【図1】
トレハロースを給餌したJNCLマウスにおける疾患病状の改善を示す図である。(a)トレハロースはCln3Δex7-8マウスの生存期間を有意に延長した。処置(Tre)Cln3Δex7-8マウス:n=13。未処置(UT)Cln34ex7-8マウス:n=12。(b)トレハロース処置を行った、および行わなかった12ヶ月齢のWTマウスおよびCln3Δex7-8マウスの脳重量。すべてのマウス群、n=4または5。(c)トレハロース処置を行った、および行わなかった12ヶ月齢のWTおよびCln3Δex7-8マウスの脳の異方性比率。左パネル:4つの群の脳の代表的な冠状画像;脳梁は黄色い矢印で示されている。右パネル:脳梁容積の定量化。すべてのマウス群、n=3または4。スケールバー、2μm。処置群および対照群のマウスにおける脳梁の3次元再構成は、補足動画1~4で報告される。(d)ホットプレートテストでは、Cln3Δex7-8マウスは、野生型(WT)同腹仔と比較して50℃の加熱された金属表面に置かれ多場合の反応が遅くなり、痛覚感受性が低下することを示している。トレハロース(Tre)処置により、Cln3Δex7-8マウスにおいてこの表現型は救済された。すべてのマウス群、n=14~19。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
【図2】
処置マウスおよび未処置マウスにおける体重の評価を示す図である。12ヶ月齢のWTマウスおよびCln3Δex7-8マウスの体重のヒストグラムは、トレハロース(Tre)処置にかかわらず、遺伝子型間に差がないことを明らかにしている。ns、非有意。すべてのマウス群、n=8~11。データは平均値±SEMを表す。
【図3】
処置および未処置マウスにおける聴覚機能の評価を示す図である。(a)生後10ヶ月の聴性脳幹反応(ABR)は、WT同腹仔と比較してCln3Δex7-8マウスにおいてABR閾値の上昇を示し、これは聴力損失を示す。(b)トレハロース処置は両方の遺伝子型においてABR閾値を低下させ、これは聴覚の改善を示している。すべてのマウス群、n=4~6。データは平均値±SEMを表す。*P<0.05。
【図4】
蓄積負荷の評価を示す図である。(a、b)トレハロース処置(Tre)マウスおよび未処置マウスの、7ヶ月齢での一次体性感覚皮質(S1BF;a)、および相互接続視床中継核(VPM/VPL;b)における蓄積物質の共焦点画像および定量化。閾値画像分析により、Cln3Δex7-8マウスの皮質および視床においてより高レベルの自己蛍光蓄積物質が明らかになり、これがトレハロース処置により減少した。スケールバー、50μmすべてのマウス群、n=3または4。(c、d)12ヶ月齢のトレハロース処置マウスおよび対照マウスの、一次体性感覚皮質(S1BF;c)、および相互接続視床中継核(VPM/VPL;d)における蓄積物質の量の共焦点画像および定量化。閾値画像分析により、Cln3Δex7-8マウスの皮質および視床においてより高レベルの自己蛍光蓄積物質が明らかになり、これがトレハロース処置により部分的に減少した。すべてのマウス群、n=3または4。スケールバー、50μm(a~d)。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。(e、f)未処理(UT)Cln3Δex7-8マウス脳のTEM分析は、プルキンエ細胞(e)および皮質ニューロン(f)の両方において、高電子密度の細胞質物質(黄色の矢じり)の顕著な蓄積を示す。FPP計数の頻度分布は、トレハロース(Tre)処置マウスにおけるFPPの有意な減少を明らかにした。マウスの群当たりの細胞数n=18。頻度分析にはコルモゴロフ-スミルノフ検定を適用した。スケールバー、2μm。
【図5】
処置および未処置のCln3Δex7-8マウスにおける12ヶ月齢でのリソソーム蓄積負荷の透過型電子顕微鏡観察を示す図である。電子顕微鏡写真は、未処置のJNCLマウスのリソソームにおけるフィンガープリントプロファイル(FPP)の存在を示し、これは処置マウスでは劇的に減少している。顕微鏡写真は、未処置(UT)および処置(Tre)マウスのコホートからのプルキンエ細胞の代表例である。矢印はFPPを示す。スケールバーは0.2μmである。
【図6】
神経炎症の評価の図である。(a、b)一次体性感覚皮質(S1BF;a)および相互接続視床中継核(VPM/VPL;b)におけるGFAPの免疫組織化学的染色を用いた、7ヶ月齢でのトレハロース処置(Tre)および未処置(UT)のWTおよびCln3Δex7-8マウスにおける星状細胞増加症の分析および定量化。(c、d)S1BF(c)およびVPM/VPL(d)脳領域におけるCD68の免疫組織化学的染色を用いたミクログリア活性化の分析および定量化。ミクログリア活性化は、Cln3Δex7-8マウスのS1BFおよびVPM/VPL領域の両方で明らかであり、これはS1BF領域におけるトレハロース処置によって有意に救済される。すべてのマウス群、n=4または5。(e、f)S1BF(e)およびVPM/VPL(f)におけるGFAPの免疫組織化学的染色を用いた、12ヶ月齢でのトレハロース処置(Tre)マウスおよび対照(UT)マウスにおける星状細胞増加症の分析および定量化。トレハロース処置は、Cln3Δex7-8マウスにおけるGFAP免疫反応性を、S1BF領域で43%およびVPM/VPL領域で67%減少させた。(g、h)S1BF(g)およびVPM/VPL(h)脳領域における、CD68に対する免疫組織化学的染色を用いたミクログリア活性化の分析および定量化。ミクログリア活性化は、Cln3Δex7-8マウスのS1BFおよびVPM/VPL領域の両方において明らかであり、これはトレハロース処置によりVPM/VPL領域において48%減少される。すべてのマウス群、n=3または4。スケールバー、50mm。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
【図7】
トレハロース処理におけるTFEBのmTORC1非依存性核内移行を示す図である。(a)トレハロース処理におけるTFEBの時間依存性核内移行(緑色のシグナル)を示すHeLa/TFEB細胞の共焦点顕微鏡分析。(b)24時間のトレハロース処理(Tre)後または未処理細胞(UT)中のTFEB細胞内局在化(C、細胞質;N、核)の定量化。a、bのスケールバーは40μmである。(c)免疫ブロット分析により、mTORC1の下流の基質の発現レベルが示される。野生型(WT)およびTSC2ヌルMEF細胞をトレハロース(Tre;100mM)で24時間処理するか、または未処理のままにした。対照として、細胞をTorin1(300nM)またはラパマイシン(300nM)で2時間処理し、その後溶解物を抽出した。ホスホ-および総S6K1(P-S6K1およびT-S6K1)、ホスホ-および総S6(P-S6およびT-S6)、ならびにホスホ-および総4E-BP1(P-4E-BP1およびT-4E-BP1)が、mTORC1活性の読み出しとして検出された。(d)WT細胞および(e)TSC2ヌルMEF細胞をTFEB-3×FLAGで一過性にトランスフェクトし、トレハロース投与後のTFEBの核内移行について試験した。(f)TFEB-3×FLAGおよびmTORまたは(g)TFEB-3×FLAGおよび構成的に活性なmTOR(CA-mTOR、C2419K)構築物を同時トランスフェクトしたHeLa細胞を、トレハロース処理(100mMで24時間)または未処理のままにし、その後、それぞれFLAGおよびmTOR抗体を用いてTFEB(赤)およびmTOR(緑)を免疫蛍光標識した。スケールバー、10μm(d~g)。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。
【図8】
トレハロースがmTORC1活性を変化させないことを示す図である。HeLa細胞を、トレハロースで24時間または48時間、またはmTORC1阻害の対照としてラパマイシン(600nM、16時間)またはTorin1(300nM、2時間)で処理した。mTORC1基質の免疫ブロット分析は、トレハロース処理においてそれらのリン酸化状態が変化しないことを示している。GAPDHを負荷対照として使用した。
【図9】
トレハロースはS211でTFEBのリン酸化を修正しない。TFEB-Flagを、TFEB-FlagをトランスフェクトしたHeLa細胞から免疫沈降させ、24時間トレハロースで処理するか、または未処理のままにした。免疫ブロット分析は、ホスホ(Ser)-14-3-3結合モチーフに対する抗体および対照抗体を用いて行った。
【図10】
TFEBの細胞内局在はmTORC2には依存しないことを示す図である。(a)HeLa細胞に、指示されている場合にはRictorに対するsiRNAを72時間トランスフェクトした。細胞を、指示されている場合、分析前に24時間トレハロースで処理した。棒グラフは、3回の繰り返しの平均値を表す。データは平均値±SEMを表す。*P<0.05、**P<0.001(b)HeLa/TFEB-Flag細胞を(a)のように処理し、免疫蛍光共焦点分析のために標識した。スケールバーは20μmである。
【図11】
トレハロースによるCLEARネットワークの活性化を示す図である。(a、b)トレハロース処理におけるリソソーム遺伝子の上方制御を示す、対照(CTRL;a)およびJNCL線維芽細胞(b)の発現分析。遺伝子発現は、ハウスキーピング遺伝子、GAPDHに対して正規化した。(c)トレハロース投与により上方制御された遺伝子を表すCytoscape生成ネットワーク。ドット(遺伝子を表す)は青い線によって接続されており、色強度は共調節の程度に比例している。ネットワークはTFEBリソソーム標的を含むより緊密な発現関係を有する遺伝子のコア(ネットワークの中心)を有するが、よりゆるやかに相関している他の遺伝子がネットワークの周辺に見出される。(d、e)リソソーム遺伝子を用いた、CTRL(d)およびJNCL線維芽細胞(e)へのトレハロース投与後のトランスクリプトーム変化のGSEA。上のパネルは、ランク付けされた遺伝子発現データについてのGSEAによって生成された濃縮プロットを示す(左、赤:上方制御;右、青:下方制御)。垂直の青いバーは、ランク付けされたリスト内の各選択された遺伝子セットにおける遺伝子の位置を示す。下のパネルは、ランク付けされたリスト内のリソソーム遺伝子の累積分布を示す。分析した遺伝子の50%を含むランキング位置が示されている。分析は、トレハロース投与後に上方制御された遺伝子の中のリソソーム遺伝子の濃縮を示す。(f、g)CTRL(f)およびJNCL線維芽細胞(g)へのトレハロース投与後の、リソソーム遺伝子およびリソソーム代謝において公知の役割を有するTFEB標的を含むトランスクリプトームの変化のGSEAを報告している。TFEBリソソーム標的は、一般的なリソソーム遺伝子よりも高いESスコアを有し、トレハロースが、対照およびJNCL線維芽細胞の両方においてリソソーム機能に関与するTFEB標的を優先的に上方制御したことを示している。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。
【図12】
インビボでのTFEB核内移行とCLEARネットワーク活性化を示す図である。(a、b)E17.5でのWT(a)およびCln3Δex7-8胚(b)からの培養皮質ニューロンの発現分析は、トレハロース投与におけるリソソーム遺伝子の転写活性化を示す。(c、d)WT(c)およびCln3Δex7-8(d)マウスからの脳切片の共焦点顕微鏡観察は、処置マウスのプルキンエにおけるTFEBの優勢な核分布を示す。棒グラフのCとNは、それぞれ細胞質ゾルおよび核の分布を示している。スケールバー、20μm。(e、f)未処置マウスと比較した、トレハロース投与におけるWT(e)およびCln3Δex7-8(f)マウスからの脳ホモジネートの発現分析は、リソソーム遺伝子の転写活性化を示している。遺伝子発現は、ハウスキーピング遺伝子S16に対して正規化した。赤い破線は未処置マウスにおける相対的遺伝子発現を示す。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。
【図13】
WTおよびCln3Δex7-8マウス由来の処理された星状細胞におけるリソソームの増強を示す図である。野生型(WT)およびJNCL(Cln3Δex7-8)マウスから単離した培養星状細胞におけるリソソームマーカー、Lamp1の免疫ブロット分析。
【図14】
AktがTFEBをSer467でリン酸化することを示す図である。(a)トレハロースおよびキナーゼ阻害剤の添加時のTFEBの核内移行を示すHeLa/TFEB細胞の共焦点顕微鏡分析(AktについてはMK2206;PI3KについてはLY294002;mTORについてはtorin1およびラパマイシン)。破線ボックス(上段)は、高出力インサート(下段)の位置を示している。(b)同じキナーゼ阻害剤と共にインキュベートしたHeLa/TFEB細胞の細胞内分画。(c)以下の種からのTFEBアミノ酸配列のマルチアラインメント:Ac、グリーンアノール(Anolis carolensis);Bt、ウシ(ボース・タウルス(Bos taurus));Dr、ゼブラフィッシュ(ダニオ・レニオ(Danio rerio));Fc、イエネコ(フェリス・カトゥース(Felix catus));Gg、セキショクヤケイ(ガルス・ガルス(gallus gallus);Hs、ホモサピエンス;La、アフリカゾウ(ロクソドンタ・アフリカーナ(Loxodonta africana));Mm、ハツカネズミ(ムス・ムスクルス(Mus musculus));Rn、ドブネズミ(ラトス・ノルベギクス(Rattus Norvegicus));Sh、タスマニアデビル(Sarcophilus harrisii);Sp、アメリカムラサキウニ(Strongylocentrotus purpuratus);XI、アフリカツメガエル(キセノプス・レヴィス(Xenopus laevis))。Aktリン酸化部位のコンセンサスロゴ(weblogo.berkeley.edu/logo.cgiで作成)はTFEB配列と整列している。位置467はヒトタンパク質配列を指す。(d)TFEBおよびTFEB(S467A)の細胞内局在化。(e)TFEBまたはTFEB(S467A)をトランスフェクトしたHeLa細胞におけるリソソームおよびオートファジー遺伝子の発現分析。遺伝子発現を、ハウスキーピング遺伝子、GAPDHに対して正規化した。破線は、空のベクターをトランスフェクトした細胞における相対的遺伝子発現を示す。(f)HeLa細胞における14-3-3タンパク質とTFEB-FlagまたはTFEB(S467A)との共局在化アッセイ。(g)TFEBまたはTFEB(S467A)と14-3-3タンパク質との免疫共沈降アッセイ。(h)Aktインビトロキナーゼアッセイ。組換え活性AKT1および精製TFEB-FlagまたはTFEB(S467A)-Flagを[32P]ATPの存在下でインキュベートしたところ、AktがTFEBをリン酸化すること、およびこの反応がS467を必要とすることが明らかになった。(i)3つの異なるAKTsiRNAによって媒介されるAKTサイレンシングは、ウエスタンブロット分析によって示されるように、TFEB核内移行およびリソソーム拡大をもたらした。(j)HeLa細胞の経時分析は、LAMP1、p62およびLC3マーカーによって示されるように、トレハロース誘導性AKT不活性化およびオートファジーフラックスの増加を示す。(k)TFEB-FLAGと、AKT-GFPまたはAKT(DD)-GFPのいずれかとを共トランスフェクトしたHeLa細胞を、24時間トレハロースで処理し、その後TFEB(赤色)およびAKT-GFP(緑色)で免疫蛍光標識した。DAPIは細胞の核を示す。(1)トレハロース処置マウスからのWTおよびCln3Δex7-8の脳ホモジネートにおいてAKTの活性化の減少が観察された。スケールバー、10μm(a、e、f、k)。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。*P<0.05。
【図15】
血清刺激がAkt活性を調節することによりTFEBの細胞内局在を調節することを示す図である。(a)WT細胞およびTsc2-/-細胞を血清飢餓状態にし(16時間)、指示されている場合は飢餓の最後の2時間にMK2206で処理し、指示されている場合は最後の30分間透析血清で刺激した。示したように細胞溶解物を抗体でプローブした。(b)WT細胞およびTsc2-/-細胞にTFEB-Flagを一過性にトランスフェクトし、(a)と同様に処理し、免疫蛍光共焦点顕微鏡によって分析した。スケールバーは60μmである。
【図16】
トレハロースがGSK3β非依存的にTFEBのAkt調節を制御することを示す図である。(a)HeLa細胞を24時間トレハロースで処理するか、または未処理のままにした。免疫ブロット分析を用いて、GSK33のレベルおよびそのリン酸化状態を評価した。GAPDHを負荷対照として使用した。(b)HeLa細胞に、TFEB-3×Flagおよび構成的に活性なGSK3β(CA-GSK3β)を同時トランスフェクトし、トレハロースまたはMK2206で24時間処理し、Flag(赤色)およびGSK3β(緑色)についての免疫蛍光標識により調べた。スケールバーは20&mである。(c)HeLa細胞に、TFEB-3×Flagおよび構成的に活性なAkt(Akt-DD)を同時トランスフェクトし、GSK3β阻害剤CHIR99021で24時間処理し、Flag(赤)およびAkt(緑)についての免疫蛍光標識により調べた。スケールバーは20μmである。
【図17】
トレハロースがERKを阻害しないことを示す図である。TFEB-FlagまたはTFEB-S467A-Flagプラスミドを一過性にトランスフェクトされたHeLa細胞からの全タンパク質抽出物のウエスタンブロット分析は、TFEB-S467Aのより低い分子量へのシフトを示す。
【図18】
S467A TFEB型の分子量のシフトを示す図である。TFEB-FlagまたはTFEB-S467A-Flagプラスミドを一過性にトランスフェクトされたHeLa細胞からの全タンパク質抽出物のウエスタンブロット分析は、TFEB-S467Aのより低い分子量へのシフトを示す。
【図19】
TFEB-S142AおよびTFEB-S211Aの共焦点顕微鏡分析を示す図である。HeLa細胞に指示された構築物を一過性にトランスフェクトし、免疫蛍光共焦点顕微鏡分析により分析した。スケールバーは10μmである。
【図20】
WTおよびTsc2-/-マウス胚性線維芽細胞におけるTFEB(S467A)核局在化を示す図である。Tsc2-/-マウス胚性線維芽細胞。WTおよびTsc2-/-MEFにTFEB(S467A)を一過性にトランスフェクトし、共焦点顕微鏡によって分析した。スケールバーは10μmである。
【図21】
AktがTFEBの安定性を調節することを示す図であるバイシストロン性TFEB-Flag-IRES-GFPまたはTFEB(S467A)-Flag-IRES-GFPと、Akt(DD)-GFPベクターを同時トランスフェクトした細胞、またはAkt(DD)-GFPベクターをトランスフェクトしない細胞由来の溶解物の免疫ブロットは、変異型TFEBタンパク質が野生型TFEBよりも安定であることを示す。
【図22】
AktがTFEBと相互作用することを示す図である。(a)TFEBとAktとの相互作用を示す免疫共沈降アッセイ。(b)AlaによるTFEB Ser467の置換は、Aktとの結合に影響を及ぼさない。
【図23】
AKTの薬理学的阻害は、TFE3およびMITFの核内移行を誘導する。HeLa細胞にTFE3-3×Flag(a)およびMITF-3×Flag(b)を一過性にトランスフェクトし、共焦点顕微鏡により分析した。スケールバーは10μmである。
【図24】
Akt阻害が、TFEB核内移行およびCLEARネットワークの活性化を促進することを示す図である。(a)トレハロースまたはMK2206で処理した細胞における点の数の増加を示すLC3染色。(b)LC3脂質化のイムノブロット分析。(c)トレハロースまたはMK2206で処理した試料中の自食性小胞(黄色の矢印)の数の増加を示すHeLa細胞の顕微鏡写真。(d)MK2206で処理したHeLa細胞におけるリソソームおよびオートファジー遺伝子の発現分析。遺伝子発現は、ハウスキーピング遺伝子、GAPDHに対して正規化した。破線は未処理細胞における相対的遺伝子発現を示す。(e~g)Cln3Δex7-8マウスへのMK2206の腹腔内注射により、Aktの不活性化(e)、TFEBの核内移行(f)、およびリソソーム遺伝子とオートファジー遺伝子の上方制御(g)が示される。スケールバー、10μm(a)、50nm(c)、20μm(f)。
【図25】
Aktの薬理学的阻害が、リソソーム内セロイド脂肪色素を有する患者からの初代細胞における細胞クリアランスを調節することを示す図である。(a~d)欠陥のあるCLN3(c.461-677del;a)、PPT1(c.665T>C、p.L222P;b)、TPP1(c.380G>A、p.R127Q;g.3556、IVS5-1G>C;c)またはMFSD8(c.103C>T、p.R35X;d)を有する初代線維芽細胞の共焦点顕微鏡分析は、MK2206およびトレハロースがセロイド脂肪色素沈着物(緑色)のクリアランスを誘導することを示す。欠陥タンパク質が示されている。各パネルについて60を超える細胞が分析された。スケールバー、30μm。(e)TFEBのAkt依存性トレハロース活性化の概略図。データは平均値±平均値の標準誤差を表す。*P<0.05、**P<0.01、***P<0.001。
【図26】
リソソーム内セロイド脂肪色素の蓄積に対するトレハロースおよびAktの効果を示す図である。欠陥のあるCLN3を有する初代線維芽細胞の共焦点顕微鏡分析(c.461-677del)。(a)細胞をトレハロースで7日間または4日間処理し、続いてトレハロースを除去し、さらに3日間増殖させた。(b)細胞を4日間7日間MK2206で処理し、続いてMK2206を除去し、さらに3日間増殖させた。データは平均値±SEMを表す。*P<0.05、**P<0.01。スケールバーは30μmである。
【図27】
図7、8、9、10、13、14、15、16、17、18、21、22および24に示すウエスタンブロットの全スキャンを示す図である。
【図28】
トレハロースおよびレンツトレハロースA、B、およびCの化学構造を示す図である。
【図29】
トレハロースおよびその類似体であるラクトトレハロース(b);ガラクトトレハロース(c);6-アジドトレハロース(d)の化学構造を示す図である。
【図30】
バッテン病マウスの神経細胞死に対するトレハロース、ミグルスタット、およびトレハロースとミグルスタットの併用の効果を示す図である。野生型マウス、未処置バッテン病マウス、ならびにトレハロース、低濃度のミグルスタット、高濃度のミグルスタット、およびミグルスタットとトレハロースとの併用で処置したバッテン病マウスにおけるCAS-3陽性細胞の密度のヒストグラム(細胞数/面積)。
【図31】
バッテン病マウスのアストログリア増殖症に対するトレハロース、ミグルスタット、およびトレハロースとミグルスタットとの併用の効果を示す図である。(A)野生型マウス、未処置のバッテン病マウス、ならびにトレハロース、低濃度のミグルスタット、高濃度のミグルスタット、およびミグルスタットとトレハロースとの併用で処置したバッテン病マウス由来の神経組織におけるGFAP染色を示す顕微鏡画像。(B)野生型マウス、未処置バッテン病マウス、ならびにトレハロース、低濃度のミグルスタット、高濃度のミグルスタット、およびミグルスタットとトレハロースとの併用で処置したバッテン病マウスにおけるGFAP陽性細胞の密度(細胞数/面積)のヒストグラム。
【図32】
バッテン病マウスのマクロファージ浸潤に対するトレハロース、ミグルスタット、およびトレハロースとミグルスタットとの併用の効果を示す図である。(A)野生型マウス、未処置のバッテン病マウス、ならびにトレハロース、低濃度のミグルスタット、高濃度のミグルスタット、およびミグルスタットとトレハロースとの併用で処置したバッテン病マウス由来の神経組織におけるCD68染色を示す顕微鏡画像。(B)野生型マウス、未処置バッテン病マウス、ならびにトレハロース、低濃度のミグルスタット、高濃度のミグルスタット、およびミグルスタットとトレハロースとの併用で処置したバッテン病マウスにおけるCAS-3陽性細胞の密度(細胞数/面積)のヒストグラム。