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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-26
(45)【発行日】2023-08-03
(54)【発明の名称】立体シール及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   G09F 3/02 20060101AFI20230727BHJP
   B32B 3/30 20060101ALI20230727BHJP
   B32B 15/08 20060101ALI20230727BHJP
   B32B 15/09 20060101ALI20230727BHJP
   G09F 3/10 20060101ALI20230727BHJP
【FI】
G09F3/02 G
G09F3/02 W
B32B3/30
B32B15/08 L
B32B15/08 E
B32B15/09 Z
G09F3/02 B
G09F3/10 A
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020027434
(22)【出願日】2020-02-20
(65)【公開番号】P2021131492
(43)【公開日】2021-09-09
【審査請求日】2022-03-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000002495
【氏名又は名称】グローブライド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100140822
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 光広
(72)【発明者】
【氏名】西川 太
(72)【発明者】
【氏名】坂田 尚弘
(72)【発明者】
【氏名】山田 直祐
【審査官】小池 俊次
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-147096(JP,A)
【文献】特開2014-180760(JP,A)
【文献】特開2001-075479(JP,A)
【文献】特開平09-248100(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 3/02
G09F 3/10
B32B 1/00-43/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一部に凸部を含むUV樹脂の層と、
該UV樹脂の層の、該凸部とは反対側に形成される糊の層と、
該UV樹脂の層の、該凸部側に形成される金属箔の層と、を備え、
前記凸部は、1又は複数の凸部で構成され、前記凸部を形成する面の少なくとも一部が平面であることを特徴とする立体シール。
【請求項2】
前記金属箔の層の、該UV樹脂の層とは反対側に形成される保護層をさらに備える、請
求項1に記載の立体シール。
【請求項3】
前記保護層の、前記金属箔の層と反対側に形成されるアプリケーションの層をさらに備
える、請求項2に記載の立体シール。
【請求項4】
前記凸部を形成する2つの面が交差する角度は、60°から160°までの範囲の角度
である、請求項1から3までのいずれか1項に記載の立体シール。
【請求項5】
前記凸部を形成する2つの面のそれぞれは、平面若しくは曲面である、請求項1から4までのいずれか1項に記載の立体シール。
【請求項6】
前記凸部を形成する2つの面のそれぞれは、2つ以上の平面、2つ以上の曲面若しくは
平面及び曲面を含む、請求項1から4までのいずれか1項に記載の立体シール。
【請求項7】
前記2つ以上の凸部の高さは異なる、請求項に記載の立体シール。
【請求項8】
前記凸部の頂部は、直線若しくは平面である、請求項1からまでのいずれか1項に記
載の立体シール。
【請求項9】
前記UV樹脂の層と、前記糊の層との間にPETシートの層を含む、請求項1からまでのいずれか1項に記載の立体シール。
【請求項10】
一部に凸部を含むUV樹脂の層を形成し、
該UV樹脂の層の、該凸部とは反対側に糊の層を形成し、
該UV樹脂の層の、該凸部が形成される側に金属箔の層を形成し、
該金属箔の層の、該UV樹脂の層とは反対側に保護層を形成し、
該保護層の、該金属箔の層と反対側にアプリケーションの層を形成するものであり、前記凸部は、1又は複数の凸部で構成されることを特徴とする立体シールの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立体シール及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、商品や容器等に貼付けられるシール、ステッカーないしラベル(以下、シールという)など多種多様なものが様々な分野で使用されている。
【0003】
このようなシールとして、例えば、美感を高めるため、シールの印刷された基盤表面に合成樹脂を積層し、立体的としたシールが開示されている。
【0004】
また、特許文献1には、基材の一方の面の少なくとも一部にエンボスパターンが賦型されてなるエンボス部が設けられており、そのエンボス部上には、角度依存のカラーシフトを呈する光干渉顔料を含むカラーシフト効果層が設けられている偽造防止媒体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2008-80609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
通常、スクリーン印刷等により立体的なシールを形成することができる。しかしながら、そのような立体的なシールでは、所定の厚みを持たせることができるものの、その表面が凡そ平面状となってしまい、立体的な美感を発揮させることが実際上難しいという問題があった。
【0007】
本発明の目的の一つは、立体的な美感を発揮させることが可能な立体シール及びその製造方法を提供することにある。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る立体シールは、少なくとも一部に凸部を含むUV樹脂の層と、該UV樹脂の層の、該凸部とは反対側に形成される糊の層と、該UV樹脂の層の、該凸部側に形成される金属箔の層と、を備え、前記凸部を形成する面の少なくとも一部が平面であるよう構成される。
【0009】
本発明の一実施形態に係る立体シールは、該金属箔の層の、該UV樹脂の層とは反対側に形成される保護層をさらに備えるよう構成される。
【0010】
本発明の一実施形態に係る立体シールは、該保護層の、該金属箔の層と反対側に形成されるアプリケーションの層をさらに備えるよう構成される。
【0011】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該凸部を形成する2つの面が交差する角度は、60°から160°までの範囲の角度であるよう構成される。
【0012】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該凸部を形成する2つの面のそれぞれは、平面若しくは曲面であるよう構成される。
【0013】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該凸部を形成する2つの面のそれぞれは、2つ以上の平面、2つ以上の曲面若しくは平面及び曲面を含むよう構成される。
【0014】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該凸部は、2つ以上の凸部で構成される。
【0015】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該2つ以上の凸部の高さは異なるよう構成される。
【0016】
本発明の一実施形態に係る立体シールにおいて、該凸部の頂部は、直線若しくは平面であるよう構成される。
【0017】
本発明の一実施形態に係る立体シールは、該UV樹脂の層と該糊の層との間にPETシートの層を含むよう構成される。
【0018】
本発明の一実施形態に係る立体シールの製造方法は、少なくとも一部に凸部を含むUV樹脂の層を形成し、該UV樹脂の層の、該凸部とは反対側に糊の層を形成し、該UV樹脂の層の、該凸部が形成される側に金属箔の層を形成し、該金属箔の層の、該UV樹脂の層とは反対側に保護層を形成し、該保護層の、該金属箔の層と反対側にアプリケーションの層を形成する各ステップを備える。
【発明の効果】
【0019】
本発明の上記各実施形態によれば、シール表面が立体的となる構造とし、角度により光の反射方向を異ならしめることで、平面構造では困難な立体的な美感を発揮させることが可能な立体シール及びその製造方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図2】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図3】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図4】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図5】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図6】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
図7】本発明の一実施形態に係る立体シールの断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明に係る立体シールの実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。複数の図面において共通する構素には当該複数の図面を通じて同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
【0022】
図1は、本発明に係る立体シールの一実施形態を示す図である。図示のように、本発明の一実施形態による立体シール1は、離型シート11の上に形成され、下層から糊の層2と、PETシートの層3と、UV樹脂の層4と、金属箔の層5と、保護層6と、アプリケーション7と、を備えるよう構成される。図示の例では、立体シールは中央領域が突出した凸部10(凸状ないし山型に形成された部分)が形成されている。
【0023】
本発明の一実施形態に係る立体シール1は、少なくとも一部に凸部10を含むUV樹脂の層4と、該UV樹脂の層4の、該凸部10とは反対側に形成される糊の層2と、該UV樹脂の層4の、該凸部10側に形成される金属箔の層5と、を備え、前記凸部を形成する面の少なくとも一部が平面であるよう構成される。ここで、当該凸部を形成する面は、2面若しくはそれ以上の面で構成される。
【0024】
ここで、UV樹脂として、アクリレートやエポキシを用いることができ、また、UV樹脂に代えて、熱硬化性樹脂を用いることもできる、その場合、ポリウレタンやエポキシを用いることができる。このような樹脂を用いる理由は、柔軟性及び形状作製がより容易だからである。また、糊として、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、ウレタン系粘着剤を用いることができるがこれらに限られない。さらに、金属箔として、アルミ箔、金箔、銀箔を用いることができるがこれらに限られない。金属箔の役割としては、光輝性があり、視認性、作業性に有用である。
【0025】
本発明の一実施形態に係る立体シール1により、シール表面が立体的となる構造とし、角度により光の反射方向を異ならしめることで、平面構造では困難な立体的な美感を発揮させることが可能な立体シールを提供することが可能となる。
【0026】
本発明の一実施形態に係る立体シール1は、該金属箔の層5の、該UV樹脂の層とは反対側に形成される保護層6をさらに備えるよう構成される。これにより、金属箔の層5の腐食等を防止することが可能となる。
【0027】
本発明の一実施形態に係る立体シール1は、該保護層6の、該金属箔5の層と反対側に形成されるアプリケーションの層7をさらに備えるよう構成される。このアプリケーションの層7は、保護層6の保護の役割を果たし、その材料として、PETやテトロン(透明)を用いることができる。これにより、貼付けが可能となる。
【0028】
本発明の一実施形態に係る立体シール1は、該UV樹脂の層4と該糊の層2との間にPETシートの層3を含むよう構成される。このPETシートの層3は、シールに厚みをもたらす役割を果たし、その材料として、PETやテトロン(透明)を用いることができる。これにより、UV盛り、すなわち、より立体的な形状を付与することが可能となる。
【0029】
本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10を形成する2つの面が交差する角度Aは、60°から160°までの範囲の角度であるよう構成される(図1に示す角度A)。図1の例では、該凸部10を形成する2つの面が交差する角度は、120°程度に形成されている。
【0030】
本発明の一実施形態に係る立体シール1により、シール表面が立体的となる構造とし、角度により光の反射方向を異ならしめることで、平面構造では困難な立体的な美感を発揮させることが可能な立体シールを提供することが可能となる。また、このような態様により、シール側面への引っ掛かりを抑制でき、シールの剥がれや傷付きを低減することも可能となる。また、シール上に塗料を塗布した場合、シール側面部にも塗料を塗着し易くなるという利点もある。
【0031】
特に、該凸部10を形成する2つの面が交差する角度Aは、60°から160°までの範囲の角度であるよう構成されることで、陰影や塗装密着の点でより良好であることも判った。
【0032】
本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10を形成する2つの面のそれぞれは、平面若しくは曲面であるよう構成される。
【0033】
本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10を形成する2つの面のそれぞれは、2つ以上の平面、2つ以上の曲面若しくは平面及び曲面を含むよう構成される。後述する図7に示すように、該凸部10を形成する2つの面のそれぞれは、2つ以上の平面から形成されていることが判る。
【0034】
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る立体シール1について説明する。本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10は、2つ以上の凸部で構成される。より具体的には、図2に示すように、本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10は、2つの凸部12、13により形成され各凸部は山型に形成されているが、3つ以上の凸部を備えるよう構成してもよい。
【0035】
本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該2つ以上の凸部10の高さは異なるよう構成される。図2の例では、2つの凸部12、13の頂部の高さは異なり、凸部12よりも凸部13の方が高くなっている。このようにすることで、リール表面をより立体的に見せることが可能となる。
【0036】
次に、図3を参照して、凸部の頂部について説明する。本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10の頂部は、直線若しくは平面であるよう構成される。図3の例では、凸部10の頂部には、平面が形成されている。このようにすることで、密着性向上と稜線の増加が可能となり、より立体感が得られるという利点がある。
【0037】
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係る立体シール1について説明する。本発明の一実施形態に係る立体シール1において、中央領域に凸部10が形成され、左右端部から該凸部10への接続部分がR形状に構成されている。こようにすることで、シールを立体的に見せつつ、シール側面への引っ掛かりを抑制でき、シールの剥がれや傷付きを低減することも可能となる。また、シール上に塗料を塗布した場合、シール側面部にも塗料を塗着し易くなるという利点もある。
【0038】
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態に係る立体シール1について説明する。図5に示すように、本発明の一実施形態に係る立体シール1において、該凸部10は、2つの凸部14、15により形成されており、一方の凸部14は各側面部が曲面に形成されることにより円弧状をなし、他方の凸部15は、図2に示す凸部12、13と同様に山型に構成されている。このようにすることで、シールの立体的特徴を所望に変化させることができる。
【0039】
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態に係る立体シール1について説明する。図6に示すように、本発明の一実施形態に係る立体シール1において、凸部10が形成され、各側部16、17に複数の切欠きが形成されている。このようにして、シールを更に立体的に見せることも可能となる。
【0040】
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態に係る立体シール1について説明する。図7に示すように、本発明の一実施形態に係る立体シール1において、凸部10の各側面が2つの平面18、19若しくは2つの平面20、21により形成され、平面18、20は底部22の長手方向を基準としてθ1の角度を成すよう形成され、平面19、21は底部22の長手方向を基準としてθ2の角度を成すよう形成される。ここで、θ1<θ2となるように形成される。このようにして、シールを更に立体的に見せることも可能となる。θ1は、10°から60°の範囲とすることができ、θ2は、20°から70°の範囲とすることができるが、これに限られない。なお、2つの平面18、19若しくは2つの平面20、21は、数学的に厳密な意味でのものではなく、一部に平面以外の構成部分があってもよく、略平面であればよい。また、曲面についても同様に考えることができる。これらは、平面、曲面に関するその他の段落の記載にも同様に当て嵌まる。
【0041】
次に、本発明の一実施形態に係る立体シールの製造方法について説明する。本発明の一実施形態に係る立体シールの製造方法は、少なくとも一部に凸部を含むUV樹脂の層を形成し、該UV樹脂の層の、該凸部とは反対側に糊の層を形成し、該UV樹脂の層の、該凸部が形成される側に金属箔の層を形成し、該金属箔の層の、該UV樹脂の層とは反対側に保護層を形成し、該保護層の、該金属箔の層と反対側にアプリケーションの層を形成する各ステップを備える。
【0042】
本発明の一実施形態に係る立体シールの製造方法についてより具体的に説明する。まず、ステップ1において、山型に形成された形状転写用金型に厚盛用透明UVインキを流し込み、UVランプで照射し硬化させる。UV樹脂の層の厚さは10μmから60μm程度とすることができる。ここで、ゴールドパウダー等を厚盛用透明UVインキに混ぜてから流し込むようにしてもよい。ステップ2において、スクリーン印刷糊用版で糊を印刷する。なお、UV樹脂の層と糊の層との間にPETシートの層を形成するようにしてもよい。
【0043】
ステップ3において、フィルムセパレータを載せ、形状転写用金型から剥離する。ステップ4において、箔転写用金型を使用し金箔又は銀箔を転写したシートに挟みプレスを行う(プレス温度は100°から200°)。ステップ5において、スクリーン印刷糊版を使用し、表面に保護層を印刷する。ステップ6において、アプリケーションを貼る。ステップ7において外形の切り出しを行い、図1に示すような立体シールを形成することができる。ここで、立体シールの総厚さは、80μmから120μm程度となる。
【0044】
本発明の一実施形態に係る立体シール1の製造方法により、シール表面が立体的となる構造とし、角度により光の反射方向を異ならしめることで、平面構造では困難な立体的な美感を発揮させることが可能な立体シールを提供することが可能となる。
【0045】
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
【符号の説明】
【0046】
1 立体シール
2 糊の層
3 PETシートの層
4 UV樹脂の層
5 金属箔の層
6 保護層
7 アプリケーションの層
10 凸部
11 離型シート
12 凸部
13 凸部
14 凸部
15 凸部
16 側部
17 側部
18 平面
19 平面
20 平面
21 平面
22 底部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7