(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-19
(45)【発行日】2023-06-27
(54)【発明の名称】スマート機器のディスプレイ保護部材付着装置
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20230620BHJP
B65H 37/04 20060101ALI20230620BHJP
【FI】
G09F9/00 342
G09F9/00 302
B65H37/04 A
(21)【出願番号】P 2022062942
(22)【出願日】2022-04-05
【審査請求日】2022-04-05
(31)【優先権主張番号】10-2021-0044802
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515200168
【氏名又は名称】ホワイトストーン カンパニーリミテッド
【氏名又は名称原語表記】Whitestone Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100175271
【氏名又は名称】筒井 宣圭
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(72)【発明者】
【氏名】イ スンウォン
(72)【発明者】
【氏名】イム ソンホ
【審査官】小野 博之
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-032502(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-2114926(KR,B1)
【文献】中国実用新案第210364547(CN,U)
【文献】韓国公開特許第10-2019-0101344(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00-9/46
G02F 1/13-1/141
1/15-1/19
H05B 33/00-33/28
44/00
45/60
H10K 50/00-99/00
B65H 37/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スマート機器が結合されるボディー結合ホールおよびスマート機器固定突起が設けられたベース部;および
前記ベース部に設けられるリフティング結合部に着脱結合されて、前記スマート機器に付着されるディスプレイ保護部材を支持するリフティング支持部を含み、
前記リフティング支持部を前記リフティング結合部から分離すると、液状粘着部材が置かれた前記スマート機器のディスプレイへ前記ディスプレイ保護部材が落ちて、前記ディスプレイに付着され、
前記リフティング結合部は、前記ベース部に位置が調節できるように設けられて、前記リフティング支持部が前記ディスプレイ保護部材を支持する位置を調整することができ
、
前記リフティング結合部の底面部に設けられる突起は、前記ベース部に設けられる複数の第1結合溝のうち、選ばれた第1結合溝に結合されて、前記リフティング結合部は、前記ベース部に位置調節される
スマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項2】
スマート機器が結合されるボディー結合ホールおよびスマート機器固定突起が設けられたベース部;および
前記ベース部に設けられるリフティング結合部に着脱結合されて、前記スマート機器に付着されるディスプレイ保護部材を支持するリフティング支持部を含み、
前記リフティング支持部を前記リフティング結合部から分離すると、液状粘着部材が置かれた前記スマート機器のディスプレイへ前記ディスプレイ保護部材が落ちて、前記ディスプレイに付着され、
前記リフティング結合部は、前記ベース部に位置が調節できるように設けられて、前記リフティング支持部が前記ディスプレイ保護部材を支持する位置を調整することができ、
前記リフティング結合部は、
前記ベース部に設けられる複数の第1結合溝のうち、選ばれた第1結合溝に着脱結合される結合ボディー;および
前記結合ボディーに設けられて、前記リフティング支持部が着脱結合される支持部結合溝を含む
スマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項3】
前記リフティング支持部は、
前記リフティング結合部に設けられる支持部結合溝にスライディング結合される支持ボディーと;
前記支持ボディーの端部に設けられて、ユーザーのハンドルに提供されるハンドル部;および
前記支持ボディーの縁に設けられて、前記支持部結合溝の壁部に弾性支持される一対の弾性バーとを含む
請求項1
または請求項2に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項4】
前記リフティング支持部は、
前記支持ボディーに設けられて、前記ディスプレイ保護部材を支持する拡張部をさらに含み、
前記拡張部は、前記支持ボディーより広い幅で設けられて、
前記一対の弾性バーは、前記拡張部と前記ハンドル部との間の前記支持ボディーに設けられる
請求項3に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項5】
前記ベース部は、
前記ボディー結合ホールおよび前記スマート機器固定突起が設けられたベースボディー;および
前記ベースボディーの底面部に設けられて、前記ベースボディーを傾斜するようにする傾斜突起を含む
請求項1または請求項2に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項6】
前記ベース部は、
前記ベースボディーに設けられる複数のアライン突起をさらに含む
請求項5に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項7】
前記ベース部のベースボディーには支持台収容溝が設けられ、
前記支持台収容溝には容器部材を支持する容器支持台が収容される
請求項1または請求項2に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【請求項8】
前記ベース部に設けられる第2結合溝に着脱結合される容器支持台と;
前記容器支持台に着脱結合されて、前記ディスプレイへ落ちる前記液状粘着部材が保存される容器部材;および
前記ベース部に付着、または、結合される吸収パッドとをさらに含む
請求項1
または請求項2に記載のスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スマート機器のディスプレイ保護部材付着装置および付着方法に関する。より詳しくは、液状粘着部材を用いてディスプレイ保護部材をスマート機器のディスプレイに簡単で効率的に付着することができるスマート機器の液晶画面保護部材付着装置および付着方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、スマート機器(Mobile/Tablet)は、高価の製品であり、前面にディスプレイ部、即ち、フラット(Flat)、または、2.5D、3Dカバーガラス(Cover Glass)を適用してタッチパネル(Touch Panel)を保護している構造である。
【0003】
このようなカバーガラスは、物理的衝撃、または、落下などの要因によって損傷、または、破損する危険が高い。
【0004】
カバーガラスが損傷、または、破損されて修理する場合、スマート機器の約30~40%くらいの費用が所要され、修理のために、少なくとも2時間ないし二日まで、相当の時間が所要される。また、外見が良くなく、表面がギザギザしていて、けがおよび動作不良を誘発することがある。
【0005】
しかし、スマート機器のカバーガラスが損傷、または、破損される場合、高価の修理費用によって、前述の不便さ、危険性を押し切って使う場合が多く、スクラッチなどの小さい損傷は無視する場合が多い。
【0006】
従って、一般の消費者もスマート機器のディスプレイに容易く保護ガラスや保護フィルムを付着することのできる改善策が要求される。
【0007】
前述の技術構成は、本発明の理解を助けるための背景技術であり、本発明の属する技術分野で広く知られた従来技術を意味することではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】韓国登録特許公報第10-1252750号(株式会社ダステク)2013.04.03.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、本発明が達成しようとする技術的課題は、液状粘着部材を用いてディスプレイ保護部材をスマート機器のディスプレイに容易く効率的に付着することができるスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置および付着方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一側面によると、スマート機器が結合されるボディー結合ホールおよびスマート機器固定突起が設けられたベース部;および前記ベース部に設けられるリフティング結合部に着脱結合されて、前記スマート機器に付着されるディスプレイ保護部材を支持するリフティング支持部を含み、ベース部の底面部に設けられる傾斜突起を用いてベース部を傾けて、液状粘着部材を移動させて、ディスプレイ保護部材とあう地点で前記リフティング支持部を前記リフティング結合部から分離すると、液状粘着部材が置かれた前記スマート機器のディスプレイへ前記ディスプレイ保護部材が落ちて、前記ディスプレイに付着され、前記リフティング結合部は、前記ベース部に位置が調節できるように設けられて、前記リフティング支持部が前記ディスプレイ保護部材を支持する位置を調整することができるスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置を提供することができる。
【0011】
前記リフティング結合部の底面部に設けられる突起は、前記ベース部に設けられる複数の第1結合溝のうち、選ばれた第1結合溝に結合されて、前記リフティング結合部は、前記ベース部に位置を調節することができる。
【0012】
前記リフティング結合部は、前記ベース部に設けられる複数の第1結合溝のうち、選ばれた第1結合溝に着脱結合される結合ボディー;および前記結合ボディーに設けられて、前記リフティング支持部が着脱結合される支持部結合溝を含むことができる。
【0013】
前記リフティング支持部は、前記リフティング結合部に設けられる支持部結合溝にスライディング結合される支持ボディーと;前記支持ボディーの端部に設けられて、ユーザーのハンドルに提供されるハンドル部;および前記支持ボディーの縁に設けられて、前記支持部結合溝の壁部に弾性支持される一対の弾性バーとを含むことができる。
【0014】
前記リフティング支持部は、前記支持ボディーに設けられて、前記ディスプレイ保護部材を支持する拡張部をさらに含み、前記拡張部は、前記支持ボディーより広い幅で設けられて、前記一対の弾性バーは、前記拡張部と前記ハンドル部との間の前記支持ボディーに設けられることができる。
【0015】
前記ベース部は、前記ボディー結合ホールおよび前記スマート機器固定突起が設けられたベースボディー;および前記ベースボディーの底面部に設けられて、前記ベースボディーを傾斜するようにする傾斜突起を含むことができる。
【0016】
前記ベース部は、前記ベースボディーに設けられる複数のアライン突起をさらに含むことができる。
【0017】
前記ベース部のベースボディーには支持台収容溝が設けられ、前記支持台収容溝には容器部材を支持する容器支持台が収容されることができる。
【0018】
前記ベース部に設けられる第2結合溝に着脱結合される容器支持台と;前記容器支持台に着脱結合されて、前記ディスプレイへ落ちる前記液状粘着部材が保存される容器部材;および前記ベース部に付着、または、結合される吸収パッドとをさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明の実施例らは、リフティング結合部がベース部に位置が調節できるように設けられて、リフティング支持部がディスプレイ保護部材を支持する位置を調整することができて、ディスプレイ保護部材をスマート機器のディスプレイに容易く効率的に付着することができる。
【0020】
また、リフティング支持部に複数の弾性バーが設けられて、リフティング支持部の紛失や意図してなかった離脱を防ぐことができる。
【0021】
さらに、ベース部に設けられる支持台収容溝に容器支持台を収容することができて、使う時の便利性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明の一実施例によるスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置を概略的に図示した図面である。
【
図4】
図2に図示のベース部の底面 斜視図である。
【
図5】本実施例の作動図であり、ディスプレイ保護部材をリフティング支持部に支持させる前の状態を図示した図面である。
【
図6】本実施例の使用状態であり、ディスプレイ保護部材の一側部をリフティング支持部に支持させたことを図示した図面である。
【
図7】
図6からリフティング支持部を分離させたことを図示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明と本発明の動作上のメリットおよび本発明の実施によって達成する目的を充分に理解するためには、本発明の好ましい実施例を例示する添付図面および添付図面に記載の内容を参照する。
【0024】
図1は、本発明の一実施例によるスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置を概略的に図示した図面であり、
図2は、
図1の分解斜視図であり、
図3は、
図2に図示のベース部の正面図であり、
図4は、
図2に図示のベース部の底面斜視図である。
【0025】
また、
図5は、本実施例の作動図であって、ディスプレイ保護部材をリフティング支持部に支持させる前の状態を図示した図面であり、
図6は、本実施例の使用状態でディスプレイ保護部材の一側部をリフティング支持部に支持させたことを図示した図面であり、
図7は、
図6からリフティング支持部を分離させたことを図示した図面である。
【0026】
これらの図面に図示したように、本実施例によるスマート機器のディスプレイ保護部材付着装置(1)は、スマート機器(S)が結合されるベース部(100)と、ベース部(100)に着脱結合されて、スマート機器(S)に付着されるディスプレイ保護部材(P)を支持するリフティング支持部(200)と、前記ベース部(100)に結合される容器支持台(300)と、容器支持台(300)に結合されて、ディスプレイ保護部材(P)に落ちる液状粘着部材が保存される容器部材(400)と、ベース部(100)に結合されて、ディスプレイ保護部材(P)をスマート機器(S)のディスプレイ部に付着する時にこぼれる液状の粘着剤を吸収する吸収パッド(500)を備える。
【0027】
ベース部(100)は、
図5に図示したように、スマート機器(S)が結合されて、
図2に図示したように、ベースボディー(110)と、ベースボディー(110)の一側部に設けられて、リフティング支持部(200)が着脱結合されるリフティング結合部(120)と、ベースボディー(110)に設けられて、スマート機器(S)のディスプレイに付着されるディスプレイ保護部材(P)のアライン(align)を調整する複数のアライン突起(130)と、ベースボディー(110)がシーソーみたいに傾くようにベースボディー(110)の底面部に設けられる傾斜突起(140)を含む。
【0028】
ベース部(100)のベースボディー(110)は、
図2に図示したように、横方向に長く設けられる平たい六面体の形を有することができて、中央部にはスマート機器(S)が着脱結合されるボディー結合ホール(111)が設けられることができる。
【0029】
本実施例でスマート機器(S)は、ベースボディー(110)の下部から上部方向に結合することができる。
【0030】
また、本実施例でスマート機器(S)は、ボディー結合ホール(111)の内部の上下左右側面に位置するスマート機器固定突起(116)に嵌め込みによって脱付着できるように結合することができる。
【0031】
ベースボディー(110)の第1結合溝(112)は、
図2に図示したように、リフティング結合部(120)が配置される領域のベースボディー(110)に設けられて、リフティング結合部(120)の着脱結合の場所として提供されることができる。
【0032】
本実施例で第1結合溝(112)は複数、例えば一対が離隔して設けられることができる。本実施例は、複数の第1結合溝(112)のうち、選ばれた第1結合溝(112)にリフティング結合部(120)を結合させることができて、リフティング結合部(120)の結合位置を調整することができる。その結果、リフティング結合部(120)に結合されるリフティング支持部(200)も、リフティング結合部(120)とともに位置移動されて、リフティング支持部(200)がディスプレイ保護部材(P)を支持する位置を調整することができる。
【0033】
また、本実施例でベースボディー(110)の上面部には、
図2に図示したように、一対の第2結合溝(113)が離隔して設けられることができる。本実施例で一対の第2結合溝(113)には容器支持台(300)のボディー結合突起(320)が着脱することができるように嵌め込み結合することができる。
【0034】
さらに、本実施例でベースボディー(110)には、
図2に図示したように、支持台収容溝(114)が設けられることができる。
本実施例で支持台収容溝(114)には、
図2に図示の容器支持台(300)が収容されることができる。
【0035】
本実施例は、容器支持台(300)を使用しなかった場合、支持台収容溝(114)に便利に保管することができるメリットがある。
本実施例で支持台収容溝(114)は、
図2に図示したように、一対の第1結合溝(112)と対向する領域のベースボディー(110)に設けられることができて、容器支持台(300)と対応する形を有することができる。
【0036】
また、本実施例でベースボディー(110)には、
図2に図示したように、一対の容器部材収容溝(115)が設けられることができる。本実施例で一対の容器部材収容溝(115)には容器部材(400)と吸収パッド(500)が収容されることができる。本実施例で一対の容器部材収容溝(115)は、一側部が支持台収容溝(114)と連通するように設けられることができる。
【0037】
ベース部(100)のリフティング結合部(120)は、
図2に図示の第1結合溝(112)に着脱結合されて、リフティング支持部(200)の着脱結合の場所として提供されることができる。
【0038】
本実施例でリフティング結合部(120)は、
図2に図示したように、複数の第1結合溝(112)のうち、選ばれた第1結合溝(112)に着脱結合される結合ボディー(121)と、結合ボディー(121)に設けられて、リフティング支持部(200)が着脱結合される支持部結合溝(122)を含む。
【0039】
本実施例で結合ボディー(121)の底面部には突起が設けられ、この突起は、ベース部(100)に設けられる複数の第1結合溝(112)のうち、選ばれた第1結合溝(112)に結合されて、リフティング結合部(120)の結合位置を調節することができる。
【0040】
ベース部(100)のアライン突起(130)は、
図2に図示したように、ボディー結合ホール(111)と近接した領域のベースボディー(110)に設けられて、スマート機器(S)のディスプレイに付着されるディスプレイ保護部材(P)のアラインを調整することができる。
【0041】
本実施例でアライン突起(130)は、全て8個が設けられることができる。
【0042】
ベース部(100)の傾斜突起(140)は、
図3および
図4に図示したように、ベースボディー(110)の底面部に設けられて、ベースボディー(110)に勾配を与えることができる。
【0043】
本実施例で傾斜突起(140)は、
図3に図示したように、支持壁(116)が設けられた領域が高く設けられて、
図3を基準として、右側に行くほど、傾斜が低くなるように設けられることができる。
【0044】
また、本実施例で傾斜突起(140)は、
図4に図示したように、一対が離隔して設けられることができる。
【0045】
リフティング支持部(200)は、
図6に図示したように、リフティング結合部(120)に結合されて、ディスプレイ保護部材(P)の一側部をスマート機器(S)のディスプレイから一定間隔を離隔させることができる。
【0046】
本実施例でリフティング支持部(200)は、
図2に図示したように、支持ボディー(210)と、支持ボディー(210)の一側の端部に設けられて、ユーザーのハンドルに提供されるハンドル部(220)と、支持ボディー(210)の縁に設けられて、支持部結合溝(122)の壁部に弾性支持される弾性バー(230)とを含む。
【0047】
リフティング支持部(200)の支持ボディー(210)は、リフティング結合部(120)に設けられる支持部結合溝(122)にスライディング結合することができる。
【0048】
本実施例で支持ボディー(210)の端部には、
図2に図示したように、拡張部(211)が設けられることができて、この拡張部(211)は、支持ボディー(210)より幅が広く設けられることができる。
【0049】
リフティング支持部(200)のハンドル部(220)は、拡張部(211)より幅が広く設けられて、ユーザーのハンドルに提供されるとともに、支持ボディー(210)が支持部結合溝(122)に一定の深さ以上挿入できないように支持ボディー(210)をストッピングさせることができる。
【0050】
リフティング支持部(200)の弾性バー(230)は、
図2に図示したように、支持ボディー(210)の縁に一対が設けられて、支持部結合溝(122)の壁部に弾性支持されることができる。その結果、リフティング支持部(200)の紛失や意図してなかった離脱を防ぐことができる。
【0051】
容器支持台(300)は、容器部材(400)が着脱結合される容器支持ボディー(310)と、容器支持ボディー(310)の下端部に設けられて、一対の第2結合溝(113)に嵌め込み結合されるボディー結合突起(320)とを含む。
【0052】
本実施例で容器支持ボディー(310)の中央部には、
図2に図示したように、容器結合ホール(311)が設けられて、この容器結合ホール(311)には容器部材(400)が着脱することができるように嵌め込み結合することができる。本実施例で容器部材(400)に保存された液状粘着部材は、容器結合ホール(311)を介して、スマート機器(S)のディスプレイへ落ちることができる。
【0053】
容器部材(400)は、
図1に図示したように、容器支持台(300)に結合されて、保存された液状粘着部材をスマート機器(S)のディスプレイへ落とすことができる。
【0054】
吸収パッド(500)は、
図1に図示したように、ベースボディー(110)の上面部に設けられる切開溝に結合されて、ディスプレイ保護部材(P)をスマート機器(S)のディスプレイ部に付着する時にこぼれる液状の粘着剤を吸収することができる。
【0055】
本実施例で吸収パッド(500)は、平面上に長い長方形の形を有することができる。
【0056】
以下、本実施例の使用状態を
図5ないし
図7を参照して簡略に説明する。
まず、
図5に図示したように、ベースボディー(110)にスマート機器(S)を結合させた後、リフティング結合部(120)にリフティング支持部(200)を結合させる。
【0057】
次に、スマート機器(S)の液晶画面へ
図1に図示の容器部材(400)を用いて液状粘着部材を落とす。
【0058】
その次に、
図5に図示のディスプレイ(液晶画面)保護部材(P)をスマート機器(S)の液晶画面に付着されるように配置させる。この時、液晶画面保護部材(P)の一側部は、
図6に図示したように、リフティング支持部(200)によって、スマート機器(S)の液晶画面の上面部から離隔するように支持される。この時、液晶画面保護部材(P)の下端部の終端が下端部に配置されたアライン突起(310)に傾くように支持されて、傾斜突起(140)を用いてベースボディー(110)を傾けて液状粘着部材と接するようにする。
【0059】
最後に、
図7に図示したように、リフティング支持部(200)をリフティング結合部(120)から分離させると、支持されていたディスプレイ保護部材(P)の一側部がスマート機器のディスプレイへ落ちて、ディスプレイ保護部材(P)は、スマート機器(S)のディスプレイに付着されることができる。この時、ディスプレイの上面部にある液状粘着部材は、一側部が支持されたリフティング支持部(200)が分離することによって、ディスプレイの上面部に広がりながら、または、流れながら移動するため、ディスプレイ保護部材(P)と液状粘着部材が接触中に発生するかも知れない気泡を最小化することができる。
【0060】
このように、本発明は、記載の実施例に限定されることではなく、本発明の事象及び範囲を外さないでさまざまな修正及び変形ができることは、この技術分野で通常の知識を有する者には明確である。従って、そういった修正例、または、変形例は、本発明の特許請求の範囲に属するというべきである。
【符号の説明】
【0061】
1:スマート機器のディスプレイ保護部材付着装置
100:ベース部
110:ベースボディー
111:ボディー結合ホール
112:第1結合溝
113:第2結合溝
114:支持台収容溝
115:容器部材収容溝
116:スマート機器固定突起
120:リフティング結合部
121:結合ボディー
122:支持部結合溝
130:アライン突起
140:傾斜突起
200:リフティング支持部
210:支持ボディー
211:拡張部
220:ハンドル部
230:弾性バー
300:容器支持台
310:容器支持ボディー
311:容器結合ホール
320:ボディー結合突起
400:容器部材
500:吸収パッド
P:ディスプレイ保護部材
S:スマート機器