(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-11
(45)【発行日】2023-07-20
(54)【発明の名称】人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム
(51)【国際特許分類】
A61H 39/06 20060101AFI20230712BHJP
A61G 13/06 20060101ALI20230712BHJP
A61G 13/00 20060101ALI20230712BHJP
【FI】
A61H39/06
A61G13/06
A61G13/00 P
(21)【出願番号】P 2022210218
(22)【出願日】2022-12-27
【審査請求日】2022-12-27
(31)【優先権主張番号】202211072008.X
(32)【優先日】2022-09-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】522504189
【氏名又は名称】浙江雲灸人間生物科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】譚俊群
(72)【発明者】
【氏名】劉佩軍
(72)【発明者】
【氏名】譚笑
【審査官】岡本 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3042455(JP,U)
【文献】中国特許出願公開第112842882(CN,A)
【文献】中国実用新案第209751641(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 39/06
A61G 13/06
A61G 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース(1)と、昇降アセンブリ(2)と、煙排出アセンブリ(3)を含む人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームであり、
前記ベース(1)の前表面に、昇降アセンブリ(2)が取り付けられ、前記ベース(1)と前記昇降アセンブリ(2)の内部に、煙排出アセンブリ(3)が取り付けられ、前記昇降アセンブリ(2)は、理学療法ボックス(201)と、スライドレール(202)と、ねじ棒(203)と、モータ(204)と、スライドブロック(205)と、方形ブロック(206)と、を含み、
前記ベース(1)の前表面に、C字状ラック(5)が取り付けられ、前記C字状ラック(5)の内側壁に、二つの固定プレート(4)が対称に取り付けられ、二つの前記固定プレート(4)の隣り合う側に、取り付け保護プレート(16)が取り付けられ、前記取り付け保護プレート(16)の前表面は、前記スライドレール(202)の外側壁に取り付けられ、前記スライドレール(202)と前記スライドブロック(205)は摺動可能に接続され、前記取り付け保護プレート(16)の内側頂壁は、ベアリングを介して前記ねじ棒(203)の頂端に回転可能に接続され、前記取り付け保護プレート(16)の下表面は、前記モータ(204)の上表面に取り付けられ、前記モータ(204)の出力軸は、前記取り付け保護プレート(16)の下表面を貫通して且つ前記ねじ棒(203)の底端に溶接され、前記スライドブロック(205)の内壁は、前記方形ブロック(206)の外側壁に溶接され、前記方形ブロック(206)の上表面に、ねじ貫通穴(24)が設けられ、前記ねじ貫通穴(24)の内側壁は、前記ねじ棒(203)の外側壁にねじ接続され、前記スライドブロック(205)の後表面に、煙排出収集ボックス(6)が取り付けられ、前記理学療法ボックス(201)の前表面に、三つの煙排出穴が対称に設けられ、前記理学療法ボックス(201)の内部に、もぐさ棒容器(19)が均一に取り付けられ、前記理学療法ボックス(201)の内側壁に、医用生態レベルのマイナスイオン放出器(18)が均一に取り付けられ、前記ベース(1)の片側に、それぞれ人体の生体情報動的解析ツール(11)と、データプロセッサー(12)と、ディスプレイ(15)が取り付けられることを特徴とする人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項2】
前記煙排出アセンブリ(3)は、第1煙吸入配管(301)と、第2煙吸入配管(302)と、第3煙吸入配管(303)と、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置(304)と、を含み、
前記第1煙吸入配管(301)は、二つ配置され、前記理学療法ボックス(201)の前表面のもう二つの煙排出穴は、二つの前記第1煙吸入配管(301)の一端にそれぞれ取り付けられ、二つの前記第1煙吸入配管(301)の隣り合う一端は、前記煙排出収集ボックス(6)の外側壁を貫通し、前記理学療法ボックス(201)の内部に、二つの第4煙吸入配管(305)が配置され、二つの前記第4煙吸入配管(305)の一端は、前記理学療法ボックス(201)の内部におけるもう二つの煙排出穴に取り付けられ、前記煙排出収集ボックス(6)の下表面は、前記第2煙吸入配管(302)の頂端を貫通し、前記第2煙吸入配管(302)の外側壁は、前記第3煙吸入配管(303)の内側壁に貼り付けて、前記第3煙吸入配管(303)の一端は、前記ベース(1)の前表面を貫通して且つ前記金属活性化触媒もぐさの煙処理装置(304)の外部に取り付けれれることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項3】
前記ベース(1)の上表面に、理学療法ベッド(7)が取り付けられ、前記ベース(1)の外側壁に、放熱穴(21)が均一に設けられ、前記医用生態レベルのマイナスイオン放出器(18)は、マイナスイオン発生器(26)と、上カバープレート(27)と、出力ワイヤー(28)と、放出プリント基板(29)と、溶接部(31)と、放電針(32)と、下カバープレート(33)と、を含み、
前記マイナスイオン発生器(26)は、前記上カバープレート(27)の前記放出プリント基板(29)から遠い側に取り付けられ、前記上カバープレート(27)と、前記放出プリント基板(29)と前記下カバープレート(33)は、ボルトを介して前記理学療法ボックス(201)の内側壁に固定され、前記マイナスイオン発生器(26)の電気的出力端は、前記出力ワイヤー(28)の一端に電気的に接続され、前記放出プリント基板(29)の前記上カバープレート(27)から遠い側に、銅張エリア(30)が取り付けられ、前記銅張エリア(30)に、溶接部(31)が設けられ、前記出力ワイヤー(28)のもう一端は、順次に前記上カバープレート(27)と前記放出プリント基板(29)の片側を貫通して且つ前記溶接部(31)の後表面に電気的に接続され、前記銅張エリア(30)の前表面に、放電針(32)が均一に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項4】
前記ベース(1)の片側に、それぞれプリンター(13)とキーボード(14)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項5】
前記理学療法ベッド(7)の上表面に、生体電気データ取得スリーブ(8)が均一に取り付けられ、前記理学療法ベッド(7)の上表面に、マルチポイント人体生体信号取得装置(10)が取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項6】
前記金属活性化触媒もぐさの煙処理装置(304)の煙排出口に、煙排出配管(25)が取り付けられ、前記煙排出配管(25)の一端は、前記ベース(1)の内部を貫通することを特徴とする請求項2に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項7】
前記取り付け保護プレート(16)の後表面に、可動貫通溝(17)が設けられ、前記可動貫通溝(17)の内側壁は、前記煙排出収集ボックス(6)の外側壁に貼り付けることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項8】
前記ベース(1)の前表面に、支持脚(9)が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項9】
前記ねじ棒(203)の外部に、止めブロック(22)が設けられ、前記第3煙吸入配管(303)の頂端に、保護ブロック(23)が取り付けられること特徴とする請求項2に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【請求項10】
前記人体の生体情報動的解析ツール(11)によって患者の各生理指標のリアルタイム変化を検出、分析し、さらに総合検出レポートを生成することが可能であり、前記データプロセッサー(12)によってデータの保存、灸治療を受けた者の検出分析データのバックアップ、歴史データの追跡を実現し、さらにWeChat(登録商標)アプリに接続することが可能であり、その付属の拡張機能によって検出データを他の専門医療情報プラットフォームと患者の健康検出情報を共有することも可能であることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医療健康器具の技術分野に関し、特に人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームに関する。
【背景技術】
【0002】
現代医学の研究によると、亜健康状態は免疫系のアンバランスの過程で生じたものである。免疫系がアンバランスになった後、免疫系の機能が低下し、免疫細胞の構成と活性が低下し、細胞の健康保護は、もぐさ棒を使用する透熱灸という物理的方法を利用して、体内の免疫細胞の数を高め、免疫細胞の分化を促進し、自体免疫細胞の体外増幅と誘導方法を通じて、完全に免疫細胞を補充することができ、人体の免疫細胞の数を高いレベルにし、さらに免疫システムを調節し、根本的に人体の免疫力を高め、生理状態を改善し、体を内側から保護する。
【0003】
既存のもぐさ棒を使用する透熱灸の理学療法において、灸治療の高さが固定されているため、高さを調整することができず、もぐさ棒のエネルギー効率が低下し、灸治療を行う時、マイナスイオンの協力がないため、灸治療を受けた者は全身透熱灸の効果が悪く、灸治療を受けた者が理学療法を行う時、外在的な人体検出設備がないため、リアルタイムで人体の情報を取得することができず、人は自分の具体的な健康状況を把握していなく、また、もぐさ棒が燃えると、大量の煙が発生し、煙が室内にあふれ、灸治療を受けた者の灸治療の体験感が低下する。そのため、人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームを提案した。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記内容を鑑みて、本発明は、人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームを提案し、先行技術に存在する技術的課題を解決または緩和するために、少なくとも1つの有益な選択肢を提供する。
【0005】
本発明の実施形態の技術的態様は、このようにして実現され、人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームであり、ベースと、昇降アセンブリと、煙排出アセンブリを含み、前記ベースの前表面に、昇降アセンブリが取り付けられ、前記ベースと前記昇降アセンブリの内部に、煙排出アセンブリが取り付けられ、前記昇降アセンブリは、理学療法ボックスと、スライドレールと、ねじ棒と、モータと、スライドブロックと、方形ブロックと、を含み、
前記ベースの前表面に、C字状ラックが取り付けられ、前記C字状ラックの内側壁に、二つの固定プレートが対称に取り付けられ、二つの前記固定プレートの隣り合う側に、取り付け保護プレートが取り付けられ、前記取り付け保護プレートの前表面は、前記スライドレールの外側壁に取り付けられ、前記スライドレールと前記スライドブロックは摺動可能に接続され、前記取り付け保護プレートの内側頂壁は、ベアリングを介して前記ねじ棒の頂端に回転可能に接続され、前記取り付け保護プレートの下表面は、前記モータの上表面に取り付けられ、前記モータの出力軸は、前記取り付け保護プレートの下表面を貫通して且つ前記ねじ棒の底端に溶接され、前記スライドブロックの内壁は、前記方形ブロックの外側壁に溶接され、前記方形ブロックの上表面に、ねじ貫通穴が設けられ、前記ねじ貫通穴の内側壁は、前記ねじ棒の外側壁にねじ接続され、前記スライドブロックの後表面に、煙排出収集ボックスが取り付けられ、前記理学療法ボックスの前表面に、三つの煙排出穴が対称に設けられ、前記理学療法ボックスの内部に、もぐさ棒容器が均一に取り付けられ、前記理学療法ボックスの内側壁に、医用生態レベルのマイナスイオン放出器が均一に取り付けられ、前記ベースの片側に、それぞれ人体の生体情報動的解析ツールと、データプロセッサーと、ディスプレイが取り付けられる。
【0006】
好ましくは、前記煙排出アセンブリは、第1煙吸入配管と、第2煙吸入配管と、第3煙吸入配管と、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置と、を含み、
前記第1煙吸入配管は、二つ配置され、前記理学療法ボックスの前表面のもう二つの煙排出穴は、二つの前記第1煙吸入配管の一端にそれぞれ取り付けられ、二つの前記第1煙吸入配管の隣り合う一端は、前記煙排出収集ボックスの外側壁を貫通し、前記理学療法ボックスの内部に、二つの第4煙吸入配管が配置され、二つの前記第4煙吸入配管の一端は、前記理学療法ボックスの内部におけるもう二つの煙排出穴に取り付けられ、前記煙排出収集ボックスの下表面は、前記第2煙吸入配管の頂端を貫通し、前記第2煙吸入配管の外側壁は、前記第3煙吸入配管の内側壁に貼り付けて、前記第3煙吸入配管の一端は、前記ベースの前表面を貫通して且つ前記金属活性化触媒もぐさの煙処理装置の外部に取り付けられる。
【0007】
好ましくは、前記ベースの上表面に、理学療法ベッドが取り付けられ、前記ベースの外側壁に、放熱穴が均一に設けられ、前記医用生態レベルのマイナスイオン放出器は、マイナスイオン発生器と、上カバープレートと、出力ワイヤーと、放出プリント基板と、溶接部と、放電針と、下カバープレートと、を含み、
前記マイナスイオン発生器は、前記上カバープレートの前記放出プリント基板から遠い側に取り付けられ、前記上カバープレートと、前記放出プリント基板と前記下カバープレートは、ボルトを介して前記理学療法ボックスの内側壁に固定され、前記マイナスイオン発生器の電気的出力端は、前記出力ワイヤーの一端に電気的に接続され、前記放出プリント基板の前記上カバープレートから遠い側に、銅張エリアが取り付けられ、前記銅張エリアに、溶接部が設けられ、前記出力ワイヤーのもう一端は、順次に前記上カバープレートと前記放出プリント基板の片側を貫通して且つ前記溶接部の後表面に電気的に接続され、前記銅張エリアの前表面に、放電針が均一に取り付けられる。
【0008】
好ましくは、前記ベースの片側に、それぞれプリンターとキーボードが取り付けられる。
【0009】
好ましくは、前記理学療法ベッドの上表面に、生体電気データ取得スリーブが均一に取り付けられ、前記理学療法ベッドの上表面に、マルチポイント人体生体信号取得装置が取り付けられる。
【0010】
好ましくは、前記金属活性化触媒もぐさの煙処理装置の煙排出口に、煙排出配管が取り付けられ、前記煙排出配管の一端は、前記ベースの内部を貫通する。
【0011】
好ましくは、前記取り付け保護プレートの後表面に、可動貫通溝が設けられ、前記可動貫通溝の内側壁は、前記煙排出収集ボックスの外側壁に貼り付ける。
【0012】
好ましくは、前記ベースの前表面に、支持脚が取り付けられる。
【0013】
好ましくは、前記ねじ棒の外部に、止めブロックが設けられ、前記第3煙吸入配管の頂端に、保護ブロックが取り付けられる。
【0014】
好ましくは、前記人体の生体情報動的解析ツールによって患者の各生理指標のリアルタイム変化を検出、分析し、さらに総合検出レポートを生成することが可能であり、前記データプロセッサーによってデータの保存、灸治療を受けた者の検出分析データのバックアップ、歴史データの追跡を実現し、さらにWeChat(登録商標)アプリに接続することが可能であり、その付属の拡張機能によって検出データを他の専門医療情報プラットフォームと患者の健康検出情報を共有することも可能である。
【発明の効果】
【0015】
本発明の実施形態は、以上の技術的手段を採用することにより、以下の利点を有し、
第一に、本発明は、昇降アセンブリを使用することで、灸治療を受けた者の人体の差異に基づいて自分に適した灸治療の高さを選択しやすく、使用の最適な高さを保証し、生態マイナスイオンともぐさ棒のエネルギー効率を高め、透熱灸の治療効果が良い。
【0016】
第二に、本発明は、医用生態レベルのマイナスイオン放出器から発生したマイナスイオンは濃度が高くて、もぐさ棒ボックス内のもぐさ棒から発生した遠赤外線によって、灸治療を受けた者に全身透熱灸を施し、且つ効果は顕著である。
【0017】
第三に、本発明は、生体電気データ取得スリーブとマルチポイント人体生体信号取得装置に取得されたリアルタイム人体情報を人体の生体情報動的解析ツールに転送して分析を行った後、人体の生体情報動的解析ツールは分析したデータをデータプロセッサー内に転送し、データプロセッサー内のデータをディスプレイ内に転送し、人はキーボードを操作することによって報告書をプリンターによって印刷しやすく、リアルタイムで理学療法時の細胞血気の改善効果を監視し、リアルタイム映像報告書を生成することができ、また、データプロセッサーを通じてWeChat(登録商標)の公式アカウントとのネットワーク接続と遠隔監視を実現することができ、理学療法を受けた者は、WeChat(登録商標)のAPPを通じて自分の現在の人体血気指標パラメータをリアルタイムで調べることができる。
【0018】
第四に、本発明は、煙排出アセンブリを使用することで、もぐさ棒燃焼による煙の浄化率を高くにして環境評価基準に達して直接排出できるようになり、もぐさ棒の燃焼によって発生した煙が環境と人体に与える影響を下げ、灸治療の快適感を高めた。
【0019】
上記の概要は単に明細書の目的のためであり、いかなる方法で制限することを意図していない。上述した例示的な態様、実施形態及び特徴に加えて、添付図面及び以下の詳細な説明を参照することにより、本発明の更なる態様、実施形態及び特徴が容易に分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本願の実施形態または先行技術における技術的態様をより明確に説明するために、以下では、実施形態または技術的説明において使用する必要がある図面について簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は本願のいくつかの実施形態にすぎず、当業者にとっては、創造的な労働を払わずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【
図3】本発明の
図2におけるA-Aの断面図である。
【
図4】本発明の
図3におけるB箇所の拡大図である。
【
図5】本発明の
図3におけるC-Cの側面断面図である。
【
図8】本発明のベースと金属活性化触媒もぐさの煙処理装置が取り付けられた後の内部構造を示す図である。
【
図10】本発明の医用生態レベルのマイナスイオン放出器の内部解体図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、いくつかの例示的な実施形態のみを簡単に説明する。当業者に認識されるように、本発明の精神または範囲を逸脱することなく、説明された実施形態は様々な方法で修正することができる。したがって、図面および説明は、本質的に例示的であって制限的なものではないと考えられる。
【0022】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0023】
図1-10に示すように、本発明の実施形態に提供される人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームは、ベース1と、昇降アセンブリ2と、煙排出アセンブリ3を含み、ベース1の前表面に、昇降アセンブリ2が取り付けられ、ベース1と前記昇降アセンブリ2の内部に、煙排出アセンブリ3が取り付けられ、昇降アセンブリ2は、理学療法ボックス201と、スライドレール202と、ねじ棒203と、モータ204と、スライドブロック205と、方形ブロック206と、を含み、
ベース1の前表面に、C字状ラック5が取り付けられ、C字状ラック5の内側壁に、二つの固定プレート4が対称に取り付けられ、二つの前記固定プレート4の隣り合う側に、取り付け保護プレート16が取り付けられ、取り付け保護プレート16の前表面は、スライドレール202の外側壁に取り付けられ、スライドレール202とスライドブロック205は摺動可能に接続され、取り付け保護プレート16の内側頂壁は、ベアリングを介して前記ねじ棒203の頂端に回転可能に接続され、取り付け保護プレート16の下表面は、モータ204の上表面に取り付けられ、モータ204の出力軸は、取り付け保護プレート16の下表面を貫通して且つねじ棒203の底端に溶接され、スライドブロック205の内壁は、方形ブロック206の外側壁に溶接され、方形ブロック206の上表面に、ねじ貫通穴24が設けられ、ねじ貫通穴24の内側壁は、ねじ棒203の外側壁にねじ接続され、スライドブロック205の後表面に、煙排出収集ボックス6が取り付けられ、理学療法ボックス201の前表面に、三つの煙排出穴が対称に設けられ、理学療法ボックス201の内部に、もぐさ棒容器19が均一に取り付けられ、理学療法ボックス201の内側壁に、医用生態レベルのマイナスイオン放出器18が均一に取り付けられ、ベース1の片側に、それぞれ人体の生体情報動的解析ツール11と、データプロセッサー12と、ディスプレイ15が取り付けられる。
【0024】
一つの実施形態において、煙排出アセンブリ3は、第1煙吸入配管301と、第2煙吸入配管302と、第3煙吸入配管303と、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304と、を含み、
第1煙吸入配管301は、二つ配置され、理学療法ボックス201の前表面のもう二つの煙排出穴は、それぞれ二つの前記第1煙吸入配管301の一端に取り付けられ、二つの第1煙吸入配管301の隣り合う一端は、煙排出収集ボックス6の外側壁を貫通し、理学療法ボックス201の内部に、二つの第4煙吸入配管305が配置され、二つの第4煙吸入配管305の一端は、理学療法ボックス201の内部におけるもう二つの煙排出穴に取り付けられ、煙排出収集ボックス6の下表面は、第2煙吸入配管302の頂端を貫通し、第2煙吸入配管302の外側壁は、第3煙吸入配管303の内側壁に貼り付けて、第3煙吸入配管303の一端は、ベース1の前表面を貫通して且つ金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304の外部に取り付けられ、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304を起動することにより、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304は、第3煙吸入配管303、第2煙吸入配管302、煙排出収集ボックス6、第1煙吸入配管301及び第4煙吸入配管305を順次通過し、理学療法ボックス201内のもぐさ棒の燃焼による煙を金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304内に容易に吸い込む。
【0025】
一つの実施形態において、ベース1の上表面に、理学療法ベッド7が取り付けられ、ベース1の外側壁に、放熱穴21が均一に設けられ、医用生態レベルのマイナスイオン放出器18は、マイナスイオン発生器26と、上カバープレート27と、出力ワイヤー28と、放出プリント基板29と、溶接部31と、放電針32と、下カバープレート33と、を含み、
マイナスイオン発生器26は、上カバープレート27の放出プリント基板29から遠い側に取り付けられ、上カバープレート27と、放出プリント基板29と下カバープレート33は、ボルトを介して理学療法ボックス201の内側壁に固定され、マイナスイオン発生器26の電気的出力端は、出力ワイヤー28の一端に電気的に接続され、放出プリント基板29の上カバープレート27から遠い側に、銅張エリア30が取り付けられ、銅張エリア30に、溶接部31が設けられ、出力ワイヤー28のもう一端は、順次に上カバープレート27と放出プリント基板29の片側を貫通して且つ溶接部31の後表面に電気的に接続され、銅張エリア30の前表面に、放電針32が均一に取り付けられ、理学療法ベッド7の配置により、灸治療を受けた者が上に横たわるのを容易にし、使用の快適性を高め、放熱穴21の配置により、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304が動作する熱を放熱するのに便利であり、医用生態レベルのマイナスイオン放出器18のマイナスイオン発生器26内部のパルス発振回路により、低電圧をマイナスイオン発生器26内の高圧モジュールを介して直流マイナス高圧に昇圧し、出力ワイヤー28を介して放出プリント基板29に出力され、銅張エリア30に取り付けられた複数の放電針32の先端から負の直流高コロナが発生し続ける。
【0026】
一つの実施形態において、ベース1の片側に、それぞれプリンター13とキーボード14が取り付けられており、プリンター13により、灸治療を受けた者の人体レポートを印刷することが容易になり、キーボード14により、ディスプレイ15の操作が容易になる。
【0027】
一つの実施形態において、理学療法ベッド7の上表面に、生体電気データ取得スリーブ8が均一に取り付けられ、理学療法ベッド7の上表面に、マルチポイント人体生体信号取得装置10が取り付けられており、生体電気データ取得スリーブ8とマルチポイント人体生体信号取得装置10に取得されたリアルタイム人体情報は、人体の生体情報動的解析ツール11内に伝達されて分析される。
【0028】
一つの実施形態において、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304の煙排出口に、煙排出配管25が取り付けられ、煙排出配管25の一端は、ベース1の内部を貫通し、煙排出配管25により、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304は、煙を処理して煙排出配管25を介して排出する。
【0029】
一つの実施形態において、取り付け保護プレート16の後表面に、可動貫通溝17が設けられ、可動貫通溝17の内側壁は、煙排出収集ボックス6の外側壁に貼り付けており、可動貫通溝17により、煙排出収集ボックス6の移動が容易になる。
【0030】
一つの実施形態において、ベース1の前表面に、支持脚9が取り付けられており、支持脚9により、ベース1の位置を補強する。
【0031】
一つの実施形態において、ねじ棒203の外部に、止めブロック22が設けられ、第3煙吸入配管303の頂端に、保護ブロック23が取り付けられており、止めブロック22により、方形ブロック206がねじ棒203から脱落することを効果的に回避することができ、保護ブロック23により、煙排出収集ボックス6の移動を効果的に阻止することができる。
【0032】
一つの実施形態において、人体の生体情報動的解析ツール(11)によって患者の各生理指標のリアルタイム変化を検出、分析し、さらに総合検出レポートを生成することが可能であり、前記データプロセッサー(12)によってデータの保存、灸治療を受けた者の検出分析データのバックアップ、歴史データの追跡を実現し、さらにWeChat(登録商標)アプリに接続することが可能であり、その付属の拡張機能によって検出データを他の専門医療情報プラットフォームと患者の健康検出情報を共有することも可能であることを特徴とする請求項1に記載の人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホーム。
【0033】
一つの実施形態において、第4煙吸入配管305の外表面に、穴が均一に設けられており、もぐさ棒の燃焼による煙を容易に吸い込む。
【0034】
一つの実施形態において、ディスプレイ15の電気的出力端は、ワイヤーを介してそれぞれモータ204、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304、生体電気データ取得スリーブ8、マルチポイント人体生体信号取得装置10及び医用生態レベルのマイナスイオン放出器18の電気的入力端に電気的に接続されており、生体電気データ取得スリーブ8とマルチポイント人体生体信号取得装置10の信号出力端は、ワイヤーを介して人体の生体情報動的解析ツール11の信号入力端に電気的に接続され、人体の生体情報動的解析ツール11の信号出力端は、ワイヤーを介してデータプロセッサー12の信号入力端に電気的に接続され、データプロセッサー12の信号出力端は、ワイヤーを介してディスプレイ15の信号入力端に電気的に接続されている。
【0035】
一つの実施形態において、ベース1の片側に、ディスプレイ15、人体の生体情報動的解析ツール11、データプロセッサー12、プリンター13の起動と停止を制御するためのスイッチ群が設置され、スイッチ群はディスプレイ15、人体の生体情報動的解析ツール11、データプロセッサー12、プリンター13に電力を供給するために外部の市電に接続されている。
【0036】
一つの実施形態において、マイナスイオン発生器26の電気的入力端には、それぞれアース線と12V正負極の電源線が接続されている。
【0037】
本発明は作業時、灸治療を受けた者が理学療法ベッド7に横たわる時、ディスプレイ15内にPLCコントローラが設置され、ディスプレイ15はタッチスクリーンであり、且つキーボード14と電気的に接続され、操作者はディスプレイ15とキーボード14を操作してそれぞれモータ204、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304、生体電気データ取得スリーブ8、マルチポイント人体生体信号取得装置10及び医用生態レベルのマイナスイオン放出器18を閉めたり開けたりして、医用生態レベルのマイナスイオン放出器18におけるマイナスイオン発生器26の内部は、パルス発振回路により、低電圧をマイナスイオン発生器26内の高圧モジュールを介して直流マイナス高圧に昇圧し、出力ワイヤー28を介して放出プリント基板29に出力し、銅張エリア30に取り付けられた複数の放電針32の先端からマイナス直流高コロナを絶えず発生させ、高速で大量の電子を放出する一方、電子は空気中に長く存在することができず、すぐに空気中の酸素分子と結合し、それによってマイナスイオンが絶えず外部に出力されることができ、この時ディスプレイ15内のPLCコントローラはモータ204を制御して回転させ、モータ204の出力軸はねじ棒203を方形ブロック206上のねじ貫通穴24内で回転させ、さらにスライドブロック205をスライドレール202に上下移動させて、スライドブロック205により煙排出収集ボックス6を上下動させると同時に、煙排出収集ボックス6は第2煙吸入配管302と理学療法ボックス201を上下動させ、第2煙吸入配管302は第3煙吸入配管303内で活動し、理学療法ボックス201を灸治療を受けた者の上に移動するのに便利である。この時、操作者はもぐさ棒をもぐさ棒容器19内に置いた後、もぐさ棒容器19は人体の主要経絡原理に基づいて合理的に分布し、もぐさ棒の燃焼によって発生した大量の遠赤外線と熱量は総合的に人体の全体に対して温和な健康保護を実現することができ、生体電気データ取得スリーブ8、マルチポイント人体生体信号取得装置10、医用生態レベルのマイナスイオン放出器18を起動した後、操作者は生体電気データ取得スリーブ8をそれぞれ灸治療を受けた者の体に固定した後、灸治療を受けた者の手をマルチポイント人体生体信号取得装置10に置き、生体電気データ取得スリーブ8とマルチポイント人体生体信号取得装置10に収集されたリアルタイム人体情報を人体の生体情報動的解析ツール11内に転送して分析し、その後、人体の生体情報動的解析ツール11内は分析したデータをデータプロセッサー12内に転送し、データプロセッサー12内のデータをディスプレイ15内に転送し、操作者はキーボード14を操作することによってプリンター13を通じて報告書を印刷しやすくし、理学療法時の細胞血気改善効果をリアルタイムでモニタリングし、リアルタイム映像報告を生成することができ、またデータプロセッサー12を通じて微信公衆番号とのネットワーク接続と遠隔モニタリングを実現することができ、理学療法者もWeChat(登録商標)アプリを通じてリアルタイムで自分の現在の人体血気指標パラメータを調べることができ、もぐさ棒が燃焼する時に、金属活性触媒艾煙プロセッサ304を起動し、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304は、第3煙吸入配管303、第2煙吸入配管302、煙排出収集ボックス6、第1煙吸入配管301及び第4煙吸入配管305を順に通過して、理学療法ボックス201内のもぐさ棒の燃焼による煙を金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304内に容易に吸い込み、その後、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置304は煙を処理した後、煙排出配管25を通じて排出する。
【0038】
最後に、上述は本発明の好適な実施形態にすぎず、本発明を限定するためには使用されないが、上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者にとっては、上述の各実施形態に記載された技術的態様を修正したり、技術的特徴の一部を同等に置き換えたりすることができる。本発明の精神と原則の中で、行ったいかなる修正、等価置換、改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0039】
1、ベース;2、昇降アセンブリ;201、理学療法ボックス;202、スライドレー、203、ねじ棒;204、モータ;205、スライドブロック;206、方形ブロック;3、煙排出アセンブリ;301、第1煙吸入配管;302、第2煙吸入配管;303、第3煙吸入配管;304、金属活性化触媒もぐさの煙処理装置;305、第4煙吸入配管;4、固定プレート;5、C字状ラック;6、煙排出収集ボックス;7、理学療法ベッド;8、生体電気データ取得スリーブ;9、支持脚;10、マルチポイント人体生体信号取得装置;11、人体の生体情報動的解析ツール;12、データプロセッサー;13、プリンター;14、キーボード;15、ディスプレイ;16、取り付け保護プレート;17、可動貫通溝;18、医用生態レベルのマイナスイオン放出器;19、もぐさ棒容器;21、放熱穴;22、止めブロック;23、保護ブロック;24、ねじ貫通穴;25、煙排出配管;26、マイナスイオン発生器;27、上カバープレート;28、出力ワイヤー;29、放出プリント基板;30、銅張エリア;31、溶接部;32、放電針;33、下カバープレート
【要約】 (修正有)
【課題】人間生態マイナスイオン細胞活性化と経絡透熱灸のインテリジェントな相互接続理学療法プラットホームを提供する。
【解決手段】ベース1と、昇降アセンブリ2と、煙排出アセンブリ301を含み、ベースの前表面に、昇降アセンブリが取り付けられ、ベースと昇降アセンブリの内部に、煙排出アセンブリが取り付けられ、昇降アセンブリは、理学療法ボックス201と、スライドレール202と、ねじ棒と、モータと、スライドブロックと、方形ブロックと、を含み、ベースの前表面に、C字状ラック5が取り付けられ、C字状ラックの内側壁に、二つの固定プレート4が対称に取り付けられ、二つの固定プレートの隣り合う側に、取り付け保護プレートが取り付けられ、取り付け保護プレートの前表面は、スライドレールの外側壁に取り付けられ、スライドレールとスライドブロックは摺動可能に接続される。
【選択図】
図1