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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-14
(45)【発行日】2023-08-22
(54)【発明の名称】カード特殊詐欺防止システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/32 20130101AFI20230815BHJP
   G06F 21/31 20130101ALI20230815BHJP
   G06Q 20/40 20120101ALI20230815BHJP
【FI】
G06F21/32
G06F21/31
G06Q20/40
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2021164123
(22)【出願日】2021-10-05
(65)【公開番号】P2023055032
(43)【公開日】2023-04-17
【審査請求日】2021-11-05
(73)【特許権者】
【識別番号】301018407
【氏名又は名称】山田 浩稔
(74)【代理人】
【識別番号】110003085
【氏名又は名称】弁理士法人森特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山田 浩稔
【審査官】青木 重徳
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-181365(JP,A)
【文献】特開2018-018518(JP,A)
【文献】特開2012-083997(JP,A)
【文献】特開2006-293454(JP,A)
【文献】特開2006-172375(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0317715(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/32
G06F 21/31
G06Q 20/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
カードを挿入してカード取引を行う機器である本体に設け、顧客の顔画像を撮像するカメラと、
画面を有し、前記本体から離れた位置に設けた本人確認遠隔装置とを備えたカード特殊詐欺防止システムであって、
前記本人確認遠隔装置は、
前記カード取引において、前記カメラからの顧客の顔画像データと、入力された個人情報が、前記本体に挿入されているカードに含まれている個人情報データと、予め登録されている身分証明書の顔認証の顔画像データとに、正常に認証されなかった場合、前記本体に挿入されているカード返却不可能とすること、カード確保可能と、さらに前記本体で現金引き出しを不可能にするために、前記本体の操作停止を行う第1防止手段と、
前記本体が操作停止状態で前記本体に挿入されているカードの所有者本人確認を行うために前記本体に挿入されているカードに含まれている個人情報データから、個人情報特徴点を登録している個人情報データと前記身分証明書の顔画像データを検索して、検索した個人情報データの氏名、電話番号と、前記身分証明書の顔画像データの顔画像を呼び出し、前記画面に表示できる第2防止手段と、
前記画面に表示している電話番号へ電話して、電話対応により来客した顧客の前記カメラからの顔画像データと、前記電話対応により来客した顧客により新たに入力された個人情報とを前記画面に表示されている画像の顔画像データと、前記画面に表示されている氏名、電話番号の個人情報データとを照合した結果が正常に認証した場合、前記本体は初期画面に復帰し、さらに前記本体に挿入されているカードは、前記電話対応により来客した顧客である所有者本人へ返却を可能とする第3防止手段と、
を有するカード特殊詐欺防止システム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カード特殊詐欺防止、電子難民救済、口座開示防止、及び特殊詐欺防止システムに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1では、撮像データと、前期個人情報に含まれる前記顔画像を用いた顔認証、特許文献2では複数言語で記述された文献を検索する多言語文献検索システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6690686号
【文献】特許3328913
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまでは上記記載の特許文献1に記載の、撮像データと、前記個人情報に含まれる前期顔画像を用いた顔認証と、特許文献2に記載の、複数言語で記述された文献を検索する多言語文献検索システムは認証するために備えている必要があった。
【0005】
しかしながら、上記記載の特許文献1では、顔認証されなかった不正な身元確認の場合において、セキュリティ性に改善の余地がある。
【0006】
本発明の目的は、なりすまし等のカード不正行為による顔認証されなかった取引において、所有者本人へ詐欺されたカードの返却を可能にすることで、高額被害を防止するシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、銀行カード取引で顔画像の結果、正常に認証されなかった場合、カード特殊詐欺防止は、顧客の顔画像を撮像するカメラと、本人確認に必要な本人確認遠隔装置を備え、来店された顧客のカメラ顔画像と入力された本人のみが知り得る個人情報が、挿入されたカードの所有者本人か否か再度確認する為に、カードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索した個人情報データの照合結果と、顔画像の照合結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合は、挿入されているカードは返却不可能とすることが、カード確保の可能と、さらに現金引き出しを不可能にするためにも、本体の操作停止を要する、と異常を知らせることを有すカード第1防止手段と、
【0008】
本発明によれば、操作停止で挿入されているカードの所有者本人確認を、必要とする本人確認遠隔装置の本人確認ボタンを押すと、挿入されているカードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを再検索して、再検索され正常に認証した氏名、電話番号、顔画像を呼び出し、本人確認遠隔装置の画面に表示を有す本人確認遠隔装置を用いたカード第2防止手段と、
【0009】
本発明によれば、上記記載の画面に表示されている電話番号へ電話して、来店された顧客のカメラ顔画像と、新たに入力された本人のみが知り得る個人情報が、挿入されているカードの所有者本人か否か、上記記載の画面に表示されている顔画像データの顔画像と、本人のみが知り得る個人情報の照合結果が正常に認証した場合は、本体は初期画面復帰と、さらに挿入されている詐欺されたカードを所有者本人へ返納可能とするカード第3防止手段のカード特殊詐欺防止が提供される。
【0010】
さらに、本発明によれば、カード取引で忘れた暗証番号を必要とする電子難民救済は、利用客が挿入口からカードの挿入と氏名、生年月日を入力し、検索項目の暗証番号をタッチした顧客のカメラ顔画像が、挿入されたカードの所有者本人か否か、挿入されたカードと入力された氏名、生年月日、に含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報データの氏名、生年月日の照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証した場合は、本体の画面に暗証番号が表示され終了を選択するとカードは返却され、従来通りの取引を可能とする。忘れた暗証番号の保持ができる電子難民救済。さらに検索された個人情報データの氏名、生年月日、の照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合は、暗証番号は表示せず、挿入されているカードの確保を可能にする為にも、さらに本体を操作停止にして、異常を知らせることを有す、電子難民救済第1防止手段から、前記カード第2防止手段と、カード第3防止手段を有する電子難民救済が提供される。
【0011】
さらに口座開示防止は、パソコンからの個人口座情報開示を可能とするカメラ機能付きパソコン操作を有し、検索項目の口座情報をクリックして、入力された氏名、生年月日、暗証番号の入力と、パソコンからのカメラ顔画像が、個人情報の氏名、生年月日、暗証番号を入力された本人か否か、入力された個人情報から個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報データとの照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合、情報開示拒否して即遮断を有する。さらに顔画像を認識されないカメラ機能なしパソコン操作とカメラオフにおいては口座情報クリックすると即遮断を有する口座開示防止が提供される。検索された個人情報データとの照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証した場合、個人口座情報開示され閲覧が可能になる。
【0012】
さらに本発明によれば、カードで買い物をするカード読み取り機取引において、カード読み取り機にカメラを取り付け、来店された顧客のカメラ顔画像が、カード読み取り機に通されたカードの所有者本人か否か、カードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報と、顔画像結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合、挿入されているカードは返却不可能と、カードの確保を可能にする為にも、さらにカード読み取り機の停止を要するカード読み取り機第1手段から、前記カード第2防止手段と、カード第3防止手段を有するカード特殊詐欺防止が提供される。
【0013】
カード取引において、家族2人以上の個人情報の追加新規登録を必要とする家族構成を作成し、さらに本人確認を正確に行うことを有するカード特殊詐欺防止、電子難民救済、口座開示防止、及びプログラム。
【発明の効果】
【0014】
発明によれば、カード取引において、顔画像、個人情報が正常に認証されなかった場合、操作停止に陥れることで現金不正引き出し防止と、詐欺されたカードを取り返し、所有者本人へ返却可能にすることが、個人財産を守り、カード不正行為の防止可能な独特のプログラムを用いたカード特殊詐欺防止、電子難民救済、パソコン口座開示防止、及びプログラムを提供される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係るカード特殊詐欺の実施形態における認証全体構成システムの処理の流れを示すフローチャートである。
図2】カード特殊詐欺の実施形態における認証システムにおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理と盗難カード確保を有する流れを示すフローチャートである。
図3】カード特殊詐欺の実施形態おける認証システムにおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理とカード返却を有する流れを示すフローチャートである。
図4】電子難民救済の実施形態における認証システムおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。
図5】電子難民救済の実施形態における認証システムおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。
図6】パソコン口座情報の実施形態における認証システムおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。
図7】カード払いの実施形態における認証システムおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。
図8】家族構成の実施形態における認証システムおいて保証された個人情報及び個人署名を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。
図9】実施形態における認証システムの処理構成例を概念的に示すブロック図である。
図10】本体と本人確認遠隔装置の構成を示す図である。
図11】実施形態における認証システムの処理構成例を概念的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明にかかるシステムは、カードの所有者本人の顔画像を含む個人情報を読み取る読取部と、顧客の顔が写るカメラ(3)からの顔画像データを収得する収得部と、個人情報の正当性を検証し、不正な個人情報か否か判定を行い、カードの所有者本人であるか否か判断する判断部と、口座開設、検索、確認を行う入力フォームと本人確認に必要な本人確認遠隔装置(6)とカメラ(3)機能を有する。
【0017】
ここでいう本体とは、本発明のシステムでATM機、ゆうちょう銀行、カード読み取り機とカード取引全種類を対象とする機器である。
【0018】
第2防止手段と第3防止手段を繰り返されても所有者本人が確認できない場合は、復帰ボタン(21)を押すと異常赤ランプ(10)は消灯し、本体の初期画面復帰とカードの返却を可能、通常取引を有する。
【0019】
さらに帽子、メガネ、マスク着用等は、変装者による不正行為と見做し、顔画像は正常に認証されないことを有す。
【0020】
カメラ(3)からの画像習得部は、正常に認証されない顔画像のみを収得し、USBコネクタ(5)から画像を取り出せることを有す。
【0021】
図1図3は第1防止手段~第3防止手段までのステップを示す。銀行取引で顔認証の結果、正常に認証されなかった場合、カード特殊詐欺防止は、来店された顧客の本体に設置されているカメラ(3)からの顔画像と、本体(1)画面(2)に入力された個人情報が、挿入口(4)から挿入されたカードの所有者本人か否か、挿入されたカードと入力された個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報データの照合結果と顔画像の結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合、本人確認遠隔装置(6)に備えている本体(1)番号の異常赤ランプ(10)点灯と異常音がスピーカー(11)から流れ、挿入されているカードは返却不可能とし、カード確保の可能と、さらに現金引き出し不可能にするためにも、本体(1)の操作停止を要するカード第1防止手段と、
【0022】
本発明によれば、さらにカード特殊詐欺防止は、操作停止でカードの所有者の本人確認を、さらに必要とする本人確認遠隔装置(6)に備えている本人確認ボタンを(9)押すと、挿入されているカードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを再検索して、再検索され正常に認証された個人情報データの氏名、電話番号と顔画像データの顔画像を呼び出し、本人確認遠隔装置(6)の画面(8)に氏名、電話番号、顔画像の表示を有す。本人確認遠隔装置(6)を用いたカード第2防止手段と、
【0023】
本発明によれば、上記記載の画面(8)に表示されている電話番号へ電話して、来店された顧客のカメラ(3)顔画像と、本人のみが知り得る新たに入力された個人情報が、挿入されているカードの所有者本人か否か、上記記載の画面(8)に表示されている氏名、電話番号、顔画像と、本人のみが知り得る個人情報の照合結果が正常に認証した場合は、異常赤ランプ(10)が消灯し、本体は初期画面(2)に復帰、さらに挿入されている詐欺されたカードは、所有者本人へ返却を可能とする第3防止手段のカード特殊詐欺防止が提供される。
【0024】
さらに、図4図5に示すフローチャートが電子難民救済のステップである。カード取引で忘れた暗証番号を必要とする電子難民救済において、電子難民救済は、利用客が本体(1)の挿入口(4)からカードを挿入し、本体(1)の画面(2)に入力された氏名、生年月日と、検索項目の中から暗証番号を選択された顧客のカメラ(3)からの顔画像が、挿入されたカードの所有者本人か否か、カードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報データの氏名、生年月日の照合結果と顔画像データが正常に認証した場合、本体(1)の画面(2)に暗証番号が表示され、終了を選択、カードは返却され、従来通りの取引を可能とする。忘れた暗証番号の保持ができる電子難民救済。さらに検索された個人情報データの氏名、生年月日、と顔画像データが正常に認証されなかった場合は、暗証番号は表示せず、本人確認遠隔装置(6)に備えている本体(1)番号の異常赤ランプ(10)点灯と異常音がスピーカー(11)から流れ、挿入されているカードは返却不可能とすることが、カード確保の可能と、さらに現金引き出し不可能にするためにも、本体(1)の操作停止を要する電子難民救済第1防止手段から、前記、カード第2防止手段と、カード第3防止手段を有する電子難民救済が提供される。
【0025】
さらに図6に示す口座開示防止は、パソコンからの個人口座情報開示を可能とするカメラ機能付きパソコン操作を有し、検索項目の口座情報をクリックして、本人のみが知り得る入力された氏名、生年月日、暗証番号の個人情報と、パソコンからのカメラ顔画像が、個人情報の氏名、生年月日、暗証番号を入力された本人か否か、入力された個人情報から個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された個人情報データの照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証されなかった場合、情報開示拒否して即遮断を有する。さらに顔画像を認識されないカメラ機能なしパソコン操作とカメラオフにおいては口座情報をクリックすると即遮断を有する口座開示防止が提供される。検索された個人情報データの照合結果と、顔画像の結果、顔画像データが正常に認証した場合、個人口座情報開示され閲覧が可能になる。
【0026】
さらに本発明図7によれば、カード読み取り機の取引において、カード読み取り機のカメラ(3)からの顔画像が、カード読み取り機に通されたカードの所有者本人か否か、カードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、顔認証の結果、正常に顔画像データが認証されなかった場合、本人確認遠隔装置(6)の画面(8)には画像は表示せず、本人確認遠隔装置(6)に備えている異常赤ランプ(10)点灯と異常音がスピーカー(11)から流れ、挿入されているカードは顧客へ返却不可能とし、カードの確保を可能にする為にも、本体(1)の操作停止を要するカード読み取り機第1防止手段から、前記カード第2防止手段と、カード第3防止手段を有するカード特殊詐欺防止が提供される。
【0027】
そこで、本発明図8の家族構成は、第1防止手段からカード第3防止手段の顔画像の結果、それでも正常に認証されなかった最後の手段として、家族2人以上の個人情報の追加登録を必要とする家族構成の作成を促す。先ずは追加登録に必要な、所有者本人と追加登録者の戸籍謄本の書類を金融機関の窓口へ提出。係員が所有者本人と追加登録者の戸籍原本と身分証明書で身元確認をし、本人確認遠隔装置(6)の家族構成所有者本人確認ボタン(14)を押し、本人確認遠隔装置(6)の挿入口(13)へ所有者本人のカードを挿入すると、挿入しているカード含まれている個人情報特徴点を登録している個人データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索された氏名、電話番号、顔画像の画像が本人確認遠隔装置(6)の画面(8)に呼び出され表示する。家族構成追加登録ボタン(15)を押すと、挿入されている所有者本人のカードが返却され、画面(8)は所有者本人の氏名、電話番号、顔画像を表示されている状態で、挿入口(13)へ新たに家族構成追加登録される本人のカードを挿入されると、挿入しているカードに含まれている個人情報特徴点と、身分証明書の顔画像データを、入力フォームにより所有者本人の個人情報データの記憶部に追加記憶され、正常に追加記憶されると本人確認遠隔装置(6)の画面(8)に表示されている所有者本人の氏名、電話番号、顔画像と、新たに追加登録者の氏名、電話番号、顔画像を表示し、家族構成追加登録完了白ランプ(16)が点灯する。家族構成追加完了ボタン(17)を押す、挿入されている登録者のカード返却、家族構成追加登録完了白ランプ(16)消灯、表示している画面(8)は消去、初期画面へ。本人確認に基づき、家族構成登録で登録された個人情報を次回の認識時に利用可能な状態で記憶部に保持することで、さらに本人確認を正確に行うことができる家族構成を有するカード特殊詐欺防止、電子難民救済、口座開示防止、及びプログラムが提供される。
【0028】
さらに上記記載のカード第2防止手段からカード第3防止手段で、認証されない場合は、表示されている家族構成に登録している家族へ電話する。家族構成に登録されていない場合は、復帰ボタンを押すと異常赤ランプ(10)消灯、本体の復帰、カードの返却、本体は通常取引を可能。さらに家族構成に登録されている家族のカメラ(3)からの顔画像と本人のみが知り得る新たに入力された個人情報が、挿入されているカードの家族構成者本人か否か、顔画像の結果、顔画像データと、本人のみが知り得る個人情報個人情報の照合結果が正常に認証された場合は、従来通りの取引を可能とするカード特殊詐欺防止、電子難民救済、口座開示防止、及びプログラム。
【0029】
さらに、更新可能なマイナンバーカード、免許証等の更新は、本人確認遠隔装置(6)の更新ボタン(18)を押し、更新カードが挿入口(13)から挿入されると、ONに切り替わった本人確認遠隔装置(6)に設置されているカメラ(12)からのカメラ(12)顔画像が、更新されるカードの所有者本人か否か確認する為に、カードに含まれている個人情報から、個人情報特徴点を登録している個人情報データと、前記撮影部が撮影した身分証明書の顔画像データを検索して、検索され正常に認証した個人情報データの氏名、電話番号と顔画像データの顔画像を呼び出し、本人確認遠隔装置(6)の画面(8)に氏名、電話番号、顔画像の表示を有し、本人に確認を促す。更新スタートボタン(19)操作で顔画像と更新年月日、個人情報が貼り付け保存され、更新された顔画像と更新年月日、個人情報が表示されると本人の確認を再度促す。更新終了ボタン(20)で終了後カード返却とカメラOFFを有す。カメラ画像と個人情報が正常に認証されない場合は、カード第1防止手段からカード第3防止手段を有す。
【符号の説明】
【0030】
1 本体
2 本体画面
3 カメラ
4 本体カード挿入口
5 USB コネクタ
6 本人確認遠隔装置
7 本人確認遠隔装置電源オン、オフ
8 本人確認遠隔装置画面
9 カード本人確認ボタン
10 異常赤ランプ
11 スピーカー
12 本人確認遠隔装置に設置されているカメラ
13 本人確認遠隔装置のカード挿入口
14 家族構成所有者本人確認ボタン
15 家族構成追加登録ボタン
16 家族構成追加登録完了白ランプ
17 家族構成追加完了ボタン
18 更新ボタン
19 更新スタートボタン
20 更新終了ボタン
21 復帰ボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11