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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-17
(45)【発行日】2023-08-25
(54)【発明の名称】門開閉装置
(51)【国際特許分類】
   E02B 7/36 20060101AFI20230818BHJP
   B66C 15/02 20060101ALI20230818BHJP
【FI】
E02B7/36
B66C15/02 A
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019204952
(22)【出願日】2019-11-12
(65)【公開番号】P2021075946
(43)【公開日】2021-05-20
【審査請求日】2022-09-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000196705
【氏名又は名称】西部電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120086
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼津 一也
(74)【代理人】
【識別番号】100090697
【弁理士】
【氏名又は名称】中前 富士男
(74)【代理人】
【識別番号】100176142
【弁理士】
【氏名又は名称】清井 洋平
(74)【代理人】
【氏名又は名称】来田 義弘
(72)【発明者】
【氏名】前田 徹
【審査官】小倉 宏之
(56)【参考文献】
【文献】実開昭59-065037(JP,U)
【文献】実開昭62-114929(JP,U)
【文献】実開昭50-136925(JP,U)
【文献】実公昭43-006673(JP,Y1)
【文献】国際公開第2007/144456(WO,A1)
【文献】特開平08-134878(JP,A)
【文献】実開平07-038223(JP,U)
【文献】特開2014-043710(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02B 7/36
B66C 15/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
門体の上部に設けられた門体側シーブと、該門体側シーブに掛け渡されたワイヤが巻き付けられたドラムを回転させて前記門体を昇降させる駆動手段と、前記ワイヤに生じている負荷を基に該ワイヤの緩みを検出する緩み検出手段とを有する門開閉装置において、
前記緩み検出手段は、前記ワイヤに緩みが生じることで、前記ワイヤの前記門体側シーブ及び該緩み検出手段間の領域Jの長手方向上向きに移動する移動体と、前記移動体の移動を検知する検知部と、前記移動体に前記ワイヤの領域Jの長手方向上向きの力を作用させている力付与部と、前記移動体及び前記力付与部を支持する支持機構とを備え、前記移動体は、前記門体側シーブの回転軸方向の位置が該門体側シーブと等しく、前記支持機構は、前記門体側シーブの回転軸Pに平行な回転軸Qを中心に前記移動体及び前記力付与部と共に回転し、前記支持機構、前記移動体及び前記力付与部の回転は、前記回転軸Qを中心とした回転のみに限定されていることを特徴とする門開閉装置。
【請求項2】
請求項1記載の門開閉装置において、前記支持機構は、前記移動体に掛止され前記ワイヤの領域Jに連結された棒状の連結具を有し、前記連結具は前記移動体を貫通していることを特徴とする門開閉装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の門開閉装置において、前記検知部は、前記支持機構と一体となって前記回転軸Qを中心に回転することを特徴とする門開閉装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、門を開閉する門開閉装置に関する。
【背景技術】
【0002】
門体を2本のワイヤによって吊り上げる門開閉装置は、門体上部左側のシーブに掛け渡されたワイヤがそのシーブの上方のドラムに巻き付けられ、門体上部右側のシーブに掛け渡されたワイヤがそのシーブの上方のドラムに巻き付けられている。門体は、当該2つのドラムが各ワイヤを巻き取る方向に回転駆動することによって上昇し、当該2つのドラムがワイヤを送り出す方向に回転することによって下降する。
【0003】
門体開閉装置には、特許文献1に開示されているように、下降中の門体への障害物の接触等を要因に発生するワイヤの緩みを検出する2つの緩み検出手段が設けられる。
各緩み検出手段には一本のワイヤが連結具を介して掛け止められており、各緩み検出手段はワイヤに作用している負荷が所定以下となったのを検知して、下降中の門体への障害物の接触等を検出する。
【0004】
この種の門開閉装置は、図9(A)、(B)に示すように、扉体100の上部左側の前後にそれぞれ配された2つのシーブ101、102を有し、シーブ101、102の上方のドラムからのワイヤ103が、シーブ101、当該ドラムと略同一の高さに配されたシーブ104及びシーブ102に順に掛け渡され、緩み検出手段のワイヤ固定部材105に連結されている。ワイヤ固定部材105は、緩み検出手段が、ワイヤ103に作用している負荷の大きさを安定的に検知できるように、ワイヤ103のシーブ101、ワイヤ固定部材105間の領域(以下、「シーブ固定部材間領域」とも言う)に沿っている。
【0005】
ここで、ワイヤ103のシーブ固定部材間領域の角度は、図9(A)、(B)、(C)、(D)に示すように、ワイヤ固定部材105からシーブ101、102までの距離が扉体100の高さ位置に応じて変化するのに伴って3次元的に変わる。そのため、従来の緩み検出手段はワイヤ固定部材105が3次元的に角度変化可能に設計される。なお、この点は扉体100の上部右側についても同様である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】実用新案登録第3096588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ワイヤ固定部材105が3次元的に角度変化可能に従来の緩み検出手段を設計しようとすると、球面座金や球面座金受等が必要となり、設計の複雑化を招くこととなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、緩み検出手段に3次元的に角度変化する機構を設けずに、門体の昇降を可能とする門開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的に沿う本発明に係る門開閉装置は、門体の上部に設けられた門体側シーブと、該門体側シーブに掛け渡されたワイヤが巻き付けられたドラムを回転させて前記門体を昇降させる駆動手段と、前記ワイヤに生じている負荷を基に該ワイヤの緩みを検出する緩み検出手段とを有する門開閉装置において、前記緩み検出手段は、前記ワイヤに緩みが生じることで、前記ワイヤの前記門体側シーブ及び該緩み検出手段間の領域Jの長手方向上向きに移動する移動体と、前記移動体の移動を検知する検知部と、前記移動体に前記ワイヤの領域Jの長手方向上向きの力を作用させている力付与部と、前記移動体及び前記力付与部を支持する支持機構とを備え、前記移動体は、前記門体側シーブの回転軸方向の位置が該門体側シーブと等しく、前記支持機構は、前記門体側シーブの回転軸Pに平行な回転軸Qを中心に前記移動体及び前記力付与部と共に回転し、前記支持機構、前記移動体及び前記力付与部の回転は、前記回転軸Qを中心とした回転のみに限定されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る門開閉装置は、緩み検出手段が、ワイヤに緩みが生じることで、ワイヤの門体側シーブ及び緩み検出手段間の領域Jの長手方向上向きに移動する移動体と、移動体の移動を検知する検知部と、移動体にワイヤの領域Jの長手方向上向きの力を作用させている力付与部と、移動体及び力付与部を支持する支持機構とを備え、移動体が門体側シーブの回転軸方向の位置が該門体側シーブと等しく、支持機構が門体側シーブの回転軸Pに平行な回転軸Qを中心に移動体及び前記力付与部と共に回転するので、支持機構が回転軸Qを中心に回転(回動)することで、緩み検出手段に3次元的に角度変化する機構を設けることなく、門体を昇降させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施の形態に係る門開閉装置の正面図である。
図2】同門開閉装置の従動ユニット及び門体側シーブの説明図である。
図3】同従動ユニットの正面図である。
図4】緩み検出手段の説明図である。
図5】緩み検出手段の説明図である。
図6】緩み検出手段の説明図である。
図7】ロッドマウントの説明図である。
図8】ワイヤに緩みが生じた状態での緩み検出手段の様子を示す説明図である。
図9】(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、従来の門体開閉装置における門体の昇降に伴う緩み検出手段のワイヤ固定部材の角度変化の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1図2図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る門開閉装置10は、門体Gの上部に設けられたシーブ11(門体側シーブ)と、シーブ11に掛け渡されたワイヤWが巻き付けられたドラム12を回転させて門体Gを昇降させる駆動手段の一例である駆動ユニット19と、ワイヤWに生じている負荷を基にワイヤWの緩みを検出する緩み検出手段14とを有する装置である。以下、詳細に説明する。
【0012】
門開閉装置10は、図1に示すように、従動ユニット15と、従動ユニット15まで距離を有する位置に配された従動ユニット16と、軸材17、18経由で従動ユニット15、16にそれぞれ駆動力を与える駆動ユニット19とを備えている。
従動ユニット15、16とは、図1図2に示すように、各構成部品が左右対称の配置となっている点が主に相違するが、その他は同様であるので、以下、従動ユニット15に関する説明を中心に行って、従動ユニット16に関する詳しい説明は省略する。
【0013】
従動ユニット15は、図1図2図3に示すように、ドラム12、シーブ23及び緩み検出手段14を備えている。なお、図3ではワイヤWの記載が省略されている。また、図1の符号22は、従動ユニット16に設けられたドラムである。
従動ユニット15の下方には、シーブ受部材24、25によってそれぞれ門体Gの上部左側に取り付けられたシーブ11、26が設けられている。シーブ受部材24、25は、シーブ11、26が同軸上で回転する位置で、シーブ11、26をそれぞれ回転自在に支持している。
【0014】
緩み検出手段14は、図2図3図4に示すように、直線状のテンションロッド(棒状の連結具の一例)27を有し、ドラム12に巻き付けられているワイヤWは、シーブ26、23、11に順に掛け渡され、テンションロッド27に連結されている。ドラム12は、図1図2に示すように、駆動ユニット19からの駆動力を与えられて、ワイヤWを巻き取る方向に回転し、シーブ11、26と共に門体Gを上昇させる。門体Gは自重によってシーブ11、26と共に下降し、ドラム12は、門体Gが下降中、ワイヤWを送り出す方向に回転する。
【0015】
以下、シーブ11の回転軸を、図1図2に示すように、「回転軸P」とし、テンションロッド27が連結された、ワイヤWのシーブ11及びテンションロッド27間(即ち、ワイヤWのシーブ11及び緩み検出手段14間)の領域を「領域J」とする。なお、図4ではワイヤWの記載が省略されている。
【0016】
緩み検出手段14は、図3図4に示すように、シーブ23と略同一の高さで、シーブ23を回転自在に支持する板状の支持ベース28、29によって支持されている。支持ベース28、29にはそれぞれU字状の切欠き35が形成されている。
緩み検出手段14は、図3図4図5に示すように、平行に配された支持ベース28、29にそれぞれ螺子部材30によって固定された板状のホルダ31、32と、ホルダ31、32に回転自在に取り付けられ、スプリングベース33が載置された中空円柱状のロッドマウント34を備えている。
【0017】
平行に配置されたホルダ31、32は、図4図5図6に示すように、上部両側に水平内側に向けて突出した突出部36、37をそれぞれ有し、中央に貫通孔38、39がそれぞれ形成されている。ホルダ31は、支持ベース28の上端に突出部36を係止した状態で支持ベース28の切欠き35が形成された領域に密着し、ホルダ32は、支持ベース29の上端に突出部37を係止した状態で支持ベース29の切欠き35が形成された領域に密着している。
【0018】
ロッドマウント34は、図4図5図6図7に示すように、軸心が水平に配された状態で、一側に形成された縮径部40がホルダ31の貫通孔38に挿通され、他側に形成された縮径部41がホルダ32の貫通孔39に挿通されて、ホルダ31、32に回転自在に取り付けられている。ロッドマウント34はシーブ11の軸心(仮想の回転軸P)に平行な軸心(仮想の回転軸Q)を中心に回転可能である。
また、ロッドマウント34は、貫通孔42が形成された平坦部43を上側に有し、左側(幅方向いずれか一側)に平坦部44が設けられ、下側に貫通孔45が形成されている。テンションロッド27は貫通孔42、45を貫通している。
【0019】
スプリングベース33は、図4に示すように、ロッドマウント34の平坦部43に載置され、スプリングベース33の上方に突出した中央領域には貫通孔47が形成されている。スプリングベース33の上側には、スプリングベース33の中央領域が下部に挿入されたスプリング(力付与部の一例)48が設けられている。スプリング48の外周は筒状カバー49によって覆われ、テンションロッド27はスプリング48の軸心及び筒状カバー49の軸心を貫通している。
【0020】
スプリング48の上側には、下方に突出した中央領域に貫通孔50が形成されたドグ51が配されている。ドグ51は、中央領域がスプリング48の上部に挿入され、中央領域の周囲の領域がスプリング48の上端に接触し、中央領域及びスプリング48の上端が接触している領域が筒状カバー49の上端部に嵌入されている(即ち、筒状カバー49はドグ51に固定されている)。
【0021】
また、テンションロッド27の上部に設けられた雌螺子領域にはナット52、53及びワッシャ54が装着されている。ナット52とナット52の下端に接触しているナット53とはダブルナットを構成している。ナット53の下端に接触するワッシャ54は、扉体G等の重量が作用してドグ51に押し付けられ、ドグ51は、ワッシャ54からワイヤWの領域Jの長手方向下向きの負荷を与えられ、スプリング48からワイヤWの領域Jの長手方向上向きの力を与えられている。
【0022】
筒状カバー49の下端は、ワイヤWに緩みが無いと(ワッシャ54からドグ51を介してスプリング48に作用している下向きの力が、縮んでいるスプリング48の復元力より大きいと)、図4に示すように、スプリング48が縮んでスプリングベース33に接触した状態が維持される。一方、ワイヤWに緩みが生じると(ワッシャ54からドグ51を介してスプリング48に作用している下向きの力が、縮んでいるスプリング48の復元力より小さいと)、筒状カバー49の下端は、図8に示すように、スプリング48の復元力によってドグ51と共に押し上げられ、スプリングベース33に非接触な状態となる。
【0023】
本実施の形態では、ワイヤWに緩みが生じることで、ワイヤWの領域Jの長手方向上向きに移動する移動体55が、主として筒状カバー49及びドグ51によって構成され、移動体55及びスプリング48を支持し、下部にワイヤWの領域Jが接続されている支持機構60が、主としてテンションロット27、ナット52、53、ワッシャ54及びスプリングベース33によって構成されている。
【0024】
従って、スプリング48は移動体55にワイヤWの領域Jの長手方向上向きの力を作用させており、テンションロッド27は移動体55に掛止されている。そして、支持機構60は、ロッドマウント34によって、回転軸Qを中心に回転自在に支持されている。よって、支持機構60、移動体55及びスプリンリング48の回転動作(回動)は回転軸Qを中心としたもののみであり、緩み検出手段14は支持機構60、移動体55及びスプリンリング48を3次元的に角度変化する機構を有していない。
また、テンションロッド27は移動体55を貫通している。
【0025】
ここで、移動体55は、シーブ11の回転軸方向の位置(本実施の形態では前後方向の位置)がシーブ11と等しいため、門体Gと一体となってシーブ11が昇降するのに伴いワイヤWの領域Jが鉛直方向に対し角度変化すると、支持機構60は、移動体55及びスプリング48と共に回転軸Qを中心に回転(回動)する。支持機構60が移動体55及びスプリング48と共に回転軸Qを中心に回転する際、テンションロッド27は、回転軸Qを中心に回転して、ワイヤWの領域Jの延長線上に配された状態を維持する。
【0026】
また、図4図5図6に示すように、ロッドマウント34の平坦部44に螺子部材56によって固定された支持部材57には、リミットスイッチ58が固定されている。検知部の一例であるリミットスイッチ58は、ドグ51に上方から接触している回動アーム59を有し、図4図8に示すように、回動アーム59の回動によって移動体55の移動を検知可能である。門体Gが下降中に、リミットスイッチ58が移動体55の移動(即ち、ワイヤWの緩み)を検知すると、駆動ユニット19が停止して門体Gの下降を止める。
【0027】
リミットスイッチ58による移動体55の移動の検知は、移動体55が所定距離移動したのを検知すること、及び、移動体55が僅かでも移動したことを検知することの双方を意味する。
本実施の形態では、リミットスイッチ58が、支持機構60と一体となって回転軸Qを中心に回転する設計となっていることから、リミットスイッチ58は、門体Gの高さ位置に影響を受けることなく、安定的に移動体55の移動を検知することが可能である。
【0028】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、検知部はリミットスイッチである必要はなく、検知部として、リミットスイッチ以外の接触式センサや非接触式センサを採用することができる。また、検知部の種類によっては、検知部が支持機構と一体となって回転軸Qを中心に回転するように設計する必要はなく、例えば、検知部を支持ベースに固定してもよい。そして、ワイヤの領域Jに連結される連結具は棒状の部材に限定されない。
【符号の説明】
【0029】
10:門開閉装置、11:シーブ、12:ドラム、14:緩み検出手段、15:従動ユニット、16:従動ユニット、17、18:軸材、19:駆動ユニット、22:ドラム、23:シーブ、24、25:シーブ受部材、26:シーブ、27:テンションロッド、28、29:支持ベース、30:螺子部材、31、32:ホルダ、33:スプリングベース、34:ロッドマウント、35:切欠き、36、37:突出部、38、39:貫通孔、40、41:縮径部、42:貫通孔、43、44:平坦部、45、47:貫通孔、48:スプリング、49:筒状カバー、50:貫通孔、51:ドグ、52、53:ナット、54:ワッシャ、55:移動体、56:螺子部材、57:支持部材、58:リミットスイッチ、59:回動アーム、60:支持機構、G:門体、W:ワイヤ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9