IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-07
(45)【発行日】2023-08-16
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
   C23C 14/04 20060101AFI20230808BHJP
   H05B 33/10 20060101ALI20230808BHJP
   H10K 50/10 20230101ALI20230808BHJP
【FI】
C23C14/04 A
H05B33/10
H05B33/14 A
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2020500799
(86)(22)【出願日】2018-11-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-03-11
(86)【国際出願番号】 CN2018115435
(87)【国際公開番号】W WO2019134446
(87)【国際公開日】2019-07-11
【審査請求日】2021-11-10
(31)【優先権主張番号】201810002735.6
(32)【優先日】2018-01-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】No.10 Jiuxianqiao Rd.,Chaoyang District,Beijing 100015,CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】朱 ▲海▼彬
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲偉▼杰
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ 峰杰
(72)【発明者】
【氏名】姜 博
【審査官】西田 彩乃
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第205420527(CN,U)
【文献】米国特許出願公開第2018/0080114(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0202034(US,A1)
【文献】特開2005-165015(JP,A)
【文献】国際公開第2019/038861(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 14/04
H05B 33/10
H10K 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の方向に沿って延びる複数の第1の支持遮蔽シートと、第2の方向に沿って延びる複数の第2の支持遮蔽シートとを含み、前記第2の支持遮蔽シートと前記第1の支持遮蔽シートは、それぞれ垂直に交差するように分布するマスクであって、
各前記第2の支持遮蔽シート及び各前記第1の支持遮蔽シートの少なくとも1つは、第1の予め設定された面におけるその延在方向に平行な側辺に薄化領域が設けられ、前記薄化領域は、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に沿って延び、前記薄化領域の厚さは、前記薄化領域以外の他の領域の厚さより小さく、前記第1の予め設定された面は、前記マスクによってマスク蒸着を行うときに、前記第2の支持遮蔽シートと前記第1の支持遮蔽シートの堆積材料に向かう面であ
前記薄化領域は、前記第1の予め設定された面から離れる方向に沿って窪んだシート状凹部構造であり、前記薄化領域は、互いに間隔を空けた複数の第1のリブ部をさらに備え、各前記第1のリブ部の底端は、前記シート状凹部構造に接続されて前記薄化領域の幅方向に延び、前記第1のリブ部の1つの側面は、前記シート状凹部構造の一部の底面に重なる、
マスク。
【請求項2】
マスクフレームをさらに含み、各前記第2の支持遮蔽シートおよび各前記第1の支持遮蔽シートは、前記マスクフレームに接続された2つの端部と、2つの前記端部の間に位置する中間部とを有し、
前記第1の方向に平行な方向において、前記第1の支持遮蔽シートの前記薄化領域の長さは、前記第の支持遮蔽シートの前記中間部の長さと等しく、前記第2の方向に平行な方向において、前記第2の支持遮蔽シートの前記薄化領域の長さは、前記第の支持遮蔽シートの前記中間部の長さと等しい、
請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記第1の方向に垂直な方向における前記第1の支持遮蔽シートの前記薄化領域の幅は、0.5~5mmであり、前記第2の方向に垂直な方向における前記第2の支持遮蔽シートの前記薄化領域の幅は、0.5~5mmである、
請求項1または2に記載のマスク。
【請求項4】
前記薄化領域の厚さは、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの厚さの1/6から2/3である、
請求項1から3のいずれか一項に記載のマスク。
【請求項5】
前記薄化領域の前記第1の予め設定された面への正投影は、長方形または台形である、
請求項1から4のいずれか一項に記載のマスク。
【請求項6】
シート状凹部構造は、前記底面と、前記底面に垂直に接続され互いに対向する第1の側面と第2の側面と、前記第1の側面と前記第2の側面とを接続する第3の側面とを含み、ここで、前記第1の側面は前記第2の側面に対向し、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直し、
前記底端は、前記シート状凹部構造の前記第3の側面に固定され、前記第3の側面に垂直な方向に沿って延び
請求項1に記載のマスク。
【請求項7】
前記第3の側面に垂直な方向における前記第1のリブ部の長さは、前記第3の側面に垂直な方向における前記シート状凹部構造の長さ以下である、
請求項6に記載のマスク。
【請求項8】
前記第1のリブ部における前記第3の側面に対向する先端と前記シート状凹部構造における前記第3の側面に対向する側辺との距離は、0.1~3mmである、
請求項6または7に記載のマスク。
【請求項9】
前記第1のリブ部の前記シート状凹部構造の前記底面への正投影は、台形、正方形、半円形、または半楕円形である、
請求項6から8のいずれか一項に記載のマスク。
【請求項10】
前記第1のリブ部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向における前記第1のリブ部の幅は、1~6mmである、
請求項6から9のいずれか一項に記載のマスク。
【請求項11】
前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートには、その延在方向に平行な1つの側面の予め設定された位置に、U型溝を有する表示パネルの前記U型溝を遮蔽するためのU型突出部がさらに設けられる、
請求項6から10のいずれか一項に記載のマスク。
【請求項12】
前記U型突出部の堆積材料に向かう表面には、前記U型突出部の周辺にも前記薄化領域が設けられる、
請求項11に記載のマスク。
【請求項13】
前記U型突出部は、互いに間隔を空けた1つ以上の第2のリブ部を含み、各前記第2のリブ部の一端は、前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートに固定され、前記U型突出部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直な方向に沿って延び、前記U型突出部には複数の第2のリブ部が設けられる場合、隣接する前記第2のリブ部の間にも薄化領域が設けられる、
請求項11または12に記載のマスク。
【請求項14】
前記第2のリブ部の前記第1の予め設定された面への正投影は、正方形、半円形、半楕円形、または逆台形である、
請求項13に記載のマスク。
【請求項15】
前記U型突出部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直な方向における前記U型突出部の長さは、1~5cmである、
請求項11から14のいずれか一項に記載のマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施例は、マスクに関するものである。
【0002】
(関連する出願の援用)
本特許出願は、2018年01月02日に中国特許庁に提出された発明の名称「マスク」であって、出願番号第201810002735.6号の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に援用する。
【背景技術】
【0003】
フラットパネルディスプレイ(Flat Panel Display、FPD)は、市場の主流製品になり、フラットパネルディスプレイの種類もますます多くなり、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light Emitted Diode、OLED)ディスプレイ、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel、PDP)および電界放出ディスプレイ(Field Emission Display、FED)などがある。
【0004】
従来技術のマスクには、支持遮蔽シートのエッジの真直度が悪く、画素位置の遮蔽精度が低く、蒸着陰影領域が大きいため、高画素密度を有する表示パネルに対する高精細マスクを実現できない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例は、マスクの支持遮蔽シートのエッジの真直度および画素位置の遮蔽精度を向上し、蒸着陰影面積を低減することにより、高画素密度を有する表示パネルに対する高精細マスクを実現するためのマスクを提供する。
【0006】
本発明の実施例は、第1の方向に沿って延びる複数の第1の支持遮蔽シートと、第2の方向に沿って延びる複数の第2の支持遮蔽シートとを含み、前記第2の支持遮蔽シートと前記第1の支持遮蔽シートは、それぞれ垂直に交差するように分布するマスクであって、
【0007】
各前記第2の支持遮蔽シート及び各前記第1の支持遮蔽シートの少なくとも1つは、第1の予め設定された面におけるその延在方向に平行な側辺に薄化領域が設けられ、前記薄化領域は、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に沿って延び、前記薄化領域の厚さは、前記薄化領域以外の他の領域の厚さより小さく、前記第1の予め設定された面は、前記マスクによってマスク蒸着を行うときに、前記第2の支持遮蔽シートと前記第1の支持遮蔽シートの堆積材料に向かう面であるマスクに関する。
【0008】
例えば、前記マスクは、マスクフレームをさらに含み、各前記第2の支持遮蔽シートおよび各前記第1の支持遮蔽シートは、前記マスクフレームに接続された2つの端部と、2つの前記端部の間に位置する中間部とを有し、
【0009】
前記第1の方向に平行な方向において、前記第1の支持遮蔽シートの前記薄化領域の長さは、前記第2の支持遮蔽シートの前記中間部の長さと等しく、前記第2の方向に平行な方向において、前記第2の支持遮蔽シートの前記薄化領域の長さは、前記第1の支持遮蔽シートの前記中間部の長さと等しい。
【0010】
例えば、前記第1の方向に垂直な方向における前記第1の支持遮蔽シートの前記薄化領域の幅は、約0.5~5mmであり、前記第2の方向に垂直な方向における前記第2の支持遮蔽シートの前記薄化領域の幅は、約0.5~5mmである。
【0011】
例えば、前記薄化領域の厚さは、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの厚さの約1/6から2/3である。
【0012】
例えば、前記薄化領域の前記第1の予め設定された面への正投影は、長方形または台形である。
【0013】
例えば、前記薄化領域は、窪んだシート状の階段構造であり、前記階段構造は、底面と、前記底面に垂直に接続され対向する第1の側面と第2の側面と、前記第1の側面と前記第2の側面とを接続する第3の側面とを含み、ここで、前記第1の側面は前記第2の側面に対向し、前記薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直し、
【0014】
前記薄化領域には、互いに間隔を空けた複数の第1のリブ部がさらに設けられ、各前記第1のリブ部の底端は、前記階段構造の前記第3の側面に固定され、前記第3の側面に垂直な方向に沿って延び、前記第1のリブ部の1つの側面は、前記階段構造の前記底面の一部にも重なる。
【0015】
例えば、前記第3の側面に垂直な方向における前記第1のリブ部の長さは、前記第3の側面に垂直な方向における前記階段構造の長さ以下である。
【0016】
例えば、前記第1のリブ部における前記第3の側面に対向する先端と前記階段構造における前記第3の側面に対向する側辺との距離は、約0.1~3mmである。
【0017】
例えば、前記第1のリブ部の前記階段構造の前記底面への正投影は、台形、正方形、半円形、または半楕円形である。
【0018】
例えば、前記第1のリブ部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向における前記第1のリブ部の幅は、約1~6mmである。
【0019】
例えば、前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートには、その延在方向に平行な1つの側面の予め設定された位置に、U型溝を有する表示パネルの前記U型溝を遮蔽するためのU型突出部がさらに設けられる。
【0020】
例えば、前記U型突出部の堆積材料に向かう表面には、前記U型突出部の周辺にも前記薄化領域が設けられる。
【0021】
例えば、前記U型突出部は、互いに間隔を空けた1つ以上の第2のリブ部を含み、各前記第2のリブ部の一端は、前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートに固定され、前記U型突出部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直な方向に沿って延び、前記U型突出部には複数の第2のリブ部が設けられる場合、隣接する前記第2のリブ部の間にも薄化領域が設けられる。
【0022】
例えば、前記第2のリブ部の前記第1の予め設定された面への正投影は、正方形、半円形、半楕円形、または逆台形である。
【0023】
例えば、前記U型突出部が存在する前記第2の支持遮蔽シートまたは前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に垂直な方向における前記U型突出部の長さは、約1~5cmである。
【0024】
当業者が本開示の実施例をより明確に理解できるように、以下、図面を参照して本開示の実施例をより詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】マスクによるマスク蒸発の概略図である。
図2】マスクの第2の支持遮蔽シート又は第1の支持遮蔽シートによる画素の遮蔽の概略図である。
図3】本発明の実施例によるマスクの概略構成図である。
図4】本発明の実施例による別のマスクの概略構成図である。
図5a】蒸着時における第2の支持遮蔽シート又は第1の支持遮蔽シートによる遮蔽の概略図。
図5b】本発明の一実施例に係る蒸着時における第2の支持遮蔽シート又は第1の支持遮蔽シートによる遮蔽の概略図。
図6a】第2の支持遮蔽シート又は第1の支持遮蔽シートによる画素の遮蔽の概略図である。
図6b】本発明の一実施例に係る第2の支持遮蔽シート又は第1の支持遮蔽シートによる画素の遮蔽の概略図である。
図7a】本発明の実施例によるマスクの第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図7b】本発明の実施例によるマスクの第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図7c】本発明の実施例によるマスクの第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図8】本発明の実施例による第1のリブ部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
図9a】本発明の実施例による第1のリブ部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図9b】本発明の実施例による第1のリブ部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図9c】本発明の実施例による第1のリブ部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの異なる視点での概略構成図である。
図10a】本発明の実施例による異なる形状の第1のリブ部の概略構成図である。
図10b】本発明の実施例による異なる形状の第1のリブ部の概略構成図である。
図10c】本発明の実施例による異なる形状の第1のリブ部の概略構成図である。
図10d】本発明の実施例による異なる形状の第1のリブ部の概略構成図である。
図11】本発明の実施例による突出部が設けられたマスクの概略構成図である。
図12a】本発明の実施例による突出部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
図12b】本発明の実施例による突出部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
図12c】本発明の実施例による突出部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
図12d】本発明の実施例による突出部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
図12e】本発明の実施例による突出部が設けられた第1の支持遮蔽シート又は第2の支持遮蔽シートの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本開示の実施例における技術的手段について、本開示の実施例における図面を参照して明確かつ完全に説明する。説明された実施例は、全ての実施例ではなく、本開示の実施例の一部であることは明らかである。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしないことを前提として取得された他のすべての実施例は、本開示の保護の範囲に属する。
【0027】
ここで使用される技術用語または科学用語は、特に定義されない限り、本開示の属する技術分野において一般的な技能を有する者に理解される通常の意味であるべきである。本開示で使用される「第一」、「第二」および類似の用語は、任意の順序、数量または重要性を表すものではなく、単に異なる構成要素を区別するために用いられる。「含む」または「含有する」などの類似の用語とは、この用語の前に現れる要素または対象物が、他の要素または対象物を排除することなく、この用語の後に列挙された要素または対象物及びその均等物をカバーすることを意味する。「上」「下」などは相対位置関係のみを表し、説明された対象物の絶対位置が変化すると、当該相対位置関係もそれに応じて変更され得る。
【0028】
発明者は、マスクについて、支持遮蔽シートのエッジにおいて真直度が悪く、画素位置の遮蔽精度が低く、蒸着陰影領域が大きく、高画素密度を有する表示パネルに対する高精細マスクの実現に影響を及ぼす問題があることに気づいた。
【0029】
図1および図2を参照すると、OLEDは製造過程において、蒸着マスクとして、高精度メタルマスク(Fine Metal Mask、FMM)または開口マスク(Open Mask)を採用し、蒸発源5の発光材料16をディスプレイパネル7の対応する開口領域に蒸着し、マスクはOLED製品の製造に重要な役割を果たす。FMM Maskの製造に使用される第1の支持遮蔽シート13(howling sheet)および第2の支持遮蔽シート14(cover sheet)は、支持マスクシート2(divided sheet)として機能することに加えて、第1の支持遮蔽シート13(howling sheet)および第2の支持遮蔽シート14は、マスクフレーム1に固定されて、支持マスクシート2上の画素20を遮蔽する役割を果たし、したがって、第2の支持遮蔽シート14及び第1の支持遮蔽シート13に高いエッジ位置精度が要求され、OLED製品にとって、画素遮蔽領域のエッジから表示(AA)領域のエッジまでのプロセスマージンは、通常1~2行の画素幅であり、今後の画素密度(PPI)がより高い製品にについて、画素遮蔽幅のプロセスマージンは減少し続け、これは、第2の支持遮蔽シート14と第1の支持遮蔽シート13の真直度に対する要求がより厳しくなり、第1の支持遮蔽シートと第2の支持遮蔽シーの蒸着陰影遮蔽領域がより小さくなることが要求され、したがって、蒸着不良を引き起こすことがない。
【0030】
図3を参照すると、本発明の実施例は、第1の方向に沿って延びる複数の第1の支持遮蔽シート4と、第2の方向に沿って延びる複数の第2の支持遮蔽シート3とを含み、第1の支持遮蔽シート4と第2の支持遮蔽シート3は、それぞれ垂直に交差するように分布するマスクを提供する。
【0031】
各第1の支持遮蔽シート4及び各第2の支持遮蔽シート3の少なくとも1つは、第1の予め設定された面におけるその延在方向に平行な側辺に薄化領域が設けられる。例えば、図3に示すように、支持遮蔽シートの2つの側辺に薄化領域5が設けられ、薄化領域5は、当該薄化領域5が存在する第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3の延在方向に沿って延びている。薄化領域5の厚さは、薄化領域5以外の他の領域の厚さより小さく、例えば、他の領域は、同一の第1の支持遮蔽シート4の両側の2つの薄化領域間の対向領域であってもよい。第1の予め設定された面は、マスクによってマスク蒸着を行うときに、第1の支持遮蔽シート4と第2の支持遮蔽シート3の少なくとも1つの堆積材料に向かう面である。
【0032】
なお、図3は、第1の方向を縦方向とし、第2の方向を横方向とした例であり、実施の際に、第1の方向は横方向で、第2の方向は縦方向でもよい。なお、図4を参照すると、マスクは、マスクフレーム1をさらに含み、マスクフレーム1にはマスクシート2が設けられ、マスクシート2には蒸着用の複数の開口(図4には図示せず)が設けられ、第2の支持遮蔽シート3は、マスクシート2のエッジ画素を遮蔽する役割を果たすことができ、その延在方向はマスクシート2の延在方向と同じであり、第1の支持遮蔽シート4は、マスクシート2を支持する役割を果たすことができ、その延在方向はマスクシート2の延在方向に垂直であり、マスクシート2の画素の一部を遮蔽する役割を果たすこともできる。例えば、第2の支持遮蔽シート3及び第1の支持遮蔽シート4は、マスクフレーム1に溶接される。
【0033】
実施の際に、図3に示すように、各第1の支持遮蔽シート4および各第2の支持遮蔽シート3は、マスクフレーム1に接続された2つの端部6と、2つの端部6の間に位置する中間部7とを有する。第1の方向に平行な方向において、第1の支持遮蔽シート4の薄化領域の長さは、当該第1の支持遮蔽シート4の中間部7の長さと等しい。第2の方向に平行な方向において、第2の支持遮蔽シート3の薄化領域5の長さは、当該第2の支持遮蔽シート3の中間部7の長さと等しい。すなわち、薄化領域5は、主にマスクシート2のエッジ画素を遮蔽するために設けられ、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4とマスクフレーム1との良好な固定性を実現するために、マスクフレーム1に接続された端部6には、薄化領域5を設けなくてもよい。
【0034】
本発明の実施例によるマスクは、第1の方向に沿って延びる複数の第1の支持遮蔽シート4と、第2の方向に沿って延びる複数の第2の支持遮蔽シート3とを含み、各第1の支持遮蔽シート4及び各第2の支持遮蔽シート3の少なくとも1つは、第1の予め設定された面におけるその延在方向に平行な側辺に薄化領域5が設けられ、薄化領域5は、当該薄化領域5が存在する第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3の延在方向に沿って延びる。薄化領域5の厚さは、薄化領域5以外の他の領域の厚さより小さい。薄化領域5が設けられたので、エッチングプロセスによって第1の支持遮蔽シートまたは第2の支持遮蔽シートを作製する場合、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4のエッジの真直度を向上させることができる。第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3の薄化領域5の配置について、図5a~5bおよび図6a~6bを参照する。図5aは、蒸着中の第1の支持遮蔽シート13または第2の支持遮蔽シートの遮蔽効果である。図5bは、本発明の実施例の蒸着中の第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シートの遮蔽効果である。図5aと図5bから分かるように、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートの厚さは一般的に薄く、通常はマイクロメートルレベルであるので、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートに薄化領域をさらに設定すると、図5bのb1をより小さくし、薄化領域の幅(図5bのb2、すなわち、当該第2の支持遮蔽シートの延在方向に垂直な方向における薄化領域の幅)をマイクロメートルレベルに設定すると、図5bのa2の角度を図中のa1の角度よりはるかに大きくする。角a1はマスクによる蒸着時に存在する蒸着角であり、蒸着角の存在は表示パネル上の蒸着が必要な領域に材料が蒸着されないようにするため、なるべく避ける必要があり、一方、a2の角度は図中のa1の角度よりはるかに大きい場合、蒸着中の蒸着角の制限を解消することができ、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3の厚さによる陰影遮蔽領域S2を以前より薄化されていないときのS1より小さくすることができる。図6aは、マスクによる画素の遮蔽の概略図であり、図6bは、本発明の実施例に係るマスクによる画素の遮蔽の概略図であり、実際のマスクプロセスにおいて、第2の支持遮蔽シート3のエッジまたは第1の支持遮蔽シート4のエッジと表示領域AAとの間には、通常に少なくとも2列(または2行)の画素のプロセスマージンを残る必要があり、表示パネルのPPIが向上すると、2列の画素の距離は、明らかにPPIが低い表示パネルの2列の画素の距離よりも小さく、すなわち、設計に要求されたプロセスマージンd2は現有のd1より小さく、より高い精度のマスクが必要であり、一方、本発明の実施例によるマスクは、エッジの真直度がよく、精度制御が正確であり、画素位置の遮蔽精度を向上させ、蒸着の陰影遮蔽領域を低減させ、高画素密度を有する表示パネルに対するマスクを実現できる。
【0035】
第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4の概略構成図をより明確に示すために、図7a~図7cで単一の第2の支持遮蔽シート3の拡大概略構成図が示された。図7aは平面図であり、図7bは正面図であり、図7cはAA'に沿った断面図である。例えば、第2の方向に垂直な方向(すなわち、図7aの縦方向に垂直な方向)における第2の支持遮蔽シート3の薄化領域5の幅は、約0.5~5mmであり、第1の方向に垂直な方向における第1の支持遮蔽シートの薄化領域の幅は、約0.5~5mmである。第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3については、マスクシート2を支持し、マスクフレーム1に接続する必要があり、一定の支持強度が必要である。本発明の実施例において、第1の支持遮蔽シート4の薄化領域5の幅は、約0.5~5mmであり、第2の支持遮蔽シート3の薄化領域5の幅は、約0.5~5mmであり、この結果、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3は、高画素密度を有する表示パネルに対する高精細マスクを実現するとともに、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4の一定の支持強度を維持することができ、蒸着材料の堆積が多すぎると、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4が下垂することにより、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4のエッジ位置精度の偏差が大きすぎて、特定の画素を遮蔽できないことが防止される。
【0036】
例えば、薄化領域5の厚さは、当該薄化領域5が存在する第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3の厚さの約1/6から2/3である。本発明の実施例において、薄化領域5の厚さは、当該薄化領域5が存在する第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3の厚さの約1/6から2/3であることにより、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3は、高画素密度を有する表示パネルに対する高精細マスクを実現することができる。
【0037】
例えば、薄化領域5の第1の予め設定された面への正投影は、長方形または台形である。例えば、長方形の長辺または台形の長辺は、最終的な第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートのエッジとして機能する。
【0038】
実施の際に、図8図9a、図9b、および図9cを参照する。図8は、第2の支持遮蔽シート3の薄化領域が階段構造8である立体構造図であり、図9aは平面図であり、図9bは正面図であり、図9cはAA'に沿った断面図である。薄化領域は、窪んだシート状の階段構造8であり、階段構造8は、底面80と、底面80に垂直に接続され対向する第1の側面81と第2の側面(図示せず)と、第1の側面81と第2の側面とを接続する第3の側面83とを含む。第1の側面81は第2の側面に対向し、当該薄化領域5が存在する第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3の延在方向に垂直する。薄化領域5には、互いに間隔を空けた複数の第1のリブ部9がさらに設けられ、各第1のリブ部9の底端は、階段構造8の第3の側面83に固定され、第3の側面83に垂直な方向に沿って延び、第1のリブ部9の1つの側面は、階段構造8の底面80の一部にも重なる。本発明の実施例において、薄化領域5には、互いに間隔を空けた複数の第1のリブ部9がさらに設けられ、各第1のリブ部9の底端は、階段構造8の第3の側面83に固定され、第3の側面83に垂直な方向に沿って延び、第1のリブ部9の1つの側面は、階段構造8の底面80の一部にも重なり、この結果、第1のリブ部9の設計により、第2の支持遮蔽シート3又は第1の支持遮蔽シート4のエッジの薄化領域5の強度を高めることができ、蒸着材料の堆積が多すぎると、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4の薄化領域6のエッジが下垂することにより、第2の支持遮蔽シート3または第1の支持遮蔽シート4のエッジ位置精度の偏差が大きすぎて、特定の画素を遮蔽できないことが防止される。
【0039】
例えば、図10a~10dに示すように、第1のリブ部9の階段構造8の底面80への正投影は、略台形、正方形、半楕円形、または半円形である。実施の際に、第3の側面83に垂直な方向における第1のリブ部9の長さは、第3の側面83に垂直な方向における階段構造8の長さ以下である。例えば、第1のリブ部9における第3の側面83に対向する先端と階段構造8における第3の側面に対向する側辺との距離d3は、0.1~3mmである。本発明の実施例において、第3の側面83に垂直な方向における第1のリブ部9の長さは、第3の側面83に垂直な方向における階段構造8の長さ以下であり、この結果、第1のリブ部9が設けられた箇所も、エッジの真直度がよくて、第1の支持遮蔽シート4又は第2の支持遮蔽シート3による高画素密度を有する表示パネルの遮蔽作用に影響を及ぼさない。
【0040】
実施の際に、第1のリブ部9の当該第1のリブ部9が存在する第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3の延在方向における幅は、約1~6mmである。第1のリブ部9が略台形又は半円形である場合、この幅は、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3の延在方向における距離が最大になる2点間の距離を指し、例えば図10a~10dにおける円形の直径である。
【0041】
実施の際に、表示パネルには、一般的に、頂部にU型溝を有するフルスクリーンのような特殊形状のOLEDスクリーンが設けられ、すなわち、表示パネルは徐々にフルスクリーンデザインになり、一方、フルスクリーンの上端または下端にU型溝が設けられ、例えば、当該U型溝は、赤外線レンズ、フラッドライト検知素子、距離センサー、周囲光センサー、スピーカー、マイク、カメラ、ドットマトリックスプロジェクターなどを配置するために使用されている。例えば、図11及び図12a~12eに示すように、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3には、その延在方向に平行な1つの側面の予め設定された位置に、U型溝を有する表示パネルのU型溝を遮蔽するためのU型突出部10がさらに設けられる。表示パネルのU型溝の設計のため、一般に当該U型溝の領域に対してマスクにはより高精度のマスクが必要であり、本発明の実施例では、第1の支持遮蔽シート4または第2の支持遮蔽シート3には、その延在方向に平行な1つの側面の予め設定された位置に、U型突出部10がさらに設けられ、この結果、このタイプの表示パネルのU型溝の領域に対する高精度マスクを満たすことができる。
【0042】
なお、図11は、U型溝を有する4つの表示パネルを1つのマスクで作製できる例を示す図であり、すなわち、各表示パネルには1つのU型溝が設けられ、相応的に、第1の支持遮蔽シート4には2つのU型突出部10が設けられ、実施の際に、1つのマスクでU型溝を有する複数の表示パネルを作製でき、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートに複数のU型突出部10が設けられることもできるが、本発明の実施例はこれに限定されない。
【0043】
例えば、図12a~12eに示すように、U型突出部10の堆積材料に向かう表面には、周辺にも薄化領域5が設けられる。例えば、薄化領域5の幅、厚さは、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートにおける他の位置の薄化領域の設置と同様であってもよく、ここでは説明しない。
【0044】
例えば、各U型突出部10は、互いに間隔を空けた1つ以上の第2のリブ部11を含み、各第2のリブ部11の一端は、第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)に固定され、当該U型突出部10が存在する第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)の延在方向に垂直な方向に沿って延び、U型突出部10には複数の第2のリブ部11が設けられる場合、隣接する第2のリブ部11の間にも薄化領域5が設けられる。第2のリブ部11は、主に、U型突出部10の支持強度を支える役割を果たす。実際の表示パネルのU型溝の長さが異なるため、対応するマスクにおけるU型突出部10の第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)に平行な方向への延在長さも異なる。第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)に平行な方向におけるU型突出部10の延在長さが短い場合、支持作用を強化する第2のリブ部11を1個設けることができ、すなわち、U型突出部10は、1つの第2のリブ部11及び当該第2のリブ部11の周辺に設けられた薄化領域5を含む。第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)に平行な方向におけるU型突出部10の延在長さが長い場合、U型突出部10の支持強度をより良好に防止するために、複数の別個の第2のリブ部11を設けてもよく、この場合には、U型突出部10は、間隔を空けた複数の第2のリブ部11、隣接する2つのリブ部11の間の薄化領域5、および各第2のリブ部11の外側の薄化領域5を含む。ただし、U型突出部10がいくつの第2のリブ部11を含むかにかかわらず、U型突出部10自体は、一体的に連結された一体化構造である必要があり、すなわち、当該U型突出部10の遮蔽作用の下で、表示パネルに対応するU型溝を形成する必要がある。
【0045】
例えば、第2のリブ部11の第1の予め設定された面への正投影は、正方形、半円形、半楕円形、または逆台形である。
【0046】
例えば、U型突出部10の当該U型突出部が存在する第2の支持遮蔽シート3(または第1の支持遮蔽シート)の延在方向に垂直な方向における長さは、約1~5cmである。
【0047】
本発明の実施例によるマスクは、第1の方向に沿って延びる複数の第1の支持遮蔽シートと、第2の方向に沿って延びる複数の第2の支持遮蔽シートとを含み、各前記第2の支持遮蔽シート及び各前記第1の支持遮蔽シートの少なくとも1つは、第1の予め設定された面におけるその延在方向に平行な側辺に薄化領域が設けられ、前記薄化領域は、当該薄化領域が存在する前記第2の支持遮蔽シート又は前記第1の支持遮蔽シートの延在方向に沿って延び、前記薄化領域の厚さは、前記薄化領域以外の他の領域の厚さより小さく、薄化領域が設けられたので、エッチングプロセスによって第1の支持遮蔽シートまたは第2の支持遮蔽シートを作製する場合、第1の支持遮蔽シートまたは第2の支持遮蔽シートのエッジの真直度を向上させることができ、一方、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートの良いエッジ真直度により、高画素密度を有する表示パネルに対する遮蔽を実現することができ、そして、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートの薄化領域の配置によって、蒸着角の制限を解消することができ、第2の支持遮蔽シートまたは第1の支持遮蔽シートの厚さによる陰影遮蔽領域を以前より薄化されていないときより小さくすることができ、画素位置の遮蔽精度を向上させ、蒸着の陰影遮蔽領域を低減させ、高画素密度を有する表示パネルに対するマスクを実現できる。
【0048】
上記は本開示の例示的な実施形態に過ぎないが、本開示の保護範囲はこれに限定されない。当業者が本開示によって開示された技術範囲内で容易に想到した変化または置換は、本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0049】
1 マスクフレーム
2 マスクシート
3 第2の支持遮蔽シート
4 第1の支持遮蔽シート
5 蒸発源
6 端部
8 階段構造
9 第1のリブ部
10 U型突出部
11 第2のリブ部
13 第1の支持遮蔽シート
14 第2の支持遮蔽シート
16 発光材料
20 画素
80 底面
81 第1の側面
83 第3の側面
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6a
図6b
図7a
図7b
図7c
図8
図9a
図9b
図9c
図10a
図10b
図10c
図10d
図11
図12a
図12b
図12c
図12d
図12e