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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-26
(45)【発行日】2023-07-04
(54)【発明の名称】形態変化可能な対話型情報端末
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/00 20060101AFI20230627BHJP
   G06F 1/16 20060101ALI20230627BHJP
【FI】
G09F9/00 351
G09F9/00 312
G09F9/00 350Z
G06F1/16 312F
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2021543296
(86)(22)【出願日】2019-12-18
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-16
(86)【国際出願番号】 CN2019126315
(87)【国際公開番号】W WO2020151416
(87)【国際公開日】2020-07-30
【審査請求日】2022-03-01
(31)【優先権主張番号】201920141703.4
(32)【優先日】2019-01-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521325400
【氏名又は名称】▲廣▼州▲視▼睿▲電▼子科技有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】521325411
【氏名又は名称】▲廣▼州▲視▼源▲電▼子科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】周科松
(72)【発明者】
【氏名】彭志成
【審査官】中村 直行
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109058700(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0273630(US,A1)
【文献】登録実用新案第3076665(JP,U)
【文献】中国実用新案第206958533(CN,U)
【文献】特開2012-123077(JP,A)
【文献】特開2010-226268(JP,A)
【文献】特開2008-281602(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00 - 9/46
G06F 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
形態変化可能な対話型情報端末であって、
情報端末、回動装置及びブラケットを含み、
前記情報端末は前記回動装置を介して前記ブラケットに固定され、
前記回動装置は固定部材、回動部材及び回動軸を含み、前記固定部材は前記情報端に取り外し可能に接続され、前記回動部材は前記ブラケットに取り外し可能に接続され、前記回動部材は前記回動軸を介して前記固定部材に回動可能に接続され、それにより前記回動部材が前記回動軸の軸線周りに回動し、
前記固定部材は円形の第1本体を含み、前記第1本体の外周に少なくとも1つの凸起が設けられ、前記回動部材は第2本体を含み、前記第2本体には、少なくとも前記情報端末の回動開始点及び回動終了点に対応して前記凸起が挿着嵌合するための第1凹溝が設けられ、
前記回動装置は減衰調整ユニットをさらに含み、前記減衰調整ユニットは調整ベース、調整ネジ及び減衰シートを含み、前記調整ベースは前記回動部材に平行する第1受け板と前記第1受け板を前記回動部材に接続する第2受け板とを含み、前記調整ネジは前記調整ベースの第1受け板に螺合され、前記減衰シートは前記調整ネジの端部に接続されて前記固定部材の前記回動部材と反対する側に選択的に当接する、
形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項2】
前記第1本体の周部には4つの凸起が環状に均等配置されており、前記第2本体には4つの第1凹溝が設けられている、
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項3】
前記凸起は、垂直に接続された第1板と第2板を含み、前記第1板はネジを介して前記固定部材の前記回動部材と反対する側に取り外し可能に接続され、前記第2板は前記第1板の前記回動部材に近い側に設けられ、前記第2板には、前記固定部材の中心から離れる側に向かって弾性シート構造が凸設されている、
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項4】
前記第2本体には2つのカラムが間隔を空けて設けられ、2つの前記カラムの間に前記第1凹溝が形成されている、
請求項3に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項5】
前記回動部材にはボスが設けられており、前記ボスの前記固定部材に近い側の面に前記第1凹溝が凹設されている、
請求項3に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項6】
前記回動部材には環状板が環状に凸設されており、前記環状板の内側壁に前記第1凹溝が凹設されている、
請求項3に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項7】
前記第2本体の中心から前記固定部材に向かって第2凸部が凸設されており、前記第2凸部の断面が円形であり、前記第2凸部の外周壁と前記カラムとは間隔を空けて設けられて前記第2板が通過する空間となり、前記第2凸部の外周壁と前記カラムとの距離が前記第2板の厚さよりも大きく、且つ前記第2凸部の外周壁と前記カラムとの距離が前記第2板から突出する前記弾性シート構造の高さよりも小さい、
ことを特徴とする請求項4に記載の回動装置。
【請求項8】
前記回動装置は制限ユニットをさらに含み、前記制限ユニットは前記固定部材に対する前記回動部材の回動可能な角度を制限するものであり、制限ピンと円弧状の制限溝を含み、前記制限溝の円弧中心が前記回動軸の軸心と同心であり、前記制限ピンと前記制限溝のうちの一方は前記固定部材に設けられ、他方は前記回動部材に設けられている
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項9】
前記制限溝の円弧角度が90度である
請求項8に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項10】
前記制限溝は2つの第1制限溝と2つの第2制限溝を含み、2つの前記第1制限溝は前記回動軸の軸心を中心として第1円周に対称的に設けられ、2つの前記第2制限溝は前記回動軸の軸心を中心として第2円周に対称的に設けられ、前記第1円周の直径と前記第2円周の直径が等しくない、
請求項8に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項11】
2つの前記第1制限溝の中心接続線が第1接続線であり、2つの前記第2制限溝の中心接続線が第2接続線であり、前記第1接続線と前記第2接続線が垂直でありかつ交差し、前記第1接続線と前記第2接続線が交差する交差点が、前記回動軸の軸心と重なり、且つ2つの前記第1制限溝と2つの前記第2制限溝は前記回動軸の軸心を円心とする0°、90°、180°及び270°の4つの方向に配置されている、
請求項8に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項12】
前記回動軸にはワイヤ通過孔が貫設されている、
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項13】
前記固定部材は接続ユニットを介して前記ブラケットに接続され、
前記接続ユニットは、接続部材と、前記接続部材の対向する両端に取り外し可能に設けられるアダプタ部材とを含み、前記アダプタ部材の前記接続部材から離れる一端が前記ブラケットに取り外し可能に接続される、
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項14】
前記接続部材は板状の第3本体を含み、
前記第3本体はネジを介して前記固定部材に固定され、前記第3本体には挿着板が延設されており、前記アダプタ部材には挿着溝が開けられ、前記挿着板は前記挿着溝に挿入されてネジを介して前記挿着溝に固定される、
請求項13に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項15】
前記アダプタ部材は第4本体を含み、前記第4本体の一方の側に前記挿着溝が開けられ、前記挿着溝は前記固定部材と反対する第1開口と前記接続部材の第3本体に向かう第2開口とを有し、前記接続部材の挿着板は前記第2開口から前記挿着溝に挿入され、ネジが前記第1開口を介して前記挿着溝に螺入されることにより、前記挿着板が前記挿着溝に固定されている、
請求項14に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項16】
前記情報端末は表示モジュールと前記表示モジュールの裏側に設けられるリアケースとを含み、前記表示モジュールは、バックプレートと、前記バックプレートの前記リアケースから離れる側に順次設けられるダイヤフラムユニット及び強化ガラスとを含み、前記バックプレートの前記リアケースに近い側に補強枠が設けられ、前記回動部材はネジを介して前記補強枠に固定され、前記リアケースのうち対応位置には前記ネジが通過するための貫通孔が開けられる、
請求項1に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項17】
前記情報端末は前記表示モジュールの周部を囲う額縁をさらに含み、前記額縁と前記バックプレートはアダプタプレートを介して接続され、前記アダプタプレートは第1アダプタプレートと第2アダプタプレートを含み、前記第1アダプタプレートは前記額縁と前記バックプレートの側辺との間に設けられ、ネジを介して前記額縁と前記バックプレートの側辺に接続され、前記第2アダプタプレートと前記第1アダプタプレートは垂直であり、前記第2アダプタプレートは前記バックプレートと前記リアケースとの間に位置し、ネジを介して前記バックプレートに接続されている
請求項16に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【請求項18】
前記アダプタプレートは前記第2アダプタプレートに接続される弾性シートをさらに含み、前記弾性シートが前記リアケースの前記バックプレートに近い側に弾性的に当接することにより、前記リアケースが前記バックプレートに固定されている
請求項17に記載の形態変化可能な対話型情報端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2019年01月25日に中国特許庁に提出された、出願番号が201920141703.4である中国特許出願の優先権を主張しており、以上の出願の全内容は引用により本開示に組み込まれている。
本出願はスマート電子機器の技術分野に関し、例えば形態変化可能な対話型情報端末に関する。
【背景技術】
【0002】
対話型インテリジェントパネル、例えば会議機は、コンピュータ、プロジェクタ、電子ホワイトボード、テレビ、広告プレーヤー及びスピーカーを一体に集積しており、書き、注釈、同期インタラクション、マルチメディア、リモートビデオ会議などの機能を備え、HD表示、ヒューマンコンピュータインタラクション、マルチメディア情報処理やネットワーク伝送などの複数の技術を融合し政府や企業の会議室、メディアスタジオ、教育研修機関などの場所によく使用されている。
【0003】
関連する会議機は通常、ホストとスタントを含み、ホストはスタントに取り付けられ、スタントに固定されてもよいし、スタントに対して上下又は左右に揺動してもよいし、スタントに対して水平方向の軸線周りに所定の角度だけ回動してもよい。関連する会議機には以下の欠陥が存在する。1、ホストの構造にかかわらず、その電源ケーブル又はデータケーブルがほとんどホストの下側辺又は左右側辺から引き出され、ホストがスタントに対して回動可能である場合、ホストは電源ケーブル又はデータケーブルを引っ張ったりして、電源ケーブル又はデータケーブルが緩んだり抜いたりし、且つ電源ケーブルやデータケーブルがホストの回動を阻害する。2、関連する回動式ホストのほとんどでは、所望の位置まで回転した旨を通知する構造がないため、過度に回動しやすく、その結果、ホストが所望の位置に正確になることが困難であり、回動調整の難度が向上する。3、関連する会議機では、吸音孔がホストの正面に設けられ、マイクロフォンなどの部材が吸音孔の真後に位置し、このような構造により、会議機のホストの厚さが大きくなり、議機の軽量化や薄型化の設計が実現されにくい。4、関連する会議機のケース同士がネジにより締め付けられて固定され、後方から前方へスクリューを締め付ける方式では、モジュールとリアケースとの間に挿入されるサイド額縁の寸法が長く、且つホストの厚さ方向の寸法がネジの長さよりも大きいことが求められ、このため、ホストの軽量化や薄型化の設計に不利である。5、会議機のホストが回動可能に設けられる場合、ホストのリアケースが回動軸に直接接続され、接続位置の面積が小さく、リアケースが変形しやすい。6、会議機のホストが回動可能に設けられる場合、回動軸の固定子ディスクと回転子ディスクとの間の減衰が所定値に設定される場合が多く、このため、ユーザの使用習慣に応じて必要な減衰値を調整することが困難であり、ユーザのエクスペリエンスが損なわれる。7、関連する会議機では、左右両側と底部でタッチ配線のような設計形態が使用される場合が多く、このため、配線が複雑になる。8、関連する会議機では、単一システムの処理形態が使用されるものも、デュアルシステムが配置されたものもあるが、ほとんどは処理システムが会議機のホストに集積されており、取り外すことができず、このため、必要に応じて処理システムを交換することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本出願は、構造がシンプルであり、回動調整が容易であり、ホストの回動を阻害することなくリード線を容易に引き出すことができる形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0005】
本出願は、ホストが回動するときに所望の位置に達した旨を通知することが可能であり、回動調整の難度を低減させる形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0006】
本出願は、外観性に優れ、確実に接続され、厚さが薄い形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0007】
本出願は、ホストが回動するときの減衰を調整可能であり、且つ調整操作が簡便である形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0008】
本出願は、安定的かつ確実に回動できる形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0009】
本出願は、モジュールが簡単に固定でき、且つ変形しにくい形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【0010】
本出願は、システムのモジュール設計が可能であり、パーソナライズされた設計が容易になる形態変化可能な対話型情報端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
形態変化可能な対話型情報端末であって、情報端末、回動装置及びブラケット(支架)を含み、前記情報端末は前記回動装置を介して前記ブラケットに固定され、前記回動装置は固定部材、回動部材及び回動軸を含み、前記固定部材は前記情報端に取り外し可能に接続され、前記回動部材は前記ブラケットに取り外し可能に接続され、前記回動部材は前記回動軸を介して前記固定部材に回動可能に接続され、それにより前記回動部材が前記回動軸の軸線周りに回動する。
【0012】
前記固定部材は円形の第1本体を含み、前記第1本体の外周に少なくとも1つの凸起(突起、凸部)が設けられ、前記回動部材は第2本体を含み、前記第2本体には、少なくとも前記情報端末の回動開始点及び回動終了点に対応して前記凸起が挿着嵌合するための第1凹溝が設けられている。
【0013】
前記凸起は、垂直に接続された第1板と第2板を含み、前記第1板はネジを介して前記固定部材の前記回動部材と反対する側に取り外し可能に接続され、前記第2板は前記第1板の前記回動部材に近い側に設けられ、前記第2板には、前記固定部材の中心から離れる側に向かって弾性シート構造が凸設されており、前記第2本体には2つのカラムが間隔を開けて設けられ、2つの前記カラムの間に前記第1凹溝が形成されている。
【0014】
前記回動装置は制限ユニットをさらに含み、前記制限ユニットは前記固定部材に対する前記回動部材の回動可能な角度を制限するものであり、制限ピンと円弧状の制限溝を含み、前記制限溝の円弧中心が前記回動軸の軸心と同心であり、前記制限ピンと前記制限溝のうちの一方は前記固定部材に設けられ、他方は前記回動部材に設けられている。
【0015】
前記回動軸にはワイヤ通過孔が貫設されている。
【0016】
前記固定部材は接続ユニットによって前記ブラケットに接続される。
【0017】
前記接続ユニットは、接続部材と、前記接続部材の対向する両端に取り外し可能に設けられるアダプタ部材とを含み、前記アダプタ部材の前記接続部材から離れる一端が前記ブラケットに取り外し可能に接続される。
【0018】
前記回動装置は減衰調整ユニットをさらに含み、前記減衰調整ユニットは調整ベース、調整ネジ及び減衰シートを含み、前記調整ネジは前記調整ベースに螺合され、前記減衰シートは前記調整ネジの端部に接続され、前記固定部材の前記回動部材と反対する側に選択的に当接する。
【0019】
前記情報端末は、表示モジュールと前記表示モジュールの裏側に設けられるリアケースとを含み、前記表示モジュールは、バックプレート(背板)と、前記バックプレートの前記リアケースから離れる側に順次設けられるダイヤフラムユニット及び強化ガラスとを含み、前記バックプレートの前記リアケースに近い側に補強枠が設けられ、前記回動部材はネジを介して前記補強枠に固定され、前記リアケースのうち対応位置に前記ネジが通過するための貫通孔が開けられる。
【0020】
前記情報端末は前記表示モジュールの周部を囲う額縁をさらに含み、前記額縁と前記バックプレートはアダプタプレートを介して接続され、前記アダプタプレートは第1アダプタプレートと第2アダプタプレートを含み、前記第1アダプタプレートは前記額縁と前記バックプレートの側辺との間に設けられ、ネジを介して前記額縁と前記バックプレートの側辺に接続され、前記第2アダプタプレートと前記第1アダプタプレートは垂直であり、前記第2アダプタプレートは前記バックプレートと前記リアケースとの間に位置し、ネジを介して前記バックプレートに接続されている。
【0021】
前記アダプタプレートは前記第2アダプタプレートに接続される弾性シートをさらに含み、前記弾性シートが前記リアケースの前記バックプレートに近い側に弾性的に当接することにより、前記リアケースが前記バックプレートに固定される。
【発明の効果】
【0022】
本出願の形態変化可能な対話型情報端末は、構造がシンプルであり、回動調整が容易で且つ確実であり、回動が安定的であり、回動を阻害することなくリード線を容易に引き出すことができ、軽量化や薄型化の設計が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
以下、図面及び実施例にて本出願をさらに詳細に説明する。
【0024】
図1】本出願の実施例の形態変化可能な対話型情報端末の斜視模式図である。
【0025】
図2】本出願の実施例の形態変化可能な対話型情報端末の正面模式図である。
【0026】
図3】本出願の一実施例の回動装置の斜視模式図(リアカバーが示されていない)である。
【0027】
図4】本出願の一実施例の回動装置の別の視角からの斜視模式図である。
【0028】
図5図3のA部の拡大模式図である。
【0029】
図6】本出願の実施例の接続部材の構造模式図である。
【0030】
図7】本出願の実施例のアダプタ部材の構造模式図である。
【0031】
図8】本出願の一実施例の回動装置の第1視角解体図である。
【0032】
図9】本出願の一実施例の回動装置の第2視角解体図である。
【0033】
図10】本出願の別の実施例の回動装置の斜視模式図である。
【0034】
図11】本出願の別の実施例の回動装置の別の視角の斜視模式図(リアカバーが示されていない)である。
【0035】
図12】本出願の別の実施例の回動装置の第1視角解体図である。
【0036】
図13】本出願の別の実施例の回動装置の第2視角解体図である。
【0037】
図14】本出願の実施例の情報端末の斜視模式図である。
【0038】
図15図11のB部の拡大模式図である。
【0039】
図16図14のC部の拡大模式図である。
【0040】
図17】本出願の実施例の形態変化可能な対話型情報端末の斜視模式図(リアカバーが示されていない)である。
【0041】
図18】本出願の実施例の情報端末の斜視模式図(リアケースが示されていない)である。
【0042】
図19図17のD部の拡大模式図である。
【0043】
図20】本出願の実施例のアダプタプレートの斜視模式図である。
【0044】
図21図18のE部の拡大模式図である。
【0045】
図22図18のF部の拡大模式図である。
【0046】
図23】本出願の実施例の情報端末の部分断面模式図である。
【0047】
図24】本出願の実施例の導音部材の斜視模式図である。
【0048】
図25】本出願の実施例の導音部材の取り付け状態図である。
【0049】
図26】本出願の実施例のバックプレート及びダイヤフラムユニットの組み立て模式図である。
【0050】
図27】本出願の実施例のバックプレートの構造模式図である。
【0051】
図28図26のG部の拡大模式図である。
【0052】
図29図27のH部の拡大模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0053】
以下、本出願が解決しようとする技術的課題、採用する技術案及び達成させる技術的効果をより明確にするために、図面を参照しながら本出願の実施例の技術案をさらに詳細に説明するが、明らかに、説明する実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願の説明において、明確な規定や限定がない限り、用語「連結」、「接続」、「固定」は広義に理解すべきである、例えば、固定して接続されてもよいし、取り外し可能に接続されてもよいし、一体としてもよい。機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよい。直接連結してもよく、中間部材を介して間接的に連結してもよく、2つの構成部材の内部が連通するか又は2つの構成部材が相互作用関係を持つようにしてもよい。当業者にとっては、具体的な状況に応じて上記用語の本出願での具体的な定義を理解する。
【0054】
本出願では、別に明確な規定や限定がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあるとは、第1特徴と第2特徴が直接接触する場合を含むとともに、第1特徴と第2特徴が直接接触するのではなく、これらの間の別の特徴を介して接触する場合を含む。さらに、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」及び「上面」にあるとは、第1特徴が第2特徴の真上及び斜め上にある場合を含むか、又は第1特徴の水平方向の高さが第2特徴よりも高いことを示すものに過ぎない。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」及び「下面」にあるとは、第1特徴が第2特徴の真上及び斜め上にある場合を含むか、又は第1特徴の水平方向の高さが第2特徴よりも低いことを示すものに過ぎない。
【0055】
図1~29に示すように、本出願の実施例の形態変化可能な対話型情報端末は、情報端末200と、情報端末200を支持して固定するブラケット300とを含み、そのうち、情報端末200は、ブラケット300に対して水平方向に平行する軸線周りに回動する、又はブラケット300に対して水平方向に平行する軸線周りに回動可能であるとともに、ブラケット300に対して垂直方向に沿って移動可能であるように構成されてもよい。
【0056】
情報端末200は画像、文字などの情報を表示する機能を有し、例示的な実施形態では、情報端末200は対話型インテリジェントパネル(interactive intelligent panel、IIP)であり、対話型インテリジェントパネルは独立処理機能を有する機器であり、少なくとも画像/ビデオ表示、タッチインタラクション、撮影、オーディオやビデオの再生、データ処理のうちの1つ又は複数の機能を独立して実行できる。
【0057】
他の実施形態では、情報端末200は電子ホワイトボード(Electronic whiteboard)であってもよく、電子ホワイトボードはプロジェクタが投射する画像を受信するとともに、タッチフィードバックの機能を兼ね備え、自体にデータ処理、オーディオやビデオの再生などを独立して実行する機能を備えないが、周辺機器に依存して対話型インテリジェントパネルと近い機能を達成できる。
【0058】
以下、情報端末200が対話型インテリジェントパネルであり、且つブラケット300に対して水平方向に平行する軸線周りに回動する構造となる場合を例にして、本実施例の内容を解釈して説明する。
【0059】
図3~9に示すように、情報端末200は回動装置100を介してブラケット300に接続され、回動装置100は固定部材110、回動部材120及び回動軸130を含み、固定部材110は接続ユニット140を介してブラケット300に固定され、回動部材120は回動軸130を介して固定部材110に接続され、且つ回動軸130の軸線周りに所定の角度だけ回動可能であり、情報端末200は、回動部材120の固定部材110と反対する側に取り付けられる。固定部材110がブラケット300に固定されることによって、回動装置100の安定性が向上し、ブラケット300に対する回動装置100の揺れが回避される。
【0060】
固定部材110は円形の第1本体111を含み、第1本体111の中心から回動部材120と反対する側に向かって第1凸部112が凸設されており、第1凸部112内に回動部材120を向く第1収容溝113が開けられ、第1収容溝113の溝底部には第1回動軸孔114が開けられ、第1本体111の外周に少なくとも1つの凸起115が設けられる。回動部材120は第2本体121を含み、第2本体121には、少なくとも情報端末200の回動開始点及び回動終了点に対応して凸起115が挿着嵌合するための第1凹溝122が設けられ、回動部材120が固定部材110に対して回動するときに、凸起115は第1凹溝122内まで回動し、且つ凸起115と第1凹溝122の挿着において所望の位置に回動した旨を使用者に音声で通知する。
【0061】
好ましくは、第1本体111の周部には4つの凸起115が環状に均等配置されており、第2本体121には4つの第1凹溝122が設けられる。この設計によれば、情報端末200が90度回動するたびに所望の位置に回動した旨が提示され、且つ4つの凸起115と第1凹溝122が嵌合する構造は、所望の位置に回動した回動部材120及び情報端末200の位置を補助的に固定してもよく、それにより、回動部材120及び情報端末200が勝手に回動することを回避し、また、回動部材120及び情報端末200の揺れを減少できる。凸起115は、垂直に接続された第1板1151と第2板1152を含み、そのうち、第1板1151はネジを介して固定部材110の回動部材120と反対する側に取り外し可能に接続され、第2板1152は第1板1151の回動部材120に近い側に設けられ、第2板1152には、固定部材110の中心から離れる側に向かって弾性シート構造1153が凸設されている。
【0062】
回動部材120の第2本体121には2つのカラム123が間隔を空けて設けられ、2つのカラム123の間に第1凹溝122が形成されており、回動部材120を回転すると、弾性シート構造1153がカラム123に回動するときに、外力の作用により弾性シート構造1153は圧縮変形されて2つのカラム123の間に位置する第1凹溝122内に位置し、このとき、弾性シート構造1153に印加される外力が解除されると、弾性シート構造1153は圧縮変形前の形態に戻り、この過程にわたり音が出されて、所望の位置に回転した旨を使用者に通知する。
【0063】
もちろん、第1凹溝122は間隔を空けて設けられるカラム123で形成されるものに限定されるものではなく、別の実施例では、第2本体121にはボスが凸設され、ボスの固定部材110に近い側の面に当該第1凹溝122が凹設され、又は第2本体121に環状板が環状に凸設され、環状板の内側壁に当該第1凹溝122が凹設されてもよい。
【0064】
一実施例では、図5及び図8を参照すると、第2本体121には、第1本体111に向かって第2凸部124が凸設されており、第2凸部124の断面が円形であり、且つ第2凸部124は第2本体121の中心に位置し、第2凸部124の外周壁とカラム123とは間隔を空けて設けられ、凸起115の第2板1152が通過するための空間となり、第2凸部124の外周壁とカラム123との距離が第2板1152の厚さよりも大きく、且つ第2板1152から突出する弾性シート構造1153の高さよりも小さい。第2凸部124が設けられることにより、第2凸部124で凸起115の位置が制限され、回転する際に凸起115と第1凹溝122がより正確かつ確実に嵌合しやすくなり、また、凸起115の第2板1152が大きく変形することも回避され得る。
【0065】
第2凸部124内には第2収容溝125が開けられ、第2収容溝125の開口が情報端末200に向かて、第2収容溝125の溝底部の中心に第2回動軸孔126が開けられている。
【0066】
一実施例では、図8を参照すると、回動装置100は制限ユニット150をさらに含み、制限ユニット150は固定部材110に対する回動部材120の回動可能な角度を制限するものであり、制限ユニット150は、制限ピン151と円弧状の制限溝を含み、制限溝の円弧中心が回動軸130の軸心と同心であり、制限ピン151と制限溝のうちの一方は固定部材110に設けられ、他方は回動部材120に設けられている。
【0067】
本実施例では、制限ピン151は固定部材110の回動部材120に近い側に固定され、回動部材120には当該制限溝が開けられ、回動軸130、制限ピン151及び制限溝という3つが嵌合する構造によって、回動部材120の回動がより安定的かつ確実になり、さらに情報端末200の回動中の揺れが少なくなる。
【0068】
制限溝の円弧状角度が90度である。このような設計によれば、情報端末200は水平スクリーンと垂直スクリーンを自在に切り替え可能である。
【0069】
本実施例では、制限溝は2つの第1制限溝152と2つの第2制限溝153を含み、回動軸130の軸心を中心として、2つの第1制限溝152は第1円周に対称的に位置し、2つの第2制限溝153は第2円周に対称的に位置し、第1円周の直径と第2円周の直径が等しくなく、第1円周の直径が第2円周の直径よりも小さい。
【0070】
2つの第1制限溝152の中心接続線が第1接続線であり、2つの第2制限溝153の中心接続線が第2接続線であり、第1接続線と第2接続線が垂直でありかつ交差し、両方の交差点が回動軸130の軸心と重なる。このような設計によって、回動部材120には4つの制限溝が設けられ、且つ4つの制限溝は0°、90°、180°及び270°の4つの位置に配置されており、このように、情報端末200の使用時の安定性が確保され、使用者がどの角度で情報端末200を操作しても、情報端末200には揺れが生じない。
【0071】
第2制限溝153の円弧半径が第1制限溝152の円弧半径よりも大きい。
【0072】
もちろん、4つの制限溝が全て回動部材120を制限する場合に限定されず、第1制限溝152又は第2制限溝153だけで制限する場合においても、所定の安定化の役割を果たす。
【0073】
図8を参照すると、制限ピン151はピン棒とピン棒の一端に固定される制限板とを含み、ピン棒の制限板から離れる一端にネジ孔が開けられ、固定部材110の第1収容溝113の溝底部には貫通孔が貫設されており、ネジは貫通孔を通り抜けてネジ孔内に螺入され、それにより、ピン棒が固定部材110の第1収容溝113の溝底部に固定され、一方、制限板は回動部材120の固定部材110と反対する側に位置する。もちろん、制限ピン151の構造は上記構造に限定されるものではなく、制限ピン151はネジ山付きのピン棒としてもよく、ピン棒の一端には制限板が設けられ、ピン棒の他端は固定部材110のネジ孔に螺入される。
【0074】
図12に示すように、回動部材120と固定部材110との間に耐摩耗板160が設けられ、耐摩耗板160は回動部材120に固定されて、回動部材120と固定部材110を隔離し、耐摩耗板160には、回動軸130が通過するための第3回動軸孔161が設けられる。
【0075】
別の実施例では、耐摩耗板160は全体として回動部材120と固定部材110を隔離する構造としてもよく、即ち、耐摩耗板160は全て固定部材110を遮断し、耐摩耗板160には、回動部材120の制限溝の位置及び数に対応するビアが開けられる必要がある。
【0076】
好ましくは、耐摩耗板160は耐摩耗性のプラスチックで製造されるものであり、耐摩耗板160はPOMを用いて製造される。POMは、「超鋼」又は「賽鋼」と呼ばれるポリホルムアルデヒド(polyformaldehyde)熱可塑性結晶性ポリマーであり、ポリオキシメチレンとも呼ばれる。POMは、強度、剛性が高く、弾性に優れ、摩擦低減性や耐摩耗性が良好であり、機械的特性に優れ、比強度が50.5MPaに達し、比剛性が2650MPaに達し、金属に近い。POMの機械的特性は、温度に伴う変化が小さく、共重合POMの場合は単独重合POMよりも僅かに大きい。POMは衝撃強度が高く、摩擦因子が小さく、耐摩耗性が良好であり、自己潤滑性に優れている。
【0077】
耐摩耗板160はネジを介して回動部材120に固定され、又は接着剤で回動部材120に粘着されるか、又はバックルユニットで回動部材120に取り付けられる。
【0078】
また、制限溝内に保護部(図示せず)が設けられてもよく、保護部は制限溝の溝壁に沿って環状に設けられ、耐摩耗性のプラスチックで製造されてもよい。保護部はPOMで製造される。保護部はネジを介して制限溝に固定されてもよいし、接着剤で制限溝に粘着されてもよい。
【0079】
一実施例では、図14及び図16に示すように、回動部材120の第2収容溝125の溝底部には2つの係合フック127が凸設されており、2つの係合フック127はそれぞれ回動軸130の両側に設けられる。対話型インテリジェントパネルの情報端末200には、係合フック127と嵌合する嵌合溝211が設けられ、嵌合溝211は情報端末200のリアケース210に設けられる。情報端末200が回転開始点の位置にある場合、係合フック127の開放部が上方に向かい、嵌合溝211は情報端末200の裏側に凹設された第1溝本体を含み、第1溝本体の溝壁には係合フック127のフック部が挿着嵌合する第2溝本体が凹設されている。係合フック127が設けられることにより、情報端末200と回動装置100の回動部材120の固定の難度を低減させることができ、取り付ける際には、まず、情報端末200を係合フック127にかけ、このとき、情報端末200のネジ孔が回動部材120の貫通孔に正対しているので、操作者が情報端末200を移動しなくてもネジを螺入して情報端末200を回動部材120に固定することができ、それにより、操作の負荷を低減させ、着脱速度を高める。
【0080】
回動部材120の第2本体121には複数の貫通孔が環状に設けられ、情報端末200にはこの貫通孔の位置及び数と合わせるネジ孔が設けられ、ネジは貫通孔を通り抜けてネジ孔に螺入され、それにより、情報端末200は回動部材120にロックされる。
【0081】
一実施例では、回動軸130は、軸本体131と軸本体131の一端に固定される端板132を含み、軸本体131外には雄ネジ山が設けられ、軸本体131内には回動軸130の軸線周りにワイヤ通過孔133が貫設されており、ワイヤ通過孔133は端板132も貫通しており、それに対応して、情報端末200のリアケース210には電源ソケット214が設けられ、電源ソケット214の位置はワイヤ通過孔133の位置に対応する。取り付ける際には、端板132は情報端末200と回動部材120との間に設けられ、軸本体131は回動部材120の第2回動軸孔126、耐摩耗板160の第3回動軸孔162及び固定部材110の第1回動軸孔114に挿通されて制限ナット134に螺接される。回動軸130が挿通するワイヤ通過孔133は電源ケーブルや信号ケーブルなどのリード線が通過してもよく、このような構造を設計することによって、情報端末200が回動部材120に連動して回動するときにリード線を引っ張ることを回避し、差し込み口の緩めや抜けの問題を効果的に回避し、また、リード線が回動軸130の中心から引き出されるため、情報端末200の回動を阻害することはない。
【0082】
回動軸130と回動部材120や固定部材110との間の摩擦を減少させるために、端板132と回動部材120との間、固定部材110と制限ナット134との間に耐摩耗性ガスケット170が設けられている。
【0083】
一実施例では、固定部材110は接続ユニット140によってブラケット300に接続される。
【0084】
接続ユニット140は、接続部材141と、接続部材141の対向する両端に取り外し可能に接続されるアダプタ部材142とを含み、アダプタ部材142の接続部材141から離れる一端はブラケット300の取り付けベース310に取り外し可能に接続される。
【0085】
好ましくは、接続部材141は板状の第3本体1411を含み、第3本体1411はネジを介して固定部材110に固定され、第3本体1411はネジを介して第1凸部112の回動部材120から離れる側の面に固定され、第3本体1411には挿着板1412が延設されており、アダプタ部材142には挿着溝1421が開けられ、挿着板1412は挿着溝1421に挿入されてネジを介して挿着溝1421に固定される。挿着板1412及び挿着溝1421が設けられることによって、挿着溝1421を用いて挿着板1412の位置を決定することができ、組み立てるときに挿着溝1421内のネジ孔と挿着板1412の貫通孔との位置合わせの難度を低減させ、また組み立て効率を向上させる。
【0086】
アダプタ部材142は第4本体1422を含み、第4本体1422の一方の側に当該挿着溝1421が開けられ、挿着溝1421は固定部材110と反対する第1開口と接続部材141の第3本体1411に向かう第2開口とを有し、取り付ける際には、接続部材141の挿着板1412は第2開口から挿着溝1421に挿入され、ネジが第1開口を介して挿着溝1421に螺入されることにより、挿着板1412が挿着溝1421に固定されている。第4本体1422の接続部材141の第3本体1411と反対する側に接続柱1423が凸設され、接続柱1423の端面にネジ孔が開けられている。
【0087】
ブラケット300は間隔を空けて設けられる2つの支持脚320を含み、支持脚320の上端には取り付けベース310が固定され、取り付けベース310には、水平方向に沿って取り付け溝が開けられ、取り付け溝の溝底部には取り付け貫通孔が貫設され、取り付け溝の開口がアダプタ部材142に向かい、アダプタ部材142の接続柱1423は取り付け溝に挿入され、このとき、接続柱1423のネジ孔は取り付け貫通孔に正対し、取り付けベース310のアダプタ部材142から離れる側からネジが螺入されてアダプタ部材142をブラケット300に固定する。
【0088】
本実施例では、接続部材141は板金材料を一体として打ち抜き成形した、又は金属材料を用いて機械加工により成形したものであり、一方、アダプタ部材142は一体として鋳造成形されるものであり、即ち、第4本体1422と接続柱1423が一体構造である。アダプタ部材142には鋳造成形を用いることにより、アダプタ部材142は大きな負荷強度を有し、変形を効果的に回避できる。
【0089】
接続柱1423は、少なくとも1つの制限平面14231と、この制限平面14231を接続する接続円弧状面14232とを含み、取り付け溝の形状が接続柱1423の形状と適合し、このような設計によれば、素早く適切に取り付けることを可能とする。本実施例では、接続柱1423は、対向して平行する2つの制限平面14231を含み、2つの制限平面14231は接続円弧状面14232によって接続され、断面がトラック形状である接続柱1423となる。
【0090】
回動装置100はリアカバー180をさらに含み、リアカバー180は第5本体181を含み、第5本体181は一端が開放し他端が密閉された筒体状であり、固定部材110及び回動部材120は第5本体181内に位置し、第5本体181の開放端の端面からリアカバー180外へ遮断辺182が延設されており、第5本体181の密閉端の内側には固定柱184が凸設されており、固定柱184には貫通孔が貫設され、固定部材110にはネジ孔が開けられ、ネジは貫通孔を通り抜けてネジ孔に螺入されて第5本体181を固定部材110に固定し、一方、遮断辺182は固定部材110及び回動部材120を全体として遮断することができる。リアカバー180が設けられることによって、回動装置100の固定部材110及び回動部材120を遮断することができ、それにより、対話型インテリジェントパネルの外観性を向上させるだけでなく、外部からの異物や水などが固定部材110と回動部材120との間に侵入して、回動部材120の回動の順調さに悪影響を与えることを回避できる。
【0091】
支持脚320は角をなして設けられる第1ロッド321と第2ロッド322を含み、第1ロッド321及び第2ロッド322の一端は接続ロッド323によって接続され、他端にはホイール330が設けられ、ホイール330にブレーキが設けられ、2つの支持脚320の端部以外の位置が補強板340で接続され、補強板340は2つの支持脚320を接続して支持脚320による支持を補強できるだけでなく、収納棚として様々な物品を置くことも可能である。
【0092】
一実施例では、図10~13に示すように、回動装置100は減衰調整ユニット190をさらに含み、減衰調整ユニット190は調整ベース191、調整ネジ192及び減衰シート193を含み、調整ベース191は回動部材120に平行する第1受け板1911と、第1受け板1911を回動部材120に接続する第2受け板1912とを含み、第1受け板1911にはネジ孔が開けられ、調整ネジ192はネジ孔に螺入されかつ減衰シート193に接続され、減衰シート193は第1受け板1911の回動部材120に近い側に位置し、減衰シート193の第1受け板1911と反対する側は固定部材110の回動部材120と反対する側に選択的に当接する。減衰シート193が設けられ、調整ネジ192によって減衰シート193が接続されることによって、減衰シート193と固定部材110との距離を調整し、さらに回動部材120の回動時の減衰の大きさを調整することができる。
【0093】
好ましくは、調整ベース191と回動部材120の第2本体121とは一体成形され、具体的に製造する際には、第2本体121にはこの調整ベース191が打ち抜き成形される。
【0094】
第1受け板1911と第2本体121との距離が、固定部材110と減衰シート193の全厚さよりも大きい。
【0095】
回動部材120には、少なくとも2つの減衰調整ユニット190が環状に設けられる。本実施例では、回動部材120には、3つの減衰調整ユニット190が環状に均等配置されている。環状に均等配置された減衰調整ユニット190は固定部材110で均一な圧力を印加し、いずれの位置でも減衰効果が均一であることを確保する。
【0096】
減衰シート193はゴムシートである。ゴムシートは耐摩耗性に優れ、摩擦係数が高い。
【0097】
一実施例では、図17~22に示すように、情報端末200は、表示モジュール220と、表示モジュール220の裏側に設けられるリアケース210を含み、表示モジュール220の周部には額縁230が包まれており、表示モジュール220は、バックプレート221と、バックプレート221のリアケース210から離れる側に順次設けられるダイヤフラムユニット222及び強化ガラス223とを含む。ダイヤフラムユニット222はディスプレイや会議機によく使用される光学ダイヤフラムであるので、ここでは詳しく説明しない。
【0098】
好ましくは、バックプレート221のリアケース210に近い側に補強枠240が設けられ、回動装置100の回動部材120はネジを介して補強枠240に固定され、リアケース210のうち対応位置にこのネジが通過するための貫通孔が開けられる。
【0099】
ここで、補強枠240は、垂直方向に沿って平行して設けられる2つの第1補強ビーム241を含み、2つの第1補強ビーム241の間に2つの第2補強ビーム242が接続され、2つの第2補強ビーム242は互いに平行し、且つ2つの第2補強ビーム242は表示モジュール220の中線に沿って対称的に設けられ、回動部材120はネジを介して2つの第2補強ビーム242にそれぞれ接続される。工字形の補強枠240は、情報端末200の支持強度を大幅に向上させ、避免回動装置100がリアケース210に直接接続されることにより、大寸法の情報端末200が回動装置100に固定された場合、リアケース210が変形しやすいことを回避する。
【0100】
2つの第1補強ビーム241はそれぞれ表示モジュール220の上下両端に接近し、且つ第1補強ビーム241の長さが水平方向に延びており、第1補強ビーム241の両端は表示モジュール220の左右両側に接近する。
【0101】
第1補強ビーム241は断面U字形の第1梁本体を含み、第1梁本体は、順次垂直に接続された第1補強板2411、第2補強板2412及び第3補強板2413を含み、第2補強板2412はバックプレート221に平行し、第1補強板2411の第2補強板2412から離れる一端及び第3補強板2413の第2補強板2412から離れる一端のそれぞれから、第1梁本体の外部に向かって第4補強板2414が延設され、第4補強板2414はバックプレート221に平行し、かつネジを介してバックプレート221に取り外し可能に接続される。
【0102】
第2補強ビーム242は断面U字形の第2梁本体を含み、第2梁本体は、順次垂直に接続された第5補強板2421、第6補強板2422、及び第7補強板2423を含み、第6補強板2422はバックプレート221に平行し、第5補強板2421の第6補強板2422から離れる一端及び第7補強板2423の第6補強板2422から離れる一端のそれぞれから、第2梁本体の外部に向かって第8補強板2424が延設され、第8補強板2424はバックプレート221に平行し、かつネジを介してバックプレート221に取り外し可能に接続される。
【0103】
第2補強ビーム242の両端はそれぞれビーム接続ブロック243によって接続され、ビーム接続ブロック243は垂直に接続された第1板状部材2431、第2板状部材2432、及び第3板状部材2433を含み、第1板状部材2431はネジを介して第1補強ビーム241の第2補強板2412に接続され、第3板状部材2433はネジを介して第6補強板2422に接続される。ビーム接続ブロック243が設けられることによって、第1補強ビーム241及び第2補強ビーム242は垂直方向の同一平面内にあり、補強枠240が十分な強度を有しながら、厚さ方向の占有空間を減らすことを確保し、情報端末200の軽量化や薄型化の設計に有利である。
【0104】
一実施例では、バックプレート221はアルミ板をプレス成形したものである。アルミ板により放熱が促進され、バックプレート221には放熱が多い制御モジュールが多く設けられているので、アルミ板材質のバックプレート221が設けられることによって、情報端末200の放熱が促進され、また、プレス成形したアルミ板は、成形後の平坦度が高く、各電子デバイスの取り付けに有利であり、且つ取り付け誤差を減少させることもできる。
【0105】
一実施例では、図26~29に示すように、バックプレート221のリアケース210から離れる側には、ダイヤフラムユニット222を固定する固定構造が設けられており、固定構造はいくつかの第1位置決め柱224といくつかの第2位置決め柱225とを含み、第1位置決め柱224及び第2位置決め柱225は共にバックプレート221のリアケース210から離れる側に設けられる。バックプレート221の2つの長辺のいずれにも、いくつかの第1位置決め柱224が間隔を空けて設けられ、バックプレート221の2つの短辺のいずれにも、いくつかの第2位置決め柱225が間隔を空けて設けられ、バックプレート221の全ての位置決め柱は矩形の位置決め面を形成する。バックプレート221の4つの辺の全てに位置決め柱が設けられることによって、情報端末200がいずれの角度に回転していてもダイヤフラムユニット222が支持され、ダイヤフラムユニット222が回転後に変形することが回避される。
【0106】
本実施例では、長辺に設けられるいくつかの第1位置決め柱224はバックプレート221に等間隔で配列されており、短辺に設けられるいくつかの第2位置決め柱225はバックプレート221に等間隔で配列されている。
【0107】
好ましくは、第2位置決め柱225の断面は長尺形又は楕円形であり、即ち、第2位置決め柱225の幅は厚さよりも大きく、且つ第2位置決め柱225の幅方向がバックプレート221の短辺の長さ方向に延びている。情報端末200は矩形であり、回転するときに、情報端末200は垂直になり(即ち情報端末200の短辺が水平面に平行する場合)、第2位置決め柱225は大きな作用力を受け、このため、第2位置決め柱225を断面が長尺形構造又は楕円形構造とすると、第2位置決め柱225とダイヤフラムユニット222との接触面積を大きくし、支持強度を高め、回転後のダイヤフラムユニット222の変形を効果的に回避し、また、バックプレート221の周囲に設けられる位置決め柱によって、情報端末200がいずれの角度に回転していてもダイヤフラムユニット222が効果的に支持され、ダイヤフラムユニット222の変形が回避されることを確保できる。
【0108】
ダイヤフラムユニット222には、第1位置決め柱224及び第2位置決め柱225が挿着するための第1位置決め孔及び第2位置決め孔が設けられ、そのうち、第1位置決め孔の形状は第1位置決め柱224の形状と適合し、第2位置決め孔の形状は第2位置決め柱225の形状と適合する。
【0109】
第1位置決め柱224の断面は円形であり、第1位置決め孔は円形孔である。
【0110】
別の実施例では、隣接する2つの第2位置決め柱225の間距は隣接する2つの第1位置決め柱224の間距よりも小さく、このような設計は、ダイヤフラムユニット222に対する支持をある程度向上させ、ダイヤフラムユニット222の変形を防止することもできる。
【0111】
一実施例では、図17図19及び図20に示すように、額縁230及びバックプレート221はアダプタプレート250を介して接続され、アダプタプレート250は第1アダプタプレート251と第2アダプタプレート252を含み、そのうち、第1アダプタプレート251は額縁230とバックプレート221の側辺との間に設けられ、第1アダプタプレート251には第1貫通孔253が開けられ、第2アダプタプレート252と第1アダプタプレート251は垂直であり、第2アダプタプレート252はバックプレート221とリアケース210との間に位置し、第2アダプタプレート252には第2貫通孔254が開けられ、額縁230の側辺には第3貫通孔が開けられ、バックプレート221の側辺には第1ネジ孔が開けられ、第1ネジは第3貫通孔、第1貫通孔253を通り抜けて第1ネジ孔に螺入され、額縁230とバックプレート221を接続し、バックプレート221のうち第2貫通孔254に対応して第2ネジ孔が開けられ、第2ネジは第2貫通孔254を通り抜けて第2ネジ孔に螺入され、アダプタプレート250とバックプレート221を固定する。アダプタプレート250が設けられることによって、額縁230の側辺でスクリューを締め付けて額縁230とバックプレート221を接続することができ、額縁230が情報端末200の内部に向かって延びる幅が狭い場合においても固定することができ、また、側辺でスクリューを締め付けることによって情報端末200の軽量化や薄型化の設計を容易にすることもできる。
【0112】
アダプタプレート250は第2アダプタプレート252に接続される弾性シート255をさらに含み、弾性シート255はリアケース210のバックプレート221に近い側に弾性的に当接し、リアケース210をバックプレート221に固定してもよい。弾性シート255は、弾性シート本体2551と、弾性シート本体2551に凸設され、情報端末200の中心から離れる側に向かう当接部2552とを含む、リアケース210は、ケース本体212と、ケース本体212の周部に周設される周縁213とを含み、リアケース210がバックプレート221に取り付けられたときに、アダプタプレート250の弾性シート255の当接部2552は周縁213に押し付けられ、このとき、弾性シート255は圧着状態となり、リアケース210を取り外す必要がある場合、外力を印加して弾性シート255の付勢力に抗すれば、弾性シート255の当接部2552を周縁213から離脱させ、リアケース210を取り外すことができる。
【0113】
情報端末200の周部の各々の側面には、少なくとも1つのアダプタプレート250が設けられている。好ましくは、情報端末200の周部の各々の側面には、いくつかのアダプタプレート250が設けられている。
【0114】
一実施例では、図23~25に示すように、情報端末200の最上部にはマイクロフォンユニット260が設けられ、マイクロフォンユニット260はマイクロフォン261と吸音孔262を含み、吸音孔262は情報端末200の額縁230に設けられ、マイクロフォン261は表示モジュール220とリアケース210との間のマイクロフォン回路基板264に取り付けられ、吸音孔262とマイクロフォン261との間には導音部材263が設けられ、導音部材263には、吸音孔262とマイクロフォン261を連通させる導音孔2631が開けられる。導音部材263が設けられることによって、音声が吸音孔262からマイクロフォンに導入され、このような設計では、マイクロフォン261と吸音孔262の位置が正対しなくてもよく、このため、対話型インテリジェントパネルの軽量化や薄型化の設計がより設計されやすい。
【0115】
好ましくは、吸音孔262は額縁230に開けられ、かつ情報端末200の正面に位置し、又は吸音孔262は情報端末200の正面と背面を接続する額縁230の側面に位置する。
【0116】
額縁230は情報端末200の最上部に位置する上側額縁、情報端末200の底部に位置する下側額縁、情報端末200の左側に位置する左側額縁、及び情報端末200の右側に位置する右側額縁を含み、吸音孔262は、上側額縁、下側額縁、左側額縁、及び右側額縁のうちのいずれか1つ又は2つ以上の額縁に開けられてもよい。
【0117】
本実施例では、吸音孔262は上側額縁に開けられ、情報端末200の正面と背面を接続する上側額縁の側面に位置し、垂直方向において、吸音孔262はマイクロフォン261の上方に位置し、導音孔2631は傾斜して設けられ、且つ導音孔2631は情報端末200の正面から背面に向かって下向きに傾斜している。
【0118】
別の実施例では、吸音孔262は下側額縁に設けられ、このような場合、垂直方向において、吸音孔262はマイクロフォン261の下方に位置し、又は、吸音孔262は左側額縁に設けられ、このような場合、水平方向において、吸音孔262はマイクロフォン261の左側に間隔を空けて設けられ、又は、吸音孔262は右側額縁に設けられ、このような場合、水平方向において、吸音孔262はマイクロフォン261の右側に間隔を空けて設けられる。
【0119】
一実施例では、ダイヤフラムユニット222はタッチレイヤーを含み、タッチレイヤーのリード線がタッチ回路基板に接続され、タッチ回路基板は情報端末200の上側額縁、下側額縁、左側額縁、及び右側額縁のうちのいずれか1つの内部に設けられる。タッチレイヤーの線路を1つのタッチ回路基板に集積し、このタッチ回路基板をいずれかの額縁内に配置することにより、集中配線、線路設計の快適化が可能とされる。
【0120】
本実施例では、タッチ回路基板は情報端末200の下側額縁内に設けられる。
【0121】
一実施例では、情報端末200内には処理機器270が設けられ、処理機器270内には少なくとも1つのインタラクション処理システムが設けられている。
【0122】
本実施例では、処理機器270内には2つのインタラクション処理システムが設けられており、2つのインタラクション処理システムは両方ともにアンドロイドシステムであってもよく、一方はアンドロイドシステムであり、他方は他の処理システム、例えばWINDOWS(登録商標)システムであってもよい。
【0123】
デュアルシステムの実施例では、少なくとも1つのシステムはプラグ可能モジュールの形態として処理機器270に配置されてもよい。
【0124】
デュアルシステムの実施例では、2つのシステムは全て処理機器270に「プラグ」不能に配置される。
【0125】
別の実施例では、処理機器270にはOPSモジュール(図示せず)も集積されている。OPSモジュール(フルネーム:Open Pluggable Specification)はオープンなプラグ可能コンピュータモジュールであり、実際にはプラグ可能なマイクロコンピュータでもあり、全体のレイアウトを美観にする。
【0126】
別の実施例では、OPSモジュールは処理機器270と取り外し可能に構成されてもよく、且つOPSモジュールは情報端末200に取り外し可能に接続されてもよい。
【0127】
情報端末200には挿着口が設けられており、挿着口は情報端末200の外部に連通するとともに、情報端末200内の処理機器270に電気的に連通し、OPSモジュールのデータプラグがこの挿着口に選択的に挿入されて、OPSモジュールと処理機器270を電気的に接続する。
【0128】
好ましくは、情報端末200にはモジュール取り付け溝が開けられ、モジュール取り付け溝内にはこの挿着口が設けられ、OPSモジュールは引き方式によりこのモジュール取り付け溝に取り付けられてもよく、OPSモジュールが所望の位置に取り付けられると、OPSモジュールのデータプラグは挿着口に挿着されかつ電気的に連通する。
【0129】
また、モジュール取り付け溝の開口にはカバープレートが設けられてもよく、カバープレートはネジ固定方式でモジュール取り付け溝の開口を塞ぐ、又はバックルを介してこのモジュール取り付け溝の開口に固定される、又は回動軸を介してこのモジュール取り付け溝の開口にヒンジ連結されてもよい。
【0130】
もちろん、OPSモジュールはまた、バックルユニットやネジを介してモジュール取り付け溝内に直接固定されてもよい。
【0131】
なお、本明細書の説明において、用語「上」、「下」、「右」などの方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、説明の便宜及び簡潔さのために過ぎず、係る装置又は構成部材が必ずしも特定の方位を有したり、特定の方位で構成、操作されたりすることを指示又は示唆するものではなく、このため、本出願を制限するものとして理解できない。さらに、用語「第1」、「第2」、「第3」は説明するときに区別するために過ぎず、特別な意味がない。
【0132】
本明細書の説明において、用語「一実施例」、「例」などを参照した説明は、この実施例又は例を参照して説明した具体的な特徴、構造、材料や特性が本出願の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書では、上記用語に対する例示的な表現は同じ実施例又は例を指すわけではない。
【0133】
なお、本明細書は実施形態として説明したが、各実施形態は1つの独立した技術案だけを含むわけではなく、明細書のこのような記述方式は明瞭さのために過ぎず、当業者であれば、明細書を全体として取り扱うべきであり、各実施例の技術案も適切に組み合わせられて、当業者にとって理解できる他の実施形態としてもよい。
【符号の説明】
【0134】
100、回動装置
【0135】
110、固定部材;111、第1本体;112、第1凸部;113、第1収容溝;114、第1回動軸孔;115、凸起;1151、第1板;1152、第2板;1153、弾性シート構造;
【0136】
120、回動部材;121、第2本体;122、第1凹溝;123、カラム;124、第2凸部;125、第2収容溝;126、第2回動軸孔;127、係合フック;
【0137】
130、回動軸;131、軸本体;132、端板;133、ワイヤ通過孔;134、制限ナット;
【0138】
140、接続ユニット;141、接続部材;1411、第3本体;1412、挿着板;142、アダプタ部材;1421、挿着溝;1422、第4本体;1423、接続柱;14231、制限平面;14232、接続円弧状面;
【0139】
150、制限ユニット;151、制限ピン;152、第1制限溝;153、第2制限溝;
【0140】
160、耐摩耗板;161、第3回動軸孔;
【0141】
170、耐摩耗性ガスケット;
【0142】
180、リアカバー;181、第4本体;182、遮断辺;183、退避溝;184、固定柱;
【0143】
190、減衰調整ユニット;191、調整ベース;1911、第1受け板;1912、第2受け板;192、調整ネジ;193、減衰シート;
【0144】
200、情報端末;
【0145】
210、リアケース;211、嵌合溝;212、ケース本体;213、周縁;214、電源ソケット;220、表示モジュール;221、バックプレート;222、ダイヤフラムユニット;223、強化ガラス;224、第1位置決め柱;225、第2位置決め柱;230、額縁;240、補強枠;241、第1補強ビーム;2411、第1補強板;2412、第2補強板;2413、第3補強板;2414、第4補強板;242、第2補強ビーム;2421、第5補強板;2422、第6補強板;2423、第7補強板;2424、第8補強板;243、ビーム接続ブロック;2431、第1板状部材;2432、第2板状部材;2433、第3板状部材;250、アダプタプレート;251、第1アダプタプレート;252、第2アダプタプレート;253、第1貫通孔;254、第2貫通孔;255、弾性シート;2551、弾性シート本体;2552、当接部;260、マイクロフォンユニット;261、マイクロフォン;262、吸音孔;263、導音部材;2631、導音孔;264、マイクロフォン回路基板;270、処理機器;
【0146】
300、ブラケット;
【0147】
310、取り付けベース;320、支持脚;321、第1ロッド;322、第2ロッド;323、接続ロッド;330、ホイール;340、補強板
図1
図2
図3
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図5
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