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  • 特許-油煙捕集装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-13
(45)【発行日】2023-07-24
(54)【発明の名称】油煙捕集装置
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/06 20060101AFI20230714BHJP
【FI】
F24F7/06 101A
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2019155628
(22)【出願日】2019-08-28
(65)【公開番号】P2021032528
(43)【公開日】2021-03-01
【審査請求日】2022-03-24
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100131495
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健児
(72)【発明者】
【氏名】中原 健吾
【審査官】▲高▼藤 啓
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-180849(JP,A)
【文献】実公昭47-016037(JP,Y1)
【文献】特開2009-186132(JP,A)
【文献】特開2003-083581(JP,A)
【文献】特開昭47-017262(JP,A)
【文献】特開平11-211173(JP,A)
【文献】登録実用新案第3220039(JP,U)
【文献】実開昭51-012155(JP,U)
【文献】韓国公開実用新案第20-2011-0006376(KR,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 7/06
F24C 15/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流出口と流入口を有したケースと、
前記ケースの内部には、前記流出口と連通したチャンバー空間と、前記流入口の奥部に形成した流入空間と、前記チャンバー空間と流入空間を連通させる通風路とを備え、
前記通風路には、前記流入空間側から前記チャンバー空間側へ該通風路の通風方向に沿って圧縮空気を噴射させる空気噴出口と、前記通風路の出口側において前記空気噴出口に対向する衝突面とを配置し
前記流入口は、前記ケースの底面中央部に開口し、
前記流入空間は、前記流入口から前記ケースの内部に向けて延設した第一の筒体と、該第一の筒体の端部から軸方向に第一の隙間を開けて配置した頂面とによって形成され、
前記頂面の外周端部は、前記第一の筒体よりも外側で前記ケースの底面に向けて延設した第二の筒体に接続され、
前記第二の筒体の端部は、前記ケースの前記底面に対して第二の隙間を開けて配置され、前記第一の隙間が前記通風路の入口となり、前記第二の隙間が前記通風路の出口となり、
前記通風路は、前記第一の筒体と前記第二の筒体とによって形成される油煙捕集装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理等に伴い発生する飛散した油粒子(以下油煙)を捕集して空気中から油煙を除去する油煙捕集装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の油煙捕集装置は、金属板に孔を設けたパンチングフィルタ等を用いたものが知られている。
【0003】
油煙を排気するためのファンの上流側に円形のパンチングフィルタを設置し、油煙を含んだ空気がパンチングフィルタを通過する際、油煙がパンチングフィルタに衝突することで、油煙を捕集している。そして、円形のパンチングフィルタを回転させ、付着物除去手段に接触させることで、パンチングフィルタに付着した油を除去している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、フィルタを3~4層に積層させることで、さらに油の捕集効率を高めている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2011-232005号公報
【文献】特開平10-15325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の油煙捕集装置で使用しているパンチングフィルタは、油煙捕集性能があまり高くなく、取りきれない油煙は下流のファン等に付着していた。また油の付着したパンチングフィルタは使用を続けると埃等の付着により目詰まりが発生し、圧力損失が増加するため、定期的なパンチングフィルタの掃除が必要であり、ファンも油煙や埃の付着で羽根隙間が減少し風量低下が発生するため定期的な掃除が必要であった。
【0007】
また、特許文献2のように油煙捕集性能を高めたフィルタもあるが、これも同様に使用を続けるとフィルタが目詰まりを起こすため、定期的な掃除が必要である。
【0008】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、油煙捕集性能が高く、定期的な掃除が不要な油煙捕集装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そして、この目的を達成するために、本発明に係る油煙捕集装置は、流出口と流入口を有したケースと、ケースの内部には、流出口と連通したチャンバー空間と、流入口の奥部に形成した流入空間と、チャンバー空間と流入空間を連通させる通風路とを備え、通風路には、流入空間側からチャンバー空間側へ該通風路の通風方向に沿って圧縮空気を噴射させる空気噴出口と、通風路の出口側に空気噴出口に対向する衝突面とを配置し、流入口は、ケースの底面中央部に開口し、流入空間は、流入口からケースの内部に向けて延設した第一の筒体と、該第一の筒体の端部から軸方向に第一の隙間を開けて配置した頂面とによ
って形成され、頂面の外周端部は、第一の筒体よりも外側でケースの底面に向けて延設した第二の筒体に接続され、第二の筒体の端部は、ケースの底面に対して第二の隙間を開けて配置され、第一の隙間が通風路の入口となり、第二の隙間が通風路の出口となり、通風路は、第一の筒体と第二の筒体とによって形成されたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、気噴出口から噴射された圧縮空気の勢いによって油の粒子の移動速度が上昇した状態で衝突面に向かうため、慣性力によって油の粒子が衝突面に付着する。圧縮空気の噴射によって粒子の移動速度が高いため、小さな粒子径のものも衝突面に付着するため、油煙捕集性能が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態の油煙捕集装置を使用したシステムの例を示す図
図2】本発明の実施の形態の油煙捕集装置の外観斜視図
図3】本発明の実施の形態の実施の形態の油煙捕集装置の断面図
図4】本発明の油煙捕集装置の内部構造を示す斜視図
図5】本発明の実施の形態の油煙捕集装置の油捕集部拡大図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明係る油煙捕集装置は、流出口と流入口を有したケースと、ースの内部には、出口と連通したチャンバー空間と、入口の奥部に形成した流入空間と、ャンバー空間と流入空間を連通させる通風路とを備え、風路には、流入空間側からャンバー空間側へ該通風路の通風方向に沿って圧縮空気を噴射させる空気噴出口と、通風路の出口側に気噴出口に対向する衝突面を配置したという構成を有する。
【0013】
これにより、空気噴出口から噴射された圧縮空気の勢いによって油の粒子の移動速度が上昇した状態で衝突面に向かうため、慣性力によって油の粒子が衝突面に付着する。圧縮空気の噴射によって粒子の移動速度が高いため、小さな粒子径のものも衝突面に付着するため、油煙捕集性能が高くなる。
【0014】
また、本発明に係る油煙捕集装置は、入口は、ケースの底面中央部に開口し、入空間は、入口からースの内部に向けて延設した第一の筒体と該第一の筒体の端部から軸方向に第一の隙間を開けて配置した頂面とによって形成され、面の外周端部は、一の筒体よりも外側でケースの底面に向けて延設した第二の筒体に接続され、二の筒体の端部はケースの底面に対して第二の隙間を開けて配置され一の隙間が風路の入口となり、二の隙間が風路の出口となり、風路は、第一の筒体と第二の筒体によって形成されているという構成を有する。
【0015】
これにより、通風路を流れる気流はケースの底面方向の向き、つまり重力方向の向きとなるため、油煙粒子の移動速度を向上させる圧縮空気の噴射方向と重力方向が同じとなるため、圧縮空気の噴射と重力による力の2つの作用で油煙粒子の移動速度を向上させることができるため、衝突面で捕集できる粒子径の範囲はさらに小さい方へ広がり、油煙捕集性能をさらに高めることができる。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施の形態1)
本発明の油煙捕集装置1を調理用コンロ2の上方で、天井裏に設置した構成を図1に示す。天井裏には、油煙捕集装置1と送風装置3とを設置し、それらをダクト4で接続して屋外へ排出するため、ダクト4を屋外まで延設している。本実施の形態における送風装置3は遠心送風機の一種であるシロッコファンであり、モータで羽根を回転させて風を発生させている。
【0018】
油煙捕集装置1を設置した位置の天井面5に開口部6を設けて、調理用コンロ2で発生した油煙を含む室内の空気が油煙捕集装置1に流入するよう連通している。
【0019】
開口部6には板状の整流板7を設けて、整流板7の周囲を空気が通り、油煙捕集装置1へ流入する。さらに、室内側の天井面5で開口部6の周囲には、発生した油煙の漏れを防ぐための堰8を設けている。なお、整流板7や堰8はなくても良い。
【0020】
油煙捕集装置1には圧縮空気を取り込むためコンプレッサ9から配管10を敷設している。
【0021】
油煙捕集装置1を斜め下から見上げた斜視図を図2に示す。
【0022】
油煙捕集装置1は箱体形状をしたケース11で筐体を構成し、底面部12の中央に開口した流入口13と、側面部14の中央に開口した流出口15を備える。
【0023】
油煙捕集装置1の断面図を図3に示す。
【0024】
ケース11の内部はチャンバー空間16となっている。流出口15側に接続した送風装置3によってチャンバー空間16内を負圧にすることで、流入口13から流出口15へ気流を流すことができる。
【0025】
底面部12の流入口13から第一の筒体17を上方へ向けた延設している。第一の筒体17は、上端に円形の稜線を持つ二重構造体である。二重構造体は、ケース11を形成する板体よりも厚みを厚くした筒状の壁である。稜線を挟んで筒体の内周側から外周側へなだらかな曲面を形成している。このような第一の筒体17は内部が空洞であっても、埋まった状態であってもよい。
【0026】
第一の筒体17の外周側と底面部12が接続される部分に衝突面18を備えている。本実施の形態ではR形状を形成した衝突面18となっている。第一の筒体17の上部の半円状のR形状や衝突面18のR形状は気流の圧力損失を低減させるための形状である。
【0027】
第一の筒体17と第一の隙間19を開けて上方部に円錐形状をした頂面20を備え、流入口13から頂面20までの空間を流入空間21とする。頂面20の外周端部は第一の筒体17よりも外側で底面部12に向けて延設した第二の筒体22に接続され、その端部は底面部12と第二の隙間23を設けた位置となる。
【0028】
通風路24は、第一の筒体17の外周の径と第二の筒体22の内周の径の差によって形成され、第一の隙間19が通風路24の入口、第二の隙間23が通風路24の出口となる。
通風路24は第一の筒体17の外周と第二の筒体22の内周で挟んだ空間によって形成すると、通風路24を通過する空気の直進性を生じさせ易くなり、より好ましい。
【0029】
通風路24の上部には圧縮空気が通るエアホース25を円環状に配置している。その円環状のエアホース25には、第二の筒体22の軸方向(図3の一点鎖線)に沿って圧縮空気を吹き出す孔を一定の間隔で設けた空気噴出口26を備えている。エアホース25はケース11天面または側面から通風路24まで延設されている。ケース11の外側では配管10を通じてコンプレッサ9まで接続されている。空気噴出口26は通風路24上部で円形状に配置されているだけである。なお、本実施の形態では、エアホース25に孔を開けることで空気噴出口26としているが、エアホース25にノズルを取り付けて空気噴出口26としてもよい。
【0030】
図4はケース11を取り除いた斜視図である。
【0031】
エアホース25は、頂面20と第二の筒体22の接合部付近から通風路24内側に入り、通風路24上部を一周し、再び第二の筒体22の外側に出てエアホース25端部が閉じられている。エアホース25が通風路24の上部を一周する部分は、端部を第二の筒体22の外側に出すことなく、内部が空洞の円環で形成し、その一部分から三方に分岐し通風路外と繋がっていても良い。また、エアホース25は頂面20の外側に配置し、空気噴出口26を頂面20から内側に開口することもできる。
【0032】
図3において衝突面18よりもさらに外側の底面部12側は油受け部27となっており、衝突面18で捕集した油を受け取る場所である。油受け部27の最外周部は、丸みを帯びて上部に持ち上がった形状をしており、受けた油の拡散防止のためのものであるだけでなく、気流の圧力損失低減のためのものでもある。
【0033】
上記構成において、送風装置3を運転すると、ケース11内が負圧になるので、流入口13から室内の空気が流入する。
【0034】
調理用コンロ2で調理を行い油煙が発生すると、空気とともに油煙も流入口13から流入する。気流は流入口13を上向きで通過して流入空間21で向きを変え、第一の隙間19を通り通風路24に流入する。通風路24内の気流の向きは重力方向と同じ下向きである。通風路24内では、空気噴出口26から圧縮空気を第二の筒体22の軸方向に沿って噴射しているので、油煙を含んだ空気を衝突面18に衝突させることができる。その後、第二の隙間23から流出し、チャンバー空間16へ放出され、流出口15より送風装置3へ向かう。送風装置3を通過後、屋外へ排出される。
【0035】
次に、油煙を捕集する原理について説明を行う。図5は、油煙を捕集する部分を拡大した図である。
【0036】
第一の隙間19から通風路24に流入した油煙を含む気流は、通風路24を下向きに流れる。送風装置3によって流れる気流の速度に加えて、衝突面18と対抗した空気噴出口26から圧縮空気を勢いよく噴き出させることで、通風路24を通過する気流は速度を増すこととなる。同時に油煙粒子も衝突面18に向かって速度を増すこととなる。衝突面18で気流は横向きに曲げられるが、油煙粒子は重さがあるため、慣性力で衝突面18に衝突し捕集される。
【0037】
一般に、粒子径の小さい粒子は比較的重量が軽いなるため、衝突面18へ向かう速度が小さく、慣性力が弱く、衝突面18に衝突せずに気流とともに下流へ流れ出る恐れが大きい。しかし、本実施の形態のように、空気噴出口26から噴射する圧縮空気により空気の速度を上げているため小さな粒子も捕集可能となる。衝突面18に対抗した位置で空気噴出口26から圧縮空気を噴射させることで、油の捕集性能を飛躍的に高めることができる。
【0038】
図5では矢印で気流の流れと捕集作用を表しており、斑点状の矢印は油煙を含む空気、黒の塗りつぶし矢印は圧縮空気の噴射、白抜きの矢印は油煙が除去された空気を表している。
【0039】
本実施の形態では、通風路24を流れる気流が重力方向と同じ下向きとなっていることで、重力によって油煙粒子が衝突面18に向かう力も加わって、衝突面18に向かう油煙粒子の速度はさらに向上し、慣性力が高まり、油煙の捕集性能がさらに高まる。
【0040】
空気噴出口26からの圧縮空気の噴射は、送風装置3によって発生する気流の流れる向きと同方向に噴射させるので、その圧縮空気による動圧のエネルギーを気流に与えることができ、圧力損失を低減させることができる。つまり、油煙捕集性能を高めながら、圧力損失を低減させることができる。
【0041】
本実施の形態では、衝突面18はR形状となっているが、油煙粒子の持つ慣性力で衝突面18に付着させることができる。衝突面18はR形状ではなく、圧縮空気の噴射方向に対して垂直な面としてもよい。また、底面部12の裏面を衝突面18として併用してもよい。
【0042】
衝突面18に付着した油は粒子同士が結合し液体状となり、油受け部27に貯まってくる。そこで、図5に示すように、油受け部27には底面に油取出口29(図5)を設けている。油取出口29はホース(図示せず)で、図1に示す整流板7裏側に設置された油貯留部28と接続され、捕集された油が油貯留部28に溜まる構造となっている。油受け部27は油取出口29に向かって下り傾斜とするとなお良い。なお、捕集した油は油貯留部28に貯めずに、排出してもよい。
【0043】
上述してきたように本装置は気流の流れる途中に、従来油煙を捕集させるためのフィルタ等による狭小通路がないため、油煙や埃等による目詰まりの心配がない。つまり、油煙捕集装置1の定期的な掃除は不要である。狭小通路がない状態で、油煙捕集性能を高めることができ、圧力損失は低減させることが出来る構造となっている。捕集した油は油貯留部28に貯められるため、油貯留部28に油が溜まったときに、貯留油を捨てるだけなので、メンテナンスが楽である。さらに、油煙捕集性能が高いため、本装置下流の送風装置3やダクト4が汚れることを抑制できるため、送風装置3の掃除などもほとんど行わなくてよくなる。
【0044】
本装置によって、油煙を排気するために必要な装置の掃除がなくなるため、天井裏に設置することが可能となる。従来のように調理用コンロ2の上に天井から下方へ突出させた換気装置ではなく、天井裏に収めることができるため、天井部からの突出をほとんどなくすことができるので、室内をスッキリ見せることができるという効果も得られる。
【0045】
(実施の形態2)
実施の形態1と同じ構成部分は説明を省略する。本実施の形態では、送風装置3としてコンプレッサ9からの圧縮空気を利用して送風させるものである。送風装置3内に圧縮空気を噴射するノズルを複数下流側に向けて配置し、ノズルから圧縮空気を噴射すると、ノズル周囲の空気が噴射流に巻き込まれて下流へ流れる誘引気流が発生し、ケース11内を負圧にすることができる。
【0046】
これにより、油煙捕集装置1と送風装置3はどちらもコンプレッサ9による圧縮空気のみで運転させることができ、電気配線が不要となり、省施工となり、狭い天井裏にも設置しやすくなる。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明に係る油煙捕集装置は、油煙の捕集性能を高めることを可能とするものであるので、調理時に発生する油煙を排気する際に使用される、空気中から油煙を除去する装置等として有用である。
【符号の説明】
【0048】
1 油煙捕集装置
2 調理用コンロ
3 送風装置
4 ダクト
5 天井面
6 開口部
7 整流板
8 堰
9 コンプレッサ
10 配管
11 ケース
12 底面部
13 流入口
14 側面部
15 流出口
16 チャンバー空間
17 第一の筒体
18 衝突面
19 第一の隙間
20 頂面
21 流入空間
22 第二の筒体
23 第二の隙間
24 通風路
25 エアホース
26 空気噴出口
27 油受け部
28 油貯留部
29 油取出口
図1
図2
図3
図4
図5