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特許7297968ポータブル機器用vSIMモジュールおよびポータブル機器
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  • 特許-ポータブル機器用vSIMモジュールおよびポータブル機器 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-16
(45)【発行日】2023-06-26
(54)【発明の名称】ポータブル機器用vSIMモジュールおよびポータブル機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 12/42 20210101AFI20230619BHJP
   H04M 1/675 20060101ALI20230619BHJP
   H04W 8/18 20090101ALI20230619BHJP
   H04W 12/06 20210101ALI20230619BHJP
【FI】
H04W12/42
H04M1/675
H04W8/18
H04W12/06
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2022060224
(22)【出願日】2022-03-31
(65)【公開番号】P2022159232
(43)【公開日】2022-10-17
【審査請求日】2022-03-31
(31)【優先権主張番号】202110356373.2
(32)【優先日】2021-04-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】522130988
【氏名又は名称】シモ ホールディングス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チン リウ
(72)【発明者】
【氏名】ルドヴィック ラソース
(72)【発明者】
【氏名】リチャード エイチ.シュイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン チャン
【審査官】望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/175972(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2021/0021694(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W4/00-H04W99/00
H04B7/24-H04B7/26
H04M1/675
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンテナに接続された無線周波チップと、
前記無線周波チップに接続されたベースバンドプロセッサと、
vSIM接続管理プログラムを格納するように構成されたメモリと、
前記vSIM接続管理プログラムを実行するために前記メモリに接続されたアプリケーションプロセッサと、
ポータブル機器のスロットに接続するように構成されたコネクタと、
を含み、
前記vSIM接続管理プログラムが前記アプリケーションプロセッサによって実行されると、vSIMサービスがアクティブ化される、
少なくとも前記スロットを含み、
前記vSIM接続管理プログラムが前記アプリケーションプロセッサによって実行されると、前記vSIMサービスをアクティブ化するために、
rSIMをロードし、
前記rSIMを介してネットワークをサーチし、
前記rSIMによって前記ネットワークに正常に登録し、
rSIMデータをアクティブ化し、
vSIMサーバからvSIMプロファイルをダウンロードし、
vSIMをロードし、
前記vSIMを介して、前記ネットワークをサーチし、
前記vSIMを介して前記ネットワークからvSIM認証要求を受信し、
前記rSIMを介して前記vSIMサーバに前記vSIM認証要求を伝送し、
前記rSIMを介して前記vSIMサーバからvSIM認証応答を受信し、
前記vSIMを介して前記ネットワークに前記vSIM認証応答を伝送し、
前記vSIMを介して前記ネットワークへの登録を完了し、
前記vSIMサービスをアクティブ化する、



ポータブル機器用vSIMモジュール。
【請求項2】
前記スロットおよび前記コネクタはM.2インターフェースであり、
前記ポータブル機器用vSIMモジュールは前記ポータブル機器に埋め込まれる、
請求項1に記載のポータブル機器用vSIMモジュール。
【請求項3】
前記スロットおよび前記コネクタはUSBインターフェースであり、
前記ポータブル機器用vSIMモジュールは前記ポータブル機器に外部接続される、
請求項1に記載のポータブル機器用vSIMモジュール。
【請求項4】
スロットと、
vSIMモジュールと、
を含み、
前記vSIMモジュールは、
アンテナに接続された無線周波チップと、
前記無線周波チップに接続されたベースバンドプロセッサと、
vSIM接続管理プログラムを格納するように構成されたメモリと、
前記vSIM接続管理プログラムを実行するために前記メモリに接続されたアプリケーションプロセッサと、
前記スロットに接続するように設定されたコネクタと、
を含み、
前記vSIM接続管理プログラムが前記アプリケーションプロセッサによって実行されると、vSIMサービスがアクティブ化され、
前記アプリケーションプロセッサによって前記vSIM接続管理プログラムが実行されると、前記vSIMサービスをアクティブ化するために、
rSIMをロードし、
前記rSIMを介してネットワークをサーチし、
前記rSIMによって前記ネットワークに正常に登録し、
rSIMデータをアクティブ化し、
vSIMサーバからvSIMプロファイルをダウンロードし、
vSIMをロードし、
前記vSIMを介して前記ネットワークをサーチし、
前記vSIMを介して前記ネットワークからvSIM認証要求を受信し、
前記rSIMを介して前記vSIMサーバに前記vSIM認証要求を伝送し、
前記rSIMを介して前記vSIMサーバからvSIM認証応答を受信し、
前記vSIMを介して前記ネットワークに前記vSIM認証応答を伝送し、
前記vSIMを介して前記ネットワークへの登録を完了し、
前記vSIMサービスをアクティブ化する、
ポータブル機器。
【請求項5】
前記スロットおよび前記コネクタはM.2インターフェースであり、
前記vSIMモジュールは前記ポータブル機器に埋め込まれる、
請求項に記載のポータブル機器。
【請求項6】
前記スロットおよび前記コネクタはUSBインターフェースであり、
前記vSIMモジュールは前記ポータブル機器に外部接続される、
請求項に記載のポータブル機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はvSIMモジュールに関し、より詳細には、ポータブル機器用vSIMモジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク技術の発展に伴い、多くの機器をネットワークに接続して、より多くのネットワークサービスを得ることができるようになった。現在、ポータブル機器は、SIMカードまたはeSIM技術を介してネットワークに接続することができる。
【0003】
しかしながら、現在のSIMカードまたはeSIM技術は、ユーザのポータブル機器がある国内の他のネットワークにアクセスすることを許可せず、ネットワークサービスプロバイダによって提供されるSIMカードまたはeSIMプロファイルを介してネットワークサービスプロバイダによって提供されるネットワークにのみアクセスすることができる。ユーザが他のネットワークにアクセスすることを意図している場合、ユーザは他のネットワークサービスプロバイダによって提供されるSIMカードまたはサブスクリプションを購入し、他のネットワークサービスプロバイダによって提供されるネットワークにアクセスするために、ポータブル機器内のSIMカードまたはeSIMプロファイルを手動で置き替える必要がある。
【0004】
さらに、現在のSIMカードまたはeSIM技術は、ユーザのポータブル機器が異なる国のネットワークにアクセスすることを可能にしない。ユーザが別の国のネットワークにアクセスすることを意図している場合、ユーザはまた、別の国のネットワークサービスプロバイダによって提供されるSIMカードまたはサブスクリプションを購入し、別の国のネットワークサービスプロバイダによって提供されるネットワークにアクセスするために、ポータブル機器内のSIMカードまたはeSIMプロファイルを手動で置き替える必要がある。
【0005】
さらに、現在のSIMカードモジュールまたはeSIMモジュールには、SIMカードおよびネットワーク接続情報を管理するために、ユーザのポータブル機器のオペレーティングシステム(例えば、Windows(登録商標)オペレーティングシステムまたはChromeオペレーティングシステム)で、複雑なドライバ(例えば、MBIMドライバ)および専用のSIM管理プログラムを開発する必要があるという欠点がある。
【0006】
現在のSIMカードモジュールやeSIMモジュールの上記の欠点により、開発側の開発者や利用側の利用者に不便をもたらす。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ポータブル機器用vSIMモジュールに関する。vSIMモジュールはポータブル機器に埋め込むか、または外部に接続することができ、SIMカードを手動で置き替えることなく、ポータブル機器が、ある国内の他のネットワークまたは別の国のアクセスネットワークにアクセスできるという利点を得ることができる。さらに、開発者は、ポータブル機器のオペレーティングシステムで、専用のSIM管理プログラムおよび複雑なドライバを開発する必要がない。
【0008】
本発明の一実施形態によれば、ポータブル機器用vSIMモジュールが提供される。ポータブル機器は、少なくともスロットを含む。vSIMモジュールは、無線周波チップと、ベースバンドプロセッサと、メモリと、アプリケーションプロセッサと、コネクタと、を含む。無線周波チップは、アンテナに接続される。ベースバンドプロセッサは、無線周波チップに接続される。メモリは、vSIM接続管理プログラムを格納するように構成されている。アプリケーションプロセッサは、vSIM接続管理プログラムを実行するためにメモリに接続される。コネクタは、ポータブル機器のスロットと接続するように構成される。vSIM接続管理プログラムがアプリケーションプロセッサによって実行されると、vSIMサービスがアクティブ化される。
【0009】
本発明の別の実施形態によれば、ポータブル機器が提供される。ポータブル機器は、少なくともスロットとvSIMモジュールとを含む。vSIMモジュールは、無線周波チップと、ベースバンドプロセッサと、メモリと、アプリケーションプロセッサと、コネクタと、を含む。無線周波チップは、アンテナに接続される。ベースバンドプロセッサは、無線周波チップに接続される。メモリは、vSIM接続管理プログラムを格納するように構成されている。アプリケーションプロセッサは、vSIM接続管理プログラムを実行するためにメモリに接続される。コネクタは、ポータブル機器のスロットと接続するように構成される。vSIM接続管理プログラムがアプリケーションプロセッサによって実行されると、vSIMサービスがアクティブ化される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態によるvSIMモジュールのブロック図である。
図2】本発明の一実施形態によるポータブル機器に埋め込まれたvSIMモジュールの概略図である。
図3】本発明の一実施形態によるポータブル機器に外部接続されたvSIMモジュールの概略図である。
図4】本発明の一実施形態によるvSIMサービスをアクティブ化するために実行されるvSIM接続管理プログラムのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の上記および他の特徴は添付の図面と併せて以下の詳細な説明により、より明らかになるであろう。
【0012】
本発明は、添付の図面および特定の実施例を参照して詳細に説明される。なお、本発明は、以下に示す具体的な実施形態に限定されるものではない。なお、簡潔さを担保し、本発明の理解を混乱させないために、本発明に直接関係しない周知の技術の詳細な説明は省略する。
【0013】
図1を参照すると、本発明の一実施形態によるvSIMモジュール100のブロック図が示されている。vSIMモジュール100は、無線周波(RF)チップ110と、ベースバンドプロセッサ(BP)120と、アプリケーションプロセッサ(AP)130と、アンテナ140と、コネクタ150と、メモリ160と、を含む。RFチップ110は、アンテナ140およびベースバンドプロセッサ120に接続される。アプリケーションプロセッサ130は、ベースバンドプロセッサ120、コネクタ150、およびメモリ160に接続される。
【0014】
メモリ160は、例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。メモリ160は、vSIM接続管理プログラム170を格納する。vSIM接続管理プログラム170は、アプリケーションプロセッサ130によって実行される命令として実装されてもよい。
【0015】
無線周波チップ110は、信号を受信および伝送するためにアンテナ140に接続される。
【0016】
ベースバンドプロセッサ120は、デジタル信号とアナログ信号との間の変換、デジタル信号の変調または符号化などを実行するように構成される。
【0017】
アプリケーションプロセッサ130は、vSIM接続管理プログラム170を実行してvSIMサービスをアクティブ化するように構成される。
【0018】
コネクタ150は例えば、M.2インターフェースのコネクタやUSBインターフェースのコネクタであるが、これらに限定されるものではない。
【0019】
一実施形態では無線周波チップ110、ベースバンドプロセッサ120、アプリケーションプロセッサ130、およびメモリ160はSoC(System on a Chip)として実装することができる。
【0020】
図2を参照されたい。図2は、本発明の一実施形態によるポータブル機器1に埋め込まれたvSIMモジュール100の概略図である。ポータブル機器1は、プロセッサ11と、スロット12と、メモリ13と、を含む。ポータブル機器1は、例えば、ノートパソコン、スマートフォン、スマートウォッチ、スマートブレスレット、タブレットコンピュータ等である。メモリ13は、例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。メモリ13は、Windows(登録商標)オペレーティングシステムまたはChromeオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステム14を格納することができる。プロセッサ11は、このオペレーティングシステム14を実行することができる。スロット12はポータブル機器1に設けられており、例えば、M.2インターフェースのスロットであるが、これに限定されるものではない。vSIMモジュール100を、コネクタ150を介してポータブル機器1のスロット12に接続し、ポータブル機器1に埋め込むことができる。vSIMモジュール100がコネクタ150を介してポータブル機器1のスロット12に接続されると、ポータブル機器1とvSIMモジュール100とは、通信のために互いにデータを伝送することができる。
【0021】
図3を参照されたい。図3は、本発明の一実施形態によるポータブル機器2に外部接続されたvSIMモジュール100の概略図である。ポータブル機器2は、プロセッサ21と、スロット22と、メモリ23と、を含む。ポータブル機器2は、例えば、ノートパソコン、スマートフォン、スマートウォッチ、スマートブレスレット、タブレットコンピュータ等である。メモリ23は、例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。メモリ23は、Windows(登録商標)オペレーティングシステムまたはChromeオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステム24を格納することができる。プロセッサ22は、このオペレーティングシステム24を実行することができる。スロット22はポータブル機器2に設けられ、例えば、USBインターフェースのスロットであるが、これに限定されるものではない。vSIMモジュール100は、コネクタ150を介してポータブル機器2のスロット22に接続され、ポータブル機器2の外部に接続される。vSIMモジュール100がコネクタ150を介してポータブル機器2のスロット22に接続されると、ポータブル機器2とvSIMモジュール100とは、通信のために互いにデータを伝送することができる。
【0022】
図2、3および4も参照されたい。図4は、本発明の一実施形態によるvSIMサービスをアクティブ化するために実行されるvSIM接続管理プログラム170のフローチャートである。
【0023】
ステップS1110で、rSIM(リモートSIM)がロードされる。一実施形態では、rSIMが物理カードとして実現され、ポータブル機器またはvSIMモジュール100のカードスロット(図示せず)に挿入されてもよい。別の実施形態では、rSIMがソフトウェアカードとして実現されてもよく、vSIMモジュール100のメモリに格納されてもよい。rSIMは、vSIMサーバからvSIMプロファイルをダウンロードする前にネットワークに接続するように構成され、vSIMがネットワークをサーチするプロシージャで、vSIM認証の完了を支援するように構成される(たとえば、vSIM認証要求はrSIMを介してvSIMサーバに送信され、vSIM認証応答はrSIMを介してvSIMサーバから受信される)。
【0024】
ステップS1120で、rSIMを介してネットワークがサーチされる。
【0025】
ステップS1130で、rSIMがネットワークへの登録に成功した(正常に登録した)か否かが判定される。判定が肯定された場合、ステップS1140を実行し、否定された場合、ステップS1120に戻る。
【0026】
ステップS1140で、rSIMデータがアクティブ化される。
【0027】
ステップS1150で、vSIMプロファイルがvSIMサーバからダウンロードされる。
【0028】
ステップS1160で、vSIMがロードされる。vSIMは、ソフトウェアカードであってもよく、vSIMモジュール100のメモリに格納されていてもよい。
【0029】
ステップS1170で、vSIMを介してネットワークがサーチされる。
【0030】
ステップS1180で、ネットワークからvSIM認証要求を受信したか否かが判定される。判定が肯定された場合、ステップS1190を実行し、判定が否定された場合、ステップS1170に戻る。
【0031】
ステップS1190で、vSIM認証要求は、rSIMを介してvSIMサーバに送信される。
【0032】
ステップS1200で、vSIM認証応答がrSIMを介してvSIMサーバから受信される。
【0033】
ステップS1210で、vSIM認証応答は、vSIMを介してネットワークに伝送される。
【0034】
ステップS1220で、vSIMを介してネットワークへの登録が完了する。
【0035】
ステップS1230で、vSIMサービスがアクティブ化される(例えば、外国のネットワークサービスプロバイダによって提供されるネットワークが接続される)。
【0036】
さらに、一実施形態では、本開示のポータブル機器用vSIMモジュール100がvSIMアプリケーションプログラムと共に動作することができる。図2を参照されたい。図2を参照すると、vSIMアプリケーションプログラムはポータブル機器1のオペレーティングシステム14上にインストールされ、メモリ13(図示せず)に格納されてもよく、プロセッサ11はvSIMアプリケーションプログラムを実行してもよい。vSIMアプリケーションプログラムはユーザに優れた使用エクスペリエンスを提供するために、vSIMのさまざまな管理機能および制御機能をユーザに提供するように構成されている。一実施形態では、vSIMの様々な管理制御機能には、例えば、現在のvSIMが所属する事業者名、vSIMが存在するセルID、信号強度などの管理制御が含まれる。
【0037】
このようにして、本開示のポータブル機器のためのvSIMモジュール100はポータブル機器に埋め込まれるか、またはポータブル機器に外部接続されることができ、SIMカードを手動で置き替えることなく、ポータブル機器が、国内の他のネットワークまたは異なる国のネットワークにアクセスすることができるという利点を達成するように、vSIMサービスをアクティブ化することができる。さらに、開発者はSIMカードおよびネットワーク接続情報を管理するために、ポータブル機器のオペレーティングシステムにおいて、専用のSIM管理プログラムおよび複雑なドライバ(例えば、MBIMドライバ)を開発する必要がない。
【0038】
以上、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明した。ただし、具体的な構成は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で設計変更を加えたものを含む。また、特許請求の範囲の記載内容の範囲内で種々の変形が可能であり、種々の実施の形態に開示されている技術手段を適宜組み合わせた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施の形態で説明した効果と同様の効果を奏する構成要素で代用してもよい。
【0039】
〔関連出願の相互参照〕
本出願は2021年4月1日に出願された中国特許出願第202110356373.2号の利益を主張し、これは、本明細書中に参考として援用され、そして本明細書の一部をなす。
【符号の説明】
【0040】
100 vSIMモジュール
110 無線周波チップ
120 ベースバンドプロセッサ
130 アプリケーションプロセッサ
150 コネクタ
160 メモリ
図1
図2
図3
図4