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  • 特許-背もたれ後方傾斜の弾力支持装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-03
(45)【発行日】2023-07-11
(54)【発明の名称】背もたれ後方傾斜の弾力支持装置
(51)【国際特許分類】
   A47C 7/00 20060101AFI20230704BHJP
   A47C 7/02 20060101ALI20230704BHJP
   A47C 7/40 20060101ALI20230704BHJP
【FI】
A47C7/00 B
A47C7/02 B
A47C7/40
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2018176485
(22)【出願日】2018-09-20
(65)【公開番号】P2019058660
(43)【公開日】2019-04-18
【審査請求日】2021-08-31
(31)【優先権主張番号】201710863199.4
(32)【優先日】2017-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514017437
【氏名又は名称】東莞致誠▲ベン▼公家具有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000419
【氏名又は名称】弁理士法人太田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】蘇 致誠
(72)【発明者】
【氏名】徐 楽意
【審査官】杉▲崎▼ 覚
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第07614697(US,B1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0289660(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 7/00
A47C 7/02
A47C 7/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
椅子のシート下方に取り付けられ、背もたれと連動される背もたれ後方傾斜の弾力支持装置であって、
一端が背もたれの2つの相対側にそれぞれ接続する一対の駆動部材と、
該2つの駆動部材と対応し、第1支軸によって相互にピボット接続し、相互の回転を支持可能にさせる一対の仕切り板を有するベースと、
前記ベース内に実質的に水平に収容され、作用端を有し、バネを包囲するU字型のフレームと、
前記フレーム内に長手方向に配置されると共に前記作用端と当接するバネと、
前記ベース、及び、前記フレームの前記作用端とは反対側の二端の両方を通過し、その軸方向の二端が、それぞれ2つの駆動部材の自由端に接続するプルロッドと、
を含み、
背もたれが受力して後方傾斜する時、該2つの駆動部材を連動してトルクを発生してプルロッドを後方へ牽引させ、同時にフレームの作用端が前記プルロッドに連動されてバネを押圧してバネに受力変形させて該背もたれに弾性力の支持を獲得させる背もたれ後方傾斜の弾力支持装置。
【請求項2】
前記2つの仕切り板は、該駆動部材から離れる他端にそれぞれガイド孔を設け、該ガイド孔中にシートの底部に接続する第2支軸を設け、且つ該ガイド孔は、該第2支軸をその中で変位させるように支持し、該2つの駆動部材の一端は、それぞれ第3支軸によってシートの底部とピボット接続し、背もたれを後方傾斜させた時にシートを連動可能にさせる請求項1に記載の背もたれ後方傾斜の弾力支持装置。
【請求項3】
前記ベース上においてプルロッドを安置させる位置に合わせてそれぞれ限位溝を設け、該プルロッドの二端部を該2つの限位溝中に置かせて位置決めを獲得させ、該限位溝の幅がプルロッドの径よりも大きく、該プルロッドに変位可能な裕度を持たせ、該2つの駆動部材の自由端箇所にプルロッドをフックするフック部材を設ける請求項1又は2に記載の背もたれ後方傾斜の弾力支持装置。
【請求項4】
前記フレームの作用端は、貫通孔を有し、シャフトを通過させるようにベース中に設け、前記バネは、該シャフトの外部にスリーブ接続して作用時の支持を獲得し、該シャフトの一端に押圧プレートを接合するねじ山を設け、該押圧プレートは、バネの一端に当接する請求項1又は2に記載の背もたれ後方傾斜の弾力支持装置。
【請求項5】
前記シャフトの他端は、受動ギアを設け、該ベース上に駆動ロッドを環状に接続し、該駆動ロッドの一端にシャフト上の受動ギアと噛み合う駆動ギアを設ける請求項4に記載の背もたれ後方傾斜の弾力支持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関し、特に背もたれの後方傾斜操作を行う時に提供される弾力支持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
背もたれの後方傾斜は、使用者が座る時により快適な姿勢を取るよう補助できるが、この種の後方傾斜の方式は、一定の弾性支持を必要とし、ようやくたるんだ感覚を発生することがなくなり、また、背もたれの後方傾斜を支持する弾性力は、過度にタイトにして操作及び使用上の困難を発生させてはならないが、その間の力加減と制御は、家具業者の機構設計上最も困難なところである。
【0003】
図1は、従来の背もたれ後方傾斜弾性支持及び弾性力調整機構であり、調整ロッド60の一端は、ねじ山により連動ブロック62を螺合し、また、ベース61上に伝動ロッド63を設け、伝動ロッド63は、接続ロッド組65によって該調整ロッド60の連動ブロック62とピボット接続し、該伝動ロッド63は、バネ64をスリーブ接続し、最後にベース61の他端に背もたれと連なる駆動部材66を設け、該駆動部材66の一端は、該バネ64と当接し、使用者が背もたれに施力して後方傾斜させる時、該駆動部材66は、バネ64を直接押圧して変形あせて弾性的支持を得る。また、該連動ブロック62と伝動ロッド63の連動によって、伝動ロッド63を変位させてバネ64の緩みの弾性力を変化させ、背もたれの後方傾斜操作時に必要な弾性力の大きさの調整を達成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第3118362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような弾性力の支持及び調整機構設計は、該背もたれ(図示せず)が駆動部材66によって直接バネ64に向けて押圧して弾性力の支持を得ることができるが、該施力端及び該バネ64の間のパワーアームの長さが短く、比較的大きな押圧力を与えてようやくバネ64を圧縮して変形させることができ、操作中に快適の要求を完全に満たすことができない。
【0006】
また、調整ロッド60及び伝動ロッド63の間は、接続ロッド組65によって出力の方向を変化させる必要があり、行程で接続ロッド組65が引っかかるか、その他の回転の困難が発生すれば、この弾性力調整機構は、動作することができなくなる。また、接続ロッド組65は、単一辺で伝動ロッド63に施力し、アンバランスな状態を発生し易く、伝動ロッド63を変位させる方向がずれて機構の損壊を招き易くなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、椅子のシートの下方に配置され、ベースと、背もたれの2つの相対側に接続する一対の駆動部材と、ベースに跨るプルロッドと、ベース中に設けられるバネと、を含み、該ベース上に一対の仕切り板を設け、2つの仕切りの一端は、それぞれ該2つの駆動部材と対応し、第1支軸によって相互にピボット接続し、相互の回転を支持させることができ、該プルロッドの軸方向の二端は、それぞれ2つの駆動部材の自由端に接続し、該プルロッドにバネを包囲するフレームを接続し、該フレームは、作用端を有し、バネに当接する。これにより、背もたれが受力して後方傾斜する時、該2つの駆動部材の回転を連動し、トルクを発生し、プルロッドを牽引し、背もたれの方向へ運動し、同時にフレームの作用端を連動し、バネを押圧し、バネに受力変形させて該背もたれに弾性力の支持を獲得させる。このような設計は、使用者に背中をくっつけて後方傾斜させる時に緩やかで快適な感覚を感じることがなく、最も重要なのは、前記の従来技術に比較し、該バネを押圧変形させる作用端は、該第1支軸からフレームの作用端までのパワーアームの長さを増加していることにより、背もたれを後方傾斜させることで発生する回転トルクも相対的に上昇させ、更に省力な方法で圧縮バネの抵抗力を克服し、操作の快適性を向上することができる。
【0008】
好ましくは、該フレームの作用端は、貫通孔を有し、シャフトを通過させ、ベース中に設けられ、前記バネは、該シャフトの外部にスリーブ接続して作用時の支持を獲得し、特に、該シャフトの一端に押圧プレートに回転接合するねじ山を有し、該押圧プレートは、バネの一端に当接し、該シャフトの他端は、受動ギアを設け、該ベースは、駆動ロッドを更に接続し、該駆動ロッドの一端は、該シャフト上の受動ギアと噛み合う駆動ギアを設け、このように、異なる大きさの輪径により、該駆動ギアと受動ギアの出力を配置し、バネのきつさを調整する時、更に省力な操作を提供でき、且つこのような機構設計は、従来技術に比較して更に安定して損壊し難い。
【0009】
好ましくは、該2つの仕切り板の該駆動部材から離れる他端にそれぞれガイド孔を設け、該ガイド孔にシートの底部に接続する第2支軸を貫通設置し、該2つの駆動部材の一端は、それぞれ第3支軸によって該シートの底部とピボット接続し、ガイド孔の幅は、該第2支持の径幅よりも大きく、該第2支軸にガイド孔において変位可能な十分な裕度をもたせる。このように、背もたれが加えた力量が2つの駆動部材を回転角度の変化を発生する時、該シートも背もたれ方向へ同期して延伸でき、座った感覚を更に快適にさせることができる。
【0010】
好ましくは、該ベースの2つの仕切り板上においてプルロッドが安置された位置に合わせてそれぞれ限位溝を設け、該プルロッドの2つの端部を該2つの限位溝中において、位置決めを獲得させ、該限位溝の幅は、プルロッドの径幅よりも遥かに大きく、該プルロッドに変位できる十分な裕度を持たせる。また、該限位溝の幅の設定によって、プルロッドの運動の極限を制限でき、使用者が過度に背もたれを後方傾斜させて人又は機構の傷害を引き起こすことを回避する。
【0011】
好ましくは、該2つの駆動部材は、該自由端箇所にそれぞれプルロッドをフックするフック部材を設け、該プルロッドをベース上に取り付け易くさせる。
【発明の効果】
【0012】
このような設計は、使用者に背中をくっつけて後方傾斜させる時に緩やかで快適な感覚を感じることがなく、最も重要なのは、前記の従来技術に比較し、該バネを押圧変形させる作用端は、該第1支軸からフレームの作用端までのパワーアームの長さを増加していることにより、背もたれを後方傾斜させることで発生する回転トルクも相対的に上昇させ、更に省力な方法で圧縮バネの抵抗力を克服し、操作の快適性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】従来技術の俯瞰平面参考図である。
図2】本発明の椅子に取り付けた外観透視図である。
図3】本発明の分解図である。
図4】本発明の組み合わせ図であり、椅子の各部位との対応関係を示す図である。
図5】本発明の椅子に取り付けた側面参考図である。
図6】本発明の俯瞰参考図であり、矢印方向により駆動ロッドによってバネの弾性を調整する使用状態を示す図である。
図7図5を基礎とした動作参考図であり、該背もたれが力を受けた後に傾く時、シートが同期連動する使用状態を示す図である。
図8図6を基礎とした動作参考図であり、該背もたれが力を受けた後に傾く時、プルロッドがフレームを牽引してバネを圧縮する使用状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図2図4を参照し、本発明が開示する弾性力支持装置は、椅子AのシートA3の下方に取り付けられ、好ましくは、シートA3の底部に接続されて、該背もたれA2と連動し、ベース1と、背もたれA2の2つの相対側に接続される一対の駆動部材2と、ベース1に跨るプルロッド3と、ベース1に設けられるバネ4と、該バネ4の作動を支持するシャフト5と、を含む。また、好ましくは、該シートA3の底部は、該シートA3の底部は、更に該シートA3と接続する金属製シャーシA1を有する。
【0015】
前記ベース1は、一対の仕切り板11を有し、2つの仕切り板11の一端は、それぞれ2つの駆動部材2と対応し、第1支軸12により相互にピボット接続し、互いの回転を支持可能にさせる。2つの仕切り板11は、該駆動部材2から離れた他端にそれぞれガイド孔13を設け、各ガイド孔13は、シートA3の底部に接続する第2支軸14を貫通設置するか、該シートA3と接続する金属製シャーシA1を設ける。ガイド孔13の幅は、該第2支軸14の径幅よりも大きく、該第2支軸14にガイド孔13中で変位できる十分な裕度をもたせる。また、2つの駆動部材2は、ベース1から離れる一端にそれぞれ第3支軸15によりシートA3の底部にピボット接続するか、該シートA3と接続金属製シャーシA1上において、該2つの駆動部材の該シートA3の底部における回転を支持可能にさせる。同時に図5を参照し、上記第1支軸12の位置は、第2支軸14及び第3支軸15に相対して低く、該背もたれA2が受力して後方傾斜する時に第1支軸12を支点としてシートA3のベース1上の相対位置に変化を発生させ、具体的内容及び動作状態は、後述のとおりである。
【0016】
前記シャフト5は、ベース1に設置され、バネ4は、該シャフト5の外部にスリーブ接続され、作用時の支持を核都市、好ましくは、該シャフト5の一端は、ねじ山51を有し、押圧プレート52に回転接合し、該押圧プレート52は、バネ4の一端41に当接し、バネ4が受力変形する時の押し付けを提供する。また、シャフト5の回転によってねじ山51に押圧プレート52の位置を変化させてバネ4を圧縮し、バネ4のきつさを調整し、バネ4の弾性力を制御し、該シャフト5の他端は、該シャフト5を駆動して回転を発生するための受動ギア53を設ける。
【0017】
前記プルロッド3上にバネ4を包囲するフレーム31を接続し、該フレーム31は、作用端311を設け、該作用端311は、バネ4の押圧プレート52から離れる他端42に当接することに用いられ、プルロッド3の作動時、作用端311によりバネ4に対して圧力を加えて変形を発生できる。該作用端311上に更にシャフト5を通過させる貫通孔312を有し、フレーム31を該ベース1に取り付けさせる。また、該プルロッド3の軸方向の両端部は、2つの駆動部材2の自由端に接続し、好ましくは、該2つの駆動部材2は、該自由端箇所にフック部材21を設け、プルロッド3をフックし、組み立てし易くし、2つの駆動部材2が受力して回転する時にトルクを発生させてプルロッド3を牽引し、背もたれA2の方向へ運動させる。同時に、プルロッド3に変位を発生していることにより、フレーム31の作用端311を連動し、バネ4を押圧し、バネ4を受力変形させて背もたれA2に弾性力の支持を発生する。好ましくは、該ベース1上において、プルロッド3が安置される位置に合わせて、それぞれ限位溝17を設け、該プルロッド3の2つの端部を該2つの限位溝17を位置させて位置決めを獲得させ、プルロッド3をベース1上に跨らせる。プルロッド3が運動時に位置を変化させるので、該限位溝17の幅は、プルロッド3の径幅よりも必ず大きく、言い換えれば、該限位溝17の幅の設定によって、プルロッド3の運動の極限を制限し、使用者が過度に背もたれA2を後方傾斜させて人又は機構の傷害を招くことを回避する。
【0018】
バネ4の弾性力を調整可能にするため、該ベース1において駆動ロッド16を更に接続し、該駆動ロッド16の一端に駆動ギア161を設け、該駆動ギア161がシャフト5上の受動ギア52と噛み合う。図6に示すように、該駆動ロッド16の回転により、該駆動ギア161は、該受動ギア53にシャフト5の回転を補助するように連動させ、押圧プレート52の位置を変化させてバネ4を圧縮してバネ4のきつさを調整し、バネ4の弾性力を制御し、使用者に背もたれA2を後方傾斜する時に必要な弾性力の支持の大きさを予め調整させることができる。また、異なる大きさの輪径により、該駆動ギア161と受動ギア53の出力を設定でき、使用者に更に省力な操作を提供する。
【0019】
本発明の操作及び使用状態について、図7図8を同時に参照する。
使用者が背もたれA2が姿勢を後方傾斜する時、該背もたれA2に加えた力が2つの駆動部材12を回転角度の変化を発生させ、ベース1のガイド孔13に合わせて第2支軸14の変位の裕度の設計を提供し、シートA3を同期して背もたれA2の方向へ延伸させることもできる(図7参照)。同時に、該2つの駆動部材12は、第1支軸12を支点とし、プルロッド3の背もたれA2の方向への運動を回転連動し、該プルロッド3と接続するフレーム31の作用端311にバネ4に対して施圧させ、変形を発生して背もたれA2に弾性力の支持を獲得させる(図8参照)。このような設計は、使用者が背中を寄せて後方傾斜する時にたるみを感じさせず、快適に感じさせるだけでなく、更に、重要なこととして、前記先行技術に比較して、該バネ4を押圧する作用力は、該第1支軸12からフレーム31までの作用端311のパワーアームの長さを増加し、背もたれA2の後方傾斜が発生する回転トルクも相対的に向上させ、更に省力にバネ4を圧縮する抵抗力を克服させることができる。
【0020】
上記の実施例は、本発明の実施形態を例示すること、及び本発明の技術特徴を理解することに用いるものであり、本発明の保護範疇を制限することに用いるのではない。
【符号の説明】
【0021】
A 椅子
A1 シャーシ
A2 背もたれ
A3シート
1 ベース
11 仕切り板
12 第1支軸
13 ガイド孔
14 第2支軸
15 第3支軸
16 駆動ロッド
161 駆動ギア
17 限位溝
2 駆動部材
21 フック部材
3 プルロッド
31 フレーム
311 作用端
312 貫通孔
4 バネ
41 バネの一端
42 バネの他端
5 シャフト
51 ねじ山
52 押圧プレート
53 受動ギア
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8