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特許7309076強化された逆巻線誘導モータ設計、システム、および方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-06
(45)【発行日】2023-07-14
(54)【発明の名称】強化された逆巻線誘導モータ設計、システム、および方法
(51)【国際特許分類】
   H02J 3/18 20060101AFI20230707BHJP
   H02K 17/08 20060101ALI20230707BHJP
   H02K 17/12 20060101ALI20230707BHJP
   H02P 23/26 20160101ALI20230707BHJP
【FI】
H02J3/18 192
H02K17/08
H02K17/12
H02P23/26
【請求項の数】 28
(21)【出願番号】P 2022542911
(86)(22)【出願日】2020-01-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-01-20
(86)【国際出願番号】 US2020013538
(87)【国際公開番号】W WO2021145864
(87)【国際公開日】2021-07-22
【審査請求日】2022-09-08
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522279313
【氏名又は名称】アドベンテック, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ゴチェ, ジェラルド
【審査官】佐藤 卓馬
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-092884(JP,A)
【文献】カナダ国特許発明第02609605(CA,C)
【文献】米国特許第04672298(US,A)
【文献】米国特許第05838127(US,A)
【文献】米国特許第04446416(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02P 23/26
H02K 17/08
H02K 17/12
H02J 3/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの電気モータに電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの電気モータへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線を有する少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを前記初期電気ネットワークと電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータと前記初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項2】
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続されるコンデンサを提供するステップをさらに含み、前記コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項7】
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
前記少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスに電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを前記初期電気ネットワークと電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスと前記初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップ
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約1%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約2%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約4%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約8%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約10%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約15%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約20%のパーセント低減を引き起こすことと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約25%のパーセント低減を引き起こすこと
から選定される、前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件において前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る前記少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、請求項7に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項9】
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスおよび前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを電気的に組み合わせ、強化された力率の電気ネットワークを形成するステップと
を含み、
前記強化された力率の電気ネットワークは、それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関する前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを伴わないものよりも少ない誘導成分を有する強化された力率値を呈する、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項10】
前記少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能であり、
補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップをさらに含む、請求項9に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項11】
前記より少ない誘導成分は、
最大定格負荷の0パーセントにおける前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータによる少なくとも約60度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の25パーセントにおける前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータによる少なくとも約50度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の50パーセントにおける前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータによる少なくとも約40度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の75パーセントにおける前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータによる少なくとも約30度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の100パーセントにおける前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータによる少なくとも約20度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と
から選定される、請求項9に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項12】
動作的に安定した誘導モータを提供する方法であって、
少なくとも1つの誘導モータを提供するステップであって、
少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
少なくとも1つの逆巻線を提供するステップと、
前記少なくとも1つの逆巻線と直列に、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの誘導モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの誘導モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの誘導モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの誘導モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有するコンデンサを接続するステップと
を含む、ステップと、
ロータを提供するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に前記少なくとも1つの順巻線、前記少なくとも1つの逆巻線、前記ロータ、および前記コアを封入するステップと
を含み、前記少なくとも1つの誘導モータは、負の無効電力を呈する、動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの誘導モータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、請求項12に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【請求項14】
前記少なくとも1つの誘導モータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、請求項12に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つの誘導モータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、請求項12に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【請求項16】
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
順巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有し、逆巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの逆巻線を提供するステップであって、前記順線磁束空間および前記逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、ステップと、
前記少なくとも1つの逆巻線と直列に、おおよそで、約1.32~約1.5×なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有するコンデンサを接続するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に前記少なくとも1つの順巻線、少なくとも1つの逆巻線、前記コンデンサ、および前記コアを封入するステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項17】
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える逆巻線電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの順巻線の電気構成を第1の電気構成から第2の電気構成に改変することが可能である前記少なくとも1つの順巻線が応答する順巻線電気再構成スイッチを提供するステップと、
電力の源を前記巻線電気モータに提供するステップと、
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップと、
第1に、前記第1の電気構成において前記少なくとも1つの順巻線の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと、
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップと、
第2に、前記第2の電気構成において前記少なくとも1つの順巻線の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと、
第3に、前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線の両方の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項18】
前記逆巻線電気モータを提供するステップは、三相構成における複数の巻線を備える逆巻線電気モータを提供するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項19】
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、電気的に再構成可能なスター構成始動巻線と電気的に再構成可能なデルタ構成駆動巻線との間で差動的に切り替えるステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項20】
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、始動が実質的に完了すると、前記少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項21】
前記始動が実質的に完了すると、前記少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップは、前記切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項22】
前記切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップは、始動動作を開始してから約20秒後に前記デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、請求項21に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項23】
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、限定された量の突入電流を受動的に確立するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項24】
前記限定された量の突入電流を受動的に確立するステップは、初期電流遷移後に電流を減少させるステップを含む、請求項23に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項25】
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、始動全体を通して1.5以下の定格全負荷電流を実質的に維持するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項26】
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、電源電圧を実質的に直接印加するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項27】
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、少なくとも部分的に、逆巻線効果を利用して、電流ランプダウンを受動スイッチ制御するステップを含む、請求項17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【請求項28】
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、隣接する反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、請求項1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許は、誘導モータのための設計、システム、および方法に関する。これは、ユニークなクラスの誘導モータ、すなわち、逆巻線誘導モータへの特定の適用性を有する。これらのモータは、高効率および非常に良好な力率をもたらすユニークな設計を提示する。本特許は、そのようなモータおよび他の誘導モータのための強化された設計を提供し、このユニークなクラスの誘導モータおよび他の誘導モータの適用性を拡大し、付加的利益を達成するシステムおよび方法を開示する。
【背景技術】
【0002】
時として、非同期モータと称される、誘導モータは、最初にNikola Teslaによって100年以上前に発明された。元々は非常に直感的に発明されたが、その後の1世紀にわたって、それらの動作は、理論的にも数学的にもある程度理解されるようになった。誘導モータが私たちの社会においてほぼ普遍的になるまで、改良が、行われ、設計が、精緻化されてきた。2003年に、本発明者は、ここでユニークなクラスの誘導モータである逆巻線誘導モータとして特徴付けられるものを作成した。米国特許第7034426号(特許文献1)および米国特許第7227288号(特許文献2)(参照することによって本明細書に組み込まれる)に解説されるように、本クラスの誘導モータは、主要または順巻線および二次または逆巻線を伴う。興味深いことに、Tesla自身による誘導モータの非常に直感的な元の発明のように、これらのタイプのモータもまた、誘導モータの非常に直感的な理解を介して開発された。理論的および数学的根拠は、その時点で発明の主な根拠ではなかった。結果として、本特定のクラスの誘導モータは、多くの場合、より偏狭に訓練された技術者にとって理解することが困難であり、受け入れることが困難な利点および結果を提示する。それらの元の逆巻線誘導モータは、非常に高い力率および疑う余地のない利点を単独でもたらしたが、もたらされた商業的利点に見合った広範な普及が起こらなかったと考えられる。
【0003】
また、より従来的な誘導モータと同様に、開発が、それにもかかわらず継続され、いくつかのさらにより有意な利点および設計が、実現された。これらの利点は、一般に単独での、および組み合わせられた負荷ネットワークでの誘導モータの使用の懸念事項に対処する。また、驚くべきことに、さらには予期せぬことに、逆巻線誘導モータクラスは、2,000年代初頭のその元の発明以降知られていたにもかかわらず、現在では、パラメータの適切な選択、およびいくつかの実施形態に関して、逆巻線誘導モータに関して以前は望ましくないものとして理解されていた改訂された巻線技法、パラメータ、および技法によって、根本的に異なる有利な動作特性が、現在達成され得ることが発見されている。これらの新しい利点は、特に、このユニークなクラスの誘導モータの利用において現在実現され得、その他においても同様に実現される可能性が高い具体的な動作機会をもたらす。本開示は、逆巻線誘導モータの元の発明からの教示および理解であっても進歩することができ、現在進歩していることを示す。再び、これらの進歩は、Teslaの元の発明のように直感的な理解から起こった。また、おそらく、1世紀以上前のTeslaの元の発明と同様に、これらの進歩は、より偏狭に訓練された人にとってより困難であり得るが、それらは、それにもかかわらず、実際の発明の実施化が確立するため、存在する。
【0004】
本発明は、したがって、予想外であるだけではなく、一般的な誘導モータの広まっている考慮事項およびそれに関する予期に反する場合さえある利点をもたらすように理解され得る。具体的には、誘導モータは、その名の通り誘導性であり、したがって、電圧に対して遅れ電流を提示することが広く認められているが、本発明および新しく発見された逆巻線誘導モータ設計は、本長い時間認められている定説さえも、常に正しいわけではなく、本一見不変の法則または一見反論できないパラダイムさえも克服し得るユニークな設計(その多くがここで開示される)が存在することを示す。
【0005】
故に、本発明は、ユニークな誘導モータ設計およびこれらの設計のユニークな使用、および単独での、および他の負荷と、特に、他の誘導モータ負荷と組み合わせての両方でのこれらの設計に関するユニークな動作利点を提示する。これはまた、これらの設計のユニークな使用および単独での、および他の負荷と、再び、特に、他の誘導モータ負荷と組み合わせての両方でのこれらの設計に関するユニークな動作利点を提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】米国特許第7034426号明細書
【文献】米国特許第7227288号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
故に、本特許は、逆巻線誘導モータおよび他の状況に関する利点をもたらす種々の新しい設計、システム、および方法を開示する。これは、以前に達成されたものよりも有利な方法で力率および他の補正を提示し得る設計および組み合わせを提示する。例えば、これが遅れ力率を提示しない意味で誘導性でさえない誘導モータを提示する設計が、ここで達成されることができる。誘導モータにおける単語「誘導」が示す、または少なくとも示唆するように、インダクタが誘導性でなければならないため、一見すると直感に反するように見え得るが、本発明は、そのモータのみが誘導性ではないように誘導モータを設計する方法が存在することを示す。また、これは、偏狭に訓練された人には抵抗があるかもしれないが、事実、本発明は、実際にこのように機能することが示されている設計を含む。したがって、本発明の実施形態の1つの目標は、電圧と比較して遅れ電流を提示するという意味で、完全には非誘導性ではないにしても、あまり誘導性ではない誘導モータを提示することである。
【0008】
本発明の別の目標は、既存のネットワークまたは接続の負の属性を補正し得る設計を提示することである。本目標に沿って、本発明の目的は、新しい要素の包含によって、ネットワークに関する力率を実際に補正するモータを提示することである。また、これらの要素自体が、仕事を生成することができる。したがって、本発明の別の目標は、受動的要素を使用することによってだけではなく、その所望の補正を遂行しながら、実際に仕事を達成し得るデバイスを提供することによって、ネットワークに関する力率補正等の補正を達成し得る設計を提供することである。また、本目標にさらに沿って、目的は、過熱することなく、または不良な実践的属性を有することなく、長期動作様式で仕事を遂行するデバイスを提供することである。
【0009】
本発明のまた別の目標は、補正に関与する特定の電気要素を調節することなく、可変的に補正する要素を提供することである。したがって、本発明の目的は、特定の補正要素を改変することを必要とすることなく、適切な補正の程度を達成することである。
【0010】
本発明の実施形態の側面および目標は、仕事生成および、典型的には、誘導性と考えられるデバイスの追加が、ネットワークの誘導特性を実際に低減させ得る、強化された力率ネットワークを形成するデバイスおよび組み合わせを可能にすることである。
【0011】
上記に言及されるように、本発明の1つの目標は、強化された動作特性を有する個々のデバイスを提供することである。本目標に沿って、本発明の実施形態は、上記の属性を達成し得るだけではなく、それ自体が個々に強化された属性の誘導モータを提示する、新しい誘導モータ設計および新しい逆巻線誘導モータ設計を提示する。本目標に沿って、目的は、高い力率を有するだけではなく、また、電圧と比較して進み電流を提示し得る個々のモータを提示することを含むことができる。この点で、本発明の目標は、(しかしながら、偏狭に訓練された人にとって一見して直感に反し、信じられないように見え得るが)電圧と比較して進み電流を呈し、さらには本観点から負の無効電力を提示すると見なされ得る誘導モータを提示する実施形態を提示することである。
【0012】
本発明のまた別の目標は、非常に有利な始動プロセスおよび特性を達成し得る設計および動作プロセスをもたらすことである。本目標に沿って、目的は、既存の設計に対して強化されるだけではなく、既存の設計よりも少ない制御複雑性を伴い、より容易に達成され得る、低突入電流のソフトスタート能力を提供することであり得る。
【0013】
当然ながら、本発明の他の目標および目的も、本文、付記、および請求項全体を通して開示される。
本発明は、例えば以下を提供する。
(項目1)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの電気モータに電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの電気モータへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップであって、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、
順巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの順巻線と、
逆巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの反対方向逆巻線であって、前記順逆巻線磁束空間および前記逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致し、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの反対方向逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの反対方向逆巻線と、
前記少なくとも1つの反対方向逆巻線のそれぞれと直列に接続されるコンデンサであって、前記コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、コンデンサと
を備える、ステップと、
前記少なくとも1つの付加的電気モータを前記初期電気ネットワークと電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの付加的電気モータと前記初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによる少なくともある程度の機械的仕事を遂行しながら、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによって、補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目2)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目3)
その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを封入するステップをさらに含み、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、その定格馬力に関する前記現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目4)
前記モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを封入するステップをさらに含み、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、前記モータの馬力定格に関する前記現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目5)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目6)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目7)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目8)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによる少なくともある程度の機械的仕事を遂行しながら、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによって、補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータ内の電力過定格コアを利用するステップを含む、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目9)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、
0パーセント最大定格負荷における80度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
15パーセント最大定格負荷における60度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
25パーセント最大定格負荷における45度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
50パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
75パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
100パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と
から選定される電圧と比較した電流の遅れ角を呈する誘導モータを備える、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
(項目10)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の25パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の50パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の75パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の90パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の95パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の100パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と
から選定される電圧と比較した電流の進み角を呈する誘導モータを備える、項目1に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目11)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの電気モータに電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの電気モータへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを前記初期電気ネットワークと電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータと前記初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目12)
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目13)
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目14)
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目15)
前記少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続されるコンデンサを提供するステップをさらに含み、前記コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目16)
前記少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目17)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
前記少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスに電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを前記初期電気ネットワークと電気的に接続するステップであって、前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスと前記初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップと、
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目18)
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約1%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約2%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約4%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約8%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約10%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約15%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約20%のパーセント低減を引き起こすステップと、
前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって消費される電力の少なくとも約25%のパーセント低減を引き起こすステップと
から選定される、前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスによって、同一の負荷パーセンテージにおいて前記少なくとも1つの仕事生成順および逆巻線電気デバイスを伴わない前記少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する前記少なくとも1つの電気ネットワークおよび前記少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、項目17に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目19)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスおよび前記少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを電気的に組み合わせ、強化された力率の電気ネットワークを形成するステップと
を含み、
前記強化された力率の電気ネットワークは、それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関する前記少なくとも1つの第2のタイプの主に誘導性の電気デバイスを伴わないものよりも少ない誘導成分を有する強化された力率値を呈する、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目20)
補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、前記初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップをさらに含む、項目19に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目21)
前記より少ない誘導成分は、
最大定格負荷の0パーセントにおける前記少なくとも1つの付加的電気モータによる少なくとも約60度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の25パーセントにおける前記少なくとも1つの付加的電気モータによる少なくとも約50度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の50パーセントにおける前記少なくとも1つの付加的電気モータによる少なくとも約40度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の75パーセントにおける前記少なくとも1つの付加的電気モータによる少なくとも約30度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と、
最大定格負荷の100パーセントにおける前記少なくとも1つの付加的電気モータによる少なくとも約20度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減と
から選定される、項目19に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目22)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つのモータを提供するステップであって、
少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
少なくとも1つの逆巻線を提供するステップと、
前記少なくとも1つの逆巻線と直列に、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有するコンデンサを接続するステップと
を含む、ステップと、
ロータを提供するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に前記少なくとも1つのモータ巻線、前記ロータ、および前記コアを封入するステップと
を含み、前記誘導モータは、負の無効電力を呈する、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目23)
前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目24)
前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目25)
前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目26)
その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に前記モータを封入するステップをさらに含み、前記少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その定格馬力に関する前記現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目27)
前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数~前記少なくとも1つの逆巻線の約3倍の数の巻数の順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目28)
前記モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に前記モータを封入するステップをさらに含み、前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、前記モータの馬力定格に関する前記現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目29)
前記少なくとも1つのモータを提供するステップは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目22に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目30)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
順巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有し、逆巻線磁束空間を確立する少なくとも1つの逆巻線を提供するステップであって、前記順逆巻線磁束空間および前記逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、ステップと、
前記少なくとも1つの逆巻線と直列に、おおよそで、約1.32~約1.5×前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷前記少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する前記少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有するコンデンサを接続するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に前記少なくとも1つの順巻線、少なくとも1つの逆巻線、前記コンデンサ、および前記コアを封入するステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目31)
少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップをさらに含む、項目30に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目32)
略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップをさらに含む、項目31に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目33)
長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップをさらに含む、項目32に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目34)
前記長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータは、
0パーセント最大定格負荷における80度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
15パーセント最大定格負荷における60度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
25パーセント最大定格負荷における45度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
50パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
75パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
100パーセント最大定格負荷における30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と
から選定される電圧と比較した電流の遅れ角を呈する誘導モータを備える、項目33に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目35)
前記長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の25パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の50パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の75パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の90パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の95パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の100パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と
から選定される電圧と比較した電流の進み角を呈する誘導モータを備える、項目33に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目36)
最大定格負荷の約0パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約25パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約50パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約75パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約100パーセントにおける電圧と比較した進み電流と
から選定されるパラメータを呈する誘導モータを備える長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップ
をさらに含む、項目30に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目37)
現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップであって、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、ステップをさらに含む、項目30に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目38)
前記モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内にモータを封入するステップをさらに含み、前記少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、前記モータの馬力定格に関する前記現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、項目30に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目39)
効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える逆巻線電気モータを提供するステップと、
前記少なくとも1つの順巻線の電気構成を第1の電気構成から第2の電気構成に改変することが可能である前記少なくとも1つの順巻線が応答する順巻線電気再構成スイッチを提供するステップと、
電力の源を前記順および逆巻線電気モータに提供するステップと、
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップと、
第1に、前記第1の電気構成において前記少なくとも1つの順巻線の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと、
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップと、
第2に、前記第2の電気構成において前記少なくとも1つの順巻線の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと、
第3に、前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線の両方の作用を用いて前記ロータを加速させるステップと
を含む、効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目40)
前記逆巻線電気モータを提供するステップは、三相構成における複数の巻線を備える逆巻線電気モータを提供するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目41)
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、電気的に再構成可能なスター構成始動巻線と電気的に再構成可能なデルタ構成駆動巻線との間で差動的に切り替えるステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目42)
前記順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、始動が実質的に完了すると、前記少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目43)
前記始動が実質的に完了すると、前記少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップは、前記切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目44)
前記切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップは、始動動作を開始してから約20秒後に前記デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、項目43に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目45)
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、限定された量の突入電流を受動的に確立するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目46)
前記限定された量の突入電流を受動的に確立するステップは、初期電流遷移後に電流を減少させるステップを含む、項目45に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目47)
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、始動全体を通して1.5以下の定格全負荷電流を実質的に維持するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目48)
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、電源電圧を実質的に直接印加するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目49)
前記逆巻線電気モータを始動制御するステップは、少なくとも部分的に、逆巻線効果を利用して、電流ランプダウンを受動スイッチ制御するステップを含む、項目39に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
(項目50)
前記少なくとも1つの順巻線および前記少なくとも1つの逆巻線は、隣接する反対方向巻線を備え、前記少なくとも1つの順巻線は、前記少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、項目11に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。




【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、本発明のいくつかの実施形態による、代表的モータの裁断図を描写する。
【0015】
図2図2は、誘導モータの集合の初期および強化されたネットワークの概略図である。
【0016】
図3図3は、封入されたモータのステータ部分内の隣接する順および逆巻線を有する代表的設計を示す。
【0017】
図4図4は、本発明の一実施形態による、従来の設計および改良された設計に関する電圧および電流の極線図を示す。
【0018】
図5図5は、従来の始動動作および改良された始動動作の間の電流および電圧のプロットである。
【0019】
図6図6は、本発明の実施形態を理解するために有用であるような業界標準の1つのセットの抄録である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明を実行するためのモード
前述で言及されるように、本特許は、異なる方法で組み合わせられ得る、または他の側面とのそれらの組み合わせによって発明的であり得る、種々の発明的側面を提示する。以下の説明は、要素を列挙し、本発明の実施形態のうちのいくつかを説明するために提供される。これらの要素は、初期実施形態とともに列挙されるが、しかしながら、それらが、付加的実施形態を作成するために、任意の様式で、かつ任意の数で組み合わせられ得ることを理解されたい。様々に説明される実施例および好ましい実施形態は、本発明を明示的に説明される設計、システム、技法、および用途のみに限定するように解釈されるべきではない。示される具体的実施形態または複数の実施形態は、実施例にすぎない。本明細書は、広範な請求項および各実施形態、およびさらには他の実施形態が除外され得る請求項を支援するものとして理解されるべきであり、そのように意図している。重要なこととして、単に例示的な実施形態の開示は、そのようなものがより広範な請求項または同等物において採用され得るいくつかの方法または実施形態のうちの1つにすぎない場合がある、作製され得る他のより包括的な請求項の範疇を限定することを意味しない。さらに、本説明は、任意の数の開示される要素を伴い、各要素のみを伴い、また、本または任意の後続出願における全ての要素のありとあらゆる種々の並べ替えおよび組み合わせを伴う、全ての種々の環境、システム、技法、方法、設計、デバイス、および用途の説明および請求項を支援および包含するように理解されるべきである。
【0021】
本発明の側面のうちの1つは、逆巻線誘導モータに焦点を当てる。図1に示されるように、電気モータ(1)は、ロータ(2)と併せて動作する、その中に据え付けられる巻線(4)を有するステータ(3)の磁気動作によってロータ(2)を旋回させるように動作することができる。周知であるように、誘導モータ(1)は、ともにコア(5)を構成すると見なされ得る、ロータ(2)およびステータ(3)の両方において透磁性材料を利用することができる。周知であるように、コア(5)は、以前の設計では、そのモータ設計の馬力またはキロワットの量に関して可能な限り小さいようにサイズ決めされることができる。この全ては、モータのhpサイズに基づいて、NEMA等の標準設定機関によってサイズ決めされた標準化されたエンケースメント(6)であり得るエンケースメント(6)内に提供されることができる。本電気誘導モータ(1)は、電気接続(17)を電力の源(7)に提供することによって動作される。本電力の源(7)は、典型的には、グリッド(20)等の公共電源であり、通常、商業的顧客に関して、グリッド(20)への接続点において等、公共電力会社による現行の観察される力率に基づいて変動し得る、請求を伴う。
【0022】
図2の概略図に図示されるように、グリッド(20)は、いくつかの既存のモータ、おそらく、既存の誘導モータ(8)として図2に示される、アイテムのネットワークに電力を供給することができる。アイテムのネットワークはまた、グリッド(20)に関する特定のタイプの負荷をともに提示する、他のネットワーク要素(11)を含むことができる。4つの既存のモータ(8)に加えて他のネットワーク要素(11)として図2に示される、本集合は、ともに、初期ネットワーク(9)と見なされることができる。当然ながら、任意の数のモータ、デバイス、他のネットワーク要素、または同等物が、存在することができ、図2は、単なる図式的実施例を示す。破線によって図示されるように、初期ネットワーク(9)への追加は、付加的アイテム、おそらく、付加的電気モータ(10)または他の補正デバイスであり得る。本付加的モータ(10)または他の補正デバイスは、初期ネットワーク(9)に追加されることができ、本合計の組み合わせは、(本発明による場合)強化された力率または他の属性を呈する強化された力率の電気ネットワーク(21)を提示することができる。当然ながら、これは、付加的モータ(10)または他の補正デバイスが含まれ、本発明の側面に従って設計されるときのものであり得る。
【0023】
上記に言及され、理解されるべきであるように、上記の説明は、装置請求項に含有され得るような要素を識別しているが、しかしながら、方法およびプロセスも、同様に含まれることができる。これは、ここで、実施例としてのみ上記の要素に関して議論される。本願の後の議論は、装置要素言語において、または方法ステップ言語において提供されるかどうかにかかわらず、両方を包含するものとして理解されるべきである。例えば、上記では、電力の源(7)への電気接続(17)は、当業者が明確に理解するはずであるように、少なくとも1つの電気モータを電気的に接続し、提供し、本デバイスまたはネットワークに給電することを包含するものとして理解されるべきである。
【0024】
本発明の側面は、これがユニークなデバイスおよびユニークなモータをもたらし得るだけではなく、他のアイテムと組み合わせて採用される、または初期ネットワーク(9)に追加することによって等、他のアイテムに追加されるとき、これがその初期ネットワーク(9)を強化し、さらにはこれを補正し得るという事実である。これは、補正された力率および他の強化された属性を有する、強化された力率の電気ネットワーク(21)を作成することができる。
【0025】
力率の補正は、当然ながら、周知であるものである。典型的には、これは、従来的に、コンデンサまたは容量性要素を含むことが予期される、受動的な非仕事生成要素によって行われる。これらのタイプの補正要素は、非生産的な非仕事生成アイテムである。それらは、費用を提示するだけではなく、コンデンサを含有することによって、それらは、問題を提示し、信頼性の問題を導入する傾向があり得る。本発明の実施形態が示すように、これは、実質的に回避されることができ、本発明は、ここで、負の無効電力、強化された力率を呈し、この点で必ずしも容量性負荷として典型的に考えられるものである必要はない誘導モータが使用され得ることを示す。本発明は、付加的補正デバイスまたは要素が仕事生成要素であり得ることを示すだけではなく、これが長期動作が可能なトルク生成電気モータであり得ることを示す。さらに、付加的電気モータ(10)は、略全負荷動作において過熱を生じにくいモータであり得、したがって、長期動作において使用されることができる。当然ながら、長期動作の側面は、全てのモータに重要であるが、しかしながら、本発明の教示が、単に付随的な使用に関して意図されるのではなく、むしろ、長期動作および仕事生成使用に関して意図される改良された誘導モータを提供することを理解されたい。
【0026】
当然ながら、初期誘導成分を少なくともある程度まで誘導的に補正するステップを達成するために、「誘導」モータ等の一見誘導性の構成要素を使用する側面は、偏狭に訓練された人にとって非直感的であり得る。しかし、本特定のタイプの少なくとも1つの電気誘導モータを接続することによって、初期ネットワーク(9)が、補正された誘導力率条件を呈し得、他の利点を達成し得るという事実は、変わらない。本新しいタイプの誘導モータは、これによって、明確に所望されるような個別の電圧に伴う電流の遅れを補正するために使用されることができる。
【0027】
本発明の実施形態では、強化された力率の電気ネットワーク(21)は、示されるように、2つの異なるタイプの誘導モータを含有することができる。従来的な誘導モータ、すなわち、本明細書では順巻線(12)と称されるもののみを伴う設計および逆巻線誘導モータ、すなわち、順巻線(12)および逆巻線(13)の両方を有する誘導モータである。隣接する順巻線(12)および逆巻線(13)が、図3に示され、ともに巻回される順巻線(12)および逆巻線(13)もまた、利用されることができる。図3に示される隣接する順巻線(12)および逆巻線(13)を利用する新しい技法では、当業者が明確に理解するであろうように、巻線は、巻線形成器の周囲に作製され、次いで、巻線は、示されるようなステータコア(3)のスロット(25)の中に公知のループ形成方式で位置付けられることができる。さらに、これらの巻線(4)は、反対方向巻線として構成されることができ、したがって、そのようなモータは、反対方向巻線電気モータを提示することができる。反対方向巻線はまた、逆の方式で作用することができ、電圧に対して進み電流を呈するモータを提示することができる。本発明のこれらの実施形態は、初期ネットワーク(9)に関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させることができる。電流と電圧との間の本関係は、図4に1つの実際の実施例として示される。図4が示すように、従来のモータは、本実施例では、遅れ力率(15)として約40°の電流遅れを呈し得る一方、類似する馬力および他の因子のモータに関して、本発明の実施形態の側面を伴うその同一のモータは、示されるような進み力率(16)として約10°の電圧に対する電流の進みを呈し得る。本進み力率は、完全に同位相の電流および電圧が単独では所望され得るため、それ以外は所望され得ないが、他の従来的な誘導モータと組み合わせて使用されるとき、これは、初期ネットワーク(9)における力率を補正することができる。故に、所与の負荷パーセンテージ条件に関する電圧と比較した電流のネットワーク遅れ角の低減が、ネットワークに関して達成されることができる。本発明の実施形態は、ネットワーク電流遅れ低減デバイスまたはネットワーク電流遅れ低減電気モータを提示するものと見なされることができる。
【0028】
また、本発明のいくつかの実施形態に関して、補正の量は、実質的であり得る。例えば、本発明の実施形態は、少なくとも0%最大定格負荷において約60°、25%において50°、50%において40°、75%において30°、およびさらには最大定格負荷の100%において20°の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすことができる。同様に、付加的電気モータ(10)を含む、強化された力率の電気ネットワーク(21)と比較した初期ネットワーク(9)によって消費される電力の低減が、存在することができる。実施形態は、1%電力低減、2%電力低減、4%電力低減、8%電力低減、10%電力低減、15%電力低減、20%電力低減、およびさらには25%電力低減を引き起こすことができる、またはそれを達成するネットワーク電力消費低減電気モータを提供することができる。再び、これは、驚くべきことに、それ自体が仕事を行っている電気モータの追加によって起こる電力低減を表すことができる。明確にするために、補正を達成する際、付加的電気モータ(10)は、その付加的電気モータ(10)を伴わない初期ネットワーク(9)から、その付加的電気モータ(10)がその付加的量の仕事を行う強化された力率の電気ネットワーク(21)に消費される電力を実際に低減させることができる。これは、注目すべきことであり、偏狭に訓練された人に対して本発明の非直感性を強調する。
【0029】
当然ながら、遅れ角の改良および電力消費の改良に関連するものは、本発明の実施形態が力率を改良し得るという事実である。再び、これらの改良は、些細なものではない。例えば、初期ネットワーク(9)(付加的電気モータ(10)を伴わない)と強化された力率の電気ネットワーク(21)(付加的電気モータ(10)を伴う)との間の力率の改良は、少なくとも約0.1~最大1、0.2~最大1、0.3~最大1、0.4~最大1、0.5~最大1、およびさらには0.6~最大1の力率の改良であり得る(1の力率を最大と見なすが、言及されるように、上記に言及されるような消費されるエネルギーの見掛け低減が存在し得る)。これらの力率補正の大きさは、少なくとも1つの負荷パーセンテージ条件に関して、またはさらには全ての負荷パーセンテージ条件に関して存在することができる。
【0030】
全ての負荷を横断する補正もまた、本発明の実施形態の有意な結果である。下記に解説されるように、補正はまた、ネットワークの必要性、モータの負荷、またはその他に適するように可変であり得る。関与する負荷のみに関して、本発明の適切に設計される実施形態は、モータの定格と比較して少なくとも約25%負荷、33%負荷、50%負荷、67%負荷、80%負荷、90%負荷、95%負荷、98%負荷、さらには100%負荷のみに関する遅れ補正を引き起こす、または達成することができる。補正は、実質的に全ての仕事生成負荷を横断し得る。付加的電気モータ(10)の適切に設計された実施形態は、0%最大定格負荷において約80°、約15%において60°、約25%において45°、約50%において30°、約75%において30°、および約100%最大定格負荷において30°以下の遅れ角から選定される、電圧と比較した電流の遅れを呈する誘導モータであり得る。付加的電気モータ(10)の適切に設計された実施形態はまた、約0%最大定格負荷、約25%、約50%、約75%、約90%、約95%において電圧と比較した電流の進み角を提示し、さらには最大定格負荷の約100%において電圧と比較した電流の進み角を提示することができる。設計は、これらの属性および本明細書に言及されるその他のうちのいずれかに関して選択されることができる。
【0031】
これらの利点および改良は、少なくとも1つの順巻線(12)と、少なくとも1つの逆巻線(13)とを有する、付加的電気モータ(10)を提供することによって達成されることができる。理解され得るように、単相モータは、1つの順巻線および1つの逆巻線を利用し得、三相モータは、3つの順巻線および3つの逆巻線を利用し得る。当業者によって明確に理解されるであろうように、巻線は、両方とも磁束空間を有することができる。また、順巻線(12)および逆巻線(13)は、両方とも少なくともある程度まで内部で一致し、ここではさらには外部で一致する磁束空間を有することができる。それらは、磁束空間全体を通して完全に重複し得るが、ある実施形態が、一実施例としてであるが、逆巻線(13)が順巻線(12)に隣接し得、外部磁束空間が主に重複し得る状況のみを伴い得ることが、可能性として考えられる。再び、巻線は、共同設置されてもよく、またはそれ/それらは、隣接し、したがって、一部(おそらく、いくつかの実施形態に関して、主として、いくつかの隣接する巻線設計に関して外部部分)のみにおいて重複する磁束を有してもよい。逆巻線(13)の隣接する巻線および設置技法は、巻線(4)が、絶縁の利点を可能にするために、示されるようなステータコア(3)のスロット(25)内で相互に隣接して位置付けられ得る、より高い電圧のモータ(2,000Vを上回る)に関して望ましくあり得る。さらに、上記に言及されるように、これらの2つの巻線は、反対方向巻線であり得る。理解され得るように、これは、一方の巻線における電流が、同一のコアの周囲か、または隣接する巻線としてかにかかわらず、他方の巻線の反対方向に流動する一実施例として存在する。そのような配列では、これは、概念的に、2つがそれらの間のある程度の効果を相殺すると見なされることができる。また、そのような設計では、付加的電気モータ(10)は、磁束方向が対向する電気モータを提示すると見なされることができる。
【0032】
本発明の実施形態の興味深い属性は、それらがまた、可変補正能力を提示すると見なされ得ることである。電気モータまたは他のデバイスは、したがって、可変補正電気モータまたは他のデバイスであり得る。本可変補正は、実質的に全ての負荷を横断して存在することができ、補正に寄与する電気補正成分の特性をいずれも改変することなく、受動的に作用することができる。従来的な力率補正デバイスでは、静電容量が、おそらく、リレーおよび接触器を介してコンデンサを追加または除去することによっても変動されるコンデンサ等、関与する要素は、時として、可変であり得るが、本発明では、可変補正は、電気補正成分の特性のいずれも改変することなく、存在することができる。逆巻線は、構成されたままであり、全体を通して同一の値を有することができる。また、本可変特性は、上記に言及される全ての補正量および全ての動作パラメータに関して存在することができる。
【0033】
前述で言及されるように、本発明は、従来の逆巻線モータ設計を改良する。逆巻線(13)と比較した順巻線(12)に関する特定の比および設計は、当時理解されていなかった、または明白ではなかった他のパラメータの中でも重要であり得る。例えば、順巻線(12)の巻数対逆巻線(13)の巻数の比が、重要であり得る。逆巻線の巻数に対する順巻線の巻数が、少なくとも約5、少なくとも約4、少なくとも約3、少なくとも約2.5、およびさらには少なくとも約2または2を上回るものである比が、重要であり得る。驚くべきことに、初期の逆巻線モータ設計では、比は2を超えるべきではないと考えられていたが、本発明は、利点およびさらには新しい属性が、これらの比が実際には以前に認識されていた限界を超えるときでも、ここでは利用可能になることを示す。設計は、巻線比がモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷またはその他に関して選択される等、特定の用途に関してさらに最適化されることができる。この点で、より低いレベルにおける動作は、より低い順巻線対逆巻線の比を要求することができる。同様に、順巻線対逆巻線の比は、初期ネットワーク(9)または典型的な初期電気ネットワークによって呈される電圧に対する電流遅れの量に関して選択されることができる。順巻線対逆巻線の比はまた、特定の定格馬力に関して確立されたモータエンケースメントサイズに関する現在の業界標準内に適合するように選択されることができる。この点で、当業者が明確に理解するはずであるように、現在の業界団体標準は、定格馬力電気モータエンケースメントに関する特定のサイズを確立する。巻線比は、既存のエンケースメント(6)内に適合するように選定されることができる。そのような標準は、NEMAおよびIECまたは同等物から設定され、利用可能であり、参照のために、そのような現在の既存の標準の1つのセットが、図6として添付される。分かり得るように、そのような標準は、エンケースメント(6)に関する寸法を確立する。順巻線(12)と逆巻線(13)との間の差異は、差動ターン巻線を提示すると見なされることができる。これらの差動ターン巻線はまた、モータの定格馬力に関するモータエンケースメントの現在の業界団体標準が確立したサイズ内に適合するように選択された順巻線対逆巻線の比を提示するように設計において選択されることができる。下記に言及されるように、本発明の実施形態を同様に最適化するために、これらの標準からの逸脱もまた、存在することができる。
【0034】
順巻線(12)および逆巻線(13)はまた、異なる巻線ワイヤ断面積を有することができる。順巻線対逆巻線の巻線ワイヤ断面積の比は、約2対約2分の1を下回り得る。これは、当業者が明確に認識するであろうように、順-逆巻線において被る電流の量を経験的に測定することのみによる場合であっても、設計変動性をもたらし得る。この点で、理解され得るように、電流の量は、順巻線対逆巻線で異なり得る。ワイヤ断面積は、電流の差異に適応するように選定されることができ、また、モータの定格馬力に関する、および他の考慮事項に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選定されることができる。巻線ワイヤのサイズ、具体的には、その断面積はまた、初期ネットワーク(9)に関する電圧に対する電流遅れの量に関して選択されることができる。再び、これは、必要な場合、経験的に決定されることができる。同様に、巻線ワイヤ断面積比は、付加的電気モータ(10)に関する予想される典型的な負荷パーセンテージに関して選択されることができる。
【0035】
単に現在の業界団体標準が確立したエンケースメントサイズ内に適合すること以外に、本発明がまた別の潜在的に非直感的な側面を提示する1つの要素は、コア(5)が逆巻線誘導モータに関して設計され得る方法である。従来的な設計では、典型的には、可能な限り小さいモータコアを含むことが望ましいと認識されているが、本発明の実施形態は、殆どの従来の考え方に反して、非常に大きいコアを含むことが有利であり得ることを示す。例えば、補正デバイスまたは誘導モータは、電力過定格コアを利用することができる。例えば、実施形態は、付加的電気モータ(10)が、現在の業界団体標準が定格馬力モータエンケースメント(6)よりも高いものとして確立するものにサイズ決めされるコアを利用する設計を含むことができる。したがって、例えば、実施形態は、通常、その馬力定格に関して必要とされることが予期されるものよりも大きいコア(5)を含むように、より大きいエンケースメント(6)を利用することができる。コア(5)は、図1に示されるようなロータコアおよびステータコア(3)の両方を含むことができる。コア(5)は、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされるより大きいコアであり得る、またはこれは、より大きいエンケースメント(6)内に適合するようにサイズ決めされることができる。実施形態では、より大きいコアは、その特定の馬力に関するコアの約110%よりも大きいものから、エンケースメント標準に関するその定格馬力サイズのコアの約125%にサイズ決めされることができる。コア(5)はまた、さらに大きくあり得る。これは、その馬力定格モータに関する現在の業界団体標準が確立したエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされるコアの110%よりも大きいものから、その馬力定格モータに関する現在の業界団体標準が確立したエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされるコアの約200%であり得る。コアはまた、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされることができる。より低いパーセンテージ負荷において、コアは、もしも依然として典型的なコアよりも大きいときであっても、より小さくあり得る。コア(5)はまた、初期電気ネットワーク(9)に関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされることができる。また再び、補正される必要があるより多くの遅れが、存在するとき、コアは、それに応じて、より大きくあり得る。さらに、巻線比に関して、他の属性の中でも巻線ワイヤ断面積およびコアサイズ決めパラメータが、使用されることが予想される新しいエンケースメント(6)サイズと協調されるように選定されることができる。エンケースメント(6)はまた、所望の設計が適合することを可能にするように選択されることができる。
【0036】
逆巻線(13)の利用の側面は、逆巻線(13)が、少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列にコンデンサ(26として概念的にのみ示される)に接続され得るという事実である。例えば、三相システムに関して、3つの逆巻線が、存在し得る。それぞれは、直列に接続されるコンデンサを有することができる。本静電容量は、本発明による実施形態に関して変動され得る、別の特有の設計構成要素であり得る。例えば、コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有することができる。コンデンササイズを設定することによって、最適な動作が、達成されることができ、再び、これは、言及されるパラメータ内で変動されることができ、さらには経験的に決定されることができる。コンデンササイズ決め選択肢における1.32~1.5値に関して、1.32が最適である状況および1.5以下である可能性が高い値が最適である状況が、存在し得る。再び、本特徴は、以前に理解されていた逆巻線誘導モータに関する異なる設計パラメータを提示し、特定の用途、モータ、または使用に関する設計最適化をもたらす。
【0037】
興味深いことに、ネットワークを補正するためのその使用とは別に、個々のモータであっても、逆巻線モータに関して理解されていたものと比較して改良された特性を呈することができる。以前は望ましくないと考えられていた2を上回る順巻線対逆巻線の比の値を有する設計を採用することによって、本発明の実施形態は、新しい属性を伴う個々のモータをもたらすことができる。例えば、約0%最大負荷における電圧と比較した進み電流、約25%最大定格負荷における電圧と比較した進み電流、50%最大定格負荷における電圧と比較した進み電流、最大定格負荷の約75%における電圧と比較した進み電流、および最大定格負荷の100%における電圧と比較した進み電流から選定されるパラメータを呈する、電気モータ、具体的には、長期動作が可能な誘導モータが、ここで提示されることができる。これは、もはや誘導性として扱われない誘導モータを提示するものとして認識され得る。実施形態は、したがって、偏狭に訓練された人にとって注目すべきでものあり、非直感的である設計を提示することができる。本特性は、確かに注目すべきものであり、以前に開示された逆巻線モータ誘導モータ設計の単なる延長ではない。
【0038】
さらに、逆巻線(13)が、モータ内に含まれるとき、少なくとも1つの逆巻線と直列のコンデンサの包含が、重要であり得る。例えば、本コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有するものとしてサイズ決めされることができる。また、本設計は、実施形態が、言及されるような電流の進み角を呈する誘導モータを提供することを可能にすることができる。進み電流または負の無効電力を呈する誘導モータを提示する概念は、注目すべきものである。これは、言及される順巻線(12)対逆巻線(13)の比を有し、示されるようなコンデンササイズ決めを有し、および少なくとも部分的に一致する磁束を有し、反対の誘導巻線を提示する順巻線および逆巻線の両方を有するモータを提供することによって、実施形態において提示されることができる。これらの設計は、少なくともある程度まで重複または一致する磁束空間を含むことができ、反対方向巻線である巻線を提示することによる。これらの設計を通して、誘導モータは、仕事を生成するだけではなく、全負荷動作において過熱を生じにくく、および長期動作が可能である動作的に安定した誘導モータを提示することができる。
【0039】
さらに、付加的実施形態は、モータ始動に関する所望の属性が達成され得るように作成されることができる。モータ始動構成要素が、従来的な誘導モータに関して確かに存在するが、逆巻線(13)を伴う逆巻線誘導モータに関する設計の特有の作成は、有意な新しい利点をもたらす。図1に示されるように、電気モータ(1)は、大いに有利に逆巻線(13)と併せて構成および使用され得る2つの要素を含む、誘導モータであり得る。具体的には、電気モータ(1)は、順巻線(12)を電気的に再構成するように配列される、順巻線電気再構成スイッチ(22)を含むことができる。これは、逆巻線(13)の任意の再構成と対照的に、順巻線(12)のためのものである。本順巻線電気再構成スイッチ(22)は、3つの異なる始動加速条件を達成する様式で、始動制御装置(23)の利用を通してさらに動作されることができる。最初に、順巻線(12)は、第1の電気構成において構成されることができ、第1の加速条件が、第1の電気構成が存在する状況下でロータ(2)が回転加速するように、電力の印加によって生じることができる。順巻線電気再構成スイッチ(22)の切替が、次いで、行われ、順巻線(12)の電気構成を第1の電気構成から第2の電気構成に改変することができる。本第2の電気構成では、ロータ(2)がその第2の電気構成を用いてさらに回転加速する、第2の加速条件が、存在することができる。第2の加速条件が存在し得る時間がどれほど短いかにかかわらず、第3の加速条件もまた、存在することができる。逆巻線(13)の包含によって、本第3の回転加速条件は、逆巻線(13)がアクティブになるときに生じるものと見なされることができる。本第3の加速回転条件下で、順巻線(12)および逆巻線(13)の両方は、ロータ(2)の回転加速度に対して作用するものと見なされることができる。両方の巻線(4)が、実際には、常時作用し得ると理解されるべきであるが、本3条件始動は、現れる効果を理解するための1つの方法であり、全ての巻線が実際には始動動作の間にある効果を引き起こすことを排除するものとして理解されるべきではない。本視点を念頭に、上記の開示が、提供される。
【0040】
始動動作では、明確に理解されるべきであるように、順巻線(12)および逆巻線(13)は、三相構成における巻線等の複数のものであり得る。そのような配列では、順巻線電気再構成スイッチ(22)の動作は、電気的に再構成可能なスター(または直列またはワイ)構成の始動巻線を選択することができるか、またはこれは、一実施形態では、電気的に再構成可能なデルタ(または並列)構成の駆動巻線を選択することができるかのいずれかである。逆の構成もまた、可能性として考えられる。本方式では、順巻線(12)またはより適切には、三相状況、構成に関して、順巻線(12)は、モータが加速するにつれて、スター(または直列)構成からデルタ(または並列)構成に再構成することができる。そのような再構成が別様に公知である場合であっても、1つまたはそれを上回る逆巻線(13)と組み合わせた本再構成は、新しいだけではなく、これは、有意な新しい利点をもたらす。例えば、第1および第2の加速条件は、スター(または直列)構成の順巻線効果およびデルタ構成の順巻線効果によって大部分が特徴付けられる条件を表すように見なされてもよい。順巻線(12)のデルタ構成への再構成(本実施例では、逆巻線のデルタ構成に対応するであろう)によって逆巻線(13)を通電することを通して、逆巻線(13)の主要な効果(限定ではないが、補正、対向磁束、発生、または同等物を含むと見なされる)が、始動パラメータをさらに強化するために、遅延された様式で作用することができる。有意なこととして、図5の開示から理解され得るように、最も有意に強化される始動パラメータは、始動事象の間のより低い突入電流であり得る。周知であるように、始動の間、典型的には、突入電流は、有意に高い値に到達し得る。これは、巻線(4)を考慮してワイヤサイズ決めおよび同等物の必要性をさらに示し得る。突入電流を限定するために、巻線の電気再構成が、使用されるが、しかしながら、効果は、逆巻線(13)と併せて実装されるとき、本実施形態に関してさらにより大きい。効果は、従来的な電流限定始動制御装置を伴うものをさらに上回り得る。以前には限定されていた突入電流が、より低減されることができるだけではなく、明白かつアクティブな電流制御の必要性が、回避されることができる。具体的には、順巻線(12)のみのスイッチ制御と併せた逆巻線(13)を伴う本構成の使用は、始動の間の突入電流をさらに低減させることができ、これを有意に低減させることができる。
【0041】
逆巻線(13)を伴う始動制御特徴を有する実施形態では、始動制御装置(23)の動作および順巻線電気再構成スイッチ(22)のそのアクティブ化は、その第1の電気構成からその第2の電気構成への順巻線(12)の切替が、始動が実質的に完了するときに起こり得るように、順序付けられることができる。加えて、スタータ制御装置(23)は、異なる時点でのデルタ構成への切替をアクティブ化する、スイッチタイマ(24)を含むことができる。これらの時間は、始動動作の開始後約10秒、15秒、20秒、およびさらには始動動作の開始後約25秒の時間から選定されることができる。さらに、第1の巻線(12)がデルタ構成に切り替えられた後であっても、逆巻線(13)は、示される突入電流限定を達成するように作用することができる。これは、ここで逆巻線と協調して作用する再構成された順巻線によって起こることができ、逆巻線(13)が欠如する従来的な誘導モータでは可能ではない特徴である。
【0042】
上記に言及されるように、本全体的な漸進的逆巻線誘導モータ始動システムおよび始動動作は、所望の制御を達成するのが種々の巻線であるため、明白な始動電流制御の必要性を伴わずに達成されることができる。明白な電流限定活動が必要ではない様式で、始動制御は、受動的電流確立制御と見なされることができ、これはさらに、電流限定が巻線の効果の二次効果として達成される、二次電流限定効果制御を提示するように構成されることができる。二次電流限定効果制御はさらに、初期遷移制御後の電流減少を引き起こすことができ、それとして作用することができる。したがって、図5に示されるように、始動の開始時に、電流の初期のより急激な増加が存在し、その後、示されるような電流減少が存在し得ることが、分かり得る。これは、殆どの事例では、始動電流が、典型的には、図5に示される従来のモータ始動パラメータに示されるような上昇値として見られるため、注目すべきものである。
【0043】
初期遷移制御後の電流減少はまた、始動動作全体を通して存在する、低突入電流維持制御であり得る。図5に示されるように、本特有の制御を通して、実施形態が、始動全体を通して1 1/2以下の定格全負荷電流(過渡高調波スパイクを含まない)を実質的に維持し得ることを理解されたい。実際には、最適な設計では、実施形態は、始動全体を通して定格全負荷電流を実質的に上回らないものに維持される限定された量の突入電流を受動的に確立することができる。これはさらに、典型的には、より高い始動電流に関して設計する必要性を排除することができる。始動全体を通して平均的な動作電流を実質的に上回らないものに突入電流を維持するときであっても、始動動作は、従来の始動に匹敵することができる。限定された突入電流要素および制御装置を伴っても、実施形態は、ほぼ同一の時間量において動作モータ速度を達成することができる。部分的に、これは、少なくとも部分的に、逆巻線効果のためである。上記に言及されるように、これは、電源電圧を実質的に直接印加する能力をもたらす。また、始動制御装置(23)および/または順巻線電気再構成スイッチ(22)の動作からのわずかな効果が、存在し得るが、これらは、無視できるものであり、したがって、電源電圧は、実質的に直接印加されるが、電流は、限定される。
【0044】
さらに、実施形態は、図5に示されるような受動的スイッチ制御電流ランプダウン効果をもたらすことができる。これらはまた、速度が増加するにつれて、さらに低減された電流をもたらすことができる。再び、これは、少なくとも部分的に、逆巻線効果(その不在下であっても)に起因する。そのような設計では、少なくともある程度まで一致する磁束空間を有する順巻線(12)および逆巻線(13)を有することを含む、上記に言及されるような設計基準を含むことが、重要かつ有用であり得る。また、上記に言及されるような反対方向巻線、コアサイズ決め、差動項巻線比、コンデンササイズ決め、および巻線ワイヤ断面積基準を有する側面を含むことができる。さらに、典型的な定格馬力よりも大きいサイズのモータおよびエンケースメントに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにそのような側面を設計することが、有用であり得る。最後に、本始動制御が、スター(または直列)構成からデルタ(または並列)構成への再構成がより適切に実装され得る、三相設計に関して特に適用可能であり得ることを理解されたい。
【0045】
本発明は、いくつかの好ましい実施形態に関連して説明されたが、本発明の範囲を記載される特定の形態に限定することを意図しておらず、それとは反対に、本発明の記述によって定義されるような本発明の精神および範囲内に含まれ得るようなそのような代替、修正、および均等物を網羅することを意図している。代替請求項の実施例は、以下を含んでもよい。
【0046】
1.効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの電気モータを提供するステップと、
該少なくとも1つの電気モータに電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの電気モータへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの付加的電気モータと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップと、
を含む、方法。
【0047】
2.該少なくとも1つの電気モータを提供するステップは、少なくとも1つの電気誘導モータを提供するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0048】
3.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させるステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0049】
4.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで誘導的に補正するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0050】
5.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0051】
6.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つの電気誘導モータを提供するステップを含む、付記3または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0052】
7.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0053】
8.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線を提供し、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線を提供するステップおよび/または任意の他の付記を含み、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記7または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0054】
9.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記8または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0055】
10.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータにおいて磁束を少なくともある程度まで方向的に対向させるステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0056】
11.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータにおいて磁束を少なくともある程度まで方向的に対向させるステップを含む、付記7または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0057】
12.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを遂行しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0058】
13.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータ内の電力過定格コアを利用するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0059】
14.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該少なくとも1つ電気モータを伴わない該ネットワークに関して、所与の負荷パーセンテージ条件に関する電圧と比較した電流のネットワーク遅れ角の低減を引き起こすステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0060】
15.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、付記12または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0061】
16.該少なくとも1つの付加的電気モータによって、電圧と比較した電流の進み角の低減を引き起こすステップは、
最大定格負荷の0%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約60度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の25%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約50度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の50%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約40度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の75%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約30度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の100%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約20度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
から選定される、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップを含む、付記14または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0062】
17.該少なくとも1つの付加的電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップは、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約1%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約2%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約4%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約8%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約10%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約15%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約20%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約25%のパーセント低減を引き起こすステップと、
から選定される、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、付記15または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0063】
18.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0064】
19.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記18または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0065】
20.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記19または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0066】
21.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.1~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.2~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.3~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.4~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.5~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.6~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
から選定される、該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0067】
22.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0068】
23.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0069】
24.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0070】
25.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0071】
26.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0072】
27.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0073】
28.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記8または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0074】
29.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0075】
30.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0076】
31.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0077】
32.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0078】
33.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0079】
34.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0080】
35.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0081】
36.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0082】
37.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記31または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0083】
38.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0084】
39.該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを含む、付記38または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0085】
40.該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、
少なくとも約25パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約33パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約50パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約67パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約80パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約90パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約95パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも約98パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
少なくとも100パーセント負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップと、
から選定される、負荷に関する遅れ補正を引き起こすステップを含む、付記38または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0086】
41.該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、最大負荷まで電流を電圧に先行させるステップを含む、付記38または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0087】
42.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータに関するそのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関して選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0088】
43.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関して選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0089】
44.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0090】
45.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数~該少なくとも1つの逆巻線の約3倍の数の巻数の順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0091】
46.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータに関する予想される典型的なパーセンテージ負荷に関して選択される順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0092】
47.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関して選択される順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0093】
48.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記9または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0094】
49.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0095】
50.効率的に給電される電気デバイスのネットワークであって、
少なくとも1つの電気モータと、
該少なくとも1つの電気モータへの電気接続または任意の他の付記であって、該少なくとも1つの電気モータへの該電気接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を呈することが可能な初期電気ネットワークを確立する、電気接続と、
少なくとも1つの付加的電気モータと、
該少なくとも1つの付加的電気モータの結果として補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能な様式で、該少なくとも1つの付加的電気モータを該初期電気ネットワークに継合する、電気接続と、
または任意の他の付記を備え、該補正された誘導力率条件は、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正する、ネットワーク。
【0096】
51.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの電気誘導モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0097】
52.該補正された誘導力率条件は、該少なくとも1つの付加的電気モータによる該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させる補正された誘導力率条件を備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0098】
53.該初期誘導成分は、該少なくとも1つの付加的電気モータによって少なくともある程度まで誘導的に補正される初期誘導成分を備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0099】
54.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該補正に寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、可変的に作用する可変力率補正モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0100】
55.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの電気誘導モータを備える、付記52または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0101】
56.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0102】
57.該少なくとも1つの順巻線は、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線および/または任意の他の付記を備え、該少なくとも1つの逆巻線は、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を備え、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記56または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0103】
58.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記57または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0104】
59.該少なくとも1つの付加的電気モータは、磁束方向が対向する電気モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0105】
60.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するように作用しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するように構成される、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0106】
61.該少なくとも1つの付加的電気モータは、電力過定格コアを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0107】
62.少なくとも1つの付加的電気モータは、該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワークに関して、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関するネットワーク電流遅れ低減電気モータを備える、付記MCa1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0108】
63.少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関して、該同一の負荷パーセンテージにおける該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワーク電力消費と比較して、ネットワーク電力消費低減電気モータを伴う該電気ネットワークのネットワーク電力消費を50%を上回って低減させる、該ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記60または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0109】
64.該ネットワーク電力消費低減電気モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける少なくとも約80度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の15パーセントにおける少なくとも約60度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の25パーセントにおける少なくとも約50度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の50パーセントにおける少なくとも約40度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の75パーセントにおける少なくとも約30度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の100パーセントにおける少なくとも約20度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
から選定される、ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記62または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0110】
65.該ネットワーク電力消費低減電気モータは、
少なくとも約1%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約2%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約4%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約8%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約10%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約15%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約20%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約25%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
から選定される、ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記63または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0111】
66.少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0112】
67.少なくとも1つのトルク生成電気モータは、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記66または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0113】
68.全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータは、長期動作が可能な全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記67または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0114】
69.少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの負荷パーセンテージ条件に関して、該初期誘導力率条件を補正する、ネットワーク力率補正電気モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0115】
70.ネットワーク力率補正電気モータは、
少なくとも約0.1~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.2~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.3~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.4~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.5~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.6~最大約1.00の補正と、
から選定される補正を遂行する、ネットワーク力率補正電気モータを備える、付記69または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0116】
71.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約5倍を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0117】
72.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約4倍を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0118】
73.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約3倍を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0119】
74.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0120】
75.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0121】
76.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0122】
77.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記57または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0123】
78.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記57または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0124】
79.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記57または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0125】
80.該少なくとも1つの付加的電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0126】
81.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記80または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0127】
82.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記80または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0128】
83.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記80または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0129】
84.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを備える、付記80または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0130】
85.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記80または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0131】
86.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0132】
87.該少なくとも1つの可変補正電気モータは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して作用する、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記86または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0133】
88.該少なくとも1つの可変補正電気モータは、
少なくとも約25パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約33パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約50パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約67パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約80パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約90パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約95パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約98パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
少なくとも約100パーセント負荷において補正を達成する、少なくとも1つの可変補正電気モータと、
から選定される、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記86または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0134】
89.該少なくとも1つの可変補正電気モータは、最大負荷まで電流が電圧に先行する少なくとも1つの補正電気モータを備える、付記86または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0135】
90.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関して選択される順巻線対逆巻線の比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0136】
91.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関して選択される順巻線対逆巻線の比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0137】
92.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0138】
93.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、少なくとも約2.1~約3の順巻線対逆巻線の比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0139】
94.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該少なくとも1つの付加的電気モータに関する予想される典型的なパーセンテージ負荷に関して選択される、順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0140】
95.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線ワイヤ対逆巻線ワイヤの断面積比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線ワイヤ対逆巻線ワイヤの断面積比は、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関して選択される、順巻線ワイヤ対逆巻線ワイヤの断面積比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0141】
96.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの付加的電気モータは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を備える、付記58または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0142】
97.少なくとも1つの付加的電気モータは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用する、少なくとも1つの付加的電気モータを備える、付記50または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0143】
98.効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
該少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスに電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスへの接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を有する初期電気ネットワークの特性を呈することが可能である、ステップと、
少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップと、
該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップと、
を含む、方法。
【0144】
99.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを遂行しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0145】
100.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させるステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0146】
101.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで誘導的に補正するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0147】
102.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0148】
103.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、少なくとも1つの電気誘導モータを電気的に接続するステップを含む、付記100または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0149】
104.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを電気的に接続するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0150】
105.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、少なくとも1つの反対方向巻線電気モータを電気的に接続するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0151】
106.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって、同一のパーセンテージ負荷条件に関する該少なくとも1つの電気モータを伴わない該ネットワークに関して、少なくとも1つの負荷パーセンテージ条件に関する電圧と比較した電流のネットワーク遅れ角の低減を引き起こすステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0152】
107.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって、同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、付記99または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0153】
108.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを電気的に接続するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0154】
109.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを電気的に接続するステップを含む、付記108または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0155】
110.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークと電気的に接続するステップまたは任意の他の付記であって、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと該初期電気ネットワークとの接続は、補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能である、ステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを電気的に接続するステップを含む、付記109または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0156】
111.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.1~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.2~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.3~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.4~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.5~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.6~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
から選定される、該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0157】
112.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0158】
113.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0159】
114.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0160】
115.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0161】
116.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0162】
117.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータは、少なくとも1つの順巻線および少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を有し、該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0163】
118.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記104または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0164】
119.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0165】
120.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0166】
121.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、
【0167】
その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0168】
122.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0169】
123.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0170】
124.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0171】
125.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記119または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0172】
126.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記98または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0173】
127.該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを含む、付記126または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0174】
128.効率的に給電される電気デバイスのネットワークであって、
少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスと、
該少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスへの電気接続または任意の他の付記であって、該少なくとも1つの主に誘導性の電気デバイスへの該電気接続は、初期誘導成分を有する初期誘導力率条件を呈することが可能な初期電気ネットワークを確立する、電気接続と、
少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスと、
該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスの結果として補正された誘導力率条件の特性を呈することが可能な様式で、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスを該初期電気ネットワークに継合する、電気接続と、
または任意の他の付記を備え、該補正された誘導力率条件は、該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスによって、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正する、ネットワーク。
【0175】
129.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するように作用しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するように構成される、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0176】
130.該補正された誘導力率条件は、該少なくとも1つの付加的電気モータによる該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させる補正された誘導力率条件を備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0177】
131.該初期誘導成分は、該少なくとも1つの付加的電気モータによって少なくともある程度まで誘導的に補正される初期誘導成分を備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0178】
132.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該補正に寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、可変的に作用する可変力率補正モータを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0179】
133.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの電気誘導モータを備える、付記130または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0180】
134.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0181】
135.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記134または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0182】
136.少なくとも1つの付加的電気モータは、該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワークに関して、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関するネットワーク電流遅れ低減電気モータを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0183】
137.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関して、該同一の負荷パーセンテージにおける該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワーク電力消費と比較して、ネットワーク電力消費低減電気モータを伴う該電気ネットワークのネットワーク電力消費を50%を上回って低減させる、該ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記136または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0184】
138.少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0185】
139.少なくとも1つのトルク生成電気モータは、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記138または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0186】
140.全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータは、長期動作が可能な、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記139または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0187】
141.該少なくとも1つの仕事生成電気補正デバイスは、少なくとも1つの負荷パーセンテージ条件に関して、該初期誘導力率条件を補正する、ネットワーク力率補正仕事生成デバイスを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0188】
142.該ネットワーク力率補正仕事生成デバイスは、
少なくとも約0.1~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.2~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.3~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.4~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.5~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.6~最大約1.00の補正と、
から選定される補正を遂行する、ネットワーク力率補正仕事生成デバイスを備える、付記141または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0189】
143.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約5倍を備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0190】
144.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約4倍を備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0191】
145.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約3倍を備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0192】
146.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0193】
147.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0194】
148.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを備える、付記135または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0195】
149.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記134または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0196】
150.少なくとも付加的電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0197】
151.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記150または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0198】
152.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記150または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0199】
153.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記150または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0200】
154.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを備える、付記150または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0201】
155.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記150または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0202】
156.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記128または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0203】
157.該少なくとも1つの可変補正電気モータは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して作用する、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記156または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
158.効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法であって、
少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスを提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する、少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを提供するステップと、
該少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスおよび該少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを電気的に組み合わせ、強化された力率の電気ネットワークを形成するステップと、
または任意の他の付記を含み、該強化された力率の電気ネットワークは、該それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関する該少なくとも1つの第2のタイプの主に誘導性の電気デバイスを伴わないものよりも少ない誘導成分を有する、強化された力率値を呈する、方法。
【0204】
159.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させるステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0205】
160.該強化された力率値は、該それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関する該少なくとも1つの第2のタイプの主に誘導性の電気デバイスを伴わないものよりも1に近い力率を備える、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0206】
161.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで誘導的に補正するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0207】
162.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、補正を変動させることに寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0208】
163.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つの電気誘導モータを提供するステップを含む、付記159または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0209】
164.該少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを提供するステップは、順巻線隣接空間を確立する、少なくとも1つの順巻線を提供し、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線を提供するステップおよび/または任意の他の付記を含み、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0210】
165.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記164または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0211】
166.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータにおいて磁束を少なくともある程度まで方向的に対向させるステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0212】
167.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを遂行しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0213】
168.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータ内の電力過定格コアを利用するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0214】
169.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該少なくとも1つ電気モータを伴わない該ネットワークに関して、所与の負荷パーセンテージ条件に関する電圧と比較した電流のネットワーク遅れ角の低減を引き起こすステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0215】
170.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、付記167または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0216】
171.該少なくとも1つの付加的電気モータによって、電圧と比較した電流の進み角の低減を引き起こすステップは、
最大定格負荷の0%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約60度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の25%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約50度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の50%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約40度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の75%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約30度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
最大定格負荷の100%において、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約20度の電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップと、
から選定される、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、電圧と比較した電流の遅れ角の低減を引き起こすステップを含む、付記169または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0217】
172.該少なくとも1つの付加的電気モータによって、同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップは、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約1%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約2%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約4%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約8%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約10%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約15%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約20%のパーセント低減を引き起こすステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の少なくとも約25%のパーセント低減を引き起こすステップと、
から選定される、該少なくとも1つの付加的電気モータによって、該同一の負荷パーセンテージにおいて該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該少なくとも1つの電気ネットワークによって消費されたであろう電力と比較して、50%を上回る少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関する該少なくとも1つの電気ネットワークおよび該少なくとも1つの付加的電気モータによって消費される電力の低減を引き起こすステップを含む、付記170または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0218】
173.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.1~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.2~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.3~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.4~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.5~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
該少なくとも1つの付加的電気モータによって、少なくとも約0.6~最大約1.00だけ該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップと、
から選定される、該初期電気ネットワークに関して呈されていたであろう力率を改良するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0219】
174.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0220】
175.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0221】
176.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0222】
177.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0223】
178.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0224】
179.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、付記165または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0225】
180.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記164または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0226】
181.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0227】
182.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0228】
183.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0229】
184.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0230】
185.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0231】
186.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0232】
187.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記181または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0233】
188.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップを含む、付記158または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0234】
189.該初期誘導成分を少なくともある程度まで可変的に補正するステップは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して、該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップを含む、付記188または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0235】
190.効率的に給電される誘導電気デバイスのネットワークであって、
少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する、少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータと、
該少なくとも1つの第1のタイプの主に誘導性の電気デバイスおよび該少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを組み合わせ、該それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関して該少なくとも1つの順プラス逆巻線の主に誘導性の電気デバイスを伴わないものよりも少ない誘導成分を有する強化された力率の電気ネットワークを形成する、電気接続と、
を備える、ネットワーク。
【0236】
191.該補正された誘導力率条件は、該少なくとも1つの付加的電気モータによる該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量を少なくともある程度まで減少させる補正された誘導力率条件を備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0237】
192.該強化された力率値は、該それ以外は同一の強化された力率の電気ネットワークに関する該少なくとも1つの第2のタイプの主に誘導性の電気デバイスを伴わないものよりも1に近い力率を備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0238】
193.該初期誘導成分は、該少なくとも1つの付加的電気モータによって少なくともある程度まで誘導的に補正される初期誘導成分を備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0239】
194.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該補正に寄与する電気補正成分の特性を改変することなく、可変的に作用する可変力率補正モータを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0240】
195.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの電気誘導モータを備える、付記191または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0241】
196.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0242】
197.該少なくとも1つの順巻線は、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線および/または任意の他の付記を備え、該少なくとも1つの逆巻線は、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を備え、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記196または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0243】
198.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記197または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0244】
199.該少なくとも1つの付加的電気モータは、磁束方向が対向する電気モータを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0245】
200.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するように作用しながら、少なくともある程度の機械的仕事を遂行するように構成される、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0246】
201.該少なくとも1つの付加的電気モータは、電力過定格コアを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0247】
202.該少なくとも1つの付加的電気モータは、該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワークに関して、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関するネットワーク電流遅れ低減電気モータを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0248】
203.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの所与の負荷パーセンテージ条件に関して、該同一の負荷パーセンテージにおける該少なくとも1つの付加的電気モータを伴わない該ネットワーク電力消費と比較して、ネットワーク電力消費低減電気モータを伴う該電気ネットワークのネットワーク電力消費を50%を上回って低減させる、該ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記200または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0249】
204.該ネットワーク電力消費低減電気モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける少なくとも約80度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の15パーセントにおける少なくとも約60度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の25パーセントにおける少なくとも約50度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の50パーセントにおける少なくとも約40度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の75パーセントにおける少なくとも約30度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
最大定格負荷の100パーセントにおける少なくとも約20度のネットワーク電流遅れ低減電気モータと、
から選定される、ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記202または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0250】
205.該ネットワーク電力消費低減電気モータは、
少なくとも約1%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約2%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約4%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約8%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約10%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約15%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約20%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
少なくとも約25%のネットワーク電力消費低減電気モータと、
から選定される、ネットワーク電力消費低減電気モータを備える、付記203または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0251】
206.該少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータは、少なくとも1つの負荷パーセンテージ条件に関して、該少なくとも1つの順プラス逆巻線誘導モータを伴わなければ該強化された力率の電気ネットワークが有するであろう力率条件を補正する、ネットワーク力率補正電気モータを備える、付記RNa1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0252】
207.ネットワーク力率補正電気モータは、
少なくとも約0.1~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.2~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.3~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.4~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.5~最大約1.00の補正と、
少なくとも約0.6~最大約1.00の補正と、
から選定される力率補正を遂行する、ネットワーク力率補正電気モータを備える、付記RNa41.1または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0253】
208.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約5倍を備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0254】
209.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約4倍を備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0255】
210.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約3倍を備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0256】
211.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0257】
212.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0258】
213.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを備える、付記198または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0259】
214.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記197または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0260】
215.少なくとも1つの付加的電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0261】
216.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0262】
217.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0263】
218.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0264】
219.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、そのモータの予想される典型的なパーセンテージ負荷に関してサイズ決めされるコアを備える、付記215または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0265】
220.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、該初期電気ネットワークに関する電圧に対する電流遅れの量に関してサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記215または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0266】
221.該少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記190または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0267】
222.該少なくとも1つの可変補正電気モータは、実質的に全ての仕事生成負荷を横断して作用する、少なくとも1つの可変補正電気モータを備える、付記221または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0268】
223.漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法であって、
ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、逆巻線電気モータを提供するステップと、
該少なくとも1つの順巻線の電気構成を第1の電気構成から第2の電気構成に改変することが可能である、該少なくとも1つの順巻線が応答する順巻線電気再構成スイッチを提供するステップと、
電力の源を該順および逆巻線電気モータに提供するステップと、
該逆巻線電気モータを始動制御するステップと、
第1に、該第1の電気構成において該少なくとも1つの順巻線の作用を用いて該ロータを加速させるステップと、
該順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップと、
第2に、該第2の電気構成において該少なくとも1つの順巻線の作用を用いて該ロータを加速させるステップと、
第3に、該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線の両方の作用を用いて該ロータを加速させるステップと、
を含む、方法。
【0269】
224.該逆巻線電気モータを提供するステップは、三相構成における複数の巻線を備える、逆巻線電気モータを提供するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0270】
225.該順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、電気的に再構成可能なスター構成始動巻線と電気的に再構成可能なデルタ構成駆動巻線との間で差動的に切り替えるステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0271】
226.該順巻線電気再構成スイッチを切り替え、少なくとも1つの順巻線に第2の電気構成を達成させるステップは、始動が実質的に完了すると、該少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップを含む、付記225または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0272】
227.該始動が実質的に完了すると、該少なくとも1つの順巻線をデルタ構成に切り替えるステップは、該切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、付記226または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0273】
228.該切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップは、
始動動作を開始してから約10秒後に該デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップと、
始動動作を開始してから約15秒後に該デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップと、
始動動作を開始してから約20秒後に該デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップと、
始動動作を開始してから約25秒後に該デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップと、
から選定される、該切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、付記227または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0274】
229.該切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップは、始動動作を開始してから約20秒後に該デルタ構成に切り替えるステップのアクティブ化を時間調整するステップを含む、付記227または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0275】
230.該逆巻線電気モータを始動制御するステップは、限定された量の突入電流を受動的に確立するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0276】
231.該限定された量の突入電流を受動的に確立するステップは、突入電流限定を二次的に確立するステップを含む、付記230または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0277】
232.該突入電流限定を二次的に確立するステップは、初期電流遷移後に電流を減少させるステップを含む、付記231または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0278】
233.該初期電流遷移後に電流を減少させるステップは、該逆巻線誘導モータの始動全体を通して低突入電流を実質的に維持するステップを含む、付記232または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0279】
234.該始動全体を通して低突入電流を実質的に維持するステップは、始動全体を通して1.5以下の定格全負荷電流を実質的に維持するステップを含む、付記233または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0280】
235.該限定された量の突入電流を受動的に確立するステップは、始動全体を通して実質的に定格全負荷電流以下を維持するステップを含む、付記230または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0281】
236.該限定された量の突入電流を受動的に確立するステップは、少なくとも部分的に、逆巻線効果を利用するステップを含む、付記230または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0282】
237.該始動全体を通して実質的に定格全負荷電流以下を維持するステップは、少なくとも部分的に、逆巻線効果を利用するステップを含む、付記235または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0283】
238.該逆巻線電気モータを始動制御するステップは、電源電圧を実質的に直接印加するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0284】
239.該逆巻線電気モータを始動制御するステップは、電流ランプダウンを受動スイッチ制御するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0285】
240.該電流ランプダウンを受動スイッチ制御するステップは、速度が増加するにつれて、さらに低減された電流を受動スイッチ制御するステップを含む、付記239または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0286】
241.該電流ランプダウンを受動スイッチ制御するステップは、少なくとも部分的に、逆巻線効果を利用するステップを含む、付記239または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0287】
242.該少なくとも1つの順巻線を提供するステップは、順巻線磁束空間を確立し、少なくとも1つの逆巻線を提供するステップは、逆巻線磁束空間を確立する、および/または任意の他の付記であり、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0288】
243.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記242または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0289】
244.該ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、逆巻線電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを提供するステップを含む、付記242または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0290】
245.該反対方向巻線は、差動ターン巻線を備える、付記243または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0291】
246.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0292】
247.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0293】
248.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0294】
249.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0295】
250.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0296】
251.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0297】
252.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0298】
253.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0299】
254.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0300】
255.該ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、逆巻線電気モータを提供するステップは、少なくとも1つのデルタ構成逆巻線を提供するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0301】
256.該ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、逆巻線電気モータを提供するステップは、三相デルタ構成における複数の巻線を提供するステップを含む、付記224または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0302】
257.該差動ターン巻線は、該モータの定格馬力に関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用する、差動ターン巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0303】
258.該差動ターン巻線は、該モータの定格馬力に関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用する、差動ターン巻線を備える、付記245または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0304】
259.該ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、逆巻線電気モータを提供するステップは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用するステップを含む、付記223または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステムを提供する方法。
【0305】
260.漸進的始動逆巻線誘導モータシステムであって、
ロータと、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線と、コアと、モータエンケースメントとを備える、逆巻線電気モータと、
該少なくとも1つの順巻線の電気構成を第1の電気構成から第2の電気構成に改変することが可能である、該少なくとも1つの順巻線が応答する順巻線電気再構成スイッチと、
該逆巻線電気モータのための電力の源と、
該逆巻線電気モータのための電力が応答する始動制御装置と、
該ロータが該第1の電気構成において該少なくとも1つの順巻線の作用を用いて回転加速する、第1の加速条件と、
該ロータが該第2の電気構成において該少なくとも1つの順巻線の作用を用いて回転加速する、第2の加速条件と、
該ロータが該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線の両方の作用を用いて回転加速する、第3の加速条件と、
を備える、漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0306】
261.該少なくとも1つの順巻線は、三相構成における複数の巻線を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0307】
262.該順巻線電気再構成スイッチは、電気的に再構成可能なスター構成始動巻線または電気的に再構成可能なデルタ構成駆動巻線のいずれかを選択する、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0308】
263.該順巻線電気再構成スイッチは、始動が実質的に完了すると、該電気的に再構成可能なデルタ構成駆動巻線を選択する、順巻線電気再構成スイッチを備える、付記262または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0309】
264.該始動制御装置は、スイッチタイマを備える、付記263または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0310】
265.該スイッチタイマは、
始動動作を開始してから約10秒後にデルタ構成への切替をアクティブ化するスイッチタイマと、
始動動作を開始してから約15秒後にデルタ構成への切替をアクティブ化するスイッチタイマと、
始動動作を開始してから約20秒後にデルタ構成への切替をアクティブ化するスイッチタイマと、
始動動作を開始してから約25秒後にデルタ構成への切替をアクティブ化するスイッチタイマと、
から選定される、スイッチタイマを備える、付記264または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0311】
266.該スイッチタイマは、始動動作を開始してから約20秒後にデルタ構成への切替をアクティブ化するスイッチタイマを備える、付記264または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0312】
267.該始動制御装置は、受動的電流確立制御装置を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0313】
268.該受動的電流確立制御装置は、二次電流限定効果制御装置を備える、付記267または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0314】
269.該二次電流限定効果制御装置は、初期遷移後電流減少制御装置を備える、付記268または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0315】
270.該初期遷移後電流減少制御装置は、該逆巻線誘導モータの始動全体を通して作用する、低突入電流維持制御装置を備える、付記269または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0316】
271.該低突入電流維持制御装置は、始動動全体を通して実質的に1.5以下の全負荷電流にする制御装置を備える、付記270または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0317】
272.該受動的電流確立制御装置は、実質的に平均動作電流以下にする始動制御装置を備える、付記267または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0318】
273.該実質的に平均動作電流以下にする始動制御装置は、逆巻線効果制御装置を備える、付記272または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0319】
274.該始動制御装置は、実質的に直接的な電源電圧印加制御装置を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0320】
275.該始動制御装置は、電流ランプダウンを引き起こす受動的切替要素制御装置を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0321】
276.該受動的切替要素制御装置は、速度が増加するにつれて、さらに低減された電流を引き起こす、付記275または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0322】
277.該受動的切替要素制御装置は、遅延された逆巻線効果制御装置を備える、付記275または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0323】
278.該少なくとも1つの順巻線は、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線および/または任意の他の付記を備え、該少なくとも1つの逆巻線は、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を備え、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0324】
279.該コアは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記278または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0325】
280.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、差動ターン巻線を備える、付記278または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0326】
281.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0327】
282.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の数の少なくとも約4倍を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0328】
283.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の数の少なくとも約3倍を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0329】
284.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0330】
285.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0331】
286.該差動ターン巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを有する、少なくとも1つの順巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0332】
287.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0333】
288.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0334】
289.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0335】
290.該少なくとも1つの逆巻線は、少なくとも1つのデルタ構成逆巻線を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0336】
291.該少なくとも1つの逆巻線は、三相デルタ構成における複数の巻線を備える、付記261または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0337】
292.該差動ターン巻線は、該モータの定格馬力に関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用する、差動ターン巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0338】
293.該差動ターン巻線は、該モータの定格馬力に関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用する、差動ターン巻線を備える、付記280または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0339】
294.該付記または任意の他の付記であって、該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を備える、付記260または任意の他の付記に記載の漸進的始動逆巻線誘導モータシステム。
【0340】
295.動作的に安定した誘導モータを提供する方法であって、
少なくとも1つのモータ巻線を提供するステップと、
ロータを提供するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に該少なくとも1つのモータ巻線、該ロータ、および該コアを封入するステップと、
または任意の他の付記を含み、該誘導モータは、負の無効電力を呈する、方法。
【0341】
296.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、付記295または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0342】
297.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記296または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0343】
298.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記297または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0344】
299.該少なくとも1つのモータ巻線を提供するステップは、
少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
少なくとも1つの逆巻線を提供するステップと、
を含む、付記295または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0345】
300.該少なくとも1つの逆巻線と直列にコンデンサを接続するステップをさらに含む、付記299または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0346】
301.該少なくとも1つの逆巻線と直列にコンデンサを接続するステップは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、コンデンサを接続するステップを含む、付記300または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0347】
302.該少なくとも1つの逆巻線と直列にコンデンサを接続するステップは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、コンデンサを接続するステップを含む、付記300または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0348】
303.該少なくとも1つの逆巻線と直列にコンデンサを接続するステップは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、コンデンサを接続するステップを含む、付記300または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0349】
304.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線を提供し、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線を提供するステップおよび/または任意の他の付記を含み、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記299または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0350】
305.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記304または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0351】
306.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータ内の電力過定格コアを利用するステップを含む、付記295または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0352】
307.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0353】
308.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、付記SCm13または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0354】
309.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0355】
310.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0356】
311.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0357】
312.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0358】
313.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記295または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0359】
314.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記313または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0360】
315.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記313または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0361】
316.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記313または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0362】
317.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記313または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0363】
318.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0364】
319.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数~該少なくとも1つの逆巻線の約3倍の数の巻数の順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0365】
320.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記305または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0366】
321.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記295または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータを提供する方法。
【0367】
322.動作的に安定した誘導モータであって、
モータ巻線と、
ロータと、
コアと、
モータケースと、
または任意の他の付記を備え、該誘導モータは、負の無効電力を呈する、動作的に安定した誘導モータ。
【0368】
323.少なくとも1つの付加的電気モータは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを備える、付記322または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0369】
324.少なくとも1つのトルク生成電気モータは、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記323または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0370】
325.全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータは、長期動作が可能な、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記324または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0371】
326.モータ巻線は、少なくとも1つの順巻線と、少なくとも1つの逆巻線とを備える、付記322または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0372】
327.該少なくとも1つの順巻線と直接に接続されるコンデンサをさらに備える、付記326または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0373】
328.該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記327または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0374】
329.該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記327または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0375】
330.該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記327または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0376】
331.該少なくとも1つの順巻線は、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線および/または任意の他の付記を備え、該少なくとも1つの逆巻線は、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を備え、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記299または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0377】
332.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記331または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0378】
333.該少なくとも1つの付加的電気モータは、電力過定格コアを備える、付記322または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0379】
334.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約5倍を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0380】
335.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約4倍を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0381】
336.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約3倍を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0382】
337.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0383】
338.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0384】
339.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0385】
340.少なくとも1つの付加的電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記322または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0386】
341.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記340または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0387】
342.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記340または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0388】
343.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記340または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0389】
344.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0390】
345.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、少なくとも約2.1~約3の順巻線対逆巻線の比を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0391】
346.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの付加的電気モータは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を備える、付記332または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0392】
347.少なくとも1つの付加的電気モータは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用する、少なくとも1つの付加的電気モータを備える、付記322または任意の他の付記に記載の動作的に安定した誘導モータ。
【0393】
348.効率的に給電される電気デバイスを提供する方法であって、
少なくとも1つの順巻線を提供するステップと、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する少なくとも1つの逆巻線を提供するステップと、
該少なくとも1つの逆巻線と直列にコンデンサを接続するステップと、
コアを提供するステップと、
モータケース内に該少なくとも1つの順巻線、少なくとも1つの逆巻線、該コンデンサ、および該コアを封入するステップと、
を含む、方法。
【0394】
349.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0395】
350.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0396】
351.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサを提供するステップまたは任意の他の付記をさらに含み、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0397】
352.該少なくとも1つの順および逆巻線電気モータを提供するステップは、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線を提供し、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線を提供するステップおよび/または任意の他の付記を含み、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記349または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0398】
353.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記352または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0399】
354.該少なくとも1つの付加的電気モータによって該初期誘導成分を少なくともある程度まで補正するステップは、該少なくとも1つの付加的電気モータ内の電力過定格コアを利用するステップを含む、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0400】
355.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを提供するステップを含む、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0401】
356.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、略全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記355または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0402】
357.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記356または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0403】
358.該少なくとも1つの付加的電気モータは、
0パーセント最大定格負荷において80度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
15パーセント最大定格負荷において60度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
25パーセント最大定格負荷において45度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
50パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
75パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
100パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
から選定される、電圧と比較した電流の遅れ角を呈する、誘導モータを備える、付記357または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0404】
359.該少なくとも1つの付加的電気モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の25パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の50パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の75パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の90パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の95パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の100パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
から選定される、電圧と比較した電流の進み角を呈する、誘導モータを備える、付記358または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0405】
360.該逆巻線および該コンデンサによって、最大負荷まで電流を電圧に先行させるステップをさらに含む、付記357または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0406】
361.該長期動作が可能な少なくとも1つの付加的電気モータは、
最大定格負荷の約0パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約25パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約50パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約75パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約100パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
から選定される、パラメータを呈する、誘導モータを備える、付記357または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0407】
362.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約5倍の数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0408】
363.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約4倍の数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0409】
364.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約3倍の数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0410】
365.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.5倍の数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0411】
366.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0412】
367.該少なくとも1つの順巻線は、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも2倍を上回る数の巻数を有する、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0413】
368.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0414】
369.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記368または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0415】
370.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記368または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0416】
371.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記368または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0417】
372.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約200パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記368または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0418】
373.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0419】
374.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該少なくとも1つの逆巻線の少なくとも約2.1倍の数の巻数~該少なくとも1つの逆巻線の約3倍の数の巻数の順巻線対逆巻線の比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0420】
375.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に該モータを封入するステップおよび/または任意の他の付記をさらに含み、該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記353または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0421】
376.該少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用して、少なくとも1つの付加的電気モータを提供するステップを含む、付記348または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスを提供する方法。
【0422】
377.誘導モータであって、
少なくとも1つの順巻線と、
2を上回る順巻線対逆巻線の比を有する少なくとも1つの逆巻線と、
該少なくとも1つの逆巻線と直接に接続される、コンデンサと、
コアと、
モータケースと、
を備える、誘導モータ。
【0423】
378.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、約1.32~約1.5×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0424】
379.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.32×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0425】
380.該少なくとも1つの逆巻線のそれぞれと直列に接続される、コンデンサまたは任意の他の付記をさらに備え、該コンデンサは、おおよそで、1.5以下×該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の動作公称モータ電流×該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS位相間印加電圧の2乗÷該少なくとも1つの付加的電気モータのボルト単位のRMS定格最適動作モータ電圧の2乗であって、その結果×そのRMS定格最適動作モータ電圧に関する該少なくとも1つの付加的電気モータのアンペア単位の定格全負荷モータ電流のマイクロファラド単位の容量値を有する、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0426】
381.該少なくとも1つの順巻線は、順巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの順巻線および/または任意の他の付記を備え、該少なくとも1つの逆巻線は、逆巻線磁束空間を確立する、少なくとも1つの逆巻線および/または任意の他の付記を備え、該順逆巻線磁束空間および該逆巻線磁束空間は、少なくともある程度まで一致する、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0427】
382.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、反対方向巻線を備える、付記381または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0428】
383.該少なくとも1つの付加的電気モータは、電力過定格コアを備える、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0429】
384.該誘導モータは、少なくとも1つのトルク生成電気モータを備える、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0430】
385.該誘導モータは、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記384または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0431】
386.全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータは、長期動作が可能な、全負荷動作において過熱を生じにくい少なくとも1つの電気モータを備える、付記385または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0432】
387.該誘導モータは、
0パーセント最大定格負荷において80度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
15パーセント最大定格負荷において60度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
25パーセント最大定格負荷において45度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
50パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
75パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
100パーセント最大定格負荷において30度以下の電圧と比較した電流の遅れ角と、
から選定される、電圧と比較した電流の遅れ角を呈する、付記386または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0433】
388.該誘導モータは、
最大定格負荷の0パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の25パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の50パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の75パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の90パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の95パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
最大定格負荷の100パーセントにおける電圧と比較した電流の進み角と、
から選定される、電圧と比較した電流の進み角を呈する、付記387または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0434】
389.該逆巻線およびコンデンサは、最大負荷まで電流を電圧に先行させる、付記386または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0435】
390.該誘導モータは、
最大定格負荷の約0パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約25パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約50パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約75パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
最大定格負荷の約100パーセントにおける電圧と比較した進み電流と、
から選定される、パラメータを呈する、付記386または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0436】
391.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約5倍を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0437】
392.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約4倍を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0438】
393.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約3倍を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0439】
394.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.5倍を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0440】
395.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも約2.1倍を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0441】
396.少なくとも1つの順巻線は、該逆巻線の数の少なくとも2倍を上回るものを備える、付記RMa13または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0442】
397.少なくとも1つの付加的電気モータは、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0443】
398.その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合される、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記397または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0444】
399.該現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアは、その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの110パーセント超~その馬力定格モータに関して現在の業界団体標準が確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアの約125パーセントにサイズ決めされる、現在の業界団体標準が定格馬力モータよりも高いものとして確立するものに適合するようにサイズ決めされるコアを備える、付記397または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0445】
400.その定格馬力に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、その定格馬力に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するように選択される順巻線対逆巻線の比を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0446】
401.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、順巻線対逆巻線の比および/または任意の他の付記を有し、該順巻線対逆巻線の比は、少なくとも約2.1~約3の順巻線対逆巻線の比を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0447】
402.該モータの馬力定格に関する現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメントおよび/または任意の他の付記をさらに備え、該少なくとも1つの付加的電気モータは、該モータの馬力定格に関する該現在の業界団体標準が確立したサイズのモータエンケースメント内に適合するようにサイズ決めされる順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を備える、付記382または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0448】
403.少なくとも1つの付加的電気モータは、約2対約2分の1未満の順巻線対逆巻線のワイヤ断面積比を利用する、少なくとも1つの付加的電気モータを備える、付記377または任意の他の付記に記載の誘導モータ。
【0449】
404.該少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、隣接する反対方向巻線を備える、付記8または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワークを確立する方法。
【0450】
405.少なくとも1つの順巻線および該少なくとも1つの逆巻線は、隣接する反対方向巻線を備える、付記57または任意の他の付記に記載の効率的に給電される電気デバイスのネットワーク。
【0451】
前述から容易に理解され得るように、本発明の基本概念は、種々の方法で具現化され得る。これは、(多くの可能性として考えられる実施例のうちの2つのみとして)補正および始動の両方の技法および適切な補正または始動を遂行するためのデバイスを伴う。本願では、補正および始動技法は、説明される種々のデバイスによって達成されることが示される結果の一部として、および利用に固有であるステップとして開示される。それらは、単純に、意図および説明されるように本デバイスを利用することの自然な結果である。加えて、いくつかのデバイスが、開示されるが、これらが、ある方法を遂行するだけではなく、また、いくつかの方法で変動され得ることを理解されたい。重要なこととして、前述の全てに関して、これらの様相の全ては、本開示によって包含されると理解されるべきである。本仮出願に含まれる議論は、基本的説明としての役割を果たすことを意図している。読者は、具体的な議論が全ての可能性として考えられる実施形態を明示的に説明するわけではない場合があり、多くの代替が暗示的であることを認識するべきである。これはまた、本発明の一般的性質を完全には説明しない場合があり、各特徴または要素がより広義の機能または多種多様な代替または同等の要素を実際に表し得る方法を明示的に示さない場合がある。一実施例として、程度の用語、近似の用語、および/または相対的用語が、使用され得る。これらは、単語「実質的に」、「約」、「のみ」、および同等物等の用語を含み得る。これらの単語および単語のタイプは、十分なまたは相当量の量、数量、サイズ等を包含する用語、および規定されるものの大部分であるが、全体的にではないものを包含する用語として、辞書上の意味において理解されるものである。さらに、本願に関して、使用される場合またはそのとき、程度の用語、近似の用語、および/または相対的用語はまた、種々の精度のレベルを含む、より精密かつさらには定量的値、およびいくつかの定量的選択肢および代替について述べる、請求項の可能性を包含するものとして理解されるべきである。例えば、最終的に使用される範囲において、特定の入力、出力、または特定の段階における物質または条件の存在または非存在は、約xの値またはそのような他の類似言語として、実質的にxのみまたは実質的にxがないと規定されることができる。一実施例として、パーセンテージ値を使用すると、これらのタイプの用語は、規定された値または相対的条件の99.5%、99%、97%、95%、92%、またはさらには90%を含む、パーセンテージ値の選択肢を包含するものとして理解されるべきであり、対応して、本範囲の他端における値に関して(例えば、実質的にxがない)、これらは、規定され得るかどうかにかかわらず、規定された値または相対的条件の0.5%、1%、3%、5%、8%、またはさらには10%以下を含む、パーセンテージ値の選択肢を包含するものとして理解されるべきである。例えば、一実施例として、パーセンテージ値を使用すると、一実施例のみとして、実質的に完了している始動動作の側面に関して、本発明の実施形態が、完了している始動の99.5%、99%、97%、95%、92%、またはさらには90%を含む、パーセンテージ値の選択肢を包含し得ることを理解されたい。文脈上、これらは、当業者によって、絶対値意味において、または1つの物質のセットを第2の物質のセットの値と比較して評価することにおいてであるかどうかにかかわらず開示され、含まれるものとして理解されるはずである。再び、これらは、本開示内に暗示的に含まれ、当業者に理解されるはずである(かつそうであろうと考えられる)。本発明がデバイス指向の用語で説明される場合、本デバイスの各要素は、暗示的に機能を実施する。装置の請求項が、説明される本デバイスに関して含まれ得るだけではなく、また、方法またはプロセスの請求項も、本発明および各要素が果たす機能に対処するように含まれ得る。説明も用語も、任意の後続の特許出願に含まれるであろう請求項の範囲を限定することを意図していない。
【0452】
また、本発明の性質から逸脱することなく、種々の変更が行われ得ることも理解されたい。そのような変更もまた、説明に暗示的に含まれる。それらは依然として、本発明の範囲内に該当する。示される明示的な実施形態、多種多様の暗示的な代替実施形態の両方、および広義の方法またはプロセスを包含する、広義の開示、および同等物は、本開示によって包含され、任意の後続の特許出願のための請求項を起草するときに依拠され得る。そのような用語の変更、およびより広義またはより詳細な請求が、後の日付に(任意の要求された締め切りまで等)、または出願人が本申請に基づいて続けて特許申請を求める場合に、遂行され得ることを理解されたい。これを理解した上で、読者は、本開示が、出願人の権利内と見なされるほど広義の請求項の基礎の審査を求め得る、かつ独立して、および全体的なシステムとしての両方で、本発明の多数の側面を網羅する特許をもたらすように設計され得る、任意の続けて申請される特許出願を支援すると理解されるものであると認識するべきである。
【0453】
さらに、本発明および請求項の種々の要素はそれぞれまた、種々の様式で達成され得る。加えて、使用または暗示されるとき、要素は、物理的に接続される場合とそうではない場合がある、個々および複数の構造を包含するものとして理解されるものである。本開示は、任意の装置の実施形態、方法またはプロセスの実施形態の変形例であろうと、またはさらには単にこれらの任意の要素の変形例であろうと、各そのような変形例を包含すると理解されるべきである。特に、本開示が本発明の要素に関するため、各要素のための単語は、たとえ機能または結果のみが同一であっても、同等の装置の用語または方法の用語によって表され得ることを理解されたい。そのような同等、より広義、またはさらにはより一般的な用語は、各要素または措置の説明に包含されると見なされるべきである。そのような用語は、本発明が権利を得る暗示的に広義の請求範囲を明示的にすることが所望される場合に、代用されることができる。一実施例のみとして、全ての措置が、全ての措置を講じるための手段として、またはその措置を引き起こす要素として表され得ることを理解されたい。同様に、開示される各物理的要素は、その物理的要素が促進する措置の開示を包含すると理解されるべきである。この最後の側面に関して、一実施例のみとして、「始動制御」の開示は、明示的に議論されているかどうかにかかわらず、「始動する」行為の開示を包含すると理解されるべきであり、逆に、「始動する」作用の開示が事実上存在した場合、そのような開示は、「始動要素」、「始動装置」、およびさらには「始動するための手段」の開示を包含すると理解されるべきである。そのような変更および代替用語は、説明に明示的に含まれると理解されるものである。さらに、各そのような手段は、(明示的にそのように説明されるかどうかにかかわらず)所与の機能を実施し得る全ての要素を包含するものとして理解されるべきであり、説明される機能を実施する要素の全ての説明は、その機能を実施するための手段の非限定的実施例として理解されるべきである。
【0454】
本特許出願に言及される任意の標準または他の外部資料、本願に言及される、または本特許出願に伴う情報開示に列挙される任意の特許、刊行物、または他の参考文献は、参照することによって本明細書に組み込まれる。本願によって請求される任意の優先事例は、本明細書に添付され、参照することによって本明細書に組み込まれる。加えて、使用される各用語に関して、本願でのその利用が、広義に支援する解釈と矛盾しない限り、一般的な辞書の定義が、各用語に対して組み込まれるものとして理解されるべきであり、Random House Webster’s Unabridged Dictionary第2版に含有されるような全ての定義、代替用語、および同義語が、参照することによって本明細書に組み込まれると理解されたい。最後に、仮特許出願に従って参照することによって組み込まれるべき参考文献のリストに列挙される全ての参考文献、または本願で出願される他の情報の記述は、本明細書に添付され、参照することによって本明細書に組み込まれるが、しかしながら、上記のそれぞれに関して、参照することによって組み込まれるそのような情報または記述が、この/これらの発明の特許取得と矛盾すると見なされ得る範囲について、そのような記述は、本出願人によって行われたと明示的に見なされるものではない。故に、下記の参考文献のリストに列挙される全ての参考文献または本願で出願される他の情報の記述は、本明細書に添付され、参照することによって本明細書に組み込まれるが、しかしながら、上記のそれぞれに関して、参照することによって組み込まれるそのような情報または記述が、この/これらの発明の特許取得と矛盾すると見なされ得る範囲について、そのような記述は、本出願人によって行われたと明示的に見なされるものではない。
【0455】
参照することによって組み込まれる参考文献
米国特許
【表1-1】
【表1-2】
【0456】
米国特許出願公開
【表2】
【0457】
米国特許出願公開
【表3】
【0458】
非特許文献文書
【表4-1】
【表4-2】
【0459】
したがって、本出願人は、少なくとも、i)本明細書で開示および説明されるようなモータデバイスのそれぞれ、ii)開示および説明される関連する方法、iii)これらのデバイスおよび方法のそれぞれの類似物、均等物、およびさらには暗示的変形例、iv)開示および説明されるような示される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替設計、v)開示および説明されるものを遂行することが暗示的であるような示される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替設計および方法、vi)別個の独立した発明として示される各特徴、構成要素、およびステップ、vii)開示される種々のシステムまたは構成要素によって向上される用途、viii)そのようなプロセス、方法、システム、または構成要素によって生産される、結果として生じる製品、ix)言及される任意の具体的分野またはデバイスにここで適用されるような示される、または説明される各システム、方法、および要素、x)実質的に、本明細書の前述で、付随の実施例のうちのいずれかを参照して説明されるような方法および装置、xi)ステップを実施するための手段を備える、本明細書に説明される方法を実施するための装置、xii)開示される要素のそれぞれの種々の組み合せおよび並べ替え、xiii)提示される独立請求項または概念のあらゆるものへの従属項としての、それぞれの潜在的に従属した請求項または概念、およびxiv)本明細書に説明される全ての発明に対して、請求項を支援し、発明の記述を行うものと理解されるべきである。加えて、コンピュータ側面およびプログラミングまたは他の電子自動化に適応可能な各側面に関して、本発明のこれらおよび全ての他の側面を特徴付ける際、デバイス、能力、要素、またはその他として特徴付けられるかどうかにかかわらず、これらは全て、汎用目的コンピュータ、プログラムされたチップまたはチップセット、ASIC、特定用途向けコントローラ、サブルーチン、または他の公知のプログラマブルまたは回路特有構造のための設定として、ソフトウェア、ハードウェア、またはさらにはファームウェア構造を介して実装され得るため、全てのそのような側面が、少なくとも、当業者が明確に認識するであろうように、ハードウェア回路網、ファームウェア、プログラムされた特定用途向け構成要素、およびさらには識別された側面を遂行するようにプログラムされる汎用目的コンピュータを含む、構造によって定義されることを理解されたい。プログラマブル特徴によって実装されるそのようなアイテムに関して、本出願人は、少なくとも、xv)上記の議論全体を通して説明されるようなコンピュータ、機械、またはコンピューティング機械の支援を受けて、またはその上で実施されるプロセス、xvi)上記の議論全体を通して説明されるようなプログラマブル装置、xvii)上記の議論全体を通して説明されるように機能する、手段または要素を備える、コンピュータに指示するためのデータでエンコードされたコンピュータ可読メモリ、xviii)本明細書に開示および説明されるように構成される、コンピュータ、機械、またはコンピューティング機械、xix)本明細書に開示および説明されるような個々または組み合わせられたサブルーチンおよびプログラム、xx)本明細書または任意の請求項に説明されるあらゆる個々および組み合わせられた方法を別個に実行するためのコンピュータの制御のために、コンピュータ可読コードを搬送する搬送媒体、xxi)開示されるあらゆる個々および組み合わせられた方法を別個に実施するためのコンピュータプログラム、xxii)開示されるあらゆる個々および組み合わせられたステップを実施するための手段の全ておよび各組み合わせを含有する、コンピュータプログラム、xxiii)開示される各コンピュータプログラムを記憶する、記憶媒体、xxiv)開示されるコンピュータプログラムを搬送する、信号、xxv)詳述されるステップおよびアクティビティを達成するように作用する、命令を実行するプロセッサ、xxvi)シーケンスとして作用し、および/または詳述されるような作用を引き起こす、回路網構成(トランジスタ、ゲート、および同等物の構成を含む)、xxvii)ステップを実行し、詳述されるアクティビティを引き起こす、命令を記憶する、コンピュータ可読媒体、xxviii)開示および説明される、関連する方法、xxix)これらのシステムおよび方法のそれぞれの類似物、均等物、およびさらには暗示的変形例、xxx)開示および説明されるような示される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替設計、xxxi)開示および説明されるものを遂行することが暗示的であるような示される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替設計および方法、xxxii)別個の独立した発明として示される各特徴、構成要素、およびステップ、およびxxxiii)加えて、全て他の側面を限定することなく、上記および任意の側面のそれぞれの種々の組み合わせに対して、請求項を支援し、発明の記述を行うものと理解されるべきである。
【0460】
請求項に関して、審査のためにここで提示されても、また後で提示されても、実際的な理由のため、および審査負荷の大幅な拡大を回避するように、本出願人が、常に、最初の請求項のみ、またはおそらく、最初の従属項のみを伴う最初の請求項のみを提示し得ることを理解されたい。本出願または後続の出願の潜在的な範囲に関心のある事務所および任意の第三者は、任意の予備補正、他の補正、請求項の用語、または提示される意見書にかかわらず、本事例、本事例の利益を特許請求する事例、または任意の継続において、より範囲の広い請求項が後日提示され得、したがって、任意の事例の係属全体を通して、任意の潜在的対象を部分譲渡または譲渡する意図がないことを理解すべきである。より範囲の広い請求項が提示される場合またはそのとき、これが、本出願または任意の後続の出願において提示される任意の補正、請求項用語、または意見書がそのような従来技術を回避するように行われると見なされる範囲で可能であり、そのような理由が後で提示される請求項または同等物によって排除され得るため、そのようなものは、それに先立つ任意の時点で考慮されている場合がある、任意の関連する従来技術が再び取り上げられる必要があり得ることを要求し得ると理解されたい。審査官と、既存のまたは後での潜在的な適用範囲に関心がある、または任意の時点で、潜在的な適用範囲の放棄または譲渡の表示の何らかの可能性があるかを考慮している他の任意の個人との両方は、そのような譲渡または放棄は全く意図されていない、または本出願または任意の後続の出願において決して存在しないことを認識するべきである。Hakim v. Cannon Avent Group, PLC, 479 F.3d 1313(Fed. Cir(2007))または同等物に提起されているような限定は、本関連事項または任意の後続の関連事項において、明示的に意図されていない。加えて、支援は、新規事項の法律(限定ではないが、欧州特許条約123(2)条および米国特許法35USC132または他のそのような法を含む)の下で要求される程度まで存在し、任意の他の独立請求項または概念の下での従属項または要素として1つの独立請求項または概念の下で提示されている、種々の従属項または他の要素のうちのいずれかの追加を許容するように理解されるべきである。本出願または任意の後続の出願において任意の時点で任意の請求項を起案する際、また、本出願人が、法的に可能である限りできるだけ完全かつ広範な適用の範囲を獲得しようとしていることを理解されたい。本出願人は単純に、起こり得る全ての事態を予想することができていない場合があるため、不十分な代用しか行われていない限りにおいて、本出願人が、任意の特定の実施形態を文字通り包含するように任意の請求項を実際に起案していない限りにおいて、かつ別様に適用可能な限りにおいて、本出願人は、そのような適用範囲を何らかの形で意図している、またはそれを実際には譲渡していると理解されるべきではなく、当業者は、そのような代替実施形態を文字通り包含しているであろう請求項を起案していると合理的に期待されるべきではない。
【0461】
さらに、使用される場合またはそのとき、移行句「~を備える(comprising)」の使用は、本明細書では、従来的な請求項の解釈に従って「非制限」請求項を維持するために使用される。したがって、文脈が別様に要求しない限り、用語「~を備える(comprise)」または「~を備える(comprises)」または「~を備える(comprising)」等の変形例が、記載された要素またはステップまたは要素またはステップの群の包含を含意することを意図しているが、任意の他の要素またはステップまたは要素またはステップの群の除外を含意することを意図していないことを理解されたい。そのような用語は、本出願人に、最も広い適用範囲が法律的に許容されるように、それらの最も広い形態で解釈されるべきである。語句「または任意の他の請求項」の使用は、別の従属請求項、別の独立請求項、以前に列挙された請求項、続けて列挙される請求項、および同等物等の任意の他の請求項に従属する、任意の請求項の支援を提供するために使用される。1つの明確化する実施例として、請求項が、「請求項20または任意の他の請求項」または同等物に従属する場合、これは、所望に応じて、請求項1、請求項15、またはさらには請求項25に従属すると書き換えられ(そのようなものが存在する場合)、依然として、本開示内に該当し得る。本語句はまた、請求項内の要素の任意の組み合わせに関する支援を提供し、さらには、方法、装置、プロセス、および同等物の請求項の組み合わせ等を用いて、ある請求項の組み合わせのための任意の所望の適切な先行詞を組み込むことを理解されたい。
【0462】
最後に、記載される任意の請求項が、任意の時点で、本発明の本説明の一部として参照することによって本明細書に組み込まれるが、本出願人は、請求項またはその任意の要素または構成要素のいずれかまたは全てを支援するための付加的説明として、そのような請求項のそのような組み込まれた内容の全てまたは一部を使用する権利を明示的に留保しており、かつ、本出願人は、本出願によって、またはその任意の後続の継続出願、分割出願、または一部継続出願によって保護が求められる事項を定義する、または、任意の国または条約の特許法、規則、または規制の任意の利益、それによる手数料の削減を得るため、またはそれに適合させるために、必要に応じて、説明からのそのような請求項またはその任意の要素またはその構成要素の組み込まれた内容の任意の部分または全てを、請求項へ移動させる、またはその逆を行う権利を明示的にさらに留保しており、そのような参照することによって組み込まれる内容は、その任意の後続の継続出願、分割出願、または一部継続出願を含む本出願、またはそれに対する任意の再発行または延長の全係属期間において、存続するものとする。
【0463】
審査負担を軽減するために、本出願人は、後の日付で付加的付記または他の請求項を後で提示するいかなる権利も放棄することなく、初期審査および特許取得のために以下の請求項を提示する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6