特許7308589IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

布類処理工場等において処理対象の布類をその種類ごとに分別する布類分別装置を備える布類自動展開機に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながらのような1種類のタオル専用の自動展開機に乾燥されたタオルを分別せずに、あるいは不十分な分別状態で投入すると、その自動展開機に適合していないタオルの影響で自動展開機の機械歩留まりが低下するとともに機械故障が多発し、例え故障しなくても、自動展開機の内部で処理に失敗したタオルを戻して再処理を繰り返すので次のタオルの供給ができず、上流工程の渋滞を招くという問題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置は、 洗濯および乾燥を終えた布類を分別する布類分別装置を内部に備える布類自動展開機であって、当該布類自動展開機による複数枚の前記布類からなる布類塊からの1枚ずつの前記布類の分離後に前記布類分別装置がその布類を分別して当該布類自動展開機に供給し、その供給した布類を当該布類自動展開機が自動的に平坦に展開して次工程の布類畳み機に投入する布類自動展開機・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置にあっては、種類識別量測定手段が、洗濯および乾燥後の複数枚の布類からなる布類塊から分離された1枚ずつの布類の、少なくとも重量を含む所定の種類識別量を測定し、種類識別手段が、前記測定された種類識別量を、予め与えられた布類の種類毎の基準識別量と比較して、その比較結果に基づき前記1枚ずつの布類の種類を識別し、そして分別排出手段が、前記1枚ずつの布類を前記識別した種類に応じて分別して排出し、前記布類自動展開機に供給する。

従って、本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置によれば、比較的簡易な複数の手段の組み合わせによって安価に構成でき、しかも人手による仕分け工程を用いずに複数種類の布類の分別を行い得て、布類処理工場等における布類自動展開機の機械歩留まりを向上させることができる。

なお、本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置においては、前記種類識別量測定手段は、前記所定の種類識別量として、少なくとも前記1枚ずつの布類の重量を測定し、前記種類識別手段は、前記測定された1枚ずつの布類の重量を、予め与えられた布類の種類毎の基準重量と比較して、その比較結果に基づき前記1枚ずつの布類の種類を識別するものである。このようにすれば、重量測定は安価な構成で容易に行い得るので好ましい。

また、本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置においては、前記種類識別量測定手段は、前記所定の種類識別量として、前記1枚ずつの布類の対角長さを測定し、前記種類識別手段は、前記測定された1枚ずつの布類の対角長さを、予め与えられた布類の種類毎の基準対角長さと比較して、その比較結果に基づき前記1枚ずつの布類の種類を識別するものあっても良く、このようにすれば、対角長さの測定は安価な構成で容易に行い得るので好ましい。

さらに、本発明の布類自動展開機が備える布類分別装置においては、前記分別排出手段は、前記布類塊から分離されて垂れ下がった状態の前記1枚ずつの布類が所定種類のものでない場合に、その布類の上下端部間の中間部を押し出す押し出し板と、その押し出し板で押し出された前記中間部を挟持してその布類を前記所定種類の布類の排出用の本線とは別の排出経路に移送する上下コンベアと、を有するものであっても良く、このようにすれば、分別排出手段が本線の機能を妨げないように布類の中間部を保持することで、この布類分別装置の下流側へ、そこでの処理に適した所定種類の布類を本線で供給し得て、下流側の布類自動展開機の機械歩留まりを向上させることができるので好ましい。

また、前記分別排出手段は、前記布類塊から分離されて垂れ下がった状態の前記1枚ずつの布類が所定種類のものでない場合に、その布類の上下端部間の中間部を挟持する補助チャックと、その補助チャックを移動させて前記中間部を挟持した布類を前記所定種類の布類の排出用の本線とは別の排出経路に移送する補助チャック移動機構と、を有していても良く、このようにしても、分別排出手段が本線の機能を妨げないように布類の中間部を保持することで、この布類分別装置の下流側へ、そこでの処理に適した所定種類の布類を本線で供給し得て、下流側の布類自動展開機の機械歩留まりを向上させることができるので好ましい。

そして、本発明の布類自動展開機によれば、当該布類自動展開機の内部に備える前記布類分別装置が、当該布類自動展開機による前記複数枚の布類からなる布類塊からの1枚ずつの前記布類の分離後に、前記布類分別装置が分別して当該布類自動展開機に供給した布類を、当該布類自動展開機が自動的に平坦に展開して次工程の布類畳み機に投入することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一実施形態の布類自動展開機の全体概略図である。
【図2】 図1の布類自動展開機の供給コンベアおよび吊上げ装置の拡大斜視図である。
【図3】 図1の布類自動展開機の供給コンベアおよび吊上げ装置の拡大斜視図である。
【図4】 図1の布類自動展開機の供給コンベアおよび吊上げ装置の拡大斜視図である。
【図5】 図1の布類自動展開機の仮保持装置および角端出し装置の拡大斜視図である。
【図6】 図1の布類自動展開機の角端出し装置の拡大斜視図である。
【図7】 図1の布類自動展開機の角端出し装置の拡大斜視図である。
【図8】 図1の布類自動展開機の角端出し装置の拡大斜視図である。
【図9】 図1の布類自動展開機の角端出し装置の拡大斜視図である。
【図10】 図1の布類自動展開機の角端出し装置および角端取り装置の拡大斜視図である。
【図11】 図1の布類自動展開機の角端取り装置および横引き装置の拡大斜視図である。
【図12】 図1の布類自動展開機の横引き装置の拡大斜視図である。
【図13】 図1の布類自動展開機の横引き装置の拡大斜視図である。
【図14】 図1の布類自動展開機の横引き装置の拡大斜視図である。
【図15】 図1の布類自動展開機の横引き装置、2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図16】 図1の布類自動展開機の2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図17】 図1の布類自動展開機の2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図18】 図1の布類自動展開機の2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図19】 図1の布類自動展開機の2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図20】 図1の布類自動展開機の2位置保持装置、縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図21】 図1の布類自動展開機の縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図22】 図1の布類自動展開機の縁出しコンベアおよび上下反転装置の拡大斜視図である。
【図23】 図1の布類自動展開機の縁出しコンベア、上下反転装置、ローラおよび載せ掛け装置の拡大斜視図である。
【図24】 図1の布類自動展開機の縁出しコンベア、上下反転装置、ローラおよび載せ掛け装置の拡大斜視図である。
【図25】 図1の布類自動展開機の縁出しコンベア、上下反転装置、ローラおよび載せ掛け装置の拡大斜視図である。
【図26】 図1の布類自動展開機のローラおよび載せ掛け装置の拡大斜視図である。
【図27】 図1の布類自動展開機のローラの拡大斜視図である。
【図28】 図1の布類自動展開機のローラ、進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図29】 図1の布類自動展開機のローラ、進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図30】 図1の布類自動展開機の進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図31】 図1の布類自動展開機の進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図32】 図1の布類自動展開機の進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図33】 図1の布類自動展開機の進退装置および搬送コンベアの拡大斜視図である。
【図34】 図1の布類自動展開機の搬送コンベアおよび次工程の布類畳み機の拡大斜視図である。
【図35】 図1の布類自動展開機の角端取り装置に設けられた本発明の一実施形態の布類分別装置のロードセルの拡大斜視図である。
【図36】 図1の布類自動展開機の角端取り装置に設けられた本発明の一実施形態の布類分別装置の布類センサの拡大斜視図である。
【図37】 図1の布類自動展開機の横引き装置に設けられた本発明の一実施形態の布類分別装置のエンコーダの拡大斜視図である。
【図38】 (a),(b)は、図35の布類分別装置のロードセルおよび/または図36の布類分別装置の布類センサの出力信号に基づき1枚ずつの布類の中間部を上下コンベアの間に押し込む実施形態の布類分別装置の押し込み板の動作を示す拡大斜視図であり、(c),(d)は、(a),(b)の上下コンベアが供給した布類を搬出する、本線とは別の搬出経路としてのワゴンおよびコンベアをそれぞれ示す拡大斜視図である。
【図39】 (a),(b),(c)は、図35の布類分別装置のロードセルの出力信号に基づき1枚ずつの布類の中間部を挟持してその布類を、別の排出経路を構成するワゴンまたはコンベアに供給する補助チャックの動作を示す拡大斜視図である。
【図40】 互いに異なる種類の布類専用の2台の布類自動展開機がその上流側の外部に備える本発明の一参考形態の布類分別装置を示す斜視図である。
【図41】 従来の人手によるタオル畳み機へのタオルの投入状況を示す説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 供給コンベア 2 吊上げ装置 21 チャック 22 モータ 23 駆動ベルト 3 仮保持装置 31 チャック 32 伸縮シリンダ 4 角端出し装置 41 チャック 42,46,48 伸縮シリンダ 43 台板 44,45 角端出しローラ 47 押え板 49,4a センサ 5 角端取り装置 51 チャック 52 伸縮シリンダ 53 センサ 6 横引き装置 61,69 チャック 62 モータ 63 駆動ベルト 64 台板 65 上押え板 66 シリンダ 67,68 センサ 7 2位置保持装置 70 連結棒 71 中間部保持チャック 72 角端保持チャック 73 昇降シリンダ 74 モータ 75 駆動ベルト 8 縁出しコンベア 81 モータ 82 ブロー装置 83 センサ 9 上下反転装置 91 回動シリンダ 92,93 チャック 94,95 センサ 96 反転軸 10 ローラ 101 センサ 102 第1部分ローラ 103 第2部分ローラ 104,106 モータ 105,107 駆動ベルト 108,109 センサ群 10a ブロー部材 11 載せ掛け装置 110 進退台 111,112 チャック 113,114 チャックセンサ 115 モータ 116 駆動ベルト 12 進退装置 121 モータ 122 駆動ベルト 123a 保持台 123b 保持板 124 シリンダ 13 搬送コンベア 131 吸引ファン 132 モータ 133 ベルト 14 布類分別装置 141 ロードセル 142,143 布類センサ 144 エンコーダ 145 押し込み板 146 シリンダ 147 上コンベア 148 下コンベア 149 ワゴン 14a コンベア 14b 補助チャック 15 布類分別装置 16 バスタオル専用の布類自動展開機 17 フェイスタオル専用の布類自動展開機 A 吸引コンベア B 押し出し装置 C リターンコンベア D 布類畳み機 X 布類塊 Y 布類 Ya 角端 Yb 角端(終端部) Yc 側縁(長辺側) Yd 側縁(長辺側の他方) Ye 側縁(短辺側) BT バスタオル FT フェイスタオル

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