(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-15
(45)【発行日】2023-06-23
(54)【発明の名称】3Dクイック・ソーイング・システム
(51)【国際特許分類】
D05B 91/12 20060101AFI20230616BHJP
【FI】
D05B91/12
(21)【出願番号】P 2022084841
(22)【出願日】2022-05-06
【審査請求日】2022-05-06
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】519315213
【氏名又は名称】藤沼 伊代子
(72)【発明者】
【氏名】金田 幸徳
【審査官】▲桑▼原 恭雄
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-276581(JP,A)
【文献】登録実用新案第3073873(JP,U)
【文献】実開昭63-177489(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D05B 91/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
道具を整理するための用具において、
(1)歯又は窪みのいずれかを備えるボビン型の
複数の糸巻きと、
(2)弾性体を備える
複数の軸と、
(3)糸の端部を固定するための切り込み
及び磁石及び窪み及び板で構成された予め糸が通されている裁縫用の針も含む道具を配置するための
複数の板状の道具整理用具と、
(4)一対の土台上下と、
を備え、
前記ボビン型の糸巻きが前記軸に軸着されており、
前記板状の道具整理用具が前記軸に対して平行に
なるように前記土台に固定されており、
前記軸も前記土台に固定されており、
前記軸同士が繋がって一本の軸を形成しており、
前記ボビン型の糸巻きが歯を備えている場合は前記ボビン型の糸巻きの歯と歯との間部分と前記軸の弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制さ
れ、
前記ボビン型の糸巻きが窪みを備えている場合は前記ボビン型の糸巻きの窪み部分と前記軸の弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制される
道具を整理するための用具。
【請求項2】
道具を整理するための用具において、
(1)弾性体を備えるボビン型の
複数の糸巻きと、
(2)歯又は窪みのいずれかを備える
複数の軸と、
(3)糸の端部を固定するための切り込み
及び磁石及び窪み及び板で構成された予め糸が通されている裁縫用の針も含む道具を配置するための
複数の板状の道具整理用具と、
(4)一対の土台上下と、
を備え、
前記ボビン型の糸巻きが前記軸に軸着されており、
前記板状の道具整理用具が前記軸に対して平行に
なるように前記土台に固定されており、
前記軸も前記土台に固定されており、
前記軸同士が繋がって一本の軸を形成しており、
前記軸が歯を備えている場合は前記軸の歯と歯との間部分と前記ボビン型の糸巻きの弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制され、
前記軸が窪みを備えている場合は前記軸の窪み部分と前記ボビン型の糸巻きの弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制される
道具を整理するための用具。
【請求項3】
道具を整理するための用具において、
(1)歯又は窪みのいずれかを備えるボビン型の
複数の糸巻きと、
(2)軸と、
(3)糸の端部を固定するための切り込み
及び磁石及び窪み及び板及び弾性体
で構成された予め糸が通されている裁縫用の針も含む道具を配置するための
複数の板状の道具整理用具と、
(4)一対の土台上下と、
を備え、
前記ボビン型の糸巻きが前記軸に軸着されており、
前記板状の道具整理用具が前記軸に対して平行に
なるように前記土台に固定されており、
前記軸も前記土台に固定されており、
前記軸は前記板状の整理用具の弾性体と嵌合する歯又は窪みのいずれか又は前記ボビン型の糸巻きの歯又は窪みのいずれかと嵌合する弾性体を必要としないが故に一本の軸であっても組み合わせると一本になる軸であってもよく、
前記ボビン型の糸巻きが歯を備えている場合は前記ボビン型の糸巻きの歯と歯との間部分と
前記板状の道具整理用具の弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制され、
前記ボビン型の糸巻きが窪みを備えている場合は前記ボビン型の糸巻きの窪み部分と
前記板状の道具整理用具の弾性体部分とが嵌合すると前記ボビン型の糸巻きの回転が抑制される
道具を整理するための用具。
【請求項4】
道具を整理するための用具において、
(1)土台及び軸を貫く孔と、(2)ボルトと、(3)ナットと、を備え、
前記ボルトが前記土台と前記軸を貫きながら前記ナットと螺合している
上記請求項1又は上記請求項2又は上記請求項3に記載の道具を整理するための用具。
【請求項5】
道具を整理するための用具において、予め糸が通されている裁縫用の針も含む道具を配置するための複数の板状の道具整理用具が
、両面テープ又は粘着テープのいずれか及び窪み及び板で構成された予め糸が通されている裁縫用の針以外の道具を配置するための
複数の板状の道具整理用具に置き換わっている
上記請求項1又は上記請求項2
又は上記請求項4に記載の道具を整理するための用具。
【請求項6】
道具を整理するための用具において、
両面テープ又は粘着テープのいずれか及び窪み及び板で構成された予め糸が通されている裁縫用の針以外の道具を配置するための板状の道具整理用具をも備える
上記請求項1又は上記請求項2又は上記請求項3
又は上記請求項4に記載の道具を整理するための用具。
【請求項7】
道具を整理するための用具において、
円筒型のケースを備える
上記請求項1又は上記請求項2又は上記請求項3又は上記請求項4又は上記請求項5
又は上記請求項6に記載の道具を整理するための用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道具を整理するための用具に関するものであり、主として防水性が付与されたもの、かつ、予め糸が通されている裁縫用の針を配置できるものに関するものである。
【背景技術】
【0002】
残念ながらと言うべきか、恥ずかしながらと言うべきか、特許庁に無駄な仕事をさせてしまったが故に申し訳ないことにと言うべきか、当発明者が以前出願した板状の道具整理用具は、当業者ならば容易に想到できるものに過ぎず、もし防水性を与えようとすると両面テープを備えた合成樹脂製の袋に入れることがなし得る限りであろう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
防水性を与えるために円筒型のケースに「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置できる板状の道具整理用具」を収納すると、無駄な空間が生じる点。
【0004】
「「ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するための工夫を施さなければ、糸がもつれてからまりあう点。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第一に、「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための道具整理用具」に、「円筒型のケース」を与える。
【0006】
第二に、「円筒型のケース」に効率よく収納できるようにするために、糸巻きを、「板状の糸巻き」から「ボビン型の糸巻き」に変更する。
【0007】
第三に、複数の「ボビン型の糸巻き」が、「一本の軸」又は「組み立てると一本になる軸」に軸着され得るものに変更する。
【0008】
第四に、「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」を、土台に固定する。その際、「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」を、土台に固定されている「段落番号0007に記載の軸」に対して平行に、かつ、「前記軸」に軸着されている「ボビン型の糸巻き」の周囲に、かつ、「前記板状の道具整理用具」と「前記板状の道具整理用具」との間に隙間ができるように、固定する。もしここで、土台に固定される「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」の幅が狭ければ狭い程、かつ、土台に固定される「前記板状の道具整理用具」の数が多ければ多い程、「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための道具整理用具」の形状は円柱に近づき、その結果、円筒型のケースに効率よく収納できるようになる。因みに、4点の「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」及び4点の「ボビン型の糸巻き」からなるものが、
図1において示されている1実施例である。
【0009】
しかしながら、段落番号0005~0008まででは、「道具整理用具」とは呼べない。少なくとも当発明者においては。糸がもつれてからまりあうのを防げないからである。糸巻きが、「板状の糸巻き」ではなく「ボビン型の糸巻き」であり、かつ、軸着されており、かつ、「ボビン型の糸巻き」に巻回されている糸の一端が「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」に固定されているだけでは、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」が抑制されないからである。
【0010】
段落番号0005に記載の課題でもある訳であるが、段落番号0009において求められている工夫については、沢山考えられる。しかしながら、「部材の加工が容易である必要がある」という制約の下では、次ぎの6パターンしかない。一つ目は、「歯を備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える軸」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図5の(a)において示されている方法である。因みに、この一つ目は、
図3の分解図において示唆されている方法である。
【0011】
二つ目は、「窪みを備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える軸」によって、
「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図5の(b)において示されている方法である。因みに、この二つ目は、
図3の分解図において示唆されている方法である。
【0012】
三つ目は、「弾性体を備えるボビン型の糸巻き」及び「歯を備える軸」によって、
「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図5の(c)において示されている方法である。因みに、この三つ目は、
図4の分解図において示唆されている方法である。
【0013】
四つ目は、「弾性体を備えるボビン型の糸巻き」及び「窪み備える軸」によって、
「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図5の(d)において示されている方法である。因みに、この四つ目は、
図4の分解図において示唆されている方法である。
【0014】
五つ目は、「歯を備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」によって、
「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図5の(e)において示されている方法である。因みに、この五つ目は、
図4の分解図において示唆されている方法である。
【0015】
六つ目は、「窪みを備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」によって、
「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制する方法であり、図面としては
図6の(f)において示されている方法である。因みに、この五つ目は、
図4の分解図において示唆されている方法である。
【0016】
尚、
図2からも示唆されるように、「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」を組み込むことも想定されている。但しと言うべきか、下位互換的であるが故に勿論と言うべきか、組み込まれる板状の道具整理用具の全てが「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」である場合には、段落番号0014及び0015に記載の方法は、「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」ではなく、「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」」に置き換わる。
【0017】
因みに、円筒型のケースを与える際、土台と「「前記円筒型のケース」の蓋」とを一体化すれば、部品点数を減らせる。
【0018】
念のために、「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」や「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」にフックをもうければ、釣り針と繋がっている糸を、当3Dクイック・ソーイング・システムの「ボビン型の糸巻き」に、巻回できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】
図1は、(1)2点の「歯又は窪みのいずれかを備えるボビン型の糸巻き」と、(2)「4点の弾性体」を備える軸と、(3)4点の「「糸の端部を固定するための切り込み」を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と、を備える道具を整理するための用具の1実施例に、「前記ボビン型の糸巻き」に裁縫用の糸を巻回し、「前記糸」が通されている裁縫用の針を配置したものである。(a)は、4点ある「「予め糸が通されている裁縫用の針」が配置されている板状の道具整理用具」の内の2点が見える図である。(b)は、(a)において死角になっている4点ある「「予め糸が通されている裁縫用の針」が配置されている板状の道具整理用具」の内の2点が見える図である。
【
図2】
図2は、(1)4点の「歯又は窪みのいずれかを備えるボビン型の糸巻き」と、(2)「4点の弾性体」を備える軸と、(3)3点の「「糸の端部を固定するための切り込み」を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と、(4)1点の「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」」と、を備える道具を整理するための用具の1実施例に、「前記ボビン型の糸巻き」に裁縫用の糸を巻回し、「前記糸」が通されている裁縫用の針及びボタン及び糸通し器及び皿を持ちながらも平たく折りたためる裁縫用の指ぬき器を配置したものである。(a)は、3点ある「「予め糸が通されている裁縫用の針」が配置されている板状の道具整理用具」の内の2点が見える図である。(b)は、(a)において死角になっている3点ある「「予め糸が通されている裁縫用の針」が配置されている板状の道具整理用具」の内の1点、及び1点の「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」」が見える図である。
【
図3】
図3は、(1)2点の「歯を備えるボビン型の糸巻き」と、(2)2点の「窪みを備えるボビン型の糸巻き」と、(3)「4点の弾性体」を備える軸と、(4)4点の「「糸の端部を固定するための切り込み」を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と、を備える道具を整理するための用具の1実施例の分解図である。
【
図4】
図4は、(1)1点の「歯を備えるボビン型の糸巻き」と、(2)1点の「窪みを備えるボビン型の糸巻き」と、(3)1点の「「糸の端部を固定するための切り込み」及び「2点の弾性体」を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と、(4)2点の「弾性体を備えるボビン型の糸巻き」と、(5)「1点の歯」と「1点の窪み」を備える軸と、(6)3点の「「糸の端部を固定するための切り込み」及を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と、を備える道具を整理するための用具の1実施例の分解図である。
【
図5】
図5は、「当道具を整理するための用具において、ボビン型の糸巻きの回転がどのように抑止されているのか」に関する図である。尚、
図1~4と
図5とでは縮尺が異なり、より見え易くするために、
図1~4を基準とすると
図5が拡大されたものになるように縮尺が変更されている。(a)は、「歯を備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える軸」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプの1実施例である。(b)は、「窪みを備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える軸」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプの1実施例である。(c)は、「弾性体を備えるボビン型の糸巻き」及び「歯を備える軸」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプの1実施例である。(d)は、「弾性体を備えるボビン型の糸巻き」及び「窪み備える軸」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプの1実施例である。(e)は、「歯を備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプの1実施例である。(f)は、「窪みを備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」によって、「「前記ボビン型の糸巻き」の回転」を抑制するタイプに関する図である。「を備えるボビン型の糸巻き」及び「弾性体を備える軸」によって、「前記ボビン型の糸巻きの回転」を抑制するタイプの1実施例である。
【符号の説明】
【0020】
1 予め糸が通されている裁縫用の針
2 裁縫用の糸
3 「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具
4 糸の先端と末端を固定するための切れ込み
5 ボビン型の糸巻き
6 針も含む道具を配置するための窪み
7 磁石
8 弾性体
9 軸
10 歯
11 軸と軸とを継ぐための軸にあるほぞ
12 軸と土台とを継ぐための軸にあるほぞ
13 軸のほぞ孔
14 ボルトを通すための孔
15 ボビン型の糸巻きを軸着するためのボビン型の糸巻きにある孔
16 ボルト
17 ナット
18 「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」と土台とを継ぐための土台にあるほぞ孔、又は「「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」とを継ぐための土台にあるほぞ孔
19 「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための板状の道具整理用具」にあるほぞ、又は「「「予め糸が通されていない裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具」にあるほぞ
20 糸切断器
21 「「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」を配置するための窪み」と連続する窪みであり、「「予め糸が通されている裁縫用の針」も含む道具」の取り出しを容易にするための窪みであり、
図1~4においては丸みを帯びさせている
22 土台
23 土台と軸とを継ぐための土台にあるほぞ孔
24 「「予め糸が通されている裁縫用の針」以外の道具」を配置するための板状の道具整理用具であり、前記道具としては、ボタン、ホック、糸通し器、マチ針、予め糸が通されてはいない裁縫用の針、針類、裁縫用指ぬき器、ひも通し針・・・等々の国際分類第11-2019における第26類に属する物品の他に、チャコ、耳かき、「耳かきと組み合わされているひも通し針であるが、別言すればひも通し針と組み合わされている耳かき」という意味における耳かき兼ひも通し針、安全ピン、はさみ、糸切断器、糸、つまようじ、ライト、フレネルレンズ、マッチ、メタル・マッチ、ふいご、拡大鏡、スパナ、レンチ、鏡、ピンセット、毛抜き、刺抜き、ドライバー、釣り用の針、釣り用の浮き、釣り用の浮き止めゴム、サルカン、釣り用のおもり、釣り用の糸、釣り用の仕掛け巻き、釣り針はずし、栓抜き、缶切り、筆記具、フォーク、スプーン、箸、ナイフ、つめ切り、つめやすり、歯ブラシ、ひげそり、かみそり、医薬品、医薬部外品、絆創膏、接着テープ、粘着テープ、接着剤、消毒剤、浄水器、方位磁石、温度計、水準器、シートベルト切断器、ガラス切り、印鑑、朱肉、スタンプ、電池、紙幣、紙幣用クリップ、小切手、小切手ホルダー、小切手帳、小切手帳ホルダー、カード、カード・ホルダー、硬貨、コイン・ホルダー、紙幣用クリップが組み込まれている、コイン・ホルダー、名刺、名刺ホルダー、写真、写真ホルダー、パスポート、パスポート・ホルダー、チケット、チケット・ホルダー、手帳、手帳カバー、ペン・ホルダー、ペン・ホルダーが組み込まれている手帳カバー、SDカード、SDカード・ケース、USBメモリ、イヤホン、鍵、ステープラ、ステープラ針、コンパス、定規、分度器、三角定規、コンパス、消しゴム、シャープペンシル用の芯替、事務用クリップ、事務用のり、ライター、タバコが想定されている。
25 糸通し器
26 皿を持ちながらも平たく折りたためる裁縫用の指ぬき器
27 ボタン
28 両面テープ又は粘着テープのいずれか
29 窪み
【要約】
【課題】防水性を与えるために板状の道具整理用具を円筒型のケースに収納すると、無駄な空間が生じる点。「板状の糸巻き」から「ボビン型の糸巻き」へ変更すると無駄な空間が減らせるが、「ボビン型の糸巻き」の回転を抑制する工夫が必要になる点。
【解決手段】上記の課題は、複数の「歯又は窪みを備える「ボビン型の糸巻き」」を「一本の軸」又は「組み立てると一本になる軸」に軸着し、「板状の道具整理用具」を「前記軸」に対して平行に、かつ、「前記軸」が固定されている土台に固定する等によって解決される。
【選択図】
図1