(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-02
(45)【発行日】2023-08-10
(54)【発明の名称】ヒト化抗MUC1* 抗体
(51)【国際特許分類】
C07K 19/00 20060101AFI20230803BHJP
C07K 16/28 20060101ALI20230803BHJP
C07K 14/705 20060101ALI20230803BHJP
C12N 15/12 20060101ALI20230803BHJP
C12N 15/13 20060101ALI20230803BHJP
C12N 5/10 20060101ALI20230803BHJP
C12N 5/078 20100101ALI20230803BHJP
C12N 5/0783 20100101ALI20230803BHJP
C12N 5/0784 20100101ALI20230803BHJP
C12N 5/0787 20100101ALI20230803BHJP
【FI】
C07K19/00
C07K16/28
C07K14/705
C12N15/12 ZNA
C12N15/13
C12N5/10
C12N5/078
C12N5/0783
C12N5/0784
C12N5/0787
(21)【出願番号】P 2021021535
(22)【出願日】2021-02-15
(62)【分割の表示】P 2017542004の分割
【原出願日】2016-02-10
【審査請求日】2021-02-15
(32)【優先日】2015-02-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507081094
【氏名又は名称】ミネルバ バイオテクノロジーズ コーポレーション
(74)【復代理人】
【識別番号】110003797
【氏名又は名称】弁理士法人清原国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100082072
【氏名又は名称】清原 義博
(72)【発明者】
【氏名】バンダッド,シンシア
(72)【発明者】
【氏名】スマッジ,ブノワ
【審査官】小倉 梢
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2014/028668(WO,A2)
【文献】国際公開第2013/157102(WO,A1)
【文献】Adv. Exp. Med. Biol.,1994年,Vol. 353,p. 61-82
【文献】Mol. Immunol.,2005年,Vol. 42,p. 55-69
【文献】Hybridoma,2009年,Vol. 28, No. 2,p. 85-92
【文献】Exp. Cell Res.,2011年,Vol. 317,p. 2630-2641
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07K 16/00 - 16/46
C07K 14/00 - 14/825
C07K 19/00
C12N 15/00 - 15/90
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
UniProt/GeneSeq
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号233、235、若しくは237で示されるMN-E6 scFv、又は配列番号239、241、若しくは243で示されるMN-C2 scFvのscFv若しくはヒト化scFv、
リンカー領域
、
膜貫通領域
、及び
細胞質
尾部
を含むキメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項2】
前記細胞質尾部が、免疫系賦活をシグナルする配列モチーフを含
む、請求項
1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項3】
前記細胞質尾部が
、CD3-
zeta、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5若しくはCD7の1つ以上
のシグナル配列モチーフを含む、請求項1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項4】
前記CARの配列が、CARMN-E6 CD3z(配列番号:295)、CARMN-E6 CD28/CD3z(配列番号:298)、CARMN-E6 4-lBB/CD3z(配列番号:301)、CARMN-E6 OX40/CD3z(配列番号:617)、CARMN-E6 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号:304)、CARMN-E6 CD28/OX40/CD3z(配列番号:619)、CAR MN-C2 CD3z(配列番号:607)、CAR MN-C2 CD28/CD3z(配列番号:609)、CAR MN-C2 4-lBB/CD3z(配列番号:611)、CAR MN-C2 OX40/CD3z(配列番号:613)、CAR MN-C2 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号:307)、若しくはCAR MN-C2 CD28/OX40/CD3z(配列番号:615)である、請求項1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載のキメラ抗原リセプター(CAR)を含む細胞。
【請求項6】
前記CARを含む
前記細胞が、免疫系細胞である請求項
5に記載の細胞。
【請求項7】
前記CARを含む
前記免疫系細胞が、T細胞である請求項
6に記載の細胞。
【請求項8】
前記CARを含む
前記免疫系細胞が、樹状細胞である請求項
6に記載の細胞。
【請求項9】
前記CARを含む
前記免疫系細胞が、肥満細胞である請求項
6に記載の細胞。
【請求項10】
配列番号2
で示されるPSMGFRペプチドへのNME1二量体又はNME7の結合を競合的に阻害する、請求項1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項11】
前記リンカー領域が、配列番号380に少なくとも90%の相同性を有する配列を含む、請求項1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【請求項12】
ヒンジ領域をさらに含み、該ヒンジ領域が、配列番号349又は配列番号346に少なくとも90%の相同性を有する配列を含む、請求項1に記載の
キメラ抗原リセプター(CAR
)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒト化抗MUCl*抗体、及びその製造方法及びその使用用途に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明者は、MUC1(配列番号: l)膜貫通型タンパク質の開裂型が、すべてのヒト癌の75%以上の増殖を引き出す成長因子リセプタであることを以前に見出した。
【0003】
本発明者はそれをMUCl*(ムック 1スターと発音)と呼び、このMUC1の開裂型は、強力な成長因子リセプタである。
【0004】
MUC1の細胞外ドメインの大部分の開裂及び遊離は、リガンド二量体のNME1、NME6若しくはNME7を活性化するための結合部位を露呈する。それは、すべての癌の75%以上で異常に発現され、恐らく転移癌において高い割合で過剰発現されるので、制癌剤の理想的な標的である (FesslerSP, Wotkowicz MT, Mahanta SK and Bamdad C. (2009))。MUCl*は、乳癌細胞において、トラスツズマブ(ハーセプチン)抵抗性の決定因子である。Breast Cancer Res Treat.118(1)113-124。MUC1開裂の後、ほとんどのその細胞外ドメインは、細胞表面からおとされる。残りの部分は、一次成長要因リセプタ配列、PSMGFR(配列番号: 2)、を少なくとも含む欠失細胞外ドメインをもつ。
【0005】
抗体はヒト疾病を治療するためにますます使用されている。馬抗体のような人以外の種で生成された抗体が、ヒトでの治療手段として歴史的に使用されてきた。より最近、それらが異種抗体の一般的な拒否反応を回避するために、ほとんどヒト配列を含んでいるように、抗体は巧みに設計され若しくは選択されている。ヒト抗体への非人抗体の認識断片を操作する過程は、「ヒト化」と一般に呼ばれている。ヒト抗体配列を置き換えるために使用される、非ヒト配列の量は、それらがキメラ若しくはヒト化若しくは完全ヒトと呼ばれるかどうか決定する。
【0006】
ヒト化抗体若しくは完全ヒト抗体の生成を可能にする代替技術は存在する。これらの方法は、ヒト抗体若しくは抗体断片のライブラリーをスクリーニングし、そして、抗原で動物を免疫するのではなく、標的抗原に結合するものを同定することを含んでいる。別のアプローチは、抗体様分子中へ、抗体の可変領域の導入操作をすることである。本発明は、MUC1*の細胞外ドメインへ結合する、発明者が決定した、抗体の認識断片での使用アプローチを包含するように意図されている。
【0007】
抗体での患者の治療に加えて、癌免疫療法は、癌の治療に有効なことが最近示された。T細胞に基づいた癌免疫療法は、免疫系からの癌細胞の逃避を克服する、魅力的なアプローチである。CAR-T(キメラ抗原リセプターT細胞)療法と呼ばれた、最初の免疫療法は、養子T細胞療法のために患者のT細胞の表面でのCARの発現によるものであった(Dai H,Wang Y, Lu X, Han W. (2016) Chimeric Antigen Receptors Modified T-Cells forCancer Therapy. J Natl Cancer Inst. 108(7): djv439)。そのようなリセプタは、T細胞膜貫通及びシグナリングドメインにリンクされた抗癌scFvからできている。
癌関連抗原へのリセプタの結合で、信号が送信され、T細胞賦活、増殖及び癌細胞の標的化された撲殺に帰着する。実際、患者のT細胞は、単離され、CARで形質導入され、増幅され、そして患者へ注入して還される。患者のCAR T細胞が、癌細胞上の抗原に結合する場合、CAR T細胞は増幅し、癌細胞を攻撃する。この方法の欠点は、ほとんどの癌抗原がいくつかの健康な組織で発現されるが、ガン組織で過剰発現するとき、標的抗原を担持する細胞を破壊するために患者の免疫系を活性化することのリスクである。オフ腫瘍/オン標的の効果のリスクを最小化するために、癌抗原は、健康な組織について最小に発現されるべきである。
【0008】
第2の癌免疫療法は、BiTEs(2重特異的T細胞関与物)を含んでいる。BiTEアプローチは、CAR T関連オフ腫瘍/オン標的の効果のリスクを排除するために試みられた。CAR Tと異なり、BiTEsは、一般的な抗体に基づいた療法よりどんな大きなリスクももたらさないであろう二重特異性抗体である。しかしながら、癌抗原に結合し、阻止する典型的な癌治療抗体と異なり、BiTEsは、腫瘍細胞上の抗原に結合するように設計され、かつ同時にT細胞のような免疫細胞上の抗原に結合するように設計される。このように、BiTEは、腫瘍に対しT細胞を補充する。BiTEsは、癌関連抗原及びCD3イプシロンのようなT細胞の表面タンパク質に同時に結合する改変蛋白質である。BiTEsは、癌抗原に結合する治療用単クローン抗体のscFvに、抗CD3イプシロンのような、T細胞抗原に結合する抗体のscFvを遺伝子操作的にリンクすることにより作られた抗体である(Patrick A. Baeuerle, and CarstenReinhardt (2009) Bispecific T-cell engaging antibodies for cancer therapy.Cancer Res. 69(12):4941-4944)。
【発明の概要】
【0009】
1つの観点で、本発明はヒト若しくはヒト化抗MUCl*抗体若しくは抗体断片又は抗体様タンパク質を志向し、それはタンデムリピート領域が欠けているMUClアイソフォーム若しくは開裂産物の細胞外ドメイン上の部位へ結合する。ヒト若しくはヒト化抗MUCl*抗体若しくは抗体断片又は抗体様タンパク質は、特異的に以下に結合しうる;
【0010】
(i)MUC1のPSMGFR部位;
【0011】
(ii)PSMGFRペプチド;
【0012】
(iii) SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620)のアミノ酸配列をもつペプチド;
【0013】
(iv)SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEASRY(配列番号: 621)のアミノ酸配列を持つペプチド;
【0014】
(v)VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQY(配列番号: 622)のアミノ酸配列を持つペプチド;
若しくは
【0015】
(vi)SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTIN(配列番号: 623)のアミノ酸配列を持つペプチド。
【0016】
ヒト若しくはヒト化抗体は、IgGl、IgG2、IgG3、IgG4若しくはIgMでありうる。ヒト若しくはヒト化抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、scFv若しくはscFv-Fcでありうる。
【0017】
上記のような、ヒト若しくはヒト化抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、マウス単クローンのMN-E6抗体に由来する重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含んでいてもよい、またマウス単クローンのMN-E6抗体に少なくとも80%、90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持つ。重鎖可変領域は、配列番号13に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。軽鎖可変領域は、配列番号66に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。
【0018】
上記によるヒト若しくはヒト化抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、以下のような配列をもつ、CDR1、CDR2若しくはCDR3部位に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性をもつ、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域において相補性決定領域(CDR)を含みうる:
【0019】
CDR1重鎖配列番号: 17
【0020】
CDR1軽鎖配列番号:70、
【0021】
CDR2重鎖配列番号:21
【0022】
CDR2軽鎖配列番号:74、
【0023】
CDR3重鎖配列番号:25
【0024】
CDR3軽鎖配列番号:78.
【0025】
上述のヒト若しくはヒト化抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、マウス単クローンのMN-C2抗体に由来する重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含むことができ、またマウス単クローンのMN-C2抗体に、少なくとも80%、90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持っている。重鎖可変領域は、配列番号119に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちえ、及び軽鎖可変領域は、配列番号169に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持つ。重鎖可変領域及び軽鎖可変領域における相補性決定領域(CDR)は、以下のような配列をもつ、CDRl、CDR2若しくはCDR3部位に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる:
【0026】
CDRl重鎖配列番号: 123
【0027】
CDRl軽鎖配列番号: 173、
【0028】
CDR2重鎖配列番号: 127
【0029】
CDR2軽鎖配列番号: 177、
【0030】
CDR3重鎖配列番号: 131
【0031】
CDR3軽鎖配列番号: 181.
【0032】
上記におけるように、ヒト若しくはヒト化抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、マウス単クローンのMN-C3抗体に由来する重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含みうる、またマウス単クローンのMN-C3抗体に少なくとも80%、90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。重鎖可変領域は、配列番号:414に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる、及び軽鎖可変領域は、配列番号:459へ、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。重鎖可変領域及び軽鎖可変領域の相補性決定領域(CDR)は、以下のような配列をもつ、CDRl、CDR2若しくはCDR3部位に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる:
【0033】
CDRl重鎖配列番号:418、
【0034】
CDRl軽鎖配列番号:463、
【0035】
CDR2重鎖配列番号:422、
【0036】
CDR2軽鎖配列番号:467、
【0037】
CDR3重鎖配列番号:426、
【0038】
CDR3軽鎖配列番号:471。
【0039】
上記の、ヒト若しくはヒト化抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質は、マウス単クローンのMN-C8抗体に由来する重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含みうる、またマウス単クローンのMN-C8抗体に少なくとも80%、90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。重鎖可変領域は、配列番号:506に、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる、及び軽鎖可変領域は、配列番号:544へ、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる。重鎖可変領域及び軽鎖可変領域の相補性決定領域(CDR)は、以下のように配列をもつ、CDRl、CDR2若しくはCDR3部位へ、少なくとも90%若しくは95%若しくは98%の配列同一性を持ちうる:
【0040】
CDRl重鎖配列番号:508、
【0041】
CDRl軽鎖配列番号:546、
【0042】
CDR2重鎖配列番号:510、
【0043】
CDR2軽鎖配列番号:548、
【0044】
CDR3重鎖配列番号:512、
【0045】
CDR3軽鎖配列番号:550。
【0046】
別の観点では、本発明は、ヒト化カッパー(κ)軽鎖若しくはヒト化ラムダ(λ)軽鎖とペアになって、ヒト化IgG2重鎖若しくはヒト化IgG1重鎖によって表わされる、ヒト化MN-E6の配列で構成された抗MUCl*細胞外ドメイン抗体を志向する。ヒト化IgG2重鎖は、配列番号: 53でありえ、ヒト化IgGl重鎖は、配列番号:57でありえ、ヒト化カッパー軽鎖は配列番号: 108でありえ、またヒト化ラムダ軽鎖は配列番号:112でありえ、又は各々の90%、95%若しくは98%の配列同一性を持つ配列である。
【0047】
別の観点では、本発明は、ヒト化カッパー軽鎖及びヒト化ラムダ軽鎖とペアになって、ヒト化IgG2重鎖若しくはヒト化IgG1重鎖によって表わされる、ヒト化MN-C2の配列で構成された抗MUCl*細胞外ドメイン抗体を志向する。ヒト化IgG1重鎖MN-C2は、配列番号: 159でありえ、IgG2重鎖は、配列番号:164でありえ、カッパー軽鎖(配列番号: 213)若しくはラムダ軽鎖(配列番号:219)とペアとなる。又は各々の90%、95%若しくは98%の配列同一性を持つ配列である。
【0048】
別の観点では、本発明は、ヒト化カッパー軽鎖若しくはヒト化ラムダ軽鎖とペアになって、ヒト化IgG2重鎖若しくはヒト化IgG1重鎖によって表わされる、ヒト化MN-C3の配列で構成された抗MUCl*細胞外ドメイン抗体を志向する。ヒト化MN-C3IgG1重鎖は、配列番号: 454でありえ、IgG2重鎖は、配列番号:456でありえ、カッパー軽鎖は配列番号: 503でありえ、またラムダ軽鎖は配列番号:501でありえ、又は各々の90%、95%若しくは98%の配列同一性を持つ配列である。
【0049】
別の観点では、本発明は、ヒト化カッパー軽鎖若しくはヒト化ラムダ軽鎖とペアになって、ヒト化IgG2重鎖若しくはヒト化IgG1重鎖によって表わされる、ヒト化MN-C8の配列で構成された抗MUCl*細胞外ドメイン抗体を志向する。ヒト化MN-C8IgG1重鎖は、配列番号: 540でありえ、IgG2重鎖は、配列番号:542でありえ、カッパー軽鎖は配列番号: 582でありえ、またラムダ軽鎖は配列番号:580でありえ、又は各々の90%、95%若しくは98%の配列同一性を持つ配列である。
【0050】
別の観点では、本発明は、上記によるヒト若しくはヒト化抗MUCl*抗体、抗体断片若しくは抗体様タンパク質を志向し、それはMUC1*へのNMEタンパク質の結合を阻害する。NMEは、NME1、NME6、NME7AB、NME7若しくはNME8でありうる。
【0051】
まだ別の観点では、本発明は、リンカーによって接続している重及び軽鎖可変領域を含み、さらにMUCl*細胞外ドメインに結合する抗体のCDRsを含む一本鎖可変断片(scFv)を志向する。CDRsは、MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8抗体若しくはそのヒト化抗体に由来しうる。scFvは、配列番号:233、235及び237(E6);配列番号:239、241及び243(C2);配列番号:245、247及び249(C3);若しくは配列番号:251、253及び255(C8)をもつものでありうる。
【0052】
まだ別の観点では、本発明は、縦列(タンデム)反復を欠くMUC 1の細胞外ドメインへ結合するscFv若しくはヒト化可変領域、リンカー分子、膜貫通領域及び細胞質領域を含む、キメラ抗原リセプター(CAR)を志向する。一本鎖抗体断片は、以下に結合しうる;
【0053】
(i) MUC1のPSMGFR部位
【0054】
(ii)PSMGFRペプチド)
【0055】
(iii)以下のアミノ酸配列をもつペプチド
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620);
【0056】
(iv) 以下のアミノ酸配列をもつペプチド
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621);
【0057】
(v) 以下のアミノ酸配列をもつペプチド
VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQY(配列番号: 622);若しくは
【0058】
(vi)以下のアミノ酸配列をもつペプチド
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTIN(配列番号: 623)。
【0059】
上記CARにおいて、可変領域のうちのいずれかの部分は先に表示されそして上記した。あるいは、その組合せは、細胞外ドメイン、膜貫通部位、及び免疫系賦活をシグナルする配列モチーフを含む細胞質尾部で使用されてもよい。細胞外ドメインは、MN-E6 scFv、MN-C2 scFv、MN-C3 scFv若しくはMN-C8 scFvのヒト化一本鎖抗体断片で構成されうる。
【0060】
上記のようなCARにおいて、細胞外ドメインは、配列番号:233、235、若しくは237として表示されるMN-E6 scFv、若しくはMN-C2 scFv(配列番号: 239、241、若しくは243)、MN-C3 scFv(配列番号: 245、247、若しくは249)、若しくはMN-C8 scFv(配列番号: 251、253、若しくは255)のヒト化一本鎖抗体断片を含んでいる。
【0061】
上述されたCARのうちのどれでも、細胞質尾部は、シグナル配列モチーフCD3-zeta、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5若しくはCD7の1つ以上で構成されうる。
【0062】
上述されたCARのうちのどれでも、配列は以下でありうる;
CARMN-E6 CD3z(配列番号: 295);CARMN-E6 CD28/CD3z(配列番号: 298);CARMN-E6 4-lBB/CD3z(配列番号: 301);CARMN-E6 OX40/CD3z(配列番号: 617);CARMN-E6CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 304);CARMN-E6 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 619);CAR MN-C2 CD3z(配列番号: 607); CAR MN-C2 CD28/CD3z(配列番号: 609); CAR MN-C24-lBB/CD3z(配列番号: 611); CAR MN-C2 OX40/CD3z(配列番号: 613); CAR MN-C2 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 307);若しくはCAR MN-C2 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 615)。
【0063】
別の観点では、CARは、ペプチドを認識する細胞外ドメインユニットを持ちうる。該ペプチドはPSMGFR(配列番号: 2)でありうる。該ペプチドはNME7に由来したペプチドでありうる。該ペプチドは以下でありうる;
【0064】
NME7Aペプチド1(A領域): MLSRKEALDFHVDHQS(配列番号: 7);
【0065】
NME7Aペプチド2(A領域): SGVARTDASES(配列番号: 8);
【0066】
NME7Bペプチド1(B領域): DAGFEISAMQMFNMDRVNVE(配列番号: 9);
【0067】
NME7Bペプチド2(B領域): EVYKGVVTEYHDMVTE(配列番号: 10);若しくは
【0068】
NME7Bペプチド3(B領域): AIFGKTKIQNAVHCTDLPEDGLLEVQYFF(配列番号: 1l)。
【0069】
別の観点では、本発明は、同じ細胞へトランスフェクトされた異なる細胞外ドメインユニットをもった少なくとも2つのCARを含んでいる組成物を志向する。
【0070】
該少なくとも2つのCARは、ターゲットとする認識ユニットを持っていない1つのCARをもち、そして、別のCARはターゲットとする認識ユニットを持っている。若しくは、細胞外ドメイン認識ユニットのうちの1つは、MUCl*細胞外ドメインに結合しうる。若しくは、細胞外ドメイン認識ユニットのうちの1つは、PD-1を結合しうる。若しくは、細胞外ドメイン認識ユニットのうちの1つは、抗体断片でありえ、また、他方はペプチドである。若しくは、一つは、MN-E6抗体のscFv、MN-C2抗体のscFv、MN-C3抗体のscFv若しくはMN-C8抗体のscFvから成るグループから選ばれた抗MUCl* scFvであり、他はNME7に由来するペプチド若しくは以下のグループから選ばれる;
【0071】
NME7Aペプチド1(A領域): MLSRKEALDFHVDHQS(配列番号: 7);
【0072】
NME7Aペプチド2(A領域): SGVARTDASES(配列番号: 8);
【0073】
NME7Bペプチド1(B領域): DAGFEISAMQMFNMDRVNVE(配列番号: 9);
【0074】
NME7Bペプチド2(B領域): EVYKGVVTEYHDMVTE(配列番号: 10);そして
【0075】
NME7Bペプチド3(B領域): AIFGKTKIQNAVHCTDLPEDGLLEVQYFF(配列番号:11)。
【0076】
別の観点では、本発明は、MUCl*トランスフェクトされた若しくは形質導入された細胞に結合する細胞外ドメインをもったCARを含む細胞を志向する。CARを含んでいる該細胞は、免疫系細胞、好適にはT細胞、樹状細胞、若しくは肥満細胞でありうる。
【0077】
別の観点では、本発明は、操作された抗体様タンパク質を志向する。
【0078】
別の観点では、本発明は、ヒトである、抗体若しくは抗体断片ライブラリーをスクリーニングする方法を志向し、それは以下に結合する;
【0079】
(i)PSMGFRペプチド;
【0080】
(ii)以下のアミノ酸配列を持つペプチド
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620);
【0081】
(iii) 以下のアミノ酸配列を持つペプチド
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621);
【0082】
(iv) 以下のアミノ酸配列を持つペプチド
VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQY(配列番号: 622);
【0083】
(v) 以下のアミノ酸配列を持つペプチド
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTIN(配列番号: 623);
【0084】
(vi)NME7タンパク質;若しくは
【0085】
(vii)NME7タンパク質のペプチド断片。
【0086】
別の観点では、本発明は、その病気に苦しむ人に、任意の上記の抗体を投与することを含む対象の病気を治療する方法を志向し、そこでは該対象はMUClを異常に発現する。該病気は、乳癌、肺癌、結腸癌、胃癌のような癌でありうる。
【0087】
別の観点では、本発明は、その病気に苦しむ人に、NMEペプチドを投与することを含む対象の病気を治療する方法を志向する。そこでは該対象はMUClを異常に発現する。
【0088】
別の観点では、本発明は、細胞を、上記の任意の方法による若しくは上記の組成による抗体と接触させることを含む、幹細胞個体群を増殖若しくは拡張する方法を志向する。
【0089】
別の観点では、本発明は、ヒト化MN-C3若しくはMN-C8抗体、その抗体断片若しくはそ一本鎖抗体で表面を被覆し、そして該表面へ幹細胞を接触させることを含む、表面への幹細胞付着を促進する方法を志向する。
【0090】
別の観点では、本発明は、ヒト化MN-C3若しくはMN-C8抗体、その抗体断片若しくはそ一本鎖抗体で表面をコート(被覆)し、該表面に幹細胞を接触させ、特定の位置に該幹細胞を輸送するステップを含む、生体内若しくは生体外での幹細胞の移送方法を志向する。
【0091】
別の観点では、本発明は、ヒト化MN-C3若しくはMN-C8抗体、抗体断片若しくはそ一本鎖抗体で表面を被覆し、該表面に細胞の混合個体群と接触させ、そして幹細胞を分離するステップを含む、幹細胞を分離する方法を志向する。
【0092】
別の観点では、本発明は、タンデムリピート領域が欠けているMUC1アイソフォーム若しくは分解産物の細胞外ドメインへ結合する抗体に由来した可変領域断片を含むscFvを志向する。該可変領域断片は、マウス単クローン抗体MN-E6(配列番号: 13と66)、ヒト化MN-E6(配列番号: 39と94)、若しくはMN-E6 scFv(配列番号: 233、235と237)に由来しうる。若しくは、該可変領域断片は、マウス単クローン抗体MN-C2(配列番号: 119と169)、ヒト化MN-C2(配列番号: 145と195)、若しくはMN-C2 scFv(配列番号: 239、241と243)に由来しうる。若しくは、該可変領域断片は、マウス単クローン抗体MN-C3(配列番号: 414と459)、ヒト化MN-C3(配列番号: 440と487)、若しくはMN-C3 scFv(配列番号: 245、247及び249)に由来しうる。若しくは、該可変領域断片は、マウス単クローン抗体MN-C8(配列番号: 505と544)、ヒト化MN-C8(配列番号: 526と566)、若しくはMN-C8 scFv(配列番号: 251、253と255)に由来しうる。
【0093】
別の観点で、本発明は、上記scFvの有効な量を投与することを含む、MUC1またはMUCl*陽性癌も持つ若しくは進展のリスクが診断され、疑われるヒトの処置方法を志向する。
【0094】
別の観点では、本発明は、上述のscFvを含むscFv-Fc構築物を志向する。scFv-Fcは二量化しうる。若しくは、scFv-Fcがモノマーのように、Fcコンポーネントが変異させられうる。該変異は、Fcのヒンジ部を変異若しくは欠失させることを含みえ、配列番号281、279、285及び287によって代表される該FcにおけるF405Q、Y407R、T366W/L368W及びT364R/L368R変異若しくはその組み合わせをつくる。
【0095】
別の観点では、本発明は、少なくとも2つの異なるscFv配列を含むポリペプチドを志向し、そこで、scFv配列の1つは、タンデムリピート領域が欠けているMUC1アイソフォーム若しくは分解産物の細胞外ドメインへ結合する配列である。
ポリペプチドは以下に結合しうる;
【0096】
(i)MUC1のPSMGFR部位;
【0097】
(ii)PSMGFRペプチド;
【0098】
(iii)SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY (配列番号: 620)
のアミノ酸配列を持つペプチド;
【0099】
(iv) VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
のアミノ酸配列を持つペプチド;
【0100】
(v)VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQY(配列番号: 622)
のアミノ酸配列を持つペプチド;若しくは
【0101】
(vi)SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTIN(配列番号: 623)
のアミノ酸配列を持つペプチド。
【0102】
該ポリペプチドは、T細胞のような、特にT細胞におけるCD3のような、免疫細胞上のリセプターに結合しうる。
【0103】
別の観点では、本発明は、上述されたscFv-Fcを細胞のサンプルと接触させ、該細胞へのscFv-Fcの結合の存在を検出することを含む、MUCl*を異常に発現する細胞の存在を検出するための方法を志向する。該細胞は癌細胞でありうる。
【0104】
別の観点では、本発明は、相当するMN-E6 scFv-Fc、MN-C3 scFv-Fc、MN-C3 scFv-Fc若しくはMN-C8 scFv-Fcで、患者からの肉体標本と接触させるステップを含む、MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8の可変領域の部分を含む組成での治療の適応性に関して患者の癌をテストする方法を志向する。
【0105】
別の観点では、本発明は、成熟の様々な段階によって、T細胞がMUCl*特異リセプターを進展させる、MUCl*ペプチドに患者からのT細胞を呈示させ、適合(アドプティッド)T細胞作り、該適合T細胞を拡張させ、MUCl*陽性癌を持つ若しくは進展のリスクが診断され若しくは疑われるドナー患者に投与させることを含む疾患をもつ患者の処置の方法を志向する。
【0106】
本発明のこれら及び他の目的は、以下の本発明の詳細な説明、ここに開示された参照図面、及びここに特定された請求項からより完全に理解されうる。
【0107】
本発明は、ここに以下に記述の詳細な説明、及び図示のみで開示された添付図面からより完全に理解されうる。
【図面の簡単な説明】
【0108】
【
図1】
図1A~Dは、二価「bv」抗MUCl*抗体、一価「mv」若しくはFab、NM23-H1二量体若しくはNME7-ABで処置された、MUCl*陽性細胞の細胞増殖分析グラフを示す。二価の抗MUCl*抗体は、癌細胞の増殖を刺激するが、一価のFabは増殖を阻害する(A、B)。古典的な正規曲線は、リガンド誘導二量体化が、増殖を刺激することを示す。二量体のNM23-H1、aka NME1、は、MUCl*陽性癌細胞の増殖を刺激するが、MUC1発現を抑えるsiRNAがその効果を排除する(C)。NME7-ABは、また、MUC1*陽性細胞の増殖を刺激する(D)。
【0109】
【
図2】
図2 A-FはELISA分析の結果を示す。MUC1*ペプチドPSMGFR、N末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸aka N-10、若しくはC末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸aka C-10がプレート上に固定され次の結合分析をおこなった: NME7-AB(A)、MN-C2単クローン抗体(B)、MN-E6単クローン抗体(C)若しくは二量体NME1(D)。これらの分析は、NME1、NME7-AB、及び単クローン抗体MN-C2及びMN-E6がすべて、結合のために、MUCl*細胞外ドメインの第一の膜の近位10アミノ酸を必要とすることを示す。N末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸aka N-10又はC末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸aka C-10がプレート上に固定され次の結合分析をおこなった: MN-C3(E)及びMN-C8(F)。
【0110】
【
図3】
図3は、競合ELISA分析の結果を示す。PSMGFR MUC1*ペプチドが、プレート上で固定化され、そして、二量体のNM23-H1、aka NME1、が単独で若しくはMN-E6抗体の添加後に加えられた(A)。同様の実験がおこなわれ、そこではNM23-H7、NME7-ABが単独で加えられるか、MN-E6の添加後に加えられた(B)。結果は、MN-E6が、MUCl*活性化リガンド(MUC1* activating ligands)NME1及びNME7の結合を競争的に阻害することを示す。同様の実験(C)では、PSMGFR 若しくはN末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸、aka N-10、が、プレート上で固定化された。その後、二量体のNM23-H1が添加された。その後、抗MUCl*抗体MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8が、NM23-H1を競争的にオフするそれらの能力に関してテストされた。結果は、3つのすべての抗体は、PSMGFRペプチドに結合するが、MN-E6及びMN-C2は、MUCl*活性化リガンドの結合を競争的に阻害することを示す。
【0111】
【
図4】
図4 A-Fは、抗MUCl*抗体が特異的にMUCl*陽性癌細胞とMUCl*形質転換細胞に結合すること、非MUCl*若しくはMUC1の陰性細胞には結合しないことを、FACSスキャンで示す。ZR-75-1、aka 1500、MUCl*陽性乳癌細胞が、1.5 μg/mlヒト化MN-C2の1:2若しくは1:10希釈で染色された。2回の洗浄の後、細胞は、huMN-C2scFvにおいて、6x His tagを検出するために、1:200(A)、1:50(B)若しくは1:10のAlexa488(Qiagen)希釈への共役で、2次抗体、抗Pent-His抗体、で染色された。フロー血球計算分析は、特異的結合を示して、細胞の部分集合の濃度依存性のシフトを明らかにした。それはMN-C2 scFvの欠如(A~C)で見られない。別の場合では、MN-E6が、空のベクター、シングル細胞クローン#8、で形質転換されたMUC1陰性結腸癌細胞HCT-116(D)、MUC1*シングル細胞クローン#10で形質転換されたHCT-116結腸癌細胞(E)、若しくはZR-75-1、aka 1500、MUC1*の陽性乳癌細胞を染色するのに使われた。FACSが示すように、両方のMN-C2及びMN-E6のみが、MUCl*陽性細胞を染色し、非MUC1若しくはMUCl*陰性の細胞ではされなかった。
【0112】
【
図5】
図5は、MUCl* PSMGFRペプチド若しくはコントロールペプチドのいずれかで表面が被覆されるELISAでのグラフを示す。その後、ヒト化MN-C2 scFvが、その表面でインキュベートされ、洗浄され、標準分析法によって検出された。ELISAは、huMN-C2 scFvが、約333nM のEC-50でMUC1*ペプチドに結合することを示す。
【0113】
【
図6】
図6A-Bは、MUCl*抗体可変領域断片ヒト化MN-C2 scFvによる癌細胞増殖阻害のグラフを示す。hMN-C2 scFvは、インビトロELISAと同じEC-50で、強力に、ZR-75-1、aka 1500、MUC1*陽性乳癌細胞(A)及びT47D MUC1*陽性乳癌細胞(B)、の増殖を阻害した。
【0114】
【
図7】
図7 A-Bは、ヒト癌を移植され、その後、抗MUCl*抗体MN-E6若しくはモックで処理された免疫寛容マウスでの癌成長のグラフを示す。90日間発情ホルモンペレット剤が埋め込まれた雌のnu/nuマウスに、Matrigelと50/50に調合された600万T47Dヒト乳癌細胞が注入された。少なくとも150mm
3であり、そして腫瘍容積の3連続増加のあった腫瘍を担持するマウスが、処置に選ばれた。動物は、80 mg/kg MN-E6 Fabを皮下に週当たり2度注入された、また、同じ選択基準に適合する等しい数のマウスが、ビヒクルを単独で注入された(A)。オスのNOD/SCIDマウスに、Matrigelと50/50で調合された600万DU-145ヒト前立腺癌細胞が注入された。少なくとも150mm
3であり、そして腫瘍容積の3連続増加のあった腫瘍を担持するマウスが、処置に選ばれた。動物は、48時間ごとに160 mg/kg MN-E6 Fabを皮下に注入され、また、同じ選択基準に適合する等しい数のマウスに、ビヒクルを単独で注入された(B)。腫瘍は、2人の研究者によって独立して週当たり2度測定され記録した。統計は、各々のために0.0001のP valueを与え、独立した統計者によってブラインド的に計算された。抗MUCl*Fabは、乳癌増殖及び前立腺癌増殖を阻害した。処置は、重量、骨髄細胞タイプ若しくは数に影響がなかった。
【0115】
【
図8】
図8は、軽鎖がカッパ若しくはラムダだったか、可変部分がヒトIgGlかIgG2に融合しているかどうかに依存して、ヒト化MN-E6抗MUCl*抗体の発現の異なるレベルを示すELISA分析のグラフである。
【0116】
【
図9】
図9は、MN-E6抗体のヒト化バージョンに対する親マウスMN-E6抗体について、MUCl*細胞外ドメインに由来したPSMGFRペプチドを示す表面への結合を比較するELISA分析のグラフである。
【0117】
【
図10】
図10は、軽鎖がカッパ若しくはラムダだったか、可変部分がヒトIgGlかIgG2に融合しているかどうかに依存して、ヒト化MN-C2抗MUCl*抗体の発現の異なるレベルを示すELISA分析のグラフである。
【0118】
【
図11】
図11は、MN-C2抗体のヒト化バージョンに対する親マウスMN-C2抗体について、MUCl*細胞外ドメインに由来したPSMGFRペプチドを示す表面への結合を比較するELISA分析のグラフである。
【0119】
【
図12】
図12は、MUCl*細胞外ドメインから由来するPSMGFRペプチドを提示す表面へ結合している、ヒト化一本鎖(scFv)MN-C2 及びMN-E6抗体の結合を示すELISA分析のグラフである。
【0120】
【
図13】
図13A~Cは、プロテインAアフィニティカムでの、低IgG FBSで増加されたMN-E6 scFv-Fc融合蛋白質の精製に関するFPLCトレースを示す。A)はフロースルーのトレースである。B)は溶離のトレースである。C)は、還元若しくは非還元ゲルでの精製タンパク質を示す。
【0121】
【
図14】
図14 A-Bは、非還元ゲルでの、精製されたMN-E6 scFv-Fc融合蛋白質のSDS-PAGE特性の写真を示し、そこではMN-E6に融合されたFc部分は、野生型(wt)若しくは以下のように変異させた:A) F405Q、Y407R、T394D;B) T366W/L368W、T364R/L368R、T366W/L368W若しくはT364R/L368R。Fc突然変異体F405Q、Y407R、T366W/L368W、T364R/L368R、T366W/L368W及びT364R/L368Rはすべて、ダイマー型に対しモノマーを好適とした。示された突然変異のための参照構成アミノ酸配列は、配列番号:273である。
【0122】
【
図15】
図15 A-Bは、プロテインAアフィニティカムでの、低IgG FBSで育てられたMN-E6 scFv-Fc Y407Q融合蛋白質の精製に関するFPLCトレースを示す。A)はフロースルーのトレースである。B)は溶離のトレースである。該タンパク質は、S200カラムでのサイズ排除法によってさらに精製された(C)。(D)は、どの分画がモノマーの優勢を持っていたか示すSDS-PAGEゲルの写真である。示された突然変異のための参照構成アミノ酸配列は、配列番号:273である。
【0123】
【
図16】
図16は、非還元ゲル上での精製されたMN-E6 scFv-Fc突然変異体融合蛋白質のSDS-PAGE特性の写真を示し、そこで、MN-E6 scFvに融合されたFc部分は、野生型(wt)若しくはFcのヒンジ部、DHinge、の欠失によって変異させられた若しくはFcのヒンジ部欠失とさらにY407R突然変異を担持する。Fc突然変異体はすべてダイマー型よりモノマーを好適とした。示された突然変異のための参照構成アミノ酸配列は配列番号:273である。
【0124】
【
図17】
図17A~C:AとBは、それがモノマーであることを示す、MN-E6 scFv-Fcヒンジレス突然変異体の大規模発現と精製の非還元SDS-PAGE特性の写真を示す。MN-E6 scFv-Fcヒンジレス突然変異体のFPLC特性及び精製が示される(C)。
【0125】
【
図18】
図18A~Cは、非還元ゲル(A)若しくは還元ゲル(B)での精製されたMN-C3 scFv-Fc融合蛋白質のSDS-PAGE特性の写真を示す。該タンパク質は、サイズ排除法によって精製された。FPLCトレースが示される(C)。
【0126】
【
図19】
図19 A-Bは、MN-C3若しくはMN-E6 Fabs、scFv 、scFv-Fc のNativeゲルでの写真を示し、そこで、Fc部分は、野生型又はモノマーを好適とするか若しくはもっぱらモノマーである突然変異体である。Native型ゲルは、Y407R Fc突然変異(A)及び二重突然変異体Y407Rと欠失されたヒンジ(B)は、二量体に対しモノマーを最大好適とすることを示す。タンパク質が、典型的な使用濃度よりはるかに高い濃度でゲルに装填されることに注意がいる。他のFc突然変異体のダイマー型は、装填濃度が非常に高いという事実のみを反映しうる。
【0127】
【
図20】
図20は、表面が、PSMGFRペプチド、N末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸若しくはC末端からマイナス10アミノ酸で固定されたELISAのグラフを示す。hu MN-E6 scFv-Fcは、PSMGFRペプチド及びPSMGFR N-10ペプチドへは結合するが、PSMGFR C-10ペプチドには結合しない。親(parent)MN-E6抗体及びヒト化MN-E6は、結合のために、PSMGFRのC末端10アミノ酸を必要とする。
【0128】
【
図21】
図21 A-Bは、いくつかの抗MUCl* scFv-Fc融合蛋白質のELISAグラフを示し、そこでFc部位は除去されたか変異させられた。hu MN-E6 scFv-Fc-wt、hu MN-E6 scFv-Fc-Y407R、hu MN-E6 scFv-Fc-ヒンジレス及びhu MN-E6 scFv-Fc Y407R-ヒンジレスが示される。突然変異体はすべて、MUCl*細胞外ドメインのPSMGFRペプチドに結合する(A)。Fc部位が野生型である若しくは変異型である、いくつかの抗MUCl* scFv-Fc融合蛋白質のELISAグラフが示される。hu MN-E6 scFv-Fc-wt、hu MN-E6 scFv-Fc –ヒンジレス、及びhu MN-C3scFv-Fcが示される(B)。すべては、MUC1*細胞外ドメインのPSMGFRペプチドに結合する。
【0129】
【
図22】
図22A~Cは、分析プレート面が、PSMGFRペプチド、N末端からPSMGFRマイナス10アミノ酸若しくはC末端からマイナス10アミノ酸で固定されたELISAのグラフを示す。その後、MN-C3抗体variantが、様々なMUCl*ペプチドへの結合について分析された。A) 精製マウス単クローンMN-C3抗体;B) 不純ヒト化MN-C3抗体;そしてC)、ヒト化MN-C3 scFv-Fc。ELISAは、ある欠失ペプチドに対してと同様にPSMGFRペプチドにも結合を示す。
【0130】
【
図23】
図23は、MUCl*ペプチドPSMGFRへの、ヒト化MN-E6 scFv-Fcデルタヒンジ、akA Dヒンジ若しくはヒンジレス、及びヒト化MN-E6 scFvの結合を定量するELISA分析のグラフを示す。
【0131】
【
図24】
図24は、免疫蛍光実験の写真を示し、そこでヒト化MN-C2 scFvかMN-E6 scFvが、同一の濃度依存法で、特異的に、MUCl*陽性乳癌細胞に結合する。A~G: 示された濃度で、T47D乳癌細胞に結合するhu MN-C2 scFv。H~Nは、蛍光ラベルされたscFv及びDAPIを示す。O~U: 示された濃度で、T47D乳癌細胞に結合するhu MN-E6 scFv。V~B'は、蛍光ラベルされたscFv及びDAPIを示す。C'は2次抗体コントロールである。
【0132】
【
図25】
図25 A-Lは、通常培地若しくはヒト化MN-E6 scFvが存在する状態で培養された1500のMUCl*陽性乳癌細胞の写真を示す。A~Dは、4X拡大で得られた明るいフィールドイメージである。E~Hは、4X拡大で得られたカルセイン蛍光画像である。I~Lは、10X拡大で得られたカルセイン蛍光画像である。A、E、Iは、通常RPMI培地で培養されたコントロール細胞を示す。B、F、Jは、通常RPMI培地に、実験ウェルに加えられるPBS中のMN-E6 scFvの量と等しいPBS量をプラスした培地で培養されたコントロール細胞を示す。C、G、Kは、500μg/mL MN-E6 scFvをプラスされた通常RPMI培地中で培養された細胞を示す。D、H、Lは、5μg/mL MN-E6 scFvをプラスされた通常RPMI培地中で培養された細胞を示す。写真は、より大きな効果の500 μg/mLで及び5 μg/mLのMN-E6 scFvによる、MUCl*陽性細胞の死滅及び/又は増殖阻害を示す。イメージは、テスト分子の96時間後の添加で得られた。
【0133】
【
図26】
図26 A~Lは、ヒンジレス若しくはデルタヒンジ変異体であるヒト化MN-E6 scFv-Fc Dヒンジの存在下で又は通常培地で培養された1500のMUCl*陽性乳癌細胞の写真を示す。A~Fは、20X拡大で得られた明るいフィールド・イメージである。G~Lは、4X拡大で得られたカルセイン蛍光画像である。A、Gは、通常RPMI培地中で培養されたコントロール細胞を示す。B、Hは、100μg/mL hMN-E6 scFv-Fc Dヒンジをプラスされた通常RPMI培地で培養された細胞を示す。C、Iは、50μg/mL hMN-E6 scFv-Fc Dヒンジをプラスされた通常RPMI培地で培養された細胞を示す。D、Jは、5μg/mL hMN-E6 scFv-Fc Dヒンジをプラスされた通常RPMI培地で培養された細胞を示す。E、Kは、0.5μg/mL hMN-E6 scFv-Fc Dヒンジをプラスされた通常RPMI培地で培養された細胞を示す。F、Lは、MN-E6Fabの500 μg/mLをプラスされた通常RPMI培地の中で培養された細胞を示す。写真は、より大きな効果の100 μg/mLで及び大きな効果の50 μg/mLで及び 5 μg/mLのhMN-E6 scFv-Fc Dヒンジによる、MUCl*陽性細胞の死滅及び/又は増殖阻害を示す。細胞形態をコントロール細胞と比較して、MN-E6 Fabで若しくは有効な量のhMN-E6 scFv-Fc Dヒンジで育てられた癌細胞は、細胞死前に形態変更が生じる細胞の円形化を示す。イメージは、テスト分子の96時間後の添加で得られた。
【0134】
【
図27】
図27は、
図25及び26の蛍光画像の画像分析のグラフを示す。イメージJは、ヒト化MN-E6scFv若しくはMN-E6 scFv-Fcデルタヒンジ、akA Dヒンジ、における96時間処置後に残存する細胞の数の計算するために使用された。分析ソフトウェアは各写真の細胞の数の量を計算するためにピクセル蛍光強度及びピクセル計算を使用する。分析は全イメージ512X512ピクセル、8ビットイメージ上で行なわれた。比較のために、マウス単クローンMN-E6Fabの阻害も分析された。
【0135】
【0136】
【
図29】
図29は、CAR T細胞がK562-wt細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出された時の、MN-E6-CD8-3z、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-CD28-3z及びMN-E6-CD4-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換されたJurkat T細胞によるIL-2サイトカイン分泌を測定する実験のグラフである。
【0137】
【
図30】
図30は、CAR T細胞がK562-wt細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出された時の、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-CD28-3z及びMN-E6-CD4-41BB-3zを含むCARのパネルで変換されたJurkat T細胞によるIL-2サイトカイン分泌を測定する実験のグラフである。
【0138】
【
図31】
図31は、CAR T細胞がK562-wt細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出された時の、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD4-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された、ヒト血液から単離された、初代ヒトT細胞によるIL-2サイトカイン分泌を測定する実験のグラフである。
【0139】
【
図32】
図32は、CAR T細胞がK562-wt細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出された時の、MN-E6-CD8-CD28-3z及びMN-E6-CD4-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された、ヒト血液から単離された、初代ヒトT細胞によるインターフェロンガンマ(IFNg)分泌を測定する実験のグラフである。
【0140】
【
図33】
図33は、CAR T細胞がK562-wt細胞、MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞、又は前立腺癌、乳癌若しくは膵臓癌のMUCl*陽性癌に露出された時の、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された、ヒト血液から単離された、初代ヒトT細胞によるインターフェロンガンマ(IFNg)分泌を測定する実験のグラフである。
【0141】
【
図34】
図34は、CAR T細胞がK562-wt細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出された時の、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD4-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された、ヒト血液から単離された、初代ヒトT細胞時の標的細胞死を測定する実験のグラフである。T細胞対標的細胞の比率は1: 1で、細胞は24時間共培養された。
【0142】
【
図35】
図35 A-Bは、1日目から3日目までの標的細胞生存の時間的経過を測定するFACSのグラフである。血液サンプルから分離された、初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-3z、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された。その後、CAR T細胞は、MUCl*の低レベルを自然に発現するK562-wt細胞、若しくはMUCl*ハイ(high)でトランスフェクトされたK562細胞に露出された。標的細胞に対するMUCl*標的化CAR T細胞(MUCl* targeting CAR-T cell)の比率は、1: 1、10: 1、または20: 1であった。生存細胞は、1日目(A)若しくは3日目(B)で検出され測定された。
【0143】
【
図36】
図36は、共培養実験の3日目の標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-3z、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された。その後、該CAR T細胞は、MUCl*陽性T47D乳癌細胞若しくはMUCl*陽性1500 aka ZR-75-1乳癌細胞に露出された。標的細胞に対するMUCl*標的化CAR T細胞(MUCl* targeting CAR-T cell)の比率は、1: 1または10: 1であった。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CAR(MUCl* targeting CAR)で変換されたT細胞は、変換されていないコントロールT細胞より、MUCl*癌細胞に対し、はるかに大きな殺効果がある。さらに、殺結果は、T細胞:標的細胞の比率が上昇するとき、さらに増加する。
【0144】
【
図37】
図37は、共培養実験の一日目の標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された。その後、該CAR T細胞は、次のMUCl*陽性癌細胞に露出された: T47D乳癌; capan2膵臓癌;若しくはDU-145前立腺癌。標的細胞に対するMUCl*標的化CAR T細胞(MUCl* targeting CAR-T cell)の比率は、5: 1であった。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CAR(MUCl* targeting CAR)で変換されたT細胞は、変換されていないコントロールT細胞よりはるかに大きなMUCl*癌細胞に対し殺効果がある。測定が、5:1(標的細胞へのT細胞)比で24時間の後におこなわれたことに注意。さらにCD8構築物と十分等しく、CD4細胞外ドメイン-膜貫通-細胞質尾部をもつMUCl*標的化CAR(MUCl* targeting CAR)は機能することも注意。
【0145】
【
図38】
図38は、共培養実験の3日目での標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された。その後、CAR T細胞は次のMUCl*陽性癌細胞に露出された: MUCl*でトランスフェクトされたK562白血病細胞; T47D乳癌;1500 aka ZR-75-1乳癌細胞;若しくはCAPAN-2膵癌細胞。変換されていないT細胞コントロールに加えて、分析はPC3 MUCl*陰性前立腺癌細胞で行なわた。標的細胞に対するMUCl*標的化CAR T細胞(MUCl* targeting CAR-T cell)の比率は、1:1である。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CAR(MUCl* targeting CAR)で変換されたT細胞は、変換されていないコントロールT細胞よりはるかに大きなMUCl*癌細胞に対し殺効果がある。さらに、殺結果は、MUCl*陽性細胞に特異的である。CD8構築物と十分等しく、CD4細胞外ドメイン-膜貫通-細胞質尾部をもつMUCl*標的化CAR (MUCl* targeting CAR)は機能することに注意。
【0146】
【
図39】
図39は、標的細胞へのCAR T細胞、5:1比率で、標的細胞と共培養での24時間以上のCAR T細胞増殖のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで変換された。CAR T細胞は、MUC1*陽性T47D乳癌細胞、MUCl*陽性Capan膵癌細胞、及びMUC1陰性細胞HCT-116結腸癌細胞及びHEK-293ヒト胚腎臓細胞と、共培養された。グラフから見ることができるように、CAR T個体群は、MUCl*陽性細胞の存在する状態で増加されている。
【0147】
【
図40】
図40は、MUCl*標的化CARs(MUCl* targeting CARs)のウェスタンブロットの写真を示す。1~9まで、次のものがある:l. E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc);2: E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc ヒンジレス)3: E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc)4: E6scFv-FcH-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジレスヒンジ部としてのヒトFc)5: E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部)6: E6scFv-IgD-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部)7: E6scFv-X4-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としての長フレキシブルリンカー)8: E6scFv-X4-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としての長フレキシブルリンカー)9: E6scFv-8-4-41BB-CD3z。(CD4 TM をもったCD8とCD4からのヒンジ部)。
【0148】
【
図41】
図41は、MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z、MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z及びMN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3zで変換されたヒトT細胞と共培養されたT47D乳癌細胞のFACSスキャンのグラフを示す。T細胞と癌細胞は、1:1の比率で、48時間共培養された。T細胞計算は、すべての変換されていないT細胞の平均に標準化され、そして、標的細胞は、変換されていないT細胞と共培養された時の個々の特定の細胞型に標準化された。グラフは、CAR T細胞がMUCl*陽性癌細胞と共培養される場合、T細胞個体群は拡大し、ターゲットとされた癌細胞群は減少することを示す。
【0149】
【
図42】
図42は、MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z、MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z及びMN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3zで変換されたヒトT細胞と共培養された、T47D乳癌細胞、Capan-2膵癌細胞、K562-MUC1*トランスフェクト細胞、及びK562-wt細胞のFACSスキャンのグラフを示す。T細胞と癌細胞は、48時間1:1の比率で共培養された。T細胞計算はすべての変換されていないT細胞の平均に標準化された。また、変換されていないT細胞で共培養された時、標的細胞は個々の特定の細胞型に標準化された。T細胞計算は、すべての変換されていないT細胞の平均に標準化され、そして、標的細胞は、変換されていないT細胞と共培養された時の個々の特定の細胞型に標準化された。グラフは、CAR T細胞がMUCl*陽性癌細胞と共培養される場合、T細胞個体群は拡大し、ターゲットとされた癌細胞群は減少することを示す。
【0150】
【
図43】
図43 A、Bは乳癌組織アレイの写真である。A)は、MUC1-FL(全長)を認識するVU4H5で染色された;B)は、癌性MUCl*を認識するマウス単クローン抗体MN-C2で染色された。自動染色(Clarient診断)によって、組織染色は、強度スコア及び分布スコアを組み合わせるオールレッド・スコアリング方法を使用してスコア化された。C、D、E、Fは、各患者の組織のMUC1全長染色のために計算されたスコアを示すカラーコード化グラフである。G、H、I、Jは、各患者の組織のMUCl*染色のために計算されたスコアを示すカラーコード化グラフである。
【0151】
【
図44】
図44 A、Bは乳癌組織アレイの写真である。A)は、MUC1-FL(全長)を認識するVU4H5で染色された;B)は、癌性MUCl*を認識するマウス単クローン抗体MN-C2で染色された。自動染色(Clarient診断)によって、組織染色は、強度スコア及び分布スコアを組み合わせるオールレッド・スコアリング方法を使用してスコア化された。C、D、E、Fは、各患者の組織のMUC1全長染色のために計算されたスコアを示すカラーコード化グラフである。G、H、I、Jは、各患者の組織のMUCl*染色のために計算されたスコアを示すカラーコード化グラフである。
【0152】
【
図45】
図45は、2.5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のstreptavidin HRP抗体で染色された乳癌組織及び正常乳の写真を示す。A)は、正常乳組織である。B-Dは、図で表示されるような患者からの乳癌組織である。E-Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0153】
【
図46】2.5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された乳癌組織及び正常乳の写真を示す。A)は、正常な乳組織である。B-Cは、図で表示されるような患者からの乳癌組織である。D-Fは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0154】
【
図47】
図47は、10 μg/mLのMN-E6抗MUCl*抗体で染色され、次に、ウサギ抗マウス2次HRP抗体で染色された乳癌組織の写真である。A~Dは、患者#300からの乳癌組織である。E~Hは、転移癌患者#291からの乳癌組織である。
【0155】
【
図48】
図48は、2.5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された肺癌組織及び正常肺の写真を示す。A)は、正常な肺組織である。B、Cは、図で表示されるような患者からの肺癌組織である。D~Fは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0156】
【
図49】
図49は、2.5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された肺癌組織及び正常肺の写真を示す。A)は、正常な肺組織である。B、Cは、図で表示されるような患者からの肺癌組織である。D~Fは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0157】
【
図50】
図50は、25μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された肺癌組織及び正常肺の写真を示す。A)は、正常な肺組織である。B、Cは、図で表示されるような患者からの肺癌組織である。D~Fは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0158】
【
図51】
図51は、25μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された肺癌組織及び正常肺の写真を示す。A)は、正常な肺組織である。B、Cは、図で表示されるような患者からの肺癌組織である。D~Fは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0159】
【
図52】
図52は、5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次streptavidin HRP抗体で染色された小腸癌組織及び正常小腸の写真を示す。A)は、正常な小腸組織である。B)は、図で表示されるような患者からの小腸癌組織である。C、Dは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0160】
【
図53】
図53は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された小腸癌組織及び正常小腸の写真を示す。A~Dは、正常な小腸組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0161】
【
図54】
図54は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された小腸癌組織及び正常小腸の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような患者からの小腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0162】
【
図55】
図55は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された小腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような患者からの小腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0163】
【
図56】
図56は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された正常結腸組織の写真を示す。A~Dは、正常結腸組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0164】
【
図57】
図57は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような転移性癌患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0165】
【
図58】
図58は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるようなグレード2の癌患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0166】
【
図59】
図59は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような転移性癌患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0167】
【
図60】
図60は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0168】
【
図61】
図61は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0169】
【
図62】
図62は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、2次ヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【発明を実施するための形態】
【0170】
本発明で、「a」及び「an」は、単一及び複数対象の両方を参照するために使用されている。
【0171】
ここに使用されるように、抗体構築物の前に記述された「h」若しくは「hu」は、ヒト化のための略号である。
【0172】
ここに使用されるように、「抗体様」の用語はそれが抗体の部分を含んでいるが、自然界に自然に生じる抗体ではないような、操作調製される分子を意味する。例示は、限定されないが、CAR(キメラ抗原リセプター)T細胞技術及びYlanthiaTM技術である。CAR技術は、T細胞の一部に融合された抗体エピトープを使用し、その結果、身体の免疫系が、特異的な標的タンパク質若しくは細胞を攻撃するように指示される。YlanthiaTM技術は、合成ヒトFabのコレクションである抗体様ライブラリーからなり、標的タンパク質からペプチドエピトープへの結合についてスクリーンされる。選択されたFab部位は、足場若しくはフレームワーク中に操作設計され、その結果それらは抗体に類似する。
【0173】
ここに使用されたように、抗体MN-C2、MN-E6、MN-C3及びMN-C8は、またそれぞれC2、E6、C3及びC8にリファーされる。
【0174】
ここに使用されるように、「PSMGFR」は、配列番号:2によって特定されるMUC1成長因子リセプターの一次配列のための省略語である。かくして、6つのアミノ酸配列と混同されない。「PSMGFRペプチド」若しくは「PSMGFR部位」は、MUC1成長因子リセプタ(配列番号: 2)の一次配列を含むペプチド若しくは部位をリファーする。
【0175】
ここに使用されように、「MUCl*」細胞外ドメインは、主としてPSMGFR配列(GTINVHD VETQFNQYKTEAASRYNLTISDVSVSDVPFPFSAQSGA(配列番号: 2))によって定義される。MUC1開裂の正確なサイトは、それを切り取る酵素に依存し、開裂酵素が細胞型、組織型若しくは細胞の進化での時間に依存して変化する酵素に依存するので、MUCl*細胞外ドメインの正確な配列は、N末端で変化しうる。
【0176】
他の切り取られたアミノ酸配列は以下を含みうる;
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620);若しくは
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)。
【0177】
ここに使用されるように、用語「PSMGFR」は、
GTINVHDVETQFNQYKTE AASRYNLTISDVSVSDVPFPFSAQSGA(配列番号: 2)
として述べられるMUC1成長因子リセプターの一次配列の頭字語である。
この点で、「N-10 PSMGFR」、「N-15 PSMGFR」若しくは「N-20 PSMGFR」でのような「N-数」は、PSMGFRのN末端で削除されたアミノ酸残基の数を指す。同様に「C-10 PSMGFR」、「C-15 PSMGFR」若しくは「C-20 PSMGFR」でのような「C-数」は、PSMGFRのC末端で削除されたアミノ酸残基の数を指す。
【0178】
ここに使用されたように、MUCl*細胞外ドメインは、タンデムリピート領域が欠けているMUC1タンパク質の細胞外の部分を指す。ほとんどの場合、MUCl*は、開裂産物であり、ここでMUCl*部分は、タンデムリピート、膜貫通領域及び細胞質尾部を欠く、短い細胞外ドメインからなる。恐らく1つを超える酵素によってそれを開裂することができるようなので、MUC1の開裂の正確な位置は知られていない。MUCl*細胞外ドメインは、ほとんどのPSMGFR配列を含んでいるが、さらに付加的な10-20のN-末端アミノ酸があってもよい。
【0179】
ここに使用されるように、ホモローガスなペプチドの機能が参照ペプチドか核酸と同じであるように、「配列同一性」は、特別のポリペプチド若しくは核酸の配列において、核酸またはアミノ酸の参照配列に、相同を意味する。このような相同とは、2つの配列が90%、95%若しくは98%同一ある時に、なお、結合若しくは他の生物活性において同じ機能を所有しうるように、参照ペプチドに非常に近接する。
【0180】
癌の治療若しくは予防用のMUC1*抗体(抗PSMGFR)
【0181】
本発明者は、MUC1(配列番号: l)膜貫通型タンパク質の開裂型が、すべてのヒト癌の75%以上の成長を導く成長因子リセプターであることを見出した。MUC1の開裂型、本発明者はそれをMUCl*(ムック1スターと呼ぶ)、は、強力な成長因子リセプターである。酵素的開裂は、MUC1細胞外ドメインの大部分をリリースする。それは、切断細胞外ドメイン、膜貫通及び細胞質尾部を含む、残部であり、MUCl*と呼ぶ。MUC1の細胞外ドメインの大部分の開裂及び遊離は、リガンド二量体NME1、NME6、NME8、NME7-AB若しくはNME7を活性化するための結合部位をむき出しにする。細胞増殖分析は、増殖を促進するのは、MUCl*細胞外ドメインのリガンド誘導二量体化であることを示す(
図1 A~D)。MUCl*陽性細胞は、二価「bv」抗MUC1*抗体、一価「mv」若しくはFab、NM23-H1二量体若しくはNME7-ABで処置した。二価抗MUCl*抗体は、癌細胞の増殖を刺激するが、一価Fabは増殖を阻害する。古典的正規曲線は、リガンド誘導二量体化は、増殖を刺激することを示す。二量体NM23-H1、aka NME1は、MUCl*陽性癌細胞の増殖を刺激するが、MUC1発現を抑制するsiRNAは、その効果を排除する(C)。NME7-ABは、また、MUCl*陽性細胞の増殖を刺激する(D)。
【0182】
MUCl*は、すべての癌の75%以上で異常に発現され、恐らく転移癌のさらに高い割合上で過剰発現されるので制癌剤の理想的標的である(Fessler SP, Wotkowicz MT, Mahanta SK and Bamdad C. (2009))。MUCl*は、乳癌細胞のトラスツズマブ(ハーセプチン)抵抗性の決定因子である(Breast Cancer Res Treat. 118(1): 113-124)。MUC1開裂の後、ほとんどのその細胞外ドメインは、細胞表面から放れる。残りの部分には、一次的成長要因リセプター配列、PSMGFR(配列番号: 2)、を少なくとも含む、欠失細胞外ドメインがある。PSMGFR配列に結合する、特にNME1、NME6、NME8及びNME7を含むNMEタンパク質のようなリガンドを活性化する結合を競合的に阻害する抗体は、理想的な治療剤であり、MUC1陽性若しくはMUCl*陽性癌を処置若しくは予防のために、他に類をみない抗体、二重特異抗体中へ組み入れられたその抗体断片若しくは可変領域断片、又はCARとも呼ばれるキメラ抗原リセプターとして、使用されうる。治療用抗MUCl*抗体は、単クローン、多クローンで、抗体模倣、操作された抗体様分子、完全抗体若しくは抗体断片でありうる。抗体断片の例示は、限られないが、Fab、scFv及びscFv-Fcを含む。ヒト若しくはヒト化抗体は、癌の治療若しくは予防で使用するために好適である。これらの抗体様分子において、突然変異は、ダイマー形成を防ぐ若しくは最小化するために導入することができる。MUCl*機能は、リガンド誘導二量体化によって活性化されるので、一価若しくは二重特異的な抗MUCl*抗体は好適である。典型的な結合分析は、NME1とNME7が、MUCl*のPSMGFRペプチド部分に結合することを示す(
図2 A~Dは、)。さらに、それらは、もし10C末端アミノ酸が欠失の場合、それらがPSMGFRペプチドに結合しないので、これらの活性化成長因子が、MUCl*の膜近位部分に結合することを示す。同様に、抗MUCl*抗体MN-C2及びMN-E6は、10C末端アミノ酸が存在する場合のみ、PSMGFRペプチドに結合する (
図2 B、C)。抗体、MN-C3及びMN-C8は、MN-C2及びMN-E6とは異なるエピトープに結合し、それらがPSMGFRペプチドの10C末端アミノ酸の存在に依存しない(
図2E、F)。他に類を見ない抗体として又は二重特異抗体、BiTEs若しくはCARとも呼ばれる免疫細胞によって発現されたキメラ抗原リセプター中に取り込まれたものとして、抗体、MN-C2、MN-E6、MN-C3、若しくはMN-C8、若しくはそれら由来の断片は、すべて有力な癌治療剤である。
【0183】
他に類を見ない抗体治療薬として、又はBiTE若しくはCARへの取り込みに、使用される治療用抗MUCl*抗体は、特異性の基準に基づいて選択することができる。親抗体は、動物中の単クローン抗体を生成する典型的な方法を使用して生成することができる。若しくは、それらはMUCl*ペプチドに結合する能力について、抗体及び抗体断片ライブラリーをスクリーニングすることにより選択することができる。それは、
PSMGFRペプチド(配列番号: 2)、
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620));若しくは
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
でありうる。
【0184】
このように生成され若しくは選択された得られた抗体若しくは抗体断片は、次いで、追加のスクリーン(選別)をへることによりさらに選択することができる。例えば、抗体または抗体断片は、MUCl*の陽性癌細胞若しくは組織に結合するが、MUC1陰性の癌細胞若しくは組織には結合しない能力に基づいて、より好適になりえる。さらに、抗MUCl*抗体若しくは抗体断片は、それらが幹若しくは始原細胞に結合するならば、抗癌治療薬として、脱落させることができる。抗MUCl*抗体若しくは抗体断片は、それらがMUCl*へのリガンドを活性化する結合を競合的に阻害する能力を持っているならば、より好適になる。
図3A~Cは、MN-E6及びMN-C2が、MUCl*へのリガンドNME1及びNME7を活性化する結合を競合的に阻害することを示す。MUCl陽性癌と、MUCl陽性癌になるリスクで、若しくはMUCl陽性癌を持つことが疑われる、と診察された患者の治療で使用される抗MUCl*抗体の選択プロセスは、抗体若しくは抗体断片を選択する次のステップの1つ以上を含む;
1)PSMGFRペプチドへ結合すること;
2)N-10 PSMGFRペプチドへ結合すること;
3)癌細胞へ結合すること;
4)幹または始原細胞に結合しないこと;そして、
5)競合的に、PSMGFRペプチドへの、二量体NME1若しくはNME7-ABの結合を阻害されること。
例えば、
図3A~Cは、単クローンMN-E6及びMN-C2は、5つの基準をすべて満たし、一方単クローンMN-C3及びMN-C8は、リガンドNME1及びNME7を活性化する結合を、競合的に阻害しない (
図M3 C)。しかしながら、MN-C3及びMN-C8に由来した抗体または抗体断片は、これらの方法では、免疫細胞の殺効果がリガンドを活性化する結合を阻害する能力より重要であるので、BiTEまたはCARへ統合された時、抗がん剤として等しく有力である。さらに、MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8に結合した毒性物質は、有力な癌治療剤である。MUCl*成長因子リセプターが、その細胞外ドメインのリガンド誘導二量体化によって活性化されることに留意がいる。したがって、治療の理想的な抗体は、MUCl*細胞外ドメインを二量化させるべきではない。むしろ、適切な抗体は、この点に関して、ラマとラクダで生成されたもののような一価抗体、Fab、scFvの、単一領域抗体(sdAb)、それがホモ二量化しないように、Fc部分が構築されているかぎり、scFv-Fcを含む。
【0185】
FACSスキャンは、抗MUCl*抗体MN-C2、MN-E6、MN-C3及びMN-C8が、MUCl*陽性癌細胞及びMUCl*トランスフェクト細胞には結合するが、非MUCl*若しくはMUCl陰性細胞には結合しないことを示す。1例において、ヒト化MN-C2 scFvは、ZR-75-1、aka 1500、MUCl*陽性乳癌細胞に結合することが示されている(
図4A~C)。MN-E6は、それらがMUCl*でトランスフェクトされた場合のみ、MUCl陰性HCT-116結腸癌細胞へ結合することが示された。MN-E6も又、ZR-75-1、 aka 1500、MUCl*陽性乳癌細胞のようなMUCl*陽性癌細胞に結合する (
図4 D-F)。ELISA、免疫蛍光法などのような結合分析は、すべては、MN-C2及びMN-E6が、PSMGFRペプチドに及び生きたMUC1陽性癌細胞に結合することを証明する。ヒト化抗MUCl*抗体は、またPSMGFRペプチド若しくはMUC1陽性癌細胞に結合するそれらの能力に基づいて選択され。
図5は、ヒト化MN-C2 scFvが、約333nMのEC-50で、MUC1*ペプチドPSMGFRへの高い親和性をもって結合することを示す。ヒト化MN-C2 scFvは、Fabのように、
図6 A、Bの1例において示されるように、強力に、MUCl*陽性癌細胞の増殖を阻害する。
【0186】
MN-E6とMN-C2のFab、若しくはそれらに由来した比較可能な一本鎖可変部位は、生体内及び生体外で、MUCl*陽性癌の増殖を強力に阻害する。いくつかの例において、抗MUCl*抗体のFabは、ヒトMUCl*陽性癌の増殖を生体内で阻害した。1つのケースでは、免疫妥協(compromised)マウスに、ヒト乳乳癌が移植され、移植後、FabMN-E6で処置された。
図7Aは、FabMN-E6が、強力に、MUCl*陽性乳癌の増殖を阻害したことを示す。90日間発情ホルモン物質ペレット剤が注入された雌のニュー/ニュー・マウスに、Matrigelで50/50に調合された600万のT47Dヒト乳癌細胞を移植された。少なくとも150 mm
3で、腫瘍容積の3連続の増加があった腫瘍担持マウスが、処置のために選ばれた。動物は、80mg/kg MN-E6Fabで週当たり2度皮下注入され、また、同じ選択基準に適合する等しい数のマウスが、ビヒクルを単独で注入された(A)。別の観点では、MN_E6が、前立腺癌の増殖を停止させることが示された。
図7Bは、MN-E6Fabが、MUCl*陽性前立腺癌の増殖を強力に阻害したことを示す。オスのNOD/SCIDマウスに、Matrigelで50/50に調合された600万のDU-145ヒト前立腺癌細胞が注入された。少なくとも150 mm
3で、腫瘍容積の3連続の増加があった腫瘍担持マウスが、処置に選ばれた。動物は、48時間ごとに160mg/kgMN-E6Fabを皮下注入され、また、同じ選択基準に適合する等しい数のマウスが、ビヒクルを単独で注入された(B)。腫瘍は、2人の研究者によって独立して週当たり2度測定され記録された。統計は、各々0.0001のP値を与え、独立した統計家によって盲目的に計算された。
抗MUCl*Fabは、乳癌増殖及び前立腺癌増殖を阻害した。治療は、ウェイト、骨髄細胞のタイプ若しくは数に、影響がなかった。FabMN-E6は、腫瘍の増殖を有効に阻害し、一方、対照群の腫瘍は、殺処理まで成長し続けた。処置の副作用は、観察されなかったし検出されなかった。
【0187】
Fabのように、モノマーである、組み換えMN-E6が構築された。このケースで、MN-E6はヒト化された。抗体のヒト化については、当業者に知られる多くの方法がある。ヒト化に加えて、ヒト抗体のライブラリーは、PSMGFRに結合する他の完全ヒト抗体を同定するためにスクリーニングされうる。scFvと呼ばれる、ヒト化MN-E6可変領域一本鎖が、遺伝子的に操作調製され、該抗体のFc部分に接続された(配列番号: 256と257)。Fc部位は、治療用に使用のための抗体断片にある有益性を与える。抗体のFc部分は、補体を補充し、一般的な意味で、それは、免疫系の他の観点を補充し、このように、標的を単に阻害すること以上に、抗腫瘍性反応を増幅することができる。
Fc部分の付加は、さらに抗体断片の半減期を増加させる(Czajkowsky DM, Hu J, Shao Z andPleass RJ. (2012) Fc-fusion proteins: new developments and future perspectives.EMBO Mol Med. 4(10): 1015- 1028)。しかしながら、抗体のFc部分はホモ二量化し、それは治療における抗MUCl*抗体の場合には、MUCl*リセプタのリガンド誘導二量体化が増殖を刺激するので、最適ではない。
図13 Bで見ることができるように、ヒト化MN-E6scFv-Fcは、部分的に、ジスルフィド結合による、二量体である。したがって、ダイマー型に抵抗するFc部位の突然変異は、抗MUCl*抗癌治療治療のために好適である。
ヒンジ部の欠失(いくつかの図及び実施例の配列番号: 288と289で、ヒンジレスはデルタヒンジ若しくはDhingeとも呼ばれた)、及び二量体化抵抗性Fc突然変異体にする、Fc部位の他の突然変異が、作られた。
モノマーのscFv-Fc融合蛋白質を調製するために、次の突然変異が、CH3領域で作られた :Y407R (配列番号: 278 及び 279), F405Q (配列番号: 280 及び281), T394D (配列番号: 282 及び 283), T366W/L368W (配列番号: 284 及び285), T364R/L368R (SE ID NO: 286 及び 287)。
図14は、非還元ゲル剤における、精製MN-E6scFv-Fc融合蛋白質のSDS-PAGE特性の写真を示し、そこではMN-E6に融合されたFc部分は、野生型(wt)若しくは以下のように変異させられた: A) F405Q、Y407R、T394D; B) T366W/L368W、T364R/L368R、T366W/L368W若しくはT364R/L368R。Fc突然変異体F405Q、Y407R、T366W/L368W、T364R/L368R、T366W/L368W及びT364R/L368Rはすべて、ダイマー型よりモノマーを好適とした。
図15は、プロテインAアフィニティカム上で低IgG FBS中で育てられたMN-E6 scFv-Fc Y407Q融合蛋白質の精製のFPLCトレースを示す。
A)は、通り抜けフローのトレースである。
B)は、溶離のトレースである。
タンパク質は、S200カラムでのサイズ排除によってさらに精製された(C)。
D)は、どの分画がモノマーの優位を持っていたか示すSDS-PAGEゲルの写真である。
図16は、非還元ゲル上で、精製MN-E6scFv-Fc突然変異体融合蛋白質のSDS-PAGE特性の写真を示し、そこではMN-E6 scFvに融合されたFc部分が、野生型(wt)だった若しくはFcのヒンジ部の消失「DHinge」によって変異させられた若しくはFcのヒンジ部は消失し及びY407R突然変異を担持する。Fc突然変異体は、すべてダイマー型よりモノマーを好適とした。
示された突然変異のための参照構築物アミノ酸配列は配列番号:273である。他の適切な配列は、配列番号:289と279である。
図17A~C。A及びBは、それがモノマーであることを示している、MN-E6 scFv-Fcヒンジレス突然変異体の大規模発現と精製の、非還元SDS-PAGE特性の写真を示す。MN-E6 scFv-Fcヒンジレス突然変異体のFPLC特性及び精製は(C)に示されている。
図18A~Cは、非還元ゲル(A)若しくは還元ゲル(B)上での、精製MN-C3 scFv-Fc融合蛋白質の、SDS-PAGE特性の写真を示す。タンパク質は、サイズ排除によって精製された。FPLCトレースは、(C)に示されている。
図19 A-Bは、MN-C3若しくはMN-E6 Fab、scFv、scFv-Fcのネイテイブゲルの写真を示し、そこで、Fc部は、野生型である、若しくはモノマーを好むか若しくはもっぱらモノマーである突然変異体である。ネイテイブゲル剤は、Y407R Fc突然変異(A)及び二重突然変異体Y407R及び欠失ヒンジ(B)は、最上で、二量体に対してモノマーも好適とする。タンパク質が、典型的な使用濃度よりはるかに高い濃度でゲルに装填されていることに注意されたい。他のFc突然変異体のダイマー型は、単に、装填濃度が非常に高いという事実を反映しうる。
【0188】
いくつかの突然変異若しくは欠失は、非常に有効で、それらは、高濃度でゲルに装填せられた時でさえ、ダイマー形成に抵抗する(
図14 A、B)。Y407R突然変異は、二量体scFv-Fcのほとんど純粋な個体群になる(
図10)。同様に、Fcのヒンジ部の欠失は、二量体というよりむしろモノマーである融合蛋白質になる。突然変異のコンビネーションは、ダイマー形成のより有効な抵抗に帰着しうる(
図16及び17)。これら及び他の突然変異及びそれらのコンビネーションは、CH2-CH3(配列番号: 274と275)及びscFvのようなCH3(配列番号: 276と277)融合蛋白質へ導入され、若しくはscFvのようなヒンジレスFc融合蛋白質で導入され、そして、二量体化を排除するか最小化することが示された。
【0189】
一本鎖構築物scFv、scFv-Fc融合体若しくはscFv-Fc突然変異体と同様に、親マウス単クローン抗体のように、ヒト若しくはヒト化抗体は、特異的に合成MUCl*ペプチドに結合する(
図20-22)。
図E23は、ヒト化MN-E6 scFv-Fcデルタヒンジ、akA Dhinge若しくはhingeless、ヒト化MN-E6 scFvのMUC1*ペプチドPSMGFRへの結合を定量するELISA分析のグラフを示す。
【0190】
ここで記述されたヒト若しくはヒト化抗MUCl*抗体断片は、MUC1及びMUCl*陽性癌細胞に特異的に結合する。
図24は、免疫蛍光法実験の写真を示し、そこで、ヒト化MN-C2 scFvかMN-E6 scFvは、同一の濃度依存のやり方で、MUCl*陽性乳癌細胞に特異的に結合する。
AG:示された濃度でのT47D乳癌細胞へのhu MN-C2 scFv結合。
H-Nは、蛍光性ラベル付加scFv及びDAPIを示す。
O-U: 示された濃度でのT47D乳癌細胞へのhu MN-E6 scFv結合。
V-B’は、蛍光性ラベル付加scFv及びDAPIを示す。
C’は、2次抗体コントロールである。
【0191】
MUCl*陽性癌細胞に結合することに加えて、抗MUCl*抗体可変領域断片、scFv’、scFv-Fc’及びscFv-Fc突然変異体は、MUCl陽性癌細胞の増殖を阻害した。
図25 A~Lは、通常培地若しくはヒト化MN-E6 scFvが存在する状態で培養されたMUCl*陽性乳癌細胞の写真を示す。写真は、5 μg/mL及び500 μg/mLのより大きな影響での、MN-E6 scFvによる、MUCl*陽性細胞の死滅及び/または増殖阻害を示す。
図26 A~Lは、通常培地若しくはヒト化MN-E6 scFv Dhinge、ヒンジレスかデルタヒンジ突然変異体である、が存在する状態で培養されたMUCl*陽性乳癌細胞の写真を示す。写真は、5 μg/mL及び50 μg/mLのより大きな影響で及び100 μg/mLのさらに大きな影響で、MN-E6 scFvDhingeによる、MUCl*陽性細胞の死滅及び/または増殖阻害を示す。
図27は、
図25及び26の蛍光画像の画像分析のグラフを示す。イメージJは、ヒト化MN-E6scFv若しくはMN-E6 scFv-Fcデルタヒンジ、akA Dhinge、での96時間処置の後に残存する細胞の数の定量のために使用された。
分析ソフトウェアは、各写真の細胞の数の定量のために、ピクセルを数えること及びピクセル蛍光強度を使用する。分析は、全イメージ512X512ピクセル、8ビットのイメージ上で行なわれた。比較のために、マウス単クローンMN-E6Fabの阻害も分析された。
【0192】
これらのデータは、ヒト若しくはヒト化MN-E6抗体若しくは抗体断片、Fab、MN-E6 scFv若しくはhu MN-E6 scFv-Fcmutは、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人に投与することができる、有効な制癌剤である。
【0193】
これらの個々の実施例において、抗体断片若しくはscFvに融合された2量体抵抗性Fcは、hu MN-E7 scFvである。しかしながら、二量体化を排除するか最小化するこれらのFc部位突然変異若しくはそのコンビネーションのうちのどれでも、MN-E6、MN-C2、MN-C3、MN-C8抗体若しくは他の抗体、それは癌細胞若しくは組織に存在するのでMUCl*に選択的に結合するとして同定された、の可変領域断片か一本鎖構築物に融合されうる。さらに、これらの抗体のFabは、抗癌治療剤として使用することができる。
本発明の1つの観点で、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人は、有効な量のヒト若しくはヒト化MN-E6scFv、MN-C2 scFv、MN-C3 scFv若しくはMN-C8 scFvで処置できる。
本発明の別の観点で、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人は、有効な量のヒト若しくはヒト化MN-E6SCFV-FCY407R及びMN-C2 scFv-Fcy407R及びMN-C3 scFv-Fcy407Rで処置できる。
本発明の別の観点で、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人は、有効な量のヒト若しくはヒト化MN-E6scFv-Fc mutantDhinge、MN-C2 scFv-Fc mutantDhinge、MN-C3 scFv-Fc mutantDhinge若しくはMN-C8 scFv-Fc mutantDhingeで処置できる。
さらに本発明の別の観点で、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人は、有効な量のヒト若しくはヒト化MN-E6scFv-Fc mutanty407R-Dhinge、MN-C2 scFv-Fc mutantY407R-Dhinge、MN-C3 scFv-Fc mutantY407R-Dhinge若しくはMN-C8 scFv-Fc mutantY407R-Dhingeで処置できる。
本発明の一の観点で、MUCl若しくはMUCl*陽性癌、MUCl若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いをかけられた、若しくはMUCl若しくはMUCl*陽性癌進展のリスクをもつ、と診断された人を処置する方法であり、患者は、有効な量のモノマーMN-E6 scFv、MN-C2 scFv、MN-C3 scFv、MN-C8 scFv、若しくはMN-E6 scFv-Fc、MN-C2 scFv-Fc、MN-C3 scFv-Fc、MN-C8 scFv-Fcを投与され、そこでは抗体様タンパク質のFc部分は変位され、それがダイマー形成に抵抗する。
【0194】
ヒト化
【0195】
MUCl*細胞外ドメインへ結合する、ヒト化抗体若しくは抗体断片、若しくは完全ヒト化抗体は、治療使用のために好適である。ヒト化抗体のためにここに記述された技術は、当業者に知られていた様々な方法の少数である。本発明は、抗体をヒト化するために使用される該技術によって制限されるのが目的ではない。
【0196】
ヒト化は、その結合特異性及び親和性を変更せずに、治療の抗体、通常マウス単クローン抗体、の非ヒトの部位をヒトものに取り替える操作である。ヒト化の主なゴールは、ヒトに投与された時の治療用単クローン抗体の免疫原性を減少することである。別個の3つのタイプのヒト化が可能である。第1に、キメラ抗体は、抗体の非ヒト定常領域をヒト定常領域に取り替えることにより作られる。そのような抗体は、マウスFab部位を含み、ヒト配列の約80-90%を含む。第2に、ヒト化抗体は、ヒトCDR(CDR移植法)に交換して、ヒト化抗体の可変領域上にマウスCDR部位(結合特異性を担う)を移植することにより作られる。そのような抗体は、ヒト配列の約90-95%を含む。第3に、そして最後に、ファージディスプレーによって、そこではヒト化抗体のライブラリーが抗原特異ヒト抗体を選択するためにスクリーニングされる、若しくはヒト化抗体を発現している遺伝子組み換えのマウスを免疫することによって、完全ヒト抗体(100%のヒト配列)は、調製することができる。
【0197】
抗体をヒト化するための一般的な技術は、ほぼ以下のように履行されている。単クローン抗体が、宿主動物、典型的にはマウス、で生成される。その後、単クローン抗体は、標的に結合する親和性と特異性についてスクリーニングされる。所望の効果があり、所望の特性もつ単クローン抗体が同定されれば、それ配列が特定される。その後、動物に生成された抗体の配列は、動物抗体へ最も相同である配列をもったヒト化抗体を見つけるために、多くのヒト化抗体の配列とアラインされる。生化学技術は、ヒト化抗体配列及び動物抗体配列をともにつなげるために使用される。典型的には、非ヒトCDRは、非ヒト抗体への最も高い相同があるヒト化抗体へつながれる。このプロセスは、どの抗体または複数の抗体が、所望の親和性及び特異性を持つかを同定するために必要な、多くの候補ヒト化抗体を生成することができる。
【0198】
一旦、ヒト抗体若しくはヒト化抗体が生成されたならば、それは、さらにFab断片として、完全抗体として、又はscFv若しくはscFv-Fcのような可変領域を含んでいる一本鎖状分子のような抗体様物質として使用のために修飾することができる。ある場合には、抗体のFc部分を、若しくは、それが二量化しないようなものに変異させた、抗体様分子をもつことが好適である。
【0199】
非ヒト種において生成された抗体へヒト配列を導入する方法に加えて、完全ヒト抗体は、抗原のペプチド断片でヒト化抗体ライブラリーをスクリーニングすることにより得ることができる。MN-E6若しくはMN-C2のように機能する完全ヒト抗体は、PSMGFR N-10ペプチドの配列をもつペプチドで、ヒト抗体ライブラリーをスクリーニングすることにより生成されうる。MN-C3若しくはMN-C8のように機能する完全ヒト抗体は、PSMGFR C-10ペプチドの配列をもつペプチドで、ヒト抗体ライブラリーをスクリーニングすることにより生成されうる。
【0200】
ヒト化抗MUCl*抗体は、マウス単クローン抗体MN-E6、MN-C2、MN-C3及びMN-C8の配列に基づいて生成された。本発明の1つの観点では、MUCl*陽性癌をもつと診断された患者が、有効な量のヒト化MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8で処置される。好ましい態様では、MUCl*陽性癌をもつと診断された患者が、有効な量のヒト化MN-E6、MN-C2で処置される。本発明の別の観点で、MUCl*陽性癌をもつと診断された患者が、有効な量のヒト化一価MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8で処置され、そこでは一価とは、相当するFab断片、相当するscFv若しくは相当するscFv-Fc融合体を意味する。好ましい態様では、MUCl*陽性癌をもつと診断された患者が、有効な量のヒト化scFv又はMN-E6若しくはMN-C2の一価ヒト化scFv-Fcで処置される。MUCl*成長因子リセプターが、その細胞外ドメインのリガンド誘導二量体化によって活性化され、また、抗体のFc部分がホモ二量化するので、Fc部分を含んでいる構築物は二量体化を阻止するか最小化する変位Fc部位を使用することが好適である。
【0201】
MUCl*リセプターの細胞外ドメインのPSMGFR(配列番号: 2)ペプチドに結合する抗体は、MUCl*陽性癌の治療か予防に有効である、有力な癌治療治療薬である。それらは、リガンド二量体のNME1(配列番号: 3と4)及びNME7(配列番号: 5と6)を活性化する、MUCl*細胞外ドメインへの結合を阻害することが示された。特異的に、PSMGFR配列に結合する抗MUCl*抗体は、それらがリガンド誘導リセプタ二量体化を阻害する場合、MUCl*陽性癌細胞の増殖を阻害する。抗MUCl*抗体のFabは、動物での、腫瘍成長を阻むことが実証された。したがって、MUCl*細胞外ドメインへ結合する抗体若しくは抗体断片は、ガン組織がMUCl*を発現する癌の治療には有益である。
【0202】
MUC1*のPSMGFR部位へ結合するか、合成PSMGFRペプチドに結合する抗体は好適である。本発明者は、MUCl*細胞外ドメインへ結合するいくつかの単クローン抗体を同定した。このグループには、マウス単クローン抗体MN-E6、MN-C2、MN-C3及びMN-C8があり、それらの可変領域は配列決定され、MN-E6について 配列番号12-13と65-66、MN-C2について配列番号118-119と168-169 、MN-C3について配列番号413-414と458-459、そしてMN-C8について配列番号505-506と543-554が与えられている。これらの抗体のCDRは、抗体の認識ユニットを構築し、ヒト化抗体へつなぐ場合、保持されるべきマウス抗体の最も重要な部分である。
各マウス単クローンのCDRの配列は以下のとおりで、軽鎖が重鎖配列に後続する:
MN-E6 CDR1(配列番号:16-17及び69-70)、CDR2(配列番号:20-21及び73-74)、CDR3(配列番号:24-25及び77-78)、MN-C2 CDR1(配列番号:122-123及び172-173)、CDR2(配列番号:126-127及び176-177)、CDR3(配列番号:130-131及び180-181)、MN-C3 CDR1(配列番号:417-418及び462-463)、CDR2(配列番号:421-422及び466-467)、CDR3(配列番号:425-426及び470-471)、MN-C8 CDR1(配列番号:507-508及び545-546)、CDR2(配列番号:509-510及び547-548)、CDR3(配列番号:511-512及び549-550)。
ある場合には、モデリングによって、CDRの3次元構造にとって重要であると思われる、フレームワーク領域の部分も、マウス配列から導入される。
【0203】
単クローン抗体MN-E6及びMN-C2は、MUC1*、それは幹細胞に現われる、へのより大きな親和性をもつ。それが幹細胞に現われるとともに、単クローン抗体MN-C3及びMN-C8にはMUCl*へのより大きな類似性がある。配列アラインメントによって、次のヒト抗体は、マウスCDRの置換が標的を認識する能力を保持した抗体になるように、マウス抗体に十分にホモローガスであるように選ばれた。
マウスMN-E6重鎖可変領域は、ヒトIGHV3-21*03重鎖可変領域(配列番号: 26-27)にホモローガスであり、また、軽鎖可変領域はヒトIGKV3-11*02軽鎖可変領域(配列番号:79-80)にホモローガスであった。マウスMN-C2重鎖可変領域は、ヒトIGHV3-21*04重鎖可変領域(配列番号: 132-133) にホモローガスであり、また、軽鎖可変領域は、ヒトIGKV7-3*01軽鎖可変領域(配列番号: 182-183) にホモローガスであった。マウスMN-C3重鎖可変領域は、ヒトIGHV1-18*04重鎖可変領域(配列番号: 427-428) にホモローガスであり、また、軽鎖可変領域は、ヒトIGKV2-29*03軽鎖可変領域(配列番号: 472-473) にホモローガスであった。マウスMN-C8重鎖可変領域は、ヒトIGHV3-21*04重鎖可変領域(配列番号: 513-514) にホモローガスであり、また、軽鎖可変領域は、ヒトZ00023軽鎖可変領域(配列番号: 551-552) にホモローガスであった。
【0204】
4つの抗体はすべてヒト化され、そのプロセスは各抗体のいくつかのヒト化形式に依存した。マウス抗体の可変領域に由来したCDRは、ホモローガスなヒト抗体可変領域配列へ生化学的につながれた。
MN-E6(配列番号: 38-39と93-94)、MN-C2(配列番号: 144-145と194-195)、MN-C3(配列番号: 439-440と486-487)及びMN-C8(配列番号: 525-526と543-544)のヒト化可変領域は、ホモローガスなヒト化抗体の可変領域へ、マウスCDRをつなぐことにより生成された。ヒト化重鎖可変構築物は、その後、ヒトIgGl重鎖定常領域(配列番号: 58-59)若しくはヒトIgG2重鎖定常領域(配列番号: 54-55)のいずれかの定常領域へ融合された。その際、それは、ヒトκ鎖(配列番号: 109-110)に融合したヒト化軽鎖可変構築物か、ヒトλ鎖(配列番号: 113-114)定常領域とペアになっている。他のIgGアイソタイプは、IgG3またはIgG4を含む定常領域として使用することができる。
【0205】
IgG2重鎖(配列番号: 52-53)中へ及びIgGl重鎖(配列番号: 56-57)中へのヒト化MN-E6可変領域、IgGl重鎖(配列番号: 158-159)中へ若しくはλ軽鎖(配列番号: 111-112と216-219)若しくはκ鎖(配列番号: 107-108と210-213)のいずれかとペアになったIgG2重鎖(配列番号: 163-164)へのヒト化MN-C2可変領域、そして、ヒト化MN-C3(配列番号: 455-456、453-454及び500-501、502-503)及びMN-C8(配列番号: 541-542、539-540及び579-580、581-582)抗体の例が、生成された。
それぞれのアイソタイプにそれ自身の特徴的活性があるので、どのIgG定常領域がヒト化可変領域へ融合されるかは所望の効果に基づく。ヒト定常領域のアイソタイプは、抗体依存性細胞傷害(ADCC)若しくは補体依存細胞毒性(CDC)が所望かどうか、さらに細胞ベースのタンパク質発現システムで生成される抗体の産生量に依存産出を信頼することというような事柄に基づいて選択される。好ましい態様では、ヒト化抗MUCl*抗体若しくは抗体断片は、MUCl陽性癌を持つ若しくはその展開のリスクをもつと診断された人に投与される。
【0206】
癌を持つ若しくはその展開のリスクをもつ人の治療にとても役立つヒト化抗MUCl*抗体をテスト及び選択する1つの方法は、MUCl*細胞外ドメインへのリガンドを活性化する結合を阻害するそれらの能力に関して、それらをテストすることである。二量体のNME1は、MUCl*細胞外ドメインに結合し二量化させることができ、そしてそうすることで、癌細胞増殖を刺激する。したがって、NME1とMUCl*細胞外ドメインへの結合を競合する抗体及び抗体断片は、抗ガン剤である。NME7は、MUCl*の別の活性化リガンドである。ある場合には、MUCl*細胞外ドメインへの、NME7若しくはNME7欠失、分解産物の結合を阻害する抗体を同定することが望ましい。MUCl*細胞外ドメインへの結合に関し、NME7とNME7変種と競合する抗体及び抗体断片は、癌治療治療剤として有用である。これらの抗体は、それらの抗体のscFvのような一本鎖バージョン及びそれらのヒト化バージョンと同様に、MN-E6、MN-C2、MN-C3、MN-C8を含み、これらに制限されない。他のNMEタンパク質は、さらに、NME6とNME8を含むMUCl*若しくはMUC1に結合する。MUCl*への結合について、これらのタンパク質と競合する抗体は、さらに治療剤として有用でありうる。好ましい態様では、ヒト化抗MUCl*抗体若しくは抗体断片は、MUCl陽性癌を持つ若しくはMUCl陽性癌になるリスクをもつと診断された人に投与される。もっと好ましい態様では、MN-E6及びMN-C2のヒト化配列に由来した、一本鎖抗体断片、若しくはモノマーのscFv-Fc融合体は、MUCl陽性癌を持つ若しくはMUCl陽性癌になるリスクをもつと診断された人に投与される。
【0207】
一本鎖可変断片、scFv又は一価抗体若しくは抗体様タンパク質になる他の形態も有用である。ある場合には、それが、MUCl*細胞外ドメインの二量体化を防ぐことが好適である。一本鎖可変断片、Fab及び他の一価の抗体様タンパク質は、MUCl*の細胞外ドメインへ結合及びMUCl*二量体化のブロッキングに有効なことを示された。これら一本鎖可変断片、Fab及び他の一価抗体様分子は、インビトロでそしてヒトMUCl陽性癌細胞を異種移植された動物で、癌増殖を効果的にブロックする。したがって、ヒト化一本鎖可変断片若しくは一価の抗MUCl*抗体若しくは抗体様分子は、癌治療剤として非常に有用である。このようなヒト化一本鎖抗体、Fab又は、MUCl*細胞外ドメインへ若しくはPSMGFRペプチドに結合する他の一価抗体様分子は、それゆえ、抗癌治療剤として有用である。抗MUCl*一本鎖可変断片が、ホモローガスな可変領域ヒト抗体のフレームワークへ、抗体、それらはMUCl*細胞外ドメインへ結合する若しくはPSMGFRペプチド結合する、の非ヒトCDRをつなぐことで、生成される。得られたヒト化重鎖及び軽鎖可変領域は、その後、適切なリンカーによって互いに接続され、ここで該リンカーはフレキシブル及び軽鎖への重鎖結合を許容する長さで、それは、軽鎖への重鎖の結合を許容するが、別のものの軽鎖へのある分子の重鎖の結合を阻止する。例えば約10-15残基のリンカー。好適には、リンカーは [(Glycine)4(Serine)1]3(配列番号: 401-402)を含んでいる、しかし他の配列が可能であるので、この配列に制限されていない。
【0208】
1つの観点では、MN-E6(配列番号: 38-39と93-94)、MN-C2(配列番号: 144-145と194-195)、MN-C3(配列番号: 439-440と486-487)及びMN-C8(配列番号: 525-526と565-566)のヒト化可変領域は、リンカーを経て重鎖及び軽鎖を接続する構築物へ生化学的に接続されている。MN-E6、MN-C2、MN-C3及びMN-C8の可変領域からのヒト化配列を含む、ヒト化一本鎖抗MUCl*抗体の例が生成された。
いくつかのヒト化MN-E6一本鎖タンパク質は生成された(配列番号: 232-237)。
いくつかのヒト化MN-C2一本鎖タンパク質は生成された(配列番号: 238-243)。
いくつかのヒト化MN-C3一本鎖タンパク質は生成された(配列番号: 244-249)。
いくつかのヒト化MN-C8一本鎖タンパク質は生成された(配列番号: 250-255)。
好ましい態様の中で、可変構築物断片を含んでいる、ヒト化抗MUCl*抗体断片、scFv抗体断片MN-E6 scFv、MN-C2 scFv、MN-C3 scFv、若しくはMN-C8 scFvは、MUCl陽性癌を持つ若しくはMUCl陽性癌になるリスクをもつと診断された人に投与される。もっと好ましい態様では、MN-E6及びMN-C2のヒト化配列に由来した可変断片のような、一本鎖抗体断片は、MUCl陽性癌を持つ若しくはMUCl陽性癌になるリスクをもつと診断された人に投与される。
【0209】
別の観点では、MN-E6(配列番号: 38-39と93-94)、MN-C2(配列番号: 144-145と194-195)、MN-C3(配列番号: 439-440と486-487)及びMN-C8(配列番号: 525-526と565-566)のヒト化可変領域は、抗体のFc部分をさらに含んでいる、一本鎖可変断片、scFv、へ生化学的につながれている。抗体のFc部位へ融合されたMN-E6、MN-C2、MN-C3及びMN-C8のヒト化一本鎖可変断片の例が生成された(配列番号: 256-257、260-261、264-265及び268-269)。
Fc部位の含有物は、いくつかの目的に役立つ。それは、抗体断片の分子量を増加させ、崩壊を遅くし、半減期を増加させる。Fc部位は、さらに腫瘍部位への免疫系補体を補充する。さらに、2次抗体がFc部分を検出しラベルを付けるので、抗体Fc部位の添加は、scFvを便利な診断ツールにする。しかしながら、Fc部分は、ホモ二量化する。したがって、scFv-Fcは、二価であり、MUCl*成長因子リセプターを二量化させ、活性化する。
MUCl*二量体化を引き起こす欠点なしで、抗MUCl*scFvに付けられたFcをもつことの有益性を得るために、Fc部位はFcホモ二量体化を最小化するか除去するために変異させられうる。モノマーのscFv-Fc融合蛋白質を調製するために、次の突然変異がCH3領域で作られた:Y407R(配列番号: 278と279)、F405Q(配列番号: 280と281)、T394D(配列番号: 282と283)、T366W/L368W(配列番号D: 284と285)、T364R/L368R(配列番号: 286と285)。
それらの突然変異のどんなコンビネーションも、テストすることができ、Fc(配列番号: 272-273)、CH2-CH3(配列番号: 274-275)若しくはCH3(配列番号: 276-277)融合タンパク質中へ、又はヒンジレスFc融合蛋白質(配列番号: 288-289)において、導入することができた。
【0210】
本発明の1つの観点は、MUCl陽性癌を持つ若しくはMUCl陽性癌になるリスクをもつと診断された人を処置する方法に関し、有効な量のモノマーMN-E6scFv、MN-C2 scFv、MN-C3 scFv、MN-C8 scFv、若しくはMN-E6 scFv-Fc及びMN-C2 scFv-Fc及びMN-C3 scFv-Fc及びMN-C8 scFv-Fcが該患者に投与され、そこでは、抗体可変断片部分は、ヒト若しくはヒト化され、そして、そこではそれがダイマー形成に抵抗するように、抗体様タンパク質のFc部分は変位された。
【0211】
CAR T及び癌免疫療法技術
【0212】
本発明の別の観点では、抗MUCl*抗体断片一本鎖部分のうちのいくつか若しくはすべては、いくつかの異なるキメラ抗原リセプター、‘CAR’ストラテジー、を使用して、免疫系分子上に生化学的に融合されている。考え方は、免疫系を活性化する信号を送信することができる細胞質尾部及び膜貫通領域をもつ免疫系分子に、典型的に一本鎖可変断片のような、抗体の認識部分を融合させることである。認識ユニットは、抗体断片、一本鎖可変断片、scFv若しくはペプチドでありえる。
1つの観点で、CARの細胞外ドメインの認識部分は、MN-E6(配列番号: 38-39と93-94)、MN-C2(配列番号: 144-145と194-195)、MN-C3(配列番号: 439-440と486-487)及びMN-C8(配列番号: 525-526と565-566)のヒト化可変領域からの配列を含む。別の観点では、それは一本鎖可変断片からの配列を含む。
単一鎖構築物の例が与えられている。
いくつかのヒト化MN-E6一本鎖タンパク質、scFv、が生成された(配列番号: 232-237)。
いくつかのヒト化MN-C2一本鎖タンパク質、scFv、が生成された(配列番号: 238-243)。
いくつかのヒト化MN-C3一本鎖タンパク質、scFv、が生成された(配列番号: 244-249)。
いくつかのヒト化MN-C8一本鎖タンパク質、scFv、が生成された(配列番号: 250-255)。
CARの膜貫通部位は、近位の細胞質の共刺激的な領域の膜貫通部位を含む、CD8、CD4、抗体領域若しくは他の膜貫通部位に由来しうる。CARの細胞質尾部は、免疫系賦活をシグナルする1つ以上のモチーフを含む。細胞質のシグナリングモチーフのこのグループは、時々共刺激細胞質領域とリファーされる、限定されないが、CD3-zeta、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5、CD7及びFc受容体ガンマ領域を含む。最小のCARは、CD3-zeta若しくはFc受容体ガンマ領域を持ち得、上記領域の1つ若しくは2つが、細胞質尾部でタンデムにある。1つの観点では、細胞質尾部は、CD3-ZETA、CD28、4-1BB及び/またはOX40を含む。
ヒト化MN-E6 CARのいくつかの例が生成された:
CAR MN-E6 CD3z(配列番号: 294-295);
CAR MN-E6 CD28/CD3z(配列番号: 297-298);
CAR MN-E6 4-lBB/CD3z(配列番号: 300-301);
CAR MN-E6 OX40/CD3z(配列番号: 616-617);
CAR MN-E6 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 618-619);
CAR MN-E6 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 303-304)。
ヒト化MN-C2 CARのいくつかの例が生成された:
CAR MN-C2 CD3z(配列番号: 606-607);
CAR MN-C2 CD28/CD3z(配列番号: 608-609);
CAR MN-C2 4-lBB/CD3z(配列番号: 610-611);
CAR MN-C2 OX40/CD3z(配列番号: 612-613);
CAR MN-C2 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 306-307);
CAR MN-C2 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 614-615)。
ヒト化MN-C3 CARが生成された:
CAR MN-C3 4-lBB/CD3z(配列番号: 600-601)。
【0213】
異なるヒンジ部(配列番号: 345-360)をもったヒト化MN-E6 CARのいくつかの例が生成された:
CAR MN-E6-Fc/8/41BB/CD3z(配列番号: 310-311);
CAR MN-E6 FcH/8/41BB/CD3z(配列番号: 315-316);
CAR MN-E6 Fc/4/41BB/CD3z(配列番号: 318-319);
CAR MN-E6 FcH/4/41BB/CD3z(配列番号: 321-322);
CAR MN-E6 IgD/8/41BB/CD3z(配列番号: 323-324);
CAR MN-E6 IgD/4/41BB/CD3z(配列番号: 327-328);
CAR MN-E6 X4/8/41BB/CD3z(配列番号: 330-331);
CAR MN-E6 X4/4/41BB/CD3z(配列番号: 333-334);
CAR MN-E6 8+4/4/4のlBB/CD3z(配列番号: 336-337)。
さらに、いくつかのヒト化MN-C3一本鎖可変断片及びヒト化MN-C8一本鎖可変断片も生成された。
【0214】
MUCl*標的化CAR細胞外ドメイン認識ユニットは、MUCl*若しくはPSMGFRペプチドのPSMGFR部分に結合する、ヒト化MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8若しくは他の抗体の可変領域を含むことができる。1つの観点では、CARの細胞外ドメイン認識ユニットは、ヒト化MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8一本鎖可変断片scFvから本質的に構成されている。CARの膜貫通部位は、CD8(配列番号: 363-364)に由来することができ、若しくはCD3-ZETA、CD28、41bb、OX40若しくは他の膜貫通部位(配列番号: 361-372)の膜貫通領域でありえる。そして、MUCl*細胞外ドメインを標的とする抗体断片をもつCARの細胞質領域は、免疫系共刺激細胞質領域を含むグループから選ばれた一つ若しくは二つを含みえる。免疫系共刺激領域のグループは、限定されないが、CD3-zeta、CD27、CD28、4-lBB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5、CD7及びFc受容体ガンマ領域(配列番号: 373-382)を含む。若しくは、CARの認識ユニット部分は、当該ペプチドが標的に結合するペプチドを含むことができる。NME7は、MUCl*に結合し活性化する。
本発明の1つの観点では、CARの認識ユニットは、NME7(配列番号: 5-6)に由来したペプチド若しくはNME7に由来したペプチドであり、それは、限定されないが、NME7ペプチドA1(配列番号: 7)、NME7ペプチドA2(配列番号: 8)、NME7ペプチドB l(配列番号: 9)、NME7ペプチドB2(配列番号: 10)及びNME7ペプチドB3(配列番号: 11)を含む。
【0215】
CARを生成するためのいくつかの戦略は、それ自体で二量化する分子の一部を含んでいる。ある場合には、標的の二量体化は望ましくない。したがって、それらがヘテロ二量体化するように、CARは構築することができる。1つのケースでは、第一のCARの認識ユニットは、第一の標的に結合し、その一方で第二のCARの認識ユニットは、第二の標的に結合する。両方の認識ユニットは、抗体断片でありえ、両方はペプチドでありえ、若しくは、一つは抗体断片で他方はペプチドでありえる。
CARの第一の標的はMUCl*細胞外ドメインでありえる。CARの認識ユニットは、MUCl*細胞外ドメインに若しくはPSMGFRペプチドに結合する抗体断片で構成されうる。若しくは、CARの認識ユニットは、MUCl*細胞外ドメインに結合するペプチドで構成され、そのようなペプチドは、NME1若しくはNME7のようなNMEタンパク質に由来したペプチド、特に配列番号:7-11としてリストされたNME7由来ペプチドをを含む。
異種ダイマーCARの第二の標的は、NME7に結合するペプチド若しくは抗体断片でありうる。若しくは、異種ダイマーCARの第二の標的は、PD1若しくはMUCl*提示セル上の他の標的に結合するペプチド若しくは抗体断片でありうる。第二の標的は、NME1に結合するペプチド若しくは抗体断片でありうる。
CARによって引き起こされたMUClの二量体化を防ぐことは望ましいので、異種ダイマーCARは、 1つの分子の細胞外ドメインだけが標的(配列番号: 584-587)に結合する細胞外認識ユニットを持つように、構築することができる。別の分子は、標的認識ユニット若しくは抗体断片(配列番号: 588-599)が欠けている欠失細胞外ドメインをもつことができる。記述されたCARは、免疫系の細胞へトランスフェクトするか形質導入することができる。好ましい態様では、MUCl*標的化CARは、T細胞へトランスフェクトされるか形質導入されうる。
1つの観点では、T細胞はCD3+/CD28+ T細胞である。別の場合では、それは樹状細胞である。別の場合では、それはB細胞である。別の場合では、それは肥満細胞である。受容細胞は患者若しくはドナーから得られる。ドナーからの場合、それは拒絶反応を引き起こす分子を除去するように操作することができる。
本発明のCARでトランスフェクトされたか形質導入された細胞は、生体外若しくは生体内で拡張され、その後患者に投与される。投与ルートは、限定されないが、骨髄移植、静脈注射、インサイチュー注入若しくは移植を含むグループから選ばれる。好ましい態様では、MUCl*標的化CARは、MUC1陽性癌をもつ若しくはMUC1陽性癌になるリスクが診断された人に投与される。
【0216】
MUCl*陽性癌の治療若しくは予防用のT細胞若しくは他の免疫細胞へ形質導入することができる多くの可能な抗MUCl*CAR構築物がある。CARが、複数モジュールから構成され、他のモジュールのアイデンティティーが決定的に重要な間、そのモジュールのうちのいくつかのアイデンティティーは比較的重要ではない。
【0217】
本発明者の実験は、それが腫瘍部位へのCARを担持する免疫細胞を標的とするので、CARの最も外側の部分の抗体認識断片は決定的に重要であることを実証した。さらに、細胞内シグナル伝達モチーフは、非常に重要であるが、また交換することができる。
図28は、CARとCARに含まれうる様々な配列のコンポーネントの模型を示す。
図28の参照、
【0218】
Rlは:何もない;又は
【0219】
癌関連抗原のリガンドの断片又はリガンド;又は
【0220】
MUC 1若しくはMUC 1 *のリガンドの断片又はリガンド;又は
【0221】
抗体若しくは抗体断片、そこでは抗体若しくは抗体断片は、MUC1若しくはMUCl*に結合する;又は抗体若しくは抗体断片、そこでは抗体若しくは抗体断片は、PSMGFR*に結合し、そこでは該抗体はヒト若しくはヒト化である;又はMN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8若しくはヒト化MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8の抗体若しくは抗体断片;又は開裂MUC1かMUCl*に結合する、抗体、scFv、一本鎖可変断片;又はMN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8のscFvであって、それはヒト化されうる;又はMUCl*若しくはPSMGFRペプチドに結合するペプチド;又はMUCl*のPSMGFR部分を結合する抗体断片、scFv若しくはペプチドである;又はMN-E6(配列番号: 38-39と93-94)、MN-C2(配列番号: 144-145と194-195)、MN-C3(配列番号: 439-440と486-487)及びMN-C8(配列番号: 525-526と565-566)のヒト化可変領域からの配列を含む。
1つの観点で、Rlは、scFvであって、それは、ヒト化MN-E6 scFv(配列番号: 232-237)、ヒト化MN-C2 scFv(配列番号: 238-243)、ヒト化MN-C3 scFv(配列番号: 244-249)若しくはヒト化MN-C8 scFv(配列番号: 250-255) からの配列で構成されたMUCl*のPSMGFR部分を結合する。
別の観点では、Rlは、scFvであって、それは、ヒト化MN-E6 scFv(配列番号: 232-237)若しくはヒト化MN-C2 scFv(配列番号: 238-243)からの配列で構成されたMUCl*のPSMGFR部分を結合する。
1例において、Rlは、scFvであって、それは、ヒト化MN-E6 scFv(配列番号: 232-237)からの配列で構成されたMUC1*のPSMGFR部分を結合する。
【0222】
R2は、CARの膜貫通領域に認識部分を接続する、ポリペプチドフレキシブルリンカーである。1つの観点では、R2は、異なる長さの、5から250のアミノ酸のポリペプチドリンカーでありえる。別の観点では、R2は、ヒト起源のポリペプチドリンカーである。1つの観点では、R2は、ヒト免疫グロブリン(IgG、IgA、IgE、IgM若しくはIgD)のFc部位の変異から作られ、若しくは変異でありうる。別の観点では、R2は、ヒト免疫グロブリン(IgG、IgA、IgE、IgM若しくはIgD)のヒンジ領域若しくはヒンジ領域の変異でありえる。1つの観点では、R2は、T細胞受容体(CD8a、CD28若しくはCD4)のヒンジ領域若しくはヒンジ領域の変異でありえる。1例において、R2は、CD8aのヒンジ部、ヒトIgDのヒンジ部若しくはヒトIgGlのFc領域である。
【0223】
R3は、膜貫通領域である。1つの観点では、R3は、膜貫通領域若しくは任意の膜貫通ヒトタンパク質の膜貫通領域の変異でありえる。別の観点では、R3は、膜貫通領域若しくはヒト細胞リセプターからの膜貫通領域の変異でありえる。1つの観点では、R3は、膜貫通領域若しくはT細胞受容体(CD8a、CD4、CD28、CD3z、OX40若しくは41-BB)の膜貫通領域の変異でありえる。別の観点では、R3は、CARの最初の細胞質の共刺激領域からの膜貫通領域である。1つの観点では、R3は、膜貫通領域若しくは膜貫通領域へ関連した細胞質領域の1、2、3、4若しくは5アミノ酸で拡張された、T細胞受容体の膜貫通領域の変異でありえる。別の観点では、R3は、膜貫通領域若しくはジスルフィド結合形成用のシステインが行われる膜貫通領域へ関連した細胞質領域の1、2、3、4若しくは5アミノ酸で拡張されたT細胞受容体の膜貫通領域の変異でありえる。1例において、R3は、CD8aまたはCD4の膜貫通領域である。
【0224】
R4は、T細胞受容体からのシグナリング領域である。1つの観点では、R4は、CD3-zeta、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5、CD7及びFc受容体ガンマ領域の細胞質のシグナリング領域でありえる。1例において、R4は、CD3-zetaの細胞質領域である。単一のシグナリング領域(CAR I)をもったヒト化CARのいくつかの例が、再度生成された:
CAR MN-E6 CD3z(配列番号: 294-295);
CAR MN-C2 CD3z(配列番号: 606-607)。
【0225】
R5は、T細胞受容体からの共刺激領域である。1つの観点では、R5は、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5、CD7及びFc受容体ガンマ領域の細胞質のシグナリング領域でありえる。R5は、R4及びR6とは異なる。1例において、R5は、CD28、4-1BB若しくはOX40の細胞質領域である。
2つのシグナリング領域(CAR II)をもったヒト化CARのいくつかの例が再度生成された:
CAR MN-E6 CD28/CD3z(配列番号: 297-298);
CAR MN-E6 4-lBB/CD3z(配列番号: 300-301);
CAR MN-E6 OX40/CD3z(配列番号: 616-617);
CAR MN-C2 CD28/CD3z(配列番号: 608-609);
CAR MN-C2 4-lBB/CD3z(配列番号: 610-611);
CAR MN-C2 OX40/CD3z(配列番号: 612-613);
CAR MN-C3 4-lBB/CD3z(配列番号: 600-601);
CAR MN-E6-Fc/8/41BB/CD3z(配列番号: 310-311);
CAR MN-E6 FcH/8/41BB/CD3z(配列番号: 315-316);
CAR MN-E6 Fc/4/41BB/CD3z(配列番号: 318-319);
CAR MN-E6 FcH/4/41BB/CD3z(配列番号: 321-322);;
CAR MN-E6 IgD/8/41BB/CD3z(配列番号: 323-324);
CAR MN-E6 IgD/4/41BB/CD3z(配列番号: 327-328);
CAR MN-E6 X4/8/41BB/CD3z(配列番号: 330-331);
CAR MN-E6 X4/4/41BB/CD3z(配列番号: 333-334);
CAR MN-E6 8+4/4/4のlBB/CD3z(配列番号: 336-337)。
【0226】
R6は、T細胞受容体からの共刺激領域である。1つの観点では、R6は、CD27、CD28、4-1BB、OX40、CD30、CD40、PD-1、ICAm-1、LFA-1、ICOS、CD2、CD5、CD7及びFc受容体ガンマ領域の細胞質のシグナリング領域でありえる。R6は、R4とR5とは異なる。1例において、R5は、CD28の細胞質領域である。
2つのシグナリング領域(CAR III)をもったヒト化CARのいくつかの例が再度生成された:
CAR MN-E6 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 618-619);
CAR MN-E6 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 303-304);
CAR MN-C2 CD28/4-lBB/CD3z(配列番号: 306-307);
CAR MN-C2 CD28/OX40/CD3z(配列番号: 614-615)。
【0227】
本発明者と他が引用される〔Pule MA, Straathof KC, Dotti G, Heslop HE, Rooney CM and Brenner MK.(2005)):サイトカイン・リリースを増大し、初代ヒトT細胞のクローン性増殖をサポートする、キメラT細胞抗原リセプタ。Mol Ther.12(5):933-941; Hombach AA, Heiders J, Foppe M, Chmielewski M and Abken H.(2012)1;キメラ的抗原リセプターによるOX40共刺激は、リダイレクトCD4(+)T細胞によるI L-2誘導IL-10分泌とCD28を抑制する。Oncoimmunology.1(4):458-466; Kowolik CM, Topp MS, Gonzalez S, Pfeiffer T, Olivares S, GonzalezN, Smith DD, Forman SJ, Jensen MC and Cooper LJ. (2006) :CD19特異キメラ抗原リセプターによって提供されるCD28共刺激は、アドプティブに移入されたT細胞の生体内の持続性及び抗腫瘍効能を増強する。CancerRes. 66(22): 10995- 11004; Loskog A, Giandomenico V, Rossig C, Pule M, Dotti Gand Brenner MK. (2006):キメラT細胞受容体へのCD28シグナリング領域の追加は、T調節細胞に対するキメラT細胞抵抗を増強する。Leukemia.20(10): 1819- 1828; Milone MC, Fish JD, Carpenito C, Carroll RG, Binder GK,Teachey D, Samanta M, Lakhal M, Gloss B, Danet-Desnoyers G, CampanA~Dは、, RileyJL, Grupp SA and June CH. (2009): CD 137;信号伝達領域メディエートを含んでいるキメラ受容体は、T細胞の生存を増強し、生体内における抗白血病効能を増加した。Mol Ther.17(8): 1453-1464; Song DG, Ye Q, Carpenito C, Poussin M, Wang LP, Ji C, FiginiM, June CH, Coukos G, Powell DJ Jr. (2011):生体内での持続において、CAR操作T細胞の腫瘍の局在化及び抗腫瘍活性は、CD137(4-1BB)による共刺激シグナリングによって増強されている。CancerRes. 71(13):4617-4627);CD3-zeta(配列番号: 373-376)、CD28(配列番号: 377-378)及び41BB(配列番号: 379-380)のような細胞内シグナル伝達モジュールが、単独で若しくは一緒に、免疫細胞拡張、サイトカイン分泌及び標的腫瘍細胞の免疫細胞仲介殺害を刺激する〕。
それほど重要でないのは、抗体断片、膜貫通領域、及び細胞内シグナル伝達モチーフの前に来る短細胞質尾部を示す短細胞外ピースのアイデンティティーである。
【0228】
腫瘍へのCARをターゲットとする認識抗体断片のアイデンティティーは、決定的に重要である。MUCl陽性の若しくはMUCl*陽性癌の処置のために、その抗体認識断片は、タンデムリピート領域を含む、細胞外ドメインの大部分の開裂及び脱落の後に残るMUClの部分の細胞外ドメインへ結合しなければならない。本発明の1つの観点では、残る該部分はPSMGFR配列を含む。本発明の別の観点では、開裂及び脱落の後に残るMUClの部分は、PSMGFR配列プラスN末端で延長した9より多いアミノ酸を含んでいる。本発明の別の観点では、開裂及び脱落の後に残るMUClの部分は、PSMGFR配列プラスN末端で延長した21より多いアミノ酸を含んでいる。1つの観点では、抗体認識断片は、PSMGFRペプチドに結合する。
本発明の別の観点では、抗体認識断片は配列
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620);若しくは
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
を含むペプチドに結合する。
デモンストレーションとして、MN-E6若しくはMN-C2と呼ばれる単クローン抗MUCl*抗体の可変領域を含んだ一本鎖抗体断片は、CARのパネルに操作調製された。その後、MUCl*標的化CARは、免疫細胞へ、別々に若しくはコンビネーションで形質導入された。MUCl*ペプチド、MUCl*でトランスフェクトされた抗原提示細胞若しくはMUCl*陽性癌細胞を示す表面でチャンレンジされた時、MUCl*標的化CARで形質導入された免疫細胞は、サイトカインリリース、標的細胞の殺害、及び免疫細胞の拡張を含む、免疫反応を誘発した。1つのケースでは、ヒトjurkat細胞は、MUCl*標的化CARで、及びPSMGFRペプチドを提示する表面への露出よって、MUCl*若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562抗原提示細胞で、形質導入され、該jurkhat細胞はIL-2を分泌した。別の場合では、精製ヒトT細胞は、MUCl*標的化CARで、及びPSMGFRペプチドを提示する表面への露出よって、MUCl*若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562抗原提示細胞で、形質導入され、該T細胞は、IL-2、インターフェロンγを分泌し、また標的化抗原提示細胞及び癌細胞を殺し、一方T細胞は拡張した。
実証されるように、抗体断片を含むCARは、そこで抗体断片はPSMGFRペプチド、膜貫通領域及び共刺激領域をもつ細胞質尾部に結合することができ、該CARがT細胞を含む、免疫細胞へ形質導入されるとき、免疫系抗腫瘍細胞反応を誘発する。したがって、他の抗体、抗体断片若しくは抗体模倣、それはPSMGFRペプチドに結合することができる、は、同様に履行し、癌を処置するか防止するために使用することができる。当業者は、CARで細胞をトランスフェクトするか形質導入することに利用可能な多くの技術があることを認識し、本発明は、免疫細胞にMUCl*標的化CARを発現させるために使用された方法によって制限されない。例えば、レトロウイルス、アデノウイルス、レンチウイルスなどは、使用することができる。同様に、非標的部分、細胞外ドメイン、膜貫通領域及び細胞質領域の膜近位部分のようなCARの部分、を作る分子のアイデンティティーは、MUCl*標的化CARの機能にとって本質的ではない。例えば、細胞外ドメイン、膜貫通領域及び細胞質領域膜近位部分は、CD8、CD4、CD28若しくはFc、CH2CH3若しくはCH3のようなジェネリック抗体領域の部分で構成することができる。さらに、CARの非標的化部分は、これらの分子若しくは他のファミリーメンバーの1つ以上の部分の複合物でありえる。
【0229】
本発明の1つの観点は、MUCl陽性若しくはMUCl*の陽性癌を、持つ若しくは進展のリスクを、診断若しくは疑われた、患者を治療する方法であり、そこではMUCl*標的化CARで形質導入された免疫細胞の有効量を投与された。本発明の別の観点では、免疫細胞は、患者から分離されたT細胞であり、それは、MUCl*へCARの標的化ヘッドが結合するCARで形質導入され、そして形質導入T細胞の拡張の後、CAR T細胞は患者へ有効な量で投与される。さらに本発明の別の観点では、免疫細胞は、患者から分離されたT細胞であり、それは、CARの標的化ヘッドは、huMN-E6、huMN-C2、huMN-C3若しくはhuMN-C8の部分を含み、そして形質導入T細胞のオプショナルな拡張の後、CAR T細胞は患者へ有効な量で投与される。
【0230】
作られテストされたCARの特性
【0231】
多くのMUCl*標的化CARが生成され、そこで、該CARの遠位端における標的化抗体断片は、MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8であった。各CARのDNAは、クローニングが正確に行われたことを確認するために配列決定された。その後、各構築物は、発現プラスミドへ混ぜられ、次に、細胞へトランスフェクトされ、次に、構築物が成功裡に挿入されたことをウェスタンブロットで確認した。表面の発現は、FACSによって確認された。その後、MUCl*標的化CARは、免疫細胞へウイルスで形質導入された。1つの観点では、それらはJurkat細胞へ形質導入された。別の観点では、それらは、血液から精製された初代ヒトT細胞へ形質導入された。一連の機能分析が行なわれ、CARが機能的であることを確認した。機能分析は次のことを示し、MUCl*標的化CARで形質導入されたJurkat細胞及び初代T細胞の両方が、MUCl*を表示する細胞でチャンレンジされた時、サイトカインIL-2を分泌した。
図29は、MN-E6 CD8/CD3z、MN-E6 CD8/CD28/CD3z、MN-E6 CD8/41BB/CD3z、MN-E6 CD4/CD28/CD3z及びMN-E6CD4/CD28/41BB/CD3zを含む、CARのパネルで形質導入されたJurkat細胞によるIL-2サイトカイン分泌を実験的に測定するグラフである。CAR Jurkat細胞は、MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に、露出された時だけ、IL-2が分泌された。親K562-wt細胞が、MUCl*の大変低レベルを発現することは注目されるべきである。Jurkat細胞へトランスフェクトされたCARの別のグループは、サイトカイン分泌に関して同様にテストされた。
図30は、CAR T細胞が、MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に、露出された時における、MN-E6 CD8/CD28/CD3z、MN-E6 CD8/41BB/CD3z、MN-E6 CD4/CD28/CD3z若しくはMN-E6 CD4/41BB/CD3zで形質導入されたJurkat T細胞によるIL-2分泌を示す。同様に、
図31は、MN-E6 CD8/CD28/CD3z、MN-E6 CD8/41BB/CD3z若しくはMN-E6 CD4/41BB/CD3zで形質導入された初代ヒトT細胞によるIL-2サイトカイン分泌を示す。サイトカイン分泌は、MUCl*標的化CAR T細胞が、MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に露出された時のみ、生じた。彼らが標的細胞をみるとき、活性化T細胞によって分泌される別のサイトカインは、インターフェロンγ(IFNg)である。
図32は、MN-E6 CD8/CD28/CD3z及びMN-E6 CD4/41BB/CD3zを含むCARのパネルで、形質導入された初代ヒトT細胞が、該CAR T細胞がMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に露出された時、インターフェロンγが分泌されたことを示す。インターフェロンγは、初代ヒトT細胞が、MN-E6 CD8/CD28/CD3z、MN-E6 CD8/41BB/CD3z及びMN-E6 CD8/CD28/41BB/CD3zを含むCARのパネルで形質導入され、MUCl*標的化CAR T細胞が、前立腺癌(DU145)、乳癌(1500)若しくは膵臓癌(Capan)のMUCl*陽性癌細胞若しくはMUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に露出された時、分泌する。
(
図33)。
【0232】
CAR T細胞の機能の別の手段は、それらが標的細胞の殺害を引き起こすかどうかである。MUCl*のPSMGFR配列に結合する抗体断片を含む様々なCARでトランスフェクトされたT細胞は、共培養分析で、MUCl*発現細胞を殺した。1つの分析では、標的MUCl*発現細胞は、カルセインで培養される。それらが、MN-E6、MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8のような抗体断片を含むCAR T細胞と混合された場合、該CAR T細胞は、MUCl*提示細胞を殺し、それは標的細胞を溶解させ、上澄みへカルセインをリリースする。
図34は標的細胞死を実験的に測定するグラフであり、血液サンプルから分離された、初代ヒトT細胞であって、それは、MN-E6 CD8/41BB/CD3z及びMN-E6 CD4/41BB/CD3zを含むCARのパネルで形質導入され、該CAR T細胞が、MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞若しくはK562-wt細胞に露出された時のグラフである。T細胞対標的細胞の比率は1:1であり、細胞は24時間共培養された。
図35 A-Bは、1日目から3日目までの、標的細胞生存の時間的経過を測定するFACSのグラフである。血液サンプルから分離された、初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-3z、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで形質導入された。その後、CAR T細胞は、自然にMUCl*の低レベルを発現するK562-wt細胞に、若しくは、高MUCl*でトランスフェクトされたK562細胞に露出される。MUCl*標的化CAR T細胞の標的細胞への比率は、1:1、10: 1、または20: 1である。生存細胞は、一日目(A)または三日目 (B)で検出され測定された。
【0233】
図36は、共培養実験の3日目での標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-3z、MN-E6-CD8-CD28-3z、MN-E6-CD8-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで形質導入された。その後、CAR T細胞は、MUCl*陽性T47D乳癌細胞若しくはMUCl*陽性1500 aka ZR-75-1乳癌細胞に露出された。MUCl*標的化CAR T細胞の標的細胞に対する比率は、1: 1または10: 1であった。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CARで形質導入されたT細胞は、無形質導入コントロールT細胞より、MUCl*癌細胞に、はるかに大きな殺効果がある。さらに、殺結果は、T細胞の標的細胞への比率が増加するとき、はるかにおおきかった。
図37は、共培養実験の一日目の標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで形質導入された。その後、CAR T細胞は、次のMUCl*陽性癌細胞に露出された:T47D乳癌; capan2膵臓癌;若しくはDU-145前立腺癌。MUCl*標的化CAR T細胞の標的細胞への比率は、5:1であった。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CARで形質導入されたT細胞は、無形質導入コントロールT細胞より、MUCl*癌細胞に、はるかに大きな殺効果がある。測定が、T細胞:標的細胞比5:1のみで、24時間後にされたことに注意されたい。さらにCD8構築物のように、CD4細胞外ドメイン膜内外の細胞質尾部をもつ、MUCl*標的化CARは同様に等しくはたらくことに注意されたい。
図38は、共培養実験の3日目の標的細胞生存のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで形質導入された。その後、CAR T細胞は次のMUCl*陽性癌細胞に露出された:
MUCl*でトランスフェクトされたK562白血病細胞;T47D乳癌;1500aka ZR-75-1乳癌細胞;若しくはCAPAN-2膵癌細胞。無形質導入T細胞コントロールに加えて、分析はPC3 MUCl*陰性前立腺癌細胞で行なわれた。MUCl*標的化CAR T細胞の標的細胞への比率は、1:1 であった。グラフから見ることができるように、MUCl*標的化CARで形質導入されたT細胞は、無形質導入コントロールT細胞より、MUCl*癌細胞に、はるかに大きな殺効果がある。さらに、殺す結果は、MUCl*陽性細胞に特異的である。さらにCD8構築物のように、CD4細胞外ドメイン膜内外の細胞質尾部をもつ、MUCl*標的化CARは同様に等しくはたらくことに留意されたい。
図39は、CAR T細胞の標的細胞への比率5:1で、標的細胞との共培養での24時間をこえて、CAR T細胞拡張のFACS測定のグラフである。初代ヒトT細胞は、ヒト化MN-E6-CD8-41BB-3z、MN-E6-CD4-41BB-3z及びMN-E6-CD8-CD28-41BB-3zを含むCARのパネルで形質導入された。CAR T細胞は、MUCl*陽性T47D乳癌細胞、MUCl*陽性Capan膵癌細胞、及びMUC1陰性細胞HCT-116結腸癌細胞及びHEK-293のヒト胚の腎臓細胞とで共培養された。グラフから見ることができるように、CAR T個体群は、MUCl*陽性細胞の存在する状態で増加されている。
図40は、MUCl*標的化CARのウェスタンブロットの写真を示す。1~9まで、次のものがある:
1: MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc);
2: MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFcヒンジレス);
3: MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc);
4: MN-E6scFv-FcH-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジレスヒンジ部としてのヒトFc);
5: MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部);
6: MN-E6scFv-IgD-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部);
7: MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのロングフレキシブルリンカー);
8: MN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としてのロングフレキシブルリンカー);
9: MN-E6scFv-8-4-41BB-CD3z (CD4 TM をもったCD8とCD4からのヒンジ部) 。
【0234】
図41は、MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z(hingeless)、MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z、MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z及びMN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3zで形質導入されたヒトT細胞と共培養されたT47D乳癌細胞のFACSスキャンのグラフを示す。T細胞と癌細胞は、48時間の1:1の比率で共培養された。T細胞カウントは、すべての変換されていないT細胞の平均に標準化され、また、標的細胞は、変換されていないT細胞と共培養された時の、個々の特定の細胞型に対し標準化された。CAR T細胞が、MUCl*陽性癌細胞と共培養される場合、T細胞個体群は拡大し、またターゲットとされた癌細胞集合は減少するということをグラフは示す。
【0235】
図42は、MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z、MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z、MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z及びMN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3zで形質導入されたヒトT細胞と共培養された、T47D乳癌細胞、Capan-2膵癌細胞、K562-MUC1*トランスフェクト細胞、及びK562-wt細胞のFACSスキャンのグラフを示す。T細胞と癌細胞は、48時間、1:1の比率で共培養された。T細胞カウントは、すべての変換されていないT細胞の平均に標準化され、また、標的細胞は、変換されていないT細胞と共培養された時の、個々の特定の細胞型に対し標準化された。グラフは、CAR T細胞がMUCl*陽性癌細胞と共培養されるとき、T細胞個体群は拡大し、また標的癌細胞個体群は減少した。
【0236】
これらの実験が実証するように、CARの重要な部分は、腫瘍細胞に免疫細胞を志向させる抗体断片である。本発明者が次のセクションで示すように、MN-E6及びMN-C2は、腫瘍細胞上で発現されるMUCl*の形式に特異的である。CARの次の最も重要な部分は、免疫系共刺激部位を担持する細胞質尾部である。これらの領域のアイデンティティーは、免疫反応の程度を調整するが、特異性へ決して影響しない。示されるように、CARの膜貫通部分のアイデンティティーはそれほど重要ではない。膜貫通部分がある柔軟性を持ち、抗体断片が腫瘍細胞上のその同系統のリセプターに達することを可能にする十分な長さである限り、十分であるように見える。これは、
図40-42に実証されている。
MN-E6ターゲット化抗体断片及び細胞内共刺激領域4-1BB及びCD3-zetaを含むが、様々な異なる細胞外、膜貫通、短細胞質尾部を持っているCARsは、宿主T細胞の拡大を刺激する間、それらが特異的に標的細胞を殺した状態ですべて働いた。可変中間部をもったこれらのCARは次のとおりである:
1: MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc);
2: MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc ヒンジレス:hingeless);
3: MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としてのヒトFc);
4: MN-E6scFv-FcH-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジレスヒンジ部としてのヒトFc);
5: MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部);
6: MN-E6scFv-IgD-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒトIgDからのヒンジ部);
7: MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z(CD8 TMをもったヒンジ部としてのロングフレキシブルリンカー);
8: MN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3z(CD4 TMをもったヒンジ部としてのロングフレキシブルリンカー);
9: MN-E6scFv-8-4-41BB-CD3z(CD4 TM をもったCD8とCD4からのヒンジ部) 。
【0237】
本発明の1つの観点は、MUCl陽性若しくはMUCl*陽性癌をもつ、又はMUCl陽性若しくはMUCl*陽性癌を持つ疑いがある、又はMUCl陽性若しくはMUCl*陽性癌への展開のリスクを持つと、診断さられた、患者を治療する方法で、そこで患者はMUCl*標的化CARで形質導入された免疫細胞の有効な量を投与される。そこでCARは、以下から成るグループの中から選ばれる;
MN-E6-CD8-3z;
MN-E6-CD4-3z;
MN-E6-CD8-CD28-3z;
MN-E6-CD4-CD28-3z;
MN-E6-CD8-41BB-3z;
MN-E6-CD4-41BB-3z;
MN-E6-CD8-CD28-41BB-3z;
MN-E6-CD4-CD28-41BB-3z;
MN-E6scFv-Fc-8-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-FcH-8-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-Fc-4-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-FcH-4-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-IgD-8-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-IgD-4-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-X4-8-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-X4-4-41BB-CD3z;
MN-E6scFv-8-4-41BB-CD3z、若しくは
MN-C2、MN-C3若しくはMN-C8とMN-E6が取り替えられる上記のCARのいずれか。
本発明の別の観点は、癌をもつ、又は癌を持つ疑いがある、又は癌への展開のリスクを持つと、診断さられた、患者を治療する方法で、そこで患者は上記CARの一つで形質導入された免疫細胞の有効な量を投与され、該NM-E6は、癌抗原に特異的である抗体可変ドメイン断片をペプチドと取り替えられている。上記の方法のうちのどれでも、免疫細胞はT細胞でありえ、治療される患者から、さらに分離されうる。
【0238】
抗MUCl*標的化抗体の特異性
【0239】
抗体特異性を実証する最も正確な方法は、ガン組織標本と比較して、正常ヒト組織標本で、抗体をテストすることである。MN-C2及びMN-E6は、特異的にMUCl若しくはMUCl*陽性癌細胞に結合することが示された。いくつかの乳癌アレイが、いくつかの抗MUCl若しくはMUCl*抗体を使用して分析された。本質的に、1,200人以上の異なる乳癌患者からの乳癌組織標本の連続切片に関する研究は、ほとんど、全長MUClが乳癌組織に残らないことを示した。発現されたMUClの大部分は、MUCl*であり、MN-C2によって染色される。その分析は、Clarient診断法によって行なわれ、また、組織染色はアルフレッド法を使用してスコア化された。
例えば、
図43は、VU4H5、タンデム反復に結合する市販の抗MUCl抗体、若しくはMUCl*に結合するMN-C2で、染色された乳癌組織アレイの連続切片を示す。
図43及び44は、MUC1-FL(全長)を認識するVU4H5、若しくは癌MUCl*を認識するMN-C2のいずれかで染色された乳癌組織アレイの写真である。組織染色は、強度スコア及び分配スコアを組み合わせるアルフレッド・スコアリング法を使用して得点された。組織アレイの写真下部は、結果を表示する色分けされたグラフがある。確認できるように、VU4H5で染色されたアレイは、非常に軽く、また、多くの組織が、核酸ベースの診断法によって証拠づけられるようなすべての乳癌の96%以上にMUClが異常に発現されるという、公表された報告書にもかかわらず、全く染色しなかった。対照的に、MN-C2で染色されたアレイは、非常に暗い(グラフにおいて、黄色に対して赤い若しくは白い)。さらに、多くの組織が、抗全長MUClで全く染色されず、MN-C2で大変暗く染色された (グラフにおいて、グリーンボックスを参照)、同様に、本発明者は、ヒト化MN-E6 scFv-Fcで、正常若しくは癌の乳組織を染色した。抗体断片が、第2に基づく第2 streptavidinによってそれを視覚化することができるように、ビオチン化された。
図45で見ることができるように、hMN-E6scFv-Fcは、正常乳組織を染色しないが、癌の乳組織を染色する。さらに、腫瘍のグレード及び/又は患者の転移性グレードで、染色の強度及び均質性は、増加する(
図45及び46)。同様に、hMN-E6 scFv-Fcは、正常肺組織を染色しなかったが肺癌組織を染色し(
図47-51 )、染色強度及び分布は、腫瘍グレード若しくは転移性グレードが増加したように、増加した。
図52は、5 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fcビオチン化抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のstreptavidin HRP抗体で染色された、正常小腸及び癌の小腸組織の写真を示す。
A)は正常小腸組織である。B)は図の中で表示されるような患者からの小腸癌である。CとDは、2次抗体単独で染色された、相当する連続切片の写真である。
図53は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、正常小腸組織の写真を示す。A~Dは、正常小腸組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相当する連続切片の写真である。
図54は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、癌の小腸組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような患者からの癌の小腸組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相当する連続切片の写真である。
図55は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、癌の小腸組織の写真を示し、A~Dは、図の中で表示されるような患者からの癌の小腸組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相当する連続切片の写真である。
図56は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、正常結腸組織の写真を示す。A~Dは、正常結腸である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相当する連続切片の写真である。
図57は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような転移の患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
図58は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるようなグレード2の患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
図59は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、結腸癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような転移性の患者からの結腸癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
図60は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
図61は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
図62は、50 μg/mLのヒト化MN-E6-scFv-Fc抗MUCl*抗体で染色され、その後、第2のヤギ抗ヒトHRP抗体で染色された、前立腺癌組織の写真を示す。A~Dは、図の中で表示されるような患者からの前立腺癌組織である。E~Hは、2次抗体単独で染色された、相応する連続切片の写真である。
【0240】
本発明の1つの観点は、MUC1陽性若しくはMUCl*陽性癌を持つ、持つと疑われる、若しくは展開のリスクがあると診断された患者を処置する方法であり、そこでは標本は患者の癌から得られ、
PSMGFR配列番号:2、
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620)、若しくは
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
に結合する抗体との反応性がテストされる。その後、患者は、それらの癌標本で反応した抗体からの抗体可変構築物断片を含むscFv、scFv-Fc若しくはCAR Tで治療される。本発明の別の観点は、MUC1陽性若しくはMUCl*陽性癌を持つ、持つと疑われる、若しくは展開のリスクがあると診断された患者を処置する方法であり、そこでは標本は、患者の癌から得られ、MN-E6-scFv、MN-C2-scFv、MN-C3-scFv若しくはMN-C8-scFvとの反応性に関してテストされれ;その後、患者は、それらの癌標本で反応した抗体の部分を含むscFv、scFv-Fc-mut若しくはCAR Tで治療される。
【0241】
BiTES
【0242】
二価の(ディバレント若しくはビバレント)一本鎖可変断片(di-scFvs、bi-scFvs)は、2 つのscFvsのリンクにより操作調製される。これはタンデムscFvsを生じる、2つのVH及び2つのVL部位をもった単一ペプチド鎖を作り出すことにより行うことができる。別の可能性は、scFvsに二量化することを強いて、2つの可変領域が、ともに折り重なるにはあまりに短いリンカー・ペプチド(約5つのアミノ酸)でのscFvsの生成である。このタイプはダイアボディー(diabodies)として知られる。ダイアボディーは、それらが標的へのはるかに高い親和性を持っていることを意味し、相応するscFvsより40倍低いまでの解離定数を持つことが示された。従って、ダイアボディー薬は、他の治療用抗体よりはるかに低投与量で投薬することができ、生体内で癌に対する高い特異性をもった標的化が可能である。さらに短いリンカー(1つ若しくは2つのアミノ酸)は、三量体、いわゆるトリアボデイー(triabodies)若しくはトリボデイー(tribodies)の形成を可能にする。テトラボディー(Tetrabodies)も生産された。それらは、ダイアボディー(diabodies)より、標的へのさらに高い親和性を示す。
【0243】
これらのフォーマットの全ては、2つの異なる抗原への特異性をもった可変断片から構成することができ、その場合には、それらは二重特異性抗体のタイプである。その、最も早く開発されていた、二重特異T細胞エンゲージャー(engager)(BiTE抗体構築物)として知られている、二重特異タンデムdi-scFvsがある。BiTEsは、約55のキロダルトンの単一のペプチド鎖上に、異なる抗体の2 scFvsから成る融合蛋白質である。そのscFvsのうちの1つは、CD3リセプターによってT細胞に結合し、他は、MUC1*を異常に発現するような、腫瘍特異分子を経て腫瘍細胞に結合する。
【0244】
本発明の別の観点は、MUC1陽性若しくはMUCl*陽性癌を持つ、持つと疑われる、若しくは展開のリスクがあると診断された患者を処置する方法であり、そこではBiTEの有効量が投与され、それはBiTEの1個の抗体可変断片が、T細胞表面抗原に結合し及びBiTEの別の抗体可変断片は、
PSMGFR配列番号:2、
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620)、若しくは
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
に結合する。1つのケースでは、MUCl*に結合するBiTEの抗体可変断片は、huMN-E6、huMN-C2、huMN-C3若しくはhuMN-C8の部分を含む。
【0245】
本発明の別の観点で、
PSMGFR(配列番号:2)、
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620)、
若しくはSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)の全て若しくは部分、
を含むMUC1*ペプチドは、養子関係の(adoptive)T細胞アプローチで使用される。この場合、患者のT細胞は、MUCl*ペプチドに露出され、また、成熟の様々なラウンドによって、T細胞は、MUCl*特異的リセプターを展開する。その後、適合(adapted)T細胞は、拡張され、MUCl*陽性癌を持つ、持つと疑われる、若しくは展開のリスクがあると診断された患者に投与される。
【0246】
他のMUC1開裂部位
【0247】
しかしながら、MUC1は、癌細胞に加えて、いくつかの正常細胞で、成長因子リセプター型、MUCl*、に開裂される。例えば、MUC1は、健康な幹及び始原細胞でMUCl*に開裂される。骨髄細胞の大きな割合は、MUCl*陽性である。腸の部分は、MUCl*陽性である。
【0248】
本発明者は、MUC1は互いに比較的接近している異なる位置で開裂することができ、しかし、開裂の位置は、細胞外ドメインの残りの部分のフォールドを変更する。その結果、最初の位置で開裂されたMUCl*に結合するが、別の位置で開裂されたMUCl*には結合しない、単クローン抗体が同定することができる。この発見は、2013年8月14日に出願のWO2014/028668に示され、それらの内容は、その全体が参照によってここに組込まれる。本発明者は、それが癌細胞に現われるようなMUCl*に結合するが、それが幹と始原細胞に現われるようなMUCl*には結合しない、1セットの抗MUCl*単クローン抗体を同定した。反対に、本発明者は、幹及び始原細胞に結合するが、癌細胞に結合しない、単クローン抗体の別のセットを同定した。
幹特異抗体を同定するために使用される1つの方法は、以下のとおりである:
単クローンのハイブリドーマからの上澄みが、2つマルチウェルプレート上に、別々に吸着された。幹細胞、それらは非付着細胞である、が1枚のプレートにおかれ、また、付着性の癌細胞が、同一のプレートにおかれた。インキュベーションの後、プレートは、すすがれ転回させた。非付着幹細胞が、プレートにくっついた場合、その特別なウェルの単クローンは、幹細胞を認識し、そして癌細胞を認識しないであろう。幹細胞を捕らえない抗体若しくは癌細胞を捕らえた抗体は、癌特異的幹細胞と同定された。FACS分析は、この方法での研究を確定した。抗体MN-E6及びMN-C2は、癌特異抗体の例である。抗体MN-C3及びMN-C8は、幹特異抗体の例である。
抗体の両方のセットは、PSMGFR配列をもつペプチドに結合することができるが、FACS分析は、抗MUCl*多クローン性抗体及びMN-C3が、MUCl*陽性骨髄細胞に結合するが、MN-E6には結合しないことを示す。MUCl*多クローン性抗体は、PSMGFRペプチドでウサギを免疫にすることにより生成された。同様に、MN-C3は、腸陰窩の幹細胞に結合するが、MN-E6には結合しない。反対に、MN-E6抗体、はガン組織に結合するが、一方、幹特異的MN-C3は結合しない。
競合ELISA実験は、PSMGFRペプチドのC末端10アミノ酸が、MN-E6及びMN-C2結合に必要であるが、MN-C3及びMN-C8には必要でないことを示す。したがって、癌特異的である抗体を同定する別の方法は、PSMGFRペプチドマイナス10 N-末端アミノ酸の配列をもつペプチドで免疫すること又は癌特異的である抗体若しくは抗体断片をスクリーニングするためにそのペプチドを使用することである。PSMGFRペプチドマイナスN末端10アミノ酸の配列をもつペプチドに結合するが、PSMGFRペプチドマイナスC末端10 アミノ酸の配列をもつペプチドに結合しない、抗体は、癌の治療若しくは予防に使用される癌特異抗体である。
【0249】
MUC1の細胞外ドメインは、又、幹細胞及びいくつかの始原細胞において開裂され、そこでは、ダイマー型若しくはNME7で、リガンドNME1による開裂MUC1の賦活は、増殖と多分化能を促進し、分化を阻害する。開裂後に残るMUC1の膜貫通部分は、MUCl*と呼ばれ及びその細胞外ドメインは、MUC1成長因子リセプター(PSMGFR)配列の一次配列で本質的に構成されている。
しかしながら、開裂の正確なサイトは、細胞型、組織タイプ若しくは個々の人がどの開裂酵素を発現するか過剰発現するかに依存して変わりうる。本発明者が以前に同定した、それはPSMGFR配列番号:2の殆ど若しくは全てを含むMUCl*の膜貫通部分をすてる、開裂部位に加え、他の開裂部位は、
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620);若しくは、
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)。
のほとんど若しくは全てで構成された拡張MUCl*をもたらす。MUC1開裂のサイトは、どのように、残る細胞外ドメインはフォールドするかに影響する。本発明者は、癌細胞において、開裂MUCl*に結合するが、健康な幹及び始原細胞に存在するような、開裂MUCl*に結合しない、単クローン抗体を同定した。
【0250】
抗MUCl*抗体若しくは抗体様分子は、それがNMEl、NME6、NME8若しくはNME7若しくはNME7-ABのMUC1*への結合を競合的に阻害するならば、とても有効でありうる、例えば、もし当該抗体がPSMGFRペプチドに結合できない、もし10C末端アミノ酸が欠失の場合、特にPSMGFR配列に結合する抗体、ペイロードを担持する、抗体若しくは抗体様分子は、競争的に、抗ガン剤として有効なMUCl*リガンドの結合を阻害する必要はない。例えば、毒素に結合する抗体若しくは抗体様分子は、活性化リガンドの結合を必然的に阻害することなしに、標的癌細胞を殺すことで有効でありえる。
例えば、抗体断片結合が、NMEl、NME6、NME8、NME7-AB若しくはNME7の結合を競合的に阻害しないような、該抗体断片がMUCl*の一部をターゲットとするとして、患者の腫瘍への免疫系を補充するCARs若しくはBiTEsのような抗体様分子若しくは抗体は、抗ガン剤として有効でありうる。好ましい態様では、CAR、アダプテイブ(adaptive)T細胞リセプター若しくはBiTEに組み入れられた抗体断片は、競争的に、MUCl*への、NMEl、NME6、NME8、NME7-AB若しくはNME7の結合を阻害する。
【0251】
残る膜貫通部分の細胞外ドメインへ結合することができる抗体は、MUCl*細胞外ドメイン及び活性化リガンドの間の相互作用を遮断し、そして、この方法で、治療薬として、例えば癌の治療に使用することができる。さらに、抗MUCl*抗体は、生体外及び生体内の両方で、幹細胞の、増殖、運搬、同定若しくは単離に役立つ。
【0252】
MUC1*の細胞外ドメインをターゲットとする抗体、抗体断片及びCARsを使用するための一般的な戦略
【0253】
単クローン抗体、MN-C3及びMN-C8は、癌細胞より幹細胞に、より大きな結合親和性をもつ。ヒト化MN-C3及びMN-C8の可変領域に由来した配列を含んでいる、ヒト化抗体及び抗体断片は、ヒト幹細胞用の付着表面コーティングとして使用することができる。
【0254】
若しくは、MN-C3及びMN-C8の可変領域に由来した配列を含んでいる、ヒト化抗体及び抗体断片は、イン・シトゥーなヒト治療のために特定の位置に幹細胞を輸送するために使用することができる。1つのケースでは、ヒト化MN-C3 若しくはMN-C8由来抗体、若しくは抗体断片でコートされた基質は、幹細胞に装填され、そして、患者に投与される。別の場合では、ヒト化MN-C3若しくはMN-C8由来抗体、若しくは抗体断片でコートされた基質は、治療のために特定のエリアへ患者自身の幹細胞を補充するために患者に投与される。ヒト幹細胞に結合する抗体が治療に役に立つヒト療法は、脊髄修復を含んでいる。ヒト化MN-C3若しくはMN-C8由来抗体、若しくは抗体断片でコートされた基質は、ヒト抗体の同定若しくは単離するために使用される。ヒト化MN-C3若しくはMN-C8由来抗体は、又、幹細胞の増殖を刺激するためにも使用されうる。
【0255】
配列リストのフリーテキスト
【0256】
a、g、c、t以外のヌクレオチド・シンボルの使用について、それらは、WIPOスタンダードST.25、付録2、表1で規定された約束にしたがい、そこでkはt若しくはgを表わし; nはa、c、t若しくはgを表わし; mはa若しくはcを表し、rはa若しくはgを表し; sはc若しくはgを表わし; wはa若しくはtを表し;そしてyはc若しくはtを表わす。
MUC1 Receptor
(Mucin 1 precursor, GenbankAccession nuMber: P15941)
MTPGTQSPFFLLLLLTVLTVVTGSGHASSTPGGEKETSATQRSSVPSSTEKNAVSMTSSVLSSHSPGSGSSTTQGQDVTLAPATEPASGSAATWGQDVTSVPVTRPALGSTTPPAHDVTSAPDNKPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDTRPAPGSTAPPAHGVTSAPDNRPALGSTAPPVHNVTSASGSASGSASTLVHNGTSARATTTPASKSTPFSIPSHHSDTPTTLASHSTKTDASSTHHSSVPPLTSSNHSTSPQLSTGVSFFFLSFHISNLQFNSSLEDPSTDYYQELQRDISEMFLQIYKQGGFLGLSNIKFRPGSVWQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRYNLTISDVSVSDVPFPFSAQSGAGVPGWGIALLVLVCVLVALAIVYLIALAVCQCRRKNYGQLDIFPARDTYHPMSEYPTYHTHGRYVPPSSTDRSPYEKVSAGNGGSSLSYTNPAVAAASANL (配列番号: 1)
PSMGFR
GTINVHDVETQFNQYKTEAASRYNLTISDVSVSDVPFPFSAQSGA(配列番号: 2)
ヒトNME1
(DNA)
atggccaactgtgagcgtaccttcattgcgatcaaaccagatggggtccagcggggtcttgtgggagagattatcaagcgttttgagcagaaaggattccgccttgttggtctgaaattcatgcaagcttccgaagatcttctcaaggaacactacgttgacctgaaggaccgtccattctttgccggcctggtgaaatacatgcactcagggccggtagttgccatggtctgggaggggctgaatgtggtgaagacgggccgagtcatgctcggggagaccaaccctgcagactccaagcctgggaccatccgtggagacttctgcatacaagttggcaggaacattatacatggcagtgattctgtggagagtgcagagaaggagatcggcttgtggtttcaccctgaggaactggtagattacacgagctgtgctcagaactggatctatgaatga (配列番号: 3)
(アミノ酸)
MANCERTFIAIKPDGVQRGLVGEIIKRFEQKGFRLVGLKFMQASEDLLKEHYVDLKDRPFFAGLVKYMHSGPVVAMVWEGLNVVKTGRVMLGETNPADSKPGTIRGDFCIQVGRNIIHGSDSVESAEKEIGLWFHPEELVDYTSCAQNWIYE- (配列番号: 4)
ヒトNME7
(DNA)
atgaatcatagtgaaagattcgttttcattgcagagtggtatgatccaaatgcttcacttcttcgacgttatgagcttttattttacccaggggatggatctgttgaaatgcatgatgtaaagaatcatcgcacctttttaaagcggaccaaatatgataacctgcacttggaagatttatttataggcaacaaagtgaatgtcttttctcgacaactggtattaattgactatggggatcaatatacagctcgccagctgggcagtaggaaagaaaaaacgctagccctaattaaaccagatgcaatatcaaaggctggagaaataattgaaataataaacaaagctggatttactataaccaaactcaaaatgatgatgctttcaaggaaagaagcattggattttcatgtagatcaccagtcaagaccctttttcaatgagctgatccagtttattacaactggtcctattattgccatggagattttaagagatgatgctatatgtgaatggaaaagactgctgggacctgcaaactctggagtggcacgcacagatgcttctgaaagcattagagccctctttggaacagatggcataagaaatgcagcgcatggccctgattcttttgcttctgcggccagagaaatggagttgttttttccttcaagtggaggttgtgggccggcaaacactgctaaatttactaattgtacctgttgcattgttaaaccccatgctgtcagtgaaggactgttgggaaagatcctgatggctatccgagatgcaggttttgaaatctcagctatgcagatgttcaatatggatcgggttaatgttgaggaattctatgaagtttataaaggagtagtgaccgaatatcatgacatggtgacagaaatgtattctggcccttgtgtagcaatggagattcaacagaataatgctacaaagacatttcgagaattttgtggacctgctgatcctgaaattgcccggcatttacgccctggaactctcagagcaatctttggtaaaactaagatccagaatgctgttcactgtactgatctgccagaggatggcctattagaggttcaatacttcttcaagatcttggataattag (配列番号: 5)
(アミノ酸)
MNHSERFVFIAEWYDPNASLLRRYELLFYPGDGSVEMHDVKNHRTFLKRTKYDNLHLEDLFIGNKVNVFSRQLVLIDYGDQYTARQLGSRKEKTLALIKPDAISKAGEIIEIINKAGFTITKLKMMMLSRKEALDFHVDHQSRPFFNELIQFITTGPI IAMEILRDDAICEWKRLLGPANSGVARTDASESIRALFGTDGIRNAAHGPDSFASAAREMELFFPSSGGCGPANTAKFTNCTCCIVKPHAVSEGLLGKILMAIRDAGFEISAMQMFNMDRVNVEEFYEVYKGVVTEYHDMVTEMYSGPCVAMEIQQNNATKTFREFCGPADPEIARHLRPGTLRAIFGKTKIQNAVHCTDLPEDGLLEVQYFFKILDN- (配列番号: 6)
NME7ペプチド
NME7A peptide 1 (A domain) MLSRKEALDFHVDHQS (配列番号: 7)
NME7A peptide 2 (A domain) SGVARTDASES (配列番号 : 8 )
NME7B peptide 1 (B domain) DAGFEISAMQMFNMDRVNVE (配列番号 : 9 )
NME7B peptide 2 (B domain) EVYKGVVTEYHDMVTE (配列番号: 10)
NME7B peptide 3 (B domain) AIFGKTKIQNAVHCTDLPEDGLLEVQYFF (配列番号 : 11 )
マウスE6重鎖、可変領域配列:
(DNA)
gaggtgaaggtggtggagtctgggggagacttagtgaagcctggagggtccctgaaactctcctgtgtagtctctggattcactttcagtagatatggcatgtcttgggttcgccagactccaggcaagaggctggagtgggtcgcaaccattagtggtggcggtacttacatctactatccagacagtgtgaaggggcgattcaccatctccagagacaatgccaagaacaccctgtacctgcaaatgagcagtctgaagtctgaggacacagccatgtatcactgtacaagggataactacggtaggaactacgactacggtatggactactggggtcaaggaacctcagtcaccgtctcctca(配列番号: 12)
(アミノ酸)
EVKVVESGGDLVKPGGSLKLSCWSGFTFSRYGMSWVRQTPGKRLEWVATISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNTLYLQMSSLKSEDTAMYHCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTSVTVSS (配列番号: 13)
マウスE6重鎖可変フレームワーク領域1 (FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgaaggtggtggagtctgggggagacttagtgaagcctggagggtccctgaaactctcctgtgtagtctct(配列番号: 14)
(アミノ酸)
EVKVVESGGDLVKPGGSLKLSCWSGFTFS(配列番号: 15)
マウスE6重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggattcactttcagtagatatggcatgtct(配列番号: 16)
(アミノ酸)
RYGMS(配列番号: 17)
マウスE6重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggttcgccagactccaggcaagaggctggagtgggtcgca(配列番号: 18)
(アミノ酸)
WVRQTPGKRLEWVA(配列番号: 19)
マウスE6重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
accattagtggtggcggtacttacatctactatccagacagtgtgaagggg(配列番号: 20)
(アミノ酸)
TISGGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 21)
マウスE6重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaatgccaagaacaccctgtacctgcaaatgagcagtctgaagtctgaggacacagccatgtatcactgtacaagg(配列番号: 22)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNTLYLQMSSLKSEDTAMYHCTR(配列番号: 23)
マウスE6重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
gataactacggtaggaactacgactacggtatggactac(配列番号: 24)
(アミノ酸)
DNYGRNYDYGMDY(配列番号: 25)
IGHV3-21*03重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtagctatagcatgaactgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcatccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 26)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSSYSMNWVRQAPGKGLEWVSSISSSSSYIYYADSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR (配列番号: 27)
IGHV3-21*01重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 28)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 29)
IGHV3-21*01重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agctatagcatgaac(配列番号: 30)
(アミノ酸)
SYSMN(配列番号: 31)
IGHV3-21*01重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctca(配列番号: 32)
(アミノ酸)
WVRQAPGKGLEWVS(配列番号: 33)
IGHV3-21*01重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
tccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggc(配列番号: 34)
(アミノ酸)
SISSSSSYIYYADSVKG (配列番号: 35)
IGHV3-21*01重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 36)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR(配列番号: 37)
ヒト化E6重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagc (配列番号: 38)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSS (配列番号: 39)
ヒト化E6重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)酸配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 40)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 41)
ヒト化E6重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
aggtatggcatgagc(配列番号: 42)
(アミノ酸)
RYGMS(配列番号: 43)
ヒト化E6重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)酸配列:
(DNA)
tgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctca(配列番号: 44)
(アミノ酸)
WVRQAPGKRLEWVS(配列番号: 45)
ヒト化E6重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
accattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggc(配列番号: 46)
(アミノ酸)
TISGGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 47)
ヒト化E6重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)酸配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccaga(配列番号: 48)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTR(配列番号: 49)
ヒト化E6重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
gataactatggccgcaactatgattatggcatggattat(配列番号: 50)
(アミノ酸)
DNYGRNYDYGMDY(配列番号: 51)
Genescriptによって合成された、ヒト化E6 IgG2重鎖:
(DNA)
gaattctaagcttgggccaccatggaactggggctccgctgggttttccttgttgctattttagaaggtgtccagtgtgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcgcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgac cagcggcgtgcacaccttcccagctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgaccgtgccctccagcaacttcggcacccagacctacacctgcaacgtagatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagacagttgagcgcaaatgttgtgtcgagtgcccaccgtgcccagcaccacctgtggcaggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacgtgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccccgaggtccagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccacgggaggagcagttcaacagcacgttccgtgtggtcagcgtcctcaccgttgtgcaccaggactggctgaacggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaaggcctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaaaccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctaccccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacacctcccatgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatagtaagtttaaactctaga(配列番号: 52)
(アミノ酸)
EF*AWATMELGLRWVFLVAILEGVQCEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRWSVLTWHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *V*TLX (配列番号: 53)
ヒトIgG2重鎖定常領域配列:
(DNA)
gcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgaccagcggcgtgcacaccttcccagctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgaccgtgccctccagcaacttcggcacccagacctacacctgcaacgtagatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagacagttgagcgcaaatgttgtgtcgagtgcccaccgtgcccagcaccacctgtggcaggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacgtgcgtggtggtggacgtgagecacgaagaccccgaggtccagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccacgggaggagcagttcaacagcacgttccgtgtggtcagcgtcctcaccgttgtgcaccaggactggctgaacggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaaggcctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaaaccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcc tgacctgcctggtcaaaggcttctaccccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacacctcccatgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatag (配列番号: 54)
(アミノ酸)
ASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRWSVLTWHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK (配列番号: 55)
ヒト化E6 IgGl重鎖配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacccactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtcccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctccagcagcttgggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa (配列番号: 56)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNPLYLQMNSLRAEDTAVYYCPRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRWSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 57)
ヒトIgGl重鎖定常領域配列:
(DNA)
gctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctcc agcagcttgggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa (配列番号: 58)
(アミノ酸)
ASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRWSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 59)
ヒトIgGl重鎖定常領域gBLOCK#l配列:
(DNA)
atggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctccagcagcttgggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaact cacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaag (配列番号: 60)
ヒトIgGl重鎖定常領域gBLOCK#2配列:
(DNA)
tacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttcteatgetccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg (配列番号: 61)
E6重鎖可変領域重複配列:
(DNA)
atggcatggattattggggccagggcaccct(配列番号: 62)
IgGl重鎖定常領域重複領域配列:
(DNA)
tacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaag(配列番号: 63)
pCDNA3.1 V5及びpSECTag2:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 64)
マウスE6軽鎖可変領域配列:
(DNA)
caaattgttctcacccagtctccagcaatcatgtctgcatctccaggggaggaggtcaccctaacctgcagtgccacctcaagtgtaagttacatacactggttccagcagaggccaggcacttctcccaaactctggatttatagcacatccaacctggcttctggagtccctgttcgcttcagtggcagtggatatgggacctcttactctctcacaatcagccgaatggaggctgaagatgctgccacttattactgccagcaaa ggagtagttccccattcacgttcggctcggggacaaagttggaaataaaa (配列番号: 65)
(アミノ酸)
QIVLTQSPAIMSASPGEEVTLTCSATSSVSYIHWFQQRPGTSPKLWIYSTSNLASGVPVRFSGSGYGTSYSLTISRMEAEDAATYYCQQRSSSPFTFGSGTKLEIK (配列番号: 66)
マウスE6軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
caaattgttctcacccagtctccagcaatcatgtctgcatctccaggggaggaggtcaccctaacctgc(配列番号: 67)
(アミノ酸)
QIVLTQSPAIMSASPGEEVTLTC(配列番号: 68)
マウスE6軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
AGTGCCACCTCAAGTGTAAGTTACATACAC(配列番号: 69)
(アミノ酸)
SATSSVSYIH(配列番号: 70)
マウスE6軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggttccagcagaggccaggcacttctcccaaactctggatttat(配列番号: 71)
(アミノ酸)
WFQQRPGTSPKLWIY(配列番号: 72)
マウスE6軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
agcacatccaacctggcttct(配列番号: 73)
(アミノ酸)
STSNLAS(配列番号: 74)
マウスE6軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggagtccctgttcgcttcagtggcagtggatatgggacctcttactctctcacaatcagccgaatggaggctgaagatgctgccacttattactgc(配列番号: 75)
(アミノ酸)
GVPVRFSGSGYGTSYSLTISRMEAEDAATYYC(配列番号: 76)
マウスE6軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cagcaaaggagtagttccccattcacg(配列番号: 77)
(アミノ酸)
QQRSSSPFT(配列番号: 78)
IGKV3-11*02軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctctcctgcagggccagtcagagtgttagcagctacttagectggtaccaacagaaacctggccaggctcccaggctccteatetatgatgcatccaacagggccactggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagagacttcactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcaactggcctcc(配列番号: 79)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLSCRASQSVSSYLAWYQQKPGQAPRLLIYDASNRATGIPARFSGSGSGRDFTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSNWPP(配列番号: 80)
IGKV3-11*02軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctctcctgc(配列番号: 81)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLSC(配列番号: 82)
IGKV3-11*02軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agggccagtcagagtgttagcagctacttagcc(配列番号: 83)
(アミノ酸)
RASQSVSSYLA(配列番号: 84)
IGKV3-11*02軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtaccaacagaaacctggccaggctcccaggctcctcatctat(配列番号: 85)
(アミノ酸)
WYQQKPGQAPRLLIY(配列番号: 86)
IGKV3-11*02軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
gatgcatccaacagggccact(配列番号: 87)
(アミノ酸)
DASNRAT(配列番号: 88)
IGKV3-11*02軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagagacttcactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgt(配列番号: 89)
(アミノ酸)
GIPARFSGSGSGTDFTLTISSLEPEDFAVYYC(配列番号: 90)
IGKV3-11*02軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列
(DNA)
cagcagcgtagcaactggcctcc(配列番号: 91)
(アミノ酸)
QQRSNWPP(配列番号: 92)
ヒト化E6軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaa (配列番号: 93)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK(配列番号: 94)
ヒト化E6軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgc(配列番号: 95)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLTC(配列番号: 96)
ヒト化E6軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agcgccaccagcagtgttagctacatccac(配列番号: 97)
(アミノ酸)
SATSSVSYIH(配列番号: 98)
ヒト化E6重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)酸配列:
(DNA)
tggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctat(配列番号: 99)
(アミノ酸)
WYQQRPGQSPRLLIY(配列番号: 100)
ヒト化E6軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
agcacctccaacctggccagc(配列番号: 101)
(アミノ酸)
STSNLAS(配列番号: 102)
ヒト化E6軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)酸配列:
(DNA)
ggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgt(配列番号: 103)
(アミノ酸)
GIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYC(配列番号: 104)
ヒト化E6軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cagcagcgtagcagctcccctttcacc(配列番号: 105)
(アミノ酸)
QQRSSSPFT(配列番号: 106)
Genescriptによって合成された、ヒト化E6κ軽鎖:
(DNA)
gaattctaagcttgggccaccatggaagccccagcgcagcttctcttcctcctgctactctggctcccagataccactggagaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaaaggacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaagtttaaactctaga (配列番号: 107)
(アミノ酸)
EF*AWATMEAPAQLLFLLLLWLPDTTGEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTI SSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKRTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASVVCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC* *V*TLX (配列番号: 108)
ヒトκ軽鎖定常領域配列:
(DNA)
aaggacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttag (配列番号: 109)
(アミノ酸)
RTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASWCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC (配列番号: 110)
ヒト化E6λ軽鎖配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaaggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaccacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaa (配列番号: 111)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKGQPKAAPSVTLFPPSSEELQANKATLVCLISDFYPGAVTVAWKADSSPVKAGVETTTPSKQSNNKYAASSYLSLTPEQWKSHRSYSCQVTHEGSTVEKTVAPTECS * * (配列番号: 112)
ヒト化λ軽鎖定常領域配列:
(DNA)
ggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaccacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagc ctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaa (配列番号: 113)
(アミノ酸)
GQPKAAPSVTLFPPSSEELQANKATLVCLISDFYPGAVTVAWKADSSPVKAGVETTTPSKQSNNKYAASSYLSLTPEQWKSHRSYSCQVTHEGSTVEKTVAPTECS* * (配列番号: 114)
ヒトλ軽鎖定常領域gBLOCK#3配列:
(DNA)
agcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaaggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaccacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 115)
E6軽鎖可変領域重複配列:
(DNA)
agcgccaccagcagtgttagctacatccact (配列番号: 116)
pCDNA3.1 V5及びpSECTag2重複配列:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 117)
マウスC2重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtccagctggaggagtcagggggaggcttagtgaagcctggagggtccctgaaactctcctgtgcagcctctggattcactttcagtggctatgccatgtcttgggttcgccagactccggagaagaggctggagtgggtcgcaaccattagtagtggtggtacttatatctactatccagacagtgtgaaggggcgattcaccatctccagagacaatgccaagaacaccctgtacctgcaaatgagcagtctgaggtctgaggacacggccatgtattactgtgcaagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcgcagggaccacggtcaccgtctcctccgccaaaacgacacccccatctgtctat(SEQ ID (配列番号: 118)
(アミノ酸)
EVQLEESGGGLVKPGGSLKLSCAASGFTFSGYAMSWVRQTPEKRLEWVATISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMSSLRSEDTAMYYCARLGGDNYYEYFDVWGAGTTVTVSSAKTTPPSVY (配列番号: 119)
マウスC2重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtccagctggaggagtcagggggaggcttagtgaagcctggagggtccctgaaactctcctgtgcagcctctggattcactttcagt(配列番号: 120)
(アミノ酸)
EVQLEESGGGLVKPGGSLKLSCAASGFTFS(配列番号: 121)
マウスC2重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggctatgccatgtct(配列番号: 122)
(アミノ酸)
GYAMS(配列番号: 123)
マウスC2重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggttcgccagactccggagaagaggctggagtgggtcgca(配列番号: 124)
(アミノ酸)
WVRQTPEKRLEWVA(配列番号: 125)
マウスC2重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
accattagtagtggtggtacttatatctactatccagacagtgtgaagggg(配列番号: 126)
(アミノ酸)
TISSGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 127)
マウスC2重鎖可変フレームワーク領域3 (FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaatgccaagaacaccctgtacctgcaaatgagcagtctgaggtctgaggacacggccatgtattactgtgcaaga(配列番号: 128)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNTLYLQMSSLRSEDTAMYYCAR(配列番号: 129)
マウスC2重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cttgggggggataattactacgaatacttcgatgtc(配列番号: 130)
(アミノ酸)
LGGDNYYEYFDV(配列番号: 131)
IGHV3-21*04重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtagctatagcatgaactgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcatccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 132)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSSYSMNWVRQAPGKGLEWVSSISSSSSYIYYADSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR (配列番号: 133)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 134)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 135)
IGHV3-21*04重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agctatagcatgaac(配列番号: 136)
(アミノ酸)
SYSMN(配列番号: 137)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
gggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctca(配列番号: 138)
(アミノ酸)
WVRQAPGKGLEWVS(配列番号: 139)
IGHV3-21*04重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
tccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggc(配列番号: 140)
(アミノ酸)
SISSSSSYIYYADSVKG (配列番号: 141)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 142)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR(配列番号: 143)
ヒト化C2重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctcc (配列番号: 144)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSS (配列番号: 145)
ヒト化C2重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 146)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 147)
ヒト化C2重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggctatgccatgagc(配列番号: 148)
(アミノ酸)
GYAMS(配列番号: 149)
ヒト化C2重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaa(配列番号: 150)
(アミノ酸)
WVRQAPGKGLEWVS(配列番号: 151)
ヒト化C2重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
accattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggc(配列番号: 152)
(アミノ酸)
TISSGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 153)
ヒト化C2重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 154)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR(配列番号: 155)
ヒト化C2重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cttgggggggataattactacgaatacttcgatgtc(配列番号: 156)
(アミノ酸)
LGGDNYYEYFDV(配列番号: 157)
ヒト化C2 IgGl重鎖配列
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctccagcagcttgggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa (配列番号: 158)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSWTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 159)
ヒト化C2 gBLOCK#4配列:
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagttaagcttgggccaccatggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagc (配列番号: 160)
pCDNA3.1 V5重複配列:
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagtt(配列番号: 161)
ヒトIgGl定常領域重複配列:
(DNA)
gacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagc(配列番号: 162)
ヒト化C2 IgG2重鎖配列
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgaccagcggcgtgcacaccttcccagctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgaccgtgccctccagcaacttcggcacccagacctacacctgcaacgtagatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagacagttgagcgcaaatgttgtgtcgagtgcccaccgtgcccagcaccacctgtggcaggaccgtcagtcttcctcttcc ccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacgtgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccccgaggtccagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccacgggaggagcagttcaacagcacgttccgtgtggtcagcgtcctcaccgttgtgcaccaggactggctgaacggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaaggcctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaaaccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctaccccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacacctcccatgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatagtaa (配列番号: 163)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSWTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMI SRTPEVTCWVDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRVVSVLTVVHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTI SKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 164)
ヒト化C2 gBLOCK#5配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgacca (配列番号: 165)
pSEC Tag2重複配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgc(配列番号: 166)
ヒトIgG2定常領域重複配列:
(DNA)
gacggtgtcgtggaactcaggcgctctgacca(配列番号: 167)
マウスC2軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gacattgtgatcacacagtctacagcttccttaggtgtatctctggggcagagggccaccatctcatgcagggccagcaaaagtgtcagtacatctggctatagttatatgcactggtaccaacagagaccaggacagccacccaaactcctcatctatcttgcatccaacctagaatctggggtccctgccaggttcagtggcagtgggtctgggacagacttcaccctcaacatccatcctgtggaggaggaggatgctgcaacctattactgtcagcacagtagggagcttccgttcacgttcggaggggggaccaagctggagataaaacgggctgatgctgcaccaactgtatcc (配列番号: 168)
(アミノ酸)
DIVITQSTASLGVSLGQRATISCRASKSVSTSGYSYMHWYQQRPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLNIHPVEEEDAATYYCQHSRELPFTFGGGTKLEIKRADAAPTVS (配列番号: 169)
マウスC2軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gacattgtgatcacacagtctacagcttccttaggtgtatctctggggcagagggccaccatctcatgc(配列番号: 170)
(アミノ酸)
DIVITQSTASLGVSLGQRATISC(配列番号: 171)
マウスC2軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agggccagcaaaagtgtcagtacatctggctatagttatatgcac(配列番号: 172)
(アミノ酸)
RASKSVSTSGYSYMH(配列番号: 173)
マウスC2軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtaccaacagagaccaggacagccacccaaactcctcatctat(配列番号: 174)
(アミノ酸)
WYQQRPGQPPKLLIY(配列番号: 175)
マウスC2軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
cttgcatccaacctagaatc(配列番号: 176)
(アミノ酸)
LASNLES(配列番号: 177)
マウスC2軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
tggggtccctgccaggttcagtggcagtgggtctgggacagacttcaccctcaacatccatcctgtggaggaggaggatgctgcaacctattactgt(配列番号: 178)
(アミノ酸)
GVPARFSGSGSGTDFTLNIHPVEEEDAATYYC(配列番号: 179)
マウスC2軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cagcacagtagggagcttccgttcacg(配列番号: 180)
(アミノ酸)
QHSRELPFT(配列番号: 181)
IGKV7-3*01軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtgagagtgtcagtttcttgggaataaacttaattcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttaccaagcatccaataaagacactggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtctgcagagtaagaattttcctcccaca(配列番号: 182)
(アミノ酸)
DIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASESVSFLGILIHWYQQKPGQPPKLLIYQASNKDTGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCLQSKNFPPT(配列番号: 183)
IGKV7-3*01軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgc(配列番号: 184)
(アミノ酸)
DIVLTQSPASLAVSPGQRATITC(配列番号: 185)
IGKV7-3*01軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agagccagtgagagtgtcagtttcttgggaataaacttaattcac(配列番号: 186)
(アミノ酸)
RASESVSFLGINLIH(配列番号: 187)
IGKV7-3*01軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttac(配列番号: 188)
(アミノ酸)
WYQQKPGQPPKLLIY(配列番号: 189)
IGKV7-3*01軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
caagcatccaataaagacact(配列番号: 190)
(アミノ酸)
QASNKDT(配列番号: 191)
IGKV7-3*01軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgt(配列番号: 192)
(アミノ酸)
GVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYC(配列番号: 193)
ヒト化C2軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 194)
(アミノ酸)
DIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 195)
ヒト化C2軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)酸配列:
(DNA)
gacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgc(配列番号: 196)
(アミノ酸)
DIVLTQSPASLAVSPGQRATITC(配列番号: 197)
ヒト化C2軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcac(配列番号: 198)
(アミノ酸)
RASKSVSTSGYSYMH(配列番号: 199)
ヒト化C2重軽可変フレームワーク領域2(FWR2)酸配列:
(DNA)
tggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttac(配列番号: 200)
(アミノ酸)
WYQQKPGQPPKLLIY(配列番号: 201)
ヒト化C2軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
ctggcatccaatctggagagc(配列番号: 202)
(アミノ酸)
LASNLES(配列番号: 203)
ヒト化C2軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)酸配列:
(DNA)
ggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgt(配列番号: 204)
(アミノ酸)
GVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYC(配列番号: 205)
ヒト化C2軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
cagcacagtagggagctgcctttcaca(配列番号: 206)
(アミノ酸)
QHSRELPFT(配列番号: 207)
ヒト化C2軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
ctgcagagtaagaattttcctcccaca(配列番号: 208)
(アミノ酸)
LQSKNFPPT(配列番号: 209)
ヒト化C2 gBLOCK#6配列(pCDNA3.1 V5におけるκ軽鎖):
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagttaagcttgggccaccatggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagetcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaagtttaaacccgctgatcaccctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 210)
pCDNA3.1 V5 5’重複配列:
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagtt(配列番号: 211)
pCDNA3.1 V5 3’重複配列:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 212)
ヒト化C2 gBLOCK#7配列(pSEC Tag2におけるκ軽鎖):
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagetcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaagtttaaacccgctgatcaccetcgactgtgccttctagttg(配列番号: 213)
pSEC Tag2 5'重複配列
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgc(配列番号: 214)
pSEC Tag2 3’重複配列:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 215)
ヒト化C2 gBLOCK#8配列(pCDNA3.1 V5におけるλ軽鎖)
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagttaagcttgggccaccatggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaccacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaagtttaaacccgctgatcaccctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 216)
pCDNA3.1 V5 5’重複配列:
(DNA)
actcactatagggagacccaagctggctagtt(配列番号: 217)
pCDNA3.1 V5 3’重複配列:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 218)
ヒト化C2 gBLOCK#9配列(pSEC Tag2におけるλ軽鎖):
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaccacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 219)
pSEC Tag2 5'重複配列
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgc(配列番号: 220)
pSEC Tag2 3’重複配列:
(DNA)
ccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttg(配列番号: 221)
ネズミ科Igκ鎖リーダー配列
(DNA)
atggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgac(配列番号: 222)
(アミノ酸)
METDTLLLWVLLLWVPGSTGD(配列番号: 223)
インターロイキン2(IL-2)リーダー配列
(DNA)
atgtacaggatgcaactcctgtcttgcattgcactaagtcttgcacttgtcacaaacagt(配列番号: 224)
(アミノ酸)
MYRMQLLSCIALSLALVTNS(配列番号: 225)
CD33リーダー配列
(DNA)
atgcctcttctgcttctgcttcctctgctttgggctggagctcttgct(配列番号: 226)
(アミノ酸)
MPLLLLLPLLWAGALA(配列番号: 227)
IGHV3-21*03リーダー配列
(DNA)
atggaactggggctccgctgggttttccttgttgctattttagaaggtgtccagtgt(配列番号: 228)
(アミノ酸)
MELGLRWVFLVAILEGVQC(配列番号: 229)
IGHV3-11*02リーダー配列
(DNA)
atggaagccccagcgcagcttctcttcctcctgctactctggctcccagataccactgga(配列番号: 230)
(アミノ酸)
MEAPAQLLFLLLLWLPDTTG(配列番号: 231)
ヒト化E6一本鎖GS3
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaa(配列番号: 232)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK(配列番号: 233)
ヒト化E6一本鎖IgGlnoC
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagca gtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaa(配列番号: 234)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK(配列番号: 235)
ヒト化E6一本鎖X4(リンカーはIgGl及びIgG2修飾ヒンジ部である)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtactggtggtccgactattaaacctccgaaacctccgaaacctgctccgaacctgctgggtggtccggaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaa(配列番号: 236)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK(配列番号: 237)
ヒト化C2一本鎖GS3
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 238)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 239)
ヒト化C2一本鎖IgG(システインなし)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 240)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 241)
ヒト化C2一本鎖X4(リンカーはIgGl及びIgG2修飾ヒンジ部である)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtactggtggtccgactattaaacctccgaaacctccgaaacctgctccgaacctgctgggtggtccggacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 242)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRD NAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 243)
ヒト化C3一本鎖GS3
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgcttccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 244)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 245)
ヒト化C3一本鎖IgGl(システインはない)
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtgatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgcttccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 246)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGDIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 247)
ヒト化C3一本鎖X4(リンカーはIgGl及びIgG2修飾ヒンジ部である)
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtactggtggtccgactattaaacctccgaaacctccgaaacctgctccgaacctgctgggtggtccggatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 248)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPDIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 249)
ヒト化C8一本鎖GS3(リンカーは[Gly4Ser1]3である)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 250)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRT (配列番号: 251)
ヒト化C8一本鎖IgGl(システインはない)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtgacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 252)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGDIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRT(配列番号: 253)
ヒト化C8一本鎖X4(リンカーはIgGl及びIgG2修飾ヒンジ部である)
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgacaattactatgagtattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgataaaacccatactaaaccgccaaaaccggcgccggaactgctgggtggtcctggtaccggtactggtggtccgactattaaacctccgaaacctccgaaacctgctccgaacctgctgggtggtccggacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 254)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPDIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRT(配列番号: 255)
pSECTag2 E6 scFV-FC
(DNA)
atggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaagagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 256)
(アミノ酸)
METDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAQPAEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTI SGGGTYIYYPDSVKGRFTI SRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK**(配列番号: 257)
E6 scFC-FC 1 gBLOCk配列:
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtc(配列番号: 258)
E6 scFC-FC 2 gBLOCk配列:
aattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaagagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagc(配列番号: 259)
pSECTag2 C2 scFV-FC
(DNA)
atggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 260)
(アミノ酸)
METDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAQPAEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 261)
C2 scFV-FC 1 gBLOCk配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggc(配列番号: 262)
C2 scFV-FC 2 gBLOCk配列:
(DNA)
cattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagc(配列番号: 263)
pSECTag2 C3 scFV-FC
(DNA)
atggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggcccaggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaecatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 264)
(アミノ酸)
METDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAQPAQVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRTEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRWSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 265)
C3 GS scFV FC1 gBLOCk配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggcccaggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaecatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattgtgatgacccagactccactctctctgt(配列番号: 266)
C3 scFV FC2 gBLOCk配列:
(DNA)
tattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggt cagc (配列番号: 267)
pSECTag2 C8 scFV-FC
(DNA)
atggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgacc gattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 268)
(アミノ酸)
METDTLLLWVLLLWVPGSTGDAAQPAEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRTEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 269)
C8 scFV FC 1 gBLOCk配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacatcgtgatgacccagtctccagactccctgg(配列番号: 270)
C8 scFV FC2 gBLOCk配列:
(DNA)
catcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagc(配列番号: 271)
ヒトIgGl Fc配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaag acaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 272)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 273)
ヒトIgGl CH2-CH3領域配列:
(DNA)
ccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 274)
(アミノ酸)
PCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK**(配列番号: 275)
ヒトIgGl CH3領域配列:
(DNA)
gggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 276)
(アミノ酸)
GQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 277)
ヒトIgGl Fc Y407R配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctcaggagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 278)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLRSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 279)
ヒトIgGl Fc F405Q配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggc agccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttccagctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 280)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFQLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 281)
ヒトIgGl Fc T394D配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccgaccctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 282)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTDPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 283)
ヒトIgGl Fc T366W/L368W配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgtggtgctgggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 284)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLWCWVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 285)
ヒトIgGl Fc T364R/L368R配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcaggctgacctgcagggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 286)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVRLTCRVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 287)
ヒトIgGl Fcヒンジレス配列:
(DNA)
gcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 288)
(アミノ酸)
APELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* * (配列番号: 289)
ヒトIgGl G237A FC配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctgggggccccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtac accctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaa(配列番号: 290)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPELLGAPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK(配列番号: 291)
ヒトIgGl L234A/L235A FC配列:
(DNA)
gagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaagccgccgggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcaga agagcctctccctgtctccgggtaaa(配列番号: 292)
(アミノ酸)
EPKSCDKTHTCPPCPAPEAAGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK(配列番号: 293)
CAR-T E6 CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaa gcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgata a (配列番号: 294)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* *** (配列番号: 295)
CAR-T E6 CD3z gBLOCK配列:
(DNA)
tggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgetcctcctctccctggtgattaccctgtactgccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgc(配列番号: 296)
CAR-T E6 CD28/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttg ggccccgctcgcaggcacatgtggagtgetcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa
(配列番号:297)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTI SGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 298)
CAR-T E6 CD28/CD3z g BLOCK配列:
(DNA)
tggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgc(配列番号: 299)
CAR-T E6 4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgetcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号:300)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* *(配列番号:301)
CAR-T E6 4-lBB/CD3z gBLOCK配列:
(DNA)
tggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgc(配列番号: 302)
CAR-T E6 CD28/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgc gagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtccaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa (配列番号:303)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 304)
CAR-T E6 CD28/4-lBB/CD3z gBLOCK配列:
(DNA)
atagggagacccaagctggctagttaagcttggtaccgagggccaccatggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtccaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagc agccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgc (配列番号: 305)
CAR-T C2 CD28/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccageccccaccatcgccagecaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtccaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgat aa (配列番号: 306)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR** (配列番号: 307)
CAR-T C2-1 gBLOCK配列:
(DNA)
atagggagacccaagctggctagttaagcttggtaccgagggccaccatggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggc(配列番号: 308)
CAR-T C2-2 gBLOCK配列:
(DNA)
aagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgt ggagtgc(配列番号: 309)
CAR、E6 Fc/8/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaa tgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgccccca tcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa (配列番号: 310)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGKIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR** (配列番号: 311)
E6 CAR pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
acgctgttttgacctccatagaagattctagagctagctgtagagcttggtaccgagggccaccatggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtcc agctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagetgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgc(配列番号: 312)
E6 CAR Fc pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctg(配列番号: 313)
E6 CAR 8BB3 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcaggcggccgcgaaggatctgcgatcgctccggtgcccgtcag(配列番号: 314)
CAR E6 FcH/8/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctg gtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa (配列番号: 315)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGKIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 316)
E6 CAR FcH pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctg(配列番号: 317)
CAR E6 Fc/4/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccct gacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgaccca gaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa (配列番号: 318)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGKMALIVLGGVAGLLLFIGLGIFFKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR** (配列番号: 319)
E6 CAR 44BB3 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcaggcggccgcgaaggatctgcgatcgctccggtgcccgtcag (配列番号: 320)
CAR E6 FcH/4/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgcca gcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaaatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaagga gacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 321)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGKMALIVLGGVAGLLLFIGLGIFFKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 322)
CAR E6 IgD/8/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagtctccaaaggcacaggcctcctcagtgcccactgcacaaccccaagcagagggcagcctcgccaaggcaaccacagccccagccaccacccgtaacacaggaagaggcggcgaagagaagaaaaaggagaaggagaaagaggaacaagaagagagagagacaaagacaccaatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaaga、tacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 323)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKESPKAQASSVPTAQPQAEGSLAKATTAPATTRNTGRGGEEKKKEKEKEEQEERETKTPIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 324)
E6 CAR IgD8 pcDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagtctccaaaggcacaggcctcctcagtgcccactgcacaaccccaagcagagggcagcctcgccaaggcaaccacagccccagccaccacccgtaacacaggaagaggcggcgaagagaagaaaaaggagaaggagaaagaggaacaagaagagagagagacaaagacaccaatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatga ggccag(配列番号: 325)
E6 CAR BB 3 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
acatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataagtttaaacccgctgatcaggcggccgcgaaggatctgcgatcgctccggtgcccgtcag(配列番号: 326)
CAR E6 IgD/4/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagtctccaaaggcacaggcctcctcagtgcccactgcacaaccccaagcagagggcagcctcgccaaggcaaccacagccccagccaccacccgtaacacaggaagaggcggcgaagagaagaaaaaggagaaggagaaagaggaacaagaagagagagagacaaagacaccaatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccata tgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 327)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKESPKAQASSVPTAQPQAEGSLAKATTAPATTRNTGRGGEEKKKEKEKEEQEERETKTPMALIVLGGVAGLLLFIGLGIFFKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 328)
E6 CAR IgD4 pcDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagagtctccaaaggcacaggcctcctcagtgcccactgcacaaccccaagcagagggcagcctcgccaaggcaaccacagccccagccaccacccgtaacacaggaagaggcggcgaagagaagaaaaaggagaaggagaaagaggaacaagaagagagagagacaaagacaccaatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccag(配列番号: 329)
CAR E6 X4/8/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagacaagacgcacaccaagccacctaaaccagctccagaactgctcggaggtcctggcaccggaaccggaggacctaccatcaaaccacctaagccacctaagcctgctcctaacctgctcggaggacctatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 330)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 331)
E6 CAR X48 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagacaagacgcacaccaagccacctaaaccagctccagaactgctcggaggtcctggcaccggaaccggaggacctaccatcaaaccacctaagc cacctaagcctgctcctaacctgctcggaggacctatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccag(配列番号: 332)
CAR E6 X4/4/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaa tgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagacaagacgcacaccaagccacctaaaccagctccagaactgctcggaggtcctggcaccggaaccggaggacctaccatcaaaccacctaagccacctaagcctgctcctaacctgctcggaggacctatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagag tacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 333)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKDKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGPMALIVLGGVAGLLLFIGLGIFFKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 334)
E6 CAR X44 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaagacaagacgcacaccaagccacctaaaccagctccagaactgctcggaggtcctggcaccggaaccggaggacctaccatcaaaccacctaagccacctaagcctgctcctaacctgctcggaggacctatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccag(配列番号: 335)
CAR E6 8+4/4/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagattta ccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggcggaggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccct gacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccg gcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgc aaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagat cggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 336)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDMALIVLGGVAGLLLFIGLGIFFKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 337)
E6 CAR CD844 pCDH gBLOCK配列:
(DNA)
agtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccg gtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccag(配列番号: 338)
CARにおけるヒト化C2 scFV配列:
(DNA)
gagggccaccatggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgac aatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctaca gctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaacc(配列番号: 339)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 340)
CARにおけるヒト化E6 scFV配列:
(DNA)
gaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagagg acacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtc ccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattact gccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaa(配列番号: 341)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK (配列番号: 342)
CD8リーダー配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggcca(配列番号: 343)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARP(配列番号: 344)
CD8ヒンジ領域配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgat(配列番号: 345)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACD(配列番号: 346)
CD4ヒンジ領域配列:
(DNA)
tcgggacaggtcctgctggaatccaacatcaaggttctgcccacatggtccaccccggtgcagcca(配列番号: 347)
(アミノ酸)
SGQVLLESNIKVLPTWSTPVQP(配列番号: 348)
CD28ヒンジ領域配列:
(DNA)
aaacacctttgtccaagtcccctatttcccggaccttctaagccc(配列番号: 349)
(アミノ酸)
KHLCPSPLFPGPSKP(配列番号: 350)
CD8+CD4ヒンジ領域配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgattcgggacaggtcctgctggaatccaacatcaaggttctgcccacatggtccaccccggtgcagcca(配列番号: 351)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDSGQVLLESNIKVLPTWSTPVQP(配列番号:352)
CD8+CD28ヒンジ領域配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgataaacacctttgtccaagtcccctatttcccggaccttctaagccc(配列番号: 353)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDKHLCPSPLFPGPSKP(配列番号: 354)
CD28+CD4ヒンジ領域配列:
(DNA)
aaacacctttgtccaagtcccctatttcccggaccttctaagccctcgggacaggtcctgctggaatccaacatcaaggttctgcccacatggtccaccccggtgcagcca(配列番号: 355)
(アミノ酸)
KHLCPSPLFPGPSKPSGQVLLESNIKVLPTWSTPVQP(配列番号: 356)
ヒトIgDヒンジ領域配列:
(DNA)
gagtctccaaaggcacaggcctcctcagtgcccactgcacaaccccaagcagagggcagcctcgccaaggcaaccacagccccagccaccacccgtaacacaggaagaggcggcgaagagaagaaaaaggagaaggagaaagaggaacaagaagagagagagacaaagacacca (配列番号: 357)
(アミノ酸)
ESPKAQASSVPTAQPQAEGSLAKATTAPATTRNTGRGGEEKKKEKEKEEQEERETKTP(配列番号: 358)
X4リンカー(IgGl及びIgG2修飾ヒンジ部)配列:
(DNA)
gacaagacgcacaccaagccacctaaaccagctccagaactgctcggaggtcctggcaccggaaccggaggacctaccatcaaaccacctaagccacctaagcctgctcctaacctgctcggaggacct(配列番号: 359)
(アミノ酸)
DKTHTKPPKPAPELLGGPGTGTGGPTIKPPKPPKPAPNLLGGP(配列番号: 360)
CD3 ZETA膜貫通領域配列:
(DNA)
ctctgctacctgctggatggaatcctcttcatctatggtgtcattctcactgccttgttcctg(配列番号: 361)
(アミノ酸)
LCYLLDGILFIYGVILTALFL(配列番号: 362)
CD8膜貫通領域配列:
(DNA)
atctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgc(配列番号: 363)
(アミノ酸)
IYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYC(配列番号: 364)
CD4膜貫通領域配列:
(DNA)
atggccctgattgtgctggggggcgtcgccggcctcctgcttttcattgggctaggcatcttcttc(配列番号: 365)
(アミノ酸)
MALIVLGGVAGLLLFIGLGIFF(配列番号: 366)
CD28膜貫通領域配列:
(DNA)
ttttgggtgctggtggtggttggtggagtcctggcttgctatagcttgctagtaacagtggcctttattattttctgggtg(配列番号: 367)
(アミノ酸)
FWVLVVVGGVLACYSLLVTVAFIIFWV(配列番号: 368)
4-1BB膜貫通領域配列:
(DNA)
atcatctccttctttcttgcgctgacgtcgactgcgttgctcttcctgctgttcttcctcacgctccgtttctctgttgtt(配列番号: 369)
(アミノ酸)
IISFFLALTSTALLFLLFFLTLRFSVV (配列番号: 370)
OX40膜貫通領域配列:
(DNA)
gttgccgccatcctgggcctgggcctggtgctggggctgctgggccccctggccatcctgctggccctgtacctgctc(配列番号: 371)
(アミノ酸)
VAAILGLGLVLGLLGPLAILLALYLL(配列番号: 372)
CD3 ZETA領域配列:
(DNA)
cgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggccttt atcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacgg(配列番号: 373)
(アミノ酸)
RVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR (配列番号: 374)
CD3 ZETA領域変種配列:
(DNA)
agagtgaagttcagcaggagcgcagacgcccccgcgtaccagcagggccagaaccagctctataacgagctcaatctaggacgaagagaggagtacgatgttttggacaagagacgtggccgggaccctgagatggggggaaagccgagaaggaagaaccctcaggaaggcctgtacaatgaactgcagaaagataagatggcggaggcctacagtgagattgggatgaaaggcgagcgccggaggggcaaggggcacgatggcctttaccagggtctcagtacagccaccaaggacacctacgacgcccttcacatgcaggccctgccccctcgc(配列番号: 375)
(アミノ酸)
RVKFSRSADAPAYQQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR (配列番号: 376)
CD28領域配列:
(DNA)
agaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcc(配列番号: 377)
(アミノ酸)
RSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRS(配列番号: 378)
4-1BB領域配列:
(DNA)
aaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactg(配列番号: 379)
(アミノ酸)
KRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCEL(配列番号: 380)
0X40領域配列:
(DNA)
cggagggaccagaggctgccccccgatgcccacaagccccctgggggaggcagtttccggacccccatccaagaggagcaggccgacgcccactccaccctggccaagatc(配列番号: 381)
(アミノ酸)
RRDQRLPPDAHKPPGGGSFRTPIQEEQADAHSTLAKI(配列番号: 382)
ヒト化抗CD3 scFVクローン12F6(VH-VL)配列:
(DNA)
caggtgcagctggtgcagagcggaggtggagtggtccaacctggaagatctctgagactgagctgtaaggctagcgggtacacgttcacatcttacacgatgcactgggtgaggcaagcccccggtaagggcctggaatggatcggatatataaaccccagctcagggtataccaaatataatcagaagttcaaagatcggttcacgatttctgctgataaaagtaagtccaccgctttcctgcagatggactcactcaggccagaagatactggtgtttatttctgtgcaaggtggcaggactacgacgtgtactttgactattgggggcaggggacgcctgtaacagtatcaagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattcagatgacccagagcccgagcagcctgagcgcgagcgtgggcgatcgcgtgaccatgacctgccgcgcgagcagcagcgtgagctatatgcattggtatcagcagaccccgggcaaagcgccgaaaccgtggatttatgcgaccagcaacctggcgagcggcgtgccgagccgctttagcggcagcggcagcggcaccgattataccctgaccattagcagcctgcagccggaagatattgcgacctattattgccagcagtggagcagcaacccgccgacctttggccagggcaccaaactgcagattacccgc(配列番号: 383)
(アミノ酸)
QVQLVQSGGGVVQPGRSLRLSCKASGYTFTSYTMHWVRQAPGKGLEWIGYINPSSGYTKYNQKFKDRFTISADKSKSTAFLQMDSLRPEDTGVYFCARWQDYDVYFDYWGQGTPVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIQMTQSPSSLSASVGDRVTMTCRASSSVSYMHWYQQTPGKAPKPWIYATSNLASGVPSRFSGSGSGTDYTLTISSLQPEDIATYYCQQWSSNPPTFGQGTKLQITR (配列番号: 384)
ヒト化抗 CD3 scFVクローン12F6(VL-VH)配列:
(DNA)
gatattcagatgacccagagcccgagcagcctgagcgcgagcgtgggcgatcgcgtgaccatgacctgccgcgcgagcagcagcgtgagctatatgcattggtatcagcagaccccgggcaaagcgccgaaaccgtggatttatgcgaccagcaacctggcgagcggcgtgccgagccgctttagcggcagcggcagcggcaccgattataccctgaccattagcagcctgcagccggaagatattgcgacctattattgccagcagtggagcagcaacccgccgacctttggccagggcaccaaactgcagattacccgcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatcccaggtgcagctggtgcagagcggaggtggagtggtccaacctggaagatctctgagactgagctgtaaggctagcgggtacacgttcacatcttacacgatgcactgggtgaggcaagcccccggtaagggcctggaatggatcggatatataaaccccagctcagggtataccaaatataatcagaagttcaaagatcggttcacgatttctgctgataaaagtaagtccaccgctttcctgcagatggactcactcaggccagaagatactggtgtttatttctgtgcaaggtggcaggactacgacgtgtactttgactattgggggcaggggacgcctgtaacagtatcaagc(配列番号: 385)
(アミノ酸)
DIQMTQSPSSLSASVGDRVTMTCRASSSVSYMHWYQQTPGKAPKPWIYATSNLASGVPSRFSGSGSGTDYTLTISSLQPEDIATYYCQQWSSNPPTFGQGTKLQITRGGGGSGGGGSGGGGSQVQLVQSGGGVVQPGRSLRLSCKASGYTFTSYTMHWVRQAPGKGLEWIGYINPSSGYTKYNQKFKDRFTISADKSKSTAFLQMDSLRPEDTGVYFCARWQDYDVYFDYWGQGTPVTVSS (配列番号: 386)
ヒト化抗 CD3 scFVクローンOKT3(VH-VL)配列:
(DNA)
caggtgcagctggtgcagagcggaggcggagtggtgcagcctggaagaagcctgcgcctgagctgcaaagcgagcggctatacctttacccgctataccatgcattgggtgcgccaggcgccgggcaaaggcctggaatggattggctatattaacccgagccgcggctataccaactataaccagaaagtgaaagatcgctttaccattagcaccgataaaagcaaaagcaccgcgtttctgcagatggatagcctgcgcccggaagataccgcggtgtattattgcgcgcgctattatgatgatcattattgcctggattattggggccagggcaccaccctgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattcagatgacccagagcccgagcagcctgagcgcgagcgtgggcgatcgcgtgaccattacctgcagcgcgagcagcagcgtgagctatatgaactggtatcagcagaccccgggcaaagcgccgaaacg ctggatttatgataccagcaaactggcgagcggcgtgccgagccgctttagcggcagcggcagcggcaccgattatacctttaccattagcagcctgcagccggaagatattgcgacctattattgccagcagtggagcagcaacccgtttacctttggccagggcaccaaactgcagattacccgc(配列番号: 387)
(アミノ酸)
QVQLVQSGGGVVQPGRSLRLSCKASGYTFTRYTMHWVRQAPGKGLEWIGYINPSRGYTNYNQKVKDRFTISTDKSKSTAFLQMDSLRPEDTAVYYCARYYDDHYCLDYWGQGTTLTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIQMTQSPSSLSASVGDRVTITCSASSSVSYMNWYQQTPGKAPKRWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGTDYTFTISSLQPEDIATYYCQQWSSNPFTFGQGTKLQITR (配列番号: 388)
ヒト化抗 CD3 scFVクローンOKT3(VH-VL)配列:
(DNA)
gatattcagatgacccagagcccgagcagcctgagcgcgagcgtgggcgatcgcgtgaccattacctgcagcgcgagcagcagcgtgagctatatgaactggtatcagcagaccccgggcaaagcgccgaaacgctggatttatgataccagcaaactggcgagcggcgtgccgagccgctttagcggcagcggcagcggcaccgattatacctttaccattagcagcctgcagccggaagatattgcgacctattattgccagcagtggagcagcaacccgtttacctttggccagggcaccaaactgcagattacccgcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatcccaggtgcagctggtgcagagcggaggcggagtggtg cagcctggaagaagcctgcgcctgagctgcaaagcgagcggctatacctttacccgctataccatgcattgggtgcgccaggcgccgggcaaaggcctggaatggattggctatattaacccgagccgcggctataccaactataaccagaaagtgaaagatcgctttaccattagcaccgataaaagcaaaagcaccgcgtttctgcagatggatagcctgcgcccggaagataccgcggtgtattattgcgcgcgctattatgatgatcattattgcctggattattggggccagggcaccaccctgaccgtgagcagc(配列番号: 389)
(アミノ酸)
DIQMTQSPSSLSASVGDRVTITCSASSSVSYMNWYQQTPGKAPKRWIYDTSKLASGVPSRFSGSGSGTDYTFTISSLQPEDIATYYCQQWSSNPFTFGQGTKLQITRGGGGSGGGGSGGGGSQVQLVQSGGGVVQPGRSLRLSCKASGYTFTRYTMHWVRQAPGKGLEWIGYINPSRGYTNYNQKVKDRFTISTDKSKSTAFLQMDSLRPEDTAVYYCARYYDDHYCLDYWGQGTTLTVSS(配列番号: 390)
ヒト化E6 scFV(VH-VL)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaa(配列番号: 391)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGR FTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGS GSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIK(配列番号: 392)
ヒト化E6 scFV(VL-VH)配列:
(DNA)
gaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaaggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagc(配列番号: 393)
(アミノ酸)
EIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKGGGGSGGGGSGGGGSEVQLVESGGGLVK PGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTI SRDNAKNTLY LQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSS (配列番号: 394)
ヒト化C2 scFV(VH-VL)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgagg acacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaa accaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagat caaacgaact(配列番号: 395)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRT(配列番号: 396)
ヒト化E6 scFV(VL-VH)配列:
(DNA)
gacattgtgctgacccagtctccagcctccttggccgtgtctccaggacagagggccaccatcacctgcagagccagtaagagtgtcagtaccagcggatactcctacatgcactggtatcagcagaaaccaggacaacctcctaaactcctgatttacctggcatccaatctggagagcggggtcccagccaggttcagcggcagtgggtctgggaccgatttcaccctcacaattaatcctgtggaagctaatgatactgcaaattattactgtcagcacagtagggagctgcctttcacattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccccgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagacttgggggggataattactacgaatacttcgatgtctggggcaaagggaccacggtcac cgtctcctcc(配列番号: 397)
(アミノ酸)
DIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTGGGGSGGGGSGGGGSEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSS(配列番号: 398)
G4S1リンカー 配列:
(DNA)
ggcggtggcggatcc(配列番号: 399)
(アミノ酸)
GGGGS(配列番号: 400)
[G4S1] x3リンカー配列:
(DNA)
ggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatcc(配列番号: 401)
(アミノ酸)
GGGGSGGGGSGGGGS(配列番号: 402)
8 aa GSリンカー配列:
(DNA)
ggcggttccggcggtggatccgga(配列番号: 403)
(アミノ酸)
GGSGGGSG(配列番号: 404)
12 aa GSリンカー配列:
(DNA)
ggcggttccggcggtggatccggcggtggcggatccgga(配列番号: 405)
(アミノ酸)
GGSGGGSGGGSG(配列番号: 406)
13 aa GSリンカー配列:
(DNA)
ggcggtggatccggcggtggcggatccggcggtggatcc(配列番号: 407)
(アミノ酸)
GGGSGGGGSGGGS(配列番号: 408)
22 aa GSリンカー配列:
(DNA)
ggcggtggaagcggcggtggcggatccggcagcggcggaagcggcggtggcggatccggcggtgga(配列番号: 409)
(アミノ酸)
GGGSGGGGSGSGGSGGGGSGGG(配列番号: 410)
24 aa GSリンカー配列:
(DNA)
ggcggttccggcggtggatccggcggtggcggatccggaggcggttccggcggtggatccggcggtggcggatccgga(配列番号: 411)
(アミノ酸)
GGSGGGSGGGSGGGSGGGSGGGSG(配列番号: 412)
マウスC3重鎖可変領域配列:
(DNA)
caggtccagctgcagcagtctgggcctgagctggtgaggcctggggtctcagtgaagatttcctgcaagggttccggctacagattcactgattatgctatgaactgggtgaagcagagtcatgcaaagagtctagagtggattggagttattagtactttctctggtaatacaaacttcaaccagaagtttaagggcaaggccacaatgactgtagacaaatcctccagcacagcctatatggaacttgccagattgacatctgaggattctgccatgtattactgtgcaagatcggattactacggcccatactttgactactggggccaaggcaccactctcacagtctcctca(配列番号: 413)
(アミノ酸)
QVQLQQSGPELVRPGVSVKISCKGSGYRFTDYAMNWVKQSHAKSLEWIGVISTFSGNTNFNQKFKGKATMTVDKSSSTAYMELARLTSEDSAMYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSS(配列番号: 414)
マウスC3重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
caggtccagctgcagcagtctgggcctgagctggtgaggcctggggtctcagtgaagatttcctgcaagggttccggctacagattcact(配列番号: 415)
(アミノ酸)
QVQLQQSGPELVRPGVSVKISCKGSGYRFT(配列番号: 416)
マウスC3重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
gattatgctatgaac(配列番号: 417)
(アミノ酸)
DYAMN(配列番号: 418)
マウスC3重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtgaagcagagtcatgcaaagagtctagagtggattgga(配列番号: 419)
(アミノ酸)
WVKQSHAKSLEWIG(配列番号: 420)
マウスC3重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
gttattagtactttctctggtaatacaaacttcaaccagaagtttaagggc(配列番号: 421)
(アミノ酸)
VISTFSGNTNFNQKFKG(配列番号: 422)
マウスC3重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
aaggccacaatgactgtagacaaatcctccagcacagcctatatggaacttgccagattgacatctgaggattctgccatgtattactgtgcaaga(配列番号: 423)
(アミノ酸)
KATMTVDKSSSTAYMELARLTSEDSAMYYCAR(配列番号: 424)
マウスC3重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
tcggattactacggcccatactttgactac(配列番号: 425)
(アミノ酸)
SDYYGPYFDY(配列番号: 426)
IGHV1-18*04重鎖可変領域配列:
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccagctacggtatcagctgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggatggatcagcgcttacaatggtaacacaaactatgcacagaagctccagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacg acacggccgtgtattactgtgcgagaga(配列番号: 427)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTSYGISWVRQAPGQGLEWMGWISAYNGNTNYAQKLQGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCAR(配列番号: 428)
IGHV1-18*04重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttacc(配列番号: 429)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFT(配列番号: 430)
IGHV1-18*04重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agctacggtatcagc(配列番号: 431)
(アミノ酸)
SYGIS(配列番号: 432)
IGHV1-18*04重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatggga(配列番号: 433)
(アミノ酸)
WVRQAPGQGLEWMG(配列番号: 434)
IGHV1-18*04重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
tggatcagcgcttacaatggtaacacaaactatgcacagaagctccagggc(配列番号: 435)
(アミノ酸)
WISAYNGNTNYAQKLQG(配列番号: 436)
IGHV1-18*04重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
agagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 437)
(アミノ酸)
RVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCAR(配列番号: 438)
ヒト化C3重鎖可変領域配列:
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagc(配列番号: 439)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSS(配列番号: 440)
ヒト化C3重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)酸配列:
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttacc(配列番号: 441)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFT(配列番号: 442)
ヒト化C3重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
gactacgccatgaac(配列番号: 443)
(アミノ酸)
DYAMN(配列番号: 444)
ヒト化C3重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatggga(配列番号: 445)
(アミノ酸)
WVRQAPGQGLEWMG(配列番号: 446)
ヒト化C3重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
gtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggc(配列番号: 447)
(アミノ酸)
VISTFSGNTNFNQKFKG(配列番号: 448)
ヒト化C3重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
agagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 449)
(アミノ酸)
RVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCAR(配列番号: 450)
ヒト化C3重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
agcgactactacggcccatacttcgactac(配列番号: 451)
(アミノ酸)
SDYYGPYFDY(配列番号: 452)
ヒト化C3 IgGl重鎖配列
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcga gaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctccagcagctt gggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccgg agaacaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 453)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSWTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK* *(配列番号: 454)
ヒト化C3 IgG2重鎖配列
(DNA)
caggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcgcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgaccagcggcgtgcacaccttcccagctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgaccgtgccctccagcaactt cggcacccagacctacacctgcaacgtagatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagacagttgagcgcaaatgttgtgtcgagtgcccaccgtgcccagcaccacctgtggcaggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacgtgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccccgaggtccagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccacgggaggagcagttcaacagcacgttccgtgtggtcagcgtcctcaccgttgtgcaccaggactggctgaacggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaaggcctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaaaccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctaccccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaagaccacacctcccatgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatagtaa(配列番号: 455)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSWTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCWVDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRVVSVLTVVHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK** (配列番号: 456)
ヒト化C3重鎖IgGl gBLOCK配列:
(DNA)
tgetctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggcccaggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagc(配列番号: 457)
マウス C3軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gatgttttgatgacccaaactccactctccctgcctgtcagtcttggagatcaagcctccatctcttgcagatctagtcagaccattgtacatagtaatggaaacacctatttagaatggtacctgcagaaaccaggccagtctccaaagctcctgatctacaaagtttccaaccgattttctggggtcccagacaggttcagtggcagtggatcagggacagatttcacactcaagatcaacagagtggaggctgaggatctgggagtttattactgctttcaaggttcacatgttccattcacgttcggctcggggacaaagttggaaataaaa(配列番号: 458)
(アミノ酸)
DVLMTQTPLSLPVSLGDQASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPKLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKINRVEAEDLGVYYCFQGSHVPFTFGSGTKLEIK(配列番号: 459)
マウスC3軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gatgttttgatgacccaaactccactctccctgcctgtcagtcttggagatcaagcctccatctcttgc(配列番号: 460)
(アミノ酸)
DVLMTQTPLSLPVSLGDQASISC(配列番号: 461)
マウスC3軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agatctagtcagaccattgtacatagtaatggaaacacctatttagaa(配列番号: 462)
(アミノ酸)
RSSQTIVHSNGNTYLE(配列番号: 463)
マウスC3軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtacctgcagaaaccaggccagtctccaaagctcctgatctac(配列番号: 464)
(アミノ酸)
WYLQKPGQSPKLLIY(配列番号: 465)
マウスC3軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
aaagtttccaaccgattttct(配列番号: 466)
(アミノ酸)
KVSNRFS(配列番号: 467)
マウスC3軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggggtcccagacaggttcagtggcagtggatcagggacagatttcacactcaagatcaacagagtggaggctgaggatctgggagtttattactgc(配列番号: 468)
(アミノ酸)
GVPDRFSGSGSGTDFTLKINRVEAEDLGVYYC(配列番号: 469)
マウスC3軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
tttcaaggttcacatgttccattcacg(配列番号: 470)
(アミノ酸)
FQGSHVPFT(配列番号: 471)
IGKV2-29*03軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaagtctagtcagagcctcctgcatagtgatggaaagacctatttgtattggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctatgaagtttccagccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgcatgcaaggtatacaccttcct(配列番号: 472)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCKSSQSLLHSDGKTYLYWYLQKPGQSPQLLIYEVSSRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCMQGIHLP(配列番号: 473)
IGKV2-29*03軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgc(配列番号: 474)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISC(配列番号: 475)
IGKV2-29*03軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
aagtctagtcagagcctcctgcatagtgatggaaagacctatttgtat(配列番号: 476)
(アミノ酸)
KSSQSLLHSDGKTYLY(配列番号: 477)
IGKV2-29*03軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctat(配列番号: 478)
(アミノ酸)
WYLQKPGQSPQLLIY(配列番号: 479)
IGKV2-29*03軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
gaagtttccagccggttc(配列番号: 480)
(アミノ酸)
EVSSRFS(配列番号: 481)
IGKV2-29*03軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgc(配列番号: 482)
(アミノ酸)
GVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYC(配列番号: 483)
IGKV2-29*03軽鎖可変相補性決定領域3 (CDR3)配列:
(DNA)
atgcaaggtatacaccttcct(配列番号: 484)
(アミノ酸)
MQGIHLP(配列番号: 485)
ヒト化C3軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttgggg tttattactgcttccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 486)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRT (配列番号: 487)
ヒト化C3軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgc(配列番号: 488)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISC(配列番号: 489)
ヒト化C3軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggag(配列番号: 490)
(アミノ酸)
RSSQTIVHSNGNTYLE(配列番号: 491)
ヒト化C3軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctat(配列番号: 492)
(アミノ酸)
WYLQKPGQSPQLLIY(配列番号: 493)
ヒト化C3軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
aaggtttccaaccggttctct(配列番号: 494)
(アミノ酸)
KVSNRFS(配列番号: 495)
ヒト化C3軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgc(配列番号: 496)
(アミノ酸)
GVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYC(配列番号: 497)
ヒト化C3軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
ttccaaggtagccacgtgcctttcacc(配列番号: 498)
(アミノ酸)
FQGSHVPFT(配列番号: 499)
ヒト化C3λ軽鎖配列
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgcttccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaecacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtcccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaa(配列番号: 500)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRTGQPKAAPSVTLFPPSSEELQANKATLVCLISDFYPGAVTVAWKADSSPVKAGVETTTPSKQSNNKYAASSYLSLTPEQWKSHRSYSCQVTHEGSTVEKTVAPTECS** (配列番号: 501)
ヒト化C3κ軽鎖
(DNA)
gatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgcttccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaaca caaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaa(配列番号: 502)
(アミノ酸)
DIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRTTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASWCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC** (配列番号: 503)
ヒト化C3カッパー軽gBLOCK配列:
(DNA)
agctggctaggtaagcttggtaccgagctcggatccacgccaccatggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttgc(配列番号: 504)
マウスC8重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaagtgatggtcgtggaaagcggcggtggtctggtaaagccggggggatcccttaagctttcttgcgccgcatccgggttcacgttctccggctatgccatgtcctgggtccgacagactcccgaaaagcgcttggaatgggtggccactatctcctccggggggacgtacatctactaccccgacagtgtgaaaggaagatttacaatatctcgcgacaacgcaaaaaataccttgtatcttcaaatgagctccctgcggtcagagg acactgccatgtactattgcgcccgcctgggcggcgacaattactatgagtat(配列番号: 505)
(アミノ酸)
EVMVVESGGGLVKPGGSLKLSCAASGFTFSGYAMSWVRQTPEKRLEWVATISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMSSLRSEDTAMYYCARLGGDNYYEY (配列番号: 506)
マウスC8重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggctatgccatgtcc(配列番号: 507)
(アミノ酸)
GYAMS(配列番号: 508)
マウスC8重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
actatctcctccggggggacgtacatctactaccccgacagtgtgaaagga(配列番号: 509)
(アミノ酸)
TISSGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 510)
マウスC8重鎖可変相補性決定領域3(CD3:
(DNA)
ctgggcggcgacaattactatgagtat(配列番号: 511)
(アミノ酸)
LGGDNYYEY(配列番号: 512)
IGHV3-21*04重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtagctatagcatgaactgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcatccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcga(配列番号: 513)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSSYSMNWVRQAPGKGLEWVSSISSSSSYIYYADSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR (配列番号: 514)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 515)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 516)
IGHV3-21*04重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agctatagcatgaac(配列番号: 517)
(アミノ酸)
SYSMN(配列番号: 518)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtc(配列番号: 519)
(アミノ酸)
WVRQAPGKGLEWV(配列番号: 520)
IGHV3-21*04重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
tcatccattagtagtagtagtagttacatatactacgcagactcagtgaagggc(配列番号: 521)
(アミノ酸)
SSISSSSSYIYYADSVKG (配列番号: 522)
IGHV3-21*04重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcga(配列番号: 523)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR(配列番号: 524)
ヒト化C8重鎖可変領域配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctcc(配列番号: 525)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSS(配列番号: 526)
ヒト化C8重鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagt(配列番号: 527)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFS(配列番号: 528)
ヒト化C8重鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
ggctatgccatgagc(配列番号: 529)
(アミノ酸)
GYAMS(配列番号: 530)
ヒト化C8重鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctca(配列番号: 531)
(アミノ酸)
WVRQAPGKGLEWVS(配列番号: 532)
ヒト化C8重鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
accattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggc(配列番号: 533)
(アミノ酸)
TISSGGTYIYYPDSVKG(配列番号: 534)
ヒト化C8重鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
cgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgaga(配列番号: 535)
(アミノ酸)
RFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCAR(配列番号: 536)
ヒト化C8重鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
ctgggcggcgataactattatgaatat(配列番号: 537)
(アミノ酸)
LGGDNYYEY(配列番号: 538)
ヒト化C8 IgGl重鎖配列
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcgagactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgctagcaccaagggcccatcggtcttccccctggcaccctcctccaagagcacctctgggggcacagcggccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgccctgaccagcggcgtgcacaccttcccggctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgacagtgccctccagcagcttgggcacccagacctacatctgcaacgtgaatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagaaagttgagcccaaatcttgtgacaaaactcacacatgcccaccgtgcccagcacctgaactcctggggggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacatgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccctgaggtcaagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccgcgggaggagcagtacaacagcacgtaccgtgtggtcagcgtcctcaccgtcctgcaccaggactggctgaatggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaagccctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaagccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctatcccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggaga acaactacaagaccacgcctcccgtgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatgataa(配列番号: 539)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSASTKGPSVFPLAPSSKSTSGGTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSSLGTQTYICNVNHKPSNTKVDKKVEPKSCDKTHTCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRWSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK**(配列番号: 540)
ヒト化C8 IgG2重鎖配列
(DNA)
gaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtggctatgccatgagctgggtccgccaggctccagggaaggggctggagtgggtctcaaccattagtagtggcggaacctacatatactaccctgactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaactcactgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggccgtgtattactgtgcga gactgggcggcgataactattatgaatattggggcaaagggaccacggtcaccgtctcctccgcctccaccaagggcccatcggtcttccccctggcgccctgctccaggagcacctccgagagcacagccgccctgggctgcctggtcaaggactacttccccgaaccggtgacggtgtcgtggaactcaggcgctctgaccagcggcgtgcacaccttcccagctgtcctacagtcctcaggactctactccctcagcagcgtggtgaccgtgccctccagcaacttcgg cacccagacctacacctgcaacgtagatcacaagcccagcaacaccaaggtggacaagacagttgagcgcaaatgttgtgtcgagtgcccaccgtgcccagcaccacctgtggcaggaccgtcagtcttcctcttccccccaaaacccaaggacaccctcatgatctcccggacccctgaggtcacgtgcgtggtggtggacgtgagccacgaagaccccgaggtccagttcaactggtacgtggacggcgtggaggtgcataatgccaagacaaagccacgggaggagcag ttcaacagcacgttccgtgtggtcagcgtcctcaccgttgtgcaccaggactggctgaacggcaaggagtacaagtgcaaggtctccaacaaaggcctcccagcccccatcgagaaaaccatctccaaaaccaaagggcagccccgagaaccacaggtgtacaccctgcccccatcccgggaggagatgaccaagaaccaggtcagcctgacctgcctggtcaaaggcttctaccccagcgacatcgccgtggagtgggagagcaatgggcagccggagaacaactacaaga ccacacctcccatgctggactccgacggctccttcttcctctacagcaagctcaccgtggacaagagcaggtggcagcaggggaacgtcttctcatgctccgtgatgcatgaggctctgcacaaccactacacgcagaagagcctctccctgtctccgggtaaatagtaa(配列番号: 541)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYWGKGTTVTVSSASTKGPSVFPLAPCSRSTSESTAALGCLVKDYFPEPVTVSWNSGALTSGVHTFPAVLQSSGLYSLSSVVTVPSSNFGTQTYTCNVDHKPSNTKVDKTVERKCCVECPPCPAPPVAGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVWDVSHEDPEVQFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQFNSTFRWSVLTWHQDWLNGKEYKCKVSNKGLPAPIEKTISKTKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPMLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGK** (配列番号: 542)
マウスC8軽鎖可変領域配列
(DNA)
gacatcgtcattacgcagacccctgccagtcttgccgtttctctgggccagagggccactatcagttacagggcgagtaagtctgtgagtaccagcggctatagttacatgcattggaaccagcagaaaccgggacagccaccacgcctgcttatttatctggtgtctaatcttgagtccggggtgcccgccaggttcagcggcagcggctctgggaccgacttcacactcaacattcatccagtggaagaagaggacgctgctacatactactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaa(配列番号: 543)
(アミノ酸)
DIVITQTPASLAVSLGQRATISYRASKSVSTSGYSYMHWNQQKPGQPPRLLIYLVSNLESGVPARFSGSGSGTDFTLNIHPVEEEDAATYYCQHIRELTRSE(配列番号: 544)
マウスC8軽鎖可変相補性決定領域1(CD1:
(DNA)
agggcgagtaagtctgtgagtaccagcggctatagttacatgcat(配列番号: 545)
(アミノ酸)
RASKSVSTSGYSYMH(配列番号: 546)
マウスC8軽鎖可変相補性決定領域2(CD2:
(DNA)
ctggtgtctaatcttgagtcc(配列番号: 547)
(アミノ酸)
LVSNLES(配列番号: 548)
マウスC8軽鎖可変相補性決定領域3(CD3):
(DNA)
caacacattcgggaactgaccaggagtgaa(配列番号: 549)
(アミノ酸)
QHIRELTRSE(配列番号: 550)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変領域配列:
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcaagtccagccagagtgttttatacagctccaacaataagaactacttagcttggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttactgggcatctacccgggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcagcaatattatagtactcct(配列番号: 551)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINCKSSQSVLYSSNNKNYLAWYQQKPGQPPKLLIYWASTRESGVPDRFSGSGSGTDFTLTI SSLQAEDVAVYYCQQYYSTP(配列番号: 552)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgc(配列番号: 553)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINC(配列番号: 554)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
aagtccagccagagtgttttatacagctccaacaataagaactacttagct(配列番号: 555)
(アミノ酸)
KSSQSVLYSSNNKNYLA(配列番号: 556)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
tggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttac(配列番号: 557)
(アミノ酸)
WYQQKPGQPPKLLIY(配列番号: 558)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
tgggcatctacccgggaatcc(配列番号: 559)
(アミノ酸)
WASTRES(配列番号: 560)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgt(配列番号: 561)
(アミノ酸)
GVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYC(配列番号: 562)
NCBI生殖細胞系列z00023軽鎖可変相補性決定領域3(CD3)配列:
(DNA)
cagcaatattatagtactcct(配列番号: 563)
(アミノ酸)
QQYYSTP(配列番号: 564)
ヒト化C8軽鎖可変領域配列
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaact(配列番号: 565)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTI SSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRT(配列番号: 566)
ヒト化C8軽鎖可変フレームワーク領域1(FWR1)配列:
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgc(配列番号: 567)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINC(配列番号: 568)
ヒト化C8軽鎖可変相補性決定領域1(CDR1)配列:
(DNA)
agggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatg(配列番号: 569)
(アミノ酸)
RASKSVSTSGYSYM(配列番号: 570)
ヒト化C8軽鎖可変フレームワーク領域2(FWR2)配列:
(DNA)
cactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttac(配列番号: 571)
(アミノ酸)
HWYQQKPGQPPKLLIY(配列番号: 572)
ヒト化C8軽鎖可変相補性決定領域2(CDR2)配列:
(DNA)
ctggtgtctaacctggaatcc(配列番号: 573)
(アミノ酸)
LVSNLES(配列番号: 574)
ヒト化C8軽鎖可変フレームワーク領域3(FWR3)配列:
(DNA)
ggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgt(配列番号: 575)
(アミノ酸)
GVPDRFSGSGSGTDFTLTISSLQAEDVAVYYC(配列番号: 576)
ヒト化C8軽鎖可変相補性決定領域3(CDR3)配列:
(DNA)
caacacattcgggaactgaccaggagtgaa(配列番号: 577)
(アミノ酸)
QHIRELTRSE(配列番号: 578)
ヒト化C8λ軽鎖配列
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactggtcagcccaaggctgccccctcggtcactctgttcccgccctcctctgaggagcttcaagccaacaaggccacactggtgtgtctcataagtgacttctacccgggagccgtgacagtggcctggaaggcagatagcagccccgtcaaggcgggagtggagaccaecacaccctccaaacaaagcaacaacaagtacgcggccagcagctatctgagcctgacgcctgagcagtggaagtc ccacagaagctacagctgccaggtcacgcatgaagggagcaccgtggagaagacagtggcccctacagaatgttcatagtaa(配列番号: 579)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTI SSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRTGQPKAAPSVTLFPPSSEELQANKATLVCLISDFYPGAVTVAWKADSSPVKAGVETTTPSKQSNNKYAASSYLSLTPEQWKSHRSYSCQVTHEGSTVEKTVAPTECS**(配列番号: 580)
ヒト化C8κ軽鎖配列
(DNA)
gacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgccctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaa(配列番号: 581)
(アミノ酸)
DIVMTQSPDSLAVSLGERATINCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLVSNLESGVPDRFSGSGSGTDFTLTI SSLQAEDVAVYYCQHIRELTRSEFGGGTKVEIKRTTVAAPSVFIFPPSDEQLKSGTASWCLLNNFYPREAKVQWKVDNALQSGNSQESVTEQDSKDSTYSLSSTLTLSKADYEKHKVYACEVTHQGLSSPVTKSFNRGEC** (配列番号: 582)
ヒト化C8κ軽鎖gBLOCk配列:
(DNA)
agctggctaggtaagcttggtaccgagctcggatccacgccaccatggagacagacacactcctgctatgggtactgctgctctgggttccaggttccactggtgacgacatcgtgatgacccagtctccagactccctggctgtgtctctgggcgagagggccaccatcaactgcagggccagcaagagtgttagcaccagcggctacagctacatgcactggtaccagcagaaaccaggacagcctcctaagctgctcatttacctggtgtctaacctggaatccggggtccctgaccgattcagtggcagcgggtctgggacagatttcactctcaccatcagcagcctgcaggctgaagatgtggcagtttattactgtcaacacattcgggaactgaccaggagtgaattcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacggtggctgcaccatctgtcttcatcttcccgccatctgatgagcagttgaaatctggaactgcctctgttgtgtgcctgctgaataacttctatcccagagaggccaaagtacagtggaaggtggataacgcc ctccaatcgggtaactcccaggagagtgtcacagagcaggacagcaaggacagcacctacagcctcagcagcaccctgacgctgagcaaagcagactacgagaaacacaaagtctacgcctgcgaagtcacccatcagggcctgagctcgcccgtcacaaagagcttcaacaggggagagtgttagtaagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagttgc(配列番号: 583)
CAR-T E6 CD8配列:
(DNA)
gaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaa cgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgctgataa(配列番号: 584)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYC* *(配列番号: 585)
CAR-T C2 CD8配列:
(DNA)
gaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaa accaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaaccc ctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgctgataa(配列番号: 586)
(アミノ酸)
EVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPAR FSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYC* *(配列番号: 587)
CD8/4-1BB配列
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgtgataa(配列番号: 588)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCEL* *(配列番号: 589)
CD8/CD28配列
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcctgataa (配列番号: 590)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRS * * (配列番号: 591)
CD8/CD3z配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 592)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 593)
CD8/CD28/CD3z配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccag gccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgat aa(配列番号: 594)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 595)
CD8/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggt gataa(配列番号: 596)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 597)
CD8/CD28/4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
acgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtccaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 598)
(アミノ酸)
TTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 599)
CAR-T C3 4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccacaggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgatattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtac agacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccac ggtgataa(配列番号: 600)
(アミノ酸)
QVQLVQSGAEVKKPGASVKVSCKASGYTFTDYAMNWVRQAPGQGLEWMGVISTFSGNTNFNQKFKGRVTMTTDTSTSTAYMELRSLRSDDTAVYYCARSDYYGPYFDYWGQGTTLTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVMTQTPLSLSVTPGQPASISCRSSQTIVHSNGNTYLEWYLQKPGQSPQLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDVGVYYCFQGSHVPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALP PR** (配列番号: 601)
C3 CAR gBLOCK 1 配列:
(DNA)
atccacgctgttttgacctccatagaagattctagagctagctgtagagcttggtaccgagggccaccatggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccacaggttcagctggtgcagtctggagctgaggtgaagaagcctggggcctcagtgaaggtctcctgcaaggcttctggttacacctttaccgactacgccatgaactgggtgcgacaggcccctggacaagggcttgagtggatgggagtgatcagcaccttcagcggtaacacaaacttcaaccagaagttcaagggcagagtcaccatgaccacagacacatccacgagcacagcctacatggagctgaggagcctgagatctgacgacacggccgtgtattactgtgcgagaagcgactactacggcccatacttcgactactggggccagggcaccaccctgaccgtgtccagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgat attgtgatgacccagactccactctctctgt(配列番号: 602)
C3 CAR gBLOCK 2配列:
(DNA)
tattgtgatgacccagactccactctctctgtccgtcacccctggacagccggcctccatctcctgcaggtctagtcagaccattgtccatagtaatggaaacacctatttggagtggtacctgcagaagccaggccagtctccacagctcctgatctataaggtttccaaccggttctctggagtgccagataggttcagtggcagcgggtcagggacagatttcacactgaaaatcagccgggtggaggctgaggatgttggggtttattactgettccaaggtagccacgtgcctttcaccttcggcggagggaccaaggtggagatcaaacgaactacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtg(配列番号: 603)
E6 scFV gBLOCK 1配列:
(DNA)
tgctctgggttccaggttccactggtgacgcggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgggggaggcctggtcaagcctggggggtccctgagactctcctgtgcagcctctggattcaccttcagtaggtatggcatgagctgggtccgccaggctccagggaagaggctggagtgggtctcaaccattagtggcggaggcacctacatatactacccagactcagtgaagggccgattcaccatctccagagacaacgccaagaacaccctgtatctgcaaatgaacagcctgagagccgaggacacggctgtgtattactgtaccagagataactatggccgcaactatgattatggcatggattattggggccagggcaccctggtgaccgtgagcagcggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatcc(配列番号: 604)
E6 scFV gBLOCK 2配列:
(DNA)
ggcggtggcggatccggcggtggcggatccggcggtggcggatccgaaattgtgttgacacagtctccagccaccctgtctttgtctccaggggaaagagccaccctcacctgcagcgccaccagcagtgttagctacatccactggtaccaacagaggcctggccagagccccaggctcctcatctatagcacctccaacctggccagcggcatcccagccaggttcagtggcagtgggtctgggagcgactacactctcaccatcagcagcctagagcctgaagattttgcagtttattactgtcagcagcgtagcagctcccctttcacctttggcagcggcaccaaagtggaaattaaaaccggtcatcatcaecatcaccactgataagtttaaacccgctgatcagcctcgactgtgccttctagt(配列番号: 605)
CAR-T C2 CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatetcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgca ggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 606)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 607)
CAR-T C2 CD28/CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgca ctggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaa gagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgca ggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 608)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 609)
CAR-T C2 4-lBB/CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaaga actccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctg agaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcaaaaggggccgcaaaaaactcctttacatttttaagcagccttttatgaggccagtacagacgactcaagaggaagacgggtgctcatgccgctttcctgaggaggaggaaggagggtgcgaactgcgcgttaagttctcccgatcagccg acgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatat gcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 610)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCKRGRKKLLYIFKQPFMRPVQTTQEEDGCSCRFPEEEEGGCELRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 611)
CAR-T C2 OX40/CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctg agaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgccggagggaccagaggctgccccccgatgcccacaagccccctgggggaggcagtttccggacccccatccaagaggagcaggccgacgcccactccaccctggccaagatccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccacc acggtgataa(配列番号: 612)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRRDQRLPPDAHKPPGGGSFRTPIQEEQADAHSTLAKIRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 613)
CAR-T C2 CD28/OX40/CD3z配列:
(DNA)
atggccttgccagtgacggccctgctgctgccattggctcttctgttgcacgctgccaggcctgaagtgcagctcgtagagagtggcgggggactggtgaagcccggtggaagcctcagactcagttgcgccgcctcaggtttcactttttcaggttacgccatgtcctgggtaagacaggcaccggggaaaggactcgagtgggtgtctactatcagctcaggaggcacttatatatattatcctgactctgtaaaaggccgatttacgatttctcgcgacaatgcaaagaactccctctacctccaaatgaacagtcttagggcagaagacactgctgtatactattgtgcacgcctcggcggcgacaactactacgagtactttgacgtgtgggggaaagggactaccgtgacagtttcaagcggaggaggtggctcaggtggaggcgggtcaggggggggaggaagtgatattgtgctcacacaatccccagcctccctggctgtgtctcccggccaacgcgctacaattacatgtcgggcctccaaaagcgtgagcaccagcggctacagctacatgcactggtatcaacagaaaccaggacaaccccccaaactgttgatttatctcgcttcaaacttggagtccggcgtgcctgcgcgcttttcagggagtgggagcggcacagattttacgctgactatcaaccccgtagaagcaaacgatacagcgaattattattgtcaacattcccgggaactcccctttacgttcggcgggggcacaaaggtcgaaattaagagaaccacgacaaccccggcccccagaccaccaacgccaccccccaccatcgccacccaacccctgtctctg agaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccggagggaccagaggctgccccccgatgcccacaagccccctgggggaggcagtttccggacccccatccaagaggagcaggccgacgcccactccaccctggccaagatccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 614)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSGYAMSWVRQAPGKGLEWVSTISSGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNSLYLQMNSLRAEDTAVYYCARLGGDNYYEYFDVWGKGTTVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSDIVLTQSPASLAVSPGQRATITCRASKSVSTSGYSYMHWYQQKPGQPPKLLIYLASNLESGVPARFSGSGSGTDFTLTINPVEANDTANYYCQHSRELPFTFGGGTKVEIKRTTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSRRDQRLPPDAHKPPGGGSFRTPIQEEQADAHSTLAKIRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 615)
CAR-T E6 0X40/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccct gacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccg gcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgetcctcctctccctggtgattaccctgtactgccggagggaccagaggctgccccccgatgcccacaagccccctgggggaggcagtttccggacccccatccaagaggagcaggccgacgcccactccaccctggccaagatccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaa gggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 616)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRRDQRLPPDAHKPPGGGSFRTPIQEEQADAHSTLAKIRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR* * (配列番号: 617)
CAR-T E6 CD28/OX40/CD3z配列:
(DNA)
atggccctgcccgtgaccgctttgctgctccccctggcgctgctgctgcacgccgccaggccagaggtccagctggttgagagtggcggtgggctggttaagcctggcggctccctgcggctgagctgcgccgcgagtggatttactttcagccgatatgggatgagttgggtgcggcaagctcccgggaagaggctggaatgggtctcaacaatctccggggggggcacttacatctattaccccgactcagtcaaggggagatttaccatttcacgagacaacgctaagaataccctgtatttgcagatgaattctctgagagcagaggacacagctgtttactattgtacccgcgacaactatggcaggaactacgactacggtatggactattggggacaagggacattggttacagtgagcagtggcggcgggggcagcggaggaggaggcagcggtggggggggcagcgagatagtgctcacgcagtcacccgcgactctcagtctctcacctggggaacgagctaccctgacgtgctctgctacctcctcagtgtcatatattcactggtatcagcaacggcccgggcagtcccctagattgctcatttatagtacctctaatctggcctcaggtatccctgcacgattttctggatctggttcaggttctgattacaccctcactatctctagcctggagcctgaagactttgccgtttattactgccagcagaggtctagctccccattcacctttgggagtgggaccaaggttgaaattaaaacgacaaccccg gcccccagaccaccaacgccagcccccaccatcgccagccaacccctgtctctgagaccagaagcctgtaggcctgccgccggtggagctgtgcacacaagaggactggatttcgcctgtgatatctacatttgggccccgctcgcaggcacatgtggagtgctcctcctctccctggtgattaccctgtactgcagaagcaagcggtctcggctcctgcattctgattacatgaacatgaccccaagaagaccaggccccaccaggaaacattaccagccctacgctccgccacgcgacttcgctgcctaccggtcccggagggaccagaggctgccccccgatgcccacaagccccctgggggaggcagtttccggacccccatccaagaggagcaggccgacgcccactccaccctggccaagatccgcgttaagttctcccgatcagccgacgcgcctgcttacaagcagggccagaaccaactgtacaacgagctgaatctcggtagacgggaagagtacgacgtgttggacaaacggagaggccgcgacccagaaatgggcggcaagcctcgcaggaaaaacccccaggagggactgtacaatgagttgcagaaagataagatggcagaagcttatagcgagatcggaatgaagggggaaaggagacgagggaaaggacacgacggcctttatcagggcctgtccacagcaacaaaagatacgtatgacgccctccatatgcaggcacttccaccacggtgataa(配列番号: 618)
(アミノ酸)
MALPVTALLLPLALLLHAARPEVQLVESGGGLVKPGGSLRLSCAASGFTFSRYGMSWVRQAPGKRLEWVSTISGGGTYIYYPDSVKGRFTISRDNAKNTLYLQMNSLRAEDTAVYYCTRDNYGRNYDYGMDYWGQGTLVTVSSGGGGSGGGGSGGGGSEIVLTQSPATLSLSPGERATLTCSATSSVSYIHWYQQRPGQSPRLLIYSTSNLASGIPARFSGSGSGSDYTLTISSLEPEDFAVYYCQQRSSSPFTFGSGTKVEIKTTTPAPRPPTPAPTIASQPLSLRPEACRPAAGGAVHTRGLDFACDIYIWAPLAGTCGVLLLSLVITLYCRSKRSRLLHSDYMNMTPRRPGPTRKHYQPYAPPRDFAAYRSRRDQRLPPDAHKPPGGGSFRTPIQEEQADAHSTLAKIRVKFSRSADAPAYKQGQNQLYNELNLGRREEYDVLDKRRGRDPEMGGKPRRKNPQEGLYNELQKDKMAEAYSEIGMKGERRRGKGHDGLYQGLSTATKDTYDALHMQALPPR** (配列番号: 619)
MUC1欠失細胞質配列
(アミノ酸)
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 620)
MUC1欠失細胞質配列
(アミノ酸)
SVVVQLTLAFREGTINVHDVETQFNQYKTEAASRY(配列番号: 621)
MUC1欠失細胞質配列
(アミノ酸)
VQLTLAFREGTINVHDVETQFNQY(配列番号: 622)
MUC1欠失細胞質配列
(アミノ酸)
SNIKFRPGSVVVQLTLAFREGTIN(配列番号: 623)
プライマー
attctaagcttgggccaccatggaactg(配列番号: 624)
tctagagtttaaacttactatttacccggagacagggagag(配列番号:625)
agtatggcccagccggccgaggtgcagctggtggagtctgg(配列番号:626)
tagaaggcacagtcgaggctgatcag(配列番号:627)
attctaagcttgggccaccatggaagc(配列番号:628)
tctagagtttaaacttactaacactctcccctgttgaagc(配列番号:629)
agtatggcccagccggccgaaattgtgttgacacagtctccag(配列番号: 630)
tagaaggcacagtcgaggctgatcag(配列番号: 631)
actgtcatatggaggtgcagctggtggagtctg(配列番号: 632)
actgtctcgagtttaatttccactttggtgccgctgc(配列番号: 633)
actgtcatatggaggtgcagctggtggagtctg(配列番号: 634)
actgtaccggttttaatttccactttggtgccgctgc(配列番号: 635)
cttcttcctcaggagcaagctcaccgtgg(配列番号: 636)
gagccgtcggagtccagc(配列番号: 637)
gcacctgaactcctgggg(配列番号: 638)
tttaatttccactttggtgccg(配列番号: 639)
cgcggctagcttaagcttggtaccgagggcca(配列番号: 640)
cgcggcggccgcctgatcagcgggtttaaacttatc(配列番号: 641)
【0257】
本発明は、ここに記述された、特定の実施態様による範囲に制限されるものではない。実際、ここに記述されたものに加えて、本発明の様々な変異は、上記詳細な説明、実施例及び図面から、当業者には明白である。そのような変異は、本願発明の請求項の範囲内にあることが意図されている。以下の実施例は、制限的なものではなく、本発明の実例として提供されている。
【実施例】
【0258】
実施例1 - NME1及びNME7とのELISA競合
【0259】
PSMGFRペプチドは、ImjectMaleimide活性化BSAキット(Thermo Fisher)を使用して、BSAに共有結合でつながれた。PSMGFRペプチド結合BSAは、0.1M炭酸塩/重炭酸塩バッファーpH 9.6によって7.5μg/mLに希釈し、そして、50μLが、96ウェルプレートの各ウェルに加えられた。4℃での一夜のインキュベーションの後、プレートは、PBS-Tで2度洗浄した。そして、3%BSA溶液が、ウェル上での残る結合部位をブロックするために添加された。室温(RT)でlhの後、プレートは、PBS-Tで、2度洗浄され、そして、PBS-T+1%BSAで希釈したNMEl若しくは NME7が、飽和濃度に加えられた。室温でのlhの後、プレートは、PBS-Tで3X洗浄され、PBS-T+1%BSAで希釈した抗MUCl*抗体(若しくは抗体断片)が加えられた(NME1/NME7にくらべ5Xモル過剰)。室温でのlhの後、プレートはPBS-Tで3X洗浄され、そして、PBS-T+1%BSAで希釈したヤギ抗 HisTag-HRPが、1/10000の希釈で加えられた。室温でのlh後、プレートは、PBS-Tで3x洗浄され、そしてPSMGFRペプチドに結合した残るNME1若しくはNME7が、ABTS溶液(Thermo Fisher)を使い、415nmで測定された。
【0260】
実施例2 - 抗MUCl*細胞外ドメイン単クローン抗体のヒト化
【0261】
本発明者は、相補性決定領域、「CDR」、移植術と呼ばれるプロセスによって、MUC1*の細胞外ドメインへ結合する、ヒト化抗体を生成した。最初に、相同探索が、ヒト化抗体配列(IMGT、国際的ImMunoGeneTics情報システム)のレパートリーに対して、マウス単クローン抗MUCl*抗体(E6 HC 配列番号: 12-13; LC 配列番号: 65-66及びMN-C2 HC配列番号: 118-119; LC配列番号: 168-169)の重鎖可変領域及び軽鎖可変領域ヌクレオチド配列を、独立して、アラインするために行なわれた。最も高い相同性をもった配列が選択された。IGHV3-21*01は、マウスMN-E6重鎖可変領域への、82.9%(DNA)及び74.5%(アミノ酸)の同一性をもったヒトIgG重鎖可変領域配列である。IGKV3-11*02は、マウスMN-E6軽鎖可変領域への、68.8%(DNA)及び61.1%(アミノ酸)の同一性をもったヒトIgG軽鎖可変領域配列である。IGHV3-21*04は、マウスMN-C2重鎖可変領域への、85%(DNA)及び81.6%(アミノ酸)の同一性をもったヒトIgG重鎖可変領域配列である。IGKV7-3*01は、マウスMN-C2軽鎖可変領域への、76.9%(DNA)及び71.3%(アミノ酸)の同一性をもったヒトIgG軽鎖可変領域配列である。次に、マウスscFvのモデルが、CDRとフレームワークの安定性にとって重要な、マウス残基を選択し維持するために生成された。最後に、ヒト生殖細胞系列からのCDRが、対応するマウスCDRと取り替えられた。
【0262】
ヒト化MN-E6 IgG2重鎖クローニング
【0263】
IGHV3-21*03リーダー配列、ヒト化MN-E6重鎖可変領域及びヒトIgG2の定常領域が後続するKozak共通配列は、GenScript、NJにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号:52-53)。cDNAは次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5'-ATTCTAAGCTTGGGCCACCATGGAACTG -3'(配列番号: 624)及び
5'-TCTAGAGTTTAAACTTACTATTTACCCGGAGACAGGGAGAG-3'(配列番号: 625)。
HindlllとPmelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化され、pCDNA 3.1V5ベクター(LifeTrchnologies)へクローン化された。
【0264】
ヒト化MN-E6重鎖cDNAが、次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5'-AGTATGGCCCAGCCGGCCGAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTGG-3'(配列番号: 626)及び
5'-TAGAAGGC ACAGTCGAGGCTGATC AG-3「(配列番号: 627)。
SfilとPmelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化され、pSECTag2ベクター(LifeTrchnologies)へクローン化された。
【0265】
ヒト化MN-E6κ軽鎖クローニング
【0266】
IGHV3- 11*02リーダー配列、ヒト化MN-E6軽鎖可変領域及びヒトκ軽鎖の定常領域が後続するKozak共通配列が、GenScript、NJにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号:107-108)。cDNAは、次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5'-ATTCTAAGCTTGGGCC ACC ATGGAAGC-3'(配列番号: 628)及び
5'-TCTAGAGTTTAAACTTACTAACACTCTCCCCTGTTGAAGC-3'(配列番号: 629)。
HindlllとPmelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化された、pCDNA 3.1V5ベクター(LifeTrchnologies)へクローン化された。
【0267】
ヒト化MN-E6軽鎖cDNAは次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5'-AGTATGGCCCAGCCGGCCGAAATTGTGTTGACACAGTCTCCAG-3'(配列番号: 630)及び
5'-TAGAAGGCAC AGTCGAGGCTGATCAG-3 -「(配列番号: 631)。
SfilとPmelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化された、pSECTag2ベクター(LifeTechnologies)へクローン化された。
【0268】
ヒト化MN-E6 IgGl重鎖クローニング
【0269】
IgG2重鎖定常領域を除去するために、ヒト化MN-E6 IgG2構築物(pCDNA 3.1 V5及びpSECTag2)が、BstEII及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化された。ヒト化MN-E6重鎖可変領域をもったベクターが精製された。ヒトIgGl重鎖定常領域は、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 60-61))。gBLOCKS及びヒト化MN-E6可変領域をもった精製ベクターの両方が、ギブソンアッセンブリクローニングキット(NewEnglandBiolabs)を使用して結合された。
【0270】
ヒト化MN-E6λ軽鎖クローニング
【0271】
ヒト化MN-E6κ軽鎖構築物(pCDNA 3.1 V5ベクター及びpSECTag2ベクター)が、κ軽鎖定常領域を除去するためにKpnl及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化された。ヒト化MN-E6軽鎖可変領域をもったベクターが精製された。ヒトλ軽鎖定常領域は、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 115))。ヒト化MN-E6軽鎖可変領域をもった、両、gBLOCK及び精製されたベクターは、ギブソンアッセンブリ―クローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0272】
ヒト化MN-C2 IgGl及びIgG2重鎖クローニング
【0273】
pSECTag2でのヒト化MN-E6 IgGl及びIgG2重鎖が、該MN-E6可変領域を除去するためにSfilとAgelで消化された。pCDNA 3.1 V5でのヒト化MN-E6 IgGl及びIgG2重鎖は、該MN-E6可変領域を除去するためにHindlllとAgelで消化され、ヒトIgGl若しくはIgG2定常領域をもったベクターが精製された。ヒト化MN-C2重鎖は、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 160と165)。pCDNA 3.1 V5へクローン化される配列は、5'にネズミ科Igκ鎖リーダー配列(配列番号160)を含んでいる。ヒトIgGlかIgG2定常領域をもった、両、gBLOCK及び精製されたベクターがギブソンアッセンブリ―クローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0274】
ヒト化MN-C2κ/λ軽鎖クローニング
【0275】
κ軽鎖定常領域へ結合された、2つのヒト化MN-C2可変領域、及びλ軽鎖定常領域へ結合された、2つのヒト化MN-C2可変領域が、IDT,IA)により本発明者のリクエストによって合成された(それぞれ配列番号:210及び213、ならびに配列番号:216及び219)。pCDNA 3.1 V5が、HindlllとPmelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化され、また、pSEC Tag2が、SfilとPmelの制限酵素(NewEngland・Biolabs)で消化された。その後、両方のプラスミドは精製された。配列番号:210と216が、消化されたpCDNA 3.1 V5へ、配列番号:213と219が、消化されたpSEC Tag2へ、ギブソンアッセンブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して、結合された。
【0276】
ヒト化C3 IgGl重鎖クローニング
【0277】
ヒト化E6 IgGl構築物(pSECTag2)が、E6重鎖可変領域を除去するためにSfil及びAgel(NewEnglandBiolabs)で消化された。ヒト化E6重鎖可変領域のないベクターが精製された。ヒト化C3重鎖可変領域は、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 457)。gBLOCK及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0278】
ヒト化C3κ軽鎖クローニング
【0279】
pEF V5-HisがBamHI及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化され及び精製された。ヒト化C3κ軽鎖は、IDT,IA)により本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 504)。両、gBLOCK及び精製されたベクターは、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0280】
ヒト化C8κ軽鎖クローニング
【0281】
pEF V5-HisがBamHI及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化され及び精製された。ヒト化C8κ軽鎖は、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 583)。両、gBLOCK及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0282】
実施例3 - 抗MUCl*細胞外ドメイン抗体のヒト化scFVのクローニング
【0283】
ヒト化E6 scFVクローニング:
【0284】
pSEC Tag2が、Sfil及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化され精製された。ヒト化E6 scFV gBLOCKSは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 604-605)。両、gBLOCKs及び精製されたベクターは、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0285】
ヒト化E6 scFV cDNAは、次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5-ACTGTCATATGGAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTG-3'(配列番号: 632)及び
5'-ACTGTCTCGAGTTTAATTTCCACTTTGGTGCCGCTGC-3'(配列番号:633)。
NdelとXholの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化された、pET21bベクター(Novagen)へクローン化された。ヒト化E6 scFV cDNAが、タンパク質精製のためにヒスチジン・タグの5'クローン化された。
【0286】
ヒト化E6 scFV cDNAは、次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5-ACTGTCATATGGAGGTGCAGCTGGTGGAGTCTG-3'(配列番号: 634)及び
5'-ACTGTACCGGTTTTAATTTCCACTTTGGTGCCGCTGC-3'(配列番号:635)。
NdelとAgelの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化された、修飾pET21bベクター(Novagen)へクローン化された。ベクターは、ヒスチジン・タグの2つの停止コードン'5が後続するStrepTag2配列を含めるために修飾された。ヒト化E6 scFV cDNAが、タンパク質精製用のStrepTag2の5'クローン化された。
【0287】
ヒト化E6、C2、C3及びC8 scFV-Fcクローニング
【0288】
IgGl重鎖定常領域の部分とE6重鎖可変領域を除去するために、ヒト化E6 IgGl構築物(pSECTag2)は、Sfil及びSacII(NewEnglandBiolabs)で消化された。ヒト化E6重鎖可変領域のないベクターが精製された。ヒト化E6、C2、C3及びC8 scFV gBLOCKSは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 258-259、262-263、266-267及び270-271))。E6、C2、C3及びC8 gBLOCKS及び精製されたベクターは、ヒトIgGl Fc部位のフレーム中の相応するscFVをアッセンブルするためにギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEnglandBiolabs)を使用して結合された。
【0289】
ヒト化E6 scFV-Fc Y407Rクローニング
【0290】
ヒト化E6 scFV-Fcチロシン407が、部位特異的突然変異誘発によってアルギニン(Y407R)に変化させられた。Q5部位特異的突然変異誘発キット(NEB)が、次のプライマーと共に使用された:
5'-CTTCTTCCTCAGGAGCAAGCTCACCGTGG-3'(配列番号: 636)及び
5'-GAGCCGTCGGAGTCC AGC-3'(配列番号: 637)
【0291】
ヒト化E6 scFV-Fcヒンジレスクローニング
【0292】
ヒト化E6 scFV-Fcのヒンジ部は部位特異的突然変異誘発によって除去された。Q5部位特異的突然変異誘発キット(NEB)が、次のプライマーと共に使用された:
5'-GCACCTGAACTCCTGGGG-3'(配列番号: 638)及び
5'-TTTAATTTCCACTTTGGTGCCG3'(配列番号: 639)
【0293】
実施例4 - 抗MUCl*細胞外ドメイン抗体のCAR-Tのクローニング
【0294】
CAR E6 CD28/4 1BB/CD3zクローニング:
【0295】
pCDNA 3.1 V5が、Kpnl及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化され精製された。完全なCAR-T E6(CD8/CD28/4-lBB/CD3z)gBLOCKは、IDT,IA(配列番号: 305))により本発明者のリクエストによって合成された。両、gBLOCK及び精製されたベクターが、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0296】
CAR E6 CD3zクローニング:
【0297】
pCDNA 3.1 V5 CAR-T E6CD8/CD28/4-lBB/CD3zが、細胞質領域を除去するためにEcoRV及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化された。細胞質領域のないベクターが精製された。CAR-T E6 CD8/CD3z gBLOCKが、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 296)。両、gBLOCK及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0298】
CAR E6 CD28/CD3zクローニング:
【0299】
pCDNA 3.1 V5 CAR-T E6CD8/CD28/4-lBB/CD3zは、細胞質領域を除去するためにEcoRV及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化された。細胞質領域のないベクターが精製された。CAR-T E6 CD8/CD28/CD3z gBLOCKはIDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 299)。両、gBLOCK及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0300】
CAR E6 4-1BB/CD3zクローニング:
【0301】
pCDNA 3.1 V5 CAR-T E6CD8/CD28/4-lBB/CD3zは、細胞質領域を除去するためにEcoRV及びPmel(NewEnglandBiolabs)で消化された。細胞質領域のないベクターが精製された。CAR-T E6 CD8/4-lBB/CD3z gBLOCKはIDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 302)。両、gBLOCK及び精製されたベクターが、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0302】
CAR C2 CD28/4 1BB/CD3zクローニング:
【0303】
pCDNA 3.1 V5 CAR-T E6CD8/CD28/4-lBB/CD3zが、Kpnl及びEcoRV(NewEngland・Biolabs)でE6 scFVを除去するために消化された。E6 scFVのないベクターが精製された。CAR-T C2 gBLOCKsはIDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 308-309))。両、gBLOCKs及び精製されたベクターが、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0304】
レンチウイルスベクターへのCARサブクローニング:
【0305】
全pcDNA 3.1 V5 CAR cDNAが、次のプライマーを使用して、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって増幅された:
5-CGCGGCTAGCTTAAGCTTGGTACCGAGGGCCA-3'(配列番号: 640)及び
5'-CGCGGCGGCCGCCTGATCAGCGGGTTTAAACTTATC-3'(配列番号: 641)。
NhelとNotlの制限酵素(NewEnglandBiolabs)で消化の後、精製された断片は、同じ制限酵素で消化された、レンチウイルスベクター(pCDH-EFl-MCS-IRESGFP及びpCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro、SBI)へクローン化された。
【0306】
CAR-E6-Fc/8/41BB/CD3zクローニング:
【0307】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そして、ベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、313及び314)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0308】
CAR-E6-FcH/8/41BB/CD3zクローニング:
【0309】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そして、ベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、317及び314)。gBLOCKs及び精製されたベクターが、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0310】
CAR-E6-Fc-4-41BB-CD3zクローニング:
【0311】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そして、ベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、313及び320)。gBLOCKs及び精製されたベクターが、ギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0312】
CAR-E6 FcH/4/41BB/CD3zクローニング:
【0313】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、317及び320)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0314】
CAR-E6 IgD/8/41BB/CD3zクローニング:
【0315】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、325及び326)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0316】
CAR-E6 IgD/4/41BB/CD3zクローニング:
【0317】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、329及び326)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0318】
CAR-E6 X4/8/41BB/CD3zクローニング:
【0319】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、332及び326)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0320】
CAR-E6 X4/4/41BB/CD3zクローニング:
【0321】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、335及び326)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0322】
CAR E6-8+4-4-41BB-CD3Zクローニング:
【0323】
pCDH-CMV-MCS-EFl-copGFP+puro(SBI)が、Nhel及びNotl(NewEnglandBiolabs)で消化され、そしてベクターが精製された。gBLOCKsは、IDT,IAにより本発明者のリクエストによって合成された(配列番号: 312、338及び326)。gBLOCKs及び精製されたベクターがギブソンアッセブリークローニング・キット(NewEngland・Biolabs)を使用して結合された。
【0324】
実施例5 - レンチウイルス生産
【0325】
HEK 293T細胞(ATCC)が、レンチウイルスを生産するために使用された。トランスフェクション前の日、プレート(6ウェルプレート)が、ポリ-D-リジンでコートされ、細胞は、トランスフェクション時、細胞密度が90-95%に達するように植え付けられ、5%C02雰囲気下で培養された。次の日、細胞は、メーカー指示書(lentiviral発現vecotrの0.75μg及びpPACKHlパッケージングMIXの2.25μgが、使用された)によって、Lipofectamine 3000(LifeTechnologies)及びOpti-MEMRでトランスフェクトされた。6hのインキュベーションの後に、培地は変更され、そして、レンチウイルスを含んでいる培地が、24及び48時間後に収穫された。レンチウイルスはLenti-Xコンセントレータ(Clontech)で濃縮され、そして、タイターは、Lenti-Xp@4ラピッドタイター・キット(Clontech)を使用して計算された。レンチウイルスは、シングル-使用アリコットsに-80℃で保存した。
【0326】
実施例6 - Lipofectamine一時的発現
【0327】
HEK 293T細胞(ATCC)が、ヒト化IgGの発現をテストするために使用された。トランスフェクション前の夜、細胞は、1/3希釈(6ウェルプレート)で通過され、そして5%C02雰囲気下で培養された。翌日、トランスフェクションの1時間前に、抗生物質のない完全培地(10%のウシ胎仔血清を含むATCCからのDMEM高グルコース)へ変更した。トランスフェクションについて、本発明者は、メーカー指示によってLipofectamine3000(Life Technologies)及びOpti-MEMR I還元血清培地を使用した。重鎖構築物の1.25μg及び軽鎖構築物の1.25μg若しくはFc融合構築物の2及び5μgが、使用された。48hのインキュベーションの後、培地は集められ、遠心分離によって明澄化され、ヒト化IgG発現のレベルとPSMGFRペプチドへの結合を定量するためにELISA分析を実施した。
【0328】
実施例7 - ポリエチレンイミン(PEI)大規模一時的発現
【0329】
HEK 293T細胞(ATCC)が、Fc融合蛋白質の大規模発現に使用された。トランスフェクション前の夜、細胞は通過され(150mmの皿で6.5xl06細胞)、5%C02雰囲気下で培養する。翌日、トランスフェクションの1時間前に、細胞は、一度 PBS pH 7.4で洗浄され、そして、培地が抗生物質のない完全培地(10%の極めて低いIgGウシ胎仔血清を含んでいるATCCからのDMEM高グルコース)に変更された。トランスフェクションについて、本発明者はポリエチレンイミン「MAX」(PEI「MAX」,Polysciences)及びOpti-MEMR I還元血清培地(Fc融合構築物の25 μgとPEIの250 μg)を使用した。72hのインキュベーション後、培地は集められ-20℃で保存、若しくは精製のための遠心分離/濾過によって清澄化された。
【0330】
実施例8 - Jurkat細胞レンチウイルス形質導入:
【0331】
プロトコル#l:
レンチウイルスの50/50溶液(2mL)が、新鮮な培地の中で準備され、ポリブレンの8μg/mLで補填され、そして、6ウェルプレートのウェルに加えた。Jurkat E6-1細胞(ATCC(TIB)-152)が、室温5分で1200rpmでペレット化され、新鮮な培地(10%のウシ胎仔血清及び1%のペニシリン/ストレプトマイシン/アンフォテリシンbを含んでいるRPMI)で再懸濁された。細胞は数えられ、2xl05細胞を、ウイルス+ポリブレン溶液を含んでいるウェルに加えた。24-48hインキュベートし、新鮮な培地を加え、及び/又は細胞を分割した。72hの後、抗生物質(ピューロマイシン)選択で細胞の生育を始めた。
【0332】
プロトコル#2:
Jurkat E6-1細胞(ATCC、TIB-152)は室温5分で1200rpmでペレット化され、2.5xl05細胞/mL濃度で新鮮な培地(10%のウシ胎仔血清及び1%のペニシリン/ストレプトマイシン/アンフォテリシンbを含んでいるRPMI)中で再懸濁された。細胞の2mLを15mLの無菌の円錐管に加え、レンチウイルス及びTransdux感染試薬(IX、SBI)のIXを加える。優しく混合し、20分間室温でインキュベートした。32℃で30分の1900rpmの遠心分離に細胞をかけ、上澄みを除去し、新鮮な培地の2 mLに細胞を再懸濁し、そして、細胞を6ウェルプレートのウェルに移した。48hの後に、GFP発現について細胞を検討した。
【0333】
実施例9 - T細胞レンチウイルス形質導入:
【0334】
高度に精製されたT細胞(AllCells)が、室温で5分の200xgでペレット化され、新鮮な培地(10%のウシ胎仔血清及び1%のペニシリン/ストレプトマイシンを含んでいるRPMI1640)にlxlO6細胞/mLで再懸濁された。CD3/CD28活性化剤Dynabeads(ThermoFisher,lxlO6細胞のために25uL)を加え、24ウェルプレートに細胞のlmLを植え付け、そして、IL2(ThermoFisher)を加える。毎日、細胞をモニターし、そして、必要ならば細胞を分ける。形質導入の前の日、Retronectin(タカラ)でプレートをコートし、4℃でそれを夜通し保存する。次、Retronectin溶液を除去し、そして、停止液(PBSの2%BSA)を加え、室温で3分インキュベートする。BSA溶液を除去し、そして、細胞がレデイーになるまで、PBSを加える。活性化T細胞を集め、新鮮な培地中に0.5xl06細胞/mLで再懸濁をした。retronectin処理プレートへ細胞のlmLを加え、IL2及びレンチウイルス溶液のlmLを加えた。細胞は、室温で90分のlOOOxgでのプレートの遠心分離によって注入された。プレートは、一昼夜でインキュベータへもどした。次に、培地のlmLを除去し、ウイルスのlmLを加え、注入を繰り返した。細胞をモニターし、そして、必要な場合、0.5~lxlO6細胞/mLの密度でそれらを分けた。T細胞は、48hポスト形質導入で、サイトカイン・リリース分析若しくは細胞毒性分析に使用した。
【0335】
実施例10 - IL2検出
【0336】
培地中でのIL-2分泌は、ヒトIL-2 ELISAキット(Thermo Fisher)を使用して測定された。プレートは、抗-IL-2抗体(コーティング抗体、PBS中1/100)でコートされた。4℃での一夜のインキュベーションの後、プレートは、PBS-Tで3度洗浄され、そして、4%BSA溶液でウェル上の残りの結合部位をブロックするために添加された。室温lhの後に、プレートは、PBS-Tで一度洗浄され、そして調整培地(CM)及びPBS+4%BSAに希釈された標準化されたIL-2が加えられた。室温2hの後、プレートは、PBS-Tで3X洗浄され、PBS+4%BSA(1/100)で希釈した、抗ヒトIL-2(検出抗体)が加えられた。室温2hの後、プレートはPBS-Tで5X洗浄され、そして、Streptavidin-HRP(1/400)が加えられた。室温30分の後、プレートは、PBS-Tで7X洗浄され(1分浸し、各洗浄)、そして基質溶液が、加えられた。反応は、20分後に、停止液を加え止められ、吸光度が停止30分以内に450nm(550nmでマイナス吸光度)で読まれた。
【0337】
実施例11 - IFN-γ検出
【0338】
培地中のIFN-γ分泌は、ヒトIFN-γELISAキット(Biolegend)を使用して測定された。プレートは、抗-IFN-γ抗体(捕獲抗体、コーテイングバッファー中で、1X)でコートされた。4℃で一夜インキュベーションの後、プレートは、PBS-Tで4回洗浄され、そして、ブロッキング液が、ウェル上の残りの結合部位をブロックするために添加された。室温(500rpmで震動)lhの後、プレートは、PBS-Tで4回洗浄され、そして、調整培地(CM)及びIFN-γ標準が加えられた。振盪をしながら室温2hの後、プレートは、PBS-Tで4回洗浄され、そして検出抗体(lx)が、加えられた。振盪をしながら室温lhの後、プレートは、PBS-Tで4回洗浄され、そして、アビジンHRP(lx)が、加えられた。振盪をしながら室温30分の後、プレートは、PBS-Tで5回洗浄され(l分浸し、各洗浄)、そしてTMB基質溶液が、加えられた。反応は、20分後に、停止液を加え停止され、吸光度が停止15分以内に450nm(570nmでマイナス吸光度)で読まれた。
【0339】
実施例12 - CAR T細胞毒性分析
【0340】
ヒトT細胞は、標準プロトコルによって全血から分離された。その後、T細胞は、GFPタグをもつCAR構築物を担持するレンチウイルスで、別々に2度形質導入された。RPMI 10%FBS及びIL-2中で2-3日間の培養に続いて、細胞は、MN-E6、MN-C2、MN-C3及びMN-C8の表面発現をラベルするために、F(ab')2で染色された。その後、細胞は、Fab陽性、GFP陽性細胞のための流動細胞計測法によってソートされた。それは、2重陽性の個体群が、挿入されたCARを持ち、CARが正確な抗体断片を露出したことを意味する。CAR T細胞は、そのとき、MUCl*陰性コントロール細胞若しくは標的MUCl*陽性癌細胞と混合される準備ができる。
【0341】
標的細胞は以下のように準備された:
標的細胞を得、そして1~I.5xl06細胞/mLで、CMTMr染料(Cell Tracker Orange、5-and-6-4-クロロメチル・ベンゾイル・アミノテトラメチルローダミン、Thermo Fisher)の15μMを含んでいる無血清培地に細胞を再懸濁する。特別の細胞型に適切な増殖条件の下で30分インキュベーション。培地中で洗浄し、新しいチューブに染色された細胞を移し、培地中で細胞を60分インキュベートする。過剰の染料をすべて取り除くために培地中でさらに2回洗浄する。0.5mlの培地全容積をもった24ウェルプレートで、分析をセット・アップした。標的細胞(及びコントロール標的細胞)を再懸濁し、その結果、1つのウェルあたり20,000個の細胞が常にある(20,000細胞/250μl)。各々のウェルに250μlを置く。T細胞の250μlを加え、その結果、T細胞:標的細胞の比率は、20:1、10:1、5:1、若しくは1:1となる。24h及び72hの後に細胞を分析する。懸濁標的細胞については、ウェルから0.5mlの培地を取り、チューブに置き、0.5mlの培地若しくはPBSでウェルを洗浄する。付着標的細胞については、ウェルから0.5mlの培地を取り、チューブに置き、0.5mlのPBSでウェルを洗浄する。PBSを同じチューブに加え、120μlトリプシンをウェルに加える。4分間インキュベートし、次いで、トリプシンを中和するために0.5mlの培地を加え、そして同様にチューブにそれを置く。細胞を回転させ、lOOμl FACSバッファー中にペレットを再懸濁する。再び細胞を回転させる。氷で30分間、lOOμlバッファー+ 5μl抗CD3抗体に、細胞を再懸濁する(T細胞を染色するため)。30分後、FACSバッファーで染色された細胞を2x洗浄し、そして250μlバッファーに再懸濁された。FACSチューブのフィルタ・キャップを通過して細胞を走らせる。分析に先立った10分、lOμl 7AAD染料を各チューブに加え、細胞毒性鋳型によりFortessaで分析した。
【0342】
実施例13 - ヒト化IgGのELISA発現レベル
【0343】
ヤギ抗ヒトFc特異抗体を0.1M炭酸塩/重炭酸塩バッファーpH 9.6で5μg/mLに希釈し、そして、50μLが、96ウェルプレートの各々のウェルに加えられた。4℃での一夜インキュベーションの後、プレートは、PBS-Tで2度洗浄し、そして、3%BSA溶液がウェル上の残りの結合部位をブロックするために添加された。室温lhの後、プレートは、PBS-T で2度洗浄され、PBS-T+1%BSAで希釈された調整培地(CM)が異なる濃度で加えられた。さらに、PBS-T+1%BSAで希釈された、精製ヒトIgG(Life Technologies)が、ヒト化IgG若しくはFc融合蛋白質の発現レベルの決定のための、標準曲線を作るために、異なる濃度で加えられた。室温lhの後、プレートは、PBS-Tで3x洗浄され、PBS-T+1%BSAで希釈した、抗ヒト(H+L)HRP(Life Technologies)が、1/2500で加えられた。室温lhの後、プレートは、PBS-Tで3x洗浄され、ヒトIgG及びヒト化IgGの結合が、ABTS溶液(ThermoFisher)を使い、415nmで測定された(
図9(MN-E6)及び
図11(MN-C2))。
【0344】
実施例14 -MUC1*細胞外ドメインのPSMGFRペプチドへのELISAヒト化IgG結合
【0345】
配列PSMGFRの合成ペプチドは、Imjectマレイミド活性化BSAキット(Thermo Fisher)を使用して、BSAに共有結合でつないだ。BSA結合PSMGFRは、0.1M炭酸塩/重炭酸塩バッファーpH 9.6で、7.5μg/mLに希釈し、そして、50μLが、96ウェルプレートの各ウェルに加えられた。4℃で一夜インキュベーションの後、プレートは、PBS-Tで2度洗浄し、そして、3%BSA溶液が、ウェル上の残りの結合部位をブロックするために添加された。室温lh後、プレートは、PBS-Tで2度洗浄し、PBS-T+1%BSAで希釈された、調整培地(CM)が、異なる濃度で加えられた。同時に、相応するマウスIgGが、PBS-T+1%BSAで希釈され、結合コントロールとして異なる濃度で加えた。室温lh後に、プレートは、PBS-Tで3度洗浄し、そして、PBS-T+1%BSAで希釈した、抗ヒト(H+L)HRP(Life Technologies)が、ヒト化IgGの結合を検出するために1/5000で加えた。PBS-T+1%BSAで希釈した、抗マウスHRP(Life Technologies)が、マウスIgGの結合を検出するために1/2500で加えた。室温lh後、プレートは、PBS-Tで3X洗浄され、そして、結合は、ABTS溶液(ThermoFisher)を使用して、415nmで測定された(
図8(MN-E6)及び
図10(MN-C2))。
【0346】
実施例15 - 安定細胞株の生成
【0347】
CHO-K1細胞(ATCC)が、ハイ・レベルのヒト化IgGを発現する安定した細胞株を調製するために使用された。HEK293細胞(ATCC)が、ハイ・レベルのFc融合蛋白質を発現する安定した細胞株を調製するために使用された。トランスフェクション前夜、細胞は、1/3希釈(6wellプレート)そして5%C02雰囲気下での培養におかれた。翌日トランスフェクションの1時間前に、培地は、抗生物質のない完全培地(10%ウシ胎仔血清を含むF12KまたはDMEM)へ変更した。トランスフェクションについては、本発明者はメーカー指示によってLipofectamine3000(Life Technologies)及びOpti-MEMR I還元血清培地を使用した。重鎖構築物1.25μg及び軽鎖構築物1.25μg構築物若しくはFc融合構築物2.5 μgが使用された。24h後、細胞は、トリプシン処理され、そしてT75フラスコ(10%ウシ胎仔血清を含んでいるF12KまたはDMEM中で)中に置かれた。24h後、細胞は、トリプシン処理され、10%FCS及び選択剤(pSECTag2のためのZeocin若しくはpCDNA 3.1 V5のためのG418)を含んでいるF12KまたはDMEM中で100個細胞/mL及びlOOO個細胞/mLに希釈され、そして96ウェルプレートに置かれ(ウェルあたり100μL)、そして5%C02雰囲気下で培養する。2-3週後に、単一のクローンからの培地は集められ、遠心分離によって澄明化され、PSMGFRペプチドへの結合及びヒト化IgG発現のレベルの定量のためにELISA分析した。最も高い発現及びPSMGFR結合をもったクローンは、大規模発現のために拡張した。
【0348】
実施例16 - scFV発現:
【0349】
pET21b E6 scFVプラスミド(HisTagまたはStrepTagllをもつ)が、Shuffle T7 発現適応性細胞(NEB)に、形質転換された。TBブロス(テリフイックブロス)は、一夜培養(LBブロス30℃-200rpm)の1/100で植え付けられ、30℃/200rpmで培養された。OD600が~1に達した時、温度は、20℃に下げられ、そして、増殖が継続された。2h後に、組換え型タンパク質発現が、0.2mMイソプロピル-β-D-チオ-ガラクトシド(IPTG、GoldBiotechnology)で引き起こされ、そして、培養は22h後に止められた。遠心分離(4℃で10分間6000rpm)によって細胞を収穫した後に、細胞ペレットは、ランニングバッファーで再懸濁された。Histagについては、タンパク質バッファーは次のとおり:50mMトリスpH8.0、300mM NaCl及び5mMイミダゾール。StrepTagllについては、タンパク質バッファーは、lOOmMトリスpH 8.0及び150mM NaClであった。
【0350】
実施例17 - HisTag EscFV精製:
【0351】
MgC12(0.5mM)、DNAse(0.5 μg/mL、シグマ)、PMSF(ImM、GoldBitotechnology)及びBugBuster(IX、Novagen)が、加えられた。細胞懸濁液は、室温で、回転platform上で20分間インキュベーションされた。不溶性の細胞デブリsが、遠心分離(4℃、30分間20000rpm)によって除去された。その後、透明溶解液は、ランニングバッファーで平衡化されたNi-NTAカラム(Qiagen)に適用された。カラムは、495mMイミダゾールで補充されたランニングバッファーで、カラムからタンパク質を溶出する前に、洗浄された。タンパク質は、サイズ排除クロマトグラフィー(Superdex 200)によってさらに精製された。タンパク質を含んでいる分画は、プールされ、分割され、-80℃で保存された。
【0352】
実施例18 - StrepTagII EscFV精製:
【0353】
MgC12(0.5mM)、DNAse(0.5 μg/mL、シグマ)、PMSF(ImM、GoldBitotechnology)及びBugBuster(IX、Novagen)が、加えられた。細胞懸濁液は、室温で、回転platform上で20分間インキュベーションされた。不溶性の細胞デブリsが、遠心分離(4℃、30分間20000rpm)によって除去された。その後、透明溶解液は、ランニングバッファーで平衡化されたStrep-Tactinカラム(IBA)に適用された。カラムは、5mM d-Desthiobiotinで補充されたランニングバッファーで、カラムからタンパク質を溶出する前に、洗浄された。タンパク質は、サイズ排除クロマトグラフィー(Superdex 200)によってさらに精製された。タンパク質を含んでいる分画は、プールされ、分割され、-80℃で保存された。
【0354】
実施例19 - ヒト化IgG/Fc融合物精製:
【0355】
条件培地(一時的なトランスフェクション若しくは安定した細胞株からの)が集められ、遠心分離と濾過によって明澄化された(0.2μm)。その後、培地は、プロテインAまたはCaptureSelectのFcXL(Genscript)(Thermo Fisher)に充填され、該蛋白質は、溶出のための酸性条件を使用して、メーカー指示法によって、精製した。その後、溶出されたタンパク質は、PBS pH 7.4に対して透析され、サイズ排除クロマトグラフィー(Superdex 200)によってさらに精製された。タンパク質を含んでいる分画は、集められ、分離されそして-80℃で保存された。
【0356】
実施例20 - 免疫組織化学
【0357】
ヒト組織標本はBiomaxから購入された。組織は、委員会認証病理学者によって決定されるた、正常若しくは癌であった。組織は、匿名化されたが、数字、組織タイプ、癌の病期、また利用可能な場合、TNM腫瘍等級指定でラベル化された。TNM等級は以下のとおりである:
Tは、原発腫瘍である。Txは、評価できない、原発腫瘍である。TOは、腫瘍の証拠はない。これは、元々の位置、上皮内、又は固有層侵入の癌腫である。Tlは、粘膜下組織に侵入する腫瘍である。T2は、筋固有層に侵入する腫瘍である。T3は、筋固有層を経て、漿膜下組織へ、又は非腹膜被覆化結腸周囲組織若しくは直腸周囲組織に侵入する腫瘍である。T4は、直接、他の器官若しくは構造及び/又は貫通内臓腹膜へ侵入する腫瘍である。Nは、所属リンパ節である。NOは、非所属リンパ節転移である。Nlは、1~3つの所属リンパ節での転移である。N2は、4つ以上の所属リンパ節での転移である。Mは、遠隔転移である。M0は、非遠隔転移である。Mlは、遠隔転移である。
【0358】
組織は、一次抗MUCl*抗体マウス単クローンMN-C2、MN-E6、ヒト化MN-E6 scFv-Fc、若しくはヒト化MN-E6 scFv-Fcビオチンで染色された。もし、一次がマウス単クローン抗体だった場合、使用された二次抗体は、ウサギ抗マウスHRP結合抗体であった。一次が、ヒト化抗体だった場合、二次はヤギ抗ヒトHRP結合抗体抗体であった。一次が、ビオチン化された抗体だった場合、二次は、streptavidin HRP結合抗体であった。
【0359】
組織標本は、標準プロトコルによって、キシレン及びエタノールを使い脱パラフィン化された。抗原検索手法は、lOmMクエン酸ナトリウム-0.05%トゥイーンpH 6緩衝液(予め緩衝液はボイルされ暖かく維持)を含むいくつかの組織に使用され、10'沸騰、炊飯器中で20’冷却、その後、そのとき冷生水を5分間すすぎ、TBSで5分間2度の洗浄する。組織は、TBS中に10%NGS+5%BSAで、室温で1時間ブロックされた。もし使用された一次抗体が、ヒト化MN-E6scFv、それは2次抗体によって視覚化することができるようにそれはビオチンに結合する、であった場合、組織は、アビジン溶液で、そしてビオチン溶液で、予備ブロックされた。一次抗体は、温和な軌道の回転で、1%BSA-TBSで4℃で組織と夜通しインキュベートされた。組織は、温和な振動で、5分間TBS-Tでリンスされた。HRP結合検出のみについては、マウントされた組織が、室温で15分間、TBS中3%H202でインキュベートされた。ビオチン化一次抗体でインキュベートされた組織のためには、それらはStreptavidinHRPラベル(Biocare Cat#: HP604 G、H、L)で10分間StreptAvidin中でつけられ、次に、温和な振動で、TBS-Tで、室温5分間3回洗浄された。その後、それらは室温で5分間クロモゲン(DAB-lmL希釈剤; 1ドロップDAB基質)で展開され、次に、5分間ランニングタップ水でリンスされた。その後、それらは、1秒間、ヘマトキシリン、ついで0.08%NH40H”Bluing Reagent"に短時間浸し、ついでランニング水(流水)で5分処理し、カウンター染色された。その後、組織は脱水され、Cytoseal XYL(1ドロップ/秒)でマウントされカバーグラスをかけた。
【0360】
ここに引用された参照のすべて内容は、参照によって本発明の開示に挿入されている。
【0361】
当業者は、ここに具体的に記述された発明の特異的な実施態様への多くの均等物を、ルーチンの実験より以上をすることなく、認識し、確認することができる。
【配列表】