(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-15
(45)【発行日】2023-08-23
(54)【発明の名称】情報処理装置、ラベル作成方法及びラベル作成プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20230816BHJP
G06Q 50/08 20120101ALI20230816BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q50/08
(21)【出願番号】P 2021112133
(22)【出願日】2021-07-06
【審査請求日】2021-11-04
(73)【特許権者】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】弁理士法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】安倍 美枝子
【審査官】野口 俊明
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-174951(JP,A)
【文献】特開2009-093247(JP,A)
【文献】特開2009-205634(JP,A)
【文献】特開2018-173898(JP,A)
【文献】特開2019-061622(JP,A)
【文献】中島 省吾,なぜファイルをダブル・クリックするとアプリケーションが起動するのか?,日経Windowsプロ no.93 Nikkei Windows for IT Professionals,日本,日経BP社 Nikkei Business Publications,Inc.,2004年12月01日,124-129
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する第1起動制御手段と、
前記第1起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる第1表示制御手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示させる第1報知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記印刷内容情報に対応する第1オブジェクト画像を前記表示部に表示させる第2表示制御手段を備え、
前記第1判別手段は、前記所定の条件として、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2表示制御手段は、前記第1表示制御手段によって前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面が前記表示部に表示された際に、当該印刷内容情報に対応する第1オブジェクト画像を当該表示部から削除することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ラベルは、前記印刷内容情報ごとに複数作成可能であり、
前記第1受付手段は、各ラベルの前記印刷内容情報の入力を受け付け、
前記第2表示制御手段は、前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた前記各ラベルに対応する前記第1オブジェクト画像をそれぞれ表示させ、
前記第1表示制御手段は、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたことに応じて、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、当該第1オブジェクト画像に対応するラベルの前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ラベルの作成に関するパラメータ情報の入力を受け付ける第2受付手段と、
前記第2受付手段によって入力が受け付けられた前記パラメータ情報を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
を備え、
前記第1表示制御手段は、前記印刷内容情報に加えて、前記記憶部に記憶された前記パラメータ情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2受付手段は、前記パラメータ情報の入力を前記ラベルごとに受け付け、
前記記憶制御手段は、前記第2受付手段によって入力が受け付けられた前記パラメータ情報を対象のラベルと対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第1表示制御手段は、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたことに応じて、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合、当該第1オブジェクト画像に対応するラベルの前記パラメータ情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する第1起動制御手段を表示部に表示させる第1表示制御手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示させる第1報知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
前記第1受付手段によって入力が受け付けられた前記印刷内容情報の変更入力を受け付ける第3受付手段と、
前記第3受付手段によって前記印刷内容情報の変更入力が受け付けられた場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する第2判別手段と、
前記第2判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する第2起動制御手段と、
前記第2起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記第3受付手段によって変更入力が受け付けられた前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第3受付手段によって変更入力が受け付けられた前記印刷内容情報に対応する第2オブジェクト画像を前記表示部に表示させる第4表示制御手段を備え、
前記第2判別手段は、前記所定の条件として、前記第2オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第4表示制御手段は、前記第3表示制御手段によって前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面が前記表示部に表示された際に、当該印刷内容情報に対応する第2オブジェクト画像を当該表示部から削除することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記ラベルの印刷を促す第2報知手段を備え、
前記第2報知手段は、前記第3受付手段によって前記印刷内容情報の変更入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項8~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
コンピュータが、
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する判別工程と、
前記判別工程によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する起動制御工程と、
前記起動制御工程によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
前記受付工程によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示させる報知工程と、
を含むことを特徴とするラベル作成方法。
【請求項13】
情報処理装置のコンピュータを、
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける受付手段、
前記受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する判別手段、
前記判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する起動制御手段、
前記起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる表示制御手段、
前記受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示させる第1報知手段、
として機能させることを特徴とするラベル作成プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、ラベル作成方法及びラベル作成プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、工事台帳の作成や閲覧、編集等ができる工事台帳システムが知られている。このような工事台帳システムでは、例えば、各工事の基本的な情報の全てを1画面に表示できるようにし、かつ、その画面で工事台帳の更新を行うことができるようにした工事台帳作成装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建設業界では、工事の受注が取れた場合、上記特許文献1に開示されている工事台帳作成装置等を用いて受注した工事に関する工事台帳を作成するとともに当該工事の現場に掲げる標識に貼付するためのラベルを作成する必要がある。ここで、ラベルの作成の際に入力する印字内容は、工事台帳の作成の際に入力する工事情報と同様の情報が多い。したがって、ラベルの作成の際に上記の工事情報と同様の印字内容を一から入力することは二度手間であり、当該ラベルの作成の作業効率が悪いという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、工事現場に掲げる標識に貼付するラベルの作成を簡便にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する判別手段と、
前記判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する起動制御手段と、
前記起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示させる第1報知手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、工事現場に掲げる標識に貼付するラベルの作成を簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本実施形態の工事台帳管理システムの概略構成図である。
【
図3】ボード種類項目テーブルの内容例を示す図である。
【
図4】ラベル印字設定テーブルの内容例を示す図である。
【
図6】工事ラベル台帳ファイルの内容例を示す図である。
【
図7】ボタン表示用データファイルの内容例を示す図である。
【
図8】ラベル作成用データファイルの内容例を示す図である。
【
図9】ラベル印字設定処理の制御手順を示すフローチャートである。
【
図11】工事台帳登録処理の制御手順を示すフローチャートである。
【
図14】ラベル印字(新規印刷)ボタンが表示された状態のサポートパネルの例を示す図である。
【
図15】ラベル印字(訂正印刷)ボタンが表示された状態のサポートパネルの例を示す図である。
【
図16】ボタン表示用データファイルの内容例を示す図である。
【
図17】ラベル作成処理の制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0010】
<工事台帳管理システムの構成>
まず、
図1を参照して、本実施形態の構成を説明する。
図1は、本実施形態の工事台帳管理システム100の概略構成図である。
【0011】
図1に示すように、工事台帳管理システム100は、情報処理装置としてのPC(Personal Computer)10と、印刷装置20と、を備える。PC10と印刷装置20とは無線LAN(Local Area Network)を介して情報通信可能に接続される。なお、PC10と印刷装置20とはLANケーブルを介して有線接続されていてもよい。
【0012】
PC10は、工事台帳管理システム100を導入した企業の従業員等が工事台帳の管理業務を行うための端末装置である。
【0013】
印刷装置20は、長尺の感熱テープ(被印刷媒体)に印刷を行うサーマルヘッドを備えたラベルプリンタである。なお、印刷装置20の印刷方式は特に限定されるものではなく、例えば、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタであってもよい。
【0014】
<PCの構成>
次に、
図2を参照して、PC10の機能構成について説明する。
図2は、PC10の機能構成を示すブロック図である。
【0015】
図2に示すように、PC10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16と、バス17と、を備える。PC10の各部は、バス17を介して接続されている。
【0016】
CPU(第1受付手段(受付手段)、第1判別手段(判別手段)、第1起動制御手段(起動制御手段)、第1表示制御手段(表示制御手段)、第2表示制御手段、第2受付手段、記憶制御手段、第1報知手段、第3受付手段、第2判別手段、第2起動制御手段、第3表示制御手段、第4表示制御手段、第2報知手段)11は、PC10の各部を制御するプロセッサである。CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。
【0017】
RAM12は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU11により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0018】
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)といった、データの書き込み及び読み出しが可能な記憶装置を備え、各種のプログラムやデータ等を記憶する。記憶部13に記憶されるプログラムとしては、工事台帳を管理するための工事台帳管理アプリ131、印刷装置20に印刷させるラベルを作成するためのラベル作成アプリ132などがある。記憶部13に記憶されるデータとしては、ボード種類項目テーブル133、ラベル印字設定テーブル134、工事台帳ファイル135、工事ラベル台帳ファイル136、ボタン表示用データファイル137、ラベル作成用データファイル138などがある。
【0019】
図3は、ボード種類項目テーブル133の内容例を示す図である。
ボード種類項目テーブル133は、工事現場に掲げるボード(標識)の項目を記憶したテーブルである。
図3に示すように、ボード種類項目テーブル133では、予め登録されたボード(標識)ごとに、ボード種類、都道府県、項目01、項目02、項目03、…、項目nの各情報が対応付けられて記憶されている。
【0020】
図4は、ラベル印字設定テーブル134の内容例を示す図である。
ラベル印字設定テーブル134は、ボード(標識)の項目それぞれに貼付されるラベルのラベル幅及びフォントサイズの情報を記憶したテーブルである。
図4に示すように、ラベル印字設定テーブル134では、後述するラベル印字設定処理(
図9参照)の際にラベル印字設定画面41(
図10参照)の入力フォーム416において入力された各項目に貼付されるラベルのラベル幅及びフォントサイズの各情報(パラメータ情報)がボードごとに記憶されている。ここで、ラベル印字設定テーブル134に示されている項目01、項目02、項目03、…は、上述したボード種類項目テーブル133の項目に挙げられている項目01、項目02、項目03、…と紐付けられている。つまり、例えば、ラベル印字設定テーブル134に記憶されているボード種類“1(建築計画のお知らせ)”、都道府県“東京都”の項目01ラベル幅“24”及び項目01フォントサイズとは、対象となるボードの建築物の名称の項目に貼付するラベルのラベル幅が24mmであり、当該ラベルのフォントサイズが30であることを示している。
【0021】
図5は、工事台帳ファイル135の内容例を示す図である。
工事台帳ファイル135は、受注した工事に関する工事情報と当該工事の現場に掲げるボード(標識)に関する情報とを記憶したファイルである。
図5に示すように、工事台帳ファイル135では、後述する工事台帳登録処理(
図11参照)の際に工事台帳登録画面42(
図12参照)のテキストボックス421において入力された工事情報が対象の工事番号と対応付けられて記憶されている。また、工事台帳ファイル135では、工事台帳登録画面42(
図12参照)のラベル内容入力フォーム422において入力された各情報に基づいて、ボード種類と、ボードに貼付されるラベルの印字有無と、の各情報が対象の工事番号と対応付けられて記憶されている。ラベルの印字有無の情報には“済”と“未”とがある。工事台帳登録処理(
図11参照)において、工事情報が追加登録(新規登録)されるとともにボードの各項目のうち少なくとも一つの項目に対応するラベルの印刷内容情報(ラベル内容)が登録されると、対象ボードにおけるラベルの印字有無の情報が“未”から“済”に切り替わるようになっている。また、工事台帳登録処理(
図11参照)において、工事情報が訂正登録された際に、ボードの各項目のうち少なくとも一つの項目に対応するラベルの印刷内容情報が初めて登録されると、対象ボードにおけるラベルの印字有無の情報が“未”から“済”に切り替わるようになっている。
【0022】
図6は、工事ラベル台帳ファイル136の内容例を示す図である。
工事ラベル台帳ファイル136は、受注した工事の現場に掲げるボード(標識)の各項目に貼付されるラベルの印刷内容情報(ラベル内容)を記憶したファイルである。
図6に示すように、工事ラベル台帳ファイル136では、後述する工事台帳登録処理(
図11参照)の際に工事台帳登録画面42(
図12参照)のラベル内容入力フォーム422において入力された各項目に貼付されるラベルの印刷内容情報が対象の工事番号、ボード種類及び都道府県と対応付けられて記憶されている。ここで、工事ラベル台帳ファイル136の項目に挙げられている項目01、項目02、項目03、…は、上述したボード種類項目テーブル133の項目に挙げられている項目01、項目02、項目03、…と紐付けられている。
【0023】
図7は、ボタン表示用データファイル137の内容例を示す図である。
ボタン表示用データファイル137は、後述するラベル印字(新規印刷)ボタン511やラベル印字(訂正印刷)ボタン512をサポートパネル51に表示する際に用いられるデータを記憶したファイルである。
図7に示すように、ボタン表示用データファイル137では、後述する工事台帳登録処理(
図11参照)の際に、工事台帳登録画面42(
図12参照)のラベル内容入力フォーム422において入力された各項目に貼付されるラベルの印刷内容情報(ラベル内容)が対象の工事番号、ボード種類、項目番号、項目名、処理区分及び日付と対応付けられて記憶されるようになっている。ここで、処理区分とは、対象の印刷内容情報(ラベル内容)が工事台帳登録処理において登録された際の処理区分(追加(新規)または訂正)を示すものである。日付とは、対象の印刷内容情報(ラベル内容)が工事台帳登録処理において登録されたときの日付を示すものである。
【0024】
図8は、ラベル作成用データファイル138の内容例を示す図である。
ラベル作成用データファイル138は、後述する編集画面44において作成対象のラベルを表示する際に用いられるデータを記憶したファイルである。
図8に示すように、ラベル作成用データファイル138では、後述する工事台帳登録処理(
図11参照)の際に、工事台帳登録画面42(
図12参照)のラベル内容入力フォーム422において印刷内容情報(ラベル内容)が入力された項目に対応するラベル幅及びフォントサイズが対象の工事番号、ボード種類、項目番号、印刷内容情報(ラベル内容)と対応付けられて記憶されるようになっている。
【0025】
操作部14は、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有し、ユーザからのキー操作入力及び位置操作入力を受け付け、その操作情報を、CPU11に出力する。CPU11は、操作部14から送信された情報に基づいて、ユーザの入力操作を受け付ける。
【0026】
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
【0027】
通信部16は、各種無線通信方式のアンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有し、通信先と無線通信を行う少なくとも一つの無線通信部である。通信部16の無線通信方式は、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN、ワイヤレスWAN(Wide Area Network)、Bluetooth(登録商標)などである。例えば、CPU11は、通信部16を介して、Wi-Fi通信により、アクセスポイントとの無線送受信を行い、当該アクセスポイントにネットワーク接続された通信先の機器(例えば、印刷装置20)と情報の送受信を行う。
【0028】
次に、
図9~
図18を参照して、PC10により行われるラベル印字設定処理、工事台帳登録処理、ラベル作成処理のそれぞれについて説明する。
【0029】
<ラベル印字設定処理>
先ず、
図9を参照して、ラベル印字設定処理を説明する。ラベル印字設定処理は、上述したラベル印字設定テーブル134の設定を行う処理、すなわち、後述するラベル作成処理(
図16参照)において作成対象となるラベルのラベル幅とフォントサイズとを事前に設定するための処理である。
図9は、ラベル印字設定処理の制御手順を示すフローチャートである。ラベル印字設定処理は、例えば、図示しないメニュー画面において「ラベル印字設定」の項目に対応するメニューボタンを、操作部14を介して選択する操作がなされたことを契機として開始されるようになっている。
【0030】
図9に示すように、ラベル印字設定処理が開始されると、PC10のCPU11は、先ず、ラベル印字設定画面41を表示部15に表示させる(ステップS1)。なお、ラベル印字設定画面41の右隣には、後述するラベル印字(新規印刷)ボタン511やラベル印字(訂正印刷)ボタン512等を表示するサポートパネル51が表示されるようになっている。
【0031】
図10は、ラベル印字設定画面41の例を示す図である。
図10に示すように、ラベル印字設定画面41では、設定対象のボード(標識)の種類と対象の都道府県を入力するためのテキストボックス411及びテキストボックス412、並びに、ボード種類選択ボタン413、入力確定ボタン414及び閉じるボタン415が設けられている。テキストボックス411は、ボード種類を識別番号で入力するためのテキストボックスであり、テキストボックス412は、都道府県を入力するためのテキストボックスである。ボード種類選択ボタン413は、テキストボックス411で入力されたボード種類の入力とテキストボックス412で入力された都道府県の入力を決定するためのボタンである。入力確定ボタン414は、後述する入力フォーム416でのラベル幅とフォントサイズの各入力を確定させるためのボタンである。閉じるボタン415は、ラベル印字設定処理を終了させるためのボタンである。
【0032】
ラベル印字設定処理の説明に戻り、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、閉じるボタン415の操作がなされたか否かを判定する(ステップS2)。
【0033】
ステップS2において、閉じるボタン415の操作がなされたと判定された場合(ステップS2;YES)、CPU11は、ラベル印字設定処理を終了する。
【0034】
また、ステップS2において、閉じるボタン415の操作がなされていないと判定された場合(ステップS2;NO)、CPU11は、ラベル印字設定画面41のテキストボックス411,412において、ボード種類と都道府県の情報の入力を受け付ける(ステップS3)。
【0035】
次いで、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、ボード種類選択ボタン413の操作がなされたか否かを判定する(ステップS4)。
【0036】
ステップS4において、ボード種類選択ボタン413の操作がなされていないと判定された場合(ステップS4;NO)、CPU11は、処理をステップ2に戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
【0037】
また、ステップS4において、ボード種類選択ボタン413の操作がなされたと判定された場合(ステップS4;YES)、CPU11は、テキストボックス411,412において入力されたボード種類と都道府県の情報に基づき選択されたボード(標識)用の入力フォーム416をラベル印字設定画面41に表示させる(ステップS5)。
図10の例では、ボード種類が“1”、都道府県が“東京都”に対応するボード“建築計画のお知らせ”用の入力フォーム416が表示されている。
【0038】
次いで、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、閉じるボタン415の操作がなされたか否かを判定する(ステップS6)。
【0039】
ステップS6において、閉じるボタン415の操作がなされたと判定された場合(ステップS6;YES)、CPU11は、ラベル印字設定処理を終了する。
【0040】
また、ステップS6において、閉じるボタン415の操作がなされていないと判定された場合(ステップS6;NO)、CPU11は、入力フォーム416においてラベル幅とフォントサイズの情報の入力を項目ごとに受け付ける(ステップS7)。
図10の例では、建築物の名称、敷地の地名地番、用途、…、標識設置年月日の24項目それぞれにおいてラベル幅とフォントサイズの情報の入力を受け付ける。
【0041】
次いで、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、入力確定ボタン414の操作がなされたか否かを判定する(ステップS8)。
【0042】
ステップS8において、入力確定ボタン414の操作がなされていないと判定された場合(ステップS8;NO)、CPU11は、処理をステップS6に戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
【0043】
また、ステップS8において、入力確定ボタン414の操作がなされたと判定された場合(ステップS8;YES)、CPU11は、入力フォーム416において入力されたラベル幅とフォントサイズの情報をラベル印字設定テーブル134(
図4参照)に記憶する(ステップS9)。そして、CPU11は、処理をステップS2に戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
【0044】
<工事台帳登録処理>
次に、
図11を参照して、工事台帳登録処理を説明する。工事台帳登録処理は、受注した工事に関する工事情報等を工事台帳ファイル135に新規で追加登録したり、既に登録している工事情報等の訂正登録を行うための処理である。
図11は、工事台帳登録処理の制御手順を示すフローチャートである。工事台帳登録処理は、例えば、図示しないメニュー画面において「工事台帳登録」の項目に対応するメニューボタンを、操作部14を介して選択する操作がなされたことを契機として開始されるようになっている。
【0045】
図11に示すように、工事台帳登録処理が開始されると、CPU11は、先ず、工事台帳登録画面42を表示部15に表示させる(ステップS11)。なお、工事台帳登録画面42の右隣には、ラベル印字設定画面41が表示されているときと同様にサポートパネル51が表示されるようになっている。
【0046】
図12は、工事台帳登録画面42の例を示す図である。
図12に示すように、工事台帳登録画面42では、受注した工事に関する工事番号、工事名、工事場所等の工事情報をそれぞれ入力するための複数のテキストボックス421、当該工事の現場に掲げるボード(標識)に貼付する各ラベルの印刷内容情報を入力するためのラベル内容入力フォーム422、このラベル内容入力フォーム422を対象ボードごとに切り替えるためのタブボタン423~425、処理区分変更ボタン426、入力確定ボタン427及び閉じるボタン428が設けられている。処理区分変更ボタン426は、工事台帳登録の処理区分を“追加”と“訂正”のいずれかに変更するためのボタンである。
図12の例では、工事台帳登録画面42の右上に「処理区分:追加」の表示がなされており、処理区分が“追加”であることが示されている。入力確定ボタン427は、テキストボックス421での工事情報の入力と、ラベル内容入力フォーム422での各ラベルの印刷内容情報の入力と、を確定させるためのボタンである。閉じるボタン428は、工事台帳登録処理を終了させるためのボタンである。
【0047】
工事台帳登録処理の説明に戻り、CPU11は、工事台帳の追加登録があったか否か、すなわち、工事台帳登録画面42に示されている処理区分が“追加”の状態で入力確定ボタン427の操作がなされたか否かを判定する(ステップS12)。
【0048】
ステップS12において、工事台帳の追加登録があったと判定された場合(ステップS12;YES)、CPU11は、追加登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があるか否かを判定する(ステップS13)。
【0049】
ステップS13において、追加登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があると判定された場合(ステップS13;YES)、CPU11は、ラベル印刷指示画面43を表示部15にポップアップ表示させる(ステップS14)。
【0050】
図13は、ラベル印刷指示画面43の例を示す図である。
図13に示すように、ラベル印刷指示画面43では、ラベル印刷を指示するメッセージ(例えば“ラベルシールへ印刷が必要な情報が登録されました/ラベル作成アプリを起動してラベル印刷を行ってください”の文字情報)が表示される。また、ラベル印刷指示画面43では、当該画面43を閉じるための了解ボタン431が設けられている。
【0051】
工事台帳登録処理の説明に戻り、CPU11は、ラベル印字(新規印刷)ボタン511をサポートパネル51に表示させる(ステップS15)。そして、CPU11は、処理をステップS16に進める。
【0052】
図14は、ラベル印字(新規印刷)ボタン511が表示された状態のサポートパネル51の例を示す図である。なお、
図14では、ラベル印字(新規印刷)ボタン511についての説明の都合上、サポートパネル51の右方に拡大した形で当該ラベル印字(新規印刷)ボタン511を表示している。
上述したボタン表示用データファイル137において「処理区分」の項目が“追加”であるデータがある場合(
図7参照)、
図14に示すように、当該データに対応するラベル印字(新規印刷)ボタン511がそれぞれ表示されるようになっている。例えば、サポートパネル51の一番上に表示されているラベル印字(新規印刷)ボタン511は、
図7に示されているボタン表示用データファイル137の一番上のデータに基づいて表示されたボタンであり、当該データの「項目名」、「ラベル内容」、「処理区分」、「日付」の各項目の情報が反映されている。
【0053】
また、ステップS13において、追加登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)が無いと判定された場合(ステップS13;NO)、CPU11は、ステップS14とステップS15をスキップして、処理をステップS16に進める。
【0054】
次いで、CPU11は、工事台帳登録画面42において、閉じるボタン428の操作がなされたか否かを判定する(ステップS16)。
【0055】
ステップS16において、閉じるボタン428の操作がなされたと判定された場合(ステップS16;YES)、CPU11は、工事台帳登録処理を終了する。
【0056】
また、ステップS16において、閉じるボタン428の操作がなされていないと判定された場合(ステップS16;NO)、CPU11は、処理をステップS12に戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
【0057】
また、ステップS12において、工事台帳の追加登録が無いと判定された場合(ステップS12;NO)、CPU11は、工事台帳の訂正登録があったか否か、すなわち、工事台帳登録画面42に示されている処理区分が“訂正”の状態で入力確定ボタン427の操作がなされたか否かを判定する(ステップS17)。
【0058】
ステップS17において、工事台帳の訂正登録が無いと判定された場合(ステップS17;NO)、CPU11は、処理をステップS16に進める。
【0059】
また、ステップS17において、工事台帳の訂正登録があったと判定された場合(ステップS17;YES)、CPU11は、訂正登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があるか否かを判定する(ステップS18)。
【0060】
ステップS18において、訂正登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)が無い判定された場合(ステップS18;NO)、CPU11は、処理をステップS16に進める。
【0061】
また、ステップS18において、訂正登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があると判定された場合(ステップS18;YES)、CPU11は、当該ボードにおいてラベル内容(印刷内容情報)の訂正があったか否か、すなわち、当該ボードに対応するラベル内容入力フォーム422においてラベル内容の訂正がなされたか否かを判定する(ステップS19)。ここで、ラベル内容の訂正には、ラベル内容入力フォーム422において当初空欄であったテキストボックスにラベル内容を入力する行為も含まれるものとする。
【0062】
ステップS19において、訂正登録された工事台帳の「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボードにおいてラベル内容の訂正があったと判定された場合(ステップS19;YES)、CPU11は、ラベル印刷指示画面43(
図13参照)を表示部15にポップアップ表示させる(ステップS20)。
【0063】
次いで、CPU11は、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512をサポートパネル51に表示させる(ステップS21)。そして、CPU11は、処理をステップS16に進める。
【0064】
図15は、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512が表示された状態のサポートパネル51の例を示す図である。なお、
図15では、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512についての説明の都合上、サポートパネル51の右方に拡大した形で当該ラベル印字(訂正印刷)ボタン512を表示している。
上述したボタン表示用データファイル137において「処理区分」の項目が“訂正”であるデータがある場合(
図16参照)、
図15に示すように、当該データに対応するラベル印字(訂正印刷)ボタン512が表示されるようになっている。このラベル印字(訂正印刷)ボタン512は、
図16に示されているボタン表示用データファイル137のデータの「項目名」、「ラベル内容」、「処理区分」、「日付」の各項目の情報が反映されて表示されるようになっている。
【0065】
また、ステップS19において、訂正登録された工事台帳の「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボードにおいてラベル内容の訂正が無いと判定された場合(ステップS19;NO)、CPU11は、ステップS20とステップS21をスキップして、処理をステップS16に進める。
【0066】
<ラベル作成処理>
次に、
図17を参照して、ラベル作成処理を説明する。
図17は、ラベル作成処理の制御手順を示すフローチャートである。
【0067】
図17に示すように、ラベル作成処理が開始されると、CPU11は、先ず、サポートパネル51に表示されたラベル印字ボタン(ラベル印字(新規印刷)ボタン511又はラベル印字(訂正印刷)ボタン512)の操作がなされたか否かを判定する(ステップS31)。
【0068】
ステップS31において、サポートパネル51に表示されたラベル印字ボタンの操作がなされていないと判定された場合(ステップS31;NO)、CPU11は、ラベル作成処理を終了する。
【0069】
また、ステップS31において、サポートパネル51に表示されたラベル印字ボタンの操作がなされたと判定された場合(ステップS31;YES)、CPU11は、ラベル作成アプリ132を起動してサポートパネル51において操作されたボタン(ラベル印字(新規印刷)ボタン511又はラベル印字(訂正印刷)ボタン512)に対応するラベルの編集画面44を表示部15に表示させる(ステップS32)。
【0070】
図18は、編集画面44の例を示す図である。
例えば、
図14で示したサポートパネル51において一番上に表示されているラベル印字(新規印刷)ボタン511の操作がなされた場合、当該ボタン511に対応するラベル作成用データファイル138の一番上のデータに基づいて、
図18に示すように、ラベル内容(印刷内容情報)が“都営八王子団地 新築工事”であり、ラベル幅が“24mm”、フォントサイズが“30”であるラベルの編集画面44が表示されるようになっている。
【0071】
編集画面44では、ラベルの編集作業を行うための編集作業領域441、ラベル幅やラベル長さ、フォントサイズの調整作業を行うための調整作業領域442等が設けられている。また、編集画面44では、編集されたラベルの印刷を指示するための印刷ボタン443、ラベル作成処理を終了させるための閉じるボタン444が設けられている。
【0072】
ラベル作成処理の説明に戻り、CPU11は、編集画面44において、閉じるボタン444の操作がなされたか否かを判定する(ステップS33)。
【0073】
ステップS33において、閉じるボタン444の操作がなされたと判定された場合(ステップS33;YES)、CPU11は、ラベル作成処理を終了する。
【0074】
また、ステップS33において、閉じるボタン444の操作がなされていないと判定された場合(ステップS33;NO)、CPU11は、編集画面44において、印刷ボタン443の操作がなされたか否かを判定する(ステップS34)。
【0075】
ステップS34において、印刷ボタン443の操作がなされていないと判定された場合(ステップS34;NO)、CPU11は、処理をステップS33に戻し、それ以降の処理を繰り返し行う。
【0076】
また、ステップS34において、印刷ボタン443の操作がなされたと判定された場合(ステップS34;YES)、CPU11は、編集画面44の編集作業領域441において編集されたラベルの印刷を印刷装置20に指示する(ステップS35)。
【0077】
次いで、CPU11は、サポートパネル51において操作されたボタン(ラベル印字(新規印刷)ボタン511又はラベル印字(訂正印刷)ボタン512)に対応するデータをボタン表示用データファイル137から削除する(ステップS36)。
【0078】
次いで、CPU11は、サポートパネル51において操作されたボタン(ラベル印字(新規印刷)ボタン511又はラベル印字(訂正印刷)ボタン512)に対応するデータをラベル作成用データファイル138から削除する(ステップS37)。そして、CPU11は、ラベル作成処理を終了する。
【0079】
以上説明したように、PC10のCPU11は、工事台帳登録画面42において、ラベル作成時に感熱テープ(被印刷媒体)に印刷される印刷内容情報の入力を受け付け、印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、ラベルを作成するためのラベル作成アプリ132を起動するための所定の条件を満たしているか否か判別し、所定の条件を満たしていると判別された場合に、ラベル作成アプリ132を起動し、ラベル作成アプリ132が起動された場合に、印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面(ラベル作成画面)44を表示部15に表示させる。
したがって、PC10によれば、工事台帳登録画面42において、ラベル作成時に感熱テープに印刷される印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、ラベル作成アプリ132を起動するための所定の条件を満たしていると判別された場合に、ラベル作成アプリ132を起動し、上記の印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させることによって、ラベルの作成の際に工事情報と同様の印刷内容情報を一から入力する手間を省くことができるので、当該ラベルの作成を簡便にすることができる。
【0080】
また、CPU11は、上記の印刷内容情報に対応するラベル印字(新規印刷)ボタン511(第1オブジェクト画像)をサポートパネル51(表示部15)に表示させ、上記の所定の条件として、ラベル印字(新規印刷)ボタン511がユーザ操作に基づいて選択されたか否かを判別する。
したがって、PC10によれば、工事台帳登録画面42において、上記の印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、当該印刷内容情報に対応するラベル印字(新規印刷)ボタン511をサポートパネル51に表示させることによって、ラベルの作成を要する新規のラベルがあることをユーザに知らせることができるので、当該ユーザが当該新規のラベルの作成をし忘れてしまうことを抑制することができる。また、PC10によれば、ラベル印字(新規印刷)ボタン511がユーザ操作に基づいて選択されたことを契機として、ラベル作成アプリ132が起動され、このラベル印字(新規印刷)ボタン511に対応する印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44が表示部15に表示されるので、ラベルの作成を簡便に且つ円滑にすることができる。
【0081】
また、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、ラベル幅及びフォントサイズの情報(パラメータ情報)の入力を受け付け、受け付けられたラベル幅及びフォントサイズの情報を記憶部13のラベル印字設定テーブル134に記憶し、工事台帳登録画面42において入力が受け付けられた印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させる際に、ラベル印字設定テーブル134に記憶されたラベル幅及びフォントサイズの情報を更に反映させた状態の編集画面44を表示させる。
したがって、PC10によれば、ラベル印字設定テーブル134を予め記憶しておくことによって、ラベルの作成の際に当該ラベルのラベル幅とフォントサイズを一から入力する手間を省くことができるので、当該ラベルの作成をより簡便にすることができる。
【0082】
また、CPU11は、工事台帳登録画面42において、印刷内容情報の入力が受け付けられた各ラベルに対応するラベル印字(新規印刷)ボタン511をそれぞれサポートパネル51(表示部15)に表示させ、ラベル印字(新規印刷)ボタン511に対するユーザ操作に基づいて、ラベル作成アプリ132が起動された場合、当該ラベル印字(新規印刷)ボタン511に対応するラベルの印刷内容情報を反映させた状態の当該ラベルの編集画面44を表示部15に表示させる。
したがって、PC10によれば、印刷内容情報の入力が受け付けられた各ラベルに対応するラベル印字(新規印刷)ボタン511をそれぞれサポートパネル51に表示させることによって、ラベルの作成漏れが発生してしまうことを抑制することができる。
【0083】
また、CPU11は、ラベル印字設定画面41において、ラベル幅及びフォントサイズの情報の入力をラベルごとに受け付け、入力が受け付けられたラベル幅及びフォントサイズの情報を対象のラベルと対応付けてラベル印字設定テーブル134に記憶し、ラベル印字(新規印刷)ボタン511に対するユーザ操作に基づいて、ラベル作成アプリ132が起動された場合、当該ラベル印字(新規印刷)ボタン511に対応するラベルのラベル幅及びフォントサイズの情報を更に反映させた状態の当該ラベルの編集画面44を表示部15に表示させる。
したがって、PC10によれば、ラベル印字設定画面41において入力が受け付けられたラベル幅及びフォントサイズの情報を対象のラベルと対応付けてラベル印字設定テーブル134に記憶しておくことにより、作成対象のラベルが複数ある場合であっても、それぞれのラベルに対応するラベル幅及びフォントサイズの情報を反映させた状態の編集画面44を表示部15に表示させることができるので、当該ラベルの作成をより簡便にすることができる。
【0084】
また、CPU11は、工事台帳登録画面42において、印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、ラベルの印刷を促すラベル印刷指示画面43を表示部15に表示させるので、ラベルの作成のし忘れを抑制することができる。
【0085】
また、CPU11は、工事台帳登録画面42において、入力が受け付けられた印刷内容情報の変更入力を受け付け、印刷内容情報の変更入力が受け付けられた際に、ラベル作成アプリ132を起動させるためのラベル印字(訂正印刷)ボタン512(第2オブジェクト画像)をサポートパネル51(表示部15)に表示させ、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512に対するユーザ操作に基づいて、ラベル作成アプリ132が起動された際に、工事台帳登録画面42において変更入力が受け付けられた印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させる。
したがって、PC10によれば、工事台帳登録画面42において、印刷内容情報の変更入力が受け付けられた際に、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512をサポートパネル51に表示させることで、変更を要するラベルが発生したことをユーザに気付かせることができるので、ラベルの変更作業のし忘れを抑制することができる。また、PC10によれば、ラベル印字(訂正印刷)ボタン512に対するユーザ操作に基づいて、ラベル作成アプリ132が起動された際に、工事台帳登録画面42において変更入力が受け付けられた印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させることで、変更を要するラベルの作成を速やかに行うことができる。
【0086】
また、CPU11は、工事台帳登録画面42において、印刷内容情報の変更入力が受け付けられた際に、ラベルの印刷を促すラベル印刷指示画面43を表示部15に表示させるので、ラベルの作成のし忘れを抑制することができる。
【0087】
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ラベル印字設定画面41において、各ボード(標識)に貼付されるラベルのラベル幅とフォントサイズとを項目ごとに設定する構成としたが、ラベル幅とフォントサイズに限らず、ラベル長さやフォントの種類等を設定できるようにしてもよい。
【0088】
また、上記実施形態では、工事台帳登録処理(
図11参照)において、工事台帳の追加登録があったと判定された場合であって、且つ、追加登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があると判定された場合、ラベル印刷指示画面43を表示部15にポップアップ表示させる構成としたが、ラベル印刷を指示するメッセージを音声出力によって報知するようにしてもよい。また、工事台帳の訂正登録があったと判定された場合であって、且つ、訂正登録された工事台帳に「印字有無」の項目の情報が“済”となっているボード(ボード種類)があると判定された場合であって、且つ、当該ボードにおいてラベル内容の訂正があったと判定された場合もラベル印刷を指示するメッセージを音声出力によって報知するようにしてもよい。
【0089】
また、上記実施形態では、工事台帳登録処理(
図11参照)のステップS14及びステップS20において、同様のラベル印刷指示画面43を表示部15にポップアップ表示させる構成としたが、ステップS14とステップS20とで表示させるラベル印刷指示画面43の表示態様を異ならせてもよい。具体的には、ステップS14では、ラベルの新規印刷を指示するメッセージを表示したラベル印刷指示画面とする一方で、ステップS20では、ラベルの訂正印刷を指示するメッセージを表示したラベル印刷指示画面とする。
【0090】
また、上記実施形態では、ラベル印字(新規印刷)ボタン511やラベル印字(訂正印刷)ボタン512をサポートパネル51に表示させる際に、例えば、対象工事が同一であり且つ対象ボード(標識)が同一であるラベルに対応するボタン同士は、一つのフォルダにまとめ当該フォルダをサポートパネル51に表示させるようにしてもよい。かかる場合、上記のフォルダを指定する操作がなされると、対象工事が同一であり且つ対象ボード(標識)が同一であるラベルに対応するラベル印字ボタン群を一覧表示させるようにする。そして、このラベル印字ボタン群のうちから一のラベル印字ボタンの操作がなされると、上記実施形態と同様に、当該ラベル印字ボタンに対応する印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させるようにする。
【0091】
また、上記の対象工事が同一であり且つ対象ボード(標識)が同一であるラベルに対応するボタン群を一括ボタンとしてサポートパネル51に表示させるようにしてもよい。この一括ボタンには、例えば、建築物の名称である「都営八王子団地 新築工事」を表記するとともに、「新規印刷」や「2020/12/11」の表記、印刷項目数を示す「印刷項目数:10」の表記を行うようにする。そして、この一括ボタンの操作がなされると、上記の各印刷項目の印刷内容情報が一覧表示された状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させるようにする。そして、ラベルの編集画面44において、印刷ボタン443の操作がなされると、上記の各印刷項目のラベルが印刷されるようにする。
【0092】
また、上記実施形態では、操作がなされたラベル印字ボタン(ラベル印字(新規印刷)ボタン511又はラベル印字(訂正印刷)ボタン512)に対応する印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させ、印刷ボタン443の操作がなされると、当該ラベル印字ボタンをサポートパネル51から削除する構成としたが、例えば、操作がなされたラベル印字ボタンに対応する印刷内容情報を反映させた状態のラベルの編集画面44を表示部15に表示させたことを契機として、当該ラベル印字ボタンをサポートパネル51から削除する構成としてもよい。
【0093】
また、上記実施形態では、ラベル印字(新規印刷)ボタン511とラベル印字(訂正印刷)ボタン512とを、“新規印刷”と“訂正印刷”の文字だけではなく、例えば、ボタンの表示色や形、サイズ等によっても識別できるようにしてもよい。
【0094】
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部13のHDD、SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
【0095】
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける第1受付手段と、
前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する第1起動制御手段と、
前記第1起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる第1表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
前記印刷内容情報に対応する第1オブジェクト画像を前記表示部に表示させる第2表示制御手段を備え、
前記第1判別手段は、前記所定の条件として、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記第2表示制御手段は、前記第1表示制御手段によって前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面が前記表示部に表示された際に、当該印刷内容情報に対応する第1オブジェクト画像を当該表示部から削除することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記ラベルは、前記印刷内容情報ごとに複数作成可能であり、
前記第1受付手段は、各ラベルの前記印刷内容情報の入力を受け付け、
前記第2表示制御手段は、前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた前記各ラベルに対応する前記第1オブジェクト画像をそれぞれ表示させ、
前記第1表示制御手段は、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたことに応じて、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、当該第1オブジェクト画像に対応するラベルの前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記ラベルの作成に関するパラメータ情報の入力を受け付ける第2受付手段と、
前記第2受付手段によって入力が受け付けられた前記パラメータ情報を記憶部に記憶する記憶制御手段と、
を備え、
前記第1表示制御手段は、前記印刷内容情報に加えて、前記記憶部に記憶された前記パラメータ情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項6>
前記第2受付手段は、前記パラメータ情報の入力を前記ラベルごとに受け付け、
前記記憶制御手段は、前記第2受付手段によって入力が受け付けられた前記パラメータ情報を対象のラベルと対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記第1表示制御手段は、前記第1オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたことに応じて、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合、当該第1オブジェクト画像に対応するラベルの前記パラメータ情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
<請求項7>
前記ラベルの印刷を促す第1報知手段を備え、
前記第1報知手段は、前記第1受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項8>
前記第1受付手段によって入力が受け付けられた前記印刷内容情報の変更入力を受け付ける第3受付手段と、
前記第3受付手段によって前記印刷内容情報の変更入力が受け付けられた場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する第2判別手段と、
前記第2判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する第2起動制御手段と、
前記第2起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記第3受付手段によって変更入力が受け付けられた前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項9>
前記第3受付手段によって変更入力が受け付けられた前記印刷内容情報に対応する第2オブジェクト画像を前記表示部に表示させる第4表示制御手段を備え、
前記第2判別手段は、前記所定の条件として、前記第2オブジェクト画像がユーザ操作に基づいて選択されたか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
<請求項10>
前記第4表示制御手段は、前記第3表示制御手段によって前記印刷内容情報を反映させた状態の前記ラベル作成画面が前記表示部に表示された際に、当該印刷内容情報に対応する第2オブジェクト画像を当該表示部から削除することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
<請求項11>
前記ラベルの印刷を促す第2報知手段を備え、
前記第2報知手段は、前記第3受付手段によって前記印刷内容情報の変更入力が受け付けられた際に、前記ラベルの印刷を促す表示を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項8~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項12>
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する判別工程と、
前記判別工程によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する起動制御工程と、
前記起動制御工程によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
を含むことを特徴とするラベル作成方法。
<請求項13>
情報処理装置のコンピュータを、
ラベル作成時に被印刷媒体に印刷される印刷内容情報の入力を受け付ける受付手段、
前記受付手段によって前記印刷内容情報の入力が受け付けられた場合に、前記ラベルを作成するためのラベル作成アプリケーションを起動するための所定の条件を満たしているか否か判別する判別手段、
前記判別手段によって前記所定の条件を満たしていると判別された場合に、前記ラベル作成アプリケーションを起動する起動制御手段、
前記起動制御手段によって、前記ラベル作成アプリケーションが起動された場合に、前記印刷内容情報を反映させた状態のラベル作成画面を表示部に表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするラベル作成プログラム。
【符号の説明】
【0096】
10 PC
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
131 工事台帳管理アプリ
132 ラベル作成アプリ
133 ボード種類項目テーブル
134 ラベル印字設定テーブル
135 工事台帳ファイル
136 工事ラベル台帳ファイル
137 ボタン表示用データファイル
138 ラベル作成用データファイル
14 操作部
15 表示部
16 通信部