(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-25
(45)【発行日】2023-09-04
(54)【発明の名称】連射銃
(51)【国際特許分類】
F41A 9/26 20060101AFI20230828BHJP
F41C 3/14 20060101ALI20230828BHJP
【FI】
F41A9/26
F41C3/14
(21)【出願番号】P 2020077413
(22)【出願日】2020-04-24
【審査請求日】2022-11-18
(73)【特許権者】
【識別番号】598092498
【氏名又は名称】小山田 昌弘
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【氏名又は名称】南瀬 透
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100182567
【氏名又は名称】遠坂 啓太
(72)【発明者】
【氏名】小山田 昌弘
【審査官】諸星 圭祐
(56)【参考文献】
【文献】特開平8-61889(JP,A)
【文献】特開2001-82896(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0144712(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2008-0038789(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F41A 9/26- 9/28
F41C 3/10
F41C 3/14- 3/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転式弾倉が複数格納される弾倉部と、
前記回転式弾倉が装填される装填室を有し、前記装填室の回転式弾倉の薬室に詰められた銃弾を発射する銃身部と、
前記装填室から回転式弾倉を排出すると共に、前記弾倉部から回転式弾倉を取り出し、前記装填室に装填する装填機構部とを備えた連射銃。
【請求項2】
前記弾倉部は、前記銃身部に沿って配置され、回転式弾倉が縦列に並んだ状態で格納される請求項1記載の連射銃。
【請求項3】
前記装填機構部は、前記銃身部に沿った方向に操作される装填レバーと、前記装填レバーを前進させると前記装填室での回転式弾倉の支持が解除され、前記装填レバーを後退させると装填室にて回転式弾倉を支持する弾倉支持部と、前記装填レバーの操作により前記装填室の回転式弾倉を弾倉部からの回転式弾倉に交換する弾倉交換機構部とを備えた請求項1または2記載の連射銃。
【請求項4】
前記装填機構部は、前記装填レバーの操作により90度回転する回転機構部を備え、
前記弾倉交換機構部は、前記回転機構部により回転して、前記装填室の回転式弾倉を追い出し、前記弾倉部の回転式弾倉を押し出して前記装填室に装填する十字状の装填板を備えた請求項3記載の連射銃。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転式弾倉を多数実装することが可能な連射銃に関するものである。
【背景技術】
【0002】
リボルバ型拳銃は回転式弾倉により6発程度の弾丸を連続発射することが可能である。
リボルバ型拳銃と比べてオートマチック型拳銃は、銃把に弾倉が収納され、リボルバ型拳銃の回転式弾倉より多くの弾丸を収納できる。しかし、オートマチック型拳銃は、弾丸が不発になると、薬室に弾丸が残るため、次の弾丸が薬室に装填できないので、連射することができなくなる。この点、リボルバ型拳銃は、不発であっても連射が可能であるため、信頼性が高い。
【0003】
このようなリボルバ型拳銃について特許文献1に記載されたものが知られている。
この特許文献1に記載の回転式けん銃の装填シリンダ交換機構は、従来簡単に交換することができなかった装填シリンダを、新たな装填シリンダによって使用済みの装填シリンダを押し出す操作のみで、新たな装填シリンダをフレームに簡単に装着することができるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、この特許文献1に記載の回転式けん銃の装填シリンダ交換機構では、一々装填シリンダ(回転式弾倉)を交換する必要があり、交換に手間が掛かる。そのため、打ち合いになったときに、交換時の空白の時間に相手から打ち込まれるおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、オートマチック式拳銃より高い信頼性を得られるだけでなく、回転式弾倉の交換時間を短縮することで、被弾の心配を低減させることが可能な連射銃を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の連射銃は、回転式弾倉が複数格納される弾倉部と、前記回転式弾倉が装填される装填室を有し、前記装填室の回転式弾倉の薬室に詰められた銃弾を発射する銃身部と、前記装填室から回転式弾倉を排出すると共に、前記弾倉部から回転式弾倉を取り出し、前記装填室に装填する装填機構部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の連射銃によれば、装填機構部が、装填室から回転式弾倉を排出すると共に、回転式弾倉が複数格納される弾倉部から回転式弾倉を取り出し、回転式弾倉が装填室に装填されることで、装填室の回転式弾倉の薬室に詰められた銃弾を銃身部から発射することができる。従って、本発明の連射銃は、リボルバ型拳銃でありながら、回転式弾倉を次々に装填室に装填できるため、回転式弾倉の交換時間を短縮することができる。
【0009】
前記弾倉部は、前記銃身部に沿って配置され、回転式弾倉が縦列に並んだ状態で格納されるものとすることができる。
回転式弾倉が縦列に並んだ状態で格納される弾倉部が、銃身部に沿って配置されることで、弾倉部が銃身部から下方に延びていないため、倒伏状態で射撃しようとしても弾倉部が邪魔にならないので、倒伏状態でしっかりと標的を狙って銃弾を発射することができる。
【0010】
前記装填機構部は、前記銃身部に沿った方向に操作される装填レバーと、前記装填レバーを前進させると前記装填室での回転式弾倉の支持が解除され、前記装填レバーを後退させると装填室にて回転式弾倉を支持する弾倉支持部と、前記装填レバーの操作により前記装填室の回転式弾倉を弾倉部からの回転式弾倉に交換する弾倉交換機構部とを備えたものとすることができる。
装填レバーを銃身部に沿った方向に操作して、弾倉支持部により、装填レバーを前進させると装填室での回転式弾倉の支持が解除され、装填レバーを後退させると装填室にて回転式弾倉が支持される。また、弾倉交換機構部が、装填レバーの操作により装填室の回転式弾倉を弾倉部からの回転式弾倉に交換することができる。従って、装填レバーを前進させ、後退させるだけで、回転式弾倉を次々に装填室に装填できる。
【0011】
前記装填機構部は、前記装填レバーの操作により90度回転する回転機構部を備え、前記弾倉交換機構部は、前記回転機構部により回転して、前記装填室の回転式弾倉を追い出し、前記弾倉部の回転式弾倉を押し出して前記装填室に装填する十字状の装填板を備えたものとすることができる。
装填機構部の回転機構部が、装填レバーの操作により90度回転する。そうすると、回転機構部の回転により、十字状の装填板が、装填室の回転式弾倉を追い出し、弾倉部の回転式弾倉を押し出して装填室に装填することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の連射銃は、リボルバ型拳銃でありながら、回転式弾倉を次々に装填室に装填できるため、回転式弾倉の交換時間を短縮することができるので、オートマチック式拳銃より高い信頼性を得られるだけでなく、回転式弾倉の交換時間を短縮することで、被弾の心配を低減させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施の形態に係る連射銃を示す図である。
【
図2】
図1に示す連射銃の弾倉部を説明するための図であり、(A)は弾倉部に回転式弾倉が格納された状態の図、(B)は弾倉部に装填される回転式弾倉を説明するための図である。
【
図3】
図1に示す連射銃の装填機構部を説明するための図である。
【
図4】
図3に示す装填機構部の回転機構部を説明するための図である。
【
図5】
図3に示す装填機構部の弾倉支持部を説明するための図である。
【
図6】
図3に示す装填機構部の弾倉交換機構部を説明するための図であり、(A)は装填板とカム部とを側面側から見た図、(B)は装填板とカム部とを軸線方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施の形態に係る連射銃を図面に基づいて説明する。
本実施の形態に係る連射銃は、回転式弾倉が縦列に並び、回転式弾倉に装填された弾丸を打ち尽くすと、次々と回転式弾倉を装填できるものである。
図1に示す連射銃10は、銃身部20と、弾倉部30と、銃把部40と、装填機構部50とを備えている。
銃身部20は、弾丸が発射される筒状に形成されている。銃身部20の基端部には、回転式弾倉Rが装填される装填室21が形成されている。装填室21は、下方に向けて
銃身部20の銃腔の下方には、装填機構部50が内蔵されている。
【0015】
図2(A)に示す弾倉部30は、銃身部20に沿って配置され、内部に回転式弾倉Rが縦列に並んだ状態で格納されるものである。弾倉部30は、銃身部20(
図1参照)と脱着可能に形成されている。弾倉部30は、筒状に形成された弾倉本体部31と、弾倉本体部31の先端側から基端側に向けて回転式弾倉Rを押圧するばね部32とを備えている。
弾倉本体部31の基端部は、回転式弾倉Rが取り出される開口部31aが形成されている。回転式弾倉Rは、
図2(B)に示す6発の弾丸が装填される薬室R1が円周に沿って等間隔に形成されている。回転式弾倉Rの中心には、回転軸が挿入される六角状の軸受穴R2が形成されている。
【0016】
図1に示す銃把部40は、引き金41を引くために使用者が握るグリップである。
装填機構部50は、装填室21から回転式弾倉Rを排出すると共に、弾倉部30から回転式弾倉Rを取り出し、装填室21に装填するものである。
図3に示すように、装填機構部50は、銃身部20に沿った方向に操作される装填レバー51と、装填レバー51の操作により回転する回転機構部52と、装填レバー51を前進させると装填室21での回転式弾倉Rの支持が解除され、装填レバー51を後退させると装填室21にて回転式弾倉Rを支持する弾倉支持部53と、装填レバー51の操作により、装填室21の回転式弾倉Rを弾倉部30からの回転式弾倉Rに交換する弾倉交換機構部54とを備えている。
【0017】
装填レバー51は、銃身部20から先端部が突出した取手部511と、取手部511の基端部に接続され、銃身部20の先端側から基端側に延びる操作用シャフト512と、操作用シャフト512の基端部から直交する方向に延びて回転機構部52および弾倉支持部53に連結する連結部513とを備えている。
【0018】
図4に示すように、回転機構部52は、内周面にねじ溝521aが形成され、外周面に平歯車が形成された筒部521と、先端部がねじ溝521a,521bに沿って移動することで筒部521を回転させ、基端部同士が連結された一対の羽根部522a,522bと、一対の羽根部522a,522bを開く方向に弾性力を付与するばね部523と、連結部513の動作を522a,522bに伝達する伝達用シャフト524とを備えている。
本実施の形態では、羽根部522a,522bの前後の移動により筒部521が90度回転するように、ねじ溝521a,521bが形成されている。
【0019】
図3に示すように、弾倉支持部53は、連結部513の位置から上方に向かって延びる脚部531と、脚部531から装填室21に向かって延びる支持用シャフト532とを備えている。
図5に示すように、支持用シャフト532は、回転式弾倉Rの軸受穴R2を貫通して装填室21(
図1参照)の嵌合穴に挿入される先端部532aが六角形状に形成されている。また、支持用シャフト532の基端部は、回転式弾倉Rを回転自在に支持する軸受部532bが形成されている。更に、支持用シャフト532の中間部532cは、回転式弾倉Rの軸受穴R2に嵌合する六角形状に形成されている。
【0020】
図3に示す弾倉交換機構部54は、回転機構部52の筒部521の歯面に噛み合う平歯車である歯車部541と、歯車部541から銃身部20の基端側に延びる回転用シャフト542と、
図6(A)および同図(B)に示す回転用シャフト542により回転され、装填室21(
図1参照)の回転式弾倉Rを追い出し、弾倉部30の回転式弾倉Rを押し出して装填室21に装填する十字状の装填板543と、装填板543の板長さを調整するためのカム部544とを備えている。
【0021】
装填板543は、基端部の第1装填板543aから先端の第3装填板543cによる第三段式に伸縮する回転翼である。第2装填板543bと第3装填板543cとには、回転半径方向に向かって延びる溝543dが形成されており、第1装填板543aと第2装填板543bの内側の突起が溝543dに嵌合している。
【0022】
カム部544は、円形板から弓形を切り取った形状に形成されている。カム部544には、周縁部に溝544aが形成され、第3装填板543cから突出した突起が嵌合している。
【0023】
引き金41を引くと撃鉄が後退すると共に、回転式弾倉Rが1つの薬室R1分ほど回転し、更に引き金41を引くことで撃鉄が前進して撃針を叩く機構については、従来の機構と同じであるため説明を省略する。
【0024】
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る連射銃10の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
まず、
図2(B)に示す回転式弾倉Rの薬室R1に銃弾を装填する。そして、銃身部20から取り外した弾倉部30に、薬室R1に銃弾が詰められた回転式弾倉Rを弾倉部30に装填する。そして、所定個数の回転式弾倉Rを装填した弾倉部30を銃身部20に装着する。これで銃弾の装填は完了する。
【0025】
銃弾の装填が完了すれば、引き金41を引くことで、銃弾は薬室R1から発射され、銃身部20から発射することができる。例え、銃弾に不発が生じても、引き金41を引けば、回転式弾倉Rが1発分回転して、次弾の薬室R1が撃針の前方に位置する。そのため、本実施の形態に係る連射銃10は、リボルバ式拳銃の長所である、不発であっても連射が可能であるため高い信頼性を有する。
【0026】
回転式弾倉Rの薬室R1に装填された銃弾全部を発射したとする。
使用者は、装填レバー51の取手部511を銃身部20の先端側へ前進させる。
そうすることで、操作用シャフト512が取手部511と共に移動することにより、連結部513が銃身部20の先端側へ移動する。
連結部513の移動に伴って脚部531が移動することで、支持用シャフト532が回転式弾倉Rの軸受穴R2から引き抜かれる。
【0027】
また、連結部513が銃身部20の先端側へ移動することにより、回転機構部52の伝達用シャフト524が先端側に移動する。
伝達用シャフト524の移動に伴い、羽根部522aが筒部521のねじ溝521aに挿入した状態でねじ溝521aを押圧する。また、羽根部522bが筒部521のねじ溝521bに挿入した状態でねじ溝521bを押圧する。
この押圧により一対の羽根部522a,522bがねじ溝521a,521bを押圧しながら先部に移動することで、筒部521が90度軸回転する。
【0028】
筒部521の回転により、弾倉交換機構部54の歯車部541が回転する。
歯車部541の回転により回転用シャフト542が回転する。そして、回転用シャフト542が回転することで装填板543が90度回転する。
装填板543が90度回転することで、装填室21にあった回転式弾倉Rを、装填室21の底部に位置した装填板543が押し出すので、回転式弾倉Rが銃身部20から排出される。
また、弾倉部30の装填室21側に位置する回転式弾倉Rを、弾倉部30の側部に位置した装填板543であり、装填室21にあった回転式弾倉Rを排出した装填板543から90度ずれた位置の装填板543が押し上げることで、銃弾が詰め込まれた回転式弾倉Rは装填室21に送られる。
【0029】
そして、装填レバーの取手部511を銃身部20の基端側へ後退させる。そうすることで、操作用シャフト512が取手部511と共に移動することにより、連結部513が銃身部20の基端側へ移動する。
連結部513の移動に伴って脚部531が移動することで、支持用シャフト532が回転式弾倉Rの軸受穴R2に挿入され、支持用シャフト532の先端部532aが装填室21の嵌合穴に挿入される。そのため、支持用シャフト532により、回転式弾倉Rが装填室21内にて支持される。
【0030】
また、伝達用シャフト524が銃身部20の基端側に移動することで、一対の羽根部522a,522bを開く方向に弾性力を付与するばね部523が縮小することで、一対の羽根部522a,522bが閉じるため、一対の羽根部522a,522bが筒部521を回転させることなく、筒内521を移動して元の位置に復帰する。
【0031】
このようにして、リボルバ型拳銃でありながら、6発の銃弾を詰め込んだ回転式弾倉Rを、次々に装填室21に装填できるため、回転式弾倉の交換時間を短縮することができる。
従って、連射銃10は、オートマチック式拳銃より高い信頼性を得られるだけでなく、回転式弾倉の交換時間を短縮することで、被弾の心配を低減させることが可能である。
【0032】
また、回転式弾倉Rの全弾発射後に装填レバー51の前後の操作だけで、回転式弾倉Rを装填室21に装填することができるため、素早く次の回転式弾倉Rを準備することができる。
【0033】
このとき、装填板543は、第3装填板543cから突出した突起が、カム部544の周縁部に形成された溝544aに嵌合している。そのため、装填室21から回転式弾倉Rを外部に排出するときと、弾倉部30から回転式弾倉Rを装填室21に装填するときには、第3装填板543cの突起がカム部544の円弧部に沿って移動する。従って、装填板543は、第1装填板543aから第2装填板543cが伸長した状態で回転する。
しかし、反対側の装填板543は、第3装填板543cの突起がカム部544の弦部に沿って移動するため、第3装填板543cは第2装填板543bに一部が収納され、第2装填板543bは第1装填板543aに一部が収納されることで、縮小した状態となる。従って、装填板543をコンパクトな状態とすることができる。
【0034】
図1に示すように、回転式弾倉Rが縦列に並んだ状態で格納される弾倉部30が、銃身部20に沿って配置される。例えば、機関銃の場合、弾倉部が銃身部から下方に延びるように装着されるものがある。しかし、このような機関銃では、倒伏状態で標的を狙うと弾倉部が地面に着いて邪魔になるため、倒伏状態では射撃し難い。しかし、本実施の形態に係る連射銃10では、弾倉部30が、銃身部20に沿って配置されているため、倒伏状態で標的を狙っても弾倉部30が邪魔にならないので、倒伏状態でしっかりと標的を狙って銃弾を発射することができる。
【0035】
オートマチック型拳銃では弾倉が銃把部に収納される。従って、大型の銃弾が扱える拳銃は銃把部が大きくなるため制約がある。しかし、リボルバ型拳銃は、回転式弾倉Rは薬室の大きさを大きくしたり、銃身部を太くしたりすることで、大型の銃弾でも扱うことができる。従って、本実施の形態に係る連射銃10においても破壊力の大きい銃弾でも対応が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の連射銃は、実弾を連射する以外に、非実弾を発射するものでも、リボルバ型拳銃であれば、適用可能である。
【符号の説明】
【0037】
10 連射銃
20 銃身部
21 装填室
30 弾倉部
31 弾倉本体部
31a 開口部
32 ばね部
40 銃把部
41 引き金
50 装填機構部
51 装填レバー
511 取手部
512 操作用シャフト
513 連結部
52 回転機構部
521 筒部
521a,521b ねじ溝
522a,522b 羽根部
523 ばね部
524 伝達用シャフト
53 弾倉支持部
531 脚部
532 支持用シャフト
532a 先端部
532b 軸受部
532c 中間部
54 弾倉交換機構部
541 歯車部
542 回転用シャフト
543 装填板
543a 第1装填板
543b 第2装填板
543c 第3装填板
543d 溝
544 カム部
544a 溝
R 回転式弾倉
R1 薬室
R2 軸受穴