特許7317760IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電池の製造方法および電池

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、スペーサが利用される従来の方法には次の問題がある。第1に、電池の製造のたびに所望のサイズを有するスペーサを準備しなければならない。そのため、製造工程が煩雑化し易く、電池の生産性が低下するおそれがある。第2に、挟持スペーサの厚みに相当するスペースを収容部に確保しなければならない。そのため、電池のサイズの増大が避けられない。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明は、セルアレイおよびケースを備える電池の製造方法であり、次の特徴を有する。 前記セルアレイは、一定方向に配列された複数の単セルを含む。 前記ケースは、前記単セルの配列方向を長手方向とする一対の区画部材と、前記長手方向の第1端部に設けられる第1エンド部材と、を備える。 前記製造方法は、 前記区画部材と、前記第1エンド部材とで囲まれる空間に、前記セルアレイと、前記セルア・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

第1の発明によれば、セルアレイを拘束する荷重を加えながら、ケースと第2エンド部材の接合が行われる。そのため、従来の電池において必須とされていたスペーサに頼ることなく、最終製品におけるセルアレイの拘束荷重を容易に実現することが可能となる。したがって、電池の生産性を高めることが可能となる。

第1の発明によれば、また、セルアレイの配列方向のサイズの管理が簡素化されることも期待される。したがって、最終製品の歩留まりや信頼性の低下を抑えることが可能となる。更に、製造コストを削減することも可能となる。

第1の発明によれば、また、スペーサを使用することなく電池を製造することが可能となる。したがって、最終製品のサイズの増大を抑えることが可能となり、また、最終製品のコストを低減することも可能となる。

第1の発明によれば、また、第2エンド部材の側面の中央部に荷重が加えられている間に、この第2エンド部材のエッジ部が、このエッジ部と向かい合う側板のそれぞれの表面に溶接される。したがって、セルアレイに加えられる荷重を所定荷重に保ちながら、第2エンド部材のエッジ部を区画部材の表面に接合することが可能となる。

第2の発明によれば、フレーム部材の準備ステップにおいて、区画部材および連結部材が、一枚の板材のプレス加工により一体成型される。そのため、製造コストを削減することが可能となる。また、ダイキャストでケースを準備する場合に比べてケースの厚みの増大を抑えることも可能となる。したがって、最終製品のサイズの増大を抑えることが可能となる。

第3の発明によれば、ケースの深さ方向における区画部材の長さ以下の長さを有する第2エンド部材と、区画部材との接合ステップにおいて、第2エンド部材のエッジ部が、このエッジ部と向かい合う区画部材のそれぞれの表面に溶接される。そのため、第2エンド部材のエッジ部を、区画部材の表面に確実に接合することが可能となる。

第4の発明によれば、区画部材と第2エンド部材の接合ステップにおいて、支持部材の平行部に荷重が加えられる。ここで、支持部材は、平行部に加えて、接触部と連結部とを備えている。そのため、区画部材と第2エンド部材の接合ステップにおいて平行部に加えられた荷重は、連結部および接触部を介してトレー状部材にも作用する。また、ここで、接触部および平行部は、区画部材が向かい合う方向に延びている。そのため、トレー状部材に作用する荷重は、この方向に分散する。これにより、セルアレイの側面の水平方向に均一な圧力が加わる。従って、区画部材と第2エンド部材の接合を安定化して、最終製品の歩留まりや信頼性の低下を抑えることが可能となる。

第5の発明によれば、区画部材と第2エンド部材の接合ステップにおけるトレー状部材の区画部材との接合箇所を、第2エンド部材の準備ステップにおいて形成されるトレー状部材の支持部材との接合箇所と異なる位置に形成することが可能となる。そのため、トレー状部材の区画部材との接合強度を確保することが可能となる。

第6の発明によれば、ケースを簡易に準備することが可能となる。したがって、低コストで最終製品を製造することが可能となる。

第7の発明によれば、第1および第2エンド部材を同時に準備することが可能となる。したがって、これらのエンド部材を異なる部材を用いて別々に準備する場合に比べて、製造コストおよび最終製品のコストを低減することが可能となる。

第8の発明によれば、信頼性が高く小型化された電池が提供される。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本実施の形態に係る電池の製造方法の流れを説明するフローチャートである。
【図2】 ステップS1の第1の例を示す図である。
【図3】 ステップS1の第2の例を示す図である。
【図4】 ステップS2の第1の例を示す図である。
【図5】 ステップS2の第2の例を示す図である。
【図6】 ステップS3の一例を示す図である。
【図7】 ステップS4の一例を示す図である。
【図8】 ケースと第2エンド部材の接合箇所の一例を示す図である。
【図9】 仕切り板を備えるケースに適用されるステップS4の一例を示す図である。
【図10】 ステップS1における構成部材の準備方法の流れを説明するフローチャートである。
【図11】 ステップS12の一例を示す図である。
【図12】 トレー状部材と支持部材の接合箇所の一例を示す図である。
【図13】 図12で説明した接合箇所と、図8で説明した接合箇所との位置関係を説明する図である。
【図14】 フレーム部材と第1エンド部材の接合箇所の一例を示す図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 ケース 11 底板 12,13 側板 14,14a,14b 第1エンド部材 15,16 仕切り板 2,2a,2b 第2エンド部材 21 トレー状部材 21a 外側面 21b 内側面 21c エッジ部 22 支持部材 22a 接触部 22b 平行部 22c 連結部 3,3a,3b 単セル 4 収容空間 5,5a,5b セルアレイ 6 加圧治具 7 接合治具 71,72,73 接合箇所

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