(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-13
(45)【発行日】2023-07-24
(54)【発明の名称】海洋生物を養殖する船
(51)【国際特許分類】
A01K 61/60 20170101AFI20230714BHJP
【FI】
A01K61/60
(21)【出願番号】P 2021514279
(86)(22)【出願日】2019-05-13
(86)【国際出願番号】 NO2019050106
(87)【国際公開番号】W WO2019221607
(87)【国際公開日】2019-11-21
【審査請求日】2022-04-27
(32)【優先日】2018-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】NO
(73)【特許権者】
【識別番号】520451108
【氏名又は名称】ヤン エリック キルケボー
【氏名又は名称原語表記】KYRKJEBO, Jan Erik
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100170597
【氏名又は名称】松村 直樹
(72)【発明者】
【氏名】ヤン エリック キルケボー
【審査官】吉田 英一
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108001611(CN,A)
【文献】国際公開第2018/000566(WO,A1)
【文献】実開昭50-052195(JP,U)
【文献】国際公開第2011/133045(WO,A1)
【文献】実開昭53-020794(JP,U)
【文献】特開平05-103560(JP,A)
【文献】米国特許第04798168(US,A)
【文献】米国特許第04909186(US,A)
【文献】中国実用新案第202385621(CN,U)
【文献】特開昭63-207336(JP,A)
【文献】特開2009-207409(JP,A)
【文献】特開2003-052273(JP,A)
【文献】特開昭63-157927(JP,A)
【文献】特開2005-278624(JP,A)
【文献】特開平09-285238(JP,A)
【文献】特開平11-346591(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 61/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
海洋生物を養殖する船であって、海水と養殖される前記海洋生物を有する複数のタンクを備え、
前記タンクは周囲の海水に対して底部で開いており、
前記タンクの各々は、前記海洋生物を保持する養殖用網かごを備え、
前記養殖用網かごの各々は、前記海洋生物を保持する網と、
周辺の海水と前記網の内部の水との混合を防止するように該網に対して外部に設けられるキャンバスを備え、
前記タンクは、前記養殖用網あごへ海水を供する水流入
ラインを備えるか又は接続され、
前記タンクは、前記養殖用網かご
から海水を流出させる水流出
ラインを備えるか又は接続される、
船。
【請求項2】
請求項1に記載の船であって、
前記タンクは、該タンクの各々が当該船の外部の前記海水のレベルに対応するレベルにまで満たされるように配置される際に周囲の海水を貫流させるように底部に開口海水開口部を備える、船。
【請求項3】
前記タンクは、チャネル又はタンク壁を介して延びる通路を介して相互に接続される、請求項1に記載の船。
【請求項4】
前記タンクは、前記養殖用網かご内に水面を覆うように伸張する歩道を有する、請求項1に記載の船。
【請求項5】
前記歩道は、当該船のデッキの下に設けられ、前記タンクのそれぞれの間で延び
るチャネルを介して互いに接続される、請求項
4に記載の船。
【請求項6】
前記歩道の下に、当該養殖用網かごの懸架点として機能する固定用カラーが設けられる、請求項4に記載の船。
【請求項7】
当該養殖用網かごの各々は、底部領域の廃棄物用設備に接続される廃棄物分離部を備え
る、請求項1に記載の船。
【請求項8】
前記水流出ラインの流出口は、前記水流入ラインの流入口よりも深いレベルで前記海水内に設けられる、請求項1に記載の船。
【請求項9】
当該養殖用網かごの各々は、該養殖用網かごの各々内の水を回転運動させる1つ以上の配水部を備える、請求項1に記載の船。
【請求項10】
当該養殖用網かごの各々内の網は透水性の網である、請求項1に記載の船。
【請求項11】
当該養殖用網かごの各々内のキャンバスは防水性キャンバスである、請求項1に記載の船。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は海洋生物を養殖する船に関する。当該船は、海水を有する複数のタンクと養殖される前記海洋生物を備える。前記タンクは周囲の海水へ向けて底部が開いている。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、変換されたタンカーとバルクキャリアでの養殖環境の準備に関し、その魚貝の養殖への応用にも関する。特許文献1では、大洋から物理的に隔離されることで不利益―たとえば逃げ出し、鮭の寄生虫や病気―が問題にならないような閉じた設置環境が記載されている。
【0003】
特許文献2は、海洋生物を保持する多数の閉じていて水で満たされたタンクを備える基本となる再装備されたタンカーにおける対応の浮体式生産貯蔵積出設備と、そのポンプとパプラインに関する。各タンクは、周囲の海から運ばれる循環水用の水流入口と水流出口を備える。それに加えて特許文献3~8も文献として参照する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】ノルウェー特許出願公開第20100465号公報
【文献】ノルウェー特許出願公開第20120852号公報
【文献】ノルウェー特許第861157 A号公報
【文献】中国特許第101933484 B号公報
【文献】中国実用新案第203186551号公報
【文献】中国実用新案第202385621号公報
【文献】中国実用新案第2114290号公報
【文献】中国特許第106945791A号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、1つ以上の養殖網かごが内部に設けられ、かつ、あるレベルまで自然に充填するために底部に開口部が設けられたタンカー又は同様な船を供することである。
【0006】
主として、船のバラストを行うことで、前記養殖網かご内の水の持ち上げ高さを低くするときに、前記タンクは船外部のレベルに対応するレベルまで充填可能である。これによりエネルギーが節約される。互いに接続される船上の各タンク内の水面にわたって流路を有することによって、当該養殖網かごの単純な操作と設置が実現する。これによる利点は、魚の運動の良好な後方支援、分類、及び良好な給餌後方支援が得られることである。操作中、タンクのハッチは閉じることが可能で、給餌は継続可能で、魚にストレスを与える恐れのある鳥からの攻撃は起こらない。魚が畜殺前に性的に成熟しないように光照射が実行されてもよい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的は海洋生物を養殖する船によって実現される。当該船は、海水と養殖されるべき前記海洋生物を含む複数のタンクを備える。前記タンクは、底部で周囲の海水に対して開かれている。それぞれのタンクは、海洋生物を保持する養殖網かごを備える。前記養殖網かごは、前記海洋生物を保持する網と、該網に対して外部に位置するキャンバスを備える。前記タンクは、前記養殖網かごへ海水を供給する水流入ラインを備えるか、あるいは、前記水流入ラインに接続する。前記タンクは、前記養殖網かごから海水を流出させる水流出ラインを備えるか、あるいは、前記水流出ラインに接続する。
【0008】
当該船の底部に設けられた前記タンクは、前記周囲の海水を環流させるため、前記海水に対する開口部を備えることが好ましい。各タンクは、最大で当該船の外部の前記海水のレベルに相当するレベルまで充填されるように配備されるためである。
【0009】
前記タンクは、前記タンクの壁を貫通するチャネル又は流路を介して相互に接続されてよい。
【0010】
前記タンクは、当該養殖網かご内の水面にわたって延びる流路を備えることが好ましい。
【0011】
前記流路は、当該船の下に設けられ、かつ、それぞれのタンク間で延びる前記チャネルを介して互いに接続されてよい。
【0012】
固定用カラーはそれぞれの流路の下に設けられてよい。前記固定用カラー養殖用網かご用の懸架装置として機能する。
【0013】
それぞれの養殖網かごは、底部領域に廃棄物分離装置を備えてよい。前記廃棄物分離装置は、当該船上の廃棄物用設備に接続される。
【0014】
前記水流出ラインの流出口は好適には、前記海水内で前記水流入ラインの流入口よりも深いレベルに設けられている。さらにそれぞれの養殖網かごは、各かご中の前記水で回転運動を起こすように配備された1つ以上の配水部を備えてよい。
【0015】
それぞれの養殖網かご内の前記網は透水性の網であってよい。同様にそれぞれの養殖網かご内の前記キャンバスは、防水性キャンバス又はキャンバスバッグであってよい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本発明の好適実施形態を、添付図面を参照しながらより以降で詳細に説明する。
【
図1】養殖網かごを有する複数のタンクを備える本発明による船の
図2の線AA‘線に沿った断面を示している。
【
図2】外側上方から見た本発明による船を示している。
【
図3】養殖網かごと同じレベルで上から見た本発明による船を示している。
【
図4】本発明による船の縦方向断面を空のタンクと共に示している。
【
図5】本発明による船の縦方向断面を、養殖用網かごが取り付けられたタンクと共に示している。
【
図6】本発明による船の縦方向における切断面を、2つの養殖用網かごが取り付けられたタンクと共に示している。
【
図7】
図6に示された養殖用網かごを上から見た図を示している。
【
図8】タンク内の養殖用網かごの懸架部を示している。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明は、海洋生物―たとえば魚―を養殖するそれぞれの養殖用網かご10で満たされた複数のタンク38を備える再装備された船52に関する。タンク38と船52の尾部は、スモルト養殖用の1つ以上の孵化用タンク40を有してよい。孵化用タンク40淡水化部から新鮮な水を得る。そのような淡水化部は、とりわけ塩水から飲料水を作るために大きな船では一般的である。船52の前方部には、魚の処理と包装を行う施設を備えるタンク又は部屋42又は44が存在してよい。よって本発明による船52は、スモルトからの完全な生産ラインを提供することができる。それにより完了した魚産物の複数の段階での養殖、屠殺、及び包装が実現される。
【0018】
さらに船52は、この種のタンカーとして装備されるので、より詳細には説明しない。船52はバラストタンク20を備える。さらに船52は、風の中でも安定していられるようにアンカー線54で固定されてよい。
【0019】
本発明の本質的な部分は、船52のタンク38が周囲の海水62に対して開かれていることである。従ってタンク38には、海水開口部36が設けられている。それにより周囲の海水62は、各タンク38の底部内の海水開口部36を介して「自由に」流入出できる。海水開口部36は、タンク38の水流入口及び水流出口として機能する。
【0020】
海水開口部36は、たとえば
図5と
図6に示されているように錐体の断面を有してよい。その際海水開口部の形状は、養殖用網かご10の下部錐体部に略対応する。あるいはその代わりに船52の再フィッティングを減らすため、海水開口部は
図4に示されたように形成されてもよい。
【0021】
好適には各タンク38には、養殖用網かご10の周囲を及び/又は養殖用網かご10を横断するように延びる歩道18が設けられている。歩道18及び固定カラー48は、それぞれのタンク38内において内部で固定される。階段22は、歩道18から船52のデッキ56まで延びてよい。さらにタンク壁38aはチャネル70である開口部を有してよい。チャネル70である開口部によって歩道18は、連続する歩道又は船52の全体を通り抜けて孵化用タンク40から処理部42及び包装部44まですぐにつながる進入路を構成する。
【0022】
養殖用網かご10は、
図4で示されているように空のタンク38内に挿入及び載置され、
図8に示されているように、固定カラー48内の歩道18の下で、場合によってはタンク壁38a上の固定部26に懸架されてよい。キャンバス又はキャンバスバッグ14及び網12用の固定用カラー48は通常二段階である。これは可能な限りタンク28内の領域を利用するためである。従って網12及びキャンバス14は、
図7で表されているように上部の略長方形で懸架されてよい。
【0023】
タンク38は、
図1で示されているようにそれぞれ異なる寸法を有し、1つ以上の養殖用網かご10を備えてよい。同様にそれぞれのタンク38又は養殖用網かご10は、ハッチ50の助けを借りることによって閉じられてよい。より詳細には、外部に存在するキャンバス14又はキャンバスバッグがタンク壁38a上の固定点26に載置される間に、養殖用網かご10として、歩道18の下で懸架される透水性網12を用いることができる。網12は養殖される魚を保持する。その一方でキャンバス14は、周辺の海水62が網12内部の水と混合するのを防止している。しかし適切な場合には、1つのキャンバス14のみ異なるタンク38内に用いられている一方、一のタンク38内に1つの網12のみを用いることが可能である。
【0024】
各タンク38は1つ以上の養殖用網かご10を備える。図示された例では、1つ又は2つの養殖用網かご10が各タンク38内に用いられる。
【0025】
各タンク38の底部内に海水開口部36を有することによって、タンク38内の水面34は、船52の外部の海水64の水位に保持され得る。タンク38内部の水位は、バラストタンク20に対してバラスト水を出し入れすることによって船を安定させることによって設定され得る。このようにして、船52は、タンク38内部の水面34が最大でキャンバス14の上端まで満たされる水位に設定されるので、キャンバス14は、たとえば
図8に示されているように、キャンバスバッグを「伸張」させるようにほんの数cm高くなる。
【0026】
その結果、海水は実際、養殖用網かご10内部で持ち上げられる必要はないので、主として海水を循環させればよい。
【0027】
さらに各タンク38又は養殖用網かご10には、養殖用網かご10内の水を循環させるそれぞれの配水部46に接続される1つ以上の水流入ライン16が設けられてよい。配水部46の流出ノズルには、養殖用網かご10内の水が渦を巻きながら流れるように設定できるように水の流れを制御する可撓性湾曲部が設けられてよい。
図7は、各養殖用網かご10内で互いに対向して設けられる2つの配水部46を示している。当然のこととして2以外の個数―たとえば各「隅」に1個―の配水部が用いられてもよい。水流入ライン16から養殖用網かご10へ集められる水は好適には、寄生虫の存在しない深さ、かつ、周囲の海水62からタンク38へ入り込む水とは異なる深さにされ得る。
【0028】
養殖用網かご10内での循環に寄与するため、各タンク38又は養殖用網かご10は、水が外へ運ばれる水流出口30を備える。水流出ライン30の水流出口は好適には、「サイフォン」効果が得られるように水流入ラインの流入口16よりも低い位置に設けられる。水流出ライン30と水流出口は、それぞれのロープ68等で懸架されてよい。
【0029】
水流入ライン16と水流出ライン30のいずれも、ラインの端部にそれぞれの水フィルタ16a,30aを備えてよい。特に水流入ライン16上のそのようなフィルタ16aは、意図しない粒子又は生物―たとえば海水層中のクラゲ、寄生虫、アメーバ、及び有毒藻類―の流入を防止する。フィルタ16aは
図5に示されているように、水中に沈められ、略円筒形に形成される。フィルタ16aの一の実施形態には、網かご内に海水を供給する水流入口を取り囲む外枠を備える壁を構成するフィルタ又は網が設けられてよい。フィルタは、第1キャンバスに向けられ、かつ、第1キャンバスからある距離に位置するノズルを備える垂直洗浄ラインを含む内部の水で駆動して回転するブームを備えることによって自己洗浄可能である。またブームは主として、ブームの回転を制御するようなブームのシャフトの周りでの回転モーメントを生成する反応力を発生させるように構成される水平に駆動されるノズルを有してよい。
【0030】
水流入ライン16と水流出ライン30は、各タンク38の底部内の海水開口部36又は船の船体内の適切な開口部を貫通して延びてよい。
【0031】
図5は、端部にフィルタ30aを備えるラインとしての水流出ライン30を示している。
図6は、必要に応じてフィルタを備えることができる管としての水流出ラインを示している。
【0032】
各養殖用網かご10は最初に主として、標準的な養殖用網かごとして形成されてよい。たとえば網12は下部に、パイプラインを介してポンプ66に接続される死魚収集部を備えてよい。ポンプ66は、廃棄物を収集タンクへ吸い上げる固定用カラー48内に設けられる廃棄物ポンプ、又は、船52の異なる位置に設けられるフィルタであってよい。
【0033】
網12と歩道18は、固定用カラー48の上方に位置する。歩道からの魚60の移動が起こる。
【0034】
さらに養殖用網かご10は、下部つまりキャンバス14の下部において、廃棄物分離部32をも備えてよい。廃棄物分離部32は、対応して廃棄物を収集し、かつ、パイプラインを介して船52上の廃棄物用設備58と接続する。これは、前述したものと同一の収集タンクであってよい。水流出ライン30は廃棄物分離部32に取り付けられてよい。廃棄物分離部32が用いられない場合、水流出ライン30は、キャンバス14の下部錐体部に取り付けられる。
【0035】
養殖用網かご10は、孵化とスモルトから屠殺するのに十分成長した魚までの様々な成長段階で魚を養殖できる。専用酸素タンク、給餌タンク、及び洗浄設備が、各養殖用網かごに接続されてよい。前記洗浄設備は、各網かごに餌と酸素をそれぞれ供給し、かつ、網かご内の水から沈殿物/泥を濾過する。
【0036】
歩道18の下方又は固定用カラー48上では、魚を吸い上げるラインが設けられ、給餌孔も設けられてよい。さらに各タンク38又は養殖用網かご10には給餌分配部24が設けられてよい。
【0037】
さらに船52は、給餌用で主デッキ56から充填されるサイロを備えてよい。
【0038】
歩道18は、養殖用網かご10内の水面28より上方に約1mの高さに示されている。
【0039】
魚を捕獲するため、漁業用網が用いられてよい。あるいはその代わりに魚は別な場所に移されて吸い上げられてもよい。
【0040】
歩道18は取り外し可能な部分を備える。それによりポンプ上でのサービスと動作を実行することで、キャンバスの洗浄及び魚の供給時に網で固定することが可能となる。
【0041】
各タンク38内の歩道18同士を接続する長手方向に延びるチャネル70すなわち通路が、タンク38間のタンク壁38a内に供される。チャネル70は好適には、歩道18と同一の高さで船52内のタンク壁38a又は仕切りを貫通して延びる。船52を介してタンク38及び他の領域と接続するこのチャネル70は閉じたチャネルを構成する。前記閉じたチャネルは、魚を効率的に誘導することを可能にし、かつ、魚と給餌ホースの移送に用いられてよい。漁業者は迅速な移動が可能で、網かご間で装置を効率的に移動させることができる。利点は、魚の移動と分類用のはるかに良好な後方支援や、良好な給餌後方支援が得られることである。またチャネル70によって、各タンクにはしごを使う必要がなくなる。
【0042】
船52―使用されていると見なされる―は通常非常に大きいので、追加の作業プラットフォームデッキ(歩道等)が主デッキの下に構築できる。その結果、養殖用容器として可撓性キャンバスバッグを使用することが可能となる。