IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ファーストセカンズの特許一覧

特許7333064ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋
<>
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図1
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図2
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図3
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図4
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図5
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図6
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図7
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図8
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図9
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図10
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図11
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図12
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図13
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図14
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図15
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図16
  • 特許-ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋 図17
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-16
(45)【発行日】2023-08-24
(54)【発明の名称】ファスナーバンドおよびファスナーバンド付巾着袋
(51)【国際特許分類】
   A44B 19/16 20060101AFI20230817BHJP
   A45C 13/10 20060101ALI20230817BHJP
   B65D 33/28 20060101ALI20230817BHJP
【FI】
A44B19/16
A45C13/10 K
B65D33/28
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020010459
(22)【出願日】2020-01-27
(65)【公開番号】P2021115244
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2023-01-17
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】720000030
【氏名又は名称】株式会社ファーストセカンズ
(74)【代理人】
【識別番号】100174805
【弁理士】
【氏名又は名称】亀山 夏樹
(72)【発明者】
【氏名】堀川 真理
【審査官】冨江 耕太郎
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3186101(JP,U)
【文献】特表2016-505343(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0045275(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A44B19/00-19/64
A45C1/00-15/08
A45F3/00-3/04、3/12
B65B13/00-13/34、27/00-27/12
B65D30/00-33/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象物を縛るため又は束ねるための結束具であって、
オスレールと、前記オスレールに対して着脱自在なメスレールと、を備えたバンドと、
スライド可能な状態で前記バンドに設けられたスライダーと、を備え、
前記オスレールの一端部は前記メスレールの一端部と連結し、
前記オスレールの他端部は前記メスレールの他端部と連結し、
前記スライダーのスライドによって前記バンドは開閉自在となっており、
前記スライダーが前記バンドの第1位置にあるとき、前記対象物が挿入可能な空間が前記オスレールと前記メスレールの間に形成された対象物挿入可能状態となり、
前記スライダーが前記バンドの第2位置にあるとき、前記スライダー及び前記バンドによって前記空間に挿入された前記対象物を縛る又は束ねることが可能な対象物結束可能状態となり、
前記第2位置は前記第1位置よりも前記他端部側に位置し、
前記オスレールの他端部と前記メスレールの他端部とは、着脱自在となっており、
前記バンドは、
前記オスレールの他端部に設けられたオス側着脱機構と、
前記メスレールの他端部に設けられたメス側着脱機構と、を備え、
前記オス側着脱機構と、前記メス側着脱機構とは互いに着脱自在となっていることを特徴とする結束具。
【請求項2】
前記バンドには途中開き止まり部が形成され、
前記途中開き止まり部よりも一端側の前記バンドにおいては、前記スライダーがスライド自在となっており、
前記途中開き止まり部よりも他端側の前記バンドにおいては、前記スライダーのスライドが規制されており、
前記途中開き止まり部よりも前記他端側の前記バンドにおいては、前記バンドの一端部が挿入可能なバンド収容部が形成されることを特徴とする請求項記載の結束具。
【請求項3】
対象物を縛るため又は束ねるための結束具であって、
オスレールと、前記オスレールに対して着脱自在なメスレールと、を備えたバンドと、
スライド可能な状態で前記バンドに設けられたスライダーと、を備え、
前記オスレールの一端部は前記メスレールの一端部と連結し、
前記オスレールの他端部は前記メスレールの他端部と連結し、
前記スライダーのスライドによって前記バンドは開閉自在となっており、
前記スライダーが前記バンドの第1位置にあるとき、前記対象物が挿入可能な空間が前記オスレールと前記メスレールの間に形成された対象物挿入可能状態となり、
前記スライダーが前記バンドの第2位置にあるとき、前記スライダー及び前記バンドによって前記空間に挿入された前記対象物を縛る又は束ねることが可能な対象物結束可能状態となり、
前記第2位置は前記第1位置よりも前記他端部側に位置し、
前記バンドには途中開き止まり部が形成され、
前記途中開き止まり部よりも一端側の前記バンドにおいては、前記スライダーがスライド自在となっており、
前記途中開き止まり部よりも他端側の前記バンドにおいては、前記スライダーのスライドが規制されており、
前記途中開き止まり部よりも前記他端側の前記バンドにおいては、前記バンドの一端部が挿入可能なバンド収容部が形成されることを特徴とする結束具。
【請求項4】
前記バンドの前記途中開き止まり部では、前記オスレール及び前記メスレールが固着されたことを特徴とする請求項2又は3記載の結束具。
【請求項5】
請求項1ないし4のうちいずれか1項記載の結束具と、
袋本体と、
を備えた巾着袋であって、
前記袋本体の開口部には、
前記オスレールが挿入可能なオスレール挿入部と、
前記メスレールが挿入可能なメスレール挿入部と、が形成されたことを特徴とする巾着袋。
【請求項6】
オスレールと、前記オスレールに対して着脱自在なメスレールと、を備えたバンドと、
スライド可能な状態で前記バンドに設けられたスライダーと、を備えた結束具を用いて、
対象物を縛るため又は束ねるための結束方法であって、
前記スライダーのスライドによって前記バンドは開閉自在となっており、
前記スライダーを前記バンドの第1位置に移動させて、前記対象物が挿入可能な空間を前記オスレールと前記メスレールの間に形成する第1工程と、
前記第1工程によって形成された前記空間に前記対象物を挿入する第2工程と、
前記スライダーを前記バンドの第2位置に移動させて、前記スライダー及び前記バンドによって前記空間に挿入された前記対象物を縛る又は束ねる第3工程と、
を備えることを特徴とする結束方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物を縛ったり束ねたりするファスナーバンドおよび当該ファスナーバンド付巾着袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の、物を縛ったり束ねたりするバンドには、同一長さの2本の紐体を2本合わせにしてコードストッパーの紐通し穴に通し、それらの両端を連結してコードストッパー抜け落ち防止のための開き止まりを設けたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第3936168号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のバンドにおいては、コードストッパーのストッパー機能を解除した状態で2本合わせの紐体のうちの1本だけを引くと、その1本のみがコードストッパーの紐通し穴をすり抜けるということが起こり得る。この場合、たとえば特許文献1の図2において、袋口をしめる時に、コードストッパーの役割を果たすビーズが、その抜け出し防止部である結び目に当たり、袋口をしめる部分のゴム紐にたるみが残ったまま止まってしまうという問題点があった。また、逆に、袋口を開ける時にビーズが反対側の結び目に当たり、たるみを残したまま途中で止まってしまうという問題点もあった。
【0005】
本発明は、上述のようなたるみが生じることなく物を縛ったり束ねたりすることが可能なファスナーバンドおよび当該ファスナーバンドを備えた巾着袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明は次のようなものである。すなわち、第1の課題解決手段は、互いに噛み合ったり外れたりする凹凸の形状を有した同一長さの一対のオスレールとメスレールにおいてその両端が互いに固着した開き止まりを設けることでなるファスナーと、前記ファスナー上をスライドすることで前記オスレールと前記メスレールを噛み合わせながら前記ファスナーを閉め、それとは反対方向にスライドすることで前記オスレールと前記メスレールを外しながら前記ファスナーを開け、かつ開き止まり部分を通ることのできないスライダーとを設けたものである。
【0007】
また、第2の課題解決手段は、前記ファスナーが前記スライダーにより開いた状態で、前記ファスナーの開いた部分の一部に前記オスレールと前記メスレールが互いに固着した、前記スライダーが通れない途中開き止まりを設け、さらに、前記途中開き止まりと、前記ファスナーにおいて前記スライダーが装着されていない方の開き止まりとの間全体にわたり、前記オスレールと前記メスレールが互いに噛み合わない平坦部を設けることでファスナー収納部を形成したものである。
【0008】
さらに、第3の課題解決手段は、第1の課題解決手段におけるファスナーの一端において、開き止まりに代えてオスレールとメスレールを留め外しする留め具を設けたものである。
【0009】
そして第4の課題解決手段は、袋の開口部に一対の紐通し穴を有する巾着袋において、一方の紐通し穴に上記第1~3の課題解決手段に記載した発明品のいずれかのオスレールを通し、他方の紐通し穴にメスレールを通したものである。
【0010】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、スライダーによりファスナーを開けた状態で、縛ったり束ねたりする対象物をオスレールとメスレールの間に挿入し、スライダーでファスナーを閉めることで、対象物を縛ったり束ねたりすることができる。対象物を縛ったり束ねたりした状態ではスライダーがストッパーの役目を果たし、対象物を固定できる。また、スライダーでファスナーを開けることで、対象物を縛ったり束ねたりした状態を解除する。スライダーをスライドすることでオスレールとメスレールが噛み合ったり外れたりするため当該オスレールとメスレールがずれることがなく、従って当該オスレールあるいはメスレールのどちらにもたるみが生じることなく物を縛ったり束ねたりすることが可能である。
【0011】
第2の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、ファスナーをスライダーによって開けた状態でスライダーと途中開き止まりとの間に物を挿入してから、ファスナーを閉めて縛ったり束ねたりした後、ファスナーの閉じられた部分をファスナー収納部に挿入することで収納することができ、周囲の物に引っ掛かったり邪魔になるのを防ぐことができる。ファスナー収納部はオスレールとメスレールが平坦になっているため、自然に噛み合ってしまうことが避けられる。
【0012】
第3の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、縛ったり束ねたりする対象物の形状によっては、ファスナーの両端が固着した構造ではオスレールとメスレールの間に挿入することが困難な場合、留め具を外すことでファスナーの一端を開け、対象物をオスレールとメスレールの間に挟んでから留め具を留めることでそれを実現する。
【0013】
第4の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、上記第1~3の課題解決手段に記載した発明品を備えた巾着袋を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1はファスナーバンドの実施方法を示した斜視図である。(実施例1)
図2図2はファスナーバンドの実施方法を示した側面図である。(実施例1)
図3図3はファスナーバンドの実施方法を示した斜視図である。(実施例2)
図4図4はファスナーバンドの実施方法を示した側面図である。(実施例2)
図5図5はファスナーバンドの実施方法を示した斜視図である。(実施例3)
図6図6はファスナーバンドの実施方法を示した側面図である。(実施例3)
図7図7はファスナーバンドの実施方法を示した斜視図である。(実施例4)
図8図8はファスナーバンドの実施方法を示した側面図である。(実施例4)
図9図9はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した立面図である。(実施例5)
図10図10はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した上面図である。(実施例5)
図11図11はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した立面図である。(実施例6)
図12図12はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した上面図である。(実施例6)
図13図13はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した斜視図である。(実施例7)
図14図14はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した立面図である。(実施例7)
図15図15はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した上面図である。(実施例7)
図16図16はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した立面図である。(実施例8)
図17図17はファスナーバンド付巾着袋の実施方法を示した上面図である。(実施例8)
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図1~17に基づいて説明する。
【実施例
【0016】
図1は実施例1を示す斜視図、図2は実施例1を示す側面図である。実施例1のファスナーバンドは、凹凸の形状を有し互いに噛み合ったり外れたりするオスレール1とメスレール2において、その両端を固着した開き止まり4および開き止まり5を設けたファスナー3上に、ファスナー3を開閉するスライダー6を装着して形成している。これを使用するときは、スライダー6によりファスナー3を開けた状態で、オスレール1とメスレール2の間に物を挿入し、スライダー6によってファスナー3を閉めることで物を縛ったり束ねたりし、開けることで縛ったり束ねたりした状態を解除する。スライダー6をスライドすることでオスレール1とメスレール2が噛み合ったり外れたりするため、オスレール1とメスレール2がずれることはなく、従ってオスレール1あるいはメスレール2のどちらにもたるみが生じることなくファスナー3を開閉することが可能である。
【0017】
図3は実施例2を示す斜視図、図4は実施例2を示す側面図である。実施例2のファスナーバンドは、実施例1のファスナーバンドにおいて、ファスナー3の開いた部分の一部にオスレール1とメスレール2が固着した途中開き止まり7を形成し、さらに開き止まり4と途中開き止まり7の間全体にわたってオスレール1とメスレール2が噛み合わない平坦部8と平坦部9とを形成している。これを使用する時は、ファスナー3を開けた状態でオスレール1とメスレール2の間、すなわち途中開き止まり7とスライダー6の間に物を挿入し、スライダー6によりファスナー3を閉めて物を縛ったり束ねたりする。その後、ファスナー3の閉じた部分を平坦部8と平坦部9とが形成するファスナー収納部10に挿入することで収納できる。
【0018】
図5は実施例3を示す斜視図、図6は実施例3を示す側面図である。実施例3のファスナーバンドは、実施例1のファスナーバンドにおける開き止まり4に代えてオスレール1とメスレール2を留め外しするホックを形成している。すなわち、オスレール1にオスホック11を、メスレール2にはメスホック12を形成している。これを使用する時には、オスホック11とメスホック12を外し、かつスライダー6によってファスナー3を開けた状態で、縛ったり束ねたりする対象物をオスレール1とメスレール2の間に挟んでからオスホック11とメスホック12を留め、スライダー6によってファスナー3を閉めることで縛ったり束ねたりする。このようにすることで、ファスナーバンドの両端が固着している場合にオスレールとメスレールの間に挿入することが困難な形状の物を縛ったり束ねたりすることができる。たとえば、使用中の電源コードの途中をまとめて束ねたりする時に使用することができる。
【0019】
図7は実施例4を示す斜視図、図8は実施例4を示す側面図である。実施例4のファスナーバンドは、実施例3におけるオスホック11およびメスホック12に代えてオスホック13と留め穴14とを備えたものである。このようにすることで、実施例3と同様に、ファスナーバンドの両端が固着している場合にオスレールとメスレールの間に挿入することが困難な形状の物を縛ったり束ねたりすることができる。
【0020】
図9は実施例5を示す立面図、図10は実施例5を示す上面図である。実施例5のファスナーバンド付巾着袋は、開口部17に紐通し穴19が、開口部18に紐通し穴20が形成された巾着袋15に実施例1のファスナーバンドを備えたものである。すなわち、紐通し穴19にオスレール1が、紐通し穴20にメスレール2が通っている。このようにすると、スライダー6によってファスナー3を開閉することで、ファスナーバンドにたるみが生じることなく巾着袋15の開口部17および開口部18を開閉することができる。
【0021】
図11は実施例6を示す立面図、図12は実施例6を示す上面図である。実施例6のファスナーバンド付巾着袋は、開口部17に紐通し穴19が、開口部18に紐通し穴20が形成された巾着袋15に実施例2のファスナーバンドを備えたものである。すなわち、紐通し穴19にオスレール1が、紐通し穴20にメスレール2が通っている。実施例2のファスナーバンドを備えることにより、巾着袋の開口部17および開口部18をスライダー6により閉めた状態でファスナー3の閉じた部分をファスナー収納部10に挿入することで、周囲の物に引っ掛かったり邪魔になるのを防ぐことができる。
【0022】
図13は実施例7を示す斜視図、図14は実施例7を示す立面図、図15は実施例7を示す上面図である。実施例7のファスナーバンド付巾着袋は、開口部17に紐通し穴19が、開口部18に紐通し穴20が形成された巾着袋15に実施例3のファスナーバンドを備えたものである。すなわち、紐通し穴19にオスレール1が、紐通し穴20にメスレール2が通っており、オスホック11とメスホック12を留めることで形成するものである。実施例3のファスナーバンドを用いることで、紐通し穴19および紐通し穴20を形成した後でファスナーバンドを通すことができるという効果がある。
【0023】
図16は実施例8を示す立面図、図17は実施例8を示す上面図である。実施例8のファスナーバンド付巾着袋は、実施例7におけるファスナーバンドに代えて実施例4のファスナーバンドを備えたものである。実施例4のファスナーバンドを用いることで、実施例7と同様、紐通し穴19および紐通し穴20を形成した後でファスナーバンドを通すことができるという効果がある。
【符号の説明】
【0024】
1 オスレール
2 メスレール
3 ファスナー
4 開き止まり
5 開き止まり
6 スライダー
7 途中開き止まり
8 平坦部
9 平坦部
10 ファスナー収納部
11 オスホック
12 メスホック
13 オスホック
14 留め穴
15 巾着袋
16 紐通し穴境界部
17 開口部
18 開口部
19 紐通し穴
20 紐通し穴
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17