(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-14
(45)【発行日】2023-08-22
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
A47G 1/14 20060101AFI20230815BHJP
G09F 1/10 20060101ALI20230815BHJP
G09F 7/02 20060101ALI20230815BHJP
G09F 7/00 20060101ALI20230815BHJP
【FI】
A47G1/14 Z
G09F1/10 M
G09F7/02 D
G09F7/00 E
(21)【出願番号】P 2019166792
(22)【出願日】2019-09-13
【審査請求日】2022-09-08
(73)【特許権者】
【識別番号】394016874
【氏名又は名称】河淳株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002538
【氏名又は名称】弁理士法人あしたば国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】玉澤 晴香
【審査官】村山 達也
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-059539(JP,A)
【文献】特開2006-204544(JP,A)
【文献】特開平09-215570(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 1/14
G09F 1/10
G09F 7/02
G09F 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート状の表示物を保持する壁部を有する枠体と、
前記壁部と交差する方向に延びる軸部と、
前記軸部回りに回転可能に前記枠体に取り付けられ、前記枠体を起立状態に維持する脚部と、
前記枠体と前記脚部との間に設けられ、前記軸部回りの複数の方位角で前記脚部を保持可能な第1保持機構と、
を備え
、
前記脚部は、円形の開口を有し、
前記軸部は、前記開口の周囲の縁部に係合する複数のフック部と、前記開口の内周面に当接する複数の当接片と、を有し、
前記複数のフック部および前記複数の当接片は、前記壁部上の一点を中心とする円の円周上に交互に並んでいる表示装置。
【請求項2】
前記第1保持機構は、
前記枠体および前記脚部のいずれか一方に設けられる複数の突起部と、
前記枠体および前記脚部の他方に設けられ前記複数の突起部が嵌る複数の受容部と、
を有する請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記脚部は、
前記軸部に取り付けられる第1端部と、前記第1端部とは反対の第2端部と、を有する第1部分と、
前記第1部分に対して回動可能に前記第2端部に取り付けられる第2部分と、
前記第2端部と前記第2部分との間に設けられ、前記第2端部から見て、前記第1部分を基準に任意の仰角で前記第2部分を保持可能な第2保持機構と、
を有する請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第2保持機構は、
前記第2端部および前記第2部分のいずれか一方に設けられる凸部と、
前記第2端部および前記第2部分の他方に設けられ前記凸部と係合する複数の係合部と、
を有する請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記複数の当接片のそれぞれの前記円の円周方向における長さは、前記複数のフック部のそれぞれの前記円周方向における長さよりも小さい請求項
1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記複数の当接片のそれぞれは、前記当接片の延びる方向に沿って設けられたリブを有し、前記リブを介して前記開口の内周面に当接する請求項
1又は請求項
5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記枠体は、前記軸部の内側に設けられ指を通すことが可能な第1貫通孔を有する請求項
1、5、6のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記枠体は、前記複数のフック部に沿って前記軸部の外側に設けられた複数の第2貫通孔を有する請求項
1、5~7のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1保持機構の一部は、前記第2貫通孔の一部として形成される請求項
8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1部分および前記第2部分は、前記枠体の厚み方向に関する前記第2端部の高さの範囲内で折り畳み可能である請求項3又は請求項4に記載の表示装置。
【請求項11】
前記脚部に取り付けられ、前記枠体を支持可能なスタンドを備える請求項1~
10のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項12】
前記枠体は、シート状の第1表示物を保持可能な第1枠部と、前記第1表示物よりも小さいシート状の第2表示物を保持可能な第2枠部であって、前記第1枠部の内側に配置された第2枠部と、を有する請求項1~
11のいずれか1項に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状の表示物を掲示することが可能な表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ポップ表示部を有する商品案内表示具が知られている。この商品案内表示具は、ポップ表示部と、これを支持する支持部と、を有する。支持部は、ポップ表示部を平面方向に回転可能、かつ前後方向に揺動可能に支持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような商品案内表示具は、店舗の床等に設置されるものであるが、床上のみならず、店舗内の陳列棚上に様々な姿勢で設置したい場合がある。このため、そのように床上・机上を問わずに使用できる表示装置について需要がある。また、家庭内で使用されるフォトフレームについても、様々な姿勢で使用できるフォトフレームに対する需要がある。
従って、本発明の課題は、様々な姿勢で使用できる多用途な表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題は、以下の本発明により解決される。すなわち、本発明(1)の表示装置は、シート状の表示物を保持する壁部を有する枠体と、前記壁部と交差する方向に延びる軸部と、前記軸部回りに回転可能に前記枠体に取り付けられ、前記枠体を起立状態に維持する脚部と、前記枠体と前記脚部との間に設けられ、前記軸部回りの複数の方位角で前記脚部を保持可能な第1保持機構と、を備える。
【0006】
また、本発明(2)の表示装置は、(1)記載の表示装置であって、前記第1保持機構は、前記枠体および前記脚部のいずれか一方に設けられる複数の突起部と、前記枠体および前記脚部の他方に設けられ前記突起部が嵌る複数の受容部と、を有する。
【0007】
また、本発明(3)の表示装置は、(2)記載の表示装置であって、前記脚部は、前記軸部に取り付けられる第1端部と、前記第1端部とは反対の第2端部と、を有する第1部分と、前記第1部分に対して回動可能に前記第2端部に取り付けられる第2部分と、前記第2端部と前記第2部分との間に設けられ、前記第2端部から見て、前記第1部分を基準に任意の仰角で前記第2部分を保持可能な第2保持機構と、を有する。
【0008】
また、本発明(4)の表示装置は、(3)記載の表示装置であって、前記第2保持機構は、前記第2端部および前記第2部分のいずれか一方に設けられる凸部と、前記第2端部および前記第2部分の他方に設けられ前記凸部と係合する複数の係合部と、を有する。
【0009】
また、本発明(5)の表示装置は、(1)~(4)のいずれか1項に記載の表示装置であって、前記脚部は、円形の開口を有し、前記軸部は、前記開口の周囲の縁部に係合する複数のフック部と、前記開口の内周面に当接する複数の当接片と、を有し、前記複数のフック部および前記複数の当接片は、前記壁部上の一点を中心とする円の円周上に交互に並んでいる。
【0010】
また、本発明(6)の表示装置は、(5)記載の表示装置であって、前記複数の当接片のそれぞれの前記円の円周方向における長さは、前記複数のフック部のそれぞれの前記円周方向における長さよりも小さい。
【0011】
また、本発明(7)の表示装置は、(5)又は(6)記載の表示装置であって、前記複数の当接片のそれぞれは、前記当接片の延びる方向に沿って設けられたリブを有し、前記リブを介して前記開口の内周面に当接する。
【0012】
また、本発明(8)の表示装置は、(5)~(7)のいずれか1項記載の表示装置であって、前記枠体は、前記軸部の内側に設けられ指を通すことが可能な第1貫通孔を有する。
【0013】
また、本発明(9)の表示装置は、(5)~(8)のいずれか1項記載の表示装置であって、前記枠体は、前記複数のフック部に沿って前記軸部の外側に設けられた複数の第2貫通孔を有する。
【0014】
また、本発明(10)の表示装置は、(9)に記載の表示装置であって、前記第1保持機構の一部は、前記第2貫通孔の一部として形成される。
【0015】
また、本発明(11)の表示装置は、(3)又は(4)に記載の表示装置であって、前記第1部分および前記第2部分は、前記枠体の厚み方向に関する前記第2端部の高さの範囲内で折り畳み可能である。
【0016】
また、本発明(12)の表示装置は、(1)~(11)のいずれか1項記載の表示装置であって、前記脚部に取り付けられ、前記枠体を支持可能なスタンドを備える。
【0017】
また、本発明(13)の表示装置は、(1)~(12)のいずれか1項記載の表示装置であって、前記枠体は、シート状の第1表示物を保持可能な第1枠部と、前記第1表示物よりも小さいシート状の第2表示物を保持可能な第2枠部であって、前記第1枠部の内側に配置された第2枠部と、を有する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、様々な姿勢で使用できる多用途な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】実施形態の表示装置(縦置き状態)を前方から示す斜視図である。
【
図2】
図1に示す表示装置(縦置き状態)を後方から示す斜視図である。
【
図3】
図1に示す表示装置の枠体を正面から示す正面図である。
【
図4】
図1に示す表示装置の枠体の軸部の平面図である。
【
図5】
図4に示す枠体のF5-F5線の位置に沿った断面図である。
【
図6】
図1に示す表示装置の枠体の軸部の変形例を示す平面図である。
【
図7】
図6に示す枠体の変形例のF7-F7線の位置に沿った断面図である。
【
図8】
図3に示す枠体のF8-F8線の位置に沿った断面図である。
【
図9】
図2に示す表示装置の脚部の第1部分を後方から示す背面図である。
【
図10】
図2に示す表示装置の脚部の第1部分を前方(枠体が設けられる方向)から示す斜視図である。
【
図11】
図9に示す第1部分のF11-F11線の位置に沿った断面図である。
【
図12】
図2に示す脚部の第2部分を示す斜視図である。
【
図14】
図1に示す表示装置の第1枠部に第1表示物を保持させ、第2枠部に第2表示物を保持させる工程を示す斜視図である。
【
図15】
図2に示す表示装置を横置き状態にして後方から示す斜視図である。
【
図16】
図1に示す表示装置で脚部を折り畳んだ状態で側方から示す側面図である。
【
図17】
図1に示す表示装置の脚部にスタンドを取り付けた状態を前方から示す斜視図である。
【
図18】
図1に示す表示装置の脚部にスタンドを取り付けた状態を後方から示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下
図1~
図18を参照して、本発明の表示装置の実施形態について説明する。本発明の表示装置は、種々の用途に多機能に使用可能なフレームであって、写真を掲示するフォトフレームとして使用したり、店頭において商品説明や価格を記載した表示を掲示するポップスタンドとして使用したりできるものである。
【0021】
図1、
図2に示すように、表示装置11は、方形板状の枠体12と、枠体12を起立状態に維持する脚部13と、枠体12と脚部13との間に設けられる第1保持機構18と、脚部13の後述する第1部分15と第2部分16との間に設けられる第2保持機構19と、を備える。枠体12は、シート状の第2表示物34を保持する壁部27Cを有する。
【0022】
脚部13は、樹脂材料によって形成されることが好ましい。脚部13は、例えば、ポリカーボネート、ABS樹脂、スチロール樹脂(ポリスチレン)のいずれかで形成されることが好ましい。脚部13は、透光性のある樹脂材料で形成されることが好ましいが、有色の樹脂材料で形成されていてもよい。脚部13は、枠体12の軸部14に直接取り付けられた第1部分15と、第1部分15に対して回動可能に第2端部15Bに取り付けられる第2部分16と、第1部分15と第2部分16とを連結する連結部17と、を有する。
【0023】
図10、
図11に示すように、第1部分15は、環状部21から遠ざかるにつれて厚みが小さくなるように形成されている。
図2、
図9~
図11に示すように、第1部分15は、軸部14に取り付けられる第1端部15Aと、第1端部15Aに設けられ軸部14の外側に嵌るリング形の環状部21と、環状部21の内側に設けられる円形の開口35と、環状部21の枠体12と対向する面に離散的に設けられる複数の突起部23と、環状部21から延びる第1脚部本体22と、第1脚部本体22に設けられ第1端部とは反対側に位置する第2端部15Bと、第1脚部本体22の第2端部15B付近に設けられる一対の腕部24と、一対の腕部24同士の間の位置に設けられる開口部20と、第2端部から開口部20内に向けて突出する支持板28と、支持板28に設けられ断面半円形で連結部17に沿う方向に細長く延びた凸部28Aと、を有する。
【0024】
一対の腕部24は、第2端部15Bから枠体12のある方向とは反対方向に突出している。一対の腕部24は、連結部17を間に挟み込むことができる。支持板28は、第2端部15Bから第1端部15Aの方向に向けて舌状に突出している。支持板28は、第2端部15Bにおいて第1脚部本体22に片持ちで支持されている。支持板28は、第1脚部本体22の周囲の部分よりも肉厚が薄く形成されており、第1端部15A寄りの位置で、第1部分15の厚み方向に関して弾性変形することができる。これに伴い、凸部28Aも連結部17から遠ざかる方向に微小距離だけ進退移動できる。
【0025】
図2に示すように、脚部13は、枠体12の軸部14回りに360°回転可能に軸部14に取り付けられている。第1保持機構18は、軸部14回りの複数の方位角で脚部13を保持可能である。ここで、枠体12の軸部14の中心から枠体12の壁部27Cに沿う面内で上方向に向かう方向を基準方向θ
0としたときに、方位角を、基準方向θ
0から壁部27Cに沿う面内で枠体12の軸部14回りの角度θと定義する。
図2では、方位角θ=180°のときの脚部13の配置を示している。より詳細には、第1保持機構18は、例えば、方位角θ=0°、90°、180°、270°の位置で脚部13を保持可能である。したがって、第1保持機構18は、軸部14回りに90°刻みで脚部13を保持できる。
【0026】
第1保持機構18は、軸部14回りの複数の方位角で脚部13を保持可能である。
図4、
図10、
図11に示すように、第1保持機構18は、上記複数の突起部23と、枠体12に設けられ突起部23が嵌る縦孔部32Bと、を有する。縦孔部32Bは、後述する第2貫通孔32の一部として形成される。縦孔部32Bは、突起部23が嵌る複数の受容部の一例である。
【0027】
図10に示すように、複数の突起部23は、軸部14の軸心回りに、90°刻みで4か所に配置されている。すなわち、複数の突起部23は、環状部21の第1脚部本体22と隣接する方向とは反対側の端部を12時の方向としたときに、1時半の方向と、4時半の方向と、7時半の方向と、10時半の方向と、に設けられている。
【0028】
図12、
図13に示すように、第2部分16は、略方形のへら状に形成されており、連結部17から遠ざかるにつれて厚みが小さくなるように形成されている。第2部分16は、連結部17を介して第1部分15に対して回動可能である。
【0029】
連結部17は、第2部分16と一体的に形成されている。連結部17は、円柱形に形成されている。連結部17は、円柱の軸を中心に放射状に延びる複数の爪25を外周面に有する。
図2に示すように、連結部17は、一対の腕部24同士の間に亘されており、ピン29によって腕部24に対して回転可能に固定される。
【0030】
第2保持機構19は、第2端部15Bと第2部分16との間に設けられる。
図11~
図13に示すように、第2保持機構19は、上記凸部28Aと、第2部分に設けられ凸部28Aと係合する複数の爪25と、を有する。複数の爪25は、凸部28Aと係合する複数の係合部の一例である。一対の爪25は、凸部28Aの上下から挟むように位置して、凸部28Aと係合できる。第2保持機構19は、第2端部15Bから見て、第1部分15を基準に任意の角度で第2部分16を保持できる。ここで、
図2に示すように、枠体12の軸部14の中心から壁部27Cに沿う面内で下方向に向かう方向を基準方向φ
0としたときに、仰角を、基準方向φ
0から連結部17回りの角度φと定義する。
図2では、仰角φ=21.6°のときの脚部13の配置を示している。より詳細には、第2保持機構19は、第1部分15に対して、第2部分16を0~180°の範囲の任意の仰角で保持できる。
【0031】
図2~
図8に示すように、枠体12は、第1枠部26と、第1枠部26の内側に設けられた第2枠部27と、第2枠部27に設けられシート状の第2表示物34を保持する壁部27Cと、第2枠部27(壁部27C)の背面に設けられる円筒形の軸部14と、軸部14の内側に設けられた円形の第1貫通孔31と、軸部14の後述する複数のフック部14Aに沿って軸部14の外側に設けられた複数の第2貫通孔32と、第2貫通孔32の縦孔部32Bに外縁に設けられた面取部32Cと、を有する。枠体12は、例えば、ポリカーボネート、ABS樹脂、スチロール樹脂(ポリスチレン)のいずれかで形成されることが好ましい。枠体12は、透光性のある樹脂材料で形成されることが好ましいが、有色の樹脂材料で形成されていてもよい。
【0032】
第1枠部26は、シート状の第1表示物33を保持可能である。第1表示物33は、例えば、横148mm、縦210mmのA5サイズの紙(印刷物)である。第1枠部26は、枠体12の厚み方向に関して、第2枠部27よりも手前側に位置される。第1枠部26は、枠体12の対向する一対の辺(長辺)に沿って設けられる一対の第1額縁26Aと、前記対向する一対の辺とは異なる枠体12の他の対向する一対の辺(短辺)に沿って設けられる一対の第1露出部26Bと、を有する。
図6に示すように、第1額縁26Aは、第1表示物33の外周部の上側に被さる重ね代を有する。
図1、
図3に示すように、第1露出部26Bは、断面L字形に形成され、第1表示物33の外周部をそのまま外部に露出させる。
【0033】
第2枠部27は、第1表示物33よりも小さいシート状の第2表示物34を保持可能である。第2表示物34は、例えば、横128mm、縦182mmのB6サイズの紙(印刷物)である。第2枠部27は、枠体12の厚み方向に関して、第1枠部26よりも奥側に位置される。第2枠部27は、枠体12の対向する一対の辺(長辺)に沿って設けられる一対の第2額縁27Aと、前記対向する一対の辺とは異なる枠体12の他の対向する一対の辺(短辺)に沿って設けられる一対の第2露出部27Bと、を有する。
図6に示すように、第2額縁27Aは、第2表示物34の外周部の上側に被さる重ね代を有する。
図1、
図3に示すように、第2露出部27Bは、断面L字形に形成され、第2表示物34の外周部をそのまま外部に露出させる。
【0034】
図2、
図4、
図5に示すように、軸部14は、第2枠部27と一体的かつ王冠状に形成されている。軸部14は、壁部27Cと交差する方向に延びている。環状部21の内側に位置した軸部14は、脚部13を回転可能に支持できる。軸部14は、環状部21の開口35の周囲の縁部35B(
図9、
図11参照)に係合する複数のフック部14Aと、環状部21の開口35の内周面35Aに当接する複数の当接片14Bと、を有する。複数のフック部14Aおよび複数の当接片14Bは、壁部27Cの一点(壁部27Cの中央部)を中心とする円の円周上に交互に並んでいる
【0035】
図4に示すように、複数のフック部14Aは、第1貫通孔31の中心回りに、90°刻みで4か所に配置されている。すなわち、複数のフック部14Aは、枠体12の上部を12時の方向としたときに、1時半の方向と、4時半の方向と、7時半の方向と、10時半の方向と、に設けられている。複数のフック部14Aのそれぞれは、軸部14が設けられる円の外側に張り出す方向に突出したフック片14AAと、フック片14AAを支持する支持壁14ABと、を有する。環状部21の開口35の内周面35Aと支持壁14ABとの間には、所定の隙間が設けられている。複数のフック部14Aのそれぞれは、フック片14AAを介して、環状部21の開口35の周囲の縁部35Bに引っ掛かって、環状部21を保持できる。
【0036】
複数の当接片14Bは、第1貫通孔31の中心回りに、90°刻みで4か所に配置されている。すなわち、複数の当接片14Bは、枠体12の上部を12時の方向としたときに、12時の方向と、3時の方向と、6時の方向と、9時の方向と、に設けられている。
【0037】
図4、
図5に示すように、複数の当接片14Bのそれぞれは、壁部27Cの中央部を中心とする円に沿うような、円弧形の板状に形成されている。複数の当接片14Bは、その外周面を介して、開口35の内周面に当接することができる。複数の当接片14Bのそれぞれの、軸部14が設けられる円の円周方向における長さは、複数のフック部14Aのそれぞれの前記円周方向における長さよりも小さい。
【0038】
複数の当接片14Bの形状は、
図4、
図5に示すものに限られず、
図6、
図7に示す形態に変形して実施してもよい。この変形例に係る複数の当接片14Bのそれぞれは、
図6、
図7に示すように、当接片14Bの延びる方向に沿って設けられたリブ14BAを有する。この変形例では、複数の当接片14Bのそれぞれは、リブ14BAを介して開口35の内周面に当接することができる。
【0039】
第1貫通孔31は、内部に指を差し入れ可能であり、例えば、後方から指を差し入れることで第1表示物33および第2表示物34を第1枠部26および第2枠部27から取り外すことができる。
【0040】
図1、
図4に示すように、第2貫通孔32は、上記複数の突起部23に対応する位置に設けられている。すなわち、第2貫通孔32は、軸部14の軸心回りに、90°刻みで4か所に配置されている。枠体12の上部を12時の方向としたときに、1時半の方向と、4時半の方向と、7時半の方向と、10時半の方向と、に設けられている。
【0041】
第2貫通孔32は、T字状に形成されている。円形の第1貫通孔31の外縁に倣う形状を有する横孔部32Aと、第1貫通孔31の中心から放射状に延びる縦孔部32Bと、を有する。突起部23は、縦孔部32Bの内側に嵌り込むことができる。複数の縦孔部32Bは、複数の突起部23が嵌る複数の受容部の一例である。
【0042】
第2貫通孔32は、その周囲の部分で枠体12の強度を低下させることができる。このため、脚部13を回転させる際に、第2貫通孔32の周囲で枠体12が撓んで、突起部23を第2貫通孔32から離脱し易くしたり、或いは、突起部23を第2貫通孔32内に嵌りやすくしたりできる。本実施形態では、縦孔部32Bは、横孔部32Aと一体的に形成されているが、縦孔部32Bの構成はこれに限られるものではない。縦孔部32Bは、突起部23を受容可能な円形に形成され且つ横孔部32Aとは分離して設けられていてもよい。
【0043】
図4に示すように、面取部32Cは、縦孔部32Bの外縁の角部を除去するように形成されている。このため、突起部23は、面取部32Cを介して、縦孔部32B内に突起部23を落ち込み易くなり、且つ脚部を回転させる際に縦孔部32B内から突起部23が脱出しやすくできる。
【0044】
ここで、枠体12に対して脚部13を取り付ける組立工程について説明する。作業者は、枠体12の後方から、軸部14の外側に脚部13の環状部21を嵌め込むことで、枠体12に対して脚部13を取り付ける。このとき、軸部14のフック部14Aは、その周囲にある第1貫通孔31と第2貫通孔32によって、足元の位置(基部)において強度が低下されている。このため、軸部14に対して脚部13を取り付ける際に、フック部14Aが第1貫通孔31の中心方向に容易に弾性変形して、環状部21の開口35の内側に嵌め入れられる。一方、フック部14Aの先端が環状部21の開口35を通過した位置まで到達すると、フック部14Aが元の位置に復帰する。これによって、フック片14AAが環状部21の開口35の周囲の縁部35Bに引っ掛かって、環状部21を保持できる。これによって、脚部13が枠体12から脱落しないようにしっかりと保持される。
【0045】
続いて、本実施形態の表示装置11の作用について説明する。本実施形態では、第1枠部26と、それよりも内側に設けられた第2枠部27と、が設けられている。このため、
図14に示すように、第1表示物33を第1枠部26に取り付けたり、第1表示物33よりも小さい第2表示物34を第2枠部27に取り付けたりできる。第1表示物33および第2表示物34の着脱作業は、枠体12の前方から行うことができる。その際、必要に応じて第1貫通孔31に指を差し入れることで、第1表示物33および第2表示物34の取り外しが容易になる。また、第1枠体12には、一対の第1露出部26Bが形成されているために、この位置で第1表示物33を山型に撓ませることで、第1表示物33の着脱を容易にできる。同様に、第2枠体12には、一対の第2露出部27Bが形成されているために、この位置で第2表示物34を山型に撓ませることで、第2表示物34の着脱を容易にできる。また、枠体12の長辺に沿って一対の第1額縁26Aと、一対の第2額縁27Aと、が設けられているために、枠体12の短辺に沿ってこれらを設けた場合に比して、第1表示物33と第2表示物34とを保持する長さを長くすることができる。このため、これらを安定的に保持することができる。
【0046】
ユーザは、例えば、第2枠部27に第2表示物34を装着したままの状態で、それらの上側に重ねるように、第1枠部26に第1表示物33を掲示できる。また、ユーザは、必要に応じて、第1表示物33を取り外すことで、第1表示物33の下側にある第2表示物34を掲示できる。
【0047】
ユーザは、必要に応じて、
図1、
図2に示す縦置き状態と、
図15に示す横置き状態と、を切り替えることができる。このとき、ユーザは、枠体12に対して脚部13を回転させる。このとき、第1保持機構は、軸部14を中心に、90°刻みで脚部13の設置角度(方位角)を変更できる。すなわち、ユーザが枠体12に対して脚部13を回転させると、第2貫通孔32の周囲で枠体12が撓んで第2貫通孔32から突起部23が脱落し、回転方向の先にある他の第2貫通孔32に対して突起部23が嵌り込む。このとき、縦孔部32Bの周囲に面取部32Cが設けられているために、縦孔部32Bに対する突起部23の出入りがスムーズになされる。このとき、第2貫通孔32は、90°刻みで設けられているため、これに対応する突起部23を有する脚部13も90°刻みで回転できる。このようにして、表示装置11を90°刻みで回転した角度で設置することができ、設置自由度が高い表示装置11が実現される。また、上記した変形例では、環状部21の開口35の内周面35Aには、軸部14の当接片14Bのリブ14BAでのみ当接するようになっている。このため、環状部21の開口35の内周面35Aと軸部14との間の接触面積が小さくなっており、その結果、環状部21の開口35の内周面35Aと軸部14との間の摩擦力が低下する。このため、ユーザは、脚部13を円滑に回転できる。
【0048】
また、ユーザは、連結部17を介して、脚部13の第1部分15に対して第2部分16を回転させることができる。このとき、連結部17の外周部にある爪25と第1部分15の凸部28Aとが係合している状態から、連結部17が回転することで、支持板28が弾性変形して凸部28Aが微小距離だけ後方に移動する。これによって爪25と凸部28Aの係合が解除され、後続する爪25と凸部28Aとが係合する。この係合および係合解除が次々に起こることで、第1部分15に対して第2部分16をカチカチと間欠的に回転できる。また、ユーザが第2部分16の回転を止めることで、第2部分16は、その位置で第1部分15に対して固定される。このため、第2保持機構19は、第2部分16を任意の仰角で保持できる。このように、第2部分16の仰角を調整することで、枠体12の設置角度を任意の角度に調整できる。
【0049】
図16に示すように、脚部13の第1部分15および第2部分16は、互いに重ね合わせてコンパクトに折り畳むことができる。このとき、第1部分15は、環状部21から遠ざかるにつれて厚さが小さくなっており、第2部分16は、連結部17から遠ざかるにつれて厚さが小さくなっている。したがって、
図16に示すように、第1部分15および第2部分16は、枠体12の厚み方向に関する第2端部15B(一対の腕部24)の高さの範囲内で折り畳むことができる。
【0050】
さらに、表示装置11は、
図17、
図18に示すスタンド36を備えていてもよい。スタンド36は、脚部13を間に挟むことが可能なクランプ部36Aを有する。ユーザは、必要に応じて、クランプ部36Aに脚部13の第2部分16を挟んで、スタンド36によって枠体12および脚部13を設置面(床面)から離れた位置に支持するようにしてもよい。このとき、脚部13の第1部分15に対する第2部分16の設置角度を変更する(第2部分16の仰角を変更する)ことで、枠体12の傾き角度を任意に調整できる。これによって、表示装置11を店頭や店舗内の通路付近に配置したりすることができる。これによって、表示装置11の設置自由度がさらに向上する。
【0051】
本実施形態によれば、以下のことがいえる。表示装置11は、シート状の表示物を保持する壁部27Cを有する枠体12と、壁部27Cと交差する方向に延びる軸部14と、軸部14回りに回転可能に枠体12に取り付けられ、枠体12を起立状態に維持する脚部14と、枠体12と脚部13との間に設けられ、軸部14回りの複数の方位角で脚部14を保持可能な第1保持機構18と、を備える。
【0052】
この構成によれば、第1保持機構18によって複数の方位角で脚部13を保持できるために、枠体12を縦置きしたり、横置きしたりすることができる。これによって、使い勝手の良好な表示装置11を実現できる。
【0053】
この場合、第1保持機構18は、枠体12および脚部13のいずれか一方に設けられる複数の突起部23と、枠体12および脚部13の他方に設けられ突起部23が嵌る複数の受容部と、を有する。
【0054】
この構成によれば、突起部23と受容部とを介した簡単な構造によって、第1保持機構18を実現できる。これによって、第1保持機構18を設けた場合でも、低コストで表示装置11を製造できる。
【0055】
この場合、脚部13は、軸部14に取り付けられる第1端部15Aと、第1端部15Aとは反対の第2端部15Bと、を有する第1部分15と、第2端部15Bに対して回動可能に第2端部15に取り付けられる第2部分16と、第2端部15Bと第2部分16との間に設けられ、第2端部15Bから見て、第1部分15を基準に任意の仰角で第2部分16を保持可能な第2保持機構19と、を有する。
【0056】
この構成によれば、第2保持機構19によって第2部分16の仰角(設置角度)を任意に変更し、その状態で保持できるため、枠体の設置角度を任意の角度に変更することができる。また、必要に応じて、第1部分15の上側に第2部分16が重なるように、脚部13を折り畳むことができる。このため、脚部13をコンパクトに折り畳むことができる。以上によって、使い勝手の良好な表示装置11を実現できる。
【0057】
この場合、第2保持機構19は、第2端部15Bおよび第2部分16のいずれか一方に設けられる凸部28Aと、第2端部15Bおよび第2部分16の他方に設けられ凸部28Aと係合する複数の係合部と、を有する。
【0058】
この構成によれば、凸部28Aと係合部とを介した簡単な構造によって、第2保持機構19を実現できる。これによって、第2保持機構19を設けた場合でも、低コストで表示装置11を製造できる。
【0059】
この場合、脚部13は、円形の開口35を有し、軸部14は、開口35の周囲の縁部に係合する複数のフック部14Aと、開口35の内周面に当接する複数の当接片14Bと、を有し、複数のフック部14Aおよび複数の当接片14Bは、壁部27C上の一点を中心とする円の円周上に交互に並んでいる。
【0060】
脚部13を保持するフック部14Aの大きさを大きくすれば、脚部13の保持安定性が増大するが、それと同時に脚部13を回転させる際に、脚部13とフック部14Aとの間の摩擦抵抗が大きくなるというジレンマがある。上記の構成によれば、フック部14Aとは別に脚部13の開口35の内周面に当接する当接片14Bを設けるために、フック部14Aを大きくした場合でも、脚部13とフック部14Aとの間で摩擦抵抗が増大してしまうことがない。これによって、フック部14Aを十分な大きさで形成できるとともに、脚部13と軸部14との間で摩擦抵抗が増大することを防止できる。
【0061】
この場合、複数の当接片14Bのそれぞれの前記円の円周方向における長さは、複数のフック部14Aのそれぞれの前記円周方向における長さよりも小さい。この構成によれば、フック部14Aの大きさを十分な大きさとしつつ、当接片14Bの円周方向における長さを小さくすることで、当接片14Bが脚部13の開口35の内周面に当接する部分の面積を小さくすることができる。これによって、大きなフック部14Aによって脚部13の保持安定性を向上しつつ、小さな当接片14Bによって脚部13を回転させる際の摩擦抵抗を低減できる。
【0062】
この場合、複数の当接片14Bのそれぞれは、当接片14Bの延びる方向に沿って設けられたリブ14BAを有し、リブ14BAを介して開口35の内周面に当接する。この構成によれば、リブ14BAによって、当接片14Bの補強と、開口35の内周面に対する当接片14Bの接触面積の低減と、の一挙両得の効果を得ることができる。これによって、当接片14Bの撓みを防止することができ、脚部13の回転時に、当接片14Bの撓みに起因して脚部13がフック部14Aから脱落してしまうような不具合を生じることを防止できる。また、リブ14BAによって開口35の内周面に対する当接片14Bの接触面積の低減することで、脚部13を回転させる際に発生する摩擦抵抗を低減することができる。
【0063】
この場合、枠体12は、軸部14の内側に設けられ指を通すことが可能な第1貫通孔36を有する。この構成によれば、ユーザがシート状の表示物を枠体12に着脱する際に、第1貫通孔36に指を差し入れることができ、表示物の着脱作業を円滑に行うことができる。
【0064】
この場合、枠体12は、複数のフック部14Aに沿って軸部14の外側に設けられた複数の第2貫通孔32を有する。この構成によれば、フック部14Aの基部付近において、枠体12の強度を低下させることができる。これによって、脚部13を軸部14に対して着脱する際に、作業を円滑に行うことができる。
【0065】
この場合、第1保持機構18の一部は、第2貫通孔32の一部として形成される。この構成によれば、第2貫通孔32を利用して第1保持機構18の一部を実現することができ、第1保持機構18と第2貫通孔32とを別々に形成した場合に比して、表示装置11の構造を簡略化して製造コストを低減できる。
【0066】
この場合、第1部分15および第2部分16は、枠体12の厚み方向に関する第2端部15Bの高さの範囲内で折り畳み可能である。この構成によれば、脚部13を薄く折り畳むことができ、不使用時にコンパクトに収納することができる。これによって、さらに使い勝手の良好な表示装置11を実現できる。
【0067】
この場合、脚部13に取り付けられ、枠体12を支持可能なスタンド36を備える。この構成によれば、枠体12を設置面から浮かせた状態に維持できる。このため、表示装置11を店頭や店舗の通路付近に設置することができ、設置自由度向上して使い勝手の良い表示装置11を実現できる。
【0068】
この場合、枠体12は、シート状の第1表示物33を保持可能な第1枠部26と、第1表示物33よりも小さいシート状の第2表示物34を保持可能な第2枠部27であって、第1枠部26の内側に配置された第2枠部27と、を有する。この構成によれば、第1枠部26と第2枠部27とを二重に有しているために、大きさの異なる第1表示物33および第2表示物34の両方を掲示することができる。これによって、表示物のサイズごとに表示装置11を用意する必要がなくなり、使い勝手の良い表示装置11を実現できる。
【0069】
上記した実施形態は、種々の置き換えや変形を加えて実施できる。すなわち、本実施形態では、第1保持機構18は、脚部13に複数の突起部23を有し、枠体12に突起部23が嵌る複数の受容部である縦孔部32Bを有しているが、この配置に限られるものではない。第1保持機構18は、枠体12に複数の突起部23を有し、脚部13に複数の受容部である縦孔部32Bを有していてもよい。また、第2保持機構19は、脚部13の第1部分15の第2端部15Bに凸部28Aを有し、第2部分16の連結部17に凸部28Aと係合する複数の係合部である複数の爪25を有しているが、この配置に限られるものではない。第2保持機構19は、第2部分16の連結部17に複数の凸部28Aを有し、脚部13の第1部分15の第2端部15Bに凸部28Aと係合する複数の係合部である複数の爪25を上下一対に有していてもよい。
【0070】
また、本実施形態では、突起部23が嵌る複数の受容部として、縦孔部32Bを利用しているが、受容部の形態としては縦孔部32Bのような貫通孔に限られるものではない。受容部の形態としては、周囲の部分よりも窪んだ凹部として形成されていてもよい。
【0071】
さらに、上記実施形態では、第1枠部26と第2枠部27とを二重に有している例について説明したが、枠部の数はこれに限られるものではない。例えば、3以上の枠部を三重以上に配置しても当然によい。この場合には、第3枠部を第2枠部27よりも内側に配置するとともに、枠体12の厚み方向に関して第2枠部27よりも奥側に第3枠部を配置してもよい。さらに、第4枠部をこの第3枠部よりも内側に配置するとともに、枠体12の厚み方向に関して第3枠部よりも奥側に第4枠部を配置してもよい。第1~第4枠部よりも多い数の枠部を設ける場合についても、同様に、より内側且つ枠体12の厚み方向に関してより奥側に配置できる。
【符号の説明】
【0072】
11 表示装置
12 枠体
13 脚部
14 軸部
14A フック部
14AA フック片
14AB 支持壁
14B 当接片
14BA リブ
15 第1部分
15A 第1端部
15B 第2端部
16 第2部分
17 連結部
18 第1保持機構
19 第2保持機構
20 開口部
21 環状部
22 第1脚部本体
23 突起部
24 腕部
25 爪
26 第1枠部
26A 第1額縁
26B 第1露出部
27 第2枠部
27A 第2額縁
27B 第2露出部
27C 壁部
28 支持板
28A 凸部
29 ピン
31 第1貫通孔
32 第2貫通孔
32A 横孔部
32B 縦孔部
32C 面取部
33 第1表示物
34 第2表示物
35 開口
35A 内周面
35B 縁部
36 スタンド
36A クランプ部