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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-18
(45)【発行日】2023-07-26
(54)【発明の名称】通信装置および通信方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 27/26 20060101AFI20230719BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20230719BHJP
   H04W 72/0446 20230101ALI20230719BHJP
【FI】
H04L27/26 114
H04W28/06 110
H04W72/0446
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2022110539
(22)【出願日】2022-07-08
(62)【分割の表示】P 2021110098の分割
【原出願日】2016-03-30
(65)【公開番号】P2022141760
(43)【公開日】2022-09-29
【審査請求日】2022-07-08
(73)【特許権者】
【識別番号】514136668
【氏名又は名称】パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
【氏名又は名称原語表記】Panasonic Intellectual Property Corporation of America
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ワン リレイ
(72)【発明者】
【氏名】堀内 綾子
(72)【発明者】
【氏名】ゴリチェック エドラー フォン エルブヴァルト アレクサンダー
(72)【発明者】
【氏名】星野 正幸
【審査官】阿部 弘
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/040290(WO,A1)
【文献】NTT DOCOMO, INC.,DL aspects of TTI shortening[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84 R1-160964,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_84/Docs/R1-160964.zip>,2016年02月05日,pp. 1-7
【文献】Huawei, HiSilicon,Discussion on DL RS for short TTI[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84 R1-160293,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_84/Docs/R1-160293.zip>,2016年02月06日,pp. 1-7
【文献】Ericsson,Physical layer aspects of short TTI for downlink transmissions[online], 3GPP TSG-RAN WG1#84 R1-160934,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_84/Docs/R1-160934.zip>,2016年02月06日,pp. 1-4
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 27/26
H04W 28/06
H04W 72/0446
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
IEEE 802.11
15
16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
14シンボル内に含まれる複数の短縮送信時間間隔(短縮TTI)において参照信号と物理チャネルを生成する、制御回路と、
前記参照信号を用いて前記物理チャネルを送信する送信機と、を具備し、
前記複数の短縮TTIの各々は7シンボル以下のシンボル数で構成され、
前記複数の短縮TTIの各々はセル固有の参照信号及び復調用参照信号の多くとも1つを含み、
前記セル固有の参照信号を含まない短縮TTIは前記復調用参照信号含み、
隣接する前記参照信号の間に存在するシンボルの数は前記14シンボル内で異なる、
通信装置。
【請求項2】
隣接する前記参照信号の間に存在する最大のシンボルの数と最小のシンボル数の差は2シンボルである、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記14シンボル内に含まれる前記複数の短縮TTIの数は6つである、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記参照信号の位置は下り制御情報(DCI)によって通知される、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記参照信号のアンテナポート番号は無線リソース制御(RRC)信号によって通知される、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
14シンボル内に含まれる複数の短縮送信時間間隔(短縮TTI)において参照信号と物理チャネルを生成し、
前記参照信号を用いて前記物理チャネルを送信し、
前記複数の短縮TTIの各々は7シンボル以下のシンボル数で構成され、
前記複数の短縮TTIの各々はセル固有の参照信号及び復調用参照信号の多くとも1つを含み、
前記セル固有の参照信号を含まない短縮TTIは前記復調用参照信号含み、
隣接する前記参照信号の間に存在するシンボルの数は前記14シンボル内で異なる、
通信方法。
【請求項7】
隣接する前記参照信号の間に存在する最大のシンボルの数と最小のシンボル数の差は2シンボルである、
請求項6に記載の通信方法。
【請求項8】
前記14シンボル内に含まれる前記複数の短縮TTIの数は6つである、
請求項6に記載の通信方法。
【請求項9】
前記参照信号の位置は下り制御情報(DCI)によって通知される、
請求項6に記載の通信方法。
【請求項10】
前記参照信号のアンテナポート番号は無線リソース制御(RRC)信号によって通知される、
請求項6に記載の通信方法。
【請求項11】
14シンボル内に含まれる複数の短縮送信時間間隔(短縮TTI)において参照信号と物理チャネルを生成する処理を制御し、
前記参照信号を用いて前記物理チャネルを送信する処理を制御し、
前記複数の短縮TTIの各々は7シンボル以下のシンボル数で構成され、
前記複数の短縮TTIの各々はセル固有の参照信号及び復調用参照信号の多くとも1つを含み、
前記セル固有の参照信号を含まない短縮TTIは前記復調用参照信号含み、
隣接する前記参照信号の間に存在するシンボルの数は前記14シンボル内で異なる、
集積回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信の分野、詳細には、参照信号の設計に関連する通信装置および通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
レイテンシ短縮は、3GPPのRAN1における新たな検討事項であり、主な仮定は、レイテンシを短縮するために、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)長を、14直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル(1ms)から7OFDMシンボル以下に短縮することができることである。以下、長さが7OFDMシンボル以下のTTIを短縮TTIと称す(同様に、sTTIと略す)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
限定的でなく、かつ、例示的な一実施形態によれば、レイテンシ短縮のための、短縮TTIに関わる、参照信号の設計が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の第1の一般的な態様では、14シンボル内に含まれる複数の短縮送信時間間隔(短縮TTI)において参照信号と物理チャネルを受信する、受信機と、前記参照信号を用いて前記物理チャネルを復調する制御回路と、を具備し、前記複数の短縮TTIの各々は7シンボル以下のシンボル数で構成され、前記複数の短縮TTIの各々はセル固有の参照信号及び復調用参照信号の多くとも1つを含み、前記セル固有の参照信号を含まない短縮TTIは前記復調用参照信号を含み、隣接する前記参照信号の間に存在するシンボルの数は前記14シンボル内で異なる、通信装置が提供される。
【0005】
本開示の第2の一般的な態様では、14シンボル内に含まれる複数の短縮送信時間間隔(短縮TTI)において参照信号と物理チャネルを受信し、前記参照信号を用いて前記物理チャネルを復調し、前記複数の短縮TTIの各々は7シンボル以下のシンボル数で構成され、前記複数の短縮TTIの各々はセル固有の参照信号及び復調用参照信号の多くとも1つを含み、前記セル固有の参照信号を含まない短縮TTIは前記復調用参照信号を含み、隣接する前記参照信号の間に存在するシンボルの数は前記14シンボル内で異なる、通信方法が提供される。
【0006】
一般的なまたは具体的な実施形態は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記憶媒体、またはそれらのいかなる組合せとして実施してもよいことに留意するべきである。
【0007】
開示された実施形態のさらなる利益や利点は、明細書および図面から明らかになる。利益および/または利点は、明細書および図面のさまざまな実施形態および特徴によって個々に得られてもよく、実施形態および特徴すべてがこうした利益および/または利点の1または複数を得るために提供される必要はない。
【0008】
本開示の前述および他の特徴は、添付図面に関連して、以下の記載および添付の特許請求の範囲によって、より完全に明確となる。これらの図面は本開示に係るいくつかの実施形態を描写しているだけであり、したがって、その範囲を限定するものと考えられるべきではないことを理解して、本開示は、添付図面を使用して、さらに具体的かつ詳細に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】TTI長短縮のいくつかの例を概略的に示している。
図2】本開示の一実施形態に係る、無線通信装置のブロック図を概略的に示している。
図3】本開示の一実施形態に係る、無線通信方法のフローチャートを示している。
図4】本開示の一実施形態に係る、無線通信方法のフローチャートを示している。
図5】本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図6】本開示の一実施形態に係る、REにおける、DMRSポートの占有位置を概略的に示している。
図7】本開示の一実施形態に係る、REにおける、DMRSポートの占有位置を概略的に示している。
図8】本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図9】本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図10】本開示の一実施形態に係る、例示的な、アップリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図11】本開示の一実施形態に係る、例示的な、アップリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図12】本開示の一実施形態に係る、無線通信方法のフローチャートを示している。
図13】本開示の一実施形態に係る、無線通信方法のフローチャートを示している。
図14】本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図15】本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
図16】本開示の実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の詳細な説明では、添付図面を参照しており、説明の一部に組み込まれている。図面において、文脈が別途指示しない限り、類似の符号は通常、類似のコンポーネントを識別する。本開示の態様を、多種多様の異なる構成においてアレンジ、置き換え、混合、および設計できることは容易に理解され、そのすべては明示的に予期され、本開示の一部をなす。
【0011】
レイテンシ短縮は、3GPPのRAN1の1テーマであり、主な方法は、伝送レイテンシを短縮することができるように、TTI長を例えば14OFDMシンボル(1ms)から1~7OFDMシンボルに短縮することである。また、旧来のUEとの共存が維持されるべきであり、したがって短縮TTIの設計は依然として旧来のサブフレーム/フレームの範囲内にある。図1は、TTI長短縮のいくつかの例を示している。図1において、最上部から最下部へ、第1のプロットは通常のTTI、すなわちTTI長が1サブフレームのTTIを示し、第2のプロットは、長さが1スロット(7OFMDシンボル)の短縮TTIを示し、第3のプロットは、長さが4または3OFDMシンボル(例えば、サブフレーム内の第1および第3のTTIは4OFDMシンボルで、第2および第4のTTIは3OFDMシンボルである)の短縮TTIを示し、第4のプロットは長さが1OFDMシンボルの短縮TTIを示している。
【0012】
参照信号(RS)をどのようにして設計するのかは、短縮TTIに関わる問題点の1つである。シグナリングオーバーヘッド、性能低下およびレイテンシ短縮保証を、RSの設計のために考慮すべきメインファクタとすることができる。
【0013】
本開示の一実施形態では、少なくとも第1のタイプのRSを、サブフレーム内で短縮TTIがマッピングされているOFDMシンボル以外の、OFDMシンボルにマッピングすることを提案する。言い換えれば、少なくとも1つのタイプのRSを、短縮TTIのOFDMシンボル内にはないリソースエレメント(RE:Resource Element)にマッピングすることができる。
【0014】
それに応じて、本開示の一実施形態によれば、無線通信装置200が提供される。図2は、本開示の一実施形態に係る、無線通信装置200のブロック図を概略的に示している。無線通信装置200は、少なくとも第1のタイプのRSを、サブフレーム内で短縮TTIがマッピングされているOFDMシンボル以外の、OFDMシンボルにマッピングするように動作する回路201と、物理チャネルを短縮TTIのうちの1つにおいて送信するように、および少なくとも第1のタイプのRSを送信するように、動作する送信部202とを備える。
【0015】
なお、無線通信装置200は、送信がダウンリンク送信かアップリンク送信かに応じて、eNodeB(eNB)またはユーザ機器(UE:User Equipment)とすることができる。ダウンリンク送信では、無線通信装置200は、eNBなどとすることができ、第1のタイプのRSは、DMRS(復調用参照信号:DeModulation Reference Signal)、CSI-RS(チャネル状態情報参照信号:Channel Status Information-Reference Signal)、CRS(セル固有参照信号:Cell-Specific Reference Signal)など、ダウンリンクに適した任意のRSとすることができる。アップリンク送信では、無線通信装置200は、UEなどとすることができ、第1のタイプのRSはDMRSおよびSRS(サウンディング参照信号:Sounding Reference Signal)など、アップリンクに適した任意のRSとすることができる。
【0016】
第1のタイプのRS用のOFDMシンボルは、サブフレーム内でマッピングされた短縮TTIがない任意の位置に置くことができる。例えば、各短縮TTIは、前記短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSを有するOFDMシンボルの後に配置することができ、すなわち、第1のタイプのRSは、それらの関連付けられた短縮TTIよりも前に配置される。この例によれば、RSが最初に検出されるので、検出されたRSの情報に基づいて、引き続く短縮TTIを首尾よく復調することができ、その結果、レイテンシ短縮を保証する。
【0017】
第1のタイプのRS用のOFDMシンボルは、1または複数のOFDMシンボルとすることができ、第1のタイプのRS用のOFDMシンボルが複数存在する場合、それらは互いに隣接させるか、または互いに離間させることができる。互いに離間されているとき、RSを、それらの関連付けられた短縮TTIのより近くにすることができ、その結果、復調性能を向上させることができる。
【0018】
一実施形態では、複数の短縮TTIによって、それらの関連付けられた第1のタイプのRSをマッピングするために同じOFDMシンボルが共有される。この実施形態によれば、あらゆる短縮TTIが、その関連する第1のタイプのRSをマッピングするために別々のOFDMを必要とするわけではなく、したがって、オーバーヘッドを低減することができる。
【0019】
また、一実施形態では、第1のタイプのRSを送信するためのOFDMシンボルの位置は、サブフレーム内のPDCCH領域の長さに依存することができる。例えば、PDCCHが、サブフレーム内の最初のOFDMシンボルを占有する場合、第1のタイプのRS用のOFDMシンボルは、2番目のOFDMシンボルから開始することができる。例えば、PDCCHが、サブフレーム内の最初の2つのOFDMシンボルを占有する場合、第1のタイプのRS用のOFDMシンボルは、同じサブフレーム内の3番目のOFDMシンボルから開始することができる。
【0020】
無線通信装置200は、上述したように、送信部202も備える。送信部202は、第1のタイプのRS、および存在する場合には他のRSを送信するように、ならびに短縮TTIのうちの1つにおいて物理チャネルも送信するように動作する。物理チャネルは、短縮TTI内で送信するのに適した任意のチャネル、例えば、制御情報用のチャネルまたはデータ用のチャネルとすることができる。
【0021】
また、図2に示すように、本開示に係る無線通信装置200は、無線通信装置200内のそれぞれのユニットの、さまざまなデータを処理し動作を制御する関連プログラムを実行するためのCPU(中央処理装置:Central Processing Unit)210、CPU210によってさまざまな処理および制御をおこなうために必要なさまざまなプログラムを記憶するためのROM(リードオンリメモリ:Read Only Memory)213、CPU210による処理および制御の手順において一時的に生じた中間データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ:Random Access Memory)215、および/またはさまざまなプログラム、データなどを記憶するための記憶ユニット217を随意に備えてもよい。上記の回路201、ならびに送信部202、CPU210、ROM213、RAM215および/または記憶ユニット217などは、データおよび/またはコマンドバス220を介して相互接続されて互いに信号を送信してもよい。
【0022】
上記のそれぞれのコンポーネントは、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の一実施態様によれば、上記の回路201および送信部202の機能は、ハードウェアによって実施されてもよく、上記のCPU210、ROM213、RAM215および/または記憶ユニット217は、不要であってもよい。別の方法として、上記の回路201および送信部202の機能は、上記のCPU210、ROM213、RAM215および/または記憶ユニット217などと組み合わせて機能ソフトウェアによって実施されてもよい。
【0023】
上記の無線通信装置200に対応して、本開示の一実施形態によれば、無線通信装置200によって実行することができる無線通信方法300も提供される。図3は、本開示の一実施形態に係る、無線通信方法300のフローチャートを示している。無線通信方法300は、少なくとも第1のタイプのRSを、サブフレーム内で短縮TTIがマッピングされているOFDMシンボル以外の、OFDMシンボルにマッピングするステップ301と、物理チャネルを短縮TTIのうちの1つにおいて送信し、および少なくとも第1のタイプのRSを送信する、ステップ302とを含むことができる。なお、無線通信装置200についての説明および利益は、方法300にも適用することができ、ここでは繰り返さない。
【0024】
それに応じて、受信側において、本開示の実施形態によれば、無線通信方法、および受信側において方法を実行する無線通信装置が提供される。なお、送信側を参照して、受信側の通信装置は、送信がダウンリンク送信であるかそれともアップリンク送信であるかに応じて、UEまたはeNBとすることもできる。
【0025】
図4は、本開示の一実施形態に係る、受信側の無線通信方法400のフローチャートを示している。方法400は、少なくとも第1のタイプのRSを受信し、および1~7OFDMシンボルを含む短縮TTI内で物理チャネルを受信する、ステップ401と、少なくとも第1のタイプのRSに基づいて物理チャネルを復調するステップ402とを含み、第1のタイプのRSは、短縮TTIがマッピングされていないOFDMシンボルにマッピングされる。それに応じて、受信側の無線通信装置は、少なくとも第1のタイプのRSを受信するように、および1~7OFDMシンボルを含む短縮TTI内で物理チャネルを受信するように、動作する受信部と、少なくとも第1のタイプのRSに基づいて物理チャネルを復調するように動作する回路とを備えることができ、第1のタイプのRSは、短縮TTIがマッピングされていないOFDMシンボルにマッピングされる。なお、文脈が別途指示しない限り、送信側についての上記の詳細は、受信側にも適用することができる。具体的には、受信側の無線通信装置の概略構造は、送信部202が受信部に置き換えられる以外は、図2と類似するものとすることができる。
【0026】
以下に、本開示が当業者に容易に理解されるようにするため、上記の実施形態に関連するいくつかの具体的な例を詳細に説明する。
【0027】
図5は、本開示の一実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、第1のタイプのRSはDMRSであり、短縮TTIの長さは1OFDMシンボルである。図5に示すサブフレームには、順番に#0から#13の14OFDMシンボルが存在しており、OFDMシンボル#0はPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル:Physical Downlink Control Channel)用に使用され、2つのCRSポートが16REを占有し、DMRSは、短縮TTI用のOFDMシンボルではないOFDMシンボル#1および#2の中の16RE(それらのREは、図5においてRE1~RE16で表されている)にマッピングされ、OFDMシンボル#1および#2は、OFDMシンボル#1および#2の後の複数の短縮TTIによって共有することができる。ここで、OFDMシンボル#1および#2が複数の短縮TTIによって共有されているということは、それらのOFDMシンボル内のそれぞれ別々のRE内に、各短縮TTIが自身のDMRSを有していることを意味することができる。例えば、各短縮TTIは、2つの別々のRE内に、2つの関連するDMRSを有している。図5に示すように、RE1およびRE5の中のDMRSは、sTTI0に関連付けられることができ、RE2およびRE6内のDMRSは、sTTI1に関連付けられることができる。別の方法として、OFDMシンボル#1および#2が複数の短縮TTIによって共有されているということは、サブフレーム内の一部またはすべての短縮TTI用のDMRSを符号分割多重とすることができることを意味する。例えば、RE1からRE8は組み合わせて、sTTI0からsTTI3用のDMRSを伝達し、それらのDMRSは、周波数領域で分離されず、符号領域で分離される。別の方法として、OFDMシンボル#1および#2が複数のTTIによって共有されているということは、一部またはすべての短縮TTIが同じDMRSを使用することができることを意味する。例えば、sTTI0およびsTTI1は、RE1およびRE5にマッピングされた同じDMRSを使用することができる。この実施形態によれば、平均オーバーヘッドを低減することができ、復調性能を向上させることができ、レイテンシ短縮利得が維持される。
【0028】
図5の実施形態では、複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル内のDMRSを、そのそれぞれが複数の短縮TTIのうちの1または複数に関連付けられた複数のDMRSポートを多重化するために使用することができる。例えば、8つのDMRSポート(ランク8)がサポートされていると仮定すると、それらのDMRSポートを多重化するために2つの方法が存在するとすることができる。1つ目の方法では、各DMRSポートが例えば2つの別々のREを占有する。図6は、一例におけるRE内のDMRSポートの占有位置を概略的に示している。図6は、図5からの切り出しであり、図5においてDMRSがマッピングされているREを描写しており、「#」の後の数字はDMRSポート番号を表している。図6の例では、DMRSポート#7~#14のそれぞれは2つのREを占有しており、例えば、図5および図6に示すように、DMRSポート#7は、RE1およびRE5を占有し、DMRSポート#8はRE9およびRE13を占有するなどである。2つ目の方法では、いくつかのDMRSポートが、同じ複数のREを合同で占有し、それらいくつかのDMRSポートは、複数のRE内で符号分割多重化される。図7は、別の例におけるRE内のDMRSポートの占有位置を概略的に示している。図7の例では、DMRSポート#7、#9、#11および#13は、図7の左のOFDMシンボル内のRE1~RE8内で、周波数分割多重化ではなくて符号分割多重化されており、DMRSポート#8、#10、#12および#14は、図7の右のOFDMシンボル内のRE9~RE16内で符号分割多重化されている。上記の両方法において、各DMRSポートは、1または複数の短縮TTIに関連付けられることができる。
【0029】
UEが各短縮TTI内で物理チャネルを復調するために、UEは、各短縮TTIのためのDMRSポートの位置および用法を知る必要がある。本開示において、DMRSポートの位置とは、DMRSポートがどのREを占有しているのか、およびそれらのRE内でどのようにして多重化されているのかを意味し、DMRSポートの用法とは、どの短縮TTIがどのDMRSポートに関連付けられているのかを意味する。一例では、DMRSポートの位置および/または用法は、PDCCHで送信されたダウンリンクチャネル情報(DCI:Downlink Channel Information)内で示すことができる。この例では、DMRSポートの構成は柔軟であり、いくつかのUEが同じDMRSを共有することができる。なお、この例においてDCIによって示されていない位置または用法は、仕様によって決定されるかまたは媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)層もしくは無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層によって構成することができる。別の例では、DMRSポートの位置および用法は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成することができる。この実施形態では、DCIは、PDCCH内で、または短縮TTI内で送信することができ、オーバーヘッドが低減される。この例によれば、DMRSポートと復調される短縮TTIとの間にマッピングが存在するべきである。例えば、ポート#7はsTTI0に関連付けられ、ポート#8はsTTI1に関連付けられる、などである。さらに別の例では、DMRSポートの位置は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成することができ、DCIは、その関連付けられたDMRSポートが仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成される、短縮TTI内で送信することができ、DCIに関連付けられているDMRSポート以外のDMRSポートの用法は、DCI内で示される。この実施形態では、DCIの短縮TTI用のDMRSポートだけが前もって決定または構成され、別のDMRSポートの用法は、DCI内で示すことができる。その結果、柔軟性とオーバーヘッドとのバランスをとっている。
【0030】
別の実施形態では、CSI-RSである第2のタイプのRSを、DMRSと同じOFDMシンボルにマッピングすることができる。図8は、本開示の実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。図8に示す例は、CSI-RSが考慮されてDMRSと同じOFDMシンボルにマッピングされていることを除いて、図5に示す例と類似している。このような方法で、CSI-RSのオーバーヘッドが省かれる。図8に代わる方法として、短縮TTI用のCSI-RSは、サブフレーム内の最後の1つまたは2つのOFDMシンボルに置くこともでき、これによって短縮TTI内での通常のデータ伝送への影響を回避する。
【0031】
図5および図8に示す実施形態では、DMRS用の2つのOFDMシンボルが互いに隣接している。別の実施形態では、DMRS用のOFDMシンボルは、DMRSが、復調される短縮TTIのより近くになるように、互いに離間されている。図9は、本開示のこの実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、同様に、短縮TTIの長さは1OFDMシンボルと仮定されているが、DMRSはOFDMシンボル#1および#8にそれぞれマッピングされている。OFDMシンボル#1内のDMRSは、OFDMシンボル#1に続きOFDMシンボル#8より前の短縮TTIに関連付けることができ、OFDMシンボル#8内のDMRSは、OFDMシンボル#8に続く短縮TTIに関連付けることができる。したがって、復調される短縮TTIは、それらの関連付けられたDMRSのより近くにすることができるため、平均オーバーヘッドの低減およびレイテンシ短縮利得の保証に加えて、復調性能を向上させることができる。また、実施形態では、複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル#1または#8内のDMRSは、複数のDMRSポートを多重化するために使用することもできる。例えば、ランク4がサポートされていると仮定すると、DMRSポート#7、#9、#11および#13はOFDMシンボル#1内に置かれ、OFDMシンボル#2~#7内の短縮TTI用に使用され、DMRSポート#8、”#10、#12および#14はOFDMシンボル#8内に置かれ、OFDMシンボル#9~#13内の短縮TTI用に使用される。
【0032】
上記では、ダウンリンクに関連するいくつかの実施形態を説明しており、以下では、アップリンクに関連する実施形態を説明する。なお、文脈が別途指示しない限り、ダウンリンクについて説明した詳細は、アップリンクにも適用し得、逆もまた同様である。
【0033】
図10は、本開示の一実施形態に係る、例示的な、アップリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、第1のタイプのRS(この実施形態ではDMRS)は、サブフレームの始まりのOFDMシンボル(#0)に常にマッピングされている。したがって、異なるUEがDMRS用に同じOFDMシンボルを共有することができる。例えば、図10に示すように、第1のUEはOFDMシンボル#0内でDMRSを、そしてOFDMシンボル#3内でデータを送信することができ、第2のUEはOFDMシンボル#0内でDMRSを、そしてOFDMシンボル#6内でデータを送信することができる。異なるUE用のDMRSは、シーケンスの性質に基づいて直交とすることができる。このような方法で、同じOFDMシンボル内においてデータとRSとの間に多重化がないため、PAPR(ピーク電力対平均電力比:Peak to Average Power Ratio)は小さい。また、この実施形態は、レイテンシ短縮利得およびRSオーバーヘッド低減も維持する。別の方法として、第1のタイプのRS(この実施形態ではDMRS)は、上記の利益を維持しつつ、サブフレームの他の任意のOFDMシンボルに常にマッピングすることができる。例えば、DMRSは、復調性能をさらに向上させることができるように、中央のOFDMシンボル(例えばシンボル#6または#7)に常にマッピングすることができる。
【0034】
別の方法として、アップリンクについて、各短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSは、前記短縮TTIに隣接するOFDMシンボルにマッピングすることができる。図11は、本開示の一実施形態に係る、別の例示的な、アップリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、短縮TTIが4OFDMシンボルを有していると仮定している。図11から、DMRSを有するOFDMシンボルは、OFDMシンボル#0~#3内の短縮TTI直後にあるOFDMシンボル#4であることが分かる。このような方法で、DMRSが、復調される短縮TTIにより近いため、復調性能をさらに向上させることが可能である。明らかに、DMRS用のOFDMシンボルは、その関連付けられた短縮TTIの直前に置くこともできる。
【0035】
本開示の別の実施形態では、サブフレーム内の各TTI内でCRSおよびDMRSから最大で1つのタイプのRS、ならびに物理チャネルを送信する短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSが、受信側で物理チャネルを復調するために使用されることが提案される。この実施形態では、短縮TTIがCRSを含む場合、DMRSを含まず、短縮TTIは、その中のCRSによって復調することができる。短縮TTIがDMRSを含む場合、CRSを含まず、短縮TTIは、その中のDMRSによって復調することができる。短縮TTIがDMRSおよびCRSのいずれも含まない場合、短縮TTIは、短縮TTIの前の他のOFDMシンボル内のRS(DMRSまたはCRS)によって復調することができる。また、サブフレーム内のいくつかのCRSおよびいくつかのDMRSを一緒に使用して短縮TTIを復調することができる。
【0036】
それに応じて、本開示の一実施形態によれば、サブフレーム内の各短縮TTI内でCRSおよびDMRSから最大で1つのタイプのRSをマッピングするように動作する回路と、短縮TTI内で物理チャネルを送信するように動作する送信部であって、物理チャネルを送信する短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSが、受信側で物理チャネルを復調するために使用される、送信部とを備える無線通信装置が提供される。この実施形態の無線通信装置の構造は、図2に示す構造と類似しており、ここでは繰り返さない。なお、この実施形態における送信は通常、ダウンリンク送信であり、無線通信装置は、eNBなどとすることができる。図12は、本開示の一実施形態に係る、上記無線通信装置によって実行される無線通信方法1200のフローチャートを示している。方法1200は、サブフレーム内の各短縮TTI内でCRSおよびDMRSから最大で1つのタイプのRSをマッピングするステップ1201と、短縮TTI内で物理チャネルを送信するステップであって、物理チャネルを送信する短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSが、受信側で物理チャネルを復調するために使用される、ステップ1202とを含むことができる。
【0037】
受信側において、本開示の実施形態によれば、無線通信方法、および受信側で方法を実行する無線通信装置が提供される。なお、送信側を参照して、受信側の通信装置は、UEなどとすることができる。図13は、本開示の一実施形態に係る、受信側の無線通信方法1300のフローチャートを示している。方法1300は、短縮TTI内で物理チャネルを受信するステップ1301と、短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSに基づいて物理チャネルを復調するステップ1302とを含み、CRSおよびDMRSから最大で1つのタイプのRSがサブフレーム内の各短縮TTI内でマッピングされ、各短縮TTIは、1~7OFDMシンボルを含む。それに応じて、受信側の無線通信装置は、短縮TTI内で物理チャネルを受信するように動作する受信部と、短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSに基づいて物理チャネルを復調するように動作する回路とを備えることができ、CRSおよびDMRSから最大で1つのタイプのRSがサブフレーム内の各短縮TTI内でマッピングされ、各短縮TTIは、1~7OFDMシンボルを含む。なお、文脈が別途指示しない限り、送信側についての上記の詳細は、受信側にも適用することができる。具体的には、受信側の無線通信装置の概略構造は、送信部202が受信部に置き換えられる以外は、図2と類似するものとすることができる。
【0038】
以下に、本開示が当業者に容易に理解されるようにするため、上記の実施形態に関連するいくつかの具体的な例を詳細に説明する。
【0039】
一実施形態では、CRSまたはDMRSのいずれかが各短縮TTI内でマッピングされ、物理チャネルを送信する短縮TTI内のCRSまたはDMRSは、物理チャネルを復調するために使用される。図14は、本開示の実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、短縮TTIの長さは1OFDMシンボルであり、旧来のCRSが使用されている。旧来のCRSを有している短縮TTIはDMRSを含まず、旧来のCRSを有していない短縮TTIは、DMRSを含んでいる。このケースでは、異なる短縮TTIは、復調のために異なるタイプのRSを使用している。CRSだけを含む短縮TTIは、復調のためにCRSを使用することになり、DMRSだけを含む短縮TTIは、復調のためにDMRSを使用することになる。異なる短縮TTIは、復調のために異なる送信スキームを使用し得る。こうしたアプローチの利益は、一部のOFDMシンボルにおいてDMRSが送信されないため、RSオーバーヘッドをさらに低減することができることである。
【0040】
図15は、本開示の実施形態に係る、別の例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。図15図14との間の違いは、図15では短縮TTIの長さが2OFDMシンボルであるため、CRSを有してない短縮TTIの、あらゆるOFDMシンボルにおいてDMRSが必ずしも送信されるとは限らないということである。明らかに、DMRSは、CRSを有していない短縮TTIの、あらゆるOFDMシンボルにおいて送信することもできる。図14に類似して、RSオーバーヘッドを低減することができる。
【0041】
別の実施形態では、CRSが一部の短縮TTIにマッピングされ、その他の短縮TTIにはCRSもDMRSもマッピングされず、1つのOFDMシンボル内のCRSが、前記1つのOFDMシンボルよりも前ではない複数のOFDMシンボルを復調するために使用されるか、または各短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSが、前記短縮TTIを復調するために使用される。図16は、本開示の実施形態に係る、例示的な、ダウンリンク参照信号の設計を概略的に示している。この実施形態では、短縮TTIの長さは1OFDMシンボルであり、旧来のCRSが使用されている。DMRSは送信されず、RSを有していない短縮TTIを、前記短縮TTIより前のもっとも近い1つのOFDMシンボル内のCRSによって復調することができるか、または前記短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSによって復調することができることが分かる。このようにして、RSオーバーヘッドを大幅に低減することができ、レイテンシ短縮利得を保証することができる。
【0042】
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと連携したソフトウェアによって実現することができる。上記の各実施形態の記載で使用されている各機能ブロックは、集積回路としてLSIによって実現することができ、各実施形態に記載の各プロセスはLSIによって制御してもよい。それらは、個々にチップとして形成してもよく、または一部またはすべての機能ブロックを含むように1つのチップを形成してもよい。それらは、それらに結合されたデータ入出力を含んでもよい。ここで、LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと称され得る。ただし、集積回路を実装する技術はLSIに限定されず、専用回路または汎用プロセッサを使用して実現されてもよい。また、LSIの製造後にプログラムすることができるFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ:Field Programmable Gate Array)、またはLSI内に配置された回路セルの接続および設定を再構成することができる再構成可能プロセッサを使用してもよい。
【0043】
なお、本開示は、当業者によって、本明細書で提示された記載および既知の技術に基づいて、本開示の内容および範囲から逸脱することなく、種々変更または変形されることを意図しており、かかる変更および応用は、保護を請求する範囲に含まれる。さらに、本開示の内容から逸脱しない範囲において、上記の実施形態の構成要素を任意に組み合わせてもよい。
【0044】
本開示の実施形態によれば、以下の主題を少なくとも提供することができる。
【0045】
(1).少なくとも第1のタイプの参照信号(RS)を、サブフレーム内で短縮送信時間間隔(TTI)がマッピングされている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル以外の、OFDMシンボルにマッピングするように動作する回路であって、短縮TTIのそれぞれは、1~7OFDMシンボルを含む、回路と、
物理チャネルを短縮TTIのうちの1つにおいて送信するように、および少なくとも第1のタイプのRSを送信するように、動作する送信部と
を備える、無線通信装置。
【0046】
(2).複数の短縮TTIによって、それらの関連付けられた第1のタイプのRSをマッピングするために同じOFDMシンボルが共有される、
(1)に記載の無線通信装置。
【0047】
(3).各短縮TTIは、前記短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSを有しているOFDMシンボルの後に置かれる、
(1)または(2)に記載の無線通信装置。
【0048】
(4).第1のタイプのRSをマッピングするためにサブフレーム内の2つ以上OFDMシンボルを使用し、
2つ以上のOFDMシンボルは、互いに離間されている、
(1)から(3)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0049】
(5).第1のタイプのRSを送信するためのOFDMシンボルの位置は、サブフレーム内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control CHannel)領域の長さに依存する、(1)から(4)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0050】
(6).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル内のDMRSは、そのそれぞれが複数の短縮TTIの1または複数に関連付けられている、複数のDMRSポートを多重化するために使用される、
(2)から(5)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0051】
(7).DMRSポートの位置および/または用法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)内で送信されるダウンリンクチャネル情報(DCI)内で示される、
(6)に記載の無線通信装置。
【0052】
(8).DMRSポートの位置および用法は、仕様によって決定されるかまたは媒体アクセス制御(MAC)層もしくは無線リソース制御(RRC)層によって構成される、
(6)に記載の無線通信装置。
【0053】
(9).DMRSポートの位置は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成され、
DCIは、その関連付けられたDMRSポートが仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成される、短縮TTI内で送信され、
DCIに関連付けられているDMRSポート以外のDMRSポートの用法は、DCI内で示される、
(6)に記載の無線通信装置。
【0054】
(10).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
チャネル状態情報参照信号(CSI-RS:Channel Status Information-Reference Signal)である第2のタイプのRSは、DMRSと同じOFDMシンボルにマッピングされる、
(1)から(9)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0055】
(11).送信部によって実行される送信は、アップリンク送信であり、
第1のタイプのRSは、サブフレームの始まりのOFDMシンボルに常にマッピングされる、
(1)から(4)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0056】
(12).送信部によって実行される送信は、アップリンク送信であり、
各短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSは、前記短縮TTIに隣接するOFDMシンボルにマッピングされる、
(1)から(4)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0057】
(13).少なくとも第1のタイプの参照信号(RS)を、サブフレーム内で短縮送信時間間隔(TTI)がマッピングされている直交周波数分割多重(OFDM)シンボル以外の、OFDMシンボルにマッピングするステップであって、短縮TTIのそれぞれは、1~7OFDMシンボルを含む、ステップと、
物理チャネルを短縮TTIのうちの1つにおいて送信し、および少なくとも第1のタイプのRSを送信する、ステップと
を含む、無線通信方法。
【0058】
(14).複数の短縮TTIによって、それらの関連付けられた第1のタイプのRSをマッピングするために同じOFDMシンボルが共有される、
(13)に記載の無線通信方法。
【0059】
(15).各短縮TTIは、前記短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSを有しているOFDMシンボルの後に置かれる、
(13)または(14)に記載の無線通信方法。
【0060】
(16).第1のタイプのRSをマッピングするためにサブフレーム内の2つ以上OFDMシンボルを使用し、
2つ以上のOFDMシンボルは、互いに離間されている、
(13)から(15)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0061】
(17).第1のタイプのRSを送信するためのOFDMシンボルの位置は、サブフレーム内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)領域の長さに依存する、(13)から(16)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0062】
(18).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル内のDMRSは、そのそれぞれが複数の短縮TTIの1または複数に関連付けられている、複数のDMRSポートを多重化するために使用される、
(14)から(17)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0063】
(19).DMRSポートの位置および/または用法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)内で送信されるダウンリンクチャネル情報(DCI)内で示される、
(18)に記載の無線通信方法。
【0064】
(20).DMRSポートの位置および用法は、仕様によって決定されるかまたは媒体アクセス制御(MAC)層もしくは無線リソース制御(RRC)層によって構成される、
(18)に記載の無線通信方法。
【0065】
(21).DMRSポートの位置は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成され、
DCIは、その関連付けられたDMRSポートが仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成される、短縮TTI内で送信され、
DCIに関連付けられているDMRSポート以外のDMRSポートの用法は、DCI内で示される、
(18)に記載の無線通信方法。
【0066】
(22).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)である第2のタイプのRSは、DMRSと同じOFDMシンボルにマッピングされる、
(13)から(21)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0067】
(23).送信は、アップリンク送信であり、
第1のタイプのRSは、サブフレームの始まりのOFDMシンボルに常にマッピングされる、
(13)から(16)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0068】
(24).送信は、アップリンク送信であり、
各短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSは、前記短縮TTIに隣接するOFDMシンボルにマッピングされる、
(13)から(16)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0069】
(25).少なくとも第1のタイプの参照信号(RS)を受信するように、および1~7直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含む短縮送信時間間隔(TTI)において物理チャネルを受信するように、動作する受信部と、
少なくとも第1のタイプのRSに基づいて物理チャネルを復調するように動作する回路と
を備える無線通信装置であって、
第1のタイプのRSは、短縮TTIがマッピングされていないOFDMシンボルにマッピングされる、無線通信装置。
【0070】
(26).複数の短縮TTIによって、それらの関連付けられた第1のタイプのRSをマッピングするために同じOFDMシンボルが共有される、
(25)に記載の無線通信装置。
【0071】
(27).各短縮TTIは、前記短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSを有しているOFDMシンボルの後に置かれる、
(25)または(26)に記載の無線通信装置。
【0072】
(28).第1のタイプのRSをマッピングするためにサブフレーム内の2つ以上OFDMシンボルを使用し、
2つ以上のOFDMシンボルは、互いに離間されている、
(25)から(27)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0073】
(29).第1のタイプのRSをマッピングするためのOFDMシンボルの位置は、サブフレーム内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)領域の長さに依存する、(25)から(28)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0074】
(30).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル内のDMRSは、そのそれぞれが複数の短縮TTIの1または複数に関連付けられている、複数のDMRSポートを多重化するために使用される、
(26)から(29)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0075】
(31).DMRSポートの位置および/または用法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)内で送信されるダウンリンクチャネル情報(DCI)内で示される、
(30)に記載の無線通信装置。
【0076】
(32).DMRSポートの位置および用法は、仕様によって決定されるかまたは媒体アクセス制御(MAC)層もしくは無線リソース制御(RRC)層によって構成される、
(30)に記載の無線通信装置。
【0077】
(33).DMRSポートの位置は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成され、
DCIは、その関連付けられたDMRSポートが仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成される、短縮TTI内で送信され、
DCIに関連付けられているDMRSポート以外のDMRSポートの用法は、DCI内で示される、
(30)に記載の無線通信装置。
【0078】
(34).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)である第2のタイプのRSは、DMRSと同じOFDMシンボルにマッピングされる、
(25)から(33)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0079】
(35).受信は、アップリンクにおいてであり、
第1のタイプのRSは、サブフレームの始まりのOFDMシンボルに常にマッピングされる、
(25)から(28)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0080】
(36).受信は、アップリンクにおいてであり、
各短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSは、前記短縮TTIに隣接するOFDMシンボルにマッピングされる、
(25)から(28)のいずれか一つに記載の無線通信装置。
【0081】
(37).少なくとも第1のタイプの参照信号(RS)を受信し、および1~7直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含む短縮送信時間間隔(TTI)において物理チャネルを受信する、ステップと、
少なくとも第1のタイプのRSに基づいて物理チャネルを復調するステップと
を含む無線通信方法であって、
第1のタイプのRSは、短縮TTIがマッピングされていないOFDMシンボルにマッピングされる、無線通信方法。
【0082】
(38).複数の短縮TTIによって、それらの関連付けられた第1のタイプのRSをマッピングするために同じOFDMシンボルが共有される、
(37)に記載の無線通信方法。
【0083】
(39).各短縮TTIは、前記短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSを有しているOFDMシンボルの後に置かれる、
(37)または(38)に記載の無線通信方法。
【0084】
(40).第1のタイプのRSをマッピングするためにサブフレーム内の2つ以上OFDMシンボルを使用し、
2つ以上のOFDMシンボルは、互いに離間されている、
(37)から(39)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0085】
(41).第1のタイプのRSをマッピングするためのOFDMシンボルの位置は、サブフレーム内の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)領域の長さに依存する、(37)から(40)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0086】
(42).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
複数の短縮TTIによって共有されたOFDMシンボル内のDMRSは、そのそれぞれが複数の短縮TTIの1または複数に関連付けられている、複数のDMRSポートを多重化するために使用される、
(37)から(41)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0087】
(43).DMRSポートの位置および/または用法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)内で送信されるダウンリンクチャネル情報(DCI)内で示される、
(42)に記載の無線通信方法。
【0088】
(44).DMRSポートの位置および用法は、仕様によって決定されるかまたは媒体アクセス制御(MAC)層もしくは無線リソース制御(RRC)層によって構成される、
(42)に記載の無線通信方法。
【0089】
(45).DMRSポートの位置は、仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成され、
DCIは、その関連付けられたDMRSポートが仕様によって決定されるかまたはMAC層もしくはRRC層によって構成される、短縮TTI内で送信され、
DCIに関連付けられているDMRSポート以外のDMRSポートの用法は、DCI内で示される、
(42)に記載の無線通信方法。
【0090】
(46).第1のタイプのRSは、復調用参照信号(DMRS)であり、
チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)である第2のタイプのRSは、DMRSと同じOFDMシンボルにマッピングされる、
(37)から(45)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0091】
(47).受信は、アップリンクにおいてであり、
第1のタイプのRSは、サブフレームの始まりのOFDMシンボルに常にマッピングされる、
(37)から(40)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0092】
(48).受信は、アップリンクにおいてであり、
各短縮TTIに関連付けられた第1のタイプのRSは、前記短縮TTIに隣接するOFDMシンボルにマッピングされる、
(37)から(40)のいずれか一つに記載の無線通信方法。
【0093】
(49).サブフレーム内の各短縮送信時間間隔(TTI)内でセル固有参照信号(CRS:Cell-Specific Reference Signal)および復調用参照信号(DMRS)から最大で1つのタイプの参照信号(RS)をマッピングするように動作する回路であって、各短縮TTIは、1~7直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含む、回路と、
短縮TTI内で物理チャネルを送信するように動作する送信部であって、物理チャネルを送信する短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSが、受信側で物理チャネルを復調するために使用される、送信部と
を備える、無線通信装置。
【0094】
(50).CRSまたはDMRSのいずれかが各短縮TTI内でマッピングされ、
物理チャネルを送信する短縮TTI内のCRSまたはDMRSは、物理チャネルを復調するために使用される、
(49)に記載の無線通信装置。
【0095】
(51).CRSが一部の短縮TTIにマッピングされ、
その他の短縮TTIにはCRSもDMRSもマッピングされず、
1つのOFDMシンボル内のCRSが、前記1つのOFDMシンボルよりも前ではない複数のOFDMシンボルを復調するために使用されるか、または各短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSが、前記短縮TTIを復調するために使用される、
(49)に記載の無線通信装置。
【0096】
(52).サブフレーム内の各短縮送信時間間隔(TTI)内でセル固有参照信号(CRS)および復調用参照信号(DMRS)から最大で1つのタイプのRSをマッピングするステップであって、各短縮TTIは、1~7直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含む、ステップと、
短縮TTI内で物理チャネルを送信するステップであって、物理チャネルを送信する短縮TTIのうちの、またはその前の、OFDMシンボル範囲内のRSが、受信側で物理チャネルを復調するために使用される、ステップと
を含む、無線通信方法。
【0097】
(53).CRSまたはDMRSのいずれかが各短縮TTI内でマッピングされ、
物理チャネルを送信する短縮TTI内のCRSまたはDMRSは、物理チャネルを復調するために使用される、
(52)に記載の無線通信方法。
【0098】
(54).CRSが一部の短縮TTIにマッピングされ、
その他の短縮TTIにはCRSもDMRSもマッピングされず、
1つのOFDMシンボル内のCRSが、前記1つのOFDMシンボルよりも前ではない複数のOFDMシンボルを復調するために使用されるか、または各短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSが、前記短縮TTIを復調するために使用される、
(52)に記載の無線通信方法。
【0099】
(55).短縮送信時間間隔(TTI)において物理チャネルを受信するように動作する受信部と、
短縮TTIのうちの、またはその前の、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル範囲内の参照信号(RS)に基づいて物理チャネルを復調するように動作する回路と
を備える無線通信装置であって、
セル固有参照信号(CRS)および復調用参照信号(DMRS)から最大で1つのタイプのRSがサブフレーム内の各短縮TTI内でマッピングされ、各短縮TTIは1~7OFDMシンボルを含む、無線通信装置。
【0100】
(56).CRSまたはDMRSのいずれかが各短縮TTI内でマッピングされ、
物理チャネルを送信する短縮TTI内のCRSまたはDMRSは、物理チャネルを復調するために使用される、
(55)に記載の無線通信装置。
【0101】
(57).CRSが一部の短縮TTIにマッピングされ、
その他の短縮TTIにはCRSもDMRSもマッピングされず、
1つのOFDMシンボル内のCRSが、前記1つのOFDMシンボルよりも前ではない複数のOFDMシンボルを復調するために使用されるか、または各短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSが、前記短縮TTIを復調するために使用される、
(55)に記載の無線通信装置。
【0102】
(58).短縮送信時間間隔(TTI)において物理チャネルを受信するステップと、
短縮TTIのうちの、またはその前の、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル範囲内の参照信号(RS)に基づいて物理チャネルを復調するステップと
を含む無線通信方法であって、
セル固有参照信号(CRS)および復調用参照信号(DMRS)から最大で1つのタイプのRSがサブフレーム内の各短縮TTI内でマッピングされ、各短縮TTIは1~7OFDMシンボルを含む、
無線通信方法。
【0103】
(59).CRSまたはDMRSのいずれかが各短縮TTI内でマッピングされ、
物理チャネルを送信する短縮TTI内のCRSまたはDMRSは、物理チャネルを復調するために使用される、
(58)に記載の無線通信方法。
【0104】
(60).CRSが一部の短縮TTIにマッピングされ、
その他の短縮TTIにはCRSもDMRSもマッピングされず、
1つのOFDMシンボル内のCRSが、前記1つのOFDMシンボルよりも前ではない複数のOFDMシンボルを復調するために使用されるか、または各短縮TTIよりも後ではないすべてのCRSが、前記短縮TTIを復調するために使用される、
(58)に記載の無線通信方法。
【0105】
また、本開示の実施形態によれば、上記のそれぞれの通信方法内のステップを実行するためのモジュールを備える集積回路を提供することもできる。さらに、本開示の実施形態によれば、コンピューティングデバイス上で実行されたとき、上記のそれぞれの通信方法のステップを実行するプログラムコードを格納したコンピュータプログラムをその上に記憶している、コンピュータ可読記憶媒体を提供することもできる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16