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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-15
(45)【発行日】2023-06-23
(54)【発明の名称】回り止め具
(51)【国際特許分類】
   B66B 7/08 20060101AFI20230616BHJP
【FI】
B66B7/08 A
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019098439
(22)【出願日】2019-05-27
(65)【公開番号】P2020193057
(43)【公開日】2020-12-03
【審査請求日】2022-05-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】一色 正彦
(72)【発明者】
【氏名】中村 知至
【審査官】須山 直紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-188315(JP,A)
【文献】実開昭53-013765(JP,U)
【文献】特開2013-199368(JP,A)
【文献】特開2012-250821(JP,A)
【文献】特開平09-156852(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0060214(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 7/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベータの乗りかごおよび釣合錘を懸架する複数のワイヤーロープの端部をそれぞれ係止する複数のシャックルロッドの回転を防止する回り止め具であって、
それぞれの前記シャックルロッドは、互いに上下方向の位置がずれた状態で係止され、
前記シャックルロッドは、一対の平面部を有し、
前記一対の平面部は、互いに略平行であって、
前記一対の平面部に嵌め合わされる保持具と、複数の前記保持具のうちの二つを互いに連結する連結具と、を備え
前記連結具は、ローラーチェーンであって、
前記保持具は、前記連結具が繋がれる上下方向に沿って長い長円形状の環部を有する、回り止め具。
【請求項2】
前記保持具は、前記一対の平面部にそれぞれ当接する一対の側壁を含み、前記一対の側壁の先端部を互いに接続する接続具を有する、請求項1に記載の回り止め具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のシャックルロッドの回転を防止する回り止め具に関する。
【背景技術】
【0002】
シャックルロッドは、エレベータの乗りかごおよび釣合錘を懸架するワイヤーロープの端部を係止するものとして公知である。乗りかごおよび釣合錘が昇降すると、ワイヤーロープにねじれが発生するため、シャックルロッドとワイヤーロープとが一体となって回転する。
【0003】
シャックルロッドの回転を防止する技術として、例えば特許文献1には、シャックルロッドのソケットの隙間部分にワイヤーを挿通するシャックルロッドの回転防止構造が開示される。しかしながら、近年では、例えば特許文献2に開示されるシャックルロッドのようにソケットに隙間部分がない、分割型シャックルロッドまたはスエージ型シャックルロッドと称されるシャックルロッドも公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2006-188315号公報
【文献】特許第6194051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
分割型シャックルロッドまたはスエージ型シャックルロッドと称されるシャックルロッドのように、ソケットに隙間部分がないシャックルロッドであっても、シャックルロッドの回転を防止する必要がある。つまり、シャックルロッドの形態にかかわらずシャックルロッドの回転を防止することができるシャックルロッドの回り止め具が求められている。
【0006】
本発明の目的は、シャックルロッドの形態にかかわらずシャックルロッドの回転を防止することができる回り止め具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るシャックルロッドの回り止め具は、エレベータの乗りかごおよび釣合錘を懸架する複数のワイヤーロープの端部をそれぞれ係止する複数のシャックルロッドの回り止め具であって、シャックルロッドは、一対の平面部を有し、一対の平面部は、互いに略平行であって、一対の平面部に嵌め合わされる保持具と、複数の保持具のうちの二つを互いに連結する連結具と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る回り止め具において、連結具は、ローラーチェーンであって、保持具は、連結具が繋がれる環部を有することが好ましい。
【0009】
本発明に係る回り止め具において、保持具は、一対の平面部にそれぞれ当接する一対の側壁を含み、一対の側壁の先端部を互いに接続する接続具を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る回り止め具によれば、シャックルロッドの形態にかかわらずシャックルロッドの回転を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態の回り止め具が取り付けられるシャックルロッドを備えるエレベータの構成を示す模式図である。
図2】本実施形態の回り止め具が取り付けられるシャックルロッドの構成を示す(a)正面図および(b)側面図である。
図3】本実施形態の回り止め具の構成を示す平面図である。
図4】本実施形態の回り止め具の構成を示す正面図である。
図5】別実施形態のシャックルロッドの構成を示す斜視図である。
図6】別実施形態の回り止め具の構成を示す平面図である。
図7】別実施形態の回り止め具の構成を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例を詳細に説明する。実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであるから、図面に描画された構成要素の寸法などは、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略~」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。以下で説明する実施形態は例示であって、本発明のシャックルロッドの回り止め具はこれに限定されない。
【0013】
以下で説明する形状、材料および個数は、説明のための例示であって、シャックルロッドの回り止め具の仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0014】
図1を用いて、エレベータ500の構成について説明する。図1は、エレベータ500の構成を示す模式図である。
【0015】
エレベータ500は、第1シャックルロッド150を備える。第1シャックルロッド150には、回り止め具としての第1回り止め具100(図3参照)が取り付けられる。エレベータ500は、乗りかご510および釣合錘512をワイヤーロープ511によって懸架する構成である。
【0016】
エレベータ500は、乗りかご510と、複数のワイヤーロープ511と、釣合錘512と、巻上機513と、第1綱車514と、第2綱車515と、第3綱車516と、第4綱車517と、第5綱車518と、を備える。また、巻上機513は、モータ513aと、モータ513aからの動力によって回動する綱車513bと、を有する。
【0017】
乗りかご510は、建物内を上下方向に延在する昇降路520内に配置される。第1綱車514および第2綱車515は、乗りかご510の底に設置される。一方、第3綱車516および第4綱車517は、昇降路520の奥行方向に間隔をおいた状態で昇降路520の天井に設置される。また、第5綱車518は、昇降路520内に配置された釣合錘512に取り付けられる。
【0018】
ワイヤーロープ511は、乗りかご510および釣合錘512を懸架する。本実施形態では、例えば3本のワイヤーロープ511が用いられる。それぞれのワイヤーロープ511の一端部は、第1シャックルロッド150を介して昇降路520の天井に固定される。ワイヤーロープ511は、昇降路520の天井から第1綱車514、第2綱車515、第3綱車516、巻上機513の綱車513b、第4綱車517、第5綱車518の順に巻回される。ワイヤーロープ511の他端部は、第2シャックルロッド250を介して昇降路520の天井に固定される。釣合錘512の重さは、釣合錘512にワイヤーロープ511を介してつながる乗りかご510との間でバランスを取るように設定される。
【0019】
図2を用いて、第1シャックルロッド150の構成について説明する。図2(a)は、第1シャックルロッド150の構成を示す正面図である。図2(b)は、第1シャックルロッド150の構成を示す側面図である。
【0020】
第1シャックルロッド150は、天井部に設けられた係止部にワイヤーロープ511の一端部を係止する。本実施形態では、3本のワイヤーロープ511のそれぞれに対応するように3つの第1シャックルロッド150が用いられる。
【0021】
第1シャックルロッド150は、ロッド151と、ソケット152と、ピン153と、を備える。第1シャックルロッド150では、ロッド151とソケット152とがピン153で連結されている。このような構成の第1シャックルロッド150は、分割型シャックルロッドまたはスエージ型シャックルロッドと称される。ロッド151は、略丸棒状に形成される。ロッド151の上端部は、天井に設けられた係止部に固定される。ロッド151の下端部には、頭部151aが形成される。頭部151aには、互いに平行な平面部が形成されると共に略中央部に孔が形成される。
【0022】
ソケット152は、ワイヤー挿入部152bと、ロッド挿入部152aと、を有している。ワイヤー挿入部152bは、ソケット152の下側に形成され、ワイヤー511が挿入される。ワイヤー挿入部152bは、下側から上側に向かうに従って径が増加する円錐状に形成される。ロッド挿入部152aは、ソケット152の上側に形成される。ロッド挿入部152aの上側は、側面視にて凹形状に形成される。ロッド挿入部152aの凹形状には、ロッド151の頭部151aが挿入される。ロッド挿入部152aの上側の側面周囲は、互いに略平行な一対の平面部F1,F1が形成される。それぞれの平面部F1の略中央には、孔が形成される。
【0023】
ピン153は、ソケット152のロッド挿入部152aにロッド151の頭部151aが挿入された状態で、ロッド挿入部152aの孔と頭部151aの孔とを貫通するとともに、割ピン154でソケット152に保持される。
【0024】
第1シャックルロッド150が設けられるワイヤーロープ511の一端部では、係止部の係止位置を調整することによって、ワイヤーロープ511のテンションが調整される。そのため、それぞれの第1シャックルロッド150は、互いに上下方向の位置がズレた状態で係止されていることが多い。また、それぞれの第1シャックルロッド150は、平面視において、略三角形状の各頂点に位置する。
【0025】
図3および図4を用いて、第1回り止め具100の構成について説明する。図3は、第1回り止め具100の構成を示す平面図である。図4は、第1回り止め具100の構成を示す正面図である。
【0026】
第1回り止め具100は、第1シャックルロッド150の回転を防止するものである。本実施形態では、平面視において略三角形状の各頂点に位置する3つの第1シャックルロッド150の回転を防止する。第1回り止め具100は、複数の保持具110と、複数の連結具120と、を備える。
【0027】
保持具110は、第1シャックルロッド150に取り付けられるものである。保持具110の数は、エレベータ500に設けられた第1シャックルロッド150の個数と同一とされる。本実施形態の第1回り止め具100は、3つの保持具110を備える。保持具110は、本体111と、環部112と、接続具113と、を有する。
【0028】
本体111は、第1シャックルロッド150の一対の平面部F1,F1に嵌め合わされるものである。本体111は、平面視において略U字形状に形成される。本体111は、基端部111aと、一対の側壁部111b,111bと、を含む。基端部111aは、一対の側壁部111b、111bの基端部を形成する。一対の側壁部111b、111bは、互いに平行に配置される。側壁部111bは、側面視において先端部が開口される略C字形状に形成される。
【0029】
保持具110が第1シャックルロッド150に取り付けられるときには、一対の側壁部111b、111bに第1シャックルロッド150の一対の平面部F1,F1のそれぞれが当接するように、本体111が第1シャックルロッド150のソケット152のワイヤー挿入部152bに嵌め合わされる。
【0030】
また、保持具110が第1シャックルロッド150に取り付けられるときには、側壁部111bの略C字形状の開口部にピン153が位置するように、本体111が第1シャックルロッド150のソケット152のワイヤー挿入部152bに嵌め合わされる。
【0031】
さらに、保持具110が第1シャックルロッド150に取り付けられるときには、本体111の基端部111aに設けられる環部112が隣接する第1回り止め具100のうちのいずれか一つを向くように取り付けられる。
【0032】
環部112は、本体111に連結具120を接続するものである。環部112は、本体111の基端部111aに設けられる。環部112は、側面視において上下方向に沿って長い長円形状に形成される。
【0033】
接続具113は、一対の側壁部111b,111bの先端部を互いに接続するものである。接続具113は、例えばボルトが好適に用いられる。
【0034】
連結具120は、2つの保持具110を連結するものである。本実施形態の第1回り止め具100は、2つの連結具120を備えるが、特に限定されない。連結具120は、隣接する保持具110の環部112同士を接続する。連結具120は、例えばローラーチェーンが好適に用いられる。また、連結具120は、容易に短縮または延長することができる構成とされる。具体的には、継手チェーンをクリップまたはスナップで固定する構成が好適に用いられる。
【0035】
第1回り止め具100の効果について説明する。第1回り止め具100によれば、第1シャックルロッド150の回転を防止することができる。すなわち、第1シャックルロッド150のソケット152に形成される一対の平面部F1,F1に保持具110を嵌合させ、隣接する保持具110同士を連結具120によって連結することによって、第1シャックルロッド150の回転が防止される。
【0036】
また、第1回り止め具100によれば、連結具120をローラーチェーンとすると共に環部112を長円形状に形成することによって、連結具120によって連結された保持具110同士の互いの上下方向の移動の自由度を付与している。これにより、第1シャックルロッド150が設けられるワイヤーロープ511の一端部でワイヤーロープ511のテンションが調整され、連結された第1シャックルロッド150のそれぞれの上下方向の位置がずれた場合でも、上下方向における位置の差を吸収することができる。
【0037】
さらに、第1回り止め具100によれば、保持具110に接続具113を取り付けることによって、第1シャックルロッド150から保持具110が脱落することを防止することができる。
【0038】
図5を用いて、第2シャックルロッド250の構成について説明する。図5は、第2シャックルロッド250の構成を示す斜視図である。
【0039】
第2シャックルロッド250は、天井部に設けられた係止部にワイヤーロープ511の他端部を係止する。本実施形態では、3本のワイヤーロープ511のそれぞれに対応するように3つの第2シャックルロッド250が用いられる。それぞれの第2シャックルロッド250は、平面視において一列に並んで位置する。
【0040】
第2シャックルロッド250は、シャックルロッド251と、ソケット252と、を備える。第2シャックルロッド250では、シャックルロッド251とソケット252とが一体に構成される。このような構成の第2シャックルロッド250は、くさび型シャックルロッドと称される。
【0041】
シャックルロッド251の上端部は、天井に設けられた係止部に固定される。ソケット252は、ロッド固定部252aと、くさび収納部252bと、を有する。ロッド固定部252aは、少なくとも一対の平面部F2,F2を含む略直方体状に形成される。一対の平面部F2,F2は、互いに略平行である。
【0042】
くさび収納部252bは、中空であって、側面視において略台形状に形成される。くさび収納部252bには、ワイヤーロープ511の他端部が巻回されるくさび材が収納される。ワイヤーロープ511のうちソケット252の下方に向かって2本並んで延び出る部分は、ロープクリート255によって他のワイヤーロープ511と共に固定される。
【0043】
ワイヤーロープ511の他端部では、ロープクリート255によってワイヤーロープ511同士が固定されるため、それぞれのワイヤーロープ511のねじり戻りは発生しない。しかし、ワイヤーロープ511の一端部でテンションを調整したときには、ワイヤーロープ511にねじりによる負荷が発生する。そのため、第1シャックルロッド150と同様に第2シャックルロッド250の回転を防止することが求められている。
【0044】
図6および図7を用いて、第2回り止め具200の構成について説明する。図6は、第2回り止め具200の構成を示す平面図である。図7は、第2回り止め具200の構成を示す正面図である。
【0045】
第2回り止め具200は、第2シャックルロッド250の回転を防止するものである。本実施形態では、3つの第2シャックルロッド250が平面視において一列に配置され、これらの第2シャックルロッド250の回転を防止する。第2回り止め具200は、正面押さえ板210と、背面押さえ板220と、複数の締結具230と、を備える。
【0046】
正面押さえ板210は、長尺状に形成される。正面押さえ板210は、長尺方向に垂直な断面視において、例えば中空の略矩形状に形成される。正面押さえ板210には、水平面において長尺方向と垂直な方向に沿って貫通孔210aが形成される。貫通孔210aは長尺方向に沿って長い長円形状に形成される。正面押さえ板210は、第2シャックルロッド250のソケット252の一方の平面部F2に当接する。
【0047】
背面押さえ板220は、長尺状に形成される。背面押さえ板220は、長尺方向に垂直な断面視において、例えば中空の略矩形状に形成される。背面押さえ板220には、水平面において長尺方向と垂直な方向に沿って、貫通孔が形成される。貫通孔は長尺方向に沿って長い長円形状に形成される。背面押さえ板220の内部には、複数の受け部221が収納される。受け部221の略中央部には、雌ネジ部が形成される。受け部221は、正面から見て雌ネジ部が貫通孔に含まれるように背面押さえ板220の内部に移動可能に収納される。背面押さえ板220は、第2シャックルロッド250のソケット252の他方の平面部F2に当接する。
【0048】
締結具230は、例えばボルトが好適に用いられる。締結具230は、例えば、一列に並んだ第2シャックルロッド250の間にそれぞれ配置される。締結具230は、210の貫通孔210aと、背面押さえ板220の貫通孔とを貫通し、受け部221の雌ネジ部に螺合される。
【0049】
第2回り止め具200の効果について説明する。第2回り止め具200によれば、第2シャックルロッド250の回転を防止することができる。すなわち、第2シャックルロッド250のソケット252に形成される一対の平面部F2,F2に正面押さえ板210と背面押さえ板220とを当接させ、正面押さえ板210と背面押さえ板220とを締結具230で締結することによって、第2シャックルロッド250の回転が防止される。
【0050】
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0051】
100 第1回り止め具(回り止め具),110 保持具,111 本体,112 環部,113 接続具,120 連結具,150 第1シャックルロッド(シャックルロッド),F1 平面部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7