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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-23
(45)【発行日】2023-08-31
(54)【発明の名称】密閉ジッパーおよび密閉ジッパー組立体
(51)【国際特許分類】
   A44B 19/32 20060101AFI20230824BHJP
   B65D 33/25 20060101ALI20230824BHJP
【FI】
A44B19/32
B65D33/25
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2021539134
(86)(22)【出願日】2019-11-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-02-25
(86)【国際出願番号】 KR2019016606
(87)【国際公開番号】W WO2020141732
(87)【国際公開日】2020-07-09
【審査請求日】2021-08-31
(31)【優先権主張番号】10-2019-0000437
(32)【優先日】2019-01-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2019-0114046
(32)【優先日】2019-09-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】521292630
【氏名又は名称】キム,ヨン ギョ
【氏名又は名称原語表記】KIM, Young Gyo
(74)【代理人】
【識別番号】100107364
【弁理士】
【氏名又は名称】斉藤 達也
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヨン ギョ
【審査官】須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2006/0282995(US,A1)
【文献】韓国登録特許第10-1880278(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A44B19/32
B65D33/25
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1チェーン部と、
前記第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、
前記第1チェーン部の一端部および前記第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部との間に位置し、前記チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、を含み、
前記チェーン固定部は、挿入孔と切開部を含む弾性復元部および前記水密部の一端部が挿入される挿入溝を含み、
前記水密部は、前記一端部に突出する突出部を含み、
前記突出部が前記挿入孔に挿入された状態で前記水密部および前記チェーン固定部の結合が行われる密閉ジッパー。
【請求項2】
前記第1チェーン部は、
前記水密部の一面側に複層の形態として位置する第1-1結合歯および第1-2結合歯を含む第1上部チェーンと、前記水密部の他面側に複層の形態として位置する第1-3結合歯および第1-4結合歯を含む第1下部チェーンと、を含み、
前記第2チェーン部は、
前記水密部の一面側に複層の形態として位置する第2-1結合歯および第2-2結合歯を含む第2上部チェーンと、前記水密部の他面側に複層の形態として位置する第2-3結合歯および第2-4結合歯を含む第2下部チェーンと、を含む請求項1に記載の密閉ジッパー。
【請求項3】
前記第1上部チェーンおよび前記第2上部チェーン間の結合と、前記第1下部チェーンおよび前記第2下部チェーン間の結合によって締結される請求項2に記載の密閉ジッパー。
【請求項4】
前記第1-4結合歯および前記第2-4結合歯の厚さは、前記第1-3結合歯および前記第2-3結合歯の厚さよりも厚く形成される請求項2に記載の密閉ジッパー。
【請求項5】
複層の形態である前記第1-1結合歯と前記第1-2結合歯、前記第1-3結合歯と前
記第1-4結合歯、前記第2-1結合歯と前記第2-2結合歯および前記第2-3結合歯
と前記第2-4結合歯が逆対称の形状に形成される請求項2に記載の密閉ジッパー。
【請求項6】
第1ガイド部および第2ガイド部は、長さ方向にそれぞれガイド溝を含み、
前記ガイド溝の案内方向に沿ってライダーが移動しながら、前記第1チェーン部および前記第2チェーン部の結合が行われる請求項1に記載の密閉ジッパー。
【請求項7】
前記水密部は、凹面である湾曲部を含む請求項1に記載の密閉ジッパー。
【請求項8】
第1チェーン部と、
前記第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、
前記第1チェーン部の一端部および前記第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部との間に位置し、前記チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部のそれぞれの一面に沿って長さ方向に移動しながら、前記第1チェーン部と前記第2チェーン部間の締結および分離を実行するライダーと、
前記第1チェーン部の下側に連結される第1取付け体と、
前記第2チェーン部の下側に連結される第2取付け体と、を含み、
前記第1取付け体および前記第2取付け体との間には、前記第1チェーン部および前記第2チェーン部を保護する保護部材が配置され、
前記保護部材の一側は、前記第1取付け体および前記第2取付け体のうちの1つに取付けられ、
前記保護部材は、
前記第1取付け体側に水平延長される第1水平部と、
前記第2取付け体側に水平延長される第2水平部と、
前記第1取付け体と前記第2取付け体との間に位置する中央部と、を含み、
前記中央部の内部に所定の空間を含む密閉ジッパー。
【請求項9】
前記所定の空間には、空気が満たされるか、または水よりも軽い物質が満たされる請求項8に記載の密閉ジッパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体を密封できるように容器に取付けられた密閉ジッパーおよびライダーを含む密閉ジッパー組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、密閉ジッパーは、調味料、洗剤およびシャンプーなどの液状の内容物または気体状態の内容物を気密保持し、容器(内容物の収容状態を保持できる構造)に収容するように容器に取付けられるジッパーである。特に、気体を収容する場合は、気密を保持することが重要であるため、ガスを容器に流入するか、または流出させることが多少難しい欠点があった。容器からガスを抜く場合には、ガスを流入した構造を通じて逆方向にガスを排出させなければならなかったが、気密を保持することが重要な構造の場合、主にガスの流入は容易に構成されているが、流出の場合は、煩わしい過程を経て流出できるように形成された。このような点を補完するためにジッパーを採用する場合は、ガスの流出過程が簡単になるが、ジッパー締結時に気密保持が難しいことがある。すなわち、空気圧に耐えられる結合力もジッパーに要求される。したがって、容器の内部に空気を注入した後に再び空気を排出する際に容易であり、空気が容器内にあるときは、密閉状態を保持するためのジッパーの締結力が要求されることである。
【0003】
また、ジッパーバッグにおいて、ジッパー間を結合した状態でジッパーバッグが置かれた状態に応じて液体または粉末などの内容物がジッパーに触れ得る。この場合、内容物によってジッパーが汚染され、内容物がジッパーの間に挟まれるとジッパーの結合力を弱める恐れがある。したがって、内容物からジッパーを保護する必要があり、それにもかかわらず、ジッパーバッグ内に内容物を投入することが妨げられないジッパーバッグおよびこのための保護装置が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前述した従来の密閉ジッパーが持つ問題点を解決するためのものであって、本発明の一実施例が成そうとする目的は、ジッパーの結合歯間の結合によってより強固なジッパー締結を成そうとする。
【0005】
本発明の一実施例が成そうとする他の目的は、ジッパーの締結後に水密を保持できる密封状態を形成しようとする。
【0006】
本発明の一実施例が成そうとするまた他の目的は、ジッパーが横方向に引っ張られる場合にも締結力を安定的に保持しようとする。
【0007】
本発明の一実施例が成そうとするまた他の目的は、収容空間内に収容された内容物(液体または粉末など)によって密閉構造が汚染されて密閉力が減少することを防止しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、流体を密封できるように容器に取付けられた密閉ジッパーおよびライダーを含む密閉ジッパー組立体に関するものであって、本発明の一実施例によると、第1チェーン部と、第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、第1チェーン部の一端部および第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、第1チェーン部および第2チェーン部との間に位置し、チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、を含む密閉ジッパーが提供される。
【0009】
そして、第1チェーン部は、水密部の一面側に複層の形態として位置する第1-1結合歯および第1-2結合歯を含む第1上部チェーンと、水密部の他面側に複層の形態として位置する第1-3結合歯および第1-4結合歯を含む第1下部チェーンと、を含み、第2チェーン部は、水密部の一面側に複層の形態として位置する第2-1結合歯および第2-2結合歯を含む第2上部チェーンと、水密部の他面側に複層の形態として位置する第2-3結合歯および第2-4結合歯を含む第2下部チェーンと、を含み得る。
【0010】
また、第1上部チェーンおよび第2上部チェーン間の結合および第1下部チェーンおよび第2下部チェーン間の結合によって締結され得る。
【0011】
また、第1-4結合歯および第2-4結合歯の厚さは、第1-3結合歯および第2-3結合歯の厚さよりも厚く形成され得る。
【0012】
また、複層の形態である第1-1結合歯と第1-2結合歯、第1-3結合歯と第1-4結合歯、第2-1結合歯と第2-2結合歯および第2-3結合歯と第2-4結合歯が逆対称の形状に形成され得る。
【0013】
また、チェーン固定部は、挿入孔と切開部を含む弾性復元部および水密部の一端部が挿入される挿入溝を含み、水密部は、一端部に突出する突出部を含み、突出部が挿入孔に挿入された状態で水密部およびチェーン固定部の結合が行われ得る。
【0014】
また、第1ガイド部および第2ガイド部は、長さ方向にそれぞれガイド溝を含み、ガイド溝の案内方向に沿ってライダーが移動しながら、第1チェーン部および第2チェーン部の結合が行われ得る。
【0015】
また、水密部は、凹面である湾曲部を含み得る。
【0016】
前記第1チェーン部の下側に連結される第1取付け部と、前記第2チェーン部の下側に連結される第2取付け部と、を含み、前記第1取付け部および前記第2取付け部との間には、前記第1チェーン部および前記第2チェーン部を保護する保護部材が配置され、前記保護部材の一側は、前記第1取付け部および前記第2取付け部のうちの1つに取付けられる密閉ジッパー保護装置が提供される。
【0017】
前記保護部材は、前記第1取付け部側に水平延長される第1水平部と、前記第2取付け部側に水平延長される第2水平部と、前記第1取付け部と前記第2取付け部との間に位置し、その内部に所定の空間を含む中央部と、を含み得る。
【0018】
前記所定の空間には、空気が満たされるか、または水よりも軽い物質が満たされ得る。
【0019】
第1チェーン部と、第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、第1チェーン部の一端部および第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、第1チェーン部および第2チェーン部との間に位置し、チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、第1チェーン部および第2チェーン部のそれぞれの一面に沿って長さ方向に移動しながら、第1チェーン部と第2チェーン部間の締結および分離を実行するライダーと、を含む密閉ジッパー組立体が提供される。
【発明の効果】
【0020】
本発明の一実施例によると、上部および下部に複層構造の結合歯間の結合になるようにしてより強固なジッパー締結となるようにすることができる。
【0021】
本発明の一実施例によると、ジッパーの締結後に水密を保持できる水密部を結合歯間に配置させることによって、密封状態を保持できる。
【0022】
本発明の一実施例によると、ジッパーが横方向に引っ張られる場合にも横方向の引力が伝達される結合歯の厚さを相対的に大きく形成し、ジッパーの締結力を安定的に保持できる。
【0023】
本発明の一実施例によると、保護部材によって収容空間に収容された内容物が密閉ジッパーの第1チェーン部および第2チェーン部側に到逹することが遮断されるため、密閉ジッパーが内容物によって汚染せず、密閉ジッパーの状態を正常に保持でき、これに応じて、密閉ジッパーの密閉力を最高の状態で保持できる。
【0024】
本発明の一実施例によると、保護部材によって密閉ジッパーが保護されながらも、収容空間内に内容物を投入することが妨げられないこともある。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の一実施例による密閉ジッパーの分解斜視図。
図2】本発明の一実施例による密閉ジッパーの斜視図。
図3図3(a)は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの結合歯の分離状態を示した斜視図、図3(b)は、本発明の一実施例による密閉ジッパーのチェーン固定部に突出部が結合されたことを示す図面。
図4】本発明の一実施例による密閉ジッパーの第1上部チェーンおよび第2上部チェーンを示した図面。
図5】本発明の一実施例による密閉ジッパーの断面図。
図6】本発明の一実施例によるライダーの斜視図。
図7】本発明の他の実施例による密閉ジッパーを備えるジッパーバッグの例示を示す図面。
図8】本発明の他の実施例による密閉ジッパーにおいて、第1チェーン部と第2チェーン部が結合された状態の断面図。
図9図8の第1チェーン部と第2チェーン部が結合解除された状態の断面図。
図10】本発明の他の実施例による密閉ジッパーの平面透視図。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を説明する。しかし、これは例示に過ぎず、本発明はこれに限定されない。
【0027】
本発明を説明するにおいて、本発明に係る公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にすることができると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述される用語は、本発明の機能を考慮して定義された用語として、これは使用者、運用者の意図または慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は、本明細書の全般にわたる内容に基づいてなされるべきである。
【0028】
本発明の技術的思想は、請求の範囲によって決定され、以下の実施例は、本発明の技術的思想を本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に効率的に説明するための1つの手段に過ぎない。
【0029】
図1は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの分解斜視図であり、図2は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの斜視図である。
【0030】
図1および図2を参照すると、密閉ジッパーは、第1チェーン部100、第1ガイド部130、第2チェーン部200、第2ガイド部、水密部300およびチェーン固定部140を含む。ここで、第1チェーン部100、第1ガイド部130、チェーン固定部140および水密部300は、結合された状態であり得る。そして、第2チェーン部200および第2ガイド部が互いに結合された状態であり得る。そして、第2チェーン部200は、第2ガイド部と結合された状態であり得る。ここで、第2チェーン部200および第2ガイド部の一端がチェーン固定部140と結合され得る。
【0031】
具体的に、第1チェーン部100は、第1上部チェーン110および第1下部チェーン120を含む。第2チェーン部200は、第2上部チェーン210および第2下部チェーン220を含む。第1上部チェーン110および第1下部チェーン120は、それぞれ一方に歯形が形成される。第2上部チェーン210および第2下部チェーン220は、それぞれ第1上部チェーン110および第1下部チェーン120と対向する方向に歯形が形成される。このような構造によって第1上部チェーン110は、第2上部チェーン210と結合され、第1下部チェーン120は、第2下部チェーン220と結合される。
【0032】
前記第1上部チェーン110および第2上部チェーン210と第1下部チェーン120および第2下部チェーン220との間には、軟質の水密部300が配置され得る。水密部300は、弾性を有する素材であり得る。例えば、ゴムまたはシリコンなどの素材であり得る。水密部300は、第1上部チェーン110および第2上部チェーン210と第1下部チェーン120および第2下部チェーン220との間に配置されることによって、所定の圧力を受け得る。水密部300は、弾性を有しているため、前記圧力によって水密が可能になるように、第1上部チェーン110および第2上部チェーン210と第1下部チェーン120および第2下部チェーンとの間に形成可能な空きを埋めることができる。これにより、第1上部チェーン110および第2上部チェーン210と第1下部チェーン120および第2下部チェーン220との間の空間の水密を行い得る。
【0033】
また、第1ガイド部130および第2ガイド部は、互いに対称するように形成および配置され得る。第1ガイド部130および第2ガイド部は、互いに反対方向に向かってガイド溝101、201が形成され得る。ガイド溝101、201は、密閉ジッパーの長さ方向に沿ってそれぞれ形成され得る。前記ガイド溝101、201の案内に従ってライダーが移動しながら、第1チェーン部100および第2チェーン部200を結合または分離させることができる。
【0034】
一方、チェーン固定部140は、水密部300と結合され得る。水密部300は、密閉ジッパーの延長方向に延長されたボディー部310、前記ボディー部310の一端に形成されたヘッド部330および前記ボディー部310の他端に形成された突出部320を含む。チェーン固定部140は、前記突出部320が形成された他端と結合され得る。チェーン固定部140は、ボディー部310の他端が挿入されることができる挿入溝141および作用する外力を弾性的に収容できる弾性復元部142を含む。弾性復元部142は、切開部142-2および挿入孔142-1を含み、前記水密部300の突出部320が前記挿入孔142-1に挿入された状態にチェーン固定部140および水密部300は結合され得る。チェーン固定部140に結合された水密部300は、他端が挿入溝141に挿入された状態であり得る。
【0035】
一方、水密部300は、前記一端に設けられたヘッド部330が密閉ジッパーの外側に露出され得る。ヘッド部330は、第1チェーン部100、第2チェーン部200、第1ガイド部130および第2ガイド部の端部と接触して密閉ジッパーが取付けられた容器の密封状態を保持させ得る。前記密封状態は、気密および水密状態を意味するものであり、第1チェーン部100および第2チェーン部200との間に水や空気のような流体が通過することができないようにするものである。
【0036】
前記第1チェーン部100と第2チェーン部200は、互いに歯形が行き違うように形成されて結合され得る。また、第1上部チェーン110、第1下部チェーン120、第2上部チェーン210および第2下部チェーン220の歯形は、複層として形成され得る。具体的に、第1上部チェーン110は、第1-1結合歯111と第1-2結合歯112が複層に固定された形態であり得、第1下部チェーン120は、第1-3結合歯121と1-4結合歯が複層に固定された形態であり得る。そして、第2上部チェーン210は、第2-1結合歯211と第2-2結合歯212が複層に固定された形態であり得、第2下部チェーン220は、第2-3結合歯221と第2-4結合歯222が複層に固定された形態であり得る。
【0037】
前記結合歯は、円滑な結合のために互いに噛み合いが発生する結合歯と厚さが同一に形成され得る。すなわち、第1-1結合歯111は、第2-1結合歯211と厚さが同じであり、第1-2結合歯112は、第2-2結合歯212と厚さが同じであり、第1-3結合歯121は、第2-3結合歯221と厚さが同じであり、第1-4結合歯122は、第2-4結合歯222と厚さが同じであることがある。
【0038】
さらに、ガイド溝101、201が設けられた第1ガイド部130および第2ガイド部は、ガイド溝101、201に沿ってライダーを移動させ得る。前記ライダーの限界移動地点が密閉ジッパー上に存在せず、密閉ジッパーを完全に通過できる。したがって、前記ガイド溝101、201の両端は、ガイド溝101、201の延長線上に干渉がないか、または移動を補助する構造が設けられ得る。移動を補助する構造の一例としては、図示されたチェーン固定部140の両端に位置する構造として、ガイド溝101、201とつながる構造としてガイド溝101、201と同じ形状に形成され得る。したがって、ライダーが通過する過程で干渉を誘発しないことがある。
【0039】
図3aは、本発明の一実施例による密閉ジッパーの結合歯の分離状態を示した斜視図であり、図3bは、本発明の一実施例による密閉ジッパーのチェーン固定部140に突出部320が結合されたことを示す図面である。
【0040】
図3aを参照すると、チェーン固定部140は、第1チェーン部100およびシーリング部と固定された状態であり得る。ここで、第1チェーン部100は、第2チェーン部200に置き換えられる。すなわち、第1チェーン部100と第2チェーン部200のうちの1つとチェーン固定部140が結合され得、本実施例においては、第1チェーン部100と結合された例示を通じて説明する。チェーン固定部140は、このように結合された状態で容器に取付けられ得る。前記容器とは、空気や水などの流体を収容する構成となることがあり、例えば、空気を収容し、前記空気が所定の圧力にも流出しないように密閉が保持されるべきであるチューブであり得る。
【0041】
図示されたように、第1上部チェーン110は、第1下部チェーン120と間隔を置いて形成され得る。前記間隔には、水密部300が配置されて第1上部チェーン110と第1下部チェーン120によって所定の圧力で加圧される状態で第1ガイド部130と固定され得る。このような固定によって容器の開放および閉鎖を行う第1チェーン部100および第2チェーン部200を水や空気が通過できなくなる。水密部300は、チェーン固定部140に端部が挿入された状態で固定できるが、このような構造も水や空気が第1チェーン部100および第2チェーン部200を通過できないようにする。
【0042】
一方、前述したように、チェーン固定部140は、第1チェーン部100、第2チェーン部200、第1ガイド部130および第2ガイド部の端部と結合される。したがって、容器を開放するために第1チェーン部100および第2チェーン部200の締結を解除して開けることになると、チェーン固定部140は、第1チェーン部100および第2チェーン部200を開ける方向に引っ張られることになる。引っ張られたチェーン固定部140は、一部しなうことがある。しなった後は、もちろん弾性復元ができるが、このような弾性変形および弾性復元が容易になるように、チェーン固定部140には、弾性復元部142が形成され得る。弾性復元部142は、図3bに示された通りである。
【0043】
図3bは、弾性復元部142と突出部320が結合した図面の例示である。具体的に弾性復元部142は、挿入孔142-1および切開部142-2を含む。切開部142-2は、第1チェーン部100および第2チェーン部200の締結と分離によって引っ張られる力が発生する場合に、前記力によってチェーン固定部140が所定の弾性変形が起こるときの変形および復元の容易さのために設けられたものである。そして、挿入孔142-1の場合は、前記変形および復元を容易にするとともに、切開部142-2の周辺に水または空気などの流体が流入することを防止するために水密部300の突出部320が挿入されるように設けられたものである。
【0044】
具体的に、挿入孔142-1は、突出部320と対応するように形成され得る。例えば、円形の内径に生じた貫通孔であり得、前記内径以上の外径に形成された突出部320と結合され得る。ここで、内径以上の外径は、水密部300がシリコンまたはゴムなどの弾性を有する素材で形成され得るため、前記内径よりも大きく形成されても弾性力が許容する範囲内で決定されると結合が可能である。
【0045】
図4は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの第1上部チェーン110および第2上部チェーン210を示した図面である。
【0046】
図4を参照すると、前述したように、第1上部チェーン110および第2上部チェーン210は、互いに対向する形状に歯形が形成され得、複層の形態として形成され得る。例として、第1上部チェーン110で複層の形態の歯形である第1-1結合歯111および第1-2結合歯112は、示されたように、平面上で互いに逆対称するように形成され得る。第1上部チェーン110の第1-1結合歯111および第1-2結合歯112は、第2上部チェーン210に向かって延長される。そして、第1-1結合歯111の場合に、第2-1結合歯211との結合のための結合構造として側方に凸形状を有し得る。もちろん、「凸形状」に限定されず、ジッパーに採用される結合構造を意味し、凸形状は、一例として説明するものである。
【0047】
前記凸形状は、第1-1結合歯111に左側方に凸とすると、第1-1結合歯111と複層の形態に結合された第1-2結合歯112の場合は、凸形状が右側方に凸に形成され得る。すなわち、結合構造は、互いに反対方向に形成され得、逆対称の形状を有し得る。このような逆対称の形状は、第1上部チェーン110と第2上部チェーン210間の結合のために造成される締結力をより強固に保持できる。
【0048】
図5は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの断面図である。
【0049】
図5を参照すると、密閉ジッパーは、取付け部1、2に取付けられ得る。ここで取付け部1、2は、密閉容器の一部になることがある。正確には、密閉容器が開放されるように形成された開放部の周辺であり得る。本例示は、第1チェーン部100および第2チェーン部200が締結されて密封状態を示している。ガイド溝101、201の露出側が取付け部1、2を基準に容器の外部であり、ガイド溝101、201が露出していない取付け部1、2の反対側が容器の内部であり得る。ここで、外部に露出した第1-1結合歯111および第2-1結合歯211は、外側から直接露出を避けて接触による損傷を防止できるようにカバー部5、6をさらに含み得る。
【0050】
前記密封状態において、密閉容器は、前記外部および前記内部間の圧力差によって密封状態が解除されることができる。例えば、前記圧力差は、内部の温度が増加するか、または容器が物理的に加圧されることになると、容器内の圧力が増加することがある。このような容器内の圧力の増加に応じて、内部の空気または内部の液体が外部に漏れていくことがある。したがって、水密部300は、第1上部チェーン110および第2上部チェーン210の結合部と第1下部チェーン120および第2下部チェーン220の結合部との間に位置し、内外に漏れていく空気や水のような流体を遮断することができる。
【0051】
さらに、前記流体は、内部から外部に漏れていくためには、水密部300のボディー11の側面を迂回して通らなければならない。したがって、ボディー11の側面の形状を多様に形成し、ボディー11の側面と第1ガイド部130および第2ガイド部間の接触面積を増加させてより高い圧力にも流体の流出が発生しないようにする。ボディー11の側面形状の一実施例として、例示のような屈曲を形成し得る。
【0052】
また、密閉ジッパーの開放および閉鎖過程で各取付け部1、2の方向に引っ張られ得る。このとき発生する引っ張られる力は、取付け部1、2と隣接する結合歯に伝達され得る。前記結合歯は、第1-4結合歯122および第2-4結合歯222であり得る。したがって、第1-4結合歯122および第2-4結合歯222は、引っ張られる力を収容しなければならないため、第1-3結合歯121および第2-3結合歯221の厚さD2よりも第1-4結合歯122および第2-4結合歯222の厚さD1の方が厚く形成され得る。
【0053】
図6は、本発明の一実施例によるライダーの斜視図である。
【0054】
図6を参照すると、ライダーは、ボディー部310およびスライダー12を含み得る。ボディー部310は、容器の外側から密閉ジッパーをくるむ形で密閉ジッパーと結合され得る。具体的に、ライダーは、密閉ジッパーの第1ガイド部130および第2ガイド部と対応するように形成されたスライダー12と組み立てられ、ガイド溝101、201の案内に従って移動し得る。使用者がライダーの移動を容易にするために取っ手(図示せず)がボディー部310に形成され得る。密閉ジッパーと組み立てられるライダーは、密閉ジッパー組立体として互いに結合され得る。また、ライダーは、密閉ジッパー組立体で密閉ジッパーを締結したり開放するとき、密閉ジッパーの長さ方向にガイド溝101、201に沿ってスライディングでき、一方向に完全に移動した後に、分離保管することができる。
【0055】
図7は、本発明の他の実施例による密閉ジッパーを備えるジッパーバッグの例示を示す図面である。
【0056】
図7を参照すると、密閉ジッパーは、第1チェーン部100および第2チェーン部200を含み得る。密閉ジッパーは、内容物を内部に収納し、上端を密閉させることができるジッパーバッグで密閉手段として使用できる。例示的に、密閉ジッパーは、ジッパーバッグで内容物を収納する収容空間700の上端に、第1チェーン部100および第2チェーン部200が互いに対向して収容空間700の上端の角の長さ方向に設けられ得る。
【0057】
図8は、本発明の他の実施例による密閉ジッパーにおいて、第1チェーン部100と第2チェーン部200が結合された状態の断面図であり、図9は、図8の第1バンド100と第2チェーン部200が結合解除された状態の断面図である。
【0058】
図8を参照すると、互いに咬合して結合可能な第1チェーン部100および第2チェーン部200の結合体のうち、第1チェーン部100の下側に形成される第1取付け部1と第2チェーン部200の下側に形成される第2取付け部2との間に保護部材400が配置され得る。保護部材400は、フレキシブルな素材で形成され、収容空間700に保管される内容物の密閉ジッパー側への圧力によって第1チェーン部100および第2チェーン部200側に密着するように形成され得る。これにより、保護部材400は、収容空間の内部に収容される内容物が第1チェーン部100および第2チェーン部200に接触することを防止し、第1チェーン部100と第2チェーン部200が内容物によって汚染されることを防ぐことができる。したがって、第1チェーン部100と第2チェーン部200を正常状態に保持でき、第1チェーン部100と第2チェーン部200間の結合力を最高に保持できる。
【0059】
第1チェーン部100と第2チェーン部200のそれぞれには、第1ガイド溝101と第2ガイド溝201が形成され、ライダー10が第1ガイド溝101および第2ガイド溝201をスライディングしながら、第1チェーン部100と第2チェーン部200間の結合および結合解除が成されるようにすることができる。
【0060】
保護部材400は、第1取付け部1側に水平延長される第1水平部410aと、第2取付け部2側に水平延長される第2水平部410bと、第1水平部410aと第2水平部410bとの間に位置し、第1取付け部1と第2取付け部2との間を密閉しながら、その内部に所定の空間420を含む中央部430と、を含み得る。
【0061】
第1水平部410aと第2水平部410bは、それぞれ第1取付け部1および第2取付け部2の下側に位置し、収容空間700内に収容された内容物が第1取付け部1および第2取付け部2を経て第1チェーン部100および第2チェーン部200まで到逹することを防止できる。
【0062】
中央部430の所定の空間420には、空気が満たされるか、または水よりは軽い物質が満たされることによって、所定の空間420より比重が高い内容物によって発生する圧力によって第1チェーン部100および第2チェーン部200側に中央部430が密着するようにすることができる。
【0063】
ただし、保護部材400によって内容物を外部から収容空間700内に投入することを妨げてはいけないため、第1水平部410aと第2水平部410bのうち、どちらか一方のみ第1取付け部1または第2取付け部2側に取付けられ、他の方は、取付けられないようにすることができる。
【0064】
より具体的に、図8に示されるように、第1水平部410aと第1取付け部1との間は取付けられず、第2水平部410bと第2取付け部2との間にのみ取付け部材440によって取付けられ得る。ただし、これに限定されるものではなく、反対に第1水平部410aと第1取付け部1との間が取付けられ、第2水平部410bと第2取付け部2との間が取付けられないこともある。重要な点は、第1水平部410aおよび第2水平部410bのうち、一側のみ取付け部1、2側に取付けられるという点である。
【0065】
図9を参照すると、第1チェーン部100と第2チェーン部200間の結合が解除された状態で第1チェーン部100と第2チェーン部200との間が開いた場合は、保護部材400も第1取付け部1と第2取付け部2との間を密閉していなくて、外部から内容物が投入されるように離隔され得る。したがって、保護部材400にもかかわらず、第1チェーン部100と第2チェーン部200間の結合が解除された状態では、使用者は収容空間700内に内容物を投入することができる。
【0066】
図10は、本発明の一実施例による密閉ジッパーの平面透視図である。図10において、密閉ジッパーと連結される収容空間700は、省略された状態である。
【0067】
図10を参照すると、密閉ジッパーで第1チェーン部100および第2チェーン部200、第1取付け部1および第2取付け部2の下側には、保護部材400が位置し得る。これにより、保護部材400は、第1チェーン部100および第2チェーン部200に収容空間700内の内容物が触れることを確実に防止できる。また、保護部材400は、第1チェーン部100および第2チェーン部200が開閉される方向の両端の外側まで延長されるように配置されることによって、収容空間700と第1チェーン部100および第2チェーン部200間を確実に遮断できる。そして、収容空間700と第1チェーン部100および第2チェーン部200間の遮断をより確実にするために取付け部材440は、第1チェーン部100と第2チェーン部200が開閉される方向の両端の外側にも位置し、全体的に
【数1】
の形状を持って保護部材400を取付け得る。
【0068】
以上、本発明の代表的な実施例を詳細に説明したが、本発明が属する技術分野において、通常の知識を有する者は、前述した実施例について本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることを理解するであろう。したがって、本発明の権利の範囲は、説明された実施例に限定して定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められなければならない。
〔付記1〕
第1チェーン部と、
前記第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、
前記第1チェーン部の一端部および前記第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部との間に位置し、前記チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、を含む密閉ジッパー。
〔付記2〕
前記第1チェーン部は、
前記水密部の一面側に複層の形態として位置する第1-1結合歯および第1-2結合歯を含む第1上部チェーンと、前記水密部の他面側に複層の形態として位置する第1-3結合歯および第1-4結合歯を含む第1下部チェーンと、を含み、
前記第2チェーン部は、
前記水密部の一面側に複層の形態として位置する第2-1結合歯および第2-2結合歯を含む第2上部チェーンと、前記水密部の他面側に複層の形態として位置する第2-3結合歯および第2-4結合歯を含む第2下部チェーンと、を含む付記1に記載の密閉ジッパー。
〔付記3〕
前記第1上部チェーンおよび前記第2上部チェーン間の結合と、前記第1下部チェーンおよび前記第2下部チェーン間の結合によって締結される付記2に記載の密閉ジッパー。
〔付記4〕
前記第1-4結合歯および前記第2-4結合歯の厚さは、前記第1-3結合歯および前記第2-3結合歯の厚さよりも厚く形成される付記2に記載の密閉ジッパー。
〔付記5〕
複層の形態である前記第1-1結合歯と前記第1-2結合歯、前記第1-3結合歯と前記第1-4結合歯、前記第2-1結合歯と前記第2-2結合歯および前記第2-3結合歯と前記第2-4結合歯が逆対称の形状に形成される付記2に記載の密閉ジッパー。
〔付記6〕
前記チェーン固定部は、挿入孔と切開部を含む弾性復元部および前記水密部の一端部が挿入される挿入溝を含み、
前記水密部は、前記一端部に突出する突出部を含み、
前記突出部が前記挿入孔に挿入された状態で前記水密部および前記チェーン固定部の結合が行われる付記1に記載の密閉ジッパー。
〔付記7〕
前記第1ガイド部および前記第2ガイド部は、長さ方向にそれぞれガイド溝を含み、
前記ガイド溝の案内方向に沿ってライダーが移動しながら、前記第1チェーン部および前記第2チェーン部の結合が行われる付記1に記載の密閉ジッパー。
〔付記8〕
前記水密部は、凹面である湾曲部を含む付記1に記載の密閉ジッパー。
〔付記9〕
第1チェーン部と、
前記第1チェーン部と結合される第2チェーン部と、
前記第1チェーン部の一端部および前記第2チェーン部の一端部と結合されるチェーン固定部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部との間に位置し、前記チェーン固定部に一部が挿入されるように配置される水密部と、
前記第1チェーン部および前記第2チェーン部のそれぞれの一面に沿って長さ方向に移動しながら、前記第1チェーン部と前記第2チェーン部間の締結および分離を実行するライダーと、を含む密閉ジッパー。
〔付記10〕
前記第1チェーン部の下側に連結される第1取付け体と、
前記第2チェーン部の下側に連結される第2取付け体と、を含み、
前記第1取付け体および前記第2取付け体との間には、前記第1チェーン部および前記第2チェーン部を保護する保護部材が配置され、
前記保護部材の一側は、前記第1取付け部および前記第2取付け部のうちの1つに取付けられる付記1に記載の密閉ジッパー。
〔付記11〕
前記保護部材は、
前記第1支持体側に水平延長される第1水平部と、
前記第2支持体側に水平延長される第2水平部と、
前記第1支持体と前記第2支持体との間に位置し、その内部に所定の空間を含む中央部と、を含む付記10に記載の密閉ジッパー。
〔付記12〕
前記所定の空間には、空気が満たされるか、または水よりも軽い物質が満たされる付記11に記載の密閉ジッパー。
【符号の説明】
【0069】
1、2:取付け部
5、6:カバー部
100:第1チェーン部
101:ガイド溝
110:第1上部チェーン
111:第1-1結合歯
112:第1-2結合歯
120:第1下部チェーン
121:第1-3結合歯
122:第1-4結合歯
130:第1ガイド部
140:チェーン固定部
141:挿入溝
142:弾性復元部
142-1:挿入孔
142-2:切開部
200:第2チェーン部
201:ガイド溝
210:第2上部チェーン
211:第2-1結合歯
212:第2-2結合歯
220:第2下部チェーン
221:第2-3結合歯
222:第2-4結合歯
230:第2ガイド部
300:水密部
310:ボディー
320:突出部
330:ヘッド部
400:保護部材
410a:第1水平部
410b:第2水平部
420:空間
430:中央部
440:取付け部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10