(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-21
(45)【発行日】2023-07-31
(54)【発明の名称】ユーザプロフィール管理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
G06F 21/62 20130101AFI20230724BHJP
H04L 51/04 20220101ALI20230724BHJP
G06F 21/30 20130101ALI20230724BHJP
【FI】
G06F21/62
H04L51/04
G06F21/30
(21)【出願番号】P 2021214828
(22)【出願日】2021-12-28
【審査請求日】2021-12-28
(31)【優先権主張番号】10-2020-0189664
(32)【優先日】2020-12-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515291063
【氏名又は名称】株式会社カカオ
(74)【代理人】
【識別番号】110003339
【氏名又は名称】弁理士法人南青山国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スン,ソヨン
(72)【発明者】
【氏名】リー,ジスン
(72)【発明者】
【氏名】リュ,ブムスン
(72)【発明者】
【氏名】ヨウ,ジウォン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ヨンミン
【審査官】小林 秀和
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-316708(JP,A)
【文献】特開2020-096244(JP,A)
【文献】特表2018-524717(JP,A)
【文献】特開2009-169921(JP,A)
【文献】沼尾 雅之,属性指定型動的コミュニティ生成のためのセキュリティとプライバシー,情報処理学会論文誌,日本,社団法人情報処理学会,2004年01月15日,第45巻 第1号,103頁~110頁,ISSN 0387-5806
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/62
H04L 51/04
G06F 21/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバで実行されるユーザプロフィール管理方法であって、
第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成するステップと、
前記第1ユーザアカウントの前記パブリックプロフィールに対応して、前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容する参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成するステップと、
前記参加許容オプションに基づいて、前記チャットルームに対する参加を要求した第2ユーザアカウント
に対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが前記認証情報を含むか否かに基づいて前記第2ユーザアカウントの参加権限を確認するステップと、
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させるステップと、
を含
み、
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントは、前記参加許容オプションに対応するプロフィールとして前記チャットルームに参加し、
前記第2ユーザアカウントの前記参加許容オプションに対応するプロフィールに含まれた前記認証情報及び前記認証情報以外の情報は、前記チャットルームに参加する他のユーザアカウントに公開される、ユーザプロフィール管理方法。
【請求項2】
前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する匿名情報を含む、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項3】
前記参加許容オプションは、
前記認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションと、
任意のプロフィールとして参加することを許容するオプションと、
のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項4】
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントは、前記第2ユーザアカウントに対応する
複数のプロフィールのうち、前記参加許容オプションに対応するプロフィールとして前記チャットルームに参加
し、
前記第2ユーザアカウントに対応する複数のプロフィールは、少なくとも1つの非公開型プロフィール及び少なくとも1つのパブリックプロフィールを含み、
前記複数のプロフィールは、含まれている情報のタイプ、含まれている情報の内容、認証情報を含むか否か、及び匿名情報を含むか否かの少なくとも1つが互いに異なる、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項5】
前記参加許容オプションが前記認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションである場合、
前記第2ユーザアカウントの参加権限を確認するステップは、前記第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが前記認証情報を含むか否かに応じて前記参加権限を確認するステップを含み、
前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させるステップは、前記第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールが前記認証情報を含むことにより、前記認証情報を含む前記第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに基づいて、前記チャットルームに前記第2ユーザアカウントを参加させるステップを含む、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項6】
前記パブリックプロフィールを生成するステップは、前記パブリックプロフィールが表示されるユーザインターフェースに前記パブリックプロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクトを付加するステップをさらに含む、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項7】
前記認証情報は、
認証された身元情報と、
認証された資格情報と、
認証された所属情報
のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項8】
サーバで実行されるユーザプロフィール管理方法であって、
第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成するステップと、
第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末から前記認証情報に基づいた検索要求を受信するステップと、
前記パブリックプロフィールに設定された前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして検索することを許容する検索許容オプションに基づいて、
前記第2ユーザアカウントに対応するプロフィールのうち、前記認証情報を含むプロフィールが存在するか否かに基づいて前記パブリックプロフィールに対する前記第2ユーザアカウントの検索権限を確認するステップと、
前記第2ユーザアカウントの検索権限が確認されることにより、前記第2ユーザ端末に前記パブリックプロフィールを提供するステップと、
を含
み、
前記第2ユーザアカウントに対応するプロフィールは、少なくとも1つの非公開型プロフィール及び少なくとも1つのパブリックプロフィールを含む、ユーザプロフィール管理方法。
【請求項9】
前記パブリックプロフィールに基づいて、前記第2ユーザ端末から前記第1ユーザアカウントとのチャット要求を受信するステップと、
前記チャット要求に基づいて、前記第1ユーザアカウント及び前記第2ユーザアカウントを含むチャットルームを生成するステップと、
をさらに含み、
前記第1ユーザアカウントは、前記パブリックプロフィールとして前記チャットルームに参加する、請求項8に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項10】
前記第1ユーザアカウントにログインされた第1ユーザ端末から、前記認証情報に関する少なくとも1つのタグに対する入力を受信するステップと、
前記入力されたタグを前記パブリックプロフィールに付加するステップと、
をさらに含む、請求項8に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項11】
前記認証情報に基づいた検索要求を受信するステップは、前記パブリックプロフィールに付加された前記タグを検索する要求を受信するステップを含む、請求項10に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項12】
前記検索許容オプションは、
任意の他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションと、
前記認証情報に対応する他のユーザアカウントにより検索されることを許容するオプションと、
のうち少なくとも1つを含む、請求項8に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項13】
ユーザアカウントにログインされたユーザ端末で実行されるユーザプロフィール管理方法であって、
サーバに前記ユーザアカウントに対応する認証情報を含むパブリックプロフィールの生成を要求するステップと、
前記パブリックプロフィールに前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして検索することを許容する検索許容オプションを設定するステップと、
前記パブリックプロフィールを用いて生成されるチャットルームに前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容する参加許容オプションを設定するステップと、
を含
み、
前記ユーザアカウントに対応するプロフィールは、
前記ユーザアカウントと一定の関係にあることを公開対象の条件とする非公開型プロフィールと、
前記検索許容オプションを満足するプロフィールを含むユーザアカウント及び前記参加許容オプションを満足するプロフィールを含む前記チャットルームの参加者に公開される前記パブリックプロフィールと、
を含む、ユーザプロフィール管理方法。
【請求項14】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、
前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する身元を証明するための認証を行うステップと、
前記サーバに、前記認証に基づいた認証された身元情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップと、
を含む、請求項13に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項15】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、
前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する資格を証明するための認証を行うステップと、
前記サーバに、前記認証に基づいた認証された資格情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップと、
を含む、請求項13に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項16】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、
前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する所属を証明するための認証を行うステップと、
前記サーバに、前記認証に基づいた認証された所属情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップと、
を含む、請求項13に記載のユーザプロフィール管理方法。
【請求項17】
ハードウェアと結合して請求項1~請求項16のいずれか一項に記載の方法を実行させるために媒体に格納されたコンピュータプログラム。
【請求項18】
第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成し、
前記第1ユーザアカウントの前記パブリックプロフィールに対応して、前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容する参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成し、
前記参加許容オプションに基づいて、前記チャットルームに対する参加を要求した第2ユーザアカウント
に対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが前記認証情報を含むか否かに基づいて前記第2ユーザアカウントの参加権限を確認し、
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させる、少なくとも1つのプロセッサを含
み、
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントは、前記参加許容オプションに対応するプロフィールとして前記チャットルームに参加し、
前記第2ユーザアカウントの前記参加許容オプションに対応するプロフィールに含まれた前記認証情報及び前記認証情報以外の情報は、前記チャットルームに参加する他のユーザアカウントに公開される、サーバ。
【請求項19】
第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成し、
第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末から前記認証情報に基づいた検索要求を受信し、
前記パブリックプロフィールに設定された前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして検索することを許容する検索許容オプションに基づいて、
前記第2ユーザアカウントに対応するプロフィールのうち、前記認証情報を含むプロフィールが存在するか否かに基づいて前記パブリックプロフィールに対する前記第2ユーザアカウントの検索権限を確認し、
前記第2ユーザアカウントの検索権限が確認されることにより、前記第2ユーザ端末に前記パブリックプロフィールを提供する、少なくとも1つのプロセッサを含
み、
前記第2ユーザアカウントに対応するプロフィールは、少なくとも1つの非公開型プロフィール及び少なくとも1つのパブリックプロフィールを含む、サーバ。
【請求項20】
ユーザアカウントにログインされたユーザ端末であって、
サーバに前記ユーザアカウントに対応する認証情報を含むパブリックプロフィールの生成を要求し、
前記パブリックプロフィールに前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして検索することを許容する検索許容オプションを設定し、
前記パブリックプロフィールを用いて生成されるチャットルームに前記認証情報
を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容する参加許容オプションを設定する、少なくとも1つのプロセッサを含
み、
前記ユーザアカウントに対応するプロフィールは、
前記ユーザアカウントと一定の関係にあることを公開対象の条件とする非公開型プロフィールと、
前記検索許容オプションを満足するプロフィールを含むユーザアカウント及び前記参加許容オプションを満足するプロフィールを含む前記チャットルームの参加者に公開される前記パブリックプロフィールと、
を含む、ユーザ端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の実施形態は、ユーザプロフィール管理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、モバイルスマート機器の発達に伴ってネットワークを介して他のユーザと交流するためのオンラインプラットフォームサービスの利用が増加している。他のユーザと交流のためのオンラインプラットフォームサービスの代表的な例として、ユーザ間のコミュニケーション、情報共有、及び人脈拡大等を通じて社会的な関係を生成して強化するオンラインプラットフォームであるソーシャルネットワーキングサービス(social networking service;SNS)、2以上のユーザ間のリアルタイムコンテンツ通信のためのオンラインプラットフォームであるインスタントメッセージングサービス(instant messaging service;IMS)などがある。
【0003】
このようなSNS、IMSなどのサービスでプロフィールは、ユーザの名前、写真など自分を表現するための個人情報を他のユーザと共有するために用いられることができる。プロフィールは、自分を表現するための手段として様々に用いられるが、ユーザの個人情報を含んでいるため、他人に無分別に露出されることを防止する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、以下の実施形態によって認証されたプロフィールタイプを用いてユーザに関する個人情報の信頼度を付与し、信頼度の付与された個人情報を用いてサービスを提供するための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一側面に係るユーザプロフィール管理方法は、サーバで実行されるユーザプロフィール管理方法において、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成するステップと、前記第1ユーザアカウントの前記パブリックプロフィールに対応して、前記認証情報に関する参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成するステップと、前記参加許容オプションに基づいて、前記チャットルームに対する参加を要求した第2ユーザアカウントの参加権限を確認するステップと、前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させるステップとを含む。
【0006】
前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する匿名情報を含むことができる。
【0007】
前記参加許容オプションは、前記認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションと、任意のプロフィールとして参加することを許容するオプションとのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0008】
前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントは、前記第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのプロフィールのうち、前記参加許容オプションに対応するプロフィールとして前記チャットルームに参加することができる。
【0009】
前記参加許容オプションが前記認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションである場合、前記第2ユーザアカウントの参加権限を確認するステップは、前記第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが前記認証情報を含むか否かに応じて前記参加権限を確認するステップを含み、前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させるステップは、前記第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールが前記認証情報を含むことにより、前記認証情報を含む前記第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに基づいて、前記チャットルームに前記第2ユーザアカウントを参加させるステップを含むことができる。
【0010】
前記パブリックプロフィールを生成するステップは、前記パブリックプロフィールが表示されるユーザインターフェースに前記パブリックプロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクトを付加するステップをさらに含むことができる。
【0011】
前記認証情報は、前記認証された身元情報と、前記認証された資格情報と、前記認証された所属情報のうち少なくとも1つを含むことができる。
【0012】
一側面に係るサーバで実行されるユーザプロフィール管理方法において、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成するステップと、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末から前記認証情報に基づいた検索要求を受信するステップと、前記パブリックプロフィールに設定された前記認証情報に関する検索許容オプションに基づいて、前記パブリックプロフィールに対する前記第2ユーザアカウントの検索権限を確認するステップと、前記第2ユーザアカウントの検索権限が確認されることにより、前記第2ユーザ端末に前記パブリックプロフィールを提供するステップとを含む。
【0013】
前記ユーザプロフィール管理方法は、前記パブリックプロフィールに基づいて、前記第2ユーザ端末から前記第1ユーザアカウントとのチャット要求を受信するステップと、前記チャット要求に基づいて、前記第1ユーザアカウント及び前記第2ユーザアカウントを含むチャットルームを生成するステップとをさらに含むことができる。
【0014】
前記第1ユーザアカウントは、前記パブリックプロフィールとして前記チャットルームに参加することができる。
【0015】
前記ユーザプロフィール管理方法は、前記第1ユーザアカウントにログインされた第1ユーザ端末から、前記認証情報に関する少なくとも1つのタグに対する入力を受信するステップと、前記入力されたタグを前記パブリックプロフィールに付加するステップとをさらに含むことができる。
【0016】
前記認証情報に基づいた検索要求を受信するステップは、前記パブリックプロフィールに付加された前記タグを検索する要求を受信するステップを含むことができる。
【0017】
前記検索許容オプションは、任意の他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションと、前記認証情報に対応する他のユーザアカウントにより検索されることを許容するオプションのうち少なくとも1つを含むことができる。
【0018】
一側面に係るユーザプロフィール管理方法は、ユーザアカウントにログインされたユーザ端末で実行されるユーザプロフィール管理方法において、サーバに前記ユーザアカウントに対応する認証情報を含むパブリックプロフィールの生成を要求するステップと、前記パブリックプロフィールに前記認証情報に関する検索許容オプションを設定するステップと、前記パブリックプロフィールを用いて生成されるチャットルームに前記認証情報に関する参加許容オプションを設定するステップとを含む。
【0019】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する身元を証明するための認証を行うステップと、前記サーバに、前記認証に基づいた認証された身元情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップとを含むことができる。
【0020】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する資格を証明するための認証を行うステップと、前記サーバに、前記認証に基づいた認証された資格情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップとを含むことができる。
【0021】
前記パブリックプロフィールの生成を要求するステップは、前記サーバを介して前記ユーザアカウントに対応する所属を証明するための認証を行うステップと、前記サーバに、前記認証に基づいた認証された所属情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求するステップとを含むことができる。
【0022】
一側面に係るサーバは、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成し、前記第1ユーザアカウントの前記パブリックプロフィールに対応して、前記認証情報に関する参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成し、前記参加許容オプションに基づいて、前記チャットルームに対する参加を要求した第2ユーザアカウントの参加権限を確認し、前記参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントを前記チャットルームに参加させる、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0023】
一側面に係るサーバは、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィール(前記パブリックプロフィールは、前記第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含む)を生成し、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末から前記認証情報に基づいた検索要求を受信し、前記パブリックプロフィールに設定された前記認証情報に関する検索許容オプションに基づいて、前記パブリックプロフィールに対する前記第2ユーザアカウントの検索権限を確認し、前記第2ユーザアカウントの検索権限が確認されることにより、前記第2ユーザ端末に前記パブリックプロフィールを提供する、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【0024】
一側面に係る端末は、ユーザアカウントにログインされたユーザ端末において、サーバに前記ユーザアカウントに対応する認証情報を含むパブリックプロフィールの生成を要求し、前記パブリックプロフィールに前記認証情報に関する検索許容オプションを設定し、前記パブリックプロフィールを用いて生成されるチャットルームに前記認証情報に関する参加許容オプションを設定する、少なくとも1つのプロセッサを含む。
【発明の効果】
【0025】
本発明によると、実施形態によって認証されたプロフィールタイプを用いてユーザに関する個人情報の信頼度を付与し、信頼度の付与された個人情報を用いてサービスを提供するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】一実施形態に係るチャットルーム参加に関するユーザプロフィール管理方法を説明するための図である。
【
図2】一実施形態に係るユーザ、ユーザアカウント及びプロフィールの構造を示す図である。
【
図3】一実施形態に係る検索に関するユーザプロフィール管理方法を説明するための図である。
【
図4】一実施形態に係るユーザ端末に提供されるパブリックプロフィールのユーザインターフェースを例示する図である。
【
図5A】一実施形態に係るパブリックプロフィールに含まれている認証情報が表示されるユーザインターフェースを例示する図である。
【
図5B】一実施形態に係るパブリックプロフィールに含まれている認証情報が表示されるユーザインターフェースを例示する図である。
【
図6A】一実施形態に係るパブリックプロフィールのフォローに関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図6B】一実施形態に係るパブリックプロフィールのフォローに関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図6C】一実施形態に係るパブリックプロフィールのフォローに関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図7A】一実施形態に係るパブリックプロフィールに対応して設定された外部ウェブページに関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図7B】一実施形態に係るパブリックプロフィールに対応して設定された外部ウェブページに関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図8A】一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成に関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図8B】一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成に関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図8C】一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成に関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図8D】一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成に関するユーザインターフェースを例示する図である。
【
図8E】一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成に関するユーザインターフェースを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本明細書で開示する特定の構造的又は機能的な説明は単に実施形態を説明するための目的として例示したものであり、実施形態は様々な異なる形態で実施され、本発明は本明細書で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は、実施形態で説明した技術的な思想に含まれている変更、均等物、または代替物を含む。
【0028】
第1又は第2などの用語を複数の構成要素を説明するために用いることがあるが、このような用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的としてのみ解釈されなければならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素と命名することができ、同様に第2構成要素は第1構成要素にも命名することができる。
【0029】
いずれかの構成要素が他の構成要素に「連結」されているか「接続」されていると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されているか又は接続されているが、中間に他の構成要素が存在し得るものと理解されなければならない。
【0030】
単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0031】
以下、添付する図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。添付図面を参照して説明するにおいて、図面符号に関係なく同じ構成要素には同じ参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略することにする。
【0032】
図1は、一実施形態に係るチャットルーム参加に関するユーザプロフィール管理方法を説明するための図である。
【0033】
一実施形態に係るサーバ101は、インスタントメッセージングサービス(instant messaging service)又はソーシャルネットワークサービス(social networking service)を提供するサーバを含んでもよい。サーバ101は、サーバ101に連結又は接続されたユーザ端末間の通信のためのサービスプラットフォームの役割を果たす。
【0034】
一実施形態に係る第1ユーザ端末102及び第2ユーザ端末103は、コンピュータ、ポータブル(portable)コンピュータ、無線電話機(wireless phone)、モバイルフォン(mobile phone)、スマートフォン(smart phone)、PDA(Personal Digital Assistants)、ウェブタブレット(web tablet)などの電子装置の1つとして、サーバ101に関するサービスアプリケーションのインストール及び実行可能な全ての装置を意味する。ここで、第1ユーザ端末102及び第2ユーザ端末103は、アプリケーションの制御下でサービス画面の構成、データ入力、データ送受信、データ格納など、サービス全般の動作を実行することができ、アプリケーションを介してサーバ101に接続される。
【0035】
ユーザは、サーバ101から提供されるサービスに加入してユーザアカウントを生成し、ユーザ端末でユーザアカウントにログインしてサービスを使用することができる。サーバ101は、ユーザアカウントに対応するサービスをユーザアカウントにログインされたユーザ端末に提供する。一実施形態によると、第1ユーザ端末102は、第1ユーザがサーバ101から提供されるサービスに加入して生成された第1ユーザアカウントにログインされた端末に該当し、第2ユーザ端末103は、第2ユーザがサーバ101から提供されるサービスに加入して生成された第2ユーザアカウントにログインされた端末に該当する。
【0036】
一実施形態に係るサーバ101から提供されるサービスは、ユーザアカウントに対応する様々なタイプのユーザプロフィールを提供することで、サービス内でユーザプロフィールの活用度を向上させることができる。サービスを提供するサーバ101及びサービスに加入したユーザアカウントにログインされたユーザ端末は、基本プロフィールとは区分されるタイプのプロフィールに関するユーザプロフィール管理方法を行うことができる。
【0037】
図1を参照すると、一実施形態に係るサーバ101で実行されるユーザプロフィール提供方法は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを生成するステップS130、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応して、認証情報に関する参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成するステップS150、参加許容オプションに基づいて、チャットルームに対する参加を要求した第2ユーザアカウントの参加権限を確認するステップS170、及び参加権限が確認された前記第2ユーザアカウントをチャットルームに参加させるステップS180を含む。
【0038】
一実施形態に係るユーザプロフィール又はプロフィールは、サーバ101から提供されるサービスに加入したユーザアカウントに対応して生成されるもので、ユーザの設定によるプロフィール名、プロフィール写真、紹介メッセージなどのユーザアカウントに対応する識別情報を含んでもよい。一実施形態によると、単一ユーザアカウントに対応するプロフィールは、2以上の複数のプロフィールを含んでもよい。複数のプロフィールは、各プロフィールに含まれている識別情報のうち少なくとも一部がそれぞれ異なってもよい。例えば、同じアカウントに対応する複数のプロフィールのうち、第1プロフィールに含まれているプロフィール名と第2プロフィールに含まれているプロフィール名はそれぞれ異なってもよく、同じアカウントに対応する複数のプロフィールのうち、第1プロフィールに含まれているプロフィール写真と第3プロフィールに含まれているプロフィール写真はそれぞれ異なってもよい。
【0039】
ユーザアカウントに対応するプロフィールは、複数のタイプに区分される。例えば、プロフィールの公開対象に応じて、非公開型プロフィールと公開型プロフィールとに区分される。プロフィールの公開対象は、プロフィールに含まれている識別情報の照会が許容される対象であって、例えば、非公開型プロフィールは、ユーザアカウントと一定の関係(例えば、友人関係、購読関係など)にある他のユーザアカウントに公開されるプロフィールである。一例として、ユーザアカウントは、他のユーザアカウントの連絡先、IDなどを登録することで、他のユーザアカウントと一定の関係を結ぶことができる。一実施形態によると、非公開型プロフィールは、ユーザアカウントの連絡先、IDなどを登録することで、ユーザアカウントと一定の関係にある他のユーザアカウントにのみ公開されてもよい。一方、公開型プロフィールは、公開対象が制限されなくてもよく、ユーザアカウントと一定の関係にいない他のユーザアカウントにもユーザアカウントに対応する公開型プロフィールが公開されてもよい。一実施形態によれば、公開型プロフィールは、非公開型プロフィールとは異なって、インスタントメッセージングサービスやソーシャルネットワークサービスなどの様々なサービスから提供するプロフィール検索インターフェースを介して制限されることなく検索できる。
【0040】
公開型プロフィールは、ユーザアカウントに対応する匿名情報を含んでもよい。匿名情報は、個人が特定されていない情報を意味するもので、個人が特定される情報を意味する実名情報とは区分される。例えば、実名情報は、個人の実名、実名所有の携帯電話番号、実名所有のメールアドレスなどを含んでもよく、匿名情報は、個人が任意に設定可能なニックネームなどを含んでもよい。公開型プロフィールは、匿名情報を含んでいることは、公開型プロフィールの構成に実名情報が要求されないことで、ユーザの選択に応じて公開型プロフィールを実名情報を含むよう構成してもよい。
【0041】
パブリックプロフィールは、公開型プロフィールに該当するプロフィールであって、公開型プロフィールのうち、ユーザアカウントに対応する認証情報を含む認証されたプロフィールを意味する。認証情報は、ユーザアカウントに関する認証に基づいて取得されてもよい。ユーザアカウントに関する認証は、ユーザアカウントに対応する身元、資格、所属に関する認証を含んでもよく、より具体的に、ユーザアカウントに対応する実名、身分、アドレス、職業などの身元を証明するための認証、特定資格を証明するための認証、特定所属を証明するための認証を含んでもよい。
【0042】
認証情報は、ユーザアカウントに対応する身元、資格、所属に関する認証に基づいて取得された認証された身元情報、認証された資格情報、認証された所属情報などを含んでもよい。ユーザアカウントに対応する認証情報は、ユーザアカウントを生成した自然人であるユーザの身分、地位などの身元、ユーザが保持している資格、ユーザが所属している機関、団体などの所属を証明する情報を含んでもよい。例えば、認証情報は、ユーザが成人であることを認証する情報、ユーザの職業を認証する情報、ユーザが特定の地域に居住中であることを認証する情報、ユーザが特定の資格証を保持していることを認証する情報、ユーザが特定学校の学生であることを認証する情報、ユーザが特定機関の構成員であることを認証する情報、ユーザの実名を認証する情報などを含んでもよい。
【0043】
例えば、
図2を参照すると、ユーザ200は、サービスに対応する少なくとも1つのユーザアカウント210,220を生成し、各アカウント210,220に対応する複数のプロフィール211,212,213,214を生成し、複数のプロフィール211,212,213,214はそれぞれ非公開型プロフィール又は公開型プロフィールに区分される。一例として、第1アカウント210に対応するプロフィールは、非公開型プロフィールに該当する第1プロフィール211及び第2プロフィール212を含んでもよく、公開型プロフィールに該当する第3プロフィール213及び第4プロフィール214を含んでもよい。
【0044】
一実施形態によると、ユーザアカウントに対応するプロフィールは、認証情報を含む認証されたプロフィール211,214を含んでもよい。非公開型プロフィールは実名情報を含んでおり、非公開型プロフィールのうち認証されたプロフィール211は、本人認証されたプロフィールであり、本人認証されたプロフィール211は、認証された実名情報などを含んでもよい。公開型プロフィールのうち認証されたプロフィール214は、パブリックプロフィールに該当する。
【0045】
一実施形態によると、認証されたプロフィール211,214が表示されるユーザインターフェース(user interface;UI)は、該当のプロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシング(interfacing)オブジェクトを含んでもよい。以下、ユーザインターフェースは、簡略にインターフェース又はUIに称する。インターフェーシングオブジェクトは、インターフェース内でユーザと相互作用するように実現された構成であって、例えば、ユーザのクリック入力により他の画面に転換されるよう実現されたボタンなどを含んでもよい。プロフィールのUIに付加されるインターフェーシングオブジェクトについては以下で説明する。
【0046】
再び
図1を参照すると、第1ユーザアカウントにログインされた第1ユーザ端末102は、サーバ101に第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含むパブリックプロフィールの生成を要求(S120)する。一実施形態に係るパブリックプロフィールの生成を要求するステップS120は、サーバ101を介して第1ユーザアカウントに対応する認証を行うステップS110をさらに含んでもよい。一例として、第1ユーザ端末102は、サーバ101を介して第1ユーザアカウントに対応する身元を証明するための認証、ユーザアカウントに対応する資格を証明するための認証、及び/又は、ユーザアカウントに対応する所属を証明するための認証を実行(S110)する。また、第1ユーザ端末102は、第1ユーザアカウントに対応する認証を行うことにより、サーバ101に認証に基づいた認証された身元情報、認証された資格情報、及び/又は認証された所属情報を含んでいるパブリックプロフィールの生成を要求(S120)する。
【0047】
一実施形態に係るサーバ101は、第1ユーザ端末102から受信されたパブリックプロフィール生成要求に反応して、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを生成(S130)し、生成されたパブリックプロフィールは、第1ユーザアカウントに対応する認証情報を含んでもよい。
【0048】
一実施形態に係るパブリックプロフィールを生成するステップS130は、生成されたパブリックプロフィールに第1ユーザアカウントが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクトを付加するステップをさらに含んでもよい。認証情報を含むパブリックプロフィールに付加されたインターフェーシングオブジェクトについては以下で説明する。
【0049】
一実施形態によると、サーバ101は、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応して、参加許容オプションの設定されたチャットルームを生成(S150)する。以下で詳しく説明するが、参加許容オプションが設定されたチャットルームを生成する動作は、チャットルーム生成以前に設定された参加許容オプションをチャットルームの生成時に適用する動作、チャットルーム生成と共に参加許容オプションを設定する動作、及びチャットルーム生成後に参加許容オプションを事後的に設定する動作を包括する概念として理解される。
【0050】
一実施形態に係る参加許容オプションは、チャットルームに参加が許容されるプロフィールに関する条件であって、例えば、特定の認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプション、特定のタイプのプロフィールとして参加することを許容するオプション、任意のプロフィールとして参加することを許容するオプションのうち少なくとも1つを含んでもよい。
【0051】
一例として、チャットルームへの参加許容オプションが特定の認証情報を含むパブリックプロフィールで参加するオプションとして設定された場合、特定の認証情報は、当該チャットルームの生成に用いられたパブリックプロフィールに含まれている認証情報に対応する。例えば、チャットルームの生成に利用されたパブリックプロフィールがA学校の学生であることを認証する情報を含んでいる場合、当該チャットルームには、参加許容オプションとしてA学校の学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールへの参加を許容するオプションが設定されることができる。
【0052】
一例として、チャットルームの参加許容オプションが特定タイプのプロフィールで参加することを許容するオプションとして設定された場合、特定のタイプは、該当チャットルームの生成に利用されたプロフィールのタイプに対応する。例えば、チャットルーム生成に利用されたプロフィールがパブリックプロフィールである場合、該当チャットルームには参加許容オプションとして、任意の認証情報を含むパブリックプロフィール又は本人認証されたプロフィールとして参加することを許容するオプションが設定されてもよい。
【0053】
一例として、チャットルームの参加許容オプションが任意のプロフィールで参加することを許容するオプションとして設定された場合、該当チャットルームに参加可能なプロフィールのタイプ、プロフィールに含まれている認証情報など、プロフィールに関する条件は制限されず、該当チャットルームへの参加を所望する他のユーザアカウントは、任意のプロフィールとして該当チャットルームに参加することができる。
【0054】
参加許容オプションは、様々な方式で設定されてもよい。例えば、参加許容オプションは、パブリックプロフィールに対応するチャットルームが生成される以前に該当のパブリックプロフィールを介して予め設定されてもよい。この場合、パブリックプロフィールに対応するチャットルームが生成されるとき、該当のパブリックプロフィールを介して予め設定された参加許容オプションが自動に適用され得る。
【0055】
又は、参加許容オプションは、パブリックプロフィールに対応するチャットルームを生成するとき設定されてもよい。例えば、第1ユーザ端末102は、サーバ101に第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを用いてチャットルームの生成を要求してもよく、該当のチャットルームに該当のパブリックプロフィールに含まれている認証情報に関する参加許容オプションを設定してもよい。
【0056】
又は、参加許容オプションは、パブリックプロフィールに対応するチャットルームを生成した後に設定されてもよい。例えば、第1ユーザ端末102は、パブリックプロフィールに対応して、予め生成されたチャットルームの参加許容オプションを事後的に設定してもよい。
【0057】
一実施形態によると、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応するチャットルームは、第1ユーザ端末102の要求に応じて生成されることができる。例えば、第1ユーザ端末102は、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールを介して提供されるインターフェースを用いてチャットルーム生成をサーバ101に要求してもよい。
【0058】
又は、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応するチャットルームは、第2ユーザ端末103の要求に応じて生成されることができる。例えば、第2ユーザ端末103は、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールを介して提供されるインターフェース(例えば、
図4に示す430)を用いてチャットルーム生成をサーバ101に要求してもよい。
【0059】
サーバ101は、第1ユーザ端末102又は第2ユーザ端末103の要求に応じて、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応するチャットルームを生成してもよい。
【0060】
一実施形態に係るサーバ101は、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末からステップS150で生成されたチャットルームの参加要求を受信(S160)し、参加要求に反応して、チャットルームに対する第2ユーザアカウントの参加権限を確認(S170)する。
【0061】
説明の便宜のために、図面にはステップS150の後にステップS160を示しているが、第2ユーザ端末の要求に応じて、第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに対応するチャットルームが生成される場合、ステップS160がステップS150に先行してもよい。
【0062】
サーバ101は、チャットルームに設定している参加許容オプションに基づいて、第2ユーザアカウントの参加権限を確認(S170)する。第2ユーザアカウントの参加権限は、第2ユーザアカウントに対応するプロフィールのうち、参加許容オプションを満足するプロフィールが存在する場合、参加権限があるものと判断される。
【0063】
サーバ101は、参加権限が確認された第2ユーザアカウントをチャットルームに参加(S180)させ、チャットルームの参加権限が確認されていない第2ユーザアカウントをチャットルームに参加させなくてもよい。チャットルームに対する参加権限が確認された第2ユーザアカウントは、第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールのうち、参加許容オプションに対応するパブリックプロフィールでチャットルームとして参加してもよい。一実施形態によると、参加許容オプションに対応する第2ユーザアカウントのパブリックプロフィールが複数である場合、第2ユーザアカウントは、参加許容オプションに対応する複数のパブリックプロフィールのいずれか1つに該当チャットルームに参加してもよい。
【0064】
一実施形態によると、チャットルームに設定されている参加許容オプションが特定の認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションであれば、サーバ101は、第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが特定の認証情報を含むか否かに応じて、第2ユーザアカウントの参加権限を確認することができる。ここで、第2ユーザアカウントに対応する少なくとも1つのパブリックプロフィールが特定の認証情報を含む場合、第2ユーザアカウントは、チャットルームに対する参加権限があるものと判断し、第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールのうち特定の認証情報を含むプロフィールが存在しない場合、第2ユーザアカウントは、チャットルームに対する参加権限がないものと判断する。
【0065】
一実施形態によると、チャットルームに設定されている参加許容オプションが特定の認証情報を含むパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションであれば、サーバ101は、第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールが特定の認証情報を含むことにより、特定の認証情報を含んでいる第2ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに基づいて、チャットルームに第2ユーザアカウントを参加させることができる。言い換えれば、第2ユーザアカウントは、特定の認証情報を含むパブリックプロフィールとしてチャットルームに参加することができる。
【0066】
一例として、チャットルームに参加許容オプションとして、A学校学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールとして参加することを許容するオプションが設定された場合、該当チャットルームに参加要求したユーザアカウントは、A学校学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールがあれば、該当チャットルームに参加権限が確認され、該当チャットルームにA学校学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールとして参加することができる。一方、該当チャットルームに参加要求したユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールがB学校学生であることを認証する情報を含んでいる場合など、A学校学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールがなければ、参加権限が確認されず、該当チャットルームに参加することができない。
【0067】
図3は、一実施形態に係る検索に関するユーザプロフィール管理方法を説明するための図である。
【0068】
図3を参照すると、サーバ301、第1ユーザ端末302、及び第2ユーザ端末303は、
図1を参照して上述したサーバ101、第1ユーザ端末102及び第2ユーザ端末102に対応する。
【0069】
一実施形態に係るサーバ301で実行されるユーザプロフィール提供方法は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを生成するステップS330、第2ユーザ端末303から認証情報に基づいた検索要求を受信するステップS350、パブリックプロフィールに設定された認証情報に関する検索許容オプションに基づいて、パブリックプロフィールに対する第2ユーザアカウントの検索権限を確認するステップS360、第2ユーザアカウントの検索権限が確認されることにより、第2ユーザ端末に第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを提供するステップS370を含む。
【0070】
一実施形態に係るステップS310~ステップS330は、
図1を参照して上述したステップS110~ステップS130に対応する。第1ユーザ端末302は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに検索許容オプションを設定(S340)する。検索許容オプションは、パブリックプロフィールが生成された後に設定されてもよく、パブリックプロフィールの生成要求時に設定されてもよい。言い換えれば、
図3は、ステップS340をステップS330以後に図示しているが、ステップS340が必ずステップS330以後に実行されるものではなく、パブリックプロフィール生成要求ステップS320で実行されてもよい。
【0071】
一実施形態に係る検索許容オプションは、パブリックプロフィールが検索結果として提供される対象に関する条件であって、例えば、特定の認証情報に対応する他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプション、特定のタイプのプロフィールを有する他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプション、任意の他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションのうち少なくとも1つを含んでもよい。特定の認証情報に対応する他のユーザアカウントは、特定の認証情報を含むパブリックプロフィールを有する他のユーザアカウントを意味する。
【0072】
一例として、パブリックプロフィールの検索許容オプションが特定の認証情報に対応する他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションとして設定された場合、特定の認証情報は、該当パブリックプロフィールに含まれている認証情報に対応する。例えば、パブリックプロフィールがA学校学生であることを認証する情報を含んでいる場合、該当パブリックプロフィールには検索許容オプションとして、A学校学生であることを認証する情報を含んでいるパブリックプロフィールを有する他のユーザアカウントによって該当プロフィールが検索されることを許容するオプションが設定されてもよい。
【0073】
一例として、パブリックプロフィールの検索許容オプションが特定のタイプのプロフィールを有する他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションとして設定されている場合、特定のタイプは、認証情報を含むプロフィールのタイプに対応する。例えば、パブリックプロフィールの検索許容オプションは、任意の認証情報を含むパブリックプロフィールを有する他のユーザアカウントによって検索されるよう設定されてもよく、本人認証されたプロフィールを有する他のユーザアカウントによって検索されるよう設定されてもよい。
【0074】
一例として、パブリックプロフィールの検索許容オプションが任意の他のユーザアカウントによって検索されることを許容するオプションとして設定された場合、該当パブリックプロフィールが検索結果として提供される他のユーザアカウントは制限されず、該当のパブリックプロフィールは、任意の他のユーザアカウントによる該当パブリックプロフィールに含まれている認証情報に基づいた検索要求に反応して、検索結果として提供されることができる。
【0075】
一実施形態に係るサーバ301は、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末から特定の認証情報に基づいた検索要求を受信(S350)する。ここで、特定の認証情報は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに含まれている認証情報である。特定の認証情報に基づいた検索要求は、サービスに加入したユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールのうち、特定の認証情報を含むパブリックプロフィールの検索を要求することを意味する。
【0076】
一実施形態によると、認証情報に基づいた検索要求を受信するステップS350は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに付加されたタグを検索する要求を受信するステップを含んでもよい。
【0077】
タグは、パブリックプロフィールの特徴、又はパブリックプロフィールに含まれている認証情報に関する特徴を示すテキストであって、ユーザアカウントの設定に応じて、ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに少なくとも1つのタグが付加されてもよい。一実施形態によると、タグは、サーバ301でタグとして識別されるための識別子を含んでもよく、識別子とテキストとが結合された形態(例えば、「#text」)の形態にパブリックプロフィールへ付加されてもよい。言い換えれば、一実施形態に係るサーバ301は、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを生成(S330)することにおいて、第1ユーザ端末からパブリックプロフィールに含まれている認証情報に関する少なくとも1つのタグに対する入力を受信し、入力されたタグをパブリックプロフィールに付加することができる。
【0078】
一実施形態によると、タグは検索語の機能を行うことができ、第2ユーザ端末は、特定タグをサーバ301から提供された検索窓に入力し、サーバ301に特定のタグを含むパブリックプロフィールの検索を要求することができる。
【0079】
サーバ301は、第2ユーザ端末303で受信された検索要求に反応して、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールに対する第2ユーザアカウントの検索権限を確認(S360)する。第2ユーザアカウントの検索権限は、第2ユーザアカウントに対応するプロフィールのうち検索許容オプションを満足するプロフィールがある場合、検索権限があるものと判断される。
【0080】
サーバ301は、第2ユーザアカウントの検索権限が確認された場合、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末303に第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを検索結果として提供(S370)する。サーバ301は、第2ユーザアカウントの検索権限が確認されない場合、第2ユーザアカウントにログインされた第2ユーザ端末303に、第1ユーザアカウントに対応するパブリックプロフィールを検索結果として提供しなくてもよい。
【0081】
一実施形態によると、第2ユーザアカウントの特定の認証情報に基づいた検索要求(S350)により第2ユーザ端末303に提供される検索結果には、特定の認証情報を含むパブリックプロフィールのうち、第2ユーザアカウントの検索権限が確認されたパブリックプロフィールが含まれてもよい。例えば、特定の認証情報を含む第1パブリックプロフィールの検索許容オプションによるとき、第2ユーザアカウントの検索権限が確認されていない場合、第1パブリックプロフィールは、第2ユーザ端末303に提供される検索結果に含まれなくてもよい。一方、特定の認証情報を含む第2パブリックプロフィールの検索許容オプションによるとき、第2ユーザアカウントの検索権限が確認された場合、第2パブリックプロフィールは、第2ユーザ端末303に提供される検索結果に含まれてもよい。
【0082】
一実施形態によると、検索結果として第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールが提供された第2ユーザ端末303は、サーバ301から第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに基づいたサービスが提供される。例えば、サーバ301は、第2ユーザ端末303に第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに関するユーザインターフェースを提供してもよく、ユーザインターフェースを介してパブリックプロフィールに基づいたサービスを提供してもよい。一例として、第2ユーザ端末303は、サーバ301に第1ユーザアカウントのパブリックプロフィールに基づいて、第1ユーザアカウントとのチャットを要求してもよく、サーバ301は、チャット要求に基づいて、第1ユーザアカウント及び第2ユーザアカウントを含むチャットルームを生成してもよい。ここで、第1ユーザアカウントは、該当パブリックプロフィールとして生成されたチャットルームに参加することができる。一実施形態に係るパブリックプロフィールのUIを介して提供されるパブリックプロフィールに基づいたサービスについては以下で説明する。
【0083】
図4は、一実施形態に係るユーザ端末に提供されるパブリックプロフィールのユーザインターフェースを例示する図である。以下では、
図4に示されているインターフェース画面は、第2ユーザ端末に提供される第1ユーザアカウントの第1パブリックプロフィールのインターフェース画面であると仮定して説明する。
【0084】
図4を参照すると、第2ユーザ端末に提供される第1パブリックプロフィールのユーザインターフェースには、プロフィール写真、プロフィール名、プロフィール紹介などの第1パブリックプロフィールに含まれている識別情報が表示されてもよい。また、第1パブリックプロフィールのUIには、タグの識別子「#」と第1ユーザによって設定された第1パブリックプロフィールの特徴、又は第1パブリックプロフィールに含まれている認証情報に関する特徴を示すテキストが結合した形態のタグ401が表示されてもよい。
【0085】
一実施形態によると、第1パブリックプロフィールのUIは、第1パブリックプロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクト410を含んでもよい。一実施形態によると、インターフェーシングオブジェクト410は、認証されたプロフィールと認証されていないプロフィールとを区分するために、視覚的なマークの形態にプロフィールの表示されるユーザインターフェースに表示されてもよい。インターフェーシングオブジェクト410は、必ず視覚的に表示されるものと限定されず、インターフェーシングオブジェクト410は、例えば、インターフェースを介して音で出力されるように聴覚的に実現されてもよい。
【0086】
一実施形態によると、第1パブリックプロフィールのUIに含まれているインターフェーシングオブジェクト410と第2ユーザの相互作用により第2ユーザの端末へ、第1パブリックプロフィールに含まれている認証情報が表示される。例えば、第2ユーザ端末から第1パブリックプロフィールのUIを介してインターフェーシングオブジェクト410の選択入力が受信された場合、
図5A又は
図5Bに例示されている認証情報の表示されたUI画面への転換が生じる。
【0087】
図5Aを参照すると、第1パブリックプロフィールに含まれている認証情報は、第1ユーザの実名を認証する情報などを含んでもよく、第1パブリックプロフィールのUIを介して第1パブリックプロフィールに含まれている第1ユーザの実名を認証する情報が表示されてもよい。
図5Bを参照すると、第1パブリックプロフィールは、第1ユーザアカウントに対応する複数の認証情報のリストを含んでもよく、第1パブリックプロフィールのUIを介して第1パブリックプロフィールに含まれている認証された実名情報に関するリスト、認証された資格情報に関するリストなどが表示されてもよい。
【0088】
再び
図4を参照すると、一実施形態に係る第1パブリックプロフィールのUIは、第1パブリックプロフィールをフォローするためのインターフェーシングオブジェクト420を含む。一実施形態によると、第2ユーザは、第1パブリックプロフィールのUIに含まれているインターフェーシングオブジェクト420と相互作用することで、第2ユーザアカウントで第1パブリックプロフィールをフォローすることができる。例えば、第2ユーザは、インターフェーシングオブジェクト420を選択することで、サーバに第1パブリックプロフィールのフォローを要求する。一実施形態によると、第2ユーザアカウントによって第1パブリックプロフィールのフォローが要求された場合、第1ユーザアカウントのフォロー承認を通じて、第2ユーザアカウントと第1パブリックプロフィールのフォローの関係が成立される。
【0089】
一実施形態によると、第2ユーザ端末からインターフェーシングオブジェクト420の選択入力が受信された場合、
図6Aに例示されている第2ユーザアカウントのプロフィールを選択するためのUI画面への転換が生じる。
図6Aに例示さる第2ユーザアカウントのプロフィールを選択するためのUIを介して第2ユーザは、第2ユーザアカウントに対応する複数のプロフィールのいずれかのプロフィールを用いて、第1パブリックプロフィールをフォローするかを選択する。一実施形態によると、第1パブリックプロフィールをフォローするための第2ユーザアカウントのプロフィールは、第1パブリックプロフィールに設定されているフォロー許容オプションに応じて制限される。例えば、フォロー許容オプションは、認証されたプロフィールを用いて第1パブリックプロフィールをフォローすることを許容するオプションなど、フォローの許容されるプロフィールを制限する条件を含んでもよい。
【0090】
一例として、第2ユーザアカウントが第1パブリックプロフィールをフォローする場合、
図6Bに例示されているようにUIを介して、第1パブリックプロフィールをフォローする他のユーザアカウントのプロフィールリストが第2ユーザ端末に提供されることができる。
【0091】
一実施形態によると、インターフェーシングオブジェクト420は、第2ユーザアカウントと第1パブリックプロフィールのフォロー関係が存在するか否かを表示するために、第2ユーザアカウントと第1パブリックプロフィールのフォロー関係が成立した場合、
図4に示されているインターフェーシングオブジェクト420が相違に表示されてもよい。例えば、第2ユーザアカウントと第1パブリックプロフィールのフォロー関係が成立することにより、インターフェーシングオブジェクト420の形態から、
図6Cに示されているインターフェーシングオブジェクト620の形態に変更され得る。
【0092】
再び
図4を参照すると、一実施形態に係る第1パブリックプロフィールのUIは、第1ユーザアカウントとのチャットを要求するためのインターフェーシングオブジェクト430を含む。第2ユーザがインターフェーシングオブジェクト430を選択することにより、第2ユーザ端末は、サーバに第1ユーザアカウントとのチャットを要求することができる。サーバは、チャット要求に基づいて、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末に第1ユーザアカウント及び第2ユーザアカウントを含むチャットルームのUIを提供する。第1ユーザアカウントは、第1パブリックプロフィールを用いてチャットルームに参加でき、第2ユーザアカウントは、チャットルームに参加するためのプロフィールを選択し、選択されたプロフィールを用いてチャットルームに参加することができる。チャットルームのUIには、チャットルームに含まれている各ユーザアカウントが使用しているプロフィールが各ユーザアカウントに対応して表示されることができる。例えば、チャットルームのUIには、第1ユーザアカウントに対応して第1パブリックプロフィールが表示され、第2ユーザアカウントに対応してチャットルーム参加のために選択された第2ユーザアカウントのプロフィールが表示されてもよい。
【0093】
一実施形態に係る第1パブリックプロフィールのUIは、第1パブリックプロフィールに対応して設定された外部サービスによって提供されるウェブページ、アプリケーションなどに接続されるインターフェーシングオブジェクト440を含んでもよい。第2ユーザがインターフェーシングオブジェクト440を選択することにより、第2ユーザ端末は、サーバに第1パブリックプロフィールに対応して設定されたウェブページ又はアプリケーションへの接続を要求し、サーバは、パブリックプロフィールに含まれている該当ウェブページ又はアプリケーションへの接続経路に基づいて、第2ユーザ端末にパブリックプロフィールに関するウェブページ又はアプリケーションを提供することができる。
【0094】
例えば、第2ユーザ端末で受信されたインターフェーシングオブジェクト440の選択入力に反応して、第2ユーザ端末は、第1パブリックプロフィールに対応して設定されたウェブページに接続してもよく、第2ユーザ端末に表示されるインターフェース画面は、
図7A又は
図7Bに示されたウェブサイトの画面に転換されてもよい。
【0095】
図8A~
図8Eは、ユーザアカウントに対応するプロフィールを生成するためのユーザインターフェースを例示する図である。
【0096】
図8Aを参照すると、サーバは、ユーザ端末にサービスに関するUI800を提供し、ユーザは、UI800に含まれているプロフィールを生成するためのボタン810を介してサーバにプロフィール生成を要求することができる。上述したように、単一のユーザアカウントに対応して複数のプロフィールが生成されてもよい。
【0097】
図8Bを参照すると、ユーザ端末は、プロフィール生成要求の際に、生成されるプロフィールのタイプを選択することができる。
図8Cを参照すると、公開型プロフィールの生成が要求された場合、公開型プロフィール設定に関するUI801が提供されることができる。公開型プロフィール設定に関するUIは、プロフィールに含まれているプロフィール名、プロフィール写真、プロフィール紹介などの識別情報を設定できる領域820、プロフィールに関するタグを設定できる領域830、プロフィールを用いて生成されたチャットルームに関する参加許容オプション、及びプロフィールに関する検索許容オプションを設定できる領域840などを含んでもよい。
【0098】
上述したように、パブリックプロフィールは、公開型プロフィールのうちユーザアカウントに対応する認証情報を含むプロフィールであって、公開型プロフィールにユーザアカウントに関する認証実行に基づいた認証情報を付加してパブリックプロフィールが生成され得る。
図8Dは、ユーザアカウントにログインされたユーザ端末に提供されるユーザアカウントのパブリックプロフィールのUIを例示する図である。
図8Dを参照すると、パブリックプロフィールのUIには、該当プロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクト850が付加されてもよい。
図8Eを参照すると、プロフィールが認証されたことを指示するインターフェーシングオブジェクトは、サービスに関するUIに含まれているユーザアカウントに対応するプロフィールが表示される領域860に認証されたプロフィールに対応して表示されることができる。
【0099】
一実施形態に係る装置は、上述したプロフィール管理方法を行う装置であって、サーバ及び端末を含んでもよい。装置は、プロセッサ、メモリ、及び入出力装置を含むことができる。
【0100】
一実施形態に係る装置のプロセッサは、
図1~
図8Eを介して前述した少なくとも1つの方法を行ってもよい。メモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、プロフィール管理方法に関する情報を格納してもよい。一実施形態によると、メモリは、上述したプロフィール管理方法が具現されたプログラムを格納し、プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行し、装置を制御することができる。
【0101】
一実施形態に係る装置は、入出力装置を介してユーザから入力を受信し、出力データを提供するなど、ユーザと互いに作用することができ、外部装置(例えば、他の端末又はネットワーク)に接続され、データを交換することができる。
【0102】
以上で説明した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合せで具現される。例えば、本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及び前記オペレーティングシステム上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを行うことができる。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答てデータをアクセス、格納、操作、処理及び生成することもできる。理解の利便のために、処理装置は、1つが使用されるものと説明される場合もあるが、当該技術分野において通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び又は複数のタイプの処理要素を含んでいることが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は一のプロセッサ及び一つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0103】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はそのうちの一つ以上の組合せを含み、希望の通りに動作するよう処理装置を構成したり、独立的又は結合的に処理装置を命令することができる。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令又はデータを提供するために、いずれかの類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、又は送信される信号波に永久的又は一時的に具体化することができる。ソフトウェアはネットワークに連結されたコンピュータシステム上に分散され、分散した方法で格納されたり実行され得る。ソフトウェア及びデータは一つ以上のコンピュータで読出し可能な記録媒体に格納され得る。
【0104】
実施形態に係る方法は、様々なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例として、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気-光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって行われる高級言語コードを含む。
【0105】
上記で説明したハードウェア装置は、本発明に示す動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0106】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順で行われるし、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせられてもよいし、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。
【0107】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。