(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-22
(45)【発行日】2023-06-30
(54)【発明の名称】マルチメディアコンテンツ整合方法、マルチメディアコンテンツ整合システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
H04L 67/02 20220101AFI20230623BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20230623BHJP
G06T 1/00 20060101ALI20230623BHJP
【FI】
H04L67/02
G06Q50/10
G06T1/00 315
(21)【出願番号】P 2019111004
(22)【出願日】2019-06-14
【審査請求日】2022-04-25
(31)【優先権主張番号】201810621235.0
(32)【優先日】2018-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】321003371
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ユ-メイ
(72)【発明者】
【氏名】シェン,クアン-ティン
(72)【発明者】
【氏名】フ,ティン-ティン
(72)【発明者】
【氏名】ツァイホン,レイ
【審査官】岩田 玲彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-010536(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/02
G06Q 50/10
G06T 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ユーザ端末からの、記録可能な対象に関連する第1マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記第1ユーザ端末以外からの、前記記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツ及び前記第2マルチメディアコンテンツにより前記記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成するステップと、
を含
み、
前記記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップは、
前記記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を取得するステップと、
前記履歴情報を用いて全部又は一部の前記第2マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
を含む、マルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項2】
サーバ端末において、前記第1ユーザ端末からの前記第1マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記サーバ端末において、前記第1ユーザ端末以外からの前記第2マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記サーバ端末において、前記第1マルチメディアコンテンツ及び前記第2マルチメディアコンテンツにより前記記録可能な対象を描くための前記第1整合コンテンツを生成するステップと、
を含む、請求項1に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項3】
前記第2マルチメディアコンテンツは、前記第1ユーザ端末以外の他のユーザ端末、前記サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ、3つ又は全部からのものである、請求項2に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項4】
前記記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップは、
前記第1マルチメディアコンテンツ及び前記第1ユーザに関連する前記履歴情報を用いて、サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部において、前記記録可能な対象に関連する部分であり、前記第1マルチメディアコンテンツ及び前記第2マルチメディアコンテンツによりカバーされていない別のマルチメディアコンテンツを検索するステップと、
を含む、請求項
1に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項5】
前記記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を取得するステップの後であって、前記第1整合コンテンツを生成するステップの前に、
前記記録可能な対象が正確であるかどうかを確認する確認コマンドを前記第1ユーザ端末に送信するステップと、
前記記録可能な対象が正確でない場合、前記記録可能な対象を再度設定し、再度設定された前記記録可能な対象に関連する別のマルチメディアコンテンツを検索するステップと、
を更に含む、請求項
1~4のいずれか一項に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項6】
前記第1整合コンテンツを分析することによって、グループにおける少なくとも一人のユーザが前記記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするための第1ガイドデータを生成するステップと、
前記第1ガイドデータを前記ユーザに提供するステップと、
前記ユーザからの前記第3マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツ、前記第2マルチメディアコンテンツ及び前記第3マルチメディアコンテンツにより前記記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成するステップと、
を更に含む、請求項1に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項7】
前記第1マルチメディアコンテンツは第1写真を含み、前記第1写真は、第1角度から前記記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、
前記第2マルチメディアコンテンツは第2写真を含み、前記第2写真は、第2角度から前記記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、
前記第3マルチメディアコンテンツは第3写真を含み、前記第3写真は、第3角度から前記記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、
前記第1写真、前記第2写真及び前記第3写真は二次元写真であり、
前記第1ガイドデータは、前記記録可能な対象の三次元画像を得るために欠けている撮影角度データを含む、請求項
6に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項8】
前記第1マルチメディアコンテンツは、前記第1写真に係る第1撮影場所データ、第1撮影時間データ及び/又は第1撮影方向データを更に含み、
前記第2マルチメディアコンテンツは、前記第2写真に係る第2撮影場所データ、第2撮影時間データ及び/又は第2撮影方向データを更に含み、
前記第3マルチメディアコンテンツは、前記第3写真に係る第3撮影場所データ、第3撮影時間データ及び/又は第3撮影方向データを更に含む、請求項
7に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項9】
前記第1ガイドデータを前記ユーザに提供するステップは、
前記グループにおける第1ユーザ及び前記第1ユーザに関連する複数の第2ユーザと前記記録可能な対象との地図上の距離を計算するステップと、
計算された前記距離に基づいて、前記第1ユーザ及び前記複数の第2ユーザのうちから、前記記録可能な対象に最も近いユーザを選択するステップと、
前記第1ガイドデータを選択された前記ユーザに提供するステップと、
を含み、
前記ユーザからの前記第3マルチメディアコンテンツを取得するステップは、
選択された前記ユーザからの前記第3マルチメディアコンテンツを取得するステップ
を含む、請求項
6に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項10】
前記第1整合コンテンツの前記記録可能な対象を描く完全性の程度に応じた完全性スコアを与えるステップと、
前記完全性スコアを前記ユーザに提供するステップと、
を更に含む、請求項
6に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項11】
前記ユーザが、前記第1ガイドデータのガイドに基づいて、前記記録可能な対象に関連する前記第3マルチメディアコンテンツを提供した後に、奨励スコアを前記ユーザに提供するステップ
を更に含む、請求項
10に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項12】
前記第3マルチメディアコンテンツを取得するステップの後であって、前記第2整合コンテンツを生成するステップの前に、
前記第2整合コンテンツの現在のマルチメディアコンテンツで前記記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断するステップと、
前記現在のマルチメディアコンテンツで前記記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、前記ユーザが前記記録可能な対象に関連する第4マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするための第2ガイドデータを生成するステップと、
前記第2ガイドデータを前記ユーザに提供し、前記ユーザからの前記第4マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツ、前記第2マルチメディアコンテンツ、前記第3マルチメディアコンテンツ及び前記第4マルチメディアコンテンツにより前記記録可能な対象を描くための第3整合コンテンツを生成するステップと、
を更に含む、請求項
6に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項13】
前記第1整合コンテンツを分析することによって、前記第1整合コンテンツで前記記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断するステップと、
前記第1整合コンテンツで前記記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、ユーザが前記記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするためのガイドデータを生成するステップと、
前記ガイドデータを前記ユーザに提供し、前記ユーザからの前記第3マルチメディアコンテンツを取得するステップと、
前記第1マルチメディアコンテンツ、前記第2マルチメディアコンテンツ及び前記第3マルチメディアコンテンツにより前記記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成するステップと、
を更に含む、請求項1に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法。
【請求項14】
請求項1~
13のいずれか一項に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法を実行するように構成されているマルチメディアコンテンツ整合システム。
【請求項15】
請求項1~
13のいずれか一項に記載のマルチメディアコンテンツ整合方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチメディアコンテンツ整合方法、マルチメディアコンテンツ整合システム及びプログラムに関し、特に記録可能な対象を描くことに用いられるマルチメディアコンテンツ整合方法、マルチメディアコンテンツ整合システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
既存のユーザ装置及び時間等に制限され、ユーザは、記録したい記録可能な対象(例えばランドマーク、建物、自然景色、物、イベント等)のうちの一部のマルチメディアコンテンツ(例えば二次元写真、ビデオ、音声等)しか取得できないため、記録可能な対象の多くの重要部分は記録されていない可能性があり、ユーザはとても残念に思うことがある。
【0003】
例えば、何人かのユーザが観光スポットを旅行した時、すべてのユーザが自分のスマートフォンで二次元写真を撮ったが、このような二次元写真は、観光スポットのうちの一部(例えば、韓国のソウルタワーのいくつかの角度の二次元写真だけが撮られている)だけしか描くことができず、このようなすべての二次元写真は観光スポットを完全に描くことができず、ユーザが自分で撮った二次元写真だけを保存し、観光スポットにある多くの重要部分の写真を撮っていないため、ユーザのこの旅行の思い出として、ユーザは残念に思うことがある。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、マルチメディアコンテンツを整合することができるマルチメディアコンテンツ整合方法、マルチメディアコンテンツ整合システム及びプログラムを提供する。
【0005】
本マルチメディアコンテンツ整合方法は、第1ユーザ端末からの、記録可能な対象に関連する第1マルチメディアコンテンツを取得するステップと、第1ユーザ端末以外からの、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップと、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成するステップと、を含む。
【0006】
任意的に、サーバ端末において、第1ユーザ端末からの第1マルチメディアコンテンツを取得し、サーバ端末において、第1ユーザ端末以外からの第2マルチメディアコンテンツを取得し、サーバ端末において、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。
【0007】
任意的に、第2マルチメディアコンテンツは、第1ユーザ端末以外の他のユーザ端末、サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ、3つ又は全部からのものである。
【0008】
任意的に、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップは、記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を取得するステップと、履歴情報を用いて全部又は一部の第2マルチメディアコンテンツを取得するステップと、を含む。
【0009】
任意的に、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得するステップは、第1マルチメディアコンテンツ及び第1ユーザに関連する履歴情報を用いて、サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部において、記録可能な対象に関連する部分であり、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツによりカバーされていない別のマルチメディアコンテンツを検索するステップと、を含む。
【0010】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を取得するステップの後であって、第1整合コンテンツを生成するステップの前に、記録可能な対象が正確であるかどうかを確認する確認コマンドを第1ユーザ端末に送信するステップと、記録可能な対象が正確でない場合、記録可能な対象を再度設定し、再度設定された記録可能な対象に関連する別のマルチメディアコンテンツを検索するステップと、を更に含む。
【0011】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、第1整合コンテンツを分析することによって、グループにおける少なくとも一人のユーザが記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするための第1ガイドデータを生成するステップと、第1ガイドデータをユーザに提供するステップと、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得するステップと、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ及び第3マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成するステップと、を更に含む。
【0012】
任意的に、第1マルチメディアコンテンツは第1写真を含み、第1写真は、第1角度から記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、第2マルチメディアコンテンツは第2写真を含み、第2写真は、第2角度から記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、第3マルチメディアコンテンツは第3写真を含み、第3写真は、第3角度から記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであり、第1写真、第2写真及び第3写真は二次元写真であり、第1ガイドデータは、記録可能な対象の三次元画像を得るために欠けている撮影角度データを含む。
【0013】
任意的に、第1マルチメディアコンテンツは、第1写真に係る第1撮影場所データ、第1撮影時間データ及び/又は第1撮影方向データを更に含み、第2マルチメディアコンテンツは、第2写真に係る第2撮影場所データ、第2撮影時間データ及び/又は第2撮影方向データを更に含み、第3マルチメディアコンテンツは、第3写真に係る第3撮影場所データ、第3撮影時間データ及び/又は第3撮影方向データを更に含む。
【0014】
任意的に、第1ガイドデータをユーザに提供するステップは、グループにおける第1ユーザ及び第1ユーザに関連する複数の第2ユーザと記録可能な対象との地図上の距離を計算するステップと、計算された距離に基づいて、第1ユーザ及び複数の第2ユーザのうちから、記録可能な対象に最も近いユーザを選択するステップと、第1ガイドデータを選択されたユーザに提供するステップと、を含み、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得するステップは、選択されたユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得するステップを含む。
【0015】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、第1整合コンテンツの記録可能な対象を描く完全性の程度に応じた完全性スコアを与えるステップと、完全性スコアをユーザに提供するステップと、を更に含む。
【0016】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、ユーザが、第1ガイドデータのガイドに基づいて、記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供した後に、奨励スコアをユーザに提供するステップを更に含む。
【0017】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、第3マルチメディアコンテンツを取得するステップの後であって、第2整合コンテンツを生成するステップの前に、第2整合コンテンツの現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断するステップと、現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、ユーザが記録可能な対象に関連する第4マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするための第2ガイドデータを生成するステップと、第2ガイドデータをユーザに提供し、ユーザからの第4マルチメディアコンテンツを取得するステップと、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ、第3マルチメディアコンテンツ及び第4マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第3整合コンテンツを生成するステップと、を更に含む。
【0018】
任意的に、本マルチメディアコンテンツ整合方法は、第1整合コンテンツを分析することによって、第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断するステップと、第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、ユーザが記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするためのガイドデータを生成するステップと、ガイドデータをユーザに提供し、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得するステップと、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ及び第3マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成するステップと、を更に含む。
【0019】
本発明の少なくとも1つの実施例に基づき、本発明は、マルチメディアコンテンツを整合することができるマルチメディアコンテンツ整合システムを提供する。本マルチメディアコンテンツ整合システムは、少なくとも1つのメモリ装置と、少なくとも1つの処理装置と、少なくとも1つの通信装置と、を含み、上記のマルチメディアコンテンツ整合方法のうちのいずれかを実行するように構成されている。
【0020】
本発明の少なくとも1つの実施例に基づき、本発明は、マルチメディアコンテンツを整合することができるプログラムを提供する。本プログラムは、上記のマルチメディアコンテンツ整合方法のうちのいずれかをコンピュータに実行させる。また、本発明の少なくとも1つの実施例に基づき、本発明は、上記のプログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0021】
これにより、本発明の方法、システム及びプログラムは、マルチメディアコンテンツを整合することができるため、本発明の方法、システム及びプログラムは、記録可能な対象をより完全に近いものとして描くことができるため、ユーザにとって更によい体験を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の実施例又は既存の技術的解決手段をより明確に説明するため、下記は、実施例を描くために使用された図面について簡単に説明する。下記の図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な工夫なく、これらの図面から他の図面を得ることができることが明らかであろう。
【
図1】本発明の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合システムの構成図である。
【
図2】本発明の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図3】
図2のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図4】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図5】
図4のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図6】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図7】
図6のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図8】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図9】
図8のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図10】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図11】
図10のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図12】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図13】
図12のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【
図14】本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートである。
【
図15】
図14のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の目的、特徴及び効果を十分に理解するため、下記の発明を実施するための形態及び図面に基づいて、本発明を詳しく説明する。
【0024】
図1を参照すると、
図1は、本発明の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合システムの構成図である。
【0025】
図1に示すように、マルチメディアコンテンツ整合システム100は、サーバ端末110、第1ユーザ端末及び複数の第2ユーザ端末130を含む。サーバ端末110は、インターネット140及び他のマルチメディアコンテンツソース150に接続される。サーバ端末110はサーバ装置を備える。サーバ装置は、メモリ111、プロセッサ112及び通信モジュール113を含み、第1ユーザ端末120及び複数の第2ユーザ端末130に接続される。第1ユーザ端末120はコンピュータ装置を備える。第1ユーザ端末120のコンピュータ装置は、入力装置121、ディスプレイ122、メモリ123、プロセッサ124及び通信モジュール125を含むことができる。同様に、複数の第2ユーザ端末130はコンピュータ装置を備える。複数の第2ユーザ端末130のコンピュータ装置も、入力装置、ディスプレイ、メモリ、プロセッサ及び通信モジュールを含むことができる。
【0026】
サーバ端末110は、第1ユーザ端末120、複数の第2ユーザ端末130及び他のマルチメディアコンテンツソース150からのマルチメディアコンテンツを受信して記録するために使用されることに適している。例えば、通信モジュール113は、第1ユーザ端末120、第2ユーザ端末130及び他のマルチメディアコンテンツソース150からのマルチメディアコンテンツを受信することに適しており、プロセッサ112は、第1ユーザ端末120、第2ユーザ端末130及び他のマルチメディアコンテンツソースからのマルチメディアコンテンツを記憶するようにメモリ111を制御することに適している。
【0027】
第1ユーザ端末120は、サーバ端末110からのデータを受信することに適しており、サーバ端末110からのコマンドを実行することに適している。例えば、第1ユーザ端末120の通信モジュール125は、サーバ端末110の通信モジュール113によって送信されたマルチメディアコンテンツを受信することに適しており、第1ユーザ端末120のプロセッサ124は、サーバ端末110からの、マルチメディアコンテンツを記憶するコマンドを実行するようにメモリ121を制御することに適している。また、例えば、第1ユーザ端末120のプロセッサ124は、サーバ端末110からの、マルチメディアコンテンツを表示するコマンドを実行するようにディスプレイ122を制御することに適している。また、例えば、第1ユーザ端末120のプロセッサ124は、サーバ端末110からの、マルチメディアコンテンツを検索し、指定されたマルチメディアコンテンツを返送するコマンドを実行することに適している。また、例えば、第1ユーザ端末120のプロセッサ124は、サーバ端末110からのガイドデータを表示するようにディスプレイ122を制御することに適している。
【0028】
本実施例において、初めて送信した第1ユーザ端末120からのマルチメディアコンテンツ(以下第1マルチメディアコンテンツと称する)、第1ユーザ端末120以外からのマルチメディアコンテンツ(以下第2マルチメディアコンテンツと称する)、及び初めてではなく送信した第1ユーザ端末120からのマルチメディアコンテンツ(以下第3マルチメディアコンテンツと称する)のうちの2つ又は全部は整合され、整合コンテンツとなる。第1ユーザ端末120は、整合コンテンツを記憶及び表示することに適しており、第1マルチメディアコンテンツに比して、第2マルチメディアコンテンツ又は第3マルチメディアコンテンツは、記録可能な対象をばらばらに描くが、整合コンテンツは、記録可能な対象をより完全に近いものとして描くことができるため、整合コンテンツは、ユーザが残念に思うことを回避する。本発明の後の実施例では、整合コンテンツをどのように生成するかについて詳しく説明し、ここでは関係する記載を省略する。
【0029】
図2及び
図3を参照すると、
図2は、本発明の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートであり、
図3は、
図2のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0030】
この方法は、下記の3つのステップS11~S13を含む。ステップS11は、サーバ端末110において、第1ユーザ端末からの第1マルチメディアコンテンツを取得する。第1マルチメディアコンテンツは、記録可能な対象に関連する。ステップS12は、サーバ端末110において、第1ユーザ端末以外からの、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを取得する。ステップS13は、サーバ端末110において、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。
【0031】
本実施例において、この方法は、ステップS11、ステップS12、ステップS13の順番で実行されるが、本発明は、この順番に限定されるものではない。例えば、本発明の他の実施例において、複数の第2マルチメディアコンテンツの一部を検索した後、先ず第1マルチメディアコンテンツ及び一部の第2マルチメディアコンテンツを整合して中間整合コンテンツを生成する。次いで、複数の第2マルチメディアコンテンツの別の一部を検索した後、更に、中間整合コンテンツ及び別の一部の第2マルチメディアコンテンツを整合して第1整合コンテンツを生成する。即ち、本発明の別の可能な実施例において、ステップS12及びステップS13は、中間ステップ(即ち、中間整合コンテンツを生成するステップ)を含むことができる。
【0032】
ステップS11において、サーバ端末110は、第1ユーザ端末120からの第1ユーザ端末の第1マルチメディアコンテンツを取得することに適している。例えば、サーバ端末110のサーバ装置の通信モジュールは、第1ユーザ端末120の通信モジュールから送信された第1マルチメディアコンテンツを受信することに適している。
【0033】
ステップS12において、サーバ端末110は、第1ユーザ端末以外からの、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索することに適している。例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1ユーザ端末以外からの、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索することに適している。
【0034】
ステップS13において、サーバ端末110は、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成することに適している。例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成することに適している。
【0035】
本実施例(以下第1方法実施例)において、ステップS11~S13は、大体サーバ端末110によって実行されたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、他の実施例において、ステップS11~S13のうちの1つ、2つ又は全部は、第1ユーザ端末120及び他の装置によって実行されることもある。
【0036】
図4及び
図5を参照すると、
図4は、本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法であり、
図5は、
図4のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0037】
この方法は、下記の8つのステップS21~S28を含む。
図4のステップS21と
図2のステップS11とは全く同じであり、
図4のステップS28と
図2のステップS13とは全く同じであるため、再びの説明を省略する。
図2及び
図4を比較すると、
図2のステップ12は、例示的に
図4の6つのステップS22~S27に分割される。ステップS22は、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサが、第1コマンドをサーバ装置のメモリに送信して、メモリにおいて、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索する。ステップS23は、第1コマンドに応答し、サーバ装置のメモリが、一部の第2マルチメディアコンテンツをサーバ装置のプロセッサに送信する。ステップS24は、サーバ端末のサーバ装置のプロセッサが、第2コマンドをインターネット140のサーバに送信して、インターネット140のサーバにおいて、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索する。ステップS25は、第2コマンドに応答し、インターネット140のサーバが、別の一部の第2マルチメディアコンテンツをサーバ装置のプロセッサに送信する。ステップS26は、サーバ装置のプロセッサが、第3コマンドを他のマルチメディアコンテンツソース150のサーバに送信して、他のマルチメディアコンテンツソース150のサーバにおいて、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索する。ステップS27は、第3コマンドに応答し、他のマルチメディアコンテンツソース150のサーバが、別の一部の第2マルチメディアコンテンツをサーバ装置のプロセッサに送信する。
【0038】
明らかなように、本実施例(以下第2方法実施例と称する)は、第1方法実施例の1つの下位実施例に過ぎず、本発明は、これに限定されるものではないことに留意されたい。例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、サーバ装置のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部から、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索するように対応する数のコマンドを生成することに適している。即ち、第2マルチメディアコンテンツは、サーバ装置のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部からのものであってよい。
【0039】
また、本実施例において、サーバ装置のプロセッサは、第1のコマンド~第3のコマンドをサーバ装置のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースに順番に送信して、サーバ装置のメモリ、インターネット及び他マルチメディアコンテンツソースからの第2マルチメディアコンテンツを順番に取得するが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、他の可能な実施例において、サーバ装置のプロセッサは、サーバ装置のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースからの第2マルチメディアコンテンツを取得する順番は、本実施例における順番と異なってもよい。
【0040】
図6及び
図7を参照すると、
図6は、本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートであり、
図7は、
図6のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0041】
この方法は、下記の6つのステップS31~S36を含む。ステップS31は、第1ユーザ端末120からの第1マルチメディアコンテンツを取得する。第1マルチメディアコンテンツは記録可能な対象に関連する。ステップS32は、記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を検索する。第1ユーザに関連する履歴情報は、全部又は一部の第2マルチメディアコンテンツであることもあれば、第2マルチメディアコンテンツでないこともある。また、第1ユーザに関連する履歴情報のソースは、第1ユーザ端末120又は他ユーザ端末である可能性があるが、第1ユーザに関連する履歴情報は、通常、第1ユーザ端末120に記憶されることはないため、本開示において、第1ユーザに関連する履歴情報は、第1ユーザ端末120以外からの第2マルチメディアコンテンツであってよい。ステップS33は、第1マルチメディアコンテンツ及び第1ユーザに関連する履歴情報を用いて、サーバ端末110のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部において、第2マルチメディアコンテンツを検索する。ステップS34は、記録可能な対象が正確であるかどうかを確認する確認コマンドを第1ユーザ端末に送信する。ステップS35は、第1ユーザ端末の確認結果が是である場合、即ち、記録可能な対象が正確である場合、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。ステップS36は、第1ユーザ端末の確認結果が否である場合、即ち、記録可能な対象が正確でない場合、又は、第1ユーザ端末がこの時に選択した記録可能な対象が、ステップS32において設定された記録可能な対象ではない場合、記録可能な対象を再度設定し、関連する記録可能な対象を再度設定するためにステップS32に戻る。
【0042】
ステップS31において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置の通信モジュールは、第1ユーザ端末120の通信モジュールから送信された第1マルチメディアコンテンツを受信することに適している。
【0043】
ステップS32において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、記録可能な対象に関連する第1ユーザに関連する履歴情報を検索するようにメモリを制御するコマンドを生成し、第1ユーザに関連する履歴情報は、一部の第2マルチメディアコンテンツであってもよいし、第1ユーザのプロフィール、履歴チャット記録、操作履歴記録、共有ファイル(写真、ビデオ、書類等)、第1ユーザの友達及び第1ユーザが加入している又は加入に興味のあるグループを含んでもよい。
【0044】
ステップS33において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1マルチメディアコンテンツ及び第1ユーザに関連する履歴情報を用いて、サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ又は全部において、記録可能な対象に関連する別の一部のマルチメディアコンテンツを検索する。第2方法実施例は、1つ又は複数のソースからマルチメディアコンテンツをどのように取得するかについて詳しく説明したため、本実施例(以下第3方法実施例と称する)では、ステップS33において、記録可能な対象の別の一部のマルチメディアコンテンツをどのように検索するかについて再びの説明を省略する。
【0045】
ステップS34において、サーバ端末110は、記録可能な対象が正確であるかどうかを確認する確認コマンドを第1ユーザ端末に送信する。例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、記録可能な対象が正確であるどうかを確認する確認コマンドを生成することに適しており、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサの通信モジュールは、確認コマンドを第1ユーザ端末のコンピュータ装置の通信モジュールに送信することに適しており、ステップS34の確認結果に応じて、続いてステップS35又はステップS36が実行される。
【0046】
ステップS35において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1マルチメディアコンテンツ及び第2のマルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。
【0047】
ステップS36において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、再度設定された記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索するために、記録可能な対象を再度設定することに適している。
【0048】
例を挙げると、第1マルチメディアコンテンツは二次元写真であり、二次元写真は複数の物を記録しており、ステップS33において、第1ユーザに関連する履歴情報によりどの物が記録可能な対象であるかを推測し、即ち、第1ユーザに関連する履歴情報を利用して、第1ユーザがどの物を本当に記録したいかを推測し、推測された第1ユーザが本当に記録したい最も可能性のある物を記録可能な対象とする。この例において、記録可能な対象は、第1ユーザに関連する履歴情報により生成された予測結果だけであるため、ステップS34及びステップS35によって、第1ユーザについて現在設定されている記録可能な対象が、第1ユーザが本当に記録したい物であるかどうかを確認する。
【0049】
他の可能な実施例において、ステップS34及びステップS36を省略してもよく、ステップS31、ステップS32、ステップS33、ステップS35の順番で実行するだけで、即ち、他の可能な実施例において、第1ユーザ端末からの確認を必要とせずに、直接第1整合コンテンツを生成してもよい。
【0050】
別の可能な実施例において、先ずステップS31、ステップS32、ステップS34の順番で実行し、次いで、ステップS35又はステップS36を実行してもよい。実行されたステップがステップS35である場合、最後にステップS33を実行する。一方、実行されたステップがステップS36である場合、記録可能な対象を再度設定し、ステップS32に戻り、即ち、別の可能な実施例において、先ずは第1ユーザ端末からの記録可能な対象に対する確認を取得し、次いで、別の第2マルチメディアコンテンツを検索する。
【0051】
図8及び
図9を参照すると、
図8は、本発明の別の実施例(以下第4方法実施例と称する)によるマルチメディアコンテンツの整合方法のフローチャートであり、
図9は、
図8のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0052】
図8のステップS41~S46は、
図6のステップS31~S36に類似しているが、
図8のステップS42は、第1ユーザに関連する履歴情報を検索するのではなく、第1ユーザが属するグループの履歴情報を検索し、
図8のステップS43は、検索された第1ユーザが属するグループの履歴情報を用いて第2マルチメディアコンテンツを検索する。
図8のステップS44は、記録可能な対象が正確であるかどうかを確認する確認コマンドを第1ユーザに送信することができ、第1ユーザが属するグループに送信することもできる。
【0053】
図8のステップS41~S46は、
図6のステップS31~S36と類似しているため、他の点については再びの説明を省略する。
【0054】
他の可能な実施例において、ステップS44及びステップS46を省略してもよく、ステップS41、ステップS42、ステップS43、ステップS45の順番で実行するだけで、即ち、他の可能な実施例において、第1ユーザ端末からの確認を必要とせずに、直接第1整合コンテンツを生成してもよい。
【0055】
図10及び
図11を参照すると、
図10は、本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートであり、
図11は、
図10のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0056】
この方法は、下記の6つのステップS51~S56を含み、そのうち、
図10のステップS51~S53と
図2のステップS11~S13とは全く同じであるため、ここでの再びの説明を省略する。ステップS54は、第1整合コンテンツを分析することによって、ガイドデータを生成する。ガイドデータは、ユーザが記録可能な対象に関連する第3マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドし、次いで、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得するためのものである。ステップS55は、ガイドデータをグループにおける少なくとも一人のユーザに提供し、次いで、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得する。ステップS56は、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ及び第3マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成する。
【0057】
ステップS54において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1整合コンテンツを分析することによって、ガイドデータを生成することに適している。
【0058】
ステップS55において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置の通信モジュールは、ガイドデータをグループにおける少なくとも一人のユーザに提供し、グループにおける少なくとも一人ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを受信することに適している。
【0059】
ステップS56において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ及び第3マルチメディアコンテンツにより、記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成するために用いられる。任意的に、第2整合コンテンツは、第1ユーザ及び複数の第2ユーザに提供されてもよい。
【0060】
本実施例(以下第5方法実施例と称する)において、ステップS51~S56は、大体サーバ端末110によって実行されるが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、他の可能な実施例において、ステップS51~S56のうちの1つ、2つ、3つ、4つ、5つ又は全部は、第1ユーザ端末120又は他の装置によって実行されることもある。
【0061】
例を挙げると、第1マルチメディアコンテンツは第1写真を含んでよく、第2マルチメディアコンテンツは第2写真を含んでよく、第3マルチメディアコンテンツは第3写真を含んでよい。第1写真、第2写真及び第3写真はいずれも二次元写真であってよい。第1写真、第2写真及び第3写真はそれぞれ、第1角度、第2角度及び第3角度で記録可能な対象を撮ることによって生成されたものであってよい。第1角度、第2角度及び第3角度は互いに異なる。第1整合コンテンツは、概略的な記録可能な対象であるため、例えば、第1整合コンテンツは、記録可能な対象の三次元画像を概略的に提示するだけであるため、ガイドデータにより、ユーザは、第2整合コンテンツを生成するための第3マルチメディアコンテンツを提供することができる。第2整合コンテンツは、第1整合コンテンツよりも完全に近いものとして記録可能な対象を描くことができ、例えば、第2整合コンテンツは、記録可能な対象の三次元画像をより完全に近いものとして提示することができる。
【0062】
この他に、1つの可能な実施例において、ステップS51~S53の順番で実行した後、先ず、第1整合コンテンツを分析することによって、第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断する。第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、ステップS54~S56の順番で実行する。第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことできると判断された場合、ステップS54~S56を実行しない。この例において、完全性スコアのしきい値が予め設定され、第1整合コンテンツの完全性スコアがしきい値に達している場合、第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができると判断する。第1整合コンテンツの完全性スコアがしきい値に達していない場合、第1整合コンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断する。完全性スコアについては後の実施例において詳しく説明されるため、ここでは説明を省略する。
【0063】
また、1つの可能な実施例において、ステップS51~S55の順番で実行した後、先ず、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ及び第3マルチメディアコンテンツの現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断する。現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断された場合、ユーザが記録可能な対象に関連する第4マルチメディアコンテンツを提供するようにガイドするためのより多くのガイドデータを生成する。次いで、ステップS56を実行する。上記と同様に、この例において、完全性スコアのしきい値が予め設定され、現在のマルチメディアコンテンツの完全性スコアがしきい値に達している場合、現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができると判断する。現在のマルチメディアコンテンツの完全性スコアがしきい値に達していない場合、現在のマルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断する。完全性スコアについては後の実施例において詳しく説明し、ここでは説明を省略する。
【0064】
以上の例において、第1写真、第2写真及び第3写真の数はいずれも1つであるが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、第1写真の数は複数であってもよく、すべての第1写真の第1角度は互いに異なってもよい。例えば、第2写真の数は複数であってもよく、すべての第2写真の第2角度は互いに異なってもよい。例えば、第3写真の数は複数であってもよく、すべての第3写真の第3角度は互いに異なってもよい。
【0065】
また、第1マルチメディアコンテンツは、第1写真の第1撮影場所データ、第1撮影時間データ及び/又は第1撮影方向データを含んでよい。第2マルチメディアコンテンツは、第2写真の第2撮影場所データ、第2撮影時間データ及び/又は第2撮影方向データを含んでよい。第3マルチメディアコンテンツは、第3写真の第3撮影場所データ、第3撮影時間データ及び/又は第3撮影方向データを含んでよい。
【0066】
第1撮影場所データ~第3撮影場所データは、第2整合コンテンツを最適化するために用いられ、例えば、記録可能な対象がランドマークである場合、通常、ランドマークの位置は固定されているため、第1撮影場所データ~第3撮影場所データにより、第1写真、第2写真及び第3写真は同じ場所で撮ったことを確認することができる。
【0067】
第1撮影時間データ~第3撮影時間データも、第2整合コンテンツを最適化するために用いられ、例えば、記録可能な対象がイベント(例えば披露宴)である場合、通常、イベントは1つの時間帯に発生するため、第1撮影時間データ~第3撮影時間データにより、第1写真、第2写真及び第3写真の時間的順番を確認することができる。また、例えば、記録可能な対象が物である場合、通常、物は移動されたり回転されたりし、移動や回転の過程は、通常、1つの時間帯に発生するため、第1撮影時間データ~第3撮影時間データにより、第1写真、第2写真及び第3写真の時間的順番を確認することができ、物の全体構造をより正確に描くことができる。
【0068】
第1撮影方向データ~第3撮影方向データも、第2整合コンテンツを最適化するために用いられ、例えば、記録可能な対象が建物や自然景色の場合、第1撮影方向データ~第3撮影方向データにより、建物や自然景色の方位を確認することができ、建物や自然景色をより正確に描くことができる。
【0069】
上記のいくつかの例において、記録可能な対象の例として、ランドマーク、イベント、物、建物、自然景色を挙げたが、上記のように、記録可能な対象は、ユーザが本当に記録したいもの、通常、記念すべき対象であるため、記録可能な対象は、ランドマーク、イベント、物、建物、自然景色に限定されるものではない。
【0070】
第1撮影場所データ~第3撮影場所データ、第1撮影時間データ~第3撮影時間データ及び第1撮影方向データ~第3撮影方向データは、コンピュータ装置自身の全地球測位システム(GPS)、重力センサー及び加速度計によって取得されてよい。コンピュータ装置は、ポータブル装置、例えば、スマートフォン又はタブレットPCであってよい。
【0071】
本実施例において、第1マルチメディアコンテンツ~第3マルチメディアコンテンツの例として、二次元写真を挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、第1マルチメディアコンテンツ~第3マルチメディアコンテンツは、動画、音声、他のマルチメディアコンテンツ又は複数マルチメディアコンテンツの組み合わせを含んでもよい。
【0072】
本実施例において、ユーザは、第1ユーザ及び第1ユーザに関連する一人以上の第2ユーザを含む。例えば、第2ユーザは、第1ユーザの通信ソフト上の個人の友達であってもよいし、第2ユーザは、第1ユーザがグループに加入しているグループ友達であってもよいし、第2ユーザは、第1ユーザと同じローカルエリアネットワークを使用するユーザであってもよい。本実施例において、一部の第3マルチメディアコンテンツは、第1ユーザからのものであり、別の一部の第3のマルチメディアコンテンツは、第1ユーザに関連する一人以上の第2ユーザからのものであるが、本発明は、これに限定されるものではない。他の可能な実施例において、ユーザは、第1ユーザのみ又は一人の第2ユーザのみを含んでもよく、全部の第3マルチメディアコンテンツは、第1ユーザのみからのものであってもよいし、全部の第3マルチメディアコンテンツは、一人以上の第2ユーザからのものであってもよい。
【0073】
図12及び
図13を参照すると、
図12は、本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートであり、
図13は、
図12のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0074】
この方法(以下第6方法実施例と称する)は、下記の9つステップS61~S69を含み、
図12のステップS61~S64と
図10のステップS51~S54とは全く同じであり、
図12のステップS69と
図10のステップS56とは全く同じであるため、ここでは、再びの説明を省略する。ステップS65は、第1ユーザ及び第1ユーザに関連する複数の第2ユーザと記録可能な対象との地図上の距離を計算する。ステップS66は、計算された距離に基づいて、第1ユーザ及び複数の第2ユーザのうちのどのユーザが記録可能な対象に最も近いかを判断する。ステップS67は、ガイドデータを、記録可能な対象に最も近いユーザのみに提供し、即ち、ガイドデータを、記録可能な対象に最も近い第1ユーザ又は記録可能な対象に最も近い複数の第2ユーザのうちの一人に提供する。ステップS68は、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得する。全部の第3マルチメディアコンテンツは、第1ユーザのみからのものである、又は、全部の第3マルチメディアコンテンツは、一人の第2ユーザのみからのものである。
【0075】
ステップS65において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1ユーザ及び第1ユーザに関連する複数の第2ユーザと記録可能な対象との地図上の距離を計算する。また、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、GPS、写真撮影場所データ又は無線ネットワークアドレス(例えばBeacon、WIFI(登録商標)、4G等)のうちの1つ、2つ又は全部で、記録可能な対象、第1ユーザ及び第2ユーザの地図上の位置を判断することにより、第1ユーザと記録可能な対象との地図上の距離を計算し、複数の第2ユーザと記録可能な対象との地図上の距離を計算することができる。この例において、室外では、GPSを用いることが、記録可能な対象及びユーザの地図上の位置を判断することに適している可能性があり、室内では、無線ネットワークアドレスを用いることが、記録可能な対象及びユーザの地図上の位置を判断することに適している可能性がある。
【0076】
ステップS66において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、計算された距離に基づいて、第1ユーザ及び複数の第2ユーザのうちのどのユーザが記録可能な対象に最も近いかを判断することに適している。
【0077】
ステップS67において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、メモリを制御して、ガイドデータを、記録可能な対象に最も近いユーザのみに提供することに適している。
【0078】
ステップS68において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置の通信モジュールは、ユーザからの第3のマルチメディアコンテンツを取得することに適している。
【0079】
例を挙げて説明すると、第1ユーザについての、記録可能な対象との地図上の距離の計算結果が10メートルであり、コード名Aの第2ユーザについての、記録可能な対象との地図上の距離の計算結果が8メートルであり、コード名Bの第2ユーザについての、記録可能な対象との地図上の距離の計算結果が6メートルである場合、計算結果に基づいて、コード名Bの第2ユーザが記録可能な対象に最も近いユーザであると判断し、ガイドデータは、コード名Bの第2ユーザのみに提供され、コード名Bの第2ユーザは、ガイドデータにガイドされて第3のマルチメディアコンテンツを提供する。
【0080】
図14及び
図15を参照すると、
図14は、本発明の別の実施例によるマルチメディアコンテンツ整合方法のフローチャートであり、
図15は、
図14のマルチメディアコンテンツ整合方法が
図1のマルチメディアコンテンツ整合システムにより実行されることを示す概略図である。
【0081】
この方法(以下第7方法実施例と称する)は、下記の8つのステップS71~S78を含み、そのうち、
図14のステップS71~S74、S75~76と
図10のステップS51~S56とは全く同じであるため、ここでは、再びの説明を省略する。ステップS77は、第1整合コンテンツの記録可能な対象を描く完全性の程度に応じた完全性スコアを与える。ステップS78は、完全性スコアをユーザに提供する。
【0082】
ステップS77において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置のプロセッサは、第1整合コンテンツの記録可能な対象を描く完全性の程度に応じた完全性スコアを与えることに適している。
【0083】
ステップS78において、例えば、サーバ端末110のサーバ装置の通信モジュールは、完全性スコアをユーザに提供することに適している。
【0084】
例を挙げて説明すると、完全性スコアは0~100点の範囲内に設定されてよく、スコアが高いほど記録可能な対象を描く完全性の程度が高くなる。ユーザは、完全性スコアにより、第3マルチメディアコンテンツを提供するかどうかの意欲を変えることができる。例えば、ユーザは、第1整合コンテンツの完全性スコアが60点しかないため、記録可能な対象の完全性の程度を高めるために第3マルチメディアコンテンツを提供することを決めることができる。他の可能な実施例において、第2整合コンテンツの完全性スコアを計算し、第2整合コンテンツの完全性スコアをユーザに提供する。第2整合コンテンツの完全性スコアは、理想的には第1整合コンテンツの完全性スコアよりも高くなる。
【0085】
第5方法実施例~第7方法実施例において、ユーザがガイドデータのガイドに基づいて第3マルチメディアコンテンツを提供した後、ユーザに奨励スコアを提供することができ、奨励スコアは、ユーザの貢献に関連し得る。例えば、奨励スコアは、第2整合コンテンツの完全性スコアから第1整合コンテンツの完全性スコアを減算した値に等しい。奨励スコアは、代用貨幣の形式であってよく、ユーザは、奨励スコアをもってシールや他の景品を買うことができる。
【0086】
第1方法実施例~第7方法実施例を例として挙げたが、本発明は、第1方法実施例~第7方法実施例に限定されるものではない。明らかなように、本発明は、第1方法実施例~第7方法実施例に基づいて、更に多くの方法実施例を生成することができる。
【0087】
例を挙げて説明すると、他の可能な実施例において、ユーザからの第3マルチメディアコンテンツを取得した後、ユーザ以外からの、記録可能な対象に関連するマルチメディアコンテンツ(以下第5マルチメディアコンテンツと称する)を検索することができる。次いで、第1マルチメディアコンテンツ、第2マルチメディアコンテンツ、第3マルチメディアコンテンツ及び第5マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第2整合コンテンツを生成することができる。第5マルチメディアコンテンツは、このユーザ以外の他のユーザ、サーバ端末のメモリ、インターネット及び他のマルチメディアコンテンツソースのうちの1つ、2つ、3つ又は全部からのものであってよい。
【0088】
例を挙げると、第1方法実施例~第7方法実施例において、第1整合コンテンツの生成は、第1ユーザ端末からの第1マルチメディアコンテンツ及び第1ユーザ端末以外からの第2マルチメディアコンテンツによるが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0089】
例えば、他の可能な実施例において、第1マルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができると判断し、第1マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。第1マルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができないと判断した場合、記録可能な対象に関連する第2マルチメディアコンテンツを検索し、第1マルチメディアコンテンツ及び第2マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。
【0090】
例えば、他の可能な実施例において、第2マルチメディアコンテンツを検索しなくてもよく、第1マルチメディアコンテンツで記録可能な対象を十分に描くことができるかどうかを判断しなくてもよく、直接、第1マルチメディアコンテンツにより記録可能な対象を描くための第1整合コンテンツを生成する。
【0091】
本発明は、マルチメディアコンテンツを整合することができるマルチメディアコンテンツ整合システムを更に開示する。本マルチメディアコンテンツ整合システムは、少なくとも1つのメモリ装置、少なくとも1つのプロセッサ装置及び少なくとも1つの通信装置を含み、第1方法実施例~第7方法実施例のうちの1つ、又は他の変形された方法実施例を実行するように構成される。第1方法実施例~第7方法実施例についてすでに詳細な説明がされているため、ここでは、マルチメディアコンテンツ整合システムについての説明を省略する。
【0092】
本発明は、マルチメディアコンテンツを整合することができるプログラムを更に開示する。本プログラムは、第1方法実施例~第7方法実施例のうちの1つ、又は他の変形された方法実施例をコンピュータに実行させる。本発明は、本プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に開示する。第1方法実施例~第7方法実施例についてすでに詳細な説明がされているため、ここでは、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体についての説明を省略する。
【0093】
本発明の方法、システム及びプログラムは、マルチメディアコンテンツを整合するため、本発明の方法、システム及びプログラムは、記録可能な対象をより完全に近いものとして描くことができ、ユーザにとって更によいユーザ体験を与えることができる。
【0094】
上記において、本発明が、好適な実施例により説明されたが、当業者であれば、複数の実施例は、本発明の例示であり、本発明の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。すべての実施例に対する均等の変形及び置換は、いずれも本発明の範囲内に含まれるため、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲に準じるものである。
【符号の説明】
【0095】
100 マルチメディアコンテンツ整合システム
110 サーバ端末
111 メモリ
112 プロセッサ
113 通信モジュール
120 第1ユーザ端末
121 入力装置
122 ディスプレイ
123 メモリ
124 プロセッサ
125 通信モジュール
130 第2ユーザ端末
140 インターネット
150 他のマルチメディアコンテンツソース