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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-25
(45)【発行日】2023-08-02
(54)【発明の名称】包装用箱
(51)【国際特許分類】
   B65D 5/486 20060101AFI20230726BHJP
   B65D 5/481 20060101ALI20230726BHJP
   B65D 5/36 20060101ALI20230726BHJP
【FI】
B65D5/486
B65D5/481 Z
B65D5/36 B
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019081671
(22)【出願日】2019-04-23
(65)【公開番号】P2020179858
(43)【公開日】2020-11-05
【審査請求日】2022-04-11
(73)【特許権者】
【識別番号】391019500
【氏名又は名称】朝日印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095430
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 勲
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 信介
【審査官】二ッ谷 裕子
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-46191(JP,A)
【文献】特開2013-49473(JP,A)
【文献】特開2017-95167(JP,A)
【文献】実開昭63-183021(JP,U)
【文献】米国特許第2660361(US,A)
【文献】米国特許第3845898(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 5/486
B65D 5/481
B65D 5/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一枚の箱体形成片から形成される包装用箱であって、
第一の横面、正面、第二の横面及び背面で形成される箱体と、前記箱体の内側空間を区切る仕切部とを備え、
前記仕切部は、前記箱体の内側空間を前記背面に対して平行に3分割する中央仕切部を有し、前記中央仕切部は、前記背面に近い第一の中央仕切りと、前記正面に近い第二の中央仕切りとで構成され、前記第一の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとの間の空間を前記横面に対して平行に区切る正面側仕切部と、前記第一の中央仕切りと前記背面との間の空間を前記横面に対して平行に区切る背面側仕切部とを有しており、
前記箱体形成片は、前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面、前記背面及び糊付片が一列に順に連接され、前記糊付片の連接方向の端部のみに、前記仕切部になる部材を一体にした仕切部形成板が連接されており、
前記仕切部形成板は、前記糊付片に連続する第一の領域と、前記第一の領域の一端部に連続する第二の領域とを有し、前記第一の領域には、前記第一の領域の内側を折罫線で区切ることによって、前記第一及び第二の中央仕切りになる部材と、前記正面側仕切部になる部材と、第一の糊付部とが形成され、前記第二の領域には、前記第二の領域の内側を折罫線で区切ることによって、前記背面側仕切部になる部材と、第二及び第三の糊付部とが形成されており、
前記箱体形成片が立体的に組み立てられた状態で、前記糊付片が前記第一の横面の裏面に糊付けされて、前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面及び前記背面が連続し、前記第一の糊付部が前記第二の横面の裏面に糊付けされて、前記第一の中央仕切り及び前記第二の中央仕切りの各両端部が前記糊付片及び前記第一の糊付部によって各々支持され、前記正面側仕切部が前記第一の中央仕切りから前記正面に向かって突出し、その両端部が前記第一の中央仕切り及び前記第二の中央仕切りによって支持され、前記第二の糊付部が前記第一の中央仕切りに重なって糊付けされるとともに、前記第三の糊付部が前記背面の裏面に糊付けされて、前記背面側仕切部が前記第一の中央仕切りから前記背面に向かって突出し、その両端部が前記第二の糊付部及び前記第三の糊付部によって支持され、前記第二の中央仕切りと前記正面との間に前記仕切部のない空間が形成されることを特徴とする包装用箱。
【請求項2】
前記中央仕切部は、1つの前記第二の中央仕切りと、前記第二の中央仕切りの上部及び下部に配置された2つの前記第一の中央仕切りと備え、
前記正面側仕切部が2組設けられ、1組目の正面側仕切部は、一方の前記第一の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとに連続して支持され、2組目の正面側仕切部は、他方の前記第二の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとに連続して支持される請求項1記載の包装用箱。
【請求項3】
前記背面側仕切部が2組設けられ、1組目の前記背面側仕切部は、一方の前記第一の中央仕切りと前記背面とに連続して支持され、2組目の前記背面側仕切部は、他方の前記第一の中央仕切りと前記背面とに連続して支持される請求項2記載の包装用箱。
【請求項4】
前記包装用箱は、前記箱体形成片の折り畳み状態から、一列に連接された前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面及び前記背面を立体的に引き起こすと、前記中央仕切部、前記正面側仕切部及び前記背面側仕切部がワンタッチで立体に組み立てられる請求項1乃至3のいずれか記載の包装用箱。
【請求項5】
前記包装用箱は、前記箱体形成片の折り畳み状態から、一列に連接された前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面及び前記背面を立体的に引き起こすと、底部がワンタッチで組み立てられる請求項4記載の包装用箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数の同形の商品を各々区切って収容し、保管や運搬を行う包装用箱に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、紙製の一枚のシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片を折り曲げて糊付けし、ワンタッチで引き起こして組み立て可能な包装用箱がある。例えば、特許文献1に開示されているポケット付き中仕切り箱、特許文献2に開示されている包装用箱、及び特許文献3に開示されているチューブ用包装箱は、箱体内部に各容器類を小分けするための仕切部を備えている。各包装用箱の箱体形成片には、複数の側面が互いに連接されて設けられ、側面の連接方向に対して平行な端縁部に、仕切部が連接方向と直交して延設されている。そして、箱体形成片の各所の折り曲げと糊付けが完了した後に、箱体形成片を組み立てると、箱体内部に仕切部による多数の小分室が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実登2533316号公報
【文献】特開2016-130139号公報
【文献】特開2016-78914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記背景技術の場合、箱体形成片は、複数の側面の連接方向に対して平行な端部に、仕切部が、連接方向と直交して延設されているため、側面の連接方向に交差する長さが大きくなり、一枚のシートから効率よく箱体形成片のブランクを打ち抜くことができず、歩留りが良くないものである。また、複数の側面の連接方向に対して平行な端部には、箱体の蓋部や底部を形成する蓋片等も連続して設けられているため、仕切部の影響で、蓋部や底部を自由にデザインすることができないと言う問題もあった。
【0005】
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、箱体形成片の外形が一方向に長細く形成され、一枚のシートから効率よく箱体形成片を打ち抜くことができ歩留まりが向上する包装用箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、一枚の箱体形成片から形成される包装用箱であって、第一の横面、正面、第二の横面及び背面で形成される箱体と、前記箱体の内側空間を区切る仕切部とを備え、前記仕切部は、前記箱体の内側空間を前記背面に対して略平行に3分割する中央仕切部を有し、前記中央仕切部は、前記背面に近い第一の中央仕切りと、前記正面に近い第二の中央仕切りとで構成され、さらに、前記第一の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとの間の空間を前記横面に対して略平行に区切る正面側仕切部と、前記第一の中央仕切りと前記背面との間の空間を前記横面に対して略平行に区切る背面側仕切部とを有している包装用箱である。
【0007】
前記箱体形成片は、前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面、前記背面及び糊付片が一列に順に連接され、前記糊付片の連接方向の端部のみに、前記仕切部になる部材を一体にした仕切部形成板が連接されており、前記仕切部形成板は、前記糊付片に連続する第一の領域と、前記第一の領域の一端部に連続する第二の領域とを有し、前記第一の領域には、前記第一の領域の内側を折罫線で区切ることによって、前記第一及び第二の中央仕切りになる部材と、前記正面側仕切部になる部材と、第一の糊付部とが形成され、前記第二の領域には、前記第二の領域の内側を折罫線で区切ることによって、前記背面側仕切部になる部材と、第二及び第三の糊付部とが形成されている。
【0008】
前記箱体形成片が立体的に組み立てられた状態で、前記糊付片が前記第一の横面の裏面に糊付けされて、前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面及び前記背面が連続し、前記第一の糊付部が前記第二の横面の裏面に糊付けされて、前記第一の中央仕切り及び前記第二の中央仕切りの各両端部が前記糊付片及び前記第一の糊付部によって各々支持される。また、前記正面側仕切部が前記第一の中央仕切りから前記正面に向かって突出し、その両端部が前記第一の中央仕切り及び前記第二の中央仕切りによって支持される。また、前記第二の糊付部が前記第一の中央仕切りに重なって糊付けされるとともに、前記第三の糊付部が前記背面の裏面に糊付けされて、前記背面側仕切部が前記第一の中央仕切りから前記背面に向かって突出し、その両端部が前記第二の糊付部及び前記第三の糊付部によって支持される。そして、前記第二の中央仕切りと前記正面との間に、前記仕切部のない空間が形成される。
【0009】
前記中央仕切部は、1つの前記第二の中央仕切りと、前記第二の中央仕切りの上部及び下部に配置された2つの前記第一の中央仕切りと備え、前記正面側仕切部が2組設けられ、1組目の正面側仕切部は、一方の前記第一の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとに連続して支持され、2組目の正面側仕切部は、他方の前記第二の中央仕切りと前記第二の中央仕切りとに連続して支持される構成にすることができる。さらに、前記背面側仕切部が2組設けられ、1組目の前記背面側仕切部は、一方の前記第一の中央仕切りと前記背面とに連続して支持され、2組目の前記背面側仕切部は、他方の前記第一の中央仕切りと前記背面とに連続して支持される構成にすることができる。
【0010】
前記包装用箱は、前記箱体形成片の折り畳み状態から、一列に連接された前記第一の横面、前記正面、前記第二の横面及び前記背面を立体的に引き起こすと、前記中央仕切部、前記正面側仕切部及び前記背面側仕切部がワンタッチで立体に組み立てられる構成にすることが好ましい。合わせて底部がワンタッチで組み立てられる構成にすることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の包装用箱は、箱体を形成する部材(第一の横面、正面、第二の横面、背面等)と、箱体の内側空間を区切る仕切部を形成する部材(中央仕切部、正面側仕切部及び背面側仕切部等)とが一体に形成された箱体形成片から成り、箱体形成片は、第一の横面、正面、第二の横面、背面の連接方向の端部のみに、中央仕切部、正面側仕切部及び背面側仕切部等を一体にした仕切部形成板が連続して形成されるので、箱体形成片の外形が一方向に長細く形成され、一枚のシートから効率よく箱体形成片を打ち抜くことができ、歩留まりを向上させることができる。そして、組立状態で、仕切部と平行な正面との間に、仕切部のない空間が形成されているので、能書等の付属物の収納が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】この発明の第一実施形態の包装用箱の箱体形成片の展開図である。
図2】この発明の第一実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開図である。
図3】この発明の第一実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開図である。
図4】この発明の第一実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開図である。
図5】この発明の第一実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開図である。
図6】この発明の第一実施形態の包装用箱の部分破断斜視図である。
図7】この発明の第二実施形態の包装用箱の箱体形成片の展開図である。
図8】この発明の第二実施形態の包装用箱の組立工程を示す展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1図6はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の包装用箱10は、紙製のシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。図1は箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、四方の側面を構成する矩形の背面14,横面16,正面18,横面20が、互いに平行にこの順で連接して設けられている。背面14,横面16,正面18,横面20は、連接している幅方向は同じ長さであり、連接方向の長さは、背面14と正面18が長くて互いにほぼ等しく、横面16,20はやや短くて互いにほぼ等しい。背面14,横面16,正面18,横面20は、各々折罫線22,24,26で区切られている。
【0014】
背面14において、横面16の連接方向に対して直角な方向の一端部には、上蓋片28が折罫線30で区切られて設けられている。上蓋片28の、折罫線30と反対側の端部には、さらに差込片32が折罫線34で区切られて設けられている。背面14の、折罫線30とは反対側の端部には、第1底蓋片36が折罫線38で区切られて設けられている。第1底蓋片36は、折罫線38を下底とする台形状に形成され、折罫線38から折罫線38に対して平行な上底である端部36aまでの長さは、包装用箱10の組立状態で底部分の中心線付近位置する長さ、つまり横面16,20の約半分の幅に設けられている。端部36aの、横面16側の部分は、略三角形の底部糊付片40が折罫線42で区切られて設けられている。折罫線42は、折罫線38に対して交差する方向に設けられている。端部36aには底部糊付片40とは反対側の位置に、端部36aから外側に突出する小形の四角形状の第1底部差込片44が一体に設けられている。
【0015】
横面16の、背面14の折罫線30に隣接する端部には、台形状の上フラップ46が折罫線48で区切られて設けられている。横面16の、折罫線48とは反対側の端部には、略三角形状の底フラップ50が折罫線52で区切られて設けられている。底フラップ50の、背面14に隣接する傾斜した側縁部には、折罫線52に対して平行な端部を形成する段部54が設けられている。
【0016】
正面18の、横面16の折罫線48に隣接する端部18aには、何も設けられていない。端部18aの中心には、正面18の中心に向って逆台形状の破断線56が設けられている。端部18aと破断線56に囲まれた部分は開封部58であり、包装用箱10を閉鎖する際に差込片32に糊付けされるか上蓋片28にテープ等で止められる。正面18の、端部18aとは反対側の端部には、第1底蓋片36と同じ形状の第2底蓋片60が折罫線62で区切られて設けられている。第2底蓋片60は、折罫線62を下底とする台形状に形成され、折罫線62から折罫線62に対して平行な上底である端部60aまでの長さは、包装用箱10の組立状態で底部分の中心線付近位置する長さ、つまり横面16,20の約半分の幅に設けられている。端部60aの、横面20側の部分は、略三角形の底部糊付片64が折罫線66で区切られて設けられている。折罫線66は、折罫線62に対して交差する方向に設けられている。端部60aには底部糊付片64とは反対側の位置に、端部60aから外側に突出する小形の四角形状の第2底部差込片68が一体に設けられている。
【0017】
横面20の、正面18の端部18aに隣接する端部には、上フラップ46と同じ形状の上フラップ70が折罫線72で区切られて設けられている。横面20の、折罫線72とは反対側の端部には、略三角形状の底フラップ74が折罫線76で区切られて設けられている。
【0018】
背面14の、折罫線22とは反対側の側縁部には、包装用箱10の組立状態で横面20の裏面に糊付けされる糊付片78が折罫線80で区切られて設けられている。糊付片78は、折罫線80から離れるにつれて連接方向の幅が小さくなる台形状に形成されている。糊付片78の、折罫線80とは反対側の側縁部には、組立状態で仕切部になる仕切部形成板が連接されている。仕切部形成板は、糊付片78に連続する第一の領域と、第一の領域の一端部に連続する第二の領域とを有している。まず、第一の領域の構成を説明する。糊付片78の側縁部に、中央仕切部82が折罫線84で区切られて一体に連接して形成されている。中央仕切部82の、折罫線84とは反対側の側縁部には、包装用箱10の組立状態で横面16の裏面に糊付けされる糊付部86が折罫線88で区切られて設けられている。なお、折罫線88は折罫線84に対して平行である。
【0019】
中央仕切部82は、包装用箱10の組立状態で上方に位置する上部82aと、下方に位置する下部82bと、上部82aと下部82bの間に位置する中部82cに分割され、いずれも糊付部86と糊付片78との連接方向に細長く形成されている。
【0020】
上部82aの、折罫線84に隣接する端部には、矩形の糊付部90が設けられている。糊付部90は、折罫線84に対して平行な折罫線92で区切られている。糊付部90と中部82cの間は、折罫線84に対して直角に位置する切断線94で区切られている。つまり、糊付部90は、折罫線84,92と、中央仕切部82の上端部と、切断線94で囲まれた矩形である。折罫線92と折罫線88の間隔は、背面14の連接方向の長さとほぼ同じ長さである。
【0021】
上部82aと中部82cの間には、4つの正面側仕切部96が、切断線98と折罫線100で区切られて設けられている。まず、切断線94の、折罫線84と反対側の端部から、1つ目の切断線98aが上部82aの上端部に近づくように斜めに延出し、延出した先端はコの字形に折れ曲がり折罫線84と平行となる。また、切断線94の、折罫線84とは反対側の端部から、1つ目の折罫線100aが折罫線84に対して平行に下方に向かって所定長さに延出して設けられている。折罫線100aの、切断線94とは反対側の端部から、2つ目の切断線98bが設けられ、上部82aの上端部に近づくように斜めに延出し、1つ目の切断線98aの下方に向いた先端付近を通過して1つ目の切断線98aと同じ高さに延出し、延出した先端はコの字形に折れ曲がり折罫線84と平行となる。1つ目の切断線98aと、2つ目の切断線98bと、1つ目の折罫線100aで囲まれた部分が、1つ目の正面側仕切部96aとなる。なお、1つ目の切断線98aと2つ目の切断線98bの間は、切り残されている。2つ目の切断線98bの、折罫線100aと同じ高さ付近から、2つ目の折罫線100bが設けられ、2つ目の折罫線100bの端部から、3つ目の切断線98cが設けられている。2つ目の切断線98bと、3つ目切断線98cと、2つ目の折罫線100bで囲まれた部分が、2つ目の正面側仕切部96bとなる。これを繰り返し、同形状の4つの正面側仕切部96が区切られて設けられる。4つの正面側仕切片96は、折罫線84に対して直角に、並んで形成される。折罫線88に近い5つ目の切断線98dの先端は、コの字形に折れ曲がらず、直線であり、折罫線88に連続している。
【0022】
下部82bの、折罫線84に隣接する端部には、矩形の糊付部108が設けられている。糊付部108は、折罫線84に対して平行な折罫線110で区切られている。糊付部108と中部82cの間は、折罫線84に対して傾斜した切断線112で区切られている。切断線112は、折罫線84から離れるにつれて下方に向かうように傾斜している。下部82bの、折罫線84近傍の下端部も、折罫線84から離れるにつれて下方に向かうように傾斜している。つまり、糊付部108は、折罫線84,110と、中央仕切部82の下端部と、切断線112で囲まれた平行四辺形である。折罫線110は、折罫線92の延長線上の下方に位置し、折罫線110と折罫線88の間隔は、背面14の連接方向の長さとほぼ同じ長さである。
【0023】
中部82cと下部82bの間には、4つの正面側仕切部114が、切断線116と折罫線118で区切られて設けられている。まず、切断線112の、折罫線84と反対側の端部から、1つ目の切断線116aが下部82bの下端部に近づくように切断線112の延長線に沿って斜めに延出し、延出した先端はコの字形に折れ曲がって折罫線84と平行となる。また、切断線112の、折罫線84とは反対側の端部から、1つ目の折罫線118aが折罫線84に対して平行に上方に向かって所定長さに延出して設けられている。折罫線118aの、切断線94とは反対側の端部から、2つ目の切断線116bが設けられ、下部82bの下端部に近づくように斜めに延出し、1つ目の切断線116aの上方に向いた先端付近を通過して1つ目の切断線116aと同じ高さに延出し、延出した先端はコの字形に折れ曲がって折罫線84と平行となる。1つ目の切断線116aと、2つ目の切断線116bと、1つ目の折罫線118aで囲まれた部分が、1つ目の正面側仕切部114aとなる。なお、1つ目の切断線116aと2つ目の切断線116bの間は、切り残されている。2つ目の切断線116bの、折罫線118aと同じ高さ付近から、2つ目の折罫線118bが設けられ、2つ目の折罫線118bの端部から、3つ目の切断線116cが設けられている。2つ目の切断線116bと、3つ目切断線116cと、2つ目の折罫線118bで囲まれた部分が、2つ目の正面側仕切部114bとなる。これを繰り返し、同形状の4つの正面側仕切部114が区切られて設けられる。4つの正面側仕切部114は、折罫線84に対して直角に、並んで形成される。折罫線88に近い5つ目の切断線116dは、折罫線84に対して直角な直線であり、折罫線88に連続している。
【0024】
中央仕切部82の中部82cは、一方の端部は折罫線84に達し、他方の端部は、折罫線88の近傍で、折罫線88よりも少し折罫線84に近い位置にあり折罫線88に対して平行な切断線102に達している。折罫線84と切断線102の間には、補強用の罫線104が設けられている。折罫線88の、切断線98dと切断線116dの間は途切れている。糊付部86は、折罫線88と切断線98dと切断線116d、切断線102で囲まれた凸型に形成される。
【0025】
次に、仕切部形成板の第二の領域の構成を説明する。中央仕切部82の、上部82aの糊付部90以外の上端部には、変形した四角形の糊付部120が折罫線122で区切られて設けられている。糊付部120の、折罫線122とは反対側の端部120aには、4つの背面側仕切部124が並んで設けられている。背面側仕切部124は、折罫線122に対して略直角な直線の切断線126と、S字形に湾曲する曲線の切断線128で区切られて設けられている。まず糊付部120の、端部120aの糊付部90に近い端部からS字状の曲線の側縁部が連続して形成され、側縁部より少し折罫線92から離れた位置に設けられ折罫線92に対して平行な直線の1つ目の切断線126aが設けられ、切断線126aの先端部に達し、1つ目の背面側仕切部124aとなる。背面側仕切部124aの基端部付近から、S字状の曲線である1つ目の切断線128が形成され、切断線126aを通過して折罫線92からより離れた位置に延出し、2つ目の切断線126bの先端部に達し、1つ目の切断線128と2つ目の切断線126bで囲まれた部分は、2つ目の背面側仕切部124bとなる。これを繰り返し、同形状の4つの背面側仕切部124が区切られて設けられる。4つの背面側仕切部124は、折罫線84に対して直角に、並んで形成される。4つの背面側仕切部124の周囲には、糊付部130が連続して設けられている。糊付部130は、4つの背面側仕切部124の、糊付部120とは反対側と、折罫線92とは反対側に連続するL字形であり、隣接する背面側仕切部124の間の細長い部分も糊付部130の一部となっている。
【0026】
次に、この実施形態の包装用箱10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図1が包装用箱10の箱体形成片12の表面を見たものであり、箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
【0027】
まず、糊付部120の裏面に糊132を塗布し、折罫線122を正折りして、図2に示すように、糊付部120を中央仕切部82の上部82aの裏面に糊付けする。なお、図2は、組み立て工程がわかるように裏面を見た図である。次に、糊付部130の表面に糊134を塗布し、糊付部90と糊付部108の裏面に、各々糊136を塗布し、折罫線84を正折りして、図3に示すように、糊付部90と糊付部108は糊付片78の裏面に糊付けされ、糊付部130は背面14の裏面に糊付けされる。次に、折罫線38,52,62,76を正折りし、さらに折罫線42,66を逆折りし、図4に示すように、底部糊付片40,64の裏面に糊138を各々塗布し、糊付部86の表面にも糊140を塗布する。
【0028】
折罫線22を正折りして、図5に示すように、糊付部86は横面16の裏面に糊付けされ、底部糊付片40は底フラップ50の表面に糊付けされる。さらに、糊付片78の表面に糊142を塗布し、折罫線26を正折りし、糊付片78は横面20の裏面に糊付けされ、底部糊付片64は底フラップ74の表面に糊付けされる。これにより、箱体形成片12は折り畳み状態となり、この状態で箱体形成片12による折り畳み状態の包装用箱10が、商品である収容物を包装する工場へ出荷される。なお、糊付けと折る順番は、上記以外でも良い。
【0029】
次に、収容物を収容し包装する工場において、折罫線22,24,26,80を各々90°に正折りして四角形の箱体にする。この時、中央仕切部82の上部82aと下部82bは、側方の折罫線92,110が90°に逆折りされ、他方の折罫線88が90°に正折りされ、背面14と正面18の間に、箱体の背面14に近い位置に、背面14に対して平行に立設される。そして中央仕切部82の中部82cは、上部82aと下部82bから離れ、正面18に近い位置に上部82aと下部82bに対して平行に立設される。中部82cの一方の端部は糊付片78により横面20に糊付けされ、他方の端部は糊付部86により横面16に糊付けされる。中部82cと上部82aの間には、4つの正面側仕切部96が、中部82cと上部82aに対して略直角に折り曲げられて立体的になり、中部82c(第二の中央仕切り)と上部82a(第一の中央仕切り)の間の空間を5等分する。また、中部82cと下部82bの間には、4つの正面側仕切部114が、中部82cと上部82aに対して略直角に折り曲げられて立体的になり、中部82c(第二の中央仕切り)と下部82b(第一の中央仕切り)の間の空間を5等分する。正面側仕切部96,114は、上下方向に互いに一致している。
【0030】
中央仕切部82の上部82aの裏面には、糊付部120が糊付けされ、背面14の裏面には、糊付部130が糊付けされ、糊付部120と糊付部130の間には、4つの背面側仕切部124が、糊付部120に対して略直角に折り曲げられて立体的になり、糊付部120と糊付部130の間の空間、つまり中央仕切部82の上部82a及び下部82c(第一の中央仕切り)と背面14の間の空間を5等分する。正面側仕切部96,114と、背面側仕切部124は、中央仕切部82の上部82a及び下部82c(第一の中央仕切り)を挟んで互いに一致した位置にある。
【0031】
包装用箱10を箱体に組み立てる時、第1底蓋片36の底部糊付片40は底フラップ50に、第2底蓋片60の底部糊付片64は底フラップ74に糊付けされているため、二つ折りされていた折罫線38,52,62,76は自動的に引き起こされてほぼ90°に開き、ワンタッチで底部が形成される。そして、第1底部差込片44は第2底蓋片60の裏面に差し込まれて重なり、第二底部差込片68は第1底蓋片36の裏面に差し込まれて重なり、互いに係止される。これにより底部が確実に係止され箱体の底部の形状を保ち、折り畳み状態に戻ることを防ぎ、図6に示す組立状態となる。底フラップ50には段部54が設けられているため、中央仕切部82が立体に組み立てられる際に下部82bの下端部が通過する位置を避け、円滑に組み立てることができる。
【0032】
そして、中央仕切部82、正面側仕切部96,114、背面側仕切部124、背面14により10等分された空間に各々商品を収容する。中央仕切部82の中部82cと、正面18の間の空間には、仕切部のない空間が形成され、商品についての情報が記載された説明書等を収容することができる。そして、上フラップ46,70を各々折罫線48,72で90°に正折りし、さらに折罫線30で上蓋片28を90°に正折りし、差込片32を折罫線34で90°に正折りし、正面18の裏面に沿って差し込む。正面18の開封部58と差込片32を糊付けし、包装が完了する。
【0033】
包装用箱10に収容された商品を使用する際は、正面18の開封部58を押して破断線56を切断し、差込片32を引き上げて上蓋片28を開いて開封する。
【0034】
この実施形態の包装用箱10は、箱体を形成する部材(背面14、横面16,20、正面18)と、箱体の内側空間を区切る仕切部を形成する部材(中央仕切部82、正面側仕切部96、背面側仕切部124)とが一体に形成された箱体形成片12から成り、箱体形成片12は、背面14、横面16,20、正面18の連接方向の端部のみに、中央仕切部82、正面側仕切部96及び背面側仕切部124等を一体にした仕切部形成板が連続して形成される。そのため、箱体形成片12の外形が一方向に長細く形成され、一枚のシートから効率よく箱体形成片12を打ち抜くことができ、歩留まりを向上させることができる。中央仕切部82、正面側仕切部96及び背面側仕切部124は、上蓋片28や第1底蓋片36、第2底蓋片60等、蓋部や底部を形成する部分に連続せず、また隣接もしていないため、蓋部や底部を自由にデザインすることができる。正面側仕切部96,114と、背面側仕切部124と、中央仕切部82とで10等分された空間に各々商品を確実に収容することができ、商品同士が接触することが無く、緩衝性が高い。また、中央仕切部82の中部82c(第二の中央仕切り)と正面18の間の空間には、商品についての情報が記載された説明書等を収容することができ、コンパクトになり、また包装用箱10を開封した時に利用者が見つけやすい。中央仕切部82の中部82cには、補強用の罫線104が設けられているため、中央仕切部82が湾曲することが無く、商品を入れやすい。底フラップ50には段部54が設けられているため、中央仕切部82が立体に組み立てられる際に中央仕切部82の下部82bが当たることがなく、円滑に組み立てることができる。
【0035】
次にこの発明の第二実施形態について図7図8に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の包装用箱150は、紙製のシートを打ち抜いて形成された箱体形成片152を組み立てて設けられている。図7は箱体形成片152を表面から見た展開図であり、箱体形成片152は、矩形の背面14,横面16,正面18,横面20が、互いに平行にこの順で連接して形成されている。
【0036】
背面14の側縁部には、包装用箱150の組立状態で横面20の裏面に糊付けされる糊付片78が連接して形成され、糊付片78の側方に、組立状態で仕切部になる仕切部形成板が連接されている。仕切部形成板は、糊付片78に連続する第一の領域と、第一の領域の一端部に連続する第二の領域とを有している。第一の領域は、糊付片78の側縁部に、中央仕切部82が形成されている。中央仕切部82は、包装用箱150の組立状態で上方に位置する上部82aと、下方に位置する下部82bと、上部82aと下部82bの間に位置する中部82cに分割され、上部82aと中部82cの間には、4つの正面側仕切部96が、切断線98と折罫線100で区切られて設けられている。中部82cと下部82bの間には、4つの正面側仕切部114が、切断線116と折罫線118で区切られて設けられている。
【0037】
第二の領域は、中央仕切部82の、上部82aの上端部には、変形した四角形の糊付部120が折罫線122で区切られて設けられている。糊付部120の、折罫線122とは反対側の端部120aには、4つの背面側仕切部154が並んで設けられている。背面側仕切部154は正面側仕切部96,114とほぼ同じ形状であり、3つの切断線156と4つの折罫線158で区切られて設けられ、4つの背面側仕切部154が折罫線122に対して平行に、並んで形成されている。背面側仕切部154の、折罫線122とは反対側の端部は、糊付部160が設けられている。糊付部160は、折罫線122に対して平行な方向に長い矩形であり、糊付部86に近い側縁部は、幅広になり、面積が大きい。糊付部160の、背面側仕切部154とは反対側の端部には、背面側仕切部162が4つ並んで設けられている。背面側仕切部162は背面側仕切部154とほぼ同じ形状であり、3つの切断線164と4つの折罫線166で区切られて設けられ、4つの背面側仕切部162が折罫線122に対して平行に、並んで形成されている。背面側仕切部162の、糊付部160とは反対側の端部には、糊付部168が設けられている。糊付部168は、折罫線122に対して平行な方向に長い矩形である。
【0038】
次に、この実施形態の包装用箱150の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図7が包装用箱150の箱体形成片152の表面を見たものであり、箱体形成片152の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
【0039】
まず、糊付部120,168の裏面に糊132,糊170を塗布し、折罫線122を正折りして、図8に示すように、中央仕切部82の上部82aの裏面に糊付部120が糊付けされ、下部82bの裏面に糊付部168が糊付けされる。なお、図8は、組み立て工程がわかるように裏面を見た図である。次に、糊付部160の表面に糊135を塗布し、糊付部90と糊付部108に、各々糊136を塗布し、折罫線84を正折りする。糊付部90と糊付部108は糊付片78の裏面に糊付けされ、糊付部160は背面14の裏面に糊付けされる。次に、図4に示す第一実施形態の包装用箱10と同様に、折罫線38,52,62,76を正折りし、さらに折罫線42,66を逆折りし、底部糊付片40,64の裏面に糊138を各々塗布する。糊付部86にも糊140を塗布する。折罫線22を正折りして、糊付部86は横面16の裏面に糊付けされ、底部糊付片40は底フラップ50の表面に糊付けされる。さらに、図5に示す第一実施形態の包装用箱10と同様に、糊付片78の表面に糊142を塗布し、折罫線26を正折りし、糊付片78は横面20の裏面に糊付けされ、底部糊付片64は底フラップ74の表面に糊付けされる。これにより、箱体形成片152は折り畳み状態となり、この状態で箱体形成片152による折り畳み状態の包装用箱150が、商品である収容物を包装する工場へ出荷される。
【0040】
次に、収容物を収容し包装する工場において、折罫線22,24,26,80を各々90°に正折りして四角形の箱体にする。この時、中央仕切部82の上部82aと下部82bは、側方の折罫線92,110が90°に逆折りされ、他方の折罫線88が90°に正折りされ、背面14と正面18の間に、箱体の背面14に近い位置に、背面14に対して平行に立設される。そして中央仕切部82の中部82cは、上部82aと下部82bから離れ、一方の端部は糊付片78により横面20に糊付けされ、他方の端部は糊付部86により横面16に糊付けされる。中部82cと上部82aの間には、4つの正面側仕切部96が立体的になり、中部82c(第二の中央仕切り)と上部82a(第一の中央仕切り)の間の空間を5等分する。また、中部82cと下部82bの間には、4つの正面側仕切部114が立体的になり、中部82cと下部82bの間の空間を5等分する。正面側仕切部96,114は、上下方向に一致している。
【0041】
中央仕切部82の上部82aの裏面には、糊付部120が糊付けされ、糊付部160は背面14に糊付けされ、糊付部120と糊付部160の間には、4つの背面側仕切部154が、糊付部120,160に対して略直角に折り曲げられて立体的になり、糊付部120と糊付部160の間の空間、つまり中央仕切部82の上部82a及び下部82c(第一の中央仕切り)と背面14の間の空間を5等分する。また、中央仕切部82の下部82bの裏面には、糊付部168が糊付けされ、糊付部160と糊付部168の間には、4つの背面側仕切部162が、糊付部160,168に対して略直角に折り曲げられて立体的になり、糊付部160と糊付部168の間の空間、つまり中央仕切部82の上部82a及び下部82c(第一の中央仕切り)と背面14の間の空間を5等分する。背面側仕切部154,162は、上下方向に互いに一致している。
【0042】
そして、正面側仕切部96,114、背面側仕切部154,162、及び中央仕切部82、背面14により10等分された空間に各々商品を収容する。中央仕切部82の中部82cと、正面18の間の空間には、上記実施形態と同様に、仕切部のない空間が形成され、商品についての情報が記載された説明書等を収容することができる。そして、上フラップ46,70を各々折罫線48,72で90°に正折りし、さらに折罫線30で上蓋片28を90°に正折りし、差込片32を折罫線34で90°に正折りし、正面18の裏面に沿って差し込む。正面18の開封部58と差込片32を糊付けし、包装が完了する。
【0043】
この実施形態の包装用箱150によれば、上記実施の形態と同様の効果を有するものである。背面側仕切部154,162が小形であり、弱い力でも容易に立体的に引き起こすことができる。
【0044】
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各仕切部の形状や数は、適宜変更可能である。箱体形成片において、中央仕切部糊付けされる第二の糊付部と背面側仕切部の位置は、中央仕切部の上端部以外に、下端部や、糊付片とは反対側の糊付部等に連続して設けられてもよい。上蓋片や底蓋片、各フラップ等の形状や大きさ、数等、自由に変更することができる。収容物として、種々の物品に使用することができ、収容物の大きさや収容する数に合わせて仕切部の数を適宜変更することができる。箱体形成片の素材は、紙以外に合成樹脂や合成樹脂と紙を積層したもの等、自由に選択可能である。折罫線や補強用の罫線の本数や長さも、適宜変更可能であり、折罫線は、折り曲げやすくするために破断線等で設けてもよい。
【符号の説明】
【0045】
10,150 包装用箱
12,152 箱体形成片
14 背面
16 横面(第二の横面)
18 正面
20 横面(第一の横面)
40,64,78 糊付片
82 中央仕切部
82a 上部(第一の中央仕切り)
82b 下部(第一の中央仕切り)
82c 中部(第二の中央仕切り)
96,114 正面側仕切部
98,116,128,126,156,164 切断線
100,118,122,158,166 折罫線
86 糊付部(第一の糊付部)
90,108 糊付部
120,168 糊付部(第二の糊付部)
124,154,162 背面側仕切部
130,160 糊付部(第三の糊付部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8