特許7315135IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリイミドをはじめとした高機能性高分子および種々の有機化合物のための原料として有用なビス(アミノフェノキシ)ベンゼン及びその誘導体、及びその製造方法に関する。さらに本発明は、該ジアミン化合物の前駆体である(アミノフェノキシ)(ニトロフェノキシ)ベンゼン、ビス(ニトロフェノキシ)ベンゼン、及びこれらの誘導体、並びにこれら化合物の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

優れた高耐熱性と電気特性を有する材料として、PIの低誘電率化が提案されている。PIはそのモノマーであるジアミンの設計の多様性から、低誘電率化の分子設計には魅力的な材料である。PIの低誘電率化の基本的な考えは、高誘電率に寄与するイミド基濃度をどのように希釈(低減)していくかにある。PI中のイミド基濃度を下げるには,芳香族ジアミンとして代表的なオキシジアニリンのような二核体に代え、三核以上の芳香環を有するジアミンを採用するのが有効である。しかし、イミド基濃度を下げる分、PIの耐熱性を損なうことになる。イミド基濃度を下げ、なおかつ耐熱性を損なわないようにするには、芳香環に嵩高い炭化水素を導入し、芳香族アミン部位のエーテル結合や、イミド環と芳香環との単結合の自由回転を規制し、ポリイミド主鎖の一次運動を阻害するのが有効である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、のようなビス(アミノフェノキシ)ベンゼンの問題点を鋭意検討した結果、アミノフェノキシ又はニトロフェノキシを有し三核体である、ビス(アミノ又はニトロフェノキシ)ベンゼン化合物であって、3つの芳香環が夫々少なくとも1のアルキル基又はアルコキシ基を有する新規の化合物を製造し、本発明を成すに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のビス(アミノ又はニトロフェノキシ)ベンゼン化合物は、中央に位置するベンゼン環に少なくとも1つのアルキル基を持つことから、誘電率、及び誘電正接が低いポリイミド樹脂を提供し、ポリイミド原料として好適に使用できる。また、本発明のビス(ニトロフェノキシ)ベンゼン化合物は、ニトロ基を還元することにより前記ビス(アミノフェノキシ)ベンゼン化合物を容易に提供することができ、ポリイミド原料として有用である。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は実施例1で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図2】 図2は実施例1で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図3】 図3は実施例2で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図4】 図4は実施例2で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図5】 図5は実施例3で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図6】 図6は実施例3で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図7】 図7は実施例4で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図8】 図8は実施例4で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図9】 図9は実施例5で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図10】 図10は実施例5で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図11】 図11は実施例6で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図12】 図12は実施例6で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図13】 図13は実施例7で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図14】 図14は実施例7で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。
【図15】 図15は実施例8で製造した化合物の1H-NMRスペクトルのチャートである。
【図16】 図16は実施例8で製造した化合物の13C-NMRスペクトルのチャートである。

代表図 図1本件の代表的な図

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります