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特許7303919無線センシングサービスの提供方法、装置、端末装置及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-27
(45)【発行日】2023-07-05
(54)【発明の名称】無線センシングサービスの提供方法、装置、端末装置及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 4/38 20180101AFI20230628BHJP
   H04W 24/10 20090101ALI20230628BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20230628BHJP
   G08B 25/10 20060101ALI20230628BHJP
【FI】
H04W4/38
H04W24/10
H04W84/12
G08B25/10 A
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2022042135
(22)【出願日】2022-03-17
(65)【公開番号】P2022145641
(43)【公開日】2022-10-04
【審査請求日】2022-03-17
(31)【優先権主張番号】202110289534.0
(32)【優先日】2021-03-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】521406639
【氏名又は名称】チョントゥー ジミー テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】CHENGDU XGIMI TECHNOLOGY CO., LTD
【住所又は居所原語表記】Building 4, Zone A, Tianfu Software Park, No. 1129 Century City Road, High-tech Zone, Chengdu, Sichuan, China
(74)【代理人】
【識別番号】100142365
【弁理士】
【氏名又は名称】白井 宏紀
(74)【代理人】
【識別番号】100146064
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 玲子
(72)【発明者】
【氏名】呉昊
(72)【発明者】
【氏名】代勝偉
(72)【発明者】
【氏名】王▲しん▼
【審査官】田部井 和彦
(56)【参考文献】
【文献】特表2007-536857(JP,A)
【文献】特表2016-530841(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第112398601(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2022/0263640(US,A1)
【文献】Qualcomm,Analysis of the functionality of sensing [online],IEEE 802.11-20/1960r1,インターネット <URL: https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/20/11-20-1960-01-00bf-analysis-of-the-functionality-of-sensing.pptx>,2021年01月13日
【文献】LG Electronics,Discussion on WLAN Sensing Roles [online],IEEE 802.11-20/1805r1,インターネット <URL: https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/20/11-20-1805-01-00bf-discussion-on-wlan-sensing-roles.pptx>,2020年12月08日
【文献】Huawei,Follow-ups on Channel Measurement Procedure for WLAN Sensing [online],IEEE 802.11-20/xxxxr0(IEEE 802.11-20/1120r1),インターネット <URL: https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/20/11-20-1120-01-SENS-follow-ups-on-channel-measurement-procedure-for-wlan-sensing.pptx>,2020年08月04日
【文献】ZTE (TX),multi-link reference-model discussion [online],IEEE 802.11-20/1131r2,インターネット <URL: https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/20/11-20-1131-02-00be-multi-link-reference-model-discussion.pptx>,2020年08月26日
【文献】XGIMI Technology Co.Ltd,Further consideration on sensing measurement flow for non-AP initiator [online],IEEE 802.11-21/1331r0,インターネット <URL: https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/21/11-21-1331-00-00bf-further-consideration-on-sensing-measurement-flow-for-non-ap-initiator.pptx>,2021年08月16日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00-99/00
G08B 25/10
DB名 3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置SCSを含む端末装置が実行する無線センシングサービスの提供方法であって
SCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するステップと、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含み、
要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップは、
無線センシング信号を送信するとともに、反射された信号を受信し及び測定し、Sensing SIDに対応するサービスに基づき、センシング結果を計算するステップと、
センシング結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップであって、前記sensing service reportフレームはセンシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含む、ステップ、
又は
SCSに接続され、少なくとも1つのSCSを含むターゲットSCSを検出するステップと、
sensing requestフレームをターゲットSCSに送信するステップと、
ターゲットSCSが送信したsensing responseフレームを受信するステップと、
coordinated SCSとして、sensing responseフレームにおける連携して無線センシングプロセスを実行することを許可することを指示するターゲットSCSを選択するステップと、
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行って、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップであって、前記sensing service reportフレームは、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含む、ステップと、を含むことを特徴とする無線センシングサービスの提供方法。
【請求項2】
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
無線センシング信号をcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが無線センシング信号に基づき取得したチャネル状態情報CSIを受信するステップと、
CSIに基づきセンシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線センシングサービスの提供方法。
【請求項3】
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
sensing data packet announcementフレームを送信し、システム時間間隔SIFSだけ待機した後、無線センシング信号をcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが無線センシング信号に基づき取得したチャネル状態情報CSIを受信するステップと、
CSIに基づきセンシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線センシングサービスの提供方法。
【請求項4】
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
トリガーメッセージをcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが、トリガーメッセージに基づき送信した無線センシング信号を受信するステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線センシングサービスの提供方法。
【請求項5】
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
sensing confirmフレームをcoordinated SCSに送信するステップと、
sensing confirmフレームに基づき、coordinated SCSが送信した無線センシング信号を受信するステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線センシングサービスの提供方法。
【請求項6】
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
Coordinated SCSが送信したsensing data packet announcementフレーム、及びシステム時間間隔SIFS後に送信した無線センシング信号を受信するステップであって、前記sensing data packet announcementフレームがsensing responseフレームの後にあるステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線センシングサービスの提供方法。
【請求項7】
装置であって、
端末装置であるNSCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するためのセンシングモジュールの一と、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供への許可に基づき、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、無線センシング信号を送信するとともに、反射された信号を受信し及び測定し、Sensing SIDに対応するサービスに基づき、センシング結果を計算し、センシング結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing servicereportフレームをNSCSに送信するためのセンシングモジュールの二、
又は
SCSに接続され、少なくとも1つのSCSを含むターゲットSCSを検出し、sensing requestフレームをターゲットSCSに送信するし、ターゲットSCSが送信したsensing responseフレームを受信し、coordinated SCSとして、sensing responseフレームにおける、連携して無線センシングプロセスを実行することを許可することを指示するターゲットSCSを選択し、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行い、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するためのセンシングモジュールの二と、を含むことを特徴とする装置。
【請求項8】
端末装置であって、プロセッサー及びメモリを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサーは前記コンピュータプログラムを実行することで、請求項1~6のいずれか1項に記載の無線センシングサービスの提供方法を実現することを特徴とする端末装置。
【請求項9】
コンピュータプログラムが記憶される記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは実行されると、請求項1~6のいずれか1項に記載の無線センシングサービスの提供方法を実現することを特徴とする記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は無線通信の技術分野に関わり、具体的に、無線センシングサービスの提供方法、装置、端末装置及び記憶媒体に関わる。
【背景技術】
【0002】
新たな技術特性として、WLAN sensing(無線センシング)はデータの取り込み、前処理、ノイズ除去、異常検出、特徴抽出、分類認識などの操作に関わるため、WLAN sensingはより複雑なコンピューティング能力を必要とする。WLAN装置のタイプが多いため、装置価格及びコストから考えると、全てのWLAN装置にはWLAN sensingのハードウェア及びソフトウェア能力が備え付けられていなく、これらの装置はWLAN sensingによってより豊かなサービスを提供できない。本出願はWLAN sensing能力を具備する装置によって、WLAN sensing能力を具備しない端末装置にWLAN sensingを提供する方法を提供することで、このような装置は何のハードウェア・ソフトウェアを増やさない上で、WLAN sensingの機能に応じて、より豊かな応用を提供できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本出願の実施例は、無線センシングサービスの提供方法、装置、端末装置及び記憶媒体を提供することで、上記問題を解決することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1態様において、本出願の実施例は無線センシングサービスの提供方法を提供し、
NSCSを含む端末装置が実行する無線センシングサービスの提供方法は、
センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを、端末装置SCSに送信するステップと、
SCSが送信した、SCSの、センシングサービス提供への許可又は不許可を示すStatus code及びSensing SIDを含むsensing service responseフレームを受信するステップと、
SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するステップと、を含む。
【0005】
好ましくは、sensing service requestフレームをSCSに送信するステップ前に、SCSの無線センシング能力情報を取得するステップを含む。
【0006】
好ましくは、前記無線センシング能力情報は無線センシング能力情報エレメントWSENS Capabilityを含み、前記無線センシング能力情報エレメントWSENS Capabilityはセンシングサービス識別子Sensing SIDを含む。
【0007】
好ましくは、SCSの無線センシング能力情報を取得する方式は、Beaconメッセージによる取得、又はProbe responseメッセージによる取得、若しくはAssociation Responseメッセージによる取得を含む。
【0008】
好ましくは、前記センシングサービス識別子Sensing SIDはサービスシナリオ識別子、測定精度識別子、及びサービスタイプ識別子のうちの1つ又は複数を含む。
【0009】
好ましくは、SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するステップは、
Status codeは、SCSの、センシングサービス提供への許可であれば、SCSが無線センシングプロセスを実行した後、送信した、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームを受信するステップを含む。
【0010】
好ましくは、さらに、
service resultを装置管理ユニットSME又はアプリケーションユニットに送信するステップを含む。
【0011】
好ましくは、SCSが無線センシングプロセスを実行するステップは、
SCS自体が無線センシング信号を送信するとともに、無線センシング信号を受信し及び測定するステップ、
又は、SCSが他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップを含む。
【0012】
第1態様において、本出願の実施例は、端末装置SCSを含む端末装置が実行する無線センシングサービスの提供方法を提供し、前記方法は、
NSCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するステップと、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含む。
【0013】
好ましくは、要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップは、
無線センシング信号を送信するとともに、無線センシング信号を受信し及び測定するステップ、
又は他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップを含む。
【0014】
好ましくは、無線センシング信号を送信するとともに、無線センシング信号を受信し及び測定するステップは、
無線センシング信号を送信するとともに、反射された信号を受信し及び測定し、Sensing SIDに対応するサービスに基づき、センシング結果を計算するステップと、
センシング結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含む。
【0015】
好ましくは、他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
SCSに接続され、少なくとも1つのSCSを含むターゲットSCSを検出するステップと、
sensing requestフレームをターゲットSCSに送信するステップと、
ターゲットSCSが送信したsensing responseフレームを受信するステップと、
coordinated SCSとして、sensing responseフレームにおける、連携して無線センシングプロセスを実行することを許可するように指示するターゲットSCSを選択するステップと、
coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行って、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含む。
【0016】
好ましくは、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
無線センシング信号をcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが無線センシング信号に基づき取得したチャネル状態情報CSIを受信するステップと、
CSIに基づきセンシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含む。
【0017】
好ましくは、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
sensing data packet announcementフレームを送信し、システム時間間隔SIFSだけ待機した後、無線センシング信号をcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが無線センシング信号に基づき取得したチャネル状態情報CSIを受信するステップと、
CSIに基づきセンシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含む。
【0018】
好ましくは、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
トリガーメッセージをcoordinated SCSに送信するステップと、
coordinated SCSが、トリガーメッセージに基づき送信した無線センシング信号を受信するステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含む。
【0019】
好ましくは、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
sensing confirmフレームをcoordinated SCSに送信するステップと、
sensing confirmフレームに基づき、coordinated SCSが送信した無線センシング信号を受信するステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含む。
【0020】
好ましくは、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
Coordinated SCSが送信したsensing data packet announcementフレーム、及びシステム時間間隔SIFS後に送信した無線センシング信号を受信するステップであって、前記sensing data packet announcementフレームがsensing responseフレームの後にあるステップと、
無線センシング信号を受信し、センシング結果を計算し、センシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するステップと、を含む。
【0021】
第2態様において、本出願の実施例が提供した装置は、
センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを、無線センシング能力を具備する端末装置SCSに送信するための通信モジュールの一と、
SCSが送信した、SCSの、センシングサービス提供への許可又は不許可を示すStatus code及びSensing SIDを含むsensing service responseフレームを受信し、SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するための通信モジュールと、を含む。
【0022】
第3態様において、本出願の実施例が提供した装置は、
NSCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するためのセンシングモジュールの一と、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供への許可に基づき、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するためのセンシングモジュールの二と、を含む。
【0023】
本出願の実施例が提供した装置は、上記第1態様、又は第1態様の何れか好適な実施形態が提供した無線センシングサービスの提供方法と同様の有益な効果を具備し、ここで、改めて説明しない。
【0024】
第3態様において、本出願の実施例が提供した端末装置はプロセッサー及びメモリを含み、メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、プロセッサーはコンピュータプログラムを実行することで、上記第1態様、又は第1態様の何れか好適な実施形態が提供した無線センシングサービスの提供方法を実現する。
【0025】
第4態様において、本出願の実施例はさらに記憶媒体を提供し、記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、コンピュータプログラムは実行されると、上記第1態様、又は第1態様の何れか好適な実施形態が提供した無線センシングサービスの提供方法を実現する。
【0026】
本出願の実施例が提供した記憶媒体は、上記第1態様、又は第1態様の何れか好適な実施形態が提供した無線センシングサービスの提供方法と同様の有益な効果を具備し、ここで、改めて説明しない。
【発明の効果】
【0027】
本出願は、無線センシング能力を具備する装置によって、無線センシング能力を具備しない端末装置に無線センシングを提供する方法を利用して、このような装置は何のハードウェア・ソフトウェアを増やさない上で、無線センシングの機能に応じて、より豊かな応用を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
本出願の実施例の技術案をより明らかに説明するために、以下は本出願の実施例の必要な図面を簡単に紹介し、ここで、以下の図面は本出願のいくつかの実施例のみを示すため、範囲に対する限定とみなされるべきではなく、当業者にとって、進歩性に値する労働をしない前提で、これらの図面に基づき、他の関連図面を取得できる。
【0029】
図1】本出願の通信接続の概略図である。
図2】本出願のSCS自体による無線センシング測定の通信接続の概略図である。
図3】本出願のSCS及び他のSCSによる無線センシング測定の通信接続の概略図である。
図4】本出願のNSCSのフローチャート1である。
図5】本出願のNSCSのフローチャート2である。
図6】本出願のSCSのフローチャート1である。
図7】本出願のSCSが他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本出願の実施例の目的、技術案及び利点をより明らかにするために、以下は、本出願の実施例の図面を結合して、本出願の実施例の技術案を説明する。また、ここで、以下の図面において、類似の符号及び文字は類似項を示すため、ある項は1つの図面で定義された場合、後続の図面において、さらなる定義及び解釈を行う必要がない。
【0031】
発明者の研究から発見するように、WLAN装置のタイプが多いため、装置価格及びコストから考えると、全てのWLAN装置にはWLAN sensingのハードウェア及びソフトウェア能力が備え付けられていなく、これらの装置はWLAN sensingによってより豊かなサービスを提供できない。
【0032】
以上の研究に基づき、本実施例は無線センシングサービスの提供方法を提供し、本出願において、WLAN sensing能力を具備する装置はSensing Capable STAと呼ばれて、SCSと略称され、WLAN sensing能力を具備しない装置はNon Sensing Capable STAと呼ばれて、NSCS略称される。NSCSは1つのSCSに接続され、例えば、1つの端末はネットワークアクセスポイントAPに接続され、当該端末はNSCSであり、APはSCSである。
【0033】
NSCSはBeaconメッセージ、又は探査応答メッセージProbe responseメッセージ、若しくは関連応答メッセージAssociation Responseメッセージによって、無線センシング能力情報エレメントWSENSCapabilityを含むSCSの能力情報を取得し、WSENSはWLAN sensingの略語であり、当該情報エレメントは表1に示されるパラメータを含む。
【0034】
【表1】
【0035】
センシングサービス識別子はサービスシナリオに基づき、例えば、スマートホームsmart home、車載in-car、セキュリティsecurity、医療health careなどを識別し、測定精度に基づき、例えば、細粒度fine-grained、中粒度mid-grained、粗粒度coarse grainedなどを識別し、サービスタイプに基づき、例えば、測位positioning、ジェスチャ認識gesture recognition、心拍数heart rate/呼吸数breathing rate、プレゼンスpresence/proximityなどを識別できる。
【0036】
NSCSはsensing service requestフレームをSCSに送信し、sensing service requestフレーム、即ち、センシングサービス要求フレームは、表2に示されるパラメータを含む。
【0037】
【表2】
【0038】
SCSは sensing service requestフレームを受信し、NSCSに要求される全て又は一部のセンシングサービスを提供することを許可した場合、パラメータstatus code値をSUCCESSに設定し、NSCSにセンシングサービスを提供することを許可しないと、パラメータstatus code値をREFUSEDに設定し、sensing service responseフレームをNSCSに送信し、sensingservice responseフレーム、即ち、センシングサービス返事フレームは、表3に示されるパラメータを含む。
【0039】
【表3】
【0040】
SCSはNSCSにセンシングサービスを提供することを許可した場合、SCSは無線センシングプロセスを実行し、
SCSは無線センシング信号を送信し、その自体は反射された信号を受信することで、測定結果を取得し、Sensing SIDに対応するサービス、及び計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing servicereportフレームをNSCSに送信する。
【0041】
SCSはロカールに記憶され、自体に接続される他の装置の能力情報を検査し、WLAN sensingを具備する装置、即ち、他のSCSを選択し、NSCSのsensing service requestフレームを受信したSCSはcoordinator SCSと呼ばれて、coordinator SCSは、接続される他のSCSにsensing requestフレーム、即ち、センシング要求フレームを送信する。
【0042】
他のSCSはsensing requestフレームを受信した後、無線センシングプロセスの実行を許可した場合、sensing responseフレーム、即ち、センシング返事フレームをcoordinator SCSに送信し、無線センシングプロセスの実行を許可するように指示する。
【0043】
Coordinator SCSはsensing responseメッセージを受信した後、sensing responseメッセージを送信するとともに、実行を許可するように指示する他のSCSから、無線センシングプロセスを共同に実行するSCSを選択し、選択されたSCSはcoordinated SCSと呼ばれる。
【0044】
Coordinator SCSはcoordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、
Coordinator SCSは無線センシング信号をcoordinated SCSに送信し、coordinated SCSは無線センシング信号を受信し、チャネル状態情報CSIを測定し、CSIをcoordinator SCSに送信し、coordinatorは受信したCSIに基づきセンシング結果を計算し、計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのservice resultを含むsensingservice reportフレームをNSCSに送信するステップと、
Coordinator SCSはsensing data packet announcementフレームを送信し、システム時間間隔SIFSだけ待機した後、無線センシング信号をcoordinated SCSに送信し、coordinated SCSは無線センシング信号を受信し、チャネル状態情報CSIを測定し、CSIをcoordinator SCSに送信し、coordinatorは受信したCSIに基づきセンシング結果を計算し、計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、パラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、
Coordinator SCSはトリガーメッセージをcoordinated SCSに送信し、トリガーメッセージを受信した後、coordinated SCSは無線センシング信号をcoordinator SCSに送信し、coordinator SCSは受信した無線センシング信号に基づき、センシング結果を計算し、計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、パラメータservice resultを含むsensingservice reportフレームをNSCSに送信するステップと、
Coordinator SCSはsensing confirmフレームをcoordinated SCSに送信し、sensingconfirmフレームを受信した後、coordinated SCSは無線センシング信号をcoordinator SCSに送信し、coordinator SCSは受信した無線センシング信号に基づき、センシング結果を計算し、計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、パラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、
sensing responseフレームの送信中で、Coordinated SCSは無線センシングプロセスの実行を許可するように指示すると、sensing responseフレームの送信が完了した後、sensing data packet announcementフレームを送信し、SIFSシステム時間間隔だけ待機した後、無線センシング信号をcoordinator SCSに送信し、coordinator SCSは受信した無線センシング信号に基づき、センシング結果を計算し、計算結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、パラメータservice resultを含むsensingservice reportフレームをNSCSに送信するステップと、
NSCSはsensing service reportを受信した後、service resultを装置管理ユニットSME(Station Management Entity)又はアプリケーションユニットに送信し、装置管理ユニットSME又はアプリケーションユニットはserviceresultの値に基づき、ロカールプリセットのセンシング結果と操作マッピングテーブルとを検索し、実行する必要がある操作を決定し、操作を実行するステップと、を含む。
【0045】
以上のように、端末装置が実行する無線センシングサービスの提供方法であって、図1及び図4に示すように、前記端末装置は、無線センシング能力を具備しない端末装置NSCSを含み、前記方法は、
センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを、端末装置SCSに送信するステップと、
SCSが送信した、SCSの、センシングサービス提供への許可又は不許可を示すStatus code及びSensing SIDを含むsensing service responseフレームを受信するステップと、
SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するステップと、を含む。
【0046】
図5に示すように、sensing service requestフレームをSCSに送信するステップ前に、SCSの無線センシング能力情報を取得するステップを含み、SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するステップ後、service resultを装置管理ユニットSME又はアプリケーションユニットに送信するステップをさらに含む。
【0047】
別の態様において、図6に示すように、端末装置SCSを含む端末装置が実行し、前記方法は、
NSCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するステップと、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供を許可した場合、パラメータstatus code値をSUCCESSに設定し、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信し、NSCSに要求されるセンシングサービスを提供することを許可しないと、パラメータstatus code値をREFUSEDに設定するステップと、を含む。
【0048】
図2に示すように、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップは、無線センシング信号を送信するとともに、無線センシング信号を受信し及び測定するステップを含み、無線センシング信号を送信するとともに、無線センシング信号を受信し及び測定するステップは、無線センシング信号を送信するとともに、反射された信号を受信し及び測定し、Sensing SIDに対応するサービスに基づき、センシング結果を計算するステップと、センシング結果に基づき、パラメータservice resultを設定し、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含む。
【0049】
図3に示すように、sensing service reportフレームをNSCSに送信するステップは、他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップを含む。
【0050】
図7に示すように、他のSCSと連携して、無線センシングプロセスを行うステップは、SCSに接続され、少なくとも1つのSCSを含むターゲットSCSを検出するステップと、sensing requestフレームをターゲットSCSに送信するステップと、ターゲットSCSが送信したsensing responseフレームを受信するステップと、coordinated SCSとして、sensing responseフレームにおける、連携して無線センシングプロセスを実行することを許可するように指示するターゲットSCSを選択するステップと、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行って、センシング測定結果に基づき計算されたセンシング結果を設定するためのパラメータservice resultを含むsensing service reportフレームをNSCSに送信するステップと、を含む。
【0051】
本出願の実施例において、上記1つの無線センシングサービスの提供方法と同様の発明構想に基づき、本出願の実施例は装置をさらに提供する。前記装置は端末装置に適用され、端末装置は、無線センシング能力を具備しないスマートウォッチであってもよいし、無線センシング能力を具備するスマートタブレット、スマートテレビ、スマートプロジェクター、スマートフォンなどであってもよい。
【0052】
前記装置は、
センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを、端末装置SCSに送信するための通信モジュールの一と、
SCSが送信した、SCSの、センシングサービス提供への許可又は不許可を示すStatus code及びSensing SIDを含むsensing service responseフレームを受信し、SCSが無線センシングプロセスを行うことによって取得したセンシング結果を受信するための通信モジュールの二と、を含む。
【0053】
SCSの無線センシング能力情報を取得するための取得モジュールと、
装置管理ユニットSME又はアプリケーションユニットと、をさらに含み、通信モジュールの一はさらに、service resultを装置管理ユニットSME又はアプリケーションユニットに送信する。
【0054】
前記装置は、
NSCSが送信した、センシングサービス識別子Sensing SIDを含むsensing service requestフレームを受信するためのセンシングモジュールの一と、
sensing service responseフレームをNSCSに送信し、要求されるセンシングサービスの提供への許可に基づき、無線センシングプロセスを実行し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するためのセンシングモジュールの二と、を含む。
【0055】
センシングモジュールの二は、無線センシング信号を送信するとともに、反射された信号を受信し及び測定し、sensing service reportフレームをNSCSに送信するための通信ユニット、Sensing SIDに対応するサービスに基づき、センシング結果を計算するための計算ユニット、及びセンシング結果に基づきパラメータservice resultを設定するための設定ユニットを含む。
【0056】
又は、センシングモジュールの二は、sensing requestフレームをターゲットSCSに送信し、ターゲットSCSが送信したsensing responseフレームを受信し、coordinated SCSと連携して、無線センシングプロセスを行って、sensing service reportフレームをNSCSに送信するための通信ユニット、無線センシング信号に基づきセンシング結果を計算するための計算ユニット、及びcoordinated SCSとして、sensing responseフレームにおける、連携して無線センシングプロセスを実行することを許可するように指示するターゲットSCSを選択するための検出選択ユニットを含む。
【0057】
本出願の実施例において、上記1つの無線センシングサービスの提供方法と同様の発明構想に基づき、本出願の実施例は端末装置をさらに提供し、端末装置はプロセッサー及びメモリを含み、前記メモリにはコンピュータプログラムが記憶され、前記プロセッサーは前記コンピュータプログラムを実行することで、上記無線センシングサービスの提供方法を実現する。
【0058】
また、本出願の実施例は記憶媒体をさらに提供し、記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、コンピュータプログラムは実行されると、上記方法実施例が提供した無線センシングサービスの提供方法を実現し、具体的に、上記方法実施例を参照すればよく、これについて、本出願の実施例で改めて説明しない。
【0059】
以上のように、本出願の実施例は無線センシングサービスの提供方法を提供することで、このような装置は何のハードウェア・ソフトウェアを増やさない上で、無線センシングの機能に応じて、より豊かな応用を提供できる。
【0060】
本出願が提供したいくつかの実施例において、理解できるように、開示した装置及び方法を他の方式で実現してもよい。以上に説明の装置の実施例はただ概略的なものであり、例えば、図面におけるフローチャート及びブロック図は、本出願の複数の実施例による装置、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示す。これについて、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部を代表でき、前記モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部は、規定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な指令を含む。ここで、差し替えとしてのいくつかの実現形態において、ブロックに明記される機能は、図面と異なる順序に従って発生してもよい。例えば、2つの連続的なブロックは実際に、基本的に並行し実行してもよいし、逆の順序で実行してもよく、関する機能に応じて決定される。そして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定の機能又は動作を実行するための、ハードウェアによる専用システムによって実現されてもよいし、又は専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせによって実現されてもよい。
【0061】
また、本出願の各実施例における各機能モジュールは、1つの独立部分を形成するように集積されてもよく、各モジュールは個別に存在してもよく、2つ又は2つ以上のモジュールは、1つの独立部分を形成するように集積されてもよい。
【0062】
前記機能はソフトウェア機能モジュールの形態で実現され、独立の製品として販売され、又は使用される場合、コンピュータ可読取記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本出願の技術案の本質、又は従来技術に対して貢献がある部分、若しくは当該技術案の一部はソフトウェア製品の形態で体現されることができ、当該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバー、又はネットワーク装置などであってもよい)に、本出願の各実施例に記載の方法の全て又は一部のステップを実行させるためのいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、磁気ディスク又は光ディスクなどのような、プログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
【0063】
以上は本出願の保護範囲を限定していなく、本出願の実施例のみであり、当業者にとって、本出願は各種の変更及び変化を具備してもよい。本出願の精神及び原則内で、なされた任意の修正、等価置換、改良などは、いずれも本出願の保護範囲に該当すべきである。
【0064】
また、ここで、本明細書において、「第1」、「第2」、「第3」などのような関係用語は、1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作に区別するためのものであり、これらのエンティティ又は操作同士の間にはこのような実際の関係又は順序があるように要求又は暗示するとは限らない。且つ、用語「含む」「包含」又はその他の任意の変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより、一連の要素を含む過程、方法、品物又は機器はそれらの要素を含むだけでなく、更に明確に列挙されていない他の要素を含み、或いは、このような過程、方法、品物又は設備の固有の要素を更に含む。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7