ホーム > 特許ランキング > ブラザー工業株式会社
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-28
(45)【発行日】2023-09-05
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
G03G 21/18 20060101AFI20230829BHJP
G03G 15/08 20060101ALI20230829BHJP
G03G 21/16 20060101ALI20230829BHJP
【ＦＩ】
G03G21/18 153
G03G21/18 114
G03G21/18 132
G03G15/08 390
G03G21/16 120
【請求項の数】
15
(21)【出願番号】P 2019232606
(22)【出願日】2019-12-24
(65)【公開番号】P2021101209
(43)【公開日】2021-07-08
【審査請求日】2022-10-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103517
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 寛之
(72)【発明者】
【氏名】前田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 正吾
【審査官】牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】特開２０１６－１１８７３３（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２０１６－１９４５３９（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２００５－２５８０２４（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２０１８－１４６７２１（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２０１１－２５３１２０（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２０２０－０３０３５４（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２０１４－１６７５６８（ＪＰ，Ａ）
(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)
Ｇ０３Ｇ ２１／１８
Ｇ０３Ｇ １５／０８
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体筐体と、前記本体筐体内に位置する内側位置と、前記本体筐体外に位置する外側位置との間を、第１方向に移動可能なドロワであって、第１ドロワ側板と、前記第１方向と交差する第２方向において前記第１ドロワ側板から離れて位置する第２ドロワ側板とを備えるドロワと、
感光ドラムと、前記感光ドラムにトナーを供給可能な現像器とを備えるプロセスカートリッジであって、前記感光ドラムは、前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記第２方向に延びる第１軸について回転可能であるプロセスカートリッジと、
トナーを収容するトナーカートリッジと、
を備え、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記第２方向における前記トナーカートリッジの長さは、前記第２方向における前記第１ドロワ側板と前記第２ドロワ側板との間隔よりも長いことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項2】
前記第１ドロワ側板は、前記第２方向における第１面と、前記第２方向において前記第１面と前記第２ドロワ側板との間に位置する第２面とを有し、前記第２ドロワ側板は、前記第２方向における第３面と、前記第２方向において前記第３面と前記第１ドロワ側板との間に位置する第４面とを有し、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記第２方向における前記トナーカートリッジの長さは、前記第２方向における前記第１面と前記第３面との距離以上であることを特徴とする、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記トナーカートリッジは、前記第１方向および前記第２方向の両方と交差する第３方向において、前記第１ドロワ側板および前記第２ドロワ側板の一方側に位置することを特徴とする、請求項１または請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記プロセスカートリッジは、前記感光ドラムおよび前記現像器を支持する第１支持部と、
前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で前記トナーカートリッジを支持する第２支持部と、
を有し、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第２方向における前記第２支持部の長さは、前記第２方向における前記第１支持部の長さよりも長いことを特徴とする、請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第２方向における前記第２支持部の長さは、前記第２方向における前記第１ドロワ側板と前記第２ドロワ側板との間隔よりも長いことを特徴とする、請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記トナーカートリッジは、トナーを収容可能な第１収容部と、
前記第１収容部と通じる第２収容部であって、トナーを排出可能なトナー排出口を有する第２収容部と、
を有し、
前記第２支持部は、
前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で前記第２収容部を受ける受け部であって、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で前記トナー排出口から排出されたトナーを受け入れ可能なトナー受入口を有する受け部を有することを特徴とする、請求項４または請求項５に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第２方向における前記受け部の長さは、前記第２方向における前記第１ドロワ側板と前記第２ドロワ側板との間隔よりも長いことを特徴とする、請求項６に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第２支持部は、前記受け部から延びる第１トナー支持側板と、
前記第２方向において前記第１トナー支持側板から離れて位置する第２トナー支持側板であって、前記受け部から延びる第２トナー支持側板と、
をさらに備え、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記第２方向における前記第１トナー支持側板と前記第２トナー支持側板との間隔は、前記第２方向における前記第１ドロワ側板と前記第２ドロワ側板との間隔よりも広いことを特徴とする、請求項６または請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第１トナー支持側板は、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着されるときに前記第２方向における前記第２収容部の一端部をガイドする第１トナーガイドを有し、前記第２トナー支持側板は、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着されるときに前記第２方向における前記第２収容部の他端部をガイドする第２トナーガイドを有することを特徴とする、請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記現像器は、前記トナー受入口と通じる開口を有し、前記トナーカートリッジから供給されたトナーを収容可能な現像筐体と、
前記現像筐体内のトナーを前記感光ドラムに供給可能な現像ローラと、
を備え、
前記プロセスカートリッジは、
前記受け部と前記現像筐体との間をシールするシール部材であって、前記受け部と前記現像筐体との間に位置し、前記トナー受入口および前記開口を囲むシール部材を備えることを特徴とする、請求項６から請求項９のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項11】
前記第１ドロワ側板は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着されるときに前記第２方向における前記感光ドラムの一端部をガイドする第１ドラムガイドを有し、前記第２ドロワ側板は、前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着されるときに前記第２方向における前記感光ドラムの他端部をガイドする第２ドラムガイドを有することを特徴とする、請求項１から請求項１０のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項12】
前記現像器は、前記トナーカートリッジから供給されたトナーを収容可能な現像筐体と、
前記現像筐体内のトナーを前記感光ドラムに供給可能な現像ローラと、
を備え、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記第２方向における前記トナーカートリッジの長さは、前記第２方向における前記現像筐体の長さよりも長いことを特徴とする、請求項１から請求項１１のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項13】
前記本体筐体は、前記ドロワが前記内側位置と前記外側位置との間を移動するときに前記第１ドロワ側板をガイドする第１ドロワガイドと、
前記ドロワが前記内側位置と前記外側位置との間を移動するときに前記第２ドロワ側板をガイドする第２ドロワガイドと、
を有し、
前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記トナーカートリッジが前記プロセスカートリッジに装着された状態で、前記第２方向における前記トナーカートリッジの長さは、前記第２方向における前記第１ドロワガイドと前記第２ドロワガイドとの間隔よりも長いことを特徴とする、請求項１から請求項１２のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項14】
前記画像形成装置は、さらに、第２感光ドラムと、前記第２感光ドラムにトナーを供給可能な第２現像器とを備える第２プロセスカートリッジであって、前記第２感光ドラムは、前記第２プロセスカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記第２方向に延びる第２軸について回転可能である第２プロセスカートリッジと、
トナーを収容する第２トナーカートリッジと、
を備えることを特徴とする、請求項１から請求項１３のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項15】
前記画像形成装置は、さらに、前記プロセスカートリッジが前記ドロワに装着され、前記ドロワが前記内側位置に位置した状態で、前記感光ドラムと接触する中間転写ベルトであって、前記感光ドラム上のトナーが転写される中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルト上のトナーをシートに転写する転写ローラと、
を備えることを特徴とする、請求項１から請求項１４のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置は、本体筐体と、ドロワと、プロセスカートリッジと、トナーカートリッジとを備える。ドロワは、内側位置と外側位置との間を移動可能である。ドロワが内側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体内に位置する。ドロワが外側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体外に位置する。プロセスカートリッジは、感光ドラムと、現像器とを備える。現像器は、感光ドラムにトナーを供給可能である。プロセスカートリッジは、ドロワに装着可能である。トナーカートリッジは、トナーを収容する。トナーカートリッジは、プロセスカートリッジに装着可能である（下記特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開２０１１－１８６０６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献１に記載されるように画像形成装置では、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジをドロワに装着してしまう場合が、想定される。
【0005】
そこで、本開示の目的は、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジをドロワに装着することを、防止できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
（１）本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドロワと、プロセスカートリッジと、トナーカートリッジとを備える。
【0007】
ドロワは、内側位置と外側位置との間を、第１方向に移動可能である。ドロワが内側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体内に位置する。ドロワが外側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体外に位置する。ドロワは、第１ドロワ側板と、第２ドロワ側板とを備える。第２ドロワ側板は、第２方向において第１ドロワ側板から離れて位置する。第２方向は、第１方向と交差する。
【0008】
プロセスカートリッジは、感光ドラムと、現像器とを備える。感光ドラムは、第１軸について回転可能である。プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、第１軸は、第２方向に延びる。現像器は、感光ドラムにトナーを供給可能である。
【0009】
トナーカートリッジは、トナーを収容する。トナーカートリッジは、プロセスカートリッジがドロワに装着された状態を保ったままプロセスカートリッジに装着することができる。また、プロセスカートリッジに装着されたトナーカートリッジは、プロセスカートリッジがドロワに装着された状態を保ったままプロセスカートリッジから取り外すことができる。
【0010】
プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジの長さは、第２方向における第１ドロワ側板と第２ドロワ側板との間隔よりも長い。
【0011】
このような構成によれば、プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジの長さは、第２方向におけるドロワ側板とドロワ側板との間隔よりも長い。
【0012】
これにより、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジをドロワに装着しようとしても、トナーカートリッジがドロワ側板とドロワ側板との間に入らない。
【0013】
そのため、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザーは、トナーカートリッジをドロワに装着することができない。
【0014】
その結果、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジをドロワに装着することを、防止できる。
【0015】
（２）第１ドロワ側板は、第２方向において、第１面と、第２面とを有する。第２面は、第２方向において、第１面と第２ドロワ側板との間に位置する。第２ドロワ側板は、第２方向において、第３面と、第４面とを有する。第４面は、第２方向において、第３面と第１ドロワ側板との間に位置する。プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジの長さは、第２方向における第１面と第３面との距離以上であってもよい。
【0016】
（３）プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、トナーカートリッジは、第３方向において、第１ドロワ側板および第２ドロワ側板の一方側に位置してもよい。第３方向は、第１方向および第２方向の両方と交差する。
【0017】
（４）プロセスカートリッジは、第１支持部と、第２支持部とを有する。第１支持部は、感光ドラムおよび現像器を支持する。トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２支持部は、トナーカートリッジを支持する。プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、第２方向における第２支持部の長さは、第２方向における第１支持部の長さよりも長くてもよい。
【0018】
（５）プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、第２方向における第２支持部の長さは、第２方向における第１ドロワ側板と第２ドロワ側板との間隔よりも長くてもよい。
【0019】
（６）トナーカートリッジは、第１収容部と、第２収容部とを有してもよい。第１収容部は、トナーを収容可能である。第２収容部は、第１収容部と通じる。第２収容部は、トナー排出口を有する。トナー排出口は、トナーを排出可能である。第２支持部は、受け部を有してもよい。トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、受け部は、第２収容部を受ける。受け部は、トナー受入口を有する。トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、トナー受入口は、トナー排出口から排出されたトナーを受け入れ可能である。
【0020】
（７）プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、第２方向における受け部の長さは、第２方向における第１ドロワ側板と第２ドロワ側板との間隔よりも長くてもよい。
【0021】
このような構成によれば、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、ドロワ側板とドロワ側板との間隔よりも長いトナーカートリッジを、受け部で安定に支持できる。
【0022】
（８）第２支持部は、第１トナー支持側板と、第２トナー支持側板とを、さらに備えてもよい。第１トナー支持側板は、受け部から延びる。第２トナー支持側板は、第２方向において、第１トナー支持側板から離れて位置する。第２トナー支持側板は、受け部から延びる。プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向における第１トナー支持側板と第２トナー支持側板との間隔は、第２方向における第１ドロワ側板と第２ドロワ側板との間隔よりも広くてもよい。
【0023】
（９）第１トナー支持側板は、第１トナーガイドを有してもよい。トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着されるときに、第１トナーガイドは、第２方向における第２収容部の一端部をガイドする。第２トナー支持側板は、第２トナーガイドを有してもよい。トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着されるときに、第２トナーガイドは、第２方向における第２収容部の他端部をガイドする。
【0024】
（１０）現像器は、現像筐体と、現像ローラとを備える。現像筐体は、開口を有する。開口は、トナー受入口と通じる。現像筐体は、トナーカートリッジから供給されたトナーを収容可能である。現像ローラは、現像筐体内のトナーを感光ドラムに供給可能である。プロセスカートリッジは、シール部材を備えてもよい。シール部材は、受け部と現像筐体との間をシールする。シール部材は、受け部と現像筐体との間に位置し、トナー受入口および開口を囲む。
【0025】
このような構成によれば、トナー受入口から開口へ向かうトナーが、受け部と現像筐体との間からこぼれることを、抑制できる。
【0026】
（１１）第１ドロワ側板は、第１ドラムガイドを有してもよい。プロセスカートリッジがドロワに装着されるときに、第１ドラムガイドは、第２方向における感光ドラムの一端部をガイドする。第２ドロワ側板は、第２ドラムガイドを有してもよい。プロセスカートリッジがドロワに装着されるときに、第２ドラムガイドは、第２方向における感光ドラムの他端部をガイドする。
【0027】
（１２）プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジの長さは、第２方向における現像筐体の長さよりも長くてもよい。
【0028】
（１３）本体筐体は、第１ドロワガイドと、第２ドロワガイドとを有してもよい。ドロワが内側位置と外側位置との間を移動するときに、第１ドロワガイドは、第１ドロワ側板をガイドする。ドロワが内側位置と外側位置との間を移動するときに、第２ドロワガイドは、第２ドロワ側板をガイドする。プロセスカートリッジがドロワに装着され、かつ、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジの長さは、第２方向における第１ドロワガイドと第２ドロワガイドとの間隔よりも長くてもよい。
【0029】
（１４）画像形成装置は、さらに、第２プロセスカートリッジと、第２トナーカートリッジとを備えてもよい。第２プロセスカートリッジは、第２感光ドラムと、第２現像器とを備える。第２感光ドラムは、第２軸について回転可能である。第２プロセスカートリッジがドロワに装着された状態で、第２軸は、第２方向に延びる。第２現像器は、第２感光ドラムにトナーを供給可能である。第２プロセスカートリッジは、第１方向において、プロセスカートリッジと並ぶ。第２トナーカートリッジは、トナーを収容する。
【0030】
（１４）画像形成装置は、さらに、中間転写ベルトと、転写ローラとを備えてもよい。プロセスカートリッジがドロワに装着され、ドロワが内側位置に位置した状態で、中間転写ベルトは、感光ドラムと接触する。感光ドラム上のトナーは、中間転写ベルトに転写される。転写ローラは、中間転写ベルト上のトナーをシートに転写する。
【発明の効果】
【0031】
本開示の画像形成装置によれば、プロセスカートリッジがドロワから取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジをドロワに装着することを、防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【発明を実施するための形態】
【0033】
【0034】
図１に示すように、画像形成装置１は、本体筐体２と、シートカセット３と、ドロワ４と、４つのプロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋと、４つのトナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋと、露光装置７と、ベルトユニット８と、転写ローラ９と、定着装置１０とを備える。
【0035】
１．１ 本体筐体２
本体筐体２は、シートカセット３と、ドロワ４と、４つのプロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋと、４つのトナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋと、露光装置７と、ベルトユニット８と、転写ローラ９と、定着装置１０とを収容する。
本体筐体２は、シートカセット３と、ドロワ４と、４つのプロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋと、４つのトナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋと、露光装置７と、ベルトユニット８と、転写ローラ９と、定着装置１０とを収容する。
【0036】
【0037】
開口２Ａは、第１方向における本体筐体２の一端部に位置する。
【0038】
【0039】
１．２ シートカセット３
図１に示すように、シートカセット３は、シートＳを収容可能である。シートカセット３内のシートＳは、転写ローラ９に向かって搬送される。
図１に示すように、シートカセット３は、シートＳを収容可能である。シートカセット３内のシートＳは、転写ローラ９に向かって搬送される。
【0040】
１．３ ドロワ４
図２および図３に示すように、カバー２Ｂが開位置に位置した状態で、ドロワ４は、内側位置（図２参照）と外側位置（図３参照）との間を、開口２Ａを通って、第１方向に移動可能である。図２に示すように、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワ４の全部は、本体筐体２内に位置する。図３に示すように、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、ドロワ４の少なくとも一部は、本体筐体２外に位置する。
図２および図３に示すように、カバー２Ｂが開位置に位置した状態で、ドロワ４は、内側位置（図２参照）と外側位置（図３参照）との間を、開口２Ａを通って、第１方向に移動可能である。図２に示すように、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワ４の全部は、本体筐体２内に位置する。図３に示すように、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、ドロワ４の少なくとも一部は、本体筐体２外に位置する。
【0041】
１．４ プロセスカートリッジ５Ｙ
プロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４に装着可能である。詳しくは、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、プロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４に装着可能である。ドロワ４に装着されたプロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、ドロワ４から取り外すことができる。図１に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙは、感光ドラム１１Ｙと、帯電装置１２Ｙと、現像器１３Ｙとを備える。
プロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４に装着可能である。詳しくは、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、プロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４に装着可能である。ドロワ４に装着されたプロセスカートリッジ５Ｙは、ドロワ４が外側位置に位置した状態で、ドロワ４から取り外すことができる。図１に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙは、感光ドラム１１Ｙと、帯電装置１２Ｙと、現像器１３Ｙとを備える。
【0042】
１．４．１ 感光ドラム１１Ｙ
プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、感光ドラム１１Ｙは、第２方向に延びる。第２方向は、第１方向と交差する。感光ドラム１１Ｙは、円筒形状を有する。感光ドラム１１Ｙは、第１軸Ａ１について回転可能である。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第１軸Ａ１は、第２方向に延びる。
プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、感光ドラム１１Ｙは、第２方向に延びる。第２方向は、第１方向と交差する。感光ドラム１１Ｙは、円筒形状を有する。感光ドラム１１Ｙは、第１軸Ａ１について回転可能である。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第１軸Ａ１は、第２方向に延びる。
【0043】
１．４．２ 帯電装置１２Ｙ
帯電装置１２Ｙは、感光ドラム１１Ｙの周面を帯電させる。本実施形態では、帯電装置１２Ｙは、帯電ローラである。帯電装置１２Ｙは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
帯電装置１２Ｙは、感光ドラム１１Ｙの周面を帯電させる。本実施形態では、帯電装置１２Ｙは、帯電ローラである。帯電装置１２Ｙは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
【0044】
１．４．３ 現像器１３Ｙ
現像器１３Ｙは、感光ドラム１１Ｙにトナーを供給可能である。詳しくは、現像器１３Ｙは、現像筐体１３１Ｙと、現像ローラ１３２Ｙとを備える。
現像器１３Ｙは、感光ドラム１１Ｙにトナーを供給可能である。詳しくは、現像器１３Ｙは、現像筐体１３１Ｙと、現像ローラ１３２Ｙとを備える。
【0045】
１．４．３．１ 現像筐体１３１Ｙ
現像筐体１３１Ｙは、トナーカートリッジ６Ｙから供給されたトナーを収容可能である。現像筐体１３１Ｙは、開口１３３（図８参照）を有する。トナーカートリッジ６Ｙから供給されたトナーは、開口１３３を通って、現像筐体１３１Ｙ内に入る。
現像筐体１３１Ｙは、トナーカートリッジ６Ｙから供給されたトナーを収容可能である。現像筐体１３１Ｙは、開口１３３（図８参照）を有する。トナーカートリッジ６Ｙから供給されたトナーは、開口１３３を通って、現像筐体１３１Ｙ内に入る。
【0046】
１．４．３．２ 現像ローラ１３２Ｙ
現像ローラ１３２Ｙは、現像筐体１３１Ｙ内のトナーを感光ドラム１１Ｙに供給可能である。現像ローラ１３２Ｙは、感光ドラム１１Ｙに接触する。なお、現像ローラ１３２Ｙは、感光ドラム１１Ｙから離間可能であってもよい。
現像ローラ１３２Ｙは、現像筐体１３１Ｙ内のトナーを感光ドラム１１Ｙに供給可能である。現像ローラ１３２Ｙは、感光ドラム１１Ｙに接触する。なお、現像ローラ１３２Ｙは、感光ドラム１１Ｙから離間可能であってもよい。
【0047】
１．５ プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋ
プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋのそれぞれは、プロセスカートリッジ５Ｙと同様に説明される。
プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋのそれぞれは、プロセスカートリッジ５Ｙと同様に説明される。
【0048】
詳しくは、プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋのそれぞれは、ドロワ４に装着可能である。ドロワ４に装着されたプロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋのそれぞれは、ドロワ４から取り外し可能である。プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋのそれぞれは、第１方向において、プロセスカートリッジ５Ｙと並ぶ。
【0049】
プロセスカートリッジ５Ｍは、感光ドラム１１Ｍと、帯電装置１２Ｍと、現像器１３Ｍとを備える。感光ドラム１１Ｍは、第２軸Ａ２について回転可能である。プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着された状態で、第２軸Ａ２は、第２方向に延びる。帯電装置１２Ｍは、感光ドラム１１Ｍの周面を帯電させる。現像器１３Ｍは、感光ドラム１１Ｍにトナーを供給可能である。
【0050】
プロセスカートリッジ５Ｃは、感光ドラム１１Ｃと、帯電装置１２Ｃと、現像器１３Ｃとを備える。感光ドラム１１Ｃは、第３軸Ａ３について回転可能である。プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着された状態で、第３軸Ａ３は、第２方向に延びる。帯電装置１２Ｃは、感光ドラム１１Ｃの周面を帯電させる。現像器１３Ｃは、感光ドラム１１Ｃにトナーを供給可能である。
【0051】
プロセスカートリッジ５Ｋは、感光ドラム１１Ｋと、帯電装置１２Ｋと、現像器１３Ｋとを備える。感光ドラム１１Ｋは、第４軸Ａ４について回転可能である。プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着された状態で、第４軸Ａ４は、第２方向に延びる。帯電装置１２Ｋは、感光ドラム１１Ｋの周面を帯電させる。現像器１３Ｋは、感光ドラム１１Ｋにトナーを供給可能である。
【0052】
１．６ トナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋ
トナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋのそれぞれは、トナーを収容する。
トナーカートリッジ６Ｙ、６Ｍ、６Ｃ、６Ｋのそれぞれは、トナーを収容する。
【0053】
図３に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙに装着可能である。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｙに装着することができる。また、プロセスカートリッジ５Ｙに装着されたトナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｙから取り外すことができる。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、現像器１３Ｙ（図１参照）にトナーを供給可能である。
【0054】
プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｍは、プロセスカートリッジ５Ｍに装着可能である。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｍは、プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｍに装着することができる。また、プロセスカートリッジ５Ｍに装着されたトナーカートリッジ６Ｍは、プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｍから取り外すことができる。トナーカートリッジ６Ｍがプロセスカートリッジ５Ｍに装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｍは、現像器１３Ｍ（図１参照）にトナーを供給可能である。
【0055】
プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｃは、プロセスカートリッジ５Ｃに装着可能である。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｃは、プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｃに装着することができる。また、プロセスカートリッジ５Ｃに装着されたトナーカートリッジ６Ｃは、プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｃから取り外すことができる。トナーカートリッジ６Ｃがプロセスカートリッジ５Ｃに装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｃは、現像器１３Ｃ（図１参照）にトナーを供給可能である。
【0056】
プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｋは、プロセスカートリッジ５Ｋに装着可能である。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｋは、プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｋに装着することができる。また、プロセスカートリッジ５Ｋに装着されたトナーカートリッジ６Ｋは、プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着された状態を保ったまま、プロセスカートリッジ５Ｋから取り外すことができる。トナーカートリッジ６Ｋがプロセスカートリッジ５Ｋに装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｋは、現像器１３Ｋ（図１参照）にトナーを供給可能である。
【0057】
１．７ 露光装置７
図１に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋがドロワ４に装着され、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、露光装置７は、感光ドラム１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃ、１１Ｋの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置７は、レーザースキャンユニットである。
図１に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋがドロワ４に装着され、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、露光装置７は、感光ドラム１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃ、１１Ｋの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置７は、レーザースキャンユニットである。
【0058】
１．８ ベルトユニット８
プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋがドロワ４に装着され、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ベルトユニット８は、プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋの下方に位置する。ベルトユニット８は、中間転写ベルト８１と、転写ローラ８２Ｙ、８２Ｍ、８２Ｃ、８２Ｋとを備える。つまり、画像形成装置１は、中間転写ベルト８１を備える。
プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋがドロワ４に装着され、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ベルトユニット８は、プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋの下方に位置する。ベルトユニット８は、中間転写ベルト８１と、転写ローラ８２Ｙ、８２Ｍ、８２Ｃ、８２Ｋとを備える。つまり、画像形成装置１は、中間転写ベルト８１を備える。
【0059】
プロセスカートリッジ５Ｙ、５Ｍ、５Ｃ、５Ｋがドロワ４に装着され、ドロワ４が内側位置に位置した状態で、中間転写ベルト８１は、感光ドラム１１Ｙ、１１Ｍ、１１Ｃ、１１Ｋと接触する。
【0060】
転写ローラ８２Ｙは、感光ドラム１１Ｙのトナーを、中間転写ベルト８１に転写する。転写ローラ８２Ｍは、感光ドラム１１Ｍのトナーを、中間転写ベルト８１に転写する。転写ローラ８２Ｃは、感光ドラム１１Ｃのトナーを、中間転写ベルト８１に転写する。転写ローラ８２Ｋは、感光ドラム１１Ｋのトナーを、中間転写ベルト８１に転写する。つまり、感光ドラム１１Ｙ上のトナー、感光ドラム１１Ｍ上のトナー、感光ドラム１１Ｃ上のトナー、および、感光ドラム１１Ｋ上のトナーは、中間転写ベルト８１に転写される。
【0061】
１．９ 転写ローラ９
転写ローラ９は、中間転写ベルト８１上のトナーをシートＳに転写する。詳しくは、シートカセット３から転写ローラ９に向かって搬送されたシートＳは、転写ローラ９と中間転写ベルト８１との間を通って、定着装置１０に搬送される。このとき、転写ローラ９は、中間転写ベルト８１上のトナーをシートＳに転写する。
転写ローラ９は、中間転写ベルト８１上のトナーをシートＳに転写する。詳しくは、シートカセット３から転写ローラ９に向かって搬送されたシートＳは、転写ローラ９と中間転写ベルト８１との間を通って、定着装置１０に搬送される。このとき、転写ローラ９は、中間転写ベルト８１上のトナーをシートＳに転写する。
【0062】
１．１０ 定着装置１０
定着装置１０は、トナーが転写されたシートＳを加熱および加圧して、シートＳにトナーを定着させる。定着装置１０を通過したシートＳは、本体筐体２の上面に排紙される。
定着装置１０は、トナーが転写されたシートＳを加熱および加圧して、シートＳにトナーを定着させる。定着装置１０を通過したシートＳは、本体筐体２の上面に排紙される。
【0063】
【0064】
ドロワ４は、ドロワ側板４１Ａと、ドロワ側板４１Ｂとを備える。
【0065】
２．１ ドロワ側板４１Ａ
図４に示すように、ドロワ側板４１Ａは、第２方向におけるドロワ４の一端部に位置する。ドロワ側板４１Ａは、第３方向に延びる。第３方向は、第１方向および第２方向の両方と交差する。好ましくは、第３方向は、第１方向および第２方向の両方と直交する。本実施形態では、第３方向は、上下方向である。ドロワ側板４１Ａは、第２方向において、面Ｓ１と、面Ｓ２とを有する。面Ｓ２は、第２方向において、面Ｓ１とドロワ側板４１Ｂとの間に位置する。図２に示すように、ドロワ側板４１Ａは、４つのドラムガイド４１１Ｙ、４１１Ｍ、４１１Ｃ、４１１Ｋを有する。
図４に示すように、ドロワ側板４１Ａは、第２方向におけるドロワ４の一端部に位置する。ドロワ側板４１Ａは、第３方向に延びる。第３方向は、第１方向および第２方向の両方と交差する。好ましくは、第３方向は、第１方向および第２方向の両方と直交する。本実施形態では、第３方向は、上下方向である。ドロワ側板４１Ａは、第２方向において、面Ｓ１と、面Ｓ２とを有する。面Ｓ２は、第２方向において、面Ｓ１とドロワ側板４１Ｂとの間に位置する。図２に示すように、ドロワ側板４１Ａは、４つのドラムガイド４１１Ｙ、４１１Ｍ、４１１Ｃ、４１１Ｋを有する。
【0066】
ドラムガイド４１１Ｙ、４１１Ｍ、４１１Ｃ、４１１Ｋは、面Ｓ２に位置する。ドラムガイド４１１Ｙ、４１１Ｍ、４１１Ｃ、４１１Ｋは、互いに間隔を隔てて、第１方向に並ぶ。ドラムガイド４１１Ｙ、４１１Ｍ、４１１Ｃ、４１１Ｋのそれぞれは、第３方向に延びる。
【0067】
図２および図４に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１１Ｙは、第２方向における感光ドラム１１Ｙの一端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１１Ｍは、第２方向における感光ドラム１１Ｍの一端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１１Ｃは、第２方向における感光ドラム１１Ｃの一端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１１Ｋは、第２方向における感光ドラム１１Ｋの一端部をガイドする。
【0068】
２．２ ドロワ側板４１Ｂ
図４に示すように、ドロワ側板４１Ｂは、第２方向におけるドロワ４の他端部に位置する。ドロワ側板４１Ｂは、第２方向において、ドロワ側板４１Ａから離れて位置する。
図４に示すように、ドロワ側板４１Ｂは、第２方向におけるドロワ４の他端部に位置する。ドロワ側板４１Ｂは、第２方向において、ドロワ側板４１Ａから離れて位置する。
【0069】
ドロワ側板４１Ｂは、ドロワ側板４１Ａと同様に説明される。つまり、ドロワ側板４１Ｂは、第３方向に延びる。ドロワ側板４１Ｂは、第２方向において、面Ｓ３と、面Ｓ４とを有する。面Ｓ４は、第２方向において、面Ｓ３とドロワ側板４１Ａとの間に位置する。ドロワ側板４１Ｂは、４つのドラムガイド４１２Ｙ、４１２Ｍ、４１２Ｃ、４１２Ｋを有する。なお、ドラムガイド４１２Ｍ、４１２Ｃ、４１２Ｋは、図示されていない。ドラムガイド４１２Ｙ、４１２Ｍ、４１２Ｃ、４１２Ｋは、面Ｓ４に位置する。ドラムガイド４１２Ｙ、４１２Ｍ、４１２Ｃ、４１２Ｋは、互いに間隔を隔てて、第１方向に並ぶ。ドラムガイド４１２Ｙ、４１２Ｍ、４１２Ｃ、４１２Ｋのそれぞれは、第３方向に延びる。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１２Ｙは、第２方向における感光ドラム１１Ｙの他端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｍがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１２Ｍは、第２方向における感光ドラム１１Ｍの他端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｃがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１２Ｃは、第２方向における感光ドラム１１Ｃの他端部をガイドする。プロセスカートリッジ５Ｋがドロワ４に装着されるときに、ドラムガイド４１２Ｋは、第２方向における感光ドラム１１Ｋの他端部をガイドする。
【0070】
【0071】
図４に示すように、本体筐体２は、ドロワガイド２１Ａと、ドロワガイド２１Ｂとを有する。
【0072】
３．１ ドロワガイド２１Ａ
ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワガイド２１Ａは、ドロワ側板４１Ａの下方に位置する。
ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワガイド２１Ａは、ドロワ側板４１Ａの下方に位置する。
【0073】
図２および図３に示すように、ドロワ４が内側位置と外側位置との間を移動するときに、ドロワガイド２１Ａは、ドロワ側板４１Ａをガイドする。詳しくは、ドロワガイド２１Ａは、第１方向に延びる。ドロワガイド２１Ａは、平板形状を有する。ドロワガイド２１Ａは、ドロワ側板４１Ａの下端部と接触する。ドロワ４が内側位置と外側位置との間を移動するとき、ドロワ側板４１Ａは、ドロワガイド２１Ａの上をスライドする。
【0074】
３．２ ドロワガイド２１Ｂ
図４に示すように、ドロワガイド２１Ｂは、第２方向において、ドロワガイド２１Ａから離れて位置する。ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワガイド２１Ｂは、ドロワ側板４１Ｂの下方に位置する。ドロワ４が内側位置と外側位置との間を移動するときに、ドロワガイド２１Ｂは、ドロワ側板４１Ｂをガイドする。ドロワガイド２１Ｂは、ドロワガイド２１Ａと同様に説明される。そのため、ドロワガイド２１Ｂについての説明は、省略される。
図４に示すように、ドロワガイド２１Ｂは、第２方向において、ドロワガイド２１Ａから離れて位置する。ドロワ４が内側位置に位置した状態で、ドロワガイド２１Ｂは、ドロワ側板４１Ｂの下方に位置する。ドロワ４が内側位置と外側位置との間を移動するときに、ドロワガイド２１Ｂは、ドロワ側板４１Ｂをガイドする。ドロワガイド２１Ｂは、ドロワガイド２１Ａと同様に説明される。そのため、ドロワガイド２１Ｂについての説明は、省略される。
【0075】
４．プロセスカートリッジ５Ｙの詳細
次に、図５から図９を参照して、プロセスカートリッジ５Ｙの詳細について説明する。なお、プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋは、プロセスカートリッジ５Ｙと同様に説明される。そのため、プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋについての説明は、省略される。
次に、図５から図９を参照して、プロセスカートリッジ５Ｙの詳細について説明する。なお、プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋは、プロセスカートリッジ５Ｙと同様に説明される。そのため、プロセスカートリッジ５Ｍ、５Ｃ、５Ｋについての説明は、省略される。
【0076】
以下のプロセスカートリッジ５Ｙの説明における「第１方向」、「第２方向」、「第３方向」および「第４方向」は、「プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で」の「第１方向」、「第２方向」、「第３方向」および「第４方向」である。
【0077】
図５に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙは、上記した感光ドラム１１Ｙ、帯電装置１２Ｙおよび現像器１３Ｙに加えて、プロセスフレーム５１と、シャッタ５２と、シール部材５３とを備える。
【0078】
４．１ プロセスフレーム５１
プロセスフレーム５１は、第２方向に延びる。プロセスフレーム５１は、第１支持部５１Ａと、第２支持部５１Ｂとを備える。つまりプロセスカートリッジ５Ｙは、第１支持部５１Ａと、第２支持部５１Ｂとを備える。
プロセスフレーム５１は、第２方向に延びる。プロセスフレーム５１は、第１支持部５１Ａと、第２支持部５１Ｂとを備える。つまりプロセスカートリッジ５Ｙは、第１支持部５１Ａと、第２支持部５１Ｂとを備える。
【0079】
４．１．１ 第１支持部５１Ａ
第１支持部５１Ａは、感光ドラム１１Ｙ、帯電装置１２Ｙおよび現像器１３Ｙを支持する。第１支持部５１Ａは、ドラム支持側板５１１Ａと、ドラム支持側板５１１Ｂと、シャフト５１２とを備える。
第１支持部５１Ａは、感光ドラム１１Ｙ、帯電装置１２Ｙおよび現像器１３Ｙを支持する。第１支持部５１Ａは、ドラム支持側板５１１Ａと、ドラム支持側板５１１Ｂと、シャフト５１２とを備える。
【0080】
４．１．１．１ ドラム支持側板５１１Ａ
ドラム支持側板５１１Ａは、第２方向におけるプロセスフレーム５１の一端部に位置する。ドラム支持側板５１１Ａは、第３方向に延びる。
ドラム支持側板５１１Ａは、第２方向におけるプロセスフレーム５１の一端部に位置する。ドラム支持側板５１１Ａは、第３方向に延びる。
【0081】
【0082】
穴Ｈ１は、第２支持部５１Ｂから離れて位置する。穴Ｈ１は、円形状を有する。穴Ｈ１には、第２方向における感光ドラム１１Ｙの一端部が、回転可能に嵌まる。これにより、ドラム支持側板５１１Ａは、第２方向における感光ドラム１１Ｙの一端部を支持する。
【0083】
穴Ｈ２は、穴Ｈ１と第２支持部５１Ｂとの間に位置する。穴Ｈ２は、長穴である。穴Ｈ２には、現像器１３Ｙの突起１３４が、嵌まる。なお、突起１３４は、第２方向における現像筐体１３１Ｙの一端部に位置する。突起１３４は、第２方向に延びる。突起１３４は、円柱形状を有する。突起１３４は、現像ローラ１３２Ｙのシャフトであってもよい。突起１３４が穴Ｈ２に嵌まることにより、ドラム支持側板５１１Ａは、第２方向における現像器１３Ｙの一端部を支持する。突起１３４が穴Ｈ２に嵌まった状態で、突起１３４は、穴Ｈ２が延びる方向において、ドラム支持側板５１１Ａに対して移動可能である。言い換えると、突起１３４が穴Ｈ２に嵌まった状態で、現像器１３Ｙは、穴Ｈ２が延びる方向において、ドラム支持側板５１１Ａに対して移動可能である。
【0084】
４．１．１．２ ドラム支持側板５１１Ｂ
図５に示すように、ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向におけるプロセスフレーム５１の他端部に位置する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向において、ドラム支持側板５１１Ａから離れて位置する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向における感光ドラム１１Ｙの他端部を支持する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向における現像器１３Ｙの他端部を支持する。ドラム支持側板５１１Ｂは、ドラム支持側板５１１Ａと同様に説明される。そのため、ドラム支持側板５１１Ｂについての説明は、省略される。
図５に示すように、ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向におけるプロセスフレーム５１の他端部に位置する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向において、ドラム支持側板５１１Ａから離れて位置する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向における感光ドラム１１Ｙの他端部を支持する。ドラム支持側板５１１Ｂは、第２方向における現像器１３Ｙの他端部を支持する。ドラム支持側板５１１Ｂは、ドラム支持側板５１１Ａと同様に説明される。そのため、ドラム支持側板５１１Ｂについての説明は、省略される。
【0085】
４．１．１．３ シャフト５１２
シャフト５１２は、第２方向に延びる。シャフト５１２は、円柱形状を有する。第２方向におけるシャフト５１２の一端部は、ドラム支持側板５１１Ａに支持される。第２方向におけるシャフト５１２の他端部は、ドラム支持側板５１１Ｂに支持される。シャフト５１２には、現像器１３Ｙが、回転可能に取り付けられる。
シャフト５１２は、第２方向に延びる。シャフト５１２は、円柱形状を有する。第２方向におけるシャフト５１２の一端部は、ドラム支持側板５１１Ａに支持される。第２方向におけるシャフト５１２の他端部は、ドラム支持側板５１１Ｂに支持される。シャフト５１２には、現像器１３Ｙが、回転可能に取り付けられる。
【0086】
４．１．２ 第２支持部５１Ｂ
トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２支持部５１Ｂは、トナーカートリッジ６Ｙを支持する。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２支持部５１Ｂは、第３方向において、第１支持部５１Ａの一方側に位置する。
トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２支持部５１Ｂは、トナーカートリッジ６Ｙを支持する。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２支持部５１Ｂは、第３方向において、第１支持部５１Ａの一方側に位置する。
【0087】
図４に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２支持部５１Ｂは、第３方向において、ドロワ側板４１Ａおよびドロワ側板４１Ｂの一方側に位置する。これにより、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、第３方向において、ドロワ側板４１Ａおよびドロワ側板４１Ｂの一方側に位置する。
【0088】
図７に示すように、第２支持部５１Ｂは、第２方向に延びる。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向における第２支持部５１Ｂの長さＬ２は、第２方向における第１支持部５１Ａの長さＬ１よりも長い。また、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向における第２支持部５１Ｂの長さＬ２は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３（図４参照）よりも長い。
【0089】
図５に示すように、第２支持部５１Ｂは、受け部５１３と、トナー支持側板５１４Ａと、トナー支持側板５１４Ｂとを備える。
【0090】
４．１．２．１ 受け部５１３
トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、受け部５１３は、トナーカートリッジ６Ｙの第２収容部６１２（図１０参照）を受ける。第２収容部６１２については、後で説明する。受け部５１３は、第２方向に延びる。受け部５１３は、半円筒形状を有する。
トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、受け部５１３は、トナーカートリッジ６Ｙの第２収容部６１２（図１０参照）を受ける。第２収容部６１２については、後で説明する。受け部５１３は、第２方向に延びる。受け部５１３は、半円筒形状を有する。
【0091】
図７に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向における受け部５１３の長さＬ４は、第２方向における第１支持部５１Ａの長さＬ１よりも長い。また、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向における受け部５１３の長さＬ４は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３（図４参照）よりも長い。これにより、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、ドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長いトナーカートリッジ６Ｙを、受け部５１３で安定に支持できる。受け部５１３は、ドラム支持側板５１１Ａおよびドラム支持側板５１１Ｂと接続する。
【0092】
図５に示すように、受け部５１３は、トナー受入口５１３Ａと、２つの穴５１３Ｂ、５１３Ｃを有する。
【0093】
トナー受入口５１３Ａは、第２方向において、受け部５１３の中央部に位置する。トナー受入口５１３Ａは、現像筐体１３１Ｙの開口１３３と通じる。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、トナー受入口５１３Ａは、トナーカートリッジ６Ｙのトナー排出口６１４（図１５参照）から排出されたトナーを、受け入れ可能である。トナー排出口６１４については、後で説明する。
【0094】
穴５１３Ｂは、第２方向において、トナー受入口５１３Ａとトナー支持側板５１４Ａとの間に位置する。穴５１３Ｂは、第２方向において、トナー受入口５１３Ａから離れて位置する。
【0095】
穴５１３Ｃは、第２方向において、トナー受入口５１３Ａとトナー支持側板５１４Ｂとの間に位置する。穴５１３Ｃは、第２方向において、トナー受入口５１３Ａに対して、穴５１３Ｂの反対側に位置する。穴５１３Ｃは、第２方向において、トナー受入口５１３Ａから離れて位置する。
【0096】
４．１．２．２ トナー支持側板５１４Ａ
トナー支持側板５１４Ａは、第２方向における第２支持部５１Ｂの一端部に位置する。トナー支持側板５１４Ａは、第２方向において、ドラム支持側板５１１Ａに対してドラム支持側板５１１Ｂの反対側に位置する。トナー支持側板５１４Ａは、第３方向に延びる。トナー支持側板５１４Ａは、第２方向における受け部５１３の一端部から延びる。
トナー支持側板５１４Ａは、第２方向における第２支持部５１Ｂの一端部に位置する。トナー支持側板５１４Ａは、第２方向において、ドラム支持側板５１１Ａに対してドラム支持側板５１１Ｂの反対側に位置する。トナー支持側板５１４Ａは、第３方向に延びる。トナー支持側板５１４Ａは、第２方向における受け部５１３の一端部から延びる。
【0097】
図６に示すように、トナー支持側板５１４Ａは、トナーガイド５１５Ａと、ロック部５１６Ａとを有する。
【0098】
トナーガイド５１５Ａは、第４方向に延びる。第４方向は、第３方向と交差する。なお、第４方向は、第１方向と交差し、第２方向と直交する。トナーガイド５１５Ａは、凹溝である。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着されるときに、トナーガイド５１５Ａは、第２方向における第２収容部６１２（図１０参照）の一端部をガイドする。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着されるときに、トナーガイド５１５Ａは、トナーカートリッジ６Ｙの突起６２Ａ（図１０参照）をガイドする。突起６２Ａについては、後で説明する。
【0099】
ロック部５１６Ａは、第４方向において、トナーガイド５１５Ａの途中に位置する。ロック部５１６Ａは、第３方向に延びる。ロック部５１６Ａは、凹溝である。ロック部５１６Ａは、トナーガイド５１５Ａと通じる。
【0100】
４．１．２．３ トナー支持側板５１４Ｂ
図５に示すように、トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向において、トナー支持側板５１４Ａから離れて位置する。トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向における第２支持部５１Ｂの他端部に位置する。
図５に示すように、トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向において、トナー支持側板５１４Ａから離れて位置する。トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向における第２支持部５１Ｂの他端部に位置する。
【0101】
プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向におけるトナー支持側板５１４Ａとトナー支持側板５１４Ｂとの間隔Ｌ５（図７参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３（図４参照）よりも広い。
【0102】
トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向において、ドラム支持側板５１１Ｂに対してドラム支持側板５１１Ａの反対側に位置する。トナー支持側板５１４Ｂは、第３方向に延びる。トナー支持側板５１４Ｂは、第２方向における受け部５１３の他端部から延びる。
【0103】
トナー支持側板５１４Ｂは、トナー支持側板５１４Ａと同様に説明される。つまり、トナー支持側板５１４Ｂは、トナーガイド５１５Ｂと、ロック部５１６Ｂとを有する。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着されるときに、トナーガイド５１５Ｂは、第２方向における第２収容部６１２（図１０参照）の他端部をガイドする。詳しくは、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着されるときに、トナーガイド５１５Ｂは、トナーカートリッジ６Ｙの突起６２Ｂ（図１０参照）をガイドする。突起６２Ｂについては、後で説明する。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、突起６２Ｂは、ロック部５１６Ｂに嵌まる。突起６２Ｂがロック部５１６Ｂに嵌まった状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙに対してロックされる。
【0104】
４．２ シャッタ５２
図５に示すように、シャッタ５２は、受け部５１３に取り付けられる。シャッタ５２は、トナー受入口５１３Ａを閉じる。図５および図９に示すように、シャッタ５２は、閉位置（図５参照）と開位置（図９参照）との間を移動可能である。シャッタ５２が閉位置に位置した状態で、シャッタ５２は、トナー受入口５１３Ａを閉じる。シャッタ５２が開位置に位置した状態で、トナー受入口５１３Ａは、開く。シャッタ５２は、貫通穴５２１と、２つの貫通穴５２２Ａ、５２２Ｂと、２つの貫通穴５２３Ａ、５２３Ｂとを有する。
図５に示すように、シャッタ５２は、受け部５１３に取り付けられる。シャッタ５２は、トナー受入口５１３Ａを閉じる。図５および図９に示すように、シャッタ５２は、閉位置（図５参照）と開位置（図９参照）との間を移動可能である。シャッタ５２が閉位置に位置した状態で、シャッタ５２は、トナー受入口５１３Ａを閉じる。シャッタ５２が開位置に位置した状態で、トナー受入口５１３Ａは、開く。シャッタ５２は、貫通穴５２１と、２つの貫通穴５２２Ａ、５２２Ｂと、２つの貫通穴５２３Ａ、５２３Ｂとを有する。
【0105】
貫通穴５２１は、第２方向に延びる。図９に示すように、シャッタ５２が開位置に位置した状態で、貫通穴５２１の少なくとも一部は、トナー受入口５１３Ａと通じる。これにより、シャッタ５２が開位置に位置した状態で、トナー受入口５１３Ａは、開く。一方、図５に示すように、シャッタ５２が閉位置に位置した状態で、貫通穴５２１は、トナー受入口５１３Ａから離れて位置する。
【0106】
貫通穴５２２Ａは、第２方向において、貫通穴５２１とトナー支持側板５１４Ａとの間に位置する。貫通穴５２２Ａは、第２方向において、貫通穴５２１から離れて位置する。貫通穴５２２Ａは、シャッタ５２の移動方向に延びる。図５および図９に示すように、シャッタ５２が閉位置に位置した状態と、シャッタ５２が開位置に位置した状態との両方で、貫通穴５２２Ａは、穴５１３Ｂと通じる。
【0107】
図５に示すように、貫通穴５２２Ｂは、第２方向において、貫通穴５２１とトナー支持側板５１４Ｂとの間に位置する。貫通穴５２２Ｂは、第２方向において、貫通穴５２１に対して、貫通穴５２２Ａの反対側に位置する。貫通穴５２２Ｂは、第２方向において、貫通穴５２１から離れて位置する。貫通穴５２２Ｂは、シャッタ５２の移動方向に延びる。図５および図９に示すように、シャッタ５２が閉位置に位置した状態と、シャッタ５２が開位置に位置した状態との両方で、貫通穴５２２Ｂは、穴５１３Ｃと通じる。
【0108】
貫通穴５２３Ａは、第２方向において、貫通穴５２２Ａとトナー支持側板５１４Ａとの間に位置する。貫通穴５２３Ａは、第２方向において、貫通穴５２２Ａに対して、貫通穴５２１の反対側に位置する。
【0109】
貫通穴５２３Ｂは、第２方向において、貫通穴５２２Ｂとトナー支持側板５１４Ｂとの間に位置する。貫通穴５２３Ｂは、第２方向において、貫通穴５２２Ｂに対して、貫通穴５２１の反対側に位置する。
【0110】
４．３ シール部材５３
図５および図８に示すように、シール部材５３は、受け部５１３と現像筐体１３１Ｙとの間に位置する。シール部材５３は、受け部５１３と現像筐体１３１Ｙとの間をシールする。シール部材５３は、トナー受入口５１３Ａおよび開口１３３を囲む。シール部材５３は、例えば、スポンジからなる。
図５および図８に示すように、シール部材５３は、受け部５１３と現像筐体１３１Ｙとの間に位置する。シール部材５３は、受け部５１３と現像筐体１３１Ｙとの間をシールする。シール部材５３は、トナー受入口５１３Ａおよび開口１３３を囲む。シール部材５３は、例えば、スポンジからなる。
【0111】
５．トナーカートリッジ６Ｙの詳細
次に、図１０から図１６を参照して、トナーカートリッジ６Ｙの詳細について説明する。なお、トナーカートリッジ６Ｍ、６Ｃ、６Ｋは、トナーカートリッジ６Ｙと同様に説明される。そのため、トナーカートリッジ６Ｍ、６Ｃ、６Ｋについての説明は、省略される。
次に、図１０から図１６を参照して、トナーカートリッジ６Ｙの詳細について説明する。なお、トナーカートリッジ６Ｍ、６Ｃ、６Ｋは、トナーカートリッジ６Ｙと同様に説明される。そのため、トナーカートリッジ６Ｍ、６Ｃ、６Ｋについての説明は、省略される。
【0112】
以下のトナーカートリッジ６Ｙの説明における「第１方向」、「第２方向」および「第３方向」は、「プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で」の「第１方向」、「第２方向」および「第３方向」である。
【0113】
図１０および図１１に示すように、トナーカートリッジ６Ｙは、第２方向に延びる。トナーカートリッジ６Ｙは、トナー筐体６１と、２つの突起６２Ａ、６２Ｂと、２つの突起６３Ａ、６３Ｂと、シャッタ６４と、２つの突起６５Ａ、６５Ｂと、トナー搬送部材６６（図１６参照）とを備える。
【0114】
５．１ トナー筐体６１
トナー筐体６１は、第２方向に延びる。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナー筐体６１の長さＬ６（図１１参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３（図４参照）よりも長い。言い換えると、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長い。
トナー筐体６１は、第２方向に延びる。プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナー筐体６１の長さＬ６（図１１参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３（図４参照）よりも長い。言い換えると、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長い。
【0115】
これにより、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着しようとしても、トナーカートリッジ６Ｙがドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間に入らない。そのため、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザーは、トナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着することができない。その結果、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着することを、防止できる。
【0116】
プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａの面Ｓ１とドロワ側板４１Ｂの面Ｓ３との距離Ｌ９（図７参照）以上であってもよい。
【0117】
また、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナー筐体６１の長さＬ６は、第２方向における現像筐体１３１Ｙの長さＬ７（図７参照）よりも長い。言い換えると、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６は、第２方向における現像筐体１３１Ｙの長さＬ７よりも長い。また、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナー筐体６１の長さＬ６は、第２方向におけるドロワガイド２１Ａとドロワガイド２１Ｂとの間隔Ｌ８（図４参照）よりも長い。言い換えると、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さは、第２方向におけるドロワガイド２１Ａとドロワガイド２１Ｂとの間隔Ｌ８よりも長い。
【0118】
図１２および図１３に示すように、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙの第２支持部５１Ｂに支持された状態で、トナー筐体６１は、プロセスカートリッジ５Ｙに対して、第１位置（図１２参照）と、第２位置（図１３参照）との間をピボット可能である。トナー筐体６１が第１位置に位置した状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙから離脱可能である。トナー筐体６１が第２位置に位置した状態で、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙに装着される。つまり、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態とは、トナーカートリッジ６Ｙが第２支持部５１Ｂに支持され、かつ、トナー筐体６１が第２位置に位置した状態をいう。
【0119】
図１０および図１１に示すように、トナー筐体６１は、第１収容部６１１と、第２収容部６１２と、２つの接続部６１３Ａ、６１３Ｂとを有する。言い換えると、トナーカートリッジ６Ｙは、第１収容部６１１と、第２収容部６１２とを有する。
【0120】
５．１．１ 第１収容部６１１
第１収容部６１１は、第２方向に延びる。第１収容部６１１は、筒形状を有する。詳しくは、第１収容部６１１は、四角筒形状を有する。第１収容部６１１は、トナーを収容可能である。第１収容部６１１の容積は、第２収容部６１２の容積よりも大きい。
第１収容部６１１は、第２方向に延びる。第１収容部６１１は、筒形状を有する。詳しくは、第１収容部６１１は、四角筒形状を有する。第１収容部６１１は、トナーを収容可能である。第１収容部６１１の容積は、第２収容部６１２の容積よりも大きい。
【0121】
５．１．２ 第２収容部６１２
図１３に示すように、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２収容部６１２は、第１収容部６１１の下方に位置する。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２収容部６１２は、受け部５１３に嵌まる。言い換えると、トナーカートリッジ６Ｙが第２支持部５１Ｂに支持された状態で、受け部５１３は、第２収容部６１２を受ける。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第３方向において、第２収容部６１２は、第１収容部６１１と現像器１３Ｙとの間に位置する。
図１３に示すように、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２収容部６１２は、第１収容部６１１の下方に位置する。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２収容部６１２は、受け部５１３に嵌まる。言い換えると、トナーカートリッジ６Ｙが第２支持部５１Ｂに支持された状態で、受け部５１３は、第２収容部６１２を受ける。トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第３方向において、第２収容部６１２は、第１収容部６１１と現像器１３Ｙとの間に位置する。
【0122】
【0123】
【0124】
図１０に示すように、第２収容部６１２は、トナー排出口６１４を有する。
【0125】
トナー排出口６１４は、第２方向における第２収容部６１２の中央部に位置する。トナー排出口６１４は、第２方向において、突起６３Ａと突起６３Ｂとの間に位置する。トナー排出口６１４は、第２方向に延びる。トナー排出口６１４は、トナーを排出可能である。
【0126】
５．１．３ 接続部６１３Ａ、６１３Ｂ
接続部６１３Ａは、第２方向における第１収容部６１１の一端部と、第２方向における第２収容部６１２の一端部との間に位置する。接続部６１３Ａは、第２方向における第１収容部６１１の一端部と、第２方向における第２収容部６１２の一端部とを接続する。
接続部６１３Ａは、第２方向における第１収容部６１１の一端部と、第２方向における第２収容部６１２の一端部との間に位置する。接続部６１３Ａは、第２方向における第１収容部６１１の一端部と、第２方向における第２収容部６１２の一端部とを接続する。
【0127】
接続部６１３Ｂは、第２方向における第１収容部６１１の他端部と、第２方向における第２収容部６１２の他端部との間に位置する。接続部６１３Ｂは、第２方向において、接続部６１３Ａと間隔を空けて位置する。接続部６１３Ｂは、第２方向における第１収容部６１１の他端部と、第２方向における第２収容部６１２の他端部とを接続する。
【0128】
図１４Ａに示すように、第２収容部６１２は、接続部６１３Ａを介して、第１収容部６１１と通じる。同様に、第２収容部６１２は、接続部６１３Ｂ（図１０参照）を介して、第１収容部６１１と通じる。第１収容部６１１内のトナーは、接続部６１３Ａ、６１３Ｂを通って、第２収容部６１２内に入る。
【0129】
５．２ 突起６２Ａ、６２Ｂ
図１０および図１１に示すように、突起６２Ａは、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの一端部に位置する。突起６２Ａは、第２方向における第２収容部６１２の一端部に位置する。突起６２Ａは、第２方向における第２収容部６１２の一端部から突出する。突起６２Ａは、第２方向に突出する。
図１０および図１１に示すように、突起６２Ａは、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの一端部に位置する。突起６２Ａは、第２方向における第２収容部６１２の一端部に位置する。突起６２Ａは、第２方向における第２収容部６１２の一端部から突出する。突起６２Ａは、第２方向に突出する。
【0130】
突起６２Ｂは、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの他端部に位置する。突起６２Ｂは、第２方向における第２収容部６１２の他端部に位置する。突起６２Ｂは、第２方向における第２収容部６１２の他端部から突出する。突起６２Ｂは、第２方向に突出する。
【0131】
【0132】
そして、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、突起６２Ａは、ロック部５１６Ａ（図６参照）に嵌まり、突起６２Ｂは、ロック部５１６Ｂ（図８参照）に嵌まる。突起６２Ａがロック部５１６Ａに嵌まり、突起６２Ｂがロック部５１６Ｂに嵌まることにより、トナーカートリッジ６Ｙは、プロセスカートリッジ５Ｙに対してロックされる。
【0133】
５．３ 突起６３Ａ、６３Ｂ
突起６３Ａは、第２方向において、トナー排出口６１４と突起６２Ａとの間に位置する。突起６３Ａは、第２方向において、シャッタ６４と突起６２Ａとの間に位置する。突起６３Ａは、第２収容部６１２に対して、第１収容部６１１の反対側に位置する。突起６３Ａは、第２収容部６１２の周面から延びる。
突起６３Ａは、第２方向において、トナー排出口６１４と突起６２Ａとの間に位置する。突起６３Ａは、第２方向において、シャッタ６４と突起６２Ａとの間に位置する。突起６３Ａは、第２収容部６１２に対して、第１収容部６１１の反対側に位置する。突起６３Ａは、第２収容部６１２の周面から延びる。
【0134】
突起６３Ｂは、第２方向において、突起６３Ａから離れて位置する。突起６３Ｂは、第２方向において、トナー排出口６１４に対して、突起６３Ａの反対側に位置する。突起６３Ｂは、第２方向において、トナー排出口６１４と突起６２Ｂとの間に位置する。突起６３Ｂは、第２方向において、シャッタ６４に対して、突起６３Ａの反対側に位置する。突起６３Ｂは、第２方向において、シャッタ６４と突起６２Ｂとの間に位置する。突起６３Ｂは、第２収容部６１２に対して、第１収容部６１１の反対側に位置する。突起６３Ｂは、第２収容部６１２の周面から延びる。
【0135】
【0136】
突起６３Ａがシャッタ５２の貫通穴５２３Ａに嵌まり、突起６３Ｂがシャッタ５２の貫通穴５２３Ｂに嵌まることにより、シャッタ５２は、トナー筐体６１とともに移動可能となる。これにより、シャッタ５２は、トナー筐体６１の第１位置から第２位置への移動に伴って、閉位置から開位置へ移動可能、または、トナー筐体６１の第２位置から第１位置への移動に伴って、開位置から閉位置へ移動可能となる。
【0137】
５．４ シャッタ６４
シャッタ６４は、第２方向において、接続部６１３Ａと接続部６１３Ｂとの間に位置する。シャッタ６４は、第２収容部６１２の周面に位置する。シャッタ６４は、閉位置（図１０参照）と開位置（図１５参照）との間を、トナー排出口６１４に対して移動可能である。シャッタ６４が閉位置に位置した状態で、シャッタ６４は、トナー排出口６１４を閉じる。シャッタ６４が開位置に位置した状態で、トナー排出口６１４は、開く。シャッタ６４は、第２方向に延びる。シャッタ６４は、円筒形状を有する。シャッタ６４は、開口６４１を有する。
シャッタ６４は、第２方向において、接続部６１３Ａと接続部６１３Ｂとの間に位置する。シャッタ６４は、第２収容部６１２の周面に位置する。シャッタ６４は、閉位置（図１０参照）と開位置（図１５参照）との間を、トナー排出口６１４に対して移動可能である。シャッタ６４が閉位置に位置した状態で、シャッタ６４は、トナー排出口６１４を閉じる。シャッタ６４が開位置に位置した状態で、トナー排出口６１４は、開く。シャッタ６４は、第２方向に延びる。シャッタ６４は、円筒形状を有する。シャッタ６４は、開口６４１を有する。
【0138】
開口６４１は、第２方向に延びる。シャッタ６４が開位置に位置した状態で、開口６４１の少なくとも一部は、トナー排出口６１４と通じる。シャッタ６４が閉位置に位置した状態で、開口６４１は、トナー排出口６１４から離れて位置する。
【0139】
５．５ 突起６５Ａ、６５Ｂ
突起６５Ａは、シャッタ６４の周面に位置する。突起６５Ａは、シャッタ６４の周面から延びる。突起６５Ａは、第２方向において、開口６４１と突起６３Ａとの間に位置する。
突起６５Ａは、シャッタ６４の周面に位置する。突起６５Ａは、シャッタ６４の周面から延びる。突起６５Ａは、第２方向において、開口６４１と突起６３Ａとの間に位置する。
【0140】
突起６５Ｂは、第２方向において、突起６５Ａから離れて位置する。突起６５Ｂは、第２方向において、開口６４１に対して、突起６５Ａの反対側に位置する。突起６５Ｂは、シャッタ６４の周面に位置する。突起６５Ｂは、シャッタ６４の周面から延びる。突起６５Ｂは、第２方向において、開口６４１と突起６３Ｂとの間に位置する。
【0141】
トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、突起６５Ａは、シャッタ５２の貫通穴５２２Ａ（図５参照）を通って、受け部５１３の穴５１３Ｂ（図５参照）に嵌まり、突起６５Ｂは、シャッタ５２の貫通穴５２２Ｂ（図５参照）を通って、受け部５１３の穴５１３Ｃ（図５参照）に嵌まる。
【0142】
突起６５Ａが受け部５１３の穴５１３Ｂに嵌まり、突起６５Ｂが受け部５１３の穴５１３Ｃに嵌まることにより、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、シャッタ６４は、受け部５１３に対して固定される。
【0143】
これにより、トナー筐体６１は、第１位置と第２位置との間を移動するときに、受け部５１３に固定されたシャッタ６４に対して、移動する。
【0144】
その結果、トナー筐体６１の第１位置から第２位置への移動により、シャッタ６４は、トナー筐体６１に対して、開位置に位置する。また、トナー筐体６１の第２位置から第１位置への移動により、シャッタ６４は、トナー筐体６１に対して、閉位置に位置する。
【0145】
ここで、一般的なトナーカートリッジのトナー排出口およびシャッタは、プロセスカートリッジに対するトナーカートリッジの装着方向において、トナーカートリッジの下流側の端部に位置する。そのようなトナーカートリッジでは、シャッタを開くためのレバーは、装着方向において、シャッタから、トナーカートリッジの上流側の端部に向かって延びる。
【0146】
この場合、トナーカートリッジがプロセスカートリッジに装着される前に、レバーが誤って操作され、シャッタが開いて、トナーがこぼれてしまう可能性がある。また、レバーが破損する可能性もある。特に、トナー漏れを確実に防止するために、シャッタとトナー筐体との間にシールが設けられた場合、レバーは、シールの圧力に抗して、シャッタを移動させる。そのため、レバーの剛性が低いと、レバーが破損する可能性がある。
【0147】
【0148】
そのため、ユーザーは、プロセスカートリッジ５Ｙに対するトナーカートリッジ６Ｙの装着動作を実行するだけで、別途、シャッタ６４を開く作業を実行することなく、シャッタ６４を開くことができる。言い換えると、ユーザーは、シャッタ６４を開く作業のみを、プロセスカートリッジ５Ｙに対するトナーカートリッジ６Ｙの装着動作と独立して実行できない。そのため、誤操作によりシャッタ６４が開いてトナーがこぼれてしまうことを、抑制できる。
【0149】
また、シャッタ６４を開くためのレバーを設ける必要が無いので、レバーの破損を防止できる。
【0150】
また、ユーザーは、装着方向におけるトナー筐体６１の上流側の端部を掴んで、装着方向におけるトナー筐体６１の下流側の端部を中心にトナー筐体６１全体を回動させることができ、てこの原理により、弱い力で、シャッタ６４を開くことができる。特に、トナーカートリッジ６Ｙ内のトナーの流動性が高く、トナー漏れを確実に防止するためにシャッタ６４とトナー筐体６１との間にシールが設けられている場合でも、ユーザーは、容易にシャッタ６４を開くことができる。
【0151】
５．６ トナー搬送部材６６
図１６に示すように、トナー搬送部材６６は、第２収容部６１２内に位置する。トナー搬送部材６６は、軸Ａ５について回転可能である。軸Ａ５は、第２方向に延びる。トナー搬送部材６６は、軸Ａ５に沿って延びる。トナー搬送部材６６は、２つのスクリュー６６１Ａ、６６１Ｂと、プロペラ６６２とを有する。
図１６に示すように、トナー搬送部材６６は、第２収容部６１２内に位置する。トナー搬送部材６６は、軸Ａ５について回転可能である。軸Ａ５は、第２方向に延びる。トナー搬送部材６６は、軸Ａ５に沿って延びる。トナー搬送部材６６は、２つのスクリュー６６１Ａ、６６１Ｂと、プロペラ６６２とを有する。
【0152】
スクリュー６６１Ａは、第２方向におけるトナー搬送部材６６の一端部に位置する。スクリュー６６１Ａは、第２方向に延びる。スクリュー６６１Ａは、接続部６１３Ａを通って第２収容部６１２に入ったトナーを、トナー排出口６１４に向かって搬送する。
【0153】
スクリュー６６１Ｂは、第２方向におけるトナー搬送部材６６の他端部に位置する。スクリュー６６１Ｂは、第２方向において、スクリュー６６１Ａから離れて位置する。スクリュー６６１Ｂは、第２方向に延びる。スクリュー６６１Ｂは、接続部６１３Ｂを通って第２収容部６１２に入ったトナーを、トナー排出口６１４に向かって搬送する。
【0154】
プロペラ６６２は、第２方向において、スクリュー６６１Ａとスクリュー６６１Ｂとの間に位置する。
【0155】
６．作用効果
（１） 画像形成装置１によれば、図４に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６（図１１参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長い。
（１） 画像形成装置１によれば、図４に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、第２方向におけるトナーカートリッジ６Ｙの長さＬ６（図１１参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長い。
【0156】
これにより、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着しようとしても、トナーカートリッジ６Ｙがドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間に入らない。
【0157】
そのため、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザーは、トナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着することができない。
【0158】
その結果、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４から取り外された状態で、ユーザがトナーカートリッジ６Ｙをドロワ４に装着することを、防止できる。
【0159】
（２） 画像形成装置１によれば、図４に示すように、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着された状態で、第２方向における受け部５１３の長さＬ４（図７参照）は、第２方向におけるドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長い。
【0160】
そのため、プロセスカートリッジ５Ｙがドロワ４に装着され、かつ、トナーカートリッジ６Ｙがプロセスカートリッジ５Ｙに装着された状態で、ドロワ側板４１Ａとドロワ側板４１Ｂとの間隔Ｌ３よりも長いトナーカートリッジ６Ｙを、受け部５１３で安定に支持できる。
【0161】
【0162】
そのため、トナー受入口５１３Ａから開口１３３へ向かうトナーが、受け部５１３と現像筐体１３１Ｙとの間からこぼれることを、抑制できる。
【符号の説明】
【0163】
１ 画像形成装置
２ 本体筐体
４ ドロワ
５Ｙ プロセスカートリッジ
５Ｍ プロセスカートリッジ
６Ｙ トナーカートリッジ
６Ｍ トナーカートリッジ
９ 転写ローラ
１１Ｙ 感光ドラム
１１Ｍ 感光ドラム
１３Ｙ 現像器
１３Ｍ 現像器
２１Ａ ドロワガイド
２１Ｂ ドロワガイド
４１Ａ ドロワ側板
４１Ｂ ドロワ側板
５１Ａ 第１支持部
５１Ｂ 第２支持部
５３ シール部材
８１ 中間転写ベルト
１３１Ｙ 現像筐体
１３３ 開口
４１１Ｙ ドラムガイド
４１２Ｙ ドラムガイド
５１３ 受け部
５１３Ａ トナー受入口
５１４Ａ トナー支持側板
５１４Ｂ トナー支持側板
５１５Ａ トナーガイド
５１５Ｂ トナーガイド
６１１ 第１収容部
６１２ 第２収容部
６１４ トナー排出口
Ａ１ 第１軸
Ａ２ 第２軸
Ｌ１ 長さ
Ｌ２ 長さ
Ｌ３ 間隔
Ｌ４ 長さ
Ｌ５ 間隔
Ｌ６ 長さ
Ｌ７ 長さ
Ｌ８ 間隔
Ｓ シート
２ 本体筐体
４ ドロワ
５Ｙ プロセスカートリッジ
５Ｍ プロセスカートリッジ
６Ｙ トナーカートリッジ
６Ｍ トナーカートリッジ
９ 転写ローラ
１１Ｙ 感光ドラム
１１Ｍ 感光ドラム
１３Ｙ 現像器
１３Ｍ 現像器
２１Ａ ドロワガイド
２１Ｂ ドロワガイド
４１Ａ ドロワ側板
４１Ｂ ドロワ側板
５１Ａ 第１支持部
５１Ｂ 第２支持部
５３ シール部材
８１ 中間転写ベルト
１３１Ｙ 現像筐体
１３３ 開口
４１１Ｙ ドラムガイド
４１２Ｙ ドラムガイド
５１３ 受け部
５１３Ａ トナー受入口
５１４Ａ トナー支持側板
５１４Ｂ トナー支持側板
５１５Ａ トナーガイド
５１５Ｂ トナーガイド
６１１ 第１収容部
６１２ 第２収容部
６１４ トナー排出口
Ａ１ 第１軸
Ａ２ 第２軸
Ｌ１ 長さ
Ｌ２ 長さ
Ｌ３ 間隔
Ｌ４ 長さ
Ｌ５ 間隔
Ｌ６ 長さ
Ｌ７ 長さ
Ｌ８ 間隔
Ｓ シート
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】