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特許7304257トイレシステム用機能部、トイレシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-28
(45)【発行日】2023-07-06
(54)【発明の名称】トイレシステム用機能部、トイレシステム
(51)【国際特許分類】
   E03D 9/00 20060101AFI20230629BHJP
   E03D 9/08 20060101ALI20230629BHJP
   G01N 33/493 20060101ALI20230629BHJP
【FI】
E03D9/00 Z
E03D9/08 A
G01N33/493 B
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2019180097
(22)【出願日】2019-09-30
(65)【公開番号】P2021055428
(43)【公開日】2021-04-08
【審査請求日】2022-07-22
(73)【特許権者】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【弁理士】
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100160794
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 寛明
(72)【発明者】
【氏名】中島 佑介
(72)【発明者】
【氏名】中瀬 敬仁
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 有亮
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-500471(JP,A)
【文献】特開2005-330791(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2004-0063304(KR,A)
【文献】特開2001-115524(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03D 9/08- 9/16
G01N 33/48-33/98
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
尿と反応して人体の健康状態を判定可能な薬剤を便鉢中に吐出する吐出部と、
前記吐出部による前記薬剤の吐出を使用者が操作可能とする操作部と、
前記使用者による前記操作部の操作に基づいて前記吐出部を制御可能な制御部と、
泡剤を用いて前記便鉢中の溜水部に泡を吐出する泡供給装置と、を有し、
前記吐出部は、前記溜水部上に供給された前記泡に向けて前記薬剤を吐出する、トイレシステム用機能部。
【請求項2】
センサを有し、
前記制御部は、前記センサによる検知に基づいて、前記泡および前記薬剤の少なくともいずれか一方が吐出されるように制御を行う、請求項1に記載のトイレシステム用機能部。
【請求項3】
前記吐出部は、噴霧装置である、請求項1又は2に記載のトイレシステム用機能部。
【請求項4】
前記溜水部上の前記泡の在否を判定する判定部を有し、
前記制御部は、
前記判定部が前記泡の存在を判定した場合には、前記薬剤のみが吐出され、前記判定部が前記泡の不在を判定した場合には、前記泡および前記薬剤の両方が吐出されるよう制御する、請求項1~3のいずれかに記載のトイレシステム用機能部。
【請求項5】
尿と反応して人体の健康状態を判定可能な薬剤を便鉢中に吐出する吐出部と、
前記吐出部による前記薬剤の吐出を使用者が操作可能とする操作部と、
前記使用者による前記操作部の操作に基づいて前記吐出部を制御可能な制御部と、
剤を貯蔵する泡剤貯蔵部と、
薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵部と、を有し、
前記吐出部は、前記泡剤と前記薬剤を用いて前記便鉢中の溜水部に薬剤含有泡を吐出する泡供給装置である、トイレシステム用機能部。
【請求項6】
尿と反応して人体の健康状態を判定可能な薬剤を便鉢中に吐出する吐出部と、
前記吐出部による前記薬剤の吐出を使用者が操作可能とする操作部と、
前記使用者による前記操作部の操作に基づいて前記吐出部を制御可能な制御部と、
剤と前記薬剤との混合剤を貯蔵する混合剤貯蔵部と、を有し、
前記吐出部は、前記泡剤と前記薬剤を用いて前記便鉢中の溜水部に薬剤含有泡を吐出する泡供給装置である、トイレシステム用機能部。
【請求項7】
前記制御部は、前記吐出部から吐出される薬剤として、複数種類の前記薬剤のうち少なくとも1種を使用者が選択可能とする入力操作を受け付ける、請求項1からのいずれかに記載のトイレシステム用機能部。
【請求項8】
前記制御部は、使用者の排泄前に前記便鉢中に前記薬剤を吐出する制御モードを有する、請求項1からのいずれかに記載のトイレシステム用機能部。
【請求項9】
請求項1からのいずれかに記載のトイレシステム用機能部と、前記便鉢を有する便器本体とを備えるトイレシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、トイレシステム用機能部およびトイレシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、医療機関等において人体の健康状態の診断のために尿の検査が行われている。特許文献1には、家庭用の水洗トイレの洗浄水タンク内に尿と反応して呈色反応を示すpH指示薬や緩衝剤を投入しておき、水洗トイレの溜水に吐出させることで、尿蛋白量の多寡を検査する尿蛋白検査用固形剤が開示されている。
【0003】
従来の家庭用の水洗トイレにおいて、飛沫の拡散防止を目的として、トイレ使用前に溜水の上部に泡を吐出し、溜水の表面を覆う技術を備える商品が市販されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平10-123128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される固形剤では、水洗トイレの洗浄水タンク内にpH指示薬を徐放させるため検査するタイミングに合わせて前もって固形剤を入れておく必要があり、徐放による薬剤の濃度変化と検査タイミングの調整が煩雑であった。洗浄水の貯水量に合わせて薬剤を多量に使用する必要があるほか、洗浄水タンクに新たに水が追加されると洗浄水のpHが変化するため、緩衝剤を使用する必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
便鉢を有する便器本体と、機能部と、を備えるトイレシステムであって、
前記機能部は、前記便鉢中に尿と反応して人体の健康状態を判定可能な薬剤を吐出する吐出部と、前記吐出部による前記薬剤の吐出を使用者が操作可能とする操作部と、前記使用者による前記操作部の操作に基づいて前記吐出部を制御可能な制御部を有する、トイレシステムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】トイレシステムを示す図である。
図2】第1実施形態に係るトイレシステムの断面模式図である。
図3】トイレシステムに係るエゼクタを示す図である。
図4】トイレシステムに係る操作部を示す図である。
図5】第2実施形態に係る薬剤の吐出手段を示す図である。
図6】第3実施形態に係る薬剤の吐出手段を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
本実施形態のトイレシステム10は、機能部1と、便鉢2と、蓋3と、便座4と、を有して構成される。さらに機能部1は、操作部5と、制御部9と、吐出部11と、泡剤タンク12と、エゼクタ13と、薬剤タンク14と、を有する。
【0009】
本実施形態の吐出部11は、便鉢2の上部に位置し、便鉢2中に薬剤を吐出して尿と薬剤を接触可能とする。吐出部11はスプレー式ノズルによって薬剤を噴霧して吐出する。吐出部の形態としては便鉢2中へ薬剤を吐出できるものであればこれに限定されない。例えば、便鉢2自体に固定されてもよいし、機能部1を構成するケーシングや便鉢2の上部に乗せるベースプレートに固定されていてもよい。また、薬剤を霧状でなく液状のまま吐出してもよいし、溜水部7に直接吐出してもよい。あるいは、便器表面等溜水部7以外の部分に向けて吐出してもよい。
【0010】
泡剤タンク12は、エゼクタ13にて泡6を発生させるために使用する泡剤を貯蔵する。泡剤は例えば界面活性剤であり、薬剤の反応を阻害しないものであれば特に限定されない。
【0011】
エゼクタ13は、便鉢2中の溜水部7の上部に泡6を供給する。エゼクタ13内部では、ポンプによって泡剤タンク12から泡剤供給口131へ供給される泡剤と、バルブの開放により泡発生用水供給口132から供給される泡発生用水と、水の流入によって負圧となったエゼクタ13内部が空気供給口133から吸引した空気と、が混合されて、泡6が発生する。発生した泡6は、泡吐出口134から便鉢2中の溜水部7中へと吐出される。これにより、泡6が溜水部を覆うことで、トイレ使用時に溜水部7の水面からの飛沫を抑制し、トイレシステム10を清潔に使用することができる。
【0012】
薬剤タンク14は、尿と反応して人体の健康状態を判定可能な薬剤を貯蔵するタンクであり、機能部1中に収容されて洗浄水タンクとは別に設けられる。薬剤は特に限定されるものではなく、尿中のタンパク質、糖の量を判定可能なものであってもよいし、あるいは、尿のpHや比重を判定可能なものであってもよい。
【0013】
健康状態を判定可能な薬剤とは、尿中の物質と反応するものや、尿の性質を特定できるもの等を指す。判定方法としては特に限定されない。例えば、特定の検出対象の物質と反応して呈色する指示薬について、呈色を目視で確認することが好ましい。検査結果が一見して把握でき、検査が容易に行えるためである。または、例えばトイレシステム10が紫外線ライト等を有し、紫外線を照射することで指示薬と検査対象の物質の反応を特定してもよい。
【0014】
具体的な検査対象としては例えば、ウロビリノーゲン、亜硝酸塩、ビリルビン、タンパク質、ブドウ糖、pH、潜血、白血球、比重、クレアチニン等を検査対象とすることができる。具体的な検査対象と指示薬の対応関係については、表1に示す。表1の検査対象項目に対して指示薬が複数種類記載されているものは、複数種類の指示薬を適切な組み合わせで使用する。
【0015】
【表1】
【0016】
薬剤タンク14は、複数種類の上記薬剤を貯蔵可能であってもよい。例えば、薬剤タンク14が複数あってもよいし、1つの薬剤タンク14は内部で複数の部屋に仕切らせていてもよい。本実施形態の薬剤タンク14は4つの区画を有し、第1区画にテトラブロムフェノールブルーを、第2区画にグルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼおよびo-トリジンを、第3区画にフェノールフタレイン、ブロムチモールブルーおよびメチルレッドを、第4区画にブロモチモールブルーおよびメトキシエチレン無水マレイン酸共重合体を貯蔵している。これらは順に、尿中のタンパク質、糖の量、尿のpHおよび比重をそれぞれ判定可能な薬剤である。すなわち、本実施形態のトイレシステム10は、後述する操作部5によって、任意に4項目の検査が可能である。
【0017】
薬剤は、特に劣化等の恐れがない限り、予め機能が発現するためのpHや濃度に調整したものを薬剤タンク14に貯蔵しておけばよい。本実施形態のトイレシステム10においては、洗浄水タンク中の洗浄水に薬剤を溶解させるのではなく、エゼクタ13によって便鉢2の溜水部7に導入された泡の表面に、薬剤タンク14に貯蔵された薬剤を噴霧する。そのため、多量の水によって希釈されず、洗浄水による濃度変化を気にせず検査を行うことができる。
【0018】
薬剤のpHもほとんど変化しないため、薬剤の反応がpH依存する場合であっても、同様に問題なく検査を行うことができる。なお泡の表面に限らず、例えば便鉢2の表面に付着した水に薬剤を吐出しても、同様に少量の薬剤で検査を行うことができる。
【0019】
使用者は、操作部5によって、吐出部11からの薬剤の吐出を操作することができる。すなわち、検査を行いたいときにのみ、薬剤の吐出を行うように操作して検査を行うことができる。操作部5において薬剤の種類を選択することで、使用者が任意の対象項目について検査を行うことができる。
【0020】
具体的には図4に示すように、本実施形態における操作部5は薬剤の吐出を操作可能なリモコンであり、検査項目を表示する画面と、各検査項目を選択するためのボタンを有している。使用者がリモコンの吐出ボタンを押下すると薬剤の吐出が行われる。好ましくは、使用者がリモコンの吐出ボタンを押下すると、泡が吐出された後、薬剤の吐出が行われる。使用者がリモコンの吐出ボタンを押下すると、判定部16(不図示)によって泡が既に吐出されていることを判定し、泡が既に吐出されている時は薬剤を吐出し、泡が吐出されていない時は泡が吐出された後、薬剤を吐出してもよい。また操作部5は吐出部11の向きを操作して、薬剤の吐出先を溜水部7のみでなく便鉢表面の他の部分等に変更することもできる。
【0021】
使用者の排泄前に、泡6を便鉢2の溜水部7上に吐出するとともに、薬剤を泡6に向けて噴霧しておくことが好ましい。溜水部7からの飛沫拡散を防止するとともに、少ない薬剤量で検査を行うことが可能だからである。ただし、泡6を便鉢2の溜水部7上に吐出しない場合や、薬剤を溜水部7以外の場所に噴霧した場合でも、溜水部7または便鉢2の表面で薬剤と尿の呈色反応が起これば、検査は可能である。
【0022】
操作部5の形態は図4に示すものに限られるわけではなく、このように検査項目に応じて薬剤を吐出するための操作を行えるものであればよい。操作部5は便座4に着座した状態で操作できる範囲に配置されることが好ましい(図示なし)。トイレ筐体側部のほか、壁面に直接取り付けられてもよい。省スペースや意匠性の観点から、シャワートイレの操作ボタンと一体としてもよい。
【0023】
制御部9は、機能部1の筐体内に収容されている(図示なし)。制御部9は、リモコンでの操作に基づいて機能部1を制御し、エゼクタ13での泡6の生成や吐出部11での薬剤の吐出を行う。泡6および薬剤の吐出は使用者が手動で随意に行うこともできるが、自動で吐出が行われてもよい。例えば、制御部9は、トイレ使用の少ない夜間や、使用者が排泄を行う前に特定のタイミングで泡6および薬剤、または薬剤を自動的に便鉢2中に吐出しておくような制御モードを有していてもよい。
【0024】
泡6および薬剤を自動的に吐出するタイミングは使用者が排泄を行う前であればよく、具体的には、使用者がトイレ室内に入室した際や、便座に着座した際または便座を上げた際等であってもよい。例えば、本実施形態の制御部9は、便座を上げた際に泡6を自動的に吐出するモードを有する。これにより、泡6の出し忘れを防ぎ、飛沫拡散防止効果を確実に得つつ、検査を行いたいときには操作部5で任意の検査項目を選択して検査を行うことができる。
【0025】
吐出し対象は泡6のみ、薬剤のみ、泡6と薬剤の両方、から使用者が選択することができる。上段では泡6のみを自動で吐出する場合について説明したが、例えば、使用者のトイレ入室をセンサ17(不図示)検知してトイレ入室時に泡6と薬剤の両方を自動的に吐出してもよい。これにより、特定の検査項目について操作部5への入力を都度行うことなく、継続的に検査を行うことが可能である。また、泡6を生成せずに薬剤のみを自動的に吐出してもよい。これにより、泡6剤を使用することなく検査を行うことも可能である。
【0026】
以上、第1実施形態のトイレシステム10によれば、家庭用水洗トイレでの健康状態検査において、使用する薬剤量を低減するとともに、検査を任意のタイミングで実施することが可能になる。
【0027】
<第2実施形態>
第2実施形態に係るトイレシステム210(外観不図示)は、第1実施形態のトイレシステム10と比較して、薬剤の供給手段が異なる。
【0028】
トイレシステム210は、エゼクタ13によって薬剤が吐出される。薬剤と泡剤はそれぞれ別々のタンクに貯蔵されている。両者は混合されたのちエゼクタへ供給され、その後、泡6として便鉢2中の溜水部7上に吐出される。すなわち、泡6に予め薬剤が混ぜ込まれている。これにより、泡6と尿の接触によって健康状態の検査を行うことが可能になる。
【0029】
本実施形態においても、薬剤タンク14は複数種類の薬剤を貯蔵可能である。使用者が操作部5によって任意の種類の薬剤を選択し、泡剤と混合して薬剤入りの泡6を形成することで、任意の検査項目について検査を行うことができる。
【0030】
薬剤と泡剤の混合液と水から泡6を形成する際に必要な水の量は少量であるため、第1実施形態に係るトイレシステム10と同様に、本実施形態においても少量の薬剤で検査を行うことが可能である。
【0031】
<第3実施形態>
第3実施形態に係るトイレシステム310(外観不図示)は、第2実施形態のトイレシステム210と比較して、薬剤の供給手段が異なる。
【0032】
第3実施形態に係るトイレシステム310は、第2実施形態に係るトイレシステム210と同じくエゼクタ13によって薬剤が吐出される。ただし、トイレシステム310ではトイレシステム210とは異なり、薬剤と泡剤が同一の混合タンク15に混合して貯蔵されている。この混合液がエゼクタへ供給されたのち、泡6として便鉢2中の溜水部7上に吐出される。
【0033】
本実施形態において混合タンク15は、第1および第2実施形態の薬剤タンク14と同様に、複数種類の薬剤と泡剤との混合液を貯蔵可能であり、任意の検査項目について検査を行うことができる。
【0034】
以上、上記の実施形態群に係るトイレシステムによれば、家庭用水洗トイレでの健康状態検査において、使用する薬剤量を低減するとともに、検査を任意のタイミングで実施することが可能になる。
【0035】
実施形態は上記に限定されるものではなく、これを変更・改良してもよい。例えば、薬剤の吐出の入力操作は、音声認識で実現してもよい。この場合は、音声認識のためのマイクが操作部5に相当する。
【符号の説明】
【0036】
1…機能部、2…便鉢、3…蓋、4…便座、5…操作部、6…泡、7…溜水部、8…排水部、9…制御部、10,210,310…トイレシステム、11…吐出部、12…泡剤タンク、13…エゼクタ、131…泡剤供給口、132…泡発生用水供給口、133…空気供給口、134…泡吐出口、14…薬剤タンク、15…混合タンク、16…判定部、17…センサ
図1
図2
図3
図4
図5
図6