(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-21
(45)【発行日】2023-07-31
(54)【発明の名称】テーブル情報の表示方法、装置、機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20230724BHJP
G06F 40/177 20200101ALI20230724BHJP
G09G 5/30 20060101ALI20230724BHJP
G09G 5/22 20060101ALI20230724BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20230724BHJP
G06F 3/14 20060101ALI20230724BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F40/177
G09G5/30 610L
G09G5/22 630D
G06F3/0482
G06F3/14 310D
(21)【出願番号】P 2021572536
(86)(22)【出願日】2020-11-11
(86)【国際出願番号】 CN2020128166
(87)【国際公開番号】W WO2021143323
(87)【国際公開日】2021-07-22
【審査請求日】2021-12-07
(31)【優先権主張番号】202010060461.3
(32)【優先日】2020-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】万 世奇
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 欣欣
【審査官】滝谷 亮一
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-211892(JP,A)
【文献】特開2009-146371(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第109726380(CN,A)
【文献】特開2006-259944(JP,A)
【文献】国際公開第2017/134800(WO,A1)
【文献】特開2015-219893(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0481
G06F 40/177
G09G 5/30
G09G 5/22
G06F 3/0482
G06F 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することと、を含み、
前記第1情報
が記入されたセルと前記第2情報
が記入されたセルとは、同じ列識別子を有
し、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することは、
前記テーブルヘッダ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第1列識別子、および、前記ターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第2列識別子であって、前記第1列識別子と異なる第2列識別子を取得することと、
前記第1列識別子および前記第2列識別子のうちの順位が前の列識別子をテーブル情報表示の開始列識別子とすることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記開始列識別子から始め、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報をそれぞれ縦方向に表示することと、を含み、
前記第1情報が記入されたセルと前記第2情報が記入されたセルとは、同じ第3列識別子を有し、
前記第3列識別子の値の範囲は、前記開始列識別子から前記テーブルヘッダ行の最後のコンテンツを含んでいるセルに対応する列識別子までである、
テーブル情報の表示方法。
【請求項2】
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得する前に、
前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定し、前記テーブルヘッダ行の情報を取得することを更に含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定することは、
前記ターゲットテーブルの最初のn行が第1設定されたことを確定した場合、前記最初のn行からマージセルが存在しない行を第1ターゲット行として選択することと、
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数を取得し、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列であることと、
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と、基準行に含まれる有効列の数とを比較することと、
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することと、を含み、
nは正の整数であり、
前記第1設定は、背景色、凍結および選別のいずれか1種を含
み、前記選別は、前記ターゲットから、ユーザが自分も注目しているデータに基づいて選別された行を示すために用いられる、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第1プリセット値に等しい場合、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子を取得することと、
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子と前記基準行に含まれる有効列の識別子とを比較することと、
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていない場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することと、を更に含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1ターゲット行の数が第2プリセット値以上であり、且つ、各第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することは、
行識別子が最も小さい第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することを含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定することは、
前記ターゲットテーブルの先頭行からプリセット条件を満たす第2ターゲット行を探し始めることと、
前記第2ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することとを含み、
前記プリセット条件は、行にマージセルが存在せず、且つ、行に含まれる有効列の数が基準行に含まれる有効列の数以上であるという条件、または、行にマージセルが存在せず、行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第3プリセット値に等しく、且つ、行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていないという条件であり、
前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列である、
請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記開始列識別子に対応する第1情報が空である場合、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することは、
前記開始列識別子を前記第1情報とし、前記開始列識別子および前記開始列識別子に対応する第2情報を縦方向に表示することを含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項8】
前記第2情報が空である場合、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することは、
前記第1情報の下方にコンテンツを表示しないことを含む、
請求項
1に記載の方法。
【請求項9】
ユーザから入力された分類命令を取得し、前記分類命令に分類情報が含まれていることと、
前記分類情報が含まれているターゲット分類行を確定することと、
前記テーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲット分類行の第3情報を縦方向に表示することと、を更に含み、
前記第1情報
が記入されたセルと前記第3情報
が記入されたセルとは、同じ列識別子を有する、
請求項1から
8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
ユーザから入力された折り
たたみ命令を取得し、前記折り
たたみ命令にターゲット折り
たたみ情報が含まれていることと、
前記ターゲット折り
たたみ情報の状態を表示状態から非表示状態に修正することと、を更に含む、
請求項1から
8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれているように構成される第1取得モジュールと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示するように構成される第1表示モジュールと、を備え、
前記第1情報
が記入されたセルと前記第2情報
が記入されたセルとは、同じ列識別子を有
し、
前記第1取得モジュールは、
前記テーブルヘッダ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第1列識別子、および、前記ターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第2列識別子であって、前記第1列識別子と異なる第2列識別子を取得し、
前記第1列識別子および前記第2列識別子のうちの順位が前の列識別子をテーブル情報表示の開始列識別子とし、
前記行情報の表示命令に応じて、前記開始列識別子から始め、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報をそれぞれ縦方向に表示する、ように構成され、
前記第1情報が記入されたセルと前記第2情報が記入されたセルとは、同じ第3列識別子を有し、
前記第3列識別子の値の範囲は、前記開始列識別子から前記テーブルヘッダ行の最後のコンテンツを含んでいるセルに対応する列識別子までである、
テーブル情報の表示装置。
【請求項12】
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行すると、請求項1乃至
10のいずれか1項に記載のテーブル情報の表示方法を実現するプロセッサと、を備える、
電子機器。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1乃至
10のいずれか1項に記載のテーブル情報の表示方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本願は、2020年01月19日に中国専利局に提出された出願番号が202010060461.3である中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【0002】
[技術分野]
本開示は、テーブル情報の表示技術に関し、例えば、テーブル情報の表示方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
電子テーブルは、人々の日常作業におけるデータ処理に不可欠なツールである。人々のニーズの変化に伴い、オンライン電子テーブルは複数人の協力をサポートし、編集結果をクラウドにリアルタイムに記憶することができる。そのため、オンライン電子テーブルは市場で広く適用される。
【0004】
オンライン電子テーブルを例とし、情報表示の点で、オンライン電子テーブルは、通常、テーブル領域において様々なデータを直接表示する。しかし、オンライン電子テーブルのデータが多い場合、ユーザ機器の表示コンテンツが限られ、ユーザのデータ閲覧効率は低くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、関連技術におけるユーザのデータ閲覧効率が低いという技術的問題の解決を実現するためのテーブル情報の表示方法、装置、機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することとを含み、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
テーブル情報の表示方法を提供する。
【0007】
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれているように構成される第1取得モジュールと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示するように構成される第1表示モジュールとを備え、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
テーブル情報の表示装置を更に提供する。
【0008】
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、
前記コンピュータプログラムを実行すると、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていること、および、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することを実現するプロセッサと、を備え、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
電子機器を更に提供する。
【0009】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することとを実現し、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の一実施例に係るターゲットテーブルの模式図である。
【
図3】本発明の一実施例に係るターゲットコンテンツ行の行情報を縦方向に表示した後の模式図である。
【
図4】本発明の別の実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の別の実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図6】本発明の別の実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図7】本発明の別の実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図8】本発明の別の実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。
【
図9】本発明の一実施例に係るテーブル情報の表示装置の内部構造模式図である。
【
図10】本発明の一実施例に係る電子機器の内部構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例について説明する。図面に本開示のいくつかの実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現でき、ここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではない。本開示の図面および実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順序で実行されてもよいし、および/または並行に実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点で限られない。
【0013】
本発明で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与える。
【0014】
本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュールまたはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものではない。本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであり、限定的なものではなく、本明細書で特に明記されていない限り、「1つまたは複数」と理解すべきである。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージまたは情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージまたは情報の範囲を限定するためのものではない。
【0016】
下記方法の実施例の実行主体はテーブル情報の表示装置であってもよく、該装置は、ソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェア・ハードウェアの組み合わせの方式で電子機器の一部または全てとして実現できる。下記方法の実施例は、実行主体が電子機器であることを例として説明する。
【0017】
図1は、一実施例に係るテーブル情報の表示方法のフローチャートである。本実施例は、電子機器がターゲットテーブル内の行情報をどのように表示するかの過程に関する。
図1に示すように、該方法はS101~S102を含む。
【0018】
S101において、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれている。
【0019】
一実施例において、ターゲットコンテンツ行は、行情報の表示を行う必要があるコンテンツ行であり、ターゲットテーブル内の非テーブルヘッダ行である。ターゲットコンテンツ行の情報に、ターゲットコンテンツ行のセルの列識別子およびセル内の情報が含まれている。ここで、セル内の情報のタイプは、文字、数値、ピクチャおよびリンクアドレス等であってもよく、電子機器が取得するセル内の情報は、フォントタイプ(フォントタイプは、例えば、太字、下線、取り消し線、文字色および背景色等である)のような情報のフォーマットを含んでもよい。
【0020】
ユーザがターゲットテーブル内のいずれかのコンテンツ行をクリックすると、電子機器は、該コンテンツ行をターゲットコンテンツ行とし、該ターゲットコンテンツ行の行情報の表示命令を取得する。ユーザは、行情報の表示を行う必要がある1つまたは複数のターゲットコンテンツ行の識別子を直接入力し、電子機器に該1つまたは複数のターゲットコンテンツ行の行情報の表示命令を取得させてもよい。
【0021】
S102において、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示する。ここで、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ列識別子を有する。
【0022】
一実施例において、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行のセルの列識別子がA、BおよびCであることを例として説明し、ターゲットコンテンツ行の行情報の表示命令を取得した後、電子機器は、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行における列識別子Aのセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における列識別子Aのセル内の第2情報をそれぞれ縦方向に表示し、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行における列識別子Bのセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における列識別子Bのセル内の第2情報をそれぞれ縦方向に表示し、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行における列識別子Cのセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における列識別子Cのセル内の第2情報をそれぞれ縦方向に表示する。
【0023】
第1情報および第2情報を完全に電子機器のスクリーンに表示することができない場合、電子機器は、ユーザの上下スライド操作に応じて、表示されていない第1情報および表示されていない第2情報を表示する。
【0024】
実際の適用において、好ましくは、電子機器は、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行のセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における同じ列識別子を有するセル内の第2情報をカードに縦方向に表示することができる。ここで、該カードの幅は、電子機器のスクリーンの幅に合致でき、該カードの高さは、縦方向に表示される第1情報および第2情報の情報量に関連することができる。第1情報および第2情報を縦方向に表示する場合、縦方向に表示される第1情報および第2情報は、元の第1情報および元の第2情報の情報フォーマットを保留し続けることができる。例えば、元の第1情報に設定された太字、背景色、下線等を保留し続けることができる。第2情報のタイプがピクチャである場合、ピクチャを縦方向に表示する時、ピクチャの実際の表示スケールは、電子機器のスクリーンのサイズに応じて適応的に調整することができる。ユーザの閲覧習慣に合わせるために、左揃えの方式で第1情報および第2情報をカードに縦方向に表示することができる。
【0025】
一実施例において、電子機器は、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行のセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における同じ列識別子を有するセル内の第2情報を縦方向に表示すれば良く、縦方向に表示した後の現れ形式は、実際の適用のニーズに応じて対応して設定することができ、本実施例では、これについて限定しない。
【0026】
図2に示すターゲットテーブルを例として上記テーブル情報の表示過程について説明し、
図2に示すように、ターゲットテーブルは、テーブルヘッダ行および2行のコンテンツ行を含み、テーブルヘッダ行における複数のセル内の情報(即ち、テーブルヘッダ情報)は、「候補者」、「番号」、「氏名」および「連絡先」を含み、第1コンテンツ行におけるテーブルヘッダ行と同じ列識別子を有する複数のセル内の情報(即ち、テーブルヘッダ情報に対応する情報)は、「xxx」、「001」、「男」および「130229」を含み、第2コンテンツ行におけるテーブルヘッダ行と同じ列識別子を有する複数のセル内の情報(即ち、テーブルヘッダ情報に対応する情報)は、「xxx」、「002」、「女」および「130225」を含む。
【0027】
電子機器は、ユーザが第2コンテンツ行をクリックしたことを監視すると、第2コンテンツ行に対して行情報の表示を行う必要があることを知り、第2コンテンツ行の複数のセルの列識別子および複数のユニット内の情報を取得することができ、取得した第2コンテンツ行の情報は、A-xxx(A列に対応する情報がxxxである)、B-002(B列に対応する情報が002である)、C-女(C列に対応する情報が女である)、D-130225(D列に対応する情報が130225である)である。同時に、電子機器が取得したテーブルヘッダ行における複数のセルの列識別子と複数のセル内の情報との対応関係は、A-候補者、B-番号、C-性別、D-連絡先である。電子機器は、テーブルヘッダ行におけるA列のセル内の情報「候補者」および第2コンテンツ行におけるA列のセル内の情報「xxx」を縦方向に表示し、テーブルヘッダ行におけるB列のセル内の情報「番号」および第2コンテンツ行におけるB列のセル内の情報「002」を縦方向に表示し、テーブルヘッダ行におけるC列のセル内の情報「性別」および第2コンテンツ行におけるC列のセル内の情報「女」を縦方向に表示し、テーブルヘッダ行におけるD列のセル内の情報「連絡先」および第2コンテンツ行におけるD列のセル内の情報「130225」を縦方向に表示することで、
図3に示す表示形式を得る。
【0028】
本発明の実施例に係るテーブル情報の表示方法は、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得した後、電子機器が行情報の表示命令に応じて、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行およびターゲットコンテンツ行における同じ列識別子を有するセル内の第1情報および第2情報を縦方向に表示する。電子機器がターゲットテーブル内のターゲットコンテンツ行のセル内の第2情報および対応するテーブルヘッダ行のセル内の第1情報を縦方向に表示するため、ユーザは、ターゲットコンテンツ行のセル内の情報を閲覧する時、例えば、元々ターゲットテーブルの表示範囲内にないターゲットコンテンツ行のセル内の情報を閲覧する時、行情報の表示命令により直接ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行とターゲットコンテンツ行とを同時に閲覧することができ、ユーザの操作を簡略化し、データ閲覧の効率を向上させる。
【0029】
ターゲットコンテンツ行の行情報に対する表示を実現可能にするために、上記実施例の基に、好ましくは、上記S101の前に、該方法は、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定し、前記テーブルヘッダ行の情報を取得することを更に含む。
【0030】
一実施例において、テーブルヘッダ行の情報は、テーブルヘッダ行のセルの列識別子およびセル内の情報を含んでもよい。好ましい実施形態として、
図4に示すように、上記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定する過程は、S201~S204であってもよい。
【0031】
S201において、前記ターゲットテーブルの最初のn行が第1設定されたことを確定した場合、前記最初のn行からマージセルが存在しない行を第1ターゲット行として選択する。
【0032】
一実施例において、nは正の整数であり、前記第1設定は、背景色、凍結および選別のいずれか1種を含む。通常、ユーザは、ターゲットテーブル内の最初の2行で背景色、凍結および選別をオンにし、電子機器の処理性能を向上させるために、nの値は、実際のオン習慣を参照して設定することができ、好ましくは、nを2としてもよい。
【0033】
S202において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数を取得し、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列である。
【0034】
S203において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と、基準行に含まれる有効列の数とを比較する。
【0035】
好ましくは、S203の前に、電子機器は、ターゲットテーブルの全ての行から基準行を選択し、基準行に含まれる有効列の数を取得することができる。ここで、電子機器は、ターゲットテーブル内の全ての行における行識別子が最も大きい1行を基準行とすることができる。
【0036】
S204において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定する。
【0037】
好ましくは、前記第1ターゲット行の数が第2プリセット値以上であり、且つ、各前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数がいずれも前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することは、行識別子が最も小さい第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することを含む。例示的には、上記nが2に等しいことを例とし、電子機器は、ターゲットテーブルの最初の2行のそれぞれにいずれもマージセルが存在せず、且つ各行に含まれる有効列の数がいずれも基準行に含まれる有効列の数以上であることを確定した場合、先頭行をターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定する。
【0038】
前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数よりも小さい場合、上記実施例の基に、好ましくは、
図5に示すように、上記S203の後に、以下のS205~S207を更に含む。
【0039】
S205において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第1プリセット値に等しい場合、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子を取得する。
【0040】
S206において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子と前記基準行に含まれる有効列の識別子とを比較する。
【0041】
S207において、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていない場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定する。
【0042】
好ましくは、前記第1ターゲット行の数が第2プリセット値以上であり、各前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差がいずれも第1プリセット値に等しく、且つ各前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子にいずれも前記基準行の先頭列の識別子が含まれていない場合(即ち、各前記第1ターゲット行に含まれる有効列が前記基準行に含まれる有効列よりも先頭列だけ少ない)、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することは、行識別子が最も小さい第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することを含む。例示的には、上記nが2に等しく、第1プリセット値が1で、第2プリセット値が2であることを例とし、電子機器は、ターゲットテーブルの最初の2行のそれぞれに含まれる有効列が基準行に含まれる有効列よりも先頭列だけ少ないことを確定した場合、ターゲットテーブルの先頭行をターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定する。
【0043】
別の好ましくは実施形態として、
図6に示すように、上記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定する過程は、S301~S302であってもよい。
【0044】
S301において、前記ターゲットテーブルの先頭行からプリセット条件を満たす第2ターゲット行を探し始める。
【0045】
一実施例において、前記プリセット条件は、行にマージセルが存在せず、且つ、行に含まれる有効列の数が基準行に含まれる有効列の数以上であることであるか、または前記プリセット条件は、行にマージセルが存在せず、行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第3プリセット値に等しく、且つ、行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていないことであり、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列である。
【0046】
電子機器は、ターゲットテーブルの先頭行から始め、先頭行がプリセット条件を満たすか否かを判断し、満たす場合、先頭行は第2ターゲット行であり、満たさない場合、プリセット条件を満たす第2ターゲット行を見つけるまで先頭行の次の行がプリセット条件を満たす否かを判断し続ける。
【0047】
S302において、前記第2ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定する。
【0048】
本実施例において、電子機器は、ターゲットテーブルを第1設定するか否か、基準行の有効列の数、基準行の有効列の識別子およびターゲットテーブルの行にマージセルが存在するか否か等の複数の判断条件により、ターゲットテーブルの全ての行からテーブルヘッダ行を確定することができ、このように、複数の判断条件に基づいて確定されるテーブルヘッダ行の正確性は高く、後続のテーブルヘッダ行を基礎とするテーブル情報表示の正確性を確保する。
【0049】
実際の適用において、ターゲットテーブル内のテーブルヘッダ行またはターゲットコンテンツ行における先頭列または最初のいくつかの列のセル内にコンテンツがないという状況がある可能性があり、情報を縦方向に表示した後のインターフェース内に大きな面積の空白が現れることを回避するために、
図7に示す過程を参照してテーブル情報の表示を行うことができ、
図7に示すように、上記S102は、S401~S403を含んでもよい。
【0050】
S401において、前記テーブルヘッダ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第1列識別子および前記ターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第2列識別子を取得する。
【0051】
S402において、前記第1列識別子および前記第2列識別子のうちの順位が前の列識別子をテーブル情報表示の開始列識別子とする。
【0052】
S403において、前記行情報の表示命令に応じて、前記開始列識別子から始め、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報をそれぞれ縦方向に表示し、ここで、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ第3列識別子を有し、前記第3列識別子の値の範囲は、前記開始列識別子から前記テーブルヘッダ行の最後のコンテンツを含んでいるセルに対応する列識別子までである。
【0053】
前記開始列識別子に対応する第1情報が空である場合、開始列識別子に対応する第1情報および開始列識別子に対応する第2情報を縦方向に表示する時、前記開始列識別子を前記第1情報とし、前記開始列識別子および前記開始列識別子に対応する第2情報を縦方向に表示する。
【0054】
テーブルヘッダ行と同じ列識別子を有するターゲットコンテンツ行のセル内の第2情報が空である場合、該列識別子に対応する第1情報および第2情報を縦方向に表示する時、第1情報を表示し、前記第1情報の下方にコンテンツを表示しない。
【0055】
本実施例において、電子機器は、ターゲットテーブル内のテーブルヘッダ行およびターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの列識別子に基づいてテーブル情報で表示される開始列識別子を確定し、且つ、開始列識別子から始め、テーブルヘッダ行およびターゲットコンテンツ行の情報を対応して縦方向に表示し、テーブルヘッダ行およびターゲットコンテンツ行のセル内の情報をできるだけ電子機器のスクリーン内に表示させることができ、これにより、ユーザは、スクロールバーを上下にスライドすることで表示されていない情報を閲覧する必要がなく、データ閲覧の効率を向上させる。それと同時に、縦方向に表示されたインターフェース内に大きな面積の空白領域がなくなり、マンマシンインタラクションインターフェースの美観性を向上させる。
【0056】
実際の適用において、ターゲットテーブル内のデータが大きく、ユーザが自分の注目しているデータだけを選別したいため、電子機器は、
図8に示す過程を参照してテーブル情報の表示を行うことができ、
図8に示すように、該方法は、S501~S503を更に含む。
【0057】
S501において、ユーザから入力された分類命令を取得し、前記分類命令に分類情報が含まれている。
【0058】
一実施例において、分類情報は選別条件であり、時間で選別(例えば、今日更新する)してもよいし、氏名(私に関連する)等で選別してもよい。
【0059】
S502において、前記分類情報が含まれているターゲット分類行を確定する。
【0060】
一実施例において、ターゲットテーブルの全てのコンテンツ行から分類情報が含まれているコンテンツ行を選別し、該部分コンテンツ行をターゲット分類行とする。
【0061】
S503において、前記テーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲット分類行の第3情報を縦方向に表示する。ここで、前記第1情報の所在セルと前記第3情報の所在セルとは同じ列識別子を有する。
【0062】
一実施例において、S503における第1情報および第3情報をどのように縦方向に表示するかの過程は、上記実施例における第1情報および第2情報を縦方向に表示する過程を参照することができ、本実施例は、ここで説明を省略する。
【0063】
上記実施例の基に、好ましくは、該方法は、電子機器がユーザから入力されたターゲット折り情報が含まれている折り命令を取得し、前記折り命令に応じて、ターゲット折り情報の状態を表示状態から非表示状態に修正することを更に含んでもよい。
【0064】
同様に、電子機器は、ユーザから入力されたターゲット展開情報が含まれている展開命令を取得し、前記展開命令に応じて、ターゲット展開情報の状態を非表示状態から表示状態に修正することもできる。
【0065】
本実施例において、電子機器は、ユーザから入力された分類命令に応じて、分類情報が含まれているターゲット分類行の行情報を縦方向に表示することができ、ユーザの折り命令に応じて、縦方向に表示された第2情報を折り、且つ、ユーザの展開命令に応じて折られた第2情報を展開することもでき、マンマシンインタラクションの操作を大幅に豊かにし、マンマシンインタラクションの知能性を向上させる。
【0066】
図9は、一実施例に係るテーブル情報の表示装置の内部構造模式図である。
図9に示すように、該装置は、第1取得モジュール10と、第1表示モジュール11とを備える。
【0067】
一実施例において、第1取得モジュール10は、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれているように構成される。
【0068】
第1表示モジュール11は、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示するように構成され、ここで、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ列識別子を有する。
【0069】
本発明の実施例に係るテーブル情報の表示装置は、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得した後、電子機器が行情報の表示命令に応じて、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行のセル内の第1情報およびターゲットコンテンツ行における同じ列識別子を有するセル内の第2情報を縦方向に表示する。電子機器がターゲットテーブル内のターゲットコンテンツ行のセル内の第2情報および対応するテーブルヘッダ行のセル内の第1情報を縦方向に表示するため、ユーザは、ターゲットコンテンツ行のセル内の情報を閲覧する時、例えば、元々ターゲットテーブルの表示範囲内にないターゲットコンテンツ行のセル内の情報を閲覧する時、行情報の表示命令により直接ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行とターゲットコンテンツ行とを同時に閲覧することができ、ユーザの操作を簡略化し、データ閲覧の効率を向上させる。
【0070】
上記実施例の基に、好ましくは、該装置は、第1確定モジュールと第2取得モジュールとを更に備える。
【0071】
第1確定モジュールは、前記第1取得モジュール10がターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得する前に、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定するように構成される。
【0072】
第2取得モジュールは、前記テーブルヘッダ行の情報を取得するように構成される。
【0073】
上記実施例の基に、好ましくは、前記第1確定モジュールは、選択ユニットと、第1取得ユニットと、比較ユニットと、第1確定ユニットとを備える
【0074】
選択ユニットは、前記ターゲットテーブルの最初のn行が第1設定されたことを確定した場合、前記最初のn行からマージセルが存在しない行を第1ターゲット行として選択するように構成され、ここで、nは正の整数であり、前記第1設定は、背景色、凍結および選別のいずれか1種を含む。
【0075】
第1取得ユニットは、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数を取得するように構成され、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列である。
【0076】
比較ユニットは、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と、基準行に含まれる有効列の数とを比較するように構成される。
【0077】
第1確定ユニットは、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定するように構成される。
【0078】
上記実施例の基に、好ましくは、前記第1取得ユニットは、更に、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第1プリセット値に等しい場合、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子を取得するように構成される。
【0079】
比較ユニットは、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子と前記基準行に含まれる有効列の識別子とを比較するように構成される。
【0080】
第1確定ユニットは、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていない場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定するように構成される。
【0081】
上記実施例の基に、好ましくは、前記第1ターゲット行の数が第2プリセット値以上であり、且つ、各前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数がいずれも前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、第1確定ユニットは、行識別子が最も小さい第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定するように構成される。
【0082】
上記実施例の基に、好ましくは、第1確定モジュールは、前記ターゲットテーブルの先頭行からプリセット条件を満たす第2ターゲット行を探し始め、前記第2ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定するように構成され、ここで、前記条件は、行にマージセルが存在せず、且つ、行に含まれる有効列の数が基準行に含まれる有効列の数以上であり、または前記条件は、行にマージセルが存在せず、行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第3プリセット値に等しく、且つ、行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていないことであり、ここで、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列である。
【0083】
上記実施例の基に、好ましくは、第1表示モジュール11は、第2取得ユニットと、第2確定ユニットと、表示ユニットとを備える。
【0084】
第2取得ユニットは、前記テーブルヘッダ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第1列識別子および前記ターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第2列識別子を取得するように構成される。
【0085】
第2確定ユニットは、前記第1列識別子および前記第2列識別子のうちの順位が前の列識別子をテーブル情報表示の開始列識別子とするように構成される。
【0086】
表示ユニットは、前記行情報の表示命令に応じて、前記開始列識別子から始め、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報をそれぞれ縦方向に表示するように構成され、ここで、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ第3列識別子を有し、前記第3列識別子の値の範囲は、前記開始列識別子から前記テーブルヘッダ行の最後のコンテンツを含んでいるセルに対応する列識別子までである。
【0087】
上記実施例の基に、好ましくは、前記開始列識別子に対応する第1情報が空である場合、表示ユニットは、前記開始列識別子を前記第1情報とし、前記開始列識別子および前記開始列識別子に対応する第2情報を縦方向に表示するように構成される。
【0088】
上記実施例の基に、好ましくは、前記第2情報が空である場合、表示ユニットは、前記第1情報の下方にコンテンツを表示しないように構成される。
【0089】
上記実施例の基に、好ましくは、該装置は、第3取得モジュールと、第2確定モジュールと、第2表示モジュールとを備える。
【0090】
第3取得モジュールは、ユーザから入力された分類命令を取得し、前記分類命令に分類情報が含まれているように構成される。
【0091】
第2確定モジュールは、前記分類情報が含まれているターゲット分類行を確定するように構成される。
【0092】
第2表示モジュールは、前記テーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲット分類行の第3情報を縦方向に表示するように構成され、ここで、前記第1情報の所在セルと前記第3情報の所在セルとは同じ列識別子を有する。
【0093】
上記実施例の基に、好ましくは、該装置は、第4取得モジュールと修正モジュールとを備える。
【0094】
第4取得モジュールは、ユーザから入力された折り命令を取得し、前記折り命令にターゲット折り情報が含まれているように構成される。
【0095】
修正モジュールは、前記ターゲット折り情報の状態を表示状態から非表示状態に修正するように構成される。
【0096】
以下、
図10を参照し、本開示の実施例の実現に適した電子機器600の構造模式図を示す。本開示の実施例における電子機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Android Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(Personal Multimedia Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等のようなモバイル端末、およびデジタルテレビジョン(television、TV)、デスクトップ型コンピュータ等のような固定端末を含んでもよい。
図10に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0097】
図10に示すように、電子機器600は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)601を備えてもよく、処理装置601は、読み出し専用メモリ(Read-only Memory、ROM)602に記憶されたプログラム、または記憶装置608からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)603にロードされたプログラムに基づき、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM 603には、電子機器600の操作に必要な様々なプログラムおよびデータが更に記憶されている。処理装置601、ROM 602およびRAM 603は、バス604を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース605もバス604に接続されている。
【0098】
例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置606、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータ等を含む出力装置607、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置608、および通信装置609は、I/Oインターフェース605に接続することができる。通信装置609は、電子機器600が他の機器と無線または有線通信してデータを交換することを可能にする。
図10は、様々な装置を備える電子機器600を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多いまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
【0099】
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置609によりネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置608からインストールされてもよいし、ROM 602からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置601により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0100】
本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)またはフラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適当な組み合わせを含んでもよい。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用され得る、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドでまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号または上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、または上記の任意の適当な組み合わせを含む。
【0101】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0102】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、ターゲットテーブルの、ターゲットコンテンツ行の情報が含まれている行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示し、ここで、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ列識別子を有する。
【0103】
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたはサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)またはワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0104】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行に実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0105】
本開示の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ユニット自体を限定するものではない。
【0106】
本発明に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップのシステム(System-on-a-Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)等を含む。
【0107】
上記実施例に係るテーブル情報の表示装置、機器および記憶媒体は、本願のいずれかの実施例におけるテーブル情報の表示方法を実行することができ、該方法の実行に対応する機能モジュールおよび効果を備える。上記実施例に記載されていない技術詳細は、本願のいずれかの実施例におけるテーブル情報の表示方法を参照することができる。
【0108】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することと、を含み、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
テーブル情報の表示方法を提供する。
【0109】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行を確定し、前記テーブルヘッダ行の情報を取得することを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0110】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記ターゲットテーブルの最初のn行が第1設定されたことを確定した場合、前記最初のn行からマージセルが存在しない行を第1ターゲット行として選択し、nは正の整数であり、前記第1設定は、背景色、凍結および選別のいずれか1種を含むことと、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数を取得し、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列であることと、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と、基準行に含まれる有効列の数とを比較することと、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数が前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することとを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0111】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第1プリセット値に等しい場合、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子を取得することと、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子と前記基準行に含まれる有効列の識別子とを比較することと、前記第1ターゲット行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていない場合、前記第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することとを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0112】
前記第1ターゲット行の数が第2プリセット値以上であり、且つ、各前記第1ターゲット行に含まれる有効列の数がいずれも前記基準行に含まれる有効列の数以上である場合、本開示の1つまたは複数の実施例によれば、行識別子が最も小さい第1ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0113】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記ターゲットテーブルの先頭行からプリセット条件を満たす第2ターゲット行を探し始め、前記プリセット条件は、行にマージセルが存在せず、且つ、行に含まれる有効列の数が基準行に含まれる有効列の数以上であるという条件、または、行にマージセルが存在せず、行に含まれる有効列の数と前記基準行に含まれる有効列の数との差が第3プリセット値に等しく、且つ、行に含まれる有効列の識別子に前記基準行の先頭列の識別子が含まれていないという条件であり、前記有効列は、コンテンツを含んでいるセルの所在列であることと、前記第2ターゲット行を前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行として確定することとを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0114】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記テーブルヘッダ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第1列識別子および前記ターゲットコンテンツ行の最初のコンテンツを含んでいるセルの第2列識別子を取得することと、前記第1列識別子および前記第2列識別子のうちの順位が前の列識別子をテーブル情報表示の開始列識別子とすることと、前記行情報の表示命令に応じて、前記開始列識別子から始め、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行および前記ターゲットコンテンツ行における同じ第3列識別子を有するセル内の第1情報および第2情報をそれぞれ縦方向に表示し、前記第3列識別子の値の範囲は、前記開始列識別子から前記テーブルヘッダ行の最後のコンテンツを含んでいるセルに対応する列識別子までであることとを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0115】
前記開始列識別子に対応する第1情報が空である場合、本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記開始列識別子を前記第1情報とし、前記開始列識別子および前記開始列識別子に対応する第2情報を縦方向に表示することを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0116】
前記第2情報が空である場合、本開示の1つまたは複数の実施例によれば、前記第1情報の下方にコンテンツを表示しないことを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0117】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、ユーザから入力された分類命令を取得し、前記分類命令に分類情報が含まれていることと、前記分類情報が含まれているターゲット分類行を確定することと、前記テーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲット分類行の第3情報を縦方向に表示し、前記第1情報の所在セルと前記第3情報の所在セルとは同じ列識別子を有することとを更に含む、上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0118】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、ユーザから入力された折り命令を取得し、前記折り命令にターゲット折り情報が含まれていることと、前記ターゲット折り情報の状態を表示状態から非表示状態に修正することとを更に含む上述したテーブル情報の表示方法を提供する。
【0119】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれているように構成される第1取得モジュールと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示するように構成される第1表示モジュールであって、前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは同じ列識別子を有する第1表示モジュールと、
を備えるテーブル情報の表示装置を提供する。
【0120】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、
コンピュータプログラムを実行すると、ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていること、および、前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することを実現するプロセッサと、を備え、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
電子機器を提供する。
【0121】
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、
コンピュータプログラムが記憶され、
コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、
ターゲットテーブルの行情報の表示命令を取得し、前記行情報の表示命令にターゲットコンテンツ行の情報が含まれていることと、
前記行情報の表示命令に応じて、前記ターゲットテーブルのテーブルヘッダ行の第1情報および前記ターゲットコンテンツ行の第2情報を縦方向に表示することと、を実現し、
前記第1情報の所在セルと前記第2情報の所在セルとは、同じ列識別子を有する、
コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0122】
また、特定の順番で様々な操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。