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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-10
(45)【発行日】2023-08-21
(54)【発明の名称】自動減速車輪体
(51)【国際特許分類】
   A61G 5/10 20060101AFI20230814BHJP
   A61G 5/02 20060101ALI20230814BHJP
   A61H 3/04 20060101ALN20230814BHJP
【FI】
A61G5/10 717
A61G5/10 703
A61G5/02 701
A61H3/04
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2022124160
(22)【出願日】2022-08-03
【審査請求日】2022-08-04
(73)【特許権者】
【識別番号】522036510
【氏名又は名称】蘇建忠
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(74)【代理人】
【識別番号】100167601
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 信之
(74)【代理人】
【識別番号】100201329
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 真二郎
(74)【代理人】
【識別番号】100220917
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 忠大
(72)【発明者】
【氏名】蘇建忠
【審査官】西堀 宏之
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-59113(JP,A)
【文献】特開平2-99403(JP,A)
【文献】特表2019-521287(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 1/00- 5/14
A61H 3/04
B60B 33/00-33/08
B62B 1/00- 5/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動減速車輪体において、そのうち、
車輪台、前記車輪台に挿入する車輪軸および前記車輪軸の周りを回転する回転車輪を含み、前記車輪台は穿孔を穿設し、前記車輪軸を前記穿孔に挿入し、前記車輪軸の一端は非円形段を成形し、前記回転車輪は車輪フレームを設け、前記車輪フレームの外周縁は外輪を結合し、前記車輪フレームの中心位置には軸孔を穿設し、前記軸孔には前記車輪軸を挿入し、前記回転車輪を前記車輪軸上で自在に回転させ、前記車輪フレーム一側の辺縁に近い箇所には放射状に係合停止片を複数環状に設置し、前記複数の係合停止片は前記回転車輪に従い回転する車輪体ユニットと、
固定台およびスライド部材を含み、前記固定台は固定孔およびスライド孔を穿設し、前記固定孔には前記車輪軸を通して前記非円形段上で固定し、前記固定台を前記回転車輪の一側に位置させ、前記スライド部材は前記スライド孔内でスライドさせ、前記スライド部材はスライド本体を設け、前記スライド本体の前端には弾性部を接続し、前記弾性部の前端は停止部を接続し、前記回転車輪が前進して坂を下る時、前記スライド孔は徐々に下向きの傾斜角度を形成し、前記スライド部材は重力で前記スライド孔に沿ってスライド移動し、前記スライド部材の前記停止部を前記スライド孔の外側から露出させ、且つ前記複数の係合停止片の回転ルート上まで移動し、前記停止部が前記弾性部の弾力とともに、前記複数の係合停止片を一つ一つ弾きながら通過させて減速効果を達成する減速ユニットと、
を含むことを特徴とする自動減速車輪体。
【請求項2】
前記車輪台は二個の側板が伸びて成形し、前記固定台は前記二個の側板の間に設置することを特徴とする請求項1記載の自動減速車輪体。
【請求項3】
前記スライド孔は、常態時は水平角度を形成することを特徴とする請求項1記載の自動減速車輪体。
【請求項4】
前記弾性部は片状であることを特徴とする請求項1記載の自動減速車輪体。
【請求項5】
前記減速ユニットは更に保護キャップを含み、前記保護キャップは前記回転車輪の一側に設置し、並びに前記固定台および前記スライド部材を被せ、前記保護キャップの中心箇所には組立孔を穿設し、前記組立孔を前記非円形段上に通して固定することを特徴とする請求項1記載の自動減速車輪体。
【請求項6】
自動減速車輪体において、
車輪台、前記車輪台に挿入する車輪軸および前記車輪軸の周りを回転する回転車輪を含み、前記車輪台は穿孔を穿設し、前記車輪軸を前記穿孔に挿入し、前記回転車輪は車輪フレームを設け、前記車輪フレームの外周縁は外輪を結合し、前記車輪フレームの中心位置には軸孔を穿設し、前記軸孔には前記車輪軸を挿入し、前記回転車輪を前記車輪軸上で自在に回転させ、前記車輪フレームの辺縁に近い一側には弾性停止片を環状に複数配列し、前記複数の弾性停止片は前記回転車輪と共に回転する車輪体ユニットと、
固定台およびスライド部材を含み、前記固定台は前記回転車輪の一側に設置し、前記固定台はスライド孔を穿設し、前記スライド部材は前記スライド孔内でスライドさせ、前記スライド部材の前端は停止部を設け、前記回転車輪が前進して坂を下る時、前記スライド孔は徐々に下向きの傾斜角度を形成し、前記スライド部材は重力で前記スライド孔に沿ってスライド移動し、前記スライド部材の前記停止部を前記スライド孔の外側から露出させ、且つ前記複数の弾性停止片の回転ルート上まで移動し、前記停止部によって前記複数の弾性停止片を遮り、前記複数の弾性停止片の弾性変形および弾性回復も合わせて、前記複数の弾性停止片を一つずつ変形させながら前記停止部を通過し、通過すると原状回復し、減速効果を達成する減速ユニットと、
を含むことを特徴とする自動減速車輪体。
【請求項7】
前記スライド部材の中段には位置制限溝を成形し、前記位置制限溝が前記スライド部材を位置制限範囲内で前記スライド孔に沿い、スライド移動させることを特徴とする請求項6記載の自動減速車輪体。
【請求項8】
前記スライド孔は、常態時は水平角度を形成することを特徴とする請求項6記載の自動減速車輪体。
【請求項9】
前記車輪台は二個の側板が伸びて成形したものであり、前記減速ユニットは更に側面キャップを含み、前記側面キャップは前記回転車輪の一側に設置し、前記側面キャップは前記固定台と組み合わさって結合し、前記固定台および前記スライド部材を被せ、前記側面キャップの中心箇所には通孔を穿設し、前記通孔には前記車輪軸を挿入させ、前記側面キャップは円弧形長孔を穿設し、前記円弧形長孔に二個のネジを差し込み更にそのうちの一つの前記側板で固定し、前記側面キャップを前記車輪台と連結し、且つ前記車輪台は前記円弧形長孔の範囲内で前記側面キャップに相対して動くことを特徴とする請求項6記載の自動減速車輪体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪体に関し、特に坂を下る時、自動減速機能を有する車輪体に関する。
【背景技術】
【0002】
台湾はすでに高齢化社会に突入し、且つ長期介護への需要も日々増加している。病院もしくは高齢者施設において、患者または高齢者が歩行障害または身体が弱いために移動が困難な際、歩行補助器具または車椅子の助けを借りることで、外出しやすくなる。そのため、歩行補助器具または車椅子の使用率は日増しに高まっている。
【0003】
歩行補助器具または車椅子はどちらもに車輪体が設置されているため、車輪体によって地面を移動できるが、歩行補助器具または車椅子が坂を下る時、下方スライド力によって、加速しやすく、車輪体の回転が速ぎることがある。この場合、ユーザーは一般的にすぐに反応できず、即座にブレーキ機構を制御して車輪体にブレーキをかけることができない。そのため、転倒したり、もしくは歩行補助器具または車椅子が倒れる事故が起きやすいため、制御する力の弱い病人、高齢者、障害者の危険性は非常に高く、改善の必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は一般の車輪体における上述の欠点を考慮し、創作の意志及び多方面の検討と試作品を経て改良し、本発明を提供する。
【0005】
本発明の主な目的は、回転車輪が前進して坂を下る時、自動的に減速効果を起こし、突如加速し、坂を下る速度が速すぎてユーザーが怪我するのを防止し、使用安全性を高める自動減速車輪体である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は自動減速車輪体を提供する。それは車輪体ユニットを含む。それは車輪台、車輪台に挿入する車輪軸および車輪軸の周りを回転する回転車輪を含む。車輪台は穿孔を穿設し、車輪軸を穿孔に挿入設置し、車輪軸の一端は非円形段を成形する。回転車輪は車輪フレームを設け、車輪フレームの外周縁には外輪を結合する。車輪フレームの中心位置には軸孔を穿設し、軸孔には車輪軸を挿入設置し、回転車輪を車輪軸上で自在に回転できるようにする。車輪フレーム一側の辺縁に近い箇所には放射状に係合停止片を複数環状に設置し、複数の係合停止片は回転車輪と共に回転する。
減速ユニットは、固定台およびスライド部材を含む。固定台は固定孔およびスライド孔を穿設し、固定孔には車輪軸の非円形段を通して固定させる。固定台を回転車輪の一側に設置し、スライド部材をスライド孔内でスライドさせる。スライド部材はスライド本体を設け、スライド本体の前端には弾性部を接続し、弾性部の前端には停止部を接続する。回転車輪が前進して坂を下る時、スライド孔は徐々に下向きの傾斜角度を形成し、スライド部材は重力によってスライド孔に沿ってスライド移動し、スライド部材の停止部をスライド孔の外側から露出させ、且つ複数の係合停止片の回転経路上まで移動させる。停止部と弾性部の弾力によって複数の係合停止片を一つずつ弾きながら通過させ、減速効果を達成する。
【発明の効果】
【0007】
上述の具体的実施例の効果を有する。
【0008】
本発明の自動減速車輪体1は車椅子2または歩行補助器具3等移動器具に設置し、前進して坂を下る時、自動的に減速効果を形成し、突如加速するのを防止し、坂を下るのが速すぎてユーザーが怪我するのを回避し、使用安全性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の立体図である。
図2】本発明の立体分解図である。
図3】本発明の固定台およびスライド部材の立体図である。
図4】本発明の断面図である。
図5】本発明が坂を下る時、自動減速の動作指示図一である。
図6】本発明が坂を下る時、自動減速の動作指示図二である。
図7】本発明を車椅子に設置した使用指示図である。
図8】本発明を歩行補助器具に設置した使用指示図である。
図9】本発明の別の実施例の立体図である。
図10】本発明の別の実施例の立体分解図である。
図11】本発明の別の実施例の断面図である。
図12】本発明の別の実施例で、坂を下る時、自動減速の動作指示図一である。
図13】本発明の別の実施例で、坂を下る時、自動減速の動作指示図二である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第一実施形態)
本発明の良好な実施例の図式を挙げて以下に説明し、本発明の関連技術に習熟した者が本明細書に基づき、実施できることを期待する。
【0011】
図1から図4に示すとおり、本発明の自動減速車輪体1は車輪体ユニット10および減速ユニット20を含む。
【0012】
車輪体ユニット10は、車輪台11、車輪台11に挿入する車輪軸12および車輪軸12の周囲を回転する回転車輪13を含む。車輪台11は二個の側板111が伸びて成形したものであり、二個の側板111は穿孔1111を穿設する。車輪軸12を穿孔1111に挿入設置し、車輪軸12の一端は非円形段121を成形し、回転車輪13は二個の側板111の間に組立設置する。回転車輪13は車輪フレーム131を設け、車輪フレーム131の外周縁は外輪132を結合する。車輪フレーム131の中心位置には軸孔1311を穿設し、軸孔1311には車輪軸12を挿入設置し、回転車輪13を車輪軸12上で自在に回転できるようにする。車輪フレーム131一側の辺縁に近い箇所には放射状に係合停止片1312を複数環状に設置し、複数の係合停止片1312は回転車輪13と共に回転する。
【0013】
減速ユニット20は固定台21、スライド部材22および保護キャップ23を含む。固定台21は二個の側板111の間に組立設置し、更に回転車輪13の一側に位置させる。固定台21は固定孔211およびスライド孔212を穿設し、固定孔211には車輪軸12の非円形段121を通して固定する。スライド孔212は常態時には水平角度を形成し、スライド部材22をスライド孔212内に通し、スライド部材22をスライド孔212に沿ってスライド移動させる。スライド部材22はスライド本体221を設け、スライド本体221の前端は片状の弾性部222を接続し、弾性部222の前端は停止部223を接続する。保護キャップ23は車輪台11の二個の側板111の間に設置し、且つ回転車輪13の一側に位置する。保護キャップ23は固定台21およびスライド部材22を被せる。保護キャップ23の中心箇所には組立孔231を穿設し、組立孔231には非円形段121上を通して固定する。
【0014】
使用時、自動減速車輪体1は車椅子2(例として図7参照)または歩行補助器具3(例として図8参照)等移動器具に取り付ける。車椅子2または歩行補助器具3が平地を移動する時、スライド部材22の停止部223は複数の係合停止片1312の回転経路上にはなく(例として図4参照)、正常に移動できる。
図5および図6に示すとおり、車椅子2または歩行補助器具3が移動によって坂を下る時、スライド孔212は徐々に下向きの傾斜角度を形成し、スライド部材22は重力によってスライド孔212に沿ってスライド移動し、スライド部材22の停止部223をスライド孔212の外側に露出させ、且つ複数の係合停止片1312の回転経路上まで移動させる。停止部223が複数の係合停止片1312を遮り、弾性部222が弾性変形および弾性回復することで、停止部223が複数の係合停止片1312を一つ一つ弾きながら通過させることで、減速効果を達成する。
【0015】
(第二実施形態)
更に、図9から図11に示すのは、本発明の自動減速車輪体1の別の実施例であり、別の実施例の自動減速車輪体1は車輪体ユニット10および減速ユニット20を含む。
【0016】
車輪体ユニット10は、は車輪台11、車輪台11に挿入する車輪軸12および車輪軸12の周りを回転する回転車輪13を含む。車輪台11は二個の側板111が伸びて成形したものであり、二個の側板111は穿孔1111を穿設し、車輪軸12を穿孔1111に挿入設置し、回転車輪13は二個の側板111の間に組立設置する。回転車輪13は車輪フレーム131を設け、車輪フレーム131の外周縁は外輪132を結合する。車輪フレーム131の中心位置には軸孔1311を穿設し、軸孔1311には車輪軸12を挿入設置し、回転車輪13を車輪軸12上で自在に回転できるようにする。車輪フレーム131の辺縁に近い一側には弾性停止片1313を複数環状に配列し、複数の弾性停止片1313は回転車輪13と共に回転する。
【0017】
減速ユニット20は固定台24、スライド部材25および側面キャップ26を含む。固定台24は回転車輪13の一側に設置し、固定台24はスライド孔241を穿設し、スライド部材25はスライド孔241内でスライドさせる。スライド部材25の中段には位置制限溝251を成形し、位置制限溝251がスライド部材25を位置制限範囲内でスライド孔241に沿いスライド移動させる。スライド部材25の前端は停止部252を設け、側面キャップ26は回転車輪13一側に設け、且つ固定台24と組立結合する。側面キャップ26は固定台21およびスライド部材22を被せ、固定台24のスライド孔241を常態時には水平角度に形成する。側面キャップ26の中心箇所には通孔261を穿設し、通孔261に車輪軸12を挿入する。また側面キャップ26は円弧形長孔262を穿設し、円弧形長孔262に二個のネジ263を差し込み更にそのうちの一つの側板111で固定する。側面キャップ26と車輪台11を連結し、且つ車輪台11は円弧形長孔262の範囲内で側面キャップ26に相対して動く。そのうち、位置制限溝251は第一端2511および第二端2512を有し、その位置限定範囲は第一端2511から第二端2512の間を範囲とする。
【0018】
使用時、自動減速車輪体1は車椅子2(例として図7参照)または歩行補助器具3(例として図8参照)等移動器具に取り付ける。車椅子2または歩行補助器具3が平地を移動する時、スライド部材25の停止部252は複数の弾性停止片1313の回転ルート上(例として図11参照)にないので、正常に移動できる。
例として図12および図13に示すとおり、車椅子2または歩行補助器具3が前進して坂を下る時、スライド孔241は徐々に下向きの傾斜角度を形成し、スライド部材25は重力によりスライド孔241に沿いスライド移動し、スライド部材25の停止部252をスライド孔241外側から露出させ、且つ複数の弾性停止片1313の回転ルート上まで移動させる。停止部252によって複数の弾性停止片1313を遮り、弾性停止片1313の弾性変形および弾性回復もあり、弾性停止片1313を停止部252で一つずつ変形通過させ、通過後に現状回復し、減速効果を達成する。
【0019】
その他、図11から図13に示すとおり、位置制限溝251は第一端2511および第二端2512を有し、車輪軸12の側縁は位置制限溝251に係合する。スライド孔241が下向き傾斜角度を形成した時、位置制限溝251の第二端2512は車輪軸12の側縁で押さえる事ができるので、スライド部材25をその位置制限範囲内で位置移動させ、スライド部材25がスライド孔241内から脱落するのを防止する。
【符号の説明】
【0020】
1 自動減速車輪体
10 車輪体ユニット
11 車輪台
111 側板
1111 穿孔
12 車輪軸
121 非円形段
13 回転車輪
131 車輪フレーム
1311 軸孔
1312 係合停止片
1313 弾性停止片
132 外輪
2 車椅子
20 減速ユニット
21 固定台
211 固定孔
212 スライド孔
22 スライド部材
221 スライド本体
222 弾性部
223 停止部
23 保護キャップ
231 組立孔
24 固定台
241 スライド孔
25 スライド部材
251 位置制限溝
2511 第一端
2512 第二端
252 停止部
26 側面キャップ
261 通孔
262 円弧形長孔
263 ネジ
3 歩行補助器具
【要約】      (修正有)
【課題】下り坂で減速する自動減速車輪体を提供する。
【解決手段】自動減速車輪体は、車輪体ユニット10、減速ユニット20を含む。車輪体ユニット10は車輪台11、車輪軸12、回転車輪13を含む。車輪フレーム131一側の辺縁に近い箇所には放射状に係合停止片1312を複数環状に設置し、回転車輪13と共に回転する。減速ユニット20は固定台21、スライド部材22を含む。固定台21は回転車輪13一側に設置し、スライド孔212を穿設し、スライド部材22をスライド孔212内でスライドさせる。スライド部材22は弾性部を設け、弾性部の前端は停止部223を接続し、回転車輪13が坂を下る時、スライド部材22の停止部223はスライド孔212の外側から露出し、且つ複数の係合停止片1312の回転経路上まで移動する。停止部223は弾性部の弾力によって複数の係合停止片1312を一つずつ弾きながら通過させる。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13