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  • 特許-無線増幅装置の監視装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-20
(45)【発行日】2023-07-28
(54)【発明の名称】無線増幅装置の監視装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/04 20090101AFI20230721BHJP
   H04W 16/26 20090101ALI20230721BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20230721BHJP
   H04B 17/18 20150101ALI20230721BHJP
   H04B 17/29 20150101ALI20230721BHJP
   H04B 17/40 20150101ALI20230721BHJP
   H04B 7/15 20060101ALI20230721BHJP
【FI】
H04W24/04
H04W16/26
H04W84/12
H04B17/18
H04B17/29 300
H04B17/40
H04B7/15
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2020012494
(22)【出願日】2020-01-29
(65)【公開番号】P2021118508
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2022-09-12
(73)【特許権者】
【識別番号】000001122
【氏名又は名称】株式会社日立国際電気
(74)【代理人】
【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
(74)【代理人】
【識別番号】100162363
【弁理士】
【氏名又は名称】前島 幸彦
(72)【発明者】
【氏名】小早川 雅一
【審査官】新井 寛
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-007009(JP,A)
【文献】特開2002-271338(JP,A)
【文献】特開2004-171379(JP,A)
【文献】特開2017-108351(JP,A)
【文献】特開2008-205866(JP,A)
【文献】藤井 輝也, 外7名,係留気球を用いた災害対応臨時無線中継システム,電子情報通信学会技術研究報告,日本,一般社団法人電子情報通信学会,2013年05月09日,第113巻, 第37号,第19~24ページ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/14 - 7/26
H04B 17/00 - 17/40
H04W 4/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線増幅装置から送信される信号を受信し、前記無線増幅装置の状況に関する通知を監視サーバへ送信する第1通信部と、
前記第1通信部と異なる通信系で前記監視サーバと通信する第2通信部と、
制御部と、
を具備する、無線増幅装置の監視装置であって、
前記制御部は、前記無線増幅装置の異常を判定すると、前記無線増幅装置の状況に関する通知を、前記第2通信部を介して前記監視サーバへ送信することを特徴とする、無線増幅装置の監視装置。
【請求項2】
前記無線増幅装置の給電状態を制御する電源制御部を具備し、
前記制御部は、前記無線増幅装置の異常を判定すると、前記電源制御部により前記無線増幅装置の電源を遮断後に再投入させ、前記無線増幅装置の異常を再度判定した場合、前記無線増幅装置の状況に関する通知を、前記第2通信部から前記監視サーバへ送信させることを特徴とする請求項1に記載の、無線増幅装置の監視装置。
【請求項3】
無線LAN親局との通信の設定の情報を記憶する記憶部を具備し、
前記第2通信部は、前記記憶部が記憶している無線LAN親局との通信の設定の情報に基づいて、前記無線増幅装置の状況に関する通知を、当該無線LAN親局を介して前記監視サーバへ送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の、無線増幅装置の監視装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信の中継に用いられる無線増幅装置の監視を行う監視装置、及び、この無線増幅装置と監視装置とが用いられる無線通信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯機器等においてはLTEやWCDMA(登録商標)等の規格に基づく公衆網通信が使用される。この際、通信が困難な場所における通信を確実に行わせるために、無線増幅装置(レピータ)が適宜配置される。このように複数のレピータが設けられた無線通信システムにおいては、個々のレピータが正常に動作しているか否かの監視を行うことが要求される。このような無線通信システムの例は、例えば特許文献1に記載され、その構成を簡略化して図4に示す。
【0003】
図4において、様々な箇所に複数の無線増幅装置(レピータ)10が配置され、各所において、公衆通信網W1において用いられる無線信号(電波)の増幅が行われて中継される。これにより、例えばレピータ10毎に設定された一定範囲の領域(管轄領域)においては、公衆通信網W1を用いた無線通信が安定して可能となる。各レピータ10に対しては、これを監視するための監視装置90が隣接して設けられ、接続される。監視装置90は、接続されたレピータ10が増幅した電波の電界強度を測定し、レピータ10の動作状況を認識することができる。このため、例えば対応するレピータ10に異常が発生してこれによって増幅されるはずの電波の電界強度が低下した場合には、この旨を認識することができる。なお、図4においてはレピータ10、監視装置90は2組のみが記載されているが、実際にはこれらの多数組が設けられる。
【0004】
また、複数の監視装置90は、公衆通信網W1を介して、離間した箇所にある監視サーバ110と接続される。監視サーバ110は、配下の複数のレピータ10を管理するために各レピータ10及び各監視装置90と離間した場所に設けられたコンピュータであり、例えば各監視装置90との間の公衆通信網W1を介した定期的な通信によって各レピータ10の状況を認識することができ、これによって無線通信システム全体の管理をすることができる。また、監視サーバ110側から特定の監視装置90に対して状況に応じた指示を発することもできる。また、監視装置90は、対応するレピータ90の給電状態(電源のオン・オフ)の制御を行う機能も具備する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2018-7009号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図4の無線通信システムにおいて、ある一つのレピータ10に異常が発生して電波の増幅ができなくなった場合、このレピータ10の管轄領域では公衆無線通信が困難となる場合があり、この場合にはこの管轄領域内の携帯機器の通信機能が使用不可となる。この場合、このレピータ10に接続された監視装置90は前記のようにこの旨を認識することができるが、このためにその後に公衆通信網W1を介した監視サーバ110側との間の通信が不可能となる場合があった。このため、こうした異常を監視サーバ110が認識できない場合があった。これによって、監視サーバ110が無線通信システム全体の管理を適切に行うことができない場合もあった。
【0007】
このため、監視装置から監視サーバ側への公衆通信網を介した通信ができない場合であっても、レピータに発生した異常を監視サーバが適切に認識できることが望まれた。
【0008】
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の監視装置は、無線増幅装置から送信される信号を受信し、前記無線増幅装置の状況に関する通知を監視サーバへ送信する第1通信部と、前記第1通信部と異なる通信系で前記監視サーバと通信する第2通信部と、制御部と、
を具備する、無線増幅装置の監視装置であって、前記制御部は、前記無線増幅装置の異常を判定すると、前記無線増幅装置の状況に関する通知を、前記第2通信部を介して前記監視サーバへ送信する
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、監視装置から監視サーバ側への公衆通信網を介した通信ができない場合であっても、レピータに発生した異常を監視サーバが適切に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。
図2】実施の形態に係る監視装置の構成を示す図である。
図3】実施の形態に係る監視装置における動作を示すフローチャートである。
図4】従来の無線通信システムの構成を示す図である。
【0012】
次に、本発明を実施するための形態を具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に無線通信システム1の構成を示す。ここでは、図4の構成と同様に、複数の無線増幅装置(レピータ)10と、これらを監視するための監視装置20、監視サーバ100が設けられる。また、ここで用いられる監視装置20は、図4の構成と同様に、接続された各レピータ10の状況を監視すること、レピータ10の給電状態を制御すること、公衆通信網(第1の通信網)W1を介して監視サーバ100と通信をすることについても同様である。公衆通信網W1は、携帯機器等の通信に用いられ、例えばLTEやWCDMA(登録商標)等の規格に基づいて構成される。
【0013】
ただし、ここで用いられる監視装置20は、公衆通信網W1を介した通信の他に、無線LAN(Local Area Network)による近距離での通信が可能とされる。この監視装置20は、自身と無線LANによって通信可能であり、かつ公衆通信網W1とは異なる公衆通信網(第2の通信網)W2と接続された無線LAN親局120を認識することができる。監視サーバ100も公衆通信網W2と接続されれば、監視サーバ100は、監視装置20と公衆通信網W1を介した通信ができない場合であっても、無線LANを介した監視装置20と無線LAN親局120との間の通信、及び公衆通信網W2を介した監視サーバ100と無線LAN親局120との間の通信を介して、監視装置20と通信をすることができる。公衆通信網W2は、公衆通信網W1とは異なり、通信においてレピータ10が関与しない通信網である。具体的には、インターネット等を用いることができる。
【0014】
また、無線LAN親局120は、監視装置20等とは異なり、レピータ10の監視の目的のみのために設置されているものではなく、監視装置20(レピータ10)の近傍にあり本来は他の目的で設置されている機器を適宜用いることができる。このため、前記のような公衆通信網W2(インターネット)等と接続されている無線LAN親局120は、監視装置20に対応させて容易に選択することができる。この場合、このように選択された機器において、監視装置20と監視サーバ100との間における通信の中継をするための機能を付与すれば、上記の無線LAN親局120として用いることができる。
【0015】
なお、図1においては便宜上一番上の監視装置20のみが無線LAN親局120と通信をするように記載されているが、実際には全ての監視装置20は同様の機能を有する。各監視装置20が無線LANによって通信可能となる無線LAN親局120は、監視装置20(及びこれと接続されたレピータ10)と近接した箇所にあるものとなるため、各監視装置20に対応した無線LAN親局は、一般的には異なる。
【0016】
上記の構成によれば、レピータ10に異常が発生した場合において、監視装置20が公衆通信網W1と接続ができなくなった場合でも、このレピータ10に異常が生じた旨を無線LAN親局120を介して監視サーバ100に伝えることができる。また、これに応じて、監視サーバ100は、この監視装置20に対して指示を発することもできる。
【0017】
図2は、この監視装置20の構成を示すブロック図である。ここで、この監視装置20においては、前記の通りの2つの通信系でそれぞれ通信ができる構成を具備する。まず、公衆通信網W1との間での通信を行うための第1通信部(公衆通信部)21が設けられ、これに加えて無線LANに対応した送受信を行う第2通信部(無線LAN通信部)22も設けられる。第1通信部21においては、公衆通信網W1との間での電波の送受信を行う第1送受信部211、この際の信号処理を行う第1信号処理部212が設けられ、第2通信部22においては、無線LANに対応した電波の送受信を行う第2送受信部221、この際の信号処理を行う第2信号処理部222も設けられる。また、特に、第1送受信部211は、受信した電波の強度を認識することができる。
【0018】
これらの動作は、制御部23によって制御される。また、制御部23には、これらから入手した信号や送信すべき信号に基づく処理をアプリケーションによって行うアプリケーション部231や、この送受信の際の呼処理の動作を制御するための呼処理制御部232が設けられる。制御部23は、こうした動作に伴う各種の情報を表示部24(ディスプレイ)に表示させる、あるいはこれに伴う電気的入出力(第1通信部21、第2通信部22を介した電波による入出力を除く)を入出力部25を介して外部機器とケーブル線を用いてやりとりすることができる。また、こうした動作において用いられるデータや、第1通信部21、第2通信部22において必要となる通信の設定のためのデータ(対象となる無線LAN親局120との接続条件等)は、記憶部26に記憶されている。
【0019】
また、レピータ10の電源は、監視装置20内の電源制御部27を介して供給される。電源制御部27は制御部23によって制御されるため、レピータ10の給電状態(電源のオン・オフ)は制御部23によって制御される。
【0020】
以下に、この監視装置20(制御部23)がレピータ10の状態を監視する際の動作について説明する。レピータ20の状況を監視サーバ100に伝える経路としては、公衆通信網W1を介する経路(第1の経路)と、無線LANと公衆通信網W2とを介する経路(第2の経路)があり、これらは適宜切り替えられる。ここでは、前記のように、レピータ10に異常(増幅ができない状況)が発生した場合にはその旨が第2の経路を介して監視サーバ100に通知される。このような状態の監視は例えば一定の時間間隔で行われるが、このように無線LAN(無線LAN親局120)を介した通知は必要な場合においてのみ行うことが好ましいため、異常が発生した旨は、発生直後の1回のみ発せられ、その後は、異常が解消(復旧)するまでは、このように無線LANを介した通知は行われない。また、このような通知を行う前に、レピータ10の復旧のために、その電源を一時的にオフする動作が行われ、これによってリセットが行われ、復旧した場合には、この通知は行われない。また、異常が解消した場合には、その旨の連絡は第1の経路を介して監視サーバ100に伝わる。
【0021】
図3は、この動作を示すフローチャートである。まず、制御部23は、第1通信部21によって、レピータ10を介した電波を受信し、第1送受信部211によって、その通信状態を受信した電波の強度として認識し、第1の通信網(公衆通信網)の通信状態を確認する(S1)。
【0022】
通信不可(電波強度が弱い状態)の状態が一定時間以上継続した場合(S2:Yes)には、制御部23は、レピータ10に異常があると認識する。このため、復旧のために、制御部23は、電源制御部27を制御し、レピータ10への電源の供給を遮断(S3)した後に、再び供給を開始(S4)する。これによって、レピータ10はリセットされるため、異常が解消される場合がある。このため、その後、一定の時間(待機時間)の経過(S5)後に、前記と同様に通信状況の再確認が行われる(S6)。その結果、通信不可が解消されていれば(S7:Yes)には、監視サーバ100への通知は行われず、次回の通信状況の確認(S1)が再び行われる。
【0023】
これにより 通信不可が解消されなければ(S7:No)、無線LANを介した通知の準備が行われる。このため、まず、制御部23は第2通信部22における無線LANを介した無線LAN親局120との通信のための設定が行われているか否かを判定する(S8)。この設定が行われていなければ(S8:No)、この通知を行うことができないため、このまま次回の通信状況の確認(S1)が再び行われ、以降の動作が繰り返される。
【0024】
この通知の状況としては、「異常が通知済みである状況」と「異常が非(未)通知である状況」の2種類が設定される。この設定を認識することによって、一度以上の通知をした場合において、異常の状況が変わらない場合には再度の通知をせずに、上記の第2の通信網を介した通信を最低限とすることができる。このため、上記の設定が行われていれば(S8:Yes)、この初期状態として、まず「非通知」が設定される(S9)。
【0025】
その後、制御部23は、再び通信状況の再確認を行う(S10)。その結果、通信不可が解消されていれば(S11:Yes)、監視サーバ100へは、第1通信部21(公衆通信網W1:第1の経路)を介して、異常が一時的に発生したが復旧した旨が通知される(S12)。一方、通信不可が解消されていなければ(S11:No)、制御部23は、現在の通知の状況が「非通知」であれば(S13:Yes)、第1通信部21を停止した上で、前記のように第2通信部22(無線LAN)を介してこの通知を無線LAN親局120に対して行う(S14)。
【0026】
この通信が成功した場合(S15:Yes)には、これによって無線LAN親局120は、公衆通信網W2を介して監視サーバ100にこの通知を行うことができる。この場合には、この通知は第2の経路を介して監視装置20から監視サーバ100に伝わる。このため、制御部23は、前記の通知の状況を「非通知」から「通知済み」に変更する(S16)。その後、無線LAN(第2通信部22による通信)を停止し、公衆通信網W1(第1通信部21)による通信を再開する(S17)。その後、次回の通信状況の再確認(S10)が再び行われ、以降の動作が繰り返される。無線LANによる通信が成功しなかった場合(S15:No)にも、通知の状況は「非通知」のままとされ、次回の通信状況の再確認(S10)が再び行われ、以降の動作が繰り返される。現在の通知の状況が「通知済み」であった場合(S13:No)においても、同様である。
【0027】
上記の動作によれば、監視装置20は、通常は公衆通信網W1(第1の経路)を介した通信が行われ、異常が発生した直後の1回のみ、無線LAN(第2通信部22)による通知(S14、S15)、あるいは第2の経路を介した通信が行われる。
【0028】
また、異常が認められた場合(S2:Yes)には、監視装置20によって、レピータ10の復旧を図るために、レピータ10の電源のオフ・オン(S3、S4)が行われる。少なくともこの処理が1回行われて復旧した場合には、前記の通知は行われない。このように、監視装置20と監視サーバ100との間の通信において、通常は第1の経路が用いられ、必要な場合においてのみ第2の経路が用いられる。
【0029】
上記の例において、公衆通信網(第1の通信網)W1は無線通信によるものとしたが、公衆通信網(第2の通信網)W2は、無線、有線のどちらでもよい。また、上記の例においては、公衆通信網W2は公衆通信網W1とは異なるものとした。しかしながら、無線LAN親局120と監視サーバ100との間の通信が可能な限りにおいて、公衆通信網W2と公衆通信網W1とが同一あるいは実質的に同一であってもよい。
【0030】
また、無線LANの種類は対応する無線LAN親局等に応じて適宜設定される。このため、監視装置(第2通信部)として、無線LANの複数の種類に対応可能であり、このうちから監視装置と最も通信が容易である、あるいは監視サーバと確実に通信が可能である無線LAN親局に対応したものが選択できるような構成が特に好ましい。この場合、記憶部に各種の無線LAN親局との通信の設定の情報を記憶させておくことが好ましい。これによって、全ての無線増幅装置に対して同一仕様の監視装置を用いることができる。
【0031】
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【符号の説明】
【0032】
1 無線通信システム
10 無線増幅装置(レピータ)
20、90 監視装置
21 第1通信部(公衆通信部)
22 第2通信部(無線LAN通信部)
23 制御部
24 表示部
25 入出力部
26 記憶部
27 電源制御部
100、110 監視サーバ
120 無線LAN親局
211 第1送受信部
212 第1信号処理部
221 第2送受信部
222 第2信号処理部
231 アプリケーション部
232 呼処理制御部
W1 公衆通信網(第1の通信網)
W2 公衆通信網(第2の通信網)
図1
図2
図3
図4