(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-01
(45)【発行日】2023-08-09
(54)【発明の名称】サービス承認の方法、端末機器及びネットワーク機器
(51)【国際特許分類】
H04W 76/23 20180101AFI20230802BHJP
H04W 92/18 20090101ALI20230802BHJP
H04W 8/24 20090101ALI20230802BHJP
H04W 88/06 20090101ALI20230802BHJP
H04W 12/08 20210101ALI20230802BHJP
【FI】
H04W76/23
H04W92/18
H04W8/24
H04W88/06
H04W12/08
(21)【出願番号】P 2021540557
(86)(22)【出願日】2019-01-16
(86)【国際出願番号】 CN2019072026
(87)【国際公開番号】W WO2020147044
(87)【国際公開日】2020-07-23
【審査請求日】2021-12-14
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】リュウ ジャンファ
【審査官】齋藤 浩兵
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/233674(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/006085(WO,A1)
【文献】特表2017-525320(JP,A)
【文献】3GPP,3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on Network Controlled Interactive Services (Release 17),3GPP TR 22.842 V1.0.0,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/22_series/22.842/22842-100.zip>,2018年12月04日
【文献】OPPO,NCIS use case -Multiple PLMN users joining the same group[online],3GPP TSG SA WG1 #83 S1-182127,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG1_Serv/TSGS1_83_WPalmBeach/Docs/S1-182127.zip>,2018年08月24日
【文献】CATT,Solution on Service Authorization to NG-RAN[online],3GPP TSG SA WG2 #127 S2-183627,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_127_Sanya/Docs/S2-183627.zip>,2018年04月20日
【文献】Qualcomm Incorporated,,eV2X QoS Support of PC5 communications[online],3GPP TSG SA WG2 #127BIS S2-185205,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_127BIS_Newport_Beach/Docs/S2-185205.zip>,2018年06月01日
【文献】AT & T,Evaluation Scenarios for NR V2X[online],3GPP TSG RAN WG1 #93 R1-1806984,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_93/Docs/R1-1806984.zip>,2018年05月25日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービス承認の方法であって、
端末機器
は、前記端末機器が第1のサービス
を行うことを承認する情報を含む第1の情報を
、ネットワーク機器から受信することであって、前記第1のサービスが
PC5インタフェース及び
Uuインタフェースとでの伝送をサポートすること
と、
前記端末機器と1つのグループの端末機器は前記第1のサービスを実行することと、を含
み、
前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービスによるサービス品質(QoS)パラメータの使用を許可する情報、および、前記QoSパラメータを前記PC5インタフェース及び前記Uuインタフェースのうちの少なくとも1つに適用することを許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスが前記PC5インタフェース及び前記Uuインタフェースのうちの少なくとも1つを使用することを許可するかどうかの指示、及び
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの指示、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とするサービス承認の方法。
【請求項2】
前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービス
による無線アクセス技術(RAT)
の使用を許可する情報
、
前記端末機器を
前記1つのグループの端末機器内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報
、
前記第1のサービス
によるPC5インタフェースのRAT
の使用を許可する情報、
異なる公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)の
端末機器が
前記PC5インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの
指示、および、
前記Uuインタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するPLMN
の識別
子、
前記端末機器が中継端末として
前記1つのグループの端末機器内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの
指示、
前記第1のサービスは
PC5インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する
指示、のうちの少なくとも1
つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記QoSパラメータは、第5世代移動通信技術(5G)サービス品質インデックス(5QI)、最小保証ビットレート(GBR)、最大保証ビットレート(MBR)のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項
1に記載の方法。
【請求項4】
前記端末機器を
前記1つのグループの端末機器内の制御端末機器とすることを許可する場合、前記端末機器は、同一のグループに属する他の端末機器のために前記第1のサービスに対するセッションを確立する能力を備え、前記端末機器は、
前記ネットワーク機器に同一のグループに属するすべての端末機器に対する無線リソースを要求する能力を備え、前記端末機器は、同一のグループに属するすべての端末機器が前記ネットワーク機器と通信する媒体又は中継として使用されることができる、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記方法は、さらに、
前記端末機器は、前記端末機器が前記第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を送信することを含む、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記端末機器は第2の情報を送信することは、
前記端末機器がネットワーク登録中に前記第2の情報を送信することを含む、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記端末機器が第1の情報を受信することは、
前記端末機器が、ネットワーク登録中に、又は、ネットワーク登録後に、前記第1の情報を受信することを含む、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つのPLMNに由来する、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のサービスはネットワーク制御インタラクティブサービス(NCIS)である、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
さらに、
前記端末機器及び同一のグループ内の他の端末機器は同一のPLMN内にある場合には、前記端末機器はPC5インタフェースを利用して前記他の端末機器と通信することと、
前記端末機器及び同一のグループ内の他の端末機器は異なるPLMN内にある場合には、前記端末機器はUuインタフェースを利用して前記他の端末機器と通信することと、を含む、ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
サービス承認の方法であって、
ネットワーク機器は、端末機器が第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示する情報を、前記端末機器から受信することと、
前記ネットワーク機器は、
前記端末機器が第1のサービス
を行うことを
承認する
情報を含む第1の情報を
、前記端末機器に送信することであって、前記第1のサービスが
1つのグループの端末機器間でPC5インタフェース及び
Uuインタフェースとでの伝送をサポートすることを
含み、
前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービスによるサービス品質(QoS)パラメータの使用を許可する情報、および、前記QoSパラメータを前記PC5インタフェース及び前記Uuインタフェースのうちの少なくとも1つに適用することを許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスが前記PC5インタフェース及び前記Uuインタフェースのうちの少なくとも1つを使用することを許可するかどうかの指示、及び
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの指示、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とするサービス承認の方法。
【請求項12】
前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービス
による無線アクセス技術(RAT)
の使用を許可する情報
、
前記端末機器を
前記1つのグループの端末機器内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報
、
前記第1のサービス
によるPC5インタフェースのRAT
の使用を許可する情報、
異なる公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)の
端末機器が
前記PC5インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの
指示、および、
前記Uuインタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するPLMN
の識別
子、
前記端末機器が中継端末として
前記1つのグループの端末機器内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの
指示、
前記第1のサービスは
PC5インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する
指示、のうちの少なくとも1
つを含む、ことを特徴とする請求項
11に記載の方法。
【請求項13】
前記QoSパラメータは、第5世代移動通信技術(5G)サービス品質インデックス(5QI)、最小保証ビットレート(GBR)、最大保証ビットレート(MBR)のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項
11に記載の方法。
【請求項14】
前記端末機器を
前記1つのグループの端末機器内の制御端末機器とすることを許可する場合、前記端末機器は、同一のグループに属する他の端末機器のために前記第1のサービスに対するセッションを確立する能力を備え、前記端末機器は、前記ネットワーク機器に同一のグループに属するすべての端末機器に対する無線リソースを要求する能力を備え、前記端末機器は、同一のグループに属するすべての端末機器が前記ネットワーク機器と通信する媒体又は中継として使用されることができる、ことを特徴とする請求項
12又は
13に記載の方法。
【請求項15】
前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つのPLMNに由来する、ことを特徴とする請求項
11~14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記第1のサービスはネットワーク制御インタラクティブサービス(NCIS)である、ことを特徴とする請求項11~15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
端末機器であって、
請求項1~
10のいずれか1項に記載の方法を実行するための通信ユニットを含む、ことを特徴とする端末機器。
【請求項18】
ネットワーク機器であって、
請求項
11~16のいずれか1項に記載の方法を実行するための通信ユニットを含む、ことを特徴とするネットワーク機器。
【請求項19】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項1~
10のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項20】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項
11~16のいずれか1項に記載の方法を実行させる、ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、通信分野に関し、より具体的に、サービス承認の方法、端末機器及びネットワーク機器に関する。
【背景技術】
【0002】
第5世代移動通信技術新無線(5-Generation New Radio、5G NR)アプリケーションの継続的な発展に伴い、レート、時間遅延、パケット損失率、高速コーデックなどのサービスは、より高い品質が要求されていて、例えば、仮想現実(Virtual Reality、VR)ゲームの場合、レートが10Gbpsに達し、パケット損失率が10E-4を超えない必要がある。同時に、拡張現実(Augmented Reality、AR)/VR、ゲームなどのアプリケーションの需要を満たすために、新しいタイプのサービスを提供し、例えば、ネットワーク制御インタラクティブサービス(Network Controlled Interactive Services、NCIS)サービスと呼ばれることができ、しかしながら、如何にNCISサービスを実現するかは、緊急に解決すべき問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は、サービス承認の方法、端末機器及びネットワーク機器を提供し、NCISサービスに対し、ネットワーク機器は、端末機器を承認することができ、これにより、端末機器がNCISサービスを行う必要がある際に順調に行われることができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の態様では、サービス承認の方法を提供し、当該方法は、
端末機器が第1のサービスを許可するかどうかを指示するための第1の指示情報を含む第1の情報を受信することであって、当該第1のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、当該第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つの公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)に由来することを含む。
【0005】
選択的に、当該端末機器は、コアネットワーク機器から当該第1の情報を受信することができ、例えば、当該端末機器は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)ネットワーク要素により送信される当該第1の情報を受信する。
【0006】
説明すべきものとして、当該第1のサービスは、主に、AR/VR、ゲームなどのアプリケーション向けのNCISサービスであってもよい。前記第1のサービスは、サイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器は、1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器は、少なくとも1つのPLMNに由来する。1つのNCISグループには、5つの端末機器があり、そのうちの3つはPLMN 1の端末機器であり、2つはPLMN 2の端末機器であり、3つのPLMN 1の端末機器は、サイドリンク直接接続インタフェースを使用して通信し、同時に無線インタフェースを使用して2つのPLMN 2の端末機器に通信する。
【0007】
本願の実施例において、無線インタフェースは、基地局に基づいて実現されるUuインタフェースであってもよく、または、非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Inter Working Function、N3IWF)中の無線フィデリティアクセスポイント(Wireless-Fidelity Access Point、WI-FI AP)に基づいて実現されるNwuインタフェースであってもよい。
【0008】
第2の態様では、サービス承認の方法を提供し、当該方法は、
ネットワーク機器は、端末機器が第1のサービスを許可するかどうかを指示するための第1の指示情報を含む第1の情報を送信することであって、前記第1のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つのPLMNに由来することを含む。
【0009】
選択的に、当該ネットワーク機器は、AMFネットワーク要素であってもよく、且つ、当該AMFネットワーク要素は、当該端末機器に当該第1の情報を送信することができる。
【0010】
選択的に、当該ネットワーク機器は、統合データ管理(Unified Data Management、UDM)ネットワーク要素であってもよく、且つ、当該UDMネットワーク要素は、AMFネットワーク要素又はポリシー制御機能(Policy Control function、PCF)ネットワーク要素に当該第1の情報を送信することができる。
【0011】
選択的に、当該ネットワーク機器は、PCFネットワーク要素であってもよく、且つ、PCFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素に当該第1の情報を送信することができる。
【0012】
第3の態様では、端末機器を提供し、上記第1の態様又はその各実施形態における方法を実行するために用いられる。
【0013】
具体的に、当該端末機器は、上記第1の態様又はその各実施形態における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0014】
第4の態様では、ネットワーク機器を提供し、上記第2の態様又はその各実施形態における方法を実行するために用いられる。
【0015】
具体的に、当該ネットワーク機器は、上記第2の態様又はその各実施形態における方法を実行するための機能モジュールを含む。
【0016】
第5の態様では、プロセッサとメモリとを含む端末機器を提供する。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、上記第1の態様又はその各実施形態における方法を実行するために用いられる。
【0017】
第6の態様では、プロセッサとメモリとを含むネットワーク機器を提供する。当該メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、当該プロセッサは、当該メモリに記憶されたコンピュータプログラムを呼び出して実行し、上記第2の態様又はその各実施形態における方法を実行するために用いられる。
【0018】
第7の態様では、チップを提供し、上記第1の態様~第2の態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実施形態における方法を実現するために用いられる。
【0019】
具体的に、当該チップは、プロセッサを含み、当該チップが搭載された機器が上記第1の態様~第2の態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実施形態における方法を実行するように、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行するために用いられる。
【0020】
第8の態様では、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに上記第1の態様~第2の態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実施形態における方法を実行させる。
【0021】
第9の態様では、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータに上記第1の態様~第2の態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実施形態における方法を実行させる。
【0022】
第10の態様では、コンピュータプログラムを提供し、コンピュータで実行されると、コンピュータに上記第1の態様~第2の態様のうちのいずれか1つの態様又はその各実施形態における方法を実行させる。
【発明の効果】
【0023】
上記技術案により、NCISサービスに対し、ネットワーク機器は、端末機器を承認することができ、これにより、端末機器がNCISサービスを行う必要がある際に順調に行われることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本願の実施例による無線通信システムアーキテクチャ100の概略ブロック図である。
【
図2】本願の実施例によるネットワークアーキテクチャの概略図である。
【
図3】本願の実施例によるサービス承認の方法の概略フローチャートである。
【
図4】本願の1つの実施例によるサービス承認の方法の概略フローチャートである。
【
図5】本願の他の実施例によるサービス承認の方法の概略フローチャートである。
【
図6】本願の他の実施例によるサービス承認の方法の概略フローチャートである。
【
図7】本願の実施例による端末機器の概略ブロック図である。
【
図8】本願の実施例によるネットワーク機器の概略ブロック図である。
【
図9】本願の実施例による通信機器の概略ブロック図である。
【
図10】本願の実施例によるチップの概略ブロック図である。
【
図11】本願の実施例による通信システムの概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本願の実施例に係る図面を組み合わせてながら、本願の実施例における技術案を説明し、当然ながら、記載される実施例は本願の実施例の一部にすぎず、すべての実施例ではない。当業者は、本願における実施例に基づいて創造的な労働なしに取得するその他のすべての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
【0026】
本願の実施例は、グローバルモバイルコミュニケーション(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))システム、コードディビシオンマルチプルアアクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、ワイドバンドコードディビシオンマルチプルアアクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サ-ビス(General Packet Radio Service、GPRS)システム、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE(登録商標))システム、高度なロングタームエボリューション(Advanced long term evolution、LTE-A)システム、新無線(New Radio、NR)システム、NRシステムのエボリューションシステム、アンライセンススペクトル上のLTE(LTE-based access to unlicensed spectrum、LTE-U)システム、アンライセンススペクトル上のNR(NR-based access to unlicensed spectrum、NR-U)システム、汎用モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)システム、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi(登録商標))システム、グローバル相互接続マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム又は5Gシステム又は後続バージョンの通信システムなどのさまざまな通信システムに適用することができる。
【0027】
一般的に、従来の通信システムによりサポートされる接続は数が限られており、実現されやすいが、通信技術の発展に伴い、移動通信システムは従来の通信のみならず、デバイスツーデバイス(Device to Device、D2D)通信、マシンツーマシン(Machine to Machine、M2M)通信、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)、及び車両間(Vehicle to Vehicle、V2V)通信などもサポートするようになり、本願の実施例はこれらの通信システムにも適用することができる。
【0028】
選択的に、本願の実施例における通信システムは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation、CA)シーンにも、また、二重接続(Dual Connectivity、DC)シーンにも、さらに、スタンドアロン(Standalone、SA)デプロイメントシーンにも適用できる。
【0029】
本願の実施例において、適用するスペクトルは限定されない。例えば、本願の実施例はライセンススペクトルにも、また、アンライセンススペクトルにも適用できる。
【0030】
例示的に、
図1は、本願の実施例による無線通信システムアーキテクチャ100の概略ブロック図である。
図1に示すように、当該システムアーキテクチャ100は、端末機器110、アクセスネットワーク機器120、コアネットワーク機器130、及びデータネットワーク160(data network、DN)を含み、コアネットワーク機器130は、管理機器140及びゲートウェイ機器150を含む。
図1中の端末機器110は、無線エアインタフェースを介してオペレーターにより展開されたアクセスネットワーク機器120に接続され、続いて、コアネットワーク機器130を介してデータネットワークに接続されるために用いられることができ、アクセスネットワーク機器120は、主に無線物理層機能、リソーススケジューリング、無線リソース管理、無線アクセス制御及びモビリティ管理などの機能を実現するために用いられ、コアネットワーク機器130は、管理機器140及びゲートウェイ機器150を含み、管理機器140は、主に端末機器の機器登録、セキュリティ認証、モビリティ管理及び位置管理などに用いられ、ゲートウェイ機器150は、主に端末機器とチャネルを確立し、当該チャネルで端末機器と外部データネットワークとの間のデータパケットを転送するために用いられ、データネットワーク160は、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(internet protocol multimedia subsystem、IMS)、インターネット、インターネットプロトコルテレビ(internet protocol television、IPTV)、他のオペレーターサービスドメインなどのさまざまな異なるサービスドメインに対応することができ、主に端末機器のためにさまざまなデータビジネスサービスを提供するために用いられ、サーバ(マルチキャストサービスを提供するサーバが含まれる)、ルーター、ゲートウェイなどのネットワーク機器を含むことができる。説明すべきものとして、
図1は、例示的なアーキテクチャ図であり、
図1中に示す機能ユニット以外、当該ネットワークアーキテクチャは、さらに、他の機能ユニット又は機能エンティティを含むことができ、本
開示の実施例はこれを限定しない。
【0031】
上記端末機器は、さらに、携帯電話やパソコンなどのユーザ機器(user equipment、UE)であってもよく、さらに、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、スマートフォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、コンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルド通信機器、ハンドヘルド計算機器、衛星無線機器、無線モデムカード、テレビセットトップボックス(set top box、STB)、顧客宅内機器(customer premise equipment、CPE)及び/又は無線システムで通信するためのその他の機器であってもよい。上記アクセスネットワーク機器は、アクセスネットワーク(access network、AN)/無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)機器、複数の5G-AN/5G-RANノードからなるネットワークであってもよく、当該5G-AN/5G-RANノードは、アクセスノード(access point、AP)、次世代基地局(NR nodeB、gNB)、中央ユニット(central unit、CU)と分散ユニット(distributed unit、DU)の分離の形でのgNB、送受信ポイント(transmission receive point、TRP)、伝送ポイント(transmission point、TP)又はその他のアクセスノードであってもよい。上記コアネットワーク機器は、AMFネットワーク要素、セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、ユーザプレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素などの機能ユニットを含むことができ、これらの機能ユニットは、独立して動作してもよく、組み合わせていくつかの制御機能を実現してもよく、例えば、AMF、SMF及びPCFを管理機器として組み合わせることができ、端末機器のアクセス認証、セキュリティ暗号化、位置登録などのアクセス制御及びモビリティ管理機能、および、ユーザプレーン伝送経路の確立や、解放、変更などのセッション管理機能、および、いくつかのスライス(slice)関連データ(輻輳など)や端末機器関連データの分析の機能を完了するために用いられ、UPFは、ゲートウェイ機器として、主にユーザプレーンデータのルーティング転送などの機能を完了し、例えば、端末機器のデータメッセージフィルタリング、データ伝送/転送、レート制御、課金情報の生成などを担当する。
【0032】
図2は、本願の実施例によるネットワークアーキテクチャの概略図であり、
図2には、各機能ユニットは、次世代ネットワーク(next Generation、NG)インタフェースを介して接続を確立して通信を実現することができ、例えば、端末機器は、新無線(new radio、NR)インタフェースを介してRAN機器と、ユーザプレーンデータ及び制御プレーンシグナリングを伝送するためのエアインタフェース接続を確立し、端末機器は、NGインタフェース1(N1と略称)を介してAMFネットワーク要素と制御プレーンシグナリング接続を確立することができ、次世代無線アクセス基地局(NR NodeB、gNB)などのAN/RAN機器は、NGインタフェース3(N3と略称)を介してUPFネットワーク要素とユーザプレーンデータ接続を確立することができ、AN/RAN機器は、NGインタフェース2(N2と略称)を介してAMFネットワーク要素と制御プレーンシグナリング接続を確立することができ、UPFネットワーク要素は、NGインタフェース4(N4と略称)を介してSMFネットワーク要素と制御プレーンシグナリング接続を確立することができ、UPFネットワーク要素は、NGインタフェース6(N6と略称)を介してデータネットワークとユーザプレーンデータをインタラクションすることができ、AMFネットワーク要素は、NGインタフェース11(N11と略称)を介してSMFネットワーク要素と制御プレーンシグナリング接続を確立することができ、SMFネットワーク要素は、NGインタフェース7(N7と略称)を介してPCFネットワーク要素と制御プレーンシグナリング接続を確立することができる。説明すべきものとして、
図2は、例示的なアーキテクチャ図にすぎず、
図2に示す機能ユニット以外、当該ネットワークアーキテクチャは、さらに、他の機能ユニット又は機能エンティティを含むことができ、例えば、コアネットワーク機器は、さらに、UDMネットワーク要素などの他の機能ユニットを含むことができ、本願の実施例はこれを限定しない。
【0033】
本願の実施例において、ネットワーク機器はセルにサービスを提供し、端末機器は、当該セルで使用される伝送リソース(周波数ドメインリソース、或いは、スペクトルリソースなど)を介してネットワーク機器に通信し、当該セルは、ネットワーク機器(基地局など)に対応するセルであってもよく、セルは、マクロ基地局に属してもよく、また、スモールセル(Small cell)に対応する基地局に属してもよく、ここでスモールセルは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、フェムトセル(Femto cell)などを含むことができ、これらのスモールセルは、小さいカバレッジと低い送信電力の特性を備えており、高速データ伝送サービスの提供に適している。
【0034】
本願の実施例において、AR/VR、ゲームなどのアプリケーションに対する新しいサービスが導入され、NCISサービスとも呼ばれ、当然ながら、この新しいサービスは、他の名称を有してもよく、本願はこれを限定しない。
【0035】
以下、この新しいサービスはNCISサービスである場合を例として説明する。
【0036】
NCISサービスに対して確立されるセッションは、NCISセッションであり、同じNCISセッションでのUEが、1つのNCISグループを構成すると見なすことができる。NCISセッションに参加するUEは、例えば、デバイスツーデバイス(Device to Device、D2D)通信技術を使用してサイドリンク直接接続インタフェース(PC5インタフェースとも呼ばれる)を確立するなど、ローカルで通信することができ、さらに、例えば、UE-ネットワーク-サーバ-ピアネットワーク-ピアUE(Uuインタフェース又はセルラーインタフェースを使用するともいえる)を使用して通信するなど、互いに離れることもできる。NCISセッションに参加する端末機器は、同じPLMNに由来してもよく、異なるPLMNに由来してもよい。例を挙げて説明すると、1つのNCISグループには、5つのUEがあり、そのうちの3つはPLMN 1のUEであり、2つはPLMN 2のUEであり、3つのPLMN 1のUEの間に、PC5インタフェースを使用して互いに直接通信することができると同時に、2つのPLMN 2のUEと無線インタフェース(Uuインタフェース又はNwuインタフェースなど)を使用して通信することができる。
【0037】
通信システムにおいて、端末機器は、あるサービスを使用する必要がある場合、コアネットワーク機器は、端末機器を承認する必要があり、端末機器は、対応するサービスを行うことができる。如何にNCISサービスに対する承認を実現するかは、緊急に解決すべき問題になっている。この問題に対して、本願の実施例において、NCISサービスに対する承認方法は設計されており、NCISサービスに対する承認は実現され、これにより、端末機器は、NCISサービスを行うことができる。
【0038】
図3は、本願の実施例によるサービス承認の方法200の概略フローチャートであり、
図3に示すように、当該方法200は、以下のことを含み、
S210において、ネットワーク機器が端末機器に、第1のサービスを許可するかどうかを指示するための第1の指示情報を含む第1の情報を送信し、当該第1のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、当該第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器は、少なくとも1つのPLMNに由来するステップと、
S220において、当該端末機器が当該ネットワーク機器により送信される当該第1の情報を受信するステップと、を含むことができる。
【0039】
説明すべきものとして、当該第1のサービスは、主に、AR/VR、ゲームなどのアプリケーション向けのNCISサービスであってもよい。当該第1のサービスは、サイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、当該第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器は、1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器は、少なくとも1つのPLMNに由来する。例えば、1つのNCISグループには、5つの端末機器があり、そのうちの3つはPLMN 1の端末機器であり、2つはPLMN 2の端末機器であり、3つのPLMN 1の端末機器の間に、サイドリンク直接接続インタフェースを使用して通信し、同時に無線インタフェースを使用して2つのPLMN 2の端末機器と通信する。
【0040】
本願の実施例において、無線インタフェースは、基地局に基づいて実現されるUuインタフェースであってもよく、または、N3IWF中のWI-FI APに基づいて実現されるNwuインタフェースであってもよい。サイドリンク直接接続インタフェースは、端末と端末の間にサイドリンク(sidelink)に基づいて通信接続を行うインタフェースであり、PC5インタフェースとも呼ばれる。
【0041】
選択的に、当該第1の指示情報の表示形式として、まったく新しい指示情報であってもよく、外部ネットワークサーバ情報(DNN)であってもよく、さらに、単一ネットワークスライス補助情報(Single-Network Slice Selection Assistance Information、S-NSSAI)であってもよい。
【0042】
選択的に、本願の実施例において、当該第1の情報は、さらに、
当該第1のサービスに使用される無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)を許可する情報、
当該第1のサービスに使用されるサービス品質(Quality of Service、QoS)パラメータを許可する情報、および、当該QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
当該端末機器を属するグループ内の制御端末機器(Group Header)とすることを許可するかどうかの情報、
当該端末機器が属するグループ内のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
当該第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報(Identity、ID)、
当該第1のサービスによる発見(discovery)メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
当該端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために当該第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
当該端末機器が属するグループ内のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0043】
選択的に、上記第1の情報に、当該RATは、LTE、NRのうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
【0044】
選択的に、上記第1の情報に、当該QoSパラメータは、5Gサービス品質インデックス(5G QoS Index、5QI)、最小保証ビットレート(Guaranteed Bit Rate、GBR)、最大保証ビットレート(Maximum Bit Rate、MBR)のうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
【0045】
選択的に、上記第1の情報に、当該端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可する場合、当該端末機器は、同一のグループに属する他の端末機器のために当該第1のサービスに対するセッションを確立する能力を備え、当該端末機器は、当該ネットワーク機器に同一のグループに属するすべての端末機器に対する無線リソースを要求する能力を備え、当該端末機器は、同一のグループに属するすべての端末機器が当該ネットワーク機器と通信する媒体又は中継として使用されることができる。
【0046】
説明すべきものとして、グループにおける制御端末機器(Group Header)として、グループ内のその他の端末機器の代わりに、ネットワーク機器にNCIS PC5セッション(当該第1のサービスに対するセッション)確立を開始することができ、ネットワーク機器にグループ内のすべての端末機器が使用可能な無線リソースを要求することができ、グループ内の端末機器がネットワーク機器と通信する媒体又は中継として使用されることができる。
【0047】
説明すべきものとして、上記第1の情報に、異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報は、グループ内に異なるPLMNの端末機器が存在すると、当該異なるPLMNの端末機器がオペレーターのPC5インタフェース無線リソースを使用して通信することを許可するかどうかにより、許可される場合、許可されるPLMNリスト(list)及びグループリスト(Group list)を端末機器に通知するために用いられる。
【0048】
本願の実施例において、端末機器は、ネットワーク機器が当該第1のサービスに対する承認を行うように、第1のサービスをサポートする能力を報告することができる。選択的に、当該端末機器は、当該ネットワーク機器に、当該端末機器が当該第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を送信する。例えば、当該端末機器は、ネットワーク登録中にネットワーク機器に当該第2の情報を送信する。
【0049】
選択的に、本願の実施例において、当該端末機器は、ネットワーク登録中に、又は、ネットワーク登録後に、当該ネットワーク機器により送信される当該第1の情報を受信する。
【0050】
選択的に、本願の実施例において、当該ネットワーク機器は、AMFネットワーク要素であってもよく、PCFネットワーク要素であってもよく、さらに、UDMネットワーク要素であってもよい。
【0051】
選択的に、当該ネットワーク機器はAMFネットワーク要素であると、当該AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素又はPCFネットワーク要素から当該第1の情報に含まれる内容を取得することができる。
【0052】
例えば、端末機器のネットワーク登録中に、AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素から契約情報を取得し、当該契約情報には、当該第1の情報に含まれる内容が運ばれている。
【0053】
さらに、例えば、端末機器のネットワーク登録後に、AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素からAMFネットワーク要素に対して透過的に伝送するパッケージ情報(Container)を取得し、当該Containerには、当該第1の情報に含まれる内容が運ばれている。
【0054】
さらに、例えば、端末機器のネットワーク登録後に、AMFネットワーク要素は、PCFネットワーク要素からAMFネットワーク要素に対して透過的に伝送するContainerを取得し、当該Containerには、当該第1の情報に含まれる内容が運ばれている。
【0055】
選択的に、当該ネットワーク機器はPCFネットワーク要素であると、当該PCFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素から当該第1の情報に含まれる内容を取得し、および、AMFネットワーク要素を介して当該第1の情報を端末機器に送信することができる。
【0056】
例えば、端末機器のネットワーク登録後に、PCFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素に端末機器に対する契約情報を請求し、当該契約情報には、当該第1の情報に含まれる内容が運ばれており、および、AMFネットワーク要素を介して端末機器に当該第1の情報を送信し、このとき、当該第1の情報は、AMFネットワーク要素に対して透過的に伝送するContainerであってもよく、AMFネットワーク要素により解読可能な情報であってもよい。
【0057】
選択的に、当該ネットワーク機器はUDMネットワーク要素であると、UDMネットワーク要素は、AMFネットワーク要素を介して当該第1の情報を端末機器に送信することができる。
【0058】
例えば、端末機器のネットワーク登録後に、UDMネットワーク要素は、AMFネットワーク要素を介して端末機器に当該第1の情報を送信し、このとき、当該第1の情報は、AMFネットワーク要素に対して透過的に伝送するContainerであってもよく、AMFネットワーク要素により解読可能な情報であってもよい。
【0059】
選択的に、本願の実施例において、UDMネットワーク要素は、オペレーターから当該第1の情報に含まれる情報を取得し、または、外部のアプリケーションサーバから当該第1の情報に含まれる情報を取得する。
【0060】
以下、具体的な実施例を参照しながら本願の実施例によるサービス承認の方法について詳細に説明する。
【0061】
選択的に、1つの実施例として、
図4に示すように、当該サービス承認の方法300は、ステップS310-S330を含む。
【0062】
S310において、UEは、AMFネットワーク要素に登録要求(Registration Request)を送信する。
【0063】
具体的に、当該登録要求は、ネットワークに登録することを要求するために用いられ、当該登録要求には、NCISサービス能力が運ばれている。
【0064】
S320において、AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素にUEに対する契約情報を請求する。
【0065】
具体的に、当該契約情報は、第1の指示情報を含み、当該第1の指示情報は、NCISサービスを許可するかどうかを指示するために用いられる。当該第1の指示情報の表示形式として、新しい指示、またはDNN、またはS-NSSAIであってもよい。
【0066】
選択的に、当該契約情報は、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0067】
説明すべきものとして、上記パラメータは、オペレーターによりUDMネットワーク要素に設定されることができ、UDMネットワーク要素により外部のアプリケーションサーバから取得されることもできる。
【0068】
S330において、AMFネットワーク要素は、UEに登録受け入れ情報(Registration Accept)を送信する。
【0069】
当該登録受け入れ情報は、ネットワーク登録に成功したことをUEに通知するために用いられる。
【0070】
具体的に、UEはNCISサービスをサポートする能力を持つ場合、当該登録受け入れ情報は、当該契約情報に含まれるパラメータを含み、即ち、当該登録受け入れ情報は、当該第1の指示情報を含み、当該登録受け入れ情報は、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0071】
選択的に、他の実施例として、
図5に示すように、当該サービス承認の方法400は、ステップS410-S460を含む。
【0072】
S410において、UEは、AMFネットワーク要素に登録要求を送信する。
【0073】
具体的に、当該登録要求は、ネットワークに登録することを要求するために用いられ、当該登録要求には、NCISサービス能力が運ばれている。
【0074】
S420において、AMFネットワーク要素とPCFネットワーク要素との間にUEに対する、UE ID、NCISサービス能力を含むポリシーアソシエーション(Policy Association)を確立し、PCFネットワーク要素はUEがネットワークに登録したことを知っている。
【0075】
S430において、AMFネットワーク要素は、UEに登録受け入れ情報を送信する。
【0076】
当該登録受け入れ情報は、ネットワーク登録に成功したことをUEに通知するために用いられる。
【0077】
説明すべきものとして、上記S420はS430の後で発生してもよい。
【0078】
S440において、PCFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素にUEに対する契約情報を請求する。
【0079】
具体的に、当該契約情報は、UE ID及びAMFネットワーク要素に対して透過的に伝送するパッケージ情報(Container)を含み、当該Containerは、第1の指示情報を含み、当該第1の指示情報は、NCISサービスを許可するかどうかを指示するために用いられる。当該第1の指示情報の表示形式として、新しい指示、またはDNN、またはS-NSSAIであってもよい。
【0080】
選択的に、当該Containerは、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0081】
説明すべきものとして、上記パラメータは、オペレーターによりUDMネットワーク要素に設定されることができ、UDMネットワーク要素により外部のアプリケーションサーバから取得されることもできる。
【0082】
S450において、PCFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素にN1N2情報を送信する。
【0083】
説明すべきものとして、N1N2は、PCFネットワーク要素とAMFネットワーク要素との間のインタフェースであってもよい。
【0084】
具体的に、UEはNCISサービス能力を持つ場合、当該N1N2情報は当該Containerを含む。
【0085】
S460において、AMFネットワーク要素は、UEにダウンリンク(Downlink、DL)非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)情報を送信する。
【0086】
具体的に、当該DL NAS情報は当該Containerを含む。
【0087】
選択的に、他の実施例として、
図6に示すように、当該サービス承認の方法500は、ステップS510-S550を含む。
【0088】
S510において、UEは、AMFネットワーク要素に登録要求を送信する。
【0089】
具体的に、当該登録要求は、ネットワークに登録することを要求するために用いられ、当該登録要求には、NCISサービス能力が運ばれている。
【0090】
S520において、AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素にUEに対する登録情報を送信する。
【0091】
具体的に、当該登録情報は、UEがネットワークに登録したことをUDMネットワーク要素に通知するために用いられ、当該登録情報には、NCISサービス能力及びAMF IDが運ばれている。
【0092】
S530において、AMFネットワーク要素は、UEに登録受け入れ情報を送信する。
【0093】
当該登録受け入れ情報は、ネットワーク登録に成功したことをUEに通知するために用いられる。
【0094】
S540において、UDMネットワーク要素は、AMFネットワーク要素に通知情報を送信する。
【0095】
具体的に、UEはNCISサービス能力を持つ場合、当該通知情報には、UE ID及びAMFネットワーク要素透過伝送が必要なContainerが含まれ、当該Containerは、第1の指示情報を含み、当該第1の指示情報は、NCISサービスを許可するかどうかを指示するために用いられる。当該第1の指示情報の表示形式として、新しい指示、またはDNN、またはS-NSSAIであってもよい。
【0096】
選択的に、当該Containerは、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0097】
説明すべきものとして、上記パラメータは、オペレーターによりUDMネットワーク要素に設定されることができ、UDMネットワーク要素により外部のアプリケーションサーバから取得されることもできる。
【0098】
S550において、AMFネットワーク要素は、UEにDL NAS情報を送信する。
【0099】
具体的に、当該DL NAS情報は、当該Containerを含む。
【0100】
したがって、本願の実施例において、NCISサービスに対し、ネットワーク機器は、端末機器を承認することができ、これにより、端末機器がNCISサービスを行う必要がある際に順調に行われることができる。
【0101】
図7は、本願の実施例による端末機器600の概略ブロック図を示している。
図7に示すように、当該端末機器600は、
第1のサービスを許可するかどうかを指示するための第1の指示情報を含む第1の情報を受信するための通信ユニット610であって、前記第1のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つのPLMNに由来する通信ユニット610を含む。
【0102】
選択的に、前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0103】
選択的に、前記QoSパラメータは、5QI、GBR、MBRのうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
選択的に、前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可する場合、前記端末機器は、同一のグループに属する他の端末機器のために前記第1のサービスに対するセッションを確立する能力を備え、前記端末機器は、前記ネットワーク機器に同一のグループに属するすべての端末機器に対する無線リソースを要求する能力を備え、前記端末機器は、同一のグループに属するすべての端末機器が前記ネットワーク機器と通信する媒体又は中継として使用されることができる。
【0105】
選択的に、前記通信ユニット610は、さらに、前記ネットワーク機器に、前記端末機器が前記第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を送信するために用いられる。
【0106】
選択的に、前記通信ユニット610は、具体的に、
ネットワーク登録中に前記第2の情報を送信するために用いられる。
【0107】
選択的に、前記通信ユニット610は、具体的に、
ネットワーク登録中に、又は、ネットワーク登録後に、前記第1の情報を受信するために用いられる。
【0108】
本願の実施例による端末機器600は、本願の方法の実施例における端末機器に対応することができ、端末機器600における各ユニットの上記及びその他の操作及び/又は機能は、それぞれ
図3に示す方法200において端末機器の対応するフローを実現するために用いられると理解すべきであり、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0109】
図8は、本願の実施例によるネットワーク機器700の概略ブロック図を示している。
図8に示すように、当該ネットワーク機器700は、
端末機器が第1のサービスを許可するかどうかを指示するための第1の指示情報を含む第1の情報を送信するための通信ユニット710であって、前記第1のサービスがサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースとでの伝送をサポートし、前記第1のサービスに対する1つのセッション下での端末機器が1つのグループに属し、同一のグループ内の端末機器が少なくとも1つのPLMNに由来する通信ユニット710を含む。
【0110】
選択的に、前記第1の情報は、さらに、
前記第1のサービスに使用されるRATを許可する情報、
前記第1のサービスに使用されるQoSパラメータを許可する情報、および、前記QoSパラメータをサイドリンク直接接続インタフェース及び/又は無線インタフェースに適用することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースと無線インタフェースの使用を許可するかどうかの情報、
前記第1のサービスに使用されるサイドリンク直接接続インタフェースのRATを許可する情報、
異なるPLMNのユーザがサイドリンク直接接続インタフェースを使用してグループ通信を行うことを許可するかどうかの情報、および、許可されるPLMN識別子の情報、
前記第1のサービスによる発見メッセージの使用を許可するかどうかの情報、
前記端末機器が中継端末として属するグループ内の他の端末機器のために前記第1のサービス下でのデータを転送することを許可するかどうかの情報、
前記端末機器が属するグループ内のサービスはサイドリンク直接接続インタフェースでユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストのうちの少なくとも1つの方式を採用して伝送することを承認する情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0111】
選択的に、前記QoSパラメータは、5QI、GBR、MBRのうちの少なくとも1つを含む。
【0112】
選択的に、前記端末機器を属するグループ内の制御端末機器とすることを許可する場合、前記端末機器は、同一のグループに属する他の端末機器のために前記第1のサービスに対するセッションを確立する能力を備え、前記端末機器は、前記ネットワーク機器に同一のグループに属するすべての端末機器に対する無線リソースを要求する能力を備え、前記端末機器は、同一のグループに属するすべての端末機器が前記ネットワーク機器に通信する媒体又は中継として使用されることができる。
【0113】
選択的に、前記通信ユニット710は、さらに、前記端末機器が前記第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を受信するために用いられる。
【0114】
選択的に、前記ネットワーク機器700はAMFネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、前記端末機器のネットワーク登録中に、UDMネットワーク要素から前記端末機器に対する契約情報を取得するために用いられ、前記契約情報には、前記第1の情報に含まれる情報が運ばれており、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記契約情報に基づき、前記端末機器に、前記端末機器のネットワーク登録が完了したことを指示するための前記第1の情報を送信するために用いられる。
【0115】
選択的に、前記ネットワーク機器700はAMFネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、前記端末機器のネットワーク登録中に、UDMネットワーク要素に、前記端末機器が前記第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を送信するために用いられ、
前記通信ユニット710は、さらに、前記端末機器のネットワーク登録後に、前記UDMネットワーク要素により送信される、前記AMFネットワーク要素に対して透過的に伝送する前記第1の情報を受信するために用いられ、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記端末機器のネットワーク登録後に、前記端末機器に前記第1の情報を送信するために用いられる。
【0116】
選択的に、前記ネットワーク機器700はAMFネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、
前記端末機器のネットワーク登録中に、PCFネットワーク要素に、前記端末機器が前記第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を送信するために用いられ、
前記端末機器のネットワーク登録後に、前記PCFネットワーク要素により送信される、前記AMFネットワーク要素に対して透過的に伝送する前記第1の情報を受信するために用いられ、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記端末機器のネットワーク登録後に、前記端末機器に前記第1の情報を送信するために用いられる。
【0117】
選択的に、前記ネットワーク機器700はUDMネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、AMFネットワーク要素により送信される、前記端末機器が第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を受信するために用いられ、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記端末機器のネットワーク登録中に、前記AMFネットワーク要素に前記第1の情報を送信するために用いられる。
【0118】
選択的に、前記ネットワーク機器700はUDMネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、PCFネットワーク要素により送信される、前記端末機器が第1のサービスをサポートする能力を備えることを指示するための第2の情報を受信するために用いられ、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記端末機器のネットワーク登録後に、前記PCFネットワーク要素に前記第1の情報を送信するために用いられる。
【0119】
選択的に、前記第1の情報は、前記端末機器に対する契約情報であるか、または、前記第1の情報は、前記端末機器にのみ解読可能である。
【0120】
選択的に、前記通信ユニット710は、さらに、オペレーターから前記第1の情報に含まれる情報を取得し、または、外部のアプリケーションサーバから前記第1の情報に含まれる情報を取得するために用いられる。
【0121】
選択的に、前記ネットワーク機器700はPCFネットワーク要素であり、
前記通信ユニット710は、さらに、UDMネットワーク要素から前記端末機器に対する契約情報を取得するために用いられ、前記契約情報には、前記第1の情報に含まれる情報が運ばれており、
前記通信ユニット710は、具体的に、
前記契約情報に基づき、AMFネットワーク要素に前記第1の情報を送信するために用いられ、前記第1の情報は、前記端末機器にのみ解読可能である。
【0122】
本願の実施例によるネットワーク機器700は、本願の方法の実施例におけるネットワーク機器に対応することができ、ネットワーク機器700における各ユニットの上記及びその他の操作及び/又は機能は、それぞれ
図3に示す方法200においてネットワーク機器の対応するフローを実現するために用いられると理解すべきであり、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0123】
図9は、本願の実施例による通信機器800の概略構造図である。
図9に示す通信機器800は、プロセッサ810を含み、プロセッサ810は、本願の実施例における方法を実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0124】
選択的に、
図9に示すように、通信機器800は、さらに、メモリ820を含むことができる。プロセッサ810は、本願の実施例における方法を実現するために、メモリ820からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0125】
メモリ820は、プロセッサ810から独立した単独のデバイスであってもよく、プロセッサ810に集積されるものであってもよい。
【0126】
選択的に、
図9に示すように、通信機器800は、さらに、トランシーバー830を含むことができ、プロセッサ810は、当該トランシーバー830が他の機器に通信するように制御することができ、具体的に、他の機器に情報又はデータを送信し、又は他の機器により送信される情報又はデータを受信することができる。
【0127】
トランシーバー830は、発信機及び受信機を含むことができる。トランシーバー830は、さらに、アンテナを含むことができ、アンテナの数が1つ又は複数であってもよい。
【0128】
選択的に、当該通信機器800は、具体的に、本願の実施例に係るネットワーク機器であってもよく、当該通信機器800は、本願の実施例に係る各方法においてネットワーク機器により実現される対応するフローを実現することができ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0129】
選択的に、当該通信機器800は、具体的に、本願の実施例に係る移動端末/端末機器であってもよく、当該通信機器800は、本願の実施例に係る各方法において移動端末/端末機器により実現される対応するフローを実現することができ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0130】
図10は、本願の実施例に係るチップの概略構造図である。
図10に示すチップ900は、プロセッサ910を含み、プロセッサ910は、本願の実施例における方法を実現するために、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0131】
選択的に、
図10に示すように、チップ900は、さらに、メモリ920を含むことができる。プロセッサ910は、本願の実施例における方法を実現するために、メモリ920からコンピュータプログラムを呼び出して実行することができる。
【0132】
メモリ920は、プロセッサ910から独立した単独のデバイスであってもよく、プロセッサ910に集積されるものであってもよい。
【0133】
選択的に、当該チップ900は、さらに、入力インタフェース930を含むことができる。プロセッサ910は、当該入力インタフェース930が他の機器又はチップに通信するように制御することができ、具体的に、他の機器又はチップにより送信される情報又はデータを取得することができる。
【0134】
選択的に、当該チップ900は、さらに、出力インタフェース940を含むことができる。プロセッサ910は、当該出力インタフェース940が他の機器又はチップに通信するように制御することができ、具体的に、他の機器又はチップに情報又はデータを出力することができる。
【0135】
選択的に、当該チップは、本願の実施例におけるネットワーク機器に適用することができ、当該チップは、本願の実施例に係る各方法においてネットワーク機器により実現される対応するフローを実現することができ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0136】
選択的に、当該チップは、本願の実施例における移動端末/端末機器に適用することができ、当該チップは、本願の実施例に係る各方法において移動端末/端末機器により実現される対応するフローを実現することができ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0137】
理解すべきものとして、本願の実施例で言及したチップは、さらに、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
【0138】
図11は、本願の実施例による通信システム1000の概略ブロック図である。
図11に示すように、当該通信システム1000は、端末機器1010及びネットワーク機器1020を含む。
【0139】
該端末機器1010は、上記方法において端末機器により実現される対応する機能を実現するために用いられることができ、および、当該ネットワーク機器1020は、上記方法においてネットワーク機器により実現される対応する機能を実現するために用いられることができ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0140】
本願の実施例に係るプロセッサは、信号処理能力を持つ集積回路チップである可能性があることを理解すべきである。実現中には、上記方法の実施例の各ことは、プロセッサにおけるハードウェアの集積ロジック回路又はソフトウェア形の命令により完了されることができる。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。本願の実施例に開示される各方法、ステップ及びロジックブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は、当該プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例と組み合わせて開示される方法のことは、ハードウェアデコードプロセッサによる実行完了、又は、デコードプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせによる実行完了と直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本領域の成熟した記憶媒体に配置されてもよい。当該記憶媒体は、メモリに配置され、プロセッサは、メモリ内のメッセージを読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
【0141】
本願の実施例におけるメモリは、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、または、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両者を含むことができると理解することができる。そのうち、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable Rom、PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよい。限定的ではなく例示的な説明により、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、増強型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)などの数多くの形のRAMは利用可能である。注意すべきものとして、本明細書で説明したシステムと方法のメモリは、これら及びその他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
【0142】
上記メモリは、限定的なものではなく、例示的なものであり、例えば、本願の実施例におけるメモリは、さらに、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレートの同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、増強型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synch link DRAM、SLDRAM)及びダイレクトメモリバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)などであってもよい。つまり、本願の実施例におけるメモリは、これら及びその他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
【0143】
本願の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0144】
選択的に、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本願の実施例におけるネットワーク機器に適用することができ、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例に係る各方法においてネットワーク機器により実現される対応するフローを実行させ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0145】
選択的に、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本願の実施例における端末機器に適用することができ、当該コンピュータプログラムは、コンピュータに本願の実施例に係る各方法において移動端末/端末機器により実現される対応するフローを実行させ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0146】
本願の実施例は、さらに、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【0147】
選択的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例におけるネットワーク機器に適用することができ、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例に係る各方法においてネットワーク機器により実現される対応するフローを実行させ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0148】
選択的に、当該コンピュータプログラム製品は、本願の実施例における移動端末/端末機器に適用することができ、当該コンピュータプログラム命令は、コンピュータに本願の実施例に係る各方法において移動端末/端末機器により実現される対応するフローを実行させ、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0149】
本願の実施例は、さらに、コンピュータプログラムを提供する。
【0150】
選択的に、当該コンピュータプログラムは、本願の実施例におけるネットワーク機器に適用することができ、当該コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、コンピュータは、本願の実施例に係る各方法においてネットワーク機器により実現される対応するフローを実行し、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0151】
選択的に、当該コンピュータプログラムは、本願の実施例における移動端末/端末機器に適用することができ、当該コンピュータプログラムがコンピュータで実行されると、コンピュータは、本願の実施例に係る各方法において移動端末/端末機器により実現される対応するフローを実行し、簡潔にするために、ここで繰り返して説明しない。
【0152】
当業者は、本明細書に開示される実施例を参照して説明される各例示的なユニット及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、又はコンピューターソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせにより実施できると想到し得る。これらの機能がハードウェアで実行されるか、または、ソフトウェアで実行されるかは、技術案の特定のアプリケーションと設計上の制約条件に依存する。プロの技術者は、特定のアプリケーションごとに異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は、本願の範囲を超えると見なされるべきではない。
【0153】
当業者は、説明の便宜と簡潔のため、上記で説明されたシステム、装置、及びユニットの具体的動作プロセスは、前述方法の実施例における対応するプロセスを参照することができると明確に理解することができ、ここで繰り返して説明しない。
【0154】
本願によるいくつかの実施例において、開示したシステム、装置、及び方法は、他の形態で実現することができると理解すべきである。例えば、以上で説明された装置の実施例は例示的なものにすぎず、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能上の分割にすぎず、実際に実施される際に別の形態で分割してもよく、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムに組み合わせもしくは集積させたり、又は一部の特徴を反映させず、実行しなくてもよい。また、表示又は検討した互いの結合又は直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はユニットを介した間接的結合又は通信接続としてもよく、電気的形態、機械的形態又はその他の形態としてもよい。
【0155】
前記分離部品として説明されるユニットは、物理的に分離されてもよいし、分離されなくてもよい。ユニットとして示される部品は、物理ユニットであってもよいし、物理ユニットでなくてもよい。即ち、同一の場所に設けられてもよいし、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部のユニット、又はすべてのユニットを選択して本実施例に係る解決手段の目的を達成することができる。
【0156】
なお、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに集積されてもよいし、各ユニットは単独で物理的に存在してもよいし、又は2つ以上のユニットは1つのユニットに集積されてもよい。
【0157】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形で実施され、独立した製品として販売または使用される場合、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されることができる。このような理解に基づき、本願の実施例に係る技術案は、本質的に、または従来の技術に寄与する部分または当該技術案の一部が、ソフトウェア製品の形で具現化されることができ、当該コンピューターソフトウェア製品は、1つの記憶媒体に記憶され、コンピューターデバイス(パーソナルコンピューター、サーバ、又はネットワークデバイスなどであってもよい)に、本願の各実施例で説明した方法のステップのすべて又は一部を実行させるためのいくつかの命令を含む。前述記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能なさまざまな媒体を含む。
【0158】
以上の内容は、本願の具体的な実施形態にすぎず、本願の保護範囲はそれらに限定されず、当業者であれば、本願に開示される技術的範囲内に、容易に想到しうるすべての変更又は置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許要求の範囲の保護範囲に従うものとする。