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▶ ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシーの特許一覧

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  • 特許-ピン矯正工具 図1A
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  • 特許-ピン矯正工具 図2A
  • 特許-ピン矯正工具 図2B
  • 特許-ピン矯正工具 図3A
  • 特許-ピン矯正工具 図3B
  • 特許-ピン矯正工具 図4
  • 特許-ピン矯正工具 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-06-29
(45)【発行日】2023-07-07
(54)【発明の名称】ピン矯正工具
(51)【国際特許分類】
   H01R 43/16 20060101AFI20230630BHJP
【FI】
H01R43/16
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2020548626
(86)(22)【出願日】2019-03-12
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-07-29
(86)【国際出願番号】 US2019021764
(87)【国際公開番号】W WO2019178032
(87)【国際公開日】2019-09-19
【審査請求日】2022-02-21
(31)【優先権主張番号】62/642,181
(32)【優先日】2018-03-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】501010395
【氏名又は名称】ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100091568
【弁理士】
【氏名又は名称】市位 嘉宏
(72)【発明者】
【氏名】キシッチ、ジェームズ、エー
(72)【発明者】
【氏名】マッキャスリン、サミュエル、シー
【審査官】片岡 弘之
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2006/0021669(US,A1)
【文献】米国特許第08146241(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 43/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気コネクタピン矯正工具(2)であって、
電気コネクタのピン(8)の少なくとも一部に係合し、当該ピンを矯正して実質的に当初の仕様に戻すように構成されたピン矯正ダイ(4)と、
所定の大きさの力を印加するように構成された加力装置(14)と、
一方の端部が当該ピン矯正ダイに、反対側の別の端部が当該加力装置に接続された延長棒(12)であって、当該ピン矯正ダイに所定の力を伝達するように配置および構成された延長棒(12)と
を具備し、
当該加力装置が自動センターポンチを備えるものであり、
当該電気コネクタ矯正工具はさらに、
内部に複数のピン(8)が位置するコネクタハウジング(10)に係合するように構成された工具ハウジング(21)を具備し、当該ピン矯正ダイ、当該延長棒および当該加力装置は、当該延長棒が貫通するバネ付スライドブロック(25)を、当該工具ハウジングの上部の上で摺動させることにより、当該複数のピンのうちの1つのピンまたは1つのピン群から、当該複数のピンのうちの別の1つのピンまたは別の1つのピン群へ移動させることができる、
電気コネクタピン矯正工具。
【請求項2】
前記ピン矯正ダイが一度にただ1つのピンを矯正するように構成されている、請求項1の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項3】
前記ピン矯正ダイが一度に複数のピンを矯正するように構成されている、請求項1の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項4】
前記ピン矯正ダイが一度に3つのピンを矯正するように構成されている、請求項1の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項5】
前記所定の力の大きさが調節可能である、請求項の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項6】
前記センターポンチの止めねじにより前記所定の力の大きさを調節できる、請求項の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項7】
前記ピン矯正ダイを、矯正対象のピンまたはピン群の上方に位置合わせする手段を含む、請求項の電気コネクタ矯正工具。
【請求項8】
前記ピン矯正ダイを位置合わせする手段は、前記バネ付スライドブロックの波状の下面(26A)と、前記工具ハウジングの上部の対応する波状の上面(26B)とからなる、請求項の電気コネクタ矯正工具。
【請求項9】
前記ピン矯正ダイを位置合わせする手段は、前記ピン矯正ダイを取り囲むダイハウジング(34)の波状の下面(28A)と、前記工具ハウジングの下部の対応する形状の上面(28B)とをさらに具備する、請求項の電気コネクタ矯正工具。
【請求項10】
前記工具ハウジングの一部が実質的に透明なポリカーボネート製である、請求項の電気コネクタ矯正工具。
【請求項11】
電気コネクタピン矯正工具(2)であって、
電気コネクタのピン(8)の少なくとも一部に係合し、当該ピンを矯正して実質的に当初の仕様に戻すように構成されたピン矯正ダイ(4)と、
所定の大きさの力を印加するように構成された加力装置(14)と、
一方の端部が当該ピン矯正ダイに、反対側の別の端部が当該加力装置に接続された延長棒(12)であって、当該ピン矯正ダイに所定の力を伝達するように配置および構成された延長棒(12)と、
当該延長棒の、自動センターポンチの下方で、バネ付スライドブロックから上方に離隔したところに結合されたカラーと、当該カラーと当該バネ付スライドブロックとの間に挟まれる解除レバーとを具備し、当該解除レバーは、当該所定の力を解除して、当該カラーを当該バネ付きスライドブロックから離隔させる力を印加することを特徴とする
気コネクタ矯正工具。
【請求項12】
前記ピン矯正ダイが前記ピンの互いに反対側の側面と係合するように構成されている、請求項1の電気コネクタピン矯正工具。
【請求項13】
前記自動センターポンチがバネ付きである、請求項の電気コネクタ矯正工具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、参照によって本願に組み込まれる2018年3月13日出願の「PIN REFORMING TOOL」と題する米国仮特許出願第62/642,181号に基づく優先権を主張する。
【0002】
本発明は概して電気ピンコネクタに関し、具体的には、電気ピンコネクタを矯正して当初の仕様に戻すための工具に関する。
【背景技術】
【0003】
多くの原子力発電所では、棒制御系のプリント基板の導通不良(恐らくバックプレーンコネクタのピンの広がりが原因)に関連すると思われる制御棒システムの不具合に対処してきた。コネクタピンは「音叉」に似た形状で、音叉の腕に当たる部分の間隔が許容範囲を超えて広がりやすい。現在のところ、コネクタピンを当初の仕様に戻すための使い勝手のよい矯正工具は存在しない。コネクタピンの矯正は現在、精密ドライバーをコネクタに押し込むか、やすりがけしたペンチを使って行うため、試行錯誤を重ねる必要がある。4ループ型プラントでは、最大6,100本のピンを矯正する必要がある。したがって、好ましくは一度に複数のピンを矯正できる、操作性に優れたピン矯正プロセスが望まれる。
【発明の概要】
【0004】
上記および他の目的は、電気コネクタのピンの少なくとも一部に係合し、当該ピンを矯正して実質的に当初の仕様に戻すように構成されたピン矯正ダイと、当該ピン矯正ダイに接続され、所定の力を当該ピン矯正ダイへ伝達するように構成された加力装置とより成る本発明の電気コネクタピン矯正工具によって達成される。当該ピン矯正ダイは、当該ピンの互いに反対側の側面と係合するように構成するのが好ましい。当該工具はさらに、当該加力装置の下方において当該矯正ダイに接続された一方の端部から、当該加力装置の下方の工具ハウジングのすぐ上の位置まで延びる延長棒を含む。当該工具ハウジングは、当該矯正ダイと、当該延長棒の下部とを取り囲んでおり、当該延長棒の下部には当該工具の操作者がアクセスできる。当該延長棒の上部に接続された自動センターポンチは、当該延長棒を介して当該所定の力を当該加力装置に伝達するように構成されている。
【0005】
一実施態様において、当該ピン矯正工具は、一度に1つまたは複数のピンと係合することができる。当該自動センターポンチによって伝達される当該所定の力は調節可能であるのが好ましく、そのような一実施態様において、当該所定の力はセンターポンチ上の止めねじによって固定される。
【0006】
別の実施態様において、当該ピン矯正ダイ、当該延長棒、および当該自動センターポンチは、バネ付スライドブロックを当該工具ハウジングの上部の上で摺動させることにより、1つのピンまたは1つのピン群から別の1つのピンまたは別の1つのピン群へ移動させることができる。好ましくは、当該バネ付スライドブロックは、当該ピン矯正ダイを、矯正対象のピンまたはピン群の上に位置合わせする手段を含む。そのような一実施態様において、当該ピン矯正ダイを位置合わせする手段は、当該工具ハウジングの当該上部の波状の上面と、その上面と整合する、当該バネ付スライドブロックの波状の下面とを具備する。当該ピン矯正ダイを位置合わせする手段はさらに、当該ピン矯正ダイを取り囲むダイハウジングの波状の下面と、その下面と整合する、当該工具ハウジングの下部の波状の上面とを具備してもよい。
【0007】
当該工具ハウジングは、少なくともその一部が、操作中にプロセスを目視できるようにポリカーボネートのような実質的に透明な材料製であるのが好ましい。さらに別の実施態様において、当該ピン矯正ダイと当該バネ付スライドブロックは、当該ピン矯正ダイを当該電気コネクタの偶数列または奇数列のピンに位置合わせするための互換性のあるオフセット部品を含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の詳細を、好ましい実施態様を例にとり、添付の図面を参照して以下に説明する。
【0009】
図1A】本発明の一実施例に基づくピン矯正工具の概略正面図である。
【0010】
図1B図1Aのピン矯正工具の概略側面図である。
【0011】
図2A図1に示すようなピン矯正工具に使用できる本発明の一実施例の1ピン用ダイを、コネクタハウジングの一部の中の1つのピンと係合した状態で示す概略拡大図である。
【0012】
図2B図1に示すような矯正工具に使用できる本発明の一実施例の3ピン用ダイを、コネクタハウジングの一部の中の3つのピンと係合した状態で示す概略拡大図である。
【0013】
図3A図1Aに示す解除レバーとカラーの概略正面図である。
【0014】
図3B図2Aに示す解除レバーとカラーの側面図である。
【0015】
図4図1Aに示す下方のジグザグ形位置合わせガイドの一部を、その上方の矯正ダイの一部とともに示す概略拡大正面図である。
【0016】
図5図1Aに示す上方のジグザグ形位置合わせガイドとスライドブロックの部分概略拡大正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施態様に基づくピン矯正工具は、ウェスチングハウス社製棒制御系のような(これに限定されない)棒制御系のバックプレーンコネクタピンを矯正するために、複数の機械加工部品を組み立てて1つの完全な工具としたものである。
【0018】
本発明の一実施例に基づくピン矯正工具2を図1A、1Bに示し、その様々な部分/構成要素を詳細な図2A、2B、3A、3Bおよび図3~5に示す。ピン矯正工具2は、1つ以上のスロット6が内部に画定されたダイ4を含み、各スロットは、図2A、2Bに詳細に示すように、対応するコネクタピン8と所与の時間に係合して矯正することができる大きさと構成を有する。図2A、2Bに示す例は、それぞれ、ただ1つのコネクタピン8、および3つのコネクタピン8を所与の時間に矯正するものであるが、そのような構成が特定の用途に好ましいことがわかっているとしても、それらとは異なる数のスロット6を有するダイ4によりその異なる数のピン8を矯正するのは本発明の範囲から逸脱しないことも理解されたい。図2A、2Bからわかるように、ダイ4は、選択された1つのまたは複数のバックプレーンコネクタピン8の各々とコネクタハウジング10の間において、当該ピンの側面に係合するように設計されており、作動されると、コネクタハウジング10内へ所定の深さdになるまで進入して、当該1つのまたは複数のピン8を矯正する。
【0019】
再び図1A、1Bを参照すると、ピン矯正工具2のダイ4は延長棒12に連結され、この延長棒12は、予測および制御可能な矯正力をダイ4に印加するための加力装置14(図1A、1Bに示す実施例ではセンターポンチ)に連結されている。この実施例のセンターポンチは、ドリル用ビットの開始点を定めるための常用タイプのバネ付自動センターポンチで、中心軸の端部は尖っておらず、延長棒12の端部に係合して結合できるようにねじ切り加工されている。センターポンチは可調節型で、所定の張力に設定して、止めねじ15とカラー16の仕掛けにより固定すると、ダイ4に所望の力を印加することができる。センターポンチは、選択された1つまたは複数のピン8の矯正を可能にする不変の力を印加する。センターポンチは、手を離すと当該センターポンチをリセットするバネを有する。センターポンチの直下の延長棒12に取り付けられたカラー18は、後述するように、ダイ4を後退させようとする小型のレバー装置20の働きを支援する。
【0020】
図1A、1Bを引き続き参照すると、工具2のハウジング21は、電子装置キャビネットに取り付けられた状態では棒制御系のバックプレーンコネクタのコネクタハウジング10(図1A、1Bでは隠線で示す)の一部を取り囲むように位置し、一般的に、ダイ4をコネクタハウジング10内の矯正が必要な所望の1つまたは複数のピン8に対して位置合わせするだけでなく、延長棒12および加力装置14をもかかる1つまたは複数のピン8に対して適確に位置合わせするためのフレームとして機能するように設計されている。図示の実施例において、工具ハウジング21の上面および下面(図1Aでは工具2の前面と背面、図1Bでは左側面と右側面)は透明なポリカーボネートシート22製であり、スペーサ23(例えばポリカーボネートまたは他の適当な材料製)とカードガイドストリップ24(例えばプラスチックまたは他の適当な材料製)とがシート22同士の間に挟まれている。スペーサ23およびカードガイドストリップ24は、ラックの電気回路基板ガイド内を摺動して、ダイ4を特定の列のピン8に対して位置合わせするのを可能にする大きさと構成を有する。
【0021】
矯正ダイ4(およびそれに連結された延長棒12と加力装置14)は、延長棒12が軸方向に摺動自在に貫通し、工具ハウジング21の上面に沿って(すなわち図1Aで左右の方向に)選択的に摺動可能なバネ付スライドブロック25の働きにより、コネクタハウジング10の特定の列の1つのピン(またはピン群)8から別のピン(またはピン群)8へ移動することができる。図1A、1B、5に示す実施例において、スライドブロック25の上部25Aを、下部25Bからバネ張力に抗して外方へ移動させる(すなわち図1A、1Bでは引き上げる)と、スライドブロック25を側方(すなわち図1Aでは左右の方向)に移動させて、矯正対象である次のピン(またはピン群)に位置合わせすることができる。図1Aに示すように、スライドブロック25の上部25Aに組み込まれたジグザグ歯形位置決め装置26Aと、工具ハウジング21の最上部に設けられた対応する形状のジグザグ歯形位置決め装置26Bとは協働して、コネクタハウジング10内の矯正対象である1つまたは複数のピン8に対する矯正ダイ4の正確な位置合わせと固定をし易くする。図1A、1B、4に示すように、ダイ4を取り囲むダイハウジング34の下面には、第2の下方ジグザグ歯形位置決め装置28Aが設けられている。同様に、この下方ジグザグ歯形位置決め装置28Aも、工具ハウジング21の下部近くに設けられた対応する形状の別の下方ジグザグ歯形位置決め装置28Bと協働して、工具2の下面が工具2の上面に対して適確に位置合わせされるようにする。下方位置決め装置28Aと28Bの協働によるダイ4の位置合わせを微調整可能にするために、対応する形状の下方ジグザグ歯形位置決め装置28Bは、工具ハウジング21に対する位置決め装置28の横方向位置、したがって工具ハウジング21と係合するコネクタハウジング10内の1つまたは複数のピン8に対するダイ4の横方向位置の微調整を可能にする1つ以上の止めねじにより、工具ハウジング21に選択的に結合することができる。ダイハウジング34内に、延長棒12に加力装置14に向かう方向の力を印加するバネ36を設けることにより、加力装置14を押し下げていないときは、ダイ4が概してダイハウジング34内に後退した状態が維持されるようにしてもよい。
【0022】
ダイ4を所望の1つまたは複数のピン8と位置合わせし易いように、スライドブロック25と工具ハウジング21の隣接部分とに対応する印を付けて、ダイ4をどのピン8と位置合わせするかが分かるようにしてもよい。一実施例において、そのような印は、スライドブロック25に付した指示線と工具ハウジング21の最上部近くに沿って付した一連の数字とより成り、指示線に重なる数字が、ダイ4が位置合わせする矯正対象のピンの番号を示す。ダイハウジング34と工具ハウジング21の隣接部分にも、同様の仕掛けを採用することができる。
【0023】
工具の基部に位置するダイハウジング34は、ダイ4をオフセットしてバックプレーンコネクタの偶数ピン列または奇数ピン列のいずれかに位置合わせするように設計されている。このオフセットは、奇数ピン列または偶数ピン列のいずれかに用いるように機械加工されたオフセット部品40を組み込むことによりスライドブロック25にも適用される。ダイとオフセット部品は、奇数ピン列と偶数ピン列のいずれにも使用できるように、互換性があり、容易に交換可能である。
【0024】
以上より、本願に記載した実施例の電気ピン矯正工具2は、矯正プロセス時に目視し易いように透明なポリカーボネート製のハウジング21を具備することを理解されたい。ピン矯正工具2の工具ハウジング21は、カードケージ内に設置されると、選択されたバックプレーンコネクタのコネクタハウジング10の一部を四方から捕捉し、位置合わせを支援する手段として利用する。工具2は、その下部と上部にある独特のジグザグ形位置合わせガイドにより、矯正ダイ4が精確に位置合わせされるようにする。矯正ダイ4は、対象となるピン8を捕捉し、工具をコネクタハウジング10内に十分に進入させて、ピン8を矯正し、メーカー仕様に戻すことができる設計になっている。センターポンチを所定値に設定することにより、矯正プロセスを開始するたびに不変の力が印加されるようにする。ピン8を矯正した後、例えば図3Aに略示するように、小さなレバー装置20を使用して、スライドブロック25と、延長棒12に取り付けたカラー18との間をてこの原理で少しこじ開けることにより、ダイ4を容易に引き上げることができる。
【0025】
本発明の特定の実施態様について詳しく説明してきたが、当業者は、本開示書全体の教示するところに照らして、これら詳述した実施態様に対する種々の変更および代替への展開が可能である。したがって、ここに開示した特定の実施態様は説明目的だけのものであり、本発明の範囲を何ら制約せず、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲に記載の全範囲およびその全ての均等物を包含する。
図1A
図1B
図2A
図2B
図3A
図3B
図4
図5