上であることを特徴とする請求項6又は7に記載の屋根。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、雪庇の生成を防止するための雪庇防止装置に関し、特に、建物の屋根や屋上等に設けられる雪庇防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
多雪地帯及び豪雪地帯においては、冬季に建物屋上等の外周部に雪庇が形成されやすい。通常、雪庇は、屋上等に形成された積雪が、降雪時の風の作用等を受け、積雪塊が、屋上の外周において水平方向に延出することにより発生する。形成された雪庇は、雪が積もるに従い圧縮されて重量が増加し、重量の大きい雪庇は、日夜の温度差によって、融解後、再凝固(氷結)することがあるため、落下した場合の危険が懸念される。
【0003】
このため、屋上等に積雪する雪による雪庇の生成を防止することを目的として、例えば特許文献1には、雪庇防止用の金物が提案されている。特許文献1に記載の雪庇防止金物は、建物の屋上周縁部に接合される屋上周縁部接合部と、屋上周縁部接合部から連続して山形を形成する第1側面及び第2側面(融雪部)と、第2側面の下部側から連続して、屋上周縁部接合部側方向へ延出した第3側面とを有して構成されている。第1側面及び第2側面と第3側面とで囲まれた空間に空気を導入し、導入した空気を対流させることで、第2側面及び第1側面の温度を上昇させ雪を融解する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2008-163617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の雪庇防止金物は、山形を形成する融雪部を屋上周縁部に設けることから、建物の外観意匠に与える影響が大きいという課題があった。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、雪庇切りの性能が高く建物の外観意匠に影響を及ぼしにくい雪庇防止装置及び屋根を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、本発明の雪庇防止装置によれば、主面が互いに離間して正対して配置される第一網目状部及び第二網目状部を有する雪庇切部と、前記雪庇切部を立設姿勢に支持する支柱と、を備え、前記雪庇切部において前記第一網目状部の網目と、前記第二網目状部の網目とが前記主面が互いに正対する方向と直交する方向にずれて配置されることにより解決される。
【0007】
雪庇の生成を抑制するには、積もった雪が氷になることを防止するのがよい。上記の雪庇防止装置では、第一網目状部と第二網目状部とを離間して対向配置することにより、雪庇切部に積もった雪の間に風を通して雪が氷になることを防止する。また、日中の温度が高い時間には、雪庇切部が日光により温められて、雪庇切部に接する雪を融解することができ、雪庇の生成を抑制することができる。
また、第一網目状部及び第二網目状部の網目は外観上見え難く、雪庇防止装置を屋根に配置しても、建物の外観意匠に与える影響が少ない。
また、第一網目状部の網目と、第二網目状部の網目とがずれて配置されることにより、一方の網目を通過した雪を他方の網目が捕獲するため、雪庇切部を通過する雪を効率よく捕獲することができる。
【0008】
また、上記の雪庇防止装置において、前記雪庇切部は、所定の厚みを有するフレームを備え、前記第一網目状部及び前記第二網目状部は、互いに離間するよう前記フレームに支持されると、好適である。
【0009】
第一網目状部及び第二網目状部がフレームより支持されることで、それぞれの主面が一定の距離に保たれる。所定間離れていることにより風が通りやすくなり、雪が氷になり難くなる。
【0010】
また、上記の雪庇防止装置において、前記第一網目状部及び前記第二網目状部は、前記フレームに、網目状部材が巻回されることにより形成されると、好適である。
【0011】
網目状部材をフレームに巻回して、第一網目状部及び第二網目状部を形成することにより、例えば網目状部材のフレームへの固定が容易になり、簡便に雪庇切部を作製することができる。
【0012】
また、上記の雪庇防止装置において、前記フレームの厚みは、10mm~90mmの範囲内で設定されると、好適である。
【0013】
フレームの厚みを10mm~90mmとすることにより、第一網目状部と第二網目状部との間が、フレームの厚みと同じ距離に維持され、効率よく雪庇の生成を抑制することができる。
【0014】
また、上記の雪庇防止装置において、前記第一網目状部及び前記第二網目状部の網目それぞれの網目形状が六角形であると、好適である。
網目形状を六角形にすることで、様々な向きの風が通りやすくなり、雪が氷になり難く、より効果的に雪庇の生成を抑制することができる。
【0015】
また、上記課題は、本発明の屋根によれば、上記の雪庇防止装置とパラペットとを備え、前記雪庇防止装置は、前記パラペットよりも内側に、前記パラペットから所定距離、離間して設置されることにより解決される。
雪庇防止装置をパラペットの近傍に設けることで、例えば屋上に降り積もった雪をせき止め、雪庇防止装置を越えて、雪がパラペットに積もることを防止される。
パラペットに積もる雪が減少し、それによりパラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。
【0016】
上記の屋根において、前記パラペットは上部に笠木を有し、前記笠木の内部空間にヒータ及びグラファイトシートが配置されると、好適である。
パラペットにヒータを配置して、パラペットに積もる雪をヒータの熱により解かすことで、パラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。
また、雪庇防止装置によりパラペット上に積もる雪の量も少なくなることから、融解するためにヒータを稼働させる時間も短くなり、ランニングコストを低減させることができる。
【0017】
また、上記の屋根において、前記パラペットの中心軸と前記雪庇防止装置の前記支柱の中心軸との間の前記所定距離が130mm以上であると、好適である。
パラペットと雪庇防止装置との距離を130mm以上にすることで、雪庇防止装置を通り抜けた雪がパラペットよりも外側に積もることが抑制され、パラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の雪庇防止装置によれば、第一網目状部と第二網目状部とが離間して対向配置され、雪庇切部に積もった雪の間に風を通して雪が氷になることを防止する。また、日中の温度が高い時間には、雪庇切部が日光により温められて、雪庇切部に接する雪を融解することができ、雪庇の生成を抑制することができる。
また、第一網目状部及び第二網目状部の網目は、外観上見えにくいことから、建物の屋根に雪庇防止装置を配置しても、建物の外観意匠に影響を及ぼし難い。
また、第一網目状部の網目と、第二網目状部の網目とがずれて配置されることにより、一方の網目を通過した雪を他方の網目が捕獲するため、雪庇切部を通過する雪を効率よく捕獲することができる。
また、所定の厚みを有するフレームにより、第一網目状部及び第二網目状部を支持することで、それぞれの主面が一定の距離に保たれるようになる。それにより、風が通りやすくなり雪庇の生成が抑制される。
また、網目状部材をフレームに巻回して、第一網目状部及び第二網目状部を形成することにより、例えば網目状部材のフレームへの固定が容易になり、簡便に雪庇切部の作製することができる。
フレームの厚みを10mm~90mmとすることにより、第一網目状部と第二網目状との間が、フレームの厚みと同じ距離に維持され、効率よく雪庇の生成を抑制することができる。
網目形状を六角形にすることで、様々な向きの風が通りやすくなり、雪が氷になり難く、より効果的に雪庇の生成を抑制することができる。
雪庇防止装置をパラペットの近傍に設けることで、例えば屋上に降り積もった雪をせき止め、雪庇防止装置を越えて、雪がパラペットに積もることを防止される。パラペットに積もる雪が減少し、それによりパラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。
また、パラペットにヒータを配置して、パラペットに積もる雪をヒータの熱により解かすことで、パラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。また、雪庇防止装置によりパラペット上に積もる雪の量も少なくなることから、融解するためにヒータを稼働させる時間も短くなり、ランニングコストを低減させることができる。
パラペットと雪庇防止装置との距離を130mm以上にすることで、雪庇防止装置を通り抜けた雪がパラペットよりも外側に積もることが抑制され、パラペットに雪庇が生成されることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本実施形態に係る雪庇防止装置を設置した屋根を示す斜視図である。
図2図1のII-II線に沿った断面図である。
図3図1のIII-III線に沿った断面図である。
図4】雪庇防止装置を示す正面図である。
図5】雪庇防止装置の雪庇切部の一部(図4の部分A)を拡大して示す図である。
図6】雪庇防止装置の雪庇切部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図1図6に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
【0021】
図1に示すように、本実施形態に係る雪庇防止装置1は、建物の屋根Rに設けられる装置である。雪庇防止装置1は、屋根Rの周縁部に設けられたパラペット20a,20bより内側に、パラペット20a,20bに沿って配置される。なお、パラペット20aは建物の正面側に設けられていて、パラペット20aはパラペット20bの笠木21bより大型の笠木21aが取り付けられている。
【0022】
雪庇防止装置1は、雪庇切部10と、雪庇切部10を立設姿勢に支持する支柱15と、を備える。
雪庇切部10は、第一網目状部11と、第二網目状部12と、第一網目状部11と第二網目状部12を支持するフレーム14と、を有する。第一網目状部11及び第二網目状部12のそれぞれは、雪を受ける主面11a,2aを有する。第一網目状部11及び第二網目状部12は、第一網目状部11の主面11aと、第二網目状部12の主面12aとが互いに所定距離Lだけ離間して対向配置されるよう、フレーム14に取り付けられる(図2図3参照)。
【0023】
第一網目状部11及び第二網目状部12は、図5に示すように、第一網目状部11の網目と、第二網目状部12の網目とがずれて位置するよう、フレーム14に取り付けられる。
【0024】
図1図4図5に示すように雪庇切部10は、複数の連続した網目からなる網目状部材により構成される。それにより、例えば、雪混じりの風が雪庇切部10を通過すると、網目により雪がせき止められ、網目のそれぞれに雪が積もるようになる。言い換えれば、網目により雪が捕獲される。そのため、パラペット20a,20b上に積もる雪の量が削減されることから、雪庇の生成が抑制されるとともに、パラペット20a,20bから外側方向に延出することも防止される。
【0025】
それぞれの網目に付着する雪の量も少ないため、日中温度が高い時間に、雪庇切部10が日光により温められ、雪庇切部10の網目に付着する雪を融解することができ、雪庇の生成を有効に抑制することができる。
【0026】
第一網目状部11と第二網目状部12は、所定の厚みTを有するフレーム14により、互いに離間するよう支持されている。フレーム14は、支柱15により立設姿勢になるよう支持されている。図2図3に示すように、支柱15はパラペット20a,20bの内側側面から延びる取付け部材17により支持される。
【0027】
第一網目状部11及び第二網目状部12は、図4図5に示すように六角形の網目を有する網目部材から構成されている。また、第一網目状部11及び第二網目状部12は、フレーム14に、一枚の網目部材が巻回されることにより形成される。そして、第一網目状部11の網目と、第二網目状部12の網目は、図5に示すようにずれて配置される。
網目をずらして配置することにより、例えば、第二網目状部12の網目を通過した雪が、第一網目状部11の網目に捕獲されるようになり、雪を効率よく捕獲することができる。
【0028】
第一網目状部11及び第二網目状部12を一枚の網目部材を巻回することにより形成することで、網目部材を切断する工程を省略することができ、分割してフレーム14に固定する場合よりも容易に取り付けることができる。また、上述したように、網目をずらすことにより、雪交じりの風を通過させつつも風の勢いを抑え、網目が雪を捕獲するため網目に雪が積もるようになる。
【0029】
本実施形態の雪庇防止装置1では、六角形の網目を有する網目状部材を用いて雪庇切部10を形成している。網目形状を六角形にすることで、様々な風向きに対応することができる。しかしながら、これは一例であり、網目の形状は特に限定されず、他の形状、例えば四角形、三角形、丸型であってもよい。
【0030】
第一網目状部11と第二網目状部12との間の距離Lはフレーム14の厚みTによって定められる。フレーム14の厚みTが小さ過ぎると風が通らないため雪庇切り効果が小さくなる。逆に、フレーム14の厚さTが大き過ぎるとフレーム14上に雪が積もる場合がある。発明者らが調査したところ、雪庇切部10のフレーム14の厚みTは、10mm~90mm、望ましくは、30mm~50mmの範囲で設定すると雪庇切り効果が高く、フレーム14への積雪も少ないことが分かった。
【0031】
また、雪庇防止装置1は、図1図3に示すように、屋根Rのパラペット20a,20bよりも内側に、且つ、パラペット20a,20bから所定距離離れて設置される。本実施形態において、雪庇防止装置1の支柱15の中心軸とパラペット20a,20bの中心軸との間の距離D1,D2は130mm以上、望ましくは150mm以上になるよう雪庇防止装置1を配置する。
雪庇防止装置1をパラペット20a,20bよりも内側に配置することにより、地面から屋根Rを見ても、雪庇防止装置1が見え難く、外観意匠に及ぼす影響を小さくなる。また、雪庇防止装置1により、屋上に積もった雪がせき止められることから、雪がパラペット20の外側方向に延出することを抑制する。
【0032】
また、パラペット20a,20bの上方には、笠木21a,21bが設置されていて、笠木21a,21bとパラペット20a,20bの上面との間の内部空間に、ヒータ22とグラファイトシート23が配置されている。パラペット20a,20bにヒータ22を設けることにより、パラペット20a,20bの積雪を融解させることができる。雪庇防止装置1を設けることで、パラペット20a,20bの積雪量が減少するため、雪庇防止装置1を設けず単にヒータを設置した場合と比較して、少ないランニングコストで、パラペット20a,20bに積もった雪を融解させることができる。なお、雪庇防止装置1のみで雪庇の生成を十分に抑止することができる場合は、ヒータ22は設けなくてもよい。
【0033】
本実施形態では、雪庇防止装置1は、雪庇切部10がパラペット20a,20bに沿って配置されている。しかしながら、これは一例であり、必ずしもパラペット20a,20bに沿って配置しなくてもよく、例えば、積雪の時期の風向に、雪庇防止装置1の雪庇切部10の第一網目状部11及び第二網目状部12の主面11a,12aが対向するよう、雪庇防止装置1を配置してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 雪庇防止装置
10 雪庇切部
11 第一網目状部
11a 主面
12 第二網目状部
12a 主面
14 フレーム
15 支柱
17 取付け部材
20a,20b パラペット
21a,21b 笠木
22 ヒータ
23 グラファイトシート
R 屋根
図1
図2
図3
図4
図5
図6