特許7335196IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

抵抗溶接部材の製造方法に関し、特に、少なくとも1枚のめっき鋼板を含む3枚以上の板組の両面を一対の電極で挟み込んで通電することによりスポット溶接する抵抗溶接部材の製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、3枚以上の板組のスポット溶接では、特許文献1に記載された溶接後保持時間を制御するだけではLME割れを防止することが困難であった。また、特許文献1には、加圧制御の有無や後通電と保持時間の関係に関しても何ら規定されておらず、改善の余地があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

したがって、本発明の目的は、抵抗溶接部材の製造方法に係る下記(1)の構成により達成される。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の抵抗溶接部材の製造方法によれば、鋼板を第一加圧力P1で加圧しながら第一電流値I1で通電する本通電工程と、本通電工程後に、第一加圧力P1よりも高い第二加圧力P2で加圧しながら電流値が第一電流値I1から漸減するように通電する後通電工程と、後通電後に、前記第二加圧力P2を維持したまま電極を保持する電極保持工程を設けており、本通電後にダウンスロープによる後通電を行うとともに、ダウンスロープ中に加圧力を上昇させるので、母材強度が980MPa以上のめっき高張力鋼板を3枚以上スポット溶接しても、ナゲットの収縮を抑制して溶接部に作用する引張応力を低減できる。
また、第二加圧力P2と鋼板の総板厚t、第一電流値I1と第二電流値I2、及び、後通電のダウンスロープ時間Tw2と後通電終了後の電極保持時間Thtのそれぞれが、所定の関係を満足するように制御することで、電極開放時の溶接部温度と引張応力を適正化してナゲット内割れ及びコロナボンド内割れを抑制できる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本通電工程、後通電工程及び電極保持工程における、電流値と加圧力との関係を示す通電パターンのグラフである。
【図2】 図2は、電極保持時間Tht及びダウンスロープ時間Tdsと、LME割れの有無との関係を示す実験結果のグラフである。
【図3】 図3は、実施例1の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図4】 図4は、実施例5の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図5】 図5は、実施例7の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図6】 図6は、比較例1の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図7】 図7は、比較例6の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図8】 図8は、比較例7の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図9】 図9は、比較例11の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図10】 図10は、比較例18の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図11】 図11は、比較例20の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。
【図12】 図12は、比較例22の溶接部を示す断面写真(図面代用写真)である。

代表図 図1本件の代表的な図

P1 第一加圧力 P2 第二加圧力 I1 第一電流値 Tds ダウンスロープ時間 Tht 電極保持時間 Tdl 加圧上昇遅延時間 t 鋼板の総板厚

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります