(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-23
(45)【発行日】2023-07-03
(54)【発明の名称】情報を示し、情報を解釈する方法および装置、基地局、ならびにユーザ機器
(51)【国際特許分類】
H04W 28/06 20090101AFI20230626BHJP
H04W 72/044 20230101ALI20230626BHJP
H04W 72/1268 20230101ALI20230626BHJP
H04W 72/232 20230101ALI20230626BHJP
【FI】
H04W28/06 110
H04W72/044
H04W72/1268
H04W72/232
(21)【出願番号】P 2020560159
(86)(22)【出願日】2018-04-25
(86)【国際出願番号】 CN2018084463
(87)【国際公開番号】W WO2019205022
(87)【国際公開日】2019-10-31
【審査請求日】2020-11-25
【審判番号】
【審判請求日】2022-11-16
(73)【特許権者】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000729
【氏名又は名称】弁理士法人ユニアス国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】牟 勤
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 明
【合議体】
【審判長】中木 努
【審判官】廣川 浩
【審判官】角張 亜希子
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/073591(WO,A1)
【文献】Huawei, HiSilicon,On more flexible starting PRB for PDSCH/PUSCH resource allocation,3GPP TSG RAN WG1 #92b R1-1803888,2018年4月6日アップロード
【文献】Lenovo, Motorola Mobility,Uplink HARQ-ACK feedback in efeMTC,3GPP TSG RAN WG1 #91 R1-1719739,2017年11月19日アップロード
【文献】ZTE, Sanechips,Summary of Uplink HARQ-ACK Feedback for MTC[online],3GPP TSG RAN WG1 #92b R1-1805311,2018年4月18日アップロード
【文献】Huawei, HiSilicon,Further Considerations on HARQ-ACK feedback for PUSCH in eFeMTC,3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1801431,2018年2月16日アップロード
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24- 7/26
H04W4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局に適用可能な、情報を示す方法であって、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つがアップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、リソース割り当て通知フォーマットを生成することと、
該リソース割り当て通知フォーマットをユーザ機器(UE)に送信することと、
を含み、
該PRBリソース割り当てフィールドが、5ビットのビットマップであり、リザーブ状態の11111が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され
、
リザーブ状態の10101-11110のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成され、
状態の00000-10100のそれぞれが、狭帯域(NB)内のPRBリソース割り当て方式を示すように構成される、
方法。
【請求項2】
前記リソース割り当て通知フォーマットを生成することが、
前記UEが前記アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、前記リソース割り当て通知フォーマットを生成すること、
を含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記リソース割り当て通知フォーマットを生成することが、
前記UEが前記アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、前記リソース割り当て通知フォーマットを生成すること、
を含む、請求項1記載の方法。
【請求項4】
ユーザ機器(UE)に適用可能な、情報を解釈する方法であって、
基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信することであって、該リソース割り当て通知フォーマットが、物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つがアップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、受信することと、
該PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための解釈方式を現在の状態に基づいて判断することであって、該解釈方式が、該リソース割り当て通知フォーマットに対応する、判断することと、
受信した現在のリザーブ状態を前記判断された解釈方式に基づいて解釈することと、
解釈された結果に基づいて動作を実行することと、
を含み、
該PRBリソース割り当てフィールドが、5ビットのビットマップであり、リザーブ状態の11111が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され
、
リザーブ状態の10101-11110のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成され、
状態の00000-10100のそれぞれが、狭帯域(NB)内のPRBリソース割り当て方式を示すように構成される、
方法。
【請求項5】
前記現在の状態が現在の構成を含むと判断することに応答して、前記PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための前記解釈方式を前記現在の状態に基づいて判断することが、
前記UEが前記アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、前記解釈方式を判断すること、
を含む、請求項
4記載の方法。
【請求項6】
前記現在の状態が現在の構成および現在の動作を含むと判断することに応答して、前記PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための前記解釈方式を前記現在の状態に基づいて判断することが、
前記UEが前記アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、前記解釈方式を判断すること、
を含む、請求項
4記載の方法。
【請求項7】
前記解釈された結果に基づいて前記動作を実行することが、
前記解釈された結果が、前記現在のリザーブ状態が前記アップリンク送信の早期終了を示すことであることに応答して、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信を終了すること、
を含む、請求項
4~6のいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
基地局であって、
プロセッサと、
該プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
該プロセッサが、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つが、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、リソース割り当て通知フォーマットを生成し、
該リソース割り当て通知フォーマットをユーザ機器(UE)に送信するように構成され、
該PRBリソース割り当てフィールドが、5ビットのビットマップであり、リザーブ状態の11111が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され
、
リザーブ状態の10101-11110のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成され、
状態の00000-10100のそれぞれが、狭帯域(NB)内のPRBリソース割り当て方式を示すように構成される、
基地局。
【請求項9】
ユーザ機器であって、
プロセッサと、
該プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
該プロセッサが、
基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信することであって、該リソース割り当て通知フォーマットが、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つが、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、受信することと、
該PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための解釈方式を現在の状態に基づいて判断することであって、該解釈方式が、該リソース割り当て通知フォーマットに対応する、判断することと、
受信した現在のリザーブ状態を前記判断された解釈方式に基づいて解釈することと、
解釈された結果に基づいて動作を実行することと、
を行うように構成され、
該PRBリソース割り当てフィールドが、5ビットのビットマップであり、リザーブ状態の11111が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され
、
リザーブ状態の10101-11110のそれぞれが、該リソース割り当て方式を示すように構成され、
状態の00000-10100のそれぞれが、狭帯域(NB)内のPRBリソース割り当て方式を示すように構成される、
ユーザ機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術の分野に関し、特に、情報を示す方法および装置、情報を解釈する方法および装置、基地局、ユーザ機器(UE)、ならびにコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信技術の発展と共に、マシン型通信(MTC)が現われている。MTCは、人間が関与しない一種のマシンツーマシン通信として、インテリジェント・シティ、インテリジェント農業、およびインテリジェント輸送などの様々な分野で幅広く使用されている。
【0003】
MTCの基本的な通信フレームワークは、低複雑性または低コスト、拡張カバレッジ、および電力節約などの特徴を伴ってLTE(Long Term Evolution)におけるリリース12および13に基づいて形成されている。特に、低複雑性または低コストは、MTC端末のための通信帯域幅を制限することによって達成される。典型的には、MTCは、6つの物理リソース・ブロック(PRB)の通信帯域幅をサポートし得る。リリース13においてMTCのための狭帯域(NB)通信モードをサポートするために、システム帯域幅全体が複数の狭帯域に分割され、基地局は、複数の狭帯域のうちの1つをあるMTC端末に割り当て、次いで割り当てられた狭帯域内でPRBリソースをさらに割り当てることとなる。狭帯域内でPRBを割り当てるために、LTEアップリンク・リソース割り当てタイプ0の方式が、割り当てられたリソースの開始点および量を示すために再使用される。6つのPRBの帯域幅について、示すために合計5ビットが割り当てられ、そのうち21個の値が、有効なリソース割り当て状態を示し、11個の値が、リザーブ状態として他の状態を示す。
【0004】
さらに、リリース13においてMTCのためのカバレッジ拡張を実現するために、送信機が、いくつかの送信時間単位において繰り返し同一コンテンツを送信し、受信機が、繰り返し送信されるコンテンツを結合することによって情報回復を実行し得るように、繰り返し送信モードが採用され、その場合に繰り返し送信の回数は、概してチャネル条件に従って設定される。
【0005】
さらに、電力を節約し、リソース利用効率を改善するために、新たな特徴がLTEリリース15において導入されている。特徴のうちの1つが、アップリンク送信の早期終了であり、別の特徴が、より柔軟なリソース割り当てである。
【0006】
アップリンク・データ送信の繰り返し回数は、ユーザのチャネル条件に従って、かつチャネル測定の誤差、チャネルの変動性などの要因に起因して基地局によって設定され、実際の復調プロセスによって必要とされる繰り返し送信の回数よりも多くなることがあり、それは、MTC端末の追加的な電力消費をもたらすため、アップリンク送信の早期終了が導入されている。
【0007】
アップリンク送信の早期終了の実現原理は、基地局が、ユーザ・エンドによって繰り返し送信されているデータを復調しようと試み、データの復調に成功する場合に、対応する送信早期終了標識をUEに送信してアップリンク・データのその進行中の繰り返し送信を終了し得ることである。
【0008】
前述の送信早期終了標識情報は、MTCアップリンク・スケジューリングのダウンリンク制御情報(DCI)に基づいて設計される。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)によって認められる1つのやり方は、PRBリソース割り当てフィールド内の1つまたは複数のリザーブ状態を再使用することである。例えば、上述したPRBリソース割り当てフィールド内のリザーブ状態が11111であるとき、それは、アップリンク繰り返し送信を終了するようにUEによって理解され得る。
【0009】
NBの定義に照らして、MTCのNBの境界とLTEによって定義されるリソース・ブロック・グループ(RBG)の境界との間の誤整列がもたらされ得るため、柔軟なリソース割り当てが導入される。RBGフラグメンテーションは、あるNBがMTCによって占有されるときに発生され得、その後、いくつかのRBが、別のLTEユーザによって使用されることを禁止され、それによって、リソース利用効率が低下する。この問題を回避するために、より柔軟なリソース割り当て方式が、RBGフラグメンテーションを減少させるために導入される。柔軟なリソース割り当て方式は、RBGフラグメンテーションを回避し、それによってリソースの無駄を回避するように、構成済みのNBにおいてRBリソースを割り当てることを可能にするだけではなく、RBG境界を合致させるように隣接NBにおいてRBリソースを割り当てることも可能にする。
【0010】
しかしながら、新たに追加された柔軟なリソース割り当て方式を示す方法は、解決されるべき緊急の技術課題である。関連技術では、それは、PRBリソース割り当てフィールドにおける11個のリザーブ状態を再使用する方法にやはり従う。しかしながら、UEが、柔軟なリソース割り当ておよびアップリンク送信の早期終了で同時に構成され、かつこれらの2つの特徴の両方がPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態を再使用する場合、これらの2つの特徴によって共有されるリザーブ状態を受信すると、UEは、現在受信したリザーブ状態の意味を判断することができず、その結果、UEの挙動に混乱を引き起こす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
上記の点から見て、本開示は、情報を示すための方法および装置、情報を解釈するための方法および装置、基地局、UE、ならびにコンピュータ可読記憶媒体を提供し、それによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、MTCのためのUEが、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによってUEの挙動における混乱を回避する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本開示の実施形態の第1の態様によれば、基地局に適用可能な、情報を示す方法は、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含むリソース割り当て通知フォーマットを生成することと、
リソース割り当て通知フォーマットをユーザ機器(UE)に送信することと、を含む。
【0013】
実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成することは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、第2の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成することを含む。
【0014】
実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成することは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、第2の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成することを含む。
【0015】
本開示の実施形態の第2の態様によれば、ユーザ機器(UE)に適用可能な、情報を解釈する方法は、
基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信することであって、リソース割り当て通知フォーマットが、物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含む、受信することと、
PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断することであって、解釈方式が、第1の通知フォーマットに対応する第1の解釈方式または第2の通知フォーマットに対応する第2の解釈方式を含む、判断することと、
受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈することと、解釈された結果に基づいて動作を実行することと、
を含む。
【0016】
実施形態において、現在の状態が現在の構成を含むと判断することに応答して、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断することが、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、第2の解釈方式を現在の解釈方式として判断すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断することを含む。
【0017】
実施形態において、現在の状態が現在の構成および現在の動作を含むと判断することに応答して、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断することが、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、第2の解釈方式を現在の解釈方式として判断すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるが、アップリンク送信を現在実行していないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断すること、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断することを含む。
【0018】
実施形態において、解釈された結果に基づいて動作を実行することが、
解釈された結果が、現在のリザーブ状態がアップリンク送信の早期終了を示すことであることに応答して、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信を終了すること、または
解釈された結果が、現在のリザーブ状態が1つまたは複数の割り当てられたリソースの識別子を示すことであることに応答して、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて動作することを含む。
【0019】
本開示の実施形態の第3の態様によれば、基地局に適用可能な、情報を示すための装置は、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含むリソース割り当て通知フォーマットを生成するように構成される、生成モジュールと、
生成モジュールによって生成されたリソース割り当て通知フォーマットをユーザ機器(UE)に送信するように構成される、送信モジュールと、を含む。
【0020】
実施形態において、生成モジュールは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、第2の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成するように構成される、第1の生成サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成するように構成される、第2の生成サブモジュールを含む。
【0021】
実施形態において、生成モジュールは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、第2の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成するように構成される、第3の生成サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成するように構成される、第4の生成サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の通知フォーマットをリソース割り当て通知フォーマットとして生成するように構成される、第5の生成サブモジュールを含む。
【0022】
本開示の実施形態の第4の態様によれば、ユーザ機器(UE)に適用可能な、情報を解釈するための装置は、
基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信するように構成される受信モジュールであって、リソース割り当て通知フォーマットが、物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含む、受信モジュールと、
PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断するように構成される、判断モジュールであって、解釈方式が、受信モジュールによって受信される第1の通知フォーマットに対応する第1の解釈方式、または受信モジュールによって受信される第2の通知フォーマットに対応する第2の解釈方式を含む、判断モジュールと、
受信したリソース割り当て通知フォーマットに対応して、判断モジュールによって判断される現在の解釈方式に基づいて現在のリザーブ状態を解釈し、解釈された結果に基づいて動作を実行するように構成される、解釈および動作モジュールと、を含む。
【0023】
実施形態において、現在の状態が現在の構成を含むと判断することに応答して、判断モジュールは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されることに応答して、第2の解釈方式を現在の解釈方式として判断するように構成される、第1の判断サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断するように構成される、第2の判断サブモジュールを含む。
【0024】
実施形態において、現在の状態が現在の構成および現在の動作を含むと判断することに応答して、判断モジュールは、
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していることに応答して、第2の解釈方式を現在の解釈方式として判断するように構成される、第3の判断サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるが、アップリンク送信を現在実行していないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断するように構成される、第4の判断サブモジュール、または
UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないことに応答して、第1の解釈方式を現在の解釈方式として判断するように構成される、第5の判断サブモジュールを含む。
【0025】
実施形態において、解釈および動作モジュールが、
解釈された結果が、現在のリザーブ状態がアップリンク送信の早期終了を示すことであることに応答して、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信を終了するように構成される、第1の動作サブモジュール、または
解釈された結果が、現在のリザーブ状態が1つまたは複数の割り当てられたリソースの識別子を示すことであることに応答して、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて動作するように構成される、第2の動作サブモジュールを含む。
【0026】
本開示の実施形態の第5の態様によれば、基地局は、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
プロセッサが、
物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含むリソース割り当て通知フォーマットを生成し、
リソース割り当て通知フォーマットをユーザ機器(UE)に送信するように構成される。
【0027】
本開示の実施形態の第6の態様によれば、ユーザ機器は、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリと、を含み、
プロセッサが、
基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信することであって、リソース割り当て通知フォーマットが、物理リソース・ブロック(PRB)リソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含む、受信することと、
PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断することであって、解釈方式が、第1の通知フォーマットに対応する第1の解釈方式または第2の通知フォーマットに対応する第2の解釈方式を含む、判断することと、
受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈することと、解釈された結果に基づいて動作を実行することと、を行うように構成される。
【0028】
本開示の実施形態の第7の態様によれば、記憶されたコンピュータ命令を有するコンピュータ可読記憶媒体が提供され、命令がプロセッサによって実行されるときに、上述した情報を示す方法のステップが実行される。
【0029】
本開示の実施形態の第8の態様によれば、記憶されたコンピュータ命令を有するコンピュータ可読記憶媒体が提供され、命令がプロセッサによって実行されるときに、上述した情報を解釈する方法のステップが実行される。
【発明の効果】
【0030】
本開示の実施形態に従って提供される技術的解決策は、以下の有益な効果を取得し得る。
【0031】
リソース割り当て通知フォーマットを生成し、それをUEに送信することによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0032】
PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断すること、受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈すること、および解釈された結果に基づいて動作を実行することによって、UEが、アップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0033】
上記概要説明および以下の詳細な説明は、単なる例示および説明であり、本開示を限定することを意図するものではないと理解されるべきである。
【0034】
本明細書に組み込まれ、かつ本明細書の一部を構成する添付図面は、本開示と一貫した例を示し、その説明と共に本開示の原理を説明する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【
図1】本開示の例による、情報を示す方法を示すフローチャートである。
【
図2】本開示の例による、情報を解釈する方法を示すフローチャートである。
【
図3】本開示の例による、情報を解釈する方法を示すシグナリング・フローチャートである。
【
図4】例による、情報を示す装置を示すブロック図である。
【
図5】例による、情報を示す別の装置を示すブロック図である。
【
図6】例による、情報を示す別の装置を示すブロック図である。
【
図7】例による、情報を解釈する装置のブロック図である。
【
図8】例による、情報を解釈する別の装置のブロック図である。
【
図9】例による、情報を解釈する別の装置のブロック図である。
【
図10】例による、情報を解釈する別の装置のブロック図である。
【
図11】例による、情報を示すために適用可能なデバイスを示すブロック図である。
【
図12】例による、情報を解釈するために適用可能なデバイスを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
例示的実施形態は、それらの例が図面に表されて、ここで詳細に説明される。以下の説明が図面を含む場合、異なる図面中の類似の数字は、特段の指示がない限り、類似または同様の要素を指す。以下の例において説明される実施形態は、本開示と一貫した全ての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは単に、添付の請求の範囲に詳述される本開示のいくつかの態様と一貫した装置および方法の例に過ぎない。
【0037】
図1は、本出願の例による、情報を示す方法を示すフローチャートである。本実施形態は、基地局側から説明される。
図1に示されるように、情報を示す方法は、以下のステップを含む。
【0038】
ステップS101において、リソース割り当て通知フォーマットが生成される。リソース割り当て通知フォーマットは、第1の通知フォーマットまたは第2の通知フォーマットを含む。第1の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。第2の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。
【0039】
1つまたは複数の実施形態では、基地局は、UEにおいて構成された関数に基づいてリソース割り当て通知フォーマットを生成し得る。例えば、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるとき、第2の通知フォーマットが生成され得る。UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないとき、第1の通知フォーマットが生成され得る。
【0040】
1つまたは複数の実施形態では、基地局は、UEにおいて構成された関数およびUEがアップリンク送信を現在実行しているかどうかの両方に基づいてリソース割り当て通知フォーマットを生成し得る。例えば、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行しているとき、第2の通知フォーマットが生成されてもよく、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していないとき、第1の通知フォーマットが生成されてもよく、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないとき、第1の通知フォーマットが生成されてもよい。
【0041】
実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成する方法が、柔軟かつ多様であることが分かり得る。
【0042】
いくつかの実施形態では、生成された第1の通知フォーマットは、表1に示される通りであり得る。第1の通知フォーマットにおけるPRBリソース割り当てフィールドの意味
【表1】
【0043】
いくつかの実施形態では、生成された第2の通知フォーマットは、表2に示される通りであり得る。第2の通知フォーマットにおけるPRBリソース割り当てフィールドの意味
【表2】
【0044】
前述の表1および表2は、単なる例であることに留意すべきである。実際の適用では、第1の通知フォーマットおよび第2の通知フォーマットによって示されるPRBリソース割り当てフィールドの意味は、異なっていてもよい。
【0045】
ステップS102において、リソース割り当て通知フォーマットがUEに送信される。
【0046】
基地局は、リソース割り当て通知フォーマットの生成後、リソース割り当て通知フォーマットをUEに送信し得る。
【0047】
上記実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成し、それをUEに送信することによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0048】
図2は、本開示の例による、情報を解釈する方法を示すフローチャートである。本実施形態は、UE側から説明される。
図2に示されるように、情報を解釈する方法は、以下のステップを含む。
【0049】
ステップS201において、基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットが受信される。リソース割り当て通知フォーマットは、第1の通知フォーマットまたは第2の通知フォーマットを含む。第1の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。第2の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。
【0050】
ステップS202において、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が、現在の状態に基づいて判断される。解釈方式は、第1の解釈方式または第2の解釈方式を含み、第1の解釈方式は第1の通知フォーマットに対応し、第2の解釈方式は、第2の通知フォーマットに対応する。
【0051】
1つまたは複数の実施形態において、現在の状態が現在の構成を含む場合、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が現在の状態に基づいて判断されるステップは、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成される場合に第2の解釈方式を採用するように判断され、またはUEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されない場合に第1の解釈方式を採用するように判断されることを含む。
【0052】
1つまたは複数の実施形態において、現在の状態が、現在の構成および現在の動作を含む場合、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が、現在の状態に基づいて判断されるステップが、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行している場合、第2の解釈方式を採用するように判断され、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるが、アップリンク送信を現在実行していない場合、第1の解釈方式を採用するように判断され、またはUEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されない場合、第1の解釈方式を採用するように判断されることを含む。
【0053】
実施形態では、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が、柔軟かつ多様な実施を用いて様々なやり方で判断され得る。
【0054】
ステップS203において、受信した現在のリザーブ状態が、現在の解釈方式に基づいて解釈され、対応する動作が、解釈された結果に基づいて実行される。
【0055】
現在の解釈方式が第1の解釈方式である場合、受信した現在のリザーブ状態は、第1の解釈方式に基づいて解釈されてもよく、現在の解釈方式が第2の解釈方式である場合、第2の解釈方式に基づいて解釈されてもよい。
【0056】
いくつかの実施形態では、解釈された結果が、現在のリザーブ状態が1つまたは複数の割り当てられたリソースの識別子を示すことである場合、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて動作が実行されてもよく、例えば、データが、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて送信され得る。また、解釈された結果が、現在のリザーブ状態がアップリンク送信の早期終了を示すことである場合、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信が終了される。
【0057】
上記実施形態では、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断すること、受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈すること、および解釈された結果に基づいて対応する動作を実行することによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0058】
図3は、本開示の例による、情報を解釈する方法を示すシグナリング・フローチャートである。本実施形態は、基地局およびUE間の対話の観点から説明される。
図3に示されるように、方法は、以下のステップを含む。
【0059】
ステップS301において、基地局は、リソース割り当て通知フォーマットを生成する。リソース割り当て通知フォーマットは、第1の通知フォーマットまたは第2の通知フォーマットを含む。第1の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。第2の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。
【0060】
ステップS302において、基地局は、リソース割り当て通知フォーマットをUEに送信する。
【0061】
ステップS303において、UEは、基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信する。
【0062】
ステップS304において、UEは、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断する。解釈方式は、第1の解釈方式または第2の解釈方式を含み、第1の解釈方式は第1の通知フォーマットに対応し、第2の解釈方式は、第2の通知フォーマットに対応する。
【0063】
ステップS305において、UEは、受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈し、解釈された結果に基づいて動作を実行する。
【0064】
上記実施形態において、基地局とUEとの間の対話を介して、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0065】
図4は、例による情報を示すための装置を示すブロック図である。装置は、基地局に位置し得る。
図4に示されるように、装置は、生成モジュール41および送信モジュール42を含む。
【0066】
生成モジュール41は、リソース割り当て通知フォーマットを生成するように構成される。リソース割り当て通知フォーマットは、第1の通知フォーマットまたは第2の通知フォーマットを含む。第1の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。第2の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。
【0067】
送信モジュール42は、生成モジュール41によって生成されたリソース割り当て通知フォーマットをUEに送信するように構成される。
【0068】
リソース割り当て通知フォーマットが、生成された後でUEに送信され得る。
【0069】
上記実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成し、それをUEに送信することによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは、受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0070】
図5は、例による情報を示すための別の装置を示すブロック図である。
図4に示される上記実施形態に基づいて
図5に示されるように、生成モジュール41は、第1の生成サブモジュール411または第2の生成サブモジュール412を含み得る。
【0071】
第1の生成サブモジュール411は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるときに、第2の通知フォーマットを生成するように構成される。
【0072】
第2の生成サブモジュール412は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないときに、第1の通知フォーマットを生成するように構成される。
【0073】
1つまたは複数の実施形態では、リソース割り当て通知フォーマットは、UEにおいて構成された関数に基づいて生成され得る。例えば、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるとき、第2の通知フォーマットが生成され得る。UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないとき、第1の通知フォーマットが生成され得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、生成された第1の通知フォーマットは、表3に示される通りであり得る。第3の通知フォーマットにおけるPRBリソース割り当てフィールドの意味
【表3】
【0075】
いくつかの実施形態では、生成された第2の通知フォーマットは、表4に示される通りであり得る。第4の通知フォーマットにおけるPRBリソース割り当てフィールドの意味
【表4】
【0076】
前述の表3および表4は、単なる例であることに留意すべきである。実際の適用では、第1の通知フォーマットおよび第2の通知フォーマットによって示されるPRBリソース割り当てフィールドの意味は、異なっていてもよい。
【0077】
上記実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成する方法は、柔軟かつ多様である。
【0078】
図6は、例による情報を示すための別の装置を示すブロック図である。
図4に示される実施形態に基づいて
図6に示されるように、生成モジュール41は、第3の生成サブモジュール413、第4の生成サブモジュール414、または第5の生成サブモジュール415を含み得る。
【0079】
第3の生成サブモジュール413は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行しているときに、第2の通知フォーマットを生成するように構成される。
【0080】
第4の生成サブモジュール414は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるが、アップリンク送信を現在実行していないときに、第1の通知フォーマットを生成するように構成される。
【0081】
第5の生成サブモジュール415は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないときに、第1の通知フォーマットを生成するように構成される。
【0082】
1つまたは複数の実施形態では、リソース割り当て通知フォーマットは、UEにおいて構成された関数およびUEがアップリンク送信を現在実行しているかどうかの両方に基づいて生成され得る。例えば、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行しているとき、第2の通知フォーマットが生成されてもよく、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行していないとき、第1の通知フォーマットが生成されてもよく、UEが、アップリンク送信の早期終了のための関数で構成されないとき、第1の通知フォーマットが生成されてもよい。
【0083】
上記実施形態において、リソース割り当て通知フォーマットを生成する方法は、柔軟かつ多様である。
【0084】
図7は、例による情報を解釈するための装置を示すブロック図である。装置は、UEに位置し得る。
図7に示されるように、装置は、受信モジュール71、判断モジュール72、ならびに解釈および動作モジュール73を含む。
【0085】
受信モジュール71は、基地局によって送信されたリソース割り当て通知フォーマットを受信するように構成される。リソース割り当て通知フォーマットは、第1の通知フォーマットまたは第2の通知フォーマットを含む。第1の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。第2の通知フォーマットは、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す。
【0086】
判断モジュール72は、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断するように構成される。解釈方式は、第1の解釈方式または第2の解釈方式を含み、第1の解釈方式は受信モジュール71によって受信される第1の通知フォーマットに対応し、第2の解釈方式は、受信モジュール71によって受信される第2の通知フォーマットに対応する。
【0087】
解釈および動作モジュール73は、受信したリソース割り当て通知フォーマットに対応して、判断モジュール72によって判断される現在の解釈方式に基づいて現在のリザーブ状態を解釈し、解釈された結果に基づいて対応する動作を実行するように構成される。
【0088】
現在の解釈方式が第1の解釈方式である場合、受信した現在のリザーブ状態は、第1の解釈方式に基づいて解釈されてもよく、現在の解釈方式が第2の解釈方式である場合、第2の解釈方式に基づいて解釈されてもよい。
【0089】
上記実施形態では、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断すること、受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈すること、および解釈された結果に基づいて対応する動作を実行することによって、UEがアップリンク送信の早期終了および柔軟なリソース割り当てを含む2つの関数で同時に構成される場合であっても、UEは受信した現在のリザーブ状態を正しく解釈することができ、それによって、UEの挙動の混乱を回避する。
【0090】
図8は、例による情報を解釈するための別の装置を示すブロック図である。
図7に示される実施形態に基づいて
図8に示されるように、判断モジュール72は、第1の判断サブモジュール721または第2の判断サブモジュール722を含み得る。
【0091】
第1の判断サブモジュール721は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成される場合に、第2の解釈方式を採用することを判断するように構成される。
【0092】
第2の判断サブモジュール722は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されない場合に、第1の解釈方式を採用することを判断するように構成される。
【0093】
上記実施形態では、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が、柔軟かつ多様な実施を用いて様々なやり方で判断され得る。
【0094】
図9は、例による情報を解釈するための別の装置を示すブロック図である。
図7に示される実施形態に基づいて
図9に示されるように、判断モジュール72は、第3の判断サブモジュール723、第4の判断サブモジュール724、または第5の判断サブモジュール725を含み得る。
【0095】
第3の判断サブモジュール723は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成され、かつアップリンク送信を現在実行している場合に、第2の解釈方式を採用することを判断するように構成される。
【0096】
第4の判断サブモジュール724は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されるが、アップリンク送信を現在実行していない場合に、第1の解釈方式を採用することを判断するように構成される。
【0097】
第5の判断サブモジュール725は、UEがアップリンク送信の早期終了のための関数で構成されない場合に、第1の解釈方式を採用することを判断するように構成される。
【0098】
上記実施形態では、PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式が、柔軟かつ多様な実施を用いて様々なやり方で判断され得る。
【0099】
図10は、例による情報を解釈するための別の装置を示すブロック図である。
図7に示される実施形態に基づいて
図10に示されるように、解釈および動作モジュール73は、第1の動作サブモジュール731または第2の動作サブモジュール732を含み得る。
【0100】
解釈された結果が、現在のリザーブ状態がアップリンク送信の早期終了を示すことである場合に、第1の動作サブモジュール731は、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信を終了するように構成される。
【0101】
解釈された結果が、現在のリザーブ状態が1つまたは複数の割り当てられたリソースの識別子を示すことである場合に、第2の動作サブモジュール732は、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて動作するように構成される。
【0102】
いくつかの実施形態では、解釈された結果が、現在のリザーブ状態が1つまたは複数の割り当てられたリソースの識別子を示すことである場合、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて動作が実行されてもよく、例えば、データが、1つまたは複数の割り当てられたリソースを用いて送信され得る。また、解釈された結果が、現在のリザーブ状態がアップリンク送信の早期終了を示すことである場合、アップリンク・データの進行中の繰り返し送信が終了される。
【0103】
上記実施形態において、対応する動作が、柔軟かつ多様な実施で、解釈された結果に基づいて実行され得る。
【0104】
図11は、例による、情報を示すために適用可能な別のデバイスを示す別のブロック図である。デバイス1100は、基地局として提供され得る。
図11に示されるように、デバイス1100は、処理コンポーネント1122、無線送信/受信コンポーネント1124、アンテナ・コンポーネント1126、および無線インターフェースに固有の信号処理部を含む。処理コンポーネント1122は、1つまたは複数のプロセッサをさらに含み得る。
【0105】
処理コンポーネント1122のプロセッサのうちの1つが、
PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含むリソース割り当て通知フォーマットを生成し、
リソース割り当て通知フォーマットをUEに送信するように構成され得る。
【0106】
例において、命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供され、命令は、情報を示す上記方法を完結させるためにデバイス1100の処理コンポーネント1122によって実行され得る。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー・ディスク、光学データ記憶デバイスなどであってもよい。
【0107】
図12は、例による、情報を解釈するために適用可能なデバイスを示すブロック図である。例えば、デバイス1200は、携帯電話、コンピュータ、デジタル・ブロードキャスト端末、メッセージ受信および送信デバイス、ゲーム・コンソール、タブレット・デバイス、医療デバイス、フィットネス・デバイス、携帯情報端末、ならびに他のユーザ機器であってもよい。
【0108】
図12に示されるように、デバイス1200は、以下のコンポーネント、処理コンポーネント1202、メモリ1204、電源コンポーネント1206、マルチメディア・コンポーネント1208、音声コンポーネント1210、入力/出力(I/O)インターフェース1212、センサ・コンポーネント1214、および通信コンポーネント1216のうちの1つまたは複数を含み得る。
【0109】
処理コンポーネント1202は、概して、ディスプレイに関連付けられた動作、電話、データ通信、カメラ動作、および記録動作などのデバイス1200の全体的な動作を制御する。処理コンポーネント1202は、上記方法のステップの全てまたは一部を完結させるために命令を実行する1つまたは複数のプロセッサ1220を含み得る。さらに、処理コンポーネント1202は、処理コンポーネント1202と他のコンポーネントとの間の対話を容易にするための1つまたは複数のモジュールを含み得る。例えば、処理コンポーネント1202は、マルチメディア・コンポーネント1208と処理コンポーネント1202との間の対話を容易にするためにマルチメディア・モジュールを含み得る。
【0110】
処理コンポーネント1202のプロセッサ1220のうちの1つが、
基地局によって送信され、PRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態のそれぞれがリソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第1の通知フォーマット、またはPRBリソース割り当てフィールドにおけるリザーブ状態の1つまたは複数が、アップリンク送信の早期終了を示すように構成され、残りのリザーブ状態のそれぞれが、リソース割り当て方式を示すように構成されることを示す、第2の通知フォーマットを含むリソース割り当て通知フォーマットを受信することと、
PRBリソース割り当てフィールドを解釈するための現在の解釈方式を現在の状態に基づいて判断することであって、解釈方式が、第1の通知フォーマットに対応する第1の解釈方式または第2の通知フォーマットに対応する第2の解釈方式を含む、判断することと、
受信した現在のリザーブ状態を現在の解釈方式に基づいて解釈することと、解釈された結果に基づいて動作を実行することと、を行うように構成され得る。
【0111】
メモリ1204は、デバイス1200の動作をサポートするための様々な種類のデータを記憶するように構成される。そのようなデータの例は、デバイス1200上で動作される任意のアプリケーションまたは方法のための命令、コンタクト・データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオなどを含む。メモリ1204は、静的ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュ・メモリ、ディスクまたは光ディスクなどの、任意の種類の揮発性もしくは不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実施され得る。
【0112】
電源コンポーネント1206は、デバイス1200の異なるコンポーネントに電力を提供する。電源コンポーネント1206は、電力管理システム、1つまたは複数の電源、ならびにデバイス1200のために電力を生成、管理、および分配することに関連する他のコンポーネントを含み得る。
【0113】
マルチメディア・コンポーネント1208は、デバイス1200とユーザとの間の出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチ・パネル(TP)を含み得る。スクリーンがTPを含む場合、スクリーンは、入力信号をユーザから受信するためのタッチ・スクリーンとして実施され得る。TPは、TP上でのタッチ、スワイプ、およびジェスチャを感知するための1つまたは複数のタッチ・センサを含み得る。タッチ・センサは、タッチまたはスワイプの境界を感知し得るだけでなく、タッチまたはスワイプに関連する期間および圧力を感知し得る。いくつかの例において、マルチメディア・コンポーネント1208は、フロント・カメラおよび/またはリア・カメラを含む。フロント・カメラおよび/またはリア・カメラは、デバイス1200が写真モードまたはビデオ・モードなどの動作モードにあるときに、外部マルチメディア・データを受信し得る。各フロント・カメラおよびリア・カメラは、固定光学レンズ系であってもよく、または焦点距離および光学ズーム能力を有してもよい。
【0114】
音声コンポーネント1210は、音声信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、音声コンポーネント1210は、デバイス1200がコール・モード、記録モード、および音声認識モードなどの動作モードにあるときに、外部音声信号を受信するように構成されるマイクロフォン(MIC)を含む。受信した音声信号は、さらに、メモリ1204に記憶され、または通信コンポーネント1216を介して送信され得る。いくつかの実施形態では、音声コンポーネント1210は、音声信号を出力するためのスピーカも含む。
【0115】
I/Oインターフェース1212は、処理コンポーネント1202と周辺インターフェース・モジュールとの間にインターフェースを提供し得る。周辺インターフェース・モジュールは、キーボード、クリック・ホイール、ボタンなどを含み得る。これらのボタンは、ホーム・ボタン、ボリューム・ボタン、スタート・ボタン、およびロック・ボタンを含み得るが、これらに限定されない。
【0116】
センサ・コンポーネント1214は、デバイス1200に様々な態様の状態査定を提供するための1つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサ・コンポーネント1214は、デバイス1200のオン/オフ状態、ならびにデバイス1200のディスプレイおよびキーパッドなどのコンポーネントの相対位置を検出し得る。センサ・コンポーネント1214は、デバイス1200またはデバイス1200のコンポーネントの位置の変化、デバイス1200とのユーザ・コンタクトの有無、デバイス1200の向きまたは加速度/減速度、およびデバイス1200の温度変化も検出し得る。センサ・コンポーネント1214は、いかなる物理的接触もなしに付近の物体の存在を検出するように構成される近接センサを含み得る。センサ・コンポーネント1214は、撮像アプリケーションにおいて使用するための、CMOSまたはCCD画像センサなどの光センサも含み得る。いくつかの実施形態では、センサ・コンポーネント1214は、加速度センサ、ジャイロ・センサ、磁気センサ、圧力センサ、または温度センサも含み得る。
【0117】
通信コンポーネント1216は、デバイス1200と他のデバイスとの間の有線または無線通信を容易にするように構成される。デバイス1200は、WiFi、2Gもしくは3G、またはそれらの組み合わせなどの通信規格に基づいて、無線ネットワークにアクセスし得る。例において、通信コンポーネント1216は、外部ブロードキャスト管理システムからブロードキャスト・チャネルを介して、ブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。一例では、通信コンポーネント1216は、短距離通信を容易にするための近距離通信(NFC)モジュールをさらに含み得る。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ関連(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、Bluetooth(BT)技術、および他の技術に基づいて実施され得る。
【0118】
例において、デバイス1200は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または上記方法を実行するための他の電子コンポーネントによって実施され得る。
【0119】
例において、命令を含むメモリ1204などの、命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体も提供される。上記命令は、上記方法を完結させるためにデバイス1200のプロセッサ1220によって実行され得る。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー・ディスク、光学データ記憶デバイスなどであってもよい。
【0120】
装置の実施形態は、方法の実施形態に本質的に対応するため、方法の実施形態の関連部分の説明に対して参照が行われ得る。上述した装置の実施形態は、単なる例示であり、別々のコンポーネントとして説明されるユニットは、物理的に分離されていてもいなくともよく、ユニットとして表示されるコンポーネントは、物理的ユニットであってもなくてもよく、即ち、1つの場所に位置してもよく、またはネットワーク内の複数ユニットに分散されてもよい。モジュールのうちのいくつかまたは全ては、実施形態の実施の目的を達成するための実際の必要性に従って選択されてもよい。それは、いかなる創造的努力もなしに当業者によって理解され、実施され得る。
【0121】
本明細書で使用される「第1の」および「第2の」などの関係を示す用語は、これらの要素間または動作間に存在する、任意のそのような実際の関係性または順序を要求または示唆するのではなく、1つの要素または動作を別の要素または動作から区別するように単に意図されることに留意すべきである。また、「含む(including)」、「包含する(containing)」という用語またはそれらの任意の変化形は、非排他的包含を含むように意図され、それによって、一連の要素を含むプロセス、方法、製品、またはデバイスは、それらの要素だけでなく、明示的に列挙されない他の要素、またはそのようなプロセス、方法、製品、もしくはデバイスに固有のそれらの要素も含む。さらなる限定なしに、「...を含む」という記述によって定義される要素は、プロセス、方法、製品、またはデバイスに存在する追加の同一要素を含むことを排除されないものとする。
【0122】
本開示の他の実施は、明細書を参照することによって開示を実施した後、当業者に容易に明らかとなる。本出願は、本開示の一般原則に従う本開示の任意の変形、使用、適合をカバーし、本開示において開示されない当技術分野の共通知識または従来技術手段を含むように意図される。明細書およびその中の実施形態は、単なる例示であり、本開示の範囲および思想は、添付の請求の範囲によって示されるものとする。
【0123】
本開示は、図面に示される上述した正確な構造に限定されず、本出願の範囲から逸脱することなく様々な修正および変更が本開示に対して行われ得ると理解されるべきである。本開示の範囲は、添付の請求の範囲のみによって限定されるものとする。