(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-07-31
(45)【発行日】2023-08-08
(54)【発明の名称】宅配ボックス
(51)【国際特許分類】
A47G 29/122 20060101AFI20230801BHJP
【FI】
A47G29/122 Z
(21)【出願番号】P 2019060571
(22)【出願日】2019-03-27
【審査請求日】2022-02-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000005821
【氏名又は名称】パナソニックホールディングス株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】519010178
【氏名又は名称】株式会社PacPort
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】弁理士法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】林 伸昭
(72)【発明者】
【氏名】小林 富夫
(72)【発明者】
【氏名】沈 ▲よう▼
(72)【発明者】
【氏名】張 東健
【審査官】石井 茂
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-525038(JP,A)
【文献】特開平06-329190(JP,A)
【文献】実開平03-064577(JP,U)
【文献】実開平08-000733(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 29/00-29/30
E04B 1/00-1/36
E05B 65/00
E04H 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み立て状態から折り畳み状態に折り畳み可能な宅配ボックスであって、
前面が開口される箱形状の本体カバーと、
前記本体カバーの前面に設けられると共に上方に開かれる天板と、
前記本体カバーの前面に設けられると共に下方に開かれる底板と、
前記折り畳み状態では前記本体カバーに収納される扉と、
前記折り畳み状態では前記本体カバーに折り畳んで収納される側板と、
前記組み立て状態では前記本体カバーに対し前記底板を支持するアームと、
を備え、
前記アームは、幅方向から見て略三角形状に形成され、前記三角形状の斜辺に沿って略長円形状の切欠きが形成され、
前記底板が開閉されるときは、前記本体カバーのガイドピンが前記アームの前記切欠きに沿うように、前記アームの姿勢が変更される、宅配ボックス。
【請求項2】
前記底板の内面には、レールが設けられ、
前記宅配ボックスを組み立てるときには、前記レールに案内されて前記扉が引き出される、請求項1記載の宅配ボックス。
【請求項3】
少なくとも前記天板、前記底板、前記扉および前記側板は、樹脂で形成される、請求項1または2に記載の宅配ボックス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、宅配ボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
宅配ボックスは、公知である。近年では、一戸建て住宅の玄関先または庭先に宅配ボックスが設置される。例えば、特許文献1には、一戸建て住宅に設置される宅配ボックスが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
宅配ボックスは、宅配物を収納するため、所定の大きさが必要となる。しかし、日本では、住宅事情の問題があるため、大きな宅配ボックスを設置することが困難である。そこで、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、コンパクトに設置することができる宅配ボックスが求められる。
【0005】
本開示の目的は、宅配物が預けられるまではコンパクトに設置することができる宅配ボックスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様である宅配ボックスは、組み立て状態から折り畳み状態に折り畳み可能な宅配ボックスであって、前面が開口される箱形状の本体カバーと、本体カバーの前面に設けられると共に上方に開かれる天板と、本体カバーの前面に設けられると共に下方に開かれる底板と、折り畳み状態では本体カバーに収納される扉と、折り畳み状態では本体カバーに折り畳んで収納される側板と、組み立て状態では本体カバーに対し底板を支持するアームと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、宅配物が預けられるまではコンパクトに設置することができる宅配ボックスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】組み立て状態の宅配ボックスの構成を示す斜視図である。
【
図2】折り畳み状態の宅配ボックスの構成を示す斜視図である。
【
図3】宅配ボックスの分解した状態を示す斜視図である。
【
図5】レールおよび摺動部の構成を示す斜視図である。
【
図6】宅配ボックスを組み立てるときの動作を示す模式図である。
【
図7】宅配ボックスを折り畳むときの動作を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例を詳細に説明する。実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであるから、図面に描画された構成要素の寸法などは、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略~」との記載は、略同一を例に説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。以下で説明する実施形態は例示であって、本開示の宅配ボックスはこれに限定されない。
【0010】
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、宅配ボックスの仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0011】
以下では、宅配ボックスが折り畳まれる方向を奥行き方向とする。扉が設けられる側を奥行き方向の前側とする。水平面において奥行き方向と直交する方向を幅方向とする。宅配ボックスの前面側に向かって右側を幅方向の右側とする。幅方向と奥行き方向とに直交する鉛直方向を高さ方向とする。
【0012】
図1乃至
図3を用いて、宅配ボックス100の構成について説明する。
図1は、組み立て状態の宅配ボックス100の構成を表す斜視図である。
図2は、折り畳み状態の宅配ボックス100の構成を表す斜視図である。
図3は、宅配ボックス100の分解した状態を示す斜視図である。
【0013】
宅配ボックス100は、折り畳み可能である。宅配ボックス100は、一戸建て住宅の玄関脇の壁面に設置されるが、これに限定されない。宅配ボックス100は、例えば集合住宅等に設置されても良い。また、宅配ボックス100は、例えば玄関脇の床面等に設置されても良い。
【0014】
宅配ボックス100は、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳まれた状態(折り畳み状態)となる。また、宅配ボックス100は、宅配業者によって宅配物が届けられてからは、組み立てられた状態(組み立て状態)となる。
【0015】
宅配ボックス100は、本体カバー10と、天板20と、底板30と、扉40と、側板50,60と、を備える。側板50は、第1側板51と、第2側板52と、を含む。側板60は、第1側板61と、第2側板62と、を含む。
【0016】
本体カバー10は、前面が開口する箱形状に構成される。本体カバー10は、カバー部11と、フレーム12と、一対のアーム13,13と、を備える。カバー部11は、前面が開口する箱形状に構成される。カバー部11は、上板11Aと、下板11Bと、裏板11Cと、側板11D,11Eと、を含む。カバー部11は、例えば樹脂製である。
【0017】
上板11Aの前端部には、天板20がヒンジ固定される。下板11Bの前端部には、底板30がヒンジ固定される。裏板11Cの内面の左端部には、第2側板52がヒンジ固定される。裏板11Cの内面の右端部には、第2側板62がヒンジ固定される。
【0018】
フレーム12は、カバー部11の開口部の前端面に沿って配置される。フレーム12は、例えば金属製である。一対のアーム13,13は、本体カバー10の幅方向の両端側にそれぞれ設けられる。一対のアーム13,13は、底板30が下方に開かれたとき、底板30が水平面に略平行な位置となるように支持する。アーム13は、例えば金属製である。
【0019】
天板20は、本体カバー10の前面に設けられる。天板20は、例えば樹脂製である。天板20は、上述したように、カバー部11の上板11Aの前端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、天板20は、本体カバー10の前面の上側を覆った状態から上方に開かれる。
【0020】
底板30は、本体カバー10の前面に設けられる。底板30は、例えば樹脂製である。底板30は、上述したように、カバー部11の下板11Bの前端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、底板30は、本体カバー10の前面の下側を覆った状態から下方に開かれる。底板30は、上述したように、下方に開かれたときに水平面と略平行な位置にて一対のアーム13,13によって本体カバー10に支持される。
【0021】
底板30の内面には、底板カバー32が設けられる。底板カバー32上には、一対のレール34,34が設けられる。一対のレール34,34は、底板30の奥行き方向に沿って設けられる。
【0022】
扉40は、折り畳み状態では本体カバー10に収納される。扉40は、扉本体41と、フレーム42と、施錠装置43と、摺動部44と、を備える。扉本体41は、フレーム42の右端部にヒンジ固定される。扉本体41は、例えば樹脂製である。
【0023】
フレーム42は、扉40の四方を囲むように形成される。フレーム42の左端部は、第2側板52にヒンジ固定される。フレーム42の右端部は、第2側板62にヒンジ固定される。フレーム42は、例えば樹脂製である。施錠装置43は、扉本体41をフレーム42に施錠または開錠する装置である。
【0024】
側板50は、折り畳み状態では本体カバー10に折り畳んで収納される。側板50は、上述したように、第1側板51と、第2側板52と、を含む。第1側板51および第2側板52は、幅方向から見て略同一の長方形状に形成される。第1側板51および第2側板52は、例えば樹脂で形成される。
【0025】
側板50の第1側板51の前端部は、扉40のフレーム42の左端部にヒンジ固定される。第1側板51の後端部は、第2側板52の前端部にヒンジ固定される。側板50の第2側板52の後端部は、本体カバー10を構成するカバー部11の裏板11Cの内面の左端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、側板50は、宅配ボックス100の内側に折り曲げられる。
【0026】
側板60は、折り畳み状態では本体カバー10に折り畳んで収納される。側板60は、上述したように、第1側板61と、第2側板62と、を含む。第1側板61および第2側板62は、略同一の長方形状に形成される。第1側板61および第2側板62は、例えば樹脂で形成される。
【0027】
側板60の第1側板61の前端部は、扉40のフレーム42の右端部にヒンジ固定される。第1側板61の後端部は、第2側板62の前端部にヒンジ固定される。側板60の第2側板62の後端部は、本体カバー10を構成するカバー部11の裏板11Cの内面の右端部にヒンジ固定される。このような構成とすることで、側板60は、宅配ボックス100の内側に折り曲げられる。
【0028】
次に、
図4を用いて、アーム13の構成について説明する。
図4は、アーム13の構成を示す斜視図である。
【0029】
一対のアーム13,13は、本体カバー10に対し、底板30を支持する。一対のアーム13は、下方に開かれたとき底板30が水平面に略平行な位置となるように支持する。以下では、幅方向の左側のアーム13と右側のアーム13とは同じ構成であるため、左側のアーム13について説明する。また、以下では、説明を分かり易くするため、底板30が水平面に略平行な位置となるように支持された状態として説明する。
【0030】
アーム13は、幅方向から見て略三角形状に形成される。アーム13には、三角形状の斜辺に沿って略長円形状の切欠き13Aが形成される。アーム13は、例えば金属製である。
【0031】
アーム13は、本体カバー10の取付部14と、底板30の取付部33と、に接続されている。取付部14は、本体カバー10のカバー部11の側板11Dの奥行き方向の前端部かつ高さ方向の略中央部に設けられる。取付部14には、ガイドピンGPが設けられる。
【0032】
取付部33は、底板30の幅方向の左端部かつ奥行き方向の略中央部に設けられる。アーム13は、取付部33に回動自在に軸支される。具体的には、アーム13と取付部33とに略同径の孔を設け、それぞれの孔を貫通するピンPによってアーム13と取付部33とを軸支する。
【0033】
取付部14のガイドピンGPがアーム13の切欠き13Aを貫通することによって、アーム13が取付部14に支持される。底板30が開閉されるときは、ガイドピンGPがアーム13の切欠き13Aを移動することによって、ガイドピンGPに案内されてアーム13の姿勢が変更される。
【0034】
底板30が下方に開かれた状態であって底板30が水平面に略平行な状態では、ガイドピンGPはアーム13の切欠き13Aの上端部に位置する。一方、底板30が上方に閉じられた状態であって底板30が本体カバー10の前面に略平行な状態では、ガイドピンGPはアーム13の切欠き13Aの下端部に位置する。
【0035】
アーム13の効果について説明する。アーム13によれば、底板30を水平面に略平行な状態で支持することによって、組み立て状態の宅配ボックス100を箱体として維持することができる。
【0036】
アーム13によれば、底板30を水平面に略平行な状態で支持することによって、扉40をスムーズに前方に引き出すことができる。同時に、底板30を水平面に略平行な状態で支持することによって、扉40をスムーズに後方に押し戻すことができる。
【0037】
アーム13によれば、金属とすることによって剛性を向上し、宅配ボックス100の最大搭載重量を向上することができる。
【0038】
なお、変形例として、アーム13が幅方向から見て長尺状に形成されても良い。
【0039】
次に、
図5を用いて、レール34および摺動部44の構成について説明する。
図5は、レール34および摺動部44の構成を示す斜視図である。
【0040】
一対のレール34,34は、底板カバー32の内面に設けられる。底板30が水平面と略平行な状態のときに、一対のレール34,34に案内されて扉40が引き出される。以下では、説明を分かり易くするため、天板20および底板30が水平面と略平行な状態として説明する。ここで、「内面」とは、組み立て状態の宅配ボックス100において内部を向く面とする。
【0041】
一対のレール34,34は、奥行き方向に沿って、底板カバー32の前端部から後端部まで設けられる。一対のレール34,34は、底板カバー32の幅方向の左右側においてそれぞれの端部寄りに設けられる。
【0042】
レール34は、高さ方向から見て長尺状に形成される。レール34は、奥行き方向に垂直な断面視においてU字形状に形成される。レール34は、例えば金属製とされる。
【0043】
摺動部44は、高さ方向から見て長方形状に形成される。一対の摺動部44,44は、扉40のフレーム42の下端面に設けられる。宅配ボックス100が組み立てられた状態において、フレーム42の下端面に設けられる一対の摺動部44,44は、底板30に設けられた一対のレール34,34上を摺動する。
【0044】
摺動部44およびレール34の動作について説明する。底板30が水平面と略平行な状態において、扉40のフレーム42の下端面に設けられた摺動部44、44は、レール34,34にそれぞれ係合する。
【0045】
扉40が前方に引き出されると、摺動部44、44がレール34,34を摺動する。摺動部44、44がレール34,34を摺動することによって、扉40がスムーズに前方に引き出される。
【0046】
レール34の効果について説明する。レール34によれば、扉40をスムーズに前方に引き出す、または後方に押し戻すことができる。また、レール34を例えば金属製とすることによって、摺動部44との摩擦によってレール34が消耗することがない。
【0047】
なお、変形例として、一対のレール34,34を天板20の内面にさらに設け、扉40の上端面に一対の摺動部44,44を設け、天板20の一対のレール34,34上に扉40の一対の摺動部44,44を摺動させる構成としても良い。
【0048】
また、変形例として、一対の摺動部44,44を一対のローラとしても良い。
【0049】
次に、
図6を用いて、宅配ボックス100を組み立てるときの動作について説明する。
図6は、宅配ボックス100を組み立てるときの動作を示す模式図である。
【0050】
宅配ボックス100は、上述したように、宅配業者によって宅配物が預けられるときに、宅配業者によって組み立てられる。以下に、宅配ボックス100の折り畳み状態から組み立て状態までをステップ毎に説明する。
【0051】
ステップS10において、宅配ボックス100は、折り畳み状態として折り畳まれている。このとき、扉40および側板50,60は、折り畳まれて本体カバー10に収納されている。また、本体カバー10では、天板20と底板30とが閉じられている。
【0052】
ステップS20において、宅配業者によって、本体カバー10から天板20が上方に開けられる。天板20は、水平面と略平行な位置まで開けられる。このとき、天板20を支持するものがないため、宅配業者によって、天板20が支持される。
【0053】
ステップS30において、宅配業者によって、本体カバー10から底板30が下方に開けられる。底板30は、水平面と略平行な位置まで開けられる。このとき、底板30は、アーム13(
図4参照)によって本体カバー10に支持される。
【0054】
ステップS40において、宅配業者によって、扉40が本体カバー10から引き出される。このとき、扉40のフレーム42に設けられた一対の摺動部44,44が底板30のレール34,34を摺動する。扉40が前方へ引き出されることによって、扉40に追従するように、折り畳まれて収納されていた第1側板51および第2側板52が開かれて、宅配ボックス100の側面を構成する。第1側板61および第2側板62も同様である。
【0055】
次に、
図7を用いて、宅配ボックス100を折り畳むときの動作について説明する。
図7は、宅配ボックス100を折り畳むときの動作を示す模式図である。
【0056】
宅配ボックス100は、ユーザによって宅配物が取り出された後に、ユーザによって折り畳まれる。以下に、宅配ボックス100の組み立て状態から折り畳み状態までをステップ毎に説明する。
【0057】
ステップS50において、宅配ボックス100は、組み立て状態として組み立てられた状態である。このとき、宅配ボックス100は、扉40と、側板50と、側板60(図
3参照)と、本体カバー10と、天板20と、底板30と、から構成される筐体として構成される。
【0058】
ステップS60において、ユーザによって、扉40が本体カバー10に押し戻される。このとき、扉40のフレーム42に設けられた摺動部44,44が底板30のレール34,34を摺動する。扉40が後方へ押し戻されることによって、扉40に追従するように、宅配ボックス100の側面を構成していた第1側板51および第2側板52が折り畳まれる。第1側板61および第2側板62も同様である。
【0059】
ステップS70において、ユーザによって、底板30が上方に閉じられる。底板30は、本体カバー10の前面の下側を覆うように閉じられる。
【0060】
ステップS80において、ユーザによって、天板20が下方に閉じられる。天板20は、本体カバー10の前面の上側を覆うように閉じられる。ステップS80では、折り畳み状態としてのステップS10と同様に、宅配ボックス100は、折り畳み状態となる。
【0061】
宅配ボックス100の効果について説明する。宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳むことによってコンパクトに設置することができる。
【0062】
宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられるまでは、折り畳むことによって、外観上のシンプルな構成を実現することができるため、意匠性を向上することができる。
【0063】
宅配ボックス100によれば、宅配業者によって宅配物が預けられた後は、組み立てられることによって外観上の形状が大きくなり、宅配物が預けられたことが分かり易い。
【0064】
宅配ボックス100によれば、天板20に折り畳み状態の宅配ボックス100の上扉の機能を持たせ、底板30を折り畳み状態の宅配ボックス100の下扉の機能を持たせることによって、部品点数を削減し、部品コストの削減をすることができる。また、部品点数を削減することによって軽量化することができる。
【0065】
宅配ボックス100によれば、本体カバー10のカバー部11、天板20、底板30、扉40および側板50,60を樹脂製とすることによって、軽量化することができる。
【0066】
宅配ボックス100によれば、本体カバー10のカバー部11、天板20、底板30、扉40および側板50,60を樹脂製とすることによって、これらの部材を軽量化し、折り畳むまたは組み立てる動作をスムーズにすることができる。
【符号の説明】
【0067】
10 本体カバー、11 カバー部、12 フレーム、13 アーム、20 天板、30 底板、34 レール、40 扉、44 摺動部、50 側板、60 側板、100 宅配ボックス