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特許7339358アウトバウンド市場および参照データのための統合貢献データブリッジを実装するシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-28
(45)【発行日】2023-09-05
(54)【発明の名称】アウトバウンド市場および参照データのための統合貢献データブリッジを実装するシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/015 20230101AFI20230829BHJP
   G06Q 40/00 20230101ALI20230829BHJP
   H04L 12/22 20060101ALI20230829BHJP
   H04L 67/2871 20220101ALI20230829BHJP
【FI】
G06Q30/015
G06Q40/00
H04L12/22
H04L67/2871
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2021560245
(86)(22)【出願日】2019-04-12
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-08-09
(86)【国際出願番号】 US2019027246
(87)【国際公開番号】W WO2020209865
(87)【国際公開日】2020-10-15
【審査請求日】2022-03-31
(73)【特許権者】
【識別番号】519022104
【氏名又は名称】ジェイピーモルガン・チェース・バンク,ナショナル・アソシエーション
【氏名又は名称原語表記】JPMorgan Chase Bank,N.A.
【住所又は居所原語表記】383 Madison Avenue,New York,NY 10179,United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100162846
【弁理士】
【氏名又は名称】大牧 綾子
(72)【発明者】
【氏名】スラビン,イリア
(72)【発明者】
【氏名】クロフォード,ニール・ロウ
(72)【発明者】
【氏名】リ,イエ
(72)【発明者】
【氏名】ベロトセルコフスキー,スタニスラフ
【審査官】西村 純
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-252430(JP,A)
【文献】特表2009-525539(JP,A)
【文献】国際公開第2019/200236(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
H04L 12/22
H04L 67/2871
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
統合貢献データブリッジツールを実装するシステムであって、
内部データ配信プラットフォーム(IDP)と通信する第1のインターフェースと、
複数のベンダーと通信する第2のインターフェースと、
1つまたは複数の監視システムと通信する第3のインターフェースと、
前記第1のインターフェース、前記第2のインターフェースおよび前記第3のインターフェースに結合されたサーバと、を備え、
前記サーバは、
前記第1のインターフェースを介して、市場データおよび参照データを含むIDPメッセージを受信するステップと、
前記IDPメッセージと宛先ベンダーに関連するメッセージフォーマットとの間のマッピングを識別するステップと、
前記マッピングに基づいて、前記市場データおよび参照データにデータの正規化および変換を適用するステップと、
前記第2のインターフェースを介して、公表のために前記市場データおよび参照データを前記宛先ベンダーに送信するステップと、
前記第3のインターフェースを介して、前記市場データおよび参照データをリアルタイム監視システムに送信するステップと、
を実行するようにプログラムされたプロセッサを含む、
システム。
【請求項2】
前記内部データ配信プラットフォームは、公表および購読データを受信する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記宛先ベンダーの要求に応じたデータの暗号化が適用される、
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記プロセッサは、
送信プロトコルを適用して、前記市場データおよび参照データを前記宛先ベンダーに送信するステップを実行するようにプログラムされている、
請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記リアルタイム監視システムは、1つまたは複数のクエリを実行するためのインタラクティブインターフェースを含む、
請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記リアルタイム監視システムは、市場データ更新のクエリを可能にする、
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記リアルタイム監視システムは、市場データ更新の購読を可能にする、
請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記リアルタイム監視システムは、ソース間のシンボルマップを可能にする、
請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記リアルタイム監視システムは、インバウンドおよびアウトバウンドのデータ統計の監視を提供する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
統合貢献データブリッジツールを実装する方法であって、
第1のインターフェースを介して、市場データおよび参照データを含む内部データ配信プラットフォーム(IDP)メッセージを受信するステップであって、前記第1のインターフェースは内部データ配信プラットフォーム(IDP)と通信する、ステップと、
前記IDPメッセージと宛先ベンダーに関連するメッセージフォーマットとの間のマッピングを識別するステップと、
前記マッピングに基づいて、前記市場データおよび参照データにデータの正規化および変換を適用するステップと、
第2のインターフェースを介して、公表のために前記市場データおよび参照データを前記宛先ベンダーに送信するステップであって、前記第2のインターフェースは、複数のベンダーと通信する、ステップと、
第3のインターフェースを介して、前記市場データおよび参照データをリアルタイム監視システムに送信するステップであって、前記第3のインターフェースは、1つまたは複数の監視システムと通信する、ステップと、
を含む、方法。
【請求項11】
前記内部データ配信プラットフォームは、公表および購読データを受信する、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記宛先ベンダーの要求に応じたデータの暗号化が適用される、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
送信プロトコルを適用して、前記市場データおよび参照データを前記宛先ベンダーに送信するステップをさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記リアルタイム監視システムは、1つまたは複数のクエリを実行するためのインタラクティブインターフェースを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記リアルタイム監視システムは、市場データ更新のクエリを可能にする、
請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記リアルタイム監視システムは、市場データ更新の購読を可能にする、
請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記リアルタイム監視システムは、ソース間のシンボルマップを可能にする、
請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記リアルタイム監視システムは、インバウンドおよびアウトバウンドのデータ統計の監視を提供する、
請求項1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001]本発明は、全体的にデータブリッジを実装するためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、アウトバウンド市場および参照データのための統合貢献データブリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002]大手金融会社は、社外に配信するために多くの情報を情報ブローカーに提供している。この情報には、調査報告書、顧客明細書、取引確認書、見積書への回答などが含まれる。最も活発に動き、多様なカテゴリーは、市場データである。このカテゴリーのデータには、指数の評価、気配値、新証券の参考データ、関心の表示などが含まれる場合がある。情報は、金融証券ごとに可変のペースで変化し、迅速に動く可能性がある。
【0003】
[0003]例えば、金融機関は、金融商品に関連するデータを様々なデータブローカーに送信し、様々な市場参加者に配信する場合がある。これには、取引所および店頭取引(OTC)商品のリアルプライシング、クレジット証券の気配値、投資可能なインデックスの値などが含まれる場合がある。OTC証券はオープンな取引所で取引されるのではなく、カウンターパーティ間の関心の表示および協力を通じて取引される。
【0004】
[0004]情報の時代には、金融機関は権限管理、消費方法、企業間のコンテンツ共有、開示の危険性などに関心を持っている。しかし、過去数十年間、ほとんどの金融機関は、その情報を多数のデータブローカーに送信するための利用可能なツールに依存してきた。しかし、それらのツールは時代に追いついておらず、機密性の高い市場データに対するセキュリティおよびコントロールが不足している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
[0005]このような欠点やその他の欠点が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[0006]一実施形態によれば、本発明は、統合貢献データブリッジツールを実装するシステムに関する。このシステムは、内部データ配信プラットフォーム(IDP)と通信する第1のインターフェースと、複数のベンダーと通信する第2のインターフェースと、1つまたは複数の監視システムと通信する第3のインターフェースと、第1のインターフェース、第2のインターフェースおよび第3のインターフェースに結合されたサーバとを備え、サーバは、第1のインターフェースを介して、市場データおよび参照データを含むIDPメッセージを受信するステップと、IDPメッセージと宛先ベンダーに関連するメッセージフォーマットとの間のマッピングを識別するステップと、マッピングに基づいて、市場データおよび参照データにデータの正規化および変換を適用するステップと、第2のインターフェースを介して、公表のために市場データおよび参照データを宛先ベンダーに送信するステップと、第3のインターフェースを介して、市場データおよび参照データをリアルタイム監視システムに送信するステップと、を実行するようにプログラムされたプロセッサを含む。
【0007】
[0007]別の実施形態によれば、本発明は、統合貢献データブリッジツールを実装する方法に関する。本方法は、第1のインターフェースを介して、市場データおよび参照データを含む内部データ配信プラットフォーム(IDP)メッセージを受信するステップであって、第1のインターフェースは内部データ配信プラットフォーム(IDP)と通信する、ステップと、IDPメッセージと宛先ベンダーに関連するメッセージフォーマットとの間のマッピングを識別するステップと、マッピングに基づいて、市場データおよび参照データにデータの正規化および変換を適用するステップと、第2のインターフェースを介して、公表のために市場データおよび参照データを宛先ベンダーに送信するステップであって、第2のインターフェースは、複数のベンダーと通信する、ステップと、第3のインターフェースを介して、市場データおよび参照データをリアルタイム監視システムに送信するステップであって、第3のインターフェースは、1つまたは複数の監視システムと通信する、ステップと、を含む。
【0008】
[0008]システムは、1つまたは複数のコンピュータプロセッサ、インタラクティブインターフェース、電子記憶装置、およびネットワークを含む、特別にプログラムされたコンピュータシステムを含んでもよい。
【0009】
[0009]本明細書に記載されているコンピュータ実装されたシステム、方法、および媒体は、本発明の様々な実施形態によれば、エンティティ、組織、および他のユーザに独自の利点を提供する。本発明の実施形態は、ある内部データ配信システムから1つまたは複数のリモート情報ブローカーに大量のメッセージを送信することをサポートする。従来のツールは、典型的には、データを送信する多くの内部データ公表者が存在する場合に展開されるが、「1対1」のフローで使用することも可能である。現在のシステムとは異なり、本発明の実施形態では、高いレベルの効率性を維持しながら、このプロセスの様々な側面に透明性を提供する。具体的には、この革新的なシステムは、オープンソースのAPIを使用して内部データバスから情報を消費し、これは、互換性のある任意の配信システムをメッセージングに使用できることを意味する。さらに、モニタリングおよび管理のためにデータを透過的に送信する機能も備えている。本発明の一実施形態は、リアルタイムシステムを監視して貢献プラットフォームおよび同様のシステムの帯域内管理の様々な利点を提供するメッセージングシステムに向けられてもよい。本発明の実施形態は、切り離されたコンポーネントをサポートしてもよく、それによって複雑さを軽減し、そうでなければスループットおよび性能に悪影響を及ぼし得る機能の出現を可能にする。さらに、監視/ログ取得と送信が切り離されているため、データブリッジツールは、監視インフラストラクチャとデータエンタイトルメントシステムを接続することで、厳格なアウトバウンドデータ制御をサポートする。これらの利点およびその他の利点は、以下の詳細な説明でより完全に説明される。
【0010】
[0010]本発明のより完全な理解を容易にするために、ここで添付の図面を参照する。図面は、本発明を限定するものと解釈されるべきではなく、本発明の異なる側面および実施形態を説明することのみを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】[0011]図1は、本発明の一実施形態による、貢献データブリッジの例示的なシステムアーキテクチャを示している。
図2】[0012]図2は、本発明の一実施形態による、モニタリングダッシュボードの例示的なユーザインターフェースを示している。
図3】[0013]図3は、本発明の一実施形態による、制御フローの例示的なフロー図である。
図4】[0014]図4は、本発明の一実施形態による、例示的なスクリーンショットを示している。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[0015]以下の説明は、特定の実施形態および詳細を提供することにより、本発明の理解を伝えることを目的としている。しかし、本発明は、例示的なものにすぎない、これらの特定の実施形態および詳細に限定されないことを理解されたい。当業者は、知られているシステムおよび方法に鑑みて、特定の設計上のニーズおよびその他のニーズに依存して、任意の数の代替の実施形態における本発明の意図される目的および利益のために本発明の使用を認識することをさらに理解されたい。
【0013】
[0016]本発明の一実施形態は、内部で生成された市場データおよび内部データ配信プラットフォーム(IDP)からの参照データを取得し、そのデータを外部に公表するデータブリッジツールに向けられている。このデータブリッジツールは、API(例えば、オープンソースのOpenMAMA API)を介して内部データ配信プラットフォーム(例えば、Solaceなど)に接続されてもよい。データブリッジツールは、一連のトピックを購読してもよい。トピックは、データブリッジツールを実装するエンティティの外部に送信される情報を収集するために、「チェーン」ヘッダを介して、および/または直接参照されてもよい。情報は本質的に一時的なものである可能性があるため、購読の時点では存在しないかもしれない。したがって、データブリッジツールは、新しい情報の出現を検出し、それに応じて応答するとともに、情報がデータソースから一時的に削除された場合にも対応することができる。データブリッジツールによってデータが収集されると、そのデータはさらに処理されてもよい。これには、エンティティがデータの送信を希望する特定の宛先がサポートするプロトコルに変換するための、一連の正規化および/または変換が含まれる場合がある。
【0014】
[0017]例えば、参照データは、時間が経っても変化しないデータを表すことがある。新しく発行された債券の場合、その債券は、満期、利回り、サイズなど、関連するいくつかの参照データポイントを有する場合がある。これらの参照データポイントは、債券が満期になるまで、例えば30年後にも変化しない場合がある。他の情報は、はるかに短い寿命を持っている場合がある。この種の情報は、例えば数秒、数分などのうちに次の更新で置き換えられる可能性がある。したがって、一部のデータは、ユーザが最新の時点での現在の値に関心を持つ一過性のものである。
【0015】
[0018]一旦変換されたデータは、エンティティの外に送信されてもよい。さらに、データは、メッセージバスを介して監視システムに内部送信されてもよい。本発明の実施形態では、オペレートチームおよびデータ生成者を含む複数の内部当事者が、トピックごとのデータ送信およびコンテンツが正規化される可能性のある変換されたペイロードのリアルタイムの状態にアクセスおよび/または分析することができる。オペレートチームは、監視システムを使用して、データブリッジツールの内部で特定のアクションを起こすというオプションを有してもよい。アクションには、特定のトピックへの再購読、ベンダーへのデータの再送信などが含まれる。図1に示すように、監視システム150とダッシュボード152は別個のコンポーネントである。監視システムは、適用された一連のメトリクスに基づいて、アプリケーションの健全性に関するリアルタイムのステータスをオペレートチームに提供する。監視システムがシステムの問題を示した場合、オペレートチームは調査を行い、ダッシュボードを含む複数のツールおよび/または情報源(例えば、サーバ、アプリケーションのログファイルなど)を使用して問題を診断し解決することができる。ダッシュボードは、購読されたデータおよび送信されたデータ、その他のアプリケーションメトリクスの最終値キャッシュへのアクセスを提供する。ダッシュボードは、トピックごとのデータのリアルタイムの状態にアクセスおよび/または分析するために使用されることがあり、このデータに対するアクションを実行するために使用される。データブリッジツールは、グローバルなオペレーションをサポートするように設計されており、世界中の生産者からのデータは中央の高度に利用可能なシステムに移動させることができる。これは、複雑さを低減し、運用上の負担を軽減し、長期的なコストを減少させることができる。したがって、本発明の実施形態は、集中管理、トピックごとのリアルタイムの状態監視、高スループット、高度な利用可能性、最新のプロトコル、および低コストを実現することができる。
【0016】
[0019]本発明の一実施形態は、貢献プラットフォームおよび同様のシステムの帯域内管理の様々な利点を提供するために、リアルタイムシステムを監視するメッセージングシステムに向けられてもよい。例示的なシナリオによれば、監視は完全に帯域外で行われてもよい。本発明の実施形態では、分離されたコンポーネントをサポートすることで、複雑さを軽減し、そうでなければスループットおよび総所有コスト(TCO)に悪影響を及ぼすような機能の出現を可能にすることができる。緊密に結合された監視システムは、主要機能であるメッセージの変換と送信のスループットを低下させる。疎結合の帯域外システムは、負荷が高くなっても遅延を気にしないため、主要機能を「押し返す」ことはない。緊密に結合されたシステムは、疎結合のシステムとは対照的に、必要なボリュームを満たすためにより多くのインフラストラクチャを必要とする、厳密な傾向がある。
【0017】
[0020]監視/ログ取得と送信が切り離されているため、本発明の実施形態では、監視インフラストラクチャとデータエンタイトルメントシステムを接続することで、厳格な アウトバウンドデータ制御を可能にすることができる。
【0018】
[0021]本明細書に記載されている統合貢献データブリッジは、米国仮出願62/656,585号(代理人整理番号:72167.1419)の優先権を主張する2019年4月12日に出願された特許出願PCT/US19/27185号(代理人整理番号:72167.001685)に記載されているように、市場データハブと組み合わせてもよく、および/または、2019年に出願された特許出願PCT(代理人整理番号:72167.001690)に記載されているように、グローバル貢献分析ツールとさらに統合されてもよく、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。例えば、統合貢献データブリッジは、市場データハブを含む様々な宛先に貢献データを送信してもよい。グローバル貢献分析ツールは、貢献データを分析し、可視性と分析性をさらに高めてもよい。さらに、市場データハブは、2019年4月12日に出願された米国仮出願第62/833,019号(代理人整理番号:72167.001708)に記載されているように、分散型台帳技術によって実装されてもよく、その内容は全体として本明細書に組み込まれる。
【0019】
[0022]図1は、本発明の一実施形態による、貢献データブリッジの例示的なシステムアーキテクチャである。図1に示すように、データブリッジツール120は、貢献データを外部に向けて、110で表される1つまたは複数のベンダーに公表してもよい。120で表されるデータブリッジツールは、暗号化122、伝送プロトコル124、貢献者コア126、およびIDPへのインテークセッション(intake session)128で表される機能を提供してもよい。
【0020】
[0023]120で表されるデータブリッジツールは、130で表される内部データ配信プラットフォーム(IDP)から、内部で生成された市場データおよび参照データを取得し、ファイアウォール112を介して外部に公表してもよい。ファイアウォール112は任意であり、それによって、外部ソースへの接続を同じアプリケーションで可能にしてもよい。データブリッジツールは、124で表される業界標準のFIXメッセージング、または特定のベンダーと合意した他の伝送プロトコル、およびAPI(例えば、オープンソースのOpenMAMA API)を活用して、柔軟でベンダーに依存しない、性能の高いデータブリッジを提供し、このデータを複数の市場データベンダーに送信して顧客が消費できるようにしてもよい。FIXは、金融情報交換を表してもよい。
【0021】
[0024]IDPは、公表/購読(Pub/Sub)ターミナル140、App142、OMApp144、およびPub/Subシート146を含む様々なソースからデータを受信してもよい。公表/購読(Pub/Sub)端末140は、典型的には第三者によって書かれたアプリケーションであり、1つまたは複数のソースから情報を購読し、ユーザのために機能的な方法で表示するグラフィカルなインターフェースを内部ユーザに提供するとともに、IDP130に直接または間接的にデータを公表してもよい。App142は、内部または第三者によって開発された、IDP130と間接的に通信するアプリケーションを表す。このようなアプリケーションは、グラフィカルユーザインターフェースを有していても有していなくてもよく、また、いかなる情報IDPを購読しなくてもよい。ただし、IDPに情報を公表する。OMApp144は、142と同様のアプリケーションを表すが、IDP130と直接通信するように書かれていてもよい。そのようなアプリケーションは、データを購読してもしなくてもよいが、データを公表することが期待される。Pub/Subシート146は、Appの一実施形態であるが、マイクロソフトのエクセルのような別の無関係なアプリケーションのグラフィカルインターフェース内で動作することが特に指摘されている。このようなシートは、別のアプリケーションのコンテキスト内で動作するアプリケーションを表すか、または数式などのアプリケーション自体の機能を利用することができる。App142と同様に、シートは、IDPからの情報を購読する必要はないが、公表することが期待される。データの他のソースが実装されてもよい。
【0022】
[0025]データブリッジツールは、例えば、主な構成ファイル内で定義され得る規則および/またはマッピングに基づいて、インテークセッションおよび伝送プロトコルセッションコンポーネント間のデータの正規化および変換を提供してもよい。
【0023】
[0026]122で表されるデータの暗号化は、特定のベンダーの要件に合わせて行われてもよい。例えば、データブリッジツールは、プライベートネットワーク接続上でデータのプライバシーおよび整合性を提供するトランスポート層セキュリティ(TLS)および証明書を利用してもよい。
【0024】
[0027]データブリッジ120は、監視データおよび統計データを、リアルタイム監視システム150およびダッシュボード152で表される1つまたは複数の分析ツールおよび/またはインターフェースに通信することができる。データブリッジは、監視、報告および/または分析コンポーネントが、システムのスループットに影響を与えることなく、様々なユーザ、例えば、ビジネスおよびオペレートチームに利用可能にすることができる、リアルタイムの帯域外監視および管理機能を提供するメッセージバスとインターフェースすることによって、この機能を達成してもよい。図1に示すように、150、152によってサポートされる監視機能は、ベンダー110によって表されるベンダー機能への送信から切り離されてもよい。
【0025】
[0028]データブリッジ120は、例えば、サーバコンポーネント、購読コンポーネント、マッピングコンポーネント、および報告コンポーネントを含む、様々な処理コンポーネントを含んでもよい。サーバコンポーネントは、ベンダーに関連する可能性のある宛先サーバへの接続を確立してもよい。サーバコンポーネントは、性能の高い業界標準のメッセージングプロトコルを提供し、ベンダー独自のメッセージングプロトコルからの移行をさらに可能にするために、FIXメッセージングを利用してもよい。図1を例にすると、サーバコンポーネントは124で表され、購読コンポーネントは128で表され、126はマッピングコンポーネントおよび報告コンポーネントを含むことができる。
【0026】
[0029]購読コンポーネントは、事前に定義されたウォッチリストからシンボルをロードしてもよいし、動的に構成されてもよく、IDP購読を作成し、受信IDPメッセージをマッピングコンポーネントに送信してもよい。購読コンポーネントは、汎用で高性能な市場データアクセスAPIであるOpenMAMA APIなどのAPIを利用してもよい。これは、ベンダーに依存しないと考えられ、オープンソースでさらにサポートされている。他のAPIおよび/またはミドルウェアは、本発明の様々な実施形態によって実装およびサポートされてもよい。
【0027】
[0030]マッピングコンポーネントは、IDPメッセージを宛先(ベンダー)サーバが要求するメッセージフォーマットにマッピングする方法を定義してもよい。
[0031]報告コンポーネントは、日中の運用要求を処理するために、要求トピックを購読してもよい。さらに、報告コンポーネントは、貢献したメッセージの最後の値をキャッシュに公表してもよい。これにより、帯域外の監視および管理が提供される。これらのコンポーネントを切り離すことで、複雑さが軽減され、そうでなければスループットおよび総所有コスト(TCO)に影響を与える機能が公開される。
【0028】
[0032]図2は、本発明の一実施形態による、ダッシュボードの例示的なユーザインターフェースである。図1のダッシュボード152は、クエリ212、購読214、シンボルマップ216、管理218、および/またはその他220で表される機能を含むユーザアクションを提供してもよい。
【0029】
[0033]ダッシュボード152は、ユーザが外部ベンダーに貢献されたデータを監視および管理することを可能にしてもよい。クエリ212は、キャッシュから最新の市場データ更新のクエリを可能にしてもよい。例えば、データブリッジは、各アウトバウンドメッセージをトピックに公表してもよい。ダッシュボードの対応するトピックをクエリすることで、キャッシュ内の各シンボルの最後の値を返す。特定のソースまたはシンボルを問い合わせるためにフィルタを適用してもよい。例えば、ユーザは、ソースが北米などの地域に相当するすべてのシンボルのクエリを送信することができる。貢献データは、FIXフォーマットであってもよい。例えば、図4は、本発明の一実施形態による、例示的なダッシュボードインターフェースを示す。410で示されるように、クエリが実行されてもよい。他のオプションには、購読414と、クエリおよび購読416と、が含まれてもよい。この例では、412でクエリを選択してもよい。トピックは420で選択されてもよく、フィルタは430で適用されてもよい。この例では、フィルタは、北米などの地域に限定されていてもよい。422でフォーマットを選択してもよい。この例では、貢献データをFIX形式で表示してもよい。結果は440で「トピックがクエリされた:フィルタを用いてフィックスされた:XXX」というヘッダで提供されてもよい。結果は、キー442とデータ444によって識別されてもよい。
【0030】
[0034]購読214は、市場データ更新ストリームの購読を可能にしてもよい。例えば、ユーザは、最後の値を取得するためにクエリをリフレッシュする代わりに、ダッシュボードで将来の更新を受け取るための購読を作成してもよい。さらに、新しい受信データは、ボードまたは他のインターフェースに付加されてもよい。例えば、例示的な購読では、シンボル「JPFUTREE」の新しい更新情報を購読することを含んでいてもよい。図4に示すように、購読は414で選択されてもよい。シンボルはフィルタ430で識別されてもよい。結果は440で「トピックが購読された:フィルタを用いてフィックスされた:XXX」というヘッダで提供されてもよい。結果は、キー442およびデータ444によって識別されてもよい。
【0031】
[0035]シンボルマップ216は、ソース間のマッピングを識別してもよい。例えば、内部データと外部ベンダーとの間のシンボルティッカーは同じではなくてもよい。フィルタを用いて市場データを問い合わせることで、名称のマッピングを提供してもよい。図4に示すように、412でクエリが選択され、フィルタ430でベンダーティッカーが特定されてもよい。結果は440で「トピックがクエリされた:フィルタを用いてフィックスされた:XXX」というヘッダで提供されてもよい。結果は、キー442とデータ444によって識別されてもよい。
【0032】
[0036]例えば、本発明の実施形態は、統計またはSTATSなどのトピックを介して、インバウンドおよびアウトバウンドの統計をダッシュボードに公表してもよい。インバウンドは、データブリッジが上流のデータ購読から受信するデータを参照してもよく、アウトバウンドは、データブリッジが外部のベンダーに貢献するデータを参照してもよい。これは、アプリケーションの状態およびデータ量を監視するために使用することができる。図4に示すように、414で購読が選択され、420でトピックがJSONとして識別され、422でフォーマットが「STATS」として識別されてもよい。結果は440で「トピックSTATSに購読された」というヘッダで提供されてもよい。結果は、キー442およびデータ444によって識別されてもよい。統計の詳細表示では、アクティブな購読数、更新数(例えば、直近30秒)、所定のインターナル(例えば、30秒間隔)での最大更新数、および総更新数を提供してもよい。他のメトリクスおよび分析が提供されてもよい。
【0033】
[0037]管理220は、購読要求を提供してもよい。データブリッジは、SUB_リクエストと呼ばれるトピックへのアクティブな購読を維持しており、これは、アプリケーションを再起動することなく任意の動的なユーザ要求を収集して処理する。例えば、ユーザは、ログ取得レベルの変更、機器貢献の有効化または無効化、機器のリフレッシュ、シンボロジーのリロードを行うことができる。図4に示すように、412でクエリを選択し、420でトピックを特定し、422でフォーマットを「SUB_リクエスト」として特定することができる。結果は、440において、「トピックがクエリされた:SUB_リクエスト」というヘッダで提供されてもよい。結果は、キー442とデータ444によって識別されてもよい。
【0034】
[0038]図3は、本発明の一実施形態による、制御フローの例示的なフロー図である。図3は、制御コマンドがどのようにデータブリッジに送信され得るかを描いている。図3に示すように、ダッシュボードまたは他のツールを使用するオペレータは、本発明の実施形態のメイン処理エンジンにコマンドを送信する。例えば、コマンドは、通常の動作の一部として行わない動作を指示してもよい。例えば、メイン処理エンジンは、本発明の実施形態がシンボルを代わりに「再起動」させることを選択することができるベンダーに更新情報を送信してもよい。図3は、購読を管理するための要求の詳細を示す図である。310において、公表者は、データブリッジ320に要求を送信してもよく、これは直接受信されてもよいし、サーバまたは他の仲介者によって受信されてもよい。図3に示すように、データブリッジ320は、購読者322、メッセージパーサー(message parser)324、および要求プロセッサ326を含んでもよい。310で示すように、トピックは、シンボルのリフレッシュ、シンボル貢献の有効化/無効化などを含む日中操作要求を収集するためのトピックを表してもよい。
【0035】
[0039]以上の実施例は、1つの物理的構成における本発明の様々な実施形態を示すが、様々な構成要素は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、遠隔通信ネットワーク、イントラネット、および/またはインターネットなどの分散型ネットワークの遠隔部分に配置されてもよいことを認識されたい。それ故、様々な実施形態の構成要素は、例えば、組み合わされて、1つまたは複数のデバイスにされてもよく、分散型ネットワークのある特定のノード上に一緒に配置されてもよく、またはネットワークにおける様々なロケーションに分散されてもよいことを認識されたい。当業者には認識されるとおり、様々な実施形態の構成要素は、それぞれのシステムの動作に影響を及ぼすことなしに、分散型ネットワーク内の任意の1つまたは複数のロケーションに配置されることが可能である。
【0036】
[0040]前述したとおり、本発明の様々な実施形態は、それぞれが、少なくとも1つのプログラムされたプロセッサと、少なくとも1つのメモリもしくはストレージデバイスとを含んでもよい、いくつかの通信デバイスおよび構成要素をサポートする。メモリは、命令のセットを記憶してもよい。命令は、プロセッサの1つまたは複数のメモリに永久に記憶されてもよく、一時的に記憶されてもよい。命令のセットは、前述したタスクのような、1つまたは複数の特定のタスクを実行する様々な命令を含んでもよい。特定のタスクを実行するための命令のそのようなセットは、プログラム、ソフトウェアプログラム、ソフトウェアアプリケーション、アプリケーション、またはソフトウェアとして特徴づけられてもよい。
【0037】
[0041]前述した実施形態の方法を実施するために、複数のプロセッサおよび/または複数のメモリは、同一の地理的場所に物理的に配置される必要はないことを認識されたい。すなわち、本発明の例示的な実施形態において使用される複数のプロセッサおよび複数のメモリのそれぞれは、任意の適切な様態で通信するように地理的に別々のロケーションに配置されて、接続されてもよい。さらに、プロセッサおよび/またはメモリのそれぞれは、異なる物理的機器から構成されてよいことを認識されたい。したがって、プロセッサが、1つのロケーションにおける単一の機器であることも、メモリが、別のロケーションにおける別の単一の機器であることも必要ない。すなわち、プロセッサは、異なる2つ以上の物理的ロケーションにおける2つ以上の機器であってもよいことが企図される。別々の2つの機器は、任意の適切な態様で接続されてもよい。さらに、メモリは、2つ以上の物理的ロケーションにおけるメモリの2つ以上の部分を含んでもよい。
【0038】
[0042]前述したとおり、命令のセットが、本発明の様々な実施形態の処理において使用される。サーバは、本明細書において説明される方法を実行するためにメモリ(例えば、プロセッサによって実行されるプログラムコード命令を包含する過渡的でないコンピュータ可読媒体)に記憶されたソフトウェアまたはコンピュータプログラムを含んでもよい。命令のセットは、プログラムまたはソフトウェアまたはアプリケーションの形態であってもよい。ソフトウェアは、例えば、システムソフトウェアまたはアプリケーションソフトウェアの形態であってもよい。また、ソフトウェアは、例えば、別々のプログラムの集まり、より大きいプログラム内のプログラムモジュール、またはプログラムモジュールの一部分の形態であってもよい。また、使用されるソフトウェアは、オブジェクト指向プログラミングの形態のモジュラプログラミングを含んでもよい。ソフトウェアは、処理されるデータに関してどうすべきかをプロセッサに告げる。
【0039】
[0043]さらに、本発明の実施および動作において使用される命令または命令のセットは、プロセッサがそれらの命令を読み取ることが可能であるように適切な形態であってもよいことを認識されたい。例えば、プログラムを形成する命令は、1つまたは複数のプロセッサがそれらの命令を読み取ることを可能にすべく機械言語またはオブジェクトコードに変換される、適切なプログラミング言語の形態であってもよい。すなわち、特定のプログラミング言語における、プログラミングコードまたはソースコードの書かれた行が、コンパイラ、アセンブラ、またはインタープリタを使用して機械言語に変換される。機械言語は、例えば、特定のタイプのプロセッサに、すなわち、特定のタイプのコンピュータに特有である2進コード化された機械命令である。任意の適切なプログラミング言語が、本発明の様々な実施形態により使用されてもよい。例えば、使用されるプログラミング言語は、アセンブリ言語、Ada、APL、Basic、C、C++、COBOL、dBase、Forth、Fortran、Java、Modula-2、Pascal、Prolog、REXX、VisuaBasic、JavaScript、および/またはPythonを含んでもよい。さらに、単一のタイプの命令、または単一のプログラミング命令が、本発明のシステムおよび方法の動作と併せて利用されることは必要ない。むしろ、必要に応じて、または所望に応じて、任意の数の異なるプログラミング言語が利用されてもよい。
【0040】
[0044]また、本発明の様々な実施形態の実施において使用される命令および/またはデータは、所望される可能性があるとおり、任意の圧縮技法もしくは圧縮アルゴリズムまたは暗号化技法もしくは暗号化アルゴリズムを利用してもよい。暗号化モジュールが、データを暗号化するのに使用されることも可能である。さらに、ファイルまたは他のデータが、例えば、適切な解読モジュールを使用して解読されてもよい。
【0041】
[0045]本発明の例示的な実施形態のシステムおよび方法において、様々な「ユーザインターフェース」が、ユーザがモバイルデバイスまたは他のパーソナルコンピューティングデバイスとインターフェースをとることを可能にすべく利用されてもよい。本明細書において使用される場合、ユーザインターフェースは、ユーザが通信デバイスのプロセッサと対話することを可能にする、プロセッサによって使用される任意のハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトの組合せを含んでもよい。ユーザインターフェースは、例えば、アプリケーションによって提供されるダイアログ画面の形態であってもよい。また、ユーザインターフェースは、ユーザが、プロセッサが命令のセットを処理するにつれて、プロセッサの動作に関する情報を受け取ること、および/または情報をプロセッサに与えることを可能にするタッチスクリーン、キーボード、音声リーダ、音声レコグナイザ、ダイアログ画面、メニューボックス、リスト、チェックボックス、トグルスイッチ、押しボタン、仮想環境(例えば、仮想マシン(VM)/クラウド)、またはその他のデバイスを含んでもよい。したがって、ユーザインターフェースは、ユーザとプロセッサの間の通信を提供する任意のシステムであってもよい。ユーザインターフェースを通じてユーザによってプロセッサに与えられる情報は、例えば、コマンド、データの選択、または他の何らかの入力の形態であってもよい。
【0042】
[0046]本明細書において説明されるソフトウェア、ハードウェア、およびサービスは、ソフトウェアアズアサービス(SaaS)、プラットフォームアズアサービス(PaaS)、およびインフラストラクチャアズアサービス(IaaS)などの1つまたは複数のクラウドサービスモデルを利用して、ならびに/あるいはパブリッククラウドモデル、プライベートクラウドモデル、ハイブリッドクラウドモデル、および/またはコミュニティクラウドモデルなどの1つまたは複数の展開モデルを使用して提供されてもよい。
【0043】
[0047]本発明の実施形態は、特定の目的の特定の環境における特定の実装形態の脈絡において本明細書において説明されてきたものの、本発明の有用性は、その実装形態に限定されないこと、および本発明の実施形態は、類似した目的で関連する他の環境において有益に実施されることが可能であることが、当業者には認識されよう。
図1
図2
図3
図4