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  • 特許-ボルト回し工具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-26
(45)【発行日】2023-08-03
(54)【発明の名称】ボルト回し工具
(51)【国際特許分類】
   B25B 13/12 20060101AFI20230727BHJP
【FI】
B25B13/12
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020566968
(86)(22)【出願日】2019-06-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-09-27
(86)【国際出願番号】 EP2019064394
(87)【国際公開番号】W WO2019233967
(87)【国際公開日】2019-12-12
【審査請求日】2022-05-10
(31)【優先権主張番号】102018113479.7
(32)【優先日】2018-06-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】518236823
【氏名又は名称】ヴェラ ヴェルクツォイゲ ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100095267
【弁理士】
【氏名又は名称】小島 高城郎
(74)【代理人】
【識別番号】100124176
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 典子
(72)【発明者】
【氏名】アーベル、ミヒャエル
【審査官】大光 太朗
(56)【参考文献】
【文献】特開平02-088181(JP,A)
【文献】特開2017-007084(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0375559(US,A1)
【文献】米国特許第05746097(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25B 13/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
細長いハンドル(1)を有するボルト回し工具であって、その2つの端部(1’、1”)の各々にて、旋回軸(4,5)の周りで旋回可能であるヘッド(2,3)を担持し、固定顎(13)及び可動顎(14)によるトルク伝達フランク(15、16)をそれぞれ形成し、前記ヘッド(2,3)の旋回時に前記固定顎(13)と前記可動顎(14)との距離が変化し、かつ、力印加フランク(6,7)から離れて位置する前記ヘッド(2,3)に対してトルクを生じるべく力を印加するための前記力印加フランク(6,7)をそれぞれ有し、前記ヘッド(2,3)のストッパ(8)が前記ハンドル(1)のカウンタストッパ(9)に当接する前記ヘッド(2,3)の旋回終端位置にて、前記ストッパ(8)から機能的に離れている前記固定顎(13)の狭い側面(10,11)が、前記力印加フランク(6,7)の延長部を形成する、前記ボルト回し工具において、
前記旋回終端位置において、前記狭い側面(10,11)が、前記力印加フランク(6,7)に実質的に面一に繋がっており、
前記ヘッド(2,3)が、バネ(12)によって前記旋回終端位置に保持され、
前記カウンタストッパ(9)が前記ハンドル(1)に割り当てられており、かつ、
2つの前記ヘッド(2,3)が、各々の前記旋回終端位置から互いに反対向きの旋回方向に変位させられることを特徴とするボルト回し工具。
【請求項2】
2つの前記力印加フランク(6,7)が、前記ハンドル(1)の同じ狭い側面により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のボルト回し工具。
【請求項3】
ヘッド(2,3)上に固定されて配置された固定顎(13)と、前記ヘッド(2,3)の旋回時に前記固定顎(13)に対して変位する可動顎(14)とを特徴とする請求項1又は2に記載のボルト回し工具。
【請求項4】
固定顎(13)により形成された第1のトルク伝達フランクから、可動顎(14)により形成された第2のトルク伝達フランク(16)までの距離が、前記旋回終端位置において最小であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のボルト回し工具。
【請求項5】
2つの前記ヘッド(2,3)が、2つの前記トルク伝達フランク(15,16)間の互いに異なる最小距離を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のボルト回し工具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、細長いハンドルを有するボルト回し工具に関し、その2つの端部の少なくとも1つにて、旋回軸の周りで旋回可能であり2つのトルク伝達フランクをそれぞれ有するヘッドを担持している。そのハンドルは、ヘッドに対してトルクを生じるべく力を印加するための力印加フランクを有する。力印加フランクがヘッドから離れているほど、同じ力のときにヘッドに加わるトルクは大きくなる。
【背景技術】
【0002】
上述したタイプのボルト回し工具は、特許文献1から知られている。細長いハンドルの第1の端部にヘッドがあり、それは2つのトルク伝達フランクを有する。ヘッドが回転軸の周りでハンドルに対して旋回することによって、ヘッドに固定して接続された固定顎の、ヘッドに変位可能に配置された可動顎に対する距離が変化する。2つの顎の各々は、トルク伝達フランクを形成する。2つのトルク伝達フランクは、ハンドルを介してヘッドにトルクがかかると互いに近づく。可動顎が固定顎に対して変位するために、ハンドルの端部の歯機構が、可動顎のラック機構と噛み合う。
【0003】
特許文献2は、類似のボルト回し工具を記載している。
【0004】
特許文献3は、細長いハンドルを有するスパナを記載し、それは、2つの端部にてハンドルに固く固定された開き口を持つヘッドをそれぞれ有する。
【0005】
特許文献4によりリングスパナが知られており、それは、2つのリング状のボルトヘッド把持形状部が、細長いハンドルの端部にそれぞれ配置されている。
【0006】
さらなる従来技術として特許文献5が含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】独国実用新案登録第94 04 031 号明細書
【文献】独国特許出願公開第10 2017108 014号明細書
【文献】米国特許第 2,697,371号明細書
【文献】米国特許第 2,751,802号明細書
【文献】国際公開第2010/002239 号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、先ず、使用に有利な方式で特徴的なボルト回し工具をさらに進展させる目的に基づくものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
その課題は、請求の範囲で特定される本発明によって解決される。従属項は、主請求項の好ましいさらなる実施形態を表すだけではない。それらはまた、課題に対する独立した解決手段でもある。
【0010】
先ず、そして本質的に、ハンドルの各端部に旋回軸の周りで旋回可能なヘッドが配置されているボルト回し工具が提示される。ハンドルは、力印加フランクから離れて配置されたヘッドにトルクを生じさせるために、2つの力印加フランクを形成している。
本発明によれば、この力印加フランクは、近傍に位置するヘッドに隣接している。各力印加フランクの近傍のヘッドの狭い側面は、力印加フランクの延長部を形成している。2つのヘッドの各々は、旋回終端位置においてストッパによりハンドルのカウンタストッパに当接する。したがって、旋回終端位置において、各ヘッドは、力印加フランクの準剛性延長部を形成し、それは、もう一方のヘッドにトルクを印加するための力を受ける。したがって、ヘッドの狭い側面は、ハンドルに旋回可能に割り当てられたレバー延長部を形成し、それは好ましくは、ハンドルの力印加フランクと面一に繋がっている。
特に、ハンドルが、2つの互いに反対側の広い側面と、2つの互いに反対側の狭い側面を有することが提供される。2つの広い側面の端部を通って旋回軸が延在し、それによりヘッドがハンドルに対してヒンジ状に動く。2つの狭い側面のうちの1つは、力印加フランクを形成している。同様に、2つのヘッドの各々が、2つの互いに反対側の広い側面を形成している。2つのヘッドとハンドルの広い側面は、平行な平面内に延在することが好ましい。広い側面の平面内では、ヘッドがハンドルに対して旋回可能に配置されている。
ヘッドは、固定顎と、固定顎に対して変位可能な可動顎とを有することができる。2つの顎は、互いに対向するトルク伝達フランクを形成することができる。固定顎に対する可動顎の変位は、広い側面の平面内で行われる。固定顎の背面は、狭い側面を形成しており、その狭い側面は支持フランクを形成しており、その支持フランクは、実質的にキンク無しにハンドルの力印加フランクに繋がることによって力アーム延長部を形成している。
2つのヘッドの各々はストッパを有し、そのストッパは、第1の旋回終端位置においてハンドルのカウンタストッパに当接する。好ましくはバネ要素が設けられ、そのバネ要素はヘッドを第1のストッパ位置に保持する。好ましくはバネ要素が可動顎を付勢することによって、第1の旋回終端位置において2つのトルク伝達フランクの距離が最小となる。
各々がハンドルの端部で旋回可能にハンドルと接続されている2つのヘッドは、双方のトルク伝達フランク間の最小距離が双方の第1の旋回終端位置において互いに異なる点において、互いに異なることが好ましい。2つのヘッドは、各々が、3つ又は4つの異なるスパナ幅の六角形ナット又はボルトヘッドを把持することができるように構成されている。トルク伝達フランク間の最小距離において2つのヘッドが互いに異なっているので、ボルト回し工具で回されることになるスパナ幅の数を2倍とすることができる。ヘッドがハンドルに対して旋回しているときの2つのトルク伝達フランク間の距離、又は、固定顎からの可動顎の距離が変化するように、可動顎がハンドルの1つのアームと可動結合している。そのアームは可動顎の押圧フランクと係合することが好ましく、押圧フランクは、ハンドルのアームにより形成された歯が係合する凹部により形成されている。
本発明の好ましいさらなる進展においては、2つのヘッドが、2つのトルク伝達フランク間の距離が最小となる第1の旋回終端位置から互いに反対向きの旋回方向に、第2の旋回終端位置へと変位可能である。このために、ヘッドの一方が例えば時計回りに旋回し、そして2つのヘッドのもう一方が例えば反時計回りに旋回しなければならない。第1の旋回終端位置から第2の旋回終端位置への変位は、好ましくはバネの復元力に抗して行われる。第2の旋回終端位置において、2つのトルク伝達フランクは、各々の最大ボルト幅をもつ六角形形状を把持することができる距離を有する。一方のヘッドの2つのトルク伝達フランクの最大距離を、もう一方のヘッドの2つのトルク伝達フランクの最小距離よりも小さくすることができる。
本発明によれば、ユーザの手により把持されるボルト回し工具の第2のヘッドが、第2のヘッドから最も離れた力負荷点を提供するハンドルを形成する。このために、ヘッドの2つの顎の材料厚さがハンドルの材料厚さよりも大きい場合、特にヘッドの狭い側面がハンドルの狭い側面により形成された力印加フランクよりも広い場合、特に有利である。
【0011】
本発明の例示的実施形態を、図面に基づいて以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、操作者の手がヘッド3を持っている広い側面から見たボルト回し工具である。
図2図2は、狭い側面から見たボルト回し工具である。
図3図3は、図2のラインIII-IIIによるボルト回し工具である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図示のボルト回し工具は、細長い柄から作製されたハンドル1を有する。ハンドル1は、第1の端部1’と、それとは反対側にある第2の端部1”とを有する。第1の端部1’には、旋回軸4の周りでハンドル1に対して旋回可能である第1のヘッド2がある。ヘッド2は、固定顎13と、固定顎13に対して変位可能な可動顎14とを有する。固定顎13は、可動顎14の方に向いたトルク伝達フランク15を形成し、かつ、可動顎14は、トルク伝達フランク15に対向するトルク伝達フランク16を形成する。
【0014】
可動顎14は、歯ギャップによる押圧フランク18を形成しており、それに対してハンドル1の第1の端部1’の歯状に形成されたアーム17が係合する。可動顎14は、バネ12により固定顎13に対して付勢されている。バネ12は、ヘッド2を第1の旋回終端位置に保持する。旋回終端位置では、ヘッド2のストッパ8がハンドルのカウンタストッパ9に当接する。この旋回終端位置では、2つのトルク伝達フランク15、16間の距離S1は最小である。
【0015】
ハンドル1の第2の端部1”上には第2のヘッド3があり、それは旋回軸5の周りでハンドル1に対して旋回可能である。第2のヘッド3は固定顎13と、固定顎13に対して変位可能な可動顎14とを有する。この場合も、2つの顎13、14は、互いに対向するトルク伝達フランク15、16を形成し、それらは、ハンドル1に対するヘッド3の旋回終端位置において最小距離S2を有する。距離S2が距離S1よりも小さいことによって、ボルト又はナットにトルクを印加するために、第1のヘッド2により第2のヘッド3とは異なるスパナ幅の六角形形状をトルク伝達フランク15、16の間に受容することができる。
【0016】
第2のヘッド3の可動顎14がバネ12により付勢されることによって、ヘッド3のストッパ8がハンドル1のカウンタストッパ9に当接している。この場合も、ハンドル1と可動顎14との間に、アーム17がヘッド3の押圧フランク18に係合する可動結合が設けられている。
【0017】
ヘッド2を旋回軸4の周りで時計回りに旋回させると、2つのトルク伝達フランク15、16間の距離S1が大きくなる。ヘッド3を旋回軸5の周りで反時計回りに旋回させると、2つのトルク伝達フランク15、16間の距離S2が大きくなる。
【0018】
ハンドル1の狭い側面は、2つのヘッド2、3の一方に隣接する力印加フランク6、7をそれぞれ形成している。例示的実施形態では、力印加フランク6、7は若干アーチ状に窪んでいる。各々の力印加フランク6、7に対して力を印加すると、それによって、力印加フランク6、7の各々から離れて配置されているヘッド2、3に対してトルクがかかる。力印加フランク6、7の近傍に直接隣接するヘッド2、3は、その狭い側面11により力印加フランク6、7の延長部を形成する。このように延長された力印加フランク6、7は、狭い側面10、11により構成された支持フランクを形成し、その支持フランクは、面一にすなわちキンク無しに、ハンドル1により形成された力印加フランク6、7に繋がっている。支持フランクを形成する狭い側面10、11は、力印加フランク6、7の凸状に延在する延長部を形成する。力印加フランク6、7の凹状の輪郭線は、ヘッド2、3への移行領域において、折り返し点を形成しながらヘッド2、3の凸状に湾曲した狭い側面10、11に滑らかに移行する。
【0019】
図2から判るように、2つの狭い側面10、11は、ほぼ同じ狭い側面の幅で力印加フランク6、7に接続されているので、ボルト回し工具の操作時にユーザの手のひらで力を加えることができる圧力増強面が形成されている。ユーザは、トルクを印加するとき、手の空間に2つのヘッドの一方を掴み挙げ、その際、手のひらが狭い側面10、11に載置される。人差し指と親指の間の屈曲部は、その際、凸状に延在する力印加フランク6、7に置くことができる。
【0020】
ヘッド2、3により形成された、延長された力印加フランク6、7の間の移行領域が、ハンドルにより形成された力印加フランク6、7に実質的に直線的に移行することが、特に好ましい。移行領域においては、ハンドル1又はヘッド2、3の互いに隣接する力印加フランク6、7の2つの面部分が、互いに面一となっている。ハンドル1の側面とヘッド2、3の側面との間の移行領域においては、力印加フランク6、7の面上にキンクや段差は全く形成されていない。
【0021】
上記の説明は、本出願の対象となる発明を全体として説明するためのものであり、それぞれの発明は、少なくとも以下の特徴の組み合わせによって、独立して従来技術をさらに発展させるものであり、これらの特徴の組み合わせのうちの2つ以上又は全てを組み合わせることも可能である。すなわち:
【0022】
細長いハンドル1を有するボルト回し工具であって、その2つの端部1’、1”の各々にて、旋回軸4、5の周りで旋回可能であり各々2つのトルク伝達フランクを有するヘッド2、3を担持し、かつ、各々の力印加フランク6、7から離れて位置するヘッド2、3に対してトルクを生じるべく力を印加するための力印加フランク6、7を有し、ヘッド2、3のストッパ8がハンドル1のカウンタストッパ9に当接するヘッド2、3の旋回終端位置にて、ストッパ8から機能的に離れているヘッド2、3の狭い側面10、11が力印加フランク6、7の延長部を形成する、ボルト回し工具。
【0023】
狭い側面10、11が、力印加フランク6、7に実質的に面一に繋がっていることを特徴とするボルト回し工具。
【0024】
ヘッド2、3が、バネ12によって旋回終端位置に保持されていることを特徴とするボルト回し工具。
【0025】
2つの力印加フランク6、7が、ハンドル1の同じ狭い側面により形成されていることを特徴とするボルト回し工具。
【0026】
ヘッド2、3に固定されて配置された固定顎13と、ヘッド2、3の旋回時に固定顎13に対して変位する可動顎14とを特徴とするボルト回し工具。
【0027】
固定顎13により形成された第1のトルク伝達フランクから、可動顎14により形成された第2のトルク伝達フランク16までの距離が、旋回終端位置にて最小であることを特徴とするねじ回し工具。
【0028】
2つのヘッド2、3が、2つのトルク伝達フランク15、16間の互いに異なる最小距離を有することを特徴とするねじ回し工具。
【0029】
2つのヘッド2、3が、各々の旋回終端位置から互いに反対向きの旋回方向に変位させられることを特徴とするねじ回し工具。
【0030】
開示された全ての特徴は、(それ自体のために、また互いに組み合わされて)本発明に不可欠である。ここでの出願の開示は、関連する/追加された優先権書類(先の出願の写し)の開示内容をその内容全体に含み、それはこれらの書類の特徴を本願の請求項に組み込む目的でもある。従属請求項は、特にこれらの請求項に基づいて分割出願を行うために、引用される請求項の特徴がなくても、先行技術の独立した発明性のあるさらなる発展を特徴とする。各請求項で特定された発明は、前述の説明で特定された、特に参照符号が付与された、及び/又は符号の説明で特定された、1つ以上の機能を追加で有することができる。本発明はまた、特に、それらがそれぞれの使用目的に明らかに不要であるか、または技術的に同じ効果を有する他の手段で置き換えることができる限り、前述の説明で述べた特徴の個々のものが実装されない実施形態に関する。
【符号の説明】
【0031】
1 ハンドル
1’ 端部
1” 端部
2 ヘッド
3 ヘッド
4 旋回軸
5 旋回軸
6 力印加フランク
7 力印加フランク
8 ストッパ
9 カウンタストッパ
10 狭い側面
11 狭い側面
12 バネ
13 固定顎
14 可動顎
15 トルク伝達フランク
16 トルク伝達フランク
17 アーム
18 押圧フランク
S1 距離
S2 距離
図1
図2
図3