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特許7337355圧力部を備えるマッサージ器具、この器具を使用する方法、及びこの器具の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-25
(45)【発行日】2023-09-04
(54)【発明の名称】圧力部を備えるマッサージ器具、この器具を使用する方法、及びこの器具の製造方法
(51)【国際特許分類】
   A61H 19/00 20060101AFI20230828BHJP
   A61F 5/41 20060101ALI20230828BHJP
   A61H 23/02 20060101ALI20230828BHJP
【FI】
A61H19/00
A61F5/41
A61H23/02 332
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2019527115
(86)(22)【出願日】2017-07-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-09-05
(86)【国際出願番号】 RU2017050062
(87)【国際公開番号】W WO2018021947
(87)【国際公開日】2018-02-01
【審査請求日】2020-07-16
(31)【優先権主張番号】2016131026
(32)【優先日】2016-07-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】RU
(73)【特許権者】
【識別番号】519028690
【氏名又は名称】トポレブ,セルゲイ エブゲニエビッチ
【氏名又は名称原語表記】TOPOLEV,Sergey Evgenievich
【住所又は居所原語表記】Esenina str.,36-1-295,194358 Saint-Peterburg,RUSSIAN FEDERATION
(74)【代理人】
【識別番号】100167818
【弁理士】
【氏名又は名称】蓑和田 登
(72)【発明者】
【氏名】トポレブ,セルゲイ エブゲニエビッチ
【審査官】小野田 達志
(56)【参考文献】
【文献】特表2008-541787(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0316390(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 19/00
A61F 5/41
A61H 23/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
生殖器のマッサージ器具であって、第一端部及び第二端部を有する第一延出部材、第一端部及び第二端部を有する第二延出部材、及びクリトリスに作用する刺激部を備え、前記第一延出部材の第一端部は、前記第二延出部材の前記第一端部に接続され、前記第一延出部材の第一端部及び前記第二延出部材の第一端部の接続は、これらの接続された端部が膣内に挿入される能力を有するように作られ、ここで、前記第二延出部材は、側面視において円弧状を有し、前記挿入の過程中で前記第一延出部に沿って弾性的に展開し、前記刺激部は、側面視において円弧の表面領域、及びクリトリス領域に対峙する凸部を有し、前記第二延出部材の第二端部は、前記刺激部に接続され、前記挿入の過程中、この接続により前記刺激部を押圧し、クリトリスに沿って、当該表面領域が回転する、ことを特徴とするマッサージ器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、医療具の分類に属し、反射点の刺激やマッサージのための器具であり、生殖器を含む体の特定部の摩擦、指圧、バイブレーションによるマッサージのために使用される。マッサージ器は、家や特定の場所での使用でき、性的欲求を満たすための個人的マッサージとして使用される。
【背景技術】
【0002】
生殖器のマッサージや性的刺激のための従来例として“ラビットバイブ”がしられ、この“ラビットバイブ”は、膣刺激に使用される主延出部、及び主延出部の近い側の端部に接続されてクリトリス刺激する末端部を有する第二延出部を備える。第二延出部の末端部は、主延出部の末端に一方が接続され、主延出部から離れて小さく曲がっている。ここで、第二延出部は、主延出部より短く、例えばその末端部は主延出部の近端部にシフトされ、その結果、長手方向に沿った主延出部の末端、及び第二延出部の末端の間の距離は、平均10cmとなる。この距離で、“ラビットバイブ”の主延出部は膣の中に挿入され、クリトリス及びその近接組織(以下、クリトリスエリアと呼ぶ)に第二延出部が付くまで挿入され、一方、第二延出部は、小さな弾性体であり、主延出部が膣内に挿入されるに従い第二延出部は主延出部から離れるように曲がり、それは平均約2cmであり、ほとんど同じ距離でクリトリスのエリアに沿って退くようになっている。このように、この種の器具は、膣内(膣摩擦刺激)の往復運動が可能であり、クリトリスへの刺激なしに、或いは10cmまでの動きの距離でのクリトリスエリアの短期的な接触と、2cmまでのクリトリスへの継続的な接触での同時的なクリトリス刺激と、平均15cmの通常のバイブとしてのクリトリス刺激なしの主延出部の長さを有する。従って、この器具による機能は、摩擦刺激なしでの膣内での感覚を伴うクリトリス刺激に帰属する。この種の器具の欠点は、膣内への主延出部の動きによって、また、同時的刺激でのクリトリスエリアから第二延出部の後退で、第二延出部の同時的なクリトリス刺激が限定される点である。
【0003】
他の従来技術としては、雑誌“journal STOREROTICA”(2015.12月刊行、p42、http://www.epageflip.net/i/609426-se-december-2015)に開示されるバイブ会社NOVAの“We-Vibe”がある。これは、バイブを有した膣刺激部と、円弧状の基部に関連する長手方向の角度のある跳ね返り動作に適応したバイブを有したクリトリス刺激部を備える。ここで、クリトリス刺激は、クリトリス刺激部の端部により供給されるのではなく、その外部の長手方向の表面によるものとなる。図によると、膣刺激部の端部は、5.2cmでクリトリス刺激部の刺激表面に対して長手方向に突出し、一方、膣刺激部の端部から、円弧状の基部までのクリトリス刺激部の最大の跳ね返り角度の後退での刺激表面までの距離は8cmである。従って、この器具は、2.8cm範囲の距離で、往復運動の間、クリトリスと膣内とを同時に刺激できる。この場合、角度振動運動は、クリトリス刺激部に対して約60度で可能であるが、その動作は限定的であり、膣内の有効な往復運動は4cm以内となる。また、その円弧状基部に対するクリトリス刺激部の角度の流動性のために、クリトリス刺激部は、1.5cm以内のクリトリスに沿った小さな往復運動ができるのみである。しかし、仮にクリトリスの頭部が1.5cmごとに自然の流動性を有するなら、その摩擦は、すなわち、摩擦刺激はクリトリスとクリトリス刺激部との間では起こらず、若しくは無視できる程度となる。この器具の欠点は、同時的なクリトリスへの刺激を伴う膣内での膣刺激部の動きの距離が限定され、また、クリトリスへの少ない摩擦刺激である。
【0004】
他の従来技術としては、雑誌“journal STOREROTICA”(2015.12月刊行、p43、http://www.epageflip.net/i/609426-se-december-2015)に開示されNSNOVELTIES製の“the vibrator Opus Luxe”がある。この器具は、膣挿入部に接続された弾性的な凸状のクリトリス刺激部を有し、これは2つの延出部により形成され、これらの一端は頭部の構造に接続され、また、他端は延出部間のユーザの指を挿入するための箇所の構造に接続される。このデザインでは、膣挿入部の小さな角度的動作をクリトリスへの刺激に使用でき、ユーザの指を中に置き、動きの変形を手助けする。この器具の欠点は、同時的なクリトリスへの刺激によっては、膣の長さの距離での重要な膣刺激を行うことができない点である。
【0005】
他の従来技術としては、PCT / RU2009/00055で、2010.4.22に公開されたWO/2010/044710の発明である。この器具の第一形態は、膣内挿入に適して前端部及び後端部を有する延出部、及びクリトリスエリアの刺激に適する刺激部を備え、刺激部は延出部に沿った動きのために作られ、後端部からのバネ仕掛けである。この器具は、膣内摩擦刺激の間、クリトリスエリアでの刺激部のコンスタントな接触を供し、同時に、延出部の往復運動が、延出部の長さに比較して、可動できる刺激部の動作の距離により確約される膣の相当な深さまでを可能とする。この器具の欠点は、可動できる刺激部がクリトリスの重要な刺激の摩擦運動をせず、また、構造が複雑で、機械的に可動部に接続されるものの存在で、これは操作を複雑化して器具のメンテナンスを難しくする。この器具の第二形態では、膣刺激部及びクリトリス刺激部を備え、膣刺激部に沿った跳ね返り後退に適し、膣刺激部に対して横方向に往復運動を実行する。この器具の欠点は、クリトリス刺激部はほんの少し、約2cmの往復運動をして、膣刺激部の波状の駆動溝によりそこに伝えられ、そして、本質的には、その直径により限定されている。さらに、膣口の柔らかな組織のため、この器具の操作の間、膣刺激部の動作の直線的固定はなく、クリトリス刺激部に対する波状の長手方向動作を実行でき、クリトリスエリアも同様である。また、この器具の欠点は、構造が複雑で、可動部と開口内部構造の機械的接合が存在し、操作が複雑でメンテナンスが難しい点である。
【0006】
他の従来技術としては、EM002078162-0001で、2012.8.1公開(CA149467、2013.11.14登録, USD694897、2013.12.3登録)の長手方向曲面凹部を有する丸形状のバイブレータであり、両側に円弧形状、内側に曲がった羽形状の部品で骨組みされ、曲面端部がスムーズに凹部に変更する。この凹部にペニスが配置され、羽形状の部品により囲まれ、バイブレータ部の領域に反して押圧される。この器具の欠点は、性交の刺激を得ることができない、すなわち、ペニスに沿って往復運動を作り、オーガニズムの発生のために責任のある最も重要な領域であるペニスの亀頭部の領域のバイブレーションを持続する。
【0007】
他の従来技術としては、EM001171722-0001で、2009.5.11公開の意匠であり、楕円形状のバイブであり、一端に加圧帯を有するブラインドホールを有してその中にペニスを挿入することを意図し、他端側には横方向に位置した円筒形状のバイブレータブロックを備える。この器具の欠点は、穴の中でのパニスの動きが限定され、一方、ペニスの亀頭状のバイブゾーンは維持され、というのも、バイブユニットは強固に加圧帯のボディと接続され、また、その加圧帯の中でペニスの可能な動きの距離は小さく、勃起したペニスの平均長以下と考えられる。広く男性用自慰具として広く知られ、膣を刺激するチャンネルを有する弾性スリーブであり、内部にこれらを有し、深さ方向のチャンネルに沿って1以上のバイブレータを備える。この種の器具の欠点は、ペニスを亀頭に対向する自慰具に挿入するに従い、バイブ領域の位置が変位し、オルガズムゾーンへのバイブの影響が断続的となる点である。
【0008】
これら以下の文献も従来技術を示すものであると考えられる。すなわち、US2016/0051438; US2015/0359704; US2015/0231024; US2014/0194794; US2009/0318755; US2008/0119767; RU147082; RU2509548; RU2289385; RU2009115726; US9,254,238; US9,237,983; US9,192,254; US9,144,531; US9,119,765; US9,119,763; US9,114,056; US9,050,240; US9,028,395; US8,821,421; US8,419,611; US7,931,605; US7,749,178; US7,717,867; US7,658,707; US5,690,603; US5,853,362, USD523,151; USD523,152; USD553,253; USD605,779; USD630,764; USD636,887; USD648,861; USD652,946; USD699,366; DM/087783; USD666,304; USD700,347; USD700,350; USD703,341; USD706,442; DM/084346; USD715,954; USD719,274; USD727,524; USD727,525; USD731,667; USD738,520; EM001268429-0001; EM002774851-0001; CN201630027618.7; CN201630027901.X. である。
【0009】
最も近似した従来技術としては、PCT/RU2006/000121で、2006.10.19に公開されたWO/2006/110066に開示され、主張された試作品である。この器具は、第一端部及び第二端部を有する第一延出部、第一端部及び第二端部を有する第二延出部を備え、第一端部同士が接続し、この接続は、膣内への挿入時の機能に伴い作られる。あの点で、第二延出部は、クリトリスエリアの刺激の機能のため柔軟性を有しており、膣の長さに比べ、十分な動作の距離で、膣内摩擦刺激中に、クリトリスエリアへの常時の接触を確保している。この装置の欠点は、その操作が第一延出部の第二端部を保持することで実行され、第一の手で往復運動の動作を伝え、一方、第二延出部の第二端部を引っ張った状態で保持しながら、第二の手で前後の往復運動の動作を伝え、同調させることが難しい。第二延出部に接続された引っ張った器具の存在は、一方の手で器具を操作することを難しくして、しかしながら同時に、これは器具のデザインを複雑にし、引っ張った状態の器具を固定する問題を創造する。加えて、クリトリスエリアの他に、直線状刺激(柔軟性、特に帯状に曲がった部材が陰部の骨の周囲で曲がる)はまた、生殖器の隣接するエリアを刺激し、クリトリス刺激の間隔に集中することを阻害、妨害する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の前提は、女性器の最も敏感に性欲を刺激するゾーンは、クリトリス領域に位置し、生殖器内部の最も敏感なゾーンは膣の入り口に位置し、また、Gスポットとして知られる中間部にも位置し、また、頸部のエリア内の膣蓋状である。男性にとっては、最も敏感なエリアはペニスの亀頭部で、ペニスの軸部の基部に近いところである。このように、性欲を刺激するゾーンは人の体の2か所に存在し、オーガニズムに到るのに必要で、おおよそペニスの長さ又は膣の深さの距離に離れて配置される。
【0011】
女性にとって、2つの性欲を刺激するゾーンの同時刺激は、最も効率的にオーガニズムに到るものであり、クリトリスエリアのクリトリス部材の接触が直ぐに膣部材の初期挿入になり、膣部材の膣への十分な挿入に至るまで続くべきである。さらに、オーガニズムに到るためクリトリスは膣の入り口からの距離で、興奮時にはそこから離れて移動する。少なくとも2種類の刺激があり、すなわち、クリトリスエリア及びその頭部への手、舌、ペニスなどによる摩擦による直接刺激、または、膣入り口の両サイド状に位置される“クリトリスの脚”と呼ばれるものを介した非直接的な刺激で、性的衝動はペニスの膣内での摩擦刺激の間にこの“クリトリスの脚”上に伝えられる。専門家による研究によると、ほとんどの場合、オーガニズムの達成は、才一の方法を使用することで可能である。しかしながら、いくらかの女性においては、クリトリスは膣の入り口の近くに位置し、その結果、膣内におけるペニスの摩擦動作によりクリトリスの頭部の摩擦も起こし、そして彼らはより強いオーガニズムの感覚を味わうことができる。このように、性的刺激の最も効果的なものは、延出部材の膣内への往復運動と、クリトリスに沿って、特にその頭部上に刺激部材の同調した往復動作である。従来技術として知られているのは、男性の勃起したペニスの平均長は15cmであり、亀頭部の長さは3-5cmであり、性交の摩擦段階中、膣内にずっとあり、その結果、ペニスは完全に外側に引き出されることはない。結果として、膣内でのペニスの有効なストロークは、10-12cmの動いているストロークと考えられ、すなわち、動作の長さ(距離)は、クリトリスへの同時で継続的な刺激を持つ膣部材のストロークとすべきであり、男性のある円弧状部材の手段でクリトリスにクリトリス部材を押し付けることを確保し、膣部材と弾力的に接続され、膣部材は膣に挿入される。この手段は、クリトリスの効果的な刺激のため、クリトリス部材の刺激表面は、膣部材の長さと同等の長さを有するべきであり、また、膣内での膣部材の効果的な動作(ストローク)の長さと同等とすべきである。クリトリスを刺激する直線状部材の使用は、それを動かす自由スペースの存在を要し、膣刺激のケースでは、このスペースは膣部材に従属する。膣刺激のようではなく、膣と膣部材の間の十分な接触が必要な際、クリトリスエリアは限定されたサイトを有し、クリトリスの頭部は、ポイントサイトを有し、刺激部材を用いた接触のスポットは意味のない特性を有する。このように、身体的な次元を減少する目的での有効な表面は、曲面である、例えば円弧状である。このため、直径2-3cmの円弧上の刺激部を用いるときに、要求される10cmの長さの刺激表面の長さは、190-290度で当該刺激部を回転させることにより達成される。直径の増加は、刺激部の回転の必要な角度を減少する。この場合、曲線形の、物理的な曲線表面は、コンパクトなサイズの似た直線表面の刺激を供し、これはクリトリス部材を膣部材の近接領域に配置することを可能とし、その結果、これらの動作はお互いに干渉し合わなくなる。この場合、膣部材の往復運動と、クリトリス部材の往復回転運動が協働する必要があり、その結果、ユーザは同調した性的衝動を得ると同時に、予測可能にそれらをコントロールすることができる。クリトリス部材の往復回転運動は、ペニスによる自然な刺激に感じられ、凸表面が周囲の細胞よりクリトリス頭部へのより以上のしげきを供する勇利点があり、そのため、クリトリス部材の接触表面のエリアは、周囲のエリアに比較して突き出ている。加えて、往復回転運動中に、潤滑油が接触ゾーンに常にあり、複数方向の回転運動のケースにおいて、接触ゾーンから徐々に取り除かれる。
【0012】
男性にとって、2つの性欲を刺激するゾーンの同時的な刺激は、ほとんどの場合においてオーガニズムに到るために必要である。摩擦による刺激又はペニスの基部に影響しないペニスの亀頭のみのバイブレーションは時としてオーガニズムを起こし、しかしながら衝動の完了や性的開放の完成のためには、それは不十分であり、というもの、性交、すなわち、膣内での往復によるペニスの摩擦刺激を伴う交尾には限度がないからである。従来技術として知られているのは、男性の勃起したペニスの平均長は15cmであり、亀頭部の長さは3-5cmであり、性交の摩擦段階中、膣内にずっとあり、その結果、ペニスは完全に外側に引き出されることはない。結果として、膣内でのペニスの有効なストロークは、10-12cmの動いているストロークと考えられる。これは、ペニスの有効な刺激には、2つの刺激部材を用いた亀頭及び基部への継続的な作用が必要であり、互いが弾性的に接続し、一方はペニスの亀頭を継続的に押圧し、他方はペニスの軸に沿って基部から亀頭まで10-12cmで動く。ペニスの亀頭に沿って第二刺激部材の往復運動の過程中、ペニスの亀頭上に往復回転運動の能力を有する第一刺激部材は、刺激作用を高め、オーガニズムに到ることを加速する。
【0013】
本願発明の目的は、デザインをシンプル化してシンプルな操作で、生殖器のマッサージ器具の技術機能を拡張することで、第一の体の部位(膣やペニスの軸)及び第二の体の領域(クリスマスやペニスの亀頭)に作用するのに適し、互いの部材は弾性力を有して接続され、前記第一の体の部位に沿った位置変更の動作に適した第一部材、及び前記第二の体の部位に押圧に適した第二部材で、おおよそ膣の深さ又はペニスの長さに等しい距離で、膣内での成功の摩擦ステージの類似で前記位置変更の動作を進行するようなものである。本願発明の他の目的は、第一の体の部位上に前記第一部部材により位置変更の動作の過程中に、第二の体の部位上に第二部材の回転運動の機能でマッサージ器具の実行により、第二の体の部位上に第二部材の作用を有効的に増化させることである。
【0014】
本願発明の目的は、デザインをシンプル化してシンプルな操作で、生殖器のマッサージ器具の技術機能を拡張することで、第一の体の部位(膣やペニスの軸)及び第二の体の領域(クリスマスやペニスの亀頭)に作用するのに適し、互いの部材は弾性力を有して接続され、前記第一の体の部位に沿った位置変更の動作に適した第一部材、及び前記第二の体の部位に押圧に適した第二部材で、おおよそ膣の深さ又はペニスの長さに等しい距離で、膣内での成功の摩擦ステージの類似で前記位置変更の動作を進行するようなものである。本願発明の他の目的は、第一の体の部位上に前記第一部部材により位置変更の動作で、第二の体の部位上に第二部材の回転運動の機能でマッサージ器具の実行により、第二の体の部位上に第二部材の作用を有効的に増化させることである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上述の技術的な目的は、以下の特長を有するマッサージ器具を作成することにより達成される。すなわち、生殖器のマッサージ器具であって、第一部材及び第二部材を備え、前記第一部材は、第一端部及び第二端部で延長され、前記第一部材の前記第一端部は、前記第二部材に接続され、前記第一部材は、円弧上の曲部で形成され、前記第一部材は、第一の体の部位上に作用するように調整された第一の表面領域を備え、前記第二部材は、第二の体の部位上に作用するように調整された第二の表面領域を備え、ここで、前記第一の表面領域は、円弧上の曲部を有して延長し、前記第一の表面領域は、前記第一の体の部位に沿って、位置変更の動作に適応されており、前記第一部材は、当該位置変更の動作の進行中において、弾力のある直線状に調整されて、それが故に、前記第一の表面領域に特に前記第一の体の部位のための形状を付与し、前記第一部材は、前記位置変更の動作が進行するにつれて、前記第二の体の部位に、当該第二の表面領域を弾力的に押圧するように適応されていることを特徴とする。
【0016】
上述の特徴は、生殖器のマッサージ器具(以下マッサージ器具と記す)により実行され、第一部材は、膣に挿入するのに適した円形状の部位を有して延出し、または、ペニスをその中に挿入するための丸い長手方向の開口又は凹部を有する。第一部材の弾性は、製造の原料、例えば、20-80 A Shoreの堅さ、より好ましくは40A Shoreの堅さのシリコンゴムで供され、又は金属やプラスティックで作られた核のような弾性のある部材の存在によって供される。第一部材は曲線形の曲がりを有してデザインされ、より好ましくは円弧形状であり、第二部材に接続される。第二部材は、第一部材との弾性を含む可動接続を有し、これは第一部材の膣内又はペニスに沿った動作の間、クリトリスやペニスの亀頭に対して圧力を供給する。この器具は、男性又は女性の普遍的な使用を意図としている。第一のケースでは、第二部材はクリトリスエリアに配置され、第一部材はその第二端部により膣内に挿入され、この第二端部が膣内に挿入される手段によりそれは回転運動が与えられ、第一部材は曲がらず、第二部材は回転を与えられる。第二のケースでは、第二部材はペニスの亀頭上に配置され、第一部材はペニスに沿って基部側に動き、ここで第一部材及び第二部材はペニスの反対側に配置する。第一部材の第二端部がペニスの基部側に進行した際に、その変形が生じ、それは曲がらず、ペニスの亀頭に沿って第一部材に回転を添える。便利な使用として、第一の表面領域及び第二の表面領域は、平面又はペニスを置くための凹部で作られるかもしれない。また、第二部材は、ペニスの亀頭上に非直接的な相互作用を有し、例えば、バイブレータを第二部材に供し、第一部材は円弧上の曲面の柔軟性のあるスリーブの形状で作られ、ペニスの挿入のために適した第一端部及び第二端部は、例えば円形状などバイブレータ装置に弾性的に接続される。この場合、スリーブはバイブレータを包み、それに弾性的に押される。この技術解決は、摩擦によるペニス及びその亀頭への継続的刺激を供し、また、ペニスの亀頭上へのバイブレーションの常時位置を供し、その壁を介して第一部材の弾力性により圧力され、機械的バイブレーションをペニスの亀頭に伝え、亀頭の領域へのバイブレーターの常時位置はスリーブの伸縮自在の変形により供され、スリーブはペニスの挿入状態まで延長し、亀頭は挿入の方向にバイブレータを押圧する。
【0017】
また、上記本質的な特徴は、第一部材に接続される追加部材の存在中のマッサージ器具で実現される。追加部材は、12~25cmの長さを有し、好ましくは18cmであり、直線又は少しのカーブで作られ、例えば、20~60cmの半径の円弧形状であり、膣に挿入のため適度に硬く又は十分に弾性を有する。マッサージ器具の第一部材は、追加部材から離れて円弧上の曲面を有するように作られ、例えば、2.5~6cmの半径を有する円弧に沿って、より好ましくは4.3cmの半径、90~270度の角度で、より好ましくは125度で、適度な男性が必要で、追加部材に沿って弾力的に曲がるのに十分で、また、クリトリスエリアに第二部材の必要で充分な圧力を伴う。第一部材及び追加部材の断面は、150-270度、より好ましくは180度の部分の円周の一部となり、丸い角を有し、高さは0.5-4.5cm、より好ましくは1.5cmであり、幅は1-9cm、より好ましくは3cmである。ここで、それらの断面図は完全な円形であることが好ましく、というのも、円形のパーツは、前記部品の外表面を形成し、このため、パニスの形状をまねることができるからである。さらに、第二部材の厚さの増加は、約40Aショアの低い硬さの原料からの製造を可能にし、内部の弾性コアを要せず、マッサージ器具のマッサージ部の画一的な製造に適するものである。また、追加部材を有する第一部材のトータルの厚みから第一部材の約半分の厚さは、刺激部長手方向の置換及びその側面置換の間の差異的な割合を許容する。第一部材の第二端部は、本質的には端部接続で追加部材の第一端部に接続される。ここで、追加部材の長手軸は、第二部材の曲がっている平面でおおよそ横たわる。当該接続は、凸曲面形状を形成し、マッサージ器具(前端、頭部)の末端部である。それは、回転の本体を作り、例えば、2~6cm、好ましくは3.5cmの第一直径及び3~9cmの第二直径の楕円形の形態で、少なくとも1の機械的バイブレーションを作る(以下、バイブレータという)の電気機械手段を備え、及びマッサージ器具は電源供給部及び制御手段を備える。さらに、前記接続は、Gスポットの刺激のための凸部を形成する。第二部材は、凸部、しっさいには丸い表面を作り、クリトリス刺激部として機能する。刺激部材及び第一部材の第一段部との接続は、角度や軸動きを供する可動接続で作られ、膣内への延出部材の端部の接続の挿入の過程中で、クリトリスの外部エリアに対して押圧することを確約するため、弾性も有する。幾つかの形態では、刺激部は、第一部材の延長として作られ、この場合初期位置から決定され、その機能を実行し、初期の挿入中に、クリトリス領域に接触するのに適している。クリトリスの刺激のために適した表面の初期ポイントは、少しの長手方向の置換を有する延出部の接続の近くに位置させることであり、その結果、当該接続が初期の膣内への挿入されるとき、当該ポイントはクリトリス領域で接触をもたらす。もし仮に前記ポイントから延出部のジョイントの長手軸への直立が低いなら、膣の軸又は挿入の軸におおよそ一致し、マッサージ器具の末端部の端から通常の挿入ポイントまでは0~9cm、好ましくは3.5cmとなり、このポイントから延出部材の接続の表面を有する直立の交差点までの距離は2~5cmとなり、これは実際にはクリトリスと膣の間の距離である。当該初期ポイントから、第一部材の曲面に平面で、刺激表面は半径1.5~4.5cm、好ましくは2.5cmの円に沿って、90度の円弧に沿って、形成される。この場合、330度、より好ましくは240度で、円弧の中心は第一部材の第二段部に実際には直立して近づく方向に向き、又は45度以上でないことで長手方向に直立から逸脱し、前記第二部材は、それと共に組み込まれたものとするために、第一部材の第一端部にスムーズに接続され、その結果、第一部材の第一端部は刺激部材の機能を発揮する。第二部材の円弧半径は、第一部材の円弧半径より小さく、例えば、第一部材の円弧の平均計算半径及び第二部材の円弧半径を有する別の円弧により互いに接続される手段によってそれらは螺旋形状で形成される。また、前記部材の全体の形状は、任意の螺旋となり、又は計算での螺旋、又はトラス・コイル、又はこれらの組み合わせとなる。第二部材の形状は、回転体で作られ、例えば、球形であり、第一部材は、刺激部材を包み、非凸角を含む。追加部材は固く、第一部材は弾性があるために、それらの特性は弾性のある変形可能な原料から延長部材の画一的な製造によって供され、例えば、5~80、好ましくは40の堅さのショアを有するシリコンゴムである、第二部材は、堅いコア又は内部本体を備え、追加部材は弾性部材又はそれを有しないものから作られたコアを有することができる。上述のデザインは第二部材が20cm、好ましくは15cmまでの距離で置換されることを許容し、マッサージ器具はおおよそ同じ距離で膣内を往復運動する。これは、追加部材に沿って弾性的に曲がらない第一部材の円弧の曲部のおかげで実現される。特に、第一部材の円弧は、追加部材に沿って回転し、追加部材の直線性を要求し、それによって、勃起したペニスを模した形の部材の両方に分け与える。この場合、第二部材は第一部材の曲面の平面中でターンを作り、挿入の全長さ及び器具の取り除きの間、クリトリス領域で接触のエリアにとどまるという結果、第二部材の回転軸はおおよそ挿入軸から1つの方向でとどまる。この場合、第二部材は第一部材の曲面の平面中でターンを作り、マッサージ器具の入り及び出る際の総長さの間、クリトリス領域で接触のエリアにとどまるという結果、第二部材の回転軸はおおよそ挿入軸から1つの方向でとどまる。第一部材の第二端部は、スムーズな表面上に取り付けられ、例えば吸盤などで取り付けられ、人の体に接続され、例えばベルト(ハーネス)を使う接続を供給する形状で、若しくは他のユーザの膣内への挿入のために適した形状で供され、又は例えばプロフィール・ロックアダプター(吸引ロック)で、供するために、機械装置(セックス装置)に接続される。挿入の初期には、第二部材は、クリトリス領域の表面の開始位置に対して、第一部材への接続の手段で、追加部材に沿って曲がらない力のもと、休止する。第一部材の円弧の長さは減らされ、第一部材はその後ろで第二部材を引き、その結果、表面の円弧の軸に対して回転し、円弧の長さと同等で、またそれをそれ自体に押圧する。特に、第二部材は、挿入軸に沿った装着部位に移動し、このため刺激部とクリトリスとの接触点は、おおよそ挿入軸から刺激部の全置換距離を通して同じ距離を有する。これは、中央に近い端部にシフトでのみ可能となる装着の固定点を超えて有利な点を与え、刺激部の延長を促し、円弧の半径の増加及び変形で挿入軸からの取り除きである。膣内への挿入の距離が至ると、追加部材は逆の直線運動を与えられ、弾性力の行動下で、第一部材は初期の位置に戻り、クリトリス領域に対して第二部材を押圧する。摩擦ステージは、膣からマッサージ器具の完全な取り除きは確約しないため、刺激部はクリトリス領域との接触を失う。さらに、マッサージ器具の往復運動の差異クリは繰り返され、このため第二部材は往復ローテーション運動が与えられる。言い換えると、マッサージ器具の形状は、背面から頭部に2つの部分に長手方向で分かれる人口ペニスである、1つは人口ペニスの切れ込みの面に垂直に曲げられ、その結果その背面単は頭部に近くなる。この場合、曲がった部分は柔軟性を有し、その結果外部の行動下で、直線部に沿って曲げられ、その形を確約し、それらは両方人口ペニスの形状を形成する。直線部分は膣内の頭部の挿入、及び膣内で両方の部分の動作を確約する堅さを有する。曲面部の背面は刺激部に接続され、刺激部は、この部分の曲がっている面に沿って表面の円弧形状で作られる。
【0018】
さらに、マッサージ器具は従来技術として知られている、似た目的の現代的なマッサージ器具を引き継ぎ、全ての要素を備えることができる。マッサージと刺激効果を高めるために、マッサージ器具は少なくとも1のバイブレータを備え、それはバイブレーション生成質量で回転運動を伝えるために配置され、例えば、外部軸に搭載された偏心質量を有する電気モータを備え、バイブレーション生成質量に往復動作を与え、例えば、それは可動の強磁性芯を有するコイル要素を備える。バイブレータは、刺激部中にインストールされ、第一部材及び第二部材の接続部にもインストールされ、第一部材、第二部材、マッサージ器具のハンドルに単数又は複数でインストールでき、備え付け又は着脱可能にもできる。さらに、マッサージ器具は、その表面を温める能力を有し、ビデオカメラを有し、マイクロフォンを有し、無線(ブルートゥース(登録商標))で制御可能な光と音の制御手段を有し、スマートフォンとの通知及びデータ送信の機能を有し、インターネットを有し、操作のモードの設定及び記憶の機能を有し、電気刺激を有し、吸引刺激の機能を有することができる。マッサージ器具は、又はその一部は、肌及び粘膜の接触に適した原料で作られ、画一及び組み立ての両方、防水も、古風な幾何学的な形状から成るシンプルな形も、解剖学的なシミュ―レーションの体の部位、又はこれらの組み合わせもある。マッサージ器具の表面はスムーズで、発展した安心構造で、突起及び/又は凹部を有し、マットな、光沢がある、又はこれらの組み合わせで、閉じられる。電源を供給するために、マッサージ器具は、着脱可能(交換可能)又は組み込まれた再充電電源(以下、バッテリーと記載)を有し、例えば、リチウムイオン電源であり、マッサージ器具のバイブレータやその他の要素を制御する制御手段に電気的に接続される。バッテリーは外部電源に接続し、USBケーブルでマッサージコネクタのための装置中の組む混まれたものを介して、充電でき、外部電気接触又は電気伝導表面を用いて、また、誘電で非接触に充電され、充電の機能を有するスタンドを有する。
【0019】
本願の方法では、デザインの簡素化及びマッサージ器具の使用の技術機能の拡張により、操作を簡単にし、凸でない角度を有する、往復回転運動を実行することができ、丸い部材でクリトリスの領域を押圧し、それに延出部により伝え、一方同時に往復運動を実行し、そのような方法で膣内の性交の摩擦ステージを刺激し、延出部の動作の距離はおおよそ膣の長さに応じ、円弧の長さはこの距離におおよそ応じる円形部材の刺激表面により記述される。クリトリスの刺激で膣内の膣部材の初期挿入の位置を開始し、それが膣の長さで挿入されるまで続き、膣部材の初期位置への戻り運動中で、刺激サイクルが完了する。
【0020】
本願の方法の技術結果は、デザインの簡素化及びマッサージ器具の使用の技術機能の拡張により、操作を簡単にし、凸でない角度を有する、往復回転運動を実行することができ、丸い部材でクリトリスの領域を押圧し、それに延出部により伝え、一方同時に往復運動を実行し、そのような方法で膣内の性交の摩擦ステージを刺激し、延出部の動作の距離はおおよそ膣の長さに応じ、円弧の長さはこの距離におおよそ応じる円形部材の刺激表面により記述される。
【0021】
上記技術の結果は、下記の本質的な特徴を有するマッサージ器具を使用することで達成される。膣とクリトリスを同時に刺激するという特徴のマッサージ方法であり、生殖器のマッサージ器具を使用し、第一端部及び第二端部を有する第一延出部材、及び第一端部及び第二端部を有する第二延出部材を備え、前記第一延出部材の第一端部は、前記第二延出部材の前記第一端部に接続され、前記第一延出部材及び前記第二延出部材の接続は、膣への挿入に適し、ここで、前記第一延出部材及び前記第二延出部材の往復運動の生成は、前記第二延出部材が曲面で形成されているため、前記第二延出部が前記第一延出部に特に沿った弾性的に曲がらないのに適し、及び前記第一延出部及び前記第二延出部の膣内で同時挿入の可能な分け与えのため、前記第二延出部はクリトリスエリアを刺激するための刺激部を有し、前記刺激部は、前記第一延出部に沿って弾性的な置換に適し、前記刺激部には凸部を備え、特に前記第二延出部の平面中に、曲面刺激表面、前記刺激部はクリトリスエリアに位置し、及びクリトリスエリアでの前記刺激部の前記往復回転運動は、前記第一延出部の往復運動の間、及び前記第二延出部の膣内へ、を特徴とする。加えて、マッサージ器具は、膣及びクリトリスの一方、これらのゾーンが潤滑油でカバーされたとき、手で前記マッサージ器具を用いてマッサージ動作を実行することができ、前記第一の刺激部の前記第二端部を保持し、又はユーザ又はパートナーの体にそれを接続している、又は機械装置、ことを特徴とする。
【0022】
製造方法の作用は、簡略された構造をゆするマッサージ器具を得ることであり、結果として、簡略化された操作、凸のない角度を含み、往復回転運動の実行に適した技術機能の拡張、丸い部材によるクリトリス領域への押圧を伴い、延出部材によりそれに変化され、一方、同時に往復運動を実行して、及び膣の長さにおおよそ応じた延出部材の動作の距離の方法で膣内の性交の摩擦ステージを模倣して、及び円弧の長さはこの距離におおよそ応じる円形部材の刺激表面により記述される。この場合、マッサージ器具は、膣部材及びクリトリス部材の間の弾性の接合が故に、機械ヒンジ接合なしにシンプルな構造を有し、操作及びメンテナンスを容易化する。
【0023】
製造方法の技術作用は、簡略された構造をゆするマッサージ器具を得ることであり、結果として、簡略化された操作、凸のない角度を含み、往復回転運動の実行に適した技術機能の拡張、丸い部材によるクリトリス領域への押圧を伴い、延出部材によりそれに変化され、一方、同時に往復運動を実行して、及び膣の長さにおおよそ応じた延出部材の動作の距離の方法で膣内の性交の摩擦ステージを模倣して、及び円弧の長さはこの距離におおよそ応じる円形部材の刺激表面により記述される。
【0024】
上記技術の結果は、下記の本質的な特徴を有するマッサージ器具を製造することで達成される。生殖器のマッサージ器具の製造方法であり、前記マッサージ器具の製造では、第一端部及び第二端部を有する第一延出部材、及び第一端部及び第二端部を有する第二延出部材を備え、前記第一延出部材の第一端部は、前記第二延出部材の前記第一端部に接続され、前記第一延出部材及び前記第二延出部材の接続は、膣への挿入に適し、前記第二延出部材が曲面で形成されているため、ここで、前記第二延出部が前記第一延出部に特に沿った弾性的に曲がらないのに適し、及び前記第一延出部及び前記第二延出部の膣内でジョイント挿入のための可能性を容易化し、前記第二延出部はクリトリスエリアを刺激するための刺激部を有し、前記刺激部は、前記第一延出部に沿って弾性的な置換に適し、前記刺激部は、特に前記第二延出部の平面中に、凸状曲面刺激表面を備える、ことを特徴とする。加えて、マッサージ器具の部材は、5~80単位、より好ましくは40単位ショアAを有するシリコンゴムから、型の中で熱加硫によって、作られ、それから前記第一延出部は、堅い核を有し、機械バイブレーションを作る電気機械装置は前記第一延出部及び前記第二延出部の接続ゾーンにインストールされて、機械バイブレーションを作る電気機械装置は前記刺激部及び電源及びコントロール部は前記第一延出部の前記第二端部にインストールされて、シリコンゴムで満たされて高温及び高圧を使って加硫された後に行われる、ことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1図1は、実施例1に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図2図2は、実施例1に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図3図3は、実施例2に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図4図4は、実施例2に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図5図5は、実施例3に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図6図6は、実施例3に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図7図7は、実施例4に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図8図8は、実施例4に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図9図9は、実施例5に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図10図10は、実施例5に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図11図11は、実施例6に係るマッサージ器具の、膣内挿入の初期の段階での側面図である。
図12図12は、実施例6に係るマッサージ器具の、膣内挿入後の側面図である。
図13図13は、実施例7に係るマッサージ器具の、ペニスに沿った初期段階での側面図である。
図14図14は、実施例7に係るマッサージ器具の、ペニスに沿った最終段階での側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明に係る器具の実施例1に関して説明する。図1は、直線状の第一延出部202を有するマッサージ器具200を示し、この第一延出部202は第一端部204及び第二端部206を有する。第二延出部208は、円弧状に曲線で曲がるように作られ、第一端部210及びバイブレータ216を備える刺激部214を有する第二端部212を有する。第一延出部202と第二延出部208との接続部は、凸状曲面末端部218を形成し、内部にバイブレータ220が内蔵される。第一延出部202の第二端部206には、電源部とコントロール部224を備えるハンドル222があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部226がある。側面には電源接続部228がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具200は女性300の生殖器の膣302の方向に配置され、膣口304の入り口より後円蓋306の方に向かって挿入される。刺激部214が陰唇310に沿ってクリトリスエリア308に配置したときに、クリトリス312の頭部上に静止する。図2は、挿入後のマッサージ器具200を示し、構成部216の接続は、第一延出部202を膣302内で挿入軸301方向に沿って挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル222操作によってマッサージ器具200は保持される。外力の影響下では、刺激部214はクリトリスエリア308に静止し、クリトリス312の頭部と接触し、一方、それは第二延出部208を弾力的に押圧し、膣内の挿入や動きに適した人口ペニスにような形状を形成する第一延出部202の近くに沿って弾力性があって直線状となる。第二延出部208の円弧部は、マッサージ器具200の動作に応じて変形する一方、刺激部214は第二延出部208に相関した跳ね返り角度動作を作り、常時接触を確保してクリトリスエリア308を弾力的に押圧する。ユーザは、マッサージ器具200の好ましい挿入深さを決定でき、従って、往復運動の振幅に影響する。末端部218が膣の後円蓋306に至ったときに、ユーザはマッサージ器具200を逆に動作させ、挿入側に戻りながら、第二延出部208の弾力はクリトリスエリア308に、刺激部214のダウンフォース力として供給される。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはボタン部226を押すことにより選択される。
【0027】
本発明に係る器具の実施例2に関して説明する。図3は、直線状の第一延出402を有するマッサージ器具400を示し、この第一延出部402は第一端部404及び第二端部406を有する。第二延出部408は、円弧状に曲線で曲がるように作られ、第一端部410及びバイブレータ416を備える刺激部414を有する第二端部412、また、第一延出部402及び第二延出部408をその中に挿入する貫通孔417を有し、バイブレータ420を内部に配置した装置の凸状曲面末端部418を形成する。第一延出部402の第二端部406には、電源部とコントロール部424を備えるハンドル422があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部426がある。側面には電源接続部428がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具400は女性500の生殖器の膣502の方向に配置され、膣口504の入り口より後円蓋506の方に向かって挿入される。刺激部414が陰唇510に沿ってクリトリスエリア508に配置したときに、クリトリス312の頭部及び会陰514に相対して静止する。図4は、挿入後のマッサージ器具400を示し、構成部418の接続は、第一延出部402を膣502内で挿入軸501方向に沿って挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル422操作によってマッサージ器具400は保持されている。外力の影響下では、刺激部414はクリトリスエリア508に対峙して静止し、クリトリス512の頭部と接触し、一方、それは第二延出部408を弾力的に押圧し、膣内の挿入や動きに適した形状を形成する第一延出部202に沿って弾力性を有して直線状となる。第二延出部408の円弧部は、マッサージ器具400の動作に応じて変形し、この場合、刺激部414は第二延出部408に相関した跳ね返り角度動作を作り、常時接触を確保してクリトリスエリア508を弾性的に押圧する。ユーザは、マッサージ器具400の好ましい挿入深さを決定でき、従って、往復運動の振幅に影響する。末端部418が膣の後円蓋506に至ったときに、ユーザはマッサージ器具400を逆に動作させ、挿入側に戻りながら、第二延出部408の弾力はクリトリスエリア508に、刺激部414のダウンフォース力として供給される。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはボタン部426を押すことにより選択される。
【0028】
本発明に係る器具の実施例3に関して説明する。図5は、直線状の第一延出部602を有するマッサージ器具600を示し、この第一延出部602は第一端部604及び第二端部606を有する。第二延出部608は、らせん状に曲線で曲がるように作られ、第一端部610、及びコントロールボタン618を有する着脱可能なバイブレータ616を備えた刺激部614に可動に接続された第二端部612を備え、第二延出部608の第二端部612は、開口部622の手段により搭載された刺激部614の軸620を備える。第一延出部602と第二延出部608との接続部は、凸状曲面末端部624を形成し、内部にバイブレータ626が内蔵される。第一延出部602の第二端部606には、電源部とコントロール部630を備えるハンドル628があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部632がある。マッサージ器具600の側面には電源と接続する電源接続部634がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具600は女性700の生殖器の膣702の方向に配置され、膣口704の入り口より後円蓋706の方に向かって挿入される。刺激部614が陰唇710に沿ってクリトリスエリア708に配置したときに、クリトリス712の頭部上に静止する。挿入軸701及び動作軸714は、機能的に示され、刺激表面の開始位置及び最も遠い末端部624の間の初期距離716が示される。図6は、挿入後のマッサージ器具600を示し、構成部624の接続は、第一延出部602を膣702内で挿入軸701方向に沿って挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル628操作によってマッサージ器具600は保持される。外力の影響下では、刺激部614はクリトリスエリア708に静止し、クリトリス712の頭部と接触し、一方、クリトリス712の頭部は第二延出部608を弾力的に押圧し、膣内の挿入や動きに適した人口ペニスにような形状を形成する第一延出部602の近くに弾力性がある直線となる。第二延出部208のらせん部は、マッサージ器具600の動作に応じて変形する一方、刺激部614は第二延出部208に相関した軸620中心に回動し、常時接触を確保してクリトリスエリア308を弾力的に押圧する。螺旋の長さが減るにつれ、軸に変わるにつれて、刺激部614の回転軸は、しずつぃつ的に挿入軸714と平行な動作軸714に沿って置き換わり、同期的に挿入距離と同じとなる。末端部624の挿入が完了する間、刺激部614は、挿入軸701に相対して少し置き換わって、動作軸714に沿って直線運動を行う。この場合、膣とクリトリスの同時摩擦が起こるのに役に立つ挿入距離は、図5に示す初期距離716及び最終距離718の間の差異である。ユーザは、マッサージ器具600の好ましい挿入深さを決定でき、従って、交互の往復運動の振幅に影響する。末端部624が膣の後円蓋706に至ったときに、ユーザはマッサージ器具600を逆に動作させ、挿入側に戻りながら、第二延出部608の弾力はクリトリスエリア708及びクリトリス頭部712に、刺激部614のダウンフォース力として供給される。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはコントロールボタン618及びボタン部632を押すことにより選択される。
【0029】
本発明に係る器具の実施例4に関して説明する。図7は、直線状の第一延出部802を有するマッサージ器具800を示し、この第一延出部802は第一端部804及び第二端部806を有する。第二延出部808は、螺旋状に曲がるように作られ、第一端部810及び第二端部812を有し、第二端部812は、穴を不可欠に作られた刺激部814にスムーズに変わる。第一延出部802と第二延出部808との接続部は、凸状曲面前端部816を形成し、内部にバイブレータ818が内蔵される。第一延出部802の第二端部806には、電源部とコントロール部822を備えるハンドル820があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部824がある。マッサージ器具800の側面には電源と接続する電源接続部826がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具800は女性900の生殖器の膣902の方向に配置され、膣口904の入り口より後円蓋906の方に向かって挿入される。刺激部814が陰唇910の長手方向に沿ってクリトリスエリア908に配置したときに、クリトリス912の頭部に対向して静止する。図8は、挿入後のマッサージ器具800を示し、前端部816の接続は、第一延出部802を膣902内で挿入軸901方向に沿って挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル820の操作によってマッサージ器具800は保持される。このように、刺激部814はクリトリスエリア908で静止し、クリトリスの頭部912は弾力的に第二延出部808を押し、膣内の挿入や動きに適した男根シミュレーターのような形状を形成する第一延出部802に沿って、弾力性がある直線となる。第二延出部808及び刺激部814によって構成される螺旋部は、マッサージ器具800の動作に応じて、常時接触を確保してクリトリスの頭部912の周りを回転する刺激部814の凸状曲面刺激表面に、クリトリスエリア308を対峙する。ユーザは、マッサージ器具800の好ましい挿入深さを決定でき、従って、刺激部814の交互の往復運動の振幅に影響する。前端部816が膣の後円蓋906に至ったときに、ユーザはマッサージ器具800を逆に動作させ、第二延出部808の弾力性が刺激部814に反対する方向で回転を与え、元の位置にまで戻り、そのようにすることで、クリトリスエリア708及びクリトリス頭部712に、刺激部614の圧力として供給される。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはボタン部824を押すことにより選択される。
【0030】
本発明に係る器具の実施例5に関して説明する。図9は、直線状の第一延出部1002を有するマッサージ器具1000を示し、この第一延出部1002は第一端部1004及び第二端部1006を有する。第二延出部1008は、円弧状に曲がるように作られ、第一端部1010及び第二端部1012を有し、第二端部1012は、回転体の形状で作られ、刺激部1014にスムーズに変わり、横切って搭載された着脱可能なバイブレータ1016、電源ボタン1018を備える。第一延出部1002と第二延出部1008との接続部は、凸状曲面前端部1020を形成し、内部にバイブレータ1022が内蔵される。第一部材1002の第二端部1006には、電源部とコントロール部1026を備えるハンドル1024があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部1028がある。マッサージ器具1000の後方端には電源と接続する電源接続部1030がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具1000は女性1100の生殖器の膣1102の方向に配置され、膣口1104の入り口より後円蓋1106の方に向かって挿入される。このように、刺激部1014が陰唇1110の長手方向に沿ってクリトリスエリア1108に配置したときに、クリトリス1112の頭部に対向して静止する。図10は、挿入後のマッサージ器具1000を示し、前端部1020の接続は、第一延出部1002を膣1102内で挿入軸1101方向に沿って前に挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル1024の操作によってマッサージ器具1000は保持される。このように、刺激部1014はクリトリスエリア1108及びクリトリス1112の頭部に静止し、第二延出部1008を弾力的に押圧し、膣内の挿入や動きに適した人口ペニスにような形状を一緒に形成する第一延出部1002に沿って弾力性がある直線となる。マッサージ器具1000が動くにつれて、第二部材1008の円弧は巻きが解けて、クリトリス領域1108になり、刺激部材の凸状曲面刺激表面は、クリトリスの頭部1112上を、常時接触を保ちながら回転する。ユーザは、マッサージ器具1000の好ましい挿入深さを決定でき、従って、刺激表面1014の回転往復運動の振幅に影響する。末端部1020が膣の後円蓋1106に至ったときに、ユーザはマッサージ器具1000を逆に動作させ、第二部材1008の弾性力が刺激表面1014の方に戻るような回転力を分け与え、初期の位置に戻り、そのようにすることで、刺激表面1014の圧をクリトリスエリア1108及びクリトリス頭部1112に供給する。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはコントロールボタン1028及びボタン部1018を押すことにより選択される。
【0031】
本発明に係る器具の実施例6に関して説明する。図11は、直線状の第一延出部1202を有するマッサージ器具1200を示し、この第一延出部1202は第一端部1204及び第二端部1206を有する。第一延出部とおおよそ同じ厚さと断面を有する第二延出部1208は、円弧状に曲がるように作られ、第一端部1210及び第二端部1212を有し、回転体の形状で作られ、刺激部1214にスムーズに変わり、横方向に搭載された固定された強力バイブレータ1216、外の軸上に搭載された偏心質量部1218を備える。第一延出部1202と第二延出部1208との接続部は、凸状曲面前端部1220を形成し、内部にバイブレータ1222が内蔵される。第一部材1202の第二端部1206には、電源部とコントロール部1226を備えるハンドル1224があり、ON、速度調整、モード調整のボタン部1228がある。マッサージ器具1200の後方端には電源と接続する電源接続部1230がある。挿入の初期の段階では、マッサージ器具1200は女性1300の生殖器の膣1302の方向に配置され、膣口1304の入り口より後円蓋1306の方に向かって挿入される。このように、刺激部1214が陰唇1310の長手方向に沿ってクリトリスエリア1308に配置したときに、クリトリス1312の頭部に対向して静止する。従来、挿入軸1301及び置換軸1314は示され、刺激表面及び前端部1220の接続の最も遠い間は初期距離1316と同様である。従来、前端部1220の接続を動かすときの摩擦方向1232、刺激表面1214の初期位置1232が示される。図12は、挿入後のマッサージ器具1200を示し、前端部1220の接続は、第一延出部1202を膣1302内で挿入軸1301方向に沿って前に挿入することにより進み、一方、ユーザの手やパートナーによるハンドル1224の操作によってマッサージ器具1200は保持される。このように、刺激部1214はクリトリスエリア1308及びクリトリス1312の頭部に静止し、第二延出部1208を弾力的に押圧し、膣内の挿入や動きに適した人口ペニスにような形状を一緒に形成する第一延出部1202に沿って弾力性がある直線となる。第二延出部1208の円弧は、マッサージ器具1200が動くにつれてスピンアップし、クリトリス1308領域に対峙する刺激部1214の凸状曲面刺激表面は、クリトリスの頭部1312上を軸中心回転し、常時接触及び摩擦刺激を生じる。前端部1220の十分な挿入までの間、刺激部1214は、おおよそ置換軸1314に関連するおおよそ開いた角度で回転し、挿入軸1301に関連した少しの置換を有する。このように、膣の摩擦とクリトリスへの同時刺激が起こる挿入に有効な距離が、初期距離1316(図11)及び最終距離1318の間の距離である。ユーザは、マッサージ器具1200の好ましい挿入深さ及び動作の振幅を決定でき、一方、刺激表面1214の回転往復運動の振幅及び耐性に影響する。末端部1220が膣の後円蓋1306に至ったときに、ユーザはマッサージ器具1200を逆に動作させ、第二部材1208の弾力が刺激表面1214の方に戻るような回転力を分け与え、初期の位置に戻り、そのようにすることで、刺激表面1214の圧をクリトリスエリア1308及びクリトリス頭部1312に供給する。さらに、ユーザはバイブレーション機能が有効であり、膣内及びクリトリス領域で有効で、そのスピード、モード、コンビネーションはコントロールボタン1228を押すことにより選択される。
【0032】
本発明に係る器具の実施例7に関して説明する。図13は、生殖器のマッサージ器具1400を示し、第一端部1404、第二段部1406、及び第一表面部1408を有する第一延出円弧部材1402を備える。第一端部1404は、第二表面部1412を有する第二部材1410に接続される。第二端部1406は、バイブレータ1416を備える追加U形状部材1414、及び曲面内部羽形状部1418に接続される。第二部材1410はバイブレータ1420を備える。第一部材は点線で示すようなU状長手凹部1422を供する。使用の初期段階では、マッサージ器具1400は、生殖器1500の上に置かれ、ペニス1502の軸上、その基部の方向に沿って置かれ、その結果、ペニスの亀頭は第二部材1410の第二表面部1412の一方に接触し、第一部材1402の第一表面部1408に他の一方が接触し、U状長手凹部1422内に配置される。ユーザは、追加U形状部材1414でマッサージ器具1400を保持し、ペニス1502の軸に沿ってそれを基部1504側に動かす。第一部材1508の動きの方向及び第二部材1510の回転の方向は図に示される。図14は、マッサージ器具1400の最終段階であり、第一部材1402は畳まれておらず、第一表面部1408の第一部分は勃起したペニスの形状を取る。追加U形状部材1414は、ペニス1504の基部側にシフトして、羽形状部1418はペニスを被せるマッサージ器具1400の動作を保持し、支持する。この方法により、第二表面部1412はペニスの亀頭に対して圧力をかけ、その上で回転し、このため第一表面部1408がペニスの軸を相互作用することのみで相互作用を供する。
【0033】
本願発明は上記記述に限定されるものではなく、当業者の通常の理解に基づいて考えられるものも含み、装置、プリント基板、マイクロプロセッサ、通信手段、ソフトウェア、装置の構成間を機能的に接続ものも含まれる。これらの実施例は好ましいものでありこれに限定されるものではなく、明細書やクレーム中にリストされた技術課題、特徴、部材及び手段の組み合わせが、その組み合わせの能力に応じて単一の機器として具現化されるかもしれず、単一の器具での組み合わせの記述は、推薦する特徴で、同じ目的の他の器具で実行の限定ではなく、どのような変更や改良も本願発明の範囲内と考えられるべきである。
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