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特許7313744ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置およびロクスバーグローズ果実脱核方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-14
(45)【発行日】2023-07-25
(54)【発明の名称】ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置およびロクスバーグローズ果実脱核方法
(51)【国際特許分類】
   A23N 4/02 20060101AFI20230718BHJP
【FI】
A23N4/02
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2022201576
(22)【出願日】2022-12-16
【審査請求日】2022-12-16
(31)【優先権主張番号】202210446553.4
(32)【優先日】2022-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518193700
【氏名又は名称】青▲島▼▲農▼▲業▼大学
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】楊慶利
(72)【発明者】
【氏名】▲チィ▼晶晶
(72)【発明者】
【氏名】趙方園
(72)【発明者】
【氏名】黄訓才
【審査官】柳本 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第114128897(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第111067111(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109288372(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第114012802(CN,A)
【文献】特開2005-278538(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23N 4/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作ボックスを備え、前記操作ボックスの内部に回収ボックスが配置され、前記操作ボックスに載置口が開設されるロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置であって、
前記操作ボックスの内部に開設され、内部に載置板が取り付けられ、中部に貫通穴が開設された処理室と、
前記処理室の内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの位置を固定するために使用される位置決めコンポーネントと、
前記操作ボックス内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの核を自動的に除去するために使用される脱核コンポーネントと、
前記操作ボックスの側面に取り付けられ、位置決めコンポーネントを動作させ、位置決めコンポーネントが固定された後脱核コンポーネントを自動的に動作させるように制御する連動駆動コンポーネントと、をさらに備え、
前記位置決めコンポーネントは、
前記処理室の内壁に設けられ、内部に案内柱が取り付けられた制御溝と、
前記案内柱に摺動可能に接続され、一側に押圧板が設けられた制御歯車柱と、
前記操作ボックスの内部に回転可能に接続され、前記制御歯車柱と協働し、前記連動駆動コンポーネントに接続された2つの歯車と、を含み、
前記制御歯車柱の内部に柱溝が開設され、前記柱溝内壁にバネが接続され、前記バネの一端に圧縮柱が取り付けられ、前記押圧板が前記圧縮柱の一端に取り付けられ、
前記脱核コンポーネントは、
前記操作ボックスの内部に開設され、内部に第1ネジ付きロッドが回転可能に接続され、前記第1ネジ付きロッドに押圧板がねじ込まれた案内溝と、
前記押圧板に取り付けられ、内壁に第2ネジ付きロッドが回転可能に接続され、前記第2ネジ付きロッドに下部押圧板がねじ込まれる切断用中空管と、
前記第2ネジ付きロッドを回転させるように制御する駆動コンポーネントと、を含み、
前記駆動コンポーネントは、
前記切断用中空管の内部に取り付けられ、出力端にスピンドルが接続された制御モータと、
前記スピンドルと第2ネジ付きロッド間に嵌設された第1連動ベルトと、を含み、
前記連動駆動コンポーネントは、
前記操作ボックスの側面に回転可能に接続され、一端に第1歯車が取り付けられ、前記操作ボックスの内部に第2歯車が回転可能に接続され、前記第1歯車と第2歯車を協働する回転軸と、
前記2つの歯車のそれぞれに取り付けられる駆動軸であって、前記第1歯車と駆動軸間および第2歯車と駆動軸間に第2連動ベルトが嵌設された2つの駆動軸と、
前記回転軸の一端に取り付けられ、一端に第2回転ロッドが回転可能に接続された第1回転ロッドと、
前記第1回転ロッドと第2回転ロッドの接続部に回転可能に接続され、一端に第2接続ロッドが回転可能に接続され、前記第2接続ロッドの一端に第1かさ歯車が回転可能に接続され、前記第1かさ歯車が前記操作ボックスの内壁に回転可能に接続された第1接続ロッドと、
前記第1ネジ付きロッドに取り付けられ、前記第1かさ歯車と協働する第2かさ歯車と、
前記第1接続ロッドと第2接続ロッドの接続部に回転可能に接続され、第1接続ロッド一端との間および中継ディスクと第1かさ歯車間に搬送ベルトが嵌設された中継ディスクと、を含み、
前記切断用中空管がロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実の切断を行うために使用され、前記下部押圧板がロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実の切断後に切断用中空管の内部に残った核を押し出すために使用される、ことを特徴とするロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置。
【請求項2】
前記第1回転ロッドの回転により克服される抵抗は、第2回転ロッドの回転により克服される抵抗よりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載のロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の脱核装置を用いることを特徴とするロクスバーグローズ果実脱核方法。
【請求項4】
載置口(3)を通してロクスバーグローズを載置板(5)に載置し、次に連動駆動コンポーネント(9)を動作させると、連動駆動コンポーネント(9)がまず位置決めコンポーネント(7)を動作させ、位置決めコンポーネント(7)がロクスバーグローズを固定し、固定した後連動駆動コンポーネント(9)が脱核コンポーネント(8)を動作させ、脱核コンポーネント(8)がロクスバーグローズの脱核操作を行い、核を回収ボックス(2)に押し込む、ことを特徴とする請求項3に記載のロクスバーグローズ果実脱核方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロクスバーグローズの加工分野に属し、特にロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置およびロクスバーグローズ果実脱核方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ロクスバーグローズの果実に多くの核があり、現在、加工中、主に手動で脱核する方法を採用し、専用の脱核装置があるが、既存の脱核装置は使用するとき、果実を固定した後脱核操作を行う必要があり、使用しにくく、自動化の度合いが低く、脱核後、核が装置内部に引っ掛かって、手動で核を取り出す必要があり、操作が煩雑で面倒くさい。
【発明の概要】
【0003】
本発明の実施例の目的は、既存の脱核装置は使用するとき、果実を固定した後脱核操作を行う必要があり、使用しにくく、自動化の度合いが低く、脱核後、核が装置内部に引っ掛かって、手動で核を取り出す必要があり、操作が煩雑で面倒くさいという技術的問題を解決するためのロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置を提供することである。
【0004】
本発明の実施例は以下のとおりである。ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置は、操作ボックスを備え、前記操作ボックスの内部に回収ボックスが配置され、前記操作ボックスに載置口が開設され、前記ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置は、
前記操作ボックスの内部に開設され、内部に載置板が取り付けられ、中部に貫通穴が開設された処理室と、
前記処理室の内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの位置を固定するために使用される位置決めコンポーネントと、
前記操作ボックス内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの核を自動的に除去するために使用される脱核コンポーネントと、
前記操作ボックスの側面に取り付けられ、位置決めコンポーネントを動作させ、位置決めコンポーネントが固定された後脱核コンポーネントを自動的に動作させるように制御する連動駆動コンポーネントと、をさらに備える。
【0005】
好ましくは、前記位置決めコンポーネントは、
前記処理室の内壁に設けられ、内部に案内柱が取り付けられた制御溝と、
前記案内柱に摺動可能に接続され、一側に押圧板が設けられた制御歯車柱と、
前記操作ボックスの内部に回転可能に接続され、前記制御歯車柱と協働し、前記連動駆動コンポーネントに接続された歯車と、を含む。
【0006】
好ましくは、前記制御歯車柱の内部に柱溝が開設され、前記柱溝内壁にバネが接続され、前記バネの一端に圧縮柱が取り付けられ、前記押圧板が前記圧縮柱の一端に取り付けられる。
【0007】
好ましくは、前記脱核コンポーネントは、
前記操作ボックスの内部に開設され、内部に第1ネジ付きロッドが回転可能に接続され、前記第1ネジ付きロッドに押圧板がねじ込まれた案内溝と、
前記押圧板に取り付けられ、内壁に第2ネジ付きロッドが回転可能に接続され、前記第2ネジ付きロッドに下部押圧板がねじ込まれる切断用中空管と、
前記第2ネジ付きロッドを回転させるように制御する駆動コンポーネントと、を含む。
【0008】
好ましくは、前記駆動コンポーネントは、
前記切断用中空管の内部に取り付けられ、出力端にスピンドルが接続された制御モータと、
前記スピンドルと第2ネジ付きロッド間に嵌設された第1連動ベルトと、を含む。
好ましくは、前記連動駆動コンポーネントは、
前記操作ボックスの側面に回転可能に接続され、一端に第1歯車が取り付けられ、前記操作ボックスの内部に第2歯車が回転可能に接続され、前記第1歯車と第2歯車を協働する回転軸と、
前記歯車に取り付けられ、前記第1歯車と駆動軸間および第2歯車と駆動軸間に第2連動ベルトが嵌設された駆動軸と、
前記回転軸の一端に取り付けられ、一端に第2回転ロッドが回転可能に接続された第1回転ロッドと、
前記第1回転ロッドと第2回転ロッドの接続部に回転可能に接続され、一端に第2接続ロッドが回転可能に接続され、前記第2接続ロッドの一端に第1かさ歯車が回転可能に接続され、前記第1かさ歯車が前記操作ボックスの内壁に回転可能に接続された第1接続ロッドと、
前記第1ネジ付きロッドに取り付けられ、前記第1かさ歯車と協働する第2かさ歯車と、
前記第1接続ロッドと第2接続ロッドの接続部に回転可能に接続され、第1接続ロッド一端との間および中継ディスクと第1かさ歯車間に搬送ベルトが嵌設された中継ディスクと、を含む。
【0009】
好ましくは、前記第1回転ロッドの回転により克服される抵抗は、第2回転ロッドの回転により克服される抵抗よりも小さい。
【0010】
本発明の実施例が提供するロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置は、以下の有益な効果を有する。
【0011】
このロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置を使用するとき、載置口を通してロクスバーグローズを載置板に載置し、次に連動駆動コンポーネントを動作させると、連動駆動コンポーネントがまず位置決めコンポーネントを動作させ、位置決めコンポーネントがロクスバーグローズを直接固定し、固定した後連動駆動コンポーネントが脱核コンポーネントを動作させ、脱核コンポーネントがロクスバーグローズの脱核操作を直接行い、核を回収ボックスに押し込めて保管し、操作が簡単で、高度に自動化され、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施例が提供するロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置の構造概略図である。
図2】本発明の実施例が提供するロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置の動作状態図である。
図3】本発明の実施例が提供するロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置の部分上面図である。
図4】本発明の実施例が提供するロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置の側面図である。
図5図1のAにおける部分拡大図である。
図6図1のBにおける部分拡大図である。
図7図1のCにおける部分拡大図である。
図8図4のDにおける部分拡大図である。
【符号の説明】
【0013】
1 操作ボックス
2 回収ボックス
3 載置口
4 処理室
5 載置板
6 貫通穴
7 位置決めコンポーネント
71 制御溝
72 案内柱
73 制御歯車柱
74 押圧板
75 歯車
76 柱溝
77 バネ
78 圧縮柱
8 脱核コンポーネント
81 案内溝
82 第1ネジ付きロッド
83 押圧板
84 切断用中空管
85 第2ネジ付きロッド
86 下部押圧板
87 制御モータ
88 スピンドル
89 第1連動ベルト
9 連動駆動コンポーネント
91 回転軸
92 第1歯車
93 第2歯車
94 第2連動ベルト
95 第1回転ロッド
96 第2回転ロッド
97 第1接続ロッド
98 第2接続ロッド
99 第1かさ歯車
910 第2かさ歯車
911 中継ディスク
912 搬送ベルト
913 駆動軸
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、以下、図面および実施例を参照して本発明をより詳細に説明する。なお、ここで説明される具体的な実施例は、本発明を解釈する目的でのみ使用され、本発明を限定するものではない。
【0015】
以下、具体的な実施例を参照して本発明の具体的な実施態様を詳細に説明する。
【0016】
図1に示すように、本発明の実施例では、ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置は操作ボックス1を備え、前記操作ボックス1の内部に回収ボックス2が設けられ、前記操作ボックス1に載置口3が開設され、前記ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置は、
前記操作ボックス1の内部に取り付けられ、内部に載置板5が取り付けられ、中部に貫通穴6が開設される処理室4と、
前記処理室4の内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの位置を固定するために使用される位置決めコンポーネント7と、
前記操作ボックス1の内部に取り付けられ、ロクスバーグローズの核を自動的に除去するために使用される脱核コンポーネント8と、
前記操作ボックス1の側面に取り付けられ、位置決めコンポーネント7を動作させ、位置決めコンポーネント7が固定された後脱核コンポーネント8を自動的に動作させる連動駆動コンポーネント9と、をさらに備える。
【0017】
このロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置を使用するとき、載置口3を通してロクスバーグローズを載置板5に載置し、次に連動駆動コンポーネント9を動作させると、連動駆動コンポーネント9がまず位置決めコンポーネント7を動作させ、位置決めコンポーネント7がロクスバーグローズを直接固定し、固定した後連動駆動コンポーネント9が脱核コンポーネント8を動作させ、脱核コンポーネント8がロクスバーグローズの脱核操作を直接行い、核を回収ボックス2に押し込めて保管し、操作が簡単で、高度に自動化され、使い勝手が良い。
【0018】
図1図8に示すように、本発明の実施例では、前記位置決めコンポーネント7は、
前記処理室4の内壁に開設され、内部に案内柱72が取り付けられた制御溝71と、
前記案内柱72に摺動可能に接続され、一側に押圧板74が設けられた制御歯車柱73と、
前記操作ボックス1の内部に回転可能に接続され、前記制御歯車柱73と協働し、前記連動駆動コンポーネント9に接続された歯車75とを含む。
【0019】
図1図8に示すように、本発明の実施例では、前記制御歯車柱73の内部に柱溝76が開設され、前記柱溝76の内壁にバネ77が接続され、前記バネ77の一端に圧縮柱78が取り付けられ、前記押圧板74は前記圧縮柱78の一端に取り付けられる。
【0020】
使用するとき、連動駆動コンポーネント9はまず歯車75を回転させ、歯車75が制御歯車柱73を移動させて、制御歯車柱73により押圧板74とロクスバーグローズを接触させ、位置決めを実現し、バネ77により押圧板74の移動を緩衝して、過度押圧によるロクスバーグローズの損傷を回避する。
【0021】
図1図8に示すように、本発明の実施例では、前記脱核コンポーネント8は、
前記操作ボックス1の内部に開設され、内部に第1ネジ付きロッド82が回転可能に接続され、前記第1ネジ付きロッド82に押圧板83がねじ込まれる案内溝81と、
前記押圧板83に取り付けられ、内壁に第2ネジ付きロッド85が回転可能に接続され、前記第2ネジ付きロッド85に下部押圧板86がねじ込まれる切断用中空管84と、
前記第2ネジ付きロッド85を回転させるために使用される駆動コンポーネントと、を含む。
【0022】
図1図8に示すように、本発明の実施例では、前記駆動コンポーネントは、
前記切断用中空管84の内部に取り付けられ、出力端にスピンドル88が接続される制御モータ87と、
前記スピンドル88と第2ネジ付きロッド85間に嵌設される第1連動ベルト89と、を含む。
【0023】
使用するとき、連動駆動コンポーネント9はまず位置決めコンポーネント7の位置決めの後、第1ネジ付きロッド82を回転させ、第1ネジ付きロッド82が押圧板83を押し下げ、切断用中空管84を押し下げて、切断用中空管84によりロクスバーグローズの脱核操作を行い、切断後の核が切断用中空管84の内部に保持され、押圧板83が底端まで押し下げられると、制御ノブに接触して制御モータ87を動作させ、制御モータ87がスピンドル88を回転させ、第1連動ベルト89により第2ネジ付きロッド85を回転させ、第2ネジ付きロッド85の回転、下部押圧板86を押し下げ、切断用中空管84の内部にある核を押し出し、回収ボックス2に排出して保管する。
図1図8に示すように、本発明の実施例では、前記連動駆動コンポーネント9は、
前記操作ボックス1の側面に回転可能に接続され、一端に第1歯車92が取り付けられ、前記操作ボックス1の内部に第2歯車93が回転可能に接続され、前記第1歯車92と第2歯車93を協働する回転軸91と、
前記歯車75に取り付けられ、前記第1歯車92と駆動軸913間および第2歯車93と駆動軸913間に第2連動ベルト94が嵌設された駆動軸913と、
前記回転軸91の一端に取り付けられ、一端に第2回転ロッド95が回転可能に接続された第1回転ロッド95と、
前記第1回転ロッド95と第2回転ロッド96の接続部に回転可能に接続され、一端に第2接続ロッド98が回転可能に接続され、前記第2接続ロッド98の一端に第1かさ歯車99が回転可能に接続され、前記第1かさ歯車99が前記操作ボックス1の内壁に回転可能に接続された第1接続ロッド97と、
前記第1ネジ付きロッド82に取り付けられ、前記第1かさ歯車99と協働する第2かさ歯車910と、
前記第1接続ロッド97と第2接続ロッド98の接続部に回転可能に接続され、第1接続ロッド97一端との間および中継ディスク911と第1かさ歯車99間に搬送ベルト912が嵌設された中継ディスク911と、を含む。
本発明の実施例では、前記第1回転ロッド95の回転に克服される抵抗は、第2回転ロッド96の回転に克服される抵抗よりも小さい。
【0024】
使用するとき、第2回転ロッド96を回転させると、第2回転ロッド96は第1回転ロッド95により回転軸91を回転させ、さらに第1歯車92と第2歯車93を回転させ、第2連動ベルト94により駆動軸913を回転させて、歯車92を回転させることで位置決めコンポーネント7を動作させ、その後、位置決めコンポーネント7の位置決めの後、第1回転ロッド95が回転できなくなり、このとき第2回転ロッド96を継続的に回転させ、第2回転ロッド96は勝手に回転し始め、中継ディスク911と搬送ベルト912により第1かさ歯車99を回転させ、第1かさ歯車99は第2かさ歯車910により第1ネジ付きロッド82を回転させて、脱核コンポーネント8を駆動する。
【0025】
好ましくは、このロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置を使用するとき、載置口3を通してロクスバーグローズを載置板5に載置し、その後連動駆動コンポーネント9を動作させると、連動駆動コンポーネント9がまず位置決めコンポーネント7を動作させ、位置決めコンポーネント7がロクスバーグローズを直接固定し、固定した後連動駆動コンポーネント9が脱核コンポーネント8を動作させ、脱核コンポーネント8がロクスバーグローズの脱核操作を直接行い、核を回収ボックス2に押し込めて保管し、操作が簡単で、高度に自動化され、使い勝手が良い。
【0026】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明を制限するものではなく、本発明の精神および原則の内でなされた任意の修正、等価置換や改善などは、すべて本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
【要約】      (修正有)
【課題】操作が簡単で、高度に自動化され、使い勝手が良い、ロクスバーグローズジューシング用ロクスバーグローズ果実脱核装置およびロクスバーグローズ果実脱核方法を提供する。
【解決手段】操作ボックス1と、操作ボックス内部に開設され、内部に載置板5が取り付けられ、中部に貫通穴6が開設された処理室4と、処理室の内部に取り付けられた位置決めコンポーネント7と、操作ボックスの内部に取り付けられた脱核コンポーネント8と、操作ボックスの側面に取り付けられた連動駆動コンポーネントと、を備え、載置口を通してロクスバーグローズを載置板5に載置し、連動駆動コンポーネントを動作させるて、位置決めコンポーネントを動作させてロクスバーグローズを直接固定し、固定した後連動駆動コンポーネントが脱核コンポーネントを動作させ、脱核コンポーネントがロクスバーグローズの脱核操作を直接行い、核を回収ボックスに押し込めて保管する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8