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特許7309612クロック信号およびデータ信号からデジタル値を形成する方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-07
(45)【発行日】2023-07-18
(54)【発明の名称】クロック信号およびデータ信号からデジタル値を形成する方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 7/033 20060101AFI20230710BHJP
   H03K 5/00 20060101ALI20230710BHJP
【FI】
H04L7/033
H03K5/00 V
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2019554859
(86)(22)【出願日】2018-04-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-06-11
(86)【国際出願番号】 EP2018058523
(87)【国際公開番号】W WO2018185121
(87)【国際公開日】2018-10-11
【審査請求日】2021-04-02
(31)【優先権主張番号】102017107560.7
(32)【優先日】2017-04-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】511079735
【氏名又は名称】ライカ マイクロシステムズ シーエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】Leica Microsystems CMS GmbH
【住所又は居所原語表記】Ernst-Leitz-Strasse 17-37, D-35578 Wetzlar, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(72)【発明者】
【氏名】ベアント ヴィヅゴフスキ
【審査官】谷岡 佳彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-148078(JP,A)
【文献】特開平07-183879(JP,A)
【文献】特開2010-283490(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 7/033
H03K 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アナログデジタル変換器(200)から出力されるクロック信号(101)およびデジタルデータ信号(102)から、計算ユニット(300)によりデジタル値(D)を形成する方法であって、
前記計算ユニット(300)により生成されるサンプリングクロック信号を用いて、前記クロック信号(101)は、クロック信号デジタル値シーケンスを得るためにサンプリングされ、
前記サンプリングクロック信号を用いて、前記デジタルデータ信号(102)は、データ信号デジタル値シーケンスを得るためにサンプリングされ、
前記クロック信号デジタル値シーケンスからサンプリング時点が求められ、前記サンプリング時点で前記データ信号デジタル値シーケンスからデータ信号デジタル値が抽出され、
前記データ信号デジタル値からデジタル値(D)が形成される、
方法。
【請求項2】
前記サンプリング時点は、前記クロック信号デジタル値シーケンスの値変化から決定される、
請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記クロック信号デジタル値シーケンスは、二進値シーケンスである、
請求項1または2記載の方法。
【請求項4】
前記クロック信号(101)は、オーバーサンプリングされる、
請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
前記デジタルデータ信号(102)は、前記データ信号デジタル値シーケンスを得るために、オーバーサンプリングされるか、または、前記サンプリング時点でのみサンプリングされる、
請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【請求項6】
前記データ信号デジタル値シーケンスは、二進値シーケンスである、
請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
【請求項7】
前記データ信号デジタル値が前記デジタル値のビットを形成することによって、前記データ信号デジタル値からデジタル値が形成される、
請求項6記載の方法。
【請求項8】
フレーム信号デジタル値シーケンスを得るために、フレーム信号(103)がサンプリングされ、前記デジタル値(D)は、前記フレーム信号デジタル値シーケンスを付加的に使用して形成される、
請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
【請求項9】
前記クロック信号(101)および前記デジタルデータ信号(102)は、シリアル出力側を備えたアナログデジタル変換器(200)から出力される、
請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
【請求項10】
前記計算ユニット(300)は、集積回路またはFPGAとして構成されている、
請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
前記計算ユニット(300)は、顕微鏡に含まれている、
請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クロック信号およびデジタルデータ信号からデジタル値を形成する方法ならびにその実施のための計算ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば共焦点顕微鏡検査などの顕微鏡検査では、多数のセンサが使用され、それらのアナログ出力信号は、後続処理のためにデジタル化されなければならない。これに対しては、拡張されたアナログデジタル変換器(ADUもしくはADC)またはアナログデジタルコンバータが使用でき、これらは、例えば完成したモジュールとして得られる。特に、配線を簡単に構成するために、シリアル出力側を備えたアナログデジタル変換器が頻繁に使用され、これらの変換器では複数のデジタル値が、少ない数の線路(例えばビットクロック、データ、フレーム)を用いてビットストリームとして出力される。ビットストリームの後続処理は、従来の集積回路(IC)もしくはFPGA(Field Programmable Gate Array)で行うことができ、ここではこの目的のための方法がさらに公知であり、例えばザイリンクス社のVirtexもしくはKintex-FPGAなどのような通常のモジュールに既に準備されている。
【0003】
しかしながら、異なるADCの多数のビットストリームの同時評価の場合、特に多数のフォトセンサを用いた共焦点顕微鏡検査で直面し得るような特にタイミングに関する問題が生じる可能性がある。一方では、公知の評価方法では、特に、クロック信号(ビットクロック)とデータ信号(データ)とを再度同期させる必要がある。なぜなら信号処理によって最初に位相シフトが生じるからである(例えばザイリンクス社のアプリケーションノート:Virtex-4およびVirtex-5 FPGA,XAPP866(v3.0)2008年4月7日、「Bit-Clock Alignment」参照)。他方では、この問題は、モジュールから異なる距離にある複数のADCが関与している場合に悪化する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によれば、独立特許請求項の特徴を有する、クロック信号およびデジタルデータ信号からデジタル値を形成する方法ならびにその実施のための計算ユニットが提案される。好適な実施形態は、従属請求項ならびに以下の説明の対象である。
【0005】
本発明は、評価モジュール(ICもしくはFPGA)におけるデジタル値形成を、冒頭に述べた問題を含んでいる従来の方法を用いて実施するのではなく、(「単純な」)信号サンプリングを使用するという考察に基づいている。この信号サンプリングも上記のモジュールにおいて準備されており、さらにGHz領域の非常に高いサンプリングレートが可能である。このようにして、ADCが出力する信号(少なくともクロック信号とデータ信号)から信号デジタル値シーケンスが生成され、処理される。異なる信号のサンプリングは、実質的に同時に行われるため、信号間の位相シフトやその他のタイミングの問題は起こらない。したがって、本発明によれば、特にシリアル出力側を備えたADCの出力信号からデジタル値を形成する堅牢で、正確でかつ容易に実行できる方法が提示される。
【0006】
好適には、サンプリング時点は、クロック信号デジタル値シーケンスの値変化から決定される。データ信号が後続処理のために必要な値を有しているこれらのサンプリング時点の決定は、詳細にはクロック信号の分析によって非常に簡単に行うことができる。通常のサンプリング時点は、クロック信号の信号エッジに、または信号エッジ間(好適には中央)にある。適切なサンプリング時点と信号エッジとの間の具体的な関係は、使用されるADCのデータシートから明らかになる。したがって、従来技術とは異なり、例えば状態自動制御器やそれによって駆動制御される遅延素子の準備などのような費用のかかる手段は不要である。
【0007】
合目的的に、クロック信号デジタル値シーケンスは、二進値シーケンスである。すなわち、2つの値(通常は「0」と「1」)のみからなる値シーケンスである。それにより、評価に悪影響を与えることなく、サンプリングコストならびに計算コストを削減できる。
【0008】
好適な実施形態によれば、クロック信号および/またはデジタルデータ信号は、オーバーサンプリングされる。好適には、サンプリング周波数は、クロック信号の周波数の8倍または16倍である。クロック信号のオーバーサンプリングの際には、通常、データ信号のサンプリング時点に対して決定的なその信号エッジは、時間的に特に正確に決定することができる。好適にはクロック信号と同じサンプリングレートでデータ信号をオーバーサンプリングする場合には、正確にもしくはほぼ正確にサンプリング時点でサンプリングされた十分な数のデータ信号デジタル値も、(サンプリングレートに依存して)得られる。そのため、これらはデジタル値の形成のために簡単に選択することもできる。しかしながら、基本的には、サンプリング時点が十分に早い段階でわかっている限り、データ信号はサンプリング時点でのみサンプリングされれば十分である。
【0009】
好適には、データ信号デジタル値シーケンスは、二進値シーケンスである。シリアル出力側を備えた従来のADCから発生するデータ信号は、二進値信号であるため、データ信号デジタル値シーケンスを二進値シーケンスとして実現することも十分である。これにより、評価に悪影響を与えることなく、サンプリングコストならびに計算コストを削減できる。
【0010】
デジタル値を形成するための特に好ましい手段は、データ信号デジタル値がデジタル値のビットを形成することを含む。したがって、デジタル値を形成するために、簡単な操作だけが必要になる。
【0011】
従来のADCは、通常、フレーム信号(Frame Clock)も出力するため、これも本発明の発展形態に従って好適には同様にサンプリングされる。次いで、そこから得られたフレーム信号デジタル値シーケンスは、好適には、デジタル値を形成するために付加的に使用され得る。例えば、フレーム信号は、データ信号からのどのビットが同じデジタル値に属するかを示すことができる。例えば、フレーム信号の各周期は1つのデジタル値に対応する。
【0012】
必要に応じて、信号および/または信号デジタル値シーケンスは、ノイズを除去するためにフィルタリングすることができる。特に、ローパスフィルタは、ノイズおよびこれに類する障害のろ波のために使用可能である。
【0013】
本発明による計算ユニット、例えば、特に顕微鏡の制御機器内の集積回路(IC)またはFPGAは、本発明による方法を実施するように構成されている。
【0014】
本発明は、好適には、顕微鏡検査、特に共焦点顕微鏡検査に使用することができる。なぜなら、そこでは多数の信号が、例えば光電子増倍管、アバランシェフォトダイオードアレイ(シリコン光電子増倍管SiPM)、フォトダイオード、ロックインアンプのアナログ出力側からの信号が、またはユーザーによって測定装置から生成された、画像と同期して記録されるべきアナログ信号が、可及的に同時に検出されるべきであるからであり、なぜならそこから生成される画像内に、所定のピクセル位置でセンサの状態が同じ時点で表示される必要があるからである。複数の画像が相前後して撮影されるならば、画像シーケンスはサンプルの時間的変化を反映する。つまり、時間的相関は、すべての時事変化するサンプルに必要なものである。
【0015】
本発明のさらなる利点および実施形態は、本明細書の説明および添付の図面から明らかになるであろう。
【0016】
上述の特徴および以下でさらに説明すべき特徴は、本発明の権利範囲から逸脱することなく、それぞれ提示された組み合わせだけでなく、その他の組み合わせにおいても、あるいは単独でも使用可能であることを理解されたい。
【0017】
本発明は、実施例に基づいて図面中に概略的に示されており、以下ではこれらの図面を参照して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】シリアル出力側を備えたADCから出力される典型的な信号を概略的に示した図
図2】本発明の好適な実施形態による図1の信号のサンプリングを概略的に示した図
図3】本発明による計算ユニットの好適な実施形態を概略的に示した図
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、シリアル出力側を備えたADCから出力されるような3つの典型的な信号を概略的に示している。特にここでは、符号101が付されているクロック信号(bit_clock)、符号102が付されているデータ信号、(data)、および符号103が付されているフレーム信号(frame_clock)が示されている。
【0020】
クロック信号101は、信号の基本クロックを表し、特に、データ信号102内のビットを識別するために用いられる。図示の実施形態では、特に、クロック信号の各立ち上がり信号エッジと各立ち下がり信号エッジとが、データ信号の1ビットを表している。したがって、いわゆるDDR信号(double data rate)である。フレーム信号103は、同じデジタル値に属するビットを表すために用いられる。本願の例では、データ信号内の1つのデジタル値(Byte)の8つの例示的なビットが符号D0~D7で表されている。ただし、基本的には、1つのデジタル値に9ビット以上が属する可能性、例えば10,12または16ビットに拡張されている可能性もある。具体的な値(例えば「0」または「1」)に依存して、各ビットの信号レベルは「ハイ」または「ロー」である。
【0021】
図2および図3を参照して、以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。この場合、図2は、図1からの信号のサンプリングを概略的に示し、図3は、本発明による計算ユニットの好ましい実施形態を概略的に示す。
【0022】
図3には、本発明の好ましい実施形態による計算ユニット300と、この計算ユニット300に接続された、シリアル出力側を備えかつ1つ以上のADC200のうちの1つにそれぞれ接続された各センサ1,2,・・・を備える1つ以上のアナログデジタル変換器200(ADC)と、からなる例示的な配置構成が示されている。特に、そのような配置構成は、特に共焦点顕微鏡のように多数のアナログ信号を同時に検出しなければならない測定機器で好適に使用することができる。
【0023】
これらのセンサ1,2,・・・は、任意のセンサであり得る。共焦点顕微鏡の場合は、例えば光検出器であり得る。ADC200は、シリアル出力側を備えた従来の特にマルチチャネルのアナログデジタル変換器であり得る。計算ユニット300は、例えば従来のFPGA(Field Programmable Gate Array)である。
【0024】
ADC200から供給される信号は、FPGA300に供給され、図2に示されているようにサンプリングされ、この目的のためにサンプリング素子301が用いられ、該サンプリング素子301のサンプリングレートは、特に設定調整可能である。
【0025】
図2では、対応する信号デジタル値シーケンスを得るために、データ信号102、クロック信号101およびフレーム信号103がサンプリングされることが示されている。例えば、サンプリングレートは、サンプリングクロック信号104(sample_clock)によって設定される。例えば、サンプリングは、サンプリングクロック信号104の立ち上がり信号エッジにおいても、立ち下がり信号エッジにおいても行われ、この場合、これらの信号101~103内で生じる測定値は、黒丸もしくは白丸で示されている。図示の例では、これらの信号101~103はオーバーサンプリングされ、ここではサンプリング周波数がクロック信号101の周波数の約4.5~5倍であることが認識できる。
【0026】
評価と後続処理の簡素化のために、信号デジタル値シーケンスとして、値「0」および「1」のみからなる二進値シーケンスが使用される。この目的のために、サンプリング素子301として、特にいわゆる直並列変換器が適している。この直並列変換器は、例えば、特定の方式で相互接続されているフリップフロップの配置構成からなる。FPGAの所属の入力側には、好適には、論理信号を表す電圧レベル間で区別するために、閾値スイッチのみが存在する。
【0027】
それにより、図示の例では、クロック信号デジタル値シーケンスは、1000001111・・・からなり、データ信号デジタル値シーケンスは、例えば1111111111・・・(黒丸)からなり、さらにフレーム信号デジタル値シーケンスは、0011111111・・・からなり、したがって、その結果は以下の通りである。すなわち、
桁 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
bit_clock 1 0 0 0 0 0 1 1 1 1・・・
data 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1・・・
frame_clock 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1・・・
【0028】
信号デジタル値シーケンスは、例えばいわゆるBarrel-shifterなどの記憶素子302に供給される。これらの記憶素子302は、信号デジタル値シーケンスを後続処理できるようにするために、信号デジタル値シーケンスの一部をバッファリングし、所期のように転送するために使用される。これらの記憶素子302の各々の幅は、クロック信号101の少なくとも1つの周期が、つまりここでは少なくとも9~10ビットが記憶されるように選定されなければならない。好適には、これらの記憶素子302の各々は、当該クロック信号の2つの周期に収まるように選定されている。このことは、レベル変化の検出を容易にさせる。
【0029】
バッファリングされた各サブクロック信号デジタル値シーケンスは、評価素子303に供給され、該評価素子303は、当該サブクロック信号デジタル値シーケンスの値変化について検査する。上記の例では、1桁目から2桁目への値1から値0への値変化と、6桁目から7桁目への値0から値1への値変化と、が検出可能である。これらの値変化は、クロック信号101における信号エッジと解される。使用されるADCの情報内では、そこから、データ信号102に対する適切なサンプリング時点として、例えば4桁目を求めることが可能である。この情報は、抽出素子304に伝送され、該抽出素子304は、サブデータ信号デジタル値シーケンスおよびサブフレーム信号デジタル値シーケンスから該当するビットを抽出し、デジタル値形成素子305に供給する。
【0030】
複数の異なるADC200がFPGA300に接続されているならば、ADCとFPGAとの間のそれぞれの距離も通常は異なっており、そのため、異なるADC200の信号は、異なる位相関係で存在する。そのようなケースでは、記憶素子302または専用の遅延素子(図示せず)は、位相を同期させるのに用いることができる。すなわち、早期に到来した信号を、遅れて到来する信号とできるだけ同位相になるまで遅らせるのに用いることができる。
【0031】
さらに、評価素子303は、記憶素子302からの新たなサブクロック信号デジタル値シーケンス、サブデータ信号デジタル値シーケンス、およびサブフレーム信号デジタル値シーケンスの転送を、評価の進行に依存して引き起こす。
【0032】
次いで、十分に多数のステップの後、デジタル値形成素子305には、デジタル値Dの形成に必要なすべての情報(ここではビット)が存在し、デジタル値Dが形成される。
図1
図2
図3